JP2001187027A - 医療機器による測定データの遠隔収集装置及び方法 - Google Patents

医療機器による測定データの遠隔収集装置及び方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭内における透析患者の測定データを、病
院側が入手の必要ありと判断する任意のタイミングで取
得することができる医療機器による測定データの遠隔収
集装置及び方法を提供する。 【解決手段】 患者の健康状態を測定する医療データ測
定部と、医療データ測定部において測定したデータを送
信する測定データ送信部と、通信回線を通じて送信され
てくるデータを遠隔受信する測定データ受信部とで構成
される医療機器による測定データの遠隔収集装置であっ
て、医療データ測定部と測定データ送信部との間に、複
数回分の測定データを保持できる測定データバッファ部
を含み、測定データ受信部側から測定データの送信開始
命令を測定データ送信部に送ることができ、送信開始命
令によって測定データ送信部が測定データバッファ部に
保持されている測定データを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療用測定機器を
家庭内で患者が使用する場合における、測定データの遠
隔収集装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】腹膜透析を行う場合、患者の腹壁を通っ
て腹腔に案内されているカテーテルを介して、患者の身
体自身の液体に対して濃度勾配を有する透析液によって
腹膜内が充填される。患者の腹膜は半透膜として機能
し、患者の身体内の毒素や老廃物等が腹腔内に移動す
る。そして、腹腔内の毒素や老廃物等を排液とともに体
外へ排出する。
【0003】具体的には、透析液バッグ、排液バッグ、
カテーテルに接続した延長チューブ等を接続して、腹腔
内に透析液を注入して、所定時間(3〜5時間)貯留し
た後に毒素・老廃物等の貯まった液を排液バッグに捨て
る。透析液はチューブを通じて患者の腹腔内に注入さ
れ、毒素や老廃物等の液もチューブを通じて排液バッグ
へ捨てられる。
【0004】かかる透析を、患者の生活習慣や社会環境
等の理由によって、病院ではなく家庭内で行う必要があ
る場合、医師による病院での診断に基づいた透析実行パ
ターンに基づいて行われ、透析実行時の除水量や体重変
化等の測定データは、以後の診療に活用すべく、再度病
院側へ届けられる必要がある。
【0005】かかる場合に、従来は、透析機器より直接
フロッピディスク等の可搬型記録媒体へ測定データを記
録し、患者が病院へ通院する際に当該記録媒体を持参し
て病院側へ渡すというのが通常であった。
【0006】しかしながら、かかる方法では患者の状態
をタイムリーに把握することができず、患者の状態変化
への対応が遅れがちになることから、医療効果の観点か
らも何らかの対策が必要となっていた。すなわち、透析
機器においては、透析実行前に予め患者の症状に合わせ
て、患者ごとの透析時間中の総除水量と至適透析量を決
定し、透析液の濃度を決定し、総除水量に応じて透析時
間の各時間における除水速度を決定しているが、患者の
症状や体重は日々変化するため、その日の状況に応じて
前回の透析時の目標除水量や透析時間等を弾力的に変更
する方が望ましいことは言うまでもない。
【0007】そこで、フロッピディスク等の可搬型記録
媒体を介さず、直接通信回線を通じて病院へ測定データ
を送信する方法が種々考えられている。こうすること
で、患者側で透析を行った際の測定データは、透析終了
時点における測定データとして病院側で容易に入手でき
るようになり、患者の状態に応じた対応が可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の方法で
は、1回の透析作業についての測定データしか保持でき
ず、病院側への測定データ送信は、透析を実行するたび
に行う必要があった。したがって、測定データの送信タ
イミングは患者の透析実行時間に依存しており、病院側
で測定データの入手タイミングを制御することは依然と
してできなかった。
【0009】また、透析は一日に3〜4回、時間を分け
て行うのが通常であるが、患者の社会復帰等を考慮し
て、夜間就寝中に数回まとめて行われることも多い。こ
のような場合においては、病院側のサーバコンピュータ
が夜間ファイルバックアップ作業等のために通信停止状
態となっていることも多く、患者の測定データを病院側
へ確実に送信することができないおそれがあるという問
題点があった。
【0010】本発明は、上記問題点を解消すべく、家庭
内における透析における患者の測定データを、病院側が
入手の必要ありと判断する任意のタイミングで取得する
ことができる医療機器による測定データの遠隔収集装置
及び方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明にかかる医療機器による測定データの遠隔収集
装置は、患者の健康状態を測定する医療データ測定部
と、医療データ測定部において測定したデータを送信す
る測定データ送信部と、通信回線を通じて送信されてく
るデータを遠隔受信する測定データ受信部とで構成され
る医療機器による測定データの遠隔収集装置において、
医療データ測定部と測定データ送信部との間に、複数回
分の測定データを保持できる測定データバッファ部を含
み、測定データ受信部側から測定データの送信開始命令
を測定データ送信部に送ることができ、送信開始命令に
よって測定データ送信部が測定データバッファ部に保持
されている測定データを送信することを特徴とする。
【0012】かかる構成により、病院側では、患者のデ
ータが必要となった任意の時点で、前回送信時から現在
まで蓄積されてきた患者の透析結果データを入手するこ
とができ、患者側ではデータの送信に関して一切の操作
の必要がなくなる。
【0013】また、本発明にかかる医療機器による測定
データの遠隔収集装置は、医療データ測定部が、腹膜透
析における除水量及び透析時における患者の体重変化及
び血圧を測定する手段を備えることが好ましい。透析に
よる効果を測る上で重要な指標だからである。
【0014】また、本発明にかかる医療機器による測定
データの遠隔収集装置は、医療データ測定部において、
測定時間の開始時点の日付を測定データの日付とし、開
始時点が午前0時を超え、かつ所定の時刻を超えない範
囲内である測定データについては、測定時間の開始時点
の前日の日付とすることが好ましい。日ごとの測定デー
タの二重持ちや欠損を未然に防止することができるから
である。
【0015】また、本発明にかかる医療機器による測定
データの遠隔収集装置は、測定データ受信部側にいる医
師の指示によって、測定データ送信部に医療データ測定
部における透析実行パターンの更新データを送ることが
でき、更新データによって透析実行パターンを更新する
手段を有することが好ましい。患者の様態に合わせた適
切な医療指示が可能となるからである。
【0016】また、本発明は、上記のような医療機器に
よる測定データの遠隔収集装置の機能をコンピュータの
処理ステップとして実行するソフトウェアを特徴とする
ものであり、具体的には、患者の健康状態を測定する工
程と、測定したデータを送信する工程と、通信回線を通
じて送信されてくるデータを遠隔受信する工程とを含
み、患者の健康状態を測定する工程と測定したデータを
送信する工程との間に、複数回分の測定データを保持す
る工程をさらに含み、測定データを遠隔受信する側から
測定データの送信開始命令を測定データを送信する側へ
送ることができ、送信開始命令によって測定データを送
信する側が保持されている測定データを送信する方法並
びにそのような工程をプログラムとして記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体であることを特徴とす
る。
【0017】かかる構成により、コンピュータ上へ当該
プログラムをロードさせ実行することで、病院側では、
患者のデータが必要となった任意の時点で、前回送信時
から現在まで蓄積されてきた患者の透析結果データを入
手することができ、患者側ではデータの送信に関して一
切の操作の必要がなくなる測定データの遠隔収集装置を
実現することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態にかか
る医療機器による測定データの遠隔収集装置について、
図面を参照しながら説明する。図1は、従来の医療機器
による測定データの収集方法の説明図である。
【0019】図1において、11は患者が家庭内等で医
療機器を使用した際のデータを測定する医療データ測定
部を示し、12は測定したデータを記録する可搬性を有
する記録媒体を、13は病院側での医療データ受入部
を、14は患者に関する情報を集積した患者情報データ
ベースを、それぞれ示す。
【0020】図1に示すように、従来は医療データ測定
部11において、事前に設定されている透析実行パター
ンに沿って行われた透析の効果等を確認するために、例
えば除水量や貯留時間、あるいは患者の体重変化等のデ
ータを測定する。測定された結果は、透析を1回行うご
とにフロッピディスク等の可搬性を有する記録媒体12
に記録され、患者が次回通院する際に当該可搬性を有す
る記録媒体12を持参することで、病院側に接地されて
いる医療データ受入部13によって読み込まれて、患者
情報データベース14に記録される。
【0021】図2は、本発明の実施の形態にかかる医療
機器による測定データの遠隔収集装置における測定デー
タ送受信部分の説明図である。図2において、21は透
析を行った結果データを一時的に記録しておくデータバ
ッファ部を示す。また、22及び23は患者が透析を行
う家庭や会社等と病院とでデータの授受を行う遠隔通信
部を、24は遠隔通信を行う経路である通信回線を、そ
れぞれ示す。
【0022】図2に示すように、本実施の形態において
は従来の方法とは異なり、医療データ測定部11と遠隔
通信部(患者側)22の間に、一時的に透析を行った結
果データを記録しておくデータバッファ部21を設け
て、医療データ測定部11における測定結果を蓄積して
いる。そして、病院側で患者のデータが必要となった場
合には、遠隔通信部(病院側)23から遠隔通信部(患
者側)22に対してデータバッファ部21に蓄積されて
いる結果データの送信開始命令を送信し、送信開始命令
を受け取った時点でデータバッファ部21に蓄積されて
いる結果データをすべて送信する。あるいは、必要に応
じてデータの一部を送信することも可能である。
【0023】病院側で、送信されてきた結果データの受
信が正常に完了したことが確認できたら、正常終了信号
を遠隔通信部(病院側)23から遠隔通信部(患者側)
22に対して送信する。遠隔通信部(患者側)22が正
常終了信号を受け取ったら、データバッファ部21へ蓄
積されている結果データはすべて削除される。
【0024】通信途上で何らかの障害が発生し、病院側
で全ての結果データを受信できたことが一定時間が経過
しても確認できない場合には、異常終了信号を遠隔通信
部(病院側)23から遠隔通信部(患者側)22に対し
て送信する。遠隔通信部(患者側)22が異常終了信号
を受け取ったら、データバッファ部21へ蓄積されてい
る結果データを今一度病院側へ再送し、所定の回数再送
を試みても正常終了信号を確認できない場合には通信を
終了する。
【0025】こうすることで、病院側にとっては、患者
のデータが必要となった任意の時点で、前回送信時から
現在まで蓄積されてきた患者の透析結果データを、通信
回線24を通じて入手することが可能となる。この際、
患者側では何の操作の必要もない。
【0026】なお、医療データ測定部11からデータバ
ッファ部21への結果データの記録は、透析の1サイク
ルが完了した時点で行われる。こうすることで、透析途
上で病院側からデータバッファ部21に蓄積されている
結果データの送信開始命令が送信されたきたとしても、
前回までの結果データを確実に病院側へ送信することが
可能となる。
【0027】また、通信回線24としては、通常の電話
回線でも良いし、ISDNを用いるものであっても良
く、特に限定されるものではない。データ量に応じて相
応の転送速度で結果データを転送できるもので有れば良
い。
【0028】図3は、本発明の実施の形態にかかる医療
機器による測定データの遠隔収集装置における処理の流
れ図を示している。図3において、まず患者ごとに透析
実行パターンを事前に設定しておき(ステップS3
1)、当該透析実行パターンに基づいて透析を行う(ス
テップS32)。その際、注液量や除水量、体重の変化
等を測定データとして測定し、測定結果としてデータバ
ッファ部21へ送る(ステップS33)。データバッフ
ァ部21では、病院側から送信開始命令が送信されてく
るまで、すべての結果データを累積的に保存する(ステ
ップS34)。
【0029】一方、病院側では、患者のデータが必要と
なった場合に、遠隔通信部(患者側)22に対して、デ
ータバッファ部21にそれまで蓄積されてきた測定デー
タの送信を要求する送信開始命令を送信する(ステップ
S35)。患者側では、送信開始命令の受信を確認した
ら(ステップS35:Yes)、要求に応じて病院側サ
ーバへ前回送信時から現在までに蓄積されている測定デ
ータの全ての送信を開始する(ステップS36)。
【0030】全ての測定データの送信が完了して、病院
側サーバから正常終了信号が送信されてきた時点で(ス
テップS37:Yes)、データバッファ部21に蓄積
されている測定データをすべて消去する(ステップS3
8)。
【0031】測定データの送信途上で通信障害等が発生
している場合には(ステップS37:No)、所定の回
数だけ再送を試み(ステップS39)、通信障害が解消
しない場合には測定データを消去せずに処理を終了する
(ステップS39:Yes)。
【0032】次に、図4から図7を用いて、本発明の一
実施例にかかる医療機器による測定データの遠隔収集装
置について説明する。図4は、本発明の実施の形態にか
かる医療機器による測定データの遠隔収集装置における
送信対象となるデータの例示図である。
【0033】図4において、設定データとは、透析実行
パターンを示しているデータであって、注液量や除水
量、および貯留時間と除水時間のスケジューリング、等
を定めるためのパラメータを集めたものである。かかる
データに基づいて設定されたスケジュールに従って、患
者は透析を実行することになる。
【0034】また、トラブルデータとは、透析実行時に
おけるハードウェア障害や患者側に起きたトラブル等の
発生状況を示すものであり、医療機器のメンテナンス等
に活用するデータである。さらに、体重データとは、透
析実行前後における患者の体重を記録したもの、除水デ
ータとは、透析によって患者から除去された除水量がど
の程度であったのかを示す測定値を示している。
【0035】実際には、これらのデータを日ごとに集積
したデイリーデータとして、一括してデータバッファ部
21へ記録し、病院側サーバへ送信する対象としてい
る。一日に複数回透析を行う場合には、毎回ごとに当日
分データとして集積される、したがって、回数分の測定
データが記録されている。
【0036】実際の病院外における透析においては、患
者の社会復帰を促進するために、一日に数回透析を行う
のではなく、夜間1回にまとめて行われることが多い。
この場合、0時を挟んで行われる場合や0時以降に行わ
れる場合においては、デイリーデータとして前日の日付
とするのか、当日の日付とするのかが問題となる。
【0037】すなわち、図5に示すような透析パターン
となる場合を考慮する必要がある。ここで、51は透析
実行時間帯を示している。原則として透析開始時刻をも
って日付を付加するものとすると、図5(a)に示す透
析パターンのように0時以前に透析を行い、次の日の夜
にも0時以前から透析を行うような場合には何ら問題は
生じない。しかし、図5(b)に示す透析パターンのよ
うに0時以降に透析を行い、次の日の夜には0時以前か
ら透析を行うような場合においては、当日の日付が付さ
れた測定データが2個存在し、前日の測定データがない
と判断されてしまう結果となる。かかる状態を放置する
と、病院側で患者が毎日きちんと透析を行っているか否
かの判断が困難となり、妥当ではない。
【0038】そこで、かかる状態からの回避を図るため
に、患者の透析時間に応じて、日付変更基準時を変更す
ることで対応することができる。例えば、次の日の午前
6時までには必ず透析が完了している患者で有れば、次
の日の午前6時までの測定データについてはその日の日
付を付加する。したがって図5(b)に示す透析パター
ンでは、1回目の透析データが前日分、2回目の透析デ
ータが当日分となる。こうすることで、デイリーデータ
の二重持ち、あるいはデイリーデータの欠損を未然に防
止することが可能となる。
【0039】また、例えば医師の処方等によって、医療
データ測定部11における設定ファイルを更新すること
ができるようにすることも考えられる。すなわち、遠隔
通信部22及び23を通じて、病院側から更新した設定
ファイルを送信することで、医療データ測定部11にお
ける設定ファイルを更新するものである。
【0040】このことにより、透析実行時における患者
の状態を測定データの病院での解析結果によって医師が
適切に判断し、様態に応じたきめ細かい透析実行パター
ンを指示することができることから、より患者の様態に
即した治療を、病院外においても受けることができるよ
うになることが期待できる。
【0041】さらに、図6に示すように測定データ解析
部61を設けることで、その解析結果に基づいた設定フ
ァイルの作成を行うことができるようにすることも考え
られる。かかる設定ファイルの作成は、解析結果を表示
しながら操作者が手動で入力するものであっても良い
し、医療データ測定部11が動的に行うものであっても
良い。
【0042】このことにより、患者の日々の様態に応じ
て、適切な透析実行パターンを定めることができること
から、よりきめ細かく病院外における透析の実行を制御
することが可能となる。
【0043】また、具体的なファイルの構造の一例とし
ては、図7のような構造も考えられる。すなわち、患者
ごとに区分されたディレクトリ内に、月ごとのディレク
トリと設定データ、月ごとのトラブルデータ、月ごとの
体重データ、月ごとの除水データを並列に保存する構造
を有し、月ごとのディレクトリ下にデイリーデータとし
て、毎日の透析データ、すなわち設定データ、トラブル
データ、体重データ、除水データ等を一括してまとめた
データを日ごとに集めたデータを保存する。かかる構造
とすることで、病院側の集計処理の手間が省けるととも
に、日ごとの患者の様態の変化も的確に把握することが
可能となる。
【0044】また、トラブルファイルは、その性質から
上書きせずに追記のみ許されるファイルとする。また、
ファイルの保存期間は3ヶ月程度が望ましく、それより
古いファイルについては自動的に削除することも可能で
ある。
【0045】以上のように、本実施の形態によれば、患
者が透析の結果データを病院へ送付することを意識する
ことなく、また病院側にとって必要な時点で、患者の透
析結果データを入手することが可能となる。
【0046】なお、本発明の実施の形態にかかる医療機
器による測定データの遠隔収集装置を実現するプログラ
ムを記憶した記録媒体は、図7に示す記録媒体の例に示
すように、CD−ROM72−1やフロッピディスク7
2−2等の可搬型記録媒体72だけでなく、通信回線の
先に備えられた他の記憶装置71や、コンピュータ73
のハードディスクやRAM等の記録媒体74のいずれで
も良く、プログラム実行時には、プログラムはローディ
ングされ、主メモリ上で実行される。
【0047】また、本発明の実施の形態にかかる医療機
器による測定データの遠隔収集装置により生成された患
者情報データ等を記録した記録媒体も、図7に示す記録
媒体の例に示すように、CD−ROM72−1やフロッ
ピディスク72−2等の可搬型記録媒体72だけでな
く、通信回線の先に備えられた他の記憶装置71や、コ
ンピュータ73のハードディスクやRAM等の記録媒体
74のいずれでも良く、例えば本発明にかかる医療機器
による測定データの遠隔収集装置を利用する際にコンピ
ュータ73により読み取られる。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明にかかる医療機器に
よる測定データの遠隔収集装置によれば、患者が透析の
結果データを病院へ送付することを意識することなく、
また病院側にとって必要な時点で、患者の透析結果デー
タを入手することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の医療機器による測定データの収集シス
テムのブロック構成図
【図2】 本発明の実施の形態にかかる医療機器による
測定データの遠隔収集装置のブロック構成図
【図3】 本発明の実施の形態にかかる医療機器による
測定データの遠隔収集装置における処理流れ図
【図4】 本発明の実施の形態にかかる医療機器による
測定データの遠隔収集装置における測定データファイル
の構成図
【図5】 透析実行パターンの説明図
【図6】 本発明の一実施例にかかる医療機器による測
定データの遠隔収集装置のブロック構成図
【図7】 本発明の一実施例にかかる医療機器による測
定データの遠隔収集装置における測定データファイルの
構成図
【図8】 記録媒体の例示図
【符号の説明】
11 医療データ測定部 12 可搬型記録媒体 13 医療データ受入部 14 患者情報データベース 21 データバッファ部 22 遠隔通信部(患者側) 23 遠隔通信部(病院側) 24 通信回線 51 透析実行時間帯 61 測定データ解析部 81 回線先の記憶装置 82 CD−ROMやフロッピーディスク等の可搬型記
録媒体 82−1 CD−ROM 82−2 フロッピーディスク 83 コンピュータ 84 コンピュータ上のRAM/ハードディスク等の記
録媒体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者の健康状態を測定する医療データ測
    定部と、 前記医療データ測定部において測定したデータを送信す
    る測定データ送信部と、 通信回線を通じて送信されてくるデータを遠隔受信する
    測定データ受信部とで構成される医療機器による測定デ
    ータの遠隔収集装置において、 前記医療データ測定部と前記測定データ送信部との間
    に、複数回分の測定データを保持できる測定データバッ
    ファ部を含み、前記測定データ受信部側から前記測定デ
    ータの送信開始命令を前記測定データ送信部に送ること
    ができ、前記送信開始命令によって前記測定データ送信
    部が前記測定データバッファ部に保持されている前記測
    定データを送信することを特徴とする医療機器による測
    定データの遠隔収集装置。
  2. 【請求項2】 前記医療データ測定部が、腹膜透析にお
    ける除水量及び透析時における患者の体重変化を測定す
    る手段を備えた請求項1記載の医療機器による測定デー
    タの遠隔収集装置。
  3. 【請求項3】 前記医療データ測定部において、測定時
    間の開始時点の日付を前記測定データの日付とし、前記
    開始時点が午前0時を超え、かつ所定の時刻を超えない
    範囲内である前記測定データについては、前記測定時間
    の開始時点の前日の日付とする請求項1又は2記載の医
    療機器による測定データの遠隔収集装置。
  4. 【請求項4】 前記測定データ受信部側にいる医師の指
    示によって、前記測定データ送信部に前記医療データ測
    定部における透析実行パターンの更新データを送ること
    ができ、前記更新データによって前記透析実行パターン
    を更新する手段を有する請求項1から3のいずれか一項
    に記載の医療機器による測定データの遠隔収集装置。
  5. 【請求項5】 患者の健康状態を測定する工程と、 測定したデータを送信する工程と、 通信回線を通じて送信されてくるデータを遠隔受信する
    工程とを含み、 前記患者の健康状態を測定する工程と前記測定したデー
    タを送信する工程との間に、複数回分の測定データを保
    持する工程をさらに含み、 前記測定データを遠隔受信する側から前記測定データの
    送信開始命令を前記測定データを送信する側へ送ること
    ができ、前記送信開始命令によって前記測定データを送
    信する側が保持されている前記測定データを送信するこ
    とを特徴とする医療機器による測定データの遠隔収集方
    法。
  6. 【請求項6】 患者の健康状態を測定するステップと、 測定したデータを送信するステップと、 通信回線を通じて送信されてくるデータを遠隔受信する
    ステップとを含み、 前記患者の健康状態を測定するステップと前記測定した
    データを送信するステップとの間に、複数回分の測定デ
    ータを保持するステップをさらに含み、 前記測定データを遠隔受信する側から前記測定データの
    送信開始命令を前記測定データを送信する側へ送ること
    ができ、前記送信開始命令によって前記測定データを送
    信する側が保持されている前記測定データを送信するこ
    とを特徴とするコンピュータに実行させるプログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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