JP2005244581A - ナースコール親機 - Google Patents

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祐二 坂本
Yuichi Koizumi
祐一 小泉
Tadayoshi Murakami
忠義 村上
Takanori Nishiura
孝典 西浦
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Abstract

【課題】担当する患者又は被介護者のリストを各医療スタッフが簡単かつ明確に確認できるようにし、これにより業務引継時の担当患者又は被介護者の確認を簡単かつ明確に効率良く行うことを可能とする。
【解決手段】ナースコール親機2に、看護師の担当患者を設定するための担当設定制御プログラム21aと、担当患者リスト表示制御プログラム21bとをインストールしておき、担当設定画面において看護師の手操作により入力された看護師とその担当患者との対応関係を示す情報を患者情報データベース22aに記憶する。そして、看護師別担当患者の表示指示操作が行われた場合に、患者情報データベース22aから当該看護師が担当する患者の識別情報を読み出し、この読み出された患者のリストを表す患者一覧画面情報をタッチパネル/表示器271に表示するようにしたものである。
【選択図】 図2

Description

この発明は、例えば病院や介護施設で使用されるナースコールシステムにおいて、ナースステーションに設置されるナースコール親機に関する。
一般に、ナースコールシステムは、各病室に呼出ボタンを有する呼出子機をそれぞれ設置すると共に、ナースステーションにナースコール親機を設置している。そして、患者が呼出ボタンを操作した場合に、呼出子機からナースコール親機へ呼出信号を送信し、ナースコール親機で鳴音を発生したり呼出子機を表すアイコンを変色表示させることにより呼出の発生を報知し、さらに呼出元の患者の氏名や属性等を表示器に表示するように構成されている。
このため看護師は、ナースステーションにおいて上記呼出報知と患者の氏名等により呼出の発生と呼出元の患者を認識することができる。そして、ナースコール親機と呼出元の呼出子機との通話機能を使用して患者の要求を聞き出すことができ、その上で必要な看護処置を実施することができる(例えば、特許文献1を参照。)。
特許第2887552号公報
ところが、一般にこの種のシステムで使用されるナースコール親機は、ナースステーションという医療及び看護の中心をなす場所に設置されているにも拘わらず、患者と看護師との間のコミュニケーション手段として使用されるのみで、その他の用途にはまださほど積極的に活用されていないのが現状である。
例えば、一般に看護師は看護業務の引継ぎに際し、担当する患者のリストを用紙に手書き又は印刷して各看護師に手渡し、さらに患者の容体や注意事項等を記載した連絡メモを作成して手渡すようにしている。このため、患者リストや連絡メモの作成に多くの時間と労力を要し、看護師の負担が大きい。また、引継ごとに多くの用紙が消費され、その分経費が増えるという問題もある。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、担当する患者又は被介護者のリストを各医療スタッフが簡単かつ明確に確認できるようにし、これにより業務引継時の担当患者又は被介護者の確認を簡単かつ明確に効率良く行うことを可能にしたナースコール親機を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明に係わるナースコール親機は、患者又は被介護者と当該患者又は被介護者を担当する医療スタッフとの対応関係を表す情報を記憶する担当情報記憶手段を備えている。そして、担当リストの表示指示が医療スタッフの識別情報と共に入力された場合に、この入力された医療スタッフの識別情報をもとに上記担当情報記憶手段から当該医療スタッフが担当する患者又は被介護者を表す情報を読み出し、この読み出された患者又は被介護者を表す情報をもとに医療スタッフが担当する患者又は被介護者のリスト情報を作成して表示するようにしたものである。
したがってこの発明によれば、ナースコール親機において、医療スタッフが自身の識別情報を入力するだけで自身が担当する患者のリスト情報が自動作成されて表示される。このため、例えば看護業務の引継に際し、看護師等の医療スタッフは自身が担当する患者のリストを常に簡単かつ明確に確認できるようになり、これにより看護業務の効率向上を図ることが可能となる。また、引継ごとの用紙の使用量が節約されて経費の節減を図ることもできる。
また、この発明は以下のような各種構成を備えることも特徴とする。
第1の構成は、患者又は被介護者と当該患者又は被介護者を担当する医療スタッフとの対応関係を指定する情報の入力を受け付ける手段を備え、上記入力された指定情報をもとに上記担当情報記憶手段に記憶されている情報を更新するようにしたものである。この機能を備えることで、医療スタッフは担当リスト情報を必要に応じて手操作により任意に更新することが可能となる。
第2の構成は、医療スタッフのスケジュールを表す情報を記憶する手段と、患者又は被介護者に係わる情報を記憶する手段とを備える場合に、上記記憶された医療スタッフのスケジュールを表す情報及び患者又は被介護者に係わる情報に基づいて、患者又は被介護者と当該患者又は被介護者を担当する医療スタッフとの対応関係を表す情報を作成し、この作成された対応関係を表す情報をもとに上記担当情報記憶手段に記憶されている情報を更新するようにしたものである。
上記対応関係を表す情報の自動作成処理は、予め設定された日時になったとき、或いは前記記憶された医療スタッフのスケジュール及び患者又は被介護者に係わる情報の少なくとも一方が変更になったときに実行されるように構成するとよい。なお、上記対応関係を表す情報の自動作成処理は、医療スタッフによる自動作成指示の入力に応じて実行されるようにしてもよい。
以上のような機能を備えることで、例えば引継時や上記医療スタッフのスケジュール又は患者もしくは被介護者に係わる情報が変更になったときに、担当リスト情報が作成されて担当情報記憶手段の記憶情報が更新される。すなわち、担当リスト情報の自動作成及び更新が行われる。したがって、医療スタッフの業務負担をさらに軽減した上で、常に最適な担当リスト情報を用意することができる。
第3の構成は、リスト情報を作成して表示する際に、患者又は被介護者の一覧表示画面に表示される複数の患者又は被介護者のうち、上記読み出された患者又は被介護者を他の患者又は被介護者よりも強調して表示するようにしたものである。このように構成すると、通常待機画面として表示される患者又は被介護者の一覧表示画面を利用して、医療スタッフごとにその担当する患者のリストを表示することが可能となる。したがって医療スタッフは、日頃見慣れている患者又は被介護者の一覧表示画面上において、担当患者を見誤ることなく簡単かつ正確に把握することができる。
上記強調表示手段としては、表示濃度を異ならせる手段や表示色を異ならせる手段が使用可能である。
要するにこの発明では、患者又は被介護者と当該患者又は被介護者を担当する医療スタッフとの対応関係を表す情報を記憶する担当情報記憶手段を設け、担当リストの表示指示が医療スタッフの識別情報と共に入力された場合に、この入力された医療スタッフの識別情報をもとに上記担当情報記憶手段から当該医療スタッフが担当する患者又は被介護者を表す情報を読み出し、この読み出された患者又は被介護者を表す情報をもとに医療スタッフが担当する患者又は被介護者のリスト情報を作成して表示するようにしている。
したがってこの発明によれば、担当する患者又は被介護者のリストを各医療スタッフが簡単かつ明確に確認できるようになり、これにより引継時の担当患者又は被介護者の確認を簡単かつ明確に効率良く行うことを可能にしたナースコール親機を提供することができる。
図1は、この発明に係わるナースコール親機を含むナースコールシステムの一実施形態を示す概略構成図である。なお、この実施形態では病棟に設置される看護支援用のナースコールシステムを例にとって説明する。
ナースコールシステムは、各病室にそれぞれ設置される病室ユニット11〜1nと、ナースステーションに設置されるセンタ装置としてのナースコール親機2とを備える。これらの病室ユニット11〜1nとナースコール親機2との間はそれぞれ通信線路を介して接続される。またナースコールシステムは、例えば病院内の通信センタに設置されるハンディナースコール主装置3及び構内交換機(PBX:Private Branch Exchange)4を備える。ハンディナースコール主装置3には無線ユニット6が接続され、またPBX4は公衆網5に接続される。
さらに、上記ナースコール親機2は、例えばLAN(Local Area Network)7を介して看護支援サーバ9に接続される。看護支援サーバ9は、看護支援のための種々情報を記憶し管理する。なお、10は上記看護支援サーバ9に記憶されたデータをプリントアウトするために使用されるプリンタ、8は上記看護支援サーバ9及びプリンタ10をLAN7に接続するためのハブである。
病室ユニット11〜1nは、病室の天井等に設置されたマイクロホン101及びスピーカ102と、トイレ・浴室用押しボタン103と、代表廊下灯104と、復旧ボタン105とを備え、これらはI/Oユニット106を介して個別情報廊下灯107に接続される。また病室ユニット11〜1nは、ハンド型子機109及び握り押しボタン110を備え、これらは病床の壁に設けられた壁埋め込み型子機108を介して上記個別情報廊下灯107に接続される。
このうち、握り押しボタン110及びトイレ・浴室用押しボタン103は患者が看護師を呼び出す際に使用するもので、その操作信号はそれぞれ壁埋め込み型子機108又はI/Oユニット106を介して個別情報廊下灯107に伝えられる。また、壁埋め込み型子機108に設けられた押しボタンが押下された場合にも、操作信号が個別情報廊下灯107に伝えられる。個別情報廊下灯107は、上記各押しボタンの操作信号を受信すると、自身の表示部に呼出しの発生を表示する。またそれと共に、呼出信号を生成してナースコール親機2へ送信する。呼出信号には、押しボタンの番号またはアドレス情報が挿入される。
マイクロホン101とスピーカ102、ハンド型子機109及び壁埋め込み型子機108は、患者が呼出しに対し応答した看護師と通話を行うために使用するもので、その通話信号は通話路を介してナースコール親機2へ送信される。通話路は、ナースコール親機2において看護師が患者の呼出しに対し応答操作することにより確立される。なお、復旧ボタン105は上記呼出しをリセットする場合に使用される。
ハンディナースコール主装置3は、例えば構内PHS(Personal Handyphone System)対応の交換装置からなるもので、交換制御部やタイムスイッチの他に、複数の内線インタフェースと、局線インタフェースと、保守インタフェースとを備える。各内線インタフェースにはそれぞれ無線ユニット6の無線基地局61,62が接続される。無線基地局61,62はそれぞれ無線エリアを形成し、この無線エリア内に存在する携帯端末71〜7mに対し無線回線を介して接続される。局線インタフェースには上記PBX4が接続される。
ところで、ナースコール親機2は次のように構成される。図2はその機能構成を示すブロック図である。
すなわち、ナースコール親機2は、制御部として例えばマイクロコンピュータを使用する中央処理ユニット(CPU:Central Processing Unit)20を備える。このCPU20には、プログラムメモリ21及びデータメモリ22が接続されており、さらに通信インタフェース23,24と、ネットワークインタフェース25と、通話インタフェース26と、入力表示インタフェース27がそれぞれ接続されている。
このうち通信インタフェース23は、CPU20の制御の下、上記各病室ユニット11〜1nとの間で信号の伝送を行う。同様に通信インタフェース24は、CPU20の制御の下、上記ハンディナースコール主装置3との間で信号の送受信を行う。ネットワークインタフェース25は、CPU20の制御の下、上記LAN7を介して看護支援サーバ9及びプリンタ10との間で信号の送受信を行う。
通話インタフェース26には、看護師が患者との間で通話を行うために使用するマイクロホン261及びスピーカ262が接続されている。通話インタフェース26は、病室ユニット11〜1nとの間に通話路が形成された状態で、マイクロホン261から出力された話者の送話信号を符号化してCPU20へ出力すると共に、CPU20から供給された受話データを復号して受話信号を再生し、この受話信号をスピーカ262から拡声出力する。またスピーカ262は、患者から呼出が発生した時に鳴音やメロディを出力する際にも使用される。
入力表示インタフェース27には、タッチパネル/表示器271が接続される。タッチパネル/表示器271は、例えばCRT又はLCDからなる表示器の表示画面上に透明の感圧シートを貼付したもので、情報の表示機能と入力機能とを併せ持っている。入力表示インタフェース27は、CPU20から供給された表示情報を上記タッチパネル/表示器271に表示すると共に、タッチパネル/表示器271において入力された操作情報をCPU20に供給する。
データメモリ22には、患者情報データベース22a及び看護師情報データベース22bが設けられている。
患者情報データベース22aには、患者の識別情報(識別ID)に対応付けて、病名、容体、検査又は処置のスケジュールとその内容、患者の年齢や性別、体重、体質、性格等を表す個人情報が記憶される。また患者情報データベース22aには、患者の識別情報に対応付けて、担当医師及び担当看護師の識別情報(識別ID)も記憶される。
看護師情報データベース22bには、看護師の識別情報に対応付けて、看護師の個人情報と共に、看護師の勤務及び業務に関するスケジュール情報が記憶される。
プログラムメモリ21には、この発明の一実施形態を実現するためのアプリケーション・プログラムとして、担当設定制御プログラム21aと、担当患者リスト表示制御プログラム21bが格納されている。
担当設定制御プログラム21aは、タッチパネル/表示器271に担当設定画面を表示させ、この担当設定画面における担当患者の設定入力操作に応じて、看護師と当該看護師が担当する患者との対応関係を表す情報を作成し、この作成された対応関係を表す情報を患者情報データベース22aに記憶させる。
担当患者リスト表示制御プログラム21bは、タッチパネル/表示器271において看護師別担当患者リストの表示指示が入力された場合に、同時に入力された看護師の識別情報をもとに上記患者情報データベース22aから当該看護師が担当する患者を検索し、検索された患者を患者一覧画面に表示させる。
次に、以上のように構成されたナースコール親機2による看護師別担当患者リストの設定及び表示動作を説明する。図3はその制御手順とその内容を示すフローチャートである。
病棟の患者一覧が表示された待受状態においてナースコール親機2のCPU20は、ステップ3aにより担当設定操作を監視すると共に、ステップ3bにより担当患者表示操作を監視している。
この状態で、看護師が看護師別の担当患者を設定するべく担当設定ボタンB1を押下したとする。そうするとCPU20は、ステップ3aからステップ3cに移行してここでタッチパネル/表示器271に担当設定画面を表示させる。図4はその一例を示すもので、病棟の看護師リストL1及び患者リストL2が表示される。
看護師は、この担当設定画面において看護師ごとに当該看護師が担当する患者を設定するための入力操作を行う。例えば、看護師リストL1中の任意の看護師をタッチ操作により選択したのち、患者リストL2中の任意の患者をタッチ操作により指定する。そして、この状態で設定ボタンB3を押下する。そうすると、CPU20はステップ3dからステップ3eに移行して、上記選択された看護師と指定された患者との対応関係を表す情報を患者情報データベース22aに記憶させる。この情報の記憶は、具体的には患者情報データベース22a中の上記指定された患者の識別情報に対応付けて、上記選択された看護師の識別情報を記憶することによりなされる。
以後同様に、担当設定の終了操作がステップ3fで検出されるまで、上記ステップ3d〜ステップ3eによる担当設定処理が繰り返し実行される。
一方、上記待受状態において、看護師が自身の担当すべき患者を確認するべく看護師別担当患者の表示ボタンB2を押下し、さらに自身の識別情報を入力したとする。そうするとCPU20は、ステップ3b及びステップ3gからステップ3hに移行し、ここで上記入力された看護師の識別情報をもとに患者情報データベース22aをアクセスして、当該看護師が担当する患者の識別情報を読み出す。そして、ステップ3iにより上記読み出された患者のリストを表す患者一覧表示画面を生成し、この生成された患者一覧表示画面をタッチパネル/表示器271に表示させる。
図5はその表示結果の一例を示すもので、担当患者は図中イに示すように通常の表示濃度で表示され、その他の患者については図中ロに示すように通常の表示濃度よりも薄い表示濃度で表示される。したがって看護師は、自身が担当する患者を、日頃待機画面として見慣れている患者一覧表示画面において、違和感なく明確に確認することができる。
上記看護師別担当患者リストを表示するための患者一覧画面が表示された状態で、CPU20はステップ3k及びステップ3mでそれぞれ表示終了操作及び表示時間を監視しながら、ステップ3jで他の看護師の識別情報の入力操作を監視する。そして、この状態で他の看護師の識別情報が入力されると、CPU20はステップ3hに戻って患者情報データベース22aから当該看護師が担当する患者の識別情報を読み出す。そして、ステップ3iにより上記読み出された患者のリストを表す患者一覧画面情報を生成し、この生成された患者一覧画面情報をタッチパネル/表示器271に表示させる。以後同様に、その他の看護師の識別情報が入力されるごとに、当該看護師が担当する患者のリストを表す患者一覧画面情報が生成され表示される。
また、上記看護師別担当患者リストが表示された状態で、表示終了操作が行われるか、或いは表示終了操作が行われないまま表示時間が予め設定した一定時間を経過したとする。そうするとCPU20は、看護師別担当患者リストの表示動作を終了し、患者一覧画面が表示される状態、つまり待受画面に復帰する。
以上述べたようにこの実施形態では、ナースコール親機2に、看護師の担当患者を設定するための担当設定制御プログラム21aと、担当患者リスト表示制御プログラム21bとをインストールしておき、担当設定画面において看護師の手操作により入力された看護師とその担当患者との対応関係を示す情報を患者情報データベース22aに記憶する。そして、看護師別担当患者の表示指示操作が行われた場合に、患者情報データベース22aから当該看護師が担当する患者の識別情報を読み出し、この読み出された患者のリストを表す患者一覧画面情報をタッチパネル/表示器271に表示するようにしている。
したがって、ナースコール親機2において、看護師が自身の識別情報を入力するだけで自身が担当する患者のリスト情報が自動作成されて表示される。このため、例えば看護業務の引継に際し、看護師は自身が担当する患者のリストを簡単かつ明確に確認できるようになり、これにより看護業務の効率向上を図ることが可能となる。また、引継ぎごとの用紙の使用量が節約されて経費の節減を図ることも可能となる。
さらに、看護師の手操作による看護師別担当患者情報の設定機能を備えたことにより、看護師は必要に応じて任意に設定情報を更新することができる。また、待機画面として使用される患者一覧表示画面において、担当患者とその他の患者の表示濃度を相互に異ならせることにより看護師別担当患者リストを表示するようにしたので、看護師は自身が担当する患者を日頃見慣れている患者一覧表示画面において違和感なく明確に確認することができる。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、前記実施形態では担当患者を通常の表示濃度で表示し、その他の患者を通常の表示濃度よりも薄い表示濃度で表示するようにした。しかし、それに限らず担当患者とその他の患者の表示色を相互に異ならせるようにしてもよく、また個々の患者の表示エリアサイズを異ならせるようにしてもよい。さらに、担当患者にのみ担当患者であることを示すアイコン又はマークを表示するようにしてもよい。
また、前記実施形態では、看護師の手操作により看護師別担当患者情報を作成し更新する場合を例にとって説明した。しかし、それに限るものではなく、看護師別担当患者情報の作成及び更新処理がナースコール親機において自動的に実行されるように構成してもよい。
これは、例えば看護師情報データベース22bに記憶された看護師のスケジュール情報と、患者情報データベース22aに記憶された入院患者に係わる情報とに基づいて、患者とその担当看護師との対応関係を表す情報を作成し、この作成された対応関係を表す情報をもとに患者情報データベース22aに記憶されている情報を更新することにより実現できる。
上記対応関係を表す情報の自動作成処理は、予め設定された日時になったとき、例えば看護師が担当リストの自動更新指示を入力したとき、看護業務の引継時刻の一定時間前になったとき、或いは看護師のスケジュール情報及び患者に係わる情報の少なくとも一方が変更になったときに、実行されるように構成するとよい。
このように構成することで、例えば看護業務の引継時や看護師のスケジュール情報又は患者に係わる情報が変更になったときに、患者情報データベース22aに記憶される看護師別担当患者リストが自動更新される。したがって、看護師の業務負担をさらに軽減した上で、看護師のスケジュールや患者の容体等に応じた最適な看護師別担当患者リストを常に用意することができる。
さらに、上記したように看護師のスケジュール情報と患者に係わる情報とに基づいて自動作成された看護師別担当患者リストを一旦タッチパネル/表示器271に表示し、この表示データに対し看護師が手操作により部分修正を行えるようにする機能を、ナースコール親機に備えるようにしてもよい。
さらに、携帯端末71〜7mからナースコール親機2に対し看護師別担当患者リストの送信要求を送り、この送信要求に応じてナースコール親機において該当する看護師が担当する患者のリストを作成し、この作成されたリストを要求元の携帯端末71〜7mへ送信し表示させるようにしてもよい。このようにすると、看護師はナースステーション外からも自身が担当する患者のリストを確認することが可能となる。
さらに前記実施形態では、患者情報データベース22a及び看護師情報データベース22bをナースコール親機2に設けた場合を例にとって説明した。しかしそれに限らず、患者情報データベース22a及び看護師情報データベース22bを看護支援サーバ9に設け、ナースコール親機2が看護支援サーバ9の上記患者情報データベースをアクセスすることにより看護師が担当する患者の識別情報を取得し、この取得された患者の識別情報をもとに看護師別担当患者リストを作成して表示するようにしてもよい。
その他、ナースコール親機の構成や、担当設定制御及び担当患者リストの制御手順とその制御内容、看護師別担当患者リストの表示手段等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
この発明に係わるナースコール親機を含むナースコールシステムの一実施形態を示す概略構成図。 図1に示したシステムにおけるナースコール親機の機能構成を示すブロック図。 図2に示したナースコール親機による看護師別担当患者リストの設定及び表示制御手順とその制御内容を示すフローチャート。 図2に示したナースコール親機における担当設定画面の表示例を示す図。 図2に示したナースコール親機における看護師別担当患者リストの表示画面の表示例を示す図。
符号の説明
11〜1n…病室ユニット、2…ナースコール親機、3…ハンディナースコール主装置、4…構内交換機(PBX)、5…公衆網、6…無線ユニット、7…LAN、8…ハブ、9…看護支援サーバ、10…プリンタ、20…中央処理ユニット(CPU)、21…プログラムメモリ、21a…担当設定制御プログラム、21b…担当患者リスト表示制御プログラム、22…データメモリ、22a…患者情報データベース、22b…看護師情報データベース、23,24…通信インタフェース、25…ネットワークインタフェース、26…通話インタフェース、261…マイクロホン、262…スピーカ、27…入力表示インタフェース、271…タッチパネル/表示器、61,62…無線基地局、71〜7m…携帯端末、101…スピーカ、102…マイクロホン、103…トイレ・浴室用押しボタン、104…代表廊下灯、105…復旧ボタン、106…I/Oユニット、107…個別情報廊下灯、108…壁埋め込み型子機、109…ハンド型子機、110…握り押しボタン。

Claims (7)

  1. 患者又は被介護者の呼出操作に応じて呼出子機から送信される呼出信号を受信し、この呼出信号の受信に応じて呼出報知動作を行う機能を備えたナースコール親機において、
    前記患者又は被介護者と当該患者又は被介護者を担当する医療スタッフとの対応関係を表す情報を記憶する担当情報記憶手段と、
    担当リストの表示指示が医療スタッフの識別情報と共に入力された場合に、前記入力された医療スタッフの識別情報をもとに前記担当情報記憶手段から当該医療スタッフが担当する患者又は被介護者を表す情報を読み出す手段と、
    前記読み出された患者又は被介護者を表す情報をもとに、前記医療スタッフが担当する患者又は被介護者のリスト情報を作成して表示する手段と
    を具備することを特徴とするナースコール親機。
  2. 前記患者又は被介護者と当該患者又は被介護者を担当する医療スタッフとの対応関係を指定する情報の入力を受け付ける手段と、
    前記入力された対応関係を指定する情報をもとに、前記担当情報記憶手段に記憶されている情報を更新する手段と
    を、さらに具備することを特徴とする請求項1記載のナースコール親機。
  3. 医療スタッフのスケジュールを表す情報を記憶する手段と、
    患者又は被介護者に係わる情報を記憶する手段と、
    前記記憶された医療スタッフのスケジュールを表す情報と、前記記憶された患者又は被介護者に係わる情報とに基づいて、前記患者又は被介護者と当該患者又は被介護者を担当する医療スタッフとの対応関係を表す情報を作成する手段と、
    前記作成された対応関係を表す情報をもとに、前記担当情報記憶手段に記憶されている情報を更新する手段と
    を、さらに具備することを特徴とする請求項1記載のナースコール親機。
  4. 前記対応関係を表す情報を作成する手段は、予め設定された日時になったとき、或いは前記記憶された医療スタッフのスケジュール及び患者又は被介護者に係わる情報の少なくとも一方が変更になったときに、前記患者又は被介護者と当該患者又は被介護者を担当する医療スタッフとの対応関係を表す情報を作成することを特徴とする請求項3記載のナースコール親機。
  5. 前記リスト情報を作成して表示する手段は、患者又は被介護者の一覧表示画面に表示される複数の患者又は被介護者のうち、前記読み出された患者又は被介護者を他の患者又は被介護者よりも強調して表示することを特徴とする請求項1記載のナースコール親機。
  6. 前記リスト情報を作成して表示する手段は、表示濃度を異ならせることにより、前記読み出された患者又は被介護者を他の患者又は被介護者よりも強調して表示することを特徴とする請求項5記載のナースコール親機。
  7. 前記リスト情報を作成して表示する手段は、表示色を異ならせることにより、前記読み出された患者又は被介護者を他の患者又は被介護者よりも強調して表示することを特徴とする請求項5記載のナースコール親機。
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