JP2009518056A - 糖尿病患者に関連するデータを表示する装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、グラフィック、テキスト、及び/又はこれらの組み合わせを表示するディスプレイ(8)を備えた装置に関し、本装置は、前記ディスプレイにインターフェース接続されるプロセッサ(230)を有し、プロセッサは計算を行なって、ボーラスインスリンを投与すべき時間とその用量、過去に行われた複数回のインスリン投与の時期とその用量を、ディスプレイに表示させることができる。更に、プロセッサは、治療計画と過去に投与されたインスリンとを関連付けるデータを計算することができる。治療計画と過去に投与されたインスリンとの関係は表示可能である。更に、数日、数ヶ月等の長期間に亘って過去に投与されたインスリンを示すグラフ等のデータ表示が可能である。このデータは、ヘルスケア担当者と糖尿病患者との間の話し合いに有用である。
Description
発明の分野
本発明は、健康管理、特に自己投薬及び治療の分野に関する。具体的には、本発明は糖尿病患者に関連するデータを表示する機能を備えた装置に関する。
本発明は、健康管理、特に自己投薬及び治療の分野に関する。具体的には、本発明は糖尿病患者に関連するデータを表示する機能を備えた装置に関する。
発明の背景
ヒトの健康上の問題は、大まかに2つのカテゴリー、即ち急性及び慢性に分類することができる。急性疾患は体内に急激に生じる疾患であり、この疾患の治療方法は確立されており、疾患が治癒すると患者は元の正常な生活を送ることができる。
一方、慢性疾患は、代謝機能不全によりヒトが直面する疾患である。これらの種類の疾患は治療が難しく、一種のコントロールを必要とする。定期的な投薬及び他のヘルスケア計画とは別のこのようなコントロールには、患者によるライフスタイル管理も必要となる。
ヒトの健康上の問題は、大まかに2つのカテゴリー、即ち急性及び慢性に分類することができる。急性疾患は体内に急激に生じる疾患であり、この疾患の治療方法は確立されており、疾患が治癒すると患者は元の正常な生活を送ることができる。
一方、慢性疾患は、代謝機能不全によりヒトが直面する疾患である。これらの種類の疾患は治療が難しく、一種のコントロールを必要とする。定期的な投薬及び他のヘルスケア計画とは別のこのようなコントロールには、患者によるライフスタイル管理も必要となる。
糖尿病は、このような慢性疾患の一種であり、継続的な医療と、合併症を避けるための患者による自己管理を可能にする教育を必要とする。糖尿病は慢性疾患にも分類される。体内のインスリン(膵臓が分泌する)が欠乏すると、血糖値が上昇し、それにより過度の喉の渇き、頻尿、血液中のケトン体の低下及び過剰等の種々の影響が現れる。
糖尿病治療に使用される主要な2種類のインスリンは、ボーラスインスリン及びバックグラウンドインスリンであり、後者は基礎インスリンとも呼ばれる。ボーラスインスリンはインスリンの大量瞬時投与であり、普通食事の前に又は食事に関連して注入される。ボーラスインスリンには2つの種類、即ち速効型インスリンと短時間作用型インスリンとがある。速攻型のボーラスインスリンは効き目が直ちに現われ、体内から直ぐに無くなる。短時間作用型ボーラスインスリンはそれよりも長い時間体内に残る。
糖尿病治療に使用される主要な2種類のインスリンは、ボーラスインスリン及びバックグラウンドインスリンであり、後者は基礎インスリンとも呼ばれる。ボーラスインスリンはインスリンの大量瞬時投与であり、普通食事の前に又は食事に関連して注入される。ボーラスインスリンには2つの種類、即ち速効型インスリンと短時間作用型インスリンとがある。速攻型のボーラスインスリンは効き目が直ちに現われ、体内から直ぐに無くなる。短時間作用型ボーラスインスリンはそれよりも長い時間体内に残る。
基礎インスリン又はバックグラウンドインスリンでは、日中及び夜間に亘って少量のインスリンが供給される。バックグラウンドインスリンには3つの種類があり、それらは中間型インスリン、持続型インスリン、及び超持続型インスリンである。3つの異なるバックグラウンドインスリンの内、超持続型インスリンは体内に最も長く残る。
血糖値の管理を続けるために、糖尿病患者はインスリンを定期的に投与する。しかしながら、これは治癒に繋がるものではなく対症療法の一部に過ぎない。糖尿病健康管理プログラムは通常、規則的な運動、食物摂取モニタリング等の他の要素を含む。正常な体に出来る限り近い状態で体が機能するように、食物摂取と運動等とのバランスを維持しなければならない。
血糖値の管理を続けるために、糖尿病患者はインスリンを定期的に投与する。しかしながら、これは治癒に繋がるものではなく対症療法の一部に過ぎない。糖尿病健康管理プログラムは通常、規則的な運動、食物摂取モニタリング等の他の要素を含む。正常な体に出来る限り近い状態で体が機能するように、食物摂取と運動等とのバランスを維持しなければならない。
US6248090B1には、用量設定機構と、設定された用量を注入するために操作できるボタンと、注入の開始と終了との間の時間に動作するスイッチと、設定された用量及び最後に投与された用量等のパラメータの電子表示手段とを有する注射器が開示されている。この注射器は、スイッチ操作に応答してリセット及びスタートするストップウォッチも有している。電子表示手段はスイッチの起動以降の経過時間数を表示し、スイッチの起動後の最初の所定期間に亘って経過秒数を表示することもできる。用量を注入するために注入ボタンを押した後、経過秒数の表示は、患者にとって、針を皮膚に挿入したままにしておかなければならない時間の長さの視覚表示となる。
薬剤投与装置は高性能化及び多機能化し続けているので、患者が特定の症状を自己治療することが可能である。例えば、糖尿病は、患者が自分の血糖量をモニタリングして、自己注射によるインスリンの用量を調整しなければならないことの多い病状である。同じように、血友病及び他の慢性的長期疾病は、多くの場合、患者が自分の症状をモニタリングし、それに応じて治療に調整を加えることにより最良の形で管理される。医師を交えた一対一のケアが重要となる場合が多い一方で、患者が自己治療に小さな短期調整を加えるのに最も都合が良い立場にある場合が多い。コンピュータ及び電子機器の進歩により、更に多くの病状をモニタリングすることが可能である。残念ながら、自己治療に最も適する長期疾病に罹り易い人は高齢者であり、視力が低く、電子機器を苦手とする場合が多い。従って、自己治療用医療モニタは、理解し易い簡単且つ直感的に認識可能な方法により正確な情報を提供する必要があり、且つ情報を閲覧する患者に対し、治療を調整するために十分なデータを提供する必要がある。
特に糖尿病における疾患の自己管理に関する飛躍的な進歩が、携帯型自己操作式薬剤投与装置の導入によりもたらされた。これらの装置は使い易いだけでなく、安全である。例えば、インスリンを注入する(糖尿病患者用の)装置、吸入器(喘息患者、並びに糖尿病患者用の)、血液試料採取装置、例えば血糖測定器は、広く市販されている。これらの装置は、所定の用量の薬剤を患者に投与すること、並びに患者のデータを記録して日記データを作成し、備忘通知を設定するといった高性能機能を内蔵するという2つの目的を有する。この装置はアラームシステムだけでなく、記録データを解析する表示手段を備えることができるか、又は何らかの通信チャネルを介して、処理能力の大きい外部コンピューティングデバイス、及び/又は大型の表示手段にデータを転送することができる。WO 00/32088、WO 03/005891、及びWO 03/015838は全て、このような医療装置、ネットワーク、及びそれらの操作方法について、この分野において使用可能な何らかの手段と一緒に記載している。これらの文献は、ここで参照することにより、その内容全体を本明細書に包含する。
薬剤投与装置は高性能化及び多機能化し続けているので、患者が特定の症状を自己治療することが可能である。例えば、糖尿病は、患者が自分の血糖量をモニタリングして、自己注射によるインスリンの用量を調整しなければならないことの多い病状である。同じように、血友病及び他の慢性的長期疾病は、多くの場合、患者が自分の症状をモニタリングし、それに応じて治療に調整を加えることにより最良の形で管理される。医師を交えた一対一のケアが重要となる場合が多い一方で、患者が自己治療に小さな短期調整を加えるのに最も都合が良い立場にある場合が多い。コンピュータ及び電子機器の進歩により、更に多くの病状をモニタリングすることが可能である。残念ながら、自己治療に最も適する長期疾病に罹り易い人は高齢者であり、視力が低く、電子機器を苦手とする場合が多い。従って、自己治療用医療モニタは、理解し易い簡単且つ直感的に認識可能な方法により正確な情報を提供する必要があり、且つ情報を閲覧する患者に対し、治療を調整するために十分なデータを提供する必要がある。
特に糖尿病における疾患の自己管理に関する飛躍的な進歩が、携帯型自己操作式薬剤投与装置の導入によりもたらされた。これらの装置は使い易いだけでなく、安全である。例えば、インスリンを注入する(糖尿病患者用の)装置、吸入器(喘息患者、並びに糖尿病患者用の)、血液試料採取装置、例えば血糖測定器は、広く市販されている。これらの装置は、所定の用量の薬剤を患者に投与すること、並びに患者のデータを記録して日記データを作成し、備忘通知を設定するといった高性能機能を内蔵するという2つの目的を有する。この装置はアラームシステムだけでなく、記録データを解析する表示手段を備えることができるか、又は何らかの通信チャネルを介して、処理能力の大きい外部コンピューティングデバイス、及び/又は大型の表示手段にデータを転送することができる。WO 00/32088、WO 03/005891、及びWO 03/015838は全て、このような医療装置、ネットワーク、及びそれらの操作方法について、この分野において使用可能な何らかの手段と一緒に記載している。これらの文献は、ここで参照することにより、その内容全体を本明細書に包含する。
将来、更に多くの糖尿病患者が、Insulatard(登録商標)/Actrapid(登録商標)による治療から、例えばLevemir(登録商標)及びNovoRapid(登録商標)のようなインスリン類似体(更に柔軟なライフスタイル、例えば変化が激しく負担の大きい肉体活動、食事時間の変更及び間食の中止を可能にする)の使用に変更する際に、毎日のインスリン注入の回数を増やさなければならないであろう。
このような柔軟なライフスタイルを希望する糖尿病患者は単純に、異なるIUのインスリンを更に多くの頻度(通常、24時間に5〜10回の頻度)で注入したいという潜在的な要求を持つと考えられ、例えば糖尿病患者は、異なるIUのインスリン注入を24時間に5〜10回の頻度で、複数回の基礎/ボーラス投与し、Levemir(登録商標)及びNovoRapid(登録商標)等のインスリン類似体を使用する。
このような柔軟なライフスタイルを希望する糖尿病患者は単純に、異なるIUのインスリンを更に多くの頻度(通常、24時間に5〜10回の頻度)で注入したいという潜在的な要求を持つと考えられ、例えば糖尿病患者は、異なるIUのインスリン注入を24時間に5〜10回の頻度で、複数回の基礎/ボーラス投与し、Levemir(登録商標)及びNovoRapid(登録商標)等のインスリン類似体を使用する。
糖尿病患者が、投与したインスリンの用量、又は1日に投与する予定のインスリンの用量を覚えていることは難しい。この結果、例えば摂取内容を忘れ、従ってこれを補充するために更に別の用量を投与することにより、処方された量よりも多いインスリンを投与するか、又は例えば所定の用量を投与したと思い込み、従って当該用量を投与せず、実際には投与を忘れることにより、処方された量よりも少ないインスリンを投与するという2種類の場合が生じる。2つの場合のいずれにおいても、患者は治療計画から逸脱する。
上述の装置/ソフトウェアによって提供されるデータの表示は、ユーザが、例えば糖尿病患者の治療計画に基づいて、行うべきインスリン投与の時間及び用量を見ることができず、更に過去に行われた複数回のインスリン投与の時期と用量を見ることができないという不具合を有する。更に、治療計画のデータと実際に投与されたインスリンとを結び付ける計算が行なわれないので、治療計画と過去に投与されたインスリンとの関係を表示することができない。更に、過去の長期間、例えば数日、数ヶ月などに亘って投与されたインスリンを示すグラフを表示することができない。
上述の装置/ソフトウェアによって提供されるデータの表示は、ユーザが、例えば糖尿病患者の治療計画に基づいて、行うべきインスリン投与の時間及び用量を見ることができず、更に過去に行われた複数回のインスリン投与の時期と用量を見ることができないという不具合を有する。更に、治療計画のデータと実際に投与されたインスリンとを結び付ける計算が行なわれないので、治療計画と過去に投与されたインスリンとの関係を表示することができない。更に、過去の長期間、例えば数日、数ヶ月などに亘って投与されたインスリンを示すグラフを表示することができない。
本発明は、前記装置が一般的に、
グラフィック、テキスト、及び/又はこれらの組み合わせを表示するディスプレイと、
前記ディスプレイにインターフェース接続されるプロセッサ(230)と
を備えることにより、
これらの不具合を解決する。
本発明の一実施形態では、投与されたインスリンの用量を糖尿病患者に通知する装置であって、
1つの登録期間に記録されたボーラスインスリン投与の用量を含むデータの供給を受けて、ディスプレイに前記供給された記録用量の内の2つ以上を表示させる
プロセッサを備える装置が提供される。
グラフィック、テキスト、及び/又はこれらの組み合わせを表示するディスプレイと、
前記ディスプレイにインターフェース接続されるプロセッサ(230)と
を備えることにより、
これらの不具合を解決する。
本発明の一実施形態では、投与されたインスリンの用量を糖尿病患者に通知する装置であって、
1つの登録期間に記録されたボーラスインスリン投与の用量を含むデータの供給を受けて、ディスプレイに前記供給された記録用量の内の2つ以上を表示させる
プロセッサを備える装置が提供される。
ボーラスインスリン投与の前記記録された用量は、外部デバイスから受信することができるか、或いはこれらのデータは、ユーザ、例えば糖尿病患者又はヘルスケア担当者によって前記装置にキー入力又はダイアル入力される。
プロセッサは適宜、ディスプレイに2つ以上のそのような投与時点を表示させる。
従って、糖尿病患者が、マニュアル記録日誌を付けるために、投与したインスリンの用量を手動で入力する必要がないので有利である。その代わり、表示データによって、患者は、インスリンが投与されたかどうか、投与の用量及び時点を容易に確認できる。従って、ほとんどの場合、患者は予定通りインスリンの投与を行うだけで、過剰な又は過小な投与を防ぐことができ、その結果、低血糖反応及び高血糖反応、及び反応の影響を回避することができる。更に、患者は通常、一定の期間内に普通投与される合計量、例えば目標量を認識し、この情報を念頭に置いて、表示データとの比較を行い、目標量を達成するために投与量を増やす又は減らすか、或いは投薬を延期するか又は早めることを選択する。
プロセッサは適宜、ディスプレイに2つ以上のそのような投与時点を表示させる。
従って、糖尿病患者が、マニュアル記録日誌を付けるために、投与したインスリンの用量を手動で入力する必要がないので有利である。その代わり、表示データによって、患者は、インスリンが投与されたかどうか、投与の用量及び時点を容易に確認できる。従って、ほとんどの場合、患者は予定通りインスリンの投与を行うだけで、過剰な又は過小な投与を防ぐことができ、その結果、低血糖反応及び高血糖反応、及び反応の影響を回避することができる。更に、患者は通常、一定の期間内に普通投与される合計量、例えば目標量を認識し、この情報を念頭に置いて、表示データとの比較を行い、目標量を達成するために投与量を増やす又は減らすか、或いは投薬を延期するか又は早めることを選択する。
更に、患者はデータを使用して、登録期間、例えば1日の間に、例えば過剰な又は過小な用量のインスリンが投与された理由についてヘルスケア担当者と議論することができる。
この時、表示データにより、糖尿病患者は、例えば全体として過剰なインスリンを投与した場合にとる対応処置の手段を有し、食物摂取を減らすという選択を行なって、それに応じて必要となるインスリンの用量を減らし、最終的には長期的に体重増加を回避することができる。
登録期間、例えば1日について現在表示されている投与されたインスリンの用量が、同時点で投与されている予定のインスリンの用量に等しい場合、糖尿病患者は当該時点の治療計画に従っている。
この時、表示データにより、糖尿病患者は、例えば全体として過剰なインスリンを投与した場合にとる対応処置の手段を有し、食物摂取を減らすという選択を行なって、それに応じて必要となるインスリンの用量を減らし、最終的には長期的に体重増加を回避することができる。
登録期間、例えば1日について現在表示されている投与されたインスリンの用量が、同時点で投与されている予定のインスリンの用量に等しい場合、糖尿病患者は当該時点の治療計画に従っている。
本発明の一実施形態では、投与されたインスリンの用量を糖尿病患者に通知する装置であって、
登録期間中に記録されたボーラスインスリン投与の用量を含むデータの供給を受けて、
ボーラスインスリン投与の用量の複数の時点での合計を計算し、
前記供給を受けた、記録されたボーラスインスリン投与の用量の前記複数の時点での合計の内の2つ以上をディスプレイに表示させる
プロセッサを備える装置が提供される。
プロセッサは適宜、ディスプレイに2つ以上の対応する投与時点を表示させる。
従って、例えば登録期間、例えば1日について表示される、投与されたインスリンの用量の合計が、投与される予定のインスリンの用量の合計に等しい場合、患者は、その日、治療計画に従っていることを認識することができ、便利である。これとは異なり、前記合計が投与される予定のインスリン用量の合計とは異なる場合、患者は治療計画から逸脱している。
登録期間中に記録されたボーラスインスリン投与の用量を含むデータの供給を受けて、
ボーラスインスリン投与の用量の複数の時点での合計を計算し、
前記供給を受けた、記録されたボーラスインスリン投与の用量の前記複数の時点での合計の内の2つ以上をディスプレイに表示させる
プロセッサを備える装置が提供される。
プロセッサは適宜、ディスプレイに2つ以上の対応する投与時点を表示させる。
従って、例えば登録期間、例えば1日について表示される、投与されたインスリンの用量の合計が、投与される予定のインスリンの用量の合計に等しい場合、患者は、その日、治療計画に従っていることを認識することができ、便利である。これとは異なり、前記合計が投与される予定のインスリン用量の合計とは異なる場合、患者は治療計画から逸脱している。
本発明の一実施形態では、治療計画において投与される予定のインスリンの用量を糖尿病患者に通知する装置であって、登録期間中に処方されているボーラスインスリン投与の用量を含むデータの供給を受けて、ディスプレイに前記用量の内の一つ以上を表示させるプロセッサを備える装置が提供される。
プロセッサは適宜、処方された投与の一つ以上の時点をディスプレイに表示させる。
プロセッサは適宜、処方された投与の一つ以上の時点をディスプレイに表示させる。
本発明の一実施形態では、治療計画において投与される予定のインスリンの用量を糖尿病患者に通知する装置であって、
登録期間中に処方されているボーラスインスリン投与の用量を含むデータの供給を受けて、
前記登録期間における前記治療計画に基づくボーラスインスリンの用量の複数の時点での合計を計算し、
前記複数の時点での合計の内の一つ以上をディスプレイに表示させる
プロセッサを備える装置が提供される。
プロセッサは適宜、前記複数の時点での合計に関連する処方された投与の一つ以上の時点をディスプレイに表示させる。
患者は、登録期間中、例えば1日の、用量又は合計用量を達成するために、特定の時点で特定の用量のインスリンを投与する理由をヘルスケア担当者と話し合うために、2つの実施形態に基づくデータを使用することを選択することができる。その結果、ヘルスケア担当者は、治療計画に従うために何をすべきかについて患者に助言することができる。ヘルスケア担当者は、助言の中で、投与を延期するか又は早めるという選択肢を提供しながら、登録期間の最後、例えば1日の最後に目標投与量又は目標合計投与量を達成することができる。
登録期間中に処方されているボーラスインスリン投与の用量を含むデータの供給を受けて、
前記登録期間における前記治療計画に基づくボーラスインスリンの用量の複数の時点での合計を計算し、
前記複数の時点での合計の内の一つ以上をディスプレイに表示させる
プロセッサを備える装置が提供される。
プロセッサは適宜、前記複数の時点での合計に関連する処方された投与の一つ以上の時点をディスプレイに表示させる。
患者は、登録期間中、例えば1日の、用量又は合計用量を達成するために、特定の時点で特定の用量のインスリンを投与する理由をヘルスケア担当者と話し合うために、2つの実施形態に基づくデータを使用することを選択することができる。その結果、ヘルスケア担当者は、治療計画に従うために何をすべきかについて患者に助言することができる。ヘルスケア担当者は、助言の中で、投与を延期するか又は早めるという選択肢を提供しながら、登録期間の最後、例えば1日の最後に目標投与量又は目標合計投与量を達成することができる。
本発明の一実施形態では、糖尿病患者の治療計画と対比させて投与されたインスリンの用量を糖尿病患者に通知する装置であって、
1)登録期間中に記録されたボーラスインスリン投与の用量を含むデータの供給を受け、
2)前記登録期間に糖尿病患者に処方されているボーラスインスリン投与の用量を含むデータの供給を受け、
3)1)の前記供給を受けた、前記登録期間中に記録されたボーラスインスリン投与の用量に基づいて第1の複数の時点での合計を計算し、
4)2)の前記登録期間に糖尿病患者に処方されているボーラスインスリン投与の用量に基づいて第2の複数の時点での合計を計算し、
5)前記第1の複数の時点での合計と前記第2の複数の時点での合計との差異を計算し、正の差異が、登録期間の投与時点において処方されたインスリンよりも多いボーラスインスリンが投与されたことを示し、負の差異が、登録期間の投与時点において処方されたインスリンよりも少ないボーラスインスリンが投与されたことを示し、
6)前記差異の内の一つ以上をディスプレイに表示させる
プロセッサを備える装置が提供される。
プロセッサは適宜、一つ以上のそのような投与時点をディスプレイに表示させる。
1)登録期間中に記録されたボーラスインスリン投与の用量を含むデータの供給を受け、
2)前記登録期間に糖尿病患者に処方されているボーラスインスリン投与の用量を含むデータの供給を受け、
3)1)の前記供給を受けた、前記登録期間中に記録されたボーラスインスリン投与の用量に基づいて第1の複数の時点での合計を計算し、
4)2)の前記登録期間に糖尿病患者に処方されているボーラスインスリン投与の用量に基づいて第2の複数の時点での合計を計算し、
5)前記第1の複数の時点での合計と前記第2の複数の時点での合計との差異を計算し、正の差異が、登録期間の投与時点において処方されたインスリンよりも多いボーラスインスリンが投与されたことを示し、負の差異が、登録期間の投与時点において処方されたインスリンよりも少ないボーラスインスリンが投与されたことを示し、
6)前記差異の内の一つ以上をディスプレイに表示させる
プロセッサを備える装置が提供される。
プロセッサは適宜、一つ以上のそのような投与時点をディスプレイに表示させる。
表示データ、即ち実際に投与されたボーラスインスリンの複数の時点での合計と、種々の時点で処方されているボーラスインスリンの複数の時点での合計との差異を示すデータによって、患者は、インスリンが投与されたかどうか、処方された用量と比べてどの程度の用量が投与されたか、及び投与の時点を容易にチェックすることができる。正の差異は、登録期間の投与時点において処方されたインスリンより投与されたインスリンが多いことを示し、負の差異は、登録期間の投与時点において処方されたインスリンより投与されたインスリンが少ないことを示す。更に、前記差異は、各時点において、例えば登録期間としての1日の間に、糖尿病患者が、処方された用量より多い又は少ないボーラスインスリンを投与したかを示し、通常、前記差異は、登録期間として1日が選択されている場合、1日当たり3回〜4回の頻度で示される。
従って、表示データ、即ち登録期間、例えば1日における差異によって、糖尿病患者は、患者の治療計画に従う手段を有し、例えば差異をゼロIUに近付けようと努める。治療計画が厳密に守られる場合、患者は体重増加を回避しなければならない。
従って、表示データ、即ち登録期間、例えば1日における差異によって、糖尿病患者は、患者の治療計画に従う手段を有し、例えば差異をゼロIUに近付けようと努める。治療計画が厳密に守られる場合、患者は体重増加を回避しなければならない。
更に、患者は、登録期間中、例えば1日の間に、治療計画より多い又は少ないインスリンを、どの時点で、どのような理由で、実際に投与したかについてヘルスケア担当者と話し合うために、データ、即ち差異の使用を選択することができる。その結果、ヘルスケア担当者は、患者に対し、治療計画に従うためには何時、何をすべきかについて助言することができる。ヘルスケア担当者は助言の中で、登録期間の最後、通常1日の最後に、差異がほぼゼロになるように、投与を延期するか又は早める自由を患者に与えることができる。登録期間の最後に差異がゼロになることは、患者が治療計画に従っていることを意味する。
本発明の一実施形態では、経過した期間に投与されたインスリンの用量を糖尿病患者に通知する装置であって、
等しい長さの2つ以上の登録期間からなる前記経過した期間について、各登録期間中に記録されたボーラスインスリン投与の用量の合計を計算し、
2つ以上のそのような登録期間の前記合計をディスプレイに表示させる
プロセッサを備える装置が提供される。
プロセッサは適宜、前記登録期間の各々を特定する日付、日番号、週番号、四半期、年等のデータをディスプレイに表示させる。
従って、装置の表示データによって、患者は、例えば経過した前記期間中に、これらの期間に投与されたインスリンが増加傾向又は減少傾向にあるか、又は特に傾向はなく、現状維持の状態であり、即ち糖尿病患者は毎日同じ合計投与量を投与しているかを容易に知ることができる。更に、患者は、例えば増加傾向が観察される理由をヘルスケア担当者と話し合うためにデータを使用することができる。増加傾向、即ちインスリン投与が毎日増え続けることは、おそらく食物の摂取が増えることによって生じており、糖尿病患者の体重増加に繋がることが多く、最終的に肥満の問題を生じる。
等しい長さの2つ以上の登録期間からなる前記経過した期間について、各登録期間中に記録されたボーラスインスリン投与の用量の合計を計算し、
2つ以上のそのような登録期間の前記合計をディスプレイに表示させる
プロセッサを備える装置が提供される。
プロセッサは適宜、前記登録期間の各々を特定する日付、日番号、週番号、四半期、年等のデータをディスプレイに表示させる。
従って、装置の表示データによって、患者は、例えば経過した前記期間中に、これらの期間に投与されたインスリンが増加傾向又は減少傾向にあるか、又は特に傾向はなく、現状維持の状態であり、即ち糖尿病患者は毎日同じ合計投与量を投与しているかを容易に知ることができる。更に、患者は、例えば増加傾向が観察される理由をヘルスケア担当者と話し合うためにデータを使用することができる。増加傾向、即ちインスリン投与が毎日増え続けることは、おそらく食物の摂取が増えることによって生じており、糖尿病患者の体重増加に繋がることが多く、最終的に肥満の問題を生じる。
本発明の一実施形態では、経過した期間の治療計画と対比させて投与されたインスリンの用量を糖尿病患者に通知する装置であって、
等しい長さの2つ以上の登録期間である前記経過した期間について、
各登録期間中に記録されたボーラスインスリン投与の用量の合計と、
各登録期間中に投与される予定のボーラスインスリンの処方用量の合計と
の差異を計算するプロセッサを備え、プロセッサが更に、
そのような登録期間における2つ以上の差異をディスプレイに表示させ、この場合、正の差異が、登録期間において処方されたインスリンより多いボーラスインスリンが投与されたことを示し、負の差異が、該当する登録期間において処方されたインスリンより少ないボーラスインスリンが投与されたことを示す、装置が提供される。
プロセッサは適宜、前記登録期間の各々を特定する日付、日番号、週番号、四半期、年等のデータをディスプレイに表示させる。
等しい長さの2つ以上の登録期間である前記経過した期間について、
各登録期間中に記録されたボーラスインスリン投与の用量の合計と、
各登録期間中に投与される予定のボーラスインスリンの処方用量の合計と
の差異を計算するプロセッサを備え、プロセッサが更に、
そのような登録期間における2つ以上の差異をディスプレイに表示させ、この場合、正の差異が、登録期間において処方されたインスリンより多いボーラスインスリンが投与されたことを示し、負の差異が、該当する登録期間において処方されたインスリンより少ないボーラスインスリンが投与されたことを示す、装置が提供される。
プロセッサは適宜、前記登録期間の各々を特定する日付、日番号、週番号、四半期、年等のデータをディスプレイに表示させる。
従って、表示データ、即ち装置に表示される前記差異によって、糖尿病患者に対し、経過期間、即ち2つ以上の登録期間の内の何時、実際に投与されたインスリンの合計が処方されたインスリンの合計に等しかったか、いつ、即ちどの日において、処方された用量より少ないボーラスインスリンが投与されたか、どの日において、処方より多いボーラスインスリンが投与されたかが示されるという利点がある。正の差異は、処方されたインスリンより投与されたインスリンが多いことを示し、それとは逆に、負の差異は、処方されたインスリンより投与されたインスリンが少ないことを示す。
処方より多いボーラスインスリンが投与された日には、経過した期間中の他の日と比較して相対的に多量の食物が摂取され、おそらくはそれによって投与量が増えたのであり、その結果、過剰な食物摂取によって、特にこの状況が続く場合、糖尿病患者の体重が増加する可能性が非常に高くなる。更に、装置には、日付、日番号、週番号、及び四半期のようなデータを表示することができ、このデータが正の差異に関連する場合、データはこれらの登録期間において、処方された用量より多いインスリンが投与されたことを示すことができる。同様に、データが負の差異に関連する場合、データは、例えば日付として表示される他の登録期間において、処方された用量より少ないボーラスインスリンが投与されたことを示すことができる。
処方より多いボーラスインスリンが投与された日には、経過した期間中の他の日と比較して相対的に多量の食物が摂取され、おそらくはそれによって投与量が増えたのであり、その結果、過剰な食物摂取によって、特にこの状況が続く場合、糖尿病患者の体重が増加する可能性が非常に高くなる。更に、装置には、日付、日番号、週番号、及び四半期のようなデータを表示することができ、このデータが正の差異に関連する場合、データはこれらの登録期間において、処方された用量より多いインスリンが投与されたことを示すことができる。同様に、データが負の差異に関連する場合、データは、例えば日付として表示される他の登録期間において、処方された用量より少ないボーラスインスリンが投与されたことを示すことができる。
本発明の一実施形態では、経過した期間における糖尿病患者の治療計画と対比させて投与されたインスリンの用量を糖尿病患者に通知する装置であって、
等しい長さの2つ以上の登録期間からなる前記経過した期間について、
各登録期間中に記録されたボーラスインスリンの投与用量の合計と、
各登録期間中に投与される予定のボーラスインスリンの処方用量の合計と
の差異を計算するプロセッサを備え、プロセッサが更に、
そのような複数の登録期間について計算された前記差異に基づいて対応する数の各期間終了時点での合計を計算し、
前記登録期間終了時点での合計の内の一つ以上をディスプレイに表示させ、表示された合計が正である場合、処方されたインスリンより多いボーラスインスリンが投与されたことが示され、表示された合計が負である場合、処方されたインスリンより少ないボーラスインスリンが投与されたことが示される、装置が提供される。
プロセッサは適宜、前記登録期間の各々を特定する日付、日番号、週番号、四半期、年等のデータをディスプレイに表示させる。
等しい長さの2つ以上の登録期間からなる前記経過した期間について、
各登録期間中に記録されたボーラスインスリンの投与用量の合計と、
各登録期間中に投与される予定のボーラスインスリンの処方用量の合計と
の差異を計算するプロセッサを備え、プロセッサが更に、
そのような複数の登録期間について計算された前記差異に基づいて対応する数の各期間終了時点での合計を計算し、
前記登録期間終了時点での合計の内の一つ以上をディスプレイに表示させ、表示された合計が正である場合、処方されたインスリンより多いボーラスインスリンが投与されたことが示され、表示された合計が負である場合、処方されたインスリンより少ないボーラスインスリンが投与されたことが示される、装置が提供される。
プロセッサは適宜、前記登録期間の各々を特定する日付、日番号、週番号、四半期、年等のデータをディスプレイに表示させる。
従って、装置に表示されるデータ、即ち、前記差異の合計、例えば、表示される合計が正である場合、経過した期間全体で処方されたインスリンより多いボーラスインスリンが投与されたことが示され、表示される合計が負である場合、経過した期間全体で処方されたインスリンより少ないボーラスインスリンが投与されたことが示される、という利点がある。
登録期間、例えば2日以上の期間に表示される前記「差異の合計」がゼロである場合、糖尿病患者は、これら2日に亘って、治療計画に概ね従っていた。
登録期間、例えば2日以上の期間に表示される前記「差異の合計」がゼロである場合、糖尿病患者は、これら2日に亘って、治療計画に概ね従っていた。
しかしながら、上述の場合、ある日の投与量が、処方された用量よりも2IUだけ少ないとき、別の日の投与量を処方された用量より2IUだけ増やすことによって補充することができる。というのは、この事例においては、これらの2日を考察すると、差異の合計がゼロ(2IU−2IU)となるからであり、従って糖尿病患者はこれらの2日に亘って考慮すれば、治療計画にほぼ従ったことになる。
一般に、患者は、例えば1日の間又は更に長期に亘る登録期間中に投与されたインスリンが過剰又は過少であった理由をヘルスケア担当者と話し合うためにデータを使用することを選択することができる。その結果、ヘルスケア担当者は、治療計画に従うためには何をすべきかについて患者に助言することができる。
一般に、患者は、例えば1日の間又は更に長期に亘る登録期間中に投与されたインスリンが過剰又は過少であった理由をヘルスケア担当者と話し合うためにデータを使用することを選択することができる。その結果、ヘルスケア担当者は、治療計画に従うためには何をすべきかについて患者に助言することができる。
本発明によれば、糖尿病患者は、1日の間、及び数日間に投与されたインスリンの用量を容易に思い出すことができる。従って、患者が処方通りのインスリン用量を摂取する可能性が大きく高まり、よって患者が処方された治療に従う確立が高まる。
インスリンの国際単位、IUを合計することができる。一時点でボーラスインスリンとして投与されたIUの量が5IUであり、別の時点でボーラスインスリンとして投与されたIUの量が7IUである場合、結果としてこれらの期間にボーラスインスリンとして投与されたIUの合計は12IUである。
インスリンの国際単位、IUを合計することができる。一時点でボーラスインスリンとして投与されたIUの量が5IUであり、別の時点でボーラスインスリンとして投与されたIUの量が7IUである場合、結果としてこれらの期間にボーラスインスリンとして投与されたIUの合計は12IUである。
上述のように、本発明は、装置、例えば薬剤投与装置において実施することができ、この装置は種々の濃度のインスリンを注入するドーサーとすることができ、表示機能を備えた電動式注射器のような単純な形態とすることができる。例えば、US6540672、US6656114、US2002/010432、及びUS2003/032868は全て、高性能薬剤投与装置を開示しており、ここで参照することにより、これらの文献の内容全体を本明細書に包含する。
本発明は、本技術分野で既知の、種々の濃度のインスリンを注入する機能も備えたポンプの形態の薬剤投与装置でも実施することができる。別の構成として、薬剤投与装置は吸入器とすることができる。患者の肺の内部への液体エアロゾル又は乾燥エアロゾルの沈着を補助する様々な吸入器が存在する。例えば、US5888477号(参照により、この特許文献の内容全体を本明細書に包含する)は、インスリン送達に使用できる頑丈な吸入器を開示している。Smithらによる米国特許第5785049号(参照により、この特許文献の内容全体を本明細書に包含する)は、粉末製剤の送達に適した装置を開示している。
本発明は、本技術分野で既知の、種々の濃度のインスリンを注入する機能も備えたポンプの形態の薬剤投与装置でも実施することができる。別の構成として、薬剤投与装置は吸入器とすることができる。患者の肺の内部への液体エアロゾル又は乾燥エアロゾルの沈着を補助する様々な吸入器が存在する。例えば、US5888477号(参照により、この特許文献の内容全体を本明細書に包含する)は、インスリン送達に使用できる頑丈な吸入器を開示している。Smithらによる米国特許第5785049号(参照により、この特許文献の内容全体を本明細書に包含する)は、粉末製剤の送達に適した装置を開示している。
従って、本明細書において、「薬剤投与装置」という用語は、個別の用量の薬液を送達する(小さな液滴の形態で)注射器型の装置(例えばペン型注射器又はジェット式注射器)、薬液を連続的に送達する薬剤ポンプ、薬剤を蒸発させて、「噴霧状にして」、又は粉体状にして個別用量を送達するか又は連続的に送達する吸入器やスプレー等を意味する。本発明は、携帯情報端末、携帯電話機、又は血糖測定器のような電子機器でも実施することができる。
以下に、添付図面を参照して、好適な実施形態に関連付けながら、本発明を更に詳細に説明する。
図面全体を通して、同じ参照番号は同様の又は対応する要素、機能等を示す。
以下に、添付図面を参照して、好適な実施形態に関連付けながら、本発明を更に詳細に説明する。
図面全体を通して、同じ参照番号は同様の又は対応する要素、機能等を示す。
図1は、装置1、例えばハウジングを有する薬剤投与装置の一実施例を開示している。注入針2は、ハウジングの遠位端に接続される針アセンブリ3に接続され、例えば投与される薬剤、例えば注入される基礎インスリン又はボーラスインスリンを収容する容器4、例えばカートリッジ又はアンプルと連絡する。
複数の操作ボタン5、6、7、9が薬剤投与装置の本実施例に設けられており、これらのボタンには、注入される用量を設定する用量設定ボタン5、ダイアルで設定された投与量を確認する確認ボタン6、メニューを元に戻すエスケープボタン7、及び注入ボタン9が含まれる。
複数の操作ボタン5、6、7、9が薬剤投与装置の本実施例に設けられており、これらのボタンには、注入される用量を設定する用量設定ボタン5、ダイアルで設定された投与量を確認する確認ボタン6、メニューを元に戻すエスケープボタン7、及び注入ボタン9が含まれる。
注入を行なうために、ユーザは、ダイアルアップ/ダウンボタン5を使用して注入される用量をダイアル設定する。用量をダイアル設定すると、用量がディスプレイ8に表示される。適切な大きさに用量がダイアル設定されたら、ユーザは確認ボタン7を操作することによって設定された用量を確認する。糖尿病患者の組織内に注入針2を挿入した後、ユーザは注入ボタン9を操作して設定された用量を放出する。
前記ディスプレイを更に使用して、グラフ形式、テキスト形式、又は両方の形式の複合形式で、表1〜5に示される内容に対応して図3〜13に示される内容を表示することができる。
前記ディスプレイを更に使用して、グラフ形式、テキスト形式、又は両方の形式の複合形式で、表1〜5に示される内容に対応して図3〜13に示される内容を表示することができる。
図2は、装置の電子回路の一実施例を開示している。前記装置は薬剤投与装置又は血糖測定器とすることもできる。
データのこのような表示は、内部構造を図示するような、何らかの汎用デバイス/コンピュータシステムで実行することができる方法において実施することができる。コンピュータシステム(210)、例えば装置は、システムバス(220)を利用して相互接続される種々のサブシステムから構成される。マイクロプロセッサ(230)は他のサブシステムと通信し、他のサブシステムの機能を制御する。メモリ(240)は、例えば一つ以上の登録期間の内のどの時点でボーラスインスリンの注入を行なうべきか等の命令及びデータを保存することにより、マイクロプロセッサの機能を援助する。固定ドライブ(250)を使用して、これらのデータを例えばデータベース構造に格納し、またオペレーティングシステム及び他のプログラムのような半永久的な性質を有する命令を格納することができ、更に固定ドライブは、後で表示されるデータを格納することができる。ディスプレイアダプター(260)は、システムバスとディスプレイデバイス(8)との間のインターフェースとして使用され、ディスプレイデバイスは、普通、モニタ又はディスプレイである。言い換えれば、ディスプレイは前記プロセッサとインターフェース接続され、図形、数字テキスト、及びこれらのいずれかの組み合わせで種々のデータをディスプレイに表示させることができる。このようなモニタ又はディスプレイを使用して、治療計画に基づいて種々の時点で行なわれる予定の、ボーラスインスリンの注入のような種々のデータを表示することができる。更に、前記データの合計、及び前記データに対する他の操作を、数字、テキスト、図形、例えば棒グラフ、円グラフなどとしてディスプレイに表示することができ、装置のユーザは何をどのように表示すべきかを決めることができる。ネットワークインターフェース(280)を使用して、有線手段又は無線手段によりコンピュータをネットワーク上の他のコンピュータに接続することができる。ネットワーク上のこれらのデバイスは、薬剤投与装置とすることもできる。これらの薬剤投与装置は、例えばボーラスインスリンに関する投薬量、投薬時点のような患者関連データを保存する機能を備えることができる。これらの装置は、種々の通信媒体を使用してコンピューティングデバイスと通信する。通信手段は、TCP/IP、SSL等の種々の通信プロトコルを使用するケーブル、RS232、Bluetooth、赤外線等の有線手段又は無線手段とすることができる。コンピュータシステムはサウンドカード(290)を含むこともできる。システムは、キーボード(292)及びマウス(294)のような種々の入力デバイス、及びプリンタ(296)のような出力デバイスに接続することができる。これらのサブシステムには種々の構成を用いることができる。ここで、本発明を実施する装置又はシステムが、上述よりも少ない数又は多い数のサブシステムを使用することができることにも留意されたい。
データのこのような表示は、内部構造を図示するような、何らかの汎用デバイス/コンピュータシステムで実行することができる方法において実施することができる。コンピュータシステム(210)、例えば装置は、システムバス(220)を利用して相互接続される種々のサブシステムから構成される。マイクロプロセッサ(230)は他のサブシステムと通信し、他のサブシステムの機能を制御する。メモリ(240)は、例えば一つ以上の登録期間の内のどの時点でボーラスインスリンの注入を行なうべきか等の命令及びデータを保存することにより、マイクロプロセッサの機能を援助する。固定ドライブ(250)を使用して、これらのデータを例えばデータベース構造に格納し、またオペレーティングシステム及び他のプログラムのような半永久的な性質を有する命令を格納することができ、更に固定ドライブは、後で表示されるデータを格納することができる。ディスプレイアダプター(260)は、システムバスとディスプレイデバイス(8)との間のインターフェースとして使用され、ディスプレイデバイスは、普通、モニタ又はディスプレイである。言い換えれば、ディスプレイは前記プロセッサとインターフェース接続され、図形、数字テキスト、及びこれらのいずれかの組み合わせで種々のデータをディスプレイに表示させることができる。このようなモニタ又はディスプレイを使用して、治療計画に基づいて種々の時点で行なわれる予定の、ボーラスインスリンの注入のような種々のデータを表示することができる。更に、前記データの合計、及び前記データに対する他の操作を、数字、テキスト、図形、例えば棒グラフ、円グラフなどとしてディスプレイに表示することができ、装置のユーザは何をどのように表示すべきかを決めることができる。ネットワークインターフェース(280)を使用して、有線手段又は無線手段によりコンピュータをネットワーク上の他のコンピュータに接続することができる。ネットワーク上のこれらのデバイスは、薬剤投与装置とすることもできる。これらの薬剤投与装置は、例えばボーラスインスリンに関する投薬量、投薬時点のような患者関連データを保存する機能を備えることができる。これらの装置は、種々の通信媒体を使用してコンピューティングデバイスと通信する。通信手段は、TCP/IP、SSL等の種々の通信プロトコルを使用するケーブル、RS232、Bluetooth、赤外線等の有線手段又は無線手段とすることができる。コンピュータシステムはサウンドカード(290)を含むこともできる。システムは、キーボード(292)及びマウス(294)のような種々の入力デバイス、及びプリンタ(296)のような出力デバイスに接続することができる。これらのサブシステムには種々の構成を用いることができる。ここで、本発明を実施する装置又はシステムが、上述よりも少ない数又は多い数のサブシステムを使用することができることにも留意されたい。
装置とコンピューティングシステムとの間のこのような構成(これらの両方に本発明を駐在させることができる)は、これらの2つの間での1対1のリンクによって単純化することができる。しかし、同時にこの構成は、効率的な患者−医師−親類−ピアネットワークを構築するための必要性に従って拡張及びカスタマイズすることもできる。例えば、コンピューティングシステムは、定期的にローカルエリアネットワーク又はインターネットにログオンしてユーザ測定値、例えば投与されたボーラスインスリンの用量及び時点を示す測定値をリモートデータベースサーバに送信し、このサーバを使用してレポートを生成することができるか、又は患者の担当医、親類などのシステムのような異なるコンピューティングシステムから糖尿病患者の治療計画を受信することができる。これらのコンピューティングデバイスは、汎用デスクトップ、又はラップトップ、携帯電話機、PDA、血糖測定器等の他の様々な機器とすることができる。
本方法は、コンピュータシステムによって実行されるソフトウェアの命令によって、前述のコンピューティングデバイスに組み込まれる。この場合も、ソフトウェアは、本方法を実行する一つ以上のモジュールとして実施することができる。
本方法は、コンピュータシステムによって実行されるソフトウェアの命令によって、前述のコンピューティングデバイスに組み込まれる。この場合も、ソフトウェアは、本方法を実行する一つ以上のモジュールとして実施することができる。
具体的には、ソフトウェアは、ストレージデバイスを含むコンピュータで読み取り可能な媒体に保存することができるか、又はインターネット、又は別のネットワークロケーション又はネットワークサイトから、インターフェースチャネル及び通信チャネルを介して遠隔地からダウンロードされる。コンピュータシステムは、ソフトウェアコード又はプログラムコードの命令を実行することができるように、ソフトウェア又はプログラムコードが記録されているコンピュータで読み取り可能な媒体を含む。コンピュータシステムを使用することにより、好ましくは、有用な装置に指示を与え、本発明の実施形態に従ってコンピュータプログラムのランタイムシンボルテーブルを構成する。
種々の時点で投与されたインスリン、及び糖尿病患者の治療計画において処方されたインスリンそれぞれの一例を示す以下の概要と、これらの合計、及び複数の時点でのこれらの合計の差異を、図3、4、5、6及び7に示すように前記装置のディスプレイに表示することができる。
表1
表1
図3は、記録されたインスリン投与用量の供給を受けて表示を行うディスプレイを示している。しかしながら、同じデータは、表1の「投与されたインスリン」の行にも表示することができる。前記記録されたインスリン投与用量の供給は、前記装置にキー入力又はダイアル入力するか、或いは外部デバイスから転送することにより行うことができる。従って、登録期間中のデータの全て、又はデータの一部、即ち1回以上のインスリン投与を表示することができる。更に、投与が行なわれた時点を表示することができる。これにより、糖尿病患者に対し、実際の投与が行なわれた後で、及びインスリンが投与されたとき、投与されたインスリンの用量を通知することができる。
図4は、記録されたインスリン投与用量の複数の時点での合計の供給を受けて表示を行うディスプレイを示している。しかしながら、同じデータは、表1の「投与されたインスリンの現時点での合計」の行にも表示することができる。前記記録されたインスリン投与用量の複数の時点での合計の供給は、合算の前に、前記装置にキー入力又はダイアル入力することにより行うことができる。従って、登録期間中の前記記録された用量の合計の全て、又は記録された用量の合計の一部を表示することができる。更に、前記合計に関連する投与の時点、即ち投与の合計を計算した時点を表示することができる。一例として、図4において、値7はこのような2回のインスリン投与4及び3の合計であり、これは表1の6時30分の合計7に対応する。これにより、糖尿病患者に対し、実際の投与が行なわれた後で、及び該当する用量のインスリンが投与されたとき、インスリンの現時点での合計を通知することができる。
図4は、記録されたインスリン投与用量の複数の時点での合計の供給を受けて表示を行うディスプレイを示している。しかしながら、同じデータは、表1の「投与されたインスリンの現時点での合計」の行にも表示することができる。前記記録されたインスリン投与用量の複数の時点での合計の供給は、合算の前に、前記装置にキー入力又はダイアル入力することにより行うことができる。従って、登録期間中の前記記録された用量の合計の全て、又は記録された用量の合計の一部を表示することができる。更に、前記合計に関連する投与の時点、即ち投与の合計を計算した時点を表示することができる。一例として、図4において、値7はこのような2回のインスリン投与4及び3の合計であり、これは表1の6時30分の合計7に対応する。これにより、糖尿病患者に対し、実際の投与が行なわれた後で、及び該当する用量のインスリンが投与されたとき、インスリンの現時点での合計を通知することができる。
図5は、治療計画において投与される予定のインスリンの用量を示すディスプレイを示している。しかしながら、同じデータは、表1の「処方されたインスリン」の行にも表示することができる。前記投与される予定のインスリンの用量は、前記装置にキー入力又はダイアル入力することができる。従って、登録期間中の、共に種々の時点において投与される予定のインスリンの用量に関するデータの一部又はデータの全てを表示することができる。更に、処方された投与の時点を表示することができる。これにより、糖尿病患者に対し、実際の投与が行われる前に治療計画において投与される予定のインスリンの用量を通知することができ、且つ投与を行なうべき時間を通知することができる。
図6は、治療計画において投与される予定のインスリンの用量の複数の時点での合計を示すディスプレイを示している。しかしながら、同じデータは、表1の「処方されたインスリンの現時点での合計」の行にも表示することができる。前記投与される予定のインスリンの用量は、前記装置にキー入力又はダイアル入力することができる。
図6は、治療計画において投与される予定のインスリンの用量の複数の時点での合計を示すディスプレイを示している。しかしながら、同じデータは、表1の「処方されたインスリンの現時点での合計」の行にも表示することができる。前記投与される予定のインスリンの用量は、前記装置にキー入力又はダイアル入力することができる。
従って、登録期間中の、投与される予定のインスリンの用量の一部又は前記投与される予定のインスリンの用量の全ては、いずれの実際の投与の前においても表示することができる。更に、前記合計に関連する投与の計画時点を表示することができる。一例として、図6において、値15は、このような2回の処方された投与8及び7の合計であり、これは表1の12時00分の合計15に対応する。これにより、糖尿病患者に、治療計画において投与される予定のインスリンの合計用量を、これらの合計が達成されるべき時点、即ち例えば6時00分、12時00分などの時点で通知することができる。
前記データの表示は、次のようにして装置上で実施することができる。
プロセッサは、担当医が糖尿病患者のために所定期間、例えば登録期間に亘って処方した用量といった、ボーラスインスリン投与の用量を含むデータを受けとる(キー入力される、リモートデバイスから受信される)ことができる。次に、データを使用して、プロセッサは、ボーラスインスリンの複数の時点での合計を計算することができるので、続いて前記複数の時点での合計の内の一つ以上をディスプレイに表示させることができる。
更に、プロセッサは、前記複数の時点での合計に関連する一つ以上の処方された投与時点、例えば食事時間、即ち6時00分、12時00分、18時00分をディスプレイに表示させることができる。
前記データの表示は、次のようにして装置上で実施することができる。
プロセッサは、担当医が糖尿病患者のために所定期間、例えば登録期間に亘って処方した用量といった、ボーラスインスリン投与の用量を含むデータを受けとる(キー入力される、リモートデバイスから受信される)ことができる。次に、データを使用して、プロセッサは、ボーラスインスリンの複数の時点での合計を計算することができるので、続いて前記複数の時点での合計の内の一つ以上をディスプレイに表示させることができる。
更に、プロセッサは、前記複数の時点での合計に関連する一つ以上の処方された投与時点、例えば食事時間、即ち6時00分、12時00分、18時00分をディスプレイに表示させることができる。
図7及び8は、登録期間中の複数の時点における投与されたインスリンと処方されたインスリンとの差異を示すディスプレイを示している。図7は、表1の「差異」の行にも表示することができるものと同じデータに関し、図8は、以下の表2の行「差異」の行にも表示することができるものと同じデータに関する。
種々の時点で投与されたインスリン、及び糖尿病患者の治療計画において処方されたインスリンのそれぞれを示す以下の概要、及びそれらの現時点での合計を示す。これらの合計の差異は図8に示される。
表2
種々の時点で投与されたインスリン、及び糖尿病患者の治療計画において処方されたインスリンのそれぞれを示す以下の概要、及びそれらの現時点での合計を示す。これらの合計の差異は図8に示される。
表2
これにより、糖尿病患者に対し、治療計画、即ち所定期間、例えば上述の登録期間に亘って糖尿病患者に処方されたインスリンの用量と対比させて投与されたインスリンの用量を通知することができる。
前記データの表示は次のように装置上で実施することがきる。
装置のプロセッサには、表2のデータ、即ち4、5、6、7及び1に相当する、登録期間中に記録されたボーラスインスリン投与の用量を含むデータを供給することができる。
前記データの表示は次のように装置上で実施することがきる。
装置のプロセッサには、表2のデータ、即ち4、5、6、7及び1に相当する、登録期間中に記録されたボーラスインスリン投与の用量を含むデータを供給することができる。
更に、装置のプロセッサには、表2に含まれるデータ、即ち8、7及び5に相当する、同じ登録期間に糖尿病患者に処方されているボーラスインスリン投与の用量を含むデータを供給することができる。通常、これらのデータは患者の治療計画である。
従って、プロセッサは、第1の複数の時点での合計、即ち4、9、15、22、及び23IUを、前記供給を受けた、登録期間において記録されたボーラスインスリン投与の用量に基づいて計算することができる。
従って、プロセッサは、第1の複数の時点での合計、即ち4、9、15、22、及び23IUを、前記供給を受けた、登録期間において記録されたボーラスインスリン投与の用量に基づいて計算することができる。
従って、プロセッサは、第2の複数の時点での合計、即ち8、8、15、20及び20国際単位を、前記登録期間に糖尿病患者に処方されているボーラスインスリン投与の用量に基づいて計算することもできる。
その結果、装置のプロセッサは、前記第1の及び第2の複数の時点での合計の差異、即ち「4、9、15、22及び23」と「8、8、15、20及び20」との差異−4、−1、0、2及び3を計算することができる。正の差異は、登録期間中の投与の時点で処方されているインスリンより投与されたインスリンが多いことを示すことができ、逆に、負の差異は、経過した登録期間中の投与時点において、処方されているインスリンより投与されたインスリンが少ないことを示すことができる。
次に、プロセッサは、図8及び/又は表2に示す前記差異の内の一つ以上をディスプレイに表示させることができる。
その結果、装置のプロセッサは、前記第1の及び第2の複数の時点での合計の差異、即ち「4、9、15、22及び23」と「8、8、15、20及び20」との差異−4、−1、0、2及び3を計算することができる。正の差異は、登録期間中の投与の時点で処方されているインスリンより投与されたインスリンが多いことを示すことができ、逆に、負の差異は、経過した登録期間中の投与時点において、処方されているインスリンより投与されたインスリンが少ないことを示すことができる。
次に、プロセッサは、図8及び/又は表2に示す前記差異の内の一つ以上をディスプレイに表示させることができる。
従って、表示されるグラフは、前記登録期間、好ましくは1日の間の、実際の投薬と、処方された投薬との差異の変化を示している。
更に、プロセッサは、図8に示すように、前記差異の時点であって、経過した登録期間中の実際のボーラスインスリン投与の時点、即ち、6時00分、6時30分、12時00分、18時00分、及び19時00分をディスプレイに表示させることができる。
更に、プロセッサは、図8に示すように、前記差異の時点であって、経過した登録期間中の実際のボーラスインスリン投与の時点、即ち、6時00分、6時30分、12時00分、18時00分、及び19時00分をディスプレイに表示させることができる。
図9は、8つの登録期間に投与されたインスリンの合計を示すディスプレイを示している。別の構成として又は追加的な構成として、データは以下の表3に示すように表示することができる。
表3
従って、糖尿病患者に、経過した登録期間において投与されたインスリンの用量をこのようにして通知することができる。通常、前記経過した期間は同じ長さの2つ以上の登録期間からなる。更に多くの登録期間は、表示の前に糖尿病患者が決定した週、月、四半期、又は他のいずれかの期間を含むことができる。各登録期間に同じ長さを適用することにより、複数の期間の結果を比較することが一層有意義となり、更にデータが棒グラフ、円グラフでx−y図の直線として表示される場合には、全ての傾向、例えば投与されたインスリンの増加傾向、減少傾向、又は現状維持を、一瞥するだけで容易に見つけることができる。
表3
従って、糖尿病患者に、経過した登録期間において投与されたインスリンの用量をこのようにして通知することができる。通常、前記経過した期間は同じ長さの2つ以上の登録期間からなる。更に多くの登録期間は、表示の前に糖尿病患者が決定した週、月、四半期、又は他のいずれかの期間を含むことができる。各登録期間に同じ長さを適用することにより、複数の期間の結果を比較することが一層有意義となり、更にデータが棒グラフ、円グラフでx−y図の直線として表示される場合には、全ての傾向、例えば投与されたインスリンの増加傾向、減少傾向、又は現状維持を、一瞥するだけで容易に見つけることができる。
経過した期間、即ち通常同じ長さの、複数の登録期間に投与されたインスリンの用量の表示は、次のようにして装置上で実施することができる。
プロセッサは、各登録期間中に記録されたボーラスインスリン投与の用量の合計、例えば表1に示す第1期間の合計19を計算することができる。同じように、他の7つの期間のデータを計算して、上記表3に示す結果を導くことができる。
プロセッサは、各登録期間中に記録されたボーラスインスリン投与の用量の合計、例えば表1に示す第1期間の合計19を計算することができる。同じように、他の7つの期間のデータを計算して、上記表3に示す結果を導くことができる。
次に、装置に組み込まれるプロセッサは、各登録期間、例えば図に示す2、5又は8つの登録期間中に記録されたボーラスインスリン投与の用量の合計に関する前記合計をディスプレイに表示させることができる。
更に、プロセッサは、前記登録期間の各々を識別するデータ、例えば日付、日番号、週番号、四半期、年をディスプレイに表示させることができる。
更に、プロセッサは、前記登録期間の各々を識別するデータ、例えば日付、日番号、週番号、四半期、年をディスプレイに表示させることができる。
図9を一瞥すると、投与されたインスリンに増加傾向があることに容易に気付くことができる。患者は、ボーラスインスリンの用量が何故増加しているのか、処方された量が増加しているのか、又は食物の摂取量が増加しているために食事時のインスリン、即ちボーラスインスリンが必要なのかを考えることができる。多量の(より多くの)食物を摂取すると、恐らく体重が増加し、最終的に肥満の問題を引き起こすため、これによって患者は、間接的に体重の増加を予測することができる。
登録期間の数に関わらず、投与されたインスリンと処方されたインスリンとの差異は、装置上で次のように実施できる。
装置のプロセッサは、
例えば表5の各登録期間に記録されたボーラスインスリン投与の用量の合計、即ち19IU、20IU、16IU、20IU、18IU、19IU、20IU及び22IUと、
例えば表5の各登録期間に処方されている投与されるべきボーラスインスリンの用量の合計、即ち全ての登録期間について18IUと
の差異を計算する必要がある。
装置のプロセッサは、
例えば表5の各登録期間に記録されたボーラスインスリン投与の用量の合計、即ち19IU、20IU、16IU、20IU、18IU、19IU、20IU及び22IUと、
例えば表5の各登録期間に処方されている投与されるべきボーラスインスリンの用量の合計、即ち全ての登録期間について18IUと
の差異を計算する必要がある。
これらの差異は、例えば表5では、それぞれ1IU、2IU、−2IU、2IU、0IU、1IU、2IU、及び4IUである。
プロセッサは、図11に示すように、2つ以上の各登録期間の差異、即ち1IU、2IU、−2IU、2IU、0IU、1IU、2IU、及び4IUをディスプレイに表示させる必要がある。これには表5に示す表示形式を適用することもできる。
プロセッサは、図11に示すように、2つ以上の各登録期間の差異、即ち1IU、2IU、−2IU、2IU、0IU、1IU、2IU、及び4IUをディスプレイに表示させる必要がある。これには表5に示す表示形式を適用することもできる。
正の差異が表示される場合、該当する登録期間において処方されているインスリンより投与されたインスリンが多いことが示され、逆に、負の差異が表示される場合、該当する登録期間において処方されているインスリンより投与されたインスリンが少ないことが示される。
更に、プロセッサは、前記登録期間の各々を特定するデータ、例えば日付、日番号、週番号、四半期、年をディスプレイに表示させることができる。
更に、プロセッサは、前記登録期間の各々を特定するデータ、例えば日付、日番号、週番号、四半期、年をディスプレイに表示させることができる。
表4に対応する図10は、複数の登録期間のほとんどにおいて、処方されたインスリンより投与されたインスリンが少ない実施例である。即ち、登録期間8においてのみ処方されたインスリンより多いインスリンが投与され、期間7において処方通りに投与が行なわれ、期間1〜6において処方より少ないボーラスインスリン、具体的には1IU、3IU、4IU、3IU、2IU及び1IUだけ少ないインスリンがそれぞれ投与されている。
逆に、表5に対応する図11は、経過した時間、即ち前記登録期間のほとんどにおいて処方されたインスリンより投与されたインスリンが多い実施例である。図に示すように、処方されたインスリンが表4より2IUだけ少なく、即ち20IUではなく18IUである。従って、期間3においてのみ処方されたインスリンより少ないボーラスインスリンが投与され、期間5において処方された用量通りのボーラスインスリンが投与され、期間1、2、4及び6、7及び8において処方された用量よりも多い、即ち1IU、2IU、2IU、1IU、2IU及び4IUだけ多いボーラスインスリンがそれぞれ投与されている。
逆に、表5に対応する図11は、経過した時間、即ち前記登録期間のほとんどにおいて処方されたインスリンより投与されたインスリンが多い実施例である。図に示すように、処方されたインスリンが表4より2IUだけ少なく、即ち20IUではなく18IUである。従って、期間3においてのみ処方されたインスリンより少ないボーラスインスリンが投与され、期間5において処方された用量通りのボーラスインスリンが投与され、期間1、2、4及び6、7及び8において処方された用量よりも多い、即ち1IU、2IU、2IU、1IU、2IU及び4IUだけ多いボーラスインスリンがそれぞれ投与されている。
各登録期間に同じ長さを適用することにより、結果、即ち期間毎の処方されているインスリンと投与されたインスリンとの差異を比較することが一層有意義となる。更に、棒グラフ、円グラフにおいてx−y座標上の直線としてデータが表示される場合、全ての傾向、例えば実際の処方に対して投与されたインスリンが増加する傾向、減少する傾向、又は現状維持を、一瞥するだけで容易に見つけることができる。
図12及び13は、8つの登録期間について図10及び11の差異の合計を示すディスプレイを示している。前記8つの登録期間は実施例に過ぎない。
図10(表4)に関連するデータは図12に示すデータの基礎を構成し、同様に図11(表5)に関連するデータは図13に示すデータの基礎を構成する。
図10(表4)に関連するデータは図12に示すデータの基礎を構成し、同様に図11(表5)に関連するデータは図13に示すデータの基礎を構成する。
表4の実施例では、差異の合計はほとんどが減少を示す数字、即ち−1IU、−4IU、−8IU、−11IU、−13IU、−14IU及び−12IUであり(図12参照)、つまり直近の複数の期間に亘る減少傾向があり、従って図12を一瞥するだけで、処方より少ないボーラスインスリン(即ち、相対的に少ない投与量)が投与されているという減少傾向に容易に気付くことができる。
逆に、表5の実施例では、差異の合計は主に(増減する傾向が観察される最初の5つの登録期間「1」、「2」、「3」、「4」及び「5」を除いて)増加を示す数字、即ち2IU、4IU、及び8IU(図13も参照されたい)であり、よって直近の複数の期間に亘る増加傾向があり、処方より多いボーラスインスリン(即ち、相対的に多い投与量)が投与されているという増加傾向を意味すると解釈することができる。この傾向が続いている場合、ボーラスインスリンの投与用量が増えているか、又は単に処方より多いインスリンが、各登録期間、例えば1日の合計量として投与されており(処方された用量18IUに対して、例えば19IU、20IU又は更に多量のボーラスインスリンが投与される)、これによって肥満の問題が生じるか、又は時間の経過と共に少なくとも体重が増加する。この原因は、実際に、経過したばかりの登録期間(経過した期間)における食物摂取が大きかったために、過去のそのような機会に、食事時のインスリンを増やす必要、即ち1日全体の処方用量(18IU)より多い、例えば19IU、20IUのボーラスインスリンの必要を感じたためであると考えられる。食物の摂取を増やすと、おそらくは体重が増加し、それによって最終的に肥満の問題が生じるため、これによって患者は間接的に体重増加を予測することができる。体重計には現れないかもしれないが、図13に示されるデータは、潜在的な体重増加を示している可能性がある。
逆に、表5の実施例では、差異の合計は主に(増減する傾向が観察される最初の5つの登録期間「1」、「2」、「3」、「4」及び「5」を除いて)増加を示す数字、即ち2IU、4IU、及び8IU(図13も参照されたい)であり、よって直近の複数の期間に亘る増加傾向があり、処方より多いボーラスインスリン(即ち、相対的に多い投与量)が投与されているという増加傾向を意味すると解釈することができる。この傾向が続いている場合、ボーラスインスリンの投与用量が増えているか、又は単に処方より多いインスリンが、各登録期間、例えば1日の合計量として投与されており(処方された用量18IUに対して、例えば19IU、20IU又は更に多量のボーラスインスリンが投与される)、これによって肥満の問題が生じるか、又は時間の経過と共に少なくとも体重が増加する。この原因は、実際に、経過したばかりの登録期間(経過した期間)における食物摂取が大きかったために、過去のそのような機会に、食事時のインスリンを増やす必要、即ち1日全体の処方用量(18IU)より多い、例えば19IU、20IUのボーラスインスリンの必要を感じたためであると考えられる。食物の摂取を増やすと、おそらくは体重が増加し、それによって最終的に肥満の問題が生じるため、これによって患者は間接的に体重増加を予測することができる。体重計には現れないかもしれないが、図13に示されるデータは、潜在的な体重増加を示している可能性がある。
装置のプロセッサは、
例えば表5の各登録期間に記録されたボーラスインスリン投与の用量の合計、即ち19IU、20IU、16IU、20IU、18IU、19IU、20IU及び22IUと、
例えば表5の各登録期間に処方された投与される予定のボーラスインスリンの用量の合計、即ち全ての登録期間について18IUと
の差異を計算する必要がある。
プロセッサは更に、複数の登録期間の前記差異の合計、即ち表5の「差異の合計」の欄の−1IU、1IU、−1IU、1IU、1IU、2IU、4IU及び8IUを計算する必要がある。
例えば表5の各登録期間に記録されたボーラスインスリン投与の用量の合計、即ち19IU、20IU、16IU、20IU、18IU、19IU、20IU及び22IUと、
例えば表5の各登録期間に処方された投与される予定のボーラスインスリンの用量の合計、即ち全ての登録期間について18IUと
の差異を計算する必要がある。
プロセッサは更に、複数の登録期間の前記差異の合計、即ち表5の「差異の合計」の欄の−1IU、1IU、−1IU、1IU、1IU、2IU、4IU及び8IUを計算する必要がある。
従って、プロセッサは、対応する登録期間(実施例では8日)の前記複数の時点での合計の内の一つ以上をディスプレイに表示させる必要がある。
表5の「差異の合計」、特に最後の3つのアイテム、即ち2IU、4IU及び8IUがグラフ形式で表示される場合、処方より多いボーラスインスリンが投与されたことを示す増加傾向に容易に気付く。
表5の「差異の合計」、特に最後の3つのアイテム、即ち2IU、4IU及び8IUがグラフ形式で表示される場合、処方より多いボーラスインスリンが投与されたことを示す増加傾向に容易に気付く。
表示された合計が正である場合、処方より多いインスリンが投与されたことが示され、表示された合計が負である場合、処方より少ないインスリンが投与されたことを示す。
更に、プロセッサは、上述の実施例の前記登録期間を特定する日付又は日番号で、データ日をディスプレイに表示させることができる。
更に、プロセッサは、上述の実施例の前記登録期間を特定する日付又は日番号で、データ日をディスプレイに表示させることができる。
全ての実施形態において、記録されたインスリン投与の用量の供給は、投与前に外部デバイスから受けることができる。
更に、全ての実施形態において、前記治療計画におけるボーラスインスリンの用量、即ち投与される予定のインスリン用量の供給は、これらの値を種々の形態で表示する前に、外部デバイスから受けることができる。
更に、全ての実施形態において、前記治療計画におけるボーラスインスリンの用量、即ち投与される予定のインスリン用量の供給は、これらの値を種々の形態で表示する前に、外部デバイスから受けることができる。
同様に、前記投与された又は投与される予定のインスリン用量の記録の供給は、前記装置にキー入力又はダイアル入力することができる。更に、治療計画におけるインスリン、及び実際に投与された用量は、外部デバイスから受信することができる。
登録期間は、
−初期設定される、複数時間に亘る糖尿病患者の覚醒時間
−1日又は複数日
−数時間
−数時間と数分
の内の1つとすることができる。
例えば、特定の日、日番号、週番号、四半期及び年又は前記例示の内の複数である。
登録期間は、
−初期設定される、複数時間に亘る糖尿病患者の覚醒時間
−1日又は複数日
−数時間
−数時間と数分
の内の1つとすることができる。
例えば、特定の日、日番号、週番号、四半期及び年又は前記例示の内の複数である。
別の数の登録期間、例えば一つの登録期間を1日とする7つの登録期間を適用することができ、よって全体の分析期間を1週間とすることができる。同様に、別の数の登録期間、例えば365個の登録期間を適用することができ、この場合、一つの登録期間を1日とすることにより、全体の分析期間が1年となる。同様に、別の数の登録期間、例えば4つの登録期間を適用することができ、この場合、一つの登録期間を1週間とすると、全体の分析期間が1月となる。同様に、別の数の登録期間、例えば30を適用することができ、即ちこの場合、一つの登録期間を1日とすると、同様に全体の分析期間が1カ月30日となる。登録期間には通常、対象の期間全体を経過期間として選択し、後続のデータ解析に利用する。
好ましくは、前記登録期間は1日である。
好ましくは、前記登録期間は1日である。
前記登録期間は、糖尿病患者が決定することができるか、又は装置の初期設定とすることができる。同様に、糖尿病患者は、表示する登録期間の数、いずれの登録期間を表示するか、表示する登録期間の内のどの部分、例えば特定の時点を表示するかを決定することができる。
前記装置は、薬剤投与装置、好適には注射器又は血糖測定器とすることができる。
前記装置は、薬剤投与装置、好適には注射器又は血糖測定器とすることができる。
本明細書では幾つかの好適な実施形態を示したが、本発明は、これらの実施形態に制限されず、請求の範囲に規定される主題事項の範囲内で他の方法により実現することができる。
上述の要素に可能なあらゆる組み合わせは、本明細書において特に断らない限り、又は文脈上明らかに矛盾しない限り、本発明に含まれる。
上述の要素に可能なあらゆる組み合わせは、本明細書において特に断らない限り、又は文脈上明らかに矛盾しない限り、本発明に含まれる。
本発明の説明に使用された用語が名詞である場合、特に断らない限り、又は文脈上明らかに矛盾しない限り、単数及び複数の両方を含むものとする。
本明細書において値の範囲を列挙する場合、特に断らない限り、範囲に含まれる個別の値を個々に指すための省略法として用いられているだけであり、各個別の値は、本明細書において個々に列挙されるのと同じように本明細書に組み込まれる。特に断らない限り、本明細書において示された全ての厳密な値は、その近似値を表わす(例えば、特定の係数又は測定値に関して示された全ての例示的な厳密な値は、必要に応じて「約」という用語で修飾される近似測定値も提示していると考えることができる)。
本明細書において値の範囲を列挙する場合、特に断らない限り、範囲に含まれる個別の値を個々に指すための省略法として用いられているだけであり、各個別の値は、本明細書において個々に列挙されるのと同じように本明細書に組み込まれる。特に断らない限り、本明細書において示された全ての厳密な値は、その近似値を表わす(例えば、特定の係数又は測定値に関して示された全ての例示的な厳密な値は、必要に応じて「約」という用語で修飾される近似測定値も提示していると考えることができる)。
1又は複数の要素に関して「備える」、「有する」、又は「含む」、等の用語を使用した本発明のいずれかの態様又は実施形態の本明細書中の記述は、特に断らない限り、又は文脈上明らかに矛盾しない限り、1又は複数の特定の要素「から成る」、「を基本的な構成要素とする」、又は「を実質的に備える」本発明の同様の態様又は実施形態を含む(例えば、本明細書において特定の要素を含むものとして記載される組成は、特に断らない限り、又は文脈上明らかに矛盾しない限り、当該要素から成る組成でもある)。
本発明は、本明細書に提示される態様において言及される主題の全ての変形物及び均等物を、準拠法によって許される最大の範囲を限度として含む。
本発明は、本明細書に提示される態様において言及される主題の全ての変形物及び均等物を、準拠法によって許される最大の範囲を限度として含む。
本明細書中の全ての表題及び副題は、便宜上使用されたものであり、本発明をいかなる意味でも制限するものではない。
本明細書において使用される全ての例、又は例示を意味する用語(例えば「〜等」)は、本発明を理解し易く説明するためだけに使用されており、特に断らない限り、本発明の技術範囲を制限するものではない。本明細書のいずれの記述も、請求の範囲に規定されていない要素を本発明の実施要件として示すものではない。
本明細書において使用される全ての例、又は例示を意味する用語(例えば「〜等」)は、本発明を理解し易く説明するためだけに使用されており、特に断らない限り、本発明の技術範囲を制限するものではない。本明細書のいずれの記述も、請求の範囲に規定されていない要素を本発明の実施要件として示すものではない。
本明細書における特許文献の引用及び包含は、本発明を理解し易くするためだけに行なわれており、このような特許文献の有効性、特許性、及び/又は強制力に対するいかなる見解も反映しない。
本発明は、請求項の範囲に記載される主題の全ての変形物及び均等物を、準拠法によって許される範囲を限度として含む。
本発明は、請求項の範囲に記載される主題の全ての変形物及び均等物を、準拠法によって許される範囲を限度として含む。
Claims (21)
- 糖尿病患者に、投与されたインスリンの用量を通知する装置(1)であって、
グラフィック、テキスト、及び/又はこれらの組み合わせを表示するディスプレイ(8)と、
前記ディスプレイにインターフェース接続されるプロセッサ(230)と
を備え、プロセッサが、
1つの登録期間中に記録されたボーラスインスリン投与の用量を含むデータの供給を受け、
前記供給を受けた、記録された用量の内の2つ以上をディスプレイに表示させる
装置(1)。 - 前記データが更に、前記登録期間における投与時点を含み、プロセッサが更に、
2つ以上のそのような投与時点をディスプレイに表示させる
請求項1記載の装置(1)。 - 糖尿病患者に、投与されたインスリンの用量を通知する装置(1)であって、
グラフィック、テキスト、及び/又はこれらの組み合わせを表示するディスプレイ(8)と、
前記ディスプレイにインターフェース接続されるプロセッサ(230)と
を備え、プロセッサが、
1つの登録期間中に記録されたボーラスインスリン投与の用量を含むデータの供給を受け、
前記供給を受けた、記録されたボーラスインスリン投与の用量の複数の時点での合計を計算し、
前記供給をうけた、記録されたボーラスインスリン投与の用量の複数の時点での合計の内の2つ以上をディスプレイに表示させる
装置(1)。 - 前記データが更に、前記登録期間中の投与の時点を含み、プロセッサが更に、
2つ以上のそのような投与時点をディスプレイに表示させる
請求項3記載の装置(1)。 - 糖尿病患者に、治療計画において投与される予定のインスリンの用量を通知する装置(1)であって、
グラフィック、テキスト、及び/又はこれらの組み合わせを表示するディスプレイ(8)と、
前記ディスプレイにインターフェース接続されるプロセッサ(230)と
を備え、プロセッサが、
1つの登録期間に糖尿病患者に対して処方されているボーラスインスリン投与の用量を含むデータの供給を受け、
前記用量の内の一つ以上をディスプレイに表示させる
装置(1)。 - 前記データが更に、前記登録期間に前記ボーラスインスリンが投与される予定の時点を含み、プロセッサが更に、
処方されている投与の一つ以上の時点をディスプレイに表示させる
請求項5記載の装置(1)。 - 糖尿病患者に、治療計画において投与される予定のインスリンの用量を通知する装置(1)であって、
グラフィック、テキスト、及び/又はこれらの組み合わせを表示するディスプレイ(8)と、
前記ディスプレイにインターフェース接続されるプロセッサ(230)と
を備え、プロセッサが、
1つの登録期間に糖尿病患者に対して処方されているボーラスインスリン投与の用量を含むデータの供給を受け、
前記登録期間の前記治療計画の複数の時点におけるボーラスインスリンの用量の合計を計算し、
前記複数の時点での合計の内の一つ以上をディスプレイに表示させる、
装置(1)。 - 前記データが更に、前記登録期間に前記ボーラスインスリンが投与される予定の時点を含み、プロセッサが更に、
前記複数の時点での合計に関連し、処方されている投与の一つ以上の時点をディスプレイに表示させる、
請求項7記載の装置(1)。 - 糖尿病患者に、糖尿病患者の治療計画と対比させて投与されたインスリンの用量を通知する装置(1)であって、
グラフィック、テキスト、及び/又はこれらの組み合わせを表示するディスプレイ(8)と、
前記ディスプレイにインターフェース接続されるプロセッサ(230)と
を備え、プロセッサが、
1)1つの登録期間中に記録されたボーラスインスリン投与の用量を含むデータの供給を受け、
2)前記登録期間に糖尿病患者に対して処方されているボーラスインスリン投与の用量を含むデータの供給を受け、
3)1)の前記供給を受けた、登録期間中に記録されたボーラスインスリン投与の用量に基づいて第1の複数の時点での合計を計算し、
4)2)の前記供給を受けた、登録期間に糖尿病患者に対して処方されているボーラスインスリン投与の用量に基づいて第2の複数の時点での合計を計算し、
5)前記第1の複数の時点での合計と前記第2の複数の時点での合計との複数の差異を計算し、正の差異が、登録期間中の投与時点において処方されているインスリンよりも多いボーラスインスリンが投与されたことを示し、負の差異が、登録期間中の投与時点において処方されているインスリンよりも少ないボーラスインスリンが投与されたことを示し、
6)前記複数の差異の内の一つ以上をディスプレイに表示させる、
装置(1)。 - 登録期間中に記録されたボーラスインスリン投与の用量を含む前記データが更に、前記登録期間中の投与時点を含み、プロセッサが更に、
一つ以上のそのような投与時点をディスプレイに表示させる、
請求項9記載の装置(1)。 - 糖尿病患者に、経過した期間に投与されたインスリンの用量を通知する装置(1)であって、
グラフィック、テキスト、及び/又はこれらの組み合わせを表示するディスプレイ(8)と、
前記ディスプレイにインターフェース接続されるプロセッサ(230)と
を備え、プロセッサが、
等しい長さの2つ以上の登録期間からなる経過した前記期間について、
各登録期間に記録されたボーラスインスリン投与の用量の合計を計算し、
2つ以上のそのような登録期間の前記合計をディスプレイに表示させる、
装置(1)。 - プロセッサが更に、前記登録期間の各々を特定する日付、日番号、週番号、四半期、年等のデータをディスプレイに表示させる、請求項11記載の装置(1)。
- 糖尿病患者に、経過した期間における糖尿病患者の治療計画と対比させて投与されたインスリンの用量を通知する装置(1)であって、
グラフィック、テキスト、及び/又はこれらの組み合わせを表示するディスプレイ(8)と、
前記ディスプレイにインターフェース接続されるプロセッサ(230)と
を備え、プロセッサが、
等しい長さの2つ以上の登録期間からなる経過した前記期間について、
各登録期間において記録されたボーラスインスリン投与の用量の合計と、
各登録期間において投与される予定の処方されているボーラスインスリンの用量の合計と
の差異を計算し、
プロセッサが更に、
各登録期間について計算された差異の内の2つ以上をディスプレイに表示させ、正の差異が、該当する登録期間に処方されたインスリンよりも多いボーラスインスリンが投与されたことを示し、負の差異が、該当する登録期間に処方されたインスリンよりも少ないボーラスインスリンが投与されたことを示す、
装置(1)。 - プロセッサが更に、前記登録期間の各々を特定する日付、日番号、週番号、四半期、年等のデータをディスプレイに表示させる、
請求項13記載の装置(1)。 - 糖尿病患者に、経過した期間における糖尿病患者の治療計画と対比させて投与されたインスリンの用量を通知する装置(1)であって、
グラフィック、テキスト、及び/又はこれらの組み合わせを表示するディスプレイ(8)と、
前記ディスプレイにインターフェース接続されるプロセッサ(230)と
を備え、プロセッサが、
等しい長さの2つ以上の登録期間からなる、経過した前記期間について、
各登録期間において記録されたボーラスインスリン投与の用量の合計と、
各登録期間において投与される予定の処方されているボーラスインスリンの用量の合計と
の差異を計算し、
プロセッサが更に、
複数の登録期間における前記差異に基づいて各登録期間終了時点での合計を計算し、
そのような前記登録期間終了時点での合計の内の一つ以上をディスプレイに表示させ、表示される現時点での合計が正である場合、処方されたインスリンより多いボーラスインスリンが投与されたことが示され、表示される現時点での合計が負である場合、処方されたインスリンより少ないボーラスインスリンが投与されたことが示される、
装置(1)。 - プロセッサが更に、前記登録期間の各々を特定する日付、日番号、週番号、四半期、年等のデータをディスプレイに表示させる、
請求項15記載の装置(1)。 - 前記記録されたボーラスインスリン投与の用量の供給及び/又は前記糖尿病患者の前記治療計画におけるボーラスインスリンの用量の供給は、外部デバイスから受信される、請求項1ないし16のいずれか一項に記載の装置(1)。
- 前記記録されたボーラスインスリン投与の用量の供給及び/又は前記糖尿病患者の前記治療計画におけるボーラスインスリンの用量の供給は、前記装置にキー入力又はダイアル入力によって行なわれるか、或いは別のデバイスから受信される、請求項1ないし17のいずれか一項に記載の装置(1)。
- 前記登録期間が、
−初期設定される、糖尿病患者の数時間に亘る覚醒時間、
−1日以上、
−数時間、
−数時間及び数分
から成る群より選択される、請求項1ないし18のいずれか一項に記載の装置(1)。 - 前記登録期間が1日である、請求項1ないし19のいずれか一項に記載の装置(1)。
- 薬剤投与装置、好適には注射器である、請求項1ないし20のいずれか一項に記載の装置(1)。
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