JP2001344340A - 自動診察システム及び方法、その記憶媒体並びに緊急通信救助システム - Google Patents

自動診察システム及び方法、その記憶媒体並びに緊急通信救助システム

Info

Publication number
JP2001344340A
JP2001344340A JP2001091238A JP2001091238A JP2001344340A JP 2001344340 A JP2001344340 A JP 2001344340A JP 2001091238 A JP2001091238 A JP 2001091238A JP 2001091238 A JP2001091238 A JP 2001091238A JP 2001344340 A JP2001344340 A JP 2001344340A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
disease
user
symptom
database
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001091238A
Other languages
English (en)
Inventor
Kosho Takemoto
興昌 武本
Kazuya Ishida
和也 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAYNET KK
Original Assignee
DAYNET KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DAYNET KK filed Critical DAYNET KK
Priority to JP2001091238A priority Critical patent/JP2001344340A/ja
Publication of JP2001344340A publication Critical patent/JP2001344340A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを介して接続されたユーザの自
動診察を実現し、更にその診察結果を蓄積して健康管理
を行う自動診察システムを提供する。また、この自動診
察システムと病院等とをネットワークで接続することに
より医療の一大ネットワークを構築し、多くの人命を救
済する緊急通信救助システムを提供する。 【解決手段】 インターネット2を介して接続された複
数のユーザ端末に対し、個人情報や体の状態等の健康に
関する情報の入力を促すことにより、オンライン上での
自動診察を可能にし、また、ユーザ端末に提供した情報
をユーザの個人情報と結び付けて個人データベース7に
記憶することによりユーザの健康管理を行う。更に、ユ
ーザ端末から緊急要求が受信された場合には、ネットワ
ーク2を介して接続している病院、緊急車輌司令部に対
して、個人データベース7に格納されている当該ユーザ
の個人情報を提供することにより迅速に救助活動を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テムを用いてユーザの診察を行うとともに、ユーザに対
して医療情報を提供する診察システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの普及に伴い、様
々なサービスや情報が提供されている。その中には、疾
病に関する情報提供等も数多くあるが、情報を提供する
のみであり、利用者の健康診断や健康管理等を行う等、
両者間でデータの享受を行うものではなかった。このた
め、利用者はネット上で得られる情報を参考にして、健
康管理や健康診断を行う必要があるため、利用者の負担
が大きいという問題があった。特に、高齢者にとっては
日々の健康管理は重要であるため、簡単に健康診断や、
健康管理ができる技術が必要とされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような事
情に鑑みてなされたもので、ネットワークを介して接続
されたユーザ端末に対して、健康に関する様々な情報を
提供するとともに、ユーザ端末から体の状態に関するデ
ータを受け取ることによって自動診察を実現し、更に診
察した結果を蓄積することにより健康管理をも可能にす
る自動診察システムを提供することを目的とする。更
に、上述の自動診断システムと病院、救急車輌司令部等
とをネットワークを介して接続することにより、医療の
一大ネットワークを構築し、多くの人命を救済する緊急
通信救助システムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ネットワークを介して接続された複数の
ユーザ端末からの要求に応じて健康に関する情報の提供
や健康診断を行うサーバを備えた自動診察システムにお
いて、前記サーバは、ユーザ端末から送信されたデータ
を受信する受信手段と、前記ユーザ端末へデータを送信
する送信手段と、疾病と該疾病の症状とが体の各部位に
対応づけられて記憶されている症例・病名データベース
と、前記受信手段により特定の体の部位情報が受信され
た場合に、前記症例・病名データベースから該部位に対
応づけられて記憶されている複数の前記疾病の症状を抽
出し、前記受信手段により特定の前記疾病の症状情報が
受信された場合に、前記症例・病名データベースから前
記疾病の症状に対応づけられて記憶されている疾病を抽
出し、前記抽出した情報を前記送信手段へ出力する処理
手段とを具備することを特徴とする。
【0005】また、上記発明は、前記ユーザの個人情報
が蓄積されている個人情報データベースを有し、前記個
人情報データベースには、前記受信手段によって受信さ
れた情報及び前記送信手段によって送信された情報が各
ユーザ毎に蓄積されていることを特徴とする。また、上
記発明において、前記疾病の症状は、該疾病に関する主
な症状からなる第1の症状群と、該疾病に関する詳細な
症状からなる第2の症状群とに分かれて前記症例・病名
データベースに格納されており、前記処理手段は、前記
受信手段によって前記体の部位情報が受信された場合に
は、該部位に対応づけられて記憶されている前記第1の
症状群を前記症例・病名データベースから読み出し、前
記受信手段によって前記第1の症状群に含まれる特定の
症状情報が受信された場合に、該疾病の症状に対応づけ
られて記憶されている疾病を前記症例・病名データベー
スから読み出し、前記受信手段によって特定の疾病情報
が受信された場合には、該疾病に対応づけられて記憶さ
れている前記第2の症状群を前記症例・病名データベー
スから読み出し、前記受信手段によって前記第2の症状
群に含まれる特定の症状情報が受信された場合に、該情
報に基づいて疾病を特定することを特徴とする。
【0006】また、上記発明は、遺伝子配列に固有の疾
病と該遺伝子配列とが対応づけられて記憶されているD
NA疾病データベースを有し、前記処理手段は、前記受
信手段により前記遺伝子配列の情報が受信された場合に
は、該遺伝子配列に対応づけられて記憶されている疾病
を前記DNA疾病データベースから抽出することを特徴
とする。
【0007】また、上記発明は、前記ユーザを識別する
生体情報と該ユーザとが対応づけられて記憶されている
生体情報データベースを有し、前記処理手段は、前記受
信手段により前記生体情報が受信された場合には、該生
体情報に対応づけられて記憶されているユーザを前記生
体情報データベースから特定することを特徴とする。
【0008】また、本発明は、ネットワークを介して接
続された複数のユーザ端末からの要求に応じて健康に関
する情報の提供や健康診断を行うサーバを備えた自動診
察方法において、前記サーバは、前記ユーザ端末から特
定の体の部位情報を受信した場合に、該部位に対応する
前記疾病の症状を検索し、該当した該疾病の症状を前記
ユーザ端末へ対して送信するステップと、前記ユーザ端
末から特定の前記疾病の症状情報を受信した場合に、前
記疾病の症状に対応する疾病を検索し、該当した該疾病
を前記ユーザ端末に対して送信するステップとを具備す
ることを特徴とする。
【0009】また、本発明は、ユーザ端末からの要求に
応じて健康に関する情報の提供や健康診断を行うプログ
ラムであって、前記ユーザ端末から特定の体の部位に関
する情報を受け取り、該部位に対応する前記疾病の症状
を検索し、該当した該疾病の症状を前記ユーザ端末へ提
供し、前記ユーザ端末から特定の前記疾病の症状に関す
る情報を受け取った場合に、前記疾病の症状に対応する
疾病を検索し、該当した該疾病を前記ユーザ端末に対し
て提供する方法をコンピュータに実行させることを特徴
とする。
【0010】また、本発明は、請求項3乃至請求項5の
何れかに記載のサーバと、前記サーバとネットワークを
介して接続される複数の病院と、前記サーバとネットワ
ークを介して接続される複数の緊急車輌司令部と、前記
サーバとネットワークを介して接続される複数のユーザ
端末と、前記病院の情報が蓄積される病院・診療所デー
タベースとを有し、前記サーバは、前記ユーザ端末から
緊急要求を受信した場合に、前記ユーザに関する個人情
報を前記個人情報データベースから読み出し、該個人情
報に基づいて前記病院・診療所データベースから該当す
る病院を抽出し、該病院に対して前記個人情報を送信す
るとともに、前記緊急車輌司令部に対して前記個人情報
と前記病院の情報とを送信することを特徴とする。
【0011】また、上記発明は、前記個人情報には、少
なくとも前記ユーザ端末の位置情報が含まれていること
を特徴とする。また、上記発明は、前記ユーザ端末は移
動体通信端末であり、前記サーバに対して送信する前記
緊急要求には、前記送信されたデータが経由する基地局
の情報が付加されていることを特徴とする。また、上記
発明は、前記ユーザ端末は、全地球位置発見システム機
能を有する移動体通信端末であり、前記地球位置発見シ
ステム機能によって得られる該ユーザ端末の位置情報を
前記サーバに対して送信することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の一
実施形態について説明する。図1は本発明の第1の実施
形態における自動診察システムの構成を示すブロック図
である。この図において、符号1a、1b、1c…はパ
ーソナルコンピュータ、移動体通信端末等からなるユー
ザ端末であり、電話回線などを介してインターネット2
に接続されている。ここで、ユーザ端末1はメッセージ
や画面を表示する表示部と、情報を入力する入力手段を
有し、またインターネット上のサービスを受けることが
できるWWWブラウザのアプリケーションプログラムが
インストールされている。符号10は、自動診断センタ
であり、電話回線を経由してインターネット2に接続さ
れている。
【0013】次に、自動診断センタ10の構成について
説明する。符号3は入力識別装置であり、ユーザ端末1
a、1b、1c…からインターネット2を介して送信さ
れた情報を識別する。符号4及び符号8は、アクセス制
御機能、アクセス監視機能、ユーザ承認機能、暗号化機
能を有するファイアウォールであり、ハッカーやクラッ
カーからの進入を防ぐ。符号5はアプリケーションサー
バであり、ユーザ端末1から送信された様々な要求に基
づいて、データベース6に格納されているデータを検
索、照会、加工し、出力する。
【0014】符号6はデータベースであり、病院及び診
療所の情報が蓄積されている病院・診療所データベース
6−1、薬品情報が蓄積されている薬品データベース6
−2、小売店情報が蓄積されている小売店データベース
6−3、症例及び病名情報が蓄積されている症例・病名
データベース6−4、全国地図情報が蓄積されている全
国地図データベース6−5、一般のユーザに提供する閲
覧ファイルが蓄積されている閲覧ファイルデータベース
6−6等から構成される。これらデータベース6に蓄積
されている情報は常にアップデートされ、蓄積される情
報量も増加する。
【0015】符号7は個人データベースであり、個人情
報ファイルが蓄積されている。この個人情報ファイル
は、各ユーザ毎に作成されており、ユーザの名前、住
所、ID、パスワード、等の顧客を特定するための情報
と、病歴、かかりつけの病院等の健康に関する情報から
構成されている。符号9は出力識別装置であり、CGI
(Common Gateway Interface)形式ファイルをHTML
(Hyper Text Markup Language)形式ファイルに変換
し、WWW(World Wide Web)へ掲示する機能を有する
装置である。ここで、CGIとは、ユーザ端末からの要
求に対してWWWサーバ側で対応するプログラムを起動
し、このプログラムで得た結果をユーザ端末に返信する
インターフェースのことである。このようにCGIの機
能を有することで、ユーザ端末とWWWサーバの間でリ
アルタイムの双方向データ通信が実現できる。
【0016】次に、上述した構成からなる本実施形態に
よる自動診察センタ10が行う処理について図面を参照
して説明する。なお、以下の説明においてはユーザが、
ユーザ端末1aを使用して本発明の自動診察センタ10
へアクセスする場合について説明する。まず、ユーザは
ユーザ端末1aのWWWブラウザを起動し、自動診察セ
ンタ10のURL(Uniform Resource Locator)を指定
することにより、自動診察センタ10に対してアクセス
要求を行う。これにより、自動診察センタ10内の入力
識別装置3には、ユーザ端末1aによって指定されたU
RLアドレスがインターネット2を介して送信される。
ここでURLとは、WWW上の特定のサイトにアクセス
するための識別子である。
【0017】ユーザ端末1から送信されたURLアドレ
スは、入力識別装置3及びファイアウォール4を介して
アプリケーションサーバ5へ入力される。アプリケーシ
ョンサーバ5は、入力されたURLアドレスに対応して
格納されているデータをデータベース6内の閲覧ファイ
ルデータベース6−6から読み出し、このデータをファ
イアウォール8を介して出力識別装置9に出力する。出
力識別装置9は入力されたデータをHTML形式ファイ
ルに変換して、ユーザ端末1aへ送信する。これによ
り、ユーザ端末1aの表示部には、自動診察センタ10
のホームページが表示される。
【0018】図2に、自動診察センタ10のホームペー
ジの一例を示す。この図に示すように、自動診察センタ
10のホームページでは、医療に関する様々な情報が取
得できるサイトへ接続するための情報が提供されてい
る。ユーザは、閲覧したいサイトを指定することによ
り、所望のサイトへ接続することができる。例えば、ア
イコン20を操作することにより、様々なテーマ(健
康、精神的な悩み、ストレス等)に対する情報や医師な
どの掲示板が閲覧できるサイトへの接続できる。また、
ボタン21を操作することにより、健康度をチェックで
きる健康度診断サイトに接続できる。この健康度をチェ
ックするサイトでは、「たばこは一日何本吸いますか
?」や、「1週間の平均アルコール摂取量は?」等の複
数の質問が掲示されており、これら質問に対する回答を
ユーザが入力し、自動診断センタ10へ送信することに
より、健康度が診断される。この健康度を診断するデー
タ及びプログラムに関しては、データベース6内の閲覧
ファイルデータベースに格納されており、アプリケーシ
ョンサーバ5が当該プログラムを実行することにより行
われる。このように、ホームページ上で様々な情報提供
を行うことにより、ユーザの興味を引き付けることがで
きる。
【0019】そして、ユーザは自動診察センタ10に登
録したい場合には、当該サイトの下部にある登録ボタン
28を操作する。これにより、ユーザ端末の表示部に
は、「ユーザ登録画面」が表示される。図3に「ユーザ
登録画面」の一例を示す。この図において、ユーザはユ
ーザ端末1aの入力部を操作することにより、必要事項
を入力する。また、サービスの詳細を閲覧したい場合
は、ボタン31を操作することにより個人登録に関する
詳細な説明が掲示されている画面が表示部に表示され
る。また、ユーザからの要望や、意見等も得られるよう
コメント欄32が設けられている。そして、ユーザはこ
の画面で必要事項を入力した後に、送信ボタン33を操
作する。
【0020】なお、通常ユーザ1aから送信されたデー
タは、自動診察センタ10内の入力識別装置3において
識別され、更にファイアウォール4によって安全性が確
認された後に、アプリケーションサーバ5に入力され、
一方、アプリケーションサーバ5から出力されたデータ
は、同様にファイアウォール8を介して出力識別装置9
に出力され、出力識別装置9が入力されたデータをHT
ML方式のデータに変換してユーザ端末1aに送信され
るが、以下の説明においては、簡単のため、上述の一連
の処理について記載を省略する。即ち、入力識別装置
3、ファイアウォール4及び8、出力識別装置9が行う
処理を省略する。
【0021】図3に示す「ユーザ登録画面」において送
信ボタン33が操作されると、ユーザによって入力され
た個人データが自動診察センタ10内のアプリケーショ
ンサーバ5に入力される。アプリケーションサーバ5
は、入力されたデータがユーザ登録データであると判断
すると、個人データベース7内に新規のファイルを作成
し、この個人ファイルに上述の個人データを書き込む。
アプリケーションサーバ5は個人データの書き込み処理
が終了すると、ユーザ端末1aに対して個人登録が終了
した旨を通知するデータを送信する。これによりユーザ
端末1aの表示部には、個人登録が終了した旨を通知す
る画面(図省略)が表示される。ユーザは、この画面を
確認し、次の操作、例えばホームページに戻る操作を行
う。
【0022】次に、図2に示したホームページで、ユー
ザにより診断ボタン29が操作された場合について説明
する。診断ボタン29が操作されると、診断要求がアプ
リケーションサーバ5に送信される。アプリケーション
サーバ5は、診断要求に応じたデータを閲覧ファイルデ
ータベース6−6から読み出し、読み出したデータをユ
ーザ端末1aに対して送信する。この結果、ユーザ端末
1aの表示部には、「部位情報入力画面」が表示され
る。図4に「部位情報入力画面」の一例を示す。この図
において、ユーザは患部あるいは診断したい体の部位の
指定を行う。
【0023】体の部位の指定は、図4の左側に表示され
ている3Dグラフィック欄40に表示されている人体模
型の各部位a〜nのうち、ユーザが患部と思われる部位
を指定することにより行われる。なお、この人体型のグ
ラフィックデータは多階層構造であり、データベース6
内の症例・病名データベース6−4に格納されている。
【0024】今、例えば患部と思われる部位が心臓であ
った場合には、ユーザは3Dグラフィック欄40に表示
されている人体模型の各部位a〜nのうち、心臓が含ま
れている部位fをクリックする。これにより、部位fの
拡大詳細図要求がユーザ端末1aからインターネット2
を介して自動診断センタ10内のアプリケーションサー
バ5に送信される。アプリケーションサーバ5は、部位
の下層データである拡大詳細図データの中から部位fの
拡大詳細図データを症例・病名データベース6−4から
読み出し、読み出したデータをユーザ端末1aに対して
送信する。この結果、ユーザ端末1aの表示部には、部
位fの拡大詳細図(図示略)、詳細情報、機能、役割、
健康管理などが表示される。
【0025】次に、ユーザは表示された拡大詳細図のう
ち患部と思われる箇所、この場合は心臓をクリックする
ことにより、心臓を指定する。これにより、心臓が指定
された旨を通知するデータがユーザ端末1aからアプリ
ケーションサーバ5に送信される。アプリケーションサ
ーバ5は、該データを受け取ると、心臓に対応付けられ
て格納されている症状データを症例・病名データベース
6−4から読み出し、読み出した症状データをユーザ端
末1aに送信する。この結果、症状検索一覧47には、
心臓に関する症状の一覧が表示される。
【0026】一方、患部と思われる部位が人体模型40
のどの部位にあたるか明確でない場合は、患部と思われ
る部位の頭文字を入力することによっても部位の指定が
行える。例えば、今、指定したい部位は心臓であるの
で、ユーザは部位の頭文字として「し」を入力し、「G
O」ボタン42を操作する。これにより、頭文字「し」
の情報がアプリケーションサーバ5へ送信される。アプ
リケーションサーバ5は、頭文字が「し」である部位を
症例・病名データベース6−4から読み出し、読み出し
た部位データをユーザ端末1aに送信する。この結果、
部位名検索の一覧表示欄43には、頭文字が「し」であ
る部位が表示される。
【0027】なお、検索結果が多く、一画面で確認する
ことができなかった場合には、ユーザは一覧表示欄43
の右側に設けられているスクロールバー44を操作する
ことにより、表示内容を移動させることができる。そし
て、一覧表示欄43に表示された部位のうち患部に該当
する部位を確認した場合には、ユーザは、当該部位に対
応して設けられているチェック欄をクリックすることに
より選択する。即ち「心臓」に対応して設けられている
チェック欄をクリックする。
【0028】この結果、「心臓」が指定された旨を通知
するデータがアプリケーションサーバ5へ送信される。
アプリケーションサーバ5は、心臓に対応付けて格納さ
れている症状データを症例・病名データベース6−4か
ら読み出し、このデータをユーザ端末1aへ送信する。
これにより、3Dグラフィック欄40に表示された図に
よって心臓が選択されたのと同様に、症状検索一覧47
には、「心臓」に関する症状の一覧が表示される。
【0029】次に、ユーザは症状検索一覧47に表示さ
れた症状の中から該当する症状を指定する。これは、症
状検索一覧47の右側に設けられたスクロールバーをユ
ーザが操作し、該当する症状を確認して当該症状に対応
して設けられているチェック欄をクリックすることによ
り指定することも可能であるし、また症状検索欄に該当
する症状の頭文字を入力して「GO」ボタン46を操作
することにより、ユーザ端末1aが有している検索機能
を利用して、自動的に該当する症状を検索させても良
い。
【0030】例えば、ユーザが「息が苦しい」という症
状を指定したい場合は、症状検索欄45に「い」と入力
した後、「GO」ボタン46をクリックすることによ
り、ユーザ端末1aに検索を実行させる。この結果、自
動的にスクロールバーが移動し、一覧表示欄47には、
「い」で始まる症状、例えば「息が苦しい」、「痛い」
等の症状が表示される。ユーザは、これらの症状のうち
「息が苦しい」に対応して設けられているチェック欄を
クリックすることにより、症状を特定する。なお、ここ
では複数の症状を特定することも可能である。
【0031】上述の方法により該当する症状を特定する
と、続いてユーザは「送信」ボタン48を操作する。こ
れにより、ユーザが症状として指定した項目に対応する
データがアプリケーションサーバ5に送信される。ここ
で、症状として「息が苦しい」が指定された場合につい
て説明する。
【0032】アプリケーションサーバ5は、症例・病名
データベース6−4内のデータファイルの内、心臓に関
する疾病のデータファイルの中から「息が苦しい」とい
う症状情報に対応づけて記憶されている全ての疾病を抽
出する。そして、抽出した疾病のデータをユーザ端末1
aに対して送信する。これにより、ユーザ端末1aの表
示部には、「疾病一覧画面」が表示される。
【0033】図5に、「疾病一覧画面」の一例を示す。
この図に示すように、「疾病一覧画面」では、アプリケ
ーションサーバ5により抽出された疾病が最も適当と思
われる順番で全て表示されるとともに、図4に示した
「部位情報入力画面」でユーザにより疾患部位として特
定された部位の詳細拡大図が表示され、また当該部位の
働き及び疾患が閲覧できるサイトの情報が提供されてい
る。
【0034】続いて、ユーザは、疾病一覧52の中から
1つを選択し、「次へ」ボタン53を操作する。これに
より、アプリケーションサーバ5には、ユーザによって
選択された疾病の情報が送信される。アプリケーション
サーバ5は、受信した疾病情報に対応づけて記憶されて
いる詳細症例データを症例・病名データベース6−4か
ら読み出し、これをユーザ端末1aに対して送信する。
この結果、ユーザ端末1aには、図6に示すような詳細
症例が表示される。この詳細症例は2者択一形式の質問
事項からなり、ユーザは、「YES」62あるいは「N
O」63を選択することにより、各質問事項に回答す
る。そして、全ての質問事項に対する回答が終了する
と、「次へ」ボタン64を操作する。これにより、入力
情報がアプリケーションサーバ5へ送信される。
【0035】アプリケーションサーバ5は、受信したデ
ータから図5に示した「疾病一覧画面」においてユーザ
に選択された疾病が当てはまるか否かの判定を行い、判
定の結果、ユーザが当該疾病に該当すると判定した場合
には、その旨を通知するデータをユーザ端末1aへ送信
する。
【0036】以下、上述の疾病の判定処理について説明
する。例として、ユーザが図5に示した「疾病一覧画
面」において「狭心症」を選択した場合について説明す
る。この場合、アプリケーションサーバ5は、症例・病
名データベース6−4から狭心症に対応づけられて記憶
されている詳細症例データを読み出す。この詳細症例デ
ータは、二者択一形式の質問事項データとこの質問事項
の回答データとから構成されている。アプリケーション
サーバ5は、読み出した詳細症例データのうち、質問事
項データのみをユーザ端末1aに送信する。続いて、ユ
ーザにより回答データが受信されると、アプリケーショ
ンサーバ5は受信した回答データと、症例・病名データ
ベース6−4から読み出した回答データとを比較して、
全てあるいは所定の数以上一致していれば、当該疾病に
該当するとして、ユーザ端末1aにその旨を通知するデ
ータを送信する。なお、この疾病の判定処理について
は、上述の判定方法に限定するものではない。
【0037】そして、「疾病一覧画面」に表示した全て
の疾病に関して上述と同様の処理を繰り返し行うことに
より、疾病の絞り込みを実施する。そして、全ての疾病
について、上述の作業を行うと、アプリケーションサー
バ5は、ユーザ端末1aに対して、該当した疾病の情報
を診察結果として送信する。これによりユーザ端末1a
の表示部には、該当した疾病が表示される。図7にこの
「診察結果」の一例を示す。この画面において、ユーザ
は該当した疾病に対する説明を閲覧したい場合には、
「説明はココ」ボタン72を操作することにより、より
詳細な疾病の情報を取得することができる。
【0038】また、この画面には該当した疾病に関する
治療方法、予防方法、病院または診療所、市販薬等の情
報を提供するサイトに接続できる情報が表示されてお
り、ユーザがこれらの情報を取得したい場合には、「診
断」ボタン73を操作することにより、上述の情報が閲
覧できるサイトに接続することが可能となる。ユーザに
より「診断」ボタン73が操作されると、ユーザ端末1
aの表示画面には、該当した疾病に関してより詳細な情
報を得ることができるサイトへ接続できる提供を行う画
面が表示される。例えば、ここで得られる情報として
は、該当した疾病の主な症状、悪化した場合の対処方
法、治療方法、予防方法、最新の医療技術、最寄りの病
院及び診療所、当該疾病の処置を得意とする病院、市販
薬情報、最寄りの販売店、併発が懸念される病気等の情
報が挙げられる。
【0039】なお、ここではユーザが該当した疾病を個
人データベース7に登録する登録処理も行うことができ
る。ユーザは、現在の自己の健康状態を個人データベー
スに登録したい場合には、登録を要求するボタン、即ち
「YES」ボタン82を操作することにより、当該情報
の登録要求をアプリケーションサーバ5に対して送信す
る。
【0040】アプリケーションサーバ5は、登録要求を
受信すると、ユーザ端末1aに対して、より詳細な個人
データの入力を促す画面データを送信する。これによ
り、ユーザ端末1aの表示画面には、図9に示すような
画面が表示される。ユーザは、保険データを入力欄91
に、生保データを入力欄92に、自動車データを入力欄
93に、臓器データバンクに関する情報を入力欄94
に、家族構成を入力欄95に入力した後に、入力データ
の登録要求を促すボタン、即ち「YES」ボタン96を
操作する。これにより、アプリケーションサーバ5に上
述の入力データが送信され、アプリケーションサーバ5
は、受信したデータを個人データファイル内の当該ユー
ザの個人ファイルに蓄積する。また、アプリケーション
サーバ5は、当該ユーザの疾病情報や健康状態などのデ
ータを、今までユーザから送信されたデータを基に作成
し、これらを当該ユーザの個人ファイルへ日付とともに
蓄積する。
【0041】これにより、個人データベース7内の個人
ファイルには、ユーザの健康状態が蓄積される。この結
果、このデータを読み出すことにより、ユーザにいつど
のような症状が発生したのか、また、ユーザがどのよう
な疾患を持っているのか等を明確に知ることが可能とな
る。また、実際に医師による診察の際に、これらの情報
を参考として提出することにより、医師は患者に対して
より適切な診察方法、治療方法を提供することが可能と
なる。なお、本実施形態においてはユーザに提示される
画面には、「戻る」ボタンが付加されており、ユーザは
このボタンを操作することにより、前の画面に戻り、処
理をやり直すことができる。また、印刷を促す「印刷」
ボタンを更に設けることにより、各表示画面をプリント
アウトすることができる。
【0042】次に、本発明の自動診察システムを応用し
た緊急通信救助システムについて説明する。この緊急通
信救助システムは、インターネットもしくは病院同志の
ネットワーク回線を接続し、医療の一大ネットワークを
構築して、多くの人命を救済することを目的としてい
る。図10にこの緊急通信救助システムの概略構成図を
示す。なお、この図において、図1に示した本発明の自
動診察センタ10と構成及び機能を同じくする要素につ
いては同一の符号を示した。
【0043】図10において、符号101は各地におけ
る民間警備会社で構築されている民間警備会社ネットワ
ーク、符号102は緊急時に出動する緊急車輌を統率す
る救急車輌司令部で構築されている救急車輌司令部ネッ
トワーク、符号103は各地における病院で構築されて
いる病院ネットワーク、符号104は各地における救急
病院で構築されている救急病院ネットワーク、更に符号
105は各救急病院におけるER(緊急救命室)や病室
で構築される救急病院内LAN(Local Area Network)
であり、これらのネットワークはインターネット2を介
してWWWサーバ100にアクセスし、特定のIDと、
パスワードを入力することにより、自動診察システム1
0内の個人データベース7からデータを取得することが
できる。
【0044】WWWサーバ100は、上述した緊急救助
に関する病院や、警備会社からのアクセスしか受け付け
ない構成になっており、その他、即ち特定のID及びパ
スワードを有していない人のアクセスは拒否する機能を
有する。これにより、自動診断センタ10内の個人デー
タベース7に格納されている個人データがむやみに外部
に漏洩するのを防ぐとともに、緊急を有する病院や警備
会社等に対しては必要となる個人データを提供すること
が可能となる。このように、本緊急通信救助システムに
おいては、自動診察センタ10にアクセスするための経
路が2つ設けられている。
【0045】符号10は図1に示した本発明の自動診察
システムの構成と略同様であるが、ユーザの緊急時に対
処する緊急対策サーバ106が更に設けられている点が
異なる。この緊急対策サーバ106が設けられているこ
とにより、ユーザが緊急を要する場合に、ユーザを救助
するために必要な情報等をインターネット2を介して接
続されている民間警備会社101、救急車輌司令部ネッ
トワーク102、病院ネットワーク103及び救急病院
ネットワーク104に対して提供することができる。ま
た、符号107はユーザ端末1bの位置情報を提供する
通信衛星、符号1bは移動体通信端末からなるユーザ端
末である。
【0046】次に、図10に示した緊急通信救助システ
ムがどのように動作するかを例を挙げて説明する。例え
ば、自動診察センタ10に登録してある住所、即ち、個
人データベース7内の個人ファイルに記憶されている住
所において、ユーザが倒れた場合について説明する。こ
の場合、家族はユーザが通常使用している端末1aから
自動診察センタ10にアクセスし、ユーザ端末に一番最
初に提示された画面において、ユーザID、パスワード
を入力した後、緊急時である旨を通知する操作を行う。
この緊急時である旨を通知する操作は、例えば、緊急時
に使用する緊急用ボタンを設けたり、緊急時に行う所定
の入力操作を予めユーザに提供しておくことにより実現
できる。なお、ユーザID及びパスワードを端末に予め
設定しておけば、緊急時においてユーザIDや、パスワ
ードを入力する手間が省け、より迅速に処置を行うこと
ができる。また、緊急要求を行う者が倒れているユーザ
のユーザIDやパスワードを知らない場合にも、対処す
ることが可能となる。
【0047】上述の操作により、ユーザ端末から送信さ
れた緊急要求を入力識別装置3が受信すると、入力識別
装置3は受信した個人データ情報(ユーザID等)をフ
ァイアウォール4を介して緊急対策サーバ106へ出力
する。緊急対策サーバ106は、受信したユーザIDを
基に、個人データベース7から該当する個人ファイルを
読み出す。この個人ファイルには、今までユーザがどの
ような疾病にかかったか及び現在どのような健康状態に
あるのか等の病歴や、かかりつけの病院、保険データ、
生保データ、臓器データバンクの情報等、ユーザに関す
る様々な情報が蓄積されている。
【0048】緊急対策サーバ106は、読み出した個人
ファイルに格納されている住所ファイルから、患者にも
っとも近い緊急病院を病院・診療所データベース6−1
から検索し、該当した緊急病院に対して、WWWサーバ
100を介して患者の個人情報を送信する。また、救急
車輌司令部ネットワーク102に対して、患者の住所を
通知するとともに、患者の現在の状態及び患者の引き取
り先病院の情報を通知する。また、緊急要求を送信して
きたユーザ端末に対しては、救急車輌が到着するまでの
対処法等を出力識別装置9を介して送信する。
【0049】これにより、患者が倒れてから救急車輌が
到着するまでの間に、患者に対して適切な処理・対応を
行うことができ、また救急車輌は患者の状態を事前に確
認することができるとともに、受け入れ先の病院に対す
る情報も得ることができるため、速やかに患者を運搬す
ることができる。更に、患者の受け入れ先の緊急病院で
は、患者の現在の状態、今までかかった疾病、最近の健
康状態等の情報が通知されるため、万全の体制で患者を
受け入れることが可能となる。
【0050】次に、自動診断センタ10に登録されてい
る患者が外出先で倒れた場合について説明する。この場
合、自動診断センタ10には、患者の現在位置を特定す
るデータが格納されていないため、まず患者の位置を特
定する必要がある。例えば、自動診断センタ10に対し
て、移動体通信端末1bを使用して緊急要求が行われた
場合は、自動診断センタ10に送信される緊急要求に
は、移動通信端末1bが送信したデータが経由した基地
局情報が含まれるように予め設定しておく。
【0051】移動体通信端末1bから送信された緊急要
求を受信した緊急対策サーバ106は、受信した個人情
報から個人データベース7を検索し、該当する個人ファ
イルを読み出すとともに、受信した基地局データに基づ
いて全国マップデータベース6−5を検索し、現在患者
がいる場所の大体の位置を割りだす。更に、割り出した
患者の位置に基づいて、該位置から近く且つ患者の症状
に適切な緊急病院の情報を病院・診療所データベース6
−1から読み出す。そして、読み出した緊急病院に対
し、患者の個人情報をWWWサーバ100を介して送信
する。
【0052】続いて、緊急対策サーバ106は、救急車
輌司令部ネットワーク102に対して、患者のいる大体
の位置情報と、患者の個人情報を送信する。緊急車輌司
令部ネットワーク102では、受信した患者の大体の位
置に出動している緊急車輌を検索し、該当する緊急車両
へ患者の個人情報を転送する。この個人情報には、患者
の名前、年齢、特徴等の患者を特定するための情報とと
もに、患者の健康状態や、持病、今までにかかった疾患
等の健康に関する情報、患者の受け入れ先緊急病院情報
が含まれている。現場に到着した緊急車両は、まず受信
した個人情報と当該患者が同一であると確認し、同一で
あった場合には、受け入れ先緊急病院へ当該患者を運搬
する。
【0053】このように、外出先など、個人データベー
ス7に記憶されていない住所においてユーザに事故や様
態の急変などが起きても、移動体通信端末であるユーザ
端末1bから送信される緊急要求にデータが経由してき
た基地局情報が付加されるため、患者の位置を特定する
ことが可能となる。また、移動体通信端末1bにGPS
(Global Positioning System)等の機能を付加させて
おけば、衛星107から移動体通信端末1bに送信され
る位置データを緊急対策サーバ106に転送することに
よって、簡単に正確な患者の位置を特定することが可能
となる。
【0054】また、何らかの理由で緊急車両が患者のも
とへたどり着けない場合などには、緊急対策サーバ10
6がユーザ端末1bに対して、最寄りの緊急病院の位置
情報や、患者への対処方法などを送信することにより、
患者を速やかに目的地へと運搬することが可能となる。
【0055】次に、ユーザに危険が迫った場合、例えば
ストーカーにつけられている場合や、誘拐された場合等
について説明する。ユーザは危険を察知すると、自らが
保有している移動通信端末1bの緊急ボタンを操作する
ことにより、インターネット2を介して緊急対策サーバ
106に緊急要求を送信する。これにより、移動通信端
末1bと自動診察センタ10とは接続される。また送信
される緊急救助要求には、上述したようにユーザのID
やパスワード情報、GPSから送信された位置データが
含まれている。
【0056】緊急対策サーバ106は緊急救助要求を受
信すると、受信したユーザIDから個人データベース7
を検索し、該当する個人ファイルを読み出す。また、受
信した位置データを基に全国マップデータベース6−5
を検索し、ユーザの位置を特定する。緊急対策サーバ1
06は、WWWサーバ100を介して民間警備会社ネッ
トワーク101にアクセスし、ユーザの個人情報、ここ
ではユーザを特定するための情報を送信するとともに、
リアルタイムでユーザの位置データを送信する。民間警
備会社ネットワーク101は、これらの情報からユーザ
の位置に最も近い民間警備会社にユーザの個人情報と救
助要求を送信する。
【0057】これによりユーザの存在位置に最も近い民
間警備会社は、緊急対策サーバ106から送信される位
置情報に基づいてユーザの救助に向かう。これにより、
例えばユーザがストーカーにつけられている時などは、
速やかにユーザを保護することが可能となる。また、警
察にも情報を提供することにより現行犯で容疑者を逮捕
することが可能となる。
【0058】なお、図11に示すようにデータベース6
に遺伝子配列に固有の疾病が蓄積されているDNA(De
oxyribonucleic acid)疾病データベース6−7をさら
に設け、アプリケーションサーバ5はユーザ端末1aか
らユーザの遺伝子配列情報を受信した場合は、受信した
遺伝子配列に対応づけられている疾病をDNA疾病デー
タベース6−7から抽出し、抽出した疾病とユーザから
入力された症例に基づく疾病とをそれぞれ、あるいは総
合的に判定処理して診察結果を出力するようにしてもよ
い。このようにすることで、遺伝子配列に固有の先天的
疾病やかかりやすい疾病を加味した診察が可能になり、
ユーザからの問診、過去の病歴からでは判断できない疾
病について診察することができ、より詳細に且つ正確な
診察結果をユーザに提示することができる。
【0059】また、図12に示すようにユーザ固有の生
体情報(例えば指紋や網膜等の情報)が蓄積されている
生体情報データベース7aをさらに設け、アプリケーシ
ョンサーバ5はユーザ端末1aからユーザの生体情報を
受信した場合は、受診した生体情報に対応づけられてい
るユーザを生体情報データベースから特定するようにし
てもよい。このとき、ユーザ端末1aは指紋情報のスキ
ャンする機能を備えている。このようにすることで、特
に緊急救助時において、例えばユーザが意識障害や外
傷、あるいは肢体不自由等の理由によりユーザ情報を自
動診察センタ10に送信することができない状況でも、
近くにいる他の人がユーザ端末1aでスキャンしたユー
ザの指紋情報を送信することで、自動診察センタ10は
受信した指紋情報からユーザを特定することが可能にな
り、搬送先の病院は個人データベース7の該ユーザの個
人情報に応じた適切な診察、処置を行うことができる。
また、ユーザ端末1aがユーザの唾液から遺伝子配列情
報を検出する機能を有する場合は、上記生体情報を遺伝
子配列情報としてもよい。このようにすることで、ユー
ザの識別をより正確に行うことができるとともに、DN
A疾病データベース6−7から該遺伝子配列に応じた疾
病に対応することができる。また、生体情報はユーザ端
末1aの簡単な操作で送信可能なようにユーザ端末1a
内のICメモリチップ等に予め記憶されているものであ
ってもよい。
【0060】なお、上述した実施形態において、ユーザ
端末1a、1b、1c…と自動診察センタ10とがイン
ターネット2を介して接続された構成としたが、本発明
においては両者の接続形態については問われない。ま
た、本実施形態の自動診察センタ10において、音声認
識装置(図示略)を更に設け、また、データベース6に
格納されているデータも音声データと対応づけて記憶す
ることにより、音声により通信することが可能となる。
これにより、何らかの理由でキー操作が行えない場合に
は、音声により上述と同様の情報、サービスを得ること
が可能となる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動診察
システムにおいて、サーバは、ユーザ端末から送信され
たデータを受信する受信手段と、ユーザ端末へデータを
送信する送信手段と、疾病と該疾病の症状とが体の各部
位に対応づけられて記憶されている症例・病名データベ
ースと、受信手段により特定の体の部位情報が受信され
た場合に、症例・病名データベースから該部位に対応づ
けられて記憶されている複数の疾病の症状を抽出し、受
信手段により特定の疾病の症状情報が受信された場合
に、症例・病名データベースから疾病の症状に対応づけ
られて記憶されている疾病を抽出し、抽出した情報を送
信手段へ出力する処理手段とを有する。このような構成
により、ユーザは自宅に居ながら、簡単に診察を受ける
ことができるという効果が得られる。また、本自動診察
システムを利用することにより医師の診察を受ける頻度
が減少するため、ユーザの医療費が削減されるととも
に、国が負担している医療費も削減されるという効果が
得られる。また、ユーザの疾病をできるだけ正確に特定
し、これら疾病に関する情報や医療情報をユーザに供給
することからユーザが医療機関を利用する頻度が減少す
るため、高齢者の増加に伴う高齢者医療負担問題や、専
門医(医師)の不足による病院の混雑、医師の過密な診
察スケジュールが引き起こす医療ミス等の現在医療機関
において注目されている問題を解決することができると
いう効果が得られる。
【0062】また、請求項2に記載の発明によれば、サ
ーバは、ユーザの個人情報が蓄積されている個人情報デ
ータベースを有し、個人情報データベースには、受信手
段によって受信された情報及び送信手段によって送信さ
れた情報が各ユーザ毎に蓄積されているため、ユーザは
健康管理を簡単に行うことができるという効果が得られ
る。これにより、ユーザはいかなる時でも、自分の健康
状態の履歴を確認することができる。また、病院などに
赴いた場合には、今までの健康診断の結果をプリントア
ウトしたものを、医師に提出することにより、より正確
な診断結果を得ることができるという効果が得られる。
【0063】また、請求項3に記載の発明によれば、疾
病の症状は、該疾病に関する主な症状からなる第1の症
状群と、該疾病に関する詳細な症状からなる第2の症状
群とに分かれて症例・病名データベースに格納されてお
り、処理手段は、受信手段によって体の部位情報が受信
された場合には、該部位に対応づけられて記憶されてい
る第1の症状群を症例・病名データベースから読み出
し、受信手段によって第1の症状群に含まれる特定の症
状情報が受信された場合に、該疾病の症状に対応づけら
れて記憶されている疾病を症例・病名データベースから
読み出し、受信手段によって特定の疾病情報が受信され
た場合には、該疾病に対応づけられて記憶されている第
2の症状群を症例・病名データベースから読み出し、受
信手段によって第2の症状群に含まれる特定の症状情報
が受信された場合に、該情報に基づいて疾病を特定す
る。
【0064】このように、多段階に分けて疾病の絞り込
みを行うことにより、より正確に疾病を特定でき、ま
た、疾病特定の処理を分割して行うことになるため、処
理時間の短縮を図ることが可能となる。この結果、効率
よく疾病の特定を行うことができるという効果が得られ
る。
【0065】請求項4に記載の発明によれば、遺伝子配
列に固有の疾病と該遺伝子配列とが対応づけられて記憶
されているDNA疾病データベースを有する。処理手段
は、受信手段によって遺伝子配列の情報が受信された場
合には、該遺伝子配列に対応づけられて記憶されている
疾病を前記DNA疾病データベースから抽出する。この
ような構成により、遺伝子配列に固有の先天的疾病やか
かりやすい疾病を加味した診察が可能になり、ユーザか
らの問診、過去の病歴からでは判断できない疾病につい
て診察することができ、より詳細に且つ正確な診察結果
をユーザに提示することができるという効果が得られ
る。
【0066】請求項5に記載の発明によれば、ユーザを
識別する生体情報と該ユーザとが対応づけられて記憶さ
れている生体情報データベースを有する。処理手段は、
受信手段によって前記生体情報が受信された場合には、
該生体情報に対応づけられて記憶されているユーザを前
記生体情報データベースから特定する。このような構成
により、特に緊急救助の場合等、ユーザが何らかの理由
でユーザ情報を自動診察センタ10に送信することがで
きない状況において、例えば近くにいる他の人がユーザ
端末1aでスキャンしたユーザの指紋情報を送信するこ
とで、自動診察センタ10は受信した生体情報からユー
ザを特定することが可能になり、搬送先の病院はそのユ
ーザの個人情報を個人情報データベースから参照して適
切な診察、処置を行うことができる。
【0067】また、請求項7に記載の発明によれば、ユ
ーザ端末からの要求に応じて健康に関する情報の提供や
健康診断を行うプログラムであって、ユーザ端末から特
定の体の部位情報を受け取り、部位に対応する疾病の症
状を検索し、該当した該疾病の症状をユーザ端末へ提供
し、ユーザ端末から特定の疾病の症状情報を受け取った
場合に、疾病の症状に対応する疾病を検索し、該当した
該疾病をユーザ端末に対して提供する方法をコンピュー
タに実行させることを特徴とするプログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体であるので、イン
ターネットに接続する手段を有していないユーザ端末に
対しても、ユーザの疾病を特定したり、医療に関する情
報を提供等のサービスを幅広く提供することができると
いう効果が得られる。これによりユーザが増加するとい
う効果が得られる。
【0068】また、請求項8に記載の緊急通信救助シス
テムによれば、請求項3から5の何れかに記載のサーバ
と、サーバとネットワークを介して接続される複数の病
院と、サーバとネットワークを介して接続される複数の
緊急車輌司令部と、サーバとネットワークを介して接続
される複数のユーザ端末と、病院の情報が蓄積される病
院・診療所データベースとを有し、サーバは、ユーザ端
末から緊急要求を受信した場合に、ユーザに関する個人
情報を個人情報データベースから読み出し、該個人情報
に基づいて病院・診療所データベースから該当する病院
を抽出し、該病院に対して個人情報を送信するととも
に、緊急車輌司令部に対して個人情報と病院の情報とを
送信するので、ユーザの緊急時に迅速に対処することが
可能となる。
【0069】また、請求項10に記載の発明によれば、
ユーザ端末は移動体通信端末であり、サーバに対して送
信する緊急要求には、送信されたデータが経由する基地
局の情報が付加されているため、外出先でユーザに緊急
を要することが発生した場合にも、ユーザの現在位置を
確定することが可能となる。
【0070】また、請求項11ユーザ端末は、全地球位
置発見システム機能を有する移動体通信端末であり、全
地球位置発見システム機能によって得られるユーザ端末
の位置情報をサーバに対して送信するので、ユーザの現
在位置をリアルタイムで正確に得ることができる。この
結果、外出先でユーザが事故や、災難に在った場合に、
現在位置を正確に把握することができることにより、迅
速に救助活動が行えるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態による自動診察シ
ステムを示すブロック図である。
【図2】 同実施形態における自動診察システムのホー
ムページの一例を示す図である。
【図3】 同実施形態における自動診察システムのユー
ザ登録画面の一例を示す図である。
【図4】 同実施形態における自動診察システムの部位
情報入力画面の一例を示す図である。
【図5】 同実施形態における自動診察システムの疾病
一覧画面の一例を示す図である。
【図6】 同実施形態における自動診察システムの詳細
症例入力画面の一例を示す図である。
【図7】 同実施形態における自動診察システムの診察
結果の一例を示す図である。
【図8】 同実施形態における自動診察システムの疾病
に関する情報提供画面の一例を示す図である。
【図9】 同実施形態における自動診察システムの詳細
個人情報入力画面の一例を示す図である。
【図10】 本発明の緊急通信救助システムの構成を示
す図である。
【図11】 他の実施形態による自動診察システムを示
すブロック図である。
【図12】 本発明の緊急通信救助システムの他の構成
を示す図である。
【符号の説明】
1a、1b、1c ユーザ端末 2 インターネット 3 入力識別装置(受信手段) 5 アプリケーションサーバ(処理手段) 6 データベース 6−4 症例・病名データベース 6−7 DNA疾病データベース 7 個人データベース 7a 生体情報データベース 9 出力識別装置(送信手段) 10 自動診察センタ 103 病院ネットワーク 101 民間警備会社ネットワーク 102 救急車輌司令部ネットワーク 104 救急病院ネットワーク 106 緊急対策サーバ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して接続された複数の
    ユーザ端末からの要求に応じて健康に関する情報の提供
    や健康診断及び医療的診察を行うサーバを備えた自動診
    察システムにおいて、 前記サーバは、 ユーザ端末から送信されたデータを受信する受信手段
    と、 前記ユーザ端末へデータを送信する送信手段と、 疾病と該疾病の症状とが体の各部位に対応づけられて記
    憶されている症例・病名データベースと、 前記受信手段により特定の体の部位情報が受信された場
    合に、前記症例・病名データベースから該部位に対応づ
    けられて記憶されている複数の前記疾病の症状を抽出
    し、 前記受信手段により特定の前記疾病の症状情報が受信さ
    れた場合に、前記症例・病名データベースから前記疾病
    の症状に対応づけられて記憶されている疾病を抽出し、 前記抽出した情報を前記送信手段へ出力する処理手段
    と、 を具備することを特徴とする自動診察システム。
  2. 【請求項2】 前記ユーザの個人情報が蓄積されている
    個人情報データベースを有し、 前記個人情報データベースには、前記受信手段によって
    受信された情報及び前記送信手段によって送信された情
    報が各ユーザ毎に蓄積されていることを特徴とする請求
    項1に記載の自動診察システム。
  3. 【請求項3】 前記疾病の症状は、該疾病に関する主な
    症状からなる第1の症状群と、該疾病に関する詳細な症
    状からなる第2の症状群とに分かれて前記症例・病名デ
    ータベースに格納されており、 前記処理手段は、 前記受信手段によって前記体の部位情報が受信された場
    合には、該部位に対応づけられて記憶されている前記第
    1の症状群を前記症例・病名データベースから読み出
    し、 前記受信手段によって前記第1の症状群に含まれる特定
    の症状情報が受信された場合に、該疾病の症状に対応づ
    けられて記憶されている疾病を前記症例・病名データベ
    ースから読み出し、 前記受信手段によって特定の疾病情報が受信された場合
    には、該疾病に対応づけられて記憶されている前記第2
    の症状群を前記症例・病名データベースから読み出し、 前記受信手段によって前記第2の症状群に含まれる特定
    の症状情報が受信された場合に、該情報に基づいて疾病
    を特定することを特徴とする請求項1または2に記載の
    自動診察システム。
  4. 【請求項4】 遺伝子配列に固有の疾病と該遺伝子配列
    とが対応づけられて記憶されているDNA疾病データベ
    ースを有し、 前記処理手段は、前記受信手段により前記遺伝子配列の
    情報が受信された場合には、該遺伝子配列に対応づけら
    れて記憶されている疾病を前記DNA疾病データベース
    から抽出することを特徴とする請求項1または2に記載
    の自動診察システム。
  5. 【請求項5】 前記ユーザを識別する生体情報と該ユー
    ザとが対応づけられて記憶されている生体情報データベ
    ースを有し、 前記処理手段は、前記受信手段により前記生体情報が受
    信された場合には、該生体情報に対応づけられて記憶さ
    れているユーザを前記生体情報データベースから特定す
    ることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の自
    動診察システム。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介して接続された複数の
    ユーザ端末からの要求に応じて健康に関する情報の提供
    や健康診断を行うサーバを備えた自動診察方法におい
    て、 前記サーバは、 前記ユーザ端末から特定の体の部位情報を受信した場合
    に、該部位に対応する前記疾病の症状を検索し、該当し
    た該疾病の症状を前記ユーザ端末へ対して送信するステ
    ップと、 前記ユーザ端末から特定の前記疾病の症状情報を受信し
    た場合に、前記疾病の症状に対応する疾病を検索し、該
    当した該疾病を前記ユーザ端末に対して送信するステッ
    プと、 を具備することを特徴とする自動診察方法。
  7. 【請求項7】 ユーザ端末からの要求に応じて健康に関
    する情報の提供や健康診断を行うプログラムであって、 前記ユーザ端末から特定の体の部位情報を受け取り、該
    部位に対応する前記疾病の症状を検索し、該当した該疾
    病の症状を前記ユーザ端末へ提供し、 前記ユーザ端末から特定の前記疾病の症状情報を受け取
    った場合に、前記疾病の症状に対応する疾病を検索し、
    該当した該疾病を前記ユーザ端末に対して提供する方法
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラ
    ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】 請求項3から5の何れかに記載のサーバ
    と、 前記サーバとネットワークを介して接続される複数の病
    院と、 前記サーバとネットワークを介して接続される複数の緊
    急車輌司令部と、 前記サーバとネットワークを介して接続される複数のユ
    ーザ端末と、 前記病院の情報が蓄積される病院・診療所データベース
    と、 を有し、 前記サーバは、 前記ユーザ端末から緊急要求を受信した場合に、前記ユ
    ーザに関する個人情報を前記個人情報データベースから
    読み出し、該個人情報に基づいて前記病院・診療所デー
    タベースから該当する病院を抽出し、該病院に対して前
    記個人情報を送信するとともに、前記緊急車輌司令部に
    対して前記個人情報と前記病院の情報とを送信すること
    を特徴とする緊急通信救助システム。
  9. 【請求項9】 前記個人情報には、少なくとも前記ユー
    ザ端末の位置情報が含まれていることを特徴とする請求
    項8に記載の緊急通信救助システム。
  10. 【請求項10】 前記ユーザ端末は移動体通信端末であ
    り、前記サーバに対して送信する前記緊急要求には、前
    記送信されたデータが経由する基地局の情報が付加され
    ていることを特徴とする請求項8に記載の緊急通信救助
    システム。
  11. 【請求項11】 前記ユーザ端末は、全地球位置発見シ
    ステム機能を有する移動体通信端末であり、前記地球位
    置発見システム機能によって得られる該ユーザ端末の位
    置情報を前記サーバに対して送信することを特徴とする
    請求項7に記載の緊急通信救助システム。
JP2001091238A 2000-03-28 2001-03-27 自動診察システム及び方法、その記憶媒体並びに緊急通信救助システム Pending JP2001344340A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001091238A JP2001344340A (ja) 2000-03-28 2001-03-27 自動診察システム及び方法、その記憶媒体並びに緊急通信救助システム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000089825 2000-03-28
JP2000-89825 2000-03-28
JP2001091238A JP2001344340A (ja) 2000-03-28 2001-03-27 自動診察システム及び方法、その記憶媒体並びに緊急通信救助システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001344340A true JP2001344340A (ja) 2001-12-14

Family

ID=26588630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001091238A Pending JP2001344340A (ja) 2000-03-28 2001-03-27 自動診察システム及び方法、その記憶媒体並びに緊急通信救助システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001344340A (ja)

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003054762A1 (fr) * 2001-12-20 2003-07-03 Hikaru Ishii Procede permettant la fourniture de soins medicaux d'urgence
JP2003205031A (ja) * 2002-01-15 2003-07-22 Terumo Corp 腹膜透析支援システム
JP2004040397A (ja) * 2002-07-02 2004-02-05 Yasunori Arita 情報送受信システム
JP2004041472A (ja) * 2002-07-12 2004-02-12 Teijin Ltd 医用遠隔情報システム
WO2004046996A1 (ja) * 2002-11-18 2004-06-03 Hitachi, Ltd. 塩基配列関連情報を用いた情報処理システム
JP2004246707A (ja) * 2003-02-14 2004-09-02 Mazda Motor Corp 自動車用健康管理システム、自動車用健康管理方法、及び、自動車用健康管理プログラム
JP2004287961A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Fujitsu Ltd 病名診断システムおよび患者マシン
JP2006114027A (ja) * 2004-09-14 2006-04-27 Yuji Maruyama 心身健康度評価システム
JP2007075413A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Shikoku Electric Power Co Inc 医用診断システム
WO2011155706A2 (ko) * 2010-06-11 2011-12-15 전자부품연구원 복합 생체신호 인식을 통한 건강관리시스템과 이를 이용한 건강관리방법
KR20140005527A (ko) * 2012-07-04 2014-01-15 삼성전자주식회사 모델 기반의 사용자 일상 관리 장치 및 방법
JP2014153725A (ja) * 2013-02-04 2014-08-25 Secom Co Ltd 医療情報管理システム及び医療情報管理センタ装置
JP2014153724A (ja) * 2013-02-04 2014-08-25 Secom Co Ltd 医療情報管理システム及び医療情報管理センタ装置
JP2017518569A (ja) * 2014-05-14 2017-07-06 テラリコン インコーポレイテッド 医療データ処理のための進化型文脈的臨床データエンジン
KR20180055098A (ko) * 2016-11-16 2018-05-25 주식회사 마이지놈박스 유전자 정보 및 사용자 위치 정보 기반 병원 검색 장치 및 방법
CN109035698A (zh) * 2018-08-29 2018-12-18 广东工业大学 一种基于可穿戴设备的老年人安全健康监护系统
JP2019153222A (ja) * 2018-03-06 2019-09-12 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
CN111443691A (zh) * 2020-05-26 2020-07-24 江铃汽车股份有限公司 汽车智能在线诊断方法及装置
JP2020120897A (ja) * 2019-01-30 2020-08-13 株式会社ノーリツ 救助情報提供装置、浴室システムおよび制御プログラム
JP2021018659A (ja) * 2019-07-22 2021-02-15 トヨタ自動車株式会社 乗物、情報処理システム、プログラム、および情報処理方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05233731A (ja) * 1992-02-21 1993-09-10 Toshiba Corp 医療支援システム及びこの医療支援システムに用いる病院来訪歴記憶媒体
JPH08180286A (ja) * 1994-12-27 1996-07-12 Casio Comput Co Ltd 現在位置通報装置及びシステム
JPH09198446A (ja) * 1996-01-19 1997-07-31 Hitachi Ltd 対話型自動問診方法及び装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05233731A (ja) * 1992-02-21 1993-09-10 Toshiba Corp 医療支援システム及びこの医療支援システムに用いる病院来訪歴記憶媒体
JPH08180286A (ja) * 1994-12-27 1996-07-12 Casio Comput Co Ltd 現在位置通報装置及びシステム
JPH09198446A (ja) * 1996-01-19 1997-07-31 Hitachi Ltd 対話型自動問診方法及び装置

Cited By (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003054762A1 (fr) * 2001-12-20 2003-07-03 Hikaru Ishii Procede permettant la fourniture de soins medicaux d'urgence
JP2003205031A (ja) * 2002-01-15 2003-07-22 Terumo Corp 腹膜透析支援システム
JP2004040397A (ja) * 2002-07-02 2004-02-05 Yasunori Arita 情報送受信システム
JP2004041472A (ja) * 2002-07-12 2004-02-12 Teijin Ltd 医用遠隔情報システム
US7337071B2 (en) 2002-11-18 2008-02-26 Hitachi, Ltd. Information processing system using base sequence-related information
WO2004046996A1 (ja) * 2002-11-18 2004-06-03 Hitachi, Ltd. 塩基配列関連情報を用いた情報処理システム
JPWO2004046996A1 (ja) * 2002-11-18 2006-03-16 株式会社日立製作所 塩基配列関連情報を用いた情報処理システム
US8433522B2 (en) 2002-11-18 2013-04-30 Hitachi, Ltd. Information processing system using nucleotide sequence-related information
US7831394B2 (en) 2002-11-18 2010-11-09 Hitachi, Ltd. Information processing system using nucleotide sequence-related information
JP2004246707A (ja) * 2003-02-14 2004-09-02 Mazda Motor Corp 自動車用健康管理システム、自動車用健康管理方法、及び、自動車用健康管理プログラム
JP2004287961A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Fujitsu Ltd 病名診断システムおよび患者マシン
JP2006114027A (ja) * 2004-09-14 2006-04-27 Yuji Maruyama 心身健康度評価システム
JP4531666B2 (ja) * 2005-09-15 2010-08-25 四国電力株式会社 医用診断システム
JP2007075413A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Shikoku Electric Power Co Inc 医用診断システム
WO2011155706A3 (ko) * 2010-06-11 2012-04-19 전자부품연구원 복합 생체신호 인식을 통한 건강관리시스템과 이를 이용한 건강관리방법
WO2011155706A2 (ko) * 2010-06-11 2011-12-15 전자부품연구원 복합 생체신호 인식을 통한 건강관리시스템과 이를 이용한 건강관리방법
KR20140005527A (ko) * 2012-07-04 2014-01-15 삼성전자주식회사 모델 기반의 사용자 일상 관리 장치 및 방법
JP2014153725A (ja) * 2013-02-04 2014-08-25 Secom Co Ltd 医療情報管理システム及び医療情報管理センタ装置
JP2014153724A (ja) * 2013-02-04 2014-08-25 Secom Co Ltd 医療情報管理システム及び医療情報管理センタ装置
JP2017518569A (ja) * 2014-05-14 2017-07-06 テラリコン インコーポレイテッド 医療データ処理のための進化型文脈的臨床データエンジン
KR102121957B1 (ko) * 2016-11-16 2020-06-26 주식회사 마이지놈박스 유전자 정보 및 사용자 위치 정보 기반 병원 검색 장치 및 방법
KR20180055098A (ko) * 2016-11-16 2018-05-25 주식회사 마이지놈박스 유전자 정보 및 사용자 위치 정보 기반 병원 검색 장치 및 방법
JP2019153222A (ja) * 2018-03-06 2019-09-12 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
CN109035698A (zh) * 2018-08-29 2018-12-18 广东工业大学 一种基于可穿戴设备的老年人安全健康监护系统
JP2020120897A (ja) * 2019-01-30 2020-08-13 株式会社ノーリツ 救助情報提供装置、浴室システムおよび制御プログラム
JP7265696B2 (ja) 2019-01-30 2023-04-27 株式会社ノーリツ 救助情報提供装置、浴室システムおよび制御プログラム
JP2021018659A (ja) * 2019-07-22 2021-02-15 トヨタ自動車株式会社 乗物、情報処理システム、プログラム、および情報処理方法
JP7147706B2 (ja) 2019-07-22 2022-10-05 トヨタ自動車株式会社 乗物、情報処理システム、プログラム、および情報処理方法
CN111443691A (zh) * 2020-05-26 2020-07-24 江铃汽车股份有限公司 汽车智能在线诊断方法及装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001344340A (ja) 自動診察システム及び方法、その記憶媒体並びに緊急通信救助システム
US8010386B2 (en) Method and a system for effecting transfer of a patient from a hospital via a computer network
US9171342B2 (en) Connecting patients with emergency/urgent health care
US20040073453A1 (en) Method and system for dispensing communication devices to provide access to patient-related information
US20040260577A1 (en) Electronic healthcare information and delivery management system with an integrated medical search architecture and capability
JP2002073822A (ja) 医療情報システム
JPH11250161A (ja) 医療相談システム
KR102479692B1 (ko) 빅데이터 및 클라우드 시스템 기반 인공지능 응급의료 의사결정 및 응급환자 이송 시스템과 그 방법
KR20190082203A (ko) 의료 지원 시스템 및 의료 지원 방법
JP2002049693A (ja) 病気のチェックシステム
KR100538580B1 (ko) 온라인 상에서의 병원 업무 처리 방법
JP2019028911A (ja) データ提供システム、データ生成装置およびデータ提供方法
JP2003303240A (ja) セカンドオピニオン支援システム及びセカンドオピニオン支援方法
US20040193447A1 (en) Website messaging system for public health information
Mash et al. The quality of feedback from outpatient departments at referral hospitals to the primary care providers in the Western Cape: a descriptive survey
WO2001090978A1 (fr) Systeme d'information medicale, procede correspondant, procede de reception d'information d'hopital, base de donnees d'information medicale, et terminal de patient pour la reception d'information d'hopital
JP2002215789A (ja) 在宅検診支援システム
CA2434255A1 (en) Method and system for dispensing communication devices to provide access to patient-related information
JP2002236757A (ja) 検査管理装置および疾病検査方法
JP2002197199A (ja) 健診結果の提供方法、医療機関の予約方法、医療情報の提供方法、医療機関システムおよびコンピュータ読取可能な携帯情報記憶媒体
Tong et al. Population-Based Linked Longitudinal Surveillance of Pregnant People and Their Infants: A Critical Resource for Emerging, Re-Emerging, and Persistent Threats
WO2023112483A1 (ja) 情報処理装置
JP2002007564A (ja) 人間ドックの予約システム及び予約方法
KR100538573B1 (ko) 온라인 상에서의 의료정보 관리 방법
AU2021104581A4 (en) Reach the unreached- a single window system for health care schemes of central government and state government

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040315

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040406