JP2018041236A - 依頼システム及び依頼方法 - Google Patents

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【課題】高齢者等にとって簡単に商品等を依頼できるようにする依頼システム及び依頼方法を提供する。【解決手段】商品等の依頼を行う依頼システム10であって、顧客側にあって、商品等のID情報を送信可能なボタン1と、ボタン1からのID情報を受信し、受信したID情報に基づいて依頼内容を特定して顧客毎に記憶するとともに、依頼先を選択して依頼内容を送信するサーバ2と、依頼先側にあって、サーバからの依頼内容を受信するとともに、依頼内容に対する完了情報をサーバに送信する依頼先側の情報端末3と、を備える。依頼内容は、キャンセル又は訪問依頼を含むことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、高齢者等が簡単に商品等を依頼できる依頼システム及び依頼方法に関するものである。
日本の高齢者率は年々上昇しており、また、高齢者の一人住まい世帯や介護を必要とする高齢者も増加している。このような高齢者にとっては買い物をするにも一苦労で、毎日の食事を宅配に頼ることが多くなってきている。一方では、インターネット技術は進歩し、家に居ながらにしてスマホやパソコンから商品を注文すれば宅配されるようになっている。しかしながら高齢者等の多くは、インターネット技術の恩恵を受けていない。
特許文献1には、スマホやパソコン等の機械に不慣れな高齢者でも端末のボタン操作を通じて簡単に注文情報を発信することができるシステムについて記載されている。
特許文献1:特開2006−350468号公報
しかしながら、特許文献1に記載のものは、簡単にキャンセルできるものではない。高齢者にとっては特に、商品の注文よりもキャンセルすることに躊躇しがちで、定期的に宅配される商品の一時的なキャンセルが言い出せずに無駄になる商品まで配達されてしまうという問題があった。また、身の回り品を注文したいがどの商品を具体的に注文したらよいかを判断できない場合も多く、適切な注文ができないという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決して、高齢者等にとって簡単に商品等を依頼できるようにすることを課題とする。
上記課題を解決するために本発明は、商品等の依頼を行う依頼システムであって、
顧客側にあって、商品等のID情報を送信可能なボタンと、
前記ボタンからの前記ID情報を受信し、受信した前記ID情報に基づいて依頼内容を特定して顧客毎に記憶するとともに、依頼先を選択して前記依頼内容を送信するサーバと、
前記依頼先側にあって、前記サーバからの前記依頼内容を受信するとともに、前記依頼内容に対する完了情報を前記サーバに送信する前記依頼先側の情報端末と、を備え、
前記依頼内容は、キャンセル又は訪問依頼を含むことを特徴とする依頼システムを提供するものである。
この構成により、気軽にキャンセルができるとともに、顧客が欲しい商品を特定しない状態で身の回り品を注文することができ、高齢者等にとって簡単に商品等を依頼できるようにすることができる。
前記サーバは、前記依頼内容又は前記完了情報を予め登録された前記顧客の親族等の情報端末に送信する構成としてもよい。
この構成により、顧客の生活動向を親族等に知らせることができ、高齢者等の見守り効果が期待できる。
前記訪問依頼に対する完了情報には、前記顧客の健康状態に関する情報が含まれる構成としてもよい。
この構成により、顧客の健康状態を見守ることができる。
また、上記課題を解決するために本発明は、商品等の依頼を行う依頼方法であって、
顧客がボタンを操作して、商品等のID情報をサーバに送信する工程と、
前記サーバが、前記ボタンからの前記ID情報を受信し、受信した前記ID情報に基づいて依頼内容を特定して顧客毎に記憶するとともに、依頼先を選択して前記依頼内容を送信する工程と、
依頼先側における情報端末が、前記サーバからの前記依頼内容を受信する工程と、前記依頼内容に対する完了情報を依頼先側の前記情報端末が前記サーバに送信する工程と、を備え、
前記依頼内容は、キャンセル又は訪問依頼を含むことを特徴とする依頼方法を提供するものである。
この構成により、気軽にキャンセルができるとともに、顧客が欲しい商品を特定しない状態で身の回り品を注文することができ、高齢者等にとって簡単に商品等を依頼できるようにすることができる。
前記サーバは、前記依頼内容又は前記完了情報を予め登録された前記顧客の親族等の前記情報端末に送信する工程を備える構成としてもよい。
この構成により、顧客の生活動向を親族等に知らせることができ、高齢者等の見守り効果が期待できる。
前記訪問依頼に対する完了情報には、前記顧客の健康状態に関する情報が含まれる構成としてもよい。
この構成により、顧客の健康状態を見守ることができる。
本発明の依頼システム及び依頼方法により、高齢者等にとって簡単に商品等を依頼できるようにすることができる。
本発明の実施例1における依頼システムの構成を説明する図である。 本発明の実施例1におけるサーバの処理フローを説明する図である。 本発明の実施例3における依頼システムの構成を説明する図である。
本発明の実施例1について、図1、図2を参照して説明する。図1は、本発明の実施例1における依頼システムの構成を説明する図である。図2は、本発明の実施例1におけるサーバの処理フローを説明する図である。
実施例1における依頼システム10は、図1に示すように、高齢者等の顧客側には、商品等のID情報を送信可能なボタン1が設置されている。顧客がボタン1を操作するとID情報を発信しサーバ2が受信する。ID情報は、各顧客宅のどのボタン1なのかがわかるものである。サーバ2は、受信したID情報から依頼内容を特定する。つまり、予め登録されているID−顧客リストから顧客を特定するとともに、ID−商品等リストから商品等を特定する。そして、特定した依頼内容を顧客毎に記憶するとともに、商品等に対応した依頼先を複数の候補から選択して依頼内容を送信する。情報端末3は、依頼先側にあって、サーバ2からの依頼内容を受信するとともに、この依頼内容に対する完了情報をサーバ2に送信する。ここで、商品等とは商品又はサービスを指し、高齢者等とは、高齢者、障害者、又は忙しいか深夜等のため発注業務を実施することが困難な工場の管理者又は労働者を指す。
ボタン1は、例えば、断面30〜40mmφ、高さ10mm程度の円筒形状で、プラスチックからなるケース内に電子回路が組み込まれている。その端面には、円形のスイッチが設けられ、スイッチを押すと図示しないIoTゲートウエイに対してブルートゥース(登録商標)等の無線で通信を行う。また、スイッチの表面には、当該ボタン1が指定する商品の写真が貼られていて、高齢者にとってわかりやすく構成されている。つまり、ボタン1は、商品等毎に顧客宅の関係する場所に設置されているとともに、スイッチ表面の写真で間違うことなく必要な商品等を依頼することができる。
ボタン1は、押す回数によって発信する情報の種類を変えることができる。例えば、1回押すと当該商品の注文、2回押すと当該商品のキャンセル、3回押すと緊急通報等と任意に設定可能である。実施例1においては、ボタン1を1回押すと毎日宅配される食事のキャンセルができるように設定している。そして、ダイニングに置かれたスイッチの表面に貼られた食事風景の写真に「×」のマークが施されている。高齢者等の顧客は、この写真をみることにより、食事宅配のキャンセルができるボタンであることを容易に認識することができる。
なお、実施例1においては、ボタン1を上記のような構成としたが、必ずしもこれに限定されず、ボタン数が1個で、用途がわかりやすく簡単に操作できるものであればよい。
高齢者等の顧客は、この食事宅配キャンセルのボタン1を1回押すことにより、その日の食事宅配をキャンセルすることができる。従来は、電話で宅配業者にキャンセルを連絡する必要があった。しかし、注文に対してキャンセルの電話は敷居が高く、億劫となって無駄になることを承知でキャンセルしないことがあったが、このボタン1を押すだけでその日のキャンセルができるので、食事の無駄がなくなり、また、顧客の精神的なストレスも解消することができる。
ボタン1は、スイッチが押されれば、顧客宅の内部に設置された図示しないIoTゲートウエイに対してブルートゥース(登録商標)等の無線で通信を行い、実施例1においてはキャンセルに係る依頼内容を意味する商品等のID情報を発信する。このID情報には、商品等のID情報の他に顧客情報を含めるようにしてもよい。IoTゲートウエイは、ひかりBOX(登録商標)やスマホ等で構成することができる。IoTゲートウエイは、ボタン1からのID情報を受信した場合、直ちにインターネットを介して、そのID情報をサーバ2に送信する。
サーバ2がインターネットを介してIoTゲートウエイから送信されたID情報を受信すると、そのID情報から顧客、商品等、注文/キャンセルを予め記憶されている情報に基づいて分析してその依頼内容を特定し、必要な処理を実行する。図2を参照しながら処理の詳細を説明する。図2は、本発明の実施例1におけるサーバの処理フローを説明する図である。
まず、サーバ2がID情報を受信する(図2(a))。ID情報は、各顧客宅のどのボタン1なのかがわかるものである。サーバ2は、受信したID情報から依頼内容を特定する(図2(b))。つまり、予め登録されているID−顧客リストから顧客を特定するとともに、ID−商品等リストから商品等を特定する。次に、依頼内容が注文なのかキャンセルなのかを特定する(図2(c))。そして、依頼内容が注文であれば、顧客毎に当該商品等の注文情報を記憶し(図2(d))、当該商品等に対応する予め登録されている依頼先から最適な依頼先を選択し、当該商品等の注文情報を送信する(図2(e))。注文情報には、顧客情報、商品等情報が含まれている。また、依頼内容がキャンセルであると判断すれば、顧客毎に当該商品等のキャンセル情報を記憶し(図2(f)、当該商品等の依頼先に対して、当該商品等のキャンセル情報を送信する(図2(g))。
ここで、選択する依頼先とは、当該顧客の居住する地域にあり、当該顧客宅に訪問することが可能な依頼先とし、後述する高齢者等の見守りも実施できるところを依頼先として選択する。
なお、実施例1においては、依頼内容を特定した後、依頼先を選択するようにしたが、ID情報に対応する依頼先を予め選択し登録しておいてもよい。
実施例1においては、顧客が発信する依頼内容は、食事宅配のキャンセルであるので、図2(f)、(g)の工程を実行し、対応する依頼先にその日の食事宅配のキャンセルを伝達する。当該依頼先では、そのキャンセルに基づいて該当の顧客に対するその日の食事宅配を中止する措置をとる。
依頼先はスマホ等の情報端末3を所有しており、サーバ2から送信される情報は、この情報端末3で受信する。また、情報端末3はサーバ2に対して必要な情報を送信する。実施例1においては、受信したキャンセルの依頼内容に対して、配達キャンセルに係る完了情報をサーバ2に対して送信する。注文の依頼内容に対しては、配達後に配達に係る完了情報をサーバ2に対して送信する。
なお、実施例1においては、食事宅配に対するキャンセルだけを依頼内容としたが、必ずしもこれに限定されず、都合により適宜変更することができる。例えば、キャンセルに加えて別の食材の注文をするものであってもよい。
このように実施例1においては、商品等の依頼を行う依頼システムであって、顧客側にあって、商品等のID情報を送信可能なボタンと、前記ボタンからの前記ID情報を受信し、受信した前記ID情報に基づいて依頼内容を特定して顧客毎に記憶するとともに、依頼先を選択して前記依頼内容を送信するサーバと、前記依頼先側にあって、前記サーバからの前記依頼内容を受信するとともに、前記依頼内容に対する完了情報を前記サーバに送信する前記依頼先側の情報端末と、を備え、前記依頼内容は、キャンセル又は訪問依頼を含むことを特徴とする依頼システムにより、キャンセルが容易になり、高齢者等にとって簡単に商品等を依頼できるようにすることができる。
また、商品等の依頼を行う依頼方法であって、顧客がボタンを操作して、商品等のID情報をサーバに送信する工程と、前記サーバが、前記ボタンからの前記ID情報を受信し、受信した前記ID情報に基づいて依頼内容を特定して顧客毎に記憶するとともに、依頼先を選択して前記依頼内容を送信する工程と、依頼先側における情報端末が、前記サーバからの前記依頼内容を受信する工程と、前記依頼内容に対する完了情報を依頼先側の前記情報端末が前記サーバに送信する工程と、を備え、前記依頼内容は、キャンセル又は訪問依頼を含むことを特徴とする依頼方法により、キャンセルが容易になり、高齢者等にとって簡単に商品等を依頼できるようにすることができる。
実施例2は、顧客からの依頼内容が身の回り品の注文をするための訪問依頼である点で実施例1と異なっている。高齢者が一人住まいをしている場合や高齢者同士が同居している場合等は、身の回り品に不足があっても何が不足なのか具体的に特定できないことがある。例えば、部屋の中が暗いな、と思っても、照明器具の故障なのか何らかのスイッチの入れ忘れなのかわからないことがある。実施例2においては、そのような身の回り品の注文に関して、顧客が居住する地域において訪問が可能な依頼先との連携を図るものである。
実施例2におけるボタン1のスイッチ表面には、例えば、照明器具の写真が貼り付けられており、部屋の照明器具スイッチの近くに設置されている。高齢者等の顧客が、身の回り品の不足を感じたら、このボタン1を1回押す。実施例2においては、1回押すと身の回り品を扱う依頼先に対する訪問依頼が発信されるように、予め設定されている。
ボタン1が押されると、IoTゲートウエイを経由してサーバ2に、商品等のID情報が送信され、サーバ2は受信したID情報に基づいて依頼内容を特定し、特定した依頼内容を顧客毎に記憶するとともに、最適な依頼先を選択し、特定した依頼内容を選択した依頼先に送信する。サーバ2から送信された依頼内容は、当該依頼先の情報端末3で受信される。当該依頼先では、受信した依頼内容に基づいて適切な措置をとる。実施例2においては、身の回り品注文のための訪問依頼であり、この場合は街の電器屋が依頼先として選択され、電器屋は一応照明器具や電池等の消耗品を携えて訪問依頼した顧客を訪問する。
身の回り品に不足を感じて依頼をした顧客も部屋が暗い原因が何なのか理解していない。電器屋が顧客を訪問して事情を聞いて、まず、部屋が暗い原因を調査する。そして、原因が照明器具の劣化であれば、照明器具を交換し、電池が減っているならば、電池を交換するという対応を行う。顧客はその場で代金を現金で決済する。ところが調査しても部屋の暗い原因が特定できない場合やあきらかに顧客がスイッチの入れ忘れ等の場合は、商品の販売は行わず、顧客によく説明することに止める。
当該依頼先である電器屋は、訪問の結果を完了情報として、情報端末3からサーバ2に送信する。サーバ2は受信した完了情報を顧客毎に記憶する。
実施例2においては、高齢者等の顧客が購入したい商品がはっきりしていない場合があって、その場合に電器屋等の依頼先は、顧客を訪問したにもかかわらず何の商品も販売できないことが起こり得る。そういう場合も想定して、親族等と契約して高齢者等の見守り費用をもらうことで、訪問に係る費用を捻出することができ継続的に見守りを実施でき、また依頼システムを継続的に運用することが可能になる。
なお、実施例2においては、訪問依頼する依頼先が街の電器屋であったが、これに限定されるものではなく、顧客の問題を解決できる最適な依頼先を選択することができる。例えば、病院、ナースステーション、シルバーセンター、又はスーパーマーケット等を選択することができる。例えば、ナースステーションに対して訪問依頼をする場合には、ボタン1のスイッチ表面に、看護士の写真が貼り付けられており、このスイッチを1回押すと、IoTゲートウエイ、サーバ2、情報端末3を介して病院に訪問依頼をすることができる。病院から訪問した看護士等は、顧客の健康状態を把握し、完了情報としてサーバ2に送信する。また、このボタン1を3回押すことによって、緊急通報である依頼内容がサーバ2に送信されるように構成してもよい。これによって緊急時に救急車を呼ぶようにすることができる。
また、実施例2においては、電器屋に対する訪問依頼だけを依頼内容としたが、必ずしもこれに限定されず、都合により適宜変更することができる。例えば、電器屋の訪問依頼に加えて、電気製品を注文するものであってもよい。
このように、実施例2においては、商品等の依頼を行う依頼システムであって、 顧客側にあって、商品等のID情報を送信可能なボタンと、前記ボタンからの前記ID情報を受信し、受信した前記ID情報に基づいて依頼内容を特定して顧客毎に記憶するとともに、依頼先を選択して前記依頼内容を送信するサーバと、前記依頼先側にあって、前記サーバからの前記依頼内容を受信するとともに、前記依頼内容に対する完了情報を前記サーバに送信する前記依頼先側の情報端末と、を備え、前記依頼内容は、キャンセル又は訪問依頼を含むことを特徴とする依頼システムにより、顧客が欲しい商品を特定しない状態で身の回り品を注文することができ、高齢者等にとって簡単に商品等を依頼できるようにすることができる。
また、商品等の依頼を行う依頼方法であって、顧客がボタンを操作して、商品等のID情報をサーバに送信する工程と、前記サーバが、前記ボタンからの前記ID情報を受信し、受信した前記ID情報に基づいて依頼内容を特定して顧客毎に記憶するとともに、依頼先を選択して前記依頼内容を送信する工程と、依頼先側における情報端末が、前記サーバからの前記依頼内容を受信する工程と、前記依頼内容に対する完了情報を依頼先側の前記情報端末が前記サーバに送信する工程と、を備え、前記依頼内容は、キャンセル又は訪問依頼を含むことを特徴とする依頼方法により、顧客が欲しい商品を特定しない状態で身の回り品を注文することができ、高齢者等にとって簡単に商品等を依頼できるようにすることができる。
実施例3は、顧客の親族等のもつ情報端末がシステムに加えられた点で実施例1、2と異なっている。実施例3について、図3を参照して説明する。図3は、本発明の実施例3における依頼システムの構成を説明する図である。
図3に示すように、顧客の親族等のもつスマホ等の情報端末4がインターネットに接続され、サーバ2からの情報を受信可能に構成されている。そして、前述の依頼内容又は完了情報を予め登録された顧客の親族等の情報端末4に送信される。すなわち、前述のように訪問依頼である依頼内容をサーバ2が特定するとこの依頼内容を親族等のもつ情報端末4に送信する。ここで、親族等とは、顧客の親族やその後見人を指す。
次に、依頼先の情報端末3が依頼内容を受信すると、顧客宅を訪問して身の回り品の配達を行い、完了情報をサーバ2に送信する。サーバ2は受信した完了情報を顧客毎に記憶する。このとき当該顧客の予め定められた親族等に完了情報を送信するようにしてもよい。つまり、依頼内容及び完了情報を親族等のもつ情報端末4に送信するようにしてもよい。また、完了情報のみを親族等の情報端末4に送信するようにしてもよい。
完了情報には、販売した商品、金額等に加えて、高齢者等の顧客の健康状態が含まれていてもよい。そうすることによって、親族等は情報端末4でこの完了情報を受信して、顧客の生活状況や健康状態を知ることができる。つまり配達する依頼先が高齢者等の顧客の見守り役となることができる。
また、前述した食事宅配のキャンセルに係るID情報がボタン1から送信され、サーバ2が受信した場合は、その依頼内容であるキャンセルを顧客毎に記憶するとともに、当該顧客の予め定められた親族等にこの依頼内容を送信する。また、キャンセルに係る完了情報を親族等の情報端末4に送信するようにしてもよい。親族等は情報端末4でこの依頼内容又は完了情報を受信して、顧客の生活状況を知ることができる。
前述のように、高齢者等の顧客が購入したい商品がはっきりしていない場合があって、その場合に電器屋等の依頼先は、顧客を訪問したにもかかわらず何の商品も販売できないことが起こり得る。そういう場合も想定して、実施例3においては、親族等と契約して高齢者等の見守り費用をもらうことで、訪問に係る費用を捻出することができ継続的に見守りを実施でき、また依頼システムを運用することが可能になる。
このように、実施例3においては、高齢者等の顧客に対する見守りをも依頼をすることができる。特に、都会で暮らす子供達の中に「お袋の電話連絡が増えてきたけど仕事で電話にでられない」、「毎日元気?って白々しくて電話できない。でも心配はある」、「だれか地元で見てもらえる人が欲しい」などといった考えをもつ人が増えている。実施例3は、こういう人たちが、特に、高齢者の見守りを依頼して安心感を得ることができる。
本発明における依頼システム及び依頼方法は、高齢者等が行う商品等の依頼の分野に広く用いることができる。
1: ボタン 2:サーバ 3:情報端末 4:情報端末
上記課題を解決するために本発明は、商品等の依頼を行う依頼システムであって、
顧客側にあって、スイッチを押すことで商品等のID情報を送信可能なボタンと、
前記ボタンからの前記ID情報を受信し、受信した前記ID情報に基づいて依頼内容を特定して顧客毎に記憶するとともに、依頼先を選択して前記依頼内容を送信するサーバと、
前記依頼先側にあって、前記サーバからの前記依頼内容を受信するとともに、前記依頼内容に対する完了情報を前記サーバに送信する前記依頼先側の情報端末と、を備え、
前記ボタンにより送信された前記ID情報に基づく前記依頼内容は、キャンセルを含むことを特徴とする依頼方法を提供するものである。
この構成により、気軽にキャンセルができ高齢者等にとって簡単に商品等を依頼できるようにすることができる。
また、上記課題を解決するために本発明は、商品等の依頼を行う依頼方法であって、
顧客がボタンに設けられたスイッチを押して商品等のID情報をサーバに送信する工程と、
前記サーバが、前記ボタンからの前記ID情報を受信し、受信した前記ID情報に基づいて依頼内容を特定して顧客毎に記憶するとともに、依頼先を選択して前記依頼内容を送信する工程と、
依頼先側における情報端末が、前記サーバからの前記依頼内容を受信する工程と、前記依頼内容に対する完了情報を依頼先側の前記情報端末が前記サーバに送信する工程と、を備え、
前記ボタンにより送信された前記ID情報に基づく前記依頼内容は、キャンセルを含むことを特徴とする依頼方法を提供するものである。
この構成により、気軽にキャンセルができ、高齢者等にとって簡単に商品等を依頼できるようにすることができる。
上記課題を解決するために本発明は、宅配される食事のキャンセル依頼を行う依頼システムであって、
高齢者である顧客側にあって、スイッチを押すことでどのボタンなのかがわかるID情報を送信可能なボタンと、
前記ボタンからの前記ID情報を受信し、受信した前記ID情報に基づいて依頼内容を特定して顧客毎に記憶するとともに、依頼先を選択して前記依頼内容を送信するサーバと、
前記依頼先側にあって、前記サーバからの前記依頼内容を受信するとともに、前記依頼内容に対する完了情報を前記サーバに送信する前記依頼先側の情報端末と、を備え、
前記ボタンは、前記食事のキャンセル用のキャンセルボタンであり、
当該キャンセルボタンにより送信された前記ID情報に基づく前記依頼内容は、前記キャンセルボタンのスイッチが押された日に宅配される食事のキャンセルであり、
前記サーバは、前記依頼内容又は前記完了情報を予め登録された前記顧客の親族又はその後見人の情報端末に送信することを特徴とする依頼システムを提供するものである。
この構成により、気軽にキャンセルができ、高齢者にとって簡単に食事を依頼できるようにすることができるとともに、顧客の生活動向を親族又はその後見人に知らせることができ、高齢者の見守り効果が期待できる。
また、上記課題を解決するために本発明は、宅配される食事のキャンセル依頼を行う依頼方法であって、
高齢者である顧客がボタンに設けられたスイッチを押してどのボタンなのかがわかるID情報をサーバに送信する工程と、
前記サーバが、前記ボタンからの前記ID情報を受信し、受信した前記ID情報に基づいて依頼内容を特定して顧客毎に記憶するとともに、依頼先を選択して前記依頼内容を送信する工程と、
依頼先側における情報端末が、前記サーバからの前記依頼内容を受信する工程と、前記依頼内容に対する完了情報を依頼先側の前記情報端末が前記サーバに送信する工程と、を備え、
前記ボタンは、前記食事のキャンセル用のキャンセルボタンであり、
当該キャンセルボタンにより送信された前記ID情報に基づく前記依頼内容は、前記キャンセルボタンのスイッチが押された日に宅配される食事のキャンセルであり、
前記サーバは、前記依頼内容又は前記完了情報を予め登録された前記顧客の親族又はその後見人の前記情報端末に送信する工程を備えることを特徴とする依頼方法を提供するものである。
この構成により、気軽にキャンセルができ、高齢者にとって簡単に食事を依頼できるようにすることができるとともに、顧客の生活動向を親族又はその後見人に知らせることができ、高齢者の見守り効果が期待できる。

Claims (6)

  1. 商品等の依頼を行う依頼システムであって、
    顧客側にあって、商品等のID情報を送信可能なボタンと、
    前記ボタンからの前記ID情報を受信し、受信した前記ID情報に基づいて依頼内容を特定して顧客毎に記憶するとともに、依頼先を選択して前記依頼内容を送信するサーバと、
    前記依頼先側にあって、前記サーバからの前記依頼内容を受信するとともに、前記依頼内容に対する完了情報を前記サーバに送信する前記依頼先側の情報端末と、を備え、
    前記依頼内容は、キャンセル又は訪問依頼を含むことを特徴とする依頼システム。
  2. 前記サーバは、前記依頼内容又は前記完了情報を予め登録された前記顧客の親族等の情報端末に送信することを特徴とする請求項1に記載の依頼システム。
  3. 前記訪問依頼に対する完了情報には、前記顧客の健康状態に関する情報が含まれることを特徴とする請求項1又は2に記載の依頼システム。
  4. 商品等の依頼を行う依頼方法であって、
    顧客がボタンを操作して、商品等のID情報をサーバに送信する工程と、
    前記サーバが、前記ボタンからの前記ID情報を受信し、受信した前記ID情報に基づいて依頼内容を特定して顧客毎に記憶するとともに、依頼先を選択して前記依頼内容を送信する工程と、
    依頼先側における情報端末が、前記サーバからの前記依頼内容を受信する工程と、前記依頼内容に対する完了情報を依頼先側の前記情報端末が前記サーバに送信する工程と、を備え、
    前記依頼内容は、キャンセル又は訪問依頼を含むことを特徴とする依頼方法。
  5. 前記サーバは、前記依頼内容又は前記完了情報を予め登録された前記顧客の親族等の前記情報端末に送信する工程を備えることを特徴とする請求項4に記載の依頼方法。
  6. 前記訪問依頼に対する完了情報には、前記顧客の健康状態に関する情報が含まれることを特徴とする請求項4又は5に記載の依頼方法。
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