JP2002149825A - 介護システム - Google Patents

介護システム

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JP2002149825A
JP2002149825A JP2000349400A JP2000349400A JP2002149825A JP 2002149825 A JP2002149825 A JP 2002149825A JP 2000349400 A JP2000349400 A JP 2000349400A JP 2000349400 A JP2000349400 A JP 2000349400A JP 2002149825 A JP2002149825 A JP 2002149825A
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Daisuke Matsuura
大介 松浦
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NEC Infrontia Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作業への対応を介護者や被介護者に効率良く確
実に指示することができると共に、異常が検知される以
前の時点において、予め計画立てられた作業内容を元に
して介護者に対して確実な作業を実施させることができ
る介護システムを提供する。 【解決手段】データベース2を有するPC部1には、受
信アプリケーション3通信・出力アプリケーション4が
セットされている。このアプリを介して呼出機器6に対
するデータ送受を行うことができ、交換機7が制御され
るように構成される。この交換機7は、中継機8を介し
て端末電話機9からのデータ信号の送受を行い得るよう
に構成される。PC部1には、マスタメンテナンスアプ
リケーション10がセットされ、外部に設けられたプリ
ンタ11によって帳票出力を得ることができ、現場入力
端末アプリケーション12がセットされ各種センサ14
と端末機13も接続され、無線LAN15と端末機16
も接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は介護システムに関
し、特に、寝たきり、痴呆性、徘徊性等のある被介護者
の状態を検出し、その検出結果に基づいて前記被介護者
に対する介護作業の内容を介護者に報知する介護システ
ムの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】寝たきり、痴呆性、徘徊性等のある被介
護者の介護を行う病院や福祉施設等では、被介護者が自
ら呼出(ナースコール)用の押釦スイッチを操作するこ
とによって医師、看護婦等の介護者を呼び出して、当該
被介護者の要求に応じていることが一般的であるもの
の、これは被介護者からの一方的な呼出であり、場合に
よっては介護者が被介護者のところまで出向く必要のな
いこともあり、逆に介護者が被介護者のところに出向い
て所要の処置を行わなければならないに拘らず被介護者
からの呼出が掛からなかったために必要処置が行うこと
ができなくなってしまう虞があり、これを防ぐために、
介護者が被介護者の所まで頻繁に見回りを行うことが必
要とされ介護者の負担が増加してしまう。
【0003】このように被介護者が自ら呼出(ナースコ
ール)用の押釦スイッチを操作する毎に介護者が所要の
介護処置を行う場合には、介護者の負担が著しく大きい
のでこのような介護システムには自ずから限界があり、
介護者の負担を軽減するための方策が種々提案されてい
る。例えば、特開平9−327442に開示されている
「高齢者介護補助システム」は、被介護者の現在状態を
把握するために、被介護者に排尿検知センサを装着し、
これと同時的に、ベット上での被介護者の位置を検出す
る振舞センサ、離床センサ、室内エリアセンサ、出入口
検知センサ、トイレ検知センサ等々の多くのセンサを設
置し、これらのセンサによって検知された情報をセンタ
管理コンピュータ等に取り込んでいる。
【0004】また、このセンタ管理コンピュータ等に取
り込まれた情報を総合判断して被介護者の固有の生活リ
ズム情報を学習し、これらの複数の検出データを分析し
て、必要に応じて、例えば排尿検知センサによって被介
護者の排尿(失禁)が検出されたときには、その旨の情
報が構内ポケットベルにて介護者に報知されることによ
って、当該介護者がおむつ交換のために被介護者のベッ
ドに出向くという指示を与えることが行われる。
【0005】更に、ベッド上の被介護者が離床したこと
が離床センサで検出され、その離床時間が当該被介護者
の持っている生活リズム情報に基づく所定時間以上であ
った場合には、徘徊と見なし介護者に構内ポケットベル
(登録商標)にて連絡し、所定エリアの見回りを行い被
介護者を見つけてベッド等の特定場所に戻ることを促し
たり、その動作の補助を行う。さらに、被介護者の部屋
に侵入者があったことを検出したときに、これに対応さ
せるための指示を与えることも行われている。
【0006】従って、被介護者に対して何らかの処置を
行わなければならないことが検出されたときにのみ介護
者の呼出を行うことにより介護者や管理人の負担を軽減
すると共に、被介護者の生活リズムの内容を加味した状
態での介護者呼出であるので、無駄のない現実に即した
対応ができ、介護者の負担を大幅に軽減することができ
る。
【0007】また、例えば、特開平11−338941
に開示されている「介護システム」は、被介護者の現在
状態を把握するために、ビデオカメラで被介護者の振舞
を映像検出し、この映像データを分析して被介護者の振
舞が異常であることやその環境の異常を判断し、異常と
されたときに介護者に構内PHS等の無線電話システム
を用いて必要な指示を与え、必要に応じて被介護者にも
指示を与える。
【0008】このような異常に対する指示を介護者に対
して無線電話システムを用いて与える際には、通常に使
用されているおむつセンサ等の排尿検知センサによって
被介護者の排尿(失禁)が検出されたときに、その旨の
情報が合わせて介護者に指示されることによって、当該
介護者がおむつ交換のために被介護者に対する必要処置
を行わせることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の介護
システムにおいては、被介護者の側で排尿や被介護者の
振舞に異常が発生したときに、その検知や発生に対して
介護者がなすべきことをポケットベルや構内PHSシス
テムを用いて指示するものであり、必要に応じて被介護
者にも指示されるものである。
【0010】従って、被介護者またはその環境に異常等
の変化が発生したときに、その発生に対する対応、例え
ば排尿検知されたらおむつ交換を指示したり、徘徊が判
断されたら所定エリアの見回りをすることを介護者に指
示する等であり、実際に排尿や徘徊の判断がなされた後
の時点での対応であり、言い換えれば、排尿検知や徘徊
判断がされた後の時点で、すでに発生してしまった事象
に対する対応を指示するものであり、いわゆる後追い的
な介護サービスしか行えず、より細かい介護サービスを
被介護者に対して行うには難があった。
【0011】そこで、本発明の目的は、排尿検知等の異
常が検知された時点で、これに対する対応を介護者や被
介護者に効率良く確実に指示することができると共に、
過去に実施された介護情報をデータベースに蓄積し、こ
の蓄積されたデータを元にした統計的なデータを簡単に
得ることができると共に、種々の介護情報を効率的に利
用することができる介護システムを提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明による介護システムは、次に記載するような
特徴的な構成を採用している。
【0013】(1)寝たきり、痴呆性、徘徊性等のある
被介護者の状態を検出し、その検出結果に基づいて前記
被介護者に対する介護作業の内容を介護者に報知する介
護システムにおいて、前記被介護者から検出された体温
情報や排尿情報等の検出情報を日時と共にデータ蓄積す
る検出情報テーブルと、前記被介護者に対して実施され
た投薬や水分補給等の介護作業の実施情報を日時と共に
データ蓄積する実施情報テーブルと、前記検出情報テー
ブルと前記実施情報テーブルとの蓄積データから、前記
被介護者に対する介護の作業内容を求める介護分析手段
と、前記介護分析手段で得られた作業内容を、文字表示
および/または音声で介護者の有する端末機器に報知す
る第1通信手段とを具備する介護システム。
【0014】(2)寝たきり、痴呆性、徘徊性等のある
被介護者の状態を検出し、その検出結果に基づいて前記
被介護者に対する介護作業を介護者に報知する介護シス
テムにおいて、前記被介護者から検出された体温情報や
排尿情報等の検出情報を日時と共にデータ蓄積する検出
情報テーブルと、前記被介護者に対して実施された投薬
や水分補給等の介護作業の実施情報を日時と共にデータ
蓄積する実施情報テーブルと、前記検出情報テーブルと
前記実施情報テーブルとの蓄積データから、前記被介護
者に対する介護の作業内容を求める介護分析手段と、前
記介護分析手段で得られた作業内容を、文字表示および
/または音声で介護者の有する端末機器に報知する第1
通信手段と、前記検出情報テーブルに対する検出情報の
入力を前記端末機器を用いて行う第2通信手段とを具備
する介護システム。
【0015】(3)前記(1)の第1通信手段は、構内
電話システムを用いて行うように構成する介護システ
ム。
【0016】(4)前記(2)の第2通信手段は、構内
電話システムを用いて行うように構成することを特徴と
する請求項2に記載の介護システム。
【0017】(5)前記(1)の第1通信手段は、有線
および/または無線のLANシステムを用いて行うよう
に構成する介護システム。
【0018】(6)前記(2)の第2通信手段は、有線
および/または無線のLANシステムを用いて行うよう
に構成することを特徴とする請求項2に記載の介護シス
テム。
【0019】(7)前記(1)または前記(2)の第1
通信手段は、前記検出情報テーブルへの検出情報の入力
を予め設定された複数のデータを任意に選択することに
よって行い得るように構成する介護システム。
【0020】(8)前記(1)の第1通信手段は、前記
検出情報テーブルにおける検出情報の入力と共に、前記
検出情報に関連する付加的な情報の入力も行えるように
構成する介護システム。
【0021】(9)前記(2)の第2通信手段は、前記
検出情報テーブルにおける検出情報の入力を予め設定さ
れた複数のデータを任意に選択することによって行い得
るように構成する介護システム。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を用いて詳細に説明する。先ず、本形態の介護
システムの全体構成を示す図1を用いて構成説明する。
【0023】図1に示す介護システムは、寝たきり、痴
呆性、徘徊性等のある被介護者の状態を検出し、その検
出結果に基づいて前記被介護者に対する介護作業の内容
を介護者に報知し得るように構成されていて、基本的に
は4つの手段、即ち、「検出情報テーブル、実施情報テ
ーブル、介護分析手段、第1通信手段」を有して介護シ
ステムが構成され、また、これらの手段に第2通信手段
を付加して介護システムが構成されている。
【0024】「検出情報テーブル」は、被介護者から検
出された体温情報や排尿情報等の検出情報を日時と共に
データ蓄積するもので、「実施情報テーブル」は、被介
護者に対して実施された投薬や水分補給等の介護作業の
実施情報を日時と共にデータ蓄積するもので、「介護分
析手段」は、検出情報テーブルと実施情報テーブルとの
蓄積データから、前記被介護者に対する介護の作業内容
を求めるもので、「第1通信手段」は、介護分析手段で
得られた作業内容を、文字表示および/または音声で介
護者の有する端末機器に報知するもので、「第2通信手
段」は、検出情報テーブルに対する検出情報の入力を前
記端末機器を用いて行うものである。
【0025】このような介護システムの実施の形態は、
図1に示すように当該介護システムの中心構成であるパ
ソコン本体で構成されるPC部1には、ハードディス
ク、半導体メモリ等で構成されるデータベース2を有
し、また、受信アプリケーション3と通信・出力アプリ
ケーション4で構成されるアプリケーション3aがセッ
トされている。
【0026】この受信アプリケーション3を介してスピ
ーカ5が駆動されると共に、呼出機器6に対するデータ
送受を行うことができると共に、通信・出力アプリケー
ション4を介して交換機7が制御されるように構成さ
れ、この交換機7には、中継機8を介して端末電話機9
からのデータ信号の送受を行い得るように構成されてい
る。このようなPC部1には、マスタメンテナンスアプ
リケーション10がセットされ、外部に設けられたプリ
ンタ11によって帳票出力を得ることができ、また、現
場入力端末アプリケーション12がセットされている。
【0027】PC部1には、各種センサ14が接続され
ると共に、無線LAN15のシステムが接続され、これ
に無線LANのデータ送受を行うための端末機16が設
けられ、この端末機は介護者が携帯できるように小型に
構成されている。
【0028】このような介護システムの全体構成は、図
2にも示されるようにPC部1に音声処理ボード1aを
介して交換機7が接続され、この交換機7に中継機8が
接続され、この中継機8を介して複数の介護者のそれぞ
れが携帯する端末電話機9を用いて音声通話と文字デー
タの送受信を行い得るように構成されている。このPC
部1にはスピーカ5が接続されると共に停電補償電源1
bが接続され、当該PC部1における外部機器とのデー
タ信号の送受の内の交換機7の系統以外のデータは、イ
ーサネット(登録商標)ラインLにコネクタCを介して
接続されている。
【0029】また、端末機13は、各種メッセージを表
示するための表示部13aと必要に応じてのデータ入力
を行うための入力部13bで構成され、各種センサ14
(図1参照)の1つとして、おむつに内蔵され、排尿検
知をすると共に、概略の排尿量を検出するおむつセンサ
14aが被介護者に装着され、当該おむつセンサ14a
の出力(排尿有無と排尿量のデータ)を無線電波でもっ
て送信する発信機14bが設けられている。この発信機
14bからの出力電波は、PC部1に制御器17を介し
て室内天井等に固定されたアンテナ18によって受信さ
れるように構成されている。なお、図1に示す無線LA
N15と端末機16は、図2には示さずも、PC部1対
して適正にデータ送受が行えるように付加されている。
【0030】このように構成された介護システムの動作
概要を図3に示すフローチャートを用いて説明する。先
ず、呼出機器からの受信情報を、PC部1に接続された
スピーカ5から出力し(ステップS1)、次に、呼出機
器からの情報を受信してデータベース2を検索してPC
部1の有する本体ディスプレイに呼出情報として表示し
(ステップS2)、呼出機器からの情報を受信すると、
データベース2に登録した端末電話機9の内線番号呼出
情報を元に端末電話機9を呼び出す(ステップS3)。
【0031】しかる後、被介護者に対して介護者が実施
した介護作業の内容は、端末電話機9に対する内線呼出
を行い端末電話機9からのキー入力データによってPC
部1にデータ送信し(ステップS4)、PC部1からプ
リンタ11に対してマスタ情報管理帳票のデータを出力
する(ステップS5)。このマスタ情報は、呼出機器チ
ャンネル情報、端末電話呼出情報等を管理したり、呼出
実績を確認したり帳票として出力するもので、当該呼出
とその呼び出しの後に行った作業を結び付けて実績とし
て登録する場合に現場端末(介護オーダリング)より入
力する。
【0032】ここで、センサ情報を受信する動作を図4
に示すフローチャートを用いて説明する。PC部1が起
動されると、先ずステップS7でPC部1にイーサネッ
トラインLとコネクタCを介して接続された端末機1
3、制御器15、プリンタ11等々多数の接続器機器の
情報をデータベース2から読み込みシリアルポートの設
定を行い、次のステップS8で多数の接続機器の状態確
認が行われ、NGの場合には前述の初期起動が再度行わ
れ、OKの場合には、次のステップS9に進む。
【0033】ステップS9は、各種センサ14と端末機
13,16と端末電話機9からのそれぞれの受信処理が
開始されたか否かを判定するもので、NGの場合には前
述の初期起動が再度行われ、OKの場合に次のステップ
S10に進み、受信情報の有無が判定され、なしの場合
にはステップS10が再実行され、ありと判定されたと
きには、その内容に応じて「新規呼出」と「複数処理」
と「復旧呼出」の3つの系統の動作が並列的に実行さ
れ、「新規呼出」の場合にはステップS11に進んで呼
出局情報をデータベース2から取得して複数のデータベ
ーステーブルの内の特定のテーブルに格納し、次のステ
ップS13でその呼び出された情報が端末機13の表示
部13aに表示される。
【0034】一方、「複数処理」の場合には、ステップ
S12に進んでPHS呼出のためのフローが実行され、
「復旧呼出」の場合には、ステップS14に進んでデー
タベース2の中の呼出テーブル内のデータの復旧呼出で
あるか否かが判定され、いいえの場合にはステップS1
4が再実行され、はいになったときに次のステップS1
5に進んで復旧処理と実績データとしてデータベース2
の所定位置に記録され、次のステップS17に進んで呼
び出された情報が前述のステップS13で表示部13a
に表示されたものから削除され実績表示部に表示され
る。
【0035】なお、これらの実績情報はクライアントア
プリケーションにより呼出分析帳票をプリンタ11から
出力することが可能であり、ステップS16のように作
業実施記録の追加用処理のフロー、即ち、介護オーダリ
ングとの連携で呼出しに対する作業内容を入力するため
のフローによって、呼出に対する作業実施内容を実績と
して登録する場合呼出実績を元に被介護者(利用者)を
キーワードとして端末機13の入力部13bから入力し
て検索動作を行うことによって現場端末に出力すること
ができる。
【0036】このような入力は、呼出し実績に対して介
護者が適した呼出し内容を選択して作業内容をその呼出
しに対して付加してデータベースに登録する介護オーダ
リングからの入力である。
【0037】次に、PHS呼出フローの動作を図5に示
すフローチャートを用いて説明する。PHS呼出フロー
が開始されると、先ずステップS18が実行され、PC
部1を作動することによって計画を立てた業務指示に対
して設定時間にPC部1から交換機7に対して発呼して
端末電話機9の内線番号を中継機8を介してダイヤル
し、次のステップS19に進み、PC部1からの応答
(着信)があったか否かを判定し、着信なしの場合には
ステップS20にて再送/タイムアウト処理がなされて
ステップS18に戻され、着信ありの場合にはステップ
S21に進んでPC部1から端末電話機9に対して音声
応答メッセージを出力し、次のステップS22でPC部
1から端末電話機9に対して表示データを出力してステ
ップS23に進む。
【0038】ステップS23は、端末電話機9からの応
答の有無を判定するもので、応答によるキーデータがあ
りの場合には、次のステップS24で端末電話機9の終
話を確認した後、ステップS25に進んで所定の終話処
理を実行し、この経過を次のステップS26で呼出実績
としてPC部1のデータベース2に登録してPHS呼出
フローを終了させ、この登録データと作業実施記録を結
び付け呼出に対する作業記録を収集できるようにされ
る。
【0039】一方、ステップS23による判定で端末電
話機9からの応答なしとされたときには、ステップS2
7によってキーデータなしというデータを出力してステ
ップS24にジャンプしてステップS24.25が前述
同様に実行され所定の終話処理が実行され、この経過を
次のステップS26で呼出実績としてPC部1のデータ
ベース2に登録してPHS呼出フローを終了させ、この
登録データと作業実施記録を結び付け呼出に対する作業
記録を収集できるようにされる。
【0040】次に、PC呼出フローを図6に示すフロー
チャートを用いて説明する。PC呼出フローが開始され
ると、先ずステップS28が実行され、PC部1を作動
することによって端末電話機9からの呼出の有無が判定
され、呼出なしの場合にはステップS28が呼出ありと
なるまで再実行され、呼出ありになったときに次のステ
ップS29に進んで端末電話機9(PHS)の内線番号
からデータベース2のPC呼出情報マスタに登録された
内容を得て、次のステップS30,31が順次に実行さ
れ、PC部1から端末電話機9に対して音声応答メッセ
ージを出力すると共に、PC部1から端末電話機9に対
して表示データを出力した後に、ステップS32に進
む。
【0041】ステップS32は、端末電話機9からの応
答の有無を判定するもので、応答ありの場合には、次の
ステップS33で端末電話機9の終話を確認した後、ス
テップS34に進んで所定の終話処理を実行し、この経
過を次のステップS35で呼出実績としてPC部1のデ
ータベース2に登録してPC呼出フローを終了させ、こ
の登録データと作業実施記録を結び付け呼出に対する作
業記録を収集できるようにされる。
【0042】一方、ステップS32による判定で端末電
話機9からの応答なしとされたときには、ステップS3
6によってPS終話の処理がなされステップS33にジ
ャンプしてステップS33.34が前述同様に実行され
所定の終話処理が実行され、この経過を次のステップS
35で呼出実績としてPC部1のデータベース2に登録
してPC呼出フローを終了させ、この登録データと作業
実施記録を結び付け呼出に対する作業記録を収集できる
ようにされる。
【0043】次に、PHS呼出フローの動作を図7に示
すフローチャートを用いて説明する。PHS呼出フロー
Bが開始されると、先ずPC部1を作動することによっ
てステップS37にて受信情報よりデータベース2内の
PHS呼出情報マスタのデータを検索してPHS呼出設
定を取得、即ち、呼出情報からセンサ情報システムのチ
ャンネルマスタの有するチャンネルコードを検索条件と
してPHS呼出情報マスタの登録内容を得るのである。
【0044】このような呼出設定が取得されるとステッ
プS38に進み、設定時間にPC部1から交換機7に対
して発呼して端末電話機9の内線番号を中継機8を介し
てダイヤルし、次のステップS39に進み、PC部1か
らの応答(着信)があったか否かを判定し、着信なしの
場合にはステップS40にて再送/タイムアウト処理が
なされてステップS38に戻され、着信ありの場合には
ステップS41に進んでPC部1から端末電話機9に対
して音声応答メッセージを出力し、次のステップS42
でPC部1から端末電話機9に対して表示データを出力
してステップS43に進む。
【0045】ステップS43は、端末電話機9からの応
答の有無を判定するもので、応答ありの場合には、次の
ステップS44で端末電話機9の終話を確認した後、ス
テップS45に進んで所定の終話処理を実行し、この経
過を次のステップS46で呼出実績としてPC部1のデ
ータベース2に登録してPHS呼出フローを終了させ、
この登録データと作業実施記録を結び付け呼出に対する
作業記録を収集できるようにされる。
【0046】一方、ステップS43による判定で端末電
話機9からの応答なしとされたときには、ステップS4
7によってPS終話の処理がなされステップS44にジ
ャンプしてステップS44.45が前述同様に実行され
所定の終話処理が実行され、この経過を次のステップS
46で呼出実績としてPC部1のデータベース2に登録
してPHS呼出フローを終了させ、この登録データと作
業実施記録を結び付け呼出に対する作業記録を収集でき
るようにされる。
【0047】そして、端末電話機9からPC部1を呼び
出す動作の具体例としては、図8に示すフローチャート
のように、先ず端末電話機9からPC部1に対して内線
呼出を行い(ステップS48)、介護者コードの入力の
要求を「介護者コードを入力して下さい」という音声案
内で行い(ステップS49)、これに応じてキーデータ
を端末機13の入力部13bから入力する(ステップS
50)。
【0048】利用者(被介護者)コードの入力の要求を
「利用者コードを入力して下さい」という音声案内で行
い(ステップS51)、これに応じてキーデータを端末
機13の入力部13bから入力したり、端末電話機9か
ら中継機8と交換機7を介して入力したり、端末機16
から無線LAN15を介して入力してデータの登録を行
う(ステップS52)。
【0049】次に、作業区分の入力の要求を「作業区分
を入力して下さい」という音声案内で行い(ステップS
53)、これに応じてキーデータを端末機13の入力部
13bから体温や水分量等々のデータを入力する(ステ
ップS54)ことによって終了とされる。
【0050】さて、PC部1から交換機7を介して端末
電話機9に呼出出力の生成を実行するためのデータベー
ス2における具体的な機能を図9に示す機能ブロック図
を用いて説明する。
【0051】呼出設定テーブル23は、端末電話機9を
呼び出すための基本設定データが格納されているもの
で、この基本設定は、作業指示テーブル20のデータと
チャンネルテーブル22のデータに基づいて生成され
る。作業指示テーブル20は、個別指示テーブル19に
蓄積されるデータに基づいて生成されると共に、作業内
容テーブル21の有する「作業番号、作業名、キーコー
ド、メッセージ」に基づいて生成される。
【0052】個別指示テーブル19は、利用者テーブル
19aと場所テーブル19bとのデータに基づいて「作
業指示番号、作業番号、作業指示期間」のデータを生成
するもので、この利用者テーブル19aには、利用者
(被介護者)の基本データである利用者番号と利用者名
等の基本データが蓄積され、場所テーブル19bには、
介護施設内の場所、例えば個室、大部屋、医療室、トイ
レ等々を特定する場所番号と、場所名のデータが蓄積さ
れる。
【0053】また、チャンネルテーブル22は、「チャ
ンネル番号、呼出機器名、呼出イベント、作業指示番
号」のデータが蓄積されて呼出設定テーブル23に取り
込まれる。この呼出設定テーブル23には個別指示テー
ブル17からの利用者番号のデータのみが取り込まれる
と共に、「介護者番号、介護者名」が蓄積された介護者
テーブル25を元にしたPHSテーブル24からの「P
HS番号、内線番号、介護者番号」を元にしてデータ蓄
積される。
【0054】利用者テーブル18は、利用者(被介護
者)の基本データが格納されるもので、場所テーブル1
9は、施設内の場所に関するデータが格納され、個別指
示テーブル17は、各利用者に対して立てられる作業指
示が格納され、チャンネルテーブル22は、呼出機器
(ナースコール等)の基本設定データが格納され、作業
指示テーブル20は、作業指示自体の内容を設定したデ
ータが格納され、作業内容テーブル21は、作業内容そ
のものが登録されており、作業実績登録時にも参照され
るデータが格納され、呼出設定テーブル23は、PHS
(端末電話機9)を呼び出すための基本設定データが格
納され、PHSテーブル24は、PHSの基本情報が格
納され、作業内容テーブル21は、介護者の基本データ
が格納されている。
【0055】さて、PC部1から交換機7と中継機8を
介して端末電話機9に呼出信号を出力するための具体的
な処理は、図10に示すように機器呼出通知処理26と
事前作業通知処理27の2つの処理に対応する。この機
器呼出通知処理26は、呼出情報受信ソフトウエア28
を用いて得られたチャンネルテーブル29の内容、即
ち、チャンネル番号、呼出機器名、呼出イベント、作業
指示番号等をPHS呼出ソフトウエア30を用いて呼出
設定データを作り出す。
【0056】なお、呼出情報受信ソフトウエア28とP
HS呼出ソフトウエア30は、統合された1つのソフト
ウエアの内部で実行され、事前作業通知処理27のデー
タと共に呼出設定データを作り出す。
【0057】事前作業通知処理27は、呼出機器6や各
種センサ14の出力データをデータベース2に取り込ん
で収集された実績データに基づいて利用者の個人別に特
定の介護作業計画を立てたときにこの作業内容を端末電
話機9に通知出力するものであり、これらの処理が作業
指示設定ソフトウエア34によって実行される。
【0058】呼出設定テーブル31に得られた作業指示
番号、呼出時間、PHS番号、利用者番号、メッセージ
内容が交換機側処理シーケンス32にて適宜の出力に生
成され、PHS33に出力される。
【0059】この場合、介護システムにおける作業指示
を行うに際して呼出実績と作業実績を収集する具体的な
処理について図11に示す機能ブロック図を用いて説明
すると、呼出実績テーブル35には、呼出受信ソフトウ
エア36と応答確認ソフトウエア37によってデータ格
納されると共に、作業実績テーブル38に蓄積されてい
る「呼出番号、介護者番号、利用者番号、作業番号」の
データを元にして「呼出番号、呼出時刻、復旧時刻、利
用者番号、チャンネル番号、作業指示番号、PHS番
号、介護記録」等々が蓄積されたデータテーブルとして
蓄積される。
【0060】呼出実績テーブル35には、呼出機器から
の呼出情報を受信した場合に、登録されるもので、また
事前計画通知に対して端末電話機9を携帯する介護者が
応答した時点に介護指示を受信したときに実績テーブル
としてデータ登録される。
【0061】一方、作業実績テーブル38には、呼出実
績テーブル35に通知した作業内容に対して作業を実施
したときに、介護者側から自身の携帯する端末電話機9
を使用してキーデータを使って作業実績を収集するもの
で、このキーデータは、端末電話機9のキー操作による
実績入力41を入力情報収集ソフトウエア40を用いて
作業内容テーブル39に「作業番号、作業名、キーコー
ド、メッセージ」として蓄積されたデータが呼出実績テ
ーブル35に入力される。
【0062】なお、作業内容テーブル39のデータ内容
を、破線で示すようなデータ送受の系統を形成すること
によって、所定の作業が実施された後にも当該作業内容
テーブル39の作業内容を介護記録として呼出実績テー
ブル35に追加して取り込むことが可能である。
【0063】介護システムにおける作業指示ソフトウエ
アで、設定された内容を元に端末電話機9を呼び出す具
体的な処理について図12に示す機能ブロック図を用い
て説明すると、呼出設定テーブル42には、個別指示テ
ーブル43と利用者テーブル44と作業指示テーブル4
5とのそれぞれに蓄積されたデータ内容を元にして「作
業指示番号、呼出時間、PHS番号、利用者番号、メッ
セージ内容」がデータ蓄積される。
【0064】作業内容テーブル46は、作業内容そのも
のが登録されていて、例えば詳細テーブル47に示すよ
うに「作業番号」01の「作業名」体温測定が「キーコ
ード」001で「メッセージ」体温測定実施ですねとい
うように端末電話機9に示され、「作業番号」02の
「作業名」水分補給が「キーコード」002で「メッセ
ージ」水分補給実施ですねというように示され、「作業
番号」03の「作業名」投薬が「キーコード」003で
「メッセージ」投薬処置実施ですねというように示され
る。
【0065】このような作業内容テーブル46(詳細テ
ーブル47のデータ含む)には、作業内容そのものが登
録されていて、作業実績登録時にも参照される基本デー
タが格納されている。個別指示テーブル43は、各利用
者に対して立てられる作業指示が格納されるもので、
「利用者番号、場所番号、作業指示番号」となってい
て、作業指示テーブル45は、作業指示自体の内容を設
定して格納されるもので、「作業指示番号、作業番号、
作業指示期間」となっていて、利用者テーブル44は、
利用者(被介護者)の有する基本データが格納されるも
ので、「利用者番号、利用者名」となっている。
【0066】呼出設定テーブル42から取り出されるデ
ータは、交換機後処理シーケンス48を介して介護者の
携帯するPHS49に送信され、当該呼出設定テーブル
42から破線ブロックで示す報知内容50のように、例
えば「作業指示番号」が001で、「呼出時刻」が午前
10:00で、「PHS番号」が018で、「利用者番
号」が0010001で、「メッセージ内容」が体温測
定実施のこととされ、呼出時刻になったら交換機後処理
シーケンス48を作動させてPHS49の呼出を行って
当該内容を介護者に送信する。
【0067】介護システムにおける作業指示の処理内容
の具体例を図13に示す機能ブロック図を用いて説明す
ると、実績入力59(端末電話機9から送信される実績
入力)が、例えば破線ブロックで示すような動作内容6
0とされ、PC部1に対して呼出を掛ける内容が、「作
業番号」が001の体温測定で、「利用者番号」が00
10001で、「PHS番号」が018で、「体温記
録」が36.5°Cの場合には、 当該実績入力59の
データが、交換機7を制御する入力情報収集ソフトウエ
ア57を介して作業内容テーブル56にデータ蓄積さ
れ、「作業番号、作業名、キーコード、メッセージ」の
データとされ、入力情報収集シーケンス55によって、
破線ブロックで示す動作内容58のようにPHS(端末
電話機9)からの呼出に対してソフトウエアで交換機7
側の制御を掛ける。これと同時的に応答をして、入力項
目を指定して不足の項目に対してのキー入力を促す。
【0068】これらの入力情報収集シーケンス55、作
業内容テーブル56、入力情報収集ソフトウエア57
は、協働して動作し、入力情報収集シーケンス55から
のデータが実績登録処理部51に取り込まれ、体温記録
テーブル52と水分補給記録テーブル53と投薬記録テ
ーブル54とに対してデータテーブルの蓄積が行われ、
この体温記録テーブル52には、「作業番号、利用者番
号、PHS番号、体温記録」のデータ蓄積が行われ、水
分補給記録テーブル53には、「作業番号、利用者番
号、PHS番号、水分補給量記録」のデータ蓄積が行わ
れ、投薬記録テーブル54には、「作業番号、利用者番
号、PHS番号、投薬種類記録」のデータ蓄積が行われ
る。
【0069】なお、今までの例は、呼出実績に対して作
業した内容をその都度に入力することによってデータ登
録を行っているが、呼出実績に対して作業した内容を予
め作業内容テーブルに数種類を登録しておき、その中か
ら選択して登録することもできる。このような追加的な
記録は、端末機13、16、端末電話機9のいずれから
も入力することができ、無線LAN15を有線LANに
変更したり、一部を無線LANとして構成し他部を有線
LANとして組み合わせて構成するようにしてもよい。
【0070】また、前述のような実績記録を利用して介
護記録等の呼出頻度の分析を行うための帳票出力やモニ
タ画面上での確認も可能になっている。さらに、基本的
な情報として作業内容テーブルの内容を持たせることも
可能であるが、施設毎の作業内容の違いに応じて当該作
業テーブルの内容を任意に編集することも可能になって
いる。
【0071】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よる介護システムは、4つの手段、即ち、「検出情報テ
ーブル、実施情報テーブル、介護分析手段、第1通信手
段」を有して構成され、また、場合によっては、その4
つの手段に第2通信手段を付加して介護システムが構成
されている次のような顕著な効果がある。
【0072】特定期間内に、どの被介護者(利用者)の
呼出頻度が高いかを統計的に知ることができ、介護記録
毎に呼出頻度を抽出することができるため、利用者の生
理パターンの把握や要望に答えることができ、例えば、
被介護者の排尿の生理パターンを把握することによって
排尿時刻の前に事前にトイレに誘導することによってお
むつ交換の必要を無くすことができる。
【0073】被介護者および/または介護者の呼出し機
器からの情報を元に呼出内容を詳細に分析して被介護者
の生活パターンを把握して事前に介護、看護する計画を
立てるための情報が提供されるので介護者の業務能率を
向上できる、介護者の負担を大幅に低減することができ
る。
【0074】PC部1に接続された呼出機器の情報に関
しては、呼出実績を収集すると同時にPHS等の端末電
話機に通知することが可能なことから、迅速な対応が可
能になると共に、作業記録を克明に残すことが可能とな
る。
【0075】ケアプラン等の計画に沿って実施する必要
のある介護や看護内容は、各被介護者毎に立てられてい
るために、すべてを介護人が記憶することが難しいもの
の、事前設定の元に作業指示を端末電話機等で介護人に
指示することができるので、各人のデータを曖昧に記憶
している看護人であっても確実かつ的確な作業を行うこ
とができる。
【0076】利用者の経過観察や測定データ等の記録を
収集するに際して端末電話機等を利用してデータ登録す
ることができるので、介護人が手書きメモを作る必要が
なくなり、作業現場でもって直ちにデータ入力すること
ができるので記録の信頼性が著しく向上する。
【0077】呼出機器からの情報を収集して、その呼出
頻度分布から被介護者にとって何を必要としているかと
いう分析を行った結果を元にして呼出計画を策定してい
るために被介護者の意に沿った介護サービスを行うこと
ができる。
【0078】従って、排尿検知等の異常が検知された時
点で、これに対する対応を介護者や被介護者に効率良く
確実に指示することができると共に、異常が検知される
以前の時点において、予め計画立てられた作業内容を元
にして介護者に対して確実な作業を実施させることがで
きる介護システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による介護システムの全
体構成を示すブロック回路図である。
【図2】図1に示される介護システムの一部を詳細に示
す構成図である。
【図3】図1と図2に示す介護システムにおける動作概
要を示すフローチャートである。
【図4】図1と図2に示す介護システムにおけるセンサ
情報を受信する動作を示すフローチャートである。
【図5】図1と図2に示す介護システムにおけるPHS
呼出フローの動作を示すフローチャートである。
【図6】図1と図2に示す介護システムにおけるPC呼
出フローを示すフローチャートである。
【図7】図1と図2に示す介護システムにおけるPHS
呼出フローの動作を示すフローチャートである。
【図8】図1と図2に示す介護システムにおける端末電
話機からPC部を呼び出す動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】図1と図2に示す介護システムにおける端末電
話機からPC部を呼び出す機能を概念的に示す機能ブロ
ック図である。
【図10】図1と図2に示す介護システムにおけるPC
部から交換機と中継機を介して端末電話機に呼出信号を
出力する機能を概念的に示す機能ブロック図である。
【図11】図1と図2に示す介護システムにおける介護
システムにおける作業指示を行うに際して呼出実績と作
業実績を収集する機能を概念的に示す機能ブロック図で
ある。
【図12】図1と図2に示す介護システムにおける作業
指示を行うに際して呼出実績と作業実績を収集する機能
を概念的に示す機能ブロック図である。
【図13】図1と図2に示す介護システムにおける作業
指示の処理内容の機能を概念的に示す機能ブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 PC部 2 データベース 3 受信アプリケーション 4 通信・出力アプリケーション 5 スピーカ 6 呼出機器 7 交換機 8 中継機 9 端末電話機 10 マスタメンテナンスアプリケーション 11 プリンタ 12 現場入力端末アプリケーション 13,16 端末機 14 各種センサ 15 無線LAN
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 25/10 G08B 25/10 A H04M 9/00 H04M 9/00 H H04Q 3/62 H04Q 3/62 Fターム(参考) 4C341 LL10 5C087 AA10 AA22 AA24 AA37 AA44 BB03 BB11 BB18 BB64 BB74 DD03 DD29 DD30 EE05 EE12 EE18 FF01 FF02 FF04 FF17 FF19 FF20 FF23 GG12 GG18 GG23 GG30 GG32 5K038 AA05 BB01 BB02 CC00 DD12 DD16 FF01 5K049 BB07 BB11 KK11 KK13 KK16

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】寝たきり、痴呆性、徘徊性等のある被介護
    者の状態を検出し、その検出結果に基づいて前記被介護
    者に対する介護作業の内容を介護者に報知する介護シス
    テムにおいて、 前記被介護者から検出された体温情報や排尿情報等の検
    出情報を日時と共にデータ蓄積する検出情報テーブル
    と、 前記被介護者に対して実施された投薬や水分補給等の介
    護作業の実施情報を日時と共にデータ蓄積する実施情報
    テーブルと、 前記検出情報テーブルと前記実施情報テーブルとの蓄積
    データから、前記被介護者に対する介護の作業内容を求
    める介護分析手段と、 前記介護分析手段で得られた作業内容を、文字表示およ
    び/または音声で介護者の有する端末機器に報知する第
    1通信手段とを具備することを特徴とする介護システ
    ム。
  2. 【請求項2】寝たきり、痴呆性、徘徊性等のある被介護
    者の状態を検出し、その検出結果に基づいて前記被介護
    者に対する介護作業を介護者に報知する介護システムに
    おいて、 前記被介護者から検出された体温情報や排尿情報等の検
    出情報を日時と共にデータ蓄積する検出情報テーブル
    と、 前記被介護者に対して実施された投薬や水分補給等の介
    護作業の実施情報を日時と共にデータ蓄積する実施情報
    テーブルと、 前記検出情報テーブルと前記実施情報テーブルとの蓄積
    データから、前記被介護者に対する介護の作業内容を求
    める介護分析手段と、 前記介護分析手段で得られた作業内容を、文字表示およ
    び/または音声で介護者の有する端末機器に報知する第
    1通信手段と、 前記検出情報テーブルに対する検出情報の入力を前記端
    末機器を用いて行う第2通信手段とを具備することを特
    徴とする 介護システム。
  3. 【請求項3】前記第1通信手段は、構内電話システムを
    用いて行うように構成することを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載の介護システム。
  4. 【請求項4】前記第2通信手段は、構内電話システムを
    用いて行うように構成することを特徴とする請求項2に
    記載の介護システム。
  5. 【請求項5】前記第1通信手段は、有線および/または
    無線のLANシステムを用いて行うように構成すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の介護シス
    テム。
  6. 【請求項6】前記第2通信手段は、有線および/または
    無線のLANシステムを用いて行うように構成すること
    を特徴とする請求項2に記載の介護システム。
  7. 【請求項7】前記第1通信手段は、前記検出情報テーブ
    ルへの検出情報の入力を予め設定された複数のデータを
    任意に選択することによって行い得るように構成するこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の介護シ
    ステム。
  8. 【請求項8】前記第1通信手段は、前記検出情報テーブ
    ルにおける検出情報の入力と共に、前記検出情報に関連
    する付加的な情報の入力も行えるように構成することを
    特徴とする請求項1に記載の介護システム。
  9. 【請求項9】前記第2通信手段は、前記検出情報テーブ
    ルにおける検出情報の入力を予め設定された複数のデー
    タを任意に選択することによって行い得るように構成す
    ることを特徴とする請求項2に記載の介護システム。
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