JP2005204245A - Webナースコール装置 - Google Patents

Webナースコール装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005204245A
JP2005204245A JP2004010850A JP2004010850A JP2005204245A JP 2005204245 A JP2005204245 A JP 2005204245A JP 2004010850 A JP2004010850 A JP 2004010850A JP 2004010850 A JP2004010850 A JP 2004010850A JP 2005204245 A JP2005204245 A JP 2005204245A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
call
nurse call
nurse
care
facility
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004010850A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Yasuda
大介 安田
Kenji Tachikawa
賢二 立川
Katsushi Tamaki
克志 玉木
Toru Ando
徹 安東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aiphone Co Ltd filed Critical Aiphone Co Ltd
Priority to JP2004010850A priority Critical patent/JP2005204245A/ja
Publication of JP2005204245A publication Critical patent/JP2005204245A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

【課題】 在宅の被介護者が介護施設の介護者に対して、入院患者と同様な操作で呼び出しや通話ができるWEBナースコール装置を提供する。
【解決手段】 被介護者宅1に、カメラ3bを備えると共に被介護者を呼び出すための家庭用ナースコール子機3と、家庭用ナースコール子機3からの呼び出しを検出して通信ネットワーク13を介して介護施設2へ呼出情報及びカメラ3bの映像信号を送信するWEBアダプタ4を設置し、介護施設2に家庭用ナースコール子機3の呼び出しに介護者が応対するための第1のナースコール親機11を設置した。第1のナースコール親機11は、呼出情報に対応する全被介護者の氏名や性別等の被介護者情報が記憶された被介護者情報記憶部9aと、呼出者に対応した被介護者情報及び送信されてきた映像信号を出画表示するディスプレイ8と、介護者が呼出者と通話をするためのナースコール送受器10とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、在宅の被介護者と介護施設に常駐する介護者との間で、簡易な操作での通信が可能であって、被介護者が在宅の状態であっても緊急時等にスムーズな呼び出しを可能とするWEBナースコール装置に関する。
従来のナースコール装置として図7に示す機器構成のものがある。図7において、ナースコール装置は、病院内の各病床に設けられて患者が呼び出し操作をするナースコール子機41と、病室毎に設置され、病室内のナーススコール子機41が接続される集合廊下灯42と、廊下灯幹線43を介して集合廊下灯42に接続され、接続機器を制御するナースコール制御機44と、ナースコール制御機44に接続され、患者からの呼び出しを報知すると共に、患者との通話を可能とするナースコール親機45を備えている。また、ナースコール制御機44には無線基地局46が接続され、無線子機47により患者からの呼び出し及び患者と通話が可能に構成されている。
そして、ナースコール子機41から呼び出しが成されると、呼出信号は集合廊下灯42、廊下灯幹線43を通り、ナースコール制御機44に伝送される。ナースコール制御機44は、その呼出信号を受けてナースコール親機45及び無線基地局46に対して通常のナースコール、緊急のナースコール等の呼出種別及びナースコール子機番号を送信し、ナースコール親機45は、呼出種別に応じた呼出音を鳴動させ、同時にナースコール子機番号に該当する位置の呼出表示灯(図示せず)を点灯、あるいは点滅させる。また、ナースコール子機番号に対応した無線子機47を呼び出す。
このように構成されたナースコール装置により、入院している患者は、ナースコール子機41を操作することでスピーディな呼び出し及び通話ができた(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−259018号公報 特開2002−140438号公報
一方、高齢化が進む社会においては、介護施設が不足することが考えられ、介護施設に入所,入院できる高齢者の数は限られてくる。また、その他の理由で介護を必要とするにもかかわらず介護者が身近にいない在宅の要介護者の数の増加が見込まれる。
このような在宅で暮らす高齢者、障害者等の要介護者にとって、いつも世話をしてくれる介護施設と直接、緊急時に通話できるのは安心であるが、上述するナースコール装置のように、被介護者が容易に介護者を呼び出し、更に通話を可能とする上記ナースコール装置のようなものはなく、在宅の高齢者に対する装置としては、例えば特許文献2の段落番号0050に記載されているようなサーバシステムが提案されている程度であった。このシステムは、呼び出しがあったらそれを通知するのみのシステムであり、通話型ではないし定常時の管理方法について考慮されていなかった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み成されたもので、在宅で暮らす高齢者、障害者等の被介護者が入院患者と同様な簡易な操作で介護施設の担当者或いは看護師等の介護者を呼び出しでき、更に通話を可能とするWEBナースコール装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、在宅の被介護者と介護施設内の看護師やヘルパー等の介護者との間で通信を可能とするWEBナースコール装置であって、被介護者宅に設置されて介護者を呼び出すための家庭用ナースコール子機と、家庭用ナースコール子機からの呼び出しを検出して通信ネットワークを介して介護施設へ家庭用ナースコール子機番号等の呼出情報を送信するWEBアダプタと、介護施設に設置されて家庭用ナースコール子機の呼び出しに介護者が応対するための第1のナースコール親機とを備え、第1のナースコール親機は、呼出情報に対応する被介護者の氏名や性別等の被介護者情報が記憶された被介護者情報記憶部と、呼出情報を受けて呼出操作した呼出者の情報を被介護者情報記憶部から引き出して表示するディスプレイと、介護者がディスプレイに表示された呼出者或いは呼出者に応じた所定の相手と通話をするためのナースコール送受器とを備えたことを特徴とする。
但し、上記介護施設は、特別養護施設、老人健康施設、訪問介護ステーションやデイサービス等の通所或いは居住可能な福祉施設等の他、病院、診療所等の治療施設を総称して言うものである。
この発明により、家庭に家庭用ナースコール子機を設けると共に介護施設内に第1のナースコール親機を設け、通信ネットワークを利用して在宅の被介護者と介護施設に常駐している介護者との通信を可能としたので、病院内に設置されている既存のナースコール装置のように簡易な操作で呼び出し及びその応対が可能となり、被介護者が在宅の状態であっても安心感を得ることができる。また、第1のナースコール親機のディスプレイには呼出者の情報が表示されるので、応対する介護者は呼出者に関する必要な情報を速やかに得ることができ、呼び出しに対してスピーディな応対が可能となる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、家庭用ナースコール子機はカメラを備え、カメラは家庭用ナースコール子機の呼出操作に連動して撮像動作すると共に、WEBアダプタは呼出情報に加えてカメラの撮像映像情報も送信し、ディスプレイは送信されたカメラの撮像映像を出画することを特徴とする。
この発明により、介護者は呼出者の映像を見ながら応対できるので、在宅の被介護者であっても、状況を速やかに把握できる。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、第1のナースコール親機は、被介護者毎に予め指定した家族或いは施設等の連絡先の電話番号を記憶した個別連絡先記憶手段と、ナースコール送受器で外線通話が行える外線接続装置とを備え、被介護者の呼び出しを受けた第1のナースコール親機を操作して、呼出情報に対応した個別連絡先に、ナースコール送受器を使用して通話が可能なことを特徴とする。
この発明により、呼び出しに応対した介護者が呼出者を介護施設内で対応できないと判断した場合等に、ナースコール送受器を持ったまま簡易な操作で登録されている家族や直接の介護担当者等に連絡をすることができ、緊急時の速やかな対応が可能となる。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の発明において、第1のナースコール親機は、110番、119番等の公的機関の電話番号を記憶する共通連絡先記憶手段と、ナースコール送受器で外線通話が行える外線接続装置とを備え、被介護者の呼び出しを受けた第1のナースコール親機を操作して、呼出情報に対応した共通連絡先に、ナースコール送受器を使用して通報が可能なことを特徴とする。
この発明により、呼び出しに応対した介護者が、公的施設への通報が必要と判断した場合に、ナースコール送受器を持ったまま簡易な操作で公的施設に通報することができ、緊急時の速やかな対応が可能となる。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の発明において、第1のナースコール親機のディスプレイは、被介護者からの呼び出しのない待受時に、第1のナースコール親機と通信可能な全被介護者の被介護者情報の表示が可能なことを特徴とする。
この発明により、第1のナースコール親機から通信可能な在宅の被介護者を画面上で把握できるし、ディスプレイをタッチパネルで構成すれば、任意の被介護者との通信、或いは情報の引き出しをワンタッチで実施することが可能となる。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の発明において、家庭用ナースコール子機は、WEBアダプタを介してIP電話等のデジタルデータプロトコルにより、第1のナースコール親機とデータの送受信及び通話が可能であると共に、WEBアダプタは回線交換に切り換えるモデムを備え、呼出情報が不到達の場合は、モデムが回線交換に切り換えて、家庭用インターホン子機と第1のナースコール親機とを電話回線接続することを特徴とする。
この発明により、通信ネットワークを使用する通信が成立しなくても、電話回線により家庭用ナースコール子機と第1のナースコール親機は接続でき、家庭用ナースコール子機の呼び出し操作に対して、第1のナースコール親機は必ず応答動作する。
請求項7の発明は、請求項6記載の発明において、モデムは外線接続装置を備えて成ることを特徴とする。
この発明により、外線接続装置を別途設ける必要がない。
請求項8の発明は、請求項1乃至7の何れかに記載の発明において、介護施設内に入院或いは居住する施設内被介護者が介護者を呼び出すための複数の施設内ナースコール子機と、介護施設に設置されて施設内ナースコール子機の呼び出しに介護者が応対するための第2のナースコール親機とを備え、第2のナースコール親機は、施設内被介護者の氏名や性別等の被介護者情報が記憶された被介護者情報記憶部と、施設内ナースコール子機から呼出操作をした施設内の呼出者の情報を被介護者情報記憶部から引き出して表示するディスプレイと、介護者がディスプレイに表示された施設内の呼出者或いは呼出者に応じた所定の相手と通話をするためのナースコール送受器とを備えたことを特徴とする。
この発明により、呼び出しが在宅の被介護者からであっても、施設内被介護者であっても、一ヶ所での対応が可能となり、介護者は容易に応対することができる。
請求項9の発明は、請求項8記載の発明において、第2のナースコール親機のディスプレイは、被介護者からの呼び出しのない待受時に、第2のナースコール親機と通信可能な全被介護者の被介護者情報の表示が可能なことを特徴とする。
この発明により、介護施設内の被介護者を画面上で把握できるし、施設内のレイアウトに合わせて表示すれば、呼出者の居住或いは入院する場所を速やかに把握できる。また、ディスプレイをタッチパネルで構成すれば、任意の被介護者との通信、或いは情報の引き出しをワンタッチで実施することが可能となる。
請求項10の発明は、請求項8又は9記載の発明において、第1及び第2のナースコール親機のディスプレイは、被介護者情報を表示する際、施設内被介護者と在宅の被介護者を識別するために、マーク等の識別子を添付して表示することを特徴とする。
この発明により、呼び出し操作をした被介護者が施設内外何れであるか識別子により視覚で認識できるので、容易に判別できる。
請求項11の発明は、請求項8乃至10の何れかに記載の発明において、第1及び第2のナースコール親機は、家庭用ナースコール子機或いは施設内ナースコール子機から呼び出しがあったら呼出音を発報し、呼出音は在宅の被介護者からの呼び出しと施設内被介護者とで異なり、呼出音で何れの呼び出しか判別可能としたことを特徴とする。
この発明により、施設の内外何れの呼び出しか呼出音があった時点で判別できるので、スピーディーな対応が可能となる。
請求項12の発明は、請求項8乃至11の何れかに記載の発明において、第2のナースコール親機は、被介護者毎に予め指定した家族等の連絡先の電話番号を記憶した個別連絡先記憶手段と、ナースコール送受器で外線通話が行える外線接続装置とを備え、被介護者の呼び出しを受けた第2のナースコール親機を操作して、呼出情報に対応した個別連絡先に、ナースコール送受器を使用して通話が可能なことを特徴とする。
この発明により、施設内での呼び出しであっても、呼び出しに応対した介護者が呼出者を介護施設内で対応できないと判断した場合等に、ナースコール送受器を持ったまま簡易な操作で登録されている家族等に連絡をすることができ、緊急時の速やかな対応が可能となる。
請求項13の発明は、請求項8乃至12の何れかに記載の発明において、第2のナースコール親機は、110番、119番等の公的機関の電話番号を記憶する共通連絡先記憶手段と、ナースコール送受器で外線通話が行える外線接続装置とを備え、被介護者の呼び出しを受けた第第2のナースコール親機を操作して、呼出情報に対応した共通連絡先に、ナースコール送受器を使用して通報が可能なことを特徴とする。
この発明により、施設内の呼び出しであっても、呼び出しに応対した介護者が呼出者を介護施設内で対応できず、公的施設への通報が必要と判断した場合に、ナースコール送受器を持ったまま簡易な操作で公的施設に通報することができ、緊急時の速やかな対応が可能となる。
請求項14の発明は、請求項8乃至13の何れかに記載の発明において、第1のナースコール親機と第2のナースコール親機とはサーバを介して接続され、第1及び第2ナースコール親機に記憶されたデータのうち少なくとも被介護者情報をサーバが管理することを特徴とする。
この発明により、サーバに被介護者情報を保存することが可能であり、そうすることで在宅の被介護者が介護施設に移動した場合、或いはその逆の場合、第1及び第2のナースコール親機のデータ交換、変更を簡易な操作で実施できる。
請求項15の発明は、請求項8乃至14の何れかに記載の発明において、第1ナースコール親機と第2のナースコール親機を一体に構成し、1つのディスプレイに在宅の被介護者と施設内の被介護者の表示を2分割して分離表示することを特徴とする。
この発明により、施設内外の全ての被介護者の情報が1つの画面で表示されるので、施設の内外双方から同時に呼び出しがあっても、応対する介護者は、少ない目線の移動で対処でき、スムーズに応対できる。また、在宅と施設内で被介護者の表示が分離されるので、応対する介護者は間違えることがない。更に、一体とするので構成する機器の数を削減できる。
このように、本発明によれば、被介護者宅に家庭用ナースコール子機を設け、介護者の常駐する介護施設内に第1のナースコール親機を設けて、通信ネットワークを利用して在宅の被介護者と介護者との通信を可能としたので、病院内に設置されている既存のナースコール装置のように簡易な操作で呼び出し及びその応対が可能となり、被介護者が在宅の状態であっても緊急時の対応をスムーズに行うことが可能となり、被介護者に安心感を与えることができる。
また、第1のナースコール親機のディスプレイには呼び出した被介護者の情報が表示されるので、応対する介護者は被介護者に関して必要な情報を速やかに得ることができ、呼び出しに対してスピーディな応対が可能となる。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明に係るWEBナースコール装置の第1実施形態を示すブロック図であり、1は被介護者の居住する被介護者宅、2は介護者が常駐する介護施設を示している。
被介護者宅1には、介護者を呼び出すための呼出ボタン3a及び被介護者を撮像するカメラ3bを備えた家庭用ナースコール子機3と、家庭用ナースコール子機3からの呼び出しを検出し、インターネット或いはLANから成る通信ネットワーク13を介して介護施設2へ家庭用ナースコール子機番号等の呼出情報を送信するWEBアダプタ4と、外線接続装置5aを有して通信ネットワーク13と電話回線14による回線交換とを切り換えるモデム5が設置されている。
また、介護施設2には、外線接続装置7aを有して通信ネットワーク13と電話回線14による回線交換とを切り換えるモデム7と、被介護者情報を表示するディスプレイ8、ディスプレイ8の表示を制御する第1のナースコール親機制御部9、家庭用ナースコール子機3からの呼出情報を受けて看護師やヘルパー等の介護者に対して呼出動作をすると共に応答するためのナースコール送受器10から成る第1のナースコール親機11が設置されている。
尚、図1では家庭用ナースコール子機3を1台設けた構成となっているが、1つの介護施設は通常複数の在宅の被介護者を担当しており、第1のナースコール親機11は複数の家庭用ナースコール子機3と通信可能となっている。そして、家庭用ナースコール子機3が配置された全ての被介護者宅には、夫々WEBアダプタ4、モデム5等が設置されており、第1のナースコール親機11にはそれら全ての家庭用ナースコール子機3が通信ネットワーク13を介して接続されている。
図2は、第1のナースコール親機11が呼び出しを待つ待受時の状態のディスプレイ8の表示画面であり、第1のナースコール親機11は、個々の家庭用ナースコール子機3に対応した被介護者の氏名、性別、年齢等の被介護者データを記憶する被介護者情報記憶部9aを有し、ディスプレイ8は、待受時に図2に示すように、全家庭用ナースコール子機3,3・・の夫々に対応した在宅の被介護者の氏名や年齢等の一覧が被介護者情報記憶部9aから引き出されて表示されている。このように、介護施設が担当する被介護者の一覧が待受時に表示されることで、応対する介護者は個々の被介護者の情報を把握し易い。
また、第1のナースコール親機11は、被介護者毎に予め指定した家族或いはサテライト介護ステーション等の連絡先の電話番号を記憶した個別連絡先記憶部9b、更に110番、119番等の公的機関の電話番号を記憶した共通連絡先記憶部9cを備えており、ディスプレイ8にタッチパネル(図示せず)を設けて、ディスプレイの所定部位をタッチ操作することで、呼出者即ち呼出操作をした被介護者に応じた個別連絡先、或いは共通連絡先に、ナースコール送受器10から電話回線を使用して通話或いは通報が可能となっている。
次に、図1のWEBナースコール装置の動作を説明する。家庭用ナースコール子機3の呼出ボタン3aを押して呼び出しが成されると、呼出情報等必要に応じた情報がWEBアダプタ4よりモデム5、通信ネットワーク13を介して第1のナースコール親機11に送られる。また、呼出操作によりカメラ3bが撮像を開始し、カメラ3bの撮像映像信号も呼出情報と同様の経路で第1のナースコール親機11に送られる。第1のナースコール親機11では、受信した呼出情報により呼出者を特定し、被介護者情報記憶部9aの中から対応する呼出者の情報を取り出してディスプレイ8にPOPUP表示すると共に、送られてきた撮像映像も合わせてPOPUP表示する。また、図示しない鳴動手段を鳴動させて呼び出しがあることを報音する。
この第1のナースコール親機11の呼出動作を受けて、ナースコール送受器10のハンドセット10aを取り上げることで、応対する介護者はディスプレイ8に表示された呼出者の情報及び映像を見ながら呼出者と通話することができる。
尚、ディスプレイ8の呼出情報に対応する被介護者情報の表示は、POPUP表示せずとも待受画面上の対応する被介護者表示部を点滅等させても良い。また、第1のナースコール親機11に、他の呼出情報がある場合は必要に応じてディスプレイ8に表示させれば良い。また、家庭用ナースコール子機3は図示しない通話部を有し、呼出者はナースコール送受器10による介護者の応答操作を受けてハンドセット等使用することなく通話が可能となっている。また、通信ネットワーク13がインターネットの場合は、通話はVoIPにより実施されるし、LANの場合は、LANに適した通信フォーマットに変換されて実施される。更に、通信ネットワーク13を介する呼び出しが不到達の場合は、モデム5が回線交換に切り換えて、第1のナースコール親機11と電話回線を介して接続されるよう構成されている。
そして、この時、第1のナースコール親機11のナースコール送受器10で応対した介護者が、呼出者の映像や音声から介護担当者が出向いて直接介護する必要があると判断したら、タッチパネルの所定部位をタッチ操作して連絡先を呼び出す。すると、第1のナースコール親機11は、個別連絡先記憶部9bに予め登録してある家族或いは介護連絡先の電話番号からPOPUP表示された呼出者に対応する情報を読み出し、外線接続装置7aを経由した外線発信を実施し、通信ネットワーク13を介したナースコール通話から登録された個別連絡先との電話回線14を使用する通話に切り換えられる。こうして、ナースコール送受器10をそのまま使用して、ハンドセット10aを取り上げたまま個別連絡先を呼び出して通話することができ、速やかに介護指示を出すことができる。
また、呼出者の映像及び音声から、消防、救急等、公的機関による救助が必要と判断した場合は、ディスプレイ8上のタッチパネル等で連絡先を呼び出す。すると、第1のナースコール親機11は、共通連絡先記憶部9cに予め登録してある救助連絡先の電話番号を読み出し、外線接続装置7aを経由して外線発信を実施し、個別連絡先と同様に通信ネットワーク13を介したナースコール通話から、登録された公的施設に電話回線14を使用した通報に切り換えられる。こうして、ナースコール送受器10をそのまま使用して、ハンドセット10aを取り上げたまま、速やかに救助要請等を行うことができる。
このように、被介護者宅に家庭用ナースコール子機を設けると共に介護施設内に第1のナースコール親機を設け、通信ネットワークを利用して在宅の被介護者と介護施設に常駐している介護者との通信を可能としたので、病院内に設置されている既存のナースコール装置のように簡易な操作で呼び出し及びその応対が可能となり、被介護者が在宅の状態であっても安心感を得ることができる。また、通信ネットワークとして既存のインターネット網を使用することができ、そうすれば、通信ネットワークを新たに構築することなく容易に被介護者宅と介護施設を接続でき、本発明の装置を容易に設置することができる。
更に、第1のナースコール親機のディスプレイには呼出者の情報が表示されるので、応対する介護者は呼出者に関して必要な情報を速やかに得ることができ、呼び出しに対してスピーディな応対が可能となるし、介護者は呼出者の映像を見ながら応対できるので、在宅の被介護者であっても、介護施設から状況を速やかに把握できる。
また、モデムが外線接続装置を備えるため、呼び出しに応対した介護者が呼出者を介護施設内で対応できないと判断した場合等に、ナースコール送受器を持ったまま簡易な操作で家族や直接の介護担当者、更には公的施設等に連絡をすることができ、緊急時に速やかに対応できるし、外線接続装置を別途設ける必要がない。
(第2の実施形態)
図3のブロック図は、本発明に係るWEBナースコール装置の第2の実施形態を示している。図3において、17は介護施設内の各ベッドに設けられた介護者を呼び出すための施設内ナースコール子機、18は家庭用ナースコール子機3に加えて施設内ナースコール子機17の呼び出しに応対するナースコール親機である。
具体的に、施設内ナースコール子機17,17・・は部屋毎に集合廊下灯19に接続され、各集合廊下灯19,19・・は廊下灯幹線20を介して接続機器を制御するナースコール制御機21に接続され、ナースコール制御機21は、幹線22を介してナースコール親機18に接続されている。また、ナースコール親機18は、ディスプレイ23、ディスプレイ23の表示を制御するナースコール親機制御部24、ナースコール送受器25から構成されている。尚、図1と同一の構成要素には同一の符号を付与して説明を省略する。
図4は図3のナースコール親機18が待受時のディスプレイ23の表示画面を示している。ナースコール親機18は、家庭用ナースコール子機3に対応した全ての被介護者の氏名、性別、年齢等の被介護者データに加え、施設内ナースコール子機17に対応する施設内に入院或いは居住する全ての被介護者の氏名、性別、年齢等の被介護者データを記憶する被介護者情報記憶部24aを有し、図4に示すように、待受時のディスプレイ23には全家庭用ナースコール子機3に対応した在宅の被介護者の氏名や年齢等の一覧、及び施設内ナースコール子機17に対応した被介護者の氏名や年齢等の一覧が左右に分割されて表示されている。こ表示により、応対する介護者は施設外の被介護者と共に施設内の個々の被介護者の情報を把握し易い。
更に、ナースコール親機24は、被介護者毎に予め指定した家族或いはサテライト介護ステーション等の連絡先の電話番号を記憶した個別連絡先記憶部24b、更には110番、119番等の公的機関の電話番号を記憶した共通連絡先記憶部24cを備えている。
このWEBナースコールシステムは、家庭用ナースコール子機3から呼び出しがあると、上記第1の実施形態と同様に動作する。即ち、ナースコール親機18は、通信ネットワーク13を介して受信した呼出情報を受けて被介護者情報記憶部24aから被介護者を特定し、対応する呼出者の情報を取り出してディスプレイ23にPOPUP表示すると共に、送られてきた映像情報も合わせてPOPUP表示する。また、図示しない鳴動手段を動作させて呼び出しがあることを報音する。そして、ナースコール親機18の呼出動作を受けて、介護者がナースコール送受器25のハンドセット25aを取り上げることで、ディスプレイ23上の呼出者の情報及び映像を見ながら呼出者と通話することができる。
次に、介護施設2内の施設内ナースコール子機17から呼び出しがあると、集合廊下灯19は施設内ナースコール子機17の番号等の呼出情報をナースコール制御機21に送出し、呼出情報はナースコール制御機21を経由してナースコール親機18に伝送される。この呼出情報を受信したナースコール親機18は、家庭用ナースコール子機3からの呼び出しと同様に、被介護者情報記憶部24aから被介護者を特定し、対応する呼出者の情報を取り出してディスプレイ23にPOPUP表示する。また、図示しない鳴動手段を動作させて呼び出しがあることを報音する。そして、ナースコール親機18の呼出動作を受けて、介護者がナースコール送受器25のハンドセット25aを取り上げることで、ディスプレイ23上の呼出者の映像を見ながら呼出者と通話することができる。
尚、呼出者の居住あるいは入院する部屋にカメラ(図示せず)が備えられている場合には、カメラの撮像した映像が呼出操作に連動して、LAN、或いは平行2線ケーブル(図示せず)を介して呼出信号とは別にナースコール親機18に伝送される。そして、ナースコール親機18のディスプレイ23に送られてきた映像が出画される。こうして、介護者はディスプレイ23上の呼出者映像等を見ながら、施設内の呼出者と通話することができる。
このように、ナースコール親機を通信ネットワークを介して家庭用ナースコール子機に接続すると共に、廊下灯幹線や幹線等の信号線で施設内ナースコール子機に接続されているので、上記第1実施形態の効果に加えて、施設内の被介護者からの呼び出しにも対応でき便利である。而も、待受時に施設外の全ての被介護者の情報を一覧表示するのに加えて、施設内の全ての被介護者の情報も同一の画面に一覧表示されるので、介護施設内の被介護者の状況も画面上で把握できる。更に、ディスプレイをタッチパネルで構成すれば、上記第1の実施形態の如く、任意の被介護者との通信、或いは情報の引き出しをワンタッチで実施することが可能となる。
また、施設の内外双方から連続して呼び出しがあっても、応対する介護者は少ない目線の移動で対処でき、スムーズに応対できるし、在宅と施設内で被介護者の表示が分離されるので、応対する介護者は間違えることがない。更に、1つのナースコール親機で在宅及び施設内双方の呼び出しに応対でき、少ない機器で装置を構成できる。
尚、施設内の被介護者の一覧表示は、介護施設内のレイアウトに合わせて表示すれば、呼出者の居住或いは入院する場所を速やかに把握でき、便利である。また、この第2の実施形態では、1台のディスプレイを区切って、在宅と施設内の被介護者を同時に表示しているが、被介護者の入退院等出入りが激しく移動が多い場合は、ディスプレイ上で物理的位置を区切らず、被介護者の表示位置を固定し、入院(訪問)/退院(帰宅)ボタン(図示せず)の操作により制御しても良い。この場合、図5のディスプレイ表示画面の拡大図に示すように、被介護者の表示に在宅であることが分かるように、例えば家のマークのような在宅マーク34を添付し、入院中の被介護者に対しては例えばベッドのマークのような施設内マーク35を添付すれば、応対する介護者は画面を分割しなくても、呼出者が在宅であるか入院中であるか瞬時に区別することができるし、画面上での移動が無くなるので、常に同一人物を同じ場所に表示され、視覚的にも被介護者を認識し易い。
(第3の実施形態)
図6のブロック図は、本発明に係るWEBナースコール装置の第3の実施形態を示し、上記図1及び図3と同様の構成要素には同一の符号を付与してある。図6において、27は介護施設内の各ベッドに設置された施設内ナースコール子機17が接続された第2のナースコール親機であり、家庭用ナースコール子機3が通信ネットワーク13を介して接続されている第1のナースコール親機11と合わせて2台のナースコール親機を備えている。そして、28は第1のナースコール親機11と第2のナースコール親機27を管理するサーバであり、双方にハブ29を介して接続されている。
具体的に、第2のナースコール親機27は、被介護者情報を表示するディスプレイ30と、ディスプレイ30の表示を制御する第2のナースコール親機制御部31と、施設内ナースコール子機17からの呼出情報を受けて看護師やヘルパー等の介護者に対して呼出動作をすると共に応答するためのナースコール送受器32から構成されている。また、施設内ナースコール子機17は集合廊下灯19に接続され、集合廊下灯19は廊下灯幹線20を介してナースコール制御機21に接続され、ナースコール制御機21は、幹線22を介して第2のナースコール親機27に接続されている。
そして、第2のナースコール親機27は、施設内に入院或いは居住する被介護者の氏名、性別、年齢等の被介護者データを記憶する被介護者情報記憶部31aを有し、ディスプレイ30は、待受時に全施設内ナースコール子機17,17・・に対応した施設内の被介護者氏名や年齢等が被介護者情報記憶部31aから引き出されて一覧が表示されている。
一方、第1のナースコール親機11のディスプレイ8は、上記第1実施形態と同様に、待受時に全家庭用ナースコール子機1,1・・に対応した在宅の被介護者氏名や年齢等の一覧が表示されている。
このWEBナースコール装置は、施設内ナースコール子機17から呼び出しがあると、上記第2実施形態と同様に呼出情報等必要に応じた情報が集合廊下灯19より、廊下灯幹線20、ナースコール制御機21を通って第2のナースコール親機27に送られる。第2のナースコール親機27では、受信した呼出情報等のデータを基に被介護者情報記憶部31aから呼出者を特定し、対応する被介護者の情報を取り出してディスプレイ30にPOPUP表示すると共に、撮像映像があれば合わせてPOPUP表示する。また、図示しない鳴動手段を動作させて呼出音を鳴動させる。このナースコール親機27の呼出動作を受けて、介護者がナースコール送受器32のハンドセット32aを取り上げれば、ディスプレイ30に表示された呼出者の情報、更には映像を見ながら呼出者と通話することができる。また、第2のナースコール親機27は、他の呼出情報、患者情報等あれば、それらを必要に応じてディスプレイ30に出画表示する。
一方、在宅の被介護者から呼び出しがあると、第1のナースコール親機11は、呼出者の被介護者情報を被介護者情報記憶部9aから読み出してディスプレイ8にPOPUP等で表示すると共に、カメラ3bの映像情報を同様に出画表示する。こうして、在宅の被介護者情報と施設内の被介護者情報は独立してディスプレイに表示される。
このように、ディスプレイを2台にして、在宅の被介護者と施設内の被介護者を、独立に表示させても良く、管理する被介護者が多い場合に便利である。
また、このようにサーバ28を設ける場合は、サーバ28内に被介護者情報記憶部28a、更には個別連絡先記憶部28b、共通連絡先記憶部28cを備えることもでき、そうすることで、在宅の被介護者が、施設内に移った場合など、被介護者データの交換をスムーズに実施できるし、サーバのデータを更新するだけで、第1及び第2のナースコール親機のデータを更新することが可能となり、管理の簡素化を図ることも可能となる。
尚、上記第3の実施形態では、第2のナースコール親機27は、被介護者毎に予め指定した家族等の個別連絡先記憶部、110番、119番等の共通連絡先記憶部を有していないが、上記実施形態の如く双方の記憶部を設けて容易に通話可能にすれば、在宅の被介護者からの呼び出しと同様に、緊急時に対応をスムーズに実施でき、応対する介護者の負担を軽減できる。但し、この場合、第2のナースコール親機27は電話回線に接続された構成となる。
また、何れの実施形態も、被介護者から呼び出しがあったら、呼出音を鳴らして介護者に呼び出しがあることを報知しているが、この呼出音は在宅の被介護者からの呼び出しと、施設内の被介護者からの呼び出しとで変えることで、施設の内外何れの呼び出しか呼出音があった時点で判別できるので、スピーディーな対応が可能となる。
また、上記WEBナースコール装置は、何れも従来技術に示す如く無線基地局を接続することで、無線子機に呼び出しを掛けることもできる。その際、家庭用ナースコール子機のカメラの撮像映像を無線子機のディスプレイに出画させることも可能であり、ナースコール親機以外の場所からも呼び出しに応対する通話を行うことが可能となる。
更に、被介護者情報はナースコール親機に蓄積されているが、個々のWEBアダプタに記憶させておいても良く、呼出時に呼出情報と共に送信することで、ナースコール親機のディスプレイに上記実施形態と同様に呼出者の被介護者情報を表示させることができる。
本発明に係るWEBナースコール装置の第1の実施形態を示す概略ブロック図である。 図1のナースコール親機ディスプレイの待受画面の写真図である。 本発明に係るWEBナースコール装置の第2の実施形態を示す概略ブロック図である。 図3のナースコール親機ディスプレイの待受画面の写真図である。 待受画面の他の例を示す表示例である。 本発明に係るWEBナースコール装置の第3の実施形態を示す概略ブロック図である。 従来のナースコール装置のブロック図である。
符号の説明
3・・家庭用ナースコール子機、3b・・カメラ、4・・WEBアダプタ、5・・モデム、5a・・外線接続装置、7・・モデム、7a・・外線接続装置、8・・ディスプレイ、9・・第1のナースコール親機制御部、9a・・被介護者情報記憶部、9b・・個別連絡先記憶部、9c・・共通連絡先記憶部、10・・ナースコール送受器、11・・第1のナースコール親機、13・・通信ネットワーク、14・・電話回線、17・・施設内ナースコール子機、18・・ナースコール親機(第1のナースコール親機且つ第2のナースコール親機)、23・・ディスプレイ、24・・ナースコール親機制御部、25・・ナースコール送受器、27・・第2のナースコール親機、28・・サーバ、30・・ディスプレイ、31・・第2のナースコール親機制御部、32・・ナースコール送受器。

Claims (15)

  1. 在宅の被介護者と介護施設内の看護師やヘルパー等の介護者との間で通信を可能とするWEBナースコール装置であって、
    被介護者宅に設置されて前記介護者を呼び出すための家庭用ナースコール子機と、前記家庭用ナースコール子機からの呼び出しを検出して通信ネットワークを介して前記介護施設へ家庭用ナースコール子機番号等の呼出情報を送信するWEBアダプタと、前記介護施設に設置されて前記家庭用ナースコール子機の呼び出しに前記介護者が応対するための第1のナースコール親機とを備え、
    前記第1のナースコール親機は、前記呼出情報に対応する被介護者の氏名や性別等の被介護者情報が記憶された被介護者情報記憶部と、前記呼出情報を受けて呼出操作した呼出者の情報を前記被介護者情報記憶部から引き出して表示するディスプレイと、前記介護者が前記ディスプレイに表示された前記呼出者或いは前記呼出者に応じた所定の相手と通話をするためのナースコール送受器とを備えたことを特徴とするWEBナースコール装置。
  2. 前記家庭用ナースコール子機はカメラを備え、前記カメラは前記家庭用ナースコール子機の呼出操作に連動して撮像動作すると共に、前記WEBアダプタは前記呼出情報に加えて前記カメラの撮像映像情報も送信し、前記ディスプレイは送信された前記カメラの撮像映像を出画することを特徴とする請求項1記載のWEBナースコール装置。
  3. 前記第1のナースコール親機は、被介護者毎に予め指定した家族或いは施設等の連絡先の電話番号を記憶した個別連絡先記憶手段と、前記ナースコール送受器で外線通話が行える外線接続装置とを備え、被介護者の呼び出しを受けた前記第1のナースコール親機を操作して、前記呼出情報に対応した前記個別連絡先に、前記ナースコール送受器を使用して通話が可能なことを特徴とする請求項1又は2記載のWEBナースコール装置。
  4. 前記第1のナースコール親機は、110番、119番等の公的機関の電話番号を記憶する共通連絡先記憶手段と、前記ナースコール送受器で外線通話が行える外線接続装置とを備え、被介護者の呼び出しを受けた前記第1のナースコール親機を操作して、前記呼出情報に対応した前記共通連絡先に、前記ナースコール送受器を使用して通報が可能なことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のWEBナースコール装置。
  5. 前記第1のナースコール親機のディスプレイは、前記被介護者からの呼び出しのない待受時に、前記第1のナースコール親機と通信可能な全被介護者の前記被介護者情報の表示が可能なことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のWEBナースコール装置。
  6. 前記家庭用ナースコール子機は、前記WEBアダプタを介してIP電話等のデジタルデータプロトコルにより、前記第1のナースコール親機とデータの送受信及び通話が可能であると共に、前記WEBアダプタは回線交換に切り換えるモデムを備え、
    前記呼出情報が不到達の場合は、前記モデムが回線交換に切り換えて、前記家庭用インターホン子機と前記第1のナースコール親機とを電話回線接続することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のWEBナースコール装置。
  7. 前記モデムは外線接続装置を備えて成ることを特徴とする請求項6記載のWEBナースコール装置。
  8. 前記介護施設内に入院或いは居住する施設内被介護者が前記介護者を呼び出すための複数の施設内ナースコール子機と、前記介護施設に設置されて前記施設内ナースコール子機の呼び出しに前記介護者が応対するための第2のナースコール親機とを備え、
    前記第2のナースコール親機は、施設内被介護者の氏名や性別等の被介護者情報が記憶された被介護者情報記憶部と、前記施設内ナースコール子機から呼出操作をした施設内の呼出者の情報を前記被介護者情報記憶部から引き出して表示するディスプレイと、前記介護者が前記ディスプレイに表示された前記施設内の呼出者或いは前記呼出者に応じた所定の相手と通話をするためのナースコール送受器とを備えたことを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載のWEBナースコール装置。
  9. 前記第2のナースコール親機のディスプレイは、前記被介護者からの呼び出しのない待受時に、前記第2のナースコール親機と通信可能な全被介護者の前記被介護者情報の表示が可能なことを特徴とする請求項8記載のWEBナースコール装置。
  10. 前記第1及び第2のナースコール親機のディスプレイは、被介護者情報を表示する際、前記施設内被介護者と在宅の被介護者を識別するために、マーク等の識別子を添付して表示することを特徴とする請求項8又は9記載のWEBナースコール装置。
  11. 前記第1及び第2のナースコール親機は、前記家庭用ナースコール子機或いは前記施設内ナースコール子機から呼び出しがあったら呼出音を発報し、前記呼出音は前記在宅の被介護者からの呼び出しと前記施設内被介護者とで異なり、呼出音で何れの呼び出しか判別可能としたことを特徴とする請求項8乃至10の何れかに記載のWEBナースコール装置。
  12. 前記第2のナースコール親機は、被介護者毎に予め指定した家族或いは施設等の連絡先の電話番号を記憶した個別連絡先記憶手段と、前記ナースコール送受器で外線通話が行える外線接続装置とを備え、被介護者の呼び出しを受けた前記第2のナースコール親機を操作して、前記呼出情報に対応した前記個別連絡先に、前記ナースコール送受器を使用して通話が可能なことを特徴とする請求項8乃至11の何れかに記載のWEBナースコール装置。
  13. 前記第2のナースコール親機は、110番、119番等の公的機関の電話番号を記憶する共通連絡先記憶手段と、前記ナースコール送受器で外線通話が行える外線接続装置とを備え、被介護者の呼び出しを受けた前記第第2のナースコール親機を操作して、前記呼出情報に対応した前記共通連絡先に、前記ナースコール送受器を使用して通報が可能なことを特徴とする請求項8乃至12の何れかに記載のWEBナースコール装置。
  14. 前記第1のナースコール親機と前記第2のナースコール親機とはサーバを介して接続され、前記第1及び第2ナースコール親機に記憶されたデータのうち少なくとも前記被介護者情報を前記サーバが管理することを特徴とする請求項8乃至13の何れかに記載のWEBナースコール装置。
  15. 前記第1ナースコール親機と前記第2のナースコール親機を一体に構成し、1つのディスプレイに在宅の被介護者と施設内の被介護者の表示を2分割して分離表示することを特徴とする請求項8乃至14の何れかに記載のWEBナースコール装置。
JP2004010850A 2004-01-19 2004-01-19 Webナースコール装置 Pending JP2005204245A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004010850A JP2005204245A (ja) 2004-01-19 2004-01-19 Webナースコール装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004010850A JP2005204245A (ja) 2004-01-19 2004-01-19 Webナースコール装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005204245A true JP2005204245A (ja) 2005-07-28

Family

ID=34823456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004010850A Pending JP2005204245A (ja) 2004-01-19 2004-01-19 Webナースコール装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005204245A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008029699A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Carecom:Kk ナースコールシステム
JP2018079052A (ja) * 2016-11-16 2018-05-24 セントラル警備保障株式会社 ナースコールシステム及びナースコール応答方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008029699A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Carecom:Kk ナースコールシステム
JP2018079052A (ja) * 2016-11-16 2018-05-24 セントラル警備保障株式会社 ナースコールシステム及びナースコール応答方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5059659B2 (ja) ナースコールシステム
JP6244201B2 (ja) ナースコールシステム
JP5912561B2 (ja) ナースコールシステム
JP2008009885A (ja) ナースコールシステム
JP2007124312A (ja) ナースコールシステム
JP5171576B2 (ja) ナースコールシステム
JP5869231B2 (ja) ナースコールの画像表示制御システム
JP2003259018A (ja) ナースコール装置
JP2008236338A (ja) ナースコールシステム
JP5687549B2 (ja) 携帯用ナースコール親機への呼出画像表示制御システム
JP5957368B2 (ja) ナースコールシステム
JP6043212B2 (ja) 無線呼出システム
JP2006033163A (ja) ナースコールシステム
JP2005204245A (ja) Webナースコール装置
JP6154189B2 (ja) ナースコールの画像表示制御システム
JP4393821B2 (ja) ナースコールシステムおよびプログラム
JP4620275B2 (ja) ナースコールシステム
JP7129784B2 (ja) ナースコールシステム
JP2005115838A (ja) ナースコールシステム
JP2006042043A (ja) 医療機器監視システム
JP4659397B2 (ja) ナースコールシステム
JP2012010771A (ja) ナースコールシステム
JP6123961B1 (ja) 被監視者監視システムの端末装置および該端末装置の端末側監視処理方法ならびに被監視者監視システム
JP2004240624A (ja) 地域内自動連絡システム
JP2005244902A (ja) ナースコールシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081118

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090407