JP4393821B2 - ナースコールシステムおよびプログラム - Google Patents

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この発明は、例えば病院や介護施設で使用されるナースコールシステムおよびそれに適用されるプログラムに関する。
一般に、ナースコールシステムは、ナースセンタに設置されるナースコール親機と、各病室のベッド毎に設置される子機とから構成されている。各子機には、呼出ボタンを有する呼出子機や、医療機器等が接続される接続端子が備えられている。
そして、患者が呼出ボタンを操作した場合に、呼出子機からナースコール親機へ呼出信号が送信され、ナースコール親機から鳴音を発生させたり、呼出元の子機を表すアイコンを変色表示させることにより呼出の発生が報知され、さらに呼出元の患者の氏名や属性等がナースコール親機の表示器から表示される。
また、医療機器の出力端子を子機の接続端子に接続することによって、医療機器が患者の急変等を検出した場合には、この医療機器から出力される異常検出信号を子機が受信し、更にこの異常検出信号が子機からナースコール親機へと送信される。この場合もまた同様にナースコール親機から鳴音を発生させたり、異常検出信号の出力元の子機を表すアイコンを変色表示させることにより患者の急変が報知され、さらに該当する患者の氏名や属性等が表示器から表示される。
このため看護師は、患者から呼出があった場合には、ナースセンタにおいて上記呼出報知と患者の氏名等により呼出の発生と呼出元の患者を認識することができる。そして、ナースコール親機と呼出元の呼出子機との通話機能を使用して患者の要求を聞き出すことができ、その上で必要な看護処置を実施することができる(例えば、特許文献1を参照。)。
また、異常検出信号が送信された場合には、ナースセンタにおいて表示器に表示された内容を確認することにより、様態の急変した患者の氏名や属性等を把握することができ、その上で担当医師に連絡をする等といった必要な対策を講じることができる。
特許第2887552号公報 特開2001−314379号公報
上述したように、従来のナースコールシステムでは、患者からの呼出があった場合には、それが認識されるとともに、患者の様態の急変もまた医療機器から送信される異常検出信号に基づいて認識される。
このように、患者の様態の急変を、異常検出信号のみに基づいて認識しているために、看護師は、異常検出信号が送信されない限りは、医療機器によって生体情報が測定されている患者がどの患者であるかも、また使用されている医療機器が何であるかもわからない。
そのため、万が一、患者の様態が急変した場合には、看護師は、まずその患者を把握し、更に何が急変したのかをまず把握しなければならず、様態急変への対応を迅速に行うことが困難となる可能性が生じるという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、医療機器によって生体情報が測定されている患者、および測定されている生体情報の種類をナースコール親機側で把握できるようにし、もって、様態急変時における対応を迅速に行うことを可能とするナースコールシステム、およびこのナースコールシステムを動作させるプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明では、以下のような手段を講じる。
すなわち、請求項1の発明は、少なくとも患者の氏名とベッド番号とからなる患者情報を各患者毎に表示する表示画面を備えたナースコールシステムにおいて、ベッド側に備えられた医療機器から出力された患者の測定データを受信すると、医療機器が備えられたベッドのベッド番号を認識する受信認識手段と、表示画面から表示された患者情報のうち、受信認識手段によって認識されたベッド番号に対応する患者情報の近傍に、医療機器が測定中であることを示すアイコンを表示画面から表示させるアイコン表示手段とを備え、アイコン表示手段は、アイコンを動画表示させるようにしている
従って、請求項1の発明のナースコールシステムにおいては、以上のような手段を講じることにより、表示画面をナースセンタに設置することによって、医療機器によって生体情報が測定されている患者と、測定されている生体情報とをナースセンタにおいて把握することができる。
また、表示されたアイコンを看護師がより確実に認識できるようになるために、患者の生体情報が医療機器によって測定されていることをナースセンタにおいてより確実に把握することが可能となる。
請求項の発明は、アイコン表示手段は、請求項1に記載のナースコールシステムにおいてアイコンを動画表示させる代わりに、アイコン内において特定パターンを繰り返し動画表示させるようにしている。
従って、請求項の発明のナースコールシステムにおいてもまた、請求項の発明のナースコールシステムと同様に、表示されたアイコンを看護師がより確実に認識できるようになるために、患者の生体情報が医療機器によって測定されていることをナースセンタにおいてより確実に把握することが可能となる。
請求項の発明は、請求項の発明のナースコールシステムにおいて、受信認識手段は医療機器を認識し、アイコン表示手段は受信認識手段によって認識された医療機器に応じて異なる特定パターンを繰り返し動画表示させるようにしている。
従って、請求項の発明のナースコールシステムにおいては、以上のような手段を講じることにより、表示されたアイコンのパターンに基づいて、測定されている生体情報の種類を視覚的に認識することが可能となる。
請求項の発明は、少なくとも患者の氏名とベッド番号とからなる患者情報を各患者毎に表示する表示画面を備えたナースコールシステムに適用されるプログラムであって、ベッド側に備えられた医療機器から出力された患者の測定データを受信すると、医療機器が備えられたベッドのベッド番号を認識する受信認識機能、表示画面から表示された患者情報のうち、受信認識機能において認識されたベッド番号に対応する患者情報の近傍に、医療機器が測定中であることを示すアイコンを表示画面から表示させるアイコン表示機能、アイコン内において特定パターンを繰り返し動画表示させる動画表示機能をコンピュータに実現させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムである。
従って、請求項の発明のプログラムにおいては、以上のような手段を講じることにより、患者の生体情報が医療機器によって測定されている場合には、表示画面において、対応する患者情報の近傍に、医療機器が測定中であることを示すアイコンを表示させることができる。したがって、このアイコンを看護師が確認することによって、患者の特定と、医療機器が測定中であることとを把握することができる。
本発明によれば、医療機器によって生体情報が測定されている患者、および測定されている生体情報の種類をナースコール親機側で把握することができる。
以上により、様態急変時における対応を迅速に行うことを可能とするナースコールシステム、およびこのナースコールシステムを動作させるプログラムを実現することができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態を図1から図8を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るナースコールシステムの一例を示す概略構成図である。なお、同実施の形態では病棟に設置される看護支援用のナースコールシステムを例にとって説明するが、本発明のナースコールシステムは、勿論病棟に設置されるものに限定されるものではなく、介護施設等に設置されるナースコールシステムとして適用することも可能である。
ナースコールシステムは、各病室にそれぞれ設置される病室ユニット11〜1nと、ナースセンタに設置されるセンタ装置としてのナースコール親機2とを備え、これらの病室ユニット11〜1nとナースコール親機2との間はそれぞれ通信線路を介して接続される。またナースコールシステムは、例えば病院内の通信センタに設置されるハンディナースコール主装置3および構内交換機(PBX:Private Branch Exchange)4を備え、ハンディナースコール主装置3には無線ユニット6が接続され、またPBX4は公衆網5に接続される。
さらに、ナースコール親機2は、例えばLAN(Local Area Network)7を介して看護支援サーバ9に接続される。看護支援サーバ9は、看護支援のための種々情報を記憶し管理する。なお、10は看護支援サーバ9に記憶されたデータをプリントアウトするために使用されるプリンタ、8は看護支援サーバ9およびプリンタ10をLAN7に接続するためのハブである。
病室ユニット11〜1nは、病室の天井等に設置されたマイクロホン101およびスピーカ102と、トイレ・浴室用押しボタン103と、代表廊下灯104と、復旧ボタン105とを備え、これらはI/Oユニット106を介して個別情報廊下灯107に接続される。また病室ユニット11〜1nは、ハンド型子機109および握り押しボタン110を備え、これらは病床の壁に、各ベッド毎に設けられた壁埋め込み型子機108に、接続端子112を介して接続される。このように接続端子112を介して壁埋め込み型子機108に接続されたハンド型子機109および握り押しボタン110は、壁埋め込み型子機108を介して個別情報廊下灯107に接続される。
このうち、握り押しボタン110およびトイレ・浴室用押しボタン103は患者が看護師を呼び出す際に使用するもので、その操作信号はそれぞれ壁埋め込み型子機108またはI/Oユニット106を介して個別情報廊下灯107に伝えられる。また、壁埋め込み型子機108に設けられた押しボタン111が押下された場合にも、操作信号が個別情報廊下灯107に伝送される。個別情報廊下灯107は、各押しボタン111の操作信号を受信すると、自身の表示部113に呼出の発生を表示する。またそれと共に、呼出信号を生成してナースコール親機2へ送信する。呼出信号には、押しボタン111の番号またはアドレス情報が挿入される。
マイクロホン101とスピーカ102、ハンド型子機109および壁埋め込み型子機108は、患者が呼出に対し応答した看護師と通話を行うために使用するもので、その通話信号は通話路を介してナースコール親機2へ送信される。通話路は、ナースコール親機2において看護師が患者の呼出に対し応答操作することにより確立される。なお、復旧ボタン105は上記呼出をリセットする場合に使用される。
また、壁埋め込み型子機108の接続端子112に、例えば心電図モニタ等の医療機器30の出力端子を接続することによって、壁埋め込み型子機108は、医療機器30から出力される測定信号を受信する。この測定信号には、医療機器30の識別情報も含まれている。そして、壁埋め込み型子機108は、この測定信号を受信すると、この測定信号に自己(壁埋め込み型子機108)の番号またはアドレス情報を付加して個別情報廊下灯107を介してナースコール親機2に送信する。
ハンディナースコール主装置3は、例えば構内PHS(Personal Handyphone System)対応の交換装置からなるもので、交換制御部やタイムスイッチの他に、複数の内線インタフェースと、局線インタフェースと、保守インタフェースとを備える。内線インタフェースにはそれぞれ無線ユニット6の無線基地局61,62が接続される。無線基地局61,62はそれぞれ無線エリアを形成し、この無線エリア内に存在する携帯端末71〜7mとの間で無線回線を介して接続される。局線インタフェースにはPBX4が接続される。
ところで、ナースコール親機2は次のように構成される。図2はその機能構成を示すブロック図である。
すなわち、ナースコール親機2は、制御部として例えばマイクロコンピュータを使用する中央処理ユニット(CPU)20を備える。このCPU20には、プログラムメモリ21およびデータメモリ22が接続されており、さらに通信インタフェース23,24と、ネットワークインタフェース25と、通話インタフェース26と、入力表示インタフェース27がそれぞれ接続されている。
このうち通信インタフェース23は、CPU20の制御の下、各病室ユニット11〜1nとの間で信号の伝送を行う。同様に通信インタフェース24は、CPU20の制御の下、ハンディナースコール主装置3との間で信号の送受信を行う。ネットワークインタフェース25は、CPU20の制御の下、LAN7との間で信号の送受信を行う。
通話インタフェース26には、看護師が患者との間で通話を行うために使用するマイクロホン261およびスピーカ262が接続されている。通話インタフェース26は、病室ユニット11〜1nとの間に通話路が形成された状態で、マイクロホン261から出力された話者の送話信号を符号化してCPU20へ出力すると共に、CPU20から供給された受話データを復号して受話信号を再生し、この受話信号をスピーカ262から拡声出力する。またスピーカ262は、患者から呼出が発生した時に鳴音やメロディを出力する際にも使用される。
入力表示インタフェース27には、タッチパネル/表示器271が接続される。タッチパネル/表示器271は、例えばCRTまたはLCDからなる表示器の表示画面上に透明感圧シートを貼付したもので、情報の表示機能と入力機能とを併せ持っている。入力表示インタフェース27は、CPU20から供給された表示情報をタッチパネル/表示器271に表示すると共に、タッチパネル/表示器271において入力された操作情報をCPU20に供給する。
データメモリ22には、アイコン表示データベース22aが設けられている。アイコン表示データベース22aには、アイコン表示データが記憶される。このアイコン表示データは、図3に示すようにタッチパネル/表示器271の患者一覧表示エリアE1において、患者毎に備えられたアイコン表示部E4から、対応する患者の生体情報を測定する医療機器30が動作中であることを示すアイコンが表示された場合にアイコン表示プログラム21aによって作成されるものであって、アイコン表示部E4からアイコンが表示された該当患者のベッド番号、医療機器30の識別情報、アイコン表示がなされた時間帯から構成される。なお、アイコン表示部E4およびアイコン表示部E4から表示されるアイコンの詳細については後述する。
プログラムメモリ21には、同実施の形態に係るコールセンタシステムを実現するためのプログラムとしてアイコン表示プログラム21aが格納されている。アイコン表示プログラム21aは、例えば磁気ディスク等の記憶媒体から読み出されたり、あるいはインターネット等の通信ネットワークを介してダウンロードされ、プログラムメモリ21に格納される。本コールセンタシステムは、このアイコン表示プログラム21aによって動作が制御されるCPU20によって実現される。
アイコン表示プログラム21aは、各病室ユニット11〜1nの個別情報廊下灯107から送信された測定信号が、通信インタフェース23を介してCPU20によって取得されると、測定信号に付加された壁埋め込み型子機108の番号またはアドレス情報に基づいて、送信元の壁埋め込み型子機108を認識する。上述したように、壁埋め込み型子機108は、ベッド毎に設けられているので、送信元の壁埋め込み型子機108を認識することによって、対応するベッド番号を認識する。
次に、例えば図4に示すように、タッチパネル/表示器271に表示されている患者一覧表示エリアE1において、認識されたベッド番号に対応する患者名の近傍のアイコン表示部E4に、医療機器30が測定中であることを示すアイコンを表示させる。すなわち、患者一覧表示エリアE1では、病室番号毎に、ベッド毎の患者名が表示される。例えば、第22病室の第4ベッド(例えば、このベッド番号は224と認識される。)に対応する表示部分には、この患者名である「長井和夫」という名前が表示されている。名前の表示部分の左側には、アイコン表示部E4が備えられており、該患者の生体情報が医療機器30によって測定されている場合には、例えば図4中に示すようにアイコンが表示される。
アイコンのパターンは、測定している生体情報に応じて異なるものとする。測定している生体情報は、測定信号に含まれている医療機器30の識別番号から識別する。例えば、図5(a)に示すパターンは心拍数、図5(b)に示すパターンは心電図、図5(c)に示すパターンは血圧などとする。これによって、看護師は、アイコン表示部E4に表示されているアイコンのパターンを確認することによって、医療機器30によって生体情報の測定がなされている患者を把握することができるのみならず、その測定項目をも同時に把握することができる。すなわち、図4では、ベッド番号224の「長井和夫」さんの心拍数が測定されていることが把握される。
アイコンの表示方法は、図5に示すようなパターンを静止画として表示しても、フリッカ表示しても、動画表示しても、変色表示しても、またその他の表示方法であっても、あるいはこれらを適宜組み合わせた表示方法であっても、看護師が把握可能は表示方法であれば何れの方法であっても構わない。動画表示する場合には、図6に示すように時間の進行とともにパターンが流れるように繰り返し表示する。これによって、看護師は、医療機器30によって生体情報が測定されている患者を視覚的に把握できるようになる。
なお、アイコン表示部E4から表示されるのは、あくまでパターンであって、測定値との関連性は一切なくて構わないが、アイコン表示部E4から実測値を表示するようにしてもよい。この場合、ナースセンタから患者の生体情報を遠隔から収集し監視することが可能となる。なお、患者の生体情報を遠隔から収集する発明の先行文献としては、例えば特許文献2がある。
アイコン表示プログラム21aは、このようにして該当患者のアイコン表示部E4からアイコンを表示させると、該当患者のベッド番号、医療機器30の識別番号、アイコン表示がなされた時間帯からなるアイコン表示データを作成し、作成したアイコン表示データをアイコン表示データベース22aに記憶させる。
次に、以上のように構成した同実施の形態に係るナースコールシステムが、医療機器30によって生体情報が測定されている患者に対応するアイコン表示部E4からアイコン表示する場合の動作について図7に示すフローチャートを用いて説明する。
待機状態において、ナースコール親機2のタッチパネル/表示器271には待機画面が表示される。図3はその一例を示すもので、待機画面は患者一覧表示エリアE1と、管理データ表示エリアE2と、表示画面選択ボタンE3とから構成される。更に患者一覧表示エリアE1には、病棟における病室および病床のレイアウトと共に患者の氏名が一覧表示される。また、患者の氏名の左側にはアイコン表示部E4が設けられており、当該患者が何らかの医療機器30によって生体情報が測定されている場合には、測定されている生体情報の種類に対応したパターンを有するアイコンが表示される。管理データ表示エリアE2には、入院者情報が表示される。上記待機状態においてナースコール親機2のCPU20は、通信インタフェース23を介して病室ユニット11〜1nから送信される測定信号を待ち受けている。
患者の生体情報を測定する場合には、該患者のベッドに対応して配置されている壁埋め込み型子機108の接続端子112に、医療機器30の出力端子が接続される。そして、この医療機器30によって患者の生体情報が測定されると、この医療機器30の識別番号を含む測定信号が医療機器30から出力され、壁埋め込み型子機108に入力される(S1)。
すると、壁埋め込み型子機108によって、この測定信号に自己の壁埋め込み型子機108の番号またはアドレス情報が更に付加され、個別情報廊下灯107を介してナースコール親機2へと送信される(S2)。
このようにして送信された測定信号は、通信インタフェース23を経由してCPU20に入力される(S3)。
すると、CPU20によってアイコン表示プログラム21aが呼び出され、アイコン表示プログラム21aによって、測定信号に付加された壁埋め込み型子機108の番号またはアドレス情報に基づいて送信元の壁埋め込み型子機108が、測定信号に含まれる識別番号に基づいて医療機器30がそれぞれ特定される(S4)。壁埋め込み型子機108は、ベッド毎に設けられているので、このように送信元の壁埋め込み型子機108が特定されることは、対応するベッド番号が特定されることになる。また、医療機器30が特定されることは、測定されている生体情報の種類が特定されることになる。
更にアイコン表示プログラム21aによって、例えば図4に示すように、タッチパネル/表示器271に表示されている患者一覧表示エリアE1において、ステップS4にて認識されたベッド番号に対応する患者名の近傍のアイコン表示部E4に、測定中の生体情報に応じたパターンを有するアイコンが表示される(S5)。
また、CPU20によって、鳴音データが通話インタフェース26に与えられ、その結果、スピーカ262から鳴音が発生される。またそれと共に、入力表示インタフェース27に表示制御データが与えられる。その結果、タッチパネル/表示器271の患者一覧表示エリアE1における該当する患者の部屋番号および氏名が待機時とは異なる色で点灯または点滅表示される(S6)。
このように表示されたタッチパネル/表示器271を看護師が確認することによって、医療機器30によって生体情報が測定されている患者、および測定されている生体情報の種類が把握される(S7)。なお、アイコンの表示方法は、静止画表示でも良いが、フリッカ表示したり、変色表示したり、あるいは図6に示すように時間の進行とともに流れるようにパターンが繰り返される動画表示したり、これらを適宜組み合わせて表示すれば、より効果的である。
また、アイコン表示部E4から表示されるのは、あくまでパターンであって、測定値との関連性は一切なくて構わないが、勿論アイコン表示部E4から実測値を表示するようにしてもよい。この場合、ナースセンタから患者の生体情報を収集し監視することが可能となる。
このようにしてアイコン表示部E4からアイコンが表示されると、該当患者のベッド番号、医療機器30の識別番号、およびアイコン表示がなされた時間帯からなるアイコン表示データがアイコン表示プログラム21aによって作成され、アイコン表示データベース22aへと記憶される(S8)。
なお、上述したアイコン表示プログラム21aは、コンピュータに実行させることができるものであって、例えば磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の記憶媒体に格納し、またインターネット等の通信媒体により伝送して頒布することもできる。
記憶媒体に格納されるプログラムは、アイコン表示プログラム21aの他に、コンピュータに実行させるソフトウエア手段(実行プログラムのみならずテーブルやデータ構造も含む)をコンピュータ内に構成させる設定プログラムをも含む。また、これらプログラムは、記憶媒体から、あるいは通信媒体からコンピュータに読み込まれると、このコンピュータを動作させることによって上述した処理を実行させる。
上述したように、同実施の形態に係るナースコールシステムにおいては、上記のような作用により、医療機器30によって生体情報が測定されている患者、および測定されている生体情報の種類を、様態急変時に限らずナースコール親機2側において把握することができる。
その結果、看護師は、様態が急変しそうな患者を予め把握することができるために、これら患者に対して万が一、様態が急変するような事態が生じた場合には、迅速に対応を行うことが可能となる。
なお、様態急変時には、[背景技術]において説明したように、既存のナースコールシステムが備えている機能によって、ナースコール親機から鳴音が発鳴されたり、患者一覧表示エリアE1において該当する患者の氏名が変色表示されることによって様態急変が看護師に報知される。
以上、本発明の好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら説明したが、本発明はかかる構成に限定されない。特許請求の範囲の発明された技術的思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例および修正例に想到し得るものであり、それら変更例および修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明の実施の形態に係るナースコールシステムの一例を示す概略構成図。 ナースコール親機の機能構成例を示すブロック図。 タッチパネル/表示器から表示された看護記録画面一例を示す模式図。 アイコン表示部からアイコンが表示されたタッチパネル/表示器の画面表示例を示す模式図。 アイコン表示部から表示されるアイコンパターンの例を示す模式図。 アイコン表示部からアイコンが動画表示される状態を説明するための模式図。 アイコン表示部からアイコン表示する場合の動作を示すフローチャート。 タッチパネル/表示器から表示された待機画面一例を示す模式図。
符号の説明
F1…最終登録データ、F2…選択データ、F3…看護項目データ、E1…患者一覧表示エリア、E2…管理データ表示エリア、E3…表示画面選択ボタン、E4…アイコン表示部、E31…看護記録ボタン、2…ナースコール親機、3…ハンディナースコール主装置、4…構内交換機(PBX)、5…公衆網、6…無線ユニット、7…LAN、9…看護支援サーバ、10…プリンタ、11〜1n…病室ユニット、20…中央処理ユニット(CPU)、21…プログラムメモリ、21a…アイコン表示プログラム、22…データメモリ、22a…アイコン表示データベース、23,24,26…通信インタフェース、25…ネットワークインタフェース、27…入力表示インタフェース、30…医療機器、61,62…無線基地局、71〜7m…携帯端末、101,261…マイクロホン、102,262…スピーカ、103…トイレ・浴室用押しボタン、104…代表廊下灯、105…復旧ボタン、106…I/Oユニット、107…個別情報廊下灯、108…埋め込み型子機、109…ハンド型子機、110…握り押しボタン、111…押しボタン、112…接続端子、113…表示部、271…タッチパネル/表示器

Claims (4)

  1. 少なくとも患者の氏名とベッド番号とからなる患者情報を各患者毎に表示する表示画面を備えたナースコールシステムにおいて、
    ベッド側に備えられた医療機器から出力された患者の測定データを受信すると、前記医療機器が備えられたベッドのベッド番号を認識する受信認識手段と、
    前記表示画面から表示された患者情報のうち、前記受信認識手段によって認識されたベッド番号に対応する患者情報の近傍に、前記医療機器が測定中であることを示すアイコンを前記表示画面から表示させるアイコン表示手段とを備え
    前記アイコン表示手段は、前記アイコンを動画表示させるようにしたナースコールシステム。
  2. 少なくとも患者の氏名とベッド番号とからなる患者情報を各患者毎に表示する表示画面を備えたナースコールシステムにおいて、
    ベッド側に備えられた医療機器から出力された患者の測定データを受信すると、前記医療機器が備えられたベッドのベッド番号を認識する受信認識手段と、
    前記表示画面から表示された患者情報のうち、前記受信認識手段によって認識されたベッド番号に対応する患者情報の近傍に、前記医療機器が測定中であることを示すアイコンを前記表示画面から表示させるアイコン表示手段とを備え、
    前記アイコン表示手段は、前記アイコン内において特定パターンを繰り返し動画表示させるようにしたナースコールシステム。
  3. 請求項に記載のナースコールシステムにおいて、
    前記受信認識手段は前記医療機器を認識し、前記アイコン表示手段は前記受信認識手段によって認識された医療機器に応じて異なる前記特定パターンを繰り返し動画表示させるようにしたナースコールシステム。
  4. 少なくとも患者の氏名とベッド番号とからなる患者情報を各患者毎に表示する表示画面を備えたナースコールシステムに適用されるプログラムであって、
    ベッド側に備えられた医療機器から出力された患者の測定データを受信すると、前記医療機器が備えられたベッドのベッド番号を認識する受信認識機能、
    前記表示画面から表示された患者情報のうち、前記受信認識機能において認識されたベッド番号に対応する患者情報の近傍に、前記医療機器が測定中であることを示すアイコンを前記表示画面から表示させるアイコン表示機能、
    前記アイコン内において特定パターンを繰り返し動画表示させる動画表示機能
    をコンピュータに実現させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラム。
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