JP2015185165A - 監視システム及び監視方法 - Google Patents

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Koji Yamanishi
幸治 山西
充 河村
Mitsuru Kawamura
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Abstract

【課題】セキュリティ性能と利便性とを両立できる通信システムを提供する。
【解決手段】監視システムは、センサと、センサと通信可能であり、固定電話網に接続されて他固定電話機と通話可能な親機と、を備える。親機は、センサから検知情報を受信する通信部と、センサからの検知情報が異常状態を示す場合に警報を出力する警報出力部とを備える。
【選択図】図8

Description

本発明は、監視システム及び監視方法に関する。
従来、例えば防犯、警備、又は監視に用いられる様々なシステムが知られている(例えば、特許文献1〜特許文献5参照)。
特許文献1では、電話システムが、監視モードで人感センサが侵入者を検知した場合、同じシステム内の他の電話端末に発呼し、発呼先の電話端末からの応答を利用して、警報の発報を制御するセキュリティ機能を有する。
特許文献2では、親機、音声子機、及び防犯子機を用いて防犯装置が構成される。防犯子機が変化を検知した場合、防犯子機が、親機へ異常通知を行う。防犯子機が変化を検知しないまま所定時間が経過した場合、防犯子機が、親機に対して異常とは別の定期通知を行う。
特許文献3では、セキュリティシステムが、操作手段を備えた携帯機から送信されるID信号に含まれているIDコードが、正規のIDコードか否かを判定する。セキュリティシステムは、この判定結果に基づいて、ドア錠を施錠又は解錠するように制御する。
特許文献4では、監視装置が、解除禁止時間帯に利用者が監視モードを一度監視セットモードに設定しても、猶予時間が経過するまでは監視モードを監視解除モードへの移行を禁止しないよう制御する。
特許文献5では、警備システムの制御装置は、警備モードが警備セットモードに設定されている場合、人の動作を検知する特定センサと、外部からの侵入者を検知する外周センサと、のいずれかが検知した場合、監視センタに侵入異常信号を送信するよう制御する。制御装置は、警備モードが在室セットモードに設定されている場合、外周センサの検知後の所定時間以内に特定センサが検知すると、監視センタに非常信号を送信するよう制御する。
特開2010−233163号公報 特開2005−327034号公報 特開2004−133797号公報 特開2006−244039号公報 特開2008−310705号公報
特許文献1〜5の技術では、セキュリティ性能と利便性との両立が不十分であった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、セキュリティ性能と利便性とを両立できる監視システム及び監視方法を提供する。
本発明は、センサと、前記センサに対応させて動作する監視カメラと、前記センサ及び前記監視カメラと通信可能であり、固定電話網に接続されて他固定電話機と通話可能な親機と、前記親機との間で無線通信可能であり、携帯電話網を介して他携帯電話機と接続する携帯電話端末と、を備える監視システムであって、前記親機は、前記携帯電話端末と無線通信する第1の通信部と、前記センサから検知情報を、前記監視カメラから画像データをそれぞれ受信する第2の通信部とを備え、前記センサから検知情報を受信すると該検知情報を前記携帯電話機に送信し、前記携帯電話端末は、前記検知情報を受信し、さらにモニタ指示を受け付けると前記監視カメラと無線接続を行い、前記監視カメラは、前記携帯電話端末との無線接続された後、前記親機に撮像された画像データを送信し、前記親機は、前記監視カメラからの画像データを前記携帯電話端末に送信し、前記携帯電話端末は、前記親機からの画像データを表示することを特徴とする、監視システムである。
本発明は、センサと、前記センサに対応させて動作する監視カメラと、前記センサ及び前記監視カメラと通信可能であり、固定電話網に接続されて他固定電話機と通話可能な親機と、前記親機との間で無線通信可能であり、携帯電話網を介して他携帯電話機と接続する携帯電話端末と、を備える監視システムを用いた監視方法であって、前記親機は、前記携帯電話端末と無線通信する第1の通信部と、前記センサから検知情報を、前記監視カメラから画像データをそれぞれ受信する第2の通信部とを備え、前記センサから検知情報を受信すると該検知情報を前記携帯電話機に送信し、前記携帯電話端末は、前記検知情報を受信し、さらにモニタ指示を受け付けると前記監視カメラと無線接続を行い、前記監視カメラは、前記携帯電話端末との無線接続された後、前記親機に撮像された画像データを送信し、前記親機は、前記監視カメラからの画像データを前記携帯電話端末に送信し、前記携帯電話端末は、前記親機からの画像データを表示することを特徴とする、監視システムを用いた監視方法である。
本発明によれば、セキュリティ性能と利便性とを両立できる。
実施形態における監視システムの構成例を示すブロック図 実施形態におけるコードレス電話親機の構成例を示すブロック図 実施形態における監視カメラの構成例を示すブロック図 実施形態における開閉センサの構成例を示すブロック図 実施形態におけるコードレス電話子機の構成例を示すブロック図 実施形態におけるスマートフォンの構成例を示すブロック図 実施形態における監視システムの動作例を示すシーケンス図 実施形態におけるコードレス電話親機によるセキュリティ制御の一例を示すフローチャート 実施形態におけるコードレス電話親機による警報出力制御の第1例を示すフローチャート 実施形態におけるコードレス電話親機による警報出力制御の第2例を示すフローチャート 実施形態における監視システムと連携する場合のスマートフォンの動作例を示すフローチャート 実施形態におけるコードレス電話親機による警報出力制御の第3例を示すフローチャート 実施形態における無線LANの通信圏とコードレス親機とスマートフォンとの位置関係の具体例を示す模式図
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
(本発明の一形態を得るに至った経緯)
例えば、家庭用の監視システムでは、宅内に家族が誰も居ない場合に、監視動作を行い、家族の一人が帰宅した場合に、帰宅者が所定時間以内に所定の解除操作を行って監視動作を解除することが想定される。
特許文献1〜5の技術では、監視動作を解除するまでの所定時間を定めることが難しく、例えば、この時間の長さは状況に応じて変化する可能性がある。例えば、待機時間が長すぎる場合には、侵入者に十分な猶予時間を与え、被害が拡大する可能性がある。一方、待機時間が短すぎる場合、帰宅者が解除操作を完了する前に、監視システムが帰宅者を侵入者と誤認して報知する可能性が高くなる。つまり、待機時間を長めに定めると監視システムの性能が低下し、待機時間を短めに定めると、ユーザの利便性が低下することがある。
以下、セキュリティ性能と利便性とを両立できる通信システム、制御装置、及び制御方法について説明する。
(実施形態)
図1は、実施形態における監視システム1000の構成例を示すブロック図である。監視システム1000は、例えば、宅内10(例えば、一般的な住居)において、居住者以外の人物の侵入を監視するために利用される。
監視システム1000は、例えば、コードレス電話親機100、監視カメラ200、開閉センサ300、人感センサ360、煙センサ370、スマートプラグ380、及びコードレス電話子機400を備える。監視システム1000は、スマートフォン500を含まずにスマートフォンと連携して動作してもよいし、スマートフォン500を含んで構成されてもよい。
宅内10には、例えば、コードレス電話親機100、監視カメラ200、開閉センサ300、人感センサ360、煙センサ370、スマートプラグ380、及びコードレス電話子機400、が配置される。監視カメラ200、開閉センサ300、人感センサ360、煙センサ370、スマートプラグ、及びコードレス電話子機400は、例えば、コードレス電話親機100の子機として動作する。
監視システム1000は、通信システムの一例である。スマートフォン500は、携帯端末の一例である。コードレス電話親機100は、制御装置の一例である。監視カメラ200、開閉センサ300、人感センサ360、煙センサ370、及びスマートプラグ380は、センサの一例である。
図1では、複数の監視カメラ200が、異なる位置に設置される。図1では、1つの監視カメラ200は、例えば、宅内10に設置され、宅内10を撮像範囲に含む。他の監視カメラ200は、例えば、宅内10の外壁や近傍に設置され、宅内10の外(宅外)において宅内10の近傍を撮像範囲に含む。
図1では、複数の人感センサ360が、異なる位置に設置される。1つの人感センサ360は、1つの監視カメラ200は、例えば、宅内10に設置され、宅内10を検知範囲に含む。他の人感センサ360は、例えば、宅内10の外壁や近傍に設置され、宅外において宅内10の近傍を検知範囲に含む。
図1では、開閉センサ300は、開閉可能な窓の近傍に設置される。図1では、複数のコードレス電話子機400は、コードレス電話親機100と通信可能な範囲に配置される。
例えば、監視システム1000(例えばコードレス電話親機100)に、スマートフォン500の情報(例えば識別情報)が事前に登録されることにより、スマートフォン500と監視システム1000とが連携して動作する。
スマートフォン500は、例えば、3G無線通信回線を経由して携帯電話網50と接続してもよい。スマートフォン500は、例えば、無線LAN(Local Area Network)の通信回線を経由して、無線ルータ80と接続されてもよい。
コードレス電話親機100は、固定電話網40と接続される。コードレス電話親機100は、例えば、無線LANを経由して、無線ルータ80と接続されてもよい。無線ルータ80は、インターネット60と接続される。
従って、スマートフォン500は、宅内10では、無線LANを利用し、無線ルータ80を介して、コードレス電話親機100との間で通信できる。スマートフォン500は、宅外の任意の場所では、3G無線通信回線、携帯電話網50、及び固定電話網40を経由して、コードレス電話親機100との間で通信できる。
コードレス電話親機100、開閉センサ300、人感センサ360、煙センサ370、スマートプラグ380、及びコードレス電話子機400は、例えば、DECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunications)規格の無線通信機能を有する。
従って、コードレス電話親機100は、開閉センサ300、人感センサ360、煙センサ370、スマートプラグ380、及びコードレス電話子機400との間で、無線通信(例えばDECT通信)を実施できる。コードレス電話親機100は、例えば、TDMA(Time Division Multiple Access)の通信方式に従って、コードレス電話親機100及び複数の子機(符号300,360,370,400)によるDECT通信を管理する。
コードレス電話親機100及び監視カメラ200は、無線LANの通信機能を有する。従って、コードレス電話親機100は、無線ルータ80を経由して又は直接、監視カメラ200との間で無線通信できる。
開閉センサ300は、例えば窓又はドアの開閉状態を検知し、検知結果を表す検知情報(センサ検知情報)を、例えばコードレス電話親機100へ送信する。人感センサ360は、宅内10又は宅外における人物の有無を検知し、検知結果を表す検知情報を、例えばコードレス電話親機100へ送信する。煙センサ370は、煙の有無を検知し、検知結果を表す検知情報を、例えばコードレス電話親機100へ送信する。スマートプラグ380は、例えば、宅内10の使用電力量を計測し、コードレス電話親機100へ送信する。
監視システム1000は、1つ又は複数の人感センサ360を含む。例えば、宅内の人感センサ360は、宅内10に存在する人を検知する。例えば、宅外の人感センサ360は、例えば宅内10近傍の宅外に存在する人を検知する。人感センサ360により、宅内10に接近した不審者、又は宅内10に侵入した侵入者を検知できる。
監視システム1000は、1つ又は複数の開閉センサ300を含む。図1では、窓に開閉センサ300が設置されることを例示しているが、他の場所(例えば、建築物の開口部(例えば玄関扉))の開閉状態を検出するように設置されてもよい。開閉センサ300により、侵入者の有無を検知できる。
次に、コードレス電話親機100の構成例について説明する。
図2は、コードレス電話親機100の構成例を示すブロック図である。
コードレス電話親機100は、固定電話回線I/F(Interface)部101、記憶部103、音声入出力制御部104、操作部105、表示部106、DECT無線I/F部107、及びDECTプロトコル制御部108を備える。コードレス電話親機100は、親機制御部109、画像メモリ制御部114、画像メモリ115、無線LAN制御部121、無線LAN通信I/F部122、留守番電話制御部125、及び子機/携帯端末充電部126を備える。コードレス電話親機100は、USB(Universal Serial Bus)通信I/F部127、マイクロホン(MIC)128、及びスピーカ(SPK)129を備える。
親機制御部109は、呼制御部110、音声ストリーム処理部112、及び監視機能制御部113を備える。
無線LAN制御部121及び無線LAN通信I/F部122は、制御装置の第1の通信部の一例である。DECT無線I/F部107及びDECTプロトコル制御部108は、制御装置の第2の通信部の一例である。
固定電話回線I/F部101は、回線制御回路(NCU:Network Control Unit)及びモデムを含む。NCUは、電話回線を制御し、例えば、固定電話網40からの着呼を検出し、発呼時に固定電話網40を捕捉接続する。モデムは、例えば、着呼時に固定電話網40からの発信者番号情報等を受信する。固定電話回線I/F部101は、回線制御回路の構成によって、アナログ電話回線との接続に限定されず、デジタル電話回線(例えば、ISDN(Integrated Service Digital
Network)回線、IP電話回線)に接続されてもよい。
記憶部103は、例えば、揮発性メモリ(RAM:Random Access Memory)又は不揮発性メモリ(例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programable ROM))を含んで構成される。記憶部103は、例えば、各種プログラム、及び、各種情報(例えば、コードレス電話親機100の動作条件を定める各種パラメータ、電話帳情報、発着信履歴情報)を記憶する。
音声入出力制御部104は、音声バスからのデジタル信号化された音声データをアナログ変換し、スピーカ129へ出力する制御を行う。音声入出力制御部104は、親機制御部109からの指示に応じて、例えば音量出力制御又は音質制御を行ってもよい。音声入出力制御部104は、マイクロホン128から取得したアナログ音声をデジタル音声に変換し、音声バスへ送る制御を行う。音声入出力制御部104は、例えば、マイクロホン128及びスピーカ129を用いてハンズフリー通話を行う場合に使用される。スピーカ129に出力される音声データには、通話音声以外に、例えば、着信音、音楽データが含まれてもよい。
操作部105は、例えば、ユーザが操作可能な複数のボタンを含み、操作入力を受け付ける。ボタンには、例えば、発信時のダイヤル入力に必要なダイヤルキー、監視システム1000を操作するために必要なキー、が含まれる。監視システム1000を操作するキーとは、例えば、後述する「警戒モード」のオンオフを切り替えるキー、本人確認のための暗証番号を入力するキー、を含む。
表示部106は、例えば、液晶ディスプレイと液晶ディスプレイのドライバとを含み、可視情報(例えば、文字、数字、記号)を表示可能な画面を有する。表示部106は、例えば、電話番号、通信先若しくは通信元の情報、操作案内情報、又は「警戒モード」のオンオフの情報を表示する。
DECT無線I/F部107は、例えば、コードレス電話親機100の子機との間において無線通信するためのDECT規格に適合する送受信回路を含む。コードレス電話親機100の子機は、例えば、コードレス電話子機400、開閉センサ300、人感センサ360、煙センサ370、又はスマートプラグ380、を含む。DECT無線I/F部107は、RF(Radio Frequency)部(不図示)により、アンテナを介して無線信号を通信する。DECT無線I/F部107は、例えば、各種センサからセンサ検知情報を受信する。
DECTプロトコル制御部108は、コードレス電話親機100の子機との間でデータを通信するプロトコルスタック部を含み、DECT規格のプロトコル方式に従ったプロトコル制御を行う。
親機制御部109は、例えば、マイクロコンピュータを主体とするハードウェアを含んで構成され、予め組み込まれたプログラムを実行することにより、親機制御部109が有する各種機能を実現する。親機制御部109は、コードレス電話親機100の全体を制御する。
呼制御部110は、操作部105、固定電話回線I/F部101、又はDECTプロトコル制御部108(各子機)から通知されたイベント又は各種メッセージを処理し、コードレス電話親機100に発生した呼の状態管理、及び呼接続を行う。呼の状態管理は、例えば、発呼又は着呼の検知を含む。また、呼制御部110は、例えば、着信音の出力又は停止の制御を行う。
音声ストリーム処理部112は、音声ストリーム通信のための接続手順制御を行い、送出された音声ストリームデータをスピーカ129に出力する。音声ストリーム処理部112は、例えば、コードレス電話親機100の子機から送出される音声ストリームデータをDECTプロトコル制御部108から音声入出力制御部104へ伝送するための音声パスを形成する。音声ストリーム処理部112は、例えば、監視カメラ200から送出される音声ストリームデータを無線LAN制御部121から音声入出力制御部104へ伝送するための音声パスを形成する。
音声ストリーム処理部112は、DECTプロトコル制御部108から音声入出力制御部104への音声パスを形成する場合、音声ストリーム処理部112は、ストリームデータをバッファしてもよい。音声ストリーム処理部112は、無線LAN制御部121から音声入出力制御部104への音声パスを形成する場合、ストリームデータをバッファしてもよい。
監視機能制御部113は、監視システム1000による監視に係る各種制御を行う。監視機能制御部113は、例えば、監視システム1000のセキュリティ設定を行う。セキュリティ設定は、警戒モードの設定(オン(ON)又はオフ(OFF))を含む。警戒モードがオンの状態は、監視システム1000による警戒が必要なモードであり、警戒状態の一例である。警戒モードがオフの状態は、監視システム1000による警戒が不要なモードであり、警戒解除状態の一例である。警戒モードは、例えば各種センサによるセンサ検知情報に応じて設定されてもよいし、ユーザ操作により設定されてもよいし、公知の方法により設定されてもよい。セキュリティ設定の情報は、例えば監視機能制御部113の内部メモリに保持される。従って、監視機能制御部113は、警戒モードを指定する経過モード指定部としての機能を有する。
監視機能制御部113は、例えば、警戒モードであり、監視対象の領域(例えば宅内10)において異常状態が所定時間以上継続した場合、警報を出力させる。警報の出力は、例えば、表示、音声出力、又は振動により行われる。
異常状態は、各種センサが異常を示す状態である。例えば、センサが開閉センサ300である場合、異常状態は、開状態を含む。例えば、センサが人感センサ360である場合、異常状態は、人が検知された状態を含む。例えば、センサが煙センサ370である場合、異常状態は、煙が検知された状態を含む。例えば、センサがスマートプラグ380である場合、異常状態は、宅内10の使用電力量が所定量以上である状態を含む。
監視機能制御部113は、例えば、スマートフォン500が宅内10の無線LANの通信圏内に位置するか否かに応じて、警報出力時間の長さを制御する。警報出力時間は、例えば、各種センサにより異常が検知されてから監視システム1000による警報が出力されるまでの時間である。従って、監視機能制御部113は、時間制御部としての機能を有する。
画像メモリ115は、例えば、比較的記憶容量の大きい不揮発性メモリを含んで構成され、監視カメラ200により得られる画像データを保存する。画像メモリ制御部114は、例えば、監視機能制御部113の指示に従って、無線LAN制御部121から出力される画像データを画像メモリ115に書き込み、保存する制御を行う。
無線LAN制御部121及び無線LAN通信I/F部122は、IEEE802.11、即ち無線LANの規格に従って、外部の無線LAN機器と接続し、外部の無線LAN機器との間でデータ通信する。
留守番電話制御部125は、例えば、留守番電話メッセージを記憶し、メッセージの録音及び再生を制御する。
子機/携帯端末充電部126は、例えば、コードレス電話子機400、開閉センサ300、スマートフォン500、又はその他の携帯端末に搭載された充電池を充電する。子機/携帯端末充電部126は、充電対象の端末を載置するドッキング部と充電端子とを備えて充電してもよい。子機/携帯端末充電部126は、例えば、ワイヤレス給電の標準規格であるQi(チー)規格に対応した充電部として、ワイヤレス給電しても良い。
USB通信I/F部127は、USB規格に対応した各種機器をコードレス電話親機100に接続する通信インタフェースである。USB通信I/F部127は、例えば、コードレス電話子機400又はスマートフォン500へ給電する給電部として動作してもよい。
次に、監視カメラ200の構成例について説明する。
図3は、監視カメラ200の構成例を示すブロック図である。
監視カメラ200は、撮像部201、赤外線センサ202、記憶部203、音声入出力制御部204、操作部205、制御部209、画像メモリ制御部211、及び画像メモリ212を備える。監視カメラ200は、無線LAN制御部221、無線LAN通信I/F部222、マイクロホン(MIC)228、スピーカ(SPK)229、及び電源部230を備える。
撮像部201は、撮像デバイス(例えばCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ)を含んで構成される。撮像部201は、例えば、監視対象の領域(例えば宅内10又は宅外)を撮像する。撮像部201により撮像された画像は、動画像又は静止画像の画像データとして出力される。
赤外線センサ202は、監視対象の領域又はその近傍において、赤外線を発する物体(例えば人物)の有無を検出する。
記憶部203は、例えば、揮発性メモリ(RAM)又は不揮発性メモリ(ROM/EPROM等)を含んで構成される。記憶部203は、例えば、各種プログラム、監視カメラ200の動作条件を定める各種パラメータを記憶する。
音声入出力制御部204は、音声バスからのデジタル信号化された音声データをアナログ変換し、スピーカ229へ出力する制御を行う。音声入出力制御部204は、更に、親機制御部109からの指示に応じて、音量出力制御又は音質制御を行ってもよい。音声入出力制御部204は、マイクロホン228から取得したアナログ音声をデジタル音声に変換し、音声バスへ送る制御を行う。音声入出力制御部204は、例えば、監視対象の領域又はその近傍で発生した異音等を、マイクロホン228から取得し、監視用の音声データを生成する。音声入出力制御部204は、例えば、侵入者に対して警告の音声メッセージをスピーカ229により出力させる。
操作部205は、ユーザが操作可能な複数のボタンを含み、操作入力を受け付ける。例えば、操作部205を操作することにより、監視カメラ200の動作モードを切り替え、撮像部201の撮像周期、撮像感度、マイクロホン228の感度、スピーカ229の音量の調整を指示する。
制御部209は、例えば、マイクロコンピュータを主体とするハードウェアを含んで構成され、予め組み込まれたプログラムを実行することにより、制御部209が有する各種機能を実現する。制御部209は、監視カメラ200の全体を制御する。
例えば、制御部209は、撮像部201により得られた画像データ及びマイクロホン228により得られた音声データを、無線LANを経由してコードレス電話親機100に送信するよう制御する。画像データは、監視カメラ200内部の画像メモリ212に蓄積されてもよい。制御部209は、必要に応じて、音声メッセージをスピーカ229から出力させてもよい。
画像メモリ212は、例えば、比較的記憶容量の大きい不揮発性メモリを含んで構成され、撮像部201により得られる画像データを保存する。画像メモリ制御部211は、例えば、制御部209の指示に従って、撮像部201から出力される画像データを画像メモリ212に書き込み、保存する制御を行う。
無線LAN制御部221、無線LAN通信I/F部222は、IEEE802.11、即ち無線LANの規格に従って、外部の無線LAN機器と接続し、外部の無線LAN機器との間でデータ通信する。
電源部230は、監視カメラ200内の各部に電源電力を供給する。
次に、開閉センサ300の構成例について説明する。
図4は、開閉センサ300の構成例を示すブロック図である。
開閉センサ300は、リードスイッチ341、記憶部342、表示ランプ345、制御部347、DECT無線I/F部348、DECTプロトコル制御部349、及び充電池350を備える。DECT無線I/F部348及びDECTプロトコル制御部349は、センサの送信部の一例である。リードスイッチ341は、検知部の一例である。
リードスイッチ341は、例えば、開口部(例えば窓)を開閉する可動部に設置された永久磁石(不図示)の移動範囲と隣接する位置に、固定される。リードスイッチ341は、開口部の開閉状態に応じて電気接点がオンオフし、開閉を検知する。
記憶部342は、例えば揮発性メモリ(RAM)又は不揮発性メモリ(ROM/EPROM等)を含んで構成される。記憶部342は、例えば、各種プログラム、開閉センサ300の動作条件を定める各種パラメータ、を記憶する。
表示ランプ345は、制御部347の指示に従って、例えば、点灯、消灯、又は点滅状態になる。表示ランプ345は、例えば、リードスイッチ341のオンオフ状態又は開閉センサ300の通信状態を、表示により報知する。
制御部347は、例えば、マイクロコンピュータを主体とするハードウェアを含んで構成され、予め組み込まれたプログラムを実行することにより、開閉センサ300が有する各種機能を実現する。制御部347は、開閉センサ300の全体を制御する。
DECT無線I/F部348は、コードレス電話親機100との間で無線通信するためのDECT規格に適合する送受信回路を含む。DECT無線I/F部348は、RF部(不図示)により、アンテナを介して無線信号を通信する。
DECTプロトコル制御部349は、コードレス電話親機100との間でデータを通信するプロトコルスタック部を含み、DECT規格のプロトコル方式に従ったプロトコル制御を行う。
充電池350は、開閉センサ300内の各部に電源電力を供給する。
従って、開閉センサ300は、リードスイッチ341のオンオフを表す情報、つまり開閉センサ300による検知情報を、DECT通信によりコードレス電話親機100へ送信できる。なお、図示しないが、人感センサ360及び煙センサ370も、開閉センサ300と同様に、検知情報をDECT通信によりコードレス電話親機100へ送信できる。
次に、コードレス電話子機400の構成例について説明する。
図5は、コードレス電話子機400の構成例を示すブロック図である。
コードレス電話子機400は、記憶部442、音声入出力制御部443、操作部444、表示部445、制御部447、DECT無線I/F部448、DECTプロトコル制御部449、2次電池450、マイクロホン(MIC)451、及びスピーカ(SPK)452を備える。
記憶部442は、例えば、揮発性メモリ(RAM)又は不揮発性メモリ(ROM/EPROM等)を含んで構成される。記憶部442は、各種プログラム、各種情報(例えば、コードレス電話子機400の動作条件を定める各種パラメータ、電話帳情報、発着信履歴情報)を記憶する。
音声入出力制御部443は、音声バスからのデジタル信号化された音声データをアナログ変換し、スピーカ452へ出力する制御を行う。音声入出力制御部443は、制御部447からの指示に応じて、例えば音量出力制御又は音質制御を行ってもよい。音声入出力制御部443は、マイクロホン451から取得したアナログ音声をデジタル音声に変換し、音声バスへ送る制御を行う。音声入出力制御部443は、例えば、マイクロホン451及びスピーカ452を用いて、ハンズフリー通話を行う場合に使用される。スピーカ452に出力される音声データには、通話音声以外に、例えば、着信音、音楽データが含まれてもよい。
操作部444は、例えば、ユーザが操作可能な複数のボタンを含み、操作入力を受け付ける。ボタンには、例えば発信時のダイヤル入力に必要なダイヤルキー、音声通話の操作に必要な各種キーが含まれる。
表示部445は、例えば、液晶ディスプレイと液晶ディスプレイのドライバを含み、可視情報(例えば、文字、数字、記号)を表示可能な画面を有する。表示部445は、例えば、電話番号、通信先若しくは通信元の情報、又は操作案内情報を表示する。
制御部447は、例えば、マイクロコンピュータを主体とするハードウェアを含んで構成され、予め組み込まれたプログラムを実行することにより、コードレス電話子機400が有する各種機能を実現する。制御部447は、コードレス電話子機400の全体を制御する。
DECT無線I/F部448は、コードレス電話親機100との間で無線通信するためのDECT規格に適合する送受信回路を含む。DECT無線I/F部448は、RF部(不図示)により、アンテナを介して無線信号を通信する。
DECTプロトコル制御部449は、コードレス電話親機100との間でデータを通信するプロトコルスタック部を含み、DECT規格のプロトコル方式に従ったプロトコル制御を行う。
2次電池450は、コードレス電話子機400内の各部に電源電力を供給する。
次に、スマートフォン500の構成例について説明する。
図6は、スマートフォン500の構成例を示すブロック図である。
スマートフォン500は、3G無線I/F部501、3Gプロトコル制御部502、表示/操作部503、記憶部504、音声入出力制御部505、制御部506、無線LAN制御部507、無線LAN通信I/F部508、USB通信I/F部511、マイクロホン(MIC)512、及びスピーカ(SPK)513を備える。無線LAN制御部507及び無線LAN通信I/F部508は、携帯端末の通信部の一例である。
制御部506は、監視機能制御部514を備える。監視機能制御部514は、例えば、監視システム1000のセキュリティ設定(警戒モードの設定を含む)を遠隔制御する。例えば、表示/操作部503により警戒モードをオンする指示の入力を受け付けた場合、警戒モードをオンするための指示情報を、コードレス電話親機100へ送信するよう制御する。例えば、表示/操作部503により警戒モードをオフする指示の入力を受け付けた場合、警戒モードをオフするための指示情報を、コードレス電話親機100へ送信するよう制御する。
3G無線I/F部501は、例えば、国際電気通信連合(ITU:International Telecommunication Union)が定める「IMT−2000」(International Mobile Telecommunication 2000)規格に準拠した無線通信を行うために必要な送受信回路を含む。
3Gプロトコル制御部502は、「IMT−2000」に対応した携帯電話網50を経由して、相手端末との間でデータを通信するプロトコルスタック部を含み、「IMT−2000」のプロトコル方式に従ったプロトコル制御を行う。
表示/操作部503は、例えば、液晶ディスプレイと、液晶ディスプレイの画面に重ねて配置された透明なタッチパネルと、を含む。液晶ディスプレイの画面には、例えば、可視情報(例えば、文字、数字、記号、画像)が表示される。タッチパネルの各領域には、例えば、液晶ディスプレイの画面表示内容に合わせて、多数のボタンが割り当てられる。
表示/操作部503は、例えば、ダイヤル入力に必要なダイヤルキー、音声通話の操作に必要な各種キー、を表示する。各キーと一致する位置のタッチパネルの各領域には、該当するキー入力を受け付けるための領域が割り当てられる。表示/操作部503は、タッチパネルの各領域への入力を受け付ける。
表示/操作部503は、スマートフォン500と監視システム1000とが連携する場合、例えば、監視システム1000の監視カメラ200により撮像された画像を表示してもよい。表示/操作部503は、スマートフォン500と監視システム1000とが連携する場合、例えば、監視システム1000を操作するために必要なキーへの入力を受け付けてもよい。監視システム1000を操作するためのキーには、例えば、モニタ指示用のキー、「Speaker」キー、及び「Mute」キー(図7参照)が含まれる。モニタ指示とは、例えば、監視対象の画像の送信要求を含む。
記憶部504は、例えば、揮発性メモリ(RAM)と不揮発性メモリ(ROM/EPROM等)とを含んで構成される。記憶部504は、例えば、各種プログラム、各種情報(例えば、スマートフォン500の動作条件を定める各種パラメータ、電話帳情報、発着信履歴情報)、を記憶する。
音声入出力制御部505は、音声バスからのデジタル信号化された音声データをアナログ変換し、スピーカ513へ出力する制御を行う。音声入出力制御部505は、制御部506からの指示に応じて、例えば音量出力制御又は音質制御を行ってもよい。音声入出力制御部505は、マイクロホン512から取得したアナログ音声をデジタル音声に変換し、音声バスへ送る制御を行う。音声入出力制御部505は、マイクロホン512及びスピーカ513を用いてハンズフリー通話を行う場合に使用される。スピーカ513に出力される音声信号には、通話音声以外に、例えば、着信音、音楽データ、監視システム1000が収集した音声データが含まれてもよい。
制御部506は、例えば、マイクロコンピュータを主体とするハードウェアを含んで構成され、予め組み込まれたプログラムを実行することにより、スマートフォン500が有する各種機能を実現する。制御部506は、スマートフォン500の全体を制御する。
制御部506の監視機能制御部514は、監視システム1000と連携するための部位であり、例えば監視システム1000用のアプリケーションプログラムを実行する。監視機能制御部514は、例えば、後述する図7に示す動作に必要な制御、後述する図11に示す制御を行う。これらの制御の詳細については後述する。
無線LAN制御部507、無線LAN通信I/F部508は、IEEE802.11、即ち無線LANの規格に従って、外部の無線LAN機器と接続し、外部の無線LAN機器との間でデータ通信する。
USB通信I/F部511は、USB規格に対応した各種機器(例えばコードレス電話親機100)をスマートフォン500に接続する通信インタフェースである。USB通信I/F部511は、例えば、コードレス電話親機100からスマートフォン500へ給電する給電部として動作してもよい。
次に、監視システム1000の動作例について説明する。
図7は、コードレス電話親機100とスマートフォン500とが連携する場合の基本的な動作例を示すシーケンス図である。
開閉センサ300では、定期的に、又はリードスイッチ341の検知状態が変化した場合、DECTプロトコル制御部349が、検知状態(開状態又は閉状態)を表すセンサ検知情報を、コードレス電話親機100に送信するよう制御する(S101)。
なお、本実施形態では、送信するよう制御することが、単に送信するとも記載される。受信するよう制御することが、単に受信するとも記載される。
図1のように、スマートフォン500が宅内10にあり、無線ルータ80の形成する宅内10の無線LAN(IEEE802.11)の通信圏内(例えばWifi(登録商標)圏内)にあるとする。この状態で、コードレス電話親機100がセンサ検知情報を受信した場合、スマートフォン500の無線LAN制御部507とコードレス電話親機100の無線LAN制御部121とが、無線接続(Wifi(登録商標)接続、802.11接続ともいう)するよう制御する(S102)。
つまり、無線LAN及び無線ルータ80を経由して、スマートフォン500とコードレス電話親機100とが接続される。
コードレス電話親機100の無線LAN制御部121は、開閉センサ300からのセンサ検知情報を、無線LAN通信(例えばWifi(登録商標)通信によりスマートフォン500に送信する(S103)。この場合、無線LAN制御部121は、例えば、事前にコードレス電話親機100に登録された特定のユーザのスマートフォン500であることが認証された場合に、センサ検知情報を送信するよう制御してもよい。
スマートフォン500では、無線LAN制御部507によりコードレス電話親機100からのセンサ検知情報を受信した後、表示/操作部503が、例えば、スマートフォン500のユーザからのモニタ指示を受け付ける(S104)。
モニタ指示を受け付けると、スマートフォン500の無線LAN制御部507は、監視カメラ200との間での無線接続を開始する。つまり、スマートフォン500の無線LAN制御部507と監視カメラ200の無線LAN制御部221とが、無線接続するよう制御する(S105)。
スマートフォン500と監視カメラ200とが無線接続されると、監視カメラ200の無線LAN制御部221は、撮像部201により撮像された画像や音声を含む画像ストリームデータi106を、無線LAN経由で、コードレス電話親機100に送信する(S106)。
コードレス電話親機100の無線LAN制御部121は、監視カメラ200からの画像ストリームデータを、無線LAN経由で、スマートフォン500に送信する(S107)。コードレス電話親機100の画像メモリ制御部114は、画像メモリに、監視カメラ200からの画像ストリームデータを記録(録画)してもよい。
スマートフォン500では、無線LAN制御部507がコードレス電話親機100からの画像ストリームデータを受信する。すると、例えば、表示/操作部503が、画像ストリームデータに含まれる画像を表示し、又は、音声入出力制御部505が、画像ストリームデータに含まれる音声を、スピーカ513を介して出力できる。従って、ユーザは、スマートフォン500を用いて、監視システム1000が監視する画像又は音声をモニタできる。この場合、例えば、ユーザは、窓の開閉状態を確認し、侵入者の有無を推定できる。
表示/操作部503は、画像や音声を監視中のユーザから、監視システム1000の遠隔操作を受け付けてもよい。例えば、表示/操作部503が「Speaker」キーの操作(例えばタップ操作)を受け付けた場合(S108)、無線LAN制御部507が「Speaker」キーに対応する操作情報を、コードレス電話親機100へ送信する(S109)。
コードレス電話親機100では、無線LAN制御部121は、スマートフォン500からの「Speaker」キーに対応する操作情報を受信すると、監視機能制御部113は、所定の制御を実行する。この所定の制御には、例えば、親機固定回線接続が含まれる。
スマートフォン500では、例えば、表示/操作部503が「Mute」キーの操作(例えばタップ操作)を受け付けた場合(S110)、無線LAN制御部507が「Mute」キーに対応する操作情報を、コードレス電話親機100へ送信する(S111)。
コードレス電話親機100では、無線LAN制御部121は、スマートフォン500からの「Mute」キーに対応する操作情報を受信すると、監視機能制御部113は、所定の制御を実行する。この所定の制御には、例えば送話の消音が含まれる。
次に、コードレス電話親機100によるセキュリティ制御について説明する。
図8は、コードレス電話親機100によるセキュリティ制御の一例を示すフローチャートである。例えば、監視システム1000のセキュリティ制御のために、例えば、コードレス電話親機100の監視機能制御部113がセキュリティ制御を実行する。
監視機能制御部113は、監視システム1000の現在のセキュリティ設定状態について、警戒モードの設定状態(オンオフの状態)を識別する(S11)。監視システム1000では、例えば、ユーザが宅内10に居る場合(在宅中)には、「警戒モード」がオフに設定され、ユーザが外出して宅内10が留守になる場合、警戒モードがオンに設定される。
警戒モードがオンである場合、監視機能制御部113は、スマートフォン500が宅内10の無線LANの通信圏外から通信圏内に移動したか否かを識別する(S12)。言い換えると、監視機能制御部113は、例えば、コードレス電話親機100が、宅内10の無線LANを経由して、スマートフォン500との間で無線通信が不可能な状態から可能な状態に変化したかを識別する。
スマートフォン500が宅内10の無線LANの通信圏外から通信圏内に移動したと識別された場合、監視機能制御部113は、監視システム1000のセキュリティ設定を変更する(S13)。この場合、監視機能制御部113は、警戒モードをオンからオフに切り替える。
S13では、例えば以下の状況が想定される。コードレス電話親機100が、スマートフォン500が宅内10の無線LANの通信圏内に移動したことを認識したので、スマートフォン500のユーザが在宅中と推測される。従って、少なくとも一時的には警戒モードをオフ(解除)してもセキュリティが低下しない可能性が高い。警戒モードが解除されることで、スマートフォン500のユーザが在宅中に侵入者と誤認され、監視システム1000の警報が発生することを防止できる。
S11において警戒モードがオンである場合、監視機能制御部113は、スマートフォン500が宅内10の無線LANの通信圏内から通信圏外に移動したか否かを識別する(S14)。言い換えると、監視機能制御部113は、例えば、コードレス電話親機100が、宅内10の無線LANを経由して、スマートフォン500との間で無線通信が可能な状態から不可能な状態に変化したかを識別する。
スマートフォン500が宅内10の無線LANの通信圏内から通信圏外に移動したと識別された場合、監視機能制御部113は、監視システム1000のセキュリティ設定を変更する(S15)。この場合、監視機能制御部113は、「警戒モード」をオフからオンに切り替える。これにより、監視システム1000による警戒が開始される。
S15では、例えば以下の状況が想定される。コードレス電話親機100が、スマートフォン500が宅内10の無線LANの通信圏外(例えば宅外)に移動したことを認識したので、スマートフォン500のユーザが外出中と推測される。従って、宅内10のセキュリティを確保するために、監視システム1000が警戒を開始する必要性が高いと考えられる。警戒モードが開始されることにより、スマートフォン500のユーザが外出する場合に、警戒モードをオンにするための操作が不要になり、ユーザの利便性が向上する。また、ユーザが警戒モードをオンにするための操作をせずに外出した場合でも、ユーザが宅内10に戻ることなく、セキュリティを確保できる。
S13又はS15の処理後、監視機能制御部113は、警報出力制御を実行してもよい(Sα)。警報出力制御の詳細については後述する。なお、警報出力制御は省略されてもよい。
図8の処理によれば、スマートフォン500が存在すると推測される位置に応じて、監視システム1000の警戒モードを設定できる。例えば、スマートフォン500のユーザが外出する場合、スマートフォン500が無線LANの通信圏外となることで、警戒モードがオンに切り替わる。例えば、ユーザが帰宅した場合、スマートフォン500が無線LANの通信圏内となることで、警戒モードがオフに切り替わる。従って、監視対象の領域のセキュリティの低下を抑制し、警戒モードの設定に係るユーザの利便性を向上できる。
図13は、監視システム1000における無線LANの通信圏とコードレス電話親機100とスマートフォン500との位置関係の具体例を示す模式図である。
スマートフォン500が宅内10の無線LANの通信圏外から通信圏内に移動すると、監視システム1000の警戒モードが解除される(警戒モードOFF)。スマートフォン500が宅内10の無線LANの通信圏内から通信圏外に移動すると、監視システム1000の警戒モードが開始される(警戒モードON)。
次に、コードレス電話親機100による警報出力制御について説明する。
図9は、コードレス電話親機100による警報出力制御の第1例を示すフローチャートである。なお、図9の処理は、図8の処理とは別に単独で行われてもよい。
まず、監視機能制御部113は、開閉センサ300からのセンサ検知情報を参照し、例えば窓の開閉状態を識別する(S21)。
例えば窓が開状態である場合、監視機能制御部113は、監視機能制御部113の内部メモリを参照し、設定されている警戒モードを識別する(S22)。
警戒モードがオンである場合、監視機能制御部113は、親機制御部109のマイクロコンピュータ等に内蔵されたタイマTの計時を開始する(S23)。つまり、タイマTは、開閉センサ300が開状態を検出してからの経過時間を計測する。
監視機能制御部113は、例えば定期的に取得されるセンサ検知情報を参照し、開状態が継続しているか否かを識別する(S24)。
開状態が継続している場合、監視機能制御部113は、警戒モードのオン状態が継続しているか否かを識別する(S25)。
S24において開状態が継続している場合、又は、S25において警戒モードのオン状態が継続している場合、監視機能制御部113は、タイマTをリセットする(S26)。
警戒モードのオン状態が継続している場合、監視機能制御部113は、タイマTの計数値が所定の閾値T1以上(T≧T1)であるか否かを識別する(S27)。閾値T1は、例えば、10秒である。タイマTの計数値が所定の閾値T1以上でない場合、S24に進む。閾値T1は、第1の時間の一例である。
タイマTの計数値が所定の閾値T1以上である場合、監視機能制御部113は、所定の警報出力処理を実行する(S28)。この場合、監視機能制御部113は、例えば、スピーカ129を用いて警報音を鳴動させてもよい。監視機能制御部113は、例えば、表示部106に用いて警報画像を表示させてもよい。監視機能制御部113は、例えば、監視カメラ200からの画像ストリームデータを重要性の高いデータとして保存させてもよい。監視機能制御部113は、例えば、スマートフォン500に対して電子メール等により異常の発生を通知してもよい。従って、例えば、無線LAN制御部121、無線LAN通信I/F部122、スピーカ129、表示部106は、警報出力部の一例である。
図9の処理によれば、コードレス電話親機100は、警戒モードがオンの状態で、開閉センサ300により開状態が検出されてから所定時間T1を経過した場合、警報出力する。従って、所定の閾値T1が比較的短くした場合でも、スマートフォン500のユーザの帰宅時に、ユーザが慌てて「警戒モード」の解除操作をしなくても、監視システム1000の警報が鳴鳴動されない。また、ユーザが外出する際に監視システム1000のセキュリティ設定の操作を忘れた場合でも、警戒モードをオンに切り替えできる。
図10は、コードレス電話親機100による警報出力制御の第2例を示すフローチャートである。図10において、図9に示したステップと同様のステップについては、同一のステップ番号を付し、説明を省略又は簡略化する。なお、図10の処理は、図8の処理とは別に単独で行われてもよい。
まず、監視機能制御部113は、S21〜S26の処理を実行する。
S25において、警戒モードのオン状態が継続している場合、監視機能制御部113は、スマートフォン500が宅内10の無線LANの通信圏外に存在するか否かを識別する(S31)。
スマートフォン500が宅内10の無線LANの通信圏内に存在する場合、監視機能制御部113は、S27の処理を実行する。
スマートフォン500が宅内10の無線LANの通信圏外に存在する場合、監視機能制御部113は、監視機能制御部113は、タイマTの計数値が所定の閾値T2以上(T≧T2)であるか否かを識別する(S27)。閾値T1は、例えば、30秒である。タイマTの計数値が所定の閾値T2以上でない場合、S24に進む。閾値T2は、第2の時間の一例である。
図10の処理によれば、コードレス電話親機100は、警戒モードがオンの状態で、スマートフォン500が無線LAN通信圏外に位置する場合、開閉センサ300により開状態が検出されてから所定時間T1を経過した場合、警報出力する。また、コードレス電話親機100は、スマートフォン500が無線LAN通信圏内に位置する場合、開閉センサ300により開状態が検出されてから所定時間T2を経過した場合、警報出力する。つまり、警報を出力するまでの警戒出力時間の長さが、スマートフォン500が無線LAN通信の通信圏内に位置するか通信圏外に位置するかに応じて、切り替わる。
これにより、仮に、ユーザが警戒モードをオフにし忘れても、ユーザが帰宅した場合、スマートフォン500による無線LAN通信の成功に応じて、警報出力時間が長くなるよう変更される。そのため、監視システム1000により帰宅直後に警報が鳴動されることを抑制でき、ユーザは、手動操作で解除するまでに時間的な余裕を持てる。また、ユーザが外出中には、警報出力時間が短くされるので、侵入者の検知性能の低下を抑制できる。従って、ユーザの動向に応じて、警報出力時間を調整でき、宅内10のセキュリティの低下を抑制して、ユーザの利便性を向上できる。
なお、監視システム1000の警戒モードは、手動操作によりオフ(解除)されてもよい。警戒モードを手動解除する方法としては、例えば、コードレス電話親機100のテンキーを用いて、事前に登録された暗証番号を入力することが考えられる。
次に、スマートフォン500の動作例について説明する。
図11は、スマートフォン500の動作例を示すフローチャートである。スマートフォン500は、例えば、監視システム1000と連携する場合に図11の処理を実行する。
監視機能制御部514は、無線LAN制御部507、無線LAN通信I/F部508、及び図1に示した宅内10の無線LANを経由して、コードレス電話親機100との間で無線通信が不可能な状態から可能な状態に変化したか否かを識別する(S41)。つまり、監視機能制御部514は、スマートフォン500が宅内10の無線LANの通信圏外から通信圏内に移動したか否かを識別する。
スマートフォン500が宅内10の無線LANの通信圏外から通信圏内に移動した場合、監視機能制御部514は、無線LANを経由して、コードレス電話親機100から、監視システム1000のセキュリティ設定の情報を取得する(S42)。
監視機能制御部514は、受信されたセキュリティ設定の情報を参照し、警戒モードがオンか否かを識別する(S43)。S43において警戒モードがオンである場合には、例えば、スマートフォン500による遠隔操作により警戒モードがオンとされた場合を含む。
警戒モードがオンである場合、監視機能制御部514は、監視システム1000の警戒モードがオン状態である旨を含むアラーム(通知情報)をユーザに通知するよう制御する(S44)。この場合、監視機能制御部514は、例えば、表示/操作部503に通知情報を表示させ、スピーカ513から通知音を出力させ、又は振動デバイスにより通知情報を示す振動を発生させる。従って、表示/操作部503、スピーカ513、又は振動デバイス(不図示)は、携帯端末の報知部の一例である。
監視機能制御部514は、再度、宅内10の無線LANを経由して、コードレス電話親機100から、監視システム1000のセキュリティ設定の情報を取得する(S45)。監視機能制御部514は、受信されたセキュリティ設定の情報を参照し、警戒モードがオフに変化したか否かを識別する(S46)。
警戒モードがオフに変化した場合、図8のS13の処理に示したように、コードレス電話親機100により、警戒モードがオンからオフに切り替えられる。警戒モードがオフに変化した場合、監視機能制御部514は、監視システム1000の警戒モードが解除された旨(オフにされた旨)を含むアラーム(通知情報)をユーザに通知するよう制御する(S47)。この場合、監視機能制御部514は、例えば、表示/操作部503に通知情報を表示させ、スピーカ513から通知音を出力させ、又は振動デバイスにより通知情報を示す振動を発生させる。
図11の処理によれば、ユーザは、監視システム1000の警戒モードの設定状態を、スマートフォン500を用いて確認できる。例えば、スマートフォン500を所持したユーザが帰宅した場合、警戒モードがオンであることを認識できる。従って、例えば、ユーザが手動操作により、監視システム1000の警戒モードを忘れずに解除でき、又は、警報が鳴動される前に手動操作で解除できる可能性を高くできる。例えば、スマートフォン500を所持したユーザが帰宅した場合、ユーザがセキュリティ設定の手動操作をすることなく、警戒モードがオフにされ、警戒モードがオフにされたことを認識できる。
なお、スマートフォン500は、警戒モードの設定又は解除を遠隔制御してもよい。この場合、例えば、監視機能制御部514は、表示/操作部503により、警戒モードをオンにするユーザからの入力操作を受け付けたか否かを識別する。警戒モードをオンにする指示(警戒モードの開始指示)を受け付けた場合、監視機能制御部514は、例えばインターネット60を経由して、コードレス電話親機100との間で通信回線を接続し、警戒モードの開始命令をコードレス電話親機100に送信する。監視機能制御部514は、インターネット60の代わりに携帯電話網50及び固定電話網40を経由して、警戒モードの開始命令をコードレス電話親機100に送信しても良い。同様に、監視機能制御部514は、警戒モードをオフにする(解除する)命令を送信してもよい。
これにより、スマートフォン500は、監視システム1000を遠隔制御できる。つまり、ユーザは、宅外からスマートフォン500を操作して、監視システム1000の警戒モードを設定できる。従って、例えば、ユーザが監視システム1000の警戒モードをオンとすることを忘れて外出した場合でも、スマートフォン500からの遠隔操作で警戒モードをオンとし、警戒を開始できる。
図12は、コードレス電話親機100による警報出力制御の第3例を示すフローチャートである。図12において、図9又は図10に示したステップと同様のステップについては、同一のステップ番号を付し、説明を省略又は簡略化する。なお、図12の処理は、図8の処理とは別に単独で行われてもよい。
監視機能制御部113は、監視システム1000の警戒モードの設定状態を識別する(S51)。
警戒モードがオンの場合、監視機能制御部113は、警戒モードがオンにされたこと(警戒開始)が、スマートフォン500の指示に起因するか否かを識別する(S52)。例えば、スマートフォン500から送信された警戒モードの開始命令により監視機能制御部113が警戒モードをオンに切り替えた場合、監視機能制御部113は、指示元がスマートフォン500であると識別できる。監視機能制御部113は、警戒モードの切り替えの指示元の情報を内部メモリに保持し、適宜参照してもよい。
警戒モードのオン状態がスマートフォン500の指示に起因する場合、監視機能制御部113は、宅内10の無線LANを経由して、スマートフォン500との間で無線通信が不可能かを識別する(S53)。つまり、監視機能制御部113は、スマートフォン500が宅内10の無線LANの通信圏外に位置するか否かを識別する。
S52において警戒モードのオン状態がスマートフォン500の指示に起因しない場合、又は、S53においてスマートフォン500が宅内10の無線LANの通信圏外にある場合、監視機能制御部113は、開閉センサ300からのセンサ検知情報を参照する。そして、監視機能制御部113は、センサ検知情報に応じて、開閉状態を識別する(S54)。「開」であればS55に進み、「閉」であればS51に戻る。
センサ検知情報が開状態を示す場合、監視機能制御部113は、タイマTの計時を開始する(S55)。
S55の処理が終了すると、監視機能制御部113は、S24〜28の処理を実行する。ただし、図12のS27では、監視機能制御部113は、タイマTの計数値が所定の閾値T3以上(T≧T3)であるか否かを識別する。閾値T3は、例えば、10秒である。閾値T3は、第3の時間の一例である。
S51において警戒モードがオフの場合、監視機能制御部113は、宅内10の無線LANを経由してスマートフォン500との間で無線通信が可能か否かを識別する(S61)。つまり、監視機能制御部113は、スマートフォン500が宅内10の無線LANの通信圏内に位置するか否かを識別する。
ステップS62では、監視機能制御部113は、開閉センサ300からのセンサ検知情報を参照し、センサ検知情報に含まれる情報が閉状態から閉状態に変化したか否かを識別する(S62)。
センサ検知情報に含まれる情報が閉状態に変化した場合、監視機能制御部113は、タイマTの計時を開始する(S63)。
監視機能制御部113は、タイマTの計数値が所定の閾値T4以上(T≧T4)であるか否かを識別する(S64)。閾値T4は、例えば10秒である。タイマTの計数値が所定の閾値T4以上でない場合、S64を繰り返す。閾値T4は、第4の時間の一例である。
タイマTの計数値が所定の閾値T4以上である場合、監視機能制御部113は、警戒モードをオンにする(S65)。つまり、コードレス電話親機100のユーザによる操作、外部機器(例えばスマートフォン500)からの指示がなくても、監視機能制御部113は、警戒モードをオンに切り替える。
図12の処理によれば、例えば、スマートフォン500の遠隔操作により警戒モードがオンされた場合の警報出力時間に応じて、警報を出力できる。従って、例えば、スマートフォン500の遠隔操作に適した警報出力時間が設定されることで、ユーザの利便性を向上できる。また、スマートフォン500のユーザが在宅中に、開閉センサ300による閉状態の検知に応じて警戒モードがオンに切り替わる。従って、手動操作により警戒モードをオンとすることなく、ユーザがいる宅内10の警戒を開始できるので、セキュリティを確保してユーザの利便性を向上できる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または本実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
例えば、上記実施形態では、監視システム1000では、少なくとも一部のセンサの設置が省略されてもよい。
例えば、上記実施形態では、コードレス電話親機100とスマートフォン500との間の無線通信の通信回線として、無線LANを例示したが、その他の狭域無線通信の通信回線(例えば、Bluetooth(登録商標))が用いられてもよい。
例えば、上記実施形態では、スマートフォン500の代わりに、携帯電話、タブレット端末、PC、(Personal Computer)、その他の携帯端末が設けられてもよい。これらの装置は、スマートフォン500と同様の機能を有する。
例えば、上記実施形態では、コードレス電話親機100以外の装置が、通信システムの制御装置として動作してもよい。
例えば、上記実施形態では、監視システム1000が、スマートフォン500とコードレス電話親機100との位置関係に応じて、警戒モードのオンオフの設定、警報出力時間の制御等を行うことを例示した。なお、監視システム1000とは別に、監視対象の領域を監視する一般的な監視システムが存在してもよい。この場合、監視システム1000は、例えば、スマートフォン500とコードレス電話親機100との位置関係に応じて、一般的な監視システムによる警戒モードのオンオフを決定し、一般的な監視システムに対して通知してもよい。また、監視システム1000は、例えば、スマートフォン500とコードレス電話親機100との位置関係に応じて、一般的な監視システムによる警報出力に係る警報出力時間の長さを決定し、一般的な監視システムに通知してもおい。
(本発明の一態様の概要)
本発明の一態様の通信システムは、携帯端末、センサ、及び制御装置を備える通信システムであって、前記携帯端末は、前記制御装置との間で無線通信する通信部を備え、前記センサは、所定の事象を検知する検知部と、前記検知部により検知された検知情報を送信する送信部と、を備え、前記制御装置は、前記携帯端末との間で、狭域無線通信回線を介して無線通信する第1の通信部と、前記センサから検知情報を受信する第2の通信部と、前記携帯端末が前記制御装置との間の無線通信の通信圏内に位置するか否かに応じて、所定の領域を監視するための警戒モードとして、警戒状態又は前記警戒状態が解除された警戒解除状態を指定する警戒モード指定部と、前記警戒モードが警戒状態であり、前記検知情報に異常状態を示す情報が含まれる異常検知状態が所定時間以上継続した場合、警報を出力する警報出力部と、を備える。
この構成によれば、例えば、携帯端末のユーザが携帯端末を所持して外出した場合、携帯端末が制御装置との間の無線通信の通信圏外となる。従って、液体端末と制御装置とが連動して、例えば警戒モードを警戒状態に設定でき、容易にセキュリティを確保できる。また、例えば、携帯端末のユーザが携帯端末を所持して帰宅した場合、携帯端末が制御装置との間の無線通信の通信圏内となる。従って、液体端末と制御装置とが連動して、例えば警戒モードを警戒解除状態に設定でき、ユーザの利便性を向上できる。
本発明の一態様の通信システムは、前記警戒モード指定部が、前記携帯端末が前記制御装置との間の無線通信の通信圏外に位置する場合、前記警戒モードを前記警戒解除状態に指定する。
この構成によれば、例えば、ユーザが警戒モードを急いで警戒解除状態となるように手動操作しなくても、ユーザを侵入者と誤認することを抑制できる。
本発明の一態様の通信システムは、前記制御装置が、前記携帯端末が前記制御装置との間の無線通信の通信圏内に位置するか否かに応じて、前記異常検知状態の開始時点から警報が出力されるまでの時間である警報出力時間の長さを制御する時間制御部を備える。
この構成によれば、携帯端末が存在すると推測される位置に応じて、警戒モードにおいて警報を出力するまでの警報出力時間を調整できる。警報出力時間が調整されることで、監視対象の領域のセキュリティの低下を抑制し、警戒モードの設定に係るユーザの利便性を向上できる。
本発明の一態様の通信システムは、前記時間制御部が、前記携帯端末が前記制御装置との間の無線通信の通信圏外に位置する場合、前記警報出力時間を所定の第1の時間とし、前記警報出力部が、前記警戒モードが警戒状態であり、前記第1の時間が経過した場合、警報を出力する。
この構成によれば、例えば、携帯端末が制御装置との間の無線通信の通信圏内に位置する場合、携帯端末のユーザが外出中と推測できるので、センサにより異常が検知された場合には、通常の比較的短い警報出力時間が経過した後に警報を出力できる。この場合、ユーザにより警戒モードを警戒解除状態にする可能性は低いので、ユーザの利便性を損なわずにセキュリティを確保できる。
本発明の一態様の通信システムは、前記時間制御部が、前記携帯端末が前記制御装置との間の無線通信の通信圏内に位置する場合、前記警報出力時間を前記第1の時間よりも長い所定の第2の時間とし、前記警報出力部が、前記警戒モードが警戒状態であり、前記第2の時間が経過した場合、警報を出力する。
この構成によれば、例えば、ユーザが宅内にいると推測される場合、ユーザが宅外にいると推測される場合よりも、警報出力時間を長くできる。これにより、ユーザが在宅中には、異常を直ぐに報知しなくてもユーザ自身が確認できるので、セキュリティの低下を抑制できる。また、ユーザが警報の出力を停止するための操作を、余裕を持って実施できるので、ユーザの利便性を向上できる。
本発明の一態様の通信システムは、前記携帯端末が、前記警戒モードを指定するための操作を受け付ける操作部を備え、前記携帯端末の前記通信部が、前記操作部による操作により指定された前記警戒モードの情報を送信し、前記第1の通信部が、前記警戒モードの情報を受信し、前記警戒モード指定部が、前記警戒モードの情報に応じて、前記警戒モードを指定し、前記時間制御部が、前記警戒モードの情報に応じて前記警戒モードが指定され、前記検知情報に異常状態を示す情報が含まれ、前記携帯端末が前記制御装置との間の無線通信の通信圏外に位置する場合、前記警報出力時間を所定の第3の時間とし、前記警報出力部が、前記警戒モードが警戒状態であり、前記第3の時間が経過した場合、警報を出力する。
この構成によれば、例えば、携帯端末により遠隔操作された場合の警報出力時間に応じて、警報を出力できる。従って、例えば、携帯端末の遠隔操作に適した警報出力時間が設定されることで、ユーザの利便性を向上できる。
本発明の一態様の通信システムは、前記時間制御部が、前記検知情報に異常状態を示す情報が含まれず、前記携帯端末が前記制御装置との間の無線通信の通信圏内に位置する場合、前記警報出力時間を所定の第4の時間とし、前記警報出力部が、前記携帯端末が前記制御装置との間の無線通信の通信圏内に位置し、前記検知情報に異常状態を示す情報が含まれる場合、前記検知情報を無視し、前記警戒モード指定部が、前記携帯端末が前記制御装置との間の無線通信の通信圏内に位置し、前記検知情報に異常状態を示す情報が含まれず、前記第4の時間が経過した場合、前記警戒モードを前記警戒状態に指定する。
この構成によれば、例えば、携帯端末のユーザが在宅中に、センサにより異常が発生していないことが検知されたことに応じて、警戒モードを警戒状態に指定できる。従って、手動操作により警戒モードを警戒状態とすることなく、ユーザが存在する領域内の警戒を開始できるので、セキュリティを確保してユーザの利便性を向上できる。
本発明の一態様の通信システムは、前記携帯端末が、前記警戒モードが警戒状態であり、前記携帯端末が前記制御装置との間の無線通信の通信圏内に位置する場合、前記警戒モードが警戒状態である旨を報知する報知部を備える。
この構成によれば、携帯端末のユーザは、警戒モードの指定状態を携帯端末を用いて確認できる。例えば、携帯端末のユーザが帰宅した場合、警戒モードが警戒状態であることを認識できる。従って、例えば、ユーザが手動操作により、警戒モードを忘れずに解除でき、又は、警報が出力される前に手動操作で解除できる可能性を高くできる。また、制御装置は、通信システムにより出力される本来の警報を出力する前に、警戒モードが警戒状態であることをユーザに気づかせることができる。
本発明の一態様の通信システムは、前記携帯端末が、前記携帯端末が前記制御装置との間の無線通信に起因して前記警戒モードが警戒解除状態に指定された場合、前記警戒モードが警戒解除状態である旨を報知する報知部を備える。
この構成によれば、例えば、携帯端末のユーザが帰宅した場合、ユーザが警戒モードの手動操作をすることなく、警戒モードが警戒解除状態にされ、警戒モードが警戒解除状態にされた旨を認識できる。
本発明の一態様の通信システムは、前記センサが、人感センサを含む。
この構成によれば、例えば、人感センサにより人が検知された場合、異常状態であると識別し、人感センサにより人が検知されなかった場合、異常状態でないと識別できる。例えば、監視対象の領域における人の有無に応じて警戒モードが指定されることで、セキュリティ性能と利便性とを両立できる。
本発明の一態様の通信システムは、前記センサが、所定の開口部の開閉状態を検知する開閉検知センサを含む。
この構成によれば、例えば、開閉検知センサにより開状態が検知された場合、異常状態であると識別し、開閉検知センサにより閉状態が検知された場合、異常状態でないと識別できる。例えば、監視対象の領域における開閉の状態に応じて警戒モードが指定されることで、セキュリティ性能と利便性とを両立できる。
本発明の一態様の制御装置は、携帯端末との間で、狭域無線通信回線を介して無線通信する第1の通信部と、センサから、前記センサにより検知された検知情報を受信する第2の通信部と、前記第1の通信部による無線通信の通信圏内に前記携帯端末が位置するか否かに応じて、所定の領域を監視するための警戒モードとして、警戒状態又は前記警戒状態が解除された警戒解除状態を指定する警戒モード指定部と、前記警戒モードが警戒状態であり、前記検知情報に異常状態を示す情報が含まれる異常検知状態が所定時間以上継続した場合、警報を出力する警報出力部と、を備える。
この構成によれば、例えば、携帯端末のユーザが携帯端末を所持して外出した場合、携帯端末が制御装置との間の無線通信の通信圏外となる。従って、液体端末と制御装置とが連動して、例えば警戒モードを警戒状態に設定でき、容易にセキュリティを確保できる。また、例えば、携帯端末のユーザが携帯端末を所持して帰宅した場合、携帯端末が制御装置との間の無線通信の通信圏内となる。従って、液体端末と制御装置とが連動して、例えば警戒モードを警戒解除状態に設定でき、ユーザの利便性を向上できる。
本発明の一態様の制御方法は、制御装置における制御方法であって、センサから、前記センサにより検知された検知情報を受信するステップと、携帯端末が前記制御装置との間の狭域無線通信回線を介した無線通信の通信圏内に位置するか否かに応じて、所定の領域を監視するための警戒モードとして、警戒状態又は前記警戒状態が解除された警戒解除状態を指定するステップと、前記警戒モードが警戒状態であり、前記検知情報に異常状態を示す情報が含まれる異常検知状態が所定時間以上継続した場合、警報を出力するステップと、を有する。
この方法によれば、例えば、携帯端末のユーザが携帯端末を所持して外出した場合、携帯端末が制御装置との間の無線通信の通信圏外となる。従って、液体端末と制御装置とが連動して、例えば警戒モードを警戒状態に設定でき、容易にセキュリティを確保できる。また、例えば、携帯端末のユーザが携帯端末を所持して帰宅した場合、携帯端末が制御装置との間の無線通信の通信圏内となる。従って、液体端末と制御装置とが連動して、例えば警戒モードを警戒解除状態に設定でき、ユーザの利便性を向上できる。
本発明は、セキュリティ性能と利便性とを両立できる通信システム、制御装置、及び制御方法等に有用である。
40 固定電話網
50 携帯電話網
60 インターネット
70 固定電話機
80 無線ルータ
100 コードレス電話親機
101 固定電話回線I/F部
103 記憶部
104 音声入出力制御部
105 操作部
106 表示部
107,348,448 DECT無線I/F部
108,349,449 DECTプロトコル制御部
109 親機制御部
110 呼制御部
112 音声ストリーム処理部
113 監視機能制御部
114 画像メモリ制御部
115 画像メモリ
121,221,507 無線LAN制御部
122,222,508 無線LAN通信I/F部
125 留守番電話制御部
126 子機/携帯端末充電部
127 USB通信I/F部
128,228,451,512 マイクロホン
129,229,452,513 スピーカ
200 監視カメラ
201 撮像部
202 赤外線センサ
203 記憶部
204 音声入出力制御部
205 操作部
209 制御部
211 画像メモリ制御部
212 画像メモリ
230 電源部
300 開閉センサ
341 リードスイッチ
342 記憶部
345 表示ランプ
347 制御部
350 充電池
360 人感センサ
370 煙センサ
400 コードレス電話子機
442 記憶部
443 音声入出力制御部
444 操作部
445 表示部
447 制御部
450,550 2次電池
500 スマートフォン
501 3G無線I/F部
502 3Gプロトコル制御部
503 表示/操作部
504 記憶部
505 音声入出力制御部
506 制御部
511 USB通信I/F部
514 監視機能制御部
1000 監視システム

Claims (7)

  1. センサと、
    前記センサに対応させて動作する監視カメラと、
    前記センサ及び前記監視カメラと通信可能であり、固定電話網に接続されて他固定電話機と通話可能な親機と、
    前記親機との間で無線通信可能であり、携帯電話網を介して他携帯電話機と接続する携帯電話端末と、を備える監視システムであって、
    前記親機は、前記携帯電話端末と無線通信する第1の通信部と、前記センサから検知情報を、前記監視カメラから画像データをそれぞれ受信する第2の通信部とを備え、前記センサから検知情報を受信すると該検知情報を前記携帯電話端末に送信し、
    前記携帯電話端末は、前記検知情報を受信し、さらにモニタ指示を受け付けると前記監視カメラと無線接続を行い、
    前記監視カメラは、前記携帯電話端末との無線接続された後、前記親機に撮像された画像データを送信し、
    前記親機は、前記監視カメラからの画像データを前記携帯電話端末に送信し、
    前記携帯電話端末は、前記親機からの画像データを表示することを特徴とする、
    監視システム。
  2. 前記センサ及び前記監視カメラは前記親機と、DECTによって通信を実行する、請求項1記載の、
    監視システム。
  3. 前記親機は、前記センサからの前記検知情報が異常状態を示す場合に警報を出力する警報出力部とを備えたことを特徴とする請求項1記載の、
    監視システム。
  4. 前記親機の前記警報出力部はスピーカであり、前記スピーカは検知情報が異常状態を示す場合に警報音を鳴動させる請求項3記載の、
    監視システム。
  5. 前記親機は警戒状態に設定する警戒モード指定部を備え、前記警戒モード指定部が警戒状態を設定しているときのみ、前記警報出力部は警報を出力する、請求項3記載の、
    監視システム。
  6. 前記親機は画像メモリを備え、前記監視カメラからの画像データを前記画像メモリに録画することを特徴とする請求項1の、
    監視システム。
  7. センサと、
    前記センサに対応させて動作する監視カメラと、
    前記センサ及び前記監視カメラと通信可能であり、固定電話網に接続されて他固定電話機と通話可能な親機と、
    前記親機との間で無線通信可能であり、携帯電話網を介して他携帯電話機と接続する携帯電話端末と、を備える監視システムを用いた監視方法であって、
    前記親機は、前記携帯電話端末と無線通信する第1の通信部と、前記センサから検知情報を、前記監視カメラから画像データをそれぞれ受信する第2の通信部とを備え、前記センサから検知情報を受信すると該検知情報を前記携帯電話端末に送信し、
    前記携帯電話端末は、前記検知情報を受信し、さらにモニタ指示を受け付けると前記監視カメラと無線接続を行い、
    前記監視カメラは、前記携帯電話端末との無線接続された後、前記親機に撮像された画像データを送信し、
    前記親機は、前記監視カメラからの画像データを前記携帯電話端末に送信し、
    前記携帯電話端末は、前記親機からの画像データを表示することを特徴とする、
    監視方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106055080A (zh) * 2016-06-24 2016-10-26 深圳市巨潮科技股份有限公司 基于微波人体感应的atm显示器及atm显示方法
JP2019082845A (ja) * 2017-10-30 2019-05-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 防犯連携システム、防犯統合システム、防犯連携方法及びプログラム

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