JP4410952B2 - ナースコール装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ナースコール装置に係わり、特に、各種スイッチ等の部品削減を図り、機種バリエーションの統一化を図り得るナースコール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のナースコール装置としては、図2に示すようなものが知られている。
【0003】
同図において、従来のナースコール装置は、各病室8a、8b、・・・内の各病床にそれぞれ設けられた第1〜第3の呼出ボタン81a〜81cと、各病室8a、8b、・・・の入口付近にそれぞれ設置され、第1〜第3の呼出ボタン81a〜81cからの呼出を検出する複数の廊下灯9a、9b、・・・と、各廊下灯9a、9b、・・・からの呼出を受信する制御機10と、ナースステーションに設置され、制御機3の制御により呼出報知されるナースコール親機13と、看護婦により携帯される第1〜第3の携帯端末12a〜12cと、第1〜第3の携帯端末12a〜12cを無線で制御する交換機11とを備えている。ここで、各病室8a、8b、・・・内の第1〜第3の呼出ボタン81a〜81cは、それぞれ、子機幹線L10a、L10b、・・・を介して対応する廊下灯9a、9b、・・・に接続され、各廊下灯9a、9b、・・・は、それぞれ、廊下灯幹線L20を介して制御機10に接続されている。また、制御機10は、交換機幹線L30を介して交換機11に、親機幹線L40を介してナースコール親機13にそれぞれ接続されている。
【0004】
各廊下灯9a、9b、・・・は、それぞれ、第1〜第3の呼出検出回路91a〜91cおよび廊下灯CPU92を備えており、各廊下灯CPU92は、それぞれ、第1〜第3の呼出検出回路91a〜91cに接続され、第1の呼出検出回路91aには、第1の呼出ボタン81aが、第2の呼出検出回路91bには、第2の呼出ボタン81bが、第3の呼出検出回路91cには、第3の呼出ボタン81cがそれぞれ接続されている。
【0005】
制御機10は、制御機CPU101およびメモリ102を備えており、メモリ102は、制御機CPU101に接続され、この制御機CPU101には、廊下灯幹線L20を介して廊下灯CPU92が接続されている。
【0006】
交換機11は、交換機CPU111を備えており、この交換機CPU111は、交換機幹線L30を介して制御機CPU101に接続されている。
【0007】
親機13は、第1〜第3の呼出表示灯131a〜131cと、第1〜第3の選局スイッチ132a〜132cと、チーム設定スイッチ133と、チーム表示スイッチ134と、親機CPU135と、切替スイッチ136と、設定用CPU137と、方向表示選択スイッチ138と、親機番号スイッチ139とを備えている。ここで、設定用CPU137は、チーム設定スイッチ133を構成する設定スイッチ133a、登録スイッチ133b、確認スイッチ133c、取消スイッチ133d、日勤切替スイッチ133e、夜勤切替スイッチ133fおよび準夜勤切替スイッチ133g、チーム表示スイッチ134を構成する第1〜第8のチーム選択スイッチ134a〜134h、方向表示選択スイッチ138を構成する左方向表示選択スイッチ138a、中方向表示選択スイッチ138bおよび右方向表示選択スイッチ138c、親機番号スイッチ139を構成する第1、第2、第4の端子1、2、4並びに親機CPU135に接続され、この親機CPU135には、第1〜第3の呼出表示灯131a〜131c、第1〜第3の選局スイッチ132a〜132c、切替スイッチ136および親機幹線L40を介して制御機CPU101がそれぞれ接続されている。
【0008】
このような構成のナースコール装置においては、ナースコール親機13において、第1〜第3の携帯端末12a〜12cが受ける呼出を患者ごとに設定でき、また、看護婦の勤務帯に応じて日勤、準夜勤等に設定でき、さらに、夜、昼間に応じて呼出を集中、分散させる集中、分散の切替設定等もできるように構成されている。例えば、病室a内のある患者(以下、「第1の患者p1」という。)からの呼出を、日勤の時間帯において、第1の携帯端末12a(ここでは、第1の患者p1を受持つ第1の看護チームが携帯するものとする)に呼出をかけるように設定するためには、先ず、ナースコール親機13の設定スイッチ133a、日勤切替スイッチ133e、第1のチーム選択スイッチ134a、第1の選局スイッチ132aおよび登録スイッチ133b等の各種スイッチを適宜操作(以下「設定操作」という。)する。そうすると、この設定操作が設定用CPU137で検出され、設定用CPU137および親機CPU135の制御により、親機CPU135から設定内容のデータが出力され、親機幹線L40および制御機CPU101を介してメモリ102に格納される。
【0009】
このように設定されたナースコール装置において、第1の患者p1がナースステーション内の看護婦を呼出すために、第1の患者p1の患者用ベッド付近に設置された第1の呼出ボタン81aを押すと、呼出信号が子機幹線L10aを介して廊下灯9aの第1の呼出検出回路91aへ送出される。そして、この呼出信号が廊下灯CPU92で検出されると、廊下灯CPU92から、第1の患者p1に係る第1の呼出ボタン81aのアドレス情報等を含有する呼出信号が出力され、このアドレス情報等を含有する呼出信号が廊下灯幹線L20を介して制御機CPU101へ送出される。
【0010】
そうすると、この制御機CPU101において、メモリ102が参照され、予め格納されている設定内容のデータより、第1の患者p1に係るデータが読み出され、この第1の患者p1に係るデータが、交換機線L30および親幹線L40を介して交換機CPU111および親機CPU135へそれぞれ送出される。
【0011】
しかして、第1の患者p1に係るデータが親機CPU135で検出されると、親機CPU135および設定用CPU137の制御により、第1のチーム選択スイッチ134aおよび第1の呼出表示灯131aが点滅すると共に図示しない親機スピーカから呼出音が鳴動する。また、第1の患者p1に係るデータが交換機CPU111で検出されると、交換機CPU111の制御により、第1の携帯端末12aに呼出がかけられる。
【0012】
ここで、ナースステーション内の看護婦が、第1のチーム選択スイッチ134aの点滅で自分が受持つ患者かどうかを確認し、図示しない通話ボタンを押下するか図示しないハンドセットを取り上げて、若しくは第1の携帯端末12aで第1の患者p1からの呼出に応対する。
【0013】
なお、第2、第3の呼出ボタン81b、81cを押した場合も、前述と同様に、第2、第3のチーム選択スイッチ134b、134cの点滅で自分が受持つ患者かどうかが確認され、通話ボタンを押下するかハンドセットを取り上げて、若しくは第2、第3の携帯端末12b、12cで病室8a内の第2、第3の患者からの呼出にそれぞれ応対する。また、前述と同様の方法により、夜勤切替設定スイチ133f若しくは準夜勤切替設定スイチ133gを押下すると、それぞれ、夜勤若しくは準夜勤に設定され、同様に、第4〜第8のチーム選択スイッチ134d〜134h、各方向表示選択スイッチ138a〜138cも、それぞれ、当該スイッチの押下操作によって設定される。
【0014】
次に、ナースコール親機13に対する第1の患者p1からの呼出しを他のナースコール親機(不図示)に転送する場合は、切替スイッチ136を押下する。そうすると、親機CPU135から転送切替信号が出力され、この転送切替信号が親機幹線L40を介して制御機CPU101へ送出され、この制御機CPU101の制御により転送切替の設定がなされる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成のナースコール装置においては、ナースコール親機に、チーム設定スイッチ133、チーム表示スイッチ134、方向表示選択スイッチ138および親機番号スイッチ139等の多数のスイッチを設ける必要があることから、部品点数が多くなると共にこれらの各スイッチに接続される配線が複雑になり、また、一旦、これらのスイッチのレイアウトを設定すると、その変更を容易に行なうことができず、ひいては、機種バリエーションが増加するという難点があった。
【0016】
本発明は、このような難点を解決するためになされたもので、各種スイッチ等の部品削減を図り、機種バリエーションの統一化を図り得るナースコール装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明のナースコール装置は、病室内の各病床に設けられ呼出を行なう呼出ボタンと、呼出ボタンが制御機を介して接続され呼出が通報されるナースコール親機と、看護婦が持ち歩き呼出を受信できる携帯端末と、制御機に接続され携帯端末を制御する交換機とを備えたナースコール装置であって、ナースコール親機は、呼出ボタンの呼出を携帯端末に呼出をかけるか否かをカラー液晶パネル上の設定キーに触れることにより呼出設定を行なうタッチパネル、カラー液晶パネルを制御するLCDコントローラ、タッチパネルを制御するタッチパネルコントローラ、カラー液晶パネル上に表示される画像情報を記憶する画像用メモリ、カラー液晶パネル上の画面スイッチとして携帯端末への呼出設定、チームナーシングにおける呼出の担当チームを表示するチーム番号表示、夜、昼間に応じて呼出を集中、分散させる集中、分散の切替、呼出に応じて呼出病室の方向を表示する方向表示等の設定画面のバリエーションを変更できるように、ボード型、卓上型、デジタル型等の親機の機種選択スイッチ、チームナーシングにおけるチーム毎に呼出を設定するチーム呼出設定機能の選択スイッチ、集中、分散の選択スイッチ、呼出に応じて呼出病室の方向を表示/非表示する方向表示灯の選択スイッチ、呼出に応じて呼出病室の方向を表示する方向数の設定スイッチ等の設定スイッチ群を備えたことを特徴としている。
【0018】
本発明のナースコール装置よれば、親機番号設定、チーム呼出設定、チーム番号表示、集中、分散の切替、方向表示等の設定をディップスイッチ等で自由に組み合わせることができることから、画面バリエーションを容易に変更することができ、また、画像用メモリを備えていることから、タッチパネルにテンキー表示部やファンクションキー表示部等のスイッチ類を集約化でき、ひいては、部品削減と共にナースコール装置の機種バリエーションの統一化を図ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のナースコール装置を適用した好ましい実施の形態例を、図面を参照して説明する。
【0020】
図1は、本発明のナースコール装置のブロック図を示している。同図において、本発明のナースコール装置は、各病室1a、1b、・・・内の各病床にそれぞれ設けられた第1〜第3の呼出ボタン11a〜11cと、各病室1a、1b、・・・の入口付近にそれぞれ設置され、第1〜第3の呼出ボタン11a〜11cからの呼出を検出する複数の廊下灯2a、2b、・・・と、各廊下灯2a、2b、・・・からの呼出を受信する制御機3と、ナースステーションに設置され、制御機3の制御により呼出報知されるナースコール親機6と、看護婦により携帯される第1〜第3の携帯端末5a〜5cと、第1〜第3の携帯端末5a〜5cを無線で制御する交換機4とを備えている。ここで、各病室1a、1b、・・・内の第1〜第3の呼出ボタン11a〜11cは、それぞれ、子機幹線L1a、L1b、・・・を介して対応する廊下灯2a、2b、・・・に接続され、各廊下灯2a、2b、・・・は、それぞれ、廊下灯幹線L2を介して制御機3に接続されている。また、制御機3は、交換機幹線L3を介して交換機4に、親機幹線L4を介してナースコール親機6にそれぞれ接続されている。
【0021】
各廊下灯2a、2b、・・・は、それぞれ、第1〜第3の呼出検出回路21a〜21cおよび廊下灯CPU22を備えており、各廊下灯CPU22は、それぞれ、第1〜第3の呼出検出回路21a〜21cに接続され、第1の呼出検出回路21aには、第1の呼出ボタン11aが、第2の呼出検出回路21bには、第2の呼出ボタン11bが、第3の呼出検出回路21cには、第3の呼出ボタン11cがそれぞれ接続されている。
【0022】
制御機3は、制御機CPU31およびメモリ32を備えており、メモリ32は、制御機CPU31に接続され、この制御機CPU31には、廊下灯幹線L2を介して廊下灯CPU22が接続されている。
【0023】
交換機4は、交換機CPU41を備えており、この交換機CPU41は、交換機幹線L3を介して制御機CPU31に接続されている。
【0024】
親機6は、第1〜第3の呼出表示灯61a〜61cと、第1〜第3の選局スイッチ62a〜62cと、タッチパネル63と、カラー液晶パネル64と、画像用メモリ65と、LCDコントローラ66と、タッチパネルコントローラ67と、親機CPU68と、親機番号スイッチ69と、設定スイッチ群70とを備えている。ここで、親機CPU68は、第1〜第3の呼出表示灯61a〜61c、第1〜第3の選局スイッチ62a〜62c、画像用メモリ65、LCDコントローラ66、タッチパネルコントローラ67、親機番号スイッチ69を構成する第1、第2、第4の端子1、2、4並びに設定スイッチ群70を構成するボード型、卓上型、デジタル型等の親機の機種選択スイッチ70a、チームナーシングにおけるチーム毎に呼出を設定するチーム呼出設定機能の選択スイッチ70b、夜、昼間に応じて呼出を集中、分散させる集中、分散の選択スイッチ70c、呼出に応じて呼出病室の方向を表示/非表示する呼出方向表示灯の選択スイッチ70d、呼出に応じて呼出病室の方向を表示する方向数の設定スイッチ70eに接続され、LCDコントローラ66にはカラー液晶パネル64が、タッチパネルコントローラ67にはタッチパネル63がそれぞれ接続されている。また、親機CPU68は、親機幹線L4を介して制御機CPU31に接続されている。
【0025】
なお、カラー液晶パネル64の画面上には、呼出・番号・方向表示部64a、病室番号表示部64b、テンキー表示部64c、日勤表示部64d、勤務帯切替表示部64e、チーム設定表示部64f、切替表示部64g、聴取表示部64h、チーム表示部64i、遅延表示部64j、ルーム表示部64kおよび一斉表示部64lを表示することができる。
【0026】
このようなナースコール装置において、親機番号スイッチ69の第1の端子1を閉成し、かつ、機種選択スイッチ70aとチーム呼出設定機能の選択スイッチ70bをONにすると、親機CPU68によってチーム設定機能付きのボード親機または卓上親機の設定と認識される。そして、この親機CPU68の制御により、画像用メモリ65が参照され、予め格納されているチーム設定、チーム放送およびチーム番号に関する画像情報が読み出され、さらに、LCDコントローラ66の制御により、カラー液晶パネル64上に、勤務帯表示部(ここでは、日勤表示部64d)、勤務帯切替表示部64e、ベッドからの呼出をどの携帯端末に呼出をかけるかを設定するためのチーム設定表示部64f、チーム放送するためのチーム表示部64iおよび呼出・番号・方向表示部64aが現れる。なお、病室から呼出があると、呼出・番号・方向表示部64aに、チームナーシングにおける呼出の担当チームのチーム番号が表示される。
【0027】
ここで、チーム設定表示部64fをタッチ操作すると、チーム設定信号が、タッチパネルコントローラ67へ送出される。そして、このチーム設定信号が親機CPU68で検出されると、画像用メモリ65から担当チームに関する画像情報が読み出される。さらに、LCDコントローラ66が制御されて、カラー液晶パネル64の画面がチーム設定モードに切り替えられ、これにより、カラー液晶パネル64上に、「設定」、「確認」、「取消」等の各表示部が現れることになる。
そして、カラー液晶パネル64の画面上に現れた「設定」の表示部をタッチ操作すると、最初に、日勤表示部64dに「日勤」の表示部が現れ、この日勤表示部64dをタッチ操作すると、「準夜勤」の表示部が現れ、さらに、この準夜勤の表示部をタッチ操作すると「夜勤」の表示部が現れる。ここで、勤務帯として、「日勤」を選択すると、呼出・番号・方向表示部64aにチーム設定のためのチーム番号が表示される。そこで、当該するチーム番号、例えば「1」を選択すると共に第1の選局スイッチ62aを押下操作すると、かかる設定内容が親機CPU68で認識される。そして、親機CPU68から、かかる設定内容のデータが制御機CPU31へ送出され、当該設定内容のデータがメモリ32に格納される。これにより、病室1a、1b、・・・内の患者からの呼出、すなわち呼出ボタン11a〜11cからの呼出が特定の携帯端末5a〜5cに呼出がかけられることになる。
【0028】
以下においては、第1の呼出ボタン11aは第1の携帯端末5aに、第2の呼出ボタン11bは第2の携帯端末5bに、第3の呼出ボタン11cは第3の携帯端末5cに呼出をかけるように設定されているものとして説明する。
【0029】
このように設定されたナースコール装置において、病室1a内のある患者(以下、「第1の患者P」という。)がナースステーション内の看護婦を呼出すために、第1の患者Pの患者用ベッド付近に設置された第1の呼出ボタン11aを押すと、呼出信号が子機幹線L1aを介して廊下灯2aの第1の呼出検出回路21aへ送出される。そして、この呼出信号が廊下灯CPU22で検出されると、廊下灯CPU22から、第1の患者Pに係る第1の呼出ボタン21aのアドレス情報等を含有する呼出信号が出力され、このアドレス情報等を含有する呼出信号が廊下灯幹線L2を介して制御機CPU31へ送出される。
【0030】
そうすると、この制御機CPU31において、メモリ32が参照され、予め格納されている設定内容のデータより、第1の患者Pに係るデータが読み出され、この第1の患者Pに係るデータが、交換機線L3および親幹線L4を介して交換機CPU41および親機CPU68へそれぞれ送出される。
【0031】
しかして、第1の患者Pに係るデータが親機CPU68で検出されると、親機CPU68の制御により、画像用メモリ65から第1の患者P1に係る情報が読み出され、この第1の患者P1に係る情報がLCDコントローラ66に送出される。これにより、カラー液晶パネル64の呼出・番号・方向表示部64aに第1の患者P1に係る情報および第1の患者Pを受持つ担当チームを表示する番号(ここでは、「1」)が、病室番号表示部64bに第1の患者P1に係る病床番号がそれぞれカラー表示され、また、これと共に第1の呼出表示灯61aが点滅し、図示しない親機スピーカから呼出音が鳴動する。
【0032】
ここで、ナースステーション内または巡回中の看護人が、カラー液晶パネル64の呼出・番号・方向表示部64aおよび病室番号表示部64bで第1の患者P1に係る情報、担当チーム番号および病床番号で自分が受持つ患者かどうかを確認し、図示しない通話ボタンを押下するか図示しないハンドセットを取り上げて、若しくは第1の携帯端末5aで第1の患者Pの呼出に応対する。
【0033】
なお、第2、第3の呼出ボタン11b、11cを押した場合も、前述と同様に、カラー液晶パネル64の呼出・番号・方向表示部64aおよび病室番号表示部64bで病室1a内の第2、第3の患者に係る情報、第2、第3の担当チーム番号(「2」、「3」)および病床番号で自分が受持つ患者かどうかが確認され、通話ボタンを押下するかハンドセットを取り上げてして、若しくは第2、第3の携帯端末5b、5cで病室1a内の第2、第3の患者の呼出にそれぞれ応対する。
【0034】
一方、ナースステーション内の看護人が、第1の患者P1を呼出し、通話する場合は、先ず、第1の患者P1に係る第1の選局スイッチ62aを押下するか、若しくはカラー液晶パネル64のテンキー表示部64cをタッチ操作することによって、第1の患者P1に係る病床番号を入力する。そうすると、第1の選局スイッチ62a若しくはタッチパネルコントローラ67から第1の患者P1に係る呼出信号が親機CPU68へ送出される。そして、この第1の患者P1に係る呼出信号が親機CPU68で検出されると、LCDコントローラ66により、病室番号表示部64bに第1の患者P1に係る病床番号がカラー表示される。また、これと共に、親機CPU68から第1の患者P1に係る呼出信号が親機幹線L4を介して制御機3へ送出され、メモリ32が参照されて、かかる呼出信号が第1の患者P1への呼出信号であると判断される。そして、この制御機3から、第1の患者P1に係るアドレス情報等を含有する呼出信号が出力され、このアドレス情報等を含有する呼出信号が、廊下灯幹線L2を介して廊下灯CPU22へ送出される。
【0035】
そうすると、この廊下灯CPU22において、アドレス情報等を含有する呼出信号が第1の患者P1への呼出信号と判断され、この廊下灯CPU22から、第1の患者P1への呼出信号が子機幹線L1aを介して病室1a内に送出され、図示しない子機スピーカから第1の患者P1に報知される。
【0036】
以上の実施例においては、カラー液晶パネル64上の勤務帯表示部(日勤表示部64d)を「日勤」に設定した場合について述べているが、これを、「準夜勤」若しくは「夜勤」に設定する場合は、カラー液晶パネル64上の勤務帯切替表示部64eをタッチ操作して、勤務帯切替信号をタッチパネルコントローラ67へ送出する。そして、この勤務帯切替信号が親機CPU68で検出されると、画像用メモリ65から準夜勤若しくは夜勤に関する画像情報が読み出され、LCDコントローラ66が制御されて、カラー液晶パネル64上の「日勤表示部64d」の位置に「準夜勤」若しくは「夜勤」の各表示部が現れることになる。
【0037】
次に、第1〜第3の携帯端末5a〜5cが、どの担当チームに設定されているかを確認するには、カラー液晶パネル64上のチーム設定表示部64fをタッチ操作して、チーム設定信号をタッチパネルコントローラ67へ送出する。さらに、LCDコントローラ66が制御されて、カラー液晶パネル64の画面がチーム設定モードに切り替えられ、これにより、カラー液晶パネル64上に、「設定」、「確認」、「取消」等の各表示部が現れることになる。
そして、カラー液晶パネル64の画面上に現れた「確認」の表示部をタッチ操作すると、カラー液晶パネル64上の画面が変わり、当該画面にチーム番号が表示される。ここで、確認したいチーム番号の表示部をタッチ操作すると、チーム番号信号がタッチパネルコントローラ67で検出され、当該チーム番号信号が親機CPU68へ送出される。そうすると、親機CPU68からチーム番号信号が親機幹線L4を介して制御機CPU31へ送出され、この制御機CPU31において、メモリ32の設定内容が参照され、交換機線L3を介して交換機CPU41へ送出され、該当する携帯端末5a〜5cに呼出が通報される。
【0038】
一方、親機番号スイッチ69の第1の端子1以外の端子を閉成し、かつ、機種選択スイッチ70aとチーム呼出設定機能の選択スイッチ70bをONにすると、親機CPU68によってチーム設定機能付きボード親機または卓上親機と認識される。そして、この親機CPU68の制御により、画像用メモリ65が参照され、予め格納されているチーム放送およびチーム番号に関する画像情報が読み出され、さらに、LCDコントローラ66の制御により、カラー液晶パネル64上に、チーム表示部64iが現れる。これにより、チーム表示部64iのタッチ操作により、チーム放送が可能になる。なお、病室1a、1b、・・・から呼出があると、カラー液晶パネル64上の呼出・番号・方向表示部64aに、設定されたチーム番号が表示される。
【0039】
また、機種選択スイッチ70aをOFF、チーム呼出設定機能の選択スイッチ70bをONにすると、親機CPU68によってチーム表示機能付きデジタル表示親機と認識される。そして、前述と同様にして、カラー液晶パネル64上に、チーム表示部64iが現れ、また、呼出・番号・方向表示部64aに、設定されたチーム番号が表示される。なお、チーム呼出設定機能の選択スイッチ70bをOFFにすると、カラー液晶パネル64上には、上記のチーム表示部64iおよびチーム番号は表示されない。
【0040】
次に、集中、分散の選択スイッチ70cをONにすると、親機CPU68によって分散親機と認識される。そして、この親機CPU68の制御により、病室からの呼出状況に応じて切替えができるように、画像用メモリ65から画像情報が読み出され、さらに、LCDコントローラ66の制御により、カラー液晶パネル64上に、切替表示部64gが表示される。これにより、カラー液晶パネル64上の切替表示部64gをタッチ操作することにより、病室からの呼出の転送が可能になる。
【0041】
また、親機番号スイッチ69の第1の端子1を閉成し、機種選択スイッチ70aと方向表示灯の選択スイッチ70dをONにし、さらに、方向数の設定スイッチ70eを設定方向数2から4内で設定すると、親機CPU68によって方向表示灯設定機能付きのボード親機または卓上親機と認識される。そして、電源投入直後において、この親機CPU68の制御により、画像用メモリ65が参照され、予め格納されている病室からの呼出方向の表示に関する画像情報が読み出される。さらに、LCDコントローラ66が制御されて、カラー液晶パネル64の画面が方向設定モードに切り替えられる。なお、方向表示の設定は、前述のチーム設定と同様にして行うことができる。ただし、勤務帯の設定は、方向設定モードの画面で行なうことはできない。
【0042】
しかして、方向表示灯の選択スイッチ70dをOFFにし、電源を切り、再度電源を投入すると、方向表示が可能になる。ここで、病室1a、1b、・・・から呼出があると、カラー液晶パネル64上の呼出・番号・方向表示部64aに、呼出種別、病室番号、病室からの呼出方向を示す矢印が表示される。
【0043】
さらに、チーム呼出設定機能の選択スイッチ70bもONにすると、チーム設定機能と方向表示灯設定機能付きのボード親機または卓上親機となり、チーム設定、チーム放送、チーム番号表示、方向設定および方向表示が可能になる。
【0044】
次に、親機番号スイッチ69の第1の端子1以外の端子を閉成し、かつ、機種選択スイッチ70aと方向表示灯の選択スイッチ70dをONにし、さらに、方向数の設定スイッチ70eを設定方向数2から4内で設定すると、親機CPU68によって方向表示灯機能付きのボード親機または卓上親機と認識される。そして、電源投入直後に、親機CPU68の制御により、画像用メモリ65から方向表示に関する画像情報が読み出され、さらに、LCDコントローラ66の制御により、カラー液晶パネル64上に、初期設定の表示部が現れ、初期設定終了後に、方向表示ができるようになる。ここで、病室1a、1b、・・・から呼出があると、カラー液晶パネル64上の呼出・番号・方向表示部64aに、呼出種別、病室番号および病室からの呼出方向を示す矢印が表示される。
【0045】
さらに、チーム呼出設定機能の選択スイッチ70bもONにすると、チーム表示機能と方向表示灯設定機能付きのボード親機または卓上親機となり、チーム放送、チーム番号表示、方向表示が可能になる。
【0046】
機種選択スイッチ70aがOFF、方向表示灯の選択スイッチ70dをONし、方向数の設定スイッチ70eを設定方向数2から4内で設定すると、親機CPU68によって方向表示灯機能付きのデジタル表示親機と認識される。そして、電源投入直後に、親機CPU68の制御により、画像用メモリ65から方向表示に関する画像情報が読み出され、さらに、LCDコントローラ66の制御により、カラー液晶パネル64上に、初期設定の表示部が現れ、初期設定終了後に、方向表示ができるようになる。ここで、病室1a、1b、・・・から呼出があると、カラー液晶パネル64上の呼出・番号・方向表示部64aに、呼出種別、病室番号および病室からの呼出方向を示す矢印が表示される。
【0047】
さらに、チーム呼出設定機能の選択スイッチ70bもONすると、チーム表示機能と方向表示灯設定機能付きのデジタル表示親機となり、チーム放送、チーム番号表示、方向表示が可能になる。
【0048】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のナースコール装置によれば、親機番号設定、チーム呼出設定、チーム番号表示、集中、分散の切替、方向表示等の設定をディップスイッチ等で自由に組み合わせることができることから、画面バリエーションを容易に変更することができ、また、画像用メモリを備えていることから、タッチパネルにテンキー表示部やファンクションキー表示部等のスイッチ類を集約化できる。従って、本発明のナースコール装置によれば、部品削減を図ることができ、また、ナースコール装置の機種バリエーションの統一化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるナースコール装置の一実施例を示すブロック図。
【図2】 従来のナースコール装置のブロック図。
【符号の説明】
11a〜11c・・・呼出ボタン
・・・制御機
・・・交換機
5a〜5c・・・携帯端末
・・・ナースコール親機
63・・・タッチパネル
64・・・カラー液晶パネル
65・・・画像用メモリ
66・・・LCDコントローラ
67・・・タッチパネルコントローラ
70・・・設定スイッチ群
70a・・・親機の機種選択スイッチ
70b・・・チーム呼出設定機能の選択スイッチ
70c・・・集中、分散の選択スイッチ
70d・・・方向表示灯の選択スイッチ
70e・・・方向数の設定スイッチ

Claims (1)

  1. 病室内の各病床に設けられ呼出を行なう呼出ボタン(11a〜11c)と、前記呼出ボタンが制御機(3)を介して接続され前記呼出が通報されるナースコール親機(6)と、看護婦が持ち歩き前記呼出を受信できる携帯端末(5a〜5c)と、前記制御機に接続され前記携帯端末を制御する交換機(4)とを備えたナースコール装置であって、
    前記ナースコール親機は、前記呼出ボタンの呼出を前記携帯端末に呼出をかけるか否かをカラー液晶パネル(64)上の設定キーに触れることにより呼出設定を行なうタッチパネル(63)、前記カラー液晶パネルを制御するLCDコントローラ(66)、前記タッチパネルを制御するタッチパネルコントローラ(67)、前記カラー液晶パネル上に表示される画像情報を記憶する画像用メモリ(65)、前記カラー液晶パネル上の画面スイッチとして前記携帯端末への呼出設定、チームナーシングにおける呼出の担当チームを表示するチーム番号表示、夜、昼間に応じて呼出を集中、分散させる集中、分散の切替、呼出に応じて呼出病室の方向を表示する方向表示等の設定画面のバリエーションを変更できるように、ボード型、卓上型、デジタル型等の親機の機種選択スイッチ(70a)、チームナーシングにおけるチーム毎に呼出を設定するチーム呼出設定機能の選択スイッチ(70b)、前記集中、分散の選択スイッチ(70c)、呼出に応じて呼出病室の方向を表示/非表示する方向表示灯の選択スイッチ(70d)、呼出に応じて呼出病室の方向を表示する方向数の設定スイッチ(70e)等の設定スイッチ群(70)を備えたことを特徴とするナースコール装置。
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