JP2001034627A - レセプト点検方法およびシステム並びにレセプト点検プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

レセプト点検方法およびシステム並びにレセプト点検プログラムを格納した記憶媒体

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JP2001034627A
JP2001034627A JP20545899A JP20545899A JP2001034627A JP 2001034627 A JP2001034627 A JP 2001034627A JP 20545899 A JP20545899 A JP 20545899A JP 20545899 A JP20545899 A JP 20545899A JP 2001034627 A JP2001034627 A JP 2001034627A
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Junya Iwata
淳也 岩田
一敏 ▲高▼倉
Kazutoshi Takakura
Atsushi Enomoto
敦史 榎本
Masahiro Yamada
雅弘 山田
Yutaka Hasegawa
豊 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】保険者が紙レセプトを点検するシステムにおい
て、点検するためのレセプトの抽出と内容審査を効率的
に行うことが可能な方法を提供することにある。 【解決手段】本発明では、まず、レセプト全面画像をス
キャナ機能で読みとり、イメージ画像として画像DBに
登録し、そのうち、医療機関コードや整理番号等の検索
キーとなる部分をOCR機能で文字認識を行い基本情報
DBに登録する。点検時、クライアントから情報参照や
画像参照の要求があった場合に、サーバは基本情報DB
や画像DBを用いてクライアントに情報を提供したり、
プリンタより印刷出力を行う。印刷時、利用者は文字認
識を行っていない部分を含むレセプトの任意の項目欄を
指定して検索し印刷を行う。印刷を行う際には、必要な
部分のみの出力を行ったり、点検が行いやすいような順
序やレイアウトに組み替えて出力を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、OCRや電子画像
管理装置に係り、特に保険者がレセプトを点検するシス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】医療機関が発行する診療報酬請求書(以
下、レセプトと言う)に対し、審査機関および保険者に
おいて、診療行為とその請求とが適切であるかどうかと
いうレセプトの審査が行われている。現在、レセプトは
審査機関および保険者に紙で送られ、紙のまま保管され
る。レセプトの内容を審査する場合、保管されているレ
セプトから必要なレセプトを手作業で抽出する。さらに
抽出した紙のレセプトに対し、病名、診療行為、投薬内
容、点数(請求額)等を目視し、適当であるかどうか判
断する。また、月をまたがった継続的な審査が必要な場
合、同一患者の複数月分のレセプトを抽出し、継続受診
が適当であるかどうか判断する。不適当であると判断さ
れたレセプトに対しては再審査請求書を作成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術の場合、レ
セプトの内容を審査するにはレセプトが紙で管理されて
いる為、膨大な数のレセプトの中から必要なレセプトを
手作業で抽出する必要がある。
【0004】特にレセプトの内容を月をまたがって数ヶ
月間継続的に審査する場合、同一患者の数ヶ月間分のレ
セプトを手作業で抽出し、抽出した紙のレセプトを並べ
て審査する為、月数が限定された審査となり、充分な審
査が行われないことも考えられる。
【0005】また、レセプトに記載された特定の一部を
審査する場合、レセプト一枚につき審査対象項目が特定
の一部である為、レセプトを一枚一枚めくりながら審査
対象項目を探す必要がある。
【0006】まして上記のような状況では、レセプト一
枚一枚に対し審査対象項目が煩雑に出現する為、審査す
る人がその状況および審査の目的と審査対象項目を判断
しながら審査していく必要がある。
【0007】本発明の目的は、上記課題を改善し、レセ
プトの抽出及び内容審査の負荷を軽減することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、スキャナとO
CRでレセプトを読み込みDBに格納して点検処理の負
荷を軽減させるためのものである。
【0009】本発明では、保険者にレセプトの提出があ
ると、保険者はまずレセプトをOCRで読みとりを行
う。レセプト全面画像をスキャナ機能で読みとり、イメ
ージ画像として画像DBに登録し、医療機関コードや整
理番号等の検索キーとなる部分をOCR機能で文字認識
を行い基本情報DBに登録する。
【0010】点検時、クライアントから情報参照や画像
参照の要求があった場合に、サーバは基本情報DBや画
像DBを用いてクライアントに情報を提供したり、プリ
ンタより印刷出力を行う。印刷時、利用者は文字認識を
行っていない部分を含むレセプトの任意の項目欄を指定
して検索し印刷を行うことができる。また利用者が印刷
を行う際には、必要な部分のみの出力を行ったり、点検
が行いやすいような順序やレイアウトに組み替えて出力
を行うこともできるようにする。
【0011】検索が投入されると同時に、管理DBにも
案件が登録され、レセプト点検処理が開始されたことを
レセプト点検システムで管理する。またそれ以降の処理
についても、利用者からの検索や結果の入力をもとに、
各案件の状況の管理も行う。
【0012】以上のように本発明によれば、レセプト点
検処理において、レセプト画像を容易に検索し点検に適
した形で印刷出力したり、点検の管理を行う仕組みを提
供できるので、レセプト点検処理の負荷を軽減させるこ
とが可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下にレセプト点検処理の実施を
支援する一実施形態のレセプト点検システムについて説
明する。
【0014】本実施例は、上記課題を改善し、レセプト
の抽出及び内容審査の負荷を軽減することにある。
【0015】一方、上記課題に対し、紙レセプト全体を
スキャナOCRで読み込み、記載項目全てを電子情報と
して、DBに格納し、その格納した電子レセプトを検索
・出力することにより、点検作業を効率化することが考
えられる。
【0016】しかし、紙レセプトは、そのほとんどが手
書きであり、認識が困難な文字も多く、機械的に認識不
可の文字は、人手により修正する必要がある。すなわ
ち、紙レセプトの記載項目全てを認識し、電子情報とし
て格納することは、かえって、人手による修正作業に時
間がかかってしまうという問題がある。
【0017】本発明のもう一つの目的は、スキャナOC
Rにより文字認識する対象を検索キーに使用する項目に
絞ることにより、文字認識できない確率を低減し、レセ
プトの抽出および内容を審査する負荷を軽減することに
ある。
【0018】図1は、本発明の一実施例であるレセプト
点検システムのハードウェア構成である。
【0019】本システムは、クライアント12からの要
求に対して基本情報DB114や画像DB116にある
情報をプリンタ14に送信したり、スキャナOCR14
からの情報を受信し基本情報DB114や画像DB11
6に格納処理を行うサーバ11と、サーバ11に対して
レセプトのイメージ画像の印刷要求を行ったり点検結果
のデータを格納要求するクライアント12と、サーバ1
1からの指示によりレセプト画像を印刷するプリンタ1
3と、レセプトのイメージ画像を読み込み、読み込んだ
イメージ画像に対して文字認識を行い、結果を基本情報
DB114等に格納するスキャナOCR14と、これら
のシステムを結ぶネットワークであるLAN(Local Ar
ea Network)15と、入力の補助手段である外部記憶メ
ディア16からなる。
【0020】サーバ11は、クライアント12からの検
索等の要求処理や入力結果等の受信処理を行う処理部1
10と、処理の結果などを一時的に記憶する記憶部11
1と、各処理の経過や処理結果などを表示する表示部1
12と、サーバ11の操作等を行う入力部113と、レ
セプト点検の対象となるレセプトの医療機関コードやレ
セプトのキー番号である整理番号等を蓄積する基本情報
DB114と、点検の過程における処理状況や点検終了
後の結果を記録する管理情報DB115と、レセプトの
イメージ画像をレセプトの整理番号や登録した年月とと
もに蓄積する画像DB116と、レセプト画像の一部分
を印刷する際に印刷レイアウトを整えるために用いる印
刷様式DB117と、OCRによる文字認識を行う時
や、レセプト画像の一部分の印刷を行う時に用いる画像
認識DB118から構成される。
【0021】クライアント12は、サーバ11に印刷の
要求や点検結果の送信等を行う処理部120と、各処理
の処理結果などを一時的に記憶する記憶部121と、各
処理の経過や処理結果などを表示する表示部122と、
検索条件や点検結果を入力する入力部123から構成さ
れる。
【0022】図2は、本実施形態の基本情報DB114
の具体例を示す図である。基本情報DB114はレセプ
トに書かれている項目の一部で、検索する際のキーとな
りうる情報が蓄積されたDBである。
【0023】図2に示すように基本情報DB114は、
レセプトを提出した医療機関の医療機関コード21、医
療機関においてレセプトが作成される診療が行われた診
療年月22、各レセプトの固有の番号でありレセプト画
像を検索する際の主キー番号であるレセプトの整理番号
23、レセプトを作成した医療機関がある都道府県名2
4、レセプトの種類を示すレセプト種類25、診療を受
けた人の保険証番号26、診療を受けた人の性別27、
診療を受けた人の生年月日28、医療機関からレセプト
により請求される請求点数29の情報が入っている。
【0024】例えば、整理番号23が「1111111
1」の場合、そのレセプトは「神奈川」にあり、かつ医
療機関コードが「1234567」の医療機関におい
て、生年月日が「S45.6.2」で保険証番号が「神
奈川33333」の「男性」が、「H11/6」に受け
た診療に対して医療機関が保険者に請求点数「7000
0」を要求するレセプトであることを意味する。
【0025】基本情報DB114の項目である医療機関
コード21、診療年月22、整理番号23、都道府県名
24、レセプト種類25、保険証番号26、性別27、
生年月日28、請求点数29は、レセプトのスキャナO
CR読み込み処理で登録が行われ処理が終了するまで更
新されることはない。
【0026】図3は、本実施形態の管理情報DB115
の具体例を示す図である。管理情報DB115はレセプ
トの点検の経過や結果などの情報を管理するために必要
となるDBである。
【0027】図3に示すように、現在点検を行っている
レセプトの整理番号31、現在の点検の状態コード3
2、点検の状態を更新した日時の情報である状態更新日
33が入っている。管理情報DB115の項目である状
態コード32、状態更新日33は、点検を行っていく過
程で随時更新される。例えば、整理番号「333333
33」のレセプトについては、状態コードが「審査中」
で、その状態コードに更新された状態更新日は「H1
1.7.8」であることを意味する。
【0028】図4は、本実施形態の画像DB116の具
体例を示す図である。画像DB116は医療機関から提
出されたレセプトのイメージ画像を管理するために必要
となるDBである。
【0029】図4に示すように、画像情報DB116
は、レセプトの整理番号41、レセプトのイメージ画像
が登録された年月42、レセプトのイメージ画像である
画像ファイル43を格納したDBである。例えば整理番
号が「11111111」の場合、登録年月が「H1
1.6」、画像ファイルが「GV12345」として格
納されていることを意味する。
【0030】図5は、本実施形態のレセプトのイメージ
画像を出力する場合、条件の指定手段として用いられる
フロッピーディスク等の外部記憶メディア16の記録内
容について具体例を示す図である。
【0031】図5に示すように、外部記憶メディアのテ
ーブルは点検対象とする医療機関の医療機関コード51
を格納している。本システムにおいて、外部記憶メディ
ア16は必須ではなく、入力の効率を上げるための補助
手段として用いられる。
【0032】図6は、本実施形態のレセプトを出力する
場合の印刷レイアウトを保持する印刷様式DB117に
ついて具体例を示す図である。
【0033】印刷レイアウトはレセプトを部分印刷する
際に、余白や順序などを配置するために必要となる。
【0034】図6に示すように、印刷様式DB117
は、レセプトの項目名である項目名61と、印刷レイア
ウトである様式内容62を格納したDBである。
【0035】例えば、クライアントよりレセプトの項目
の1つである「傷病名」について部分出力する指示があ
った場合、サーバは「傷病名用レイアウト」を用いて印
刷を行う。
【0036】図7は、本実施形態のOCR文字認識やイ
メージ画像の一部の切り出しを行うための情報を保持す
る画像認識DB118について具体例を示す図である。
【0037】図7に示すように、画像認識DB117
は、レセプトの項目名である項目名71と、レセプトの
項目が紙面上のどこに配置しているか画像の座標を対角
線の座標で指定した画像座標72と、文字認識を行う項
目であるかを示す文字認識73でを格納したDBであ
る。
【0038】例えば、レセプトの項目の1つである「整
理番号」は、レセプト画像の座標が「(60,10)−
(100,20)」であり、文字認識を行う箇所である
ことを示す。
【0039】図8は、レセプトのレイアウトの一例を示
している。
【0040】レセプトが作られた医療機関がある都道府
県811,レセプトの対象となる診療が行われた診療年
月812、診療を受けた人の氏名813、レセプトが請
求する請求点数814、レセプトの検査項目815、食
事・注射816、診療を受けた人の性別817、レセプ
トの種類818、整理番号819、都道府県ごとに医療
機関の固有の番号である医療機関コード820,診療を
受けた人の保険証番号821、診療を受けた人の生年月
日822、診療を受けた人の傷病名823、対象となる
傷病名について初めて診察を受けた日である初診日82
4、処置やその他825からなる。レセプト81は、整
理番号819で管理される。
【0041】現在、レセプト81の大半は手書きで作成
されている。また点検を行う際には、医療機関単位で点
検対象の月に作成された全てのレセプトを抽出し行われ
る。
【0042】図18,図19、図20は、クライアント
利用者が、クライアント12の入力部123により、各
種条件の入力を行うための入力画面の一例である。
【0043】図18は、クライアント利用者がレセプト
のイメージ画像を印刷出力する時に、どのレセプトを印
刷出力するのか、条件を入力するためにクライアント1
2の表示部122に表示する「詳細条件による検索指示
画面」である。
【0044】「詳細条件による検索指示画面」は、レセ
プト画像を指定するための項目の入力を行う1811
と、印刷出力するレセプトの範囲(イメージ画像を全面
またはレセプトを構成する各部分)を指定する印刷範囲
指定欄1816と、入力した条件一覧を表示するデータ
リスト欄1819と、システム全体の処理実行状況を表
示する実行状況1821よりなる。
【0045】入力項目欄1811は、レセプトの種類の
選択欄であるレセプト種類1812と、医療機関がある
県の選択欄である県1813と、点検対象となっている
医療機関を指定するための医療機関コード1814と、
参考資料として点検対象となっている医療機関の過去の
レセプトを同時に参照したい場合に用いる月数1815
よりなる。
【0046】印刷範囲1816は、レセプトのイメージ
画像のどの部分について出力するかを選択する欄であ
る。選択方法としては、「レセプト全面」または「部分
イメージ」か、また「部分イメージ」が選択された場
合、図8に示すレセプトの項目である「傷病名」82
3、「初診日」824、「検査項目」815のどの部分
を出力するかがある。なお、本実施例では、全面が指定
された場合、「傷病名」、「初診日」、「検査項目」は
指定できないようにする。
【0047】選択終了後、追加ボタン1817を押すこ
とにより、入力条件はデータリスト139に追加され
る。
【0048】データリスト欄1819は、入力項目18
11と印刷範囲1816の入力が終了後、追加ボタン1
817が押されることにより、検索条件が蓄積されてい
く欄である。例えば、図18では、3件の検索条件が追
加ボタンによって蓄積された状態であることを意味す
る。図18では、データリスト欄は、入力内容がわかる
ように簡略化した形式で表示を行う。例えば、「医 2
神 55555555,全面」は、レセプト種類「医
科」、医療機関コード「55555555」、県「神奈
川」、月数「2」、印刷範囲「レセプト全面」が入力さ
れたことを意味する。
【0049】なお、追加後に印刷を中止したい場合は、
データリスト1817にて中止したい案件を指定し、削
除ボタン1818を押す。
【0050】実行ボタン1820は、検索したいイメー
ジ画像の条件の入力が完了した時に、データリスト18
19にある情報と印刷実行指示をサーバ11に送信する
ためのボタンである。
【0051】実行状況1821は、処理の状況が表示さ
れる欄である。実行状況欄1821は他クライアントか
ら指示された検索や結果入力など、本システムに関する
全てのジョブを開始、終了状況などを表示できるものと
する。これにより、現在のシステム全体の混み具合をク
ライアント利用者に通知することができる。
【0052】図19は、クライアント利用者がレセプト
のイメージ画像を印刷出力する時に、どのレセプトを印
刷出力するのか、外部記憶メディアを用いて指定する場
合に、クライアント12の表示部122に表示する「外
部記憶メディアを用いた検索画面」である。
【0053】「外部記憶メディアを用いた検索画面」
は、外部記憶メディアの記録内容を用いてサーバに印刷
実行指示を行う実行ボタン191と、システム全体の処
理実行状況を表示する実行状況192よりなる。
【0054】実行ボタン191は、クライアント12に
挿入された外部記憶メディア内に格納されている情報を
読み込み、サーバ11に送信する機能を持つボタンであ
る。実行状況192は、処理の状況が表示される欄であ
る。実行状況欄192は他クライアントから指示された
検索や結果入力など、本システムに関する全てのジョブ
を開始、終了状況などを表示できるものとする。これに
より、現在のシステム全体の混み具合をクライアント利
用者に通知することができる。
【0055】図20は、レセプトの審査結果を終了した
後、審査結果を入力する時に、クライアント12の表示
部122に表示する「点検結果入力画面」である。
【0056】「点検結果入力画面」は、点検結果の入力
を行う入力項目201と、入力した条件一覧を表示する
データリスト欄206と、システム全体の処理実行状況
を表示する実行状況209よりなる。
【0057】入力項目欄201は、レセプトの整理番号
入力欄である整理番号202と、点検結果の入力が行わ
れた年月である入力年月203と、点検の結果を選択す
る点検結果選択欄204からなる。
【0058】データリスト欄206は、入力項目201
の入力が終了後、追加ボタン205が押されることによ
り、入力結果が蓄積されていく欄である。例えば、図2
0では、4件の入力結果が追加ボタンによって蓄積され
た状態であることを意味する。図20では、データリス
ト欄には、入力内容がわかるように簡略化した形式で表
示している。例えば、「H11.6 1234567
8,1」は、整理番号「12345678」、入力年月
「平成11年6月」、点検結果選択欄「1 重複請求疑
い」が入力されたことを意味する。
【0059】結果入力ボタン208は、結果の入力が完
了した時に、データリスト206にある情報をサーバ1
1に送信するためのボタンである。
【0060】実行状況209は、処理の状況が表示され
る欄である。実行状況欄209は他クライアントから指
示された検索や結果入力など、本システムに関する全て
のジョブを開始、終了状況などを表示できるものとす
る。これにより、現在のシステム全体の混み具合をクラ
イアント利用者に通知することができる。
【0061】図9は、図1で示したレセプト点検システ
ムの処理を示す全体フローチャートである。
【0062】ステップ901、ステップ902は、レセ
プトの画像情報や基本情報をOCRスキャナにより読み
込み、DBに格納する段階である。
【0063】ステップ901において、本システムの点
検対象であるレセプトをスキャナOCRにより読み込
む。その際に、レセプトのイメージ画像は全面を対象に
読み込むが、文字認識は特定部分についてのみ行う。ス
テップ902において、読み込んだレセプトのイメージ
画像を画像DB116に格納し、文字認識の出力を基本
情報DB115に格納する。
【0064】OCRにより文字認識を行う対象を検索キ
ーに使われる項目に絞ることにより、OCRが正しく認
識できない確率を低減することができる。
【0065】ステップ903,ステップ904,ステッ
プ905,ステップ906、ステップ907は、点検の
ためにレセプトイメージ画像を出力する段階である。条
件を入力する方法により、ステップ905,ステップ9
06とステップ907の2つに分岐する。
【0066】ステップ903において、レセプトのイメ
ージ画像の印刷方法が選択される。印刷方法としては、
キーボードによる入力方法と、外部記憶メディア16を
用いた入力方法がある。ステップ904において、クラ
イアント12の入力部123よりいずれかが選択され
る。
【0067】「キーボード等」が選択された場合、ステ
ップ905において、クライアント12のキーボードな
どからレセプトのイメージ画像の印刷条件が入力され、
サーバ11は画像の検索を行う。ステップ906におい
て、検索したイメージ画像の印刷を行う。
【0068】「外部記憶メディア等」が選択された場
合、ステップ907において、クライアント12は外部
記憶メディアより印刷の条件を読み込み、その条件にも
とづきサーバ11は画像の検索を行う。その後、検索し
たイメージ画像の印刷を行う。
【0069】ステップ908,ステップ909は、点検
終了後に点検結果がシステムに入力される段階である。
【0070】ステップ908において、サーバ11はク
ライアント12から入力された点検結果を受信し、管理
情報DB115に登録する。ステップ901において、
登録終了後にまだ結果が登録されていない点検対象につ
いては、「問題なし」という結果を登録する。その後、
レセプト点検処理が完了する。
【0071】図10〜図15は、図9の全体フローチャ
ートの詳細を示す詳細フローである。
【0072】図10は、図9のステップ901、ステッ
プ902を詳細に示したフローチャートであり、レセプ
トの紙面の画像イメージをスキャナOCRにより読み込
み、レセプトのイメージ画像を画像DBに、文字認識の
対象部分を基本情報DB114にそれぞれの情報を登録
するまでの流れを示す。
【0073】まずステップ1001において、スキャナ
OCR14により、レセプトのイメージ画像を読み込
む。図8は、医療報酬明細書(レセプト)81の一例で
あるが、ステップ1001では、このレセプト81の全
面をイメージ画像として読み込む。
【0074】その後、ステップ1002において、読み
込んだイメージ画像から、医療機関コード、診療年月、
整理番号等、検索キーとなる項目で、あらかじめ文字認
識すると決めた領域の文字認識を行う。ここで、レセプ
トのイメージ画像のどの領域が文字認識欄であり、その
認識したものが何にあたるかは、画像認識DB118を
用いて判断する。例えば、図7の画像認識DB118の
例では、文字認識欄が「○」である項目名「整理番号」
については文字認識対象部分とみなし、イメージ画像の
画像座標「(60,10)−(100,20)」の領域
を「整理番号」として、文字認識を行う。一方、「傷病
名」は文字認識欄が○ではなく、文字認識は行わない。
図7の例において、図8のレセプト81の文字認識の対
象領域は、811,812,814,817,818,
819,820,821,822であり、その他の項目
については、文字認識は行わない。
【0075】このように、OCRにより文字認識を行う
対象を検索キーに使われる項目に絞ることにより、OC
Rが正しく認識できない確率を低減することができる。
次に、ステップ1003において、ステップ1002の
文字認識が正常に完了したか判断を行う。
【0076】もし、正常に完了していなかった場合、ス
テップ1004においてクライアント利用者にキーボー
ドなどから文字を入力してもらう。
【0077】次に、ステップ1005において、文字認
識した医療機関コード、診療年月、整理番号等の情報を
基本情報DB114に格納する。同時に、管理情報DB
115に、文字認識した整理番号を追加登録し、状態コ
ードに、「受付」をセットし、状態更新日に、読み込ん
だ日をセットする。
【0078】その後、ステップ1006にて、イメージ
画像にそれぞれ固有のファイル名をつけ、整理番号と登
録年月とともに画像DB116に登録する。登録完了
後、ステップ1007にて、他に読み込むレセプトがあ
るか確認を行い、もしあればステップ1001から再度
処理を実行する。他に読み込むレセプトがなければ、処
理を終了する。
【0079】次に、登録した基本情報や画像イメージに
ついて、クライアント12から検索・印刷要求がきて、
サーバ11が応答し、検索・印刷する流れについて説明
する。
【0080】まず、クライアント12からサーバ11
へ、レセプト画像出力要求が送信されるまでの処理の実
施例を示す。ここでは、キーボードなどから案件を一件
ずつ入力する場合と、外部記憶メディア16を用いて一
括入力する場合の2例に分けて流れを示す。
【0081】図11は、図9のステップ905、ステッ
プ906を詳細に示したフローチャートであり、キーボ
ードなどから検索したいレセプトを一件ずつ入力する場
合の処理手順を示す。
【0082】まず、ステップ1101において、クライ
アント12はクライアント利用者にレセプト画像出力の
指定をしてもらうため、図18の「詳細条件による検索
画面」を表示部122に表示する。そして、該画面によ
るクライアント利用者からのレセプト種類1812、県
1813、医療機関コード1814、月数1815の入
力項目欄1811内の4つの情報を受け取る。なお、本
実施例では、上記4つの情報を検索キーとして利用して
いるが、上記4つに限定されるものではない。文字認識
した項目であれば、ここで、検索キーとすることができ
る。
【0083】次に、ステップ1102において、該画面
によるクライアント利用者からの「レセプト全面」か、
「部分イメージ」かの印刷範囲欄1816の入力を受け
取る。
【0084】ステップ1103において、ステップ11
02に対するクライアント利用者の入力により判断を行
う。
【0085】「部分イメージ」が入力された場合、ステ
ップ1104において、クライアント利用者からの「傷
病名」、「初診日」、「検査項目」のいずれかの指定を
印刷範囲欄1816より受け取る。
【0086】その後、ステップ1105において、追加
ボタン1817の押下を確認し、データリスト欄181
9に、入力項目欄1811と印刷範囲欄1816の内容
を追加表示する。同様に「レセプト全面」が入力された
場合も、追加ボタン1817が押されることにより、デ
ータリスト欄1819に入力項目欄1811と印刷範囲
欄1816の内容を追加する。そして、入力項目欄18
11の内容と印刷範囲欄1816の内容を検索・印刷条
件テーブル95に追加し、クライアントの記憶部121
に一時保管する。なお、図18の例では、まだ、入力項
目欄1811と印刷範囲欄1816の入力後、追加ボタ
ン1817は押下されておらず、入力項目欄1811と
印刷範囲欄1816の内容は、データリスト欄1819
に追加表示されていない状態である。ここで、追加され
る場合には、「医 2 神 1234567 全面」が
一番上に追加表示されることになる。なお、検索・印刷
条件テーブル95は、追加ボタン1817の押下によ
り、入力項目欄1811のレセプト種類、県、医療機関
コード、月数、そして、印刷範囲欄1816の内容を印
刷条件にセットした1レコードが追加される。図21の
検索・印刷条件テーブル95では、「医科」、「神奈
川」「12345678」「2」「全面」が追加された
レコードとなっている。
【0087】さらに、ステップ1106において、その
他のレセプトについても同時に印刷を行う場合は、続け
て入力を行う。
【0088】同時印刷の指定が終了した場合は、ステッ
プ1107において、図18の「詳細条件による検索画
面」の実行ボタン1820の押下を確認することによ
り、検索を行うレセプトの条件入力が完了したとして、
サーバ11へ、記憶部121の検索・印刷条件テーブル
95を送信し、クライアント12の検索・印刷条件テー
ブル95をクリアする。
【0089】図12は、図9のステップ907を詳細に
示したものであり、外部記憶メディア15を用いて印刷
するレセプトを指定する場合の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【0090】クライアント12は、クライアント利用者
にレセプト画像出力の実行をしてもらうため、図19の
「外部メディアを用いた検索画面」を表示する。
【0091】クライアント12は、クライアント利用者
によりステップ1201において実行ボタン191が押
下されることにより、ステップ1202において、クラ
イアント利用者が正しいデータの入った外部記憶メディ
アが挿入しているか確認を行う。
【0092】正しい外部記憶メディアが挿入されていた
場合は、ステップ1203において、クライアントは外
部記憶メディアに入っているデータを読み込み、それら
のデータについてサーバへレセプト画像を検索し印刷指
示を行うために、読み込んだ内容を検索・印刷テーブル
95に一時保管し、サーバ11に送る。なお、ここでの
検索・印刷条件テーブル95には、医療機関コードのみ
セットされ(例えば、医療機関コードには、それぞれ、
「1234567」「1234568」「123456
9」がセットされ)、その他の項目は、「指定なし」が
セットされる。その後、処理が完了する。
【0093】外部メディアが入っていなかった場合や記
録されていたデータが不正だった場合、ステップ120
4において画面に「データが不正です」という旨のメッ
セージを表示部122表示し、処理を完了する。
【0094】このような入力手段を設けることにより、
外部記憶メディアに他システムで出力した電子データな
どを入れておけば、印刷条件を容易に設定することが可
能となり効率が向上する。
【0095】図13は、図9のステップ906、ステッ
プ907のサーバ側の処理を詳細に示したものであり、
サーバ11がクライアント12からの印刷指示を受け取
った後、プリンタ13よりレセプト画像が印刷出力する
までのサーバ11の処理手順を示す。
【0096】ステップ1301において、サーバ11は
クライアント12からの印刷するレセプトの検索・印刷
条件テーブル95を受信する。
【0097】検索・印刷条件テーブル95が複数のレコ
ードを持つ場合(複数の条件の場合)、1レコード(1
条件)ずつ処理を行う。
【0098】まず、ステップ1302において、検索・
印刷条件テーブル95の1つのレコードで指定されてい
る検索条件(図18の入力項目欄1811の医療機関コ
ード等の4条件)をもとに基本情報DB114の検索を
行い、合致した基本情報DBの内容をサーバ11の記憶
部111の一次記憶テーブル96に追加する。一次記憶
テーブル96の例を図22に示す。さらに、抽出したレ
コードの整理番号をもとに、画像DB116と管理情報
DB115の検索を行い、管理情報DB115の更新を
行うとともに、検索した画像ファイルを、一時テーブル
96の印刷ファイル名にセットする。
【0099】検索の具体例を図2、図3、図4を用いて
説明する。例えば、検索・印刷条件テーブル95の検索
条件が、医療機関コードが「1234567」だったと
する。この場合、図2の基本情報DBにおいて該当する
レセプトは、整理番号が「11111111」と「22
222222」のものであるので、その内容を、一次記
憶テーブル96に追加する。さらに、図4の画像DB1
16の整理番号との突合により、「GV12345」と
「GV12346」の画像ファイルを、一時テーブル9
6の該当する整理番号のレコードの印刷ファイル名にセ
ットする。同時に、管理情報DB115の整理番号の突
合により、該整理番号の状態コードを、「審査中」に更
新する(整理番号「1111111」と「222222
2」の状態コードを「受付」から「審査中」にし、状態
更新日を印刷指示日にセットする)。
【0100】ステップ1303において、検索・印刷条
件テーブル95の印刷条件(図18の印刷範囲欄181
6の内容)が、「レセプト全面」か、「部分イメージ」
かの判別を行う。
【0101】「レセプト全面」が指定されていた場合、
ステップ1304において、印刷順序が月順になるよう
に、一時記憶テーブル96を診療年月でソートした後、
ステップ1313において、一時記憶テーブル96の1
レコードごとに、印刷ファイル名で指定された画像ファ
イルの印刷を行う。ソートが自動的に実行されることに
より、点検者が印刷したレセプトをならびかえる必要が
なくなる。
【0102】「部分イメージ」が指定されていた場合
は、ステップ1305において指定されていた部分が
「傷病名」か否かの判別を行う。
【0103】「傷病名」だった場合、ステップ1306
において、図7の画像認識DB118の座標情報を用い
て、一時記憶テーブル96の印刷ファイル名にセットさ
れている画像ファイルの傷病名部分を切り抜き、その
後、図6の印刷様式DB117より傷病名用レイアウト
を読み込み、その該当部分に切り抜いた傷病名部分の画
像の埋め込みを行い、その埋め込み画像ファイルを一時
記憶テーブル96の印刷ファイル名にセットする。ここ
で、検索・印刷条件テーブル95の検索条件において、
複数月分が指定されていた場合は、一時記憶テーブル9
6より、保険証番号や生年月日、性別等が同一で、診療
年月が異なるレコードがあるかチェックし、あれば、そ
のレコードの印刷ファイル名にセットされている画像フ
ァイルの疾病名部分を切り抜いて、前出のレコードの傷
病名用レイアウトの次の画像欄に埋め込みを行い、一時
記憶テーブル96の前出のレコードの印刷ファイル名に
セットされている画像ファイルを更新するとともに、当
該レコードの印刷ファイル名の項目には、当該レコード
の画像ファイルは前出のレコードに統合されたことを意
味するため、前出のレコード番号を記録する。これを、
一時記憶テーブル96で、印刷ファイル名がセットして
いないレコードがなくなるまで続ける。
【0104】さらに、ステップ1307において、検索
したそれぞれのレセプトがどのような属性なのか、一時
記憶テーブル96の各レコードから、医療機関コード、
保険者番号、生年月日、性別は、全体コメントとして、
整理番号や診療年月は、部分コメントとして抽出し、傷
病名用レイアウトの該当部分に埋め込み、印刷ファイル
名にセットされている画像ファイルを更新する。
【0105】埋め込み画像ファイルの印刷レイアウトの
例を、図16に示す。印刷レイアウト161は、基本情
報DBから抽出した医療機関コードや保険者番号や生年
月日や性別等の全体コメント1611や、平成11年4
月、5月、6月のレセプトの傷病名部分の画像である1
612,1614,1616、基本情報DBから抽出し
たそれぞれの画像の整理番号や診療年月である部分コメ
ント1613,1615,1617からなる。このよう
に点検対象部分のみを並べて印刷することで、点検者は
点検や比較が容易になり点検の効率が向上する。
【0106】傷病名でなかった場合、ステップ1308
において指定されていた部分が初診日か判別を行う。
【0107】「初診日」だった場合、ステップ1309
において、画像認識DB118と印刷様式DB117を
用いて、初診日用レイアウトに一時記憶テーブル96の
印刷ファイル名の画像ファイルから該当部分を切り抜
き、埋め込みを行う。検索・印刷条件テーブル95の検
索条件において、複数月分が指定されていた場合、一時
記憶テーブル96の該当する印刷ファイル名から該当部
分を切り抜いて、埋め込みを行い、印刷ファイル名の画
像ファイルを更新する。
【0108】その際に、ステップ1310において、そ
れぞれのレセプトがどのような属性なのか、基本情報D
Bなどから、抽出したコメント情報を全体コメント及び
部分コメントとして、初診日用レイアウトの該当部分に
埋め込み、印刷ファイル名の画像ファイルを更新する。
【0109】埋め込み画像ファイルの印刷レイアウトの
例を、図17に示す。印刷レイアウト171は、基本情
報DBから抽出した全体コメント1711や、平成11
年4月、5月、6月のレセプトの傷病名部分の画像であ
る1712,1714,1716、基本情報DBから抽
出したそれぞれの画像の部分コメント1713,171
5,1717からなる。このように点検対象部分のみを
並べて印刷することで、点検者は点検や比較が容易にな
り点検の効率が向上する。また、図16と切り抜く画像
の大きさが異なるため、初診日用レイアウトは傷病名用
レイアウトとは異なるものが印刷様式DB117に保持
される。
【0110】初診日でもなかった場合、ステップ131
1において指定されていた部分は「検査項目」とみな
し、検査項目用レイアウトに、一時記憶テーブル96の
印刷ファイル名の画像ファイルの該当部分を切り抜い
て、埋め込みを行う。検索・印刷条件テーブル95の検
索条件において、複数月分が指定されていた場合、一時
記憶テーブル96の該当する印刷ファイル名の画像ファ
イルから該当部分を切り抜いて、検査項目用レイアウト
に該当部分に埋め込み、印刷ファイル名の画像ファイル
を更新する。
【0111】その際に、ステップ1312においてそれ
ぞれのレセプトがどのような属性なのか、基本情報DB
などから抽出したコメント情報を全体コメント及び部分
コメントとして、検査項目用レイアウトの該当部分に埋
め込み、印刷ファイル名の画像ファイルを更新する。
【0112】ステップ1313にて、レセプト画像(全
面・部分)をプリンタにより印刷する。ここで、「レセ
プト全面」の場合は、一時記憶テーブル96のレコード
ごとに印刷ファイル名に指定された画像ファイルの印刷
を行う。「部分イメージ」の場合は、一時記憶テーブル
96のレコードごとに、それぞれ、印刷ファイル名に指
定された画像ファイル(傷病名用レイアウト、初診日用
レイアウト、検査項目用レイアウトの内容)を印刷す
る。なお、いずれも、印刷後、一時記憶テーブル96は
クリアする。
【0113】最後に、ステップ1314において、他に
レセプトの印刷要求がないか、すなわち、検索・印刷条
件テーブル95のラストレコードを指しているか、判別
を行い、「ない」場合(ラストをさしている場合)は処
理を終了する。「ある」場合は、検索・印刷条件テーブ
ル95の次のレコードにポインタを合わせて、ステップ
1302に行く。
【0114】図14は、図9のステップ908のクライ
アント側の処理を詳細に示したフローチャートであり、
レセプト点検終了後にクライアントからサーバへ点検結
果が入力されサーバへ送信されるまでの処理の実施例を
示す。
【0115】ステップ1401において、クライアント
12は、不正のあったあるいは不正の疑いのあるレセプ
トの番号等を入力するため、図20の「点検結果入力画
面」を表示する。クライアント利用者によって、該画面
の入力項目欄201の整理番号202、入力年月20
3、点検結果選択欄204に入力された、審査を行って
不正や問題があったレセプトの整理番号、入力年月、点
検結果を受け取る。図20の例では、整理番号「123
4567」のレセプトで、入力年月が「平成11年6
月」のものに、「1 重複請求疑い」という点検結果が
あったことを示している。
【0116】ステップ1402において、クライアント
利用者からの画面の追加ボタン205の押下を確認する
ことにより、入力項目201の内容を、データリスト欄
206に追加する。図20の例では、追加ボタン205
が既に押下された状態で、入力年月が「平成11年6
月」で、整理番号「1234567」のレセプトに、
「1 重複請求疑い」があるという「H11.6 12
34567,1」が一番上に追加されている。なお、追
加と同時に、これらのデータをクライアントの記憶部1
21にも結果テーブル97として一時保管する。図23
に結果テーブル97の例を示す。
【0117】ステップ1403において、その他のレセ
プトについても同時に結果の入力を行う場合、1401
に戻り再び入力を行う。
【0118】図20の「点検結果入力画面」において、
結果入力ボタン208の押下を確認し、入力が完了した
ら、ステップ1404において、データリスト206の
内容、すなわち記憶部121にある結果テーブル97
を、サーバ11に送信し、結果テーブル97をクリアす
る。
【0119】図15は、図9のステップ908のサーバ
側の処理と、ステップ909を詳細に示したものであ
り、クライアント12からの入力を受け取った後、サー
バ11のデータ格納処理の実施例を示す。
【0120】ステップ1501において、クライアント
12の記憶部121にあった結果テーブル97をサーバ
11は受信する。
【0121】ステップ1502において、サーバ11は
受信した結果テーブル97の内容を管理情報DB115
に格納する。図20の「点検結果入力画面」の入力項目
欄201で入力された整理番号「1234567」のレ
セプトで、「1 重複請求疑い」という点検結果があっ
た内容を、図3の管理情報DB115に格納するとする
と、整理番号「1234567」を検索し、その行の状
態コードを「1 重複請求疑い」に、状態更新日を更新
した日に更新することになる。
【0122】ステップ1203において、結果が格納し
ない案件については、問題なしの結果を自動的に格納す
る。すなわち、検索した整理番号のレセプトのうち、図
3の管理情報DB115において、「審査中」となって
いる整理番号の状態コードを「0 問題なし」に更新す
ることになる。
【0123】これにより、審査の結果「問題なし」とさ
れたレセプトに対しては、入力する必要がなくなるた
め、効率が向上する。
【0124】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、レセプ
ト点検処理において、レセプト画像を容易に検索し点検
に適した形で印刷出力したり、点検結果の入力や管理を
行う仕組みを提供することにより、レセプト点検システ
ムの負荷を軽減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報処理装置のハードウェア構成及び接続関係
を示す図である。
【図2】基本情報DBの一例を示す図である。
【図3】管理情報DBの一例を示す図である。
【図4】画像DBの一例を示す図である。
【図5】外部記憶メディアのテーブルの一例を示す図で
ある。
【図6】印刷様式DBの一例を示す図である。
【図7】画像認識DBの一例を示す図である。
【図8】レセプトのレイアウトの一例を示す図である。
【図9】レセプト点検処理の全体概要の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図10】スキャナOCRを用いて、基本情報DBや画
像DBに情報を登録する処理の一例を示すフローチャー
トである。
【図11】キーボードなどの入力手段を用いてクライア
ント側が実行するサーバへの印刷要求処理の一例を示す
フローチャートである。
【図12】外部記憶メディアなどを用いてクライアント
側が実行するサーバへの検索要求処理の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図13】クライアントからの検索要求に対してサーバ
側が実行する画像検索・印刷処理の一例を示すフローチ
ャートである。
【図14】点検結果の入力を行う場合のクライアント側
が実行するサーバへの登録要求処理の一例を示すフロー
チャートである。
【図15】クライアントからの結果登録要求に対してサ
ーバ側が実行する結果登録処理の一例を示すフローチャ
ートである。
【図16】複数月のレセプトの部分イメージ画像を傷病
名用レイアウトに埋め込んだ状態の一例を示す図であ
る。
【図17】複数月のレセプトの部分イメージ画像を初診
日用レイアウトに埋め込んだ状態の一例を示す図であ
る。
【図18】検索を行う場合にキーボードなどの入力手段
を用いる場合に、クライアントで表示する画面例を示す
図である。
【図19】検索を行う場合に外部記憶メディアを用いる
場合に、クライアントで表示する画面例を示す図であ
る。
【図20】点検結果の入力を行う場合に、クライアント
で表示する画面例を示す図である。
【図21】検索・印刷条件テーブルの例を示す図であ
る。
【図22】一次記憶テーブルの例を示す図である。
【図23】結果テーブルの例を示す図である。
【符号の説明】
11…サーバ、12…クライアント、13…プリンタ、
14…スキャナOCR、15…LAN、16…外部記憶
メディア、110…サーバ処理部、111…サーバ記憶
部、112…サーバ表示部、113…サーバ入力部、1
14…基本情報DB、115…管理情報DB、116…
画像DB、117…印刷様式DB、118…画像認識D
B、120…クライアント処理部、121…クライアン
ト記憶部、122…クライアント表示部、123…クラ
イアント入力部、21、51…医療機関コード、22…
診療年月、23、31、41…整理番号、24…都道府
県、25…レセプト種類、32…状態コード、33…状
態更新日、42…登録年月、43…画像ファイル、61
…項目名、62…様式内容、71…項目名、72…画像
座標、73…文字認識、81…診療報酬明細(レセプ
ト)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榎本 敦史 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所システム開発本部内 (72)発明者 山田 雅弘 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所システム開発本部内 (72)発明者 長谷川 豊 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所システム開発本部内 Fターム(参考) 5B049 BB41 CC00 EE05 FF02 5B050 AA02 BA10 BA16 DA06 EA03 FA02 FA03 FA13 GA08 5B075 ND07 PP04 PQ03 UU26

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レセプト画像を入力し、管理し、出力する
    機能と、出力するレセプト画像を特定するための入力機
    能を有するレセプト点検方法において、入力したレセプ
    ト画像の一部を文字認識し、基本情報としてレセプト画
    像と関連つけて保持し、基本情報の項目の入力に従い該
    当するレセプト画像を検索し、出力することを特徴とす
    るレセプト点検方法。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲請求項1に記載のレセプト
    点検方法において、出力するレセプト画像の出力範囲を
    入力することによりレセプト画像全面及びもしくはレセ
    プト画像の部分を出力する機能を有するレセプト点検方
    法。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲請求項2に記載のレセプト
    点検方法において、部分出力の項目を入力することによ
    り、入力した項目によって出力レイアウトを自動的に変
    更する機能を有するレセプト点検方法。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲請求項1に記載のレセプト
    点検方法において、レセプト画像を出力する際に、レセ
    プトの属性の区別がわかるように基本情報の項目内容を
    自動的に添付する機能を有するレセプト点検方法。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲請求項1に記載のレセプト
    点検方法において、出力するレセプト画像を特定するた
    めの入力機能は、外部記憶メディアであり、外部記憶メ
    ディアに記録されている情報を用いて、レセプト画像を
    検索・出力する機能を有するレセプト点検方法。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲請求項1に記載のレセプト
    点検方法において、基本情報の項目をキーとして、検索
    したレセプト画像をソートして、出力する機能を有する
    レセプト点検方法。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲請求項1に記載のレセプト
    点検方法において、入力したレセプト画像の一部を文字
    認識し、基本情報として保持する項目は、医療機関コー
    ドや診療年月等の数字データを含む項目であることを特
    徴とするレセプト点検方法。
  8. 【請求項8】レセプト画像を入力し、管理し、出力する
    機能と、出力するレセプト画像を特定するための入力機
    能と、レセプト点検の経過や結果を管理する機能を持つ
    レセプト点検システムにおいて、レセプトの点検結果入
    力時に、結果入力をしなかった案件については、問題な
    しという結果を格納する機能を有するレセプト点検方
    法。
  9. 【請求項9】レセプト画像を入力し、管理し、出力する
    手段と、出力するレセプト画像を特定するための入力機
    能を持つ手段とを具備したレセプト点検システムにおい
    て、入力したレセプト画像の一部を文字認識する手段
    と、基本情報としてレセプト画像と関連つけて保持し、
    基本情報の項目の入力に従い該当するレセプト画像を検
    索し、出力する手段とを備えたことを特徴とするレセプ
    ト点検システム。
  10. 【請求項10】レセプト画像を入力し、管理し、出力す
    る機能と、出力するレセプト画像を特定するための入力
    機能を有し、入力したレセプト画像の一部を文字認識
    し、基本情報としてレセプト画像と関連つけて保持し、
    基本情報の項目の入力に従い該当するレセプト画像を検
    索し、出力するレセプト点検プログラムを格納したこと
    を特徴とする計算機読み取り可能な記憶媒体。
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