JP2006025185A - 留守監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で高い防犯効果を得ることができる留守監視装置を提供すること。
【解決手段】本発明の留守監視装置1では、制御部2は、呼出チャイム16の操作と電話の着呼を検出し、検出した呼出チャイム16の操作回数と前記電話の着呼回数とをそれぞれ計数し、設定時間22内に計数した前記操作回数と前記着呼回数とがともに1以上で、且つ、前記操作回数及び前記着呼回数の合計が設定回数23を超えた場合に所定の外部通信端末14に異常発生を通報する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、家人(以下、「ユーザ」ともいう)の留守中に不審者が家へ侵入しようとするのを監視する留守監視装置に関する。
近年、一般家庭には、インターホンシステムが広く普及している。このインターホンシステムでは、訪問者が玄関や門扉付近に設置されたインターホン子機の呼出チャイムを操作すると、室内に設置されたインターホン親機のスピーカから所定の音が鳴動され、鳴動された音によって訪問者の来訪を知った家人は、インターホン親機で応答してインターホン子機側にいる訪問者と通話することができ、訪問者が誰であるか、またその訪問の用件は何であるか等を確認することができる。
しかし、従来のインターホンシステムでは、家人が留守である場合、家人からの応答がなく、家人の不在が訪問者に知られるという欠点があった。家人の留守中に空き巣に及ぼうとする不審者は、この欠点を利用し、標的とする家への侵入を試みる前に、インターホン子機の呼出チャイムを操作して、家人からの応答があるか否かにより家人の不在を確かめることがあり、防犯上大きな問題となっている。かかる事情を考慮して、留守中にインターホン子機の呼出チャイムが操作された場合に、ユーザと警備契約を締結した警備会社に自動発呼する留守監視装置が特許文献1に開示されている。
この留守監視装置は、公衆交換電話網(PSTN:Public Switched Telephone Network)を介して所定の警備会社の電話番号に自動的に発呼する自動発呼手段を備えており、インターホン子機における呼出チャイムの操作を検知した場合に、所定の警備会社に発呼してインターホン子機と警備会社にある電話機等の通信端末機とを公衆交換電話網を介して通信可能に接続するものである。この留守監視装置では、ユーザの留守中にインターホン子機の呼出チャイムが操作された場合、警備会社の警備員が通信端末機を用いてインターホン子機に対して応答を行い、訪問者からの伝言メッセージを受けたり、通話内容を録音することができる。
特開平08−293926号公報
しかしながら、上記の特許文献1の留守監視装置では、警備会社と契約する必要があり、また、上記のようにインターホン子機と警備会社の通信端末機とが接続された状態で警備員が通信端末機から応答するシステムであるため、構成が複雑であり、コストがかかるという問題点があった。また、留守中に呼出チャイムが操作される度にインターホン子機と警備会社の通信端末とが接続されるため、結局は警備会社が応答した場合家人が不在であることを伝えることになり、あまり高い防犯効果を期待できない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で高い防犯効果を得ることができる留守監視装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の留守監視装置は、呼出チャイムの操作を検出する第1検出手段と、電話の着呼を検出する第2検出手段と、前記第1検出手段が検出した前記呼出チャイムの操作回数と前記第2検出手段が検出した前記電話の着呼回数とをそれぞれ計数する計数手段と、該計数手段が所定時間内に計数した前記操作回数と前記着呼回数とがともに1以上で、且つ、前記操作回数及び前記着呼回数の合計が設定回数を超えた場合に所定の外部通信端末に異常発生を通報する通報手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2記載の留守監視装置は、電話の着呼を検出する検出手段と、該検出手段が検出した前記電話の着呼が所定時間帯にあった場合にその電話の着呼があった日数を計数する計数手段と、該計数手段が前記日数を所定日数連続して計数した場合、又は、該計数手段が計数した前記日数が所定期間内に設定日数を超えた場合に所定の外部通信端末に異常発生を通報する通報手段と、を備えることを特徴としている。
請求項3記載の留守監視装置は、呼出チャイムの操作を検出する検出手段と、前記検出手段が検出した前記呼出チャイムの操作回数を計数する計数手段と、該計数手段が所定時間内に計数した前記操作回数が設定回数を超えた場合に所定の外部通信端末に異常発生を通報する通報手段と、を備えることを特徴としている。
請求項4記載の留守監視装置は、呼出チャイムの操作を検出する検出手段と、玄関扉が開いたことを検知する検知手段と、前記検出手段が前記呼出チャイムの操作を検出してから所定時間内に前記検知手段が前記玄関扉が開いたことを検知した場合に所定の外部通信端末に異常発生を通報する通報手段と、を備えることを特徴としている。
請求項5記載の留守監視装置は、電話の着呼を検出する検出手段と、玄関扉が開いたことを検知する検知手段と、前記検出手段が前記電話の着呼を検出してから所定時間内に前記検知手段が前記玄関扉が開いたことを検知した場合に所定の外部通信端末に異常発生を通報する通報手段と、を備えることを特徴としている。
請求項6記載の留守監視装置は、請求項1記載の留守監視装置において、登録された電話番号を記憶する記憶手段を備え、計数手段は、前記第2検出手段が検出した前記電話の着呼が、前記記憶手段が記憶していない電話番号からの着呼又は発番非通知の着呼のいずれかの着呼である場合、前記記憶手段が記憶していない電話番号からの着呼である場合、又は、発番非通知の着呼である場合に前記着呼回数を計数することを特徴としている。
請求項7記載の留守監視装置は、請求項2記載の留守監視装置において、登録された電話番号を記憶する記憶手段を備え、前記計数手段は、前記所定時間帯に、前記記憶手段が記憶していない電話番号からの着呼又は発番非通知の着呼のいずれかの着呼があった場合、前記記憶手段が記憶していない電話番号からの着呼があった場合、又は、発番非通知の着呼があった場合にその電話の着呼があった前記日数を計数することを特徴としている。
請求項8記載の留守監視装置は、請求項1、3又は4記載の留守監視装置において、前記通報手段は、前記外部通信端末に前記異常発生を通報するとともに、前記検出手段が検出した前記呼出チャイムの操作に連動して前記呼出チャイム周辺の画像データを撮影する撮影装置が撮影した前記画像データを送信することを特徴としている。
請求項9記載の留守監視装置は、請求項4又は5記載の留守監視装置において、前記通報手段は、前記外部通信端末に前記異常発生を通報するとともに、前記検知手段が前記玄関扉が開いたことを検知した際に前記玄関扉周辺の画像データを撮影する撮影装置が撮影した前記画像データを送信することを特徴としている。
本発明の請求項1の留守監視装置によれば、検出した呼出チャイムの操作回数又は電話の着呼回数を計数して、所定時間内に計数した前記操作回数と前記着呼回数とがともに1以上で、且つ、前記操作回数及び前記着呼回数の合計が設定回数を超えた場合に所定の外部通信端末に異常発生を通報するため、前記外部通信端末を所持するユーザは、留守中に不審者が呼出チャイムを操作したり電話をかけることにより家人の不在を複数回に渡って確認している可能性があることを異常発生の通報により知ることができ、簡単な構成で高い防犯効果を得ることができる。また、所定条件のもとに異常発生が通報されるため、ユーザは、呼出チャイムが操作される度、又は、電話の着呼がある度に通報を受けて煩わされることがない。
請求項2の留守監視装置によれば、電話の着呼が設定時間帯にあった日数を計数し、前記日数を所定日数連続して計数した場合、又は、計数した前記日数が所定期間内に設定日数を超えた場合に所定の外部通信端末に異常発生を通報するため、前記外部通信端末を所持するユーザは、留守中に不審者が電話をかけることにより家人が不在の時間帯を数日間に渡って確認してしている可能性があることを異常発生の通報により知ることができ、簡単な構成で高い防犯効果を得ることができる。
請求項3の留守監視装置によれば、検出した呼出チャイムの操作回数を計数して、所定時間内に計数した前記操作回数が設定回数を超えた場合に所定の外部通信端末に異常発生を通報するため、前記外部通信端末を所持するユーザは、留守中に不審者が呼出チャイムを操作することにより家人の不在を複数回に渡って確認している可能性があることを異常発生の通報により知ることができ、簡単な構成で高い防犯効果を得ることができる。また、所定条件のもとに異常発生が通報されるため、ユーザは、呼出チャイムが操作される度に通報を受けて煩わされることがない。
請求項4の留守監視装置によれば、呼出チャイムの操作を検出してから所定時間内に玄関扉が開いたことを検知した場合に所定の外部通信端末に異常発生を通報するため、前記外部通信端末を所持するユーザは、留守中に家人以外の不審者が呼出チャイムを操作して家人の不在を確認した後に玄関扉を開けた可能性があることを異常発生の通報により知ることができ、簡単な構成で高い防犯効果を得ることができる。また、所定条件のもとに異常発生が通報されるため、ユーザは、呼出チャイムが操作されるたびに通報を受けて煩わされることがない。
請求項5の留守監視装置によれば、電話の着呼を検出してから所定時間内に玄関扉が開いたことを検知した場合に所定の外部通信端末に異常発生を通報するため、外部通信端末を所持するユーザは、留守中に不審者が電話をかけて家人の不在を確認した後に玄関扉を開けた可能性があることを異常発生の通報により知ることができ、簡単な構成で高い防犯効果を得ることができる。
請求項6の留守監視装置によれば、請求項1記載の留守監視装置の効果に加えて、検出した電話の着呼のうち、登録されていない電話番号からの着呼や発番非通知の着呼の着呼回数のみを計数することができ、電話番号が登録された知人等からの電話の着呼回数を計数することによる誤通報を防止することができる。
請求項7の留守監視装置によれば、請求項2記載の留守監視装置の効果に加えて、検出した電話の着呼のうち、登録されていない電話番号からの着呼や発番非通知の着呼が所定時間帯にあった場合にのみその電話の着呼があった日数を計数することができ、電話番号が登録された知人等からの電話の着呼が設定時間帯にあった日数を計数することによる誤通報を防止することができる。
請求項8の留守監視装置によれば、請求項1、3又は4記載の留守監視装置の効果に加えて、所定の外部通信端末に異常発生を通報するとともに、呼出チャイムの操作に連動して撮影装置が呼出チャイム周辺を撮影した画像データを送信するため、前記外部通信端末を所持するユーザは、前記外部通信端末に表示された前記呼出チャイム周辺の画像を見て呼出チャイムを操作した人物や呼出チャイム周辺の状況を確認することができる。
請求項9の留守監視装置によれば、請求項4又は5記載の留守監視装置の効果に加えて、所定の外部通信端末に異常発生を通報するとともに、玄関扉が開いたことを検知した際に撮影装置が玄関扉周辺を撮影した画像データを送信するため、前記外部通信端末を所持するユーザは、前記外部通信端末に表示された前記玄関扉周辺の画像を見て玄関扉を開けた人物や玄関扉周辺の状況を確認することができる。
以下、本発明の第1実施形態に係る留守監視装置について図面に基づき説明する。図1は、本実施形態に係る留守監視装置1の構成例を示したブロック図である。この留守監視装置1には、設定モードとして在宅モードと外出モードがあり、在宅モード時はインターホン親機又は電話機として機能し、外出モード時は家人(ユーザ)の留守中に不審者が家に侵入しようとするのを監視して異常があったと判断した場合にその旨を通報する防犯装置として機能する。
留守監視装置1は、図1に示すように、制御部(MPU:Microprocessing Unit)2、ROM(Read Only Memory)3、インターホン I/F(Interface)4、通信部5、RAM(Random Access Memory)6、LAN I/F(Local Area Network Interface)7、画像メモリ8、ハンドセット9、操作部10、及び表示部11を備えており、各部2乃至11は、バス12によって通信可能に接続されている。留守監視装置1には、玄関扉付近に設置されたインターホン子機13がインターホンI/F4を介して接続されている。また、留守監視装置1とユーザが所持している、例えば携帯電話等の外部通信端末14は、公衆交換電話網15を介して通信可能である。
留守監視装置1に接続されたインターホン子機13は、呼出チャイム16、マイク17、及びスピーカ18を備えている。呼出チャイム16は、訪問者の来訪をユーザに報知するためのものであり、訪問者がこの呼出チャイム16を操作すると、制御部2は、呼出チャイム16の操作を検出し、後述する表示部11のスピーカ(不図示)から音を鳴動させる。したがって、制御部2は、呼出チャイム16の操作を検出する検出手段(第1検出手段)として機能する。マイク17は、留守監視装置1が在宅モード時にインターホン親機として機能する場合に、訪問者が呼出チャイム16を操作し留守監視装置1で応答したユーザに対して訪問者が発した音声を集音する。集音した音声は、ハンドセット10のレシーバ(受話部)から出力される。スピーカ18は、ユーザがハンドセット10のトランスミッタ(送話部)に対して発して集音された音声を出力する。
制御部2は、ROM3に格納された制御プログラムに従って、留守監視装置1を構成する各部を制御する。ROM3は、制御部2によって留守監視装置1の各部が制御されるための制御プログラムを格納しており、このROM3の制御プログラムは、書き換え可能である。
インターホンI/F4は、インターホン子機13と留守監視装置1とを通信可能に接続するインターフェースであり、制御部2は、このインターホンI/F4を介してインターホン子機13の呼出チャイム16の操作を検出し、マイク17で集音された音声をハンドセット10のレシーバから出力し、ハンドセット10のトランスミッタが集音した音声をスピーカ18から出力させる。
通信部5は、モデム19及びNCU(Network Control Unit)20を備えている。モデム19は、例えばITU−T(国際電気通信連合電気通信標準化部門)の勧告V.34規格又はこれと同様のものに従った送受信データの変調及び復調を行うものである。NCU20は、電話回線を制御して電話をかけたり、切ったりする回線網制御装置であり、公衆交換電話網15に接続されている。制御部2は、この通信部5を介して外部からの電話の着呼を検出する検出手段(第2検出手段)として機能する。また、制御部2は、外出モード時に所定の条件が満たされた場合に外部通信端末14に通信部5を介して異常発生を通報する通報手段として機能する。さらに、制御部2は、検出した前記呼出チャイム16の操作回数と電話の着呼回数とをそれぞれ計数する計数手段としても機能する。
RAM6は、制御部2の主メモリ、ワークエリア等として機能するものであり、モード情報21、設定時間(所定時間)22、設定回数23、登録番号情報24、及び通報先情報25を格納している。モード情報21は、留守監視装置1の現在の設定モードが在宅モードと外出モードのどちらであるかを示すものであり、ユーザは、操作部10からのみならず、外部通信端末14からも所定動作に基づいて留守監視装置1に所定のコマンドを送信することによって、このモード情報21を変更することができる。設定時間22及び設定回数23は、ユーザによって操作部10から予め設定されるものであり、適宜ユーザにより変更される。登録番号情報24は、例えば、ユーザによって操作部10から登録された電話番号とその相手先名等を対応づけて記憶したものであり、ユーザの操作部10からの所定操作により適宜変更される。したがって、RAM6は、登録された電話番号を記憶する記憶手段として機能する。通報先情報25は、異常発生の通報先である外部通信端末14の電話番号、又はメールアドレスであり、ユーザによって予め登録されている。
LAN I/F7は、LAN(Local Area Network)26と留守監視装置1とを通信可能に接続するインターフェースである。LAN26には、CCDカメラ(撮影装置)27が設置されている。このCCDカメラ27は、ここでは呼出チャイム16の操作に連動して呼出チャイム16周辺の動画又は静止画を撮影するものであり、呼出チャイム16を操作した人物を撮影できるように、呼出チャイム16周辺を撮影できる位置に設置されている。CCDカメラ27が撮影した画像データは、CCDカメラ27において必要な画像処理が行われ、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式の画像データとして画像メモリ8に格納される。なお、CCDカメラ27は、呼出チャイム16を操作した人物を撮影できれば、インターホン子機13に内蔵されていてもよい。また、撮影した画像データのフォーマットは、GIF(Graphics Interchange Format)形式やTIFF(Tagged Image File Format)形式等でもよい。
また、LAN26には、クライアントPC28が設置されており、クライアントPC28から留守監視装置1のRAM6に記憶されている各種設定や情報を変更したり、画像メモリ8に格納された画像データをクライアントPC28に保存することも可能である。また、LAN26には、メールサーバ29、ルータ30も設置されており、制御部2は、通信部5からの異常発生を通報する処理の代わりにメールサーバ29及びルータ30を介して電子メールを受信可能な外部通信端末14に異常発生を通報する電子メールを送信することも可能である。
画像メモリ8は、CCDカメラ27が撮影した画像データを格納する。ハンドセット9は、レシーバ及びトランスミッタを備えており、留守監視装置1が在宅モード時にインターホン親機又は電話機として機能する場合に用いられるものである。留守監視装置1がインターホン親機として機能する場合は、訪問者が呼出チャイム16を操作した際にユーザが訪問者と通話するために用いられる。一方、留守監視装置1が電話機として機能する場合は、ユーザが公衆交換電話網15を介して接続している通信端末側の相手と通話するために用いられる。
操作部10は、留守監視装置1の各種設定・登録を行うためのカーソルキー等、表示部11と連動した各種操作キーを備えており、ユーザによる各種の入力操作は、この操作部10において行われる。表示部11は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)、LEDランプ及びスピーカ等からなり、留守監視装置1の現在のモード等が表示されたり、インターホン子機13の呼出チャイム16が操作されるとスピーカから音が鳴動される。また、表示部11の液晶表示装置をタッチパネル式のものとし、操作部10の代わりに表示部11から留守監視装置1の各種設定・登録を行うようにしてもよい。
以上のように構成された留守監視装置1において、外出モードに設定された状態で呼出チャイム16の操作又は電話の着呼を検出した場合に行われる処理動作について、図2に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、この留守監視装置1の各部の処理動作は、ROM3に格納されている制御プログラムに基づいて制御部2が発行する制御命令に従って行われる。
留守監視装置1が在宅モードから外出モードに設定されると、制御部2は、呼出チャイム16の操作と電話の着呼の監視を開始し、呼出チャイム16の操作又は電話の着呼を検出したか否かを判断する(S1)。呼出チャイム16の操作又は電話の着呼を検出したと判断した場合(S1:YES)、時間の計測を開始し(S2)、検出した呼出チャイム16の操作の回数又は電話の着呼の回数、すなわち操作回数又は着呼回数を計数する(S3)。
この際、検出した電話の着呼回数をすべて計数するか否かは、ユーザにより予め設定されており、検出した電話の着呼回数をすべて計数しない場合は、以下の3つの場合のうちのいずれかの場合に着呼回数を計数するように設定される。すなわち、検出した電話の着呼が、登録番号情報24に登録されてない(RAM6が記憶していない)電話番号からの着呼又は電話番号を通知しない発番非通知の着呼のいずれかの着呼である場合、登録番号情報24に登録されてない電話番号からの着呼である場合、又は、発番非通知の着呼である場合に着呼回数を計数するように設定される。検出した電話の着呼が、このユーザの設定に基く着呼回数を計数する条件にあてはまらなかった場合は、着呼回数を計数せずにS1以降の処理をおこなう。
次いで、制御部2は、計数した操作回数と着呼回数とがともに1以上か否かを判断する(S4)。操作回数と着呼回数とがともに1以上ではないと判断した場合(S4:NO)、計測した時間が設定時間22を超えたか否かを判断する(S5)。計測した時間が設定時間22を超えたと判断した場合(S5:YES)、計測した時間をリセットし(S6)、処理を終了する。一方、計測した時間が設定時間22を超えていないと判断した場合は(S5:NO)、呼出チャイム16の操作又は電話の着呼を検出したか否かを判断する(S7)。呼出チャイム16の操作又は電話の着呼を検出したと判断した場合(S7:YES)、S3以降の処理を行う。一方、呼出チャイム16の操作又は電話の着呼を検出しなかったと判断した場合は(S7:NO)、S5以降の処理を行う。
S4において、制御部2は、操作回数と着呼回数とがともに1以上であると判断した場合は(S4:YES)、操作回数及び着呼回数の合計が設定回数23を超えたか否かを判断する(S8)。操作回数及び着呼回数の合計が設定回数23を超えていないと判断した場合(S8:NO)、S5以降の処理を行う。一方、操作回数及び着呼回数の合計が設定回数23を超えたと判断した場合は(S8:YES)、通報先情報25に登録されている外部通信端末14に異常発生を通報するとともに、呼出チャイム16の操作に連動してCCDカメラ27が撮影した呼出チャイム16周辺の画像データを送信する(S9)。この際、操作回数分すべての画像データを送信するか、又は、いずれか1回、例えば最後に呼出チャイム16が操作された際に撮影した画像データのみを送信するかは、ユーザによって予め設定されている。操作回数分すべての画像データを送信する場合で、操作回数が多く一度に全ての画像データを送信できないときは、複数回に分けて画像データを送信する。そして、計測した時間をリセットし(S6)、処理を終了する。
以上の説明から明らかなように、本発明の第1実施形態に係る留守監視装置1によれば、外部通信端末14を所持するユーザは、留守中に不審者が呼出チャイム16を操作したり電話をかけることにより家人の不在を複数回に渡って確認している可能性があることを異常発生の通報により知ることができ、外部通信端末14に表示された呼出チャイム16周辺の画像より呼出チャイム16を操作した人物や呼出チャイム16周辺の状況を確認することができる。また、登録されていない電話番号からの着呼や発番非通知の着呼の着呼回数のみを計数することができ、電話番号が登録された知人等からの電話の着呼回数を計数することによる誤通報を防止することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、この第1実施形態では、S9において、外部通信端末14に異常発生を通報するとともに、呼出チャイム16の操作に連動してCCDカメラ27が撮影した呼出チャイム16周辺の画像データを送信したが、外部通信端末14に画像データを表示する機能がない場合等は、ユーザの設定に基づいて前記画像データを送信せずに外部通信端末14に異常発生を通報するのみとしてもよい。
次に、本発明の第2実施形態に係る留守監視装置について図面に基づき説明する。図3は、本実施形態に係る留守監視装置1Aの構成例を示したブロック図である。この留守監視装置1Aには、設定モードとして在宅モードと外出モードがあり、在宅モード時は電話機として機能し、外出モード時は家人(ユーザ)の留守中に不審者が家に侵入しようとするのを監視して異常があったと判断した場合にその旨を通報する防犯装置として機能する。なお、図1に示した第1実施形態に係る留守監視装置1と同一の構成のものには、同一番号を付けてその説明を省略し、主に相違点について以下で説明する。
本実施形態の留守監視装置1Aは、図3に示すように、図1に示す第1実施形態の留守監視装置1と比較すると、インターホンI/F4がなく、インターホン子機13が接続されておらず、また、LAN26にCCDカメラ27が設置されていない。また、RAM6に設定時間22及び設定回数23を格納する代わりに、設定時間帯(所定時間帯)31、連続日数(所定日数)32、設定期間(所定期間)33、及び設定日数34を格納している。以下、第1実施形態の留守監視装置1との相違点であるRAM6に格納された設定時間帯31、連続日数32、設定期間33、及び設定日数34について説明する。
設定時間帯31は、1日の何時何分から何時何分までの時間帯を監視するというように監視開始時刻と監視終了時刻が設定されたものである。連続日数32は、検出した電話の着呼が設定時間帯31にあった日数を連続して計数した場合に異常発生を通報するか否かの基準となる日数である。設定期間33は、何日間、又は、何月何日から何月何日までというように設定される。設定日数34は、検出した電話の着呼が設定時間帯31にあった日が設定期間33内にあった場合に異常発生を通報するか否かの基準となる日数である。上記した設定時間帯31、連続日数32、設定期間33及び設定日数34は、ユーザによって操作部10から予め設定されるものであり、適宜ユーザにより変更される。
以上のように構成された留守監視装置1Aにおいて、外出モードに設定された状態で設定時間帯31に行われる処理動作について、図4に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、この留守監視装置1Aの各部の処理動作は、ROM3に格納されている制御プログラムに基づいて制御部2が発行する制御命令に従って行われる。
留守監視装置1Aが在宅モードから外出モードに設定されると、制御部2は、設定時間帯31に基づいて監視開始時刻になったか否かを判断する(S21)。監視開始時刻になったと判断した場合(S21:YES)、電話の着呼を検出したか否かを判断する(S22)。電話の着呼を検出しなかったと判断した場合(S22:NO)、設定時間帯31に基づいて監視終了時刻になったか否かを判断する(S23)。監視終了時刻になったと判断した場合(S23:YES)、処理を終了し、一方、監視終了時刻になっていないと判断した場合は(S23:NO)、S22以降の処理を行う。一方、S22において、電話の着呼を検出したと判断した場合は(S22:YES)、日数を計数する(S24)。
この際、設定時間帯31に検出した電話の着呼があった日数をすべて計数するか否かは、ユーザにより予め設定されており、設定時間帯31に検出した電話の着呼があった日数をすべて計数しない場合は、以下の3つの場合のいずれかの場合にその電話の着呼があった日数を計数するように設定される。すなわち、設定時間帯31に、登録番号情報24に登録されてない電話番号からの着呼又は発番非通知の着呼のいずれかの着呼があった場合、登録番号情報24に登録されてない電話番号からの着呼があった場合、又は、発番非通知の着呼があった場合にその電話の着呼があった日数を計数するように設定される。設定時間帯31に検出した電話の着呼が、このユーザの設定に基く設定時間帯31に検出した電話の着呼があった日数を計数する条件にあてはまらなかった場合は、日数を計数せずにS23以降の処理をおこなう。
次いで、制御部2は、連続日数32連続して計数したか否かを判断する(S25)。連続日数32連続して計数したと判断した場合(S25:YES)、通報先情報25に登録されている外部通信端末14に異常発生を通報する(S26)。例えば、連続日数32が5日と設定されており、S24の処理が5日連続して行われた場合に、S26の処理を行う。そして、計数した日数をリセットし(S27)、処理を終了する。一方、S25において、連続日数32連続して計数していないと判断した場合は(S25:NO)、計数した日数が設定期間33内に設定日数34を超えたか否かを判断する(S28)。計数した日数が設定期間33内に設定日数34を超えたと判断した場合(S28:YES)、S26以降の処理を行う。例えば、設定期間が7日、設定日数が5日と設定されており、S24の処理が7日間に6日行われた場合に、S26の処理を行う。一方、計数した日数が設定期間33内に設定日数34を超えていないと判断した場合は(S28:NO)、処理を終了する。
以上の説明から明らかなように、本発明の第2実施形態に係る留守監視装置1Aによれば、外部通信端末14を所持するユーザは、留守中に不審者が電話をかけることにより家人が不在の時間帯を数日間に渡って確認している可能性があることを異常発生の通報により知ることができる。また、登録されていない電話番号からの着呼や発番非通知の電話の着呼が設定時間帯32にあった場合にのみ電話の着呼があった日数を計数することができ、電話番号が登録された知人等からの電話の着呼が設定時間帯にあった日数を計数することによる誤通報を防止することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、S22において電話の着呼を検出した場合に、検出した電話番号や着呼日時等をRAM6に記憶するようにして、後から表示部11で確認できるようにしてもよい。また、この第2実施形態では、留守監視装置1Aは、在宅モード時は電話機として機能するが、インターホン子機13を接続してインターホン親機としても機能するようにしてもよい。
次に、本発明の第3実施形態に係る留守監視装置について図面に基づき説明する。本実施形態の留守監視装置1Bは、第1実施形態に係る留守監視装置1と同じ構成をしている。したがって、図1は、この第3実施形態に係る留守監視装置1Bの構成例を示したブロック図でもあり、留守監視装置1Bの構成の説明を省略する。この留守監視装置1Bには、設定モードとして在宅モードと外出モードがあり、第1実施形態と同様に、在宅モード時はインターホン親機又は電話機として機能し、外出モード時は家人(ユーザ)の留守中に不審者が家に侵入しようとするのを監視して異常があったと判断した場合にその旨を通報する防犯装置として機能する。
この留守監視装置1Bにおいて、外出モードに設定された状態で呼出チャイム16の操作を検出した場合に行われる処理動作について、図5に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、この留守監視装置1Bの各部の処理動作は、ROM3に格納されている制御プログラムに基づいて制御部2が発行する制御命令に従って行われる。
留守監視装置1Bが在宅モードから外出モードに設定されると、制御部2は、呼出チャイム16の操作の監視を開始し、呼出チャイム16の操作を検出したか否かを判断する(S31)。呼出チャイム16の操作を検出したと判断した場合(S31:YES)、時間の計測を開始し(S32)、検出した呼出チャイム16の操作回数を計数する(S33)。そして、操作回数が設定回数23を超えたか否かを判断する(S34)。操作回数が設定回数23を超えていないと判断した場合(S34:NO)、計測した時間が設定時間22を超えたか否かを判断する(S35)。計測した時間が設定時間22を超えたと判断した場合(S35:YES)、計測した時間をリセットし(S36)、処理を終了する。一方、計測した時間が設定時間22を超えていないと判断した場合は(S35:NO)、呼出チャイム16の操作を検出したか否かを判断する(S37)。呼出チャイム16の操作を検出したと判断した場合(S37:YES)、S33以降の処理を行う。一方、呼出チャイム16の操作を検出しなかったと判断した場合は(S37:NO)、S35以降の処理を行う。
S34において、制御部2は、操作回数が設定回数23を超えたと判断した場合は(S34:YES)、通報先情報25に登録されている外部通信端末14に異常発生を通報するとともに、呼出チャイム16の操作に連動してCCDカメラ27が撮影した呼出チャイム16周辺の画像データを送信する(S38)。この際、操作回数分すべての画像データを送信するか、又は、いずれか1回、例えば最後に呼出チャイム16が操作された際に撮影した画像データのみを送信するかは、ユーザによって予め設定されている。操作回数分すべての画像データを送信する場合で、操作回数が多く一度に全ての画像データを送信できないときは、複数回に分けて画像データを送信する。そして、計測した時間をリセットし(S36)、処理を終了する。
以上の説明から明らかなように、本発明の第3実施形態に係る留守監視装置1Bによれば、外部通信端末14を所持するユーザは、留守中に不審者が呼出チャイム16を操作することにより家人の不在を複数回に渡って確認している可能性があることを異常発生の通報により知ることができ、外部通信端末14に表示された呼出チャイム16周辺の画像より呼出チャイム16を操作した人物や呼出チャイム16周辺の状況を確認することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、この第3実施形態では、通報先情報25に登録されている外部通信端末14に異常発生を通報するとともにCCDカメラ27が撮影した呼出チャイム16周辺の画像データを送信したが、外部通信端末14に画像データを表示する機能がない場合等は、ユーザの設定に基づいて前記画像データを送信せずに外部通信端末14に異常発生のみを通報してもよい。また、外部通信端末14に異常発生を電子メールで通報する場合は、通信部5はなくてもよい。ただし、その場合、電話機としての機能は失われる。
次に、本発明の第4実施形態に係る留守監視装置について図面に基づき説明する。図6は、本実施形態に係る留守監視装置1Cの構成例を示したブロック図である。この留守監視装置1Cには、設定モードとして在宅モードと外出モードがあり、第1及び第3実施形態と同様に、在宅モード時はインターホン親機又は電話機として機能し、外出モード時は家人(ユーザ)の留守中に不審者が家に侵入しようとするのを監視して異常があったと判断した場合にその旨を通報する防犯装置として機能する。なお、図1に示した第1実施形態に係る留守監視装置1と同一の構成のものには、同一番号を付けてその説明を省略し、主に相違点について以下で説明する。
本実施形態の留守監視装置1Cは、図6に示すように、図1に示す第1実施形態の留守監視装置1と比較すると、玄関扉センサ35を備えており、この玄関扉センサ35は、バス12によって接続されている。この玄関扉センサ35は、留守監視装置1Cが外出モードに設定されている際に、玄関扉が開いたことを検知する検知手段として機能する。また、第1実施形態ではRAM6に格納されている設定回数23は、格納されていない。
また、LAN26に設置されているCCDカメラ27は、第1実施形態では、呼出チャイム16周辺を撮影できる位置に設置され、呼出チャイム16の操作に連動して呼出チャイム16周辺の画像データを撮影したが、本実施形態では、呼出チャイム16周辺及び玄関扉周辺を撮影できる位置に設置され、呼出チャイム16の操作に連動して呼出チャイム16周辺の画像データを撮影し、玄関扉センサ35が玄関扉が開いたことを検知した際に玄関扉周辺の画像データを撮影する。なお、本実施形態では、CCDカメラ27で呼出チャイム16周辺及び玄関扉周辺を撮影する構成としたが、例えば、インターホン子機13が門扉付近に設置してあり、インターホン子機13が玄関扉と離れている場合等は、呼出チャイム16周辺を撮影するCCDカメラと、玄関扉周辺を撮影するCCDカメラとをそれぞれ設けるようにしてもよい。
以上のように構成された留守監視装置1Cにおいて、外出モードに設定された状態で呼出チャイム16の操作を検出した場合に行われる処理動作について、図7に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、この留守監視装置1Cの各部の処理動作は、ROM3に格納されている制御プログラムに基づいて制御部2が発行する制御命令に従って行われる。
留守監視装置1Cが在宅モードから外出モードに設定されると、制御部2は、呼出チャイム16の操作の監視を開始し、呼出チャイム16の操作を検出したか否かを判断する(S41)。呼出チャイム16の操作を検出したと判断した場合(S41:YES)、時間の計測を開始し(S42)、玄関扉センサ35が玄関扉が開いたことを検知したか否かを判断する(S43)。玄関扉が開いたことを検知していないと判断した場合(S43:NO)、計測した時間が設定時間22を超えたか否かを判断する(S44)。計測した時間が設定時間22を超えたと判断した場合(S44:YES)、計測した時間をリセットし(S45)、処理を終了する。一方、計測した時間が設定時間22を超えていないと判断した場合は(S44:NO)、S43以降の処理を行う。
S43において、制御部2は、玄関扉が開いたことを検知した場合は(S43:YES)、通報先情報25に登録されている外部通信端末14に異常発生を通報するとともに、CCDカメラ27が呼出チャイム16の操作に連動して撮影した呼出チャイム16周辺の画像データと、玄関扉センサ35が玄関扉が開いたことを検知した際に撮影した玄関扉周辺の画像データを送信する(S46)。そして、計測した時間をリセットし(S45)、処理を終了する。
以上の説明から明らかなように、本発明の第4実施形態に係る留守監視装置1Cによれば、外部通信端末14を所持するユーザは、通常家人が呼出チャイム16を操作した後に玄関扉を開けることはないので、留守中に家人以外の不審者が呼出チャイム16の操作により家人の不在を確認した後に玄関扉を開けたことを異常発生の通報により知ることができ、外部通信端末14に表示された呼出チャイム16周辺及び玄関先周辺の画像より呼出チャイム16を操作した人物や呼出チャイム16周辺の状況、及び、玄関扉を開いた人物や玄関扉周辺の状況を確認することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、この第4実施形態では、S46において、外部通信端末14に異常発生を通報するとともに、CCDカメラ27が呼出チャイム16の操作に連動して撮影した呼出チャイム16周辺の画像データと、玄関扉センサ35が玄関扉が開いたことを検知した際に撮影した玄関扉周辺の画像データを送信したが、呼出チャイム16周辺の画像データは送信せずに玄関扉周辺の画像データのみを送信してもよい。また、外部通信端末14に画像データを表示する機能がない場合等は、ユーザの設定に基づいて呼出チャイム16周辺や玄関扉周辺の画像データを送信せずに外部通信端末14に異常発生のみを通報してもよい。
また、外部通信端末14に異常発生を電子メールで通報する場合は、通信部5はなくてもよい。ただし、その場合、電話機としての機能は失われる。また、窓が開いたことを検知する窓センサを備えて、呼出チャイム16の操作を検出してから設定時間22内に窓が開いたことを窓センサが検知した場合に外部通信端末14に異常発生を通報するようにしてもよい。
次に、本発明の第5実施形態に係る留守監視装置について図面に基づき説明する。図8は、本実施形態に係る留守監視装置1Dの構成例を示したブロック図である。この留守監視装置1Dには、設定モードとして在宅モードと外出モードがあり、第2実施形態と同様に、在宅モード時は電話機として機能し、外出モード時は家人(ユーザ)の留守中に不審者が家に侵入しようとするのを監視して異常があったと判断した場合にその旨を通報する防犯装置として機能する。なお、図1に示した第1実施形態に係る留守監視装置1や図6に示す第4実施形態に係る留守監視装置1Cと同一の構成のものには、同一番号を付けてその説明を省略し、主に相違点について以下で説明する。
本実施形態の留守監視装置1Dは、図8に示すように、図1に示す第1実施形態の留守監視装置1と比較すると、図6に示す第4実施形態に係る留守監視装置1Cと同様に、玄関扉センサ35を備えており、玄関扉センサ35は、バス12に接続されている。また、インターホンI/F4がなく、インターホン子機13が接続されていない。また、第1実施形態ではRAM6に格納されている設定回数23は、格納されていない。
また、LAN26に設置されているCCDカメラ27は、第1実施形態では、呼出チャイム16周辺を撮影できる位置に設置され、呼出チャイム16の操作に連動して呼出チャイム16周辺の画像データを撮影したが、本実施形態では、玄関扉周辺を撮影できる位置に設置され、玄関扉センサ35が玄関扉が開いたことを検知した際に前記玄関扉周辺の画像データを撮影する。
以上のように構成された留守監視装置1Dにおいて、外出モードに設定された状態で電話の着呼を検出した場合に行われる処理動作は、第4実施形態の留守監視装置1Cにおいて外出モードに設定された状態で呼出チャイム16の操作を検出した場合に行われる処理動作における、制御部2の呼出チャイム16の操作を検出したか否かの判断(図7のS41)を、電話の着呼を検出したか否かの判断としたものであり、また、通報先情報25に登録されている外部通信端末14に異常発生を通報するとともに、CCDカメラ27が呼出チャイム16の操作に連動して撮影した呼出チャイム16周辺の画像データと、玄関扉センサ35が玄関扉が開いたことを検知した際に撮影した玄関扉周辺の画像データを送信する(図7のS46)のを、玄関扉センサ35が玄関扉が開いたことを検知した際に撮影した玄関扉周辺の画像データのみを送信するものである。なお、この留守監視装置1Dの各部の処理動作は、ROM3に格納されている制御プログラムに基づいて制御部2が発行する制御命令に従って行われる。
以上の説明から明らかなように、本発明の実施形態の第5実施例に係る留守監視装置1Dによれば、外部通信端末14を所持するユーザは、留守中に不審者が電話をかけることにより家人の不在を確認した後に玄関扉を開けたことを異常発生の通報により知ることができ、外部通信端末14に表示された玄関先周辺の画像より玄関扉を開いた人物や玄関扉周辺の状況を確認することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、この第5実施形態では、通報先情報25に登録されている外部通信端末14に異常発生を通報するとともにCCDカメラ27が撮影した玄関扉周辺の画像データを送信したが、外部通信端末14に画像データを表示する機能がない場合等は、ユーザの設定に基づいて前記画像データを送信せずに外部通信端末14に異常発生を通報するのみとしてもよい。また、在宅モード時は電話機として機能するが、インターホン子機13を接続してインターホン親機としても機能するようにしてもよい。また、窓が開いたことを検知する窓センサを備えて、電話の着呼を検出してから設定時間22内に窓が開いたことを窓センサが検知した場合に外部通信端末14に異常発生を通報するようにしてもよい。
本発明の第1及び第3実施形態に係る留守監視装置の構成例を示したブロック図である。 外出モードに設定された状態で呼出チャイムの操作又は電話の着呼を検出した場合に、第1実施形態に係る留守監視装置において行われる処理動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る留守監視装置の構成例を示したブロック図である。 外出モードに設定された状態で所定時間帯に、第2実施形態に係る留守監視装置において行われる処理動作を示すフローチャートである。 外出モードに設定された状態で呼出チャイムの操作を検出した場合に、第3実施形態に係る留守監視装置において行われる処理動作を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係る留守監視装置の構成例を示したブロック図である。 外出モードに設定された状態で呼出チャイムの操作を検出した場合に、第4実施形態に係る留守監視装置において行われる処理動作を示すフローチャートである。 本発明の第5実施形態に係る留守監視装置の構成例を示したブロック図である。
符号の説明
1 留守監視装置
2 制御部
5 通信部
6 RAM
10 操作部
14 外部通信端末
16 呼出チャイム
22 設定時間
23 設定回数
24 登録番号情報
27 CCDカメラ
31 設定時間帯
32 連続日数
33 設定期間
34 設定日数
35 玄関扉センサ

Claims (9)

  1. 呼出チャイムの操作を検出する第1検出手段と、電話の着呼を検出する第2検出手段と、前記第1検出手段が検出した前記呼出チャイムの操作回数と前記第2検出手段が検出した前記電話の着呼回数とをそれぞれ計数する計数手段と、該計数手段が所定時間内に計数した前記操作回数と前記着呼回数とがともに1以上で、且つ、前記操作回数及び前記着呼回数の合計が設定回数を超えた場合に所定の外部通信端末に異常発生を通報する通報手段と、を備えることを特徴とする留守監視装置。
  2. 電話の着呼を検出する検出手段と、該検出手段が検出した前記電話の着呼が所定時間帯にあった場合にその電話の着呼があった日数を計数する計数手段と、該計数手段が前記日数を所定日数連続して計数した場合、又は、該計数手段が計数した前記日数が所定期間内に設定日数を超えた場合に所定の外部通信端末に異常発生を通報する通報手段と、を備えることを特徴とする留守監視装置。
  3. 呼出チャイムの操作を検出する検出手段と、前記検出手段が検出した前記呼出チャイムの操作回数を計数する計数手段と、該計数手段が所定時間内に計数した前記操作回数が設定回数を超えた場合に所定の外部通信端末に異常発生を通報する通報手段と、を備えることを特徴とする留守監視装置。
  4. 呼出チャイムの操作を検出する検出手段と、玄関扉が開いたことを検知する検知手段と、前記検出手段が前記呼出チャイムの操作を検出してから所定時間内に前記検知手段が前記玄関扉が開いたことを検知した場合に所定の外部通信端末に異常発生を通報する通報手段と、を備えることを特徴とする留守監視装置。
  5. 電話の着呼を検出する検出手段と、玄関扉が開いたことを検知する検知手段と、前記検出手段が前記電話の着呼を検出してから所定時間内に前記検知手段が前記玄関扉が開いたことを検知した場合に所定の外部通信端末に異常発生を通報する通報手段と、を備えることを特徴とする留守監視装置。
  6. 登録された電話番号を記憶する記憶手段を備え、
    前記計数手段は、前記第2検出手段が検出した前記電話の着呼が、前記記憶手段が記憶していない電話番号からの着呼又は発番非通知の着呼のいずれかの着呼である場合、前記記憶手段が記憶していない電話番号からの着呼である場合、又は、発番非通知の着呼である場合に前記着呼回数を計数することを特徴とする請求項1記載の留守監視装置。
  7. 登録された電話番号を記憶する記憶手段を備え、
    前記計数手段は、前記所定時間帯に、前記記憶手段が記憶していない電話番号からの着呼又は発番非通知の着呼のいずれかの着呼があった場合、前記記憶手段が記憶していない電話番号からの着呼があった場合、又は、発番非通知の着呼があった場合にその電話の着呼があった前記日数を計数することを特徴とする請求項2記載の留守監視装置。
  8. 前記通報手段は、前記外部通信端末に前記異常発生を通報するとともに、前記検出手段が検出した前記呼出チャイムの操作に連動して前記呼出チャイム周辺の画像データを撮影する撮影装置が撮影した前記画像データを送信することを特徴とする請求項1、3又は4記載の留守監視装置。
  9. 前記通報手段は、前記外部通信端末に前記異常発生を通報するとともに、前記検知手段が前記玄関扉が開いたことを検知した際に前記玄関扉周辺の画像データを撮影する撮影装置が撮影した前記画像データを送信することを特徴とする請求項4又は5記載の留守監視装置。
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