JP5148871B2 - ナースコールシステム - Google Patents

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本発明は、病院、福祉施設または介護施設で使用するナースコールシステムに関する。
一般に、病院、福祉施設または介護施設(以下「病院」と総称する)では、ナースコールシステムが使用されている(例えば、特許文献1参照)。ナースコールシステムでは、ベッドサイドに設けられたナースコール子機の握りボタンが押されると、ナースコール子機からナースステーションまたは管理室に設けられたナースコール親機に呼出信号が送信され、ナースコール親機で呼出音が鳴る。ナースコール親機でこの呼出音に対する応答操作が行われると、ナースコール子機とナースコール親機との間で通話が可能になる。これにより、患者または被介護者(以下「患者」と総称する)は、離れた場所にいる看護師または介護者(以下「看護師」と総称する)に用件を伝え、看護師は、これに対処することができる。
特開2006−288933号公報
しかしながら、患者は身体的苦痛や心理的不安などの様々な理由でナースコールを押すので、看護師は、患者が何故ナースコールを押したのかを的確に判断することができない場合がある。これは、患者がナースコールを押した原因の判断材料とすることができるのは、主として患者の訴えとその容体確認のみであるからである。
したがって、患者がナースコールを押した原因を解明するためにより有効な判断材料を得ることができる装置またはシステムが求められるが、そのような装置またはシステムは提案されていなかった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、患者がナースコールを押した原因を解明する端緒を得ることができるナースコールシステムを提供することを目的とする。
本発明のナースコールシステムは、患者が操作可能な位置に設けられ、握りボタンが操作された場合に呼出信号およびボタン操作信号を送信するナースコール子機と、送信される呼出信号を通信線を介して受信するナースコール親機と、前記患者の生体情報をモニタリングするモニタリング装置と、送信されるボタン操作信号を前記通信線とは独立した通信線を介して受信する抽出装置と、抽出される生体情報を保管する保管装置と、を具備し、前記抽出装置は、前記ボタン操作信号を受信した場合、前記モニタリング装置によりモニタリングされる生体情報のうち、前記ナースコール子機による前記ボタン操作信号の送信時点を基準とする期間にモニタリングされる生体情報を抽出する構成を採る。
本発明によれば、患者がナースコールを押した原因を解明する端緒を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るナースコールシステム100の全体構成図である。本実施の形態では、ナースコールシステム100を病院の病室10とナースステーション20との間の呼出および通話に適用する場合を例にとって説明する。
図1において、ナースコールシステム100は、ナースコール子機200と、ナースコール親機300と、ベッドサイドモニタ400と、記憶装置500と、抽出装置600と、保管装置700と、表示装置800とを備えて構成される。
ナースコール子機200およびベッドサイドモニタ400は、病室10における患者のベッドサイド付近に設けられている。
ナースコール親機300、記憶装置500、抽出装置600、保管装置700、および表示装置800は、ナースステーション20に設けられている。また、記憶装置500、抽出装置600、保管装置700、および表示装置800は、セントラルモニタ21に組み込まれている。
ナースコール子機200、ナースコール親機300、および抽出装置600は、通信線L1によって互いに接続されており、この通信線L1を介して呼出信号あるいは通話による音声信号などの各種の信号が伝送される。ベッドサイドモニタ400および記憶装置500は、通信線L2によって接続されており、この通信線L2を介して生体情報を示す信号が伝送される。
ナースコール親機300はナースコール子機200を含む複数のナースコール子機を識別しつつ通信することができるが、説明の簡略化のために、ここでは1つの病室10に設けられた1つのナースコール子機200のみを例にとって説明する。したがって、ナースコール親機と、患者ごとあるいは病室ごとに設けられた複数のナースコール子機とを仲介する個別廊下灯は図示せず、その説明を省略している。
ナースコール子機200は、患者の操作可能な位置、ここでは病室のベッドサイドに設けられている。ナースコール子機200は、押しボタン式のスイッチからなる握りボタン210と、通話用のマイクロフォンおよびスピーカを含むハンド子機220とを備えている。また、ナースコール子機200は、握りボタン210が押されたことを検出するセンサ(図示せず)と、呼出信号を送信し、呼出信号に対する応答信号を受信する通信部(図示せず)とを備えている。この通信部は、センサが握りボタン210が押されたことを検出すると、ナースコール親機300を呼出すための呼出信号を、通信線L1を介して送信する。また、この通信部が呼出信号に対する応答信号を受信すると、ハンド子機220によってナースコール親機300と通話可能になる。なお、握りボタン210は、ハンド子機220に埋込まれていてもよい。
ナースコール親機300は、ナースコール子機200から通信線L1を介して送信された呼出信号を受信し、受信した呼出信号に対する応答信号を送信する通信部(図示せず)を備えている。この通信部は、呼出信号の受信中にナースコール親機300に設けられた応答ボタン(図示せず)が押下されると、呼出信号に対する応答信号を、通信線L1を介してナースコール子機200に送信する。ナースコール親機300は、スピーカ310、マイクロフォン320、および液晶画面330を備えている。スピーカ310は、ナースコール子機200からの呼出信号の受信中に呼出音を鳴らす。マイクロフォン320は、スピーカ310とともにナースコール子機200との通話に使用される。液晶画面330は、ナースコール子機200からの呼出信号の受信中に、呼出信号の送信元を特定する情報を表示する。
ベッドサイドモニタ400は、患者の生体情報(例えば、心電図波形や呼吸波形、血圧波形など)を取得する。また、ベッドサイドモニタ400は、取得した生体情報を、通信線L2を介して記憶装置500に送信する送信部(図示せず)を備えている。
ベッドサイドモニタ400には、患者の身体で発生する様々な生体信号を検出するための各種のケーブルが接続される。この例では、ベッドサイドモニタ400には、患者の心臓の活動により発生する微小な起電力である心電図信号を検出する電極を有する心電図電極ケーブル410が接続されている。ベッドサイドモニタ400は、心電図電極ケーブル410により検出された心電図信号を増幅する心電図アンプ(図示せず)と、増幅された心電図信号をアナログディジタル変換するA/Dコンバータ(図示せず)とを備えている。これら心電図アンプおよびA/Dコンバータによって、心電図電極ケーブル410で検出された心電図信号から心電図波形が取得される。
記憶装置500は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などのメモリからなる。記憶装置500は、ベッドサイドモニタ400から時々刻々と送信される生体情報を時系列的に記憶する。記憶装置500は、記憶領域が飽和すると、その後に送信される生体情報を、自身が記憶した最も古い生体情報に上書きするように記憶する。記憶装置500は、例えば48時間分の生体情報を記憶することができる。
このように、ベッドサイドモニタ400および記憶装置500は、患者の生体情報をモニタリングするモニタリング装置として機能する。
抽出装置600は、ナースコール子機200から通信線L1を介して送信された呼出信号を受信する受信部(図示せず)を備えている。抽出装置600は、記憶装置500で記憶される生体情報のうち、受信部が受信した呼出信号のナースコール子機200による送信時点を基準とする期間にモニタリングされた生体情報(以下適宜「抽出生体情報」という)を抽出する。抽出装置600は、抽出した生体情報を、保管装置700に出力する。抽出装置600による生体情報の抽出処理については、後で詳細に説明する。
ここで、「ナースコール子機200による呼出信号の送信時点」は、「ナースコール親機300による呼出信号の受信時点」をも含む広義の概念で使用する。すなわち、「ナースコール子機200による呼出信号の送信時点」と「ナースコール親機300による呼出信号の受信時点」とは、実質的に同一の時点を意味する。
保管装置700は、ROMやRAM、EEPROMなどのメモリからなる。保管装置700は、抽出装置600から入力された抽出生体情報、すなわちナースコール子機200による呼出信号の送信時点を基準とする期間にモニタリングされた生体情報を保管する。保管装置700は、抽出生体情報を、あらゆるフォーマットでキャプチャ、編集、出力することができるように保管する。
表示装置800は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)などのディスプレイ、バックライト、および各種ドライバからなる。表示装置800は、記憶装置500で記憶される生体情報、あるいは保管装置700で保管される抽出生体情報を表示する。表示装置800は、生体情報と抽出生体情報との双方を表示する場合、抽出生体情報をより強調するようにこれらを表示する。例えば、表示装置800は、抽出生体情報を生体情報よりも太線で表示し、あるいは抽出生体情報の表示領域を生体情報の表示領域よりも高い明度で表示する。表示装置800による表示処理は、制御部(図示せず)により制御される。
次に、抽出装置600による生体情報の抽出処理について説明する。
抽出装置600は、受信部で呼出信号を受信すると、その呼出信号のナースコール子機200による送信時点を特定する。例えば、抽出装置600は、自身における呼出信号の受信時点を、その呼出信号の送信時点として特定する。
次いで、抽出装置600は、特定した呼出信号の送信時点を基準として、生体情報を抽出する期間を決定する。この期間は、呼出信号の送信時点を含み、例えば、呼出信号の送信時点の2分前乃至2分後の4分間、あるいは呼出信号の送信時点の5分前乃至5分後の10分間を含む。また、この期間は、呼出信号の送信時点を含まなくてもよく、呼出信号の送信時点の前後であって患者がナースコールを押した原因を解明するための端緒となり得る期間であればよい。
そして、抽出装置600は、記憶装置500を参照して、決定した期間にモニタリングされた生体情報を抽出する。なお、抽出装置600は、モニタリングされた生体情報を記憶装置500から抽出するのではなく、記憶装置500を介さずにベッドサイドモニタ400から直接抽出することもできる。抽出装置600がモニタリングされた生体情報を記憶装置500から抽出するか、あるいはベッドサイドモニタ400から抽出するかは適宜変更することができる。例えば、呼出信号を受信して間もなく生体情報を抽出するような場合には、抽出装置600は、モニタリングされた生体情報をベッドサイドモニタ400から直接抽出することができる。
以下、上述のように構成されたナースコールシステムの動作について、図2を用いて説明する。
図2は、図1のナースコールシステム100の動作の一例を説明するためのフローチャートである。ここでは、ベッドサイドモニタ400が患者の生体情報を取得している状態でこの患者がナースコール子機200の握りボタン210を押した場合を例にとって説明する。
患者がナースコール子機200の握りボタン210を押すと、ナースコール子機200の通信部は、ナースコール親機300を呼出すための呼出信号を、通信線L1を介して送信する(S1)。この呼出信号はナースコール親機300の通信部で受信され、呼出信号の受信中、スピーカ310は呼出音を鳴らす。看護師が応答ボタン(図示せず)を押すとナースコール親機300の通信部からナースコール子機200の通信部に応答信号が送信され、ナースコール子機200とナースコール親機300の間で通話が可能になる。
一方、ナースコール子機200の通信部が送信した呼出信号は、通信線L1を介して抽出装置600の受信部でも受信される(S2)。
抽出装置600は、呼出信号が受信されると、ナースコール子機200によるその呼出信号の送信時点を特定する(S3)。例えば、抽出装置600は、自身における呼出信号の受信時点を、その呼出信号の送信時点として特定する。
次いで、抽出装置600は、特定した呼出信号の送信時点を基準として、生体情報の抽出期間を決定する(S4)。特定した呼出信号の送信時点が「9時24分」である場合、抽出装置600は、「9時22分から9時26分までの4分間」あるいは「9時19分から9時29分までの10分間」を含む期間を生体情報の抽出期間と決定する。
そして、抽出装置600は、記憶装置500を参照して、ステップS4で決定した抽出期間にモニタリングされた生体情報を抽出する(S5)。抽出装置600は、抽出した生体情報を保管装置700に出力する。
最後に、保管装置700は、抽出装置600から入力された生体情報を保管する(S6)。すなわち、保管装置700は、患者がナースコール子機200の握りボタン210を押して呼出信号が送信された時点を基準とする期間(例えば、ナースコールの送信時点の前後2分あるいは5分)にモニタリングされた生体情報を保管する。
保管装置700で保管される生体情報は、あらゆるフォーマットでキャプチャ、編集、出力することができる。これにより、保管される生体情報を様々な用途で用いることができる。以下にその具体例を説明する。
(ナースコール呼出と生体情報異常の関係の調査)
患者が押したナースコールと、そのナースコールが押される前後の期間にモニタリングされた生体情報異常との関係を、複数のサンプルについて調査する。
例えば、不整脈持ちの患者がナースコールを押す前後の期間にモニタリングされた心電図波形の多くに不整脈が見られる場合、看護師は、その患者のナースコールは不整脈の発作によるものである可能性が高いと認識することができる。
生体情報の多くに異常が見られなくても患者が苦しそうにしている場合、看護師は、その患者のナースコールが看護師が想定していない新たな疾患によるものである可能性を疑うことができる。よって、疑われる疾患についての新たな検査を患者に受けさせるなどの積極的な処置を行うことができる。
(ナースコール呼出時における生体情報の表示)
患者がナースコールを押すとナースコール子機200の通信部からナースコール親機300の通信部に呼出信号が送信され、ナースコール親機300のスピーカ310で呼出音が鳴る。この呼出音とともに、表示装置800は、患者がナースコールを押す前の期間にモニタリングされた生体情報を表示する。
看護師は、呼出音に応答して患者と通話するときに、その患者がナースコールを押す前の期間にモニタリングされた患者の生体情報を見ることができる。したがって、表示装置800に表示される生体情報は、看護師が患者の現在の状態を大まかに把握するための手助けとなる。
このように、本実施の形態によれば、ナースコールシステム100は、ナースコール親機300を呼出す呼出信号を送信するナースコール子機200と、送信される呼出信号を受信するナースコール親機300と、患者の生体情報をモニタリングするベッドサイドモニタ400および記憶装置500と、ベッドサイドモニタ400および記憶装置500によりモニタリングされる生体情報のうち、ナースコール子機200による呼出信号の送信時点を基準とする期間にモニタリングされる生体情報を抽出する抽出装置600と、抽出される生体情報を保管する保管装置700と、を具備する。これにより、患者がナースコールを押し、呼出信号が送信される前後の期間にモニタリングされた生体情報を取得して、患者がナースコールを押した原因を解明する端緒とすることができる。
本発明は、ナースコールシステムとセントラルモニタの統合システムであり、患者の手元でナースコールボタンが押された場合に、その前後2分または5分の生体情報をセントラルモニタで保管する。また、いつナースコールボタンが押されたのかを記録し、なぜ患者がナースコールボタンを押したのかを解明するための足がかりを作る。
なお、本実施の形態では、ナースコール子機200が呼出信号を送信した時点、またはナースコール親機300が呼出信号を受信した時点を基準として生体情報を抽出する期間を決定するようにしたが、本発明はこれに限定されない。生体情報を抽出する期間を決定する基準として、例えば、ナースコール親機300が呼出信号に応答した時点などを用いることができる。
なお、本実施の形態では、記憶装置500、抽出装置600および保管装置700がセントラルモニタ21に組み込まれた場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、これらの全部または一部をナースコール親機300に組み込むことができる。代替的には、これらをナースコール親機300およびセントラルモニタ21のいずれからも独立した装置部として構成してもよい。このような変更は、ナースコールシステムの設置環境に応じて適宜実行することができる。
なお、本実施の形態では、ナースコール子機200およびベッドサイドモニタ400が患者のベッドサイドに設けられる場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限定されない。ナースコール子機は、トイレや浴室などの患者が密室状態となり得るあらゆる場所に設けることができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2に係るナースコールシステムの全体構成図である。図1と同一の構成部分には同一の符号を付して重複箇所の説明を省略する。
図3において、ナースコールシステム900は、ナースコール子機200に代えてナースコール子機910を備え、抽出装置600に代えて抽出装置920を備えている。また、ナースコールシステム900は、通信線L1に代えて互いに独立した2つの通信線L1a,L1bを備える。通信線L1aは、ナースコール子機910とナースコール親機300を接続し、通信線L1bは、ナースコール子機910と抽出装置920を接続する。
ナースコール子機910は、押しボタン式のスイッチからなる握りボタン210を備えている。また、ナースコール子機910は、握りボタン210が操作されたことを検出するセンサ(図示せず)を備えている。このセンサは、例えば、握りボタン210が押されたことを物理的に検出するものであってもよいし、重篤患者に対しては握りボタン210に触れたことを患者の体温から検出するものであってもよい。
ナースコール子機910は、ナースコール親機300を呼出すための呼出信号、および握りボタン210が操作されたことを示す信号(以下「ボタン操作信号」という)を送信する通信部(図示せず)を備えている。この通信部は、センサが握りボタン210が操作されたことを検出すると、呼出信号を、通信線L1aを介してナースコール親機300に送信するとともに、ボタン操作信号を、通信線L1aと独立した通信線L1bを介して抽出装置920に送信する。
抽出装置920は、ナースコール子機910から通信線L1bを介して送信されたボタン操作信号を受信する受信部(図示せず)を備えている。抽出装置920は、記憶装置500で記憶される生体情報のうち、この受信部が受信したボタン操作信号のナースコール子機910による送信時点を基準とする期間にモニタリングされた生体情報(以下適宜「抽出生体情報」という)を抽出する。
より具体的には、抽出装置920は、受信部でボタン操作信号を受信すると、そのボタン操作信号のナースコール子機910による送信時点を特定する。次いで、抽出装置920は、特定したボタン操作信号の送信時点を基準として、生体情報を抽出する期間を決定する。そして、抽出装置920は、記憶装置500を参照して、決定した期間にモニタリングされた生体情報を抽出する。
上記実施の形態1では、抽出装置600は、ナースコール子機200からナースコール親機300への呼出信号を受信すると、その呼出信号の送信時点を特定して、モニタリングされた生体情報を抽出する期間を決定する。
これに対し、本実施の形態では、抽出装置920は、ナースコール子機910の握りボタンが操作されたことを示すボタン操作信号を受信すると、そのボタン操作信号の送信時点を特定して、モニタリングされた生体情報を抽出する期間を決定する。
このように、本実施の形態によれば、ナースコール子機910とナースコール親機300の通信線、およびナースコール子機910と抽出装置920の通信線を独立して設け、抽出装置920は、ナースコール子機910からのボタン操作信号を生体情報抽出のトリガとしている。したがって、ナースコール子機910とナースコール親機300の間で通信異常が発生した場合であっても、抽出装置920は、ナースコール子機910で握りボタン210が操作されたことを知ることができ、生体情報を抽出することができる。
本発明の実施の形態1に係るナースコールシステムの全体構成図 図1のナースコールシステムの動作の一例を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態2に係るナースコールシステムの全体構成図
符号の説明
10 病室
20 ナースステーション
21 セントラルモニタ
100、900 ナースコールシステム
200、910 ナースコール子機
210 握りボタン
220 ハンド子機
300 ナースコール親機
310 スピーカ
320 マイクロフォン
330 液晶画面
400 ベッドサイドモニタ
410 心電図電極ケーブル
500 記憶装置
600、920 抽出装置
700 保管装置
800 表示装置
L1、L2、L1a、L1b 通信線

Claims (3)

  1. 患者が操作可能な位置に設けられ、握りボタンが操作された場合に呼出信号およびボタン操作信号を送信するナースコール子機と、
    送信される呼出信号を通信線を介して受信するナースコール親機と、
    前記患者の生体情報をモニタリングするモニタリング装置と、
    送信されるボタン操作信号を前記通信線とは独立した通信線を介して受信する抽出装置と、
    抽出される生体情報を保管する保管装置と、
    を具備し、
    前記抽出装置は、前記ボタン操作信号を受信した場合、前記モニタリング装置によりモニタリングされる生体情報のうち、前記ナースコール子機による前記ボタン操作信号の送信時点を基準とする期間にモニタリングされる生体情報を抽出することを特徴とするナースコールシステム。
  2. 前記期間は、前記送信時点を含む、
    ことを特徴とする請求項1記載のナースコールシステム。
  3. 前記期間は、前記送信時点の2分前乃至2分後の4分間を含む、
    ことを特徴とする請求項1記載のナースコールシステム。
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