JP2006075332A - ナースコールシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】入院患者に対する看護や介護の状態を家族が容易に認識でき、サービスについての請求費用の透明性を高めることが可能なナースコールシステムを提供する。
【解決手段】各病室内にそれぞれ入院患者毎に設けられたナースコールコンセント108に、医療従事者によってなされるサービスなどの行為に対応する専用ボタンを設けておき、その行為が実施される毎に医療従事者がそれを操作する。すると、操作されたボタンとこれに対応する入院患者を識別する情報がナースコール親機2に通知され、これに基づいてナースコール親機2が入院患者毎に医療従事者によってなされたサービスなどの行為をその内容と時刻に対応づけて集計する。そして、ナースコール親機2は、要求に応じて、上記集計結果を患者毎に印刷出力するようにしたものである。
【選択図】 図1

Description

この発明は、病院や福祉施設などの施設において、患者や被介護者が看護師や介護者を呼び出すナースコールシステムに関する。
周知のように、従来のナースコールシステムは、ナースセンタにナースコール親機が設置され、一般に廊下灯と称され、各病室の入り口付近に設置される廊下灯ユニットに有線接続される。そして、廊下灯ユニットは、対応する病室内の各病床に対応するインターフェイス盤を通じて呼出ボタンを収容し、この呼出ボタンが患者などによって操作されると、上記ナースコール親機に患者から呼び出しが生じた旨を報知する。
これに対してナースコール親機は、呼び出しが生じた病床を識別し、その情報をモニタ上に表示するとともに、無線回線を通じて看護師などの医療従事者が携帯するナースコール子機を呼び出すようにしている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、病院や福祉施設においては、入院患者や施設利用者が意思表現を十分にできない場合、訪れた家族は、入院患者や施設利用者から現状の看護/介護状態を聞くことができない。このため、家族は、その都度、医療従事者や介護者に説明を求めることになり、家族にとっても医療従事者や介護者にとっても、効率的な情報交換が行えないという問題があった。
また近時、介護サービスは提供したサービスに応じて課金を行うのが一般的になっているが、家族は提供されたサービスを直接確認できないため、請求された費用の透明性が十分とは言い難いという問題があった。
特開2003−126183公報
従来は、入院患者や施設利用者に対する看護や介護の状態を家族が認識することができないため、家族は、その都度、医療従事者や介護者に説明を求めることになり、家族にとっても医療従事者や介護者にとっても、効率的な情報交換が行えないという問題があった。
また近時、介護サービスは提供したサービスに応じて課金を行うのが一般的になっているが、家族は提供されたサービスを直接確認できないため、請求された費用の透明性が十分とは言い難いという問題があった。
この発明は上記の問題を解決すべくなされたもので、入院患者や施設利用者に対する看護や介護の状態を家族が容易に認識でき、サービスについての請求費用の透明性を高めることが可能なナースコールシステムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、この発明は、患者が利用する病床の近傍に設置される病床端末と、この病床端末から信号を受信すると医療従事者に対して呼び出しを行うナースコール親機とを備えるナースコールシステムであって、病床端末は、医療従事者によってなされる作業がそれぞれ対応づけられた複数のスイッチ手段と、スイッチ手段が操作された場合に、操作されたスイッチ手段を識別するスイッチ識別情報を送信する送信手段とを備え、ナースコール親機は、送信手段が送信するスイッチ識別情報を受信する受信手段と、この受信手段が受信したスイッチ識別情報に基づいて、操作されたスイッチ手段に対応する作業の内容を記憶する記憶手段とを具備して構成するようにした。
以上述べたように、この発明では、病床の近傍に設置される病床端末に、医療従事者によってなされる作業がそれぞれ対応づけられた複数のスイッチ手段を設けておき、医療従事者が上記作業を行ってスイッチ手段を操作すると、ナースコール親機に作業が行われた旨が報知され、作業の内容が記憶手段により記憶されるようにしている。
したがって、この発明によれば、医療従事者によってなされた作業を履歴として残すことができるので、それを入院患者や施設利用者の家族に提示することで、看護や介護の状態を家族が容易に認識でき、サービスについての請求費用の透明性を高めることが可能なナースコールシステムを提供できる。
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態について説明する。図1は、この発明の一実施形態に係わるナースコールシステムの概略構成図である。
このナースコールシステムは、各病室の入口近傍の廊下側壁面や、トイレ、浴室など設置される病室ユニット11〜1nと、ナースセンタに設置されるセンタ装置として機能するナースコール親機2とを備え、病室ユニット11〜1nとナースコール親機2との間はそれぞれ通信線路を介して接続される。
またこのナースコールシステムは、例えば病院内の通信センタに設置されるハンディナースコール主装置3および構内交換機(PBX:Private Branch Exchange)4を備え、ハンディナースコール主装置3には無線ユニット6が接続され、またPBX4は公衆網5に接続される。
さらに、上記ナースコール親機2は、例えばLAN(Local Area Network)7を介して看護支援サーバ9に接続される。看護支援サーバ9は、看護支援のための種々情報を記憶し管理する。なお、10は上記看護支援サーバ9に記憶されたデータをプリントアウトするために使用されるプリンタ、8は上記看護支援サーバ9およびプリンタ10をLAN7に接続するためのハブである。
ハンディナースコール主装置3は、例えば構内PHS(Personal Handyphone System)対応の交換装置からなるもので、交換制御部やタイムスイッチの他に、複数の内線I/Fと、局線I/Fと、保守I/Fとを備える。内線I/Fにはそれぞれ無線ユニット6の無線基地局61,62が接続される。
無線基地局61,62はそれぞれ無線エリアを形成し、この無線エリア内に存在する携帯端末71〜7mとの間で無線回線を介して接続される。局線I/FにはPBX4が接続される。携帯端末71〜7mは、医者や看護師などの医療従事者や介護者が携帯する。
病室ユニット11〜1nは、病室の天井等に設置されたマイクロホン101およびスピーカ102と、トイレ・浴室用押しボタン103と、代表廊下灯104と、復旧ボタン105とを備え、これらはI/Oユニット106を介して個別情報廊下灯107に接続される。
また病室ユニット11〜1nは、ハンド型子機109および握り押しボタン110を備え、これらは病床の壁に設けられたナースコールコンセント108を介して上記個別情報廊下灯107に接続される。
このうち、握り押しボタン110およびトイレ・浴室用押しボタン103は患者(あるいは被介護者)が看護師を呼び出す際に使用するもので、ナースコールコンセント108またはI/Oユニット106の接続端子(図示しない)に接続され、ナースコールコンセント108またはI/Oユニット106を介して個別情報廊下灯107に接続される。
そして、握り押しボタン110およびトイレ・浴室用押しボタン103は、患者によって操作されると操作信号がそれぞれナースコールコンセント108またはI/Oユニット106を介して個別情報廊下灯107に出力される。
個別情報廊下灯107は、上記操作信号を受信すると、自身の表示部に呼出の発生を表示する。またそれと共に、呼出信号を生成してナースコール親機2へ送信する。呼出信号には、トイレ・浴室用押しボタン103、ハンド型子機109および握り押しボタン110にそれぞれ固有に割り振られたアドレス情報が挿入される。
また、ナースコールコンセント108は、介護サービスに対応する押しボタン1081、医療従事者によってなされる作業に対応する押しボタン1082、これらのボタン操作をリセットするための復旧ボタン1083を備える。
ナースコールコンセント108の外観の一例を図2に示す。押しボタン1081や1082は、そこに表記される作業が医療従事者によってなされた場合に、医療従事者によって操作される。
表記される作業の一例としては、「巡視」や「排泄」が考えられる。「巡視」は、看護師や介護者などが定期的に各病室を訪れて、入院患者や施設利用者の様子を伺いに来たことを示すものである。また「排泄」は、入院患者や施設利用者の排泄行為の介助や後始末を行ったことを示すものである。なお、以下の説明では、押しボタン1081や1082にこれらが対応づけられているものとして説明する。
押しボタン1081や1082は、押下されると、それぞれ固有に割り当てられたサービス識別信号が個別情報廊下灯107によりナースコール親機2に送信される。このサービス識別信号は、ナースコール親機2において、どの病室ユニット(11〜1n)のどの病床から送信されたものかが判断できるように、個別情報廊下灯107において患者特定情報が付加される。
マイクロホン101とスピーカ102、ハンド型子機109およびナースコールコンセント108は、患者が呼出に対し応答した看護師と通話を行うために使用するもので、その通話信号は通話路を介してナースコール親機2へ送信される。通話路は、ナースコール親機2において看護師が患者の呼出に対し応答操作することにより確立される。なお、復旧ボタン105は上記呼出をリセットする場合に使用される。
ナースコール親機2は、図3に示すように構成される。ナースコール親機2は、制御部20と、プログラムメモリ21と、データメモリ22と、通信I/F23,24と、ネットワークI/F25と、通話I/F26と、入力表示I/F27と、タイマ28とを備える。
制御部20は、当該ナースコール親機2の各部を統括して制御するものであって、プログラムメモリ21に記憶される制御プログラムや制御データにしたがって、後述する管理テーブルのデータ記録制御など種々の制御を行うものである。
また制御部20は、データメモリ22が接続されており、さらに通信I/F23,24と、ネットワークI/F25と、通話I/F26と、入力表示I/F27と、タイマ28がそれぞれ接続されている。
データメモリ22は、トイレ・浴室用押しボタン103、ハンド型子機109および握り押しボタン110にそれぞれ固有に割り振られたアドレス情報と、患者名(あるいは病床番号)を対応づけたナースコール対応テーブルを記憶する。
またデータメモリ22は、患者毎に、ナースコールによる呼び出し時刻、呼び出し場所、呼出種別、性別、生年月日、呼び出し理由(食事介助、眠れない、不明)などを記録した管理テーブルを記憶するものである。なお、呼出種別の欄は、押しボタン1081や1082に対応するものであって、これらのボタンが操作された場合に、それに対応するサービス名(例えば「巡視」や「排泄」)が記録される。
通信I/F23は、制御部20の制御の下、上記各病室ユニット11〜1nとの間で信号の伝送を行う。同様に通信I/F24は、制御部20の制御の下、上記ハンディナースコール主装置3との間で信号の送受信を行う。ネットワークI/F25は、制御部20の制御の下、上記LAN7との間で信号の送受信を行う。
通話I/F26には、看護師が通話を行うために使用するマイクロホン261およびスピーカ262が接続されている。通話I/F26は、病室ユニット11〜1nとの間に通信リンクが形成された状態で、マイクロホン261から出力された話者の送話信号を符号化して制御部20へ出力するとともに、制御部20から供給された受話データを復号して受話信号を再生し、この受話信号をスピーカ262から拡声出力する。またスピーカ262は、患者から呼出が発生した時に鳴音やメロディを出力する際にも使用される。
入力表示I/F27には、タッチパネル/表示器271が接続される。タッチパネル/表示器271は、例えばCRTまたはLCDからなる表示器の表示画面上に透明感圧シートを貼付したもので、情報の表示機能と入力機能とを併せ持っている。
また入力表示I/F27は、制御部20から供給された表示情報を上記タッチパネル/表示器271に表示すると共に、タッチパネル/表示器271を通じて入力された操作情報を制御部20に供給する。
タイマ28は、時刻を計時する機能と、制御部20からの指示に応じて時間を計る機能を備えもので、現在の時刻および計測した時間を制御部20に通知する。
次に、上記構成のナースコールシステムの動作について説明する。図4は、上記動作を説明するためのフローチャートであって、ナースコール親機2の制御部20によってなされる制御動作を示すものである。
この動作は、電源が投入されると電源が切られるまで繰り返し実行される。なお、このフローチャートの元となる制御プログラムは、プログラムメモリ21に記憶されており、電源投入により制御部20がプログラムメモリ21から上記制御プログラムを読み込んで実行する。
まず、ステップ4aにおいて制御部20は、病室ユニット11〜1nから送られる信号を監視し、トイレ・浴室用押しボタン103、ハンド型子機109あるいは握り押しボタン110が操作されて呼び出しが行われたか否かを判定する。ここで、呼び出しが行われた場合には、ステップ4bに移行し、一方、呼出が行われない場合には、ステップ4fに移行する。
ステップ4bにおいて制御部20は、データメモリ22に記憶されるナースコール対応テーブルを参照し、通信I/F23を通じて受信したアドレス情報に基づいて、どの病室の、どの入院患者(あるいは施設利用者)が呼び出しを行ったかを検出する。
そして、制御部20は、入力表示I/F27を制御して、上記検出した情報に基づいて、呼び出しを行った入院患者(あるいは施設利用者)と病室番号(あるいはトイレや浴室の識別番号)をタッチパネル/表示器271に表示するとともに、通信I/F24を通じてハンディナースコール主装置3に上記検出した情報を送信する。
この情報を受け取ったハンディナースコール主装置3は、無線基地局61,62を通じて上記情報を携帯端末71〜7mに無線伝送する。上記情報を受信した携帯端末71〜7mは、受信した情報を表示部に表示して、ユーザである医療従事者に、どこの誰からの呼び出しが発生したかを報知する。
またステップ4bにおいて制御部20は、上記検出した情報およびタイマ28が検出した時刻に基づいて、データメモリ22の管理テーブルに、ステップ4aで発生した呼び出しについての情報を追加記録し、ステップ4cに移行する。これにより、どの入院患者(あるいは施設利用者)がいつ呼び出しを行ったかが上記管理テーブルに履歴として残ることになる。
ステップ4cにおいて制御部20は、タッチパネル/表示器271や携帯端末71〜7mが操作されて、上記呼び出しに対して、医療従事者が応答したか否かを判定する。ここで、いずれかの医療従事者が応答した場合には、ステップ4dに移行し、一方、いずれの医療従事者の応答もない場合には、そのまま応答を待機する。
ステップ4dにおいて制御部20は、ステップ4cで応答した機器と、上記呼び出しを行った病室ユニット(11〜1n)の間に、通話が可能な通信リンクを開設し、ステップ4eに移行する。これにより、医療従事者と入院患者(あるいは施設利用者)との間で通話が可能な状態となる。
ステップ4eにおいて制御部20は、ステップ4cで応答した医療従事者の機器において終話操作がなされたか否かを判定する。ここで終話操作がなされた場合には、上記通信リンクを切断する制御を実施した後、ステップ4aに移行し、一方、終話操作がなされない場合には、上記通信リンクを確立したまま終話操作を待機する。
ステップ4fにおいて制御部20は、ナースコールコンセント108の「排泄」に対応する押しボタン1081が操作されたか否かを判定する。この判定は、押しボタン1081に対応するサービス識別信号を、通信I/F23を通じて受信できたか否かにより行う。ここで上記ボタンが操作された場合には、ステップ4gに移行し、一方、上記ボタンが操作されない場合には、ステップ4jに移行する。
なお、「排泄」に対応する押しボタン1081が操作される状況は、医療従事者によって排泄介助の介護サービスが行われた場合である。上記押しボタン1081が操作されると、このボタンに固有に割り当てられたサービス識別信号(て患者特定情報を含む)が個別情報廊下灯107を通じてナースコール親機2に送信され、これをナースコール親機2が検出することによって操作が判断される。
ステップ4gにおいて制御部20は、ステップ4fにて検出したサービス識別信号に基づいて、排泄介助の介護サービスを受けた入院患者(あるいは施設利用者)を特定する。そして制御部20は、データメモリ22の管理テーブルに、上記特定した入院患者(あるいは施設利用者)のデータに、排泄介助の介護サービスをタイマ28が検出した時刻に提供された旨を示す情報を追加記録する。これにより、どの入院患者(あるいは施設利用者)がいつ排泄介助の介護サービスを受けたかが上記管理テーブルに履歴として残ることになる。
またステップ4gにおいて制御部20は、入力表示I/F27を制御して、タッチパネル/表示器271に、図5に示すような上記特定した患者名および排泄介助の介護サービスを示すポップアップウィンドウの表示を行って、ステップ4hに移行する。
ステップ4iにおいて制御部20は、ステップ4fで操作されたボタンと同じナースコールコンセント108上の復旧ボタン1083が操作されたか否かを判定する。ここで、上記復旧ボタン1083が操作された場合には、ステップ4iに移行し、一方、操作されない場合にはそのまま操作されるのを待機する。
ステップ4iにおいて制御部20は、入力表示I/F27を制御して、タッチパネル/表示器271上に表示しているポップアップウィンドウを消去し、ステップ4aに移行する。
ステップ4jにおいて制御部20は、ナースコールコンセント108の「巡視」に対応する押しボタン1082が操作されたか否かを判定する。この判定は、押しボタン1082に対応するサービス識別信号を、通信I/F23を通じて受信できたか否かにより行う。ここで上記ボタンが操作された場合には、ステップ4kに移行し、一方、上記ボタンが操作されない場合には、ステップ4nに移行する。
なお、「巡視」に対応する押しボタン1082が操作される状況は、医療従事者によって巡視が行われた場合である。上記押しボタン1082が操作されると、このボタンに固有に割り当てられたサービス識別信号(て患者特定情報を含む)が個別情報廊下灯107を通じてナースコール親機2に送信され、これをナースコール親機2が検出することによって操作が判断される。
ステップ4kにおいて制御部20は、ステップ4jにて検出したサービス識別信号に基づいて、巡視された入院患者(あるいは施設利用者)を特定する。そして制御部20は、データメモリ22の管理テーブルに、上記特定した入院患者(あるいは施設利用者)のデータに、タイマ28が検出した時刻に巡視がなされた旨を示す情報を追加記録する。これにより、どの入院患者(あるいは施設利用者)がいつ巡視されたかが上記管理テーブルに履歴として残ることになる。
またステップ4kにおいて制御部20は、入力表示I/F27を制御して、タッチパネル/表示器271に、図6に示すような上記特定した患者名および巡視を受けた旨を示すポップアップウィンドウの表示を行って、ステップ4lに移行する。
ステップ4lにおいて制御部20は、ステップ4jで操作されたボタンと同じナースコールコンセント108上の復旧ボタン1083が操作されたか否かを判定する。ここで、上記復旧ボタン1083が操作された場合には、ステップ4mに移行し、一方、操作されない場合にはそのまま操作されるのを待機する。
ステップ4mにおいて制御部20は、入力表示I/F27を制御して、タッチパネル/表示器271上に表示しているポップアップウィンドウを消去し、ステップ4aに移行する。
ステップ4nにおいて制御部20は、入力表示I/F27を監視し、タッチパネル/表示器271を通じて、データメモリ22の管理テーブルの編集を求める要求がなされたか否かを判定する。ここで上記要求がなされた場合には、ステップ4oに移行し、一方、上記要求がなされない場合には、ステップ4aに移行する。
ステップ4oにおいて制御部20は、タッチパネル/表示器271を通じて、データメモリ22の管理テーブルに記録される情報の編集指示を受け付ける。これにより、上記情報の追加、削除、修正、印刷などが行われ、ステップ4aに移行する。
なお、印刷は、図7に示すようなフローチャートに従って行われる。このフローチャートの制御プログラムは、プログラムメモリ21に記録されており、制御部20によって実行される。以下、上記フローチャートにしたがって、印刷要求がなされた場合に動作について説明する。
まずステップ7aにおいて制御部20は、タッチパネル/表示器271を通じて、履歴の印刷対象となる入院患者(あるいは施設利用者)の指定と、期間などの印刷条件の入力を受け付け、ステップ7bに移行する。
ステップ7bにおいて制御部20は、ステップ7aで入力された入院患者(あるいは施設利用者)のデータのうち、上記入力された期間のデータを抽出する。なおここで、期間の指定がなかった場合には、ステップ7aで入力された入院患者(あるいは施設利用者)の全データを抽出する。そして制御部20は、上記抽出したデータを、一般的な表計算ソフトウェアで読み取り可能な形式のファイルデータで書き出す処理を実行し、ステップ7cに移行する。
ステップ7cにおいて制御部20は、ネットワークI/F25およびハブ8を通じてプリンタ10を制御し、ステップ7bで書き出したファイルデータを印刷し、当該処理を終了する。
以上のように、上記構成のナースコールシステムでは、各病室内にそれぞれ入院患者(あるいは施設利用者)毎に設けられたナースコールコンセント108に、医療従事者によってなされるサービスなどの行為に対応する専用ボタン(スイッチ手段)を設けておき、その行為が実施される毎に医療従事者がそれを操作する。
すると、操作されたボタンとこれに対応する入院患者(あるいは施設利用者)を識別する情報がナースコール親機2に通知され、これに基づいてナースコール親機2が入院患者(あるいは施設利用者)毎に医療従事者によってなされたサービスなどの行為をその内容と時刻に対応づけて集計する。そして、ナースコール親機2は、要求に応じて、上記集計結果を患者毎に印刷出力するようにしている。
したがって、上記構成のナースコールシステムによれば、上記印刷された集計結果を入院患者(あるいは施設利用者)の家族に提示することで、入院患者(あるいは施設利用者)に対する看護や介護の状態を家族が容易に認識でき、サービスについての請求費用の透明性を高めることができる。
またこの発明では、ナースコール親機2に、時刻を計時するタイマ28(計時手段)を備え、データメモリ22(記憶手段)に、操作されたスイッチ手段に対応する作業の内容と、計時手段が計時する時刻を対応づけて記憶することを特徴としている。これによれば、作業の内容と、その作業を行った時刻が対応づけられて記憶されるので、同様の作業を繰り返し行った場合でもそれらの履歴を時系列で保存することができる。
さらにこの発明は、ナースコール親機2に、情報を表示するタッチパネル/表示器271(表示手段)と、通信I/F23(受信手段)が受信したスイッチ識別情報に基づいて、操作されたスイッチ手段に対応する作業の内容を表示手段に表示させる制御部20(表示制御手段)とを備えることを特徴としている。これによれば、病室において作業が行われると、ナースコール親機2において作業が行われている旨の表示がなされるので、ナースコール親機2が設置されるナースセンタにおいて作業の有無を判断することができる。
そしてこの発明では、個別情報廊下灯107(送信手段)は、スイッチ手段が操作された場合に、操作されたスイッチ手段を識別するスイッチ識別情報と、病床端末を識別する病床識別情報とを送信し、上記受信手段は、送信手段が送信するスイッチ識別情報と病床識別情報を受信し、記憶手段は、受信手段が受信したスイッチ識別情報と病床識別情報に基づいて、操作されたスイッチ手段に対応する作業の内容と、病床識別情報とを対応づけて記憶することを特徴とする。したがってこの発明によれば、病床毎に、行われた作業を管理することができる。
そしてまたこの発明では、ナースコール親機2は、情報の入力を受け付けるタッチパネル/表示器271(入力手段)と、記憶手段が記憶する情報のうち、入力手段を通じて入力された病床利用者名に対応する病床の病床識別情報に対応づけられた情報を抽出する制御部20(情報抽出手段)と、印刷を行う印刷機を接続可能なネットワークI/F25(インターフェース手段)と、このインターフェース手段に接続されるプリンタ10(印刷機)に、情報抽出手段が抽出した情報を印刷させる制御部20(印刷制御手段)とを備えることを特徴とする。したがってこの発明によれば、病床毎に、行われた作業を印刷出力することができる。
なお、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。また例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除した構成も考えられる。さらに、異なる実施形態に記載した構成要素を適宜組み合わせてもよい。
この発明に係わるナースコールシステムの一実施形態の構成を示す図。 図1に示したナースコールシステムのナースコールコンセントの外観の一例を示す図。 図1に示したナースコールシステムのナースコール親機の構成を示す回路ブロック図。 図1に示したナースコールシステムのナースコール親機の動作を説明するためのフローチャート。 図3に示したナースコール親機のタッチパネル/表示器に表示される情報の一例を示す図。 図3に示したナースコール親機のタッチパネル/表示器に表示される情報の一例を示す図。 図1に示したナースコールシステムのナースコール親機の動作を説明するためのフローチャート。
符号の説明
11〜1n…病室ユニット、2…ナースコール親機、3…ハンディナースコール主装置、4…PBX、5…公衆網、6…無線ユニット、61,62…無線基地局、7…LAN、71〜7m…携帯端末、8…ハブ、9…看護支援サーバ、10…プリンタ、101…マイクロホン、102…スピーカ、103…トイレ・浴室用押しボタン、104…代表廊下灯、105…復旧ボタン、106…I/Oユニット、107…個別情報廊下灯、108…ナースコールコンセント、1081,1082…押しボタン、1083…復旧ボタン、109…ハンド型子機、110…握り押しボタン、20…制御部、21…プログラムメモリ、22…データメモリ、23,24…通信I/F、25…ネットワークI/F、26…通話I/F、261…マイクロホン、262…スピーカ、27…入力表示I/F、271…タッチパネル/表示器、28…タイマ。

Claims (2)

  1. 病床の近傍に設置される病床端末と、この病床端末から信号を受信すると医療従事者に対して呼び出しを行うナースコール親機とを備えるナースコールシステムであって、
    前記病床端末は、
    医療従事者によってなされる作業がそれぞれ対応づけられた複数のスイッチ手段と、
    前記スイッチ手段が操作された場合に、操作されたスイッチ手段を識別するスイッチ識別情報を送信する送信手段とを備え、
    前記ナースコール親機は、
    前記送信手段が送信するスイッチ識別情報を受信する受信手段と、
    この受信手段が受信したスイッチ識別情報に基づいて、前記操作されたスイッチ手段に対応する作業の内容を記憶する記憶手段とを具備することを特徴とするナースコールシステム。
  2. さらに、前記ナースコール親機は、
    印刷を行う印刷機を接続可能なインターフェース手段と、
    このインターフェース手段に接続される印刷機に、前記記憶手段が記憶する情報を印刷させる印刷制御手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載のナースコールシステム。
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