JP3189425B2 - 受診票作成装置 - Google Patents
受診票作成装置Info
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、病院、企業体などの
健康管理システムにおける、受診者および健診業務管理
者が使用する受診票を作成する装置に関する。
健康管理システムにおける、受診者および健診業務管理
者が使用する受診票を作成する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】病院や企業体などが行う健康管理システ
ムには、例えば、半日人間ドック、１日人間ドック、定
期健康診断、特殊健康診断などの種々のコースがあり、
各コースによって検査項目が異なっている。従来、受診
者が、あるコースの診断を受けようとした場合、検査員
が受診者に対して、そのコースの検査項目や検査順を口
頭で説明するか、あるいはコース毎に予め検査項目や検
査順を印刷した用紙（受診票）を準備しておき、その受
診票に受診者の氏名や所属などを手書きして、受診者に
手渡していた。
ムには、例えば、半日人間ドック、１日人間ドック、定
期健康診断、特殊健康診断などの種々のコースがあり、
各コースによって検査項目が異なっている。従来、受診
者が、あるコースの診断を受けようとした場合、検査員
が受診者に対して、そのコースの検査項目や検査順を口
頭で説明するか、あるいはコース毎に予め検査項目や検
査順を印刷した用紙（受診票）を準備しておき、その受
診票に受診者の氏名や所属などを手書きして、受診者に
手渡していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多数の
受診者に対して、検査員が口頭で各コースの内容を説明
するのはたいへん煩雑であり、ともすれば受診者が聞き
違うおそれもある。一方、予め各コースごとの受診票を
準備しておけば、ある程度の手間は省けるが、健診コー
スは多数あるので印刷物の種類が増えて管理が煩雑であ
り、また、検査票に受診者の氏名や所属などを手書きす
るのも、受診者の数が増えると相当煩雑である。
受診者に対して、検査員が口頭で各コースの内容を説明
するのはたいへん煩雑であり、ともすれば受診者が聞き
違うおそれもある。一方、予め各コースごとの受診票を
準備しておけば、ある程度の手間は省けるが、健診コー
スは多数あるので印刷物の種類が増えて管理が煩雑であ
り、また、検査票に受診者の氏名や所属などを手書きす
るのも、受診者の数が増えると相当煩雑である。
【０００４】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、受診者単位に、健診コース、健診
日、検査項目、および検査順などを記入した受診票を自
動的に作成して、健診業務の効率化を図ることができる
受診票作成装置を提供することを目的としている。
れたものであって、受診者単位に、健診コース、健診
日、検査項目、および検査順などを記入した受診票を自
動的に作成して、健診業務の効率化を図ることができる
受診票作成装置を提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
目的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、この発明は、各受診者ごとの健診コース、検査項
目、および検査順序などを表した受診票を作成する装置
であって、各受診者を区別するための属性を記憶した個
人情報記憶手段と、各健診コースごとの検査項目を記憶
したコース情報記憶手段と、前記各検査項目の検査優先
順位を記憶した受診票情報記憶手段と、個人識別情報を
与えられることにより、前記個人情報記憶手段から該当
受診者の属性を呼び出し、また、受診する健診コースを
与えられることにより、前記コース情報記憶手段から該
当健診コースの検査項目を呼び出すとともに、前記健診
票情報記憶手段を参照して、受診する健診コースの各検
査項目の検査順序を決定する情報検索手段と、前記情報
検索手段で検索された受診者の属性、受診する健診コー
ス、検査関連項目、および検査順序などを各受診者ごと
に受診票に印字出力する出力手段とを備えたものであ
る。
目的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、この発明は、各受診者ごとの健診コース、検査項
目、および検査順序などを表した受診票を作成する装置
であって、各受診者を区別するための属性を記憶した個
人情報記憶手段と、各健診コースごとの検査項目を記憶
したコース情報記憶手段と、前記各検査項目の検査優先
順位を記憶した受診票情報記憶手段と、個人識別情報を
与えられることにより、前記個人情報記憶手段から該当
受診者の属性を呼び出し、また、受診する健診コースを
与えられることにより、前記コース情報記憶手段から該
当健診コースの検査項目を呼び出すとともに、前記健診
票情報記憶手段を参照して、受診する健診コースの各検
査項目の検査順序を決定する情報検索手段と、前記情報
検索手段で検索された受診者の属性、受診する健診コー
ス、検査関連項目、および検査順序などを各受診者ごと
に受診票に印字出力する出力手段とを備えたものであ
る。
【０００６】
【作用】この発明の作用は次のとおりである。情報検索
手段は、受診者の氏名あるいは社員番号などの個人識別
情報を与えられると、個人情報記憶手段から該当受診者
の属性（氏名、所属、性別など）を呼び出す。また、情
報検索手段は、受診者の健診コースを与えられることに
より、コース情報記憶手段から該当コースの検査項目を
呼び出す。情報検索手段は、受診票情報記憶手段の内容
を参照することにより、該当健診コースの各検査の検査
順序を決定する。そして、情報検索手段で選出された、
受診者の属性、受診する健診コースの検査関連項目、お
よび検査順序が出力手段に送られ、各受診者ごとの受診
票が印字出力される。
手段は、受診者の氏名あるいは社員番号などの個人識別
情報を与えられると、個人情報記憶手段から該当受診者
の属性（氏名、所属、性別など）を呼び出す。また、情
報検索手段は、受診者の健診コースを与えられることに
より、コース情報記憶手段から該当コースの検査項目を
呼び出す。情報検索手段は、受診票情報記憶手段の内容
を参照することにより、該当健診コースの各検査の検査
順序を決定する。そして、情報検索手段で選出された、
受診者の属性、受診する健診コースの検査関連項目、お
よび検査順序が出力手段に送られ、各受診者ごとの受診
票が印字出力される。
【０００７】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明する。図１は、この発明に係る受診票作成装置の一
実施例の概略構成を示したブロック図である。複数台の
ワークステーション１が中央管理装置２に通信ラインを
介して接続されている。ワークステーション１は、ＣＲ
Ｔなどの表示器１ａ、端末コンピュータ１ｂ、プリンタ
１ｃなどを備え、中央管理装置２に対して健診コースの
予約を行ったり、あるいは中央管理装置２から送られた
情報に基づいて各受診者ごとに受診票を印字出力したり
する。
説明する。図１は、この発明に係る受診票作成装置の一
実施例の概略構成を示したブロック図である。複数台の
ワークステーション１が中央管理装置２に通信ラインを
介して接続されている。ワークステーション１は、ＣＲ
Ｔなどの表示器１ａ、端末コンピュータ１ｂ、プリンタ
１ｃなどを備え、中央管理装置２に対して健診コースの
予約を行ったり、あるいは中央管理装置２から送られた
情報に基づいて各受診者ごとに受診票を印字出力したり
する。
【０００８】中央管理装置２は、複数台のワークステー
ション１から送られてきた各健診コースごとの予約情報
などを統括管理するもので、この発明における情報検索
手段としての機能を備えたコンピュータ３、予約情報フ
ァイル４、個人情報ファイル５、コース情報ファイル
６、受診票情報ファイル７などを備える。
ション１から送られてきた各健診コースごとの予約情報
などを統括管理するもので、この発明における情報検索
手段としての機能を備えたコンピュータ３、予約情報フ
ァイル４、個人情報ファイル５、コース情報ファイル
６、受診票情報ファイル７などを備える。
【０００９】予約情報ファイル４は、各健診コースの予
約情報を記憶したファイルで、例えば図２に示すよう
に、日毎の予約テーブルを持ち、各予約テーブルには予
約者の社員番号や氏名、および予約コース、予約時刻な
どが記録されている。
約情報を記憶したファイルで、例えば図２に示すよう
に、日毎の予約テーブルを持ち、各予約テーブルには予
約者の社員番号や氏名、および予約コース、予約時刻な
どが記録されている。
【００１０】個人情報ファイル５は、各受診者ごとの個
人情報テーブルを記憶したファイルで、例えば図３に示
すように、各テーブルには各個人を区別するための属
性、例えば、社員番号、氏名、性別、生年月日、所属、
住所などが記録されている。この個人情報ファイル５に
は、例えば企業体などでは、全従業員の属性が一括して
登録され、病院などでは以前に人間ドックなどを受診し
た受診者の属性がその都度登録される。
人情報テーブルを記憶したファイルで、例えば図３に示
すように、各テーブルには各個人を区別するための属
性、例えば、社員番号、氏名、性別、生年月日、所属、
住所などが記録されている。この個人情報ファイル５に
は、例えば企業体などでは、全従業員の属性が一括して
登録され、病院などでは以前に人間ドックなどを受診し
た受診者の属性がその都度登録される。
【００１１】コース情報ファイル６は、各健診コースご
とのコース情報テーブルを記憶したファイルで、例えば
図４に示すように、各テーブルには、その健診コースの
コード、コース名、検査分類、その健診コースにおいて
検査される項目の検査項目コードなどが記録されてい
る。
とのコース情報テーブルを記憶したファイルで、例えば
図４に示すように、各テーブルには、その健診コースの
コード、コース名、検査分類、その健診コースにおいて
検査される項目の検査項目コードなどが記録されてい
る。
【００１２】受診票情報ファイル７は、各健診コースに
採用され得る検査項目のコードと、その検査が行われる
検査室の名前や検査装置が、検査順に優先順位を付けて
記録されている。図５に示した例では、各検査項目コー
ドは、検査順に（優先順位が高いものから順に）配列さ
れている。各健診コースの受診票を作成する上で、各検
査項目について検査の優先順位を予め決定しておくこと
は重要である。例えば、胃部Ｘ線撮影ではバリウムを飲
むので、その後で胸部Ｘ線撮影を行うと撮影像にバリウ
ムの影が映り不都合である。また、採血、採尿は、受診
者が何も口にしていない朝一番に行うのが好ましい。
採用され得る検査項目のコードと、その検査が行われる
検査室の名前や検査装置が、検査順に優先順位を付けて
記録されている。図５に示した例では、各検査項目コー
ドは、検査順に（優先順位が高いものから順に）配列さ
れている。各健診コースの受診票を作成する上で、各検
査項目について検査の優先順位を予め決定しておくこと
は重要である。例えば、胃部Ｘ線撮影ではバリウムを飲
むので、その後で胸部Ｘ線撮影を行うと撮影像にバリウ
ムの影が映り不都合である。また、採血、採尿は、受診
者が何も口にしていない朝一番に行うのが好ましい。
【００１３】以下、図６に示したフローチャートを参照
して、本実施例装置で受診票を作成する際の動作手順を
説明する。
して、本実施例装置で受診票を作成する際の動作手順を
説明する。
【００１４】ステップＳ１：受診票を作成しようとする
受診者の個人識別情報をワークステーション１から入力
する。その受診者が、予め受診する健診コースの予約を
行っている場合は、社員番号や氏名などの個人識別情報
だけを入力する。一方、その受診者が予約を行っていな
い場合は、前記個人識別情報とともに、受診する健診コ
ースを入力する。
受診者の個人識別情報をワークステーション１から入力
する。その受診者が、予め受診する健診コースの予約を
行っている場合は、社員番号や氏名などの個人識別情報
だけを入力する。一方、その受診者が予約を行っていな
い場合は、前記個人識別情報とともに、受診する健診コ
ースを入力する。
【００１５】ステップＳ２：受診者の個人識別情報を与
えられた中央管理装置２のコンピュータ３は、個人情報
ファイル５から、その受診者の属性（氏名、社員番号、
所属など）を呼び出す。これらの属性は、後に説明する
受診票に記録される。
えられた中央管理装置２のコンピュータ３は、個人情報
ファイル５から、その受診者の属性（氏名、社員番号、
所属など）を呼び出す。これらの属性は、後に説明する
受診票に記録される。
【００１６】ステップＳ３：コンピュータ３は、予約情
報ファイル４を参照して、該当受診者の予約健診コース
を知り、その健診コースのコース情報テーブルを呼び出
す。受診者が予約していない場合は、入力された健診コ
ースに基づいて、コース情報テーブルを呼び出す。
報ファイル４を参照して、該当受診者の予約健診コース
を知り、その健診コースのコース情報テーブルを呼び出
す。受診者が予約していない場合は、入力された健診コ
ースに基づいて、コース情報テーブルを呼び出す。
【００１７】ステップＳ４：ステップＳ３で呼び出され
たコース情報テーブル内の各検査項目コードを使って、
受診票情報ファイル７を検索することにより、その健診
コースにおいて受診者が行くべき検査室名を検査の順に
選出する。なお、このとき、受診者の性別を参照し、受
診者が男性であれば、婦人科検査項目は除かれる。
たコース情報テーブル内の各検査項目コードを使って、
受診票情報ファイル７を検索することにより、その健診
コースにおいて受診者が行くべき検査室名を検査の順に
選出する。なお、このとき、受診者の性別を参照し、受
診者が男性であれば、婦人科検査項目は除かれる。
【００１８】ステップＳ５：上述のようにしてコンピュ
ータ３が選出した受診者の属性、該当受診する健診コー
スの各検査を受ける検査室名、および検査順序などの情
報が、ワークステーション１に送られ、図７に示すよう
な受診者ごとの健康診断受診票がプリントアウトされ
る。
ータ３が選出した受診者の属性、該当受診する健診コー
スの各検査を受ける検査室名、および検査順序などの情
報が、ワークステーション１に送られ、図７に示すよう
な受診者ごとの健康診断受診票がプリントアウトされ
る。
【００１９】なお、この発明において、各情報のファイ
ル形態（データの持ち方）は、種々変更実施可能であ
り、実施例で説明したものに限定されない。
ル形態（データの持ち方）は、種々変更実施可能であ
り、実施例で説明したものに限定されない。
【００２０】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、受診者の個人識別情報と受診する健診コー
スを与えることにより、その健診コースの検査関連項目
および検査順序を表した受診票が受診者ごとに自動的に
印字出力されるので、受診票を作成するのに要する労力
が大幅に軽減され、健診業務の効率化を図ることができ
る。
明によれば、受診者の個人識別情報と受診する健診コー
スを与えることにより、その健診コースの検査関連項目
および検査順序を表した受診票が受診者ごとに自動的に
印字出力されるので、受診票を作成するのに要する労力
が大幅に軽減され、健診業務の効率化を図ることができ
る。
【図１】実施例装置の概略構成を示したブロック図であ
る。
る。
【図２】予約情報ファイルの内容を示した模式図であ
る。
る。
【図３】個人情報ファイルの内容を示した模式図であ
る。
る。
【図４】コース情報ファイルの内容を示した模式図であ
る。
る。
【図５】受診票情報ファイルの内容を示した模式図であ
る。
る。
【図６】実施例装置の動作フローチャートである。
【図７】受診票の一例を示した図である。
１…ワークステーション ２…中央管理装置 ３…コンピュータ ４…予約情報ファイル ５…個人情報ファイル ６…コース情報ファイル ７…受診票情報ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G07F 17/60 A61B 5/00
Claims (1)
- 【請求項１】 各受診者ごとの健診コース、検査項目、
および検査順序などを表した受診票を作成する装置であ
って、各受診者を区別するための属性を記憶した個人情
報記憶手段と、各健診コースごとの検査項目を記憶した
コース情報記憶手段と、前記各検査項目の検査優先順位
を記憶した受診票情報記憶手段と、個人識別情報を与え
られることにより、前記個人情報記憶手段から該当受診
者の属性を呼び出し、また、受診する健診コースを与え
られることにより、前記コース情報記憶手段から該当健
診コースの検査項目を呼び出すとともに、前記受診票情
報記憶手段を参照して、受診する健診コースの各検査項
目の検査順序を決定する情報検索手段と、前記情報検索
手段で検索された受診者の属性、受診する健診コース、
検査関連項目、および検査順序などを各受診者ごとに受
診票に印字出力する出力手段とを備えたことを特徴とす
る受診票作成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28678192A JP3189425B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 受診票作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28678192A JP3189425B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 受診票作成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06119360A JPH06119360A (ja) | 1994-04-28 |
| JP3189425B2 true JP3189425B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=17708972
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28678192A Expired - Fee Related JP3189425B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 受診票作成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3189425B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0944579A (ja) * | 1995-07-25 | 1997-02-14 | Kokuritsu Byoin Kyushu Iryo Center Inchiyou | 多系統オーダ一括処理システム |
| US6697783B1 (en) * | 1997-09-30 | 2004-02-24 | Medco Health Solutions, Inc. | Computer implemented medical integrated decision support system |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP28678192A patent/JP3189425B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06119360A (ja) | 1994-04-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |