JP2001337998A - 医療用モニタシステム、その制御方法、コンピュータ可読メモリ - Google Patents

医療用モニタシステム、その制御方法、コンピュータ可読メモリ

Info

Publication number
JP2001337998A
JP2001337998A JP2000161156A JP2000161156A JP2001337998A JP 2001337998 A JP2001337998 A JP 2001337998A JP 2000161156 A JP2000161156 A JP 2000161156A JP 2000161156 A JP2000161156 A JP 2000161156A JP 2001337998 A JP2001337998 A JP 2001337998A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
medical
section
intake
patient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000161156A
Other languages
English (en)
Inventor
Akinori Zaitsu
昭憲 財津
Ko Ishikawa
皇 石川
Kenji Nakahara
健治 中原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Terumo Corp filed Critical Terumo Corp
Priority to JP2000161156A priority Critical patent/JP2001337998A/ja
Publication of JP2001337998A publication Critical patent/JP2001337998A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 Intake/Outputトレンドグラフ内の任意の区
間内データ集計をし、その値を即座に操作者に知らしめ
ることが可能な医療用モニタシステムの提供。 【解決手段】 患者の摂り込み情報を時系列的に表示す
る表示手段と、表示手段内の任意の2点を設定する区間
設定手段を設け、区間設定手段により設定された区間内
の該摂り込み情報の内容を知らしめる設定区間集計告知
手段とを含むことを特徴とする医療用モニタシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一人の患者に対し
この患者のIntake (摂取)およびOutput(排出または排
泄)情報を無線及び/または有線による通信および操作
者の随時情報入力に伴い、リアルタイムに患者出納情報
をモニタする医療用モニタシステム、その制御方法、そ
の制御方法に関するコンピュータ可読メモリに関する。
ここでIntake情報とは、例えば患者に注入された(患者
が摂取した)薬剤等の量に関する情報であり、Output情
報とは、この患者から排泄(排出)される尿、排便、血液
透析における限外ろ過量等の量に関する情報である。ま
た、患者出納情報(Intake/Output情報)とは、患者の摂
り込み量と排泄の量の両方を対比させて示す情報であ
る。
【0002】
【従来の技術】近年の医療の進歩に伴い治療方法やそれ
に用いる薬剤の種類も増加し、投与方法も複雑化してき
ている。これにより、複数の医療用ポンプを一人の患者
に対して同時に使用する治療方法が増加してり、またこ
のような複数のシリンジポンプ、輸液ポンプ等の医療用
ポンプからの薬液の投与流量や電解質情報をリアルタイ
ム表示する方法が明らかにされている。
【0003】例えば、「輸液ロボット(試作2号機)」
(麻酔・集中治療とテクノロジー/1993年;146〜152ペ
ージ)で開示されているような輸液ロボットでは、パー
ソナルコンピュータを用いて複数の医療用ポンプからの
情報を収集し、表やグラフに集計するシステムが明らか
になっている。このようなシステムが具現化され、患者
に対する輸液量などのIntake情報と、尿,便,出血量, 限
外ろ過量等のOutput情報の出納トレンドグラフ表示が可
能となり、循環状態の安定度が一目で理解できるように
なり、また輸液監視業務の省力化にも繋がっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、患者の
水分や電解質などのトレンドグラフを表示するにして
も、一時期に急峻にIntake/Outputデータが変化した場
合などは、急峻に変化した分がどの程度の量なのかが正
確かつ簡便に操作者に知らしめる方法が明らかになって
いなかった。
【0005】本発明は、このような問題点を鑑み、Inta
ke/Outputトレンドグラフ内の任意の区間内データ集計
をし、その値を即座に操作者(医者、看護婦等の医療従
事者)に知らしめることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、一人の患者に対し複数の医療用ポンプを
用いて薬液等を投与し、医療用ポンプの送液流量等の患
者についての摂取情報をリアルタイムで無線及び/また
は有線による通信によりモニタする医療用モニタシステ
ムであって、患者の摂取情報を時系列的に表示する表示
手段と、表示手段内の任意の2点を設定する区間設定手
段を設け、区間設定手段により設定された区間内の該摂
取情報の内容を知らめる設定区間集計告知手段とを含む
ことを特徴とするものである。
【0007】さらに、尿量、出血量、排便量等を測定す
る装置から患者についての排出情報及び血液透析器から
のろ過液・透析液等による水分出納情報をリアルタイム
による無線及び/または有線による通信あるいは、逐次
の操作者による入力により患者の医療的出納をモニタす
るシステムを備え、このシステムは、患者の摂取/排出
情報を時系列的に表示する出納グラフ表示手段と、出納
グラフ表示手段内の任意の2点を設定する区間設定手段
を設け、区間設定手段により設定された出納グラフ内の
区間における医療的出納情報の内容を観察者に知らしめ
る設定区間集計告知手段とを含むことを特徴とするもの
である。
【0008】さらに、設定区間集計告知手段は、集計値
を音声出力させることを特徴とする。
【0009】さらに、設定区間集計告知手段は、摂取あ
るいは出納グラフ表示手段内の一領域内に集計情報を表
示することを特徴とするものである。
【0010】さらに、集計された集計情報を表示する領
域は、該摂取あるいは出納グラフ表示手段内の固定領域
に割り当てられていることを特徴とするものである。
【0011】さらに、集計された集計情報を表示する領
域は、サブウィンドとして表示され、該操作者が該サブ
ウィンドを消去する操作をした場合に消去されることを
特徴とするものである。
【0012】さらに、集計された集計情報を表示する領
域は、サブウィンドとして表示され、表示後一定期間が
経過すると自動的にサブウィンドが消去されることを特
徴とするものである。
【0013】さらに、区間設定手段により設定された区
間が該摂取あるいは出納グラフ表示手段内で他の領域と
区別可能な表示形態に変化し、設定区間集計告知手段が
集計情報を告知している状態はその変化状態が持続し、
設定区間集計告知手段が集計情報の告知が終了した場合
にはもとに戻ることを特徴とするものである。
【0014】さらに、集計された集計情報とは、区間内
の摂取成分の総和、摂取成分の時間平均、設定区間の開
始時間、終了時間、区間内期間の少なくともいずれか1
つを含むことを特徴とするものである。
【0015】さらに、血圧、体温、心拍、血中の酸素飽
和度、血中のNa+,K+,Ca2+等のイオン濃度等の生
体情報をリアルタイムでモニタする生体情報モニタ装置
を備えたものであることを特徴とするものである。
【0016】また、本発明は、一人の患者に対し複数の
医療用ポンプを用いて薬液等を投与し、医療用ポンプの
送液流量等の患者についての摂取情報をリアルタイムで
無線及び/または有線による通信によりモニタする医療
用モニタシステムの制御方法であって、患者の摂取情報
を時系列的に表示するステップと、表示手段内の任意の
2点を設定するステップと、区間設定手段により設定さ
れた区間内の該摂り込み情報の内容を知らしめるステッ
プとからなることを特徴とするものである。
【0017】また、本発明は、一人の患者に対し複数の
医療用ポンプを用いて薬液等を投与し、医療用ポンプの
送液流量等の患者についての摂取情報をリアルタイムで
無線及び/または有線による通信によりモニタする医療
用モニタシステムの制御のプログラムコードが格納され
たコンピュータ可読メモリであって、患者の摂取情報を
時系列的に表示するステップのプログラムコードと、表
示手段内の任意の2点を設定するステップのプログラム
コードと、区間設定手段により設定された区間内の該摂
り込み情報の内容を知らしめるステップのプログラムコ
ードとからなることを特徴とするものである。
【0018】
【実施の形態】以下に本発明の具体的な実施形態の例に
ついて説明する。図1に本発明におけるシステムの構成
図を示す。本実施例では、4つの医療用ポンプ(シリン
ジポンプ、輸液ポンプ等)情報を収集・管理する例につ
いて説明する。
【0019】100は制御装置であり本システムの中枢部
であり、通常はマウスなどのポインティングデバイスを
持つパーソナルコンピュータ(以下PCと記す)を用い
る。101は表示器(表示手段)であり実際の医療用ポンプ
が配置に則した位置関係に個々のポンプ情報を表示す領
域(以下ポンプアイコンと記す)の表示と、制御装置
(制御手段)100が収集した各医療用ポンプの流量値やア
ラーム情報表示を行う。制御装置100をPC場合には、
表示器101にはCRTや液晶が用いられる。PCと医療用ポ
ンプは無線及び/または有線の通信ケーブルを用いて接
続されている。
【0020】102はPCに複数の医療用ポンプと接続す
るための接続ポートを増設するための通信ポートを多重
化するためのマルチプレクサなどの通信ポート増設装置
(通信ポート増設手段)である。
【0021】103,104,105,106は通信ポート増設装置に
有線ケーブル接続されている医療用ポンプである。107
はファイル書き込み装置(ファイル書き込み手段)であ
り、通常のPCの場合はフロッピー(登録商標)ディス
クドライブやMOディスクドライブなどのリムーバブル
ディスクドライブに相当する。108は尿量センサ(尿量
計)、109は血液透析器、110は血圧、体温、心拍、血中
の酸素飽和度、血中のNa+,K+,Ca2+等のイオン濃
度等の生体情報を実質的にリアルタイムでモニタする生
体情報モニタ装置(生体情報モニタ手段)であり、得られ
た生体情報は、所定時間間隔(所定分間隔)で時系列に制
御装置のメモリ(記憶手段)に記憶される。
【0022】PC100と医療用ポンプ103,104,105,106の
通信プロトコルは様々想定可能であるが、本実施例では
PC側から接続されている医療用ポンプに対して、現在
の医療用ポンプ情報を送り返す命令(リクエスト信号)
を送り、そのコマンド信号に対して該当する情報を医療
用ポンプ103,104,105,106からPCに対して送り返す
(レスポンス信号)ものとする。
【0023】医療用ポンプ情報を収集・表示するには、
まずPCが、定期的に無線及び/または有線で接続され
ている各医療用ポンプ103,104,105,106に対して通信ポ
ート増設装置102を経由してリクエスト信号を送信す
る。医療用ポンプ103,104,105,06は正常なリクエスト信
号を受信すると、リクエスト内容に基づき現在のポンプ
の運転状況や流量情報あるいはアラーム情報などをレス
ポンス信号して逆に通信ポート増設装置102を経由して
PC100に送り返す。
【0024】医療用ポンプ103,104,105,106の流量値な
どは、例えば10分単位で集計され、充分大きい配列構
造を持ったメモリに記憶あるいはハードディスクなどの
ファイル(記憶手段)に記憶されていく。
【0025】システムのプログラムでアクセス可能なメ
モリ(記憶手段)内に10000の配列データを用意すれば、1
0分単位で1データへ流量を集計し記憶すれば、これに
より10分間×10000≒69日間のデータの管理が可能とな
る。
【0026】PC100では、受信したレスポンス信号か
らポンプの状況を読み取り、その内容を順に表示器上の
該当するポンプアイコン内に流量やアラーム情報などを
表示する。この操作を接続されている全医療用ポンプに
対して順にかつ定期的に行うことによって医療用ポンプ
103,104,105,106のリアルタイム情報がPCの表示器101
上に表示されることになる。
【0027】図2にPCの画面構成を示す。画面は大き
く4つに分類される。200は各医療用ポンプ103,104,10
5,106の運転状況や尿量センサ108、血液透析器109にお
ける限外ろ過量、生体情報モニタ装置110でモニタした
血圧、体温、心拍、血中の酸素飽和度、血中のCa2+
Na+,K+等のイオン濃度等の生体情報、流量・投与薬
剤等を表示するポンプ接続情報表示領域(ポンプ接続情
報表示手段)である(なお投与薬剤などは、ポンプとの
通信には直接関係せずにシステム内で選択可能なものと
する。)。201は水分や電解質などの患者についての出
納情報、尿量、血圧、体温、心拍、血中の酸素飽和度、
血中のCa2+,Na+,K+等のイオン濃度等をグラフ表
示する出納グラフ表示領域(出納グラフ表示手段)、202
は同じく水分、電解質などの出納情報をテーブル表示す
る出納テーブル表示領域(出納テーブル表示手段)、203
はシステムの終了やファイル出力ボタンなどを配置する
システムボタン領域(システムボタン手段)とする。201
の出納情報においては、所定時分毎の出納情報ととも
に、折れ線グラフなどで一瞥可能なトレンドグラフを重
ねて表示するとよい。
【0028】出納グラフ表示領域201には、表示してい
るグラフデータの種類を表示するグラフデータ種表示エ
リア(グラフデータ種表示エリア手段)210と、表示され
ているデータ種を変更する場合に押下するグラフデータ
種変更ボタン(グラフデータ種変更手段)211、表示して
いるグラフの表示期間を表示するグラフ表示期間表示エ
リア(グラフ表示期間表示手段)212と、表示されている
期間を変更する場合にシリック(押下)するグラフ期間変
更ボタン(グラフ期間変更手段)213と、グラフ表示エリ
ア内に表示されている情報をグラフィックファイルとし
て保存する際にクリック(押下)するグラフ選択ボタン
(グラフ選択手段)214が配置されている。なお、出納グ
ラフ表示領域201に患者の血圧、体温、心拍、血中の酸
素飽和度、血中のCa2+,Na+,K+等のイオン濃度等
の生体情報を折れ線グラフ等を出納グラフに重ねて表示
するようにしてもよい。
【0029】今管理しているグラフのデータ種類とし
て、水分、電解質Na(ナトリウム)、電解質K(カリ
ウム)の3種類として説明する。
【0030】前述のように、10000個のデータを持つ配
列を3つ(d1,d2,d3)用意し、d1を水分データ配列、d2
を電解質Naデータの配列、d3を電解質Kデータの配列
とし、10分ごとに各ポンプからの流量値と予め登録して
ある薬剤データに基づきd1,d2,d3の値を集計することに
なる。
【0031】ある10分の間、4つの医療用ポンプ103,
104,105,106が稼働しており、それぞれ、 ポンプ103:30ml/hで薬剤Aを使用 ポンプ104:15ml/hで薬剤Bを使用 ポンプ105:30ml/hで薬剤Cを使用 ポンプ106:60ml/hで薬剤Dを使用 であり、薬剤A:水分95%、Na濃度100mEq/L、K
濃度10mEq/L、薬剤B:水分100%、薬剤C:水分
90%、Na濃度50mEq/L、薬剤D:水分90%、K
濃度10mEq/L であった場合、この10分間が、稼働
開始から90分後から始まるとすれば 水分量 = 30/6*0.95 + 15/6 + 30/6*0.90 + 60/6*0.
90 = 20.75ml、Na電解質量 = 30/6*100 + 30/
6*50 = 750mEq、K電解質量 = 30/6*10+ 60/6*10 =
150mEq となり、各算出された値が、 d1(10)=20.75、 d2(10)
=750、 d3(10)=150という値が配列に記憶されることに
なる。
【0032】出納グラフに表示されているデータ種類の
変更方法は、グラフデータ種変更ボタンを押下するたび
に、水分→電解質Na→電解質K→水分→・・と表示さ
れるデータとグラフデータ種表示エリア内の情報が連動
して変わるような処理方法とする。選択するデータ種が
多くなった場合には、グラフデータ種変更ボタン211が
クリック(押下)されると、データ種選択用のリストが設
けられているサブウィンドが開かれ、そのリストの中か
ら所望のデータ種を選択するような方法でもよい。
【0033】グラフ表示期間表示エリア212には、グラ
フの表示開始時間と終了時間が対になって表示されても
よく、開始時間あるいは終了時間と表示間隔が表示され
ていてもよい。
【0034】グラフ表示期間を変更する場合には、グラ
フ期間変更ボタン213がクリック(押下)されると同時に
サブウィンドが開き、サブウィンド内の情報を変更する
ことで可能である。
【0035】サブウィンドの構成例を図3に示す。図3
中301はグラフ表示開始時間を入力するためのエリア、3
02はグラフ表示終了時間を入力するためのエリア、303
は301と302に入力された情報を確定し、グラフ情報に反
映させ、このサブウィンドを閉じるための確定ボタン、
304は301と302に入力された情報を無視してサブウィン
ドを閉じるための中止ボタンからなる。
【0036】図3に示すサブウィンドが表示されると、
マウスなどの入力手段で所望する開始、あるいは終了の
時間入力エリアをクリックし、入力可能状態にしてか
ら、キーボードなどを用いて時間を入力し、確定ボタン
をクリック(押下)する。
【0037】また同様に出納テーブル表示領域202で
は、水分、電解質Na、電解質Kを同時に表示可能とな
るようなテーブルを構成したため、テーブル集計の期間
を表示するテーブル集計期間表示エリア(テーブル集計
期間表示手段)222と、テーブル集計期間を変更する場合
にクリック(押下)するテーブル期間変更ボタン(テーブ
ル期間変更手段)223とテーブル表示エリア内に表示され
ている情報をグラフィックファイルとして保存する際に
クリック(押下)するテーブル選択ボタン(テーブル選択
手段)224が配置されている。
【0038】システムボタン領域203には、クリックす
ることにより、システムを終了する際に押下する終了ボ
タン231や、グラフデータなどを保存するための保存ボ
タン232が配置されている。
【0039】表示されているグラフの任意区間内の患者
の出納データ(Intake/Outputのデータ)を集計するに
は、まずグラフ表示エリア201内の集計を開始する位置
をマウスなどでクリックする。クリックされた位置情報
はシステム内のメモリに始点位置として入力される。次
に集計の終点位置を同様にマウスなどでクリックする。
【0040】クリックされた位置情報は同様にシステム
内のメモリに終点位置として入力されると同時に、集計
サブウィンドが表示される。
【0041】システムは、現在表示しているグラフのデ
ータ種よりデータ配列を決定し、始点・終点の位置情報
から集計すべきデータの引数を求めることになる。
【0042】例えば、データ種が電解質Naを選択して
おり、始点がシステム稼働から90分後の位置、終点が
システム開始から120分後の位置であれば、集計値は
集計値 = d2(10) + d2(11) + d2(12) を集計
すればよい。
【0043】表示された集計サブウィンド内には、集計
開始時間と、集計終了時間、とその時の集計したデータ
種、その集計値が表示される。
【0044】なお、始点をクックした際にグラフ表示エ
リア内では、始点に設定した位置を反転表示し、かつ終
点が設定された場合には始点から終点までの位置を反転
表示するなどの操作者に対して、視認しやすい処理も効
果的である。
【0045】
【発明の効果】本発明による医療用モニタシステムによ
れば、患者の出納データ(Intake/Outputデータ )につ
いて、トレンドグラフ内の任意の区間内データ集計を
し、その値を即座に操作者(医者、看護婦等の医療従事
者)に知らしめることができ、患者の状態に応じた医療
措置を講ずる判断材料を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明におけるシステムの構成図である。
【図2】パーソナル・コンピュータの画面構成を示す図
である。
【図3】サブウィンドの構成例を示す図である。
【符号の説明】
100 … 制御手段、101 … 表示手段、102 … 通信ポー
ト増設手段、103,104,105,106 … 医療用ポンプ、107…
ファイル書き込み装置、200 … ポンプ接続情報表示領
域、201 … 出納グラフ表示領域、202 … 出納テーブル
表示領域、203 …システムボタン領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61M 5/00 320 A61M 5/00 320 G06F 17/60 126 G06F 17/60 126H Fターム(参考) 4C066 AA07 BB01 CC01 QQ44 QQ72 QQ78 QQ84 4C077 AA05 AA19 BB01 HH02 HH03 HH10 HH15 KK25

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一人の患者に対し複数の医療用ポンプを
    用いて薬液等を投与し、該医療用ポンプの送液流量等の
    該患者についての摂取情報をリアルタイムで無線及び/
    または有線による通信によりモニタする医療用モニタシ
    ステムであって、 該患者の摂取情報を時系列的に表示する表示手段と、 該表示手段内の任意の2点を設定する区間設定手段を設
    け、 該区間設定手段により設定された区間内の該摂り込み情
    報の内容を知らしめる設定区間集計告知手段とを含むこ
    とを特徴とする医療用モニタシステム。
  2. 【請求項2】 さらに、尿量、出血量、排便量等を測定
    する装置から該患者についての排出情報及び血液透析器
    からのろ過液・透析液等による水分出納情報をリアルタ
    イムによる無線及び/または有線による通信あるいは、
    逐次の操作者による入力により該患者の医療的出納をモ
    ニタするシステムを備え、 該システムは、該患者の摂取/排出情報を時系列的に表
    示する出納グラフ表示手段と、 該出納グラフ表示手段内の任意の2点を設定する区間設
    定手段を設け、 該区間設定手段により設定された出納グラフ内の区間に
    おける医療的出納情報の内容を観察者に知らしめる設定
    区間集計告知手段とを含むことを特徴とする請求項1に
    記載の医療用モニタシステム。
  3. 【請求項3】 該設定区間集計告知手段は、集計値を音
    声出力させることを特徴とする請求項1または請求項2
    の少なくともいずれかに記載の医療用モニタシステム。
  4. 【請求項4】 該設定区間集計告知手段は、摂取あるい
    は出納グラフ表示手段内の一領域内に集計情報を表示す
    ることを特徴とする請求項1または請求項2の少なくと
    もいずれかに医療用モニタシステム。
  5. 【請求項5】 集計された集計情報を表示する領域は、
    該摂取あるいは出納グラフ表示手段内の固定領域に割り
    当てられていることを特徴とする請求項3または請求項
    4の少なくもいずれかに記載の医療用モニタシステム。
  6. 【請求項6】 該集計された集計情報を表示する領域
    は、サブウィンドとして表示され、該操作者が該サブウ
    ィンドを消去する操作をした場合に消去されることを特
    徴とする請求項5に記載の医療用モニタシステム。
  7. 【請求項7】 該集計された集計情報を表示する領域
    は、サブウィンドとして表示され、表示後一定期間が経
    過すると自動的にサブウィンドが消去されることを特徴
    とする請求項4に記載の医療用モニタシステム。
  8. 【請求項8】 該区間設定手段により設定された区間が
    該摂取あるいは出納グラフ表示手段内で他の領域と区別
    可能な表示形態に変化し、該設定区間集計告知手段が集
    計情報を告知している状態はその変化状態が持続し、該
    設定区間集計告知手段が集計情報の告知が終了した場合
    にはもとに戻ることを特徴とする請求項1または請求項
    2の少なくともいずれかに記載の医療用モニタシステ
    ム。
  9. 【請求項9】 該集計された集計情報とは、区間内の摂
    取成分の総和、摂取成分の時間平均、設定区間の開始時
    間、終了時間、区間内期間の少なくともいずれか1つを
    含むことを特徴とする請求項5〜7の少なくともいずれ
    かに記載の医療用モニタシステム。
  10. 【請求項10】 血圧、体温、心拍、血中の酸素飽和
    度、血中のNa+,K+,Ca2+等のイオン濃度等の生体
    情報をリアルタイムでモニタする生体情報モニタ装置を
    さらに備えたものであることを特徴とする請求項1〜9
    の少なくともいずれかに記載の医療用モニタシステム。
  11. 【請求項11】 一人の患者に対し複数の医療用ポンプ
    を用いて薬液等を投与し、該医療用ポンプの送液流量等
    の該患者についての摂取情報をリアルタイムで無線及び
    /または有線による通信によりモニタする医療用モニタ
    システムの制御方法であって、 該患者の摂取情報を時系列的に表示するステップと、 該表示手段内の任意の2点を設定するステップと、 該区間設定手段により設定された区間内の該摂り込み情
    報の内容を知らしめるステップとからなることを特徴と
    する医療用モニタシステムの制御方法。
  12. 【請求項12】 一人の患者に対し複数の医療用ポンプ
    を用いて薬液等を投与し、該医療用ポンプの送液流量等
    の該患者についての摂取情報をリアルタイムで無線及び
    /または有線による通信によりモニタする医療用モニタ
    システムの制御のプログラムコードが格納されたコンピ
    ュータ可読メモリであって、該患者の摂取情報を時系列
    的に表示するステップのプログラムコードと、 該表示手段内の任意の2点を設定するステップのプログ
    ラムコードと、 該区間設定手段により設定された区間内の該摂り込み情
    報の内容を知らしめるステップのプログラムコードとか
    らなることを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
JP2000161156A 2000-05-26 2000-05-26 医療用モニタシステム、その制御方法、コンピュータ可読メモリ Pending JP2001337998A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000161156A JP2001337998A (ja) 2000-05-26 2000-05-26 医療用モニタシステム、その制御方法、コンピュータ可読メモリ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000161156A JP2001337998A (ja) 2000-05-26 2000-05-26 医療用モニタシステム、その制御方法、コンピュータ可読メモリ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001337998A true JP2001337998A (ja) 2001-12-07

Family

ID=18665225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000161156A Pending JP2001337998A (ja) 2000-05-26 2000-05-26 医療用モニタシステム、その制御方法、コンピュータ可読メモリ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001337998A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002053209A1 (en) * 2000-12-27 2002-07-11 Philips Japan, Ltd. Biological information and blood treating device information control system, biological information and blood treating device information control device, and biological information and blood treating device information control method
JP2003205031A (ja) * 2002-01-15 2003-07-22 Terumo Corp 腹膜透析支援システム
JP2005245667A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Koninkl Philips Electronics Nv 薬剤投与設計システム
JP2006305323A (ja) * 2005-03-30 2006-11-09 Toshiba Corp 造影剤注入管理装置、画像診断装置及び造影剤注入装置
JP2007503968A (ja) * 2003-06-11 2007-03-01 カーリン テクノロジー リミテッド ライアビリティー カンパニー 蠕動ポンプ用の臨床的評価および診断ツール
JP2008523459A (ja) * 2004-10-27 2008-07-03 イー‐ゼット‐イーエム,インコーポレイテッド 造影剤の投与に関連するデータを収集するためのデータ収集装置、システム、方法およびコンピュータプログラムプロダクト
WO2014162332A1 (ja) * 2013-04-01 2014-10-09 テルモ株式会社 体液増減量管理装置及び方法
EP4160604A1 (en) 2021-09-30 2023-04-05 Nihon Kohden Corporation Fluid balance management system, prediction device, learned model generation device, and learned model generation method

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002053209A1 (en) * 2000-12-27 2002-07-11 Philips Japan, Ltd. Biological information and blood treating device information control system, biological information and blood treating device information control device, and biological information and blood treating device information control method
JP2003205031A (ja) * 2002-01-15 2003-07-22 Terumo Corp 腹膜透析支援システム
JP2007503968A (ja) * 2003-06-11 2007-03-01 カーリン テクノロジー リミテッド ライアビリティー カンパニー 蠕動ポンプ用の臨床的評価および診断ツール
JP2005245667A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Koninkl Philips Electronics Nv 薬剤投与設計システム
JP2008523459A (ja) * 2004-10-27 2008-07-03 イー‐ゼット‐イーエム,インコーポレイテッド 造影剤の投与に関連するデータを収集するためのデータ収集装置、システム、方法およびコンピュータプログラムプロダクト
US8626342B2 (en) 2004-10-27 2014-01-07 Acist Medical Systems, Inc. Data collection device, system, method, and computer program product for collecting data related to the dispensing of contrast media
JP2006305323A (ja) * 2005-03-30 2006-11-09 Toshiba Corp 造影剤注入管理装置、画像診断装置及び造影剤注入装置
US8480614B2 (en) 2005-03-30 2013-07-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Contrast medium injection management apparatus, image diagnostic apparatus, and contrast medium injection apparatus
WO2014162332A1 (ja) * 2013-04-01 2014-10-09 テルモ株式会社 体液増減量管理装置及び方法
EP4160604A1 (en) 2021-09-30 2023-04-05 Nihon Kohden Corporation Fluid balance management system, prediction device, learned model generation device, and learned model generation method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11501878B2 (en) Apparatus, process and system for monitoring a plurality of patients affected by kidney failure
KR100627990B1 (ko) 복수의 조치를 포함하는 의학적 자가 치료에서 사용자를돕기 위한 방법 및 시스템
WO2012152200A1 (zh) 一种输液监护系统与方法、护士站管理中心
RU2444281C2 (ru) Система и способ оптимизации управления системы упо и упэо
JP4276834B2 (ja) 生体情報及び血液処理装置情報管理システム
US7895527B2 (en) Systems, user interfaces, and methods for processing medical data
JP5661998B2 (ja) 薬剤限度及び投与プログラムの図形表示
EP1408436A1 (en) Patient information management apparatus and method
GB2442835A (en) System for controlling and monitoring therapy modules of a medical workplace
US20170067846A1 (en) Method and system to derive glycemic patterns from clustering of glucose data
US20070293742A1 (en) Medical System And A Method Of Controlling The System For Use By A Patient For Medical Self Treatment
JP2012507309A (ja) 分析物測定及び管理装置並びに関連した方法
WO2011129418A1 (ja) 血糖値計測装置、血糖値計測結果の表示方法、および血糖値計測結果の表示制御プログラム
US20210345952A1 (en) Controlling operation of drug administration devices using surgical hubs
CN108062970A (zh) 药品推荐方法及装置
US20150119653A1 (en) Biological information monitor apparatus and central monitor
JP2001337998A (ja) 医療用モニタシステム、その制御方法、コンピュータ可読メモリ
JP2009518056A (ja) 糖尿病患者に関連するデータを表示する装置
JP4672181B2 (ja) 医療用モニタシステム及びその制御方法、プログラム記憶媒体
JP4672179B2 (ja) 医療用モニタシステム及びその制御方法、プログラム記憶媒体
JP2001333978A (ja) 医療用ポンプモニタシステム、その制御方法、コンピュータ可読メモリ
CN113577476A (zh) 一种基于呼吸机信息收集的医学数据分析系统
JP4608053B2 (ja) 輸液回路図を表示可能な医療用ポンプモニタシステム、その制御方法、コンピュータ可読メモリ
Stoodley et al. Problems in the development of a computerized ward monitoring system for a paediatric intensive care unit
JP2001338057A (ja) グラフィックファイル出力可能な医療用モニタシステム、その制御方法、コンピュータ可読メモリ