JP5059659B2 - ナースコールシステム - Google Patents
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一方で、特許文献2に示すように、ナースコール子機側に献立等を表示する患者用情報端末(ベッドサイドモニタ)を設けて、患者自身により献立を選択可能としたシステムがあった。
また、患者用情報端末を設けたシステムは、患者に対して有益な情報を提供できるが、看護師が活用できるよう構成されてはいなかった。
この構成によれば、呼出操作した患者に近い看護師のうち、患者を担当する看護師に通知して呼び出すため、看護師は担当していない患者からの呼び出しに応答する場合が無くなり、落ち着いて対応できる。一方、患者側にとっても特定の看護師に応対してもらう安心感を得ることができる。
この構成によれば、それぞれの病室において処置中の全ての看護師を呼び出すので、生命に関わるような緊急事態に迅速に対応することが可能となり、緊急呼び出しに有効である。
この構成によれば、患者からの呼び出しを認識した看護師は、呼出操作した患者に関連する患者情報をベッドサイドモニタに表示させて、患者に関するデータを見ながら応答することができ、その後の処置をスムーズに進めることができる。また、表示操作が成されるまでベッドサイドモニタに患者情報は表示されないので、処置中の患者等に呼出操作した患者の情報が見られるようなことがなく、プライバシー保護を図ることができる。
この構成によれば、患者情報の表示させるのに、専用の操作部を設けることなく表示させることができる。
この構成によれば、呼出操作した患者の画像がベッドサイドモニタに表示されるので、看護師は患者の状態を見ながら応答でき、患者の状態を把握し易い。
この構成によれば、呼び出しを通知しているベッドサイドモニタ近傍のナースコール子機が呼出音を鳴動し、ナースコール子機の通話部を使用して、呼出操作した患者と通話できるので、看護師は携帯端末を持つことなく任意の病室で呼出操作した患者と通話することができる。また、新たな報音手段や通話手段をベッドサイドモニタに設ける必要がない。
この構成によれば、病室で処置中の看護師への呼び出しは、ナースコール親機で応答されない場合に限られるため、病室で処置中の看護師の負担が軽減される。
この構成によれば、ベッドサイドモニタの配線はLAN回線が使用されるので、ナースコール子機や廊下灯の配線とは独立して構成でき、容易にネットワーク化できるし低コストで設置できる
まず、呼び出しの有無に関わらず、ID認識装置7は常にID情報発信装置6と通信を実施可能な状態にあり、近づいてきた看護師が携行するID情報発信装置6の情報を読み取り、LANを介して制御装置4に読み取ったID情報を送信している。
この状態でナースコール子機1で呼出操作が行われると、制御装置4の制御装置制御部18はナースコール親機3で呼出音を鳴動させる。そして、例えば10秒の一定時間が経過しても応答がないと、ベッドサイドモニタ8に呼び出しを通知する個別呼出モードに移行する。尚、一定時間の経過を待たずに、ナースコール親機3への呼出通知と同時にベッドサイドモニタ8へ呼び出しを通知しても良い。
そして、復旧ボタン1aの操作により、ナースコール子機1から応答信号が制御装置4に送信される。制御機装置制御部18は、この応答信号を受けて呼出操作されたナースコール子機1と看護師が操作したナースコール子機1との間の通話路を形成し、呼出操作した患者と応答操作した看護師との間で通話が可能となる。
尚、患者情報の表示操作と応答操作は分離し、ベッドサイドモニタ8に専用の情報表示ボタンを設けても良いし、応答操作部は復旧ボタン1aに限定するものではい。
然も、呼出操作した患者に近い看護師のうち、患者を担当する看護師に通知して呼び出すため、看護師は担当していない患者からの呼び出しに応答する場合が無くなり、落ち着いて対応できる。一方、患者側にとってもいつもの変わらない看護師に応対してもらう安心感を得ることができる。
そして、患者からの呼び出しを認識した看護師は、関連する患者情報をベッドサイドモニタに表示させて見ることができ、患者に関するデータを見ながら応答でき、その後の処置をスムーズに進めることができる。
また、復旧ボタン等を使用して表示させるので、患者情報の表示操作に新たな操作部を設けることなく表示させることができるし、表示操作が成されるまでベッドサイドモニタに患者情報は表示されないので、処置中の患者等に呼出操作した患者の情報が見られるようなことがなく、プライバシー保護を図ることができる。
また、呼び出しを通知動作しているベッドサイドモニタ近傍のナースコール子機が呼出音を鳴動させるし、ナースコール子機の通話部を使用して呼出操作した患者と通話が可能となるので、新たな報音手段や通話手段をベッドサイドモニタに設けること無く、看護師は任意の病室で呼出操作した患者と通話することができる。
そして、病室で処置中の看護師への呼び出しは、ナースコール親機で応答されない場合に限られるため、病室で処置中の看護師の負担が軽減されるし、ベッドサイドモニタの配線はLAN回線が使用されるので、ナースコール子機や廊下灯の配線とは独立して構成でき、容易にネットワーク化できるし低コストで設置できる。
患者から呼び出しがあると、患者情報、WEBカメラ9からのデジタル映像信号は、映像信号生成部25でNTSC等のテレビジョン受像機22で受像可能な信号に変換され、テレビ放送の空きチャンネル周波数を用いて混合器24を経由してテレビジョン受像機22に送出される。テレビジョン受像機22では、リモコン操作等により制御装置4から送出された映像が表示される。勿論、上記実施形態のように、看護師からの表示操作がなければ呼び出し情報のみを表示させるのは言うまでもない。
更に、呼出通知を認識した看護師が応答操作することで、患者と通話を行うことができる構成となっているが、通話機能が無くても良く、呼出通知は患者に近い看護師に成されるので、看護師はそれほど負担無く患者のところまで赴くことができ対処できる。
Claims (9)
- 入院患者が看護師を呼ぶ為に病室のベッド毎に備えられたナースコール子機と、前記ナースコール子機からの呼び出しに応答するためにナースステーションに設置されたナースコール親機と、前記ナースコール子機、前記ナースコール親機間の通信を制御する制御装置とを備えたナースコールシステムであって、
看護師が携帯するRFID等のID情報発信装置と、
病室のベッド毎に備えられ、前記ID情報発信装置と通信するためのID認識装置と、
同様に病室のベッド毎に備えられて患者関連情報を表示可能なベッドサイドモニタとを備え、
前記制御装置は、個々の前記ID認識装置の配置情報を記憶する位置情報記憶部を有すると共に、前記ID認識装置から入手した看護師情報から看護師の居場所を把握し、前記ナースコール子機から呼び出しが成されたら、そのナースコール子機に近い場所にいる看護師、及びその看護師に近いベッドサイドモニタを特定し、当該ベッドサイドモニタに前記ナースコール子機からの呼出信号を伝送して呼び出しを表示制御する呼出通知制御部を備えたことを特徴とするナースコールシステム。 - 前記制御装置は、前記ナースコール子機毎に特定の看護師を関連付けた患者・看護師テーブルを記憶する担当看護師情報記憶部を有し、
前記呼出通知制御部は、前記ナースコール子機から呼び出しが成されたら、当該ナースコール子機に関連する看護師情報を前記患者・看護師テーブルから読み出し、読み出した看護師のうち呼出操作された前記ナースコール子機に最も近い場所にいる看護師、及びその看護師に近いベッドサイドモニタを特定し、当該ベッドサイドモニタに前記ナースコール子機からの呼び出しを表示することを特徴とする請求項1記載のナースコールシステム。 - 入院患者が看護師を呼ぶ為に病室のベッド毎に備えられたナースコール子機と、前記ナースコール子機からの呼び出しに応答するためにナースステーションに設置されたナースコール親機と、前記ナースコール子機、前記ナースコール親機間の通信を制御する制御装置とを備えたナースコールシステムであって、
看護師が携帯するRFID等のID情報発信装置と、
病室のベッド毎に備えられ、前記ID情報発信装置と通信するためのID認識装置と、
同様に病室のベッド毎に備えられて患者関連情報を表示可能なベッドサイドモニタと、を備え、
前記制御装置は、前記ID認識装置により看護師の居場所を認識し、前記ナースコール子機から呼び出しが成されたら、居場所を把握している全ての看護師の近傍のベッドサイドモニタに前記ナースコール子機からの呼び出しを表示制御する呼出通知制御部を備えたことを特徴とするナースコールシステム。 - 患者氏名や救護区分等の患者情報を蓄積したナースコールサーバを備え、前記呼出通知制御部は、呼出操作されたナースコール子機に対応する患者情報を前記ナースコールサーバから入手して、前記呼出信号を送信したベッドサイドモニタに送信し、
前記ベッドサイドモニタは、所定の表示操作が成されたら受信した前記患者情報を表示することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のナースコールシステム。 - 前記所定の表示操作が、呼び出しを表示したベッドサイドモニタに関連付けられているナースコール子機による特定の操作であることを特徴とする請求項4記載のナースコールシステム。
- 病室毎に患者を撮像するためのカメラを備え、前記呼出通知制御部は、呼出操作されたナースコール子機の病室のカメラ撮像映像を、呼出信号を送信した前記ベッドサイドモニタに送信して出画させることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のナースコールシステム。
- 前記ナースコール子機は、呼出操作されたナースコール子機との間で通話路を形成するための応答操作部を備え、
前記呼出通知制御部は、呼出信号を送信した前記ベッドサイドモニタに関連付けられている前記ナースコール子機に対しても呼出信号を送信して呼出音を鳴動させ、その後当該呼出信号を受信したナースコール子機の前記応答操作部が操作されたら、呼出操作された前記ナースコール子機との間で通話路を形成して通話が可能となることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のナースコールシステム。 - 前記呼出通知制御部は、前記ナースコール子機が呼出操作されたら、前記ナースコール親機を呼出制御し、その後一定時間経過しても応答が無い場合に前記ベッドサイドモニタに呼出信号を送信することを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載のナースコールシステム。
- 前記制御装置と前記ベッドサイドモニタの間は、LANを介して接続されて成ることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載のナースコールシステム。
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