JP6814609B2 - ナースコールシステム - Google Patents

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Description

本発明は、有料老人ホーム、指定介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護療養型医療施設、介護サービス付の高齢者専用住宅等の介護施設において、被介護者が介護者を呼ぶためのナースコールシステムに関する。
ここで、本発明において「被介護者」とは「要介護者」(要介護認定を受けた者)に限らず、例えば上記高齢者専用住宅に住む「自立者」等を含み、介護者に何らかの介護を求めてナースコールシステムで通報する全ての者をいう。また、本発明において「介護者」とは「介護福祉士」や「介護支援専門委員」等の介護に関する有資格者に限らず、介護施設職員や、場合によっては警備員等の被介護者に何らかの介護を施す全ての者をいう。
従来、介護施設に導入されているナースコールシステムにおいては、被介護者が自身の居室に備え付けの通報端末から通報を行うと共に介護施設内の応答手段(例えば電話端末等)を呼び出し、該応答手段にて介護者が応答している。すなわち、ナースコールシステムを利用して通報する被介護者と、同システムを利用して応答する介護者とが同じ介護施設内に存することが前提となっていた。
しかしながら、夜間等の介護者の人数が少ない場合や、多数の被介護者からの通報が集中した場合等には、全ての通報に対して介護施設内の介護者だけで適切に応答することができず、介護施設業界共通の問題となっている。
他方、通信技術の発達した今日においては、下記特許文献1,2のナースコールシステムのように、応答手段が備える電話端末を携帯型とすることができ、該携帯型電話端末により介護者がナースセンター等の常駐場所にいなくても、移動中であっても、応答可能である。特に下記特許文献2のシステムでは、複数の携帯型電話端末(応答手段)に優先順位をつけ、応答する携帯電話端末をみつけるまで優先順位の順番で転送されるため、より確実な応答が可能となる。
また、下記特許文献3のナースコールシステムにあっては、介護施設内の被介護者と介護施設外の被介護者の双方からの通報に対して介護施設内で応答することができる。
特開平10−290821号公報 特開2010−162151号公報 特開2005−204245号公報
上記特許文献1,2のナースコールシステムによれば、被介護者からの通報に対し、介護者は携帯型電話端末で応答することができるため応答場所に制限がなく、介護施設外にいても応答することができる。
また、上記特許文献3のナースコールシステムによれば、インターネット回線を使用して外部施設の被介護者からの通報に対して当該被介護者に纏わる情報を把握しながら応答することができる。
してみると、既述した介護施設業界の共通課題、つまり介護施設内の介護者だけでは全ての被介護者からの通報に対して応答できない場合があるという課題を解決するために、上記特許文献1及至3のナースコールシステムを組み合わせ、当該介護施設以外の場所に応答手段と介護者を配置し、介護施設内の介護者が応答できないときには介護施設外の介護者が応答すれば良いことは当業者であれば容易に想到できる。
しかしながら、上記特許文献1乃至3のナースコールシステムは、何れも、介護施設内外の被介護者(多数の個人)からの通報に対し応答することができるとしても、複数の介護施設内の被介護者(複数の団体のそれぞれに所属する多数の個人)からの通報に対し応答することについては一切想定していない。
すなわち、既述の如く、上記特許文献1乃至3に基づいて、介護施設内の介護者をバックアップする外部応答手段を介護施設外に配したとしても、当該外部応答手段は単一の介護施設に所属する複数の被介護者からの通報に応答することしか想定しておらず、複数の介護施設のそれぞれに所属する複数の被介護者からの通報に応答することについては思考だにしていない。
よって、上記特許文献1乃至3のナースコールシステムを如何ように組み合わせても、複数の介護施設を統括してバックアップする応答体制を実現するシステムや応答方法を想到することはできない。そのため、夜間や通報集中時に応答可能な介護者が不足し適切な応答ができないという問題を抱えたままの介護施設が今日において多数存在するのが実情である。
本発明は未だ確立されていない、複数の介護施設のそれぞれに入居する被介護者からの通報に適切に応答することができるナースコールシステムを提供する。
要述すると、本発明に係るナースコールシステムは、複数の介護施設の被介護者からの通報に対し、通信ネットワークを介して応答することができるナースコールシステムであって、以下のA乃至Fの構成を具備することを特徴とする、
A:各介護施設の各居室に通報端末を備える、
B:上記通報端末による通報に対して同一介護施設内で応答するための第一応答手段を備える、
C:上記通報端末による通報に対して各介護施設とは別の代理施設で応答するための第二応答手段を備える、
D:上記通報端末は上記第一応答手段が有する電話端末を呼び出し、該電話端末が所定時間応答しない場合に上記第二応答手段が有する電話端末を呼び出す、
E:上記第二応答手段は各介護施設に関するデータを管理する介護施設データベースと各居室に関するデータを管理する居室データベースを保有する管理サーバー装置を備える、
F:上記管理サーバー装置は上記通報端末から送信された通報信号に含まれる通報端末固有データを上記介護施設データベース及び上記居室データベースで管理されている通報端末固有データと照合して、通報した被介護者の居室及び該居室を備える介護施設を特定することにより、複数の介護施設に入居する多数の被介護者からの通報に対して適切に応答することができる。なお、ここで本発明において「通信ネットワーク」とは、音声通信のための電話回線やデータ通信のためのインターネット回線を通じた通信ネットワークを意味する。
好ましくは、複数の上記代理施設にそれぞれ上記第二応答手段を備え、上記通報端末は上記第一応答手段の未応答時に自身が所属する介護施設に近い上記代理施設の上記第二応答手段が有する電話端末を呼び出すことにより、通報現場に近い代理施設の介護者にて応答可能であり、当該介護者が被介護者の下に駆けつける必要が生じた場合にも頗る効率が良い。
また、上記第一応答手段と上記第二応答手段間に、上記介護施設データベースと上記居室データベースを保有すると共に各代理施設に関するデータを管理する代理施設データベースを保有するセンター管理サーバー装置を備えることにより、通報した被介護者の居室、該居室が存する介護施設及び該介護施設をバックアップする代理施設をツリー構造で全体的に把握することが可能となる。
また、上記通報端末は上記第一応答手段又は上記第二応答手段の電話端末を呼び出す第一通報手段と、当該第一・第二応答手段の電話端末以外の電話端末を呼び出す第二通報手段を備えることにより、第一通報手段と第二通報手段とで異なる種類の通報、例えば緊急通報と健康相談程度の通報を行うことができると共に万が一に第一・第二応答手段の電話端末による応答がない場合でも、これら電話端末以外の電話端末をワンタッチで呼び出すことができる。
さらに、上記第二応答手段の管理サーバー装置又は上記センター管理サーバー装置は上記通報端末からの通報信号を受領した場合に、上記居室データベースに保有されている単数又は複数の連絡先データに基づいた連絡先に電子メールを発送することにより、例えば被介護者の家族にも通報の事実を知らせることができる。
本発明に係るナースコールシステムによれば、被介護者からの通報に対して介護施設内の介護者のみで応答できなくとも、当該介護施設とは別の代理施設に存する介護者が適切にバックアップして応答することができる。
また、上記代理施設を複数にすることができ、より多くの介護施設を適切且つ容易にバックアップし、これら介護施設に入居する多くの被介護者からの通報に確実に応答することが可能となる。
さらに、通報の存在をメール送信によっても所定の連絡先に伝えることができ、被介護者に対し幾重にも重なった介護体制を構築することができる。
本発明に係るナースコールシステムの概要を示すブロック図。 本発明に係るナースコールシステムの全体を示すブロック図。 本発明に係るナースコールシステムの他例を示すブロック図。 管理サーバー装置を説明するブロック図。 センターサーバー装置を説明するブロック図。
以下、本発明に係るナースコールシステム及びナースコール応答方法の最良の形態について、図1乃至図5に基づき説明する。
<システム構成>
図1は本発明に係るナースコールシステムの概要を示しており、1は被介護者が入居している居室を、2は居室1を多数有する介護施設を、3は該介護施設2をバックアップする代理施設をそれぞれ示している。
本システムは、図1,2に示すように、介護施設2の各居室1に被介護者が通報(ナースコール)を行うための通報端末10を備え、該各通報端末10による通報に応答するための第一応答手段20を同一介護施設2内に備える。さらに、当該第一応答手段20で応答できなかったときのために、上記介護施設2とは別の代理施設3に第二応答手段30を備える。また、介護施設2と代理施設3間は通信ネットワーク8(音声通信ネットワーク8A、データ通信ネットワーク8B)により繋がれている。
まず、第一応答手段20は、介護者が被介護者と音声通話を行うための電話端末21と、被介護者からの通報の履歴を管理する情報端末22及び該情報端末22内のデータを表示するディスプレイ23と、外部回線とのインターフェイス装置24を備えている。なお、上記電話端末21は、図1に示す如く、携帯型電話端末21Aであっても据置型電話端末21Bであっても良く、単数又は複数かは問わない。また、第一応答手段20において、情報端末22及びディスプレイ23は必須ではなく、電話端末21のみでも良い。
次に、第二応答手段30は、介護者が被介護者と音声通話を行うための電話端末31と、管理サーバー装置32及び該管理サーバー装置32内のデータを表示するディスプレイ33を備え、該管理サーバー装置32は、図4に示すように、記憶部32aに、各介護施設2に関するデータを管理する介護施設データベース5と各居室1に関するデータを管理する居室データベース6を保有すると共に、これらデータベース5・6に対してデータ照会やデータ保存やデータ呼び出し等を行う制御部32bを有している。なお、図1中の34は外部回線とのインターフェイス装置である。
介護施設データベース5は「通報端末固有データ(通報端末固有番号)」、「介護施設固有データ(介護施設名、住所等)」、「通報日時」等のデータを管理する。また、居室データベース6は「通報端末固有データ」、「被介護者固有データ(氏名、緊急連絡先、特記事項等)」、「所属介護施設データ(介護施設名等)」等のデータを管理する。何れにしても介護施設データベース5と居室データベース6は「通報端末固有データ」を管理する点において共通する。このように共通して管理する「通報端末固有データ」に基づいて、後記するように、複数の介護施設2の複数の居室1に存する通報端末10からの通報に対し、当該通報した被介護者のデータ及び当該被介護者が入居している介護施設に関するデータを確認しながら応答することが可能となる。
また、通報端末10は既知のボタン式の通報端末であり、第一通報手段10a(第一ボタン)と第二通報手段10b(第二ボタン)の二種類の通報手段を有することができる。
第一通報手段10aにより、同一介護施設2内の第一応答手段20の電話端末21を呼び出し、当該電話端末21が所定時間内に応答しない場合には外部の代理施設3内の第二応答手段30の電話端末31を呼び出すことができる。他方、第二通報手段10bは介護施設2外の所定の場所にある電話端末(図示せず)を呼び出すことができる。例えば、健康や持病の相談のために保健師や看護師等に繋がる電話端末を呼び出せるように設定することができる。よって第一通報手段10aと第二通報手段10bとで異なる種類の通報、例えば緊急通報と健康相談程度の通報を行うことができると共に万が一に第一・第二応答手段20・30の電話端末21・31による応答がない場合でも、これら電話端末21・31以外の電話端末をワンタッチで呼び出すことができる。
なお、通報端末10は上記電話端末21・31や第二通報手段10bにより呼び出す電話端末を通じて介護者と会話するために、マイク及びスピーカーを備えていることは勿論である。また、本発明において、通報端末10は既述のようなボタン式の他、タッチパネル式等の押圧動作のみの簡易入力動作で通報を行うことができる方式であれば良く、入力方式は特に問わない。
<動作>
次に本発明に係るナースコールシステムの動作について詳述する。
まず、何れかの居室1において被介護者が通報端末10に入力動作を行うと、当該通報端末10は「音声通信に関する通報信号」及び「データ通信に関する通報信号」を発信することにより通報(ナースコール)を行う。
そして、「音声通信に関する通報信号」によって同一介護施設2内の第一応答手段20の電話端末21を呼び出す。この際に当該電話端末21にて介護者が適切に応答すれば、そのまま当該介護者と会話を行うことができる。また、「データ通信に関する通報信号」によって同一介護施設2内の第一応答手段20の情報端末22に、例えば「通報端末固有データ」、「通報日時」に関するデータを送信する。これらデータを受信した情報端末22は当該データを自身のハードディスク等の記憶部に保存し、ディスプレイ23を通じて表示可能とする。
他方、上記電話端末21の呼び出しから所定の時間(例えば30秒)に当該電話端末21にて介護者が応答しない場合、通報端末10は「音声通信に関する通報信号」をインターフェイス装置24を通じて外部の代理施設3に送信し、該代理施設3内のインターフェイス装置34を通じて第二応答手段30の電話端末31を呼び出す。併せて、「データ通信に関する通報信号」によって、第二応答手段30の管理サーバー装置32にデータ、例えば「通報端末固有データ」、「通報日時」に関するデータを送信する。
この際に管理サーバー装置32は、制御部32bにより上記「通報端末固有データ」を介護施設データベース5で管理されている「通報端末固有データ」と照合して何れの介護施設2内の被介護者からの通報であるかを把握し、介護施設に関するデータをディスプレイ33に表示する。また、同様に制御部32bにより上記「通報端末固有データ」を居室データベース6で管理されている「通報端末固有データ」と照合して何れの居室1の被介護者からの通報であるかを把握し、居室及び当該居室に居住している被介護者に関するデータをディスプレイ33に表示する。
したがって、被介護者が存する介護施設2とは離れた場所にある代理施設3内において、上記第二応答手段が備える管理サーバー装置32及びディスプレイ33によって、何れの介護施設2の何れの居室1の被介護者であるかを確認しながら応答することができる。そのため、図2に示すように、複数の介護施設2の各居室1に存する通報端末10からの通報に対し、適切に応答することが可能となる。
また、管理サーバー装置32は、記憶部32a内の居室データベース6で保管する救急連絡先等の単数又は複数の連絡先データに基づいた連絡先にデータ通信ネットワーク8Bを介して電子メールMを発送することができる。これにより、被介護者の家族等にも通報の事実を知らせることができ、ひいては被介護者に対し幾重にも重なった介護体制を構築することができる。なお、記憶部32aには通報の履歴データが蓄積される。
<システム構成の他例>
本発明に係るナースコールシステムにおいては、図2に基づき説明したシステムの他、図3に示すようなシステムとして構築可能である。図2のシステムと異なる点は、複数の代理施設3にそれぞれ第二応答手段30を備える点にある。
よって、本例における通報端末10は第一応答手段20の電話端末21の未応答時に、音声通信ネットワーク8Aを通じて自身が所属する介護施設2に物理的な距離が近い代理施設3の第二応答手段30が有する電話端末31を呼び出すことにより、通報現場に近い代理施設3の介護者が応答可能であり、当該介護者が被介護者の下に駆けつける必要が生じた場合にも頗る効率が良い。また、各代理施設3の第二応答手段30の負担を軽減する。
また、本例においては、複数の代理施設3をバックアップするセンター代理施設4に、図5に示すように、既述した介護施設データベース5と居室データベース6と共に各代理施設3に関するデータ、例えば「代理施設固有データ(代理施設名、住所、所属介護者)」、「通報端末固有データ」を管理する代理施設データベース7を記憶部41aに保有するセンター管理サーバー装置41を設置している。当然にこれらのデータはディスプレイ42を通じて見ることができる。
このセンター管理サーバー装置41は、データ通信ネットワーク8Bを通じて、介護施設2の第一応答手段20と代理施設3の第二応答手段30との間に備えられており、通報端末10からの「データ通信に関する通報信号」が第一応答手段20からインターフェイス装置43を通じてセンター管理サーバー装置41に送信され、該センター管理サーバー装置41は通報信号に含まれる「通報端末固有データ」を制御部41bによって記憶部41aに保有されている介護施設データベース5、居室データベース6及び代理施設データベース7にて管理されている「通報端末固有データ」と照合し、当該通報信号をインターフェイス装置43からデータ通信ネットワーク8Bを通じて該当する代理施設3、つまり当該通報端末10を備える介護施設2と距離的に近い代理施設3の第二応答手段30が有する管理サーバー装置32へと送信する。
上記の如く、各第二応答手段30の管理サーバー装置32を補完するセンター管理サーバー装置41を設置することにより、通報した被介護者の居室1、該居室1が存する介護施設2及び該介護施設2をバックアップする代理施設3を体系的に把握することが可能となる。また、本例においては、センター管理サーバー装置41が記憶部41aで保有する居室データベース6の連絡先データに基づいて、電子メールを発送することができる。
以上のとおり、本発明に係るナースコールシステムによれば、被介護者からの通報に対して介護施設2内の介護者のみで応答できなくとも、当該介護施設2とは別の代理施設3に存する介護者が適切にバックアップして応答することができ、ひいては適切なる介護が可能となる。
また、上記代理施設3を複数にすることができ、より多くの介護施設2を適切且つ容易にバックアップし、これら介護施設2に入居する多くの被介護者からの通報に確実に応答することが可能となる。
さらに、通報の存在をメール送信によっても所定の連絡先に伝えることができ、被介護者に対し幾重にも重なった介護体制を構築することができる。
なお、本発明において、第二応答手段30が有する管理サーバー装置32は、必ずしも代理施設3内に設置する必要はない。例えば代理施設3内の介護者が情報端末でインターネット等のデータ通信ネットワークを通じて管理サーバー装置32の記憶部32aが保有するデータの照会や呼び出し、当該記憶部32aへのデータ保存ができれば良い。
また、センター管理サーバー装置41も同様にどこに設置されていても、第二応答手段30の管理サーバー装置32とデータの送受信を行うことができれば良い。若しくは、センター管理サーバー装置41を第二応答手段30の一部として利用することにより、管理サーバー装置32を省略し、代理施設3内の介護者が情報端末でデータ通信ネットワークを通じてセンター管理サーバー装置41の記憶部41aが保有するデータの照会や呼び出し、当該記憶部41aへのデータ保存を行うことも実施に応じ任意である。
1 居室
10 通報端末
10a 第一通報手段
10b 第二通報手段
2 介護施設
20 第一応答手段
21 電話端末
21A 携帯型電話端末
21B 据置型電話端末
22 情報端末
23 ディスプレイ
24 インターフェイス装置
3 代理施設
30 第二応答手段
31 電話端末(据置型電話端末)
32 管理サーバー装置
32a 記憶部
32b 制御部
33 ディスプレイ
34 インターフェイス装置
4 センター代理施設
41 センター管理サーバー装置
41a 記憶部
41b 制御部
42 ディスプレイ
43 インターフェイス装置
5 介護施設データベース
6 居室データベース
7 代理施設データベース
8 通信ネットワーク
8A 音声通信ネットワーク
8B データ通信ネットワーク
M 電子メール

Claims (4)

  1. 複数の介護施設の被介護者からの通報に対し、通信ネットワークを介して応答することができるナースコールシステムであって、以下のA乃至の構成を具備することを特徴とする、
    A:各介護施設の各居室に通報端末を備える、
    B:上記通報端末による通報に対して同一介護施設内で応答するための第一応答手段を備える、
    C:上記通報端末による通報に対して各介護施設とは別の代理施設で応答するための第二応答手段を備える、
    D:上記通報端末は上記第一応答手段が有する電話端末を呼び出し、該電話端末が所定時間応答しない場合に上記第二応答手段が有する電話端末を呼び出す、
    E:上記第二応答手段は各介護施設に関するデータを管理する介護施設データベースと各居室に関するデータを管理する居室データベースを保有する管理サーバー装置を備える、
    F:上記管理サーバー装置は上記通報端末から送信された通報信号に含まれる通報端末固有データを上記介護施設データベース及び上記居室データベースで管理されている通報端末固有データと照合して、通報した被介護者の居室及び該居室を備える介護施設を特定する
    G:複数の上記代理施設にそれぞれ上記第二応答手段を備える、
    H:上記通報端末は上記第一応答手段の未応答時に自身が所属する介護施設に近い上記代理施設の上記第二応答手段が有する電話端末を呼び出す
  2. 上記第一応答手段と上記第二応答手段間に、上記介護施設データベースと上記居室データベースを保有すると共に各代理施設に関するデータを管理する代理施設データベースを保有するセンター管理サーバー装置を備えることを特徴とする請求項記載のナースコールシステム。
  3. 上記通報端末は上記第一応答手段又は上記第二応答手段の電話端末を呼び出す第一通報手段と、当該第一・第二応答手段の電話端末以外の電話端末を呼び出す第二通報手段を備えることを特徴とする請求項1又は請求項に記載のナースコールシステム。
  4. 上記第二応答手段の管理サーバー装置又は上記センター管理サーバー装置は上記通報端末からの通報信号を受領した場合に、上記居室データベースに保有されている単数又は複数の連絡先データに基づいた連絡先に電子メールを発送することを特徴とする請求項記載のナースコールシステム。
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