JP4244888B2 - 携帯電話端末装置 - Google Patents

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本発明は携帯電話端末装置に関し、特に緊急連絡を可能にした携帯電話端末装置に関する。
子供や老人等が外出先で事故にあったとき、或いは犯罪に巻き込まれそうになったときに、自宅や警察等に簡単に緊急連絡を取ることのできる装置として、キー入力部の専用キーを押すことで、予めメモリに記憶されている緊急連絡先の電話番号を読み出し、自動的に緊急連絡先へ電話をかけるようにした緊急連絡機能付の携帯電話端末装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開平7−326368号公報
しかしながら、前記携帯電話システムでは、ユーザが拉致・誘拐等の犯罪に巻き込まれたような状況では、救済を要請する連絡を行っても、緊急連絡先との通話に犯人が気付き、携帯電話端末装置を犯人に取り上げられ、緊急連絡先への通話を切断されてしまう恐れがある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、緊急連絡機能付きの携帯電話端末装置において、緊急連絡中であることを気付かれないようにすることである。
発明は、緊急事態モードに設定する設定手段と、該設定手段の出力に基づいて緊急連絡先に発呼し、該緊急連絡先からの応答に応じて送話手段を作動させると共に受話手段を不作動とする制御手段と、前記緊急連絡先から回線が切断されたことを検出したとき前記緊急連絡先へ再発信する手段とを備えたことを特徴とする携帯電話端末装置である
本発明に係る携帯電話端末装置によれば、緊急事態設定モードに設定された後は、送話は行うが受話は行わないため、緊急連絡中であることが他人に気付かれない。また、緊急連絡先が回線を切断したとしても再発信するため、緊急連絡先への音声の送信が途絶えることはない。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示されているように、本実施形態に係る携帯電話端末装置は、この装置全体の制御等を行う制御部1と、それぞれ制御部1に制御される音声信号処理部3及び映像信号処理部4を備えている。また、それぞれ制御部1に接続された送受信部2、記憶部5、操作部6及び表示部7を備えている。送受信部2にはアンテナ8が接続され、音声信号処理部3にはスピーカ9及びマイクロホン(以下、マイクという)10が接続され、映像信号処理部4には撮像部11が接続されている。
制御部1はマイクロコンピュータで構成されており、CPU、ROM及びRAMを備えている。音声信号処理部3はマイク10から入力された音声信号をデジタル化及び圧縮符号化して送受信部2へ送り、送受信部2から送られてくるデジタル化及び圧縮符号化された音声データを圧縮復号化及びアナログ化してスピーカ9へ出力する。映像信号処理部4は撮像11で生成された被写体の映像信号をデジタル化及び圧縮符号化して映像データとし、送受信部2へ送る。送受信部2は音声信号処理部3から送られてくる音声データ及び映像信号処理部4から送られてくる映像データを変調及び増幅してアンテナ8へ送出し、アンテナ8で受信した音声データを復調して音声信号処理部3へ送る。また、送受信部2は発信及び着信動作を行う。記憶部5はフラッシュメモリ等のような書換可能な不揮発性メモリであり、ユーザが設定した電話帳データ、緊急連絡先の電話番号、着信音及びメロディー、キー操作音等が記憶される。操作部6はユーザがこの携帯電話端末装置を使用するときに用いる数字キー61、オフフックキー62、切断キー63、緊急事態モード設定キー64等を備えている。表示部7は液晶表示装置からなり、ユーザが操作部6から入力した電話番号やこの携帯電話端末装置の動作状態等を表示する。
以上の構成を有する携帯電話端末装置の通常の通話時の動作及び緊急事態モードに設定されたときの動作を説明する。
通常の通話を行うときは、ユーザは操作部6のオフフックキー62を押した後、数字キー61から通話を行おうとする相手の電話番号を入力する。制御部1は、数字キー61から入力された電話番号に発信するための発信制御情報を生成して送受信部2へ送り、送受信部2はこの発信制御情報をアンテナ8から送信する。最寄りの携帯電話基地局はアンテナ8から送信された発信制御情報を受信し、携帯電話網及び固定電話網を経由して発信先の携帯電話端末装置又は固定電話端末装置に接続する。
ここで、各キーを操作したとき、制御部1の制御に基づいてキー操作音がスピーカから出力される。また、オフフックキー62を押したときはダイヤルトーンがスピーカから出力され、発信先を呼び出しているときはリングバックトーンがスピーカから出力される。さらに、発信先を呼び出しているときは表示部7に発信先の電話番号が表示される。
発信先が呼出に応答してオフフックすると、発信先と接続され、通話状態となる。通話状態では、ユーザの発した音声がマイク10で音声信号に変換され、音声信号処理部3でデータ圧縮処理等を受け、送受信部2で変調されて、アンテナ8から送信される。アンテナ8から送信された音声信号は携帯電話網及び固定電話網を経由して、発信先の携帯電話端末装置又は固定電話端末装置に伝送され、そのスピーカや受話器で音声が出力(再生)される。発信先の相手が発した音声も同様にしてスピーカ9から出力される。この通話中は、表示部7に、通話中であること、通話継続時間等が表示される。
次に、ユーザが緊急事態モード設定キー64を押したときの動作については、図2のフローチャートを参照しながら説明する。なお、このフローチャートの処理は、一旦終了した後も、携帯電話端末装置の電池が消耗するか又は取り出されるかして電源が供給されなくなる迄制御部1により繰り返し実行される。
制御部1は、緊急事態モード設定キー64が押されたことを検出すると(ステップS1でYES)、予め記憶部5に設定されている緊急連絡先(警察署、警備会社、自宅等)の電話番号を読み出し、その電話番号に発信するための発信制御情報を生成して送受信部2へ送ると共に、発信状態の表示を行わないように制御する(ステップS2)。ここで、緊急事態モード設定キー64については、他のキーとは異なり、キー操作音がスピーカから出力されないように構成されている。
送受信部2はこの発信制御情報をアンテナ8から送信し、最寄りの携帯電話基地局はアンテナ8から送信された発信制御情報を受信し、携帯電話網及び固定電話網を経由して緊急連絡先に接続する。このとき、制御部1は、ダイヤルトーン及びリングバックトーンがスピーカから出力されないように、かつ、発信先の電話番号等が表示部7に表示されないように制御している。即ち、待機状態又は表示などが消えた電源オフの状態になる。
緊急連絡先が呼出に応答してオフフックすると(ステップS3でYES)、通話状態となる。通話状態では、マイク10から入力された音声を緊急連絡先へ送信する送話パスを接続すると共に撮像部11及び映像信号処理部4を自動的に動作させる。また、緊急連絡先からの音声がスピーカから出力されないようにする。さらに、操作部6のキー操作を無効にすると共にキー操作音がスピーカから出力されないようにする。また、表示部のバックライトを消す(ステップS4)。つまり、マイク10から入力された音声と撮像部11で撮影された映像を緊急連絡先へ送信することは可能であるが、見かけ上は電源スイッチをオフにした状態と同じである。この状態でマイク10から入力された音声及び撮像部11で撮像された映像は、それぞれ音声信号処理部3及び映像信号処理部4で所定の処理を受け、送受信部2で変調及び増幅されて、アンテナ8から送信され、緊急連絡先へ送られる(ステップS5)。この送信動作は緊急連絡先が切断操作を行う迄継続される(ステップS6)。なお、緊急連絡先が切断操作を行った場合は処理が終わるが、一定時間後に再びステップS1から繰り返す。
従って、例えば拉致・誘拐等の事件に遭遇した被害者が緊急事態モード設定キー64を押した場合、緊急連絡先への発信動作が犯人に気付かれることはなく、また接続した後は犯人の話し声等の音声、及び付近の映像が犯人に気付かれずに緊急連絡先へ送信される。さらに、送信中は切断キー63等の操作が無効になっているため、携帯電話端末装置から送信動作を停止することはできない。また、緊急連絡先が回線を切断したとしても、緊急連絡先に対する発信を繰り返すため、緊急連絡先への音声及び映像の送信が途絶えることはない。
なお、以上の実施形態では、緊急事態モードに設定するための専用キーを設けたが、専用キーを設けずに、数字キー及び記号キー(#、*)を用いて所定の数字及び記号を入力したときに緊急事態モードに設定するように構成してもよい。また、キーを用いる代わりに、被害者が発した緊急事態を示す音声を認識したときに緊急事態モードに設定するように構成してもよい。さらに、記憶部5に複数の緊急連絡先をそれらの優先順位と共に登録しておき、優先順位の最も高い緊急連絡先に接続できなかった場合には、次の優先順位の緊急連絡先に発信するように構成してもよい。
本発明の実施形態に係る携帯電話端末装置のブロック図である。 本発明の実施形態に係る携帯電話端末装置が緊急事態モードに設定されたときの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1・・・制御部、2・・・送受信部、3・・・音声信号処理部、6・・・操作部、7・・・表示部、10・・・マイク、64・・・緊急事態モード設定キー。

Claims (1)

  1. 緊急事態モードに設定する設定手段と、該設定手段の出力に基づいて緊急連絡先に発呼し、該緊急連絡先からの応答に応じて送話手段を作動させると共に受話手段を不作動とする制御手段と、前記緊急連絡先から回線が切断されたことを検出したとき前記緊急連絡先へ再発信する手段とを備えたことを特徴とする携帯電話端末装置。
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