JP2002215789A - 在宅検診支援システム - Google Patents

在宅検診支援システム

Info

Publication number
JP2002215789A
JP2002215789A JP2001008429A JP2001008429A JP2002215789A JP 2002215789 A JP2002215789 A JP 2002215789A JP 2001008429 A JP2001008429 A JP 2001008429A JP 2001008429 A JP2001008429 A JP 2001008429A JP 2002215789 A JP2002215789 A JP 2002215789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
customer
examination
home
medical examination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001008429A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Maeda
正人 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2001008429A priority Critical patent/JP2002215789A/ja
Publication of JP2002215789A publication Critical patent/JP2002215789A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 検診希望者が自宅にて送付された検診キット
を用いて自分で採血等を行いこれを返送することで在宅
検診を可能とする在宅検診支援システムを提供すると共
に、該システムで用いられる各種の情報の処理を自動化
して在宅検診の効率化を図ることを目的とする。 【解決手段】 顧客端末で入力されたメールアドレスと
検診項目情報と送付先情報とを受け付け、在宅検診キッ
ト送付センタから送付された検診キットにより採取した
検診サンプルを回収し、分析結果の情報を顧客の識別情
報を顧客データベースに記録し分析結果の情報を医師の
端末に表示し所見情報の入力を受け付け、該当の顧客情
報に関連付けて顧客データベースに記録し、前記顧客デ
ータベースに記録された分析結果の情報と所見情報を関
連する顧客情報内に含まれる顧客のメールアドレスに通
信回線を介して送信する検診結果送付手段と、を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検診希望者の自宅
に検診キットを送付し、希望者が自分で採血等を行って
採取した検診サンプルを回収し、分析・診断する在宅検
診を支援するシステムに関するものである。
【従来の技術】現在、様々な疾患が各種の診療事業によ
って早期発見されており、これにより、早期治療が実現
化され、生存率が向上している。
【0002】すなわち、病院や診療所等で行われる健康
診断等の診療は、成人病などの疾患の早期発見に極めて
有効であり、健康な人を含め、可能な限り多くの人が定
期的に診療を受けることが望ましい。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、日常生
活の効率化が求められる現代社会においては、勤労者等
は仕事が多忙であることが多く、また、在宅の主婦等も
育児等に時間をとられることが多い。したがって、病院
や診療所等の受付時間内に、病院や診療所等の医療機関
に赴くことが困難な人も多い。
【0003】また、我国の高齢化社会等を反映し、設備
の整った病院や診療所等は混んでいることが一般化して
おり、検診等を受けに病院や診療所に行っても非常に待
たされる時間が多く、これらの事情も定期的な検診のイ
ンセンティブを失わせる原因となっている。
【0004】さらに血液検査等においては、採血後に専
門の分析機関において分析作業がなされることが多く、
健康診断を受けた者は検診を受けた当日中に検診結果や
検査結果を踏まえた問診等を受けることが出来ない場合
が多い。かかる場合には健康診断を受けた者は後日再び
診療所等の医療機関に赴き、分析結果の報告と医師によ
る問診等を受ける必要があり、健康診断を受ける者にと
っては二重の手間となる。
【0005】一方において、検診には、以下の表1に示
すように、人間の体液を採取し、これを分析したデータ
が必要である。
【0006】
【表1】 各検診内容と診断に必要な検体 したがって、予め検体を採取して分析を行なっておけ
ば、医師はその分析結果により診断を行うことが可能と
なる。この場合、さらに一般的な問診での検診希望者に
対する質問事項をアンケート形式で検診希望者に問うて
おけば、医師はさらに的確な診断を行うことが可能とな
る。
【0007】しかして、本発明は前記状況に応えるべく
開発されたものであり、検診希望者が自宅にて送付され
た検診キットを用いて自分で採血等を行いこれを返送す
ることで在宅検診を可能とするシステムを提供すると共
に、このシステムで用いられる各種の情報の処理、すな
わちインターネットのホームページ上での申込みから電
子メールを使用しての検診結果の通知に至るまでの処理
を自動化して在宅検診システムの効率化を図ることを目
的とするものである。
【課題を解決するための手段】本発明による在宅検診支
援システムは、図1に示されるように、顧客端末で入力
された顧客のメールアドレスと検診項目情報と在宅検診
キット送付先情報とを含む顧客情報を通信回線を介して
受信する顧客情報受信手段と、受信した顧客情報に識別
情報を付加して顧客データベースに記憶する顧客情報記
憶手段と、受信した顧客情報のうち識別情報と検診項目
情報と在宅検診キット送付先情報を在宅検診キット送付
センタの端末に通信回線を介して送信し該当検診項目の
在宅検診キットに前記識別情報を付して該当の送付先へ
の送付を指示する送付指示手段と、顧客が検診キットに
より採取した検診サンプルを回収し分析して得られた分
析結果の情報を該顧客の識別情報と共に分析センタの端
末から通信回線を介して受信する分析結果受信手段と、
受信した顧客の識別情報により前記顧客データベースを
検索し該当の顧客情報に関連付けて前記分析結果を顧客
データベースに記録する分析結果記録手段と、前記顧客
データベースに記録された分析結果の情報を通信回線を
介して医師の端末に表示し医師による所見情報の入力を
受け付け、該入力された所見情報を通信回線を介して受
信して該当の顧客情報に関連付けて顧客データベースに
記録する所見情報記録手段と、前記顧客データベースに
記録された分析結果の情報と所見情報を関連する顧客情
報内に含まれる顧客のメールアドレスに通信回線を介し
て送信する検診結果送付手段と、を有することを特徴と
し、または、前記の在宅検診支援システムであって、図
2に示されるように、問診用のアンケート画面を通信回
線を介して顧客端末からアクセス可能に表示し、該アン
ケート画面にアクセスした顧客端末で入力された回答情
報を通信回線を介して受信する回答情報受信手段と、回
答情報と推薦検診項目とが対応付けられて記憶されてい
る推薦検診項目データベースと、前記受信した回答情報
により前記推薦検診項目データベースを検索し対応する
推薦検診項目を取得する推薦検診項目検索手段と、前記
推薦検診項目検索手段で取得された推薦検診項目を通信
回線を介して前記顧客端末に表示し、メールアドレスと
検診項目情報と在宅検診キット送付先情報とを含む顧客
情報の入力により検診を受付ける検診受付手段と、を有
することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明では、「顧客情報受信手段」が顧客端末
から必要情報を取得することにより在宅検診の申込みを
受付け、「送付指示手段」により在宅検診セットが前記
顧客の自宅住所へ送付される。これにより顧客は自宅に
居ながらにして検診の申し込みや検診サンプルの採取を
行うことが可能となる。そして、取得した検診サンプル
が分析センタにより回収・分析され、その分析結果が
「分析結果受診手段」により取得されて記録されている
顧客データと「識別情報」により付き合わされることに
より、顧客のプライバシーを保護しつつ検診サンプルの
分析を行うことが可能となる。さらに分析結果を医師の
端末に表示して医師による所見を入力させて顧客データ
に付加し、これを「検診結果送付手段」により顧客にメ
ールで送信することにより、顧客は自宅に居ながらにし
て検診結果と共に専門家のアドバイスを受けることが可
能となる。
【0009】また、本発明では「推薦検診項目検索手
段」等を付加することにより、顧客に対して予め簡単な
問診を行い、検診項目の選択に関して顧客の意思決定を
支援することも可能となる。
【発明の実施の形態】以下、図等に基づいて本発明に係
る在宅検診支援システムの一実施例について説明する。
【0010】図3には、本実施例の構成についての概要
が、図4には本実施例における処理の流れがそれぞれ説
明されている。なお、図4は在宅検診サービス提供者の
サーバにおける情報の流れ、処理を主体として示したも
のであるが、同図内の波線で囲まれたプロセスは前記サ
ーバ以外の構成要素により成される処理等を示してい
る。
【0011】先ず、図3に示されるように、検診希望者
たる顧客2は自宅等の自己のサイト4に設置された自己
の端末6から、回線上のアドレス(URL)の指定等に
よりインターネット等の通信回線網8を介して在宅検診
サービス提供者のサイト10に設置されたサーバ12の
ホームページにアクセスする(図4のステップ10
2)。
【0012】サーバー12には問診用のアンケート画面
および在宅検診申込用の画面が用意されており、前記ホ
ームページにアクセスした顧客2の画面上でアンケート
を選択することによりの選択により該顧客2のアクセス
先が問診用のアンケート画面となる(図4のステップ1
04)。
【0013】なお、画面表示される問診用アンケートの
質問項目は、一般的な健康状態(肉体的な健康状態や精
神的な健康状態等)、及び生活習慣(睡眠時間や飲酒、
喫煙等の習慣)等に関する質問で構成される。また、自
覚症状やアレルギー、性別・年齢、持病、病歴等につい
ても入力させる構成となっている。
【0014】そして、顧客が自己の端末からアンケート
に対する回答を入力し、前記アンケート画面の最下部に
設置された送信確認欄のボタンをマウスのクリック等に
より選択すると、入力された回答情報が送信され、サー
バ12により取得される(図4のステップ106)。
【0015】サーバ12は取得した顧客の回答情報を仮
の顧客情報として一時ファイルに保存する。そして該回
答情報により推薦検診項目データベース16を検索す
る。ここで、推薦検診項目データベース16には、各回
答内容と推薦検診項目とが対応付けられて記憶されてお
り、サーバ12内のプログラムが前記の顧客回答情報を
キーとしてデータベース16を検索することにより、該
当の推薦検診項目が取得される。そして、前記取得され
た推薦検診項目を表示した画面が作成され、該画面が通
信回線網8を介して前記顧客端末6に表示される(図4
のステップ108)。
【0016】ここで、推薦検診項目、すなわち顧客が選
択可能な検診項目としては、例えば前記表1記載の胃ガ
ン、糖尿病、骨粗鬆症、大腸ガン、肺ガン、前立腺ガ
ン、肺炎、高脂血症、肥満、腎炎、ネフローゼ、胃・十
二指腸潰瘍、AIDS等がある。
【0017】なお、前記の一時ファイルに保存された顧
客の回答情報は、以下に説明する後続の申込み画面によ
り、顧客からの検診申込みがあった場合には、顧客デー
タを作成する際に顧客データと関連付けられて顧客デー
タベース14に記録され、顧客情報の一部(問診デー
タ)として後述する医師の端末28に表示されて医師に
よる所見入力時の判断材料として用いられる。これによ
り、サービス提供業者10のサーバ12では、自覚症状
等の問診情報を含む顧客データを取得・登録し、以後こ
のデータに検査結果等のデータを付加して資産化してい
くことが可能となる。
【0018】そして、推薦項目を表示した画面の最下部
には検診申込用の欄が設置されており、前記顧客2が該
欄部をマウスのクリック等で選択することにより、顧客
端末6のアクセス先が在宅検診申込用の画面となる。な
お、前記顧客2は、サーバ12のホームページにアクセ
スした際に該ホームページ画面の検診申込欄を選択する
ことにより、アンケート画面を経ずに直接検診申込用の
画面にアクセスすることも可能である。
【0019】検診申込用の画面においては、検診項目入
力(選択)欄と、氏名入力欄と、メールアドレス入力欄
と、在宅検診キット送付先住所入力欄(一般的には顧客
の住所記入欄)と、入力確認欄(入力データ送信指示)
欄が設けられている。そして、顧客2が自己の端末6に
表示された検診申込用の画面において、各入力欄に必要
項目を入力して確認欄をマウスのクリック等で選択する
ことにより、これらの入力情報が通信回線網8を介して
サーバ12に送信される(図4のステップ110)。
【0020】そして、前記の顧客入力情報を通信回線網
8を介して受信したサーバ12は、受信した顧客入力情
報に識別情報を付して顧客データベース14に記録す
る。(図4のステップ112)。
【0021】すなわち前記識別情報は顧客毎に定められ
るものであり、以後この識別情報をキーとして顧客デー
タベース14が検索され、データの追加・変更や付き合
わせが行われる。また、サービス提供者のサイト10か
ら在宅検診キット送付センタ20や検診サンプル分析セ
ンタ24や医師のサイト28等の外部機関に送られる情
報において、顧客の氏名の代わりに当該識別情報を使用
すれば、顧客の特定が困難化して顧客のプライバシーを
保護することが可能となる。
【0022】次に、サーバ12は前記受信した顧客情報
の内、識別情報と検診項目情報と在宅検診キット送付先
住所の情報を抽出し、送付指令として在宅検診キット送
付センタ20の端末22に通信回線網8を介して送信す
る(図4のステップ114)。
【0023】送付センタの端末22にはサーバ12から
の送付指令を画面表示するアプリケーションソフトウエ
ア及び、送付先住所や顧客識別情報が記載された送付用
パッケージ34添付用のタグをプリントアウトするアプ
リケーションソフトウエアがインストールされている。
そして、送付センタ20のオペレータは端末22に画面
表示された送付指令に基づいての該当の検診項目の検診
キット32を梱包し、プリントアウトされたタグを送付
用パッケージ34に添付し、顧客住所に宛てて出荷する
(図4のステップ116)。
【0024】ここで、検診キットとしては、血液採取セ
ット、尿採取セット、喀淡採取セット等があり、それぞ
れ顧客が一人で採取することが可能なように構成されて
いる。前述の表1の検診項目においては、胃ガン、糖尿
病、前立腺ガン、肺炎、高脂血症、肥満、腎炎、ネフロ
ーゼ、胃・十二指腸潰瘍、AIDSの検診の場合には血
液採取セットが、骨粗鬆症の検診の場合には10mlの尿
採取セットが、大腸ガンの検診の場合には便採取セット
が、肺ガンの検診の場合には喀淡採取セットが選択され
る。
【0025】また、前記送付用パッケージ34には検診
サンプル回収用セットも同包されている。この回収用セ
ットにはサンプル回収用のパッケージ38及び該パッケ
ージ38に添付された送付用タグが含まれており、この
タグには後述する検診サンプル分析センタ24の住所お
よび顧客の識別情報等が予め記載されている。
【0026】さらに、各検診キットにはキット使用方法
の説明書(マニュアル)が付属しており、一般の人でも
安全、簡単に採血や採尿が出来るように工夫されてい
る。なお使用方法の説明についてはマニュアルをビデオ
テープ化することやCD−ROM化することも可能であ
る。さらに使用方法に関する質問については在宅検診サ
ービス提供者10のサーバ12において、インターネッ
ト上に開設したホームページにて受け付けるように構成
することも可能である。
【0027】なお、送付センタの処理を自動化するこ
と、すなわち端末と連携した自動倉庫化することによ
り、前記オペレータの処理を省力化することも可能であ
る。
【0028】そして、送付用パッケージ34にて検診キ
ット32を自宅4に送付された顧客2は、前記のマニュ
アル等の指示に従い、該検診キット32を用いて自己の
体液等の採取(採血、採尿等)を自ら行い、これら採取
した自己の体液等、すなわち検診サンプル36を得る。
その後、顧客2は採取した検診サンプル36を回収用パ
ッケージ38に同包し、該パッケージ38を添付のタグ
により検診サンプル分析センタに宛てて送付する(図4
のステップ118)。
【0029】検診サンプル分析センタ24には、各検診
キットの分析を行う為の設備が整っている。そして、顧
客の自宅4から送付された回収用パッケージ38を受領
した分析センタ24のオペレータは、前記パッケージ3
8を開包して同包されている検診サンプル38の分析を
行う。分析結果のデータが得られると、オペレータは回
収用パッケージ38のタグに付された顧客の識別情報お
よび得られた分析結果データを端末26から入力する。
ここで、分析センタの端末26には、顧客識別情報入力
欄と、分析結果入力欄と、備考入力欄と、確認(送信指
示)欄とが設けられた画面を表示し、確認欄の選択によ
り該画面の各欄において入力された各情報を通信回線網
8を介してサービス提供者のサーバ12に送信するアプ
リケーションソフトウエアがインストールされている。
よって、オペレータが分析後に前記画面において所定項
目を入力し、マウスのクリック等により確認欄を選択す
ることで入力された分析結果情報がサービス提供者のサ
ーバ12に送信される(図4のステップ120)。
【0030】本実施例においてサービス提供者のサーバ
12に接続された顧客データベースはリレーショナル
(関連)型のデータベースであり、一般的な関連データ
ベース管理システムによりSQL(構造化参照言語)等
でデータの検索、抽出、削除、結合などが行われる構成
となっている。
【0031】また、サーバ12には、受信情報に含まれ
る顧客の識別情報により前記顧客データベース14を検
索し、該当の顧客情報に関連付けて前記受信した分析結
果を顧客データベース14に記録するプログラム(モジ
ュール)がインストールされている。よって、顧客の識
別情報と検診サンプルの分析結果のデータを分析センタ
の端末26から受信したサーバ12は(図4のステップ
122)、顧客の識別番号によりデータベース14を検
索して該当の顧客データを取得し、この顧客データに関
連付けて該顧客の検診サンプル分析結果データをデータ
ベース14に記録して保存する(図4のステップ12
4)。
【0032】さらにサーバ12には顧客の検診サンプル
分析結果データを受信しデータベース14に記録した後
に、データベースに記録された該顧客の顧客情報とその
関連情報(問診結果や検診サンプル分析結果データ)を
通信回線網8を介して医師の端末30に送信するプログ
ラム(モジュール)がインストールされている。これに
よりサーバ12においては分析結果データの受信・記録
処理に続いて、医師端末への送信情報作成処理がなさ
れ、医師の端末30からの要求により前記作成情報のの
送信処理がなされる(図4のステップ126)。
【0033】医師の端末30には医師の操作によりサー
バ12に顧客情報とその顧客の関連情報についての送信
要求を行い、これらの情報を表示する欄および医者の所
見を入力する欄、確認(送信指示)欄、等を有する画面
を作成・表示し、医師による所見の入力を受け付けて、
前記顧客情報に含まれる該顧客の識別情報と共に入力さ
れた所見情報をサーバ12に送信するアプリケーション
ソフトウエアがインストールされている。これにより、
医師のサイト28では、担当の医師が自己の端末30を
立ち上げてサーバ12に情報送信を指示することによ
り、顧客の顧客情報とその関連情報(問診結果や検診サ
ンプル分析結果データ)がサーバ12から医師の端末3
0に送信されて画面表示され、前記の担当医師はこの表
示情報から顧客の健康状況を医学的見地から判断し、判
断結果を端末30より入力しサーバ12に送信する。す
なわち、端末30に表示された画面の所定欄(所見入力
欄)にカーソルを写し、端末30のキーボードから文字
入力を行い、その後にマウスのクリックなどで確認欄を
選択することで入力された所見情報と該顧客の識別情報
の送信を行う(図4のステップ128)。
【0034】なお、本実施例においては、送付センタの
端末22、分析センタの端末26、医師の端末30に
は、それぞれ専用のアプリケーションソフトウエアがイ
ンストールされた構成となっているが、本発明はこれに
限定されるものではない。すなわち、例えばイントラネ
ットを利用して、各端末22、26、30に市販のイン
ターネットブラウザソフトをインストールし、SSL等
のアクセス者認証システムを用いつつサーバ12側で各
端末に表示する画面を作成し、各端末22、26、30
においてブラウザソフトにより前記サーバ12にアクセ
スし、作成された各々の端末用の画面を表示させる構成
とすることも可能である。
【0035】そして、サーバ12には医師の端末30か
らの前記情報を通信回線を介して受信し、該受信情報に
含まれる顧客の識別情報により前記顧客データベース1
4を検索し、該当の顧客情報に関連付けて前記受信した
所見結果を顧客データベース14に記録するプログラム
(モジュール)がインストールされている。よって、顧
客の識別情報と該顧客の所見情報を端末30から受信し
たサーバ12は、前記顧客の識別番号により顧客データ
ベース14を検索して該当の顧客データを取得し、この
顧客データに関連付けて該顧客の所見情報を顧客データ
ベース14に記録して保存する(図4のステップ13
0)。
【0036】さらに、サーバ12には、所見情報の顧客
データベース14への記録に伴い、顧客データベース1
4に記録された該顧客の分析結果情報と医師による所見
情報とを含むファイルを作成し、該ファイルの情報を該
顧客の顧客情報に含まれるメールアドレスに通信回線網
8を介して送信するプログラム(モジュール)がインス
トールされている。よって、顧客の所見情報を取得した
サーバ12は、該顧客のメールアドレスに該顧客の検診
用サンプルの分析結果情報と、この分析結果に対する医
師の所見情報とを、顧客の端末6に送付する(図4のス
テップ132)。
【0037】なお、本実施例においては、顧客のプライ
バシーを保護するために、分析結果情報と医師の所見情
報を暗号化してネット上に送信している。
【0038】さらに、本実施例においては、サーバ12
に医療機関データベース18が接続されている。これに
より所見を入力する担当の医師端末を選定する際に、顧
客情報内の在宅検診キット送付先住所(顧客住所)の情
報を抽出し、前記医療機関データベース18を検索して
最寄りの医療機関の端末を取得する構成となっている。
【0039】また、顧客端末6に分析結果や所見情報を
送信する際に、併せて所見を行った医療機関の情報を付
している。
【0040】これにより、所見を行った医師が、より詳
細な検査が必要と判断し、その旨を所見情報に記載して
いた場合に、顧客は状況を把握している最寄りの医療機
関の紹介を受けることが可能となる。
【0041】また、分析結果等を電子メールにより受信
した顧客が、返信の電子メールにより指定医療機関への
検診データの送付を依頼した場合、サーバ側がこれに応
えて指定医療機関の端末に分析結果や所見情報を通信回
線8を介して送信する構成とすることも可能である。さ
らに前記顧客が、返信メールにおいて新たに医療機関の
紹介を求めた場合は、所見を作成した医師の端末30に
紹介状の作成を依頼するメッセージを送信し、作成され
たメッセージをサーバ12が受信して前記顧客の端末6
に送信する構成とすることも可能である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明の在宅検診支
援システムによれば、顧客は自宅に居ながらにして検診
の申し込みや検診サンプルの採取を行うことが可能とな
る。
【0043】また、顧客は秘密裏に診断を受けることが
可能となる。
【0044】さらに、顧客は自宅に居ながらにして検診
結果と共に専門家のアドバイスを受けることが可能とな
る。
【0045】そして、顧客はインターネットにより簡単
な問診を受け、予め検診及び検診項目の選択についてア
ドバイスを受けることが可能となる。
【0046】また、在宅検診サービスを行う業者にとっ
ても、本発明のシステムにより在宅検診サービスに用い
られる種々の情報の処理が自動化され、極めて効率的な
業務を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による在宅検診支援システムの原理説
明図(その1)。
【図2】 本発明による在宅検診支援システムの原理説
明図(その2)。
【図3】 本発明による実施例の説明図(その1)。
【図4】 本発明による実施例の説明図(その2)。
【符号の説明】
2 顧客 4 顧客のサイト 6 顧客の端末 8 通信回線網 10 サービス提供者のサイト 12 サーバ 14 顧客データベース 16 推薦権新項目データベース 18 医療機関データベース 20 在宅検診キット送付センタ 22 送付センタの端末 24 検診サンプル分析センタ 26 分析センタの端末 28 医師のサイト 30 医師の端末 32 在宅検診キット 34 送付用パッケージ 36 検診サンプル 38 回収用パッケージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 502 G06F 17/60 502

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客端末で入力された顧客のメールアド
    レスと検診項目情報と在宅検診キット送付先情報とを含
    む顧客情報を通信回線を介して受信する顧客情報受信手
    段と、 受信した顧客情報に識別情報を付加して顧客データベー
    スに記憶する顧客情報記憶手段と、 受信した顧客情報のうち識別情報と検診項目情報と在宅
    検診キット送付先情報を在宅検診キット送付センタの端
    末に通信回線を介して送信し該当検診項目の在宅検診キ
    ットに前記識別情報を付して該当の送付先への送付を指
    示する送付指示手段と、 顧客が検診キットにより採取した検診サンプルを回収し
    分析して得られた分析結果の情報を該顧客の識別情報と
    共に分析センタの端末から通信回線を介して受信する分
    析結果受信手段と、 受信した顧客の識別情報により前記顧客データベースを
    検索し該当の顧客情報に関連付けて前記分析結果を顧客
    データベースに記録する分析結果記録手段と、 前記顧客データベースに記録された分析結果の情報を通
    信回線を介して医師の端末に表示し医師による所見情報
    の入力を受け付け、該入力された所見情報を通信回線を
    介して受信して該当の顧客情報に関連付けて顧客データ
    ベースに記録する所見情報記録手段と、 前記顧客データベースに記録された分析結果の情報と所
    見情報を関連する顧客情報内に含まれる顧客のメールア
    ドレスに通信回線を介して送信する検診結果送付手段
    と、 を有することを特徴とする在宅検診支援システム。
  2. 【請求項2】 問診用のアンケート画面を通信回線を介
    して顧客端末からアクセス可能に表示し、該アンケート
    画面にアクセスした顧客端末で入力された回答情報を通
    信回線を介して受信する回答情報受信手段と、 回答情報と推薦検診項目とが対応付けられて記憶されて
    いる推薦検診項目データベースと、 前記受信した回答情報により前記推薦検診項目データベ
    ースを検索し対応する推薦検診項目を取得する推薦検診
    項目検索手段と、 前記推薦検診項目検索手段で取得された推薦検診項目を
    通信回線を介して前記顧客端末に表示し、メールアドレ
    スと検診項目情報と在宅検診キット送付先情報とを含む
    顧客情報の入力により検診を受付ける検診受付手段と、 を有することを特徴とする請求項1記載の在宅検診支援
    システム。
JP2001008429A 2001-01-17 2001-01-17 在宅検診支援システム Pending JP2002215789A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001008429A JP2002215789A (ja) 2001-01-17 2001-01-17 在宅検診支援システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001008429A JP2002215789A (ja) 2001-01-17 2001-01-17 在宅検診支援システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002215789A true JP2002215789A (ja) 2002-08-02

Family

ID=18876050

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001008429A Pending JP2002215789A (ja) 2001-01-17 2001-01-17 在宅検診支援システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002215789A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9352863B1 (en) 2007-09-18 2016-05-31 Luce Communications Llc System and method for shipping an item
JP2016184198A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 Kddi株式会社 検査結果管理装置、検査結果管理方法及び検査結果管理システム
JP2017102962A (ja) * 2017-02-03 2017-06-08 タイト ケア リミテッド 自動の及び遠隔の訓練された人によりガイドされる医学検査を行うためのシステム及び方法
JP2018125018A (ja) * 2018-03-23 2018-08-09 Kddi株式会社 検査結果管理装置、及び検査結果管理方法
WO2019188800A1 (ja) * 2018-03-27 2019-10-03 富士フイルム株式会社 検体検査計画管理装置、検体検査計画管理システム、検体検査計画管理方法、及びプログラム
KR20220015231A (ko) * 2020-07-30 2022-02-08 주식회사 이누코리아 온라인 네트워크 기반 비대면 브이첵 자가검사 시스템
KR20220105812A (ko) * 2021-01-21 2022-07-28 박수환 온라인 네트워크 기반 비대면 브이첵 자가검사에 따른 원격 의료진단 플랫폼 시스템
US11688492B1 (en) 2018-11-27 2023-06-27 Luce Communications Llc Method and system for automated population outreach

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9352863B1 (en) 2007-09-18 2016-05-31 Luce Communications Llc System and method for shipping an item
JP2016184198A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 Kddi株式会社 検査結果管理装置、検査結果管理方法及び検査結果管理システム
JP2017102962A (ja) * 2017-02-03 2017-06-08 タイト ケア リミテッド 自動の及び遠隔の訓練された人によりガイドされる医学検査を行うためのシステム及び方法
JP2018125018A (ja) * 2018-03-23 2018-08-09 Kddi株式会社 検査結果管理装置、及び検査結果管理方法
WO2019188800A1 (ja) * 2018-03-27 2019-10-03 富士フイルム株式会社 検体検査計画管理装置、検体検査計画管理システム、検体検査計画管理方法、及びプログラム
CN111758133A (zh) * 2018-03-27 2020-10-09 富士胶片株式会社 被检体检查计划管理装置、被检体检查计划管理系统、被检体检查计划管理方法及程序
JPWO2019188800A1 (ja) * 2018-03-27 2021-03-18 富士フイルム株式会社 検体検査計画管理装置、検体検査計画管理システム、検体検査計画管理方法、及びプログラム
US11688492B1 (en) 2018-11-27 2023-06-27 Luce Communications Llc Method and system for automated population outreach
KR20220015231A (ko) * 2020-07-30 2022-02-08 주식회사 이누코리아 온라인 네트워크 기반 비대면 브이첵 자가검사 시스템
KR102560136B1 (ko) * 2020-07-30 2023-07-26 박수환 온라인 네트워크 기반 비대면 브이첵 자가검사 시스템
KR20220105812A (ko) * 2021-01-21 2022-07-28 박수환 온라인 네트워크 기반 비대면 브이첵 자가검사에 따른 원격 의료진단 플랫폼 시스템
KR102531211B1 (ko) * 2021-01-21 2023-05-10 박수환 온라인 네트워크 기반 비대면 브이첵 자가검사에 따른 원격 의료진단 플랫폼 시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8900141B2 (en) Integrated method and system for diagnosis determination
US6018713A (en) Integrated system and method for ordering and cumulative results reporting of medical tests
US7647234B1 (en) Cardiovascular healthcare management system and method
US20100250278A1 (en) Method and system for providing medical assistance to a traveler
US20050108216A1 (en) Computer assisted and /or implemented process and system for conducting searches in healthcare provider medical information portals
JP5300426B2 (ja) 保健指導支援装置及び保健指導支援プログラム
US20030208108A1 (en) Cardiovascular healthcare management system and method
JPWO2005091195A1 (ja) 健康管理システム
JP2005508054A (ja) 様々なソースからの患者関連情報を統合するためのヘルスケアシステム及びユーザインタフェース
JP2005110944A (ja) 診療支援装置、診療支援方法及び診療支援プログラム
JP2001344340A (ja) 自動診察システム及び方法、その記憶媒体並びに緊急通信救助システム
JP6460907B2 (ja) 検査結果管理装置、検査結果管理方法及び検査結果管理システム
JP2002215789A (ja) 在宅検診支援システム
US20030135393A1 (en) System, method and computer program product for improving treatment of medical patients
US20010032102A1 (en) Psychiatric information systems, methods and computer program products that capture psychiatric information as discrete data elements
JPH0756947A (ja) 症例データベースとその検索表示方法
JP2003022325A (ja) 健康情報管理システム、健康情報提供システム、病気情報提供システム、病気情報管理システム、健康情報管理方法、健康情報提供方法、病気情報提供方法、及び病気情報管理方法
WO2015045086A1 (ja) サービス提案装置、サービス提案方法及びサービス提案プログラム
JP2001318991A (ja) 情報システムを用いた栄養管理システム
JP2002197199A (ja) 健診結果の提供方法、医療機関の予約方法、医療情報の提供方法、医療機関システムおよびコンピュータ読取可能な携帯情報記憶媒体
JP2002157339A (ja) 健康調査及び生活習慣改善指導システム
JP5242344B2 (ja) 医療情報管理装置及び医療情報表示システム
JP2003116796A (ja) 在宅医療適応患者の診察・指導支援システム及び診察・指導支援方法
JP2002236757A (ja) 検査管理装置および疾病検査方法
JP2004201987A (ja) 健康管理指示システム、健康管理指示方法及びプログラム