JPH0844804A - カルテおよびカルテ読取装置 - Google Patents

カルテおよびカルテ読取装置

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JPH0844804A
JPH0844804A JP17871194A JP17871194A JPH0844804A JP H0844804 A JPH0844804 A JP H0844804A JP 17871194 A JP17871194 A JP 17871194A JP 17871194 A JP17871194 A JP 17871194A JP H0844804 A JPH0844804 A JP H0844804A
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JP
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JP17871194A
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Takashi Kamito
隆 上戸
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】カルテは、患者ID,診療日時および診療結果
を記入するための各欄11.12.13をそれぞれ有す
る1枚のカードで構成されている。上記欄13には、1
回の診療結果だけが記入される。 【効果】1回の診療が終了した後にその診療結果を読取
らせる場合、1枚のカルテを読取らせればよい。そのた
め、カルテを読取らせる作業を簡素化できる。また、1
回の診療につき1枚のカルテを使用するので、同一の診
療結果を重複して外部記憶装置に記憶させることを防止
できる。そのため、外部記憶装置の容量を効率的に利用
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば病院で用いら
れ、医師が患者を診療した診療結果または検査結果が記
入されたカルテおよびこのカルテを読取るためのカルテ
読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば病院では、来院した患者の病歴
などを管理しておくための方法としてカルテが使用され
る。カルテは、一般に、患者固有の患者ID(IDentifi
cationnumber ),患者の氏名および生年月日を含む患
者基本情報が記載された表紙と、記載日時,患者の病
名,症候名などを示す文字および症候を具体的に表す人
体図などで構成される診療結果を記載したり、検査結果
が記載された用紙を貼付けるための経過用紙とで構成さ
れる。
【0003】経過用紙は、元々白紙であるが、診療が行
われるたびに順に埋められていく。そのため、1枚の経
過用紙には複数回にわたる診療結果が記載されたり、複
数回にわたる検査結果用紙が貼付けられたりする場合が
ほとんどである。ところで、上記カルテは患者ごとに記
載されるものなので、管理すべきカルテは膨大な量とな
る。したがって、管理に多大な労力が必要であるととも
に、必要なカルテを探出すのに時間がかかる。また、保
管場所も広いスペースが必要となる。
【0004】そこで、カルテ管理の簡素化を図るととも
に、病院の事務処理のコンピュータ化を促進する目的
で、最近、カルテに記載されている内容(以下「カルテ
記載内容」という)を電子化して保存するシステムが提
案されている。このようなシステムは、たとえば「第1
2回医療情報学連合大会 12th JCMI(Nov.1992) 、電子
カルテ 現状と将来構想 鹿児島大学付属病院、熊本一
朗,田中弘充」に記載されている。
【0005】上記論文に記載されているシステムでは、
各診療科にイメージ入力可能な光学式文字読取装置(Op
tical Character Reader)(以下「OCR」という)が
設置されている。そして、医師またはスタッフがカルテ
記載内容をOCRで読取らせる。このとき、OCRで
は、患者基本情報は文字認識されるとともに診療結果ま
たは検査結果はイメージ処理される。読取られたカルテ
記載内容は、たとえば光磁気ディスクで構成される専用
の外部記憶装置に患者IDごとに保存される。
【0006】上記カルテ記載内容を読取らせる作業は、
1回の診療または検査が終了するたびに行われる。この
とき、その診療または検査の結果だけでなく、その患者
のカルテの表紙から従前の経過用紙も含めて順に読取ら
せる必要がある。これは、患者IDが表紙だけに記載さ
れているため、経過用紙だけを読取らせても、外部記憶
装置に記憶すべき領域を特定できないからである。
【0007】一方、保存されたカルテ記載内容は、各診
療科や検査室に設置された端末機に表示可能にされてい
る。このとき、端末機から外部記憶装置へのアクセスは
患者IDを入力することにより達成される。その結果、
端末機には、表紙を含むすべてのカルテ記載内容が患者
IDごとに表示される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記システ
ムでは、カルテ記載内容を読取らせるとき、上述のよう
に、常に表紙から読取らせなければならないので、読取
らせる作業が非常に繁雑であるという不具合があった。
また、従前に保存されているカルテ記載内容を再度読取
らせることになるので、非効率的であるという不具合が
あった。すなわち、経過用紙には、複数回にわたる診療
または検査の結果が含まれている場合がほとんどなの
で、前回読取らせた診療結果または検査結果を再度読取
らせるおそれがあり、同じ内容を重複して保存する可能
性が高い。そのため、外部記憶装置の容量を無駄に利用
するという不具合が生じる。
【0009】そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、診療または検査が終了するたびにその結果
だけを読取らせることができるカルテおよびカルテ読取
装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1記載のカルテは、患者固有の患者IDを記入
するためのID記入欄、患者を診療または検査した日時
を記入するための日時記入欄、および患者を診療または
検査した結果を記入するための結果記入欄をそれぞれ有
する1枚のカードで構成されていることを特徴とする。
【0011】また、請求項2記載のカルテは、上記カー
ドには、上記結果記入欄に記入された結果の末尾を示す
終了マークを記入するためのマーキング欄がさらに設け
られていることを特徴とする。また、請求項3記載のカ
ルテ読取装置は、上記請求項1記載のカルテに形成され
ている画像を光学的に読取る画像読取手段と、この画像
読取手段で読取られた画像のうち、上記ID記入欄およ
び日時記入欄に形成されている画像に文字認識処理を施
すことにより、患者IDおよび記入日時を認識する文字
認識手段と、上記画像読取手段で読取られた画像のう
ち、上記結果記入欄に形成されている画像をイメージ認
識するためのイメージ認識手段と、このイメージ認識手
段でイメージ認識された画像を、上記文字認識された患
者IDおよび記入日時ごとに、かつ記入日時順に所定の
記憶媒体に記憶させる記憶制御手段とを含むことを特徴
とする。
【0012】また、請求項4記載のカルテ読取装置は、
上記請求項2記載のカルテに形成されている画像を光学
的に読取る画像読取手段と、この画像読取手段で読取ら
れた画像のうち、上記ID記入欄および日時記入欄に形
成されている画像に文字認識処理を施すことにより、患
者IDおよび記入日時を認識する文字認識手段と、上記
画像読取手段で読取られた画像のうち、上記マーキング
欄に記入されている終了マークを認識するマーク認識手
段と、上記画像読取手段で読取られた画像のうち、上記
結果記入欄に形成されている画像であって、かつ結果記
入欄の先頭から上記マーク認識手段で認識された終了マ
ークまでの間の画像をイメージ認識するためのイメージ
認識手段と、このイメージ認識手段でイメージ認識され
た画像を、上記文字認識された患者IDおよび記入日時
ごとに、かつ記入日時順に所定の記憶媒体に記憶させる
記憶制御手段とを含むことを特徴とする。
【0013】
【作用】上記請求項1記載の構成では、カルテは、患者
ID、記入日時および結果をそれぞれ記入するための欄
をそれぞれ有する1枚のカードで構成されている。その
ため、たとえば1回の診療または検査が終了するたびに
その結果だけを読取らせることにすれば、1枚のカード
を2回にわたって使用することはない。
【0014】また、請求項2記載の構成によれば、終了
マークをマーキング欄に記入することにより結果記入欄
に記入された結果の末尾を示すことができるので、終了
マーク以下の結果記入欄が余白であることを示すことが
できる。また、請求項3記載の構成では、1枚のカード
で構成されているカルテのID記入欄および日時記入欄
にそれぞれ記入されている患者IDおよび記入日時が文
字認識されるとともに、結果記入欄に形成されている画
像がイメージ認識される。そして、イメージ認識された
画像が、患者IDおよび記入日時ごとに、かつ記入日時
順に所定の記憶媒体に記憶される。
【0015】このように、上記構成によれば、1枚のカ
ードで構成されているカルテを使用しているので、たと
えば1回の診療または検査が終了するたびにその結果だ
けを読取らせることにすれば、1枚のカードを2回にわ
たって使用することはない。また、結果記入欄に形成さ
れている画像が患者IDおよび記入日時ごとに所定の記
憶媒体に記憶されるので、患者IDおよび記入日時を特
定すれば、その特定された患者IDおよび記入日時に対
応する画像だけを検索できる。
【0016】さらに、1枚のカードを2回にわたって使
用することがないので、同一イメージ(画像)を重複し
て記憶することはない。また、請求項4記載の構成で
は、結果記入欄の先頭からマーキング欄に記入されてい
る終了マークまでの間の画像がイメージ認識され、この
イメージ認識された画像が、患者IDおよび記入日時ご
とに、かつ記入日時順に所定の記憶媒体に記憶される。
たとえば上記終了マークを結果記入欄に記入されている
結果の末尾に相当する位置に記入するようにすれば、余
白領域を記憶するという無駄を省くことができる。
【0017】
【実施例】以下では、本発明の実施例を、添付図面を参
照しつつ説明する。図1は、本発明の一実施例のカルテ
管理装置で用いられるカルテを示す図である。このカル
テKは、患者固有の患者IDを記入するためのID記入
欄10,たとえば患者の病名や症候名などを示す文字お
よび症候を具体的に表す人体図などで構成された診療結
果をカルテKに記載した日時(以下「記載日時」とい
う)を記入するための日時記入欄11,医師が診療結果
を記入する結果記入欄12,およびカルテKの先頭から
末尾まで連続的に設けられ、終了マークMを記入するた
めのマーキング欄13とを含む1枚のカードで構成され
ている。なお、終了マークMの働きの詳細については後
述する。
【0018】本実施例では、1回の診療ごとに異なるカ
ルテKを使用することにしている。そのため、結果記入
欄12には、1回の診療結果のみが記入される。図2
は、上記カルテ管理装置の構成を示す概略ブロック図で
ある。このカルテ管理装置は、たとえば医師が患者を診
療する各診療科ごとに設置されるもので、カルテKに形
成されている画像を光学的に読取るスキャナ1、このス
キャナ1の読取動作を制御する制御部2、上記カルテK
に形成されている画像のうち、ID記入欄10,日時記
入欄11および結果記入欄12にそれぞれ記入されてい
る患者ID,記入日時および診療結果を記憶するための
所定の記憶媒体である外部記憶装置3、およびこの外部
記憶装置3に記憶されている診療結果を表示できる端末
機4を備えている。
【0019】より具体的に説明すると、スキャナ1は、
たとえばイメージ入力可能な光学的文字読取装置(OC
R)で構成され、画像読取手段などとして機能するもの
である。スキャナ1で読取られたカルテKに形成されて
いる画像は制御部2に与えられる。制御部2は、たとえ
ばCPU,RAM,ROM21を含むマイクロコンピュ
ータで構成され、文字認識手段,イメージ認識手段,記
憶制御手段およびマーク認識手段などとして機能するも
のである。ROM21には、図1に示すID記入欄10
の互いに対向する点A,Bの各アドレス、日時記入欄1
1の互いに対向する点C,Dの各アドレス、結果記入欄
12の互いに対向する点E,Fの各アドレス、およびマ
ーキング欄13の互いに対向する点G,Hの各アドレス
が予め記憶されている。
【0020】制御部2では、スキャナ1から画像が与え
られると、このROM21に記憶されている点A,B,
C,D,E,Fの各アドレスが参照され、点A,Bを結
ぶ線が対角線となる四角形の領域、および点C,Dを結
ぶ線が対角線となる四角形の領域に形成されている画像
に対して文字認識処理が施される。その結果、ID記入
欄10および日時記入欄11にそれぞれ記入されている
患者IDおよび記入日時が認識される。
【0021】また、制御部2では、点G,Hを結ぶ線が
対角線となる四角形の領域に形成されている画像の中か
ら終了マークMに対応する画像が文字認識処理を行うこ
とにより探索される。その結果、終了マークMに対応す
る画像が探索されると、その終了マークMの先頭点Jの
アドレスが認識される。そして、この認識された先頭点
Jと点Eとを結ぶ線が対角線となる四角形の領域に形成
されている画像がイメージ認識される。その結果、結果
記入欄12に記入されている診療結果がイメージ認識さ
れる。
【0022】このとき、もしも、上記終了マークMが結
果記入欄12に記入した診療結果の末尾に相当する位置
に記入されていれば、上記診療結果の末尾以下の結果記
入欄12が仮に余白部であっても、その余白部をイメー
ジ認識することなく、診療結果だけがイメージ認識され
る。このように、上記終了マークMは、結果記入欄12
の余白部を示すことができる。
【0023】なお、1回の診療の診療結果が1枚のカル
テKの結果記入欄12に記入し切れないときには、カル
テKを2枚使う必要がある。このような場合には、1枚
目のカルテKの結果記入欄12に余白部がないときが多
いので、終了マークMは記入されない。したがって、こ
のようなときには、制御部2では、点E,Fを結ぶ線が
対角線となる四角形の領域、すなわち結果記入欄12の
すべての領域の診療結果がイメージ認識されることにな
る。
【0024】制御部2では、上記イメージ認識された診
療結果をたとえば光磁気ディスクや磁気ディスクで構成
された外部記憶装置3に記憶させる。このとき、上記診
療結果は、文字認識された患者IDおよび記入日時ごと
に、かつ記入日時順に記憶される。その結果、外部記憶
装置3のメモリマップは、図3に示すように、患者ID
および記入日時から成るキー部、および診療結果から成
るイメージ部を含む構成となる。
【0025】なお、図3において、患者Aの診療結果
(3)は、1回の診療の診療結果(31),(32)が
2枚のカルテKの各結果記入欄12にそれぞれ記入され
た場合の記憶状態を示している。このように、1回の診
療結果が2枚のカルテKにわたって記入された場合に
は、制御部2にてこれら各診療結果が纏められ、外部記
憶装置3に記憶される。
【0026】端末機4は、従来公知の構成のキーボード
およびCRTや液晶表示素子で構成された従来公知の構
成のディスプレイを備えているもので、上記制御部2に
接続されている。キーボードから任意の患者IDおよび
記入日時が入力されると、この入力された患者IDおよ
び記入日時が制御部2に与えられる。制御部2は、この
与えられた患者IDおよび記入日時に対応する診療結果
を外部記憶装置3から読出し、この読出された診療結果
を端末機4に与える。その結果、端末機4のディスプレ
イでは、上記キーボードから入力した患者IDおよび記
入日時に対応する診療結果が表示される。
【0027】以上のように本実施例のカルテ管理装置に
よれば、1回の診療につき1枚のカルテKを使用するこ
とにしているので、1回の診療が終了した後にその診療
結果を読取らせる場合、1枚のカルテKをスキャナ1で
読取らせるだけでよい。したがって、1回の診療が終了
した後にその診療結果を読取らせる場合には表紙から従
前のカルテも含めて読取らせる必要のあった従来技術に
比べて、カルテKを読取らせる作業を簡素化できる。
【0028】また、1回の診療につき1枚のカルテKを
使用しているので、同一イメージを重複して外部記憶装
置3に記憶することはない。そのため、外部記憶装置3
の容量を効率的に利用できる。さらに、診療結果を患者
IDおよび記入日時ごとに外部記憶装置3に記憶させて
いるので、所望の患者IDおよび記入日時を端末機4か
ら入力すれば、所望の診療結果だけを検索できる。
【0029】さらにまた、終了マークMを記入すること
により結果記入欄12の余白部をイメージ認識させない
ようにしているので、上記余白部は外部記憶装置3に記
憶されない。そのため、外部記憶装置3の容量を効率的
に利用できる。本発明の実施例の説明は以上のとおりで
あるが、本発明は上述の実施例に限定されるものではな
い。たとえば上記実施例では、ID記入欄10に手書き
で患者IDを記入するようにしているが、たとえばカル
テKをノーカーボン紙で構成し、患者が保有しているI
Dカード(エンボスカード)をID記入欄10に写し取
ることによりID記入欄10に患者IDを記入するよう
にしてもよい。
【0030】また、上記実施例では、マーキング欄13
に終了マークMを記入することにより余白部をイメージ
認識させないようにしているが、たとえば終了マークM
が記入されていなくても、白を表す画像データが副走査
方向に所定数だけ連続しているときには、以下は余白部
であるとみなし、余白部をイメージ認識させないように
してもよい。
【0031】さらに、上記実施例では、マーキング欄1
3を文字認識処理することにより終了マークMが探索さ
れているが、たとえば終了マークMを特別色で記入する
とともに、スキャナ1に色ごとに異なるデータを出力す
るカラースキャナを採用し、制御部2にて、終了マーク
Mに対応する色を表すデータを検知することにより、終
了マークを探索するようにしてもよい。この構成によれ
ば、マーキング欄13を文字認識処理する必要はない。
【0032】さらにまた、上記実施例では、点A,B,
C,D,E,F,G,Hに対応する各アドレスを利用し
て文字認識すべき領域やイメージ認識すべき領域を特定
しているが、たとえばID記入欄10および日時記入欄
11の枠と結果記入欄12の枠とを互いに異なる色で構
成するとともに、スキャナ1に色ごとに異なるデータを
出力するカラースキャナを採用し、制御部2にて、各色
に対応するデータを検知することにより、文字認識すべ
き領域およびイメージ認識すべき領域を特定するように
してもよい。この構成によれば、わざわざアドレスを記
憶しておく必要がない。
【0033】さらに、上記実施例では、カルテ管理装置
を各診療科に設置する場合について説明したが、たとえ
ば外部記憶装置3を中央センターに設置するとともに、
各診療科にスキャナ1,制御部2および端末機4を設置
し、上記外部記憶装置3と上記各診療科に設置されてい
るスキャナ1,制御部2および端末機4とをローカルエ
リアネットワーク(LAN)などで接続するような構成
でも、本発明は適用できる。
【0034】さらにまた、上記実施例では、カルテKに
形成されている画像をすべてスキャナ1で読取る場合に
ついて説明したが、たとえばOCRとスキャナとの両方
を設置し、ID記入欄10、日時記入欄11およびマー
キング欄13に形成されている画像をOCRで読取らせ
るとともに、結果記入欄12に形成されている画像をス
キャナで読取らせるようにしてもよい。この構成によれ
ば、読取時から文字認識すべき領域とイメージ認識すべ
き領域とを分けているので、各点A,B,C,D,E,
F,G,Hに対応するアドレスを記憶する必要がないと
ともに、アドレスに基づく処理を行う必要もない。
【0035】さらに、上記実施例では、診療結果が記入
されるカルテKについて説明したが、たとえば図4に示
すように、心電図やX線画像などの画像データまたはG
OTやGPTなどの数値データを含む検査結果が記入さ
れた用紙が検査結果欄20に添付されたカルテKについ
ても、本発明は適用できる。なぜなら、上記画像データ
や数値データもイメージとして処理することができるか
らである。なお、この場合、日時記入欄11には患者が
検査を受けた日時を記入する必要がある。
【0036】その他特許請求の範囲に記載された範囲で
種々の設計変更を施すことは可能である。
【0037】
【発明の効果】上記請求項1記載のカルテによれば、診
療または検査が終了するたびにその結果だけを読取らせ
ることができる。そのため、診療または検査が終了する
たびに表紙から読取らせる必要のあった従来技術に比べ
て、カルテを読取らせる作業を簡素化できる。
【0038】また、請求項2記載のカルテによれば、終
了マーク以下の結果記入欄を余白であると示すことがで
きるので、たとえば終了マークを検知したときにカルテ
の読取りを終了するようにすれば、余白領域を読取るこ
となく、必要な領域だけを読取ることができる。また、
請求項3記載のカルテ読取装置によれば、診療または検
査が終了するたびにその結果だけを読取らせることがで
きるので、診療または検査が終了するたびに表紙から読
取らせる必要のあった従来技術に比べて、カルテを読取
らせる作業を簡素化できる。
【0039】また、結果記入欄に形成されている画像が
患者IDおよび記入日時ごとに所定の記憶媒体に記憶さ
れるので、患者IDおよび記入日時を特定すれば、その
特定された患者IDおよび記入日時に対応する画像だけ
を検索できる。さらに、1回の診療または検査ごとに異
なるカルテを使用すれば、同じカルテを2回以上使用す
ることはないので、同一イメージ(画像)を重複して記
憶するようなことはない。そのため、記憶媒体の容量を
効率的に利用できる。
【0040】また、請求項4記載のカルテ読取装置によ
れば、結果記入欄に記入されている診療または検査の結
果の末尾に相当する位置に終了マークを記入するように
すれば、所定の記憶媒体に記憶されるべき画像は診療ま
たは検査の結果そのものとなる。したがって、余白領域
を記憶するという無駄を省くことができる。そのため、
記憶媒体の容量を効率的に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のカルテ管理装置で用いられ
るカルテを示す図である。
【図2】上記カルテ管理装置を示す概略ブロック図であ
る。
【図3】上記カルテ管理装置の一部を構成する外部記憶
装置のメモリマップを示す図である。
【図4】上記カルテの変形例を示す図である。
【符号の説明】
1 スキャナ 2 制御部 3 外部記憶装置 4 端末機 10 ID記入欄 11 日時記入欄 12 結果記入欄 13 マーキング欄 K カルテ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 17/60

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】患者固有の患者IDを記入するためのID
    記入欄、患者を診療または検査した日時を記入するため
    の日時記入欄、および患者を診療または検査した結果を
    記入するための結果記入欄をそれぞれ有する1枚のカー
    ドで構成されていることを特徴とするカルテ。
  2. 【請求項2】上記カードには、上記結果記入欄に記入さ
    れた結果の末尾を示す終了マークを記入するためのマー
    キング欄がさらに設けられていることを特徴とする請求
    項1記載のカルテ。
  3. 【請求項3】上記請求項1記載のカルテのID記入欄、
    日時記入欄および結果記入欄にそれぞれ記入されている
    患者ID、記入日時および結果を読取るためのカルテ読
    取装置であって、 上記カルテに形成されている画像を光学的に読取る画像
    読取手段と、 この画像読取手段で読取られた画像のうち、上記ID記
    入欄および日時記入欄に形成されている画像に文字認識
    処理を施すことにより、患者IDおよび記入日時を認識
    する文字認識手段と、 上記画像読取手段で読取られた画像のうち、上記結果記
    入欄に形成されている画像をイメージ認識するためのイ
    メージ認識手段と、 このイメージ認識手段でイメージ認識された画像を、上
    記文字認識された患者IDおよび記入日時ごとに、かつ
    記入日時順に所定の記憶媒体に記憶させる記憶制御手段
    とを含むことを特徴とするカルテ読取装置。
  4. 【請求項4】上記請求項2記載のカルテのID記入欄、
    日時記入欄および結果記入欄にそれぞれ記入されている
    患者ID、記入日時および結果を読取るためのカルテ読
    取装置であって、 上記カルテに形成されている画像を光学的に読取る画像
    読取手段と、 この画像読取手段で読取られた画像のうち、上記ID記
    入欄および日時記入欄に形成されている画像に文字認識
    処理を施すことにより、患者IDおよび記入日時を認識
    する文字認識手段と、 上記画像読取手段で読取られた画像のうち、上記マーキ
    ング欄に記入されている終了マークを認識するマーク認
    識手段と、 上記画像読取手段で読取られた画像のうち、上記結果記
    入欄に形成されている画像であって、かつ結果記入欄の
    先頭から上記マーク認識手段で認識された終了マークま
    での間の画像をイメージ認識するためのイメージ認識手
    段と、 このイメージ認識手段でイメージ認識された画像を、上
    記文字認識された患者IDおよび記入日時ごとに、かつ
    記入日時順に所定の記憶媒体に記憶させる記憶制御手段
    とを含むことを特徴とするカルテ読取装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11154185A (ja) * 1997-11-20 1999-06-08 Fujitsu Ltd 治験データベース記憶媒体および治験支援装置
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