JP4373266B2 - インターホン - Google Patents

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Description

本発明は、インターホンに関し、特に緊急用子機と無線通話可能なものに関する。
インターホンは、例えば住宅内部に設置された親機と、住宅の外部、例えば玄関に設置された子機との間で、通話を行うものである。ところで、外出時に、来客があった場合に外出先から来客と通話可能としたインターホンが、例えば特許文献1に開示されている。
この特許文献1の技術では、留守のときに玄関子機から呼び出しがあると、親機は、予め定められた携帯電話に電話をかけ、親機を介して携帯電話と玄関子機との間で通話可能とする。
特開平9−163000号公報
特許文献1の技術によれば、玄関にいる来客者と、その住宅の外出中の住人とが通話することはできる。ところで、住宅内に病人等がいる場合、この病人が、その病状等の変化により緊急にだれかに連絡を希望することがある。特に、その住宅内に病人以外の人がいない場合、外出中の住人と連絡をとる必要があるが、特許文献1の技術では、このような状態に対応することができない。
本発明は、住宅内にある緊急呼出用の子機から外部の通話装置に通話することができるインターホンを提供することを目的とする。
本発明の一態様のインターホンは、住宅内部に設置された親機を有している。この親機は、住宅外部の外部通話装置と通話可能に構成されている。外部通話装置としては、携帯電話、PHS等の移動通信装置の他に、固定電話装置等がある。前記住宅の外部に外部子機が設置されている。この外部子機は、例えば玄関等に設置され、前記親機と通話可能である。親機と外部子機との通話は、有線で行うこともできるし、無線で行うこともできる。前記住宅の内部に緊急用子機が配置されている。この緊急用子機は、例えば病人等の要介護者の近傍に配置することが望ましい。また、どのような場所に要介護者がいても通話可能とするために、前記親機とは無線通話可能とされている。前記親機が前記外部子機と通話可能な状態と、前記親機を介して前記外部通話装置と前記外部子機とが通話可能な状態とのうち、いずれの状態であっても、前記緊急用子機から呼び出しがあったとき、前記親機は、例えば、そのときの通話可能状態を強制的に解除して、前記外部通話装置を呼び出し、かつ前記親機が備える呼出報知手段を作動させ、前記外部通話装置からの応答と、前記親機が備える呼出応答手段の操作による応答とのうち、先に応答した機器を前記緊急用子機と通話可能とする。
この態様によれば、たとえ、親機と外部子機とが通話中であっても、外部通信装置と外部子機とが通話中であっても、これら通話を中断して、緊急用子機からの呼出が報知され、かつ、この呼出に最先に応答した機器と緊急用機器とが通話可能となる。
この態様では、住宅内子機を設置することができる。この場合、前記親機は、前記緊急用子機から呼出があったとき、前記住宅内子機も呼び出し、前記親機は、前記外部通話装置からの応答と、前記親機の前記呼出応答手段の操作による応答の他に、前記住宅内子機の応答も含め、これら応答のうち先に発生した機器を前記緊急用子機と通話可能とする。
このように構成すれば、緊急用子機から連絡を取れる可能性が高くなる。
上述した各態様において、外部通話装置を複数台設置することができる。この場合、前記親機は、前記複数台の外部通話装置を順に呼び出す。このように構成すると、例えば、有る外部通話装置から応答が例えば所定時間内に無い場合には、別の外部通話装置を呼び出すことができ、連絡がとれる確率を高めることができる。
以上のように、本発明によれば、緊急用子機から呼出があった場合、最先に応答したものと通話が可能となり、特に外部にある通話装置が最先に応答した場合には、これと通話が可能であるので、住宅に要介護者以外の住人がいない場合でも、連絡することができる。
本発明の1実施形態のインターホンでは、図1に示すように、住宅2内に親機4が設置されている。また、住宅2の外部、例えば玄関には、外部子機、例えば玄関子機6が配置されている。さらに、住宅2の外部、例えば不法侵入者が侵入しやすい場所には、センサ子機8が配置されている。また、住宅2内の異なる場所にそれぞれ室内子機10が設置されている。さらに、住宅2内の要介護者がいる場所には、緊急用子機、例えばパニック釦12が配置されている。これら各機器は、互いに無線通信可能に構成されている。さらに、親機4は、外部の電話回線14を介して外部通話装置、例えば携帯電話機16と通話可能に構成され、この親機4を介して玄関子機6、室内子機10、パニック釦12が携帯電話機16と通話可能に構成されている。
親機4には、電話番号を登録する入力キー4a、電話番号等を表示する表示パネル4b、玄関子機6からの呼出に応答するボタンスイッチ4c、各室内子機10を呼び出したり、各室内子機10から呼び出されたりしたときに操作するボタンスイッチ4d、通話相手からの音声を出力するスピーカ4e、通話相手に送る音声をピックアップするマイク4f、電話回線接続用コネクタ4g、親機4に並設した電話器18と接続するコネクタ4h、音量ボリューム4i、呼び出されたときに鳴動する呼出用チャイムのボリューム4j、呼出時に外部機器、例えばランプ20を作動させるためのリレー出力4k、アンテナ4m、アラームランプ4nを備えている。
玄関子機6には、呼出釦スイッチ6a、スピーカ6b、マイク6c、アンテナ6dが設けられている。パニック釦12にも同様に、呼出釦スイッチ12a、スピーカ12b、マイク12c、アンテナ12dが設けられている。
センサ子機8には、センサ8a、侵入者を威嚇する音声を出力するスピーカ8b、侵入者の音をピックアップするためのマイク8c、アンテナ8dが備えられている。
室内子機10には、玄関子機6、親機4からの呼出に応答するための釦スイッチ10a、他の室内子機10を呼び出したり、他の室内子機10から呼び出されたりしたときに操作するボタンスイッチ10b、スピーカ10c、マイク10d、アンテナ10e、アラームランプ10f、音量ボリューム10g、チャイムボリューム10hが設けられている。
このインターホンでは、図2に示すように、パニック釦12の呼出釦スイッチ12aまたは玄関子機6の呼出釦スイッチ6aが操作される(ステップS2)と、パニック釦12または玄関子機6は親機4に呼出信号を送信する(ステップS4)。そして、親機4から応答があるか判断し(ステップS6)、この判断の答えがイエスであると、親機4との通話動作に入る(ステップS7)。ステップS6の判断の答えがノーの場合、一定時間が経過したか判断し(ステップS8)、この判断の答えがノーの場合、ステップS6に戻る。ステップS8の判断の答えがイエスの場合、待機状態となる(ステップS9)。
またセンサ子機8のセンサ8aが侵入者等を検知すると(ステップS10)、親機4に呼出信号を送信し(ステップS12)、親機4から応答があるか判断し(ステップS14)、この判断の答えがイエスであると、親機4との通話動作に入る(ステップS15)。ステップS14の判断の答えがノーの場合、一定時間が経過したか判断し(ステップS16)、この判断の答えがノーの場合、ステップS14に戻る。ステップS16の答えがイエスの場合、待機状態となる(ステップS17)
また室内子機10の呼出釦スイッチ10bが操作される(ステップS18)と、室内子機10は親機4に呼出信号を送信する(ステップS20)。そして、親機4から応答があるか判断し(ステップS22)、この判断の答えがイエスであると、親機4との通話動作に入る(ステップS23)。ステップS22の判断の答えがノーの場合、一定時間が経過したか判断し(ステップS24)、この判断の答えがノーの場合、ステップS22に戻る。ステップS24の判断の答えがイエスの場合、待機状態となる(ステップS25)。
一方、親機4では、図3(a)に示すように、パニック釦12からの呼出信号を受信すると(ステップS26)、そのときたとえ他の処理、例えば玄関子機6、センサ子機8または室内子機10との通話処理中であっても、これを中断して、パニック警報動作処理を実行する。即ち、親機4においては、パニック釦12からの呼出が最も優先されて処理される。また、親機4では、図3(b)に示すようにパニック釦12と通話中でないときに、玄関子機6、センサ子機8または室内子機10からの呼出があると(ステップS28)、センサ子機8からの呼出か判断する(ステップS30)。その答えがイエスであると、センサ警報動作処理を実行する。ステップS30の判断の答えがノーの場合、玄関子機6からの呼出か判断する(ステップS32)。その答えがイエスの場合、玄関子機呼出動作処理を実行する。ステップS32の判断の答えがノーの場合、室内子機10からの呼出であるので、室内子機呼出動作処理を行う。
図4に示すように、パニック警報動作処理では、まず、親機4は全室内子機10へパニック信号を送信する(ステップS34)。これによって、室内子機10では、後述する室内子機パニック警報動作処理が実行される。ステップS34に続いて、アラームランプ4nが点滅動作し、かつチャイムが1分間にわたって警報音を鳴らし、かつリレーメイク動作が行われる(ステップS36)。リレーメイク動作によってランプ20が点灯する。
ステップS36に続いて、予め設定されている携帯電話機等の登録先に電話が掛けられる(ステップS38)。これに続いて、登録先の電話が応答したか判断する(ステップS40)。この判断の答えがイエスの場合、親機4はパニック釦12に応答信号を送信し、かつ各室内子機10に決定信号を送信する(ステップS42)。これによって、登録先の携帯電話機とパニック釦12との間で通話が開始される。
ステップS40の判断の答えがノーの場合、親機4の応答釦スイッチ4cが押されたか判断する(ステップS44)。この判断の答えがイエスの場合、親機4はパニック釦12に応答信号を送信し、各室内子機10に決定信号を送信する(ステップS46)。これによって、親機4とパニック釦12との間で通話が開始される。
ステップS44の判断の答えがノーであると、各室内子機10のいずれかで応答ボタンスイッチ10aが押されたことを表す信号を受信したか判断する(ステップS48)。この判断の答えがイエスの場合、親機4はパニック釦12に応答信号を送信する(ステップS50)。これによって、室内子機10とパニック釦12との間で通話が開始される。
ステップS48の判断の答えがノーの場合、登録先に予め定めた回数にわたってコールしたか判断する(ステップS52)。この判断の答えがノーの場合、ステップS40から再び実行する。ステップS52の判断の答えがイエスであると、次の登録先があるか判断する(ステップS54)。この判断の答えがイエスの場合、次の登録先に電話を掛け(ステップS56)、ステップS40から再び実行する。ステップS54の判断の答えがノーの場合、予め定められた規定回数だけリダイヤルしたか判断し(ステップS58)、その判断の答えがノーの場合、ステップS56を実行する。ステップS58の判断の答えがイエスの場合、親機4は待機状態に入り、パニック釦12はスリープ状態に戻る(ステップS60)。
このようにパニック釦12からの呼出があると、予め登録されている携帯電話機、親機4、室内子機10を順に呼び出すことが繰り返し行われる。この繰り返しの間に、携帯電話機、親機4、室内子機10のうち最先に応答したものとパニック釦12との間で通話が開始される。パニック釦12は、親機4と、または親機4を介して携帯電話機若しくは室内子機10と無線によって通話可能に構成されているので、要介護者は自分の状況を会話によって伝えることができる。要介護者の近傍に緊急時に操作するベル等を配置していた場合には、住宅内の住人に緊急事態であることを知らせることはできるが、どのような状況であるかを伝えることはできないし、まして住宅内にだれもいない状況では全く連絡をとることができない。しかし、パニック釦12であれば、住宅内に人がいる場合でもいない場合でも、現状を会話によって伝えることができる。
なお、各室内子機10のパニック警報動作は、図5に示すように行われる。即ち、室内子機10のアラームランプ10fを点滅動作させ、1分間にわたってチャイムを動作させて警報報知を行う(ステップS62)。もし、親機4と同様に外部にランプを備えている場合、このランプを点灯させることもできる。いずれか1つの室内子機10の応答釦スイッチ10aが操作されたか判断される(ステップS64)。この判断の答えがノーであると、親機4から携帯電話または親機4が応答した旨の応答信号を受信したか判断する(ステップS66)。この判断の答えがノーであると、ステップS64に戻る。ステップS66の判断の答えがイエスであると、室内子機10は待機状態に戻る(ステップS68)。ステップS64の判断の答えがイエスの場合、親機4に応答釦スイッチが操作された旨を表す信号を送信し(ステップS70)、親機4は残りの室内子機10に停止信号を送信し(ステップS72)、室内子機10とパニック釦12との間で通話を開始する。また、ステップS72の実行により、残りの室内子機10は停止状態に戻る(ステップS74)。
玄関子機呼出動作処理では、図6に示すように親機4がステイモードに設定されているか判断する(ステップS76)。この判断の答えがノーの場合、外出モード処理が実行され、この判断の答えがイエスの場合、ステイモード処理が実行される。なお、外出モード、ステイモードの切換は、親機4に設けられたモード切換スイッチ(図示せず)を操作することによって行われ、この住宅の住人が外出する場合に、外出モードに切り換えられ、それ以外の場合にはステイモードに切り換えられる。
図7に示すように、外出モード処理では、まず、親機4は、玄関子機6から呼出があったことを表す信号を全室内子機10に送信し、チャイム音を数回鳴らす(ステップS78)。これによって後述するように、各室内子機10では玄関子機呼出動作処理が実行される。
ステップS78に続いて、予め設定されている携帯電話機等の登録先に電話が掛けられる(ステップS80)。これに続いて、登録先の電話が応答したか判断する(ステップS82)。この判断の答えがイエスの場合、親機4は玄関子機6に応答信号を送信し、かつ各室内子機10に決定信号を送信する(ステップS84)。これによって、登録先の携帯電話機と玄関子機6との間で通話が開始される。
ステップS82の判断の答えがノーの場合、親機4の応答釦スイッチ4cが押されたか判断する(ステップS86)。この判断の答えがイエスの場合、親機4は玄関子機6に応答信号を送信し、各室内子機10に決定信号を送信する(ステップS88)。これによって、親機4と玄関子機6との間で通話が開始される。
ステップS86の判断の答えがノーであると、各室内子機10のいずれかで応答ボタンスイッチ10aが押されたことを表す信号を受信したか判断する(ステップS90)。この判断の答えがイエスの場合、親機4は玄関子機6に応答信号を送信する(ステップS92)。これによって、室内子機10と玄関子機6との間で通話が開始される。
ステップS90の判断の答えがノーの場合、登録先に予め定めた回数にわたってコールしたか判断し(ステップS94)、この判断の答えがノーの場合、ステップS82から再び実行する。ステップS94の判断の答えがイエスであると、予め定められた規定回数だけリダイヤルしたか判断し(ステップS96)、その判断の答えがノーの場合、ステップS82から再び実行する。ステップS96の判断の答えがイエスの場合、親機4は待機状態に入り、玄関子機6はスリープ状態に戻る(ステップS98)。このように外出モードでは、登録先、親機4、室内子機10を順に呼び出すことを繰り返し、その間で最先に応答したものと玄関子機6との間で通話が行える。
室内子機10の玄関子機呼出動作では、図8に示すように、まず各室内子機10の呼出音を数回鳴らし(ステップS100)、いずれかの室内子機10において応答釦スイッチ10aが操作されたか判断する(ステップS102)。この判断の答えがノーの場合、登録先または親機が応答した旨の信号を親機4から受信したか判断し(ステップS104)、この判断の答えがノーの場合、ステップS102に戻る。ステップS104の判断の答えがイエスの場合、規定呼出時間が経過したか判断し(ステップS106)、この判断の答えがノーの場合、ステップS102から再び実行する。ステップS106の判断の答えがイエスの場合、室内子機10は待機状態に戻る(ステップS108)。
ステップS102の判断の答えがイエスの場合、応答釦スイッチ10aが操作された旨を表す信号を親機4に送信する(ステップS110)。ステップS110に続いて、親機4は残りの室内子機10に停止信号を送信し(ステップS112)、室内子機10と玄関子機6との間で通話が開始される。ステップS112によって、他の室内子機10は待機状態に戻る(ステップS114)。
ステイモードでは、図9に示すように、親機4は全室内子機10に、玄関子機6からの呼出信号を受信した旨の信号を送信し、チャイム音を数回鳴らす(ステップS116)。この全室内子機10への送信によって、上述した室内子機10の玄関子機呼出動作が各室内子機10において実行される。ステップS116に続いて、親機4の応答釦スイッチ4cが操作されたか判断される(ステップS118)。この判断の答えがイエスであると、親機4は、玄関子機6に応答信号を送信し、各室内子機10に決定信号を送信し(ステップS120)、これによって親機4と玄関子機6との間で通話が開始される。
ステップS118の判断の答えがノーの場合、各室内子機10のうちいずれかが応答釦スイッチ10aを操作した旨の信号を受信したか判断する(ステップS122)。この判断の答えがイエスの場合、親機4は玄関子機6に応答信号を送信する(ステップS124)。これによって、室内子機10と玄関子機6との間で通話が開始される。
ステップS122の判断の答えがノーの場合、規定呼出時間が経過したか判断し(ステップS126)、その判断の答えがノーの場合、ステップS118から再び実行する。ステップS126の判断の答えがイエスの場合、親機4、各室内子機10は待機状態に戻り、玄関子機6はスリープ状態に戻る(ステップS128)。このようにステイモードでは、親機4と室内子機10とを規定時間にわたって呼び出すことを繰り返し、この間で最先に応答した親機4または室内子機10と玄関子機6との間で通話が行われる。このようにステイモードでは、親機4、各室内子機10を順に呼び出すことを繰り返し、この繰り返しの間で最先に応答した機器と玄関子機6との間で通話が行われる。
センサ警報動作処理では、図10に示すように親機4がステイモードであるか判断する(ステップS130)。この判断の答えがイエスの場合、直ちにセンサ警報オン動作処理を実行し、この判断の答えがノーの場合、センサ8aの信号を受信してから規定時間経過するのを待ち(ステップS132)、この規定時間の経過後にセンサ警報オン動作処理を実行する。
図11に示すように、センサ警報オン動作処理では、まず、親機4は、センサ子機8から呼出があったことを表す信号を全室内子機10に送信する(ステップS134)。これによって後述するように、各室内子機10ではセンサ警報動作処理が実行される。ステップS134に続いて、アラームランプ4nを点滅動作させ、1分間にわたって警報音を鳴らし、リレーメイク動作を行う(ステップS136)。このリレーメイク動作によってランプ20が点灯する。
次に、予め設定されている携帯電話機等の登録先に電話が掛けられる(ステップS138)。これに続いて、登録先の電話が応答したか判断する(ステップS140)。この判断の答えがイエスの場合、親機4はセンサ子機8に応答信号を送信し、かつ各室内子機10に決定信号を送信する(ステップS142)。これによって、登録先の携帯電話機とセンサ子機8との間に通話路が開設される。
ステップS140の判断の答えがノーの場合、親機4の応答釦スイッチ4cが押されたか判断する(ステップS144)。この判断の答えがイエスの場合、親機4はセンサ子機8に応答信号を送信し、各室内子機10に決定信号を送信する(ステップS146)。これによって、親機4とセンサ子機8との間で通話路が開設される。
ステップS144の判断の答えがノーであると、各室内子機10のいずれかで応答ボタンスイッチ10aが押されたことを表す信号を受信したか判断する(ステップS148)。この判断の答えがイエスの場合、親機4はセンサ子機8に応答信号を送信する(ステップS150)。これによって、室内子機10とセンサ子機8との間に通話路が開設される。
ステップS148の判断の答えがノーの場合、登録先に予め定めた回数にわたってコールしたか判断する(ステップS152)。この判断の答えがノーの場合、ステップS138から再び実行する。ステップS152の判断の答えがイエスであると、次の登録先があるか判断する(ステップS154)。この判断の答えがイエスの場合には次の登録先に電話を掛け(ステップS156)、ステップS138から再び実行する。ステップS156の判断の答えがノーの場合、予め定められた規定回数だけリダイヤルしたか判断し(ステップS158)、その判断の答えがノーの場合、ステップS156から再び実行する。ステップS158の判断の答えがイエスの場合、親機4は待機状態に入り、センサ子機8はスリープ状態に戻る(ステップS160)。このように、登録先の携帯電話機、親機4、室内子機10を順に呼び出すことを繰り返し、この間で最先に応答したものとセンサ子機8との間に通話路が開設され、センサ子機8の近傍にいる侵入者を威嚇したり、或いはセンサ子機8のマイクからの音を聴取したりして、状況を把握することができる。
なお室内子機10のセンサ警報動作処理では、図12に示すように、各室内子機10のアラームランプ10fを点滅動作させ、警報音を1分間鳴らす(ステップS162)。これに続いて、いずれかの室内子機10の応答釦スイッチ10aが操作されたか判断する(ステップS164)。この判断の答えがノーの場合、登録先または親機4が応答した旨の信号が親機4から受信したか判断する(ステップS166)。この判断の答えがノーの場合、ステップS164を再び実行する。ステップS166の判断の答えがイエスの場合、各子機10は待機状態に戻る(ステップS168)。
ステップS164の判断の答えがイエスの場合、親機4に応答ボタンスイッチ10aが操作された旨の信号を送信し(ステップS170)、親機4が残りの室内子機10に停止信号を送信する(ステップS172)。これによって室内子機10とセンサ子機8とが通話可能な状態となる。また、残りの室内子機10は待機状態に戻る(ステップS174)。
なお、この他に、このインターホンでは、室内子機10から親機を呼び出して通話したり、親機4から各室内子機10を一斉に呼び出し、そのうち最も先に応答した室内子機10と親機4との間で通話したり、親機4から特定の子機を呼び出して、特定の子機と親機4との間で通話したり、親機4を介して室内子機10同士で通話したりすることもできる。
上記の実施の形態では、玄関子機6と親機4との通話、親機4と各室内子機10との通話、センサ子機8と親機4との通話は、無線で行うように構成したが、有線での通話とすることもできる。上記の実施の形態では、センサ子機8や室内子機10を設けたが、場合によってはこれらを除去することもできる。上記の実施の形態では、携帯電話機を使用したが、これに限ったものではなく、例えば予め定めた固定電話器を使用することもできる。
本発明の1実施形態のインターホンのブロック図である。 図1のインターホンの各子機のメインフローチャートである。 図1のインターホンの親機のメインフローチャートである。 図3のパニック警報動作の詳細なフローチャートである。 図4の室内子機パニック警報動作の詳細なフローチャートである。 図3の玄関子機呼出動作の詳細なフローチャートである。 図6の外出モードの詳細なフローチャートである。 図7の室内子機の玄関子機呼出動作の詳細なフローチャートである。 図6のステイモードの詳細なフローチャートである。 図3のセンサ警報動作の詳細なフローチャートである。 図10のセンサ警報オン動作の詳細なフローチャートである。 図11の室内子機のセンサ警報動作の詳細なフローチャートである。
符号の説明
4 親機
6 玄関子機(外部子機)
10 室内子機(住宅内子機)
12 パニック釦(緊急用子機)
16 携帯電話機(外部通話装置)

Claims (3)

  1. 住宅内部に設置され、住宅外部の外部通話装置と通話可能な親機と、
    前記住宅の外部に設置され、前記親機と通話可能な外部子機と、
    前記住宅の内部に配置され、前記親機と無線通話可能な緊急用子機とを、
    備え、前記親機が前記外部子機と通話可能な状態と、前記親機を介して前記外部通話装置と前記外部子機とが通話可能な状態とのうち、いずれの状態であっても、前記緊急用子機から呼び出しがあったとき、前記親機は、前記外部通話装置を呼び出し、かつ前記親機が備える呼出報知手段を作動させ、前記外部通話装置からの応答と、前記親機が備える呼出応答手段の操作による応答とのうち、先に応答した機器を前記緊急用子機と通話可能とするインターホン。
  2. 請求項1記載のインターホンにおいて、更に、前記住宅内に前記親機と通話可能な住宅内子機が設置され、前記親機は、前記緊急用子機から呼出があったとき、前記住宅内子機も呼び出し、前記親機は、前記外部通話装置からの応答と、前記親機の前記呼出応答手段の操作による応答の他に、前記住宅内子機の応答も含め、これら応答のうち先に応答した機器を前記緊急用子機と通話可能とするインターホン。
  3. 請求項1または2記載のインターホンにおいて、前記外部通話装置は、複数台設置され、前記親機は、前記複数台の外部通話装置を順に呼び出すインターホン。
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