JPH1031694A - 情報管理システム及び情報管理方法並びにデータベース管理システム及びデータベース管理方法 - Google Patents

情報管理システム及び情報管理方法並びにデータベース管理システム及びデータベース管理方法

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JPH1031694A
JPH1031694A JP20096196A JP20096196A JPH1031694A JP H1031694 A JPH1031694 A JP H1031694A JP 20096196 A JP20096196 A JP 20096196A JP 20096196 A JP20096196 A JP 20096196A JP H1031694 A JPH1031694 A JP H1031694A
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JP
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Application number
JP20096196A
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English (en)
Inventor
Takuji Suzuki
琢治 鈴木
Masashi Kondo
正史 近藤
Miwako Doi
美和子 土井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定型情報と非定型情報を携帯端末からサーバ
に転送して蓄積するシステムにおいて、サーバ側で所望
の範囲の定型情報と自由記述による非定型情報を容易に
一覧できる帳票を出力可能な情報管理システムを提供す
ること。 【解決手段】 端末装置から所定の手段を介して転送さ
れた、予め定められた定型情報およびそれ以外の非定型
情報をデータベースとして蓄積する手段と、作成すべき
帳票の種類および出力対象について予め定められたフォ
ーマットに基づき、前記データベース内の前記定型情報
から選択されたものを、帳票中において該定型情報の種
類により定まる位置に貼り付けるとともに、前記データ
ベース内の前記非定型情報から選択されたものを、帳票
中において該非定型情報の種類により定まる位置に所定
の縮小率で貼り付けることにより出力帳票データを作成
する手段とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、訪問診療、訪問看
護、在宅介護、在宅リハビリなどの在宅医療および介護
の業務(在宅ケア業務)、プラント等のメンテナンス業
務、および警備業務等の各種モバイルワーカー向けの業
務支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年携帯型情報通信端末(Personal Dig
ital Assistants ;PDA)が各メーカーより相次いで
開発されている。これは日常携帯できるような小型軽量
の端末で、スケジュール、電話帳などの個人情報を管理
したり、出先で入手した情報を電話回線などを通じて通
信が可能な端末である。また一方携帯電話が近年一般に
広がり始め、さらにPHS(Personal Handy phone Sy
stem)が開発され、これにより、無線による電話、およ
びデータ通信の一般化がさらに加速されようとしてい
る。PHSについては、デジタル通信の規格も定まり、
32kbpsの高速データ通信も可能となりつつある。また、
PHSにPDA的な機能を持たせて無線データ通信端末
とする動きもある。
【0003】このような端末では、従来の文字情報だけ
でなく、画像、音声等の情報を複合的に取り扱うことが
可能なものが開発されている。画像などを取得するのに
小型のディジタルスチルカメラにより、カラー画像を4
1万画素程度の高精細でフルカラーで記録することが可
能となっている。これらの画像情報を前記端末に入力
し、画像上にビットマップ形式でイラストやメモなどを
書き込んだり、さらに同時に音声情報をも書き込んだメ
モ等にリンクさせることも可能となっている。
【0004】このような情報通信端末を用いた新しいシ
ステムは、今後各種業務の効率化等を図る上で極めて重
要のものになると期待される。例えば、保険のセールス
レディなどがこれらPDAを携帯し、シミュレーション
データなど各種情報を顧客に見せたり、顧客情報を収集
しこれをサーバーで管理するような、PDAを用いた業
務支援システムなどは既に開発されてきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近い将来の
超高齢社会への進展に伴い、在宅患者の飛躍的増大が見
込まれている。その際、介護者の負担増大、マンパワー
不足などの問題が深刻化してくると予想される。これに
対し、厚生省ではゴールドプラン、新ゴールドプランを
打ち出し、老人保健施設など施設拡充、ホームヘルパー
の増員などを計画している。この中で、訪問看護ステー
ションを制度化し、在宅医療の拠点としてこれを拡充し
ていく動きがある(現在1300ヶ所→5000ヶ
所)。他にもホームへルパーステーションを1万カ所な
どマンパワーおよびそのサポート施設の拡充が見込まれ
ている。
【0006】このような在宅ケアにおいては、担当者が
訪問するという形態を取る限り、担当者への肉体的負担
が非常に大きい。特に患者は入院時と同等以上のケアを
受ける必要があり、24時間体制でのサポートが必要不
可欠となるが、一人の担当者がつきっきりで患者と応対
することは肉体的に限界がある。よって、複数担当者に
よるローテーションケアや輪番体制が必要不可欠とな
る。このとき訪問時に得られた患者の状態や処置内容等
の情報を共有化しないと、それぞれの担当者が自分が担
当しなかった時の患者の情報を得られないため、患者に
対する継続的かつ均等で十分なケアができない。病院内
の看護であれば定期的なカンファレンスや、定時の申し
送り等で情報共有化は可能であるが、在宅ケアの場合、
訪問形態であるためカンファレンスなどを頻繁に行うこ
とが出来ず、情報共有化が不十分であるという問題があ
った。さらに、在宅ケアでは訪問看護婦、ホームヘルパ
ー、医師など様々な業種が入れ替わり訪問するので、こ
の間の情報の共有化は、さらに実現が困難である。
【0007】そこで、情報を共有化するために前述のよ
うなPDAとサーバからなる業務支援システムを利用す
ることが考えられる。
【0008】しかしながら、従来の業務支援システムの
ように、在宅ケアなどにより発生した記録をPDAで入
力するときは、予め入力する項目の内容を定型化してし
まうと、突然状態が変化したり、あるいは患者固有の必
要な情報が発生したりするので、入力項目の定型化には
限界があった。このようなことから、この種の業務支援
システムでは、自由記述を可能にすることが重要となっ
てくる。
【0009】この種の業務支援システムで用いられるP
DAは、ユーザーにキーボード入力に不慣れな人が多い
ことからペン入力タイプのものがよく用いられる。この
ような場合、PDA内に蓄積したデータを参照したり、
10キーボードや手書き文字認識ボードを用いて簡単な
入力をするのは可能であるが、文字認識のスピードも現
在のPDAの処理スピードでは決して速いとは言えず、
長い文章を紙に書くようなスピードで入力するのは不可
能であった。また、入力の操作自体が煩雑なこともあっ
て、作業効率だけでなくストレスなど心理的な影響が大
きいといった問題点があり、ユーザーに多大な負担を強
いることになる。
【0010】一方、画面上に書いたイメージ情報をイメ
ージ(ビットマップ)のまま記録することも可能であ
り、これにより紙面に記述するのに近い感覚でデータの
入力が可能となる。しかしながら、在宅ケアなどの業務
では、自由記述が多量になるので、例えば次の担当者が
過去に書かれた文章を参照する場合、内容がイメージの
ままであるため全部の記録を読み直す必要があり、効率
的な参照は不可能であるという問題点があった。さら
に、このような記録は月末などに一括して参照してサマ
リー作成などに用いることになるが、このときも同様に
逐一全部の記録を詳細に読み直す必要があり、非常に効
率が悪かった。
【0011】このような問題点は、在宅ケアに限らず、
プラントなどのメンテナンス業務、保守業務や、ビル等
の警備業務、営業など、チームを組んで担当者が交代で
出先に向かうような形態や緊急事態に通常の担当者以外
のものが業務を担当する形態の業務を対象とするよう
な、モバイルワーカー向けの各種業務支援システムでは
共通の問題であった。
【0012】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
のであり、モバイルワーカーによる出先での業務におい
て発生するような定型情報と自由記述による非定型情報
を携帯端末装置からサーバ装置に転送して蓄積するシス
テムにおいて、サーバ装置側で所望の範囲の定型情報と
自由記述による非定型情報を容易に一覧できる帳票を出
力可能な情報管理システム及び情報管理方法並びにデー
タベース管理システム及びデータベース管理方法を提供
することを目的とする。
【0013】また、本発明は、モバイルワーカーが業務
を行うべき出先等において、データ入力時などに容易に
過去のデータを参照可能な携帯端末装置及びデータ入力
方法を提供することを目的とする。
【0014】また、本発明は、モバイルワーカーによる
出先での業務において発生するような定型情報と自由記
述による非定型情報を携帯端末装置からサーバ装置に転
送して蓄積するシステムにおいて、サーバ装置側で所定
期間ごとに前期間のデータベースのバックアップと次期
間用のデータベースの作成を容易に管理することが可能
なサーバ装置及びデータベース管理方法を提供すること
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)に係
る情報管理システムは、端末装置から所定の手段を介し
て転送された、予め定められた定型情報およびそれ以外
の非定型情報をデータベースとして蓄積する手段と、作
成すべき帳票の種類および出力対象について予め定めら
れたフォーマットに基づき、前記データベース内の前記
定型情報から選択されたものを、帳票中において該定型
情報の種類により定まる位置に貼り付けるとともに、前
記データベース内の前記非定型情報から選択されたもの
を、帳票中において該非定型情報の種類により定まる位
置に所定の縮小率で貼り付けることにより出力帳票デー
タを作成する手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】本発明(請求項2)に係る情報管理システ
ムは、端末装置から所定の手段を介して転送された、予
め定められた定型情報およびそれ以外の非定型情報をデ
ータベースとして蓄積する手段と、作成すべき帳票の種
類および出力対象について予め定められたフォーマット
に基づき、前記データベース内の前記定型情報から選択
されたものを、帳票中において該定型情報の種類により
定まる位置および該定型情報が入力された時刻に関する
時間情報により時系列順に定まる位置に貼り付けるとと
もに、前記データベース内の前記非定型情報から選択さ
れたものを、帳票中において該非定型情報の種類により
定まる位置および該非定型情報が入力された時刻に関す
る時間情報により時系列順に定まる位置に所定の縮小率
で貼り付けることにより出力帳票データを作成する手段
とを備えたことを特徴とする。
【0017】本発明(請求項3)は、請求項1または2
に記載の情報管理システムにおいて、前記定型情報また
は前記非定型情報のうちいずれかについて注目すべき旨
の指示情報を付加する手段をさらに備え、前記出力帳票
データを作成する手段は、該出力帳票データに貼り付け
る前記定型情報または前記非定型情報のうちのいずれか
について注目すべき旨の指示情報が付加されている場
合、該定型情報または前記非定型情報を貼り付ける位置
の近傍に注目マークを貼り付ける手段を備えたことを特
徴とする。
【0018】本発明(請求項4)は、請求項1または2
に記載の情報管理システムにおいて、前記定型情報また
は前記非定型情報のうちいずれかについて注目すべき旨
の指示情報を付加する手段をさらに備え、前記出力帳票
データを作成する手段は、該出力帳票データに貼り付け
る前記定型情報または前記非定型情報のうちのいずれか
について注目すべき旨の指示情報が付加されている場
合、該定型情報または前記非定型情報を強調して表示す
る手段を備えたことを特徴とする。
【0019】本発明(請求項5)は、請求項1または2
に記載の情報管理システムにおいて、前記データベース
の新規な分類を設定する手段をさらに備え、前記出力帳
票データを作成する手段は、前記分類に入力された非定
型情報を、該分類ごとに該非定型情報が入力された時刻
に関する時間情報により時系列順に定まる位置に貼り付
けるとともに、該非定型情報を貼り付ける位置の近傍に
対応する前記分類を示す情報を貼り付けることを特徴と
する。
【0020】本発明(請求項6)は、請求項1または2
に記載の情報管理システムにおいて、前記端末装置は、
ペン入力により予め定められた定型情報およびそれ以外
の非定型情報を入力する手段を有し、前記非定型情報の
ペン入力画面に、入力文字の大きさをガイドするための
ガイドラインを表示する手段を備え、前記所定の縮小率
は、前記ガイドラインに従ってペン入力された大きさの
文字を可読とする範囲内で設定されたものであることを
特徴とする。
【0021】本発明によれば、サーバにて一纏まりの定
型情報および自由記述されたビットマップデータからな
る非定型情報を一括して一覧できる帳票を作成すること
ができる。
【0022】また、本発明によれば、サーバにて一纏ま
りの定型情報および自由記述されたビットマップデータ
からなる非定型情報を一括して縦方向に並べて(一回の
記録の各属性を縦方向に並べ)、各属性ごとに時系列で
一覧できる帳票を作成することができる。
【0023】なお、出力先としては、プリンタも携帯端
末装置やサーバ装置の表示画面も使用可能である。
【0024】また、ビットマップデータは、可読できる
範囲で縮小して帳票に詰め込むことにより、関連する多
くの自由記述されたコメントや申し送りを一括して一覧
することができる。
【0025】そのために、携帯端末装置において、入力
文字の大きさをユーザに意識させる行の高さのガイドラ
インをビットマップに表示するのが好ましい。
【0026】より具体的には、例えば、日次業務として
携帯端末上で定型の情報のみでなく、これに関連した自
由記述のデータや、あらかじめテーマを決めた自由記述
のデータをビットマップなどで記入し、注目すべきデー
タにマーキングしておき、これらのすべてのデータをサ
ーバーに蓄積し、月末にデータの種類別に時系列的に一
覧印刷し、マーキングされたデータを強調することで、
定型データと自由記述した記録を効率よく参照すること
が出来、簡単に1カ月のまとめをすることができる。
【0027】本発明(請求項7)に係る情報管理方法
は、端末装置から所定の手段を介して転送された、予め
定められた定型情報およびそれ以外の非定型情報をデー
タベースとして蓄積し、作成すべき帳票の種類および出
力対象について予め定められたフォーマットに基づき、
前記データベース内の前記定型情報から選択されたもの
を、帳票中において該定型情報の種類により定まる位置
に貼り付けるとともに、前記データベース内の前記非定
型情報から選択されたものを、帳票中において該非定型
情報の種類により定まる位置に所定の縮小率で貼り付け
ることにより出力帳票データを作成することを特徴とす
る。
【0028】本発明(請求項8)に係る情報管理方法
は、端末装置から所定の手段を介して転送された、予め
定められた定型情報およびそれ以外の非定型情報をデー
タベースとして蓄積し、作成すべき帳票の種類および出
力対象について予め定められたフォーマットに基づき、
前記データベース内の前記定型情報から選択されたもの
を、帳票中において該定型情報の種類により定まる位置
および該定型情報が入力された時刻に関する時間情報に
より時系列順に定まる位置に貼り付けるとともに、前記
データベース内の前記非定型情報から選択されたもの
を、帳票中において該非定型情報の種類により定まる位
置および該非定型情報が入力された時刻に関する時間情
報により時系列順に定まる位置に所定の縮小率で貼り付
けることにより出力帳票データを作成することを特徴と
する。
【0029】本発明(請求項9)に係る情報管理システ
ムは、端末装置から入力された予め定められた定型情報
およびそれ以外の非定型情報からなる一纏まりのデータ
を、データベースとして蓄積するサーバ装置に所定の媒
体を介して転送する手段と、前記データベースに蓄積さ
れた最新の前記データを前記サーバ装置から前記媒体を
介して転送する手段と、過去に入力された前記データの
うち不要なものを削除する手段とを備えたことを特徴と
する。
【0030】本発明(請求項10)は、請求項9に記載
の情報管理システムにおいて、少なくとも前記定型情報
を入力するにあたって該当する項目に対して前回に入力
された前記データを参照するための手段をされに備えた
ことを特徴とする。
【0031】本発明(請求項11)は、請求項10に記
載の情報管理システムにおいて、前記参照するための手
段は、該当する項目に対して前回に入力されたデータを
今回の値の入力画面と同一画面上に呈示することを特徴
とする。
【0032】本発明(請求項12)は、請求項10に記
載の情報管理システムにおいて、前記参照するための手
段は、該当する項目に対して前回に入力されたデータの
表示画面を、今回の値の入力画面と同一レイアウトと
し、該表示画面と入力画面とを指示入力により切り換え
て表示することを特徴とする。
【0033】本発明(請求項13)は、請求項9または
10に記載の情報管理システムにおいて、前記データの
うち指示入力された項目について、所定の履歴を表示す
る手段を備えたことを特徴とする。
【0034】本発明(請求項14)に係る情報管理方法
は、端末装置から入力された予め定められた定型情報お
よびそれ以外の非定型情報からなる一纏まりのデータ
を、データベースとして蓄積するサーバ装置に所定の媒
体を介して転送し、前記データベースに蓄積された最新
の前記データを前記サーバ装置から前記媒体を介して転
送し、過去に入力された前記データのうち不要なものを
削除することを特徴とする。
【0035】本発明(請求項15)に係るデータベース
管理システムは、端末装置から所定の媒体を介して転送
された、予め定められた定型情報およびそれ以外の非定
型情報をデータベースとして蓄積する手段と、第1のデ
ータベースおよび第2のデータベースを保持する手段
と、所定の期間ごとに、前記第1のデータベースおよび
前記第2のデータベースのうち当該期間において対象と
する方のデータベースを他方のデータベースに複写し、
該複写されたデータベースのうち所定の項目についての
み初期化を行うことによって、該他方のデータベースを
次の期間において対象とするデータベースとする手段を
備えたことを特徴とする。
【0036】本発明(請求項16)は、請求項15に記
載のデータベース管理システムにおいて、当該期間のデ
ータの修正を反映して、次の期間のデータを更新する手
段を有することを特徴とする。
【0037】本発明(請求項17)に係るデータベース
管理方法は、端末装置から所定の媒体を介して転送され
た、予め定められた定型情報およびそれ以外の非定型情
報をデータベースとして蓄積するデータベース管理方法
であって、所定の期間ごとに、前記第1のデータベース
および前記第2のデータベースのうち当該期間において
対象とする方のデータベースを他方のデータベースに複
写し、該複写されたデータベースのうち所定の項目につ
いてのみ初期化を行うことによって、該他方のデータベ
ースを次の期間において対象とするデータベースとする
ことを特徴とする。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら発明の
実施形態を説明する。
【0039】本実施形態では、本発明を、在宅ケア業
務、特に訪問看護業務において訪問看護婦が訪問看護ス
テーションを中心に行う訪問看護業務を支援する情報処
理システムに適用した場合を例に挙げて説明する。
【0040】最初に基本的な構成例について説明し、そ
の後より詳細な構成例について説明する。
【0041】図1に、本発明の一実施形態に係る訪問看
護業務支援システムの構成を示す。本訪問看護業務支援
システムは、複数の携帯端末(PDA)100と、サー
バ装置200とを備えている。
【0042】各訪問看護婦は、携帯端末(PDA)10
0を携帯しており、適宜、データ入力、データ参照、サ
ーバ200へのアップロード、サーバ200からのダウ
ンロード等を行う。
【0043】本実施形態では、携帯端末100は、表示
画面上でペン操作を行うことによりペン入力する機能を
有するものであるとする。携帯端末100は、ソフトウ
ェアをCPU上で実行することにより実現する。ソフト
ウェアは、所定の情報処理やペン入力装置および表示装
置等の入出力装置の制御などを行う部分と、データベー
スソフト、データ入出力用アプリケーションソフト、光
通信用ソフト、モデム通信用ソフト等からなる。
【0044】訪問看護ステーションには、サーバ200
が設置される。また、サーバ200には、プリンタ8、
インターフェイスボックス(光通信I/F BOX)1
2、モデム10が接続される。なお、インターフェイス
ボックス12は、これに光通信により接続したPDA1
00とサーバ200との間でデータを転送するためのも
のである。
【0045】サーバ200は、各PDA100から転送
されたデータをデータベースとして集中的に管理するも
のであり、また後述する種々の機能を備えたものであ
る。データベースは、サーバ200に内蔵されたハード
ディスク等の記憶装置または外部に接続されたハードデ
ィスク等の記憶装置(図示せず)に格納される。
【0046】サーバ200は、ソフトウェアをCPU上
で実行することにより実現する。ソフトウェアは、所定
の情報処理やキーボード、マウス、表示装置等の入出力
装置の制御などを行う部分と、データベースソフト、デ
ータ入出力用アプリケーションソフト、光通信用ソフ
ト、モデム通信用ソフト等からなる。
【0047】PDA100とサーバ200との間のデー
タ通信には、幾つかの手段がある。以下の手段のすべて
を備えても良いし、任意の幾つかだけ備えても良い。
【0048】(1)モデム6(PDA100に内蔵され
ている場合もある)とモデム10を用いて、PDA10
0とサーバ200を公衆電話回線14経由で接続して、
データ通信する。なお、モデム10とサーバ200との
間は例えばRS232Cで接続する。
【0049】(2)上記の(1)の場合において、PD
A100を携帯電話等の無線通信装置により公衆電話回
線14に接続する。
【0050】(3)訪問看護婦が訪問看護ステーション
に立ち寄った際に、携帯しているPDA100をインタ
ーフェイスボックス12と光通信接続させることによ
り、サーバ200との間でデータ転送を行う。なお、サ
ーバ200とインターフェイスボックス12との間は例
えばSCSI接続する。
【0051】(4)看護婦宅等にサーバ200の端末と
なる計算機を備え、PDA100から一旦データを該計
算機に転送し、該計算機から公衆電話回線14等を経由
してサーバ200にデータをアップロードする。また、
サーバ200から一旦データを該計算機にダウンロード
し、該計算機からPDA100にデータを転送する。ア
ップロード(U/L)とダウンロード(D/L)の様子
を夫々、図162と図163に示す。
【0052】ところで、本実施形態では、各訪問看護婦
がPDA100を携帯し各患者宅を訪問してケアを行う
が、1人の患者を1人または何人かの訪問看護婦で交替
でケアし、また1人の訪問看護婦は1人または何人かの
患者をケアするものである。ある患者に対する1回のケ
アに要する時間や訪問日の間隔は随時計画される。従っ
て、1回の訪問で発生するデータは、患者IDと訪問日
時情報で特定される。本実施形態では、主要なデータベ
ースを患者IDを主キーとして管理する。そして、訪問
日時情報を副キー的に用いる。なお、訪問看護婦のID
(訪問者ID)は、患者IDと訪問日時情報から特定さ
れる。
【0053】以下では、本システムの幾つかの機能につ
いて順次説明する。
【0054】まず、訪問看護におけるケア情報入力につ
いて説明する。
【0055】図2に、本システムを使用する訪問看護婦
の日次業務の流れの一例を示す。
【0056】訪問看護婦はPDA100を携帯して患者
宅(図中の20,22,24)を順に訪問しケアを行
う。このときPDA100に体温、脈拍などのバイタル
サインや処置内容、観察記録などケアの記録を行ってい
く。この記録はケア時だけでなく、ケア後、任意の場所
で行ってもよい。例えば、各患者宅20,22,24に
おいてその都度入力する場合、あるいは看護婦宅18に
帰宅してから一括して入力する場合などがある。
【0057】PDA2に蓄積されたケア情報は、各患者
宅20,22,24においてその都度、電話回線などを
利用してサーバ200に送信する。あるいは、看護婦宅
18に帰宅してから一括して送信する。あるいは、訪問
看護婦がステーション16に立ち寄ったときに光通信イ
ンターフェイスボックス12を経由してサーバ200に
転送する。サーバに転送された情報は、データベースに
蓄積される。
【0058】なお、看護婦宅18にサーバ200と通信
可能な計算機が設けられる場合、PDA100から該計
算機に一旦情報を転送し、この計算機からサーバ200
にデータ転送を行っても良い。
【0059】この訪問看護支援システムにて取り扱う主
たる情報は以下の通りである。 (1)患者情報(各患者の病状や病歴等静的な情報) (2)訪問記録(訪問時に看護婦等担当者が記録する情
報) (3)申し送り(訪問後などに主治医や主担当などに申
し送る情報) 訪問看護婦の業務により発生し、PDA100からサー
バ200へアップロードするデータは、主として2番目
の訪問記録であり、これに必要に応じて申し送りが加え
られる。ただし、後述する問題点の定義、発生日、解決
日は、患者情報に含まれる。
【0060】図3にケアの記録の際に扱うデータ(訪問
記録データ)の基本構成例を示す。本実施形態では、訪
問記録データは、「身体情報」、「医療処置」、「看護
内容」、「看護記録」を含むものとする。
【0061】「身体情報」は数値データである。「医療
処置」「看護内容」は、項目を選択する形となる。
【0062】「看護記録」については、テーマ(問題
点)毎に分類(カテゴライズ)が出来、テーマ(問題
点)名はキャラクターとする。そして、それぞれの分類
毎に、ビットマップのコメントファイルを付加すること
ができる。
【0063】なお、コメントは、「看護記録」のみでな
く、「身体情報」、「医療処置」、「看護内容」等定型
的な入力項目にも付加することができる。
【0064】次に、PDA100の画面例を参照しなが
ら、データの入力方法につて説明する。
【0065】図4に身体情報入力画面の一例を示す。こ
の画面例のように各項目のデータ(定型情報)をテンキ
ーを用いて入力する。この画面において、注意を喚起す
べき情報(例えば後に自分自身あるいは他担当者が注目
すべき情報あるいは医師などに伝えるべき情報など)に
ついて、入力欄の右側にある空欄をクリックすることに
より、注目マークを表示すべき旨を示す情報(注目フラ
グ)を該当項目に付加することができる。そして、注目
フラグがアサートされている項目については、画面表示
あるいは帳票印刷等において該当項目の近傍に注目マー
クが表示/印刷される。なお、本実施形態では、注目マ
ークとして、黒塗りの星印を用いることとする。
【0066】なお、注目マークについては、注意を喚起
したい相手に応じて種類を選択することで、指定された
相手に送られたデータに対してその情報を強調して表示
させても良い。
【0067】次に、図4の状態で、左下のコメントボタ
ンを押すと、例えば図11のようなコメント入力画面が
開く。この画面において、前画面にて入力できない項目
のデータや、それぞれについてのコメントをペン入力機
能を用いて自由記述により入力できる。
【0068】本実施形態では、自由記述により入力され
た非定型情報は、文字認識せずに、ビットマップデータ
の形で扱うものとする。
【0069】コメントの入力時は、右側に並ぶボタンに
よって入力編集形態を選択することができる。ペンの太
さの選択、描画方法の選択(斜線、水平直線、垂直直
線、四角)、消しゴムの選択が可能である。特に消しゴ
ムでは、ガイドラインで示している点線の行に沿って消
すことも可能である。
【0070】また、辞書キーを押すと、例えば図10の
ように画面上部にリストが表示され、この中から貼り込
みたいデータのタイトルを選択して貼付位置を指示する
と、該当する単語、短文、図形が画面内に取り込まれ
る。
【0071】次に、図5と図6に処置内容選択画面の一
例を示す。ここでは、医療処置関連を図5に、看護内容
関連を図6に分類し、1画面毎に分けた例を示す。この
ように項目を列挙し、これらのチェック欄を設けて、処
置を行った項目について、四角の部分をクリックすると
チェックマークが表示される。これらについても左下の
コメントボタンを押すと上記と同様にコメント入力画面
が開き、処置の詳細や、項目以外の処置などを自由に記
述することが出来る。
【0072】次に、図7に看護記録入力画面の一例を示
す。看護記録は基本的には自由記述により入力するもの
であるが、これをテーマ別(問題点別)に記述できる形
をとる。図7では、画面の左側に問題点をリスト表示し
ている。
【0073】これら問題点は、PDA100においても
任意に登録することができる。空欄をクリックすると、
文字入力用のボードが開き、手書き文字認識やソフトキ
ーボードを用いてキャラクターで登録ができる。
【0074】図7において入力済みの問題点表示セルを
選択しコメントキーを押下すると、例えば図8のような
コメント入力画面が開き、これらについてのコメントを
上記と同様に入力することができる。このとき、例えば
「#4 介護者が高齢の妻である。」といったように画
面のタイトルに問題点の内容自体を表示する。
【0075】問題点表示セルの右には発生日と解決日の
表示セルがある。発生日は、問題点を登録したときに、
その時開かれていた訪問記録データの日付が発生日とし
て登録され、このセルに表示される。これはテンキー等
で編集も可能である。解決日は問題点としてあげた内容
が解決した場合、該当する問題点を選択後、右上の解決
キーを選択すると、そのときに開かれていた訪問記録デ
ータの日付が解決日として登録され、このセルに表示さ
れる。
【0076】あるいは、サーバ200で随時登録できて
も良い。
【0077】上記のような各データは、それぞれの画面
にて入力終了後、画面下部の登録ボタンを押すことによ
り、定型のデータについては数値あるいは文字データと
して、コメントに関してはビットマップの形式でPDA
100内のディスク装置等に保存される。なお、入力が
間違ったときは取消ボタンを押すと登録前の状態に戻さ
れる。
【0078】これらのデータは、前述のようにステーシ
ョン16に立ち寄り光通信を用いるか、もしくは遠隔か
らモデム通信により、訪問看護ステーション16設置の
サーバ200に転送され、データベースに保管、蓄積さ
れる。
【0079】次に、サーバ200における帳票出力につ
いて説明する。
【0080】サーバ200では、前述のようにして各P
DA100から転送されてきた各種データをもとにした
データベースを用いて、随時、各種帳票を出力すること
ができる。最も典型的な使い方としては、月末等に月次
の各種帳票を出力することである。
【0081】帳票には、例えば、支払基金へ提出する訪
問看護療養費明細書(月次)、同請求書、市町村へ提出
する利用状況票(月次)、主治医へ提出する訪問看護報
告書(月次)、同計画書(月次)など定められたもの
と、その他、患者情報リスト(月次等)、訪問看護記録
書II(訪問看護の日次の記録書)(訪問別)、訪問看
護記録書IIの一覧表(月次等)などがある。
【0082】帳票作成時には、これらのデータベースよ
り必要なデータを随時検索して帳票に貼り込んでいく。
そして、作成された出力帳票データをプリンタあるいは
表示装置に出力する。
【0083】ここで、図164および図166を参照し
ながら、帳票出力手順の一例について説明する。
【0084】図164のようにサーバ200に作成すべ
き帳票名(帳票の種類)と、必要な指定、例えば出力対
象の患者IDと、月次のものでは出力対象とする訪問日
時の範囲等を受け付けると(ステップS311)、指定
の帳票について予め定められたフォーマットに基づき
(ステップS312)、データベースより必要なデータ
を検索し(ステップS313)、データの加工処理を行
い(ステップS314)、帳票に貼り込んでいく(ステ
ップS315)。そして、作成された出力帳票データを
プリンタ8あるいは表示装置(図示せず)に出力する
(ステップS316)。
【0085】データベース検索では、指定された患者I
Dと訪問日時(例えば訪問看護記録書IIの場合)また
は訪問日時の範囲(例えば訪問看護記録書IIの一覧表
の場合)などの範囲内で検索を行う。
【0086】データの加工処理では、各データの帳票中
の出力位置の決定、ビットマップ情報の縮小、頻度の計
算・ソート・省略等の処理、注目チェックなどを行う。
【0087】出力位置は、帳票のフォーマットをもと
に、各項目の種類、または各項目の種類と訪問日時の組
(時系列的に配列する一覧表の場合)などにより特定さ
れる(なお、前述のように同一属性を持つビットマップ
が所定数以上ある場合に、位置が所定コマ分ずれること
もある)。
【0088】ビットマップ情報については、所定の倍率
で縮小する。
【0089】なお、本実施形態では、PDA100のビ
ットマップデータのペン入力画面に、入力文字の大きさ
をガイドするためのガイドラインを表示するようにして
おり、上記の縮小率は、該ガイドラインに従ってペン入
力された大きさの文字を可読とする範囲内で設定するよ
うにしている。
【0090】注目フラグがアサートされている項目につ
いては、所定の位置(該当項目の近傍)に注目マークを
貼り付ける。
【0091】あるいは、アサートされた項目のデータ自
体を強調文字にするか、網掛けにするか、セルに色をつ
けるか、データの文字をカラーにするかしても良い。
【0092】なお、上記では、帳票ごとに定義されたフ
ォーマット情報を保持し、指定された帳票のフォーマッ
ト情報を読み込み、これに基づいて必要な処理を行って
いるが、指定された帳票ごとに専用のプロセスを用意し
ても良い。
【0093】また、データベース検索とデータの加工処
理と貼り付け処理は、バッチ的に行っても良いし、所定
の単位のデータごとに繰り返し行っても良い。
【0094】ここで、訪問看護記録書IIとその一覧表
の出力について説明する。
【0095】図161は、訪問看護記録書IIのフォー
マットの一例である。そして、図12は、訪問看護記録
書IIの一覧表のフォーマットの一例である。
【0096】図12では、図161の1枚に相当する情
報について各項目を縦に並べ、これらの情報を横に時系
列的に並べたものである。これにより各項目ごとの時間
的流れを一覧でつかめるようになる。
【0097】問題点はユーザー自ら定義できるので、自
分の視点で任意の分類を行うことができる。また、入力
時に注目マークをつけたデータについては、図12のよ
うにデータに、黒塗りの星印をつけたり、あるいは網掛
けをしたり、強調したり、あるいはカラープリント出来
る場合は色をつけるなどして、指定されたデータに注目
しやすいように表示する。
【0098】医療処置、看護内容などについてはチェッ
ク項目が多いため、例えば、チェックの回数が多いもの
から順に表示し、指定期間内にチェックされた項目数が
決められた行数を越えた場合は省略し、代わりに「省」
と表示する。
【0099】ビットマップについて複数枚が登録可能と
したときは、これらは帳票上では横に並べて、縦方向の
表示位置を固定する。本実施形態では、同一属性を持つ
ビットマップを最大2枚(後述する申し送りについて
は、2種類の申し送りで各最大2枚または1種類の申し
送りで最大4枚で、帳票では縦方向に2段設ける)とし
ている。
【0100】ここでは看護記録における問題点を6つま
で登録できるようにしているが、月が変わったときには
前月の問題点のうち、解決と指定されたものは削除し、
削除されたところに新たに発生した問題点が登録できる
形にする。また、ビットマップが複数にまたがる場合は
これを横方向にならべる。このようにすることで、記録
書II一覧表の縦方向は、情報の内容、量に関わらず常
に一定にすることができる。
【0101】このような記録書II一覧表により、ケア
の時間的な流れを一目で容易に把握することが出来る。
【0102】次に、PDA100からサーバ200への
アップロードと、サーバ200からからPDA100の
ダウンロードに関して説明する。
【0103】前述のようにPDA100に蓄積された訪
問記録データは、ステーションに立ち寄り光通信を使用
しあるいは遠隔からモデム通信を使用するなどして、訪
問看護ステーション設置のサーバ200に転送され、デ
ータベースに保管、蓄積される。
【0104】その際、転送するデータは、サーバ200
に未送信のデータのみを送信しても良いし、PDA10
0からは全てのデータを送信し、サーバ200側で、登
録済みのデータ以外をデータベースに反映するようにし
てもよい。
【0105】PDA100側では、アップロード済みの
データのうち、参照するために蓄積しておくものを残
し、他のものを削除する。例えば、常に前回のみを参照
する場合は、その時点での最新一回分のデータを残して
削除する。過去1週間分を参照する場合は、最新一週間
分を残して他を削除する。参照回数の条件は前もって設
定しておく。
【0106】ところで、本実施形態では、1人の患者を
複数の訪問看護婦が交替でケアする場合を想定してい
る。このような場合、同一患者を他の訪問看護婦がケア
したことにより発生する情報は、サーバ200のデータ
ベースに蓄積されているので、そのような情報はサーバ
200からダウンロードして取得する必要がある。
【0107】図167に、ダウンロード処理の手順の一
例を示す。
【0108】サーバ200が持つ過去のデータ(訪問記
録)中に、当該PDA100に格納すべき最も新しいn
(定められた蓄積数)個のうちに該当し、かつ、当該P
DA100に存在しないものがある場合(ステップS3
21)、該当するデータを当該PDA100にダウンロ
ードし(ステップS322)、PDA100で上記の最
も新しいn(定められた蓄積数)個を保持する(なお、
PDA100側で保持していた上記より古いデータは削
除する)(ステップS322)。
【0109】例えば、n=1(前回分のみ保持する)と
すると、サーバ200が持つ過去のデータ(訪問記録)
中に、同一患者に対するもので他の訪問看護婦によりア
ップロードされたもの(データ#1とする)があった場
合、該データの訪問日時と、当該PDA100内に文字
されている同一患者に対するデータ(データ#2とす
る)の訪問日時とを比較し、サーバ200側のデータ#
1の方がPDA100側のデータ#2より新しいもので
あれば、これをダウンロードして保持するとともに、デ
ータ#1を削除する。一方、PDA100側の方が新し
いものであれば、ダウンロードは不要となる。
【0110】あるいは、データをダウンロードした後
に、PDA100内のデータを指定回数分のみ残した削
除は行わなくても良い。
【0111】また、このようなダウンロード処理を、ア
ップロードに続いて行い、その後、一括してPDA10
0の不要データを削除しても良い。
【0112】まず、PDA100にこれまで登録された
新規のデータ(サーバ200には送信されていない)を
サーバ200に転送し、データベースへ蓄積する。もし
くは全データを送信して、サーバ200側で新規データ
のみをデータベースに蓄積しても良い。
【0113】次に、サーバ200に蓄積されているデー
タのうち、PDA100で参照するのに必要な回数分の
データを抽出し、このうちこのPDA100から送信さ
れたものでないデータをさらに抽出する。これは例えば
訪問者IDとPDA100のユーザIDを比較して、こ
れが同一でないものを抽出することで実現される。
【0114】次に、抽出されたデータをPDA100が
ダウンロードする。そして、参照に必要な回数分のデー
タを残してデータを削除する。
【0115】次に、PDA100に蓄積してある過去の
データの利用について説明する。PDA100に蓄積し
てある過去のデータは、種々の目的で利用することがで
きる。
【0116】1つの例としては、今回のデータの入力時
に、前回のデータを参照可能とするものである。これに
は、該当する項目に対して前回に入力された値を今回の
値の入力画面と同一画面上に呈示する方法、該当する項
目に対して前回に入力された値の表示画面を、今回の値
の入力画面と同一レイアウトとし、該表示画面と入力画
面とを指示入力により切り換えて表示する方法などあ
る。
【0117】例えば、図4の画面例では、左側に前回訪
問時のデータが表示され、前回のデータと比較しながら
今回のデータを入力することができる。
【0118】また、図5と図6では、左下に前回キーが
あり、これを押すと同様なレイアウトで、前回の訪問記
録にて選択された項目にチェックマークを表示する。す
なわち、今回データの表示中に前回キーをクリックする
と前回データが表示されるともに、前回キーのボタンが
今回キーのボタンに変わり、前回データの表示中に今回
キーをクリックすると今回データが表示されるととも
に、今回キーのボタンが前回キーのボタンに変わる。な
お、前回データは修正は不可とするのが好ましい。
【0119】これらにより前回の処置内容等を確認しな
がら今回の処置内容等を入力することができる。なお、
図示しない取込ボタンを用意して今回のデータに前回の
データを取り込めるようにしても良い。
【0120】また、例えば、図4〜図7の左下のコメン
トボタンを押すか、もしくは図7の問題点のリスト自体
を選択すると、図8のようなコメント入力画面が開く。
【0121】ここでも前回キーがあり、この前回キーを
選択すると、同じ属性の前回のコメントファイルを表示
する。これも修正を不可とする。
【0122】また、取込キーを押すと、前回訪問時のコ
メント画面を表示して、これを編集画面へ取り込めるよ
うにしても良い。また、前回キーで前回データを表示し
たとき、図示しない取り込みキーを用意し、これを選択
すると、今回のデータとして、前回のデータがコピーさ
れるようにしてもよい。
【0123】過去のデータを利用する他の例としては、
蓄積された過去のデータを利用して、所望の統計情報等
を表示するものである。例えば、過去一周間あるいは一
ケ月の所定のバイタルデータの変化である。あるいは、
平均や分散等、種々のものが考えられる。
【0124】サーバ200にて参照する場合、例えば、
まず患者を指定し、次に表示させたいデータの項目を指
定し、一覧表示かグラフかを選択する。さらに、表示さ
せたい訪問日時の範囲を指定し、これらのキーをもとに
データベースを検索し、該当するデータ群を抽出する。
抽出されたデータを一覧表示の場合は、表に訪問日時と
指定データを並べて、上から訪問日時順に順に表示す
る。あるいは、グラフの場合は、訪問日時を横軸に、指
定データの数値を縦軸にとって表示させる。表示の形態
(折れ線、棒、散布図等)の選択も画面上から可能であ
る。
【0125】PDA100から参照する場合も同様に、
例えば、まず、患者を指定し、次に表示させたいデータ
の項目を指定し、一覧表示かグラフかを選択する。さら
に、表示させた訪問日時をの範囲を指定する。次に、該
当する訪問記録のファイルをオープンし、この中の該当
項目のデータを抽出し、これらを抽出された順に表示す
る。あるいは、グラフの場合は、例えば訪問一時を横軸
に、指定データの数値を縦軸にとって表示させる。表示
範囲(回数)は固定でも良い。画面にスクロールキーを
用意し、これを押すことでデータの存在する範囲でグラ
フの表示日時をシフトしても良い。
【0126】ところで、PDA100内のディスク装置
等の書き込み領域の残量不足で、今回のデータが書き込
めなくなった場合、ファイル書き込みエラーが発生し、
それ以降、新しいデータを入力することができなくな
り、不都合である。
【0127】そこで、本実施形態では、ある一定領域を
確保するための予備領域ファイル(内容は持たないファ
イル)を格納しておき、ファイル書き込みエラーが発生
した場合、この予備領域ファイル消去して、書き込み領
域を確保するようにしている。
【0128】予備領域ファイルの設定方法としては、例
えば、サーバ200側で予備領域ファイルの大きさを設
定し、訪問看護婦がステーションに立ち寄ったときに行
う光通信の際にサーバ200からPDA100に新しい
予備領域ファイルをダウンロードする方法がある。
【0129】図112には、ファイル書き込み時エラー
処理の手順の一例を模式的に示す。ファイルの書き込み
エラーが起こった場合は、予備領域ファイル削除フラグ
がOFFのとき、予備領域ファイルを削除してもう一度
書き込みを行い、同時に「あと少しでデータの書き込み
ができなくなります。早急にステーションに立ち寄り、
光通信を行ってください。」などとメッセージを表示す
る。また、予備領域ファイル削除フラグをONにする。
また、それ以降は、ファイル書き込みの度に上記のメッ
セージを表示する。
【0130】なお、予備領域ファイルを削除しても書き
込み領域を確保できない場合に、蓄積してある過去のデ
ータを古い順に消去するようにしても良い。
【0131】次に、輪番ID/輪番用パスワードと担当
者ID/通常用パスワードの2種類のユーザID/パス
ワードの使用について説明する。
【0132】本実施形態では、輪番ID/輪番用パスワ
ードと担当者ID/通常用パスワードの2種類のユーザ
ID/パスワードを設定可能としている。
【0133】輪番用は、緊急時等に全患者の情報を参照
可能とするのに対し、通常用では、担当者IDと対応す
る患者IDを持つ情報(すなわち、自分の担当患者の情
報)のみ参照可能とする。
【0134】輪番用パスワードと通常用パスワードは、
それぞれ輪番IDと担当者IDに対応して設定され、P
DA100の立ち上げ処理の際に入力される。図102
に、立ち上げ処理の手順の一例を模式的に示す。
【0135】PDA100の電源を立ちあげると、例え
ば図113のように初期画面が表示される。次に、ユー
ザは、ユーザIDとして輪番IDまたは担当者IDを入
力するとともに、対応する輪番用パスワードまたは通常
用パスワードを入力する。
【0136】PDA100では、入力されたパスワード
と本体内のユーザIDに対する登録パスワードとの照合
をとる。パスワードの照合が正常に終了した場合、ログ
インの種別で以降の流れが分かれる。
【0137】担当者IDでログインした場合には、例え
ば図132のように訪問記録の患者選択画面を表示し、
全患者の情報を唯一参照可能な緊急対応キーのみが選択
不可能であとは選択可能となる。一方、輪番IDでログ
インした場合、例えば図147の緊急対応の全患者選択
画面を表示し、全メニューが選択可能となる。
【0138】次に、申し送りFAX通信について説明す
る。
【0139】訪問看護業務では、訪問看護婦と医師の
間、あるいは1人の患者の複数の訪問看護婦でケアする
場合における訪問看護婦間での申し送りが直接できない
ため、本実施形態では、これをサポートするために申し
送りFAX通信を設けている。図165に、申し送りF
AX通信の概念図を示す。また、図168に、申し送り
FAX通信の手順の一例を示す。
【0140】まず、訪問看護婦は、PDA100におい
て、例えば図9のような画面でコメントをクリックして
図8のようなコメント入力画面を開き、申し送りする内
容をペン入力する。次に、図9の画面に戻り、宛先を入
力する。
【0141】そして、入力された申し送り(ビットマッ
プデータ)とその宛先は、他のデータとともにPDA1
00からサーバ200にアップロードされる。
【0142】サーバ200では、前述のようにアップロ
ードされたデータをデータベースに反映する。その際、
アップロードされたデータの中に、宛先の付加された申
し送りが存在する場合(ステップS331)、指定され
た宛先に配送するファイル(FAX送信用ファイル)を
作成し(ステップS332)、指定された宛先に該ファ
イルをFAX配信する(ステップS333)。
【0143】なお、宛先は複数指定することが可能であ
る。
【0144】また、PDA100側で、申し送りに所定
の情報(例えば訪問看護記記録書II)を付加して同時
にFAXする旨の指示を入力し、サーバ200側では、
指示に応じて所定の情報を申し送りに付加してFAX配
信する。
【0145】次に、サーバ200におけるデータベース
管理について説明する。
【0146】本実施形態では、データベースを2系統用
意し、所定の期間ごと、例えば1ケ月ごとに、2つのデ
ータベースを交互に使用する。
【0147】図169に、患者情報データベースについ
て、1ケ月ごとにデータベースの切り換えを行う処理手
順の一例を示す。
【0148】当月分の患者情報データベースが、データ
ベース#1側である場合(ステップS341)、データ
ベース#1の当月分の患者情報データベースを、データ
ベース#2に、翌月分の患者情報データベースとして複
写し(ステップS342)、定められた項目について初
期化を行う(ステップS342)。
【0149】当月分の患者情報データベースが、データ
ベース#2側である場合(ステップS341)、データ
ベース#2の当月分の患者情報データベースを、データ
ベース#1に、翌月分の患者情報データベースとして複
写し(ステップS344)、定められた項目について初
期化を行う(ステップS345)。
【0150】なお、前述した問題点について翌月分の作
成する場合、当月分の患者情報データベースで解決日が
設定されている問題点は、翌月分の患者情報データベー
スの当該問題点に関連する情報全てに初期値を設定す
る。一方、当月分の患者情報データベースで解決日が設
定されていない問題点は、翌月分の患者情報データベー
スの当該問題点にそのまま複写する。
【0151】この様子を図26に示す。
【0152】また、以下、訪問記録データベースについ
て、1ケ月ごとにデータベースの切り換えを行う処理手
順の一例を示す。
【0153】図170に、訪問記録データベースについ
て、1ケ月ごとにデータベースの切り換えを行う処理手
順の一例を示す。
【0154】当月分の訪問記録データベースが、データ
ベース#1側である場合(ステップS351)、データ
ベース#2の前月分の訪問記録データベースを初期化し
て、翌月分の訪問記録データベースとする(ステップS
352)。一方、当月分の訪問記録データベースが、デ
ータベース#2側である場合(ステップS351)、デ
ータベース#1の前月分の訪問記録データベースを初期
化して、翌月分の訪問記録データベースとする(ステッ
プS354)。
【0155】なお、2つのデータベースが月毎に管理さ
れている場合、設定された月が古い方を修正した場合、
修正された項目についても新しい方も同時に修正する。
【0156】なお、各データは、暗号化して格納するよ
うにしても良い。
【0157】以下では、本実施形態にかかる訪問看護支
援システムについてより詳しく説明する。
【0158】1. システム対象範囲 本システムは、訪問看護ステーションに設置するサーバ
装置と、訪問看護婦、医師、ホームヘルパーなどが所持
する複数のクライアント装置(PDA)からなる。
【0159】図13に、本システムの全体構成図を示
す。
【0160】この訪問看護支援システムにて取り扱う主
たる情報は以下の通りである。 (1)患者情報(各患者の病状や病歴等静的な情報) (2)訪問記録(訪問時に看護婦等担当者が記録する情
報) (3)申し送り(訪問後などに主治医や主担当などに申
し送る情報) 訪問看護支援システムに搭載する基本機能の概略は以下
の通りである。
【0161】(1)クライアント(サーバでも可能)に
よる上記各情報の参照、入力 (2)クライアントとサーバとの間の各情報の送受信 (3)サーバによるデータ管理 (4)サーバによる上記情報の印刷 (5)申し送りFAX送信、あるいは申し送りメール (6)その他(例えば事務処理(療養費の計算、統計の
集計など)) 次に、本システムに関する業務運用フローについて示
す。
【0162】図14は、全業務運用フローである。
【0163】図15は、初回登録時運用フローである。
初回登録時運用は、例えば、次のような手順となる。 (1)訪問看護指示書への記入 (2)郵送/FAXにて指示書を送付 (3)ナースを患者宅へ派遣 (4)患者のアセスメント (5)メモ用紙への記入 (6)メモ内容の記録書Iへの清書(患者宅/ナース自
宅/出先) (7)訪問看護ステーションへ帰所 (8)事務員により指示書、記録書Iの内容をサーバに
入力 図16は、通常時運用フロー(日次業務1)である。通
常時運用は、例えば、次のような手順となる。 ・ナース (1)患者情報・過去の訪問記録参照 (2)患者宅へ移動 (3)患者情報・過去の訪問記録参照 (4)ケア (5)訪問記録、申し送りの記述 (6)ST(所長)、主治医への連絡 (7)帰宅 ・事務員 (a)記録書IIの印刷、保管 (b)日次入力(領収書データ入力) (c)訪問看護日次実績表の印刷 ・所長 (ア)記録書IIの閲覧 図17は、緊急対応運用フロー(日次業務2)である。
緊急対応運用は、例えば、次のような手順となる。 (1)患者からの緊急連絡 (2)ポケベルに転送 (3)録音内容の確認 (4)PDAの起動(輪番用IDにて) (5)患者情報の参照 (6)患者の状況を聞く (7)対応(患者宅TEL/主治医への連絡/主担当へ
の連絡/訪問など) (8)対応記録、申し送りの記述 図18は、月末処理運用フロー(月次業務)である。月
末処理運用は、例えば、次のような手順となる。 (1)サーバから記録書II一覧表、患者情報リスト印
刷 (2)記録書II一覧表、患者情報リストの参照、内容
確認、分析 (3)患者情報リストの修正(リストに書き込む) (4)情報提供書の記入 (5)修正した患者情報リストを事務員に渡す (6)事務員がサーバに修正部分を入力 (7)訪問看護報告書、計画書の印刷 (8)患者別訪問看護実績証明書、訪問看護月次実績
表、利用状況票の印刷 (9)ナースが患者別訪問看護実績明細書を参照 (10)療養費明細書の記入(転記) (11)事務員が訪問看護月次実績表、利用状況票を参
照 (12)療養費請求書、利用状況票の記入(転記) 次に、訪問看護支援システムの機能について説明する。
【0164】1.サーバ機能 サーバ機能は、電源立上時に自動起動され、起動後、以
下の処理を行なう。 ・共有メモリの作成 ・送受信処理の立ち上げ(ここでは6個とする) ・メイン画面の立ち上げ(ログイン時アイコン化で起動
とする) 1.1 サーバ共通機能 1.1.1 環境共通 (1)共有メモリの作成 サーバの動作に必要な各種の固定情報やメモリ上に展開
しておいた方が処理スピードが早くなるようなマスター
を読み込みメモリ上に展開することとする。
【0165】(2)送受信処理の立ち上げ 光通信ポートでのデータ転送を行なう送受信プロセスを
6個常駐させることとする。なお、ここでは、常駐して
いた送受信プロセスに何等かの障害が発生して終了した
場合でも、送受信プロセスの再立ち上げ等のリカバリ処
理、プロセスの管理は行なわないこととする。
【0166】(3)メイン画面の立ち上げ(ログイン時
アイコン化で起動) メイン画面をアイコン化して立ちあげることとする。ま
た、患者情報入力画面、及び訪問記録入力画面の表示に
時間がかかる場合、あらかじめ立ちあげておき、ユーザ
からはメニュー画面から選択した場合のみ表示されるよ
うにすることも可とする。
【0167】(4)ビットマップデータのフォーマット
は、どのようなものでも構わない。なお、PDAで他の
ファーマットを使用しても良く、この場合、サーバ側に
フォーマット変換を行うツールを用意する。このとき、
データベースに蓄積するビットマップデータのフォーマ
ットは、PDAで使用するファーマットとし、サーバ側
の処理で必要なときだけファーマット変換するようにし
ても良い。
【0168】1.1.2 画面共通 (1)入力順序 各画面は、入力順にTABキーでも遷移可能とする。ま
た、入力不可の項目は、非表示とし、項目入力中に入力
不可の項目が入力可能になった場合、その時点で入力項
目を表示することとする。
【0169】(2)漢字入力 漢字入力を許可している項目にカーソルがあった場合、
自動で漢字入力ツールを起動することとする。
【0170】(3)フォルダー 患者情報入力画面の「病状病歴」、「医師の指示」、
「看護情報」、「介護者同居者」、「スケジュール」、
「問題点」と、訪問記録入力画面の「予定実績」、「身
体情報」、「医療処置」、「看護内容」、「看護記
録」、「日次サマリー」、「看護日誌」、「コメント」
については、選択されたフォルダーを表示したまま、ほ
かの患者IDの選択を可能とする(ほかの患者IDが選
択された場合、表示内容を変更する)。
【0171】訪問記録入力画面の「身体情報」、「医療
処置」、「看護内容」、「看護記録」、「総合」からコ
メントボタンがクリックされた場合、各フォルダーに対
するコメントを表示する(コメントフォルダーから戻る
ボタンがクリックされた場合、コメントボタンがクリッ
クされたフォルダーにもどる)。
【0172】(4)登録 登録ボタンがクリックされた場合、メモリー上のデータ
でファイル(DB)の内容を更新することとする。
【0173】(5)取消 取消ボタンがクリックされた場合、現在表示中のデータ
をメモリ上のレコードの内容で更新することとする。
【0174】(6)日付 各画面で入力される日付(予定実績、問題点フォルダー
での入力を除く)は和歴入力とし、データは西暦で管理
することとする。
【0175】また、元号のデフォルト表示は、生年月日
は大正とし、それ以外は平成とする。
【0176】(7)書き込み可能なリストの初期表示 書き込み可能なリストの初期表示はリストの中に何も入
力されていない場合は“〜リスト”とし、何か入力され
ている場合には先頭のデータを表示することとする。
【0177】(8)患者ID、ユーザIDの選択入力 患者ID、ユーザIDの入力フィールドについては、ど
の画面でも参照入力(選択入力)を可能とする。
【0178】(9)各項目の色 表示領域の色は、画面全体の色と同じとする。
【0179】入力領域の色は、白ぬきとする。
【0180】1.2 患者情報 患者情報画面は、画面を使用する前に使用するデータベ
ース(DB)を選択できることとする。
【0181】1.2.1 患者情報登録 ここでは、サーバ画面共通で記述された項目にあてはま
らない入力方法、表示方法を持つ項目の記述、データベ
ースへのデータ登録/更新/削除のタイミングについて
説明する。なお、画面全体の入力項目については、画面
例等にて示してある。
【0182】(1)新規登録 ・必須入力 患者情報登録時の必須入力項目は、患者ID、患者氏名
の2項目とする。
【0183】・患者ID 新規に患者情報の登録を行なう場合、患者ID入力フィ
ールドの横にあるアイコン(以下、指アイコンと記す)
をクリックすると患者IDが自動発番される(手入力で
の新規入力は不可とする)。
【0184】・年齢 生年月日が入力されたら計算を行い表示する。
【0185】・使用保険種別 健康保険、老人保険、公費1、公費2のいづれかのチェ
ックボックスがクリックされたら、保険情報入力画面を
表示する。表示した保険情報入力画面の各保険、公費の
最初の入力フィールドに文字が入力された場合、患者情
報入力画面の各保険、公費のチェックボックスをチェッ
クして表示することとする。
【0186】ただし、公費2のチェックボックスは、公
費1が既に選択されているときのみ選択可能とする。
【0187】・訪問開始年月日 訪問開始年月日は、初回訪問年月日に入力された日付を
デフォルト表示する。 ・訪問開始前の患者の居場所 居場所選択コンボボックスより選択できることとする。
【0188】自宅以外が選択された場合、機関名入力フ
ィールドを表示する。
【0189】・現在の病状・治療状態 右側のアイコン(以下、矢印アイコンと記す)がクリッ
クされた場合、現在の病状・治療状態の入力フィールド
を表示する。指アイコンがクリックされた場合、入力フ
ィールドを非表時にする。また、既往歴、生活歴、サマ
リ、目標、解決策、輪番への時間外対応指示、凡例につ
いても同様の処理を行なうこととする。 ・体温、血圧、脈拍、排便 漢字入力フィールドとする。
【0190】・問題点 問題点を入力した日付を発生日に表示することとする。
【0191】問題点または、解決日をクリックし、解決
ボタンをクリックした場合、当日の日付が解決日のフィ
ールドに表示されることとする。
【0192】また、訪問記録入力画面の問題点も同じ処
理を行なうこととする。
【0193】・保険区分、公費区分 保険者番号、負担者番号の先頭2バイトを表示する。
【0194】変更は、不可とする。
【0195】・死亡年月日、死亡時刻 ターミナルケア加算のチェックボックスがクリックされ
た場合、表示することとする。
【0196】再表示を行なう場合はチェックボックスが
チェックされていたら表示することとする。
【0197】(2)更新 ・患者ID 患者ID入力の際、アイコンクリックにより患者名称一
覧画面から選択可能にすることとする。
【0198】(3)データベース更新のタイミンク゛ 登録ボタンクリック毎にデータベース更新を行なうこと
とする。
【0199】1.2.2 患者情報参照 本実施形態では、患者情報参照を行なう場合、患者情報
修正機能を使用することとし、参照だけの機能は持たな
いものとする。
【0200】1.2.3 患者情報リストの出力 図152(全体図)と図153〜図158(部分図)に
患者情報リストの出力帳票の一例を示す。本帳票はA3
サイズとする。
【0201】原則的に帳票出力データは、クライアント
及びサーバで入力/参照する際のデータ属性・桁数・行
数に合わせてある。
【0202】出力の際の具体的なデータ処理内容、その
他(=システム機能に相当)について、以下に示す。
【0203】情報提供療養費加算開始フラグ、末期悪性
腫瘍フラグ、ターミナルケアフラグ、厚生大臣の定める
疾患フラグ、退院時共同指導フラグ、24時間連絡体制
フラグ、特別地域フラグについては、フラグが0ならブ
ランク、フラグが1(ON)なら「加算あり」と出力す
る。
【0204】介護者/同居者の区分については、介護者
/同居者区分が「1」のもの全てを「主介護者:」と登
録順に出力し、次に、介護者/同居者区分が「2」のも
のを「副介護者:」と登録順に出力し、最後に、介護者
/同居者区分が「3」のものを「同居者:」と登録順に
出力する。介護者/同居者の氏名については、上記順番
で「介護者/同居者 氏名」を出力する。介護者/同居
者の年齢については、上記順番で「介護者/同居者 年
齢」を出力する。介護者/同居者の続柄については、上
記順番で「介護者/同居者 続柄」を出力する。介護者
/同居者の職業については、上記順番で「介護者/同居
者 職業」を出力する。
【0205】主介護者連絡先については、主介護者連絡
先のうち先頭登録のものを出力する。副介護者連絡先に
ついては、副介護者連絡先のうち先頭登録のものを出力
する。
【0206】ケアサービス週間スケジュールについて
は、ケアサービススケジュールを(月)→(日)の順番
に出力する。
【0207】サービス略称、機関名、機関連絡先につい
ては、登録順に最大8個まで出力するものとする。機関
担当者については、登録順に最大8個まで、先頭から6
文字のみ出力するものとする。
【0208】なお、上記以外のデータについては、サー
バのデータベースからデータを呼び出したものを出力す
る。
【0209】なお、ケアサービス週間スケジュール、対
象年月、出力年月日時分は、データベース未定義であ
り、帳票出力時のみ定義または計算される。
【0210】ここでは、「出力指示の方法」と「上記の
処理内容、その他に関する補足/追加説明」に限って以
下に示す。
【0211】(1)出力指示の方法 (a)患者別出力指示と(b)主担当者別出力指示と
(c)一括出力指示の3通りが可能とし、各出力方法は
出力指示画面でメニュー形式で選択する。その際、対象
年月の入力は必須で、入力なしで実行の場合はエラーメ
ッセージを出す。 (a)患者別出力指示 出力指示画面において患者情報リストの対象年月と患者
ID番号を指定(入力)し、所望患者の最新患者情報リ
ストを対象年月の患者情報データベースから出力する。
【0212】(b)主担当者別出力指示 出力指示画面において患者情報リストの対象年月と主担
当者ID番号を指定(入力)し、担当患者ID番号順
に、所望主担当者について最新患者情報リストを対象年
月の患者情報データベースから出力する。
【0213】(c)一括出力指示 出力指示画面において患者情報リストの対象年月を指定
(入力)し、主担当者ID番号順、担当患者ID番号順
に、最新患者情報リストを対象年月の患者情報データベ
ースから出力する。
【0214】(2)処理内容、その他に関する補足/追
加説明 図152と図153〜図158の帳票サンプルは、所定
の表計算ソフトを用いて、各データをオブジェクト形式
で貼り付けたものであるが、仕上がりフォーマットが同
等であればどのようなソフトウェアを用いてもかまわな
い。
【0215】図152と図153〜図158では各デー
タの出力範囲を枠線にて示してあるが、その枠線サイズ
は各データ量(キャラクターサイズ)が最大値を下回る
場合でも一定とし、可能な限り各データごとに修正用の
書き込みスペースが空くようにする。また、各データの
ブロック分けは、枠線ではなく縦横1本の罫線で区切る
のが、さらに望ましい。
【0216】1.2.4 訪問看護報告書および訪問看
護計画書の出力 図159に訪問看護報告書の出力帳票の一例を示し、図
160に訪問看護計画書の出力帳票の一例を示す。両帳
票ともB5サイズとする。
【0217】原則的に帳票出力データは、クライアント
及びサーバで入力/参照する際のデータ属性・桁数・行
数に合わせてある。
【0218】出力の際の具体的なデータ処理内容、その
他(=システム機能に相当)について、以下に示す。
【0219】訪問看護報告書の対象年月のカレンダー日
付1−31については、1日から7日づつ列で順に出力
する。出力月日と訪問月日(TEL除く、レセプト外除
く)が一致していたら、丸数字を出力し、一致しなけれ
ば数字を出力する。
【0220】訪問看護報告書の対象年月の翌月のカレン
ダー日付1−31については、1日から7日づつ列で順
に数字を出力する。
【0221】訪問看護報告書の主介護者の氏名、年齢、
続柄、職業、連絡先については、それぞれ、所定の主介
護者情報を登録順に出力する。
【0222】訪問看護報告書および訪問看護計画書の主
治医名については、「主治医名」+「殿」として出力す
る。
【0223】なお、上記以外のデータについては、サー
バのデータベースからデータを呼び出したものを出力す
る。
【0224】なお、訪問看護報告書の対象年月、対象年
月のカレンダー日付1−31、対象年月の翌日、対象年
月の翌月のカレンダー日付1−31、月曜日のケアサー
ビススケジュール、火曜日のケアサービススケジュー
ル、水曜日のケアサービススケジュール、木曜日のケア
サービススケジュール、金曜日のケアサービススケジュ
ール、土曜日のケアサービススケジュール、日曜日のケ
アサービススケジュール、報告年月日、および訪問看護
計画書の報告年月日は、データベース未定義であり、帳
票出力時のみ定義または計算される。
【0225】ここでは、「出力指示の方法」と「処理内
容、その他に関する補足/追加説明」に限って以下に示
す。
【0226】(1)出力指示の方法 (a)患者別出力指示と(b)主担当者別出力指示と
(c)一括出力指示の3通りが可能とし、各出力方法は
出力指示画面でメニュー形式で選択する。その際、対象
年月と報告年月日の入力は必須で、入力なしで実行の場
合はエラーメッセージを出す。
【0227】(a)患者別出力指示 出力指示画面において、報告年月日(訪問看護報告書/
同計画書共通)と「訪問看護報告書」の対象年月と患者
ID番号を指定(入力)し、所望患者について、訪問看
護報告書を上記対象年月の患者情報データベースから出
力し、訪問看護計画書を上記対象年月の翌月の患者情報
データベースから出力する。
【0228】(b)主担当者別出力指示 出力指示画面において、報告年月日(訪問看護報告書/
同計画書共通)と「訪問看護報告書」の対象年月と主担
当者ID番号を指定(入力)し、所望主担当者につい
て、担当患者ID番号順に、訪問看護報告書を上記対象
年月の患者情報データベースから出力し、訪問看護計画
書を上記対象年月の翌月の患者情報データベースから出
力する。
【0229】(c)一括出力指示 出力指示画面において、報告年月日(訪問看護報告書/
同計画書共通)と「訪問看護報告書」の対象年月を指定
(入力)し、主担当者ID番号順、担当患者ID番号順
に、訪問看護報告書を上記対象年月の患者情報データベ
ースから出力し、訪問看護計画書を上記対象年月の翌月
の患者情報データベースから出力する。
【0230】(2)処理内容その他に関する補足/追加
説明 図159と図160の帳票サンプルは、所定の表計算ソ
フトを用いて、各データをオブジェクト形式で貼り付け
たものであるが、仕上がりフォーマットが同等であれば
どのようなソフトウェアを用いてもかまわない。
【0231】図159と図160では各データの出力範
囲を枠線にて示してあるが、各データのブロック分け
は、枠線ではなく縦横1本の罫線(周囲は枠罫線)で区
切るのが、さらに望ましい。
【0232】1.3 訪問記録 訪問記録画面は、画面を使用する前に使用するデータベ
ースを選択できることとする。
【0233】1.3.1 訪問記録の登録 ここでは、サーバ画面共通で記述された項目にあてはま
らない入力方法、表示方法を持つ項目の記述、データベ
ースへのデータ登録/更新/削除のタイミングについて
説明する。なお、画面全体の入力項目については、画面
例等にて示してある。
【0234】(1)新規登録 ・担当者選択画面、患者選択画面 担当者選択画面と患者選択画面は、どちらか一方が決定
すると、表示内容が絞りこまれる関係にあるため、選択
画面に表示する内容は、絞りかまれたデータ内容とす
る。また、表示する内容が1項目の場合、入力領域にデ
フォルト表示されることとする。
【0235】・担当者ID、患者ID 直接入力された場合、両マスターのチェックを行なう。
【0236】両マスターに存在しない場合、その外の項
目の入力を不可とする。
【0237】・注目 何も表示されていない注目の表示領域がクリックされた
場合、黒塗りの星印を表示領域に表示する。また、表示
されている注目の領域がクリックされた場合は、黒塗り
の星印を消すこととする。
【0238】(2)更新 ・訪問日 訪問日には、訪問日選択リストに表示する日付の基礎と
なる日付を入力する。選択アイコンがクリックされた場
合、選択リストボックスに入力された日付から1週間分
の間に訪問した日付の一覧を表示することとする。ま
た、選択された日付は、入力フィールドに表示し、選択
リストは非表示する。
【0239】(3)データベース更新のタイミング 登録ボタンクリック毎にデータベース更新を行なうこと
とする。
【0240】(4)看護日誌 ・入力方法 看護日誌を入力するには、次の2通りの方法がある(患
者別、日付別の入力は行なわないこととする)。
【0241】(a)訪問記録登録からの入力 予定実績、身体情報、医療処置、看護内容、問題点、総
合の内どれか一つを入力した後に看護日誌の入力を行な
う。
【0242】(b)担当者ごとにまとめて入力 担当者IDを選択し、訪問日の基礎となる日付を入力す
る。日付選択リストから日付を選択する。看護日誌フォ
ルダー上の表示ボタンをクリックすると患者別の入力リ
ストが表示される。この画面を使用して入力する。
【0243】・確認 確認ボタンをクリックされた場合、確認の欄に“レ”を
表示する。
【0244】・入力対象となるレコード 看護日誌の対象となるレコードは予定実績フォルダーの
訪問区分が訪問のレコードのみとする。
【0245】1.3.2 訪問記録の参照 本システムでは、訪問記録参照を行なう場合、訪問記録
修正機能を使用することとし、参照だけの機能は持たな
いものとする。
【0246】1.3.3 訪問看護記録書IIの出力 図161に、訪問看護記録書IIの出力帳票の一例を示
す。本帳票はA4サイズとする。
【0247】原則的に帳票出力データは、クライアント
及びサーバで入力/参照する際のデータ属性・桁数・行
数に合わせてある。
【0248】出力の際の具体的なデータ処理内容、その
他(=システム機能に相当)について、以下に示す。
【0249】訪問・TELについては、「訪問・TEL
区分データ」が「訪問」なら「訪問」を出力、「TE
L」なら「TEL」を出力する。
【0250】各項目の注目マークについては、PDA注
目フラグがONならば黒塗りの星印を出力する。
【0251】脈拍の整・不整については、PDA不整フ
ラグがONならば「不整」を出力する。
【0252】各項目のコメント1,2については、PD
Aビットマップ1,2ページ目を縮小貼付し、データが
なければ貼付なしとする。また、各ビットマップの縮小
率は、縦42%、横50%とする。
【0253】医療処置テーブル,看護内容テーブルの選
択アイテムについては、最大107アイテムまでを医療
処置テーブル,看護内容テーブルからテーブル順に左上
→左下→右上→右下の順で出力する。各実施アイテムご
とに分類名を前に付けて、分類名:実施アイテム名のよ
うにして出力する。
【0254】各問題点の発生解決マークについては、発
生日=訪問日の場合は「発生」と出力し、解決日=訪問
日の場合は「解決」と出力し、それ以外の場合は、出力
なしとする。
【0255】申し送りの欄については以下のようにな
る。
【0256】申し送り1宛先データがある場合、次のよ
うになる。
【0257】図161で[申し送り1]とある欄につい
ては、[申し送り1]を出力する。また、PDA注目フ
ラグがONならば黒塗りの星印を出力する。
【0258】図161で「H08/02/01 22:
00」とある欄については、申し送り1の送信日時を出
力する。
【0259】図161で「カルテ添付あり 宛先」とあ
る欄については、PDA申し送り1記録書IIの添付フ
ラッグがONのとき「カルテ添付あり」と出力し、OF
Fのとき「カルテ添付なし」と出力する。また、「宛
先」を出力する。
【0260】図161で「□□□□」(左側の方)とあ
る欄については、「申し送り1 宛先」を出力する。
【0261】図161で「カルテ添付あり 宛先」とあ
る欄の下のビットマップ欄については、PDAビットマ
ップ1ページ目を縮小貼付する。「□□□□」とある欄
の下のビットマップ欄については、PDAビットマップ
2ページ目のデータがあれば、これを縮小貼付する。各
ビットマップの縮小率は、縦42%、横50%とする。
【0262】申し送り2宛先データがある場合も上記と
同様の処理等が行われる。
【0263】なお、申し送り1宛先データがあり、申し
送り2宛先データがない場合で、申し送り1宛先データ
のPDAビットマップ3ページ目のデータがあれば、こ
れを「カルテ添付なし 宛先」とある欄に縮小貼付す
る。さらに、申し送り1宛先データのPDAビットマッ
プ4ページ目のデータがあれば、これを3ページ目の右
側の欄に縮小貼付する。
【0264】医療処置アイテム出力省略マーク、看護内
容アイテム出力省略マークについては、日次実施アイテ
ムが11以上の場合は「省」を出力する。
【0265】なお、上記以外のデータについては、サー
バのデータベースからデータを呼び出したものを出力す
る。
【0266】なお、ケア時間、訪問・TEL、体温の注
目マーク、脈拍の注目マーク、血圧の注目マーク、呼吸
の注目マーク、身体情報の注目マーク、医療情報の注目
マーク、医療処置の選択アイテム、医療処置の注目マー
ク、看護内容の選択アイテム、看護内容の注目マーク、
問題点1〜問題点6の注目マークと発生解決マーク、
「その他」の注目マーク、医療処置アイテム出力省略マ
ーク、看護内容アイテム出力省略マークは、データベー
ス未定義であり、帳票出力時のみ定義または計算され
る。
【0267】ここでは、「出力指示の方法」と「上記の
処理内容、その他に関する補足/追加説明」に限って以
下に示す。
【0268】(1)出力指示の方法 (a)患者別出力指示と(b)主担当者別出力指示と
(c)一括出力指示の3通りが可能とし、各出力方法は
出力指示画面でメニュー形式で選択。なお、出力指定期
間内でデータベースに存在する最古の訪問記録から出
力。また、TEL対応や主担当者以外の訪問記録も時系
列的に全て出力するものとする。その際の必須入力項目
は、(出力指定)期間であり、入力なしの場合はその旨
をエラーメッセージにて出力する。
【0269】(a)患者別出力指示 出力指示画面において訪問看護記録書IIの(出力指
定)期間と患者ID番号を指定(入力)し、所望患者に
ついて出力指定期間内において実施した訪問日順に訪問
看護記録書IIを出力する。
【0270】(b)主担当者別出力指示 出力指示画面において訪問看護記録書IIの(出力指
定)期間と主担当者ID番号を指定(入力)し、所望主
担当者について担当患者ID番号順かつ出力指定期間内
において実施した訪問日順に訪問看護記録書IIを出力
する。
【0271】(c)一括出力指示 出力指示画面において訪問看護記録書IIの(出力指
定)期間を指定(入力)し、主担当者ID番号順、担当
患者ID番号順、さらに出力指定期間内において実施し
た訪問日順に訪問看護記録書IIを出力する。
【0272】(2)処理内容、その他に関する補足/追
加説明 図161の帳票サンプルは、所定の表計算ソフトを用い
て、各データをオブジェクト形式で貼り付けたものであ
るが、仕上がりフォーマットが同等であればどのような
ソフトウェアを用いてもかまわない。
【0273】1.3.4 訪問看護記録書II一覧表の
出力 図12に、訪問看護記録書II一覧表の出力帳票の一例
を示す。本帳票はA3サイズとする。
【0274】訪問看護記録書II一覧表は、図161の
ような訪問看護記録書IIの1回分の情報を縦に並べ、
これを一纏まりとして時系列的に横に並べたものであ
る。
【0275】なお、図12では、ビットマップデータが
複数ページあり、これを横に並べた例を示してある。
【0276】図12では、同行者や問題の発生日、解決
日の欄を省略した。
【0277】訪問看護記録書II一覧表に出力する項目
で、訪問看護記録書IIにない項目としては、医療処置
の選択の有無、医療処置実施アイテムの月次合計数、看
護内容の選択の有無、看護内容実施アイテムの月次合計
数、各問題点の発生日と解決日、訪問看護記録書II一
覧表の出力指定期間、主担当者、一覧表ページ数、一覧
表総ページ数、訪問記録年月日:2列目がある。また、
訪問看護記録書II一覧表の出力指定期間、主担当者、
一覧表ページ数、一覧表総ページ数、訪問記録年月日:
2列目は、データベース未定義であり、帳票出力時のみ
定義または計算される。
【0278】出力の際の具体的なデータ処理内容、その
他(=システム機能に相当)について、訪問看護記録書
IIと相違する点などを以下に示す。
【0279】各ビットマップの縮小率は、縦30%、横
30%とする。
【0280】医療処置、看護内容の選択アイテムについ
ては、出力指定期間内で医療処置全種類合計最大67ア
イテムまでを実施回数が多い順かつ医療処理テーブル順
に上から出力する。出力行数は6行固定でアイテム数6
未満の場合は空欄を残す。各実施アイテムごとに分類名
を前に付けて、分類名:実施アイテム名のようにして出
力する。
【0281】医療処置の有無,看護内容の有無について
は、上記医療処置アイテム,看護内容アイテムごとに日
次で実施のとき「○」を出力し、未実施のとき「−」を
出力する。
【0282】医療処置アイテム出力省略マークについて
は、日次の実施医療処置アイテム数が7以上の場合は、
医療処置出力アイテム実施マークのラスト(6行目)の
左に「省」を出力し、出力アイテムが6以上の場合は出
力なしとする。
【0283】看護内容アイテム出力省略マークについて
は、日次の実施看護内容アイテム数が11以上の場合
は、看護内容出力アイテム実施マークのラスト(10行
目)の左に「省」を出力し、出力アイテムが10以上の
場合は出力なしとする。
【0284】医療処置実施アイテムの月次合計数は、医
療処置出力アイテムごとの月次実施合計数であり、これ
については、各アイテムの実施フラッグ値(1/0)の
合計を計算して最終訪問日の医療処置出力アイテム実施
マーク全ての右側に出力する。
【0285】看護内容実施アイテムの月次合計数は、看
護内容出力アイテムごとの月次実施合計数であり、これ
については、各アイテムの実施フラッグ値(1/0)の
合計を計算して最終訪問日の看護内容出力アイテム実施
マーク全ての右側に出力する。
【0286】図表の基本的な見方については訪問看護記
録書IIと同様であり、ここでは、「出力指示の方法」
と「処理内容その他に関する補足&追加説明」に限って
以下に示す。
【0287】(1)出力指示の方法 (a)患者別出力指示と(b)主担当者別出力指示と
(c)一括出力指示の3通りが可能とし、各出力方法は
出力指示画面でメニュー形式で選択。なお、出力指定期
間内でデータベースに存在する最古の訪問記録から出
力。また、TEL対応や主担当者以外の訪問記録も時系
列的に全て出力するものとする。その際の必須入力項目
は、(出力指定)期間であり、入力なしの場合はその旨
をエラーメッセージにて出力する。
【0288】(a)患者別出力指示 出力指示画面において訪問看護記録書II一覧表の(出
力指定)期間と患者ID番号を指定(入力)し、所望患
者について出力指定期間内において実施した訪問日順に
訪問看護記録書II一覧表を出力する。
【0289】(b)主担当者別出力指示 出力指示画面において訪問看護記録書II一覧表の(出
力指定)期間と主担当者ID番号を指定(入力)し、所
望主担当者について担当患者ID番号順かつ出力指定期
間内において実施した訪問日順に訪問看護記録書II一
覧表を出力する。
【0290】(c)一括出力指示 出力指示画面において訪問看護記録書II一覧表の(出
力指定)期間を指定(入力)し、主担当者ID番号順、
担当患者ID番号順、さらに出力指定期間内において実
施した訪問日順に訪問看護記録書II一覧表を出力す
る。
【0291】(2)処理内容その他に関する補足&追加
説明 図12の帳票サンプルは、所定の表計算ソフトを用い
て、各データをオブジェクト形式で貼り付けたものであ
るが、仕上がりフォーマットが同等であればどのような
ソフトウェアを用いてもかまわない。
【0292】訪問看護記録書II一覧表の1ページは左
端の各種アイテム名列と訪問記録9列までからなり、出
力指定期間内で訪問記録が10列以上(19列以上)に
なる場合は2ページ目(3ページ目)以降に出力し、そ
の際も各ページの左端には各種アイテム名列を出力す
る。
【0293】訪問看護記録書II一覧表は出力指定期間
内の訪問記録(TELや非主担当者対応含む)を訪問年
月日順に1回分あたり1列ないし2列で左側より順次出
力する。
【0294】1回の訪問記録が2列になるのは、身体情
報・医療処置・看護内容・問題#1−#6までのビット
マップコメントが一つでも2ページになる場合か、その
他ビットマップコメントが3ページ以上になる場合か、
もしくは申し送り1のビットマップが3ページ以上また
は申し送り2まで存在する場合である。
【0295】訪問記録が2列にわたる場合1列目右側
(2列目左側)のセル罫線は2列目右側のセル罫線の太
さよりも細くする。
【0296】主担当者ID番号ごと及び患者ID番号ご
とに改ページして出力する。
【0297】月またがりで訪問看護記録書II一覧表を
出力指定した場合は、月ごとに主担当者ID番号順、患
者ID番号順に出力する。
【0298】1.5 申し送り 本項では、ユーザ間の申し送り事項をサーバ経由で携帯
端末から指示されたFAX装置へ配信する機能について
説明する。
【0299】申し送り事項は、サーバに対して携帯端末
からのモデム経由の入力と光通信ユニット経由の入力と
2種類存在するが、入力部分については通信の項で説明
する。
【0300】ここでは、入力された申し送り事項が、ど
のようにFAX装置に配信されるかについて説明する。
【0301】1.5.1 FAX配信 本項では、入力された申し送り事項の編集からFAX送
信指示までの機能について説明する。
【0302】(1)編集 FAX送信票として予め用意されたカバーページに宛
先、FAX番号及び申し送りビットマップデータを設定
する。
【0303】記録書II添付の指示がある申し送り事項
については、記録書IIのフォーマットに編集する。記
録書IIの編集フォーマットや編集方法については、
「1.3.3 訪問看護記録書IIの出力」に示した通
りである。
【0304】カバーページの編集フォーマットについて
は、特に定義しないが、ここでは、以下の項目を必須条
件として入れるものとする。 ・宛先名 ・宛先FAX番号 ・定型挨拶文章 (2)FAX送信 予めプリンタをモデムに切り替え、ワークシートに編集
した帳票データを印刷機能を使用してFAX装置に送信
する。なお、送信処理終了後、元に戻して他の帳票出力
業務に影響を与えないように制御する。
【0305】(3)特記事項・制限事項 ・本実施形態では、送信可能なサイズは、A4サイズま
でとする。
【0306】・話中等、接続できない場合は、規定回数
ダイヤル後、当該データの送信を中断し、ユーザが手動
で再送信できることとする。
【0307】・送信中にエラーが発生した場合は、当該
データの送信を中断し、ユーザが手動で再送信できるこ
ととする。
【0308】1.6 通信 本項では、申し送り事項の受信及び各種データのアップ
ロード/ダウンロードについて、モデム通信と光通信に
分けて説明する。
【0309】1.6.1 モデム通信 携帯端末からの申し送り事項の受信とFAX配信指示に
ついて以下に説明する。
【0310】図19に、モデム通信の概要を示す。
【0311】(1)モデム受信とFAX配信 本システムでは、サーバ立ち上げ時からシャットダウン
までの間、通信ポートを監視してクライアントからの接
続要求にしたがって申し送り事項を受信する。ファイル
の転送は、例えばBSC手順に準拠した伝送制御を使用
し、クライアント側とサーバ側で転送データの不整合が
発生しないよう考慮する。
【0312】サーバ側では、受信したデータは全てFA
X送信単位に分割して送信用ファイルを作成し、FAX
配信指示を行う。
【0313】送信用ファイル作成後、回線を切断し、次
のクライアントからの接続要求に備える。
【0314】送信用ファイルのFAX配信指示をFAX
配信に通知する。
【0315】(2)特記事項 ・モデム受信用の通信ポートとFAX送信用の通信ポー
トは分けるものとする。
【0316】1.6.2 光通信 光通信ユニット経由での各種データのアップロード及び
ダウンロードについて説明する。
【0317】図20に、光通信のイメージを示す。ま
た、図21に、光通信の概要を示す。 (1)光通信 本システムでは、光通信形態として携帯端末初期設定と
携帯端末情報更新の2種類用意する。
【0318】以下、携帯端末初期設定と携帯端末情報更
新の各機能について説明する。
【0319】(a)携帯端末初期設定 携帯端末初期設定では、携帯端末に新たなユーザID登
録及び通信プログラムの設定を行う。本機能は、新規に
携帯端末を導入するときと前任者の携帯端末を新任者が
引き継ぐときに携帯端末を初期設定するのに使用する。
【0320】ユーザマスタメンテナンス画面より携帯端
末の製造番号、当該携帯端末を使用するユーザのID、
パスワード及びユーザ名を指示し、ユーザIDファイル
を作成する。画面に携帯端末挿入を促すメッセージを表
示し、その指示に従って挿入された携帯端末を初期設定
する。
【0321】初期設定時は全てのデータ及び業務プログ
ラムを消去するので予め、携帯端末情報更新をした後、
実行する。
【0322】(b)携帯端末情報更新 携帯端末情報更新では、以下に示すデータを更新する。 ・携帯端末の時刻 ・携帯端末のシステム(OS等)ファイル ・通信プログラム ・外字ファイル ・業務プログラム ・業務データ 業務データ以外は、携帯端末とサーバ上のバージョンを
チェックし、携帯端末のバージョンが古い場合のみ更新
する。
【0323】業務データは、まず、サーバへファイル単
位でアップロードする。業務データのアップロード終了
後、訪問記録の更新を行う。
【0324】訪問記録更新後、全患者の最新の訪問記録
データとユーザの担当患者の最新のビットマップデータ
をダウンロード用のファイルに作成する。
【0325】ダウンロード用のファイル作成終了後、当
該データのダウンロードを行う。
【0326】ここで、最新とは、当該携帯端末のアップ
ロード時点での最新とする。したがって、他携帯端末が
アップロードしていないデータの方が新しくてもこのデ
ータは、ダウンロードされない。
【0327】ステーションで所持している全ての携帯端
末内のデータを反映するには、全ての携帯端末の光通信
終了後、再度光通信することで可能となる。
【0328】1.6.3 訪問記録の更新 本項では、携帯端末からアップロードされた訪問記録の
データベースへの反映、携帯端末へダウンロードする訪
問記録の作成およびFAX送信用ファイルの作成につい
て説明する。
【0329】(1)アップロードファイルの反映 図22に、アップロードファイルの反映の概念図を示
す。
【0330】以下、データベースへの反映について説明
する。
【0331】訪問データベースへの反映は、訪問記録イ
ンデックス(IDX)から患者別、訪問回数別の訪問記
録に分解し、その単位で訪問記録データベースへ登録す
る。ビットマップファイルの登録は、コメントインデッ
クスから患者別コメントファイル中のコメント別、ペー
ジ別に分解し、その単位で患者別のディレクトリにビッ
トマップ形式ファイルとして登録する。
【0332】(2)ダウンロードファイル作成 図23と図24に、ダウンロードファイル作成の概念図
を示す。
【0333】以下、ダウンロードファイルの作成につい
て説明する。
【0334】訪問記録インデックスおよび訪問記録ファ
イルの作成は、ユーザマスタデータベースを参照して訪
問記録のうち、ユーザ担当の患者ごとの最後に訪問また
は電話対応した訪問記録を訪問記録データベースより抽
出して作成する。
【0335】コメントファイルの作成は、前述で取得し
た訪問記録から関連するコメントファイルを抽出して作
成する。
【0336】ログインIDファイルの作成は、ユーザマ
スタデータベースから作成する。このとき、ダウンロー
ド先の携帯端末のユーザIDと同一のIDについては、
ログイン可能なIDである旨の情報を付加する。
【0337】担当患者情報インデックスの作成は、ユー
ザマスタデータベースと患者情報データベースからユー
ザ担当の患者に関する情報を抽出して作成する。
【0338】全患者情報インデックスおよび全患者情報
は、患者情報データベースから作成する。
【0339】宛先同報リストの作成は、宛先同報データ
ベースから作成する。
【0340】単語メイン辞書インデックス、短文メイン
辞書インデックス、図形メイン辞書インデックスおよび
メイン辞書ファイルは、ダウンロード用のディレクトリ
にコピーする。
【0341】予備領域ファイルは、ダウンロード用のデ
ィレクトリにコピーする。
【0342】各ダウンロード用のファイル詳細について
は、後にまとめて示してある。
【0343】(3)FAX送信用ファイル作成 図25に、FAX送信用ファイル作成の概念図を示す。
【0344】以下、FAX送信用ファイルの作成につい
て説明する。
【0345】申し送りインデックスを参照して送信先別
にFAX送信用ファイルを作成する。
【0346】訪問看護記録書IIの添付指示のある場合
は、FAX送信用ファイルに申し送り事項のコメント、
訪問看護記録書IIおよび関連する全コメントを抽出し
て、FAX送信用ファイルを作成する。
【0347】訪問看護記録書IIの添付指示のない場合
は、FAX送信用ファイルに申し送り事項のコメントの
み抽出して、FAX送信用ファイルを作成する。
【0348】FAX送信用ファイル作成後、逐次FAX
配信に通知し、FAX送信要求を行う。
【0349】FAX送信用ファイルは、先頭に申し送り
事項、訪問記録、関連コメントの各データへの位置情報
とサイズ情報をファイル情報として作成する。FAX配
信での編集は、本ファイル情報を参照してデータの抽
出、編集を可能とする。
【0350】1.7 システム管理 本項では、サーバのシステム管理項目としてユーザマス
タ及びメイン辞書の登録等の管理機能、さらに蓄積デー
タの退避と復元機能について説明する。
【0351】1.7.1 マスタメンテナンス 本システムは、マスタファイルとしてユーザごとの固有
の情報を一元管理する。このマスタファイルをユーザマ
スタファイルと称する。
【0352】(1)ユーザマスタファイル ユーザマスタファイルは、ユーザIDをキーとしてパス
ワードを始めとするユーザ固有の情報を一元管理する。
その詳細項目については、後にまとて示してある。
【0353】(2)メンテナンス ユーザマスタファイルのメンテナンス起動は、メニュー
から選択することによって起動する。メンテナンスに
は、専用の画面を用意しユーザからの指示に従ってマス
タファイルの更新を行う。更新方法には、以下の3種類
を用意する。 ・新規登録 ・削除 ・変更 新規登録では、ユーザマスタファイルに、同一ユーザI
Dが存在してないよう、入力時にチェックする。
【0354】削除、変更では、ユーザIDを選択するこ
とで内容を確認の上、更新できる機能を有する。
【0355】ユーザマスタファイルのメンテナンス作業
は、ユーザが終了ボタンをクリックするまで、連続して
行うことができる。
【0356】データベースの更新は、ユーザごとに行
う。
【0357】(3)メンテナンスにおける制限事項 ユーザマスタメンテナンスの起動は、サーバにログイン
できるユーザならば誰でも行うことができることとし、
制限を設けないものとする。
【0358】1.7.2 データ退避・復元 本項では、サーバディスク上のデータを補助記憶媒体に
退避・復元する機能について説明する。
【0359】(1)システム退避・復元機能 OS標準装備のツールなどを手動で起動し、CMT装置
に退避・復元する。退避・復元対象とするファイル種類
を以下に示す。また、退避データは、1世代のみを保存
するものとする。 ・全システムファイル(OS、OS関連プログラム等) ・全ユーザアプリケーションプログラム ・提供パッケージアプリケーション (2)ユーザデータ退避・復元 データ・バックアップ・ツールを利用して、補助記憶媒
体に定期的に自動でユーザデータの退避を行う。また、
手動で退避したデータを復元する。退避・復元対象とす
るデータは、ユーザ作成の全データとする。
【0360】補助記憶媒体は、DATを使用するが、そ
の必須容量は、退避中にDAT交換が発生しない容量の
ものとする。
【0361】退避データは、1世代のみを保存するもの
とする。
【0362】退避スケジュールは、システム稼動後、変
更可能とする。
【0363】1.7.3 メイン辞書管理 本項では、携帯端末で使用するメイン辞書ファイルのメ
ンテナンス機能について説明する。
【0364】(1)目的 携帯端末でのビットマップデータの入力画面で単語、短
文、図形を一覧から選択することによって入力画面中に
ビットマップデータとして貼り付け使用者の入力作業を
軽減する。
【0365】(2)辞書種類 以下に示す3種類の辞書をメンテナンス対照とする。 ・単語辞書 ・短文辞書 ・図形辞書 (3)メイン辞書メンテナンス メンテナンス対象とする辞書を選択し、各々に対応する
メンテナンス画面を表示し、登録・削除を行う。
【0366】(a)単語登録・削除 登録単語をテキストで入力し、確定した段階でビットマ
ップ形式に変換する。単語とビットマップ形式データの
リンク情報を作成し、ビットマップデータと別ファイル
に格納する。リンク情報を格納するファイルは、50音
(あ行、か行、・・・、他)別に作成する。フォントの
大きさは、24ドット相当とし、1単語の長さは、携帯
端末の幅に表示可能な長さ(14文字)までとする。
【0367】登録時に、入力する項目を以下に示す。 ・登録単語(タイトル) ・登録単語の読み(半角カナで28文字) (b)短文登録・削除 登録短文をテキストで入力し、確定した段階でビットマ
ップ形式に変換する。短文とビットマップ形式データの
リンク情報を作成し、ビットマップデータと別ファイル
に格納する。リンク情報を格納するファイルは、50音
(あ行、か行、・・・、他)別に作成する。フォントの
大きさは、24ドット相当とし、1短文の長さは、携帯
端末の幅に表示可能な長さ(14文字)までとする。
【0368】登録時に入力する項目を以下に示す。 ・登録短文(タイトル) ・登録短文の読み(半角カナで28文字) (c)図形登録・削除 図形の見出しをテキストで入力し、貼り付ける図形は、
OSに標準で提供されているツールを使用してビットマ
ップ形式で作成する。図形の見出しとビットマップ形式
データのリンク情報を作成し、ビットマップデータと別
ファイルに格納する。リンク情報を格納するファイル
は、全体で1ファイル作成する。作成できる図形の大き
さは、携帯端末の入力可能な高さと幅の範囲までとす
る。
【0369】登録時に、入力する項目を以下に示す。 ・タイトル(例:まる、人、腕・・・) ・登録タイトルの読み(半角カナで28文字) ・登録ファイル名 ・図形 1.7.4 業務管理ファイル PDA側、サーバ側で使用する以下のファイルのメンテ
ナンスを行なうため、業務管理ファイル入力画面から、
各ファイルの入力画面の呼び出しを行い入力された情報
でファイル作成を行なう。
【0370】(1)寝たきり度ファイル サーバ、クライアントの画面表示、帳票出力に使用す
る。
【0371】サーバ立上時に共有メモリに展開される。
【0372】(2)痴呆状態ファイル サーバ、クライアントの画面表示、帳票出力に使用す
る。
【0373】サーバ立上時に共有メモリに展開される。
【0374】(3)医療処置選択情報ファイル 帳票出力に使用する。
【0375】(4)看護内容選択情報ファイル 帳票出力に使用する。
【0376】(5)元号管理ファイル サーバの画面表示に使用する。
【0377】サーバ立上時に共有メモリに展開される。
【0378】(6)訪問看護ステーション情報ファイル FAX送信、帳票出力に使用する。
【0379】(7)同報宛て先ファイル FAX送信に使用する。
【0380】1.7.5 サーバ側環境ファイル サーバ側の業務で使用する以下の番号をサーバ側環境情
報とし、管理する。
【0381】情報の変更は、サーバ環境ファイル画面か
ら行なうこととする。
【0382】(1)患者ID発番管理番号 患者IDの自動発番に使用する。
【0383】(2)宛先ID発番管理番号 宛先IDの自動発番に使用する。
【0384】(3)同報ID発番管理番号 同報IDの自動発番に使用する。
【0385】1.8 データベース登録 1.8.1 翌月ファイル作成 本項では、翌月分の患者情報データベース作成、訪問記
録データベース初期化及び前月分のビットマップファイ
ル削除について説明する。
【0386】図26に、本処理の概念図を示す。
【0387】(1)患者情報データベース作成 ここでは、月次業務画面から前月分の療養費計算が終了
している場合に、翌月分の患者情報データベースを作成
する。以下に示す項目以外は、無条件に前月分の患者情
報データベースへ複写する。 ・問題点 ・指示年月日 ・特別指示年月日 ・情報提供療養費加算フラグ ・退院時共同指導加算フラグ ・訪問終了状況が死亡 (a)翌月分の問題点作成 当月分の患者情報データベースで解決日が設定されてい
る問題点は、翌月分の患者情報データベースの当該問題
点に関連する情報全てに初期値を設定する。
【0388】当月分の患者情報データベースで解決日が
設定されていない問題点は、翌月分の患者情報データベ
ースの当該問題点にそのまま複写する。
【0389】(b)翌月分の情報初期化 翌月分の患者情報データベースの特別指示年月日、指示
年月日、情報提供療養費加算フラグ及び退院時共同指導
加算フラグは、無条件に初期値を設定する。
【0390】(c)患者情報削除 訪問終了状況が死亡の患者については、当該患者情報を
翌月分ファイルから削除する。
【0391】(3)訪問記録データベース初期化 ここでは、月次業務画面から前月分の療養費計算が終了
している場合に、前月分の訪問記録データベースを初期
化し、翌月分の訪問記録データベースとする。 (4)ビットマップファイル削除 月次業務画面から前月分の療養費計算が終了している場
合に、前月分のビットマップ形式ファイルを全て削除す
る。
【0392】1.8.2 予備領域ファイル作成 予備領域ファイルのダウンロード用のマスタとして、シ
ステムの初期設定時に作成する。ファイルサイズは、予
備領域ファイル作成時に作成者から指示できるものとす
る。
【0393】また、直接ユーザが使用することを考慮し
ないため、ここでは、本機能実現用の画面は用意しな
い。
【0394】1.8.3 訪問記録の更新 本項では、携帯端末からアップロードされた訪問記録の
データベースへの反映、携帯端末へダウンロードする訪
問記録の作成及びFAX送信用ファイルの作成について
説明する。
【0395】(1)アップロードファイルの反映 図27に、アップロードファイルの反映の概念図を示
す。
【0396】以下、データベースへの反映について説明
する。
【0397】訪問記録データベースへの反映は、訪問記
録インデックスから患者別、訪問回数別の訪問記録に分
解し、その単位で訪問記録データベースへ登録する。登
録する訪問記録データベースの判定は、訪問記録の訪問
日で行う。
【0398】問題点の患者情報データベースへの反映
は、2ヶ月分の問題点が存在する場合もあるので、各々
の対象月の患者情報データベースに無条件で上書きす
る。
【0399】ビットマップファイルの登録は、コメント
インデックスから患者別のコメントファイルをコメント
別、頁別に分解し、その単位で訪問日に対応する月別、
患者別のディレクトリにビットマップ形式ファイルとし
て登録する。
【0400】(2)ダウンロードファイル作成 図28と図29に、ダウンロードファイル作成の概念図
を示す。
【0401】以下、ダウンロードファイルの作成につい
て説明する。
【0402】訪問記録インデックス及び訪問記録ファイ
ルの作成は、担当・患者相関ファイルを参照して、担当
患者の問題点を患者情報データベースより抽出して訪問
記録ファイルに作成する。このとき、翌月分ダウンロー
ドモードの場合は、当月分の他に翌月分の問題点も患者
情報データベースから抽出する。さらに、訪問記録デー
タベースのからユーザ担当の患者ごとに、最後に訪問又
は電話対応した訪問記録を訪問記録データベースより抽
出して作成する。なお、翌月分ダウンロードモードは、
月次処理画面から翌月分の患者情報を入手したい場合、
手動でユーザが指定する。
【0403】コメントファイル及びコメントインデック
スの作成は、前述で取得した訪問記録から関連するコメ
ントファイルを抽出して作成する。
【0404】担当患者情報インデックスの作成は、担当
・患者相関ファイル、訪問記録データベース及び全患者
情報インデックスからユーザ担当の患者に関する情報を
抽出して作成する。
【0405】ログインIDファイルの作成は、マスタメ
ンテナンス時に作成されたログインIDファイルから、
ダウンロード先の携帯端末のユーザIDと同一のIDに
ついては、ログイン可能なIDである旨の情報を付加す
る。
【0406】全患者情報インデックス及び全患者情報
は、患者情報データベースから作成する。
【0407】宛先同報リストの作成は、宛先同報データ
ベースから作成する。
【0408】宛先実名リストの作成は、宛先実名データ
ベースから作成する。
【0409】単語メイン辞書インデックス、短文メイン
辞書インデックス、図形メイン辞書インデックス及びメ
イン辞書ファイルは、ダウンロード用のディレクトリに
コピーする。
【0410】予備領域ファイルは、ダウンロード用のデ
ィレクトリにコピーする。
【0411】各ダウンロード用のファイル詳細について
は、後にまとめて示してある。
【0412】(3)FAX送信用ファイル作成 図30に、FAX送信用ファイルの概念図を示す。
【0413】以下、FAX送信用ファイルの作成につい
て説明する。
【0414】申し送りインデックスを参照して送信先別
にFAX送信用ファイルを作成する。
【0415】訪問看護記録書IIの添付指示のある場合
は、FAX送信用ファイルに申し送り事項のコメント、
訪問看護記録書II及び関連する全コメントを抽出し
て、FAX送信用ファイルを作成する。
【0416】訪問看護記録書IIの添付指示のない場合
は、FAX送信用ファイルに申し送り事項のコメントの
み抽出して、FAX送信用ファイルを作成する。
【0417】FAX送信用ファイル作成後、逐次FAX
配信に通知し、FAX送信要求を行う。
【0418】FAX送信用ファイルは、先頭に申し送り
事項、訪問記録、関連コメントの各データへの位置情報
とサイズ情報をファイル情報として作成する。FAX配
信での編集は、本ファイル情報を参照してデータの抽
出、編集を可能とする。
【0419】2. クライアント機能 2.1 共通機能 2.1.1 基本画面構成 図31に、PDA2の基本画面構成例を示す。
【0420】ここでは、16ドットフォントを使用する
ものとする。その場合、全角30文字x16行の表示が
可能である。そのうち、上部一行をメインメニューキ
ー、2行目全角6文字目からを患者氏名表示(うち左5
文字はタイトル)、3行目から15行目までを各画面表
示スペースとする。各画面表示スペースのうち、サブメ
ニューを持つ画面については左側全角5文字分のスペー
スをサブメニューキーの表示領域とする。また、下部一
行はファンクションキーを表示する。各メニューキー、
ファンクションキー等のキーは、選択されると強調(反
転、または網掛けなど)される。各種ツールはPDAの
モードキーを使用する。
【0421】2.1.2 メニューキー メインメニューは上部に横に並べて、サブメニューは左
側に縦に並べてそれぞれのボタン(ここでは全角4文字
とする)で表示される。メインメニューごとにサブメニ
ューが用意される。メインメニューはどの画面でも表示
され、選択されると各メニューのサブメニューと基本画
面が表示される。
【0422】ここでは、メインメニューは、「患者情
報」、「訪問記録」、「申し送り」、「ST通信」、
「緊急対応」、「その他」とする。
【0423】サブメニューキーについては、各画面の機
能説明にて述べる。
【0424】2.1.3 ファンクションキー 画面の下部にファンクションキーを配置し、各画面で共
通に利用できるキーを割り当てる。ここでは、PDAに
おいて6つ提供されている中の一番左をのぞく5つのキ
ーを利用する。各画面で使用するものを表示するが、位
置は固定とする。
【0425】各機能を以下に説明する。 コメント: コメント入力画面(図139の画面3.
9)が表示される。 前回 : 訪問記録の前回データを表示する。一度選
択されると画面には前回データが表示され、キーが今回
に変更され、この状態でもう一度選択すると前回に戻
り、今回のデータが表示される。 登録 : 押されたときの編集中の表示画面内のデー
タがファイルに書き込まれる。表示はそのまま残す。 取消 : 画面上で編集中のデータを画面から消去
し、現段階で登録されているデータを表示する。ファイ
ルへの書き込みはしない。 終了 : 現在表示している画面を終了し画面遷移す
る。その際もし画面に未登録データがある場合は「未登
録データがあります。登録しますか」とウィンドウ画面
にてメッセージを表示し、Yesキーの選択により登録
させてから終了する。
【0426】2.1.4 スクロールキー テキスト表示時に、表示エリアに表示しきれないデータ
サイズを持つ場合は、データ表示エリアの右側にスクロ
ールキーを表示する(表示/非表示は画面例の入出力項
目に示す)。上向きと下向きの2つのキーを用意し、初
期表示では下向きのみが選択可能とする。下向きのキー
を選択すると表示されていたデータの次の行からのデー
タを表示する(ページめくりと同様)。それ以降データ
がある場合は上向き、下向き両方が選択可能で、それ以
降データが無いときは下向きが選択不可能となる。
【0427】2.1.5 コメント入力編集 ファンクションキーのコメントキーをクリックすること
でコメント入力画面が表示される。図139(画面3.
9)に、問題点入力時のコメント入力画面の一例を示
す。画面表示スペースのサブメニュー以外の領域に表示
される。その一行目にコメントのタイトルを表示する
(表示内容は各機能説明を参照)。2行目には注目チェ
ック欄とページ数表示と前頁、次頁キーを配置する。3
行目から15行目までで6文字めから26文字目までを
ビットマップ入力・表示領域とする。27文字目から3
0文字目までは編集キーを表示する。ファンクションキ
ーは前回、登録、取消、終了キーが表示される。
【0428】コメントキーを押すと、該当するファイル
名 患者ID(X/3)+訪問者ID(X/2)+記録ID(X/2)+項目I
D(X/1).bmp でファイルをオープンする。
【0429】患者IDはそのまま使用する。
【0430】訪問者IDは数字4桁を英数2桁に変換す
る(10進→36進変換)。
【0431】記録IDは患者ごと担当者ごとの通し番号
とする。
【0432】項目IDは、 身体情報:0,1 医療処置:2,3 看護内容:4,
5 各問題点(6つ):6,7,8,9,a,b,c,d,
e,f,g,h その他:i,j,k,l 申し送り:m,n,o,p,q,r セーブ時にはビットマップファイル形式にて保存する
(フォーマットはデータ構造参照)。
【0433】(1)注目チェック欄 このチェック欄をクリックすると、この中に黒塗りの星
印が表示される。もう一度その上をクリックすると解除
され、表示も消される。
【0434】(2)ページ数表示 現在表示しているコメントのページ数を「?頁」で表示
する。
【0435】(3)前頁、次頁キー 次頁キーを押すと、その時点で表示していたビットマッ
プが登録済みであれば次頁を表示する。未登録の場合、
登録確認のメッセージウィンドウ「未登録データがあり
ます。登録しますか。」を表示し、Yes選択によりユ
ーザーに登録させた後、次頁を表示する。
【0436】初期表示では次頁のみが選択可能とする。
次頁のキーを選択すると前回分を表示する。それ以降頁
がある場合は前頁、次頁両方が選択可能で、それ以降デ
ータが無いときは次頁が選択不可能となる。
【0437】(4)ビットマップ入力・表示領域 ここでは、全角21文字x11行の領域(87.4mm
x57.2mm,336x220dot)に表示するも
のとする。周りは1ドットの罫線で囲むものとする。6
行に区切るガイドラインを9.5mm間隔(等間隔)に
点線で設けるものとする。編集キーを押したり、登録、
取消キーを押す毎にガイドラインを再描画するものとす
る。
【0438】(5)各編集キー コメント入力画面を立ち上げた際には、各キーは選択可
能となっている。なお、例えば、PDAの手書きメモ描
画パッド関数を用いることもできる。
【0439】図32に、編集キーの選択遷移図を示す。
【0440】(a)ペン選択 「pen細」,「pen太」,「極太」の3種類を選択
可能とする。デフォルトでは「pen細」を表示し「p
en細」が選択されている状態とし、ボタンが強調(反
転もしくは網掛け)されている。このボタンを一回クリ
ックするとボタンは強調したままで「pen太」を表示
し、ペンの太さを太に変更する。同様にもう一度クリッ
クすると「極太」が表示され、ペンの太さを極太に変更
する。さらにもう一度クリックすると「pen細」に戻
る。
【0441】(b)定規・直角・四角選択 デフォルトでは定規が表示されているが、選択された状
態ではない。一回クリックすると、定規が選択されたこ
とになり、あとはペン選択と同様に一回クリックごとに
直角、四角、無選択、定規を順に選択できる。これらを
選択した状態で、ペン選択も可能である。
【0442】定規では、初めのタッチ位置とそこからペ
ンをタブレットから離した位置の間を直線で結んで表示
する。タブレットにタッチ中は、点線で初めのタッチ位
置から現在のタッチ位置との間を結んで表示し、タブレ
ットから離すと実線になりビットマップに書き込まれ
る。
【0443】直角では、初めのタッチ位置とそこからペ
ンをタブレットから離した位置の間を直線で結んで表示
する。ただし初めのタッチ位置と離した位置のx方向の
移動距離とy方向の移動距離の長い方を検出し、初めの
位置を起点に長い方向のみに移動したものとみなして表
示する。例えば 初めのタッチ位置:(0,0) 離した位置 :(1,5) だとすると、移動距離はx:1,y:5なのでy方向の
み移動したものとし(0,0)−(0,5)の間を直線
で結ぶ。
【0444】タブレットにタッチ中は初めのタッチ位置
から現在のタッチ位置との間を上記の条件で点線表示
し、タブレットから離すと上記の条件で実線表示しビッ
トマップに書き込まれる。
【0445】四角では、初めのタッチ位置とそこからペ
ンをタブレットから離した位置を左上・右下か右上・左
下にした四角を描く。
【0446】初めのタッチ位置:(x1,y1) 離した位置 :(x2,y2) とすると、(x1,y1)−(x2,y1),(x1,
y1)−(x1,y2),(x2,y1)−(x2,y
2),(x1,y2)−(x2,y2)を直線で結ぶ。
【0447】タブレットにタッチ中は点線で初めのタッ
チ位置から現在のタッチ位置との間を結んで上記条件で
表示し、タブレットから離すと実線になりビットマップ
に書き込まれる。
【0448】(c)消しゴム選択 「消−線」,「消−太」,「消−字」,「消−全」の4
種類を選択可とする。デフォルトでは「消−線」が表示
されているが、選択された状態ではない。一回クリック
すると「消−線」が強調され選択されたことになり、あ
とはペン選択と同様に一回クリックごとに「消−太」,
「消−字」,「消−全」,無選択,「消−線」を順に選
択できる。消しゴムが選択されるとペンは未選択とな
る。
【0449】「消−線」ではタッチ位置の1ドットを消
去する。「消−太」ではタッチ位置の周りの3x3ドッ
トの領域を消去する。消去エリアはペンタッチすると四
角で表示され、離すとその内側の領域が消去される。こ
れらは例であり、設計時に逐次調整する。「消−字」で
はペンタッチした位置から現在のタッチ位置のx座標と
タッチ位置の含まれる行の上から下までY座標で囲まれ
る四角を表示して、ペンを離すとその内側が消去され
る。行をまたがる場合は、タッチ位置の行はタッチ位置
以降、タッチ位置と離した位置の間の行はすべて、離し
た位置の行は離した位置までの領域を消去する。「消−
全」は全画面を消去する。このキーが選択された状態で
画面をタッチすると、「画面の情報が全て消されますが
よろしいですか」と確認メッセージが表示され、Yes
ボタンを押すと画面全体が消去される。
【0450】(d)前回画面取込 「取込」キーを押すとキーが強調され、画面上に未登録
データがなければ前回分のビットマップが表示される。
あれば「この画面に書き込んだあったデータは消去され
ますがよろしいですか」と確認メッセージを出し、OK
であれば描画領域内をクリアし、取込画面(図140の
画面3.91)を表示する。必ず1頁目を表示し、前
頁、次頁キーで取り込みたいデータを選択し、決定キー
をクリックすると決定され、今回の表示(取込選択前の
ページ)に画面データが取り込まれ、編集が可能とな
る。取消キーを押すと、取込キーを押す前の画面に戻
る。
【0451】(e)辞書 辞書キーを押すと、図141の画面3.92のようにメ
インメニューを含む一番上の行から4行を辞書表示エリ
アとして、辞書画面がウィンドウ表示される。単語、短
文、図形の選択を行うと、それぞれのインデックスファ
イルからそれぞれの表示タイトルがタイトル表示エリア
に表示される。タイトルは14文字を最大として表示さ
れる。
【0452】さらに中央の50音選択キー(ア行〜ワ
行、アルファベット、その他のキー)で頭文字の選択を
行うと辞書インデックスファイルの読みを検索し、該当
する表示タイトルのみを順にタイトル表示エリアに表示
する。
【0453】4つ以上ある場合はスクロールキーにて次
のデータを表示する。
【0454】(6)前回キー 前回キーで前回登録した同項目のコメント・ビットマッ
プを呼び出し表示する。複数頁ある場合は前頁、次頁キ
ーで選択できる。前回のデータは参照のみで編集・登録
はできない。よって、各編集キー、及び登録、取消キー
は非表示、もしくは選択不可能とする。前回キーを押し
たときに今回のデータが未登録の場合は登録確認メッセ
ージを出した後、ユーザーのYes選択により登録処理
(ファイルへの書き込み)を行い、前回画面を表示す
る。前回は、必ず初めに1頁目を表示する。今回に戻る
ときは前回を選択したときの画面に戻る。
【0455】(7)登録キー 今回分のデータを入力・修正した場合に、登録キーを押
すことで、新規であればファイルを作成、修正であれば
上書き保存を行う。
【0456】(8)取消キー 今回分のデータを入力・修正した場合に、取消キーを押
すことで、ファイルへの書き込みを行わずに、編集画面
の登録済みのデータを再読み込みする。
【0457】(9)終了キー コメント入力画面を終了し、(未登録の場合は登録確認
メッセージを出し)コメントボタンを選択した画面へ戻
る。
【0458】2.1.8 ファイル構成と格納方法 PDAに格納するファイルは以下のような構成となる。
【0459】図33と図34に、クライアントのファイ
ル構成の概念図を示す。
【0460】図33は、リードオンリーファイルであ
り、図34は、ライトファイルである。
【0461】ここでは、PDAは本体内にA〜Eのドラ
イブを持つものとする。ドライブAの仕様の一例として
は、フラッシュROMディスク、1MBであり、OSで
使用する(アプリ使用不可とする)。ドライブBの仕様
の一例としては、フラッシュROMディスク、6MBで
あり、プログラム、固定マスタに利用する。ドライブC
の仕様の一例としては、RAMディスク、1.2MBで
あり、ジャーナルファイル等に利用する。ドライブDの
一例としては、PCカード(SRAM)を用いる。ドラ
イブEの一例としては、PCカード(ATA)を用い
る。
【0462】上記のファイルは基本的に全てBドライブ
に格納することとする。ただし、参照、入力などの作業
前(患者選択時)に、Cドライブに指定患者分のデータ
をワーキングファイルとして移動する(read on
ly file, write file両方)。
【0463】ここで、図35、図36、図37に、作業
時の患者情報、訪問記録、コメントファイルの扱いを模
式的に示す。図35は、患者情報(B→Cへの上書きの
み)である。図36は、訪問記録(1:光通信によるダ
ウンロードから入力作業時まで)である。図37は、訪
問記録(2:別患者選択から光通信によるアップロード
まで)である。
【0464】まず、患者情報については、図35のよう
に処理する。
【0465】患者を指定すると、担当患者情報インデッ
クスファイルより、全患者情報ファイルポインタと患者
IDが呼び出される。全患者情報ファイルポインタよ
り、全患者情報ファイルから該当患者の患者情報を抜き
出して、ワーキングファイルとしてCドライブに格納す
る。
【0466】また、訪問記録については、図36、図3
7のように処理する。
【0467】データのダウンロードから、参照・編集作
業までの流れを図36に示す。
【0468】患者選択により得られた患者IDより訪問
記録インデックスファイルから該当患者の訪問記録レコ
ードを抜き出して、ここから訪問記録ファイルポインタ
と問題点ファイルポインタを読み出す。これによりそれ
ぞれのファイルをワーキングファイルとしてCドライブ
に格納する。
【0469】ビットマップに関しては、該当訪問記録レ
コードよりビットマップファイルのファイル名を抜き出
し、コメントインデックスファイルから該当するビット
マップデータのコメントファイルポインタを読み出し、
コメントファイルからビットマップデータを読み出し、
ビットマップ形式に落として1枚づつCドライブに格納
する。以降のデータやりとりは、次の患者選択が行われ
るまではCドライブで行う。
【0470】ただしコメントファイルはサイズが大きい
ため、一度に一訪問記録分のファイル全部を移動するの
に時間がかかりすぎる恐れがある。その場合は、ビット
マップファイルを読み出す時(処理中の訪問記録のファ
イルの編集時と、前回分を参照時)に、その都度コメン
トインデックスファイルからポインタを検出して該当ビ
ットマップデータを読み出す。各ファイルのポインタは
メモリに常駐させても良い。
【0471】また、電源OFF時、通信キー選択時、お
よび別の患者の選択時には、図37のように、Cドライ
ブのワーキングファイルのデータを、Bドライブのファ
イルにアペンドする(write fileのみ)。
【0472】まず、Cドライブに存在する訪問記録ワー
キングファイルの中の訪問記録ファイルポインタを呼び
出す。これが初期値のとき、Bドライブの訪問記録ファ
イルの最後部にアペンドする。この際訪問記録ファイル
ポインタをレコード内のフィールドに書き込む。訪問記
録ワーキングファイルの訪問記録ファイルポインタが更
新されているときはこのポインタの位置にレコードを上
書きする。
【0473】新規フラグはPCからのダウンロード時に
立てる。
【0474】問題点ワーキングファイルは、対象月を読
み、これと患者IDで訪問記録インデックスファイルを
検索し、該当する問題点のファイルポインタを読み出し
この位置に上書きする。
【0475】ビットマップファイルはファイル名から該
当するコメントファイルを決定し、常時訪問記録ファイ
ルが新規のものに対応するファイルのみを該当コメント
ファイルにアペンドする。
【0476】2.1.9 立ち上げ処理 図102の画面遷移図(1)に立ち上げ処理の流れを模
式的に示す。
【0477】PDAの電源を立ちあげると、必ず初期画
面(図113の画面1.1)が表示される。立ち上げた
状態でカーソル(入力可能セル)はユーザIDにある。
また、10キーボードが表示されている。ユーザIDセ
ル内には前回使用したユーザIDが表示される(デフォ
ルトで前回使用ユーザIDを持つ)。
【0478】(1)ユーザID・パスワード入力・照合 まず、PDAにて10キーボードを用いユーザIDを入
力する。10キーボードの入力ボタンを押すとセルにユ
ーザIDが入力され、同時に次にPDAにてシークレッ
ト10キーボードを用いパスワードを入力する。この場
合入力文字の表示は全てアスタリスクにする。
【0479】各入力セルをクリックすると、それぞれが
入力可能な状態となり、それぞれ対応した10キーボー
ドが表示される。これで任意に修正(再入力)すること
が可能である。
【0480】パスワード入力時に入力キーが押される
と、入力されたパスワードと本体内のユーザIDに対す
る登録パスワードとの照合をとる。まず、ログインID
ファイルをオープンし、入力されたユーザIDを検索
し、当該入力ユーザIDが担当者IDか、あるいは輪番
IDかを判定する。一致していたら、対応するパスワー
ドをファイルより呼び出し、入力されたパスワードとフ
ァイルのパスワードの一致をみる。一致した場合には次
の画面へ移る。
【0481】入力ユーザIDと担当者IDもしくは輪番
IDが一致しない場合は「ユーザIDもしくはパスワー
ドが間違ってます。」と表示し再度ユーザID、パスワ
ード入力を行い、一致するまで繰り返す。
【0482】(2)通常ケア時基本操作 パスワードの照合が正常に終了した場合、ログインの種
別で以下の流れが分かれる。
【0483】(a)担当者IDでログインした場合 訪問記録の患者選択画面(図132の画面3.1)が表
示される。患者選択画面が表示された後は緊急対応キー
のみが選択不可能であとは選択可能となる。
【0484】(b)輪番IDでログインした場合 緊急対応の全患者選択画面(図147の画面6.1)が
表示される。患者選択後は全メニューが選択可能とな
る。
【0485】2.1.10 終了処理 図111の画面遷移図(8)に、終了処理の流れを模式
的に示す。PDAの電源OFFを行うと電源OFFのイ
ベントを受信し、これに伴い電源OFFの処理を行う。
【0486】(1)画面上未登録データの登録 「現在編集中のデータが消されます。登録してくださ
い。」とメッセージを出力し、Yesを選択されること
で登録が実行される。Noの場合は登録をしないで、次
のバックアップ処理に移る。
【0487】(2)バックアップ 「バックアップを行います。よろしいですか?」と表示
し、Yesを押すと確認メッセージが表示され、さらに
Yesを押すとバックアップが行われる。Noを選択する
とバックアップを行わないで終了する。バックアップカ
ードが挿入されていない場合も同様である。
【0488】バックアップ終了後電源オフの処理を行
い、PDAの電源をBIOSコールにて切る。
【0489】2.1.11 ファイル書き込み時エラー
処理 図112の画面遷移図(9)に、ファイル書き込み時エ
ラー処理の流れを模式的に示す。
【0490】ファイルの書き込みエラーが起こった場合
は、環境ファイルの「予備領域ファイル削除フラグ」が
OFFのとき、予備領域ファイルを削除してもう一度書
き込みを行う。また環境ファイルの「予備領域ファイル
削除フラグ」をONにする。同時に「あと少しでデータ
の書き込みができなくなります。早急にステーションに
立ち寄り、光通信を行ってください。」と表示する。以
降ファイル書き込みの度にこのメッセージを表示する。
【0491】予備領域ファイルとは、ある一定領域を確
保するためのファイルで、内容は持たない。大きさはP
C画面で設定できるものとし、光通信の度に新しい予備
領域ファイルをダウンロードする。
【0492】2.1.12 電池電圧低下時の処理 PDAの電源関係のイベントを検知し、ローバッテリー
の場合は警告を表示する。イベントには「コーションロ
ーバッテリー」、「フェイタルローバッテリー」の2つ
がある。
【0493】「コーションローバッテリー」:「電池が
消耗しています。直ちに電池を交換してください。」と
ウィンドウ表示する。ウィンドウは確認ボタンで消去す
る。ユーザーが電源OFFの処理を行い、電源OFF
後、電池を入れ替える。入れ替えた後は通常に立ち上げ
直し、ログイン画面を表示する。
【0494】「フェイタルローバッテリー」:現在編集
中の画面の登録処理を行い、電源をOFFする(自動的
にオフにされる)。
【0495】2.1.13 オートパワーオフ処理 上記と同様にPDAのオートパワーオフのイベントを検
知する。この場合は、現在編集中の画面の登録処理と、
バックアップカードへの書き込み処理を画面への問い合
わせなしで実行し、電源をオフにする。バックアップカ
ードへの書き込みがエラーであったらそのまま電源オフ
して構わない。
【0496】2.2 患者情報参照 クライアントの画面より、患者情報の参照を可能とす
る。クライアントでは参照のみで入力は不可とする。
【0497】サブメニューとして、基本情報、病状病
歴、医師指示、看護情報、主治医、介護者、同居者、ケ
アサービスの8メニューを持つ。これらは患者情報選択
中はいつでも選択できる。
【0498】(1)患者選択 各患者情報の画面右上に患者選択キーを配置している。
ログインの状態、およびそれまでの遷移の経緯によりキ
ー選択以後の画面遷移が異なる。
【0499】(a)担当者IDでログインしている場合 患者選択キーを選択すると担当患者選択画面(図132
の画面3.1)が開く。画面には各患者ごとに訪問予定
の日付、時間が表示される。患者名、もしくは次回訪問
予定を選択すると患者が指定され、基本情報の画面へ遷
移する。
【0500】(b)輪番IDでログインしている場合 患者選択キーを選択すると全患者選択画面(図147の
画面6.1)が開く。画面には各患者ごとに氏名、電話
番号、担当看護婦(主担当者氏名)、担当看護話番号が
表示される。これらのどれかを選択すると患者が指定さ
れ、基本情報の画面へ遷移する。
【0501】なお、患者選択画面(図132の画面3.
1、および図147の画面6.1)は、患者情報と、訪
問記録どちらからも選択が可能である。患者情報から患
者選択を呼び出した場合は、患者選択後は患者情報/基
本情報(図114の画面2.1)へ遷移する。訪問記録
のサブメニューから選択された場合と、立ち上げ時に表
示されたときは、患者選択後訪問記録/実績選択画面
(図133の画面3.2)へ遷移する。
【0502】2.2.1 基本情報 以下の条件のとき、患者情報の基本情報画面(図114
の画面2.1)が表示される。 ・患者情報のメニューアイコンを選択されたとき ・基本情報のサブメニューアイコンを選択されたとき 選択された患者の患者情報ファイルから、「患者氏
名」、「患者ID」、「主担当氏名」、「患者性別」、
「患者年齢」、「患者住所」、「患者電話番号」、「患
者FAX番号」、「住居位置」の各データを読み込み、
表示する。
【0503】2.2.2 病状病歴 基本情報のサブメニューアイコンで「病状病歴」が選択
されたとき、患者情報の病状病歴画面が表示される。
【0504】病状病歴画面は、さらに、「病状」「薬剤
・機器」「ADL(Activity of Dail
y living)」「病歴・生活歴」の4つの画面
(図115〜図118の画面2.21〜2.24)に分
けられ、画面内のメニューボタンで選択される。初めは
病状画面が表示される。
【0505】各画面では、患者情報ファイルより以下の
データを読み出し表示する。 病状:「主たる傷病名」、「現在の病状・治療状態」、
「感染症」 薬剤・機器:「投与薬剤」、「装着機器」 ADL:「痴呆の状況」、「寝たきり度」、「特記事
項」 病歴・生活歴:「既往歴」、「生活歴」 なお、「痴呆の状況」と「寝たきり度」は、グレードと
その基準説明が表示される。
【0506】2.2.3 医師指示 図119の画面2.3のように、患者情報ファイル内の
「医師の指示」をテキストそのままで表示する。
【0507】2.2.4 看護情報 看護情報はさらにこの内部で、サマリー、目標、問題
点、解決策、平常値、時間外指示の6つのメニュー(図
120〜図125の画面2.41〜2.46)に分け、
それぞれのボタンでそれぞれの画面を選択する。初めは
サマリーが表示される。
【0508】問題点以外のそれぞれの画面の表示データ
は患者情報ファイル内の以下のデータである。問題点
は、問題点ファイルより呼び出す。
【0509】サマリー :「サマリー」 目標 :「目標」 問題点 :問題点ファイル内の「問題点」の6つそれ
ぞれをリスト表示する。「解決」には、問題が解決して
いる場合右側のフィールドに「解決」と表示する(問題
点ファイルの「解決日」にキャラクターが入っている場
合に表示する)。必ず当月の問題点を表示する。 解決策 :「解決策」、 平常値 :「平常身体情報体温」、「同脈拍」、「同
血圧」、「同排泄」、「その他」 時間外指示:「時間外対応指示」 2.2.5 主治医情報 画面患者情報ファイル内の以下のデータを呼び出し、図
126の画面2.5のように表示する。 表示内容:「主治医名」、「医療機関」、「医療機関住
所」、「医療機関電話番号」、「医療機関FAX番
号」、「緊急時の連絡先」、「不在時の対応法」 緊急時の連絡先、不在時の対応法については、ボタン選
択式として、初めは緊急時の連絡先が表示されている
が、不在時の対応法のボタンが押されるとそちらが表示
される。
【0510】2.2.6 介護者情報 主介護者、副介護者ともにそれぞれの氏名、続柄、年
齢、職業、連絡先を患者情報ファイルより呼び出し、図
127の画面2.6のように表示する。
【0511】患者情報ファイルの介護者区分を読みと
り、これが主介護者、および副介護者を示したレコード
(氏名、続柄、年齢、職業、連絡先)のうち、一番前に
格納されているものを表示する。
【0512】2.2.7 同居者情報 介護者・同居者の区分、氏名、続柄、年齢、職業を患者
情報ファイルより呼び出し、図128の画面2.7のよ
うに表示する。10人分まで表示可能とする。氏名は1
0桁表示として、12桁の前の10桁を表示する。区分
は主介護者:主、副介護者:副、同居者:同と表示す
る。
【0513】2.2.8 ケアサービス情報 さらにメニューとして、スケジュール、各機関情報、凡
例と分ける。それぞれ患者情報ファイルから呼び出し、
図129〜図131の画面2.81〜2.83のように
表示する。
【0514】スケジュール:各曜日ごとのスケジュール
を月曜日から日曜日まで順にリスト表示する。
【0515】各機関情報 :「サービス区分」、「機関
担当者」、「機関名」、「機関連絡先」をリスト表示す
る(ここでは8件とする)。
【0516】凡例 :「凡例」を表示する。
【0517】2.3 訪問記録参照・入力 2.3.1 患者選択 パスワード照合後、および患者選択キー選択時に患者選
択画面(担当者ID時:図132の画面3.1)あるい
は全患者リスト画面(輪番ID時:図147の画面6.
1)が表示される。
【0518】担当者ID使用時は、画面表示時に担当患
者情報インデックスファイルをオープンし、この中の患
者氏名(前6桁のみ)と、次回訪問予定(MM/DDH
H:MM〜HH:MM)を呼び出し表示する。患者名、
もしくは次回訪問予定の上をクリックすると指定された
患者名、次回訪問予定がアクティブになり、さらにクリ
ックすることで選択された患者のデータをオープンす
る。画面は訪問記録/実績選択画面へ遷移する。未選択
状態からダブルクリックでも同様な処理を行う。
【0519】輪番ID時は2.6の緊急対応の項にて説
明する。
【0520】2.3.2 訪問実績選択 実績選択キー、もしくは上記画面からの遷移にて、図1
33の画面3.2が表示される。ここでは選択された患
者の訪問記録インデックスファイルに保存されている、
選択患者の「患者氏名」と、すべての「訪問実績」、
「訪問・TEL区分」、「訪問者名」を呼び出し表示す
る。
【0521】(1)新規入力時 新規にデータを登録する場合は、図133の画面3.2
に配置した新規ボタンを押すと、実績の入力画面(図1
34の画面3.3)へ遷移する。
【0522】同時に内部処理としては、cドライブの訪
問記録ワーキングファイルを新規オープンする。
【0523】さらに前回分のデータを、担当患者情報イ
ンデックスファイルの訪問記録ファイルの既存最新の実
績データのポインタを用いてcドライブにワーキングフ
ァイルとして移す。
【0524】(2)過去データ参照・修正時 過去のデータを参照したり、修正するときは、参照、修
正したい実績の上をクリックすると、対応する訪問記録
ファイルポインタを選択された実績と、その前回につい
て訪問記録インデックスファイルから呼び出す。そして
該当する訪問記録データ2つを呼び出し、それぞれワー
キングファイルとして持つ。
【0525】選択後は身体情報画面(図135の画面
3.4)に遷移する。
【0526】2.3.3 訪問実績・次回予定入力 予定実績のキーを選択するか、実績選択で新規を選択す
るか、日次サマリーで終了キーを選択したときに、予定
実績入力画面(図134の画面3.3)が開く。
【0527】新規の場合は画面の入力セル内に新規ボタ
ンを押した日付(年月日時)を検出し時間は開始時間と
して表示しておく。次回の年月日にも同様に新規の年月
日を表示しておく。
【0528】過去のデータを実績選択で選択した場合は
選択された実績について表示する。次回予定は入力され
ている場合はそのまま表示し、未入力の場合は表示しな
いものとする。
【0529】担当患者の訪問実績(日付・時間)が10
キーにより入力できる。入力セルをクリックすると10
キーが開く。10キーの入力キーを押すと、10キー内
のセルにあった数値が入力セルへコピーされ、同時にカ
ーソルは次(右)のセルへ移動する。
【0530】実績の開始時間まで入力すると一度10キ
ーが閉じられる。続けて入力する際には続きのセルをク
リックする。
【0531】時間は24時間制で入力する。画面にユー
ザに意識させるための表示を行う。訪問/TELの選択
は、デフォルトでは訪問として、訪問が選択された形で
表示する。どちらかが選択できるものとする。
【0532】同行者については、同行者選択のセルをク
リックすると、ログインIDファイルをオープンし、登
録してある担当者の氏名のリストがリストボックスとし
て表示される。ここで氏名を選択しクリックすると、選
択された氏名がセルに取り込まれる。
【0533】登録キーを押すと入力された数値、および
同行者が、該当するファイルのフィールドに書き込まれ
る。
【0534】取消キーではデータは破棄され、セル内は
登録済みデータが再表示される。セルが選択されていれ
ば、そのセル内のみ、選択されてなければ全セルが登録
済みデータの再表示がなされる。
【0535】2.3.4 身体情報参照・入力 以下の項目について、前回を左側、今回の入力欄を右側
に表示する(図135の画面3.4)。 項目:「訪問日」、「訪問者」、「体温」、「脈拍(回
/分、整/不整)」、「血圧(最高/最低)」、「呼
吸」 入力セルは四角で囲うなど、前回の参照とは異なる表示
を行い、ユーザに入力可能セルであることを認識させ
る。
【0536】脈拍には、不整時にチェックするチェック
ボタンを設ける。
【0537】各項目の入力窓をクリックするとカーソル
が点滅し、その状態で10キーを押すことで数値が入力
できる。10キーの入力キーを押すと入力数値がセルへ
入力され、同時に次(右)の項目に移る。
【0538】前回のデータについては参照のみで入力、
編集はできない。
【0539】注目キーが各項目ごとに用意されている。
一度クリックすると、黒塗りの星印が表示され、訪問記
録ファイルの該当セルに注目フラグが立てられる。
【0540】コメントは身体情報全体について2枚まで
書き込むことができる。コメントのタイトルは「身体情
報/コメント」とする。
【0541】登録キーを押すと、入力途中でもセルに入
力されているものがファイルに保存される。
【0542】取消キーを押すと画面上の未登録のデータ
は全て破棄され、登録済みのデータが表示される。セル
が選択されていれば選択されたセルのみ、選択されてい
なければ全部が取消処理される。
【0543】終了キーを押すと、登録済みであればその
まま、なければ確認メッセージ表示後、次画面(訪問記
録/医療処置)へ移る。
【0544】2.3.5 医療処置参照・入力 医療処置項目を図136の画面3.5のように表示す
る。項目内容は、図38に示す選択メニュー一覧表の2
1項目(栄養4項目、排泄6項目等)とする。処置をし
た場合はチェックボタンをクリックするとチェックマー
クが表示される。コメントキーを押すとコメント入力画
面が開き、2枚まで書き込むことができる。タイトルは
「医療処置/コメント」とする。
【0545】前回キーを押すと、同様の画面レイアウト
で前回チェックされた項目にチェックマークを表示す
る。ただし、チェックセルは用意しないで、チェックマ
ークのみを表示する。前回のときはチェック入力はでき
ない。
【0546】登録キーを押すと該当する訪問記録ファイ
ルのフィールドにチェックがあれば1、なければ0を入
力する。画面はそのまま残される。
【0547】取消キーを押すと画面上の全てのチェック
マークが消去され、登録済みの状態に戻される。
【0548】終了キーにより、自動的に訪問記録/看護
内容画面に移る。
【0549】2.3.6 看護内容参照・入力 看護内容項目を図137の画面3.6のように表示す
る。項目内容は図39に示す選択メニュー一覧表の27
項目(観察1項目、清潔11項目等)とする。
【0550】医療処置とほぼ同等である。
【0551】コメントのタイトルは「看護内容/コメン
ト」とする。
【0552】登録、取消、終了キーを押すと、同様にそ
れぞれの処理がなされる。
【0553】2.3.7 看護記録参照・入力 看護記録キーを選択するか、看護内容画面で、終了キー
を選択すると看護記録画面(図138の画面3.7)が
表示される。
【0554】6つの問題点のうち登録済みのものが表示
される。登録済みのものは発生日も表示される。解決日
が入力されたものは、発生日、解決日すべて表示する。
【0555】問題点はダウンロードのモードにより(詳
細は1.8 データベース登録に示した)、当月分と翌
月分2つをクライアントに持つことがある。
【0556】この画面では問題点の編集も可能となる
が、これは処理中(選択中)の訪問記録の日付と同月の
問題点のみとする。訪問記録インデックスファイルの
「問題点リスト対象月」、「問題点リストファイルポイ
ンタ」より対象月を判断し、適切な問題点を呼び出すこ
ととする。
【0557】(1)追加 問題点を追加するときには、追加したいフィールドをク
リックして、その後追加ボタンを押す。入力ボードが開
かれ、20文字を限度に入力できる。入力ボードの入力
キーを押すと、該当セルへ文字が入力される。
【0558】(2)解決 表示されている問題点が解決したときには、問題点表示
フィールドか、解決日のフィールドをクリックし解決ボ
タンを押すと、解決日に該当する訪問記録の訪問日の日
付が入力され、解決日のフィールドに表示される。
【0559】(3)登録 登録キーを押すと、問題点、および発生日、解決日のデ
ータをファイルに書き込む。
【0560】(4)取消 取り消ししたいセルをクリックしてから取消キーを押す
と、編集中のデータは破棄され該当セル(未登録のもの
だけ)には登録済みデータを表示する。クリックされず
に取消キーが押されると、全部登録済みのデータの再表
示が行われる。
【0561】(5)終了 終了キーを押すと次画面(訪問記録/日次サマリー画
面)へ移る。未登録データがある場合は確認として、
「未登録データがあります。登録しますか?」とウィン
ドウ表示してYesの場合は登録して次画面へ、Noの
場合は取り消しして次画面へ移る。
【0562】(6)コメント 各問題点ごとに2枚までコメント入力可能とする。コメ
ントキーを押すと、上記と同様にコメント入力画面(図
139の画面3.9)が開く。このときは、コメントキ
ーを押す前に指定されていた問題点に関連づけられる。
タイトルには関連づけられた問題点タイトルが「#1
○○○○」と表示される。コメント入力可能なのは、問
題点が発生しており、さらに解決していないもののみで
ある。
【0563】(7)その他コメント入力 「その他」の表示領域をクリックすることで、上記と同
様にコメント入力画面が開く。この場合タイトルには
「その他」と表示される。上記問題点以外のコメントを
4ページまで入力できることとする。
【0564】2.3.8 日次サマリー参照・入力 図142の画面3.8のように前回の日次サマリーを上
段に表示し、今回の入力セルを下段に表示する。入力セ
ルをクリックすると入力ボードが開き、20文字以内で
キャラクター入力ができる。入力ボード内で編集を完了
したら入力ボードの入力キーを押すと、入力セル内に文
字が取り込まれる。
【0565】前回取込キーを押すと入力セルに前回の日
次サマリーが取り込まれる。
【0566】登録キーで入力セルの文字がファイルへ書
き込まれる。
【0567】取消では、セル内は消去され登録されてい
る文字が表示される。
【0568】終了キーで予定実績画面へ移る(未登録の
場合は確認メッセージが出る)。
【0569】2.4 申し送り入力 申し送りキーを押すと、宛先指定画面(図143の画面
4.41)を表示する(未読リスト、全リスト、返信、
転送は今回は使用しないものとする)。申し送りの属性
は、申し送りキーを選択する前に選択されていた患者、
実績(訪問記録)となる。宛先指定画面の患者氏名と実
績表示エリアにそれぞれ患者氏名、訪問日時を表示す
る。患者、実績が選択されていないときに申し送りが選
択不可能とする。
【0570】2.4.1 送信件数選択 送信件数選択は1件または2件で、1件を選択すると申
し送りのコメント入力が2頁までとなり、1件を選択す
ると4ページまでとなる。デフォルトでは2件を選択し
ておく。1件を選択し、送信登録を行うとその後は宛先
選択ができなくなる。2件を選択し送信登録を行うと、
次は1件の選択は不可能とし、2件の方があらかじめ選
択された形で固定する。
【0571】2.4.2 宛先選択 自動、手動ボタンを選択するとどちらかに選択される。
【0572】(1)自動設定 自動ボタンをクリックすると自動設定モードになり、図
143の画面4.41のように表示される。同報、実名
の選択ボタンはどちらかが選択可能で、デフォルトでは
実名が選択されている。宛先セルをクリックすると、実
名が選択されていれば宛先実名リストファイル、同報が
選択されていれば宛先同報リストファイルの宛先データ
をリストボックスで表示する。ここで申し送りを送りた
い宛先の上をクリックするとセルに選択された宛先名が
表示され、リストボックスが閉じる。
【0573】(2)手動設定 手動ボタンを押すかと手動設定モードとなり、図144
の画面4.42のように表示される。宛先入力セルをク
リックすると入力ボードが表示され、宛先を敬称を含め
て入力する。FAX番号入力セルを選択すると10キー
が表示され、FAX番号をハイフンは入れずにそのまま
数字のみを10キーで入力する。
【0574】2.4.3 訪問看護記録書IIの添付 訪問看護記録書IIを添付して送付する場合は添付有り
を選択し、添付しないで、申し送りのコメントのみを送
付する場合は添付なしを選択する。デフォルトでは添付
ありを選択しておく。選択されると、選択のフラグ(有
り:1、なし:0)をデータフィールドに持つ。
【0575】2.4.4 コメント入力 ファンクションキーのコメントキーを選択すると、前述
したコメント入力画面(図139の画面3.9)が表示
される。タイトルには「申し送り宛先:○○○○」と宛
先名を含め表示する。前回キーは選択不可、もしくは非
表示とする。
【0576】2.4.5 送信登録 ファンクションキーの登録を押すと、送信登録処理が行
われる。
【0577】自動設定の場合、宛先実名リストファイル
もしくは宛先同報リストファイル(詳細はクライアント
ファイル構造参照)から、選択された宛先の宛先IDを
呼び出し、これを申し送りの属する訪問記録(訪問記録
ワーキングファイル)の申し送りの宛先のフィールド
に、また記録書II添付有無フラグを対応フィールドに
書き込む。1件目のときは申し送り1に、2件目の時は
申し送り2のフィールドに書き込む。
【0578】手動設定の場合は入力された宛先を訪問記
録ワーキングファイルの申し送りの宛先名フィールド
に、FAX番号を直接訪問記録の申し送りの宛先FAX 番
号に、また護記録書II添付有無フラグを対応フィール
ドに書き込む。
【0579】また同時に申し送りインデックスファイル
に宛先、宛先FAX番号、患者氏名、訪問日、記録書有
無、対応する訪問記録のポインタと、申し送り1、2の
有無のフラグを追加保存する。登録数は最大10件と
し、それ以上を登録する場合には「登録できません。通
信してください。」とメッセージを出す。10件目の登
録後も「これ以上登録できません。通信してくださ
い。」と警告メッセージを出す。
【0580】自動設定の場合は宛先選択とコメント、手
動の場合は宛先とFAX番号とコメントが必須入力とな
る。もし未選択、もしくは未入力の場合は登録ボタン選
択時にエラーメッセージを表示し、入力を促す。
【0581】取消キーが押されると、その画面で設定し
ていた宛先は全て破棄され、またその宛先に属して作ら
れていた申し送りコメントが記入されたビットマップフ
ァイル、および訪問記録ファイル内のコメントファイル
名は消去される。登録済みの申し送りもこれにより削除
される。
【0582】図40に、申し送り作成時のファイルの関
係を示す。
【0583】2.5 通信 ここでは、申し送りの送信のみを搭載するものとする
(全データ送信、緊急対応は搭載しないものとする)。
【0584】2.5.1 送信申し送り選択 ST通信キーが押されると、未送信の申し送りリスト画
面(図145の画面5.1)が表示される。申し送りイ
ンデックスファイルを開けて、登録日、宛先、患者名、
訪問日をリスト表示する。送信を希望するデータ(行)
をクリックで選択すると行が強調される。複数指定が可
能。
【0585】全選択ボタンを押すと表示されている全デ
ータが選択される。
【0586】削除したい申し送りを選択し削除ボタンを
押すとリストから削除され、さらに該当する訪問記録フ
ァイル内の申し送りと該当する申し送りのビットマップ
ファイルが削除される。削除の前には「削除されますが
よろしいですか」の確認メッセージを出す(Yes/N
oの選択)。
【0587】2.5.2 通信前処理 通信ボタンを押すと、まずワーキングエリアにある処理
中のデータを全て保存エリアの訪問記録ファイル、ビッ
トマップファイルに書き込む。次にモデム通信インデッ
クスファイルとモデム通信ファイルを作成する。
【0588】申し送り選択画面で選択された申し送りの
対応する訪問記録データを、申し送りインデックスファ
イル内にある訪問記録ファイルポインタを用いて読み出
す。さらに対応する訪問記録ファイルからビットマップ
ファイル名を呼び出し、コメントインデックスファイル
を用いて該当患者のコメントファイルからビットマップ
データを呼び出し、順次モデム通信ファイルに追加して
いく。同時にモデム通信ファイルのポインタ情報をモデ
ム通信インデックスファイルに追加していく。この際フ
ァイルが作成しきれなかったときは「選択数が多すぎま
す。減らしてもう一度通信してください。」と表示し、
未送信データリスト画面に戻る。この処理中「ファイル
作成中です。」とメッセージを表示する。
【0589】2.5.3 通信 モデム通信インデックスファイルとモデム通信ファイル
の作成が完了次第、それぞれを送信しはじめる。作成完
了後「通信を行いますか?」とのメッセージをだし、Y
esであれば通信を開始する。通信エラーが返ってきた
場合は「通信エラーです。モデムを確認してくださ
い。」と表示し、「通信を行いますか?」のメッセージ
画面に戻る。
【0590】このメッセージ画面でnoを選択すると、
通信処理を全て終了し、モデム通信インデックスファイ
ルとモデム通信ファイルを消去する。そして未送信申し
送りリスト画面へ戻る。
【0591】通信中は、ウィンドウ表示で「通信中で
す」とメッセージを出す。
【0592】終了後は「終了しました」とメッセージを
出して未送信申し送りリスト画面を表示する。このとき
送信済みの申し送りインデックス情報は消去する。
【0593】図41に、通信時のファイルの関係を示
す。
【0594】2.6 緊急対応 緊急対応キーを押すと、まずステーションの全患者のリ
スト(図147の画面6.1)が開かれ、該当患者を選
択する。
【0595】2.6.1 全患者選択 図147の画面6.1は全患者の氏名、電話番号、担当
看護婦(主担当者氏名)、担当看護婦電話番号を表示す
る。以上は全患者情報インデックスファイルに格納され
ており、緊急対応キーが押されると、このファイルがオ
ープンされ、この情報を表示する。初めはア行の患者が
50音順に表示されている。下部の50音キーは「あ」
が強調されている。表示しきれない場合はスクロールキ
ーで次ページが表示できる。下部の50音キーを選択す
ると選択されたボタンは強調され、各行の患者が表示さ
れる。該当する患者の行(項目はどれでもよい)を選択
すると、対応する患者IDと患者情報ファイルポインタ
が全患者情報インデックスファイルから呼び出される。
【0596】後の処理は担当患者の選択と同様。
【0597】患者選択後は患者情報/看護情報:時間外
指示画面(図125の画面2.46)が表示される。
【0598】このあとは自由に患者情報を参照すること
が可能。ただし、患者選択キーが選択されたときは全患
者リスト画面(図147の画面6.1)が表示される。
【0599】2.7 その他 その他キーを選択すると図148の画面7.1のように
メニューのみを表示する。
【0600】2.7.1 バックアップ読み込み バックアップ読み込みキーを選択すると、図149の画
面7.2のようにバックアップの方向性を示す画面と表
示し、Yesを押すと、バックアップ確認のウィンドウ
(図150の画面7.21)が開き「バックアップを開
始します。」と表示し、Yesで実行する。
【0601】バックアップの処理はEドライブにカード
内のデータをBドライブに上書きする。カードが入って
いない場合は読み込みエラーを検出し、これによりバッ
クアップ作業を終了しその他メニューに戻る。確認ウィ
ンドウのNoボタンでも同様にその他メニューに戻る。
【0602】2.7.2 バックアップ書き込み バックアップ書き込みキーを選択すると、図151の画
面7.3のようにバックアップの方向性を示す画面と表
示し、Yesを押すと、バックアップ確認のウィンドウ
が開き「バックアップを開始します。」と表示し、Ye
sで実行する。バックアップ書き込み処理とはBドライ
ブのデータをEドライブに上書きする。カードが入って
なければ書き込みエラーを検出してバックアップ作業を
終了しその他メニューに戻る。確認ウィンドウのNoボ
タンでも同様にその他メニューに戻る。
【0603】2.7.3 通信環境設定 サーバーへの通信の環境設定として、各種通信条件を設
定する。
【0604】ここで、各図に、本実施形態に係るサー
バ、PDAにおける画面遷移図、各画面の例を示す。
【0605】図42〜図58に、本実施形態に係るサー
バの画面遷移図を示す。
【0606】図42は、全体の流れの画面遷移図であ
る。
【0607】図43は、月次処理管理画面の画面遷移図
である。
【0608】図44は、日次処理管理画面の画面遷移図
である。
【0609】図45は、訪問記録画面の画面遷移図であ
る。
【0610】図46は、訪問記録画面の画面遷移図であ
る。
【0611】図47は、患者情報画面の画面遷移図であ
る。
【0612】図48は、患者情報画面の画面遷移図であ
る。
【0613】図49は、宛先管理画面の画面遷移図であ
る。
【0614】図50は、業務管理ファイル入力画面の画
面遷移図である。
【0615】図51は、寝たきり度ファイルボタン選択
の画面遷移図である。
【0616】図52は、痴呆状態ファイルボタンの画面
遷移図である。
【0617】図53は、元号管理ファイルボタンの画面
遷移図である。
【0618】図54は、看護ステーション情報ファイル
ボタンの画面遷移図である。
【0619】図55は、同報宛先ファイルボタンの画面
遷移図である。
【0620】図56は、ユーザ管理画面の画面遷移図で
ある。
【0621】図57は、システム管理画面表示の画面遷
移図である。
【0622】図58は、メイン辞書管理画面表示の画面
遷移図である。
【0623】図59〜図101に、本実施形態に係るサ
ーバにおける画面例を示す。
【0624】図59は、メイン画面(アプリケーション
起動前)である。
【0625】図60は、メイン画面(アプリケーション
起動後)である。
【0626】図61は、システム管理メニュー画面であ
る。
【0627】図62は、業務管理メニュー画面である。
【0628】図63は、対象データベース選択画面であ
る。
【0629】図64は、患者情報入力/基本情報の画面
である。
【0630】図65は、患者情報入力/病状病歴の画面
である。
【0631】図66は、患者情報入力/ADLの画面で
ある。
【0632】図67は、患者情報入力/主治医情報の画
面である。
【0633】図68は、患者情報入力/看護情報の画面
である。
【0634】図69は、患者情報入力/介護者同居者の
画面である。
【0635】図70は、患者情報入力/介護者同居者/
連絡先図71は、患者情報入力/ケアサービスの画面で
ある。
【0636】図72は、患者情報入力/問題点の画面で
ある。
【0637】図73は、患者情報入力/保険情報の画面
である。
【0638】図74は、患者情報入力/訪問終了の画面
である。
【0639】図75は、訪問記録入力/予定実績の画面
である。
【0640】図76は、訪問記録入力/身体情報の画面
である。
【0641】図77は、訪問記録入力/医療処置の画面
である。
【0642】図78は、訪問記録入力/看護内容の画面
である。
【0643】図79は、訪問記録入力/看護記録の画面
である。
【0644】図80は、訪問記録入力/日次サマリーの
画面である。
【0645】図81は、訪問記録入力/看護日誌の画面
である。
【0646】図82は、訪問記録入力/看護記録/コメ
ントの画面である。
【0647】図83は、業務管理ファイル入力画面であ
る。
【0648】図84は、宛て先マスター入力画面であ
る。
【0649】図85は、寝たきり度ファイル入力画面で
ある。
【0650】図86は、痴呆度ファイル入力画面であ
る。
【0651】図87は、医療処置選択情報ファイル入力
画面である。
【0652】図88は、看護内容選択情報ファイル入力
画面である。
【0653】図89は、元号管理ファイル入力画面であ
る。
【0654】図90は、訪問ステーション情報ファイル
入力画面である。
【0655】図91は、宛先同報ファイル入力画面であ
る。
【0656】図92は、メイン辞書ファイル登録画面/
単語である。
【0657】図93は、メイン辞書ファイル登録画面/
図形である。
【0658】図94は、宛先同報ファイル入力画面/宛
先入力画面である。
【0659】図95は、サーバ側環境ファイル入力画面
である。
【0660】図96は、ユーザマスター入力画面であ
る。
【0661】図97は、日次業務画面である。
【0662】図98は、日次帳票出力画面である。
【0663】図99は、月次業務画面である。
【0664】図100は、月次帳票再出力指示画面であ
る。
【0665】図101は、翌月ファイルダウンロード指
示画面である。
【0666】図102〜図110に、本実施形態に係る
クライアントの画面遷移図を示す。図102は、立ち上
げ処理の画面遷移図(1)である。
【0667】図103は、患者情報の画面遷移図(2)
である。
【0668】図104は、患者情報の画面遷移図(2)
である。
【0669】図105は、訪問記録の画面遷移図(3)
である。
【0670】図106は、訪問記録の画面遷移図(3)
である。
【0671】図107は、申し送りの画面遷移図(4)
である。
【0672】図108は、ST通信の画面遷移図(5)
である。
【0673】図109は、緊急対応の画面遷移図(6)
である。
【0674】図110は、その他の画面遷移図(7)で
ある。
【0675】図111は、本実施形態に係るクライアン
トにおける終了時処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【0676】図112は、本実施形態に係るクライアン
トにおけるファイル書き込みエラー処理の手順を示すフ
ローチャートである。
【0677】図113〜図151に、本実施形態に係る
クライアントにおける画面例を示す。
【0678】図113は、利用者ID・パスワード入力
画面(画面1.1)である。
【0679】図114は、患者情報/基本情報画面(画
面2.1)である。
【0680】図115は、患者情報/病状病歴画面
(1:病状)(画面2.21)である。図116は、患
者情報/病状病歴画面(2:薬剤・機器)(画面2.2
2)である。
【0681】図117は、患者情報/病状病歴画面
(3:ADL)(画面2.23)である。
【0682】図118は、患者情報/病状病歴画面
(4:病歴・生活歴)(画面2.24)である。
【0683】図119は、患者情報/医師指示画面(画
面2.3)である。
【0684】図120は、患者情報/看護情報画面
(1:サマリー)(画面2.41)である。
【0685】図121は、患者情報/看護情報画面
(2:目標)(画面2.42)である。図122は、患
者情報/看護情報画面(3:問題点)(画面2.43)
である。
【0686】図123は、患者情報/看護情報画面
(4:解決策)(画面2.44)である。
【0687】図124は、患者情報/看護情報画面
(5:平常身体情報)(画面2.45)である。
【0688】図125は、患者情報/看護情報画面
(6:時間外対応指示)(画面2.46)である。
【0689】図126は、患者情報/主治医情報画面
(画面2.5)である。
【0690】図127は、患者情報/介護者情報画面
(画面2.6)である。
【0691】図128は、患者情報/同居者情報画面
(画面2.7)である。
【0692】図129は、患者情報/ケアサービス情報
画面(1:スケジュール)(画面2.81)である。
【0693】図130は、患者情報/ケアサービス情報
画面(2:各機関情報)(画面2.82)である。
【0694】図131は、患者情報/ケアサービス情報
画面(3:凡例)(画面2.83)である。
【0695】図132は、訪問記録/患者選択画面(画
面3.1)である。
【0696】図133は、訪問記録/実績選択画面(画
面3.2)である。
【0697】図134は、訪問記録/予定実績画面(画
面3.3)である。
【0698】図135は、訪問記録/身体情報画面(画
面3.4)である。
【0699】図136は、訪問記録/医療処置画面(画
面3.5)である。
【0700】図137は、訪問記録/看護内容画面(画
面3.6)である。
【0701】図138は、訪問記録/看護記録画面(画
面3.7)である。
【0702】図139は、訪問記録/コメント入力画面
(画面3.9)である。
【0703】図140は、訪問記録/コメント入力画面
(前回取り込み画面)(画面3.91)である。
【0704】図141は、訪問記録/コメント入力画面
(辞書表示状態)(画面3.92)である。
【0705】図142は、訪問記録/日次サマリー画面
(画面3.8)である。
【0706】図143は、申し送り/宛先指定画面
(1:自動設定)(画面4.41)である。
【0707】図144は、申し送り/宛先指定画面
(2:手動設定)(画面4.42)である。
【0708】図145は、ST通信/送信リスト(画面
5.1)である。
【0709】図146は、ST通信/送信リスト(画面
5.1)における通信確認メッセージ(画面5.2)で
ある。
【0710】図147は、緊急対応/全患者リスト画面
(画面6.1)である。
【0711】図148は、その他/メニュー画面(画面
7.1)である。
【0712】図149は、その他/バックアップ読み込
み画面(画面7.2)である。
【0713】図150は、その他/バックアップ読み込
み画面におけるバックアップ確認メッセージ(画面7.
21)である。
【0714】図151は、その他/バックアップ書き込
み画面(画面7.3)である。
【0715】以下では、本実施形態に係るサーバ、PD
Aにおいて使用される各データベースの構造について説
明する。
【0716】まず、サーバ側について説明する。
【0717】・マスターファイル ユーザマスターファイルは、ユーザID、パスワード、
輪番FLG(1:輪番、0:担当者)、ユーザカナ名
称、ユーザ名称、ユーザ電話番号、ユーザFAX番号、
ユーザ住所、ユーザ連絡先、ユーザ年齢、ユーザ職業コ
ード(1:保健所、2:看護婦、3:准看護婦、4:理
学療法士、5:作業療法士)、ユーザ勤務状態(1:常
勤、2:非常勤)、担当患者IDからなる。
【0718】寝たきり度ファイルは、寝たきり度コー
ド、寝たきり度説明からなる。
【0719】痴呆の状況ファイルは、痴呆の状況コー
ド、痴呆の状況説明からなる。
【0720】医療処置選択ファイルは、医療処置コー
ド、医療処置名称からなる。
【0721】看護内容選択情報ファイルは、看護内容コ
ード、看護内容名称からなる。
【0722】元号管理ファイルは、元号区分(M:明
治、T:大正、S:昭和、H:平成)、元号名称からな
る。
【0723】訪問看護ステーション情報ファイルは、訪
問看護ステーションID、訪問看護ステーション名、管
理者氏名、都道府県コード、市区コード、訪問看護ステ
ーション住所、訪問看護ステーション電話番号、訪問看
護ステーションFAX番号からなる。
【0724】業務管理ファイルは、最終締年月管理、カ
レントファイル管理からなる。
【0725】宛て先マスターは、担当者ID(主キー重
複可)、宛先ID(主キー重複不可)、宛先名(略
称)、宛先FAX番号からなる。
【0726】宛先同報リストは、宛先同報ID(主キー
重複可)、宛先同報名(略称)、宛先同報名(殿、様ま
で入力)、宛先同報FAX番号からなる。
【0727】宛先同報ヘッダは、同報ID、同報名、宛
先同報IDリストからなる。
【0728】前月最終週レセプトカウント数は、患者I
D(主キー)、最終週訪問回数、前月特別指示年月日か
らなる。
【0729】出力帳票設定は、日次帳票、月次帳票から
なる。
【0730】発番管理ファイルは、患者ID発番管理、
宛て先ID発番管理、同報ID発番管理からなる。
【0731】・データファイル 患者情報ファイルは、患者ID(主キー)、患者氏名、
患者氏名フリガナ、患者生年月日、患者年齢、患者性
別、患者住所、患者電話番号、患者FAX番号、住居位
置(最寄り駅、目印など)、患者職業、提出先市町村
名、保険資格フラグ、老人保険資格フラグ、公費1資格
フラグ、公費2資格フラグ、初回訪問年月日、情報提供
療養費加算開始年月、訪問開始年月日、退院時共同指導
加算フラグ、訪問開始前居場所、機関名、末期悪性腫瘍
フラグ、厚生大臣の定める疾患フラグ、ターミナルケア
加算フラグ(ON:死亡年月日、時分を入力)、死亡年
月日、24時間連続体制加算フラグ、特別地域加算フラ
グ、主担当者ID、主担当者氏名、現在の病状・治療状
態、投与薬剤フラグ、装着機器フラグ、痴呆の状況フラ
グ、寝たきり度コード、ADL状況/移動(1:自立、
2:一部介助、3:全面介助)、ADL状況/排泄
(1:自立、2:一部介助、3:全面介助)、ADL状
況/着替(1:自立、2:一部介助、3:全面介助)、
ADL状況/食事(1:自立、2:一部介助、3:全面
介助)、ADL状況/入浴(1:自立、2:一部介助、
3:全面介助)、ADL状況/整容(1:自立、2:一
部介助、3:全面介助)、ADL特別事項、生活歴、看
護サマリ、目標、解決策、平常身体情報/体温、平常身
体情報/血圧、平常身体情報/脈拍、平常身体情報/排
泄、平常身体情報/その他、時間外対応指示、問題点
1、問題点1/発生日、問題点1/解決日、問題点2、
問題点2/発生日、問題点2/解決日、問題点3、問題
点3/発生日、問題点3/解決日、問題点4、問題点4
/発生日、問題点4/解決日、問題点5、問題点5/発
生日、問題点5/解決日、問題点6、問題点6/発生
日、問題点6/解決日からなる。
【0732】訪問記録ファイルは、患者ID、患者氏
名、訪問記録レコードID、訪問・TEL区分(1:訪
問、0:TEL)、訪問者ID(訪問者ID、同行者I
D(MAX2人まで))、訪問者名(訪問者名、同行者
名(MAX2人まで))、訪問年月日、訪問週・曜日、
訪問開始時刻、訪問終了時刻、次回訪問予定年月日、次
回訪問開始予定時間、次回訪問終了予定時間、血圧/最
高値、血圧/最低値、血圧/注目、脈拍/数、脈拍/整
/不正、脈拍/注目、呼吸/数、呼吸/注目、体温/
数、体温/注目、体温/コメント1、体温/コメント
2、医療処置/選択、医療処置/コメント1、医療処置
/コメント2、医療処置/注目、看護内容/選択、看護
内容/コメント1、看護内容/コメント2、看護内容/
注目、問題点1/コメント1、問題点1/コメント2、
問題点1/注目、問題点2/コメント1、問題点2/コ
メント2、問題点2/注目、問題点3/コメント1、問
題点3/コメント2、問題点3/注目、問題点4/コメ
ント1、問題点4/コメント2、問題点4/注目、問題
点5/コメント1、問題点5/コメント2、問題点5/
注目、問題点6/コメント1、問題点6/コメント2、
問題点6/注目、その他/コメント1、その他/コメン
ト2、その他/コメント3、その他/コメント4、日次
サマリー、日次サマリー/注目、申し送り1/送信日、
申し送り1/宛先、申し送り1/宛先FAX番号、申し
送り1/記録書II添付フラグ(0:添付ファイル無
し、1:添付ファイル有り)、申し送り1/コメント
1、申し送り1/コメント2、申し送り1/コメント
3、申し送り1/コメント4、申し送り1/注目、申し
送り2/送信日、申し送り2/宛先、申し送り2/宛先
FAX番号、申し送り2/記録書II添付フラグ(0:
添付ファイル無し、1:添付ファイル有り)、申し送り
2/コメント1、申し送り2/コメント2、申し送り2
/注目、基本料、交通費、その他利用料、レセプト対象
フラグ(0:対象外、1:対象)、確認フラグ(0:未
確認、1:確認)からなる。
【0733】保険情報ファイルは、患者ID(主キ
ー)、保険者番号、保険区分、被保険者記号・番号、資
格取得日、有効期限、保険者、被保険者氏名、続柄、自
己負担割合からなる。
【0734】老人保険情報ファイルは、患者ID(主キ
ー)、市町村番号、受給者番号、資格取得日、有効期限
からなる。
【0735】公費情報ファイルは、患者ID、公費情報
区分(1:公費1、2:公費2)、負担者番号、公費区
分、受給者番号、資格取得日、有効期限からなる。
【0736】医師からの情報ファイルは、患者ID(主
キー)、主治医名、医師の指示、指示年月日、特別指示
年月日、医療機関、医療機関住所、医療機関電話番号、
医療機関FAX番号、緊急時の連絡先、不在時の対応法
からなる。
【0737】主たる症病名ファイルは、患者ID(主キ
ー)、主たる症病名からなる。
【0738】投与中の薬剤ファイルは、患者ID(主キ
ー)、薬剤からなる。
【0739】装着医療機器等ファイルは、患者ID(主
キー)、機器名称からなる。
【0740】既往歴フィルは、患者ID(主キー)、既
往症名からなる。
【0741】感染症ファイルは、患者ID(主キー)、
感染症名からなる。
【0742】介護者/同居者ファイルは、患者ID(主
キー)、介護者区分(1:主介護者、2:副介護者、
3:同居者)、介護者氏名、介護者年齢、介護者続柄、
介護者職業、介護者連絡先からなる。
【0743】ケアサービススケジュールファイルは、患
者ID(主キー)、曜日区分(1:日、2:月、3:
火、4:水、5:木、6:金、7:土)、スケジュール
からなる。
【0744】各機関情報ファイルは、患者ID(主キ
ー)、サーブ区分(略称で入力)、機関担当者、機関
名、機関連絡先からなる。
【0745】凡例ファイルは、患者ID(主キー)、凡
例からなる。
【0746】患者の居場所ファイルは、居場所、名称か
らなる。
【0747】・ビットマップファイル 問題事項用データ(ビットマップ形式データ) 申し送り用データ(ビットマップ形式データ) コメント用データ(ビットマップ形式データ) 次に、PDA側について説明する。
【0748】(Bドライブ) ・IDファイル ユーザIDファイル(PDAにて規定)は、機器番号、
ユーザID、ユーザ名、パスワード、パスワードフラ
グ、連動処理不可フラグ、システムバージョン、通信プ
ログラムバージョン、外字ファイルバージョン、ユーザ
プログラムバージョンからなる。
【0749】ログインIDファイルは、ログイン(輪番
と担当者:1)、ユーザID(登録された全担当者+輪
番ID)、ユーザ氏名、ユーザパスワードを必要数繰り
返したものからなる。
【0750】・インデックスファイル 担当患者情報インデックスファイルは、ユーザIDと、
患者IDから患者氏名、次回訪問予定年月日時、全患者
情報ファイルポインタまでを必要数繰り返したものとか
らなる。
【0751】全患者情報インデックスファイルは、患者
ID、患者氏名、患者氏名フリガナ、患者電話番号、主
担当者氏名、主担当者電話番号、患者情報ファイルポイ
ンタまでを必要数繰り返したものからなる。
【0752】訪問記録インデックスファイルは、前回分
の新規フラグ(前回:1、新規:0)から患者ID、問
題点リスト1/対象月、問題点リスト1/ファイルポイ
ンタ、問題点リスト2/対象月、問題点リスト2/ファ
イルポインタ、訪問実績、訪問・TEL区分、訪問者
名、訪問ファイル記録ポインタまでを全患者分について
繰り返したものと、今回分の新規フラグ(前回:1、新
規:0)から患者ID、訪問実績、訪問・TEL区分、
訪問者名、訪問ファイル記録ポインタまでを全患者分に
ついて繰り返したものとからなる。
【0753】コメントインデックスファイルは、新規フ
ラグ(前回:1、新規:0)、ビットマップファイル
名、コメントファイル名、コメントファイルポインタを
必要数繰り返したものからなる。
【0754】申し送りインデックスファイルは、登録
日、宛先、宛先FAX番号、患者氏名、記録書有無、申
し送り判別フラグ(申し送り1:1、申し送り2:
2)、訪問記録ファイルポインタを必要数繰り返したも
のからなる。
【0755】単語メイン辞書インデックスファイルは、
表示タイトル、読み仮名、メイン辞書ファイルポインタ
を必要数繰り返したものからなる。
【0756】短文メイン辞書インデックスファイルは、
表示タイトル、読み仮名、メイン辞書ファイルポインタ
を必要数繰り返したものからなる。
【0757】図形メイン辞書インデックスファイルは、
表示タイトル、読み仮名、メイン辞書ファイルポインタ
を必要数繰り返したものからなる。
【0758】宛先同報リストファイルは、宛先同報I
D、宛先同報名を必要数繰り返したものからなる。
【0759】宛先実名リストファイルは、宛先実名I
D、宛先氏名、宛先FAX番号を必要数繰り返したもの
からなる。
【0760】・データファイル 患者情報ファイル:全患者の患者情報レコード(=患者
情報ワーキングファイル)の集合ファイル 訪問記録ファイル:全患者の訪問記録レコード(=訪問
記録ワーキングファイル)と問題点レコード(=問題点
ワーキングファイル)の混合集合ファイル コメントファイル(患者ごと):各患者ごとの、訪問記
録のコメントとして書かれたビットマップファイルの集
合ファイル その他に、メイン辞書ファイルがある。
【0761】・その他 環境ファイルは、予備領域ファイル削除済フラグを必要
数繰り返したものからなる。
【0762】予備領域ファイルは、予備領域(サイズは
サーバにて任意に設定可能)からなる。
【0763】(Cドライブ) ・インデックスファイル モデム通信インデックスファイルは、登録日、宛先、宛
先FAX番号、記録書有無、モデム通信ファイルポイン
タを必要数繰り返したものからなる。
【0764】・データファイル モデム通信ファイル:モデム通信の送信回ごとの送信さ
れる問題点と訪問記録とビットマップファイルの集合フ
ァイル ・ワーキングファイル(レコード) ワーキングファイルには、患者情報ワーキングファイ
ル、訪問記録ワーキングファイル(前回分+今回分)、
問題点ワーキングファイル、ビットマップファイルがあ
る。
【0765】ビットマップファイルは、本実施形態で
は、縦57.2mm、横87.36mm、縦220ドッ
ト、横336ドット、9240バイトとする。
【0766】患者情報ワーキングファイルは、基本情報
(患者ID、患者氏名、患者氏名フリガナ、患者生年月
日、患者年齢、患者性別、患者住所、患者電話番号、患
者FAX番号、住居位置、主担当者ID、主担当者氏
名)と、病状病歴(主たる傷病名(患者IDをキーに主
たる傷病名データベースを検索)、現在の病状・治療状
態、感染症(患者IDをキーに感染症データベースを検
索)、投与中の薬剤(患者IDをキーに投与中の薬剤デ
ータベースを検索)、装着医療機器等(患者IDをキー
に装着医療機器等データベースを検索)、痴呆の状況コ
ード、痴呆の状況説明(痴呆の状況コードに対応する説
明)、寝たきり度コード、寝たきり度説明(寝たきり度
コードに対応する説明)、ADL特記、既往歴(患者I
Dをキーに主たる既往歴データベースを検索)、生活
歴)と、医師指示(医師の指示(患者IDをキーに医師
からの情報データベースを検索))と、看護情報(看護
サマリ、看護目標、解決策、平常身体情報/体温、平常
身体情報/血圧、平常身体情報/脈拍、平常身体情報/
排泄、平常身体情報/その他、時間外対応指示)と、主
治医(主治医名、医療機関、医療機関住所、医療機関電
話番号、医療機関FAX番号、緊急時の連絡先、不在時
の対応法(以上、患者IDをキーに医師からの情報デー
タベースを検索)と、主介護者(介護者区分、副介護
者、介護者氏名、同居者、介護者年齢、介護者続柄、介
護者職業、介護者連絡先(ここでは、以上を最大10
組;患者IDをキーに介護者/同居者データベースを検
索))、ケアサービス(スケジュール月、スケジュール
火、スケジュール水、スケジュール木、スケジュール
金、スケジュール土、スケジュール日(以上、患者ID
をキーにケアサービススケジュールデータベースを検
索)、サービス略称、機関担当者、機関名、機関連絡先
(ここでは、以上を最大8組;患者IDをキーに各機関
情報データベースを検索)、凡例(患者IDをキーに凡
例データベースを検索))からなる。
【0767】問題点ワーキングファイルは、患者ID、
対象月、問題点1、問題点1/発生日、問題点1/解決
日、問題点2、問題点2/発生日、問題点2/解決日、
問題点3、問題点3/発生日、問題点3/解決日、問題
点4、問題点4/発生日、問題点4/解決日、問題点
5、問題点5/発生日、問題点5/解決日、問題点6、
問題点6/発生日、問題点6/解決日からなる。
【0768】発生日と解決日は、データベースのDAT
AをYYYY/MM/DDに変換する。
【0769】訪問記録ワーキングファイルは、訪問記録
ファイルポインタ、患者ID、患者氏名、予定実績(訪
問記録レコードID、訪問・TEL区分、訪問者ID
(対応者IDより呼び出し(10進))、訪問者名(対
応者IDより呼び出し)、同行者ID(対応者IDより
呼び出し(10進))、同行者氏名(対応者IDより呼
び出し))、訪問年、訪問月、訪問日(以上、データベ
ースの訪問年月日より呼び出し)、訪問開始時間、訪問
開始分(以上、データベースの訪問開始時間より呼び出
し)、訪問終了時間、訪問終了分(以上、データベース
の訪問終了時間より呼び出し)、次回訪問予定年、次回
訪問予定月、次回訪問予定日(以上、データベースの次
回訪問予定年月日より呼び出し)、次回訪問予定開始時
間、次回訪問予定開始分(以上、データベースの次回訪
問予定開始時間より呼び出し)、次回訪問予定終了時
間、次回訪問予定終了分(以上、データベースの次回訪
問予定終了時間より呼び出し)、身体情報(体温/数
値、体温/注目、血圧/最高値、血圧/最低値、血圧/
注目、脈拍/数値、脈拍/整/不正、脈拍/注目、呼吸
/数値、呼吸/注目、身体情報/コメント1、身体情報
/コメント2)、医療処置(医療処置/選択、医療処置
/コメント1、医療処置/コメント2、医療処置/注
目)、看護内容(看護内容/選択、看護内容/コメント
1、看護内容/コメント2、看護内容/注目)、問題点
1(問題点1/コメント1、問題点1/コメント2、問
題点1/注目)、問題点2(問題点2/コメント1、問
題点2/コメント2、問題点2/注目)、問題点3(問
題点3/コメント1、問題点3/コメント2、問題点3
/注目)、問題点4(問題点4/コメント1、問題点4
/コメント2、問題点4/注目)、問題点5(問題点5
/コメント1、問題点5/コメント2、問題点5/注
目)、問題点6(問題点6/コメント1、問題点6/コ
メント2、問題点6/注目)、その他(その他/コメン
ト1、その他/コメント2、その他/コメント3、その
他/コメント4、その他/注目)、日次サマリー(日次
サマリー)、申し送り1(申し送り1/送信日時、申し
送り1/宛先、申し送り1/宛先FAX番号、申し送り
1/記録書II添付フラグ、申し送り1/コメント1、
申し送り1/コメント2、申し送り1/コメント3、申
し送り1/コメント4、申し送り1/注目)、申し送り
2(申し送り2/送信日時、申し送り2/宛先、申し送
り2/宛先FAX番号、申し送り2/記録書II添付フ
ラグ、申し送り2/コメント1、申し送り2/コメント
2、申し送り2/注目)からなる。
【0770】ところで、上記のようにPDAとサーバを
用いて情報を共有化する情報処理システムは、実施の形
態で用いた在宅ケア業務だけでなく、例えばプラントな
どのメンテナンス、保守業務や、警備業務、営業など、
チームを組んで、入れ替わりで出先に向かうような形態
の各種業務支援システムに適応できる。
【0771】業務としてPDAに入力すべき情報を、在
宅ケア業務と同様、定型的なメニュー選択(日常ルーチ
ン業務で決められている項目のチェック)、あるいは数
値入力(計器の目盛りを読み入力)(以上は定型情報)
と、非定型的なコメントおよび申し送りデータ(任意情
報)とに分類し、定型データを非定型データとをリンク
することで、ルーチンの業務をこなす中で自然にコメン
トや申し送りなどの入力が可能となり、スピーディな入
力と参照が可能となる。
【0772】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、その技術的範囲において種々変形して
実施することができる。
【0773】
【発明の効果】本発明によれば、定型情報と自由記述に
よる非定型情報を携帯端末装置からサーバ装置に転送し
て蓄積するシステムにおいて、サーバ装置側で所望の範
囲の定型情報と自由記述による非定型情報を容易に一覧
できる帳票を作成することが可能となる。
【0774】本発明によれば、サーバ装置から切り離さ
れている携帯端末装置において、データ入力時などに容
易に過去のデータを参照することが可能となる。
【0775】本発明によれば、定型情報と自由記述によ
る非定型情報を携帯端末装置からサーバ装置に転送して
蓄積するシステムにおいて、サーバ装置側で所定期間ご
とに前期間のデータベースのバックアップと次期間用の
データベースの作成を容易に管理することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る訪問看護業務支援シ
ステムの構成を示す図
【図2】本システムを使用する訪問看護婦の日次業務の
流れの一例を示す図
【図3】訪問記録データの基本構成例を示す図
【図4】身体情報入力画面の一例を示す図
【図5】医療処置の内容選択画面の一例を示す図
【図6】看護内容の内容選択画面の一例を示す図
【図7】看護記録入力画面の一例を示す図
【図8】コメント入力画面の一例を示す図
【図9】申し送りFAX通信のための宛先指定画面の一
例を示す図
【図10】コメント入力画面にて辞書ウィンドウ画面を
開けている状態を示す図
【図11】コメント入力画面の一例を示す図
【図12】訪問看護記録書II一覧表の出力帳票の一例
を示す図
【図13】本システムの全体構成の一例を示す図
【図14】本システムに関する業務運用フローの流れの
一例を示す図
【図15】初回登録時運用フローの流れの一例を示す図
【図16】通常時運用フローの流れの一例を示す図
【図17】緊急対応運用フローの流れの一例を示す図
【図18】月末処理運用フローの流れの一例を示す図
【図19】モデム通信の概要を示す図
【図20】光通信のイメージを示す図
【図21】光通信の概要を示す図
【図22】アップロードファイルのデータベースへの反
映を示す概念図
【図23】ダウンロードファイルの作成を示す概念図
【図24】ダウンロードファイルの作成を示す概念図
【図25】FAX送信用ファイルの作成を示す概念図
【図26】翌月ファイルの作成を示す概念図
【図27】アップロードファイルのデータベースへの反
映を示す概念図
【図28】ダウンロードファイルの作成を示す概念図
【図29】ダウンロードファイルの作成を示す概念図
【図30】FAX送信用ファイルの作成を示す概念図
【図31】携帯端末装置の基本画面構成例を示す図
【図32】編集キーの選択遷移図を示す図
【図33】クライアントのファイル構成の概念図を示す
【図34】クライアントのファイル構成の概念図を示す
【図35】作業時の患者情報の扱いを示す模式図
【図36】作業時の訪問記録の扱いを示す模式図
【図37】作業時のコメントファイルの扱いを示す模式
【図38】医療処置項目の選択内容例を示す図
【図39】看護内容項目の選択内容例を示す図
【図40】申し送り作成時のファイルの関係を示す図
【図41】通信時のファイルの関係を示す図
【図42】サーバにおける画面遷移(全体の流れ)を示
す図
【図43】サーバにおける画面遷移(月次処理管理画)
を示す図
【図44】サーバにおける画面遷移(日次処理管理画)
を示す図
【図45】サーバにおける画面遷移(訪問記録画面)を
示す図
【図46】サーバにおける画面遷移(訪問記録画面)を
示す図
【図47】サーバにおける画面遷移(患者情報画面)を
示す図
【図48】サーバにおける画面遷移(患者情報画面)を
示す図
【図49】サーバにおける画面遷移(宛先管理画面)を
示す図
【図50】サーバにおける画面遷移(業務管理ファイル
入力画面)を示す図
【図51】サーバにおける画面遷移(寝たきり度ファイ
ルボタン)を示す図
【図52】サーバにおける画面遷移(痴呆状態ファイル
ボタン)を示す図
【図53】サーバにおける画面遷移(元号管理ファイル
ボタン)を示す図
【図54】サーバにおける画面遷移(看護ステーション
情報ファイルボタン)を示す図
【図55】サーバにおける画面遷移(同報宛先ファイル
ボタン)を示す図
【図56】サーバにおける画面遷移(ユーザ管理画面)
を示す図
【図57】サーバにおける画面遷移(システム管理画面
表示)を示す図
【図58】サーバにおける画面遷移(メイン辞書管理画
面表示)を示す図
【図59】サーバにおけるメイン画面(アプリケーショ
ン起動前)の一例を示す図
【図60】サーバにおけるメイン画面(アプリケーショ
ン起動後)の一例を示す図
【図61】サーバにおけるシステム管理メニュー画面の
一例を示す図
【図62】サーバにおける業務管理メニュー画面の一例
を示す図
【図63】サーバにおける対象データベース選択画面の
一例を示す図
【図64】サーバにおける患者情報入力画面(基本情
報)の一例を示す図
【図65】サーバにおける患者情報入力画面(病状病
歴)の一例を示す図
【図66】サーバにおける患者情報入力画面(ADL)
の一例を示す図
【図67】サーバにおける患者情報入力画面(主治医情
報)の一例を示す図
【図68】サーバにおける患者情報入力画面(看護情
報)の一例を示す図
【図69】サーバにおける患者情報入力画面(介護者同
居者)の一例を示す図
【図70】サーバにおける患者情報入力画面(介護者同
居者/連絡先)の一例を示す図
【図71】サーバにおける患者情報入力画面(ケアサー
ビス)の一例を示す図
【図72】サーバにおける患者情報入力画面(問題点)
の一例を示す図
【図73】サーバにおける患者情報入力画面(保険情
報)の一例を示す図
【図74】サーバにおける患者情報入力画面(訪問終
了)の一例を示す図
【図75】サーバにおける訪問記録入力画面(予定実
績)の一例を示す図
【図76】サーバにおける訪問記録入力画面(身体情
報)の一例を示す図
【図77】サーバにおける訪問記録入力画面(医療処
置)の一例を示す図
【図78】サーバにおける訪問記録入力画面(看護内
容)の一例を示す図
【図79】サーバにおける訪問記録入力画面(看護記
録)の一例を示す図
【図80】サーバにおける訪問記録入力画面(日次サマ
リー)の一例を示す図
【図81】サーバにおける訪問記録入力(看護日誌)の
一例を示す図
【図82】サーバにおける訪問記録入力画面(看護記録
/コメント)の一例を示す図
【図83】サーバにおける業務管理ファイル入力画面の
一例を示す図
【図84】サーバにおける宛て先マスター入力画面の一
例を示す図
【図85】サーバにおける寝たきり度ファイル入力画面
の一例を示す図
【図86】サーバにおける痴呆度ファイル入力画面の一
例を示す図
【図87】サーバにおける医療処置選択情報ファイル入
力画面の一例を示す図
【図88】サーバにおける看護内容選択情報ファイル入
力画面の一例を示す図
【図89】サーバにおける元号管理ファイル入力画面の
一例を示す図
【図90】サーバにおける訪問ステーション情報ファイ
ル入力画面の一例を示す図
【図91】サーバにおける宛先同報ファイル入力画面の
一例を示す図
【図92】サーバにおけるメイン辞書ファイル登録画面
(単語)の一例を示す図
【図93】サーバにおけるメイン辞書ファイル登録画面
(図形)の一例を示す図
【図94】サーバにおける宛先同報ファイル入力画面/
宛先入力画面の一例を示す図
【図95】サーバにおけるサーバ側環境ファイル入力画
面の一例を示す図
【図96】サーバにおけるユーザマスター入力画面の一
例を示す図
【図97】サーバにおける日次業務画面の一例を示す図
【図98】サーバにおける日次帳票出力画面の一例を示
す図
【図99】サーバにおける月次業務画面の一例を示す図
【図100】サーバにおける月次帳票再出力指示画面の
一例を示す図
【図101】サーバにおける翌月ファイルダウンロード
指示画面の一例を示す図
【図102】クライアントにおける画面遷移(立ち上げ
処理)を示す図
【図103】クライアントにおける画面遷移(患者情
報)を示す図
【図104】クライアントにおける画面遷移(患者情
報)を示す図
【図105】クライアントにおける画面遷移(訪問記
録)を示す図
【図106】クライアントにおける画面遷移(訪問記
録)を示す図
【図107】クライアントにおける画面遷移(申し送
り)を示す図
【図108】クライアントにおける画面遷移(ST通
信)を示す図
【図109】クライアントにおける画面遷移(緊急対
応)を示す図
【図110】クライアントにおける画面遷移(その他)
を示す図
【図111】クライアントにおける終了時処理を示すフ
ローチャート
【図112】クライアントにおけるファイル書き込みエ
ラー処理を示すフローチャート
【図113】クライアントにおける利用者ID・パスワ
ード入力画面の一例を示す図
【図114】クライアントにおける患者情報/基本情報
画面の一例を示す図
【図115】クライアントにおける患者情報/病状病歴
画面(病状)の一例を示す図
【図116】クライアントにおける患者情報/病状病歴
画面(薬剤・機器)の一例を示す図
【図117】クライアントにおける患者情報/病状病歴
画面(ADL)の一例を示す図
【図118】クライアントにおける患者情報/病状病歴
画面(病歴・生活歴)の一例を示す図
【図119】クライアントにおける患者情報/医師指示
画面の一例を示す図
【図120】クライアントにおける患者情報/看護情報
画面(サマリー)の一例を示す図
【図121】クライアントにおける患者情報/看護情報
画面(目標)の一例を示す図
【図122】クライアントにおける患者情報/看護情報
画面(問題点)の一例を示す図
【図123】クライアントにおける患者情報/看護情報
画面(解決策)の一例を示す図
【図124】クライアントにおける患者情報/看護情報
画面(平常身体情報)の一例を示す図
【図125】クライアントにおける患者情報/看護情報
画面(時間外対応指示)の一例を示す図
【図126】クライアントにおける患者情報/主治医情
報画面の一例を示す図
【図127】クライアントにおける患者情報/介護者情
報画面の一例を示す図
【図128】クライアントにおける患者情報/同居者情
報画面の一例を示す図
【図129】クライアントにおける患者情報/ケアサー
ビス情報画面(スケジュール)の一例を示す図
【図130】クライアントにおける患者情報/ケアサー
ビス情報画面(各機関情報)の一例を示す図
【図131】クライアントにおける患者情報/ケアサー
ビス情報画面(凡例)の一例を示す図
【図132】クライアントにおける訪問記録/患者選択
画面の一例を示す図
【図133】クライアントにおける訪問記録/実績選択
画面の一例を示す図
【図134】クライアントにおける訪問記録/予定実績
画面の一例を示す図
【図135】クライアントにおける訪問記録/身体情報
画面の一例を示す図
【図136】クライアントにおける訪問記録/医療処置
画面の一例を示す図
【図137】クライアントにおける訪問記録/看護内容
画面の一例を示す図
【図138】クライアントにおける訪問記録/看護記録
画面の一例を示す図
【図139】クライアントにおける訪問記録/コメント
入力画面の一例を示す図
【図140】クライアントにおける訪問記録/コメント
入力画面(前回取り込み画面)の一例を示す図
【図141】クライアントにおける訪問記録/コメント
入力画面(辞書表示状態)の一例を示す図
【図142】クライアントにおける訪問記録/日次サマ
リー画面の一例を示す図
【図143】クライアントにおける申し送り/宛先指定
画面(自動設定)の一例を示す図
【図144】クライアントにおける申し送り/宛先指定
画面(手動設定)の一例を示す図
【図145】クライアントにおけるST通信/送信リス
ト画面の一例を示す図
【図146】クライアントにおけるST通信/送信リス
ト画面例での通信確認メッセージを示す図
【図147】クライアントにおける緊急対応/全患者リ
スト画面の一例を示す図
【図148】クライアントにおけるその他/メニュー画
面の一例を示す図
【図149】クライアントにおけるその他/バックアッ
プ読み込み画面の一例を示す図
【図150】クライアントにおけるその他/バックアッ
プ読み込み画面例でのバックアップ確認メッセージを示
す図
【図151】クライアントにおけるその他/バックアッ
プ書き込み画面の一例を示す図
【図152】患者情報リストの出力帳票の一例を示す図
【図153】患者情報リストの各部分の一例を示す図
【図154】患者情報リストの各部分の一例を示す図
【図155】患者情報リストの各部分の一例を示す図
【図156】患者情報リストの各部分の一例を示す図
【図157】患者情報リストの各部分の一例を示す図
【図158】患者情報リストの各部分の一例を示す図
【図159】訪問看護報告書の出力帳票の一例を示す図
【図160】訪問看護計画書の出力帳票の一例を示す図
【図161】訪問看護記録書IIの出力帳票の一例を示
す図
【図162】本発明の実施の形態に係る携帯端末とサー
バとの間のアップロードを説明するための図
【図163】同実施の形態に係る携帯端末とサーバとの
間のダウンロードを説明するための図
【図164】同実施の形態に係るサーバにおける帳票の
出力を説明するための図
【図165】同実施の形態に係る申し送りFAX通信を
説明するための図
【図166】同実施の形態に係るサーバにおける帳票の
出力の処理手順の一例を示すフローチャート
【図167】同実施の形態に係るサーバにおける申し送
りFAX通信の処理手順の一例を示すフローチャート
【図168】同実施の形態に係る携帯端末とサーバとの
間のダウンロードの処理手順の一例を示すフローチャー
【図169】同実施の形態に係るサーバにおける翌月分
の患者情報データベース作成の処理手順の一例を示すフ
ローチャート
【図170】同実施の形態に係るサーバにおける翌月分
の訪問記録データベース作成の処理手順の一例を示すフ
ローチャート
【符号の説明】
100…携帯端末(PDA) 200…サーバ装置 8…プリンタ 10,54…モデム 44…BOX型モデム 12,52…光通信インターフェイスボックス 52…光通信インターフェイスボックス 14,58…電話回線 42…FROMカード 48…ページプリンタ 50…MOドライブ 56…無停電電源装置

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端末装置から所定の手段を介して転送され
    た、予め定められた定型情報およびそれ以外の非定型情
    報をデータベースとして蓄積する手段と、 作成すべき帳票の種類および出力対象について予め定め
    られたフォーマットに基づき、前記データベース内の前
    記定型情報から選択されたものを、帳票中において該定
    型情報の種類により定まる位置に貼り付けるとともに、
    前記データベース内の前記非定型情報から選択されたも
    のを、帳票中において該非定型情報の種類により定まる
    位置に所定の縮小率で貼り付けることにより出力帳票デ
    ータを作成する手段とを備えたことを特徴とする情報管
    理システム。
  2. 【請求項2】端末装置から所定の手段を介して転送され
    た、予め定められた定型情報およびそれ以外の非定型情
    報をデータベースとして蓄積する手段と、 作成すべき帳票の種類および出力対象について予め定め
    られたフォーマットに基づき、前記データベース内の前
    記定型情報から選択されたものを、帳票中において該定
    型情報の種類により定まる位置および該定型情報が入力
    された時刻に関する時間情報により時系列順に定まる位
    置に貼り付けるとともに、前記データベース内の前記非
    定型情報から選択されたものを、帳票中において該非定
    型情報の種類により定まる位置および該非定型情報が入
    力された時刻に関する時間情報により時系列順に定まる
    位置に所定の縮小率で貼り付けることにより出力帳票デ
    ータを作成する手段とを備えたことを特徴とする情報管
    理システム。
  3. 【請求項3】前記定型情報または前記非定型情報のうち
    いずれかについて注目すべき旨の指示情報を付加する手
    段をさらに備え、 前記出力帳票データを作成する手段は、該出力帳票デー
    タに貼り付ける前記定型情報または前記非定型情報のう
    ちのいずれかについて注目すべき旨の指示情報が付加さ
    れている場合、該定型情報または前記非定型情報を貼り
    付ける位置の近傍に注目マークを貼り付ける手段を備え
    たことを特徴とする請求項1または2に記載の情報管理
    システム。
  4. 【請求項4】前記定型情報または前記非定型情報のうち
    いずれかについて注目すべき旨の指示情報を付加する手
    段をさらに備え、 前記出力帳票データを作成する手段は、該出力帳票デー
    タに貼り付ける前記定型情報または前記非定型情報のう
    ちのいずれかについて注目すべき旨の指示情報が付加さ
    れている場合、該定型情報または前記非定型情報を強調
    して表示する手段を備えたことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の情報管理システム。
  5. 【請求項5】前記データベースの新規な分類を設定する
    手段をさらに備え、 前記出力帳票データを作成する手段は、前記分類に入力
    された非定型情報を、該分類ごとに該非定型情報が入力
    された時刻に関する時間情報により時系列順に定まる位
    置に貼り付けるとともに、該非定型情報を貼り付ける位
    置の近傍に対応する前記分類を示す情報を貼り付けるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の情報管理シス
    テム。
  6. 【請求項6】前記端末装置は、ペン入力により予め定め
    られた定型情報およびそれ以外の非定型情報を入力する
    手段を有し、 前記非定型情報のペン入力画面に、入力文字の大きさを
    ガイドするためのガイドラインを表示する手段を備え、 前記所定の縮小率は、前記ガイドラインに従ってペン入
    力された大きさの文字を可読とする範囲内で設定された
    ものであることを特徴とする請求項1または2に記載の
    情報管理システム。
  7. 【請求項7】端末装置から所定の手段を介して転送され
    た、予め定められた定型情報およびそれ以外の非定型情
    報をデータベースとして蓄積し、 作成すべき帳票の種類および出力対象について予め定め
    られたフォーマットに基づき、前記データベース内の前
    記定型情報から選択されたものを、帳票中において該定
    型情報の種類により定まる位置に貼り付けるとともに、
    前記データベース内の前記非定型情報から選択されたも
    のを、帳票中において該非定型情報の種類により定まる
    位置に所定の縮小率で貼り付けることにより出力帳票デ
    ータを作成することを特徴とする情報管理方法。
  8. 【請求項8】端末装置から所定の手段を介して転送され
    た、予め定められた定型情報およびそれ以外の非定型情
    報をデータベースとして蓄積し、 作成すべき帳票の種類および出力対象について予め定め
    られたフォーマットに基づき、前記データベース内の前
    記定型情報から選択されたものを、帳票中において該定
    型情報の種類により定まる位置および該定型情報が入力
    された時刻に関する時間情報により時系列順に定まる位
    置に貼り付けるとともに、前記データベース内の前記非
    定型情報から選択されたものを、帳票中において該非定
    型情報の種類により定まる位置および該非定型情報が入
    力された時刻に関する時間情報により時系列順に定まる
    位置に所定の縮小率で貼り付けることにより出力帳票デ
    ータを作成することを特徴とする情報管理方法。
  9. 【請求項9】端末装置から入力された予め定められた定
    型情報およびそれ以外の非定型情報からなる一纏まりの
    データを、データベースとして蓄積するサーバ装置に所
    定の媒体を介して転送する手段と、 前記データベースに蓄積された最新の前記データを前記
    サーバ装置から前記媒体を介して転送する手段と、 過去に入力された前記データのうち不要なものを削除す
    る手段とを備えたことを特徴とする情報管理システム。
  10. 【請求項10】少なくとも前記定型情報を入力するにあ
    たって該当する項目に対して前回に入力された前記デー
    タを参照するための手段をされに備えたことを特徴とす
    る請求項9に記載の情報管理システム。
  11. 【請求項11】前記参照するための手段は、該当する項
    目に対して前回に入力されたデータを今回の値の入力画
    面と同一画面上に呈示することを特徴とする請求項10
    に記載の情報管理システム。
  12. 【請求項12】前記参照するための手段は、該当する項
    目に対して前回に入力されたデータの表示画面を、今回
    の値の入力画面と同一レイアウトとし、該表示画面と入
    力画面とを指示入力により切り換えて表示することを特
    徴とする請求項10に記載の情報管理システム。
  13. 【請求項13】前記データのうち指示入力された項目に
    ついて、所定の履歴を表示する手段を備えたことを特徴
    とする請求項9または10に記載の情報管理システム。
  14. 【請求項14】端末装置から入力された予め定められた
    定型情報およびそれ以外の非定型情報からなる一纏まり
    のデータを、データベースとして蓄積するサーバ装置に
    所定の媒体を介して転送し、 前記データベースに蓄積された最新の前記データを前記
    サーバ装置から前記媒体を介して転送し、 過去に入力された前記データのうち不要なものを削除す
    ることを特徴とする情報管理方法。
  15. 【請求項15】端末装置から所定の媒体を介して転送さ
    れた、予め定められた定型情報およびそれ以外の非定型
    情報をデータベースとして蓄積する手段と、 第1のデータベースおよび第2のデータベースを保持す
    る手段と、 所定の期間ごとに、前記第1のデータベースおよび前記
    第2のデータベースのうち当該期間において対象とする
    方のデータベースを他方のデータベースに複写し、該複
    写されたデータベースのうち所定の項目についてのみ初
    期化を行うことによって、該他方のデータベースを次の
    期間において対象とするデータベースとする手段を備え
    たことを特徴とするデータベース管理システム。
  16. 【請求項16】当該期間のデータの修正を反映して、次
    の期間のデータを更新する手段を有することを特徴とす
    る請求項15に記載のデータベース管理システム。
  17. 【請求項17】端末装置から所定の媒体を介して転送さ
    れた、予め定められた定型情報およびそれ以外の非定型
    情報をデータベースとして蓄積するデータベース管理方
    法であって、 所定の期間ごとに、前記第1のデータベースおよび前記
    第2のデータベースのうち当該期間において対象とする
    方のデータベースを他方のデータベースに複写し、該複
    写されたデータベースのうち所定の項目についてのみ初
    期化を行うことによって、該他方のデータベースを次の
    期間において対象とするデータベースとすることを特徴
    とするデータベース管理方法。
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