JP2003091696A - 業務代行システム及び業務代行プログラム - Google Patents
業務代行システム及び業務代行プログラムInfo
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Abstract
ュータによる管理を、データの漏洩を防止して代行する
ことができる業務代行システムを提供する。 【解決手段】 顧客端末10でカルテ類の画像をスキャ
ナーで読み取ったあと、その画像データを各記入欄ごと
に分割してホスト20に送る。ホスト20は、多数のカ
ルテ類の同じ記入欄の画像データだけをまとめて記入欄
ごとに別々の入力端末301 等に送信する。このとき、
それぞれのカルテ類の番号やそれがどういうアイテムが
記入された記入欄かを示す分割識別情報も併せて送る。
入力作業者は、送られてきた画像データを伸長し、それ
を入力端末の画面に表示させながら入力作業を行う。管
理センターは、入力端末で入力された文字データに基づ
いて元のカルテに復元し、電子カルテにその復元したカ
ルテを処理させる。処理結果は顧客端末10に送られ
る。
Description
伝票を処理するアプリケーションソフトに処理させる業
務を代行する業務代行システム及び業務代行プログラム
に関するものである。
の業務伝票を使用している。これらの伝票の多くは手書
き入力されており、このような手書き入力された伝票の
データは、各業務の担当者がアプリケーションソフトの
入力画面を見ながらキーボード等を用いてコンピュータ
に入力している。
プリケーションソフトが多機能化し、操作が複雑になる
とともに、マニュアルも厚くなっており、担当者がマニ
ュアルを読んでアプリケーションソフトの操作を完全に
マスターするのは容易でなくなってきている。また特
に、アプリケーションソフトを操作する専門家がいない
中小企業にとって、手書き伝票のデータをアプリケーシ
ョンソフトへ入力する作業は大きな負担となっている。
ータに読み込み、自動的にコンピュータ上の文字に置き
換える、いわゆるOCR(Optical Chara
cter Reader 又は Optical Ch
aracter Recognition)という手法
が研究されている。しかしながら、特に、伝票の場合、
現場の担当者が大量の文字や記号を記載しなければなら
ないこともあって、しばしば判読不可能な文字が書かれ
ており、一般の手書き文字に比べて認識率が低く、また
処理速度も遅くなりがちである。このため、このような
曖昧な文字の認識については、人間の認識能力には遠く
及ばず、実用化には程遠いのが現状である。
うことが必要な場合には、専門の入力業者に依頼して、
このような入力作業が行われる。入力業者は、予め、い
ざという時に稼働可能な潜在的な入力作業者を確保して
おき、大量の入力作業依頼があったときは、これらのマ
ンパワーを投入して入力作業を遂行する。
ては困る、本来機密であるべき情報が記載されているも
のもある。このため、情報の漏洩を恐れてアプリケーシ
ョンソフトへの入力作業を外部に委託せず、高コストに
なることを承知の上で、社内で入力作業を行っていると
ころもある。このように、手書き伝票のコンピュータへ
の入力やコンピュータによる管理には、手間と時間を要
し、コストが嵩むという問題がある。
であり、手書き伝票のコンピュータへの入力やコンピュ
ータによる管理を、データの漏洩を防止して代行するこ
とができる業務代行システム及び業務代行プログラムを
提供することを目的とする。
めの本発明である業務代行システムは、伝票処理を依頼
する顧客の側に配置された顧客端末と、手書き入力され
た伝票の入力作業を行う入力端末と、顧客端末から送ら
れた伝票のデータに基づいて伝票の入力及び管理を代行
する管理ホストコンピュータとを接続するネットワーク
と、前記顧客端末は、手書き入力された後の前記伝票の
画像を取り込んで画像データとする画像入力手段と、前
記画像入力手段により取り込んで得た画像データを前記
伝票の所定領域ごとに分割して複数の分割画像データと
し、前記分割画像データにどの伝票のどの領域の分割画
像データであるかを示す分割識別情報を付加する画像分
割手段と、少なくとも前記伝票を処理するアプリケーシ
ョンソフトを識別するためのソフト識別情報と前記分割
識別情報と前記分割画像データとを前記管理ホストコン
ピュータに送信する送信手段と、前記管理ホストコンピ
ュータが有する前記アプリケーションソフトと同じアプ
リケーションソフトで処理された後の処理済データを受
信する受信手段と、受信した処理済データに基づいて、
前記アプリケーションソフトが管理するデータを更新す
る更新手段とを有し、前記入力端末は、前記管理ホスト
コンピュータを介して前記分割識別情報と前記分割画像
データを受信する受信手段と、表示手段に前記分割画像
データを用いた入力画面を表示すると共に、文字データ
の入力を制御する入力制御手段と、分割画像データに対
応する入力された分割文字データと前記分割識別情報と
を前記管理ホストコンピュータに送信する送信手段とを
有し、前記管理ホストコンピュータは、前記顧客端末か
ら送られた一の伝票についての分割画像データの各々が
異なる前記入力端末に配信されるように管理する配信管
理手段と、分割画像データと分割識別情報とを前記入力
端末に送信する第1送信手段と、前記入力端末で入力さ
れた分割文字データと分割識別情報を受信する受信手段
と、前記入力端末により入力された分割文字データを前
記分割識別情報に基づいて纏めて、元の伝票についての
文字データに復元する復元手段と、復元した伝票の文字
データを前記ソフト識別情報に基づいて当該伝票を処理
する前記アプリケーションソフトに処理させる処理手段
と、前記処理手段により処理された処理済データを前記
顧客端末に送信する第2送信手段とを有することを特徴
とする。
である業務代行プログラムは、ネットワーク接続され
た、伝票処理を依頼する顧客の側に配置された顧客端末
と、手書き入力された伝票の入力作業を行う入力端末
と、顧客端末から送られた伝票のデータに基づいて伝票
の入力及び管理を代行する管理ホストコンピュータに用
いるプログラムであって、前記顧客端末に用いるプログ
ラムは、手書き入力された後の前記伝票の画像を取り込
んで画像データとする画像入力機能と、前記画像入力機
能により取り込んで得た画像データを前記伝票の所定領
域ごとに分割して複数の分割画像データとし、前記分割
画像データにどの伝票のどの領域の分割画像データであ
るかを示す分割識別情報を付加する画像分割機能と、少
なくとも前記伝票を処理するアプリケーションソフトを
識別するためのソフト識別情報と前記分割識別情報と前
記分割された分割画像データとを前記管理ホストコンピ
ュータに送信する送信機能と、前記管理ホストコンピュ
ータが有する前記アプリケーションソフトと同じアプリ
ケーションソフトで処理された後の処理済データを受信
する受信機能と、受信した処理済データに基づいて、前
記アプリケーションソフトが管理するデータを更新する
更新機能とをコンピュータに実現させるためのプログラ
ムであり、前記入力端末に用いるプログラムは、前記管
理ホストコンピュータを介して前記分割識別情報と前記
分割画像データを受信する受信機能と、表示手段に前記
分割画像データを用いた入力画面を表示すると共に、文
字データの入力を制御する入力制御機能と、分割画像デ
ータに対応する入力された分割文字データと前記分割識
別情報とを前記管理ホストコンピュータに送信する送信
機能とをコンピュータに実現させるためのプログラムで
あり、前記管理ホストコンピュータに用いるプログラム
は、前記顧客端末から送られた一の伝票についての分割
画像データの各々が異なる前記入力端末に配信されるよ
うに管理する配信管理機能と、分割画像データと分割識
別情報とを前記入力端末に送信する第1送信機能と、前
記入力端末で入力された分割文字データと分割識別情報
を受信する受信機能と、前記入力端末により入力された
分割文字データを前記分割識別情報に基づいて纏めて、
元の伝票についての文字データに復元する復元機能と、
復元した伝票の文字データを前記ソフト識別情報に基づ
いて当該伝票を処理する前記アプリケーションソフトに
処理させる処理機能と、前記処理機能により処理された
処理済データを前記顧客端末に送信する第2送信機能と
をコンピュータに実現させるためのプログラムであるこ
とを特徴とする。
一実施形態について説明する。図1は、本実施形態の業
務代行システム全体のブロック図である。図1に示す業
務代行システムは、ネットワーク接続された、顧客の側
に配置された顧客端末101、102、103・・・(以下、
単に10とも表記する。)と、顧客からの手書き伝票の
データに基づいてその伝票の入力及び管理を行う管理セ
ンターに配置されたホストコンピュータ20と、複数の
入力端末301、302、303・・・(以下、単に30とも
表記する。)と、を備えている。また、顧客端末、ホス
トコンピュータ及び入力端末の各々には、本実施形態の
システムを実現するためのプログラムが格納されてい
る。
め、伝票定義用ソフトを用いて各伝票をどのような領域
に分割するかを定義する。この定義は、顧客端末又はホ
ストコンピュータ等を用いて行うことができる。まず、
例えば顧客端末等で伝票定義用ソフトを立ち上げ、スキ
ャナーを用いて伝票全体の画像データを取得する。取り
込んだ画像は表示装置の画面に表示される。図2は表示
装置の画面を示す図であり、取り込んだ伝票の画像が表
示された状態を示す図である。担当者は、この表示画面
を見ながら、領域(フィールド)の定義を行う。通常の
伝票40の場合、各記載欄を区切る罫線が引かれている
ので、フィールドの定義を行うには定義しようとするフ
ィールド、例えば氏名の記入欄のフィールドを罫線に沿
ってマウス等を用いて選択した後、フィールド設定ボタ
ン43をクリックする。これにより、フィールド設定ウ
インドが開く。なお、マウス等を用いて選択したときに
は、多少の余裕をもたせて選択した範囲を認識させる。
選択した記載欄よりも多少大きめの領域を認識させるの
は、会社などで各記載欄に記載するときに、文字等が欄
外にはみ出ることがあることを考慮したものである。
ールド設定用のウインドを示す図である。このフィール
ド設定用のウインドを用いて選択したフィールドのフィ
ールド属性を付与する。図3に示すフィールド設定の場
合、フィールド名には、キーボードから「氏名」と入力
する。フィールド種別は文字を、手書/活字は手書を選
択する。データの種別は文字を選択する。なお、フィー
ルド座標のデータは自動で生成される。設定を終えた
ら、OKボタン51をクリックする。これにより、フィ
ールド1の設定が終了する。このように、設定した順序
に従って自動でフィールドの番号が付与されて記憶部に
記憶される。一度設定されたフィールド設定を削除する
ときには、例えばフィールド1の氏名のフィールド設定
を削除するときには、設定ボタンをクリックしてフィー
ルド設定画面を表示させ、フィールド名に「氏名」と入
力してリターンキーを押下する。すると、フィールド1
の氏名についての設定内容が表示される。この状態でフ
ィールド削除ボタン53をクリックすることにより、一
度設定したフィールド設定を削除することができる。
て、同様にしてフィールド2及びフィールド3のフィー
ルド設定を行う。また、性別の記入欄については、男女
別にフィールドを設定する。男の記入欄をマウス等を用
いて選択した後、フィールド設定ボタン43をクリック
する。これにより、フィールド設定用のウインドが開
く。フィールド名に「性別 男」と記入し、フィールド
種別はチエックマークを、手書/活字は手書を選択す
る。データの種別はチェックマークを選択する。設定が
終わったら、OKボタン51をクリックする。同様にし
て、女の記入欄についてもフィールド設定を行う。全て
のフィールド設定が終了したときには、登録ボタン41
をクリックする。これにより、今まで設定した内容が記
憶部に記憶され登録される。上述した領域分割の定義に
より、各記載欄ごとに画像データを分割するための分割
情報が顧客端末10の記憶部に記憶され、更にこの分割
情報は転送されてホスト20の記憶部にも記憶される。
また、分割情報には、各伝票がどのように分割されたの
かの情報、例えば分割した領域の数の情報、分割した領
域の位置の情報、分割した領域の大きさの情報、どの伝
票のどの項目の記載欄なのかを示す識別情報(以下、分
割識別情報と称する。)等が含まれる。
ときには、スキャナーにより、次の伝票の画像データを
取得する。また、この処理を終了するときには、終了ボ
タン42をクリックする。これにより伝票定義用ソフト
による処理が終了する。なお、伝票番号は、印刷時に自
動で付与される。また、この伝票を処理するアプリケー
ションソフトを識別するための識別情報(バーコード
等)も、後述するように印刷時に自動で付与される。
は、上記のようにして定義した個々のフィールドの二つ
以上をグループ化して一つのフィールドとして扱うよう
にするためのボタンである。グループ化ボタン44をク
リックすると、グループ設定用のウインド(不図示)が
表示され、このウインドを用いて、複数のフィールドを
グループ化して、一つのフィールドとすることができ
る。例えば、郵便番号と住所とは別個のフィールドとし
て扱うよりも、一つのフィールドとして扱うようにした
方が入力作業を容易且つ迅速化できる。また、このよう
なグループ化であれば、複数のフィールドをグループ化
しても、後述するセキュリティー上の問題は生じ無い。
図である。図4に示す各顧客端末10は、処理するアプ
リケーションソフトを識別するためのソフト識別情報を
付与して伝票を印刷・出力する伝票発行部16と、スキ
ャナー15等を用いて、手書き入力された伝票の画像を
取り込み、ディジタル情報である画像データに変換する
画像入力部17と、画像入力部17が取り込んだ伝票の
画像データを上述した方法で予め設定した所定のフィー
ルドごとに分割し、各分割画像データにその分割画像デ
ータがどの伝票のどの記載欄のものであるかを示す分割
識別情報を付加する画像分割部18と、管理センターの
ホスト20から送られてくる処理済データに基づいて当
該伝票を処理するアプリケーションソフトが管理するデ
ータを更新するデータ更新部19と、受信部13又は送
信部14を介して行うデータの送受の制御など、顧客端
末全体の制御を行う制御部11と、データを記憶する記
憶部12とを備える。なお、予め別途、印刷された伝票
を用いる場合は、伝票発行部16は省略可能である。
発行部16に命令を送り必要な伝票を印刷・出力する。
印刷された伝票には、伝票番号の他に、この伝票を処理
するアプリケーションソフトを識別するためのソフト識
別情報も自動で印刷・付加される。印刷された伝票に実
際に文字等が記入されると、記入後の伝票を当該伝票を
処理するアプリケーションソフトで処理させる。このと
き、本実施形態では、顧客側で実際にアプリケーション
ソフトを立ち上げて、手書き伝票の入力作業を行う必要
はない。手書き伝票を処理する場合、担当者は、顧客端
末にインストールされた本実施形態の業務代行プログラ
ムを立ち上げ、スキャナーに手書き伝票をセットするだ
けでよい。これにより、制御部11は、画像入力部16
に、その手書き伝票の画像データを生成させる。生成さ
れた画像データは、画像分割部16により、予め記憶部
12に記憶してある分割情報に基づいて、例えば各手書
き項目欄ごとに、分割され、分割された画像データ(分
割画像データ)毎に分割識別情報が付与される。
は、制御部11により、送信部14を介して管理センタ
ーのホスト20に送られる。ホスト20は、その分割画
像データを記憶部に記憶した後、入力作業を行う作業者
がいる入力端末30に送る。入力端末30において、分
割画像データに基づいて入力された文字データ(以下、
分割文字データとも称する。)は、管理センターのホス
ト20に送られ、ホスト20により分割情報を参照して
元の伝票のデータに纏められ、更にソフト識別情報に基
づいてこの伝票を処理するアプリケーションソフトで処
理される。アプリケーションソフトで処理された処理済
データは、ソフト識別情報と共に依頼先の顧客端末10
に送られる。このときの送信方法には幾つかの方法があ
る。例えば、一の伝票ごとに、処理済データを送信して
もよいし、同一のアプリケーションソフトで処理される
複数の伝票の処理済データを纏めて送信してもよい。ま
た、異なるアプリケーションソフトで処理される伝票の
処理済データを纏めて送信してもよい。
ョンソフトは、顧客の業種等によって異なる。例えば、
医療機関の場合、医療業務用ソフトや電子カルテ等の業
務用ソフトが使用され、一般の会社の場合、顧客管理ソ
フト、販売管理ソフト、在庫管理ソフト等の業務用ソフ
トが使用される。また、法人の場合、どの法人も給与計
算ソフトや経理ソフト等の業務用ソフトが使用される。
本実施形態の場合、手書き入力の項目を有する伝票を用
いるアプリケーションソフトであれば、顧客が使用する
どのようなアプリケーションソフトでもよい。また、管
理センターのホストは、顧客が使用する全てのアプリケ
ーションソフトを備えている。ホストでは、これらのア
プリケーションソフトの伝票の入力・処理作業を代行
し、その処理結果を依頼先の顧客端末に送信する。
を受領すると、データ更新部は処理済データに付加され
ているソフト識別情報に基づいて記憶部12に記憶して
ある対応するアプリケーションソフトが管理するデータ
を、その処理済データに基づいて更新する。なお、本実
施形態で用いるアプリケーションソフトは、市販の業務
用ソフトにデータ更新部を追加する等のわずかな変更を
加えるだけで、全ての市販の業務用ソフトを用いること
ができる。
タ20の概略機能ブロック図である。同図に示す管理セ
ンターのホスト20は、分割画像データを分割識別情報
と共に入力端末30に配信する管理を行う配信管理部2
6と、入力端末30からの入力状況データを受信して、
予め定めた所定の入力処理速度で入力作業が行われてい
ない場合に、警報信号を発する入力状況管理部27と、
入力端末30で入力された分割文字データに基づいて記
憶部22に記憶した分割情報を参照して、元の伝票のデ
ータに復元する復元部28と、記憶部22に記憶したア
プリケーションソフトを呼び出して、復元された伝票の
データを処理させるソフト処理部29と、受信部23又
は送信部24を介して行うデータの送受の制御などホス
ト全体の制御を行う制御部21と、データを記憶する記
憶部22とを備える。なお、本実施形態の送信部24
は、本発明の第1送信手段と第2送信手段の双方の機能
を備えるものである。
きた手書き入力項目ごとに分割された分割画像データ
を、付与された分割情報と共に記憶部22に記憶する。
配信制御部26は、顧客端末10から送られた一の伝票
についての分割画像データの各々が異なる入力端末30
に配信されるように管理する。配信の方法は、予め定め
た方法により、分割画像データをホスト20から各入力
端末30に送ってもよいし、或いは、各入力端末の入力
作業者がホスト20にアクセスして、必要な分割画像デ
ータをダウンロードするようにしてもよい。
者毎に、入力作業者の作業の熟練度に応じて、例えば5
段階のランク付けを行って、その結果を記憶部22に記
憶させておく。例えば、数字だけの項目の入力作業を行
う作業者のランクは1、数字だけの項目及び住所の項目
の入力作業を行う作業者のランクは2、・・・全ての項目
の入力作業を行うことができる作業者のランクは5のよ
うに区分して記憶する。この場合、ランク1の作業者は
数字だけの入力作業を許可されたことになり、ランク2
の作業者は数字と住所の項目だけの入力作業を許可され
たこととなる。また、ランク5の作業者は全ての項目の
入力作業を許可されたことになる。なお、後述するよう
にセキュリティー上の理由から、例えランク5の作業者
であっても、一の伝票について全ての項目の入力作業を
行うことはできない。各作業者は、一の伝票について
は、原則として一の項目の入力作業が許可されるのみで
ある。
クセスして、必要な分割画像データをダウンロードする
場合、各入力作業者が自己の識別情報IDを入力して入
力端末30からホスト20にアクセスする。入力端末か
らアクセスがあると、ホスト20の制御部21はその入
力端末30で入力作業を行うことができる分割画像デー
タの一覧表をその入力端末の表示装置に表示する。例え
ば、ランク2の作業者がホストにアクセスして、自己の
識別情報IDを入力すると、ホスト20は、その識別情
報IDに応じて、その作業者が作業可能な数字の入力項
目及び住所の入力項目の分割画像データの一覧表を入力
端末に表示する。なお、入力端末への表示の仕方は、ホ
スト20が保持している全てのランクの分割画像データ
をランク表示を付けて表示するようにしてもよい。この
場合、作業者は自己の入力端末に表示された一覧表を見
て、自己のランクに応じて作業対象の項目を選択する。
制御部21は、作業者が自己のランク以上の項目を選択
した場合、ダウンロードを拒否して、その旨の表示を行
う。これにより、各入力作業者の熟練度に応じて入力作
業対象の項目を振り分けて配信することができる。ま
た、ホストから入力端末に一方的に作業対象データを配
信するのではなく、作業者自身に作業対象データを選ば
せることにより、作業者の事情に応じた作業対象データ
の配信を行うことができる。
ンクの設定と共に、セキュリティー上の理由から、同一
種類の伝票毎に各手書き項目(分割画像データ)が異な
る入力端末に配信されるようにするために、予め、各伝
票の各項目の入力作業をどの入力端末の作業者に委託す
るかを決定し配信設定情報として記憶部22に記憶して
おく。なお、配信設定は、同一の入力端末を複数の入力
作業者が共同で使用できるように設定することも可能で
ある。この場合、同一端末の各入力作業者毎にどの項目
の入力を委託するかを設定する。また、この場合、セキ
ュリティー上の理由から、各入力作業者が他の入力作業
者の入力作業項目を見ることができないようにする必要
がある。また、同一の入力端末に複数の作業項目を配信
するときには、万一、他の入力作業者の入力作業項目を
見た場合でも、伝票の情報の漏洩がないように配信設定
を行う。また、必要に応じて他人の入力作業項目を見る
ことがきないようにロック機構を設ける。これにより、
複数の入力端末を有する入力作業センターを設置し、こ
こに入力作業者が出向いて、入力作業を行うことも可能
となり、入力作業環境の多様化を図ることができる。
の入力状況データを受信して、予め定めた所定の入力処
理速度で入力作業が行われていない場合に、警報信号を
発する。制御部21は、この警報を受け取ると、配信管
理部26に入力処理が遅れている入力端末に配信した分
割画像データを他の入力端末に配信できるように指示す
る。このような処理を行うことにより、ある分割画像デ
ータに基づく入力作業の遅れにより、伝票全体の入力処
理が遅れるのを効果的に防止することができる。
は、管理センターのホスト20に送られ、制御部21に
より記憶部22に記憶される。このとき、各分割文字デ
ータを分割情報に基づいて元の伝票毎に纏めて記憶する
ようにしてもよい。復元部23は、所定のタイミング
で、記憶部22に記憶した分割情報を参照して、異なる
入力端末30で生成された分割文字データに基づいて元
の伝票のデータを復元する。ソフト処理部29は、復元
部23によって復元された伝票のデータに基づいて、ソ
フト識別情報を参照して記憶部22に記憶した当該伝票
を処理するアプリケーションソフトを呼び出し、その伝
票のデータを処理させ、処理済データを記憶部22に記
憶する。このようにしてアプリケーションソフトにより
処理された処理済データは、送信部24を介して依頼先
の顧客端末10に送られる。なお、アプリケーションソ
フトとして市販の業務用ソフトを使用する場合、ソフト
処理部による処理を業務用ソフトで実行可能とするよう
に業務用ソフトをカスタマイズする必要がある。
ュータの概略機能ブロック図である。同図に示すパーソ
ナルコンピュータ30は、ホスト20から自己が入力可
能な分割画像データを取得する分割画像データ取得部3
7と、入力作業者からの指示に基づき、取得した分割画
像データを表示装置36に表示して入力を制御する入力
制御部38と、予め設定した所定間隔毎に(例えば、毎
日、1時間又は2時間毎に)、入力作業の進捗状況を管
理センターに送信する進捗状況報告部39と、受信部3
3又は送信部34を介して行うデータの送受の制御など
入力端末全体の制御を行う制御部31と、データを記憶
する記憶部32とを備える。
Dを入力して、入力作業対象である分割画像データをホ
スト20から取得する。分割画像データ取得部37は、
入力作業者からの指示に従って、ホスト20にアクセス
し、分割画像データの一覧表の画面データを受信し、そ
の一覧表を表示装置36に表示する。この一覧表には、
各分割画像データ毎に、その項目名、元の伝票の種類名
(例えば、経理で使用する出金伝票、医療機関で使用す
るカルテ、又は保険の契約書等)、入力作業納期、分割
画像データの件数などが表示される。入力作業者は、画
面に表示された一覧表から自己が入力作業を希望する一
又は複数個を選択する。これにより、その入力端末にホ
スト20から選択した項目の分割画像データが送られ
る。送られた分割画像データは、記憶部32に記憶され
る。
力作業を開始する旨の指示をキーボード等から制御部3
1に送る。制御部31は、この指示に基づき、入力制御
部37に入力制御を行う指令を発する。入力制御部37
は、この指令に基づき、取得してある項目の一覧表を表
示装置36に表示する。作業者がこの一覧表から項目を
選択すると、文字データを入力するための画面が表示装
置36に表示される。図7は、文字データを入力するた
めの画面を示す図である。図7に示す入力作業用の画面
には、入力作業対象である契約者の氏名の分割画像デー
タが画面上部右側に表示され、画面上部左側にはキーボ
ードから入力された分割文字データが表示されている。
入力作業者が入力しようとする分割画像データは、画面
下部の分割画像データを拡大表示する領域に順次、拡大
表示される。入力作業者は、拡大表示された分割画像デ
ータの氏名を見て入力作業を行う。図7は、分割画像デ
ータの氏名「今井 良治」の入力を行おうとしている画
面である。この氏名の入力が終わると、次の分割画像デ
ータである「有山 邦夫」が画面下部の領域に自動的に
拡大表示される。このようにして順次、分割画像データ
を参照しながら対応する文字データ(分割文字データ)
を入力する。全ての入力作業を終えたときには、画面右
下にあるデータ送信ボタンをクリックする。これによ
り、入力を終えたデータが管理センターのホスト20に
送られる。入力作業の途中で、送信ボタンをクリックし
た場合には、入力作業の完了したものだけがホスト20
に送られる。
入力作業者の指示がなくても、定期的に入力作業の進捗
状況を管理センターに送信する。これにより、ある伝票
の一の項目の入力作業だけが遅れて、その伝票の全体の
処理が遅れるのを効果的に防止することができる。
機関で使用される伝票であるカルテに記載された手書き
文字の入力及びそのカルテの管理を代行する業務に適用
した事例について説明する。
客端末10を用いて印刷する。印刷したカルテには、カ
ルテ番号の他に、そのカルテを処理するアプリケーショ
ンソフト(この場合は電子カルテのソフト)を識別する
ためのソフト識別情報も印刷されている。かかるカルテ
に必要事項が手書きにより記載されると、その手書きカ
ルテを対応するアプリケーションソフトに処理させる。
ところで、手書きカルテを対応するアプリケーションソ
フトで処理させるときには、従来は、各担当者が対応す
るアプリケーションソフトを呼び出して、カルテの手書
きの記載内容を見ながら、キーボード等を用いて入力し
ていた。
担当者は、本実施形態の業務代行プログラムを立ち上げ
て、手書きのカルテをスキャナー15に読み込ませるだ
けでよく、実際にキーボード等を用いた入力作業を行う
必要はない。担当者がスキャナーに手書きカルテをセッ
トすると、制御部11は、画像入力部17によりその手
書きカルテのディジタルの画像データを生成させる。生
成された画像データは、データ圧縮され、記憶部12に
一時的に保管される。但し、記憶部12は必要に応じて
利用すればよく、常に記憶しなければならないというも
のではない。この画像データは、画像分割部18によ
り、各カルテごとに予め設定された分割の定義により、
例えば各記入項目ごとに分割され、分割された画像デー
タ(分割画像データ)には分割識別情報が付与される。
分割識別情報が付与された分割画像データは、所定の時
間ごとに、例えば、毎日、又は1時間若しくは2時間お
きに、管理センターのホスト20に送られる。
設定と共に、セキュリティー上の理由から、同一種類の
カルテ毎に各手書き項目(分割画像データ)が異なる入
力端末の入力作業者に配信されるようにするために、予
め、各カルテの各項目の入力作業をどの入力端末の作業
者に委託するかを決定し配信設定情報として記憶してお
く。入力端末の入力作業者からホストにデータのダウン
ロードの要求があったときには、その入力作業者のラン
クと配信設定情報に基づいて分割画像データを、例えば
在宅で入力作業を行う作業者がいる入力端末311 ,3
12 ,・・・に電話回線等の情報ネットワークを介して配
信する。なお、配信の方法は管理センター側で決定して
もよいが、上述したように各入力端末の入力作業者が自
由に自己の作業対象を選択することができるようにして
もよい。後者の場合、ホスト20はアクセスしてきた各
入力端末に、その入力作業者のランクと配信設定情報に
基づいて、入力作業を行うことができる入力作業項目の
一覧表を表示する。各作業者は、入力端末の表示部に表
示されたその一覧表を見ながら、自己の作業を選択し
て、ダウンロードする。
ロードした圧縮分割画像データを伸長するためのソフト
ウェアが予めインストールされている。作業者は、送ら
れてきた或いは選択してダウンロードした圧縮分割画像
データを伸長し、図7に示す文字入力用の画面を表示装
置に表示させ、分割画像データを見ながら、キーボード
等を用いて文字の入力作業を行う。入力された分割文字
データは、電話回線を介して管理センターのホスト20
に送り返される。
した復元部28が設けられている。このホスト20によ
り、入力端末で入力された分割文字データが、カルテの
分割情報に基づいて元の書式に従って復元される。その
後、管理センターでは、入力された分割文字データにつ
いて所定の検査を行い、誤入力があれば訂正する。この
修正作業の量により、各入力作業者のランクを変更する
ようにしてもよい。
電話回線等のネットワークを介して電子的に作業者のも
とに送られるので、情報が記載された紙そのものを配達
する必要はなくなる。このため、カルテの運搬に要する
コスト及び時間は大幅に削減される。しかも、入力作業
者は在宅のまま入力作業を行うことができるので、在宅
勤務の普及につながるとともに、妊娠中、子育て中の主
婦、身体障害者、遠隔地に居住する人などにも、広く労
働の機会を提供できる可能性がある。
データは、そのまま管理センターに送信されるのではな
く、前述のように、例えば各記入欄ごとに分割した分割
画像データとしてから管理センター20に送信される。
名、検査結果、診断内容、治療方法、医療費などの他、
医療行為に関する種々の項目を記載する多くの記載欄が
設けられている。医療問題に詳しい者がこのカルテの全
体を見ると、場合によっては、誰がどのような病気で、
どのような治療を行っており、そのためにいくら位の費
用がかかっているかなどといった、プライバシー上他人
に知られたくない情報が分かってしまう。仮に、このよ
うなカルテの情報を入力する者に倫理感の欠如した者が
含まれていると、関係者に不測の不利益が及ぶ可能性も
ある。
名、住所、病名、担当医師名の名前などについて、それ
だけを個別に見て入力する入力作業者は相互の記載欄の
関連付けができないので、部外者である入力作業者にと
っては特段意味をなさない。
カルテの画像をスキャナーで読み取ったあと、その画像
データを、カルテの所定領域ごと、例えば、図2の各記
載欄ごとに分割した分割画像データとし、かつ、これを
データ圧縮する。そして、管理センターのホスト20に
より、多数のカルテの同じ記載欄の分割画像データをま
とめて、各記載欄ごとに別々の作業端末301 等のもと
に配信する。このとき、前述のように、各記載欄の分割
画像データには、それぞれのカルテの番号やそれがどの
項目が記載された記載欄なのかを示す分割識別情報を付
加して配信する。但し、これらの分割識別情報は、作業
者には必要ないので、作業者が見ることができないよう
にしておいてもよい。尚、分割識別情報としては、その
他に、例えば記載者の名前、入力作業者の名前など、業
務を円滑に進める上で必要なものも合わせて含むように
してもよい。
されて送られてきた分割画像データを伸長し、それをコ
ンピュータの表示部に表示させながら入力作業を行う
が、作業者が見ることができるのは、特定の記載欄に記
載された分割画像データ、例えば氏名なら氏名だけ、病
名なら病名だけであり、他の記載欄の分割画像データを
見ることはできない。このため、他人のプライバシーに
係わるような情報が入力作業者のところから外部に漏れ
ることを有効に防止できる。
れた文字データは、管理センターのホスト20に送り返
される。管理センターのホスト20上では、記載欄ごと
に別々に異なる作業者に送られ、入力された分割文字デ
ータを、分割識別情報等に基づいて、元のカルテの書式
に従って統合して復元し、一つのカルテとしての情報に
戻す。そして、必要に応じてそのカルテの画像データの
対応する所定部分に、入力された文字データをはめ込ん
で、ハードディスクやその他の記録媒体等の記憶部22
に記録したり、印刷したりする。
テ等のアプリケーションソフトを呼び出して、そのカル
テについて入力した文字データを処理させ、当該アプリ
ケーションソフトが管理するデータを更新する。また、
ホストで、カルテを処理したときには、顧客端末にイン
ストールされている同じアプリケーションソフトのデー
タを更新するために必要なデータである処理済データを
記憶部に記憶する。この処理済データは定期的に依頼先
である病院の顧客端末10に送られる。本実施形態の場
合、各カルテは、依頼先である顧客端末に格納されたア
プリケーションソフトで処理するだけでなく、管理セン
ターのホスト20にインストールされたアプリケーショ
ンソフトでも処理することとしているので、処理済デー
タに基づいて、管理センターでも、データの更新を行っ
ている。しかしながら、管理センターでのデータの更新
は、省略することも可能である。なお、復元されたカル
テは顧客端末のアプリケーションソフトで処理すること
も可能である。
と、その処理済データに基づいて、記憶部12に記憶す
る、対応するアプリケーション(電子カルテ)が管理す
るデータを更新する。
各記載欄ごとに分割した分割画像データとして各入力作
業者に配信することにより、カルテに書かれている内容
が病院の機密や個人のプライバシーに係わるようなもの
であったとしても、これを入力業者に入力作業を依頼す
ることによって外部にその情報が漏れる危険性を大幅に
低減することができる。
する最小単位を、氏名、郵便番号、住所、病名、担当医
師名、検査結果、診断内容、治療方法、医療費などの各
項目が記載される記載欄とにした。これは、画像データ
を分割する単位をこれ以上細かく、例えば一文字ずつに
まで分割することにすると、入力作業の効率が低下する
と考えられることによる。入力作業を行うのが人間であ
る以上、たとえば氏名をそれぞれの文字のレベルにまで
分割してしまうと、文字の見まちがいなどで誤った文字
を入力することもある。これに対して、一つの姓や名前
を全体で見ると、最低限の意味を認識できるので、間違
いはずっと少なくなると考えられる。
あっても、住所や氏名だけを専門に長年入力している人
であれば過去に見たことがある可能性が高くなる。更
に、郵便番号を見ただけで住所が分かったるという熟練
した入力作業者もいる。このように、画像データを分割
する単位を各記載欄ごととすることによって、作業者の
知的資産を有用に活用することができ、作業効率が向上
し、入力作業が迅速に進むという利点もある。なお、本
発明は、このような記載欄ごとに分割する方法に限定さ
れるものではなく、上述したように複数の記載欄をグル
ープ化して、一つの項目としてまとめるうにしてもよ
い。例えば、郵便番号の項目と住所の項目を纏めて一の
項目としてもよい。これにより、入力作業者は、住所の
入力を行う際に、郵便番号を住所に変換するソフトを用
いて住所の入力作業を行うことができるようになり、入
力作業効率の向上を図ることができる。
ことにより、作業者がそれぞれの項目を関連付けて見る
ことができないので、たとえ個々の記載欄の項目一つ一
つの意味は理解できても、一つのカルテ全体を見て初め
て分かる重要な情報は作業者には認識できない。したが
って、伝送情報を暗号化するまでもなく、容易に情報の
セキュリティーが保障される。
では、血液検査の結果が記載された検査用紙である伝票
を1日に100万枚以上を手作業で入力する作業が行わ
れている。この場合、作業の性質上、次の日までに入力
作業を終える必要があり、そのために全国で多数の入力
作業者が深夜から早朝まで及ぶ過酷な入力作業を行って
いる。このような分野に本実施形態の業務代行システム
を導入すれば、検査用紙の運搬に要している時間を大幅
に削減することが可能となり、入力作業者はより早く入
力作業を開始することができる。また、運搬に要するコ
ストも大幅に削減される。
や処理がコンピュータ上で行われるため、すべての入力
作業者の作業の進捗状況を、入力管理センター20のコ
ンピュータで的確に管理することができる。このため、
例えばある専業主婦に100件の入力作業を依頼したも
のの、何らかの事情ですべての作業をこなすことができ
ず、70件しかできないという事態が生じた場合には、
管理センターのホスト20は、他の入力端末に残りの3
0件を配信することができる。また、管理センターで、
職員が残りの30件を受け持つといった柔軟な対応も可
能となる。また、支払うべき報酬についても、達成した
作業件数や作業者の熟練度に応じて自動的に金額を計算
し、自動で銀行口座に振り込むようにできるので、経理
面での効率化も図られる。
業務用ソフトに僅かな変更を加えるだけで、本実施形態
のアプリケーションソフトとして使用することができる
ので、個々の業務用ソフトを新たに開発する必要はな
く、したがって実施が容易である。
はなく、その要旨の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、本発明を医療関係の伝票の
入力作業の代行に適用したが、これ以外にも、例えば、
パーソナルコンピュータ、その周辺機器、あるいはパー
ソナルコンピュータ用のソフトウェアを購入したときに
しばしば添付されている愛用者カードの入力作業の代行
にも本発明を適用できる。また、会社の経理部門の種々
の伝票のデータ入力作業の代行にも適用することができ
る。その他種々の伝票の入力・処理作業の代行に、本発
明を適用することができる。
法として、例えばスキャナーが伝票をスキャンする時間
を適当な数に分割して行う方法もある。スキャナーが伝
票をスキャンする方向や順番は予め分かっているので、
対象となる伝票の記載欄の場所に応じてスキャンする時
間を適当に分割することによって、各記載欄ごとに画像
データを分割して取り込むことも可能である。あるい
は、また、スキャナーに給紙するときの紙送りの距離に
基づいて、記載欄ごとに分割することも可能である。
分割が比較的容易な平行な罫線で各記載欄が区切られた
書類について説明したが、例えば図8に示すように、色
々の角度に傾いた直線や曲線などによって、用紙の各領
域が複雑に分けられているような伝票60についても適
用することができる。この場合には、未記入の用紙をス
キャナーで読み込ませ、各領域を区切る各曲線の方程
式、及び各曲線の交点を算出し、この計算結果に基づい
て用紙の各領域を認識させることもできる。
させることで実現することができる。つまり、上記各動
作をコンピュータの中央処理装置、入力デバイス、出力
デバイス、記憶デバイスなどが行うようプログラムを作
成し、コンピュータに当該プログラムを実行させること
で、コンピュータが本発明の業務代行システムとして機
能するようになる。また、当該プログラムを記憶媒体に
記録し、コンピュータに読み込ませて実行させることも
可能である。
複数の記載欄から構成される手書き伝票の画像データ
を、分割して管理ホストコンピュータを介して入力端末
に配信し、入力端末で入力作業が行われ、管理ホストコ
ンピュータでアプリケーションソフトへの入力・処理が
行われるので、アプリケーションソフトを操作する専門
家がいない中小企業等に代わって、業務上の秘密情報を
外部に漏洩することなく、手書き伝票のデータをアプリ
ケーションソフトへ入力する作業及びアプリケーション
ソフトにより管理する作業を代行することができる。ま
た、伝票に極秘情報や個人のプライバシーに関する情報
が記載されていたとしても、そのような情報が作業者を
介して外部に漏洩する危険性が大幅に少なくなり、その
結果、これまで秘密情報の漏洩を恐れて外部の業者への
入力作業の委託を躊躇せざるをえなかった類の伝票の入
力作業についても、外部の業者に委託できる途が開か
れ、入力業務の市場拡大に寄与する。
タ及びキー入力された文字データは通信回線を介して電
子情報でやり取りするので、帳票、カルテ等のような紙
の媒体を運搬するための時間と費用が大幅に削減され、
作業も効率化する。
して入力作業を行えばよいので、作業者の知的資産を有
用に活用でき、入力作業の効率向上にも寄与する。
体のブロック図である。
票の画像が表示された状態を示す図である。
のウインドを示す図である。
機能ブロック図である。
機能ブロック図である。
示す図である。
を示した図である。
部、 13: 受信部、14: 送信部、 15: ス
キャナー、16: 伝票発行部、17: 画像入力部、
18: 画像分割部、 19: データ更新部、20:
管理ホストコンピュータ、 21: 制御部、 2
2: 記憶部、23: 受信部、 24: 送信部、
26: 配信管理部、27: 入力状況管理部、 2
8: 復元部、 29: ソフト処理部、30: 入力
端末、 31: 制御部、 32: 記憶部、 33:
受信部、34: 送信部、 36: 表示装置、 3
7: 分割画像データ取得部38: 入力制御部、 3
9: 進捗状況報告部、 40: 伝票、41: 登録
ボタン、 42: 終了ボタン、 43: 設定ボタ
ン、44: グループ化ボタン
Claims (7)
- 【請求項1】 伝票処理を依頼する顧客の側に配置され
た顧客端末と、手書き入力された伝票の入力作業を行う
入力端末と、顧客端末から送られた伝票のデータに基づ
いて伝票の入力及び管理を代行する管理ホストコンピュ
ータとを接続するネットワークと、 前記顧客端末は、手書き入力された後の前記伝票の画像
を取り込んで画像データとする画像入力手段と、前記画
像入力手段により取り込んで得た画像データを前記伝票
の所定領域ごとに分割して複数の分割画像データとし、
前記分割画像データにどの伝票のどの領域の分割画像デ
ータであるかを示す分割識別情報を付加する画像分割手
段と、少なくとも前記伝票を処理するアプリケーション
ソフトを識別するためのソフト識別情報と前記分割識別
情報と前記分割画像データとを前記管理ホストコンピュ
ータに送信する送信手段と、前記管理ホストコンピュー
タが有する前記アプリケーションソフトと同じアプリケ
ーションソフトで処理された後の処理済データを受信す
る受信手段と、受信した処理済データに基づいて、前記
アプリケーションソフトが管理するデータを更新する更
新手段とを有し、 前記入力端末は、前記管理ホストコンピュータを介して
前記分割識別情報と前記分割画像データを受信する受信
手段と、表示手段に前記分割画像データを用いた入力画
面を表示すると共に、文字データの入力を制御する入力
制御手段と、分割画像データに対応する入力された分割
文字データと前記分割識別情報とを前記管理ホストコン
ピュータに送信する送信手段とを有し、 前記管理ホストコンピュータは、前記顧客端末から送ら
れた一の伝票についての分割画像データの各々が異なる
前記入力端末に配信されるように管理する配信管理手段
と、分割画像データと分割識別情報とを前記入力端末に
送信する第1送信手段と、前記入力端末で入力された分
割文字データと分割識別情報を受信する受信手段と、前
記入力端末により入力された分割文字データを前記分割
識別情報に基づいて纏めて、元の伝票についての文字デ
ータに復元する復元手段と、復元した伝票の文字データ
を前記ソフト識別情報に基づいて当該伝票を処理する前
記アプリケーションソフトに処理させる処理手段と、前
記処理手段により処理された処理済データを前記顧客端
末に送信する第2送信手段とを有することを特徴とする
業務代行システム。 - 【請求項2】 前記所定領域は、手書きの記載欄である
ことを特徴とする請求項1記載の業務代行システム。 - 【請求項3】 前記所定領域は、複数の手書きの記載欄
を一つに纏めてグループ化したものであることを特徴と
する請求項2記載の業務代行システム。 - 【請求項4】 前記配信管理手段は、分割画像データの
各々が入力端末の異なる入力作業者に配信されるように
管理するものであることを特徴とする請求項1、2又は
3記載の業務代行システム。 - 【請求項5】 前記伝票発行手段は、前記伝票に顧客を
識別するための識別情報を付与して、前記伝票を発行す
るものであることを特徴とする請求項1、23又は4記
載の業務代行システム。 - 【請求項6】 前記管理ホストコンピュータは前記入力
端末の入力処理の進捗状況を管理し、入力作業の遅れて
いる入力端末を検出したときに警報信号を発する入力状
況管理手段を備え、前記配信管理手段は、前記入力状況
管理手段の前記警報信号を受けたときに、入力作業の遅
れている入力端末に配信した分割画像データを他の入力
端末に配信するように管理することを特徴とする請求項
1、2、3、4又は5記載の業務代行システム。 - 【請求項7】 ネットワーク接続された、伝票処理を依
頼する顧客の側に配置された顧客端末と、手書き入力さ
れた伝票の入力作業を行う入力端末と、顧客端末から送
られた伝票のデータに基づいて伝票の入力及び管理を代
行する管理ホストコンピュータに用いるプログラムであ
って、 前記顧客端末に用いるプログラムは、手書き入力された
後の前記伝票の画像を取り込んで画像データとする画像
入力機能と、前記画像入力機能により取り込んで得た画
像データを前記伝票の所定領域ごとに分割して複数の分
割画像データとし、前記分割画像データにどの伝票のど
の領域の分割画像データであるかを示す分割識別情報を
付加する画像分割機能と、少なくとも前記伝票を処理す
るアプリケーションソフトを識別するためのソフト識別
情報と前記分割識別情報と前記分割された分割画像デー
タとを前記管理ホストコンピュータに送信する送信機能
と、前記管理ホストコンピュータが有する前記アプリケ
ーションソフトと同じアプリケーションソフトで処理さ
れた後の処理済データを受信する受信機能と、受信した
処理済データに基づいて、前記アプリケーションソフト
が管理するデータを更新する更新機能とをコンピュータ
に実現させるためのプログラムであり、 前記入力端末に用いるプログラムは、前記管理ホストコ
ンピュータを介して前記分割識別情報と前記分割画像デ
ータを受信する受信機能と、表示手段に前記分割画像デ
ータを用いた入力画面を表示すると共に、文字データの
入力を制御する入力制御機能と、分割画像データに対応
する入力された分割文字データと前記分割識別情報とを
前記管理ホストコンピュータに送信する送信機能とをコ
ンピュータに実現させるためのプログラムであり、 前記管理ホストコンピュータに用いるプログラムは、前
記顧客端末から送られた一の伝票についての分割画像デ
ータの各々が異なる前記入力端末に配信されるように管
理する配信管理機能と、分割画像データと分割識別情報
とを前記入力端末に送信する第1送信機能と、前記入力
端末で入力された分割文字データと分割識別情報を受信
する受信機能と、前記入力端末により入力された分割文
字データを前記分割識別情報に基づいて纏めて、元の伝
票についての文字データに復元する復元機能と、復元し
た伝票の文字データを前記ソフト識別情報に基づいて当
該伝票を処理する前記アプリケーションソフトに処理さ
せる処理機能と、前記処理機能により処理された処理済
データを前記顧客端末に送信する第2送信機能とをコン
ピュータに実現させるためのプログラムであることを特
徴とする業務代行プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001282882A JP2003091696A (ja) | 2001-09-18 | 2001-09-18 | 業務代行システム及び業務代行プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001282882A JP2003091696A (ja) | 2001-09-18 | 2001-09-18 | 業務代行システム及び業務代行プログラム |
Publications (2)
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ID=19106468
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Country | Link |
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