JP2003205031A - 腹膜透析支援システム - Google Patents

腹膜透析支援システム

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JP2003205031A
JP2003205031A JP2002005481A JP2002005481A JP2003205031A JP 2003205031 A JP2003205031 A JP 2003205031A JP 2002005481 A JP2002005481 A JP 2002005481A JP 2002005481 A JP2002005481 A JP 2002005481A JP 2003205031 A JP2003205031 A JP 2003205031A
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peritoneal dialysis
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Yasumasa Ohashi
康昌 大橋
Frederick Nefute
フレデリック ネフテ，
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Debiotech SA
Terumo Corp
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Debiotech SA
Terumo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 患者が自宅,移動先等で腹膜透析療法を行う
場合に発生したトラブルにほぼ実時間(リアルタイム)で
の対応が可能な腹膜透析支援システムの提供。 【解決手段】 腹膜透析ポンプに必要なプログラムを電
子的にロード可能にしたプログラムモジュールと、腹膜
透析ポンプを含む腹膜透析装置とからなる患者サイト
と、病院などの医療サイトからなり、腹膜透析における
異常と患者が判断した時にプログラムモジュールのスイ
ッチを押すと、その直前における保持されたデータを電
話回線,専用回線,インターネット等の情報通信ネットワ
ークを介して医療サイト,支援サイトに送信することを
可能としたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、腹膜透析療法を患
者の自宅、または旅行先等の移動先で行う場合の腹膜透
析支援システム及びその制御プログラム記憶媒体に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】患者が自宅等(患者サイト)で患者自身で
腹膜透析を行う場合の腹膜透析のデータを集積して遠隔
の医療機関(医療サイト)に送信し、それに従って患者の
状態に応じた処方を行うシステムが提案されている(特
開２００１−１８７０２７号公報)。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなシステムにおいては、定期的に腹膜透析データを医
療機関に送信するだけで、腹膜透析中に何らかのトラブ
ルが発生した場合、ほぼ実時間(リアルタイム)で何らか
の対応、処置が難しいという問題があった。
【０００４】本発明は、上記問題点を解決すべくなされ
たもので、患者が自宅,移動先等で腹膜透析療法を行う
場合に発生したトラブルにほぼ実時間(リアルタイム)で
の対応が可能な腹膜透析支援システムを提供することを
特徴とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、腹膜透析ポンプに必要なプログラムを電
子的にロード可能にしたプログラムモジュールと、腹膜
透析ポンプを含む腹膜透析装置とからなり、腹膜透析に
おける異常と患者が判断した時にその直前における保持
されたデータを電話回線,専用回線,インターネット等の
情報通信回線を介して医療サイト及びまたは支援サイト
に送信することを可能としたことを特徴とする腹膜透析
管理システムである。
【０００６】本発明はまた、腹膜透析ポンプに必要なプ
ログラムを電子的にロード可能にしたプログラムモジュ
ールに従って腹膜透析ポンプを含む腹膜透析装置を駆動
する工程のプログラムコードと、腹膜透析における異常
と判断した患者の指示に基づきその直前における保持さ
れたデータを電話回線,専用回線,インターネット等の情
報通信回線を介して医療サイト及びまたは支援サイトに
送信する工程のプログラムコードとからなることを特徴
とするコンピュータ可読記憶媒体である。
【０００７】また、電話回線,専用回線,インターネット
等の情報通信回線を介して医療サイトと双方向の音声及
び／またはリアムタイムの実画像による通話を可能とし
たことを特徴とする。また、インターネットは、ハイス
ピード・ブロードバンド・ネットワークを含むことを特
徴とする。また、実画像は、静止画像または動画像であ
ることを特徴とする。また、静止画像または動画像はデ
ジタルビデオカメラ,デジタルカメラ,携帯電話に備付け
のカメラにより撮像されることを特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照しながら説明する。図１は、本発明の腹膜透析
支援(管理)システムを示すものである。
【０００９】図１において、1は患者サイト(患者の自
宅、旅行,出張先等の移動先を含む)、２は医療サイト、
３は電話回線,専用回線(ＬＡＮ), ハイスピード・ブロ
ードバンド・ネットワークを含むインターネット等の情
報通信ネットワーク(情報通信手段)である。
【００１０】２は病院,診療所等の医療サイトで、情報
サーバー200には、制御部20、外部通信部21、表示部2
2、入力部23、患者データ、腹膜透析プログラム等のデ
ータを記憶する記憶部24、必要に応じてプリントアウト
する印刷部25等を含んでいる。４は支援サイトでデータ
ベース(記憶部)に患者Ｐの患者情報とともに、携帯型ポ
ンプ105の情報(シリアル番号,メンテナンス情報等)を記
憶している。
【００１１】また、Ｉ−モード機能等を有し、制御部24
0、外部通信部241、表示部242、入力部243、患者デー
タ、腹膜透析プログラム等のデータを記憶する記憶部24
4、撮像部247を備えた携帯電話28とも有線または無線で
接続可能かのうとなっており、医療サイト以外の場所か
らでも患者Ｐと双方向の通信が可能となっている。
【００１２】患者サイト１において、腹膜透析システム
100が構成されている。この腹膜透析システム100は、小
型で可逆回転できるローラポンプを1つ備えた300ｇｗ〜
1000ｇｗ程度の計量かつシンプルな構造のカセット着脱
式携帯型腹膜透析ポンプ105に必要なプログラムを電子
的にロード可能にしたプログラムモジュールを含む携帯
型パーソナル・コンピュータ101、腹膜透析液容器102、
腹膜透析液を加熱する加熱部(加熱手段)106、腹膜透析
液,透析排液が所定の方向に流れるようにするための逆
止弁を備えた多方活栓(多方バルブ手段)107、排液容器1
08を含んでいる。
【００１３】携帯型パーソナル・コンピュータ101で、
ＣＤ−ＲＯＭ，フロッピィディクなどにプログラムされ
て記憶されたコンピュータ可読記憶媒体(記憶手段)14ａ
から患者Ｐの腹膜機能(別途試験により得られた機能
で、残腎機能、腹膜の総括移動・膜面積係数、反撥係
数、限外濾過量、体内での溶質生成速度等の少なくとも
いずれかを含む)を考慮した腹膜透析モード，腹膜透析
パターン(繰返し注排液,ダイダール注排液等)を読み取
り、外部通信部(不図示)を備えた携帯型腹膜透析ポンプ
105へその駆動情報等の制御情報を外部通信部11を介し
て送信する。
【００１４】また、医療サイト２のデータベース(記憶
部)24に情報通信ネットワーク３を介してアクセスして
携帯型腹膜透析ポンプ105の駆動に必要なプログラムモ
ジュールを携帯型腹膜透析ポンプ105にダウンロードし
てもよい。送信された情報(信号)に基づいて、携帯型腹
膜透析ポンプ105により、患者Ｐへの腹膜透析の注液,患
者Ｐからの排液が行われる。この動作状況は、ＥＥＰＲ
ＯＭ等を含む記憶部14に所定時間毎(例えば５分毎)に所
定時間(例えば１時間分)記憶され、順次更新される。患
者Ｐは、表示部12の画面で腹膜透析の状況を確認するこ
とができる。
【００１５】また、情報通信ネットワーク３をハイスピ
ード・ブロードバンド・ネットワーク利用可能とすれ
ば、腹膜透析の間、ウェブ・サーバー(不図示)にアクセ
スして携帯型パーソナル・コンピュータ101のカラーの
表示部12で映画などの番組,音楽の鑑賞をすることで、
リラッスクスして腹膜透析を受けることも可能となる。
【００１６】何らかのトラブルが発生するとマウス等の
入力部13をクリック(入力)すると、その時点の直前(数
分程度直前)の情報が記憶部14に記憶、保持されると同
時に制御部10で自己診断が行われ、トラブル(エラー)の
内容とその対応のガイダンスが表示部12に表示され、音
声ガイダンスも行われる。患者Ｐ自身がまずこのトラブ
ルに対応する処理を行う。トラブルが解消されれば、そ
の旨を入力部13で入力すると、腹膜透析が再開される。
【００１７】患者Ｐ自身によりトラブルが解消できない
場合、その旨の入力(指示)を入力部13で行うと外部通信
部11、電話回線,専用回線,インターネット等の情報通信
ネットワーク３を介して医療サイト２にトラブルの情報
が、患者ＰのＩＤ, 携帯型腹膜透析ポンプ105のシリア
ル番号と共に送信される。送信(ｅ-メールとしても可
能)された情報は、医療サイト２の外部信部21を介して
情報サーバー200の記憶部24に、患者ＰのＩＤ, 携帯型
腹膜透析ポンプ105のシリアル番号と共に記憶され、表
示部22に表示されるので主治医が適切な指示を行い、こ
の指示に従って患者Ｐ自身が対処できる。トラブルが解
消されれば、その旨を入力部13で入力すると、腹膜透析
が再開される。
【００１８】携帯型パーソナル・コンピュータ101にｉ
−モード,ブロードバンド・ネットワーク等の接続可能
で小型カメラ等の撮像手段を備えたPHS，携帯電話18,2
8,デジタル・ビデオカメラ,デジタルカメラ等(不図示)
を接続して有線または無線でカラーの静止画像及び／ま
たは動画像をほぼ実時間(リアルタイム)で表示部12,22,
142,242に表示可能として医療サイト２と双方向の通信
を行うようにすれば、医療サイト２から患者Ｐに対して
よりきめ細かい指示が可能となる。必要に応じて、支援
サイト４と患者サイト１との間でも上記の内容と同様に
情報通信ネットワーク３を介して双方向の情報通信を可
能とすると医療サイト２で対処不可能なトラブルにも２
４時間体制で支援可能となる。
【００１９】
【発明の効果】腹膜透析ポンプに必要なプログラムを電
子的にロード可能にしたプログラムモジュールと、腹膜
透析ポンプを含む腹膜透析装置とからなり、腹膜透析に
おける異常と患者が判断した時にその直前における保持
されたデータを電話回線,専用回線,インターネット等の
情報通信ネットワークを介して医療サイト及びまたは支
援サイトに送信することを可能としたことを特徴とする
腹膜透析支援システムであるので、画像を含む双方向情
報通信により、腹膜透析システムの異常時に患者の自
宅,旅行先,出張先等の移動先においてもほぼリアルタイ
ムで速やかに対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の腹膜透析支援システムの構成図であ
る。
【符号の説明】
１…患者サイト、２…医療サイト、３…情報通信ネット
ワーク、４…支援サイト、100…腹膜透析システム、Ｐ
…患者
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｆ 17/60 Ｇ０６Ｆ 9/06 ６４０Ａ (72)発明者 大橋 康昌 東京都渋谷区幡ヶ谷２丁目44番１号 テル モ株式会社内 (72)発明者 ネフテ， フレデリック スイス国，セアッシュー1004 ローザン ヌ，セブラン28 ルポルティーク Ｆターム(参考） 4C077 AA06 BB01 DD30 KK30 NN14 5B076 AB17 BB06 BB17 5B085 BA06 BE07 BG02 BG07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】腹膜透析ポンプに必要なプログラムを電子
    的にロード可能にしたプログラムモジュールと、 腹膜透析ポンプを含む腹膜透析装置とからなり、 腹膜透析における異常と患者が判断した時にその直前に
    おける保持されたデータを電話回線,専用回線,インター
    ネット等の情報通信ネットワークを介して医療サイト及
    びまたは支援サイトに送信することを可能としたことを
    特徴とする腹膜透析支援システム。
  2. 【請求項２】電話回線,専用回線,インターネット等の該
    情報通信ネットワークを介して医療サイトと双方向の音
    声及び／またはリアムタイムの実画像による通話を可能
    としたことを特徴とする請求項１に記載の腹膜透析支援
    システム。
  3. 【請求項３】該インターネットは、ブロードバンドネッ
    トワークを含むことを特徴とする請求項２に記載の腹膜
    透析支援システム。
  4. 【請求項４】該実画像は、静止画像または動画像である
    ことを特徴とする請求項２に記載の腹膜透析支援システ
    ム。
  5. 【請求項５】該静止画像または動画像はデジタルビデオ
    カメラ,デジタルカメラ,携帯電話に備付けのカメラによ
    り撮像されることを特徴とする請求項４に記載の腹膜透
    析支援システム。
  6. 【請求項６】腹膜透析ポンプに必要なプログラムを電子
    的にロード可能にしたプログラムモジュールに従って腹
    膜透析ポンプを含む腹膜透析装置を駆動する工程のプロ
    グラムコードと、 腹膜透析における異常と判断した患者の指示に基づきそ
    の直前における保持されたデータを電話回線,専用回線,
    インターネット等の情報通信回線を介して医療サイト及
    びまたは支援サイトに送信する工程のプログラムコード
    とからなることを特徴とするコンピュータ可読記憶媒
    体。
  7. 【請求項７】電話回線,専用回線,インターネット等の該
    情報通信ネットワークを介して医療サイトと双方向の音
    声及び／またはリアムタイムの実画像による通話行う工
    程を可能としたことを特徴とする請求項６に記載のコン
    ピュータ可読記憶媒体。
  8. 【請求項８】該インターネットは、ブロードバンドネッ
    トワークを含むことを特徴とする請求項６に記載のコン
    ピュータ可読記憶媒体。
  9. 【請求項９】該実画像は、静止画像または動画像である
    ことを特徴とする請求項６に記載のコンピュータ可読記
    憶媒体。
  10. 【請求項１０】該静止画像または動画像はデジタルビデ
    オカメラ,デジタルカメラ,携帯電話に備付けのカメラに
    より撮像されることを特徴とする.請求項６に記載のコ
    ンピュータ可読記憶媒体。
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