JP5242344B2 - 医療情報管理装置及び医療情報表示システム - Google Patents

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Description

本発明は、企業・市町村等が定期的に実施する健康診断・成人病健診や、患者が自ら受診したときの医師の診療等において、医師が健診対象者や患者に対して健診結果や診療結果を効率的に説明できるように医師の説明を支援することができる医療情報管理装置及び医療情報表示システムに関する。
診療所や総合病院等の医療施設において、診断及び治療の内容を記録したカルテは、患者の病状の変化を知るために保管されている必要があり、法律によっても所定期間の保管が義務付けられている。従来、診断及び治療の内容が筆記用具を用いて記入されたカルテ用紙が保管されていたので、保管用スペースの確保や、管理作業及び検索作業が、医療施設にとって大きな負担となっていた。
一方、近年においては、カルテ作成におけるディジタル化が進んでおり、診断及び治療の内容を電子カルテデータとして磁気ディスクや光ディスク等の記録媒体に記録することにより、保管用スペースを削減したり、管理作業及び検索作業を省力化することが可能となってきている。
また、患者が要望すればカルテの閲覧又は複製を行うことができる医療施設が増えてきており、そのような医療施設においては、電子カルテシステムを用いることにより、患者が自分のカルテを自由に閲覧することができる。しかしながら、カルテには医学的な専門用語が多く記載されているので、患者が医師の作成したカルテを閲覧しても、カルテの内容を理解することが困難であるという問題もあった。
そこで、医師が作成した電子カルテとは別に、患者が自分のカルテを見て自分の病状や診療結果を理解できるようにした簡易電子カルテを作成することができる医療情報管理装置が提案されている(特許文献1参照)。この医療管理装置は、電子カルテデータを管理する管理手段と、辞書ファイルが記録された記録媒体と、患者の電子カルテから医学的な専門用語を抽出して辞書ファイルにおいて検索し、これに対応する解説を表すデータを電子カルテデータに追加することにより電子カルテデータを作成する作成手段と、患者が端末を操作することにより電子カルテの閲覧を要求した際に認証を行う認証手段と、患者の簡易電子カルテデータを端末に送信することにより、解説が追加された電子カルテの内容を端末の表示部に表示さえる送信制御手段と、を備えたものである。
特開2006−252304号公報
医師が作成した電子カルテをもとに、患者が自分のカルテを見て自分の病状や診療結果を理解できるように、患者が自ら関連情報やヘルプ情報を表示するための参照アドレスを付与する方法では、患者が、その関連情報やヘルプ情報を調べるために多くの時間を要してしまうため、現実には適用が難しいという課題があった。
また、医師が患者に対して、健診結果が表示された画面を参照しながら検診結果について説明する場合に、様々な事情で時間が制限されていることが多く、その制限された時間内で効率的に健診結果を説明することが困難な場面も考えられる。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたもので、医師が患者に対して短時間で効率的に健診結果や診療結果の説明を行うことができるようにするために、または患者が自分の健診結果や診療結果を自分で見て理解できるようにするために、健診結果や診療結果に対して補足情報を簡単に付与することができる医療情報管理装置及び医療情報表示システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1記載の本発明に係る医療情報管理装置は、患者の診断結果を記憶する第1の記憶手段と、医療用語、この医療用語に関する参照先、及び、この医療用語に対して参照先を付与するか否かを前記第1の記憶手段により記憶された診断結果に基づいて判定するための判定条件をそれぞれ対応付けて記憶する第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段により記憶された診断結果から、前記第2の記憶手段に記憶された医療用語を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された医療用語が、前記第2の記憶手段においてこの医療用語に対応付けられている判定条件を満たしているか否かを、前記第1の記憶手段により記憶された診断結果に基づいて判断する判断手段と、前記判断手段により判定条件を満たしていると判断された場合、前記第1の記憶手段により記憶された診断結果に、前記第2の記憶手段においてこの医療用語に対応付けられた参照先を付与する付与手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項6記載の本発明に係る医療情報表示システムは、患者の診断結果を端末に対して提供するサーバ、及び、このサーバから患者の診断結果を取得して表示する端末からなる医療情報表示システムであって、前記サーバは、患者の診断結果を記憶する第1の記憶手段と、医療用語、この医療用語に関する参照先、及び、この医療用語に対して参照先を付与するか否かを前記第1の記憶手段により記憶された診断結果に基づいて判定するための判定条件をそれぞれ対応付けて記憶する第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段により記憶された診断結果から、前記第2の記憶手段に記憶された医療用語を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された医療用語が、前記第2の記憶手段においてこの医療用語に対応付けられている判定条件を満たしているか否かを、前記第1の記憶手段により記憶された診断結果に基づいて判断する判断手段と、前記判断手段により判定条件を満たしていると判断された場合、前記第1の記憶手段により記憶された診断結果に、前記第2の記憶手段においてこの医療用語に対応付けられた参照先を付与する付与手段と、前記第1の記憶手段により記憶された患者の診断結果を前記端末に対して送信する送信手段と、を備え、前記端末は、前記サーバから患者の診断結果を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された患者の診断結果を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る医療情報管理装置及び医療情報表示システムによると、医師が患者に対して短時間で効率的に健診結果や診療結果の説明を行うことができるようにするために、または患者が自分の健診結果や診療結果を自分で見て理解できるようにするために、健診結果や診療結果に対して補足情報を簡単に付与することが可能となる。
本発明に係る医療情報表示システムの実施形態を、添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係る医療情報表示システム1のシステム構成図である。医療情報表示システム1は、医療情報管理サーバ2(医療情報管理装置)と、複数の情報処理端末3と、健診結果データベース5aと、医療用語データベース5bと、を備えている。医療情報管理サーバ2と複数の情報処理端末3とは、WAN(Wide Area Network)やLAN(Local Area Network)等のネットワーク4により相互に通信可能に接続されている。
医療情報管理サーバ2は、医師等の医療従事者が健診結果や診療結果等の医療情報を管理するための装置であり、図2に示すように、医療情報管理サーバ2を総括的に制御するCPU10、CPU10が処理を行うために必要なプログラムやデータを記憶するROM(Read Only Memory)や、CPU10が処理を行う際の作業領域としてデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)等を有する記憶装置11、ネットワーク4を介して情報処理端末3やデータベース5に対して通信を行う通信インタフェース12、CPU10の制御に基づいて画面を表示するディスプレイ等の表示装置13、ユーザによる操作に基づいて信号を生成してCPU10に伝送するキーボードやマウス等の入力装置14を備えている。
また医療情報管理サーバ2は、各々の患者の健診結果や診療結果等の情報を記憶する健診結果データベース5aと、健診結果や診療結果で使用される専門的な医療用語に関する情報を記憶する医療用語データベース5bとに通信可能に接続されていて、これらの健診結果データベース5aや医療用語データベース5bに記憶されているデータを読み書きすることができる。
また医療情報管理サーバ2は、医療用語データベース5bに医療用語を登録する医療用語登録手段15と、医療用語登録手段15により登録された医療用語に基づいて、各々の患者の健診結果や診療結果で使用されている医療用語に対して参照先を付与する参照アドレス付与手段16と、参照アドレス付与手段16により参照アドレスが付与された健診結果や診療結果を表示する診療結果表示手段17と、を備えている。
医療用語登録手段15は、医療用語データベース5bに登録されている単語に対して、その医療用語の説明への参照用のアドレスを付与する(説明へのリンクを設定する)かどうかを判定するための適用条件(判定条件)として、検査項目の識別情報、その検査項目に対する検査結果(異常の有無など)、その検査項目における検査結果の年次変化傾向情報(不変、悪化傾向、改善傾向など)、受診者の性別や年齢などの属性情報を登録する。
参照アドレス付与手段16は、健診結果や診療結果として入力された文章を構文解析し、医療用語データベース5bに登録されている単語を抽出し、医療用語登録手段15により登録された、参照先を付与する必要があるか否かを判定するための判定条件に適合するかどうかを評価し、適合した場合にその単語に対して参照先となるアドレス情報等を付与する。
健診結果表示手段17は、前記参照アドレス付与手段16により参照先が付与された健診結果や診療結果(参照先が付与されていない場合には、参照先が付与されていない健診結果や診療結果)を、表示装置13に表示させたり、情報処理端末3に送信して表示装置23に表示させたりする。
情報処理端末3は、医師や患者がそれぞれ患者の健診結果や診療結果を確認するための装置であり、図4に示すように、情報端末装置3を総括的に制御するCPU20、CPU20が処理を行うために必要なプログラムやデータを記憶するROMや、CPU20が処理を行う際の作業領域としてデータを一時的に記憶するRAM等を有する記憶装置21、ネットワーク4を介して医療情報管理サーバ2に対して通信を行う通信インタフェース22、CPU20の制御に基づいて画面を表示するディスプレイ等の表示装置23、ユーザによる入力に基づいて信号を生成してCPU20に伝送するキーボードやマウス等の入力装置24を備えている。
健診結果データベース5aは、検査項目が羅列された検査項目情報30を記憶している。検査項目情報30は、例えば図5に示すように、身長、体重、肥満度、BMI等の身体計測項目30a、血圧測定、心電図、心拍数、眼底検査、眼圧検査、視力検査、聴力検査、肺機能検査などの生理検査項目30b、胸部X線、上部消化管X線、腹部超音波などのX線・超音波検査項目30c、総蛋白、A/G、アルブミン、クレアチニン、尿酸、総コレストロール、HDLコレストロール、LDLコレストロール、中性脂肪、総ビリルビン、AST(GOT)、ALT(GPT)、γ―GTP、ALP、血糖(空腹時)、HbA1c、ケントン体などの生化学検査項目30d、赤血球、白血球、血色素、ヘマトクリット、血小板数、MCV、MCH、MCHCなどの血液学検査項目30e、CRP、血液型(ABO)、血液型(Rh)、ガラス板法または凝集法、HBS抗原などの血清学検査項目30f、蛋白、尿糖、沈渣、潜血、比重などの尿検査項目30g、潜血などの便検査項目30h、内科等の問診結果項目30i等を含んで構成される。
また健診結果データベース5aは、各々の患者ごとの健診結果や診療結果を示す健診結果情報31を記憶している。ここでは、健診結果について例に挙げて説明する。健診結果情報31は、例えば図6に示すように、受診者を識別するための個人番号31a、受診者の氏名(漢字)31b、受信者の氏名(カナ)31d、健診日31dに対して、検査項目情報30に記憶されている検査項目に対する健診結果を示す健診結果31eがそれぞれ対応付けられた情報である。
ここで、例えば医師が患者に対して健診結果に基づいた保健指導を行う場合等に、受診者が前もって健康診断を行っている必要がある。よって、まず始めに、受診者に対して健康診断を行う検診システムについて説明する。健診システムは、例えば健診端末及び健診サーバを備えていて、予約業務、受付業務、データ入力業務、データ処理業務、データ出力・表示業務、請求業務、統計業務、保守業務から構成されているものとしている。
予約業務には、受診者の所属する団体に関する情報を登録する団体登録プログラム、その受診者の氏名等の受診者情報を登録する受診者登録プログラム、その受診者の受診コースおよび受診日時等の受診情報を登録する予約登録プログラムから構成される。健康診断結果を記憶するための健診結果データベースには、団体情報テーブルが記憶されている。この団体情報テーブルは、受診者が所属する団体(企業)の団体番号(企業識別コード)、団体名称(漢字、カタカナなど)、団体の住所、郵便番号、電話番号、FAX番号、E−MAILアドレス、代表者名、その団体に提供する健診コースを識別するための契約番号等の項目を含んで構成される。
受付業務は、受診者が健診施設を訪問したときに受付を行う受付登録プログラムから構成される。受付登録プログラムは、受診情報テーブルの中のステータスを「予約済み」から「受付済み」に書き換えるとともに、受付日時を更新する。さらに、データの更新者および更新日時が更新される。
データ入力業務は、受診者が健診施設において、問診結果を登録する問診結果登録プログラムと、予約・受付時に選択した健診コースに対応する検査を実施して、その検査結果を登録する検査結果登録プログラムから構成される。問診結果情報は、現在の健康状態(通院中の病名、現在の症状等)、過去の疾患情報、遺伝情報(例えば「父が高血圧」、「母が糖尿病」等)、生活習慣情報(食事、喫煙、睡眠、運動、労働、余暇等の習慣)などである。これらの問診結果も、健診結果として記憶される。
健診結果を記憶するための健診結果テーブルは、受診者を識別するための個人番号、受診者の氏名(漢字、カタカナ等)、健診日、健診場所、健診結果を示す項目等から構成される。健診結果としては、身長、体重、肥満度、BMI等の身体計測に関する項目、血圧測定、心電図、心拍数、眼底検査、眼圧検査、視力検査、聴力検査、肺機能検査などの生理検査に関する項目、胸部X線、上部消化管X線、腹部超音波などのX線・超音波検査に関する項目、総蛋白、A/G、アルブミン、クレアチニン、尿酸、総コレストロール、HDLコレストロール、LDLコレストロール、中性脂肪、総ビリルビン、AST(GOT)、ALT(GPT)、γ―GTP、ALP、血糖(空腹時)、HbA1cなどの生化学検査に関する項目、赤血球、白血球、血色素、ヘマトクリット、血小板数、MCV、MCH、MCHCなどの血液学検査に関する項目、CRP、血液型(ABO)、血液型(Rh)、ガラス板法または凝集法、HBS抗原などの血清学検査に関する項目、蛋白、尿糖、沈渣、潜血、比重などの尿検査に関する項目、潜血などの便検査に関する項目、問診結果に関する項目等を含んで構成される。
なお、検査結果登録プログラムは、操作者が手入力するものであっても、記録媒体などのオフラインメディアや電気通信網を介して検査結果を読み取るものであっても、あるいは検査機器から直接データを受信するものであっても良い。
データ処理業務は、肥満度の計算や検査結果データについて予め検査項目ごとに設定された検査値判定閾値データを参照して異常の有無を判定した異常判定などを行う判定支援プログラムや、産業医等による所見入力のための読影支援プログラムなどから構成される。
データ出力・表示業務は、健診結果を受診者に通知・説明するための成績表(健康診断結果通知書など)を作成・印刷する成績表プログラムと、健診結果を受診者に画面上で説明するためのデータ表示プログラム、労働基準法等に定められた法定様式の帳票(健康診断個人票など)を作成・印刷するための法定帳票作成プログラムなどから構成される。
請求業務は、料金計算を行うための請求プログラムと、団体別の請求書を作成するための請求書作成プログラムから構成される。統計業務は、部門ごとの定期健康診断の受診者数、受診率、有所見者数、等の統計表を作成・印刷する統計プログラムから構成される。保守業務は、健診システムの各種マスタの設定や、ユーザ認証のためのアカウント管理を行うためのプログラムから構成されている。
基本的には、予約業務、受付業務、データ入力業務、データ処理業務、データ出力・表示業務、請求業務が健診を日常的なワークフローであり、請求業務や統計業務は月次・年次といった定期的に実施されるワークフローの2種類に分かれる。
なお、健診システムは、スタンドアローン(1台のコンピュータ上で動作させる)形式と、クライアント/サーバ(複数のコンピュータがネットワークを介して接続し分散して動作させる)形式をとることができる。クライアント/サーバ形式の場合には、健診結果データベースを管理するデータベース管理システムが動作するサーバと、そのデータベースにアクセスして業務を行うクライアントに分けることが可能である。
医療情報管理サーバ2は、検診結果データベース5aに記憶された健診結果情報31及び医療用語データベース5bに記憶された医療用語情報32に基づいて、各々の患者の健診結果を提示するための健診結果画面40を生成する。そして、医師や患者によって情報処理端末3を介して健診結果の表示が指示されると、この医療情報管理サーバ2によって生成された健診結果画面40が情報処理装置3の表示画面23に表示される。
健診結果画面40は、例えば図7に示すように、患者の氏名や検診日等の患者情報を表示するための患者情報表示欄40a、検査結果を表示するための検査結果表示欄40b、この検査結果に対する医師の所見を表示するための所見表示欄40c、健診結果に基づいた保健指導内容を表示するための保健指導表示欄40d等を備えている。
例えば図7によると、患者情報表示欄40aには、健診結果情報30に基づいた氏名「東芝太郎」や検診日「2000年10月12日」等の情報が表示される。検査結果表示欄40bには、検査結果情報30に基づいた情報である検査項目「身体計測」や、この検査項目の判定結果「D」等の情報が表示される。所見表示欄40cには、この検査結果に対して医師により入力された所見「治療を必要とする肥満を認めますので・・・」等の情報が表示される。保健指導表示欄40dには、この検査結果に対して医師により入力された保健指導内容「タバコは控えましょう・・・」等の情報が表示される。
ここで、医師が情報処理端末3を用いて、患者に健診結果や診療結果を説明している際に、専門的な医療用語について説明しなければならない場合に、わかりやすい資料がないため説明するのが困難な場面が想定される。また、患者が情報処理端末3を用いて、健診結果や診療結果を読んでいる際に、医師により記述された所見や保健指導に専門的な医療用語が記載されていた場合に、自らその専門用語を調べるのが手間になっていた。
そこで医療情報管理サーバ2は、医師が患者に対して短時間で効率的に健診結果や診療結果の説明を行うことができるように、また、患者が健診結果や診療結果を自分で読んで理解できるようにするために、診断結果画面40において、健診結果情報31及び医療用語情報32に基づいた補足情報を付与する機能を備えている。
例えば、健診結果画面40の所見表示欄40cにおいて、医師により「肥満」という医療用語が記述された際に、健診結果情報30に基づいて、この患者に対して「肥満」の語句の説明を付加する必要があるかどうかが判定され、付加する必要があると判定された場合に、図7に示すように、所見表示欄40cにおける「肥満」の語句に医療用語「肥満」に関する説明が記載されたページへのリンクが設定される。そしてユーザは、例えば入力装置24を用いて、この「肥満」の語句のリンクを選択することにより、「肥満」に関する説明が記載されたポップアップ画面やWebページ画面を表示装置23に表示させて、この説明を読むことができる。
また医療情報管理サーバ2は、医療用語に対して参照先を付与する際に、患者の健診結果情報31に基づいて参照先を付与する必要があるかどうかを判定し、参照先を付与する必要がある場合にのみ参照先を付与する。これにより、それぞれの患者の健診結果画面40が煩雑にならずに、患者にとって必要な情報のみを提示することができる。
ここで、医療情報管理サーバ2の医療用語登録手段15が、医師の入力装置14を介した入力に基づいて、健診結果画面40においてリンクが設定される医療用語、リンクを設定するか否かの判定条件、リンクを設定する場合の参照先等を設定して、この医療用語を医療用語データベース5bに登録する医療用語登録処理を行う際の手順を、図8に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、例えば「ステップS101」を「S101」のように、「ステップ」の語句を省略して説明する。
始めに、医療用語登録手段15は、医師の入力装置14を介する指示に基づいて、登録対象の医療用語の入力を促すための登録用語入力画面41を表示する(S101)。登録用語入力画面41は、例えば図9に示すように、登録対象の用語を入力するための登録用語入力欄41aと、リンク設定の対象エリア(フィールド)を入力するための対象エリア入力欄41bと、リンクの設定を行うか否かの判定条件を入力する判定条件入力欄41cと、リンクを設定する場合の参照先を入力するための参照先入力欄41dとを備えている。
医師は、登録用語入力画面41に従って、各々の入力欄に入力装置14を用いてデータを入力する。なお、対象エリアは、例えば健診結果画面40の所見表示欄40cに表示された医療用語に対してリンクを設定したい場合には「所見」が入力され、保健指導表示欄40cに表示された医療用語に対してリンクを設定したい場合には「保健指導」が入力される。
医療用語登録手段15は、登録する医療用語が登録用語入力欄41aに入力されたか否かを判断する(S103)。医療用語が入力されていない場合(S103のNo)は、医療用語登録手段15は医療用語が入力されるまで待機する。
医療用語が入力された場合(S103のYes)は、医療用語登録手段15は、リンクを設定する対象エリアが対象エリア入力欄41bに入力されたか否かを判断する(S105)。対象エリアが入力されていない場合(S105のNo)は、医療用語登録手段15は対象エリアが入力されるまで待機する。
対象エリアが入力された場合(S105のYes)は、医療用語登録手段15は、判定条件が判定条件入力欄41cに入力されたか否かを判断する(S107)。判定条件が入力されていない場合(S107のNo)は、医療用語登録手段15は判定条件が入力されるまで待機する。
判定条件が入力された場合(S107のYes)は、医療用語登録手段15は、リンクを設定する場合の参照先が参照先入力欄41dに入力されたか否かを判断する(S109)。参照先が入力されていない場合(S109のNo)は、医療用語登録手段15は参照先が入力されるまで待機する。参照先は、単一であっても複数であっても構わない。
参照先が入力された場合(S109のYes)は、医療用語登録手段15は、入力された医療用語、対象エリア、判定条件、参照先をそれぞれ対応付けて、医療用語情報32として、医療用語データベース5bに記憶する(S111)。医療用語情報32は、例えば図10に示すように、リンクを設定する医療用語を示す医療用語情報32a、リンク設定の対象エリアを示す対象エリア情報32b、リンクを設定するか否かを判定するための判定条件を示す判定条件情報32c、リンクを設定する場合の参照先を示す参照先情報32dとがそれぞれ対応付けられた情報である。
例えば図9に示すように、登録用語として「肥満」が入力され、対象エリアとして「所見」と「保健指導」が入力され、判定条件として「性別=男性、ウェスト/ヒップ≧1、体重>身長*身長*22*1.2」が入力され、参照先として「http://toshiba−medical.co.jp」が入力された場合には、図10に示すように、「肥満」の医療用語情報32aに対して、「所見、保健指導」の対象エリア情報32b、「性別=男性、ウェスト/ヒップ≧1、体重>身長*身長*22*1.2」の判定条件情報32c、及び「http://toshiba−medical.co.jp」の参照先情報32dがそれぞれ対応付けられて記憶される。
このように、医療用語登録手段15は、医療用語、対象エリア、判定条件、及び参照先の組を医療用語データベース5bに新規登録する。また医療用語登録手段15は、既に登録されている医療用語、対象エリア、判定条件、及び参照先の組を一旦読み出して、修正したり削除したりしても良い。医療用語データベース5bは、市販のRDBMSを用いて構築されても構わないし、通常のファイル(例えばXML(Extensible Markup Language)ファイルやINIファイル)で実現されても構わない。例えば図11に示すようにXMLを用いて、または図12に示すようにHTML(HyperText Markup Language)を用いて、医療用語と参照先とを対応付けるようにしても良い。
また、参照先としては、ローカルディスクに格納されたファイルに対するURL(Uniform Resource Locator)の他に、インターネットなどで公開されている情報を指定しても構わない。WEBページのアドレスを指定する場合、医療用語毎にアドレスを指定することも考えられるが、URLとして一般的に提供されている検索エンジンや健康情報に関する専門のサイトを指定して、検索機能に用語を入力した検索結果を自動的に生成してアドレスとして指定するようにしてもよい。このような方法を利用した場合、ユーザはサーチエンジンによる膨大な検索結果から毎回選択するのではなく、例えば「肥満」という医療用語に関する記載のあるページでお気に入りのページを直接指定して医療用語との対応関係を登録するようにしてもよい。
WEBページを指定する場合には、このWEBページが更新された場合等に表示情報が変更されてしまうと恐れがある。よって、このようなケースに対応するため、URLの一括変更を行うためのボタンが設置されると良い。
さらに、医師は、健診結果を入力するための健診結果入力画面42に基づいて、所見や保健指導等のデータを入力装置14を用いて入力する。健診結果入力画面42は、例えば図13に示すように、患者情報表示欄42a、健診結果表示欄42b、所見入力欄42c、保健指導入力欄42dを備えている。医師は、健診結果表示欄42bに表示されている健診結果を見ながら、所見入力欄42cに所見を、保健指導入力欄42dに保健指導を入力する。これらの入力欄に入力された情報は、健診結果と対応付けられて健診結果データベース5aに記憶されると良い。
ここで、例えば医師が情報処理端末3にて健診結果や診療結果を入力するときに、または、医師が情報処理端末3を用いて患者に健診結果や診療結果を説明するときに、あるいは患者が情報処理端末3にて健診結果や診療結果を確認するときに、医療情報管理サーバ2は、健診結果データベース5aに記憶されている健診結果情報31、及び医療用語データベース5bに記憶されている医療用語情報32に基づいて医療結果画面40を生成して情報処理端末3に対して送信し、情報処理装置3はこの医療結果画面40を受信して表示する。
健診結果や診療結果が入力された際、または健診結果や診療結果の表示が指示された際に、医療情報管理サーバ2の参照アドレス付与手段16が健診結果情報31や医療用語情報32に基づいて健診結果に参照アドレスを付与し、健診結果表示手段が参照アドレスが付与された健診結果を表示する処理を行う際の手順を、図14に示すフローチャートに基づいて説明する。ここでは、健診結果や診療結果の表示が指示された場合を例に挙げて説明する。
始めに参照アドレス付与手段16は、健診結果の表示が指示されたか否かを判断する(S201)。この際、参照アドレス付与手段16は、医師または患者により情報処理端末3の入力装置24を介して所定の操作入力がされたことに基づいて、健診結果の表示が指示されたものと判断する。健診結果の表示が指示されていない場合(S201のNo)は、参照アドレス付与手段16はそのまま待機する。
健診結果の表示が指示された場合(S201のYes)は、参照アドレス付与手段16は、健診結果として表示される情報に含まれている文章の構文を解析して単語を抽出する(S203)。この際、参照アドレス付与手段16は、例えば形態素解析を行って単語を判別することにより文章の構文を解析し、各々の単語を抽出するようにすると良い。または、「は」、「が」、「で」、「に」等の格助詞に基づいてその直前の名詞を抽出するようにしても良い。
参照アドレス付与手段16は、ステップS203にて抽出された単語の中に、医療用語データベース5bの医療用語情報32に医療用語として登録されている単語が含まれているか否かを判断する(S205)。例えば健診結果入力画面42に従って医師により入力された所見に「肥満」という単語が含まれているとともに、医療用語情報32に「肥満」という医療用語が登録されていた場合には、この「肥満」の単語が抽出される。
抽出された単語に、登録されている単語が含まれていた場合(S205のYes)は、参照アドレス付与手段16は、ステップS203にて抽出された単語が、医療用語情報32においてこの単語と対応付けられている対象エリアを満たしているか否かを判断する(S207)。例えば、ステップS203にて抽出された単語が「所見」に記載されている単語であり、医療用語情報32におけるこの単語の対象エリアに「所見」が含まれていた場合に、対象エリアを満たしているものと判断される。
抽出された単語が対象エリアを満たしていた場合(S207のYes)は、参照アドレス付与手段16は、ステップS201にて表示が指示された健診結果が、ステップS203にて抽出された単語に対してリンクを設定するための適用条件を満たしているか否かを判断する(S209)。この際、ステップS201にて表示が指示された健診結果が、医療用語情報32において、ステップS203にて抽出された単語に対応付けられた判定条件を満たしていた場合に、適用条件を満たしているものと判断される。
例えば、ステップS203にて「肥満」の単語が抽出されたときには、図10に示すように、医療用語情報32において「肥満」の医療用語に対して判定条件「性別=男性、ウェスト/ヒップ≧1、体重>身長*身長*22*1.2」の判定条件が対応付けられていた場合には、健診結果情報31に基づいて、健診結果がこの判定条件を満たしていた場合に、適用条件を満たしているものと判断される。
健診結果が適用条件を満たしている場合(S209のYes)は、参照アドレス付与手段16は、ステップS203にて抽出された単語に、医療用語情報32においてこの単語に対応付けられている参照先をアドレス情報として付与する(S211)。この際、参照アドレス付与手段16は、例えばこの単語にリンクを設定することにより、アドレス情報を付与する。
そして、健診結果表示手段17は、ステップS211にてアドレス情報が付与された健診結果画面40Aを、表示装置23に表示する(S213)。図15は、健診結果画面40Aの一例である。例えば図15に示すように、健診結果画面40Aは、患者情報が表示される患者情報表示欄40a、検査結果が表示される検査結果表示欄40b、医師による所見が表示される所見表示欄40cを備えている。ステップS211にて所見における「肥満」の用語に対してリンクが設定された場合には、健診結果画面40Aにおける「肥満」の語句にカーソルが合うことに基づいて、この「肥満」の用語に関する説明が表示された用語説明表示欄40eが表示装置23においてポップアップで表示される。または、ポップアップではなく、別のWebページとして表示されるようにしても良い。
医師と患者との面談時などのために、健診結果画面40Aにおいてリンクが設定された医療用語にマウスカーソルが合わされ、ホイール操作・マウスのポインタによる選択・キーボードによる選択などにより、順番に参照先情報が一つずつ切り替えて表示されるようにしても良い。これにより、医師や患者が表示内容を任意に動的に切り替えながら、次々と参照先情報をコマ送りのように表示させることで、参照先を指定することができる。
また、ステップS203にて抽出された単語に、登録されている単語が含まれていなかった場合(S205のNo)、ステップS203にて抽出された単語が対象エリアを満たしていなかった場合(S207のNo)、ステップS201にて表示が指示された健診結果が適用条件を満たしていなかった場合(S209のNo)は、健診結果表示手段17は、ステップS201にて表示が指示された診断結果にアドレス情報を付与することなく、表示装置23に表示する(S213)。
このように、参照アドレス付与手段16は、医療用語データベース5bの医療用語情報32から、リンク設定の対象となる単語、リンクを設定するか否かを判定するための判定条件、及び、リンクを設定する場合の参照先を取得する。そして参照アドレス付与手段16は、健診結果として所見や保健指導等のデータが入力された場合や表示が指示された場合に、これらのデータを構文解析して単語を抽出し、それらの単語を医療用語情報32に登録されている単語と比較し、医療用語情報32に登録されているかどうかを判断する。そして参照アドレス付与手段16は、もし登録されていた場合には、さらに対象エリア、判定条件を満足するかどうかを評価し、満足した場合にその単語に対して参照情報を付与する。
例えば、医療用語データベース5bの医療用語情報32がRDBMS(関係形データベース管理システム)で管理されている場合には、判定条件は、この医療用語データベース5bを構成するテーブル名と、医療用語を特定するための相対的な情報として、THIS:今回検査結果、PREV:前回検査結果、2−PREV:前々回検査結果、さらにテーブル内のカラム名を区切り記号の「.」で接続して、データの取得方法を示し、その組み合わせで判定式を記述している。
したがって、参照アドレス付与手段16は、抽出された単語と登録されている単語とが一致した場合には、記載された判定式を解釈して、必要なデータを検査結果データベース5aから取得して、判定式を計算して「真(TRUE)」「偽(FALSE)」を算出し、判定式を満足するかどうかを評価する。
そして健診結果表示手段17は、健診結果データベース5aに記憶されている健診結果情報31に対して、医療用語データベース5bに記憶されている医療用語情報32に基づいて参照先が付与される等により作成された健診結果画面40、40Aを表示する。健診結果画面40、40Aは、例えばHTMLやXMLなどの構造化言語で記述され、WEBブラウザで表示されると良い。
なお、例えば図16に示すように、1つの単語に対して、複数の参照先が付与されるようにしても良い。この場合には、医師と患者の面談時などに、健診結果画面40Bにおいてハイライト表示された医療用語にカーソルが合った際に、該当する複数の参照先がメニュー形式で表示されるようにし、医師や患者によりこのメニューの中から任意の参照先が選択されると、その参照先の情報が表示されるようにすると良い。
実施形態として、医療用語を登録する際に、リンク設定の対象エリアを自由に選択できる例について説明したが、これに限定されず、ユーザの指定により対象エリア(フィールド)に応じて参照先の付与を許可するフィールド、参照先の付与を許可しないフィールドを設定できるようにしても良い。これは、例えば会社名・所属名などに「肥満」などの文字が含まれていた場合、この用語が適用条件を満たしていた場合であっても、参照先を付与しないように制御するためである。これにより、参照先が不要に付与されてしまうことを回避することができる。
例えば図17に示すように、検診結果画面40Cにおいて、患者情報が表示される患者情報表示欄40aを、参照先の付与を禁止する付与禁止エリアに設定するとともに、医師の所見が表示される所見表示欄40c、及び保健指導が表示される保健指導表示欄40dを、参照先の付与を許可する付与許可エリアに設定すると良い。
この場合には、医療用語登録手段15は、ユーザに対して、リンク設定の対象となる単語、リンクを設定するか否かを判定するための判定条件、及びリンクを設定する場合の参照先に加えて、各フィールドに対して参照先の付与を許可するか否かを示す情報を入力させる。そして医療用語登録手段15は、各フィールドの情報を、参照先の付与を許可するか否かを示す識別情報を付加した状態で医療用語データベース5bに記憶しておき、その識別情報をもとに、参照アドレス付与手段16が判定すると良い。
または、医療用語登録手段15は、各フィールドに対して全ての参照先の付与を許可するか否かを示す付与可否情報を入力させる。そして医療用語登録手段15は、各フィールドの付与可否情報を例えば医療用語データベース5bに記憶しておき、参照アドレス付与手段16は、その付与可否情報に基づいて参照先を付与するか否かを判定すると良い。
本発明に係る医療情報管理装置及び医療情報表示システム1によると、医師が患者に対して短時間で効率的に健診結果の説明を行うことができるようにするために、または患者が自分の電子カルテを自分で見て理解できるようにするために、健診結果に対して補足情報を簡単に付与することが可能となる。
なお、本実施形態では、装置内部に発明を実施する機能が予め記録されている場合で説明をしたが、これに限らず、同様の機能をネットワーク3から装置にダウンロードしても良いし、同様の機能を記録媒体に記憶させたものを装置にインストールしてもよい。記録媒体としては、CD−ROM等プログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能な記録媒体であれば、その形態は何れの形態であっても構わない。また、このように予めインストールやダウンロードにより得る機能は、装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。
また、医療情報表示システム1は、スタンドアローン(1台のコンピュータ上で動作させる)形式で構成されても良い。この場合には、医療情報管理サーバ2、情報処理端末3、健診結果データベース5a、及び医療用語データベース5bが同一の装置として一体型に形成される。
本発明に係る医療情報表示システムが適用される医療情報表示システムのシステム構成図。 本発明に係る医療情報表示システムを示すシステム構成図。 本発明に係る医療情報表示システムを示す機能ブロック図。 医療情報表示システムの情報処理装置を示すシステム構成図。 検査項目情報の一例を示すデータ構成図。 健診結果情報の一例を示すデータ構成図。 健診結果画面の一例を示す画面図。 本発明に係る医療情報表示システムが医療用語登録処理を行う際の手順を示すフローチャート。 医療用語入力画面の一例を示す画面図。 医療用語情報の一例を示すデータ構成図。 医療用語情報の一例を示すデータ構成図。 医療用語情報の一例を示すデータ構成図。 健診結果入力画面の一例を示す画面図。 本発明に係る医療情報表示システムが健診結果表示処理を行う際の手順を示すフローチャート。 健診結果画面の一例を示す画面図。 健診結果画面の一例を示す画面図。 健診結果画面の一例を示す画面図。
符号の説明
1…医療情報表示システム,2…医療情報管理サーバ,3…情報処理端末,4…ネットワーク,5a…健診結果データベース,5b…医療用語データベース,10、20…CPU,11、21…記憶装置,12、22…通信インタフェース,13、23…表示装置,14、24…入力装置,15…医療用語登録手段,16…参照アドレス付与手段,17…健診結果表示手段,30…検査項目情報,31…検診結果情報,32、33、34…医療用語情報,40、40A乃至40C…健診結果画面,41…医療用語入力画面,42…検診結果入力画面。

Claims (6)

  1. 患者の診断結果を記憶する第1の記憶手段と、
    医療用語、この医療用語に関する参照先、及び、この医療用語に対して参照先を付与するか否かを前記第1の記憶手段により記憶された診断結果に基づいて判定するための判定条件をそれぞれ対応付けて記憶する第2の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段により記憶された診断結果から、前記第2の記憶手段に記憶された医療用語を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された医療用語が、前記第2の記憶手段においてこの医療用語に対応付けられている判定条件を満たしているか否かを、前記第1の記憶手段により記憶された診断結果に基づいて判断する判断手段と、
    前記判断手段により判定条件を満たしていると判断された場合、前記第1の記憶手段により記憶された診断結果に、前記第2の記憶手段においてこの医療用語に対応付けられた参照先を付与する付与手段と、
    を備えたことを特徴とする医療情報管理装置。
  2. 医療用語、この医療用語に関する参照先、及び、この医療用語に対して参照先を付与するか否かを前記第1の記憶手段により記憶された診断結果に基づいて判定するための判定条件をそれぞれ入力する入力手段を備え、
    前記第2の記憶手段は、前記入力手段により入力された医療用語、参照先、判定条件をそれぞれ対応付けて記憶することを特徴とする請求項1記載の医療情報管理装置。
  3. 前記第1の記憶手段により記憶された診断結果は、複数のフィールドにより形成されていて、
    前記第2の記憶手段は、各々の医療用語にフィールドを対応付けて記憶し、
    前記抽出手段は、前記第1の記憶手段により記憶された診断結果から、前記第2の記憶手段に記憶されたフィールドに基づいて医療用語を抽出することを特徴とする請求項1記載の医療情報管理装置。
  4. 前記第1の記憶手段に記憶された診断結果の各々のフィールドに対して、参照先の付与を許可するか否かを示す付与可否情報をそれぞれ対応付けて記憶する第3の記憶手段を備え、
    前記抽出手段は、前記第1の記憶手段により記憶された診断結果から、前記第3の記憶手段に記憶された付与可否情報に基づいて医療用語を抽出することを特徴とする請求項3記載の医療情報管理装置。
  5. 前記第2の記憶手段は、医療用語に対して、複数の参照先を対応付けて記憶することを特徴とする請求項1記載の医療情報管理装置。
  6. 患者の診断結果を端末に対して提供するサーバ、及び、このサーバから患者の診断結果を取得して表示する端末からなる医療情報表示システムであって、
    前記サーバは、
    患者の診断結果を記憶する第1の記憶手段と、
    医療用語、この医療用語に関する参照先、及び、この医療用語に対して参照先を付与するか否かを前記第1の記憶手段により記憶された診断結果に基づいて判定するための判定条件をそれぞれ対応付けて記憶する第2の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段により記憶された診断結果から、前記第2の記憶手段に記憶された医療用語を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された医療用語が、前記第2の記憶手段においてこの医療用語に対応付けられている判定条件を満たしているか否かを、前記第1の記憶手段により記憶された診断結果に基づいて判断する判断手段と、
    前記判断手段により判定条件を満たしていると判断された場合、前記第1の記憶手段により記憶された診断結果に、前記第2の記憶手段においてこの医療用語に対応付けられた参照先を付与する付与手段と、
    前記第1の記憶手段により記憶された患者の診断結果を前記端末に対して送信する送信手段と、を備え、
    前記端末は、
    前記サーバから患者の診断結果を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された患者の診断結果を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする医療情報表示システム。
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