JP2001338057A - グラフィックファイル出力可能な医療用モニタシステム、その制御方法、コンピュータ可読メモリ - Google Patents

グラフィックファイル出力可能な医療用モニタシステム、その制御方法、コンピュータ可読メモリ

Info

Publication number
JP2001338057A
JP2001338057A JP2000161154A JP2000161154A JP2001338057A JP 2001338057 A JP2001338057 A JP 2001338057A JP 2000161154 A JP2000161154 A JP 2000161154A JP 2000161154 A JP2000161154 A JP 2000161154A JP 2001338057 A JP2001338057 A JP 2001338057A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
graph
patient
information
monitor system
list
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000161154A
Other languages
English (en)
Inventor
Akinori Zaitsu
昭憲 財津
Ko Ishikawa
皇 石川
Kenji Nakahara
健治 中原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Terumo Corp filed Critical Terumo Corp
Priority to JP2000161154A priority Critical patent/JP2001338057A/ja
Publication of JP2001338057A publication Critical patent/JP2001338057A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 患者の出納情報等を一旦記憶媒体に記憶さ
せ、その情報を別の場所で任意の期間について出力・表
示できる医療用モニタシステムを提供。 【解決手段】 患者の摂り込み/排出のバランスグラフ
等をグラフィックファイルとして出力するファイル出力
手段と、モニタシステム上で表示されうる複数のグラフ
等の内、操作者が選択したグラフ等を選択した情報を一
時的に保存するバッファと、最終的に記憶媒体に保存す
る際に選択されたグラフリストを表示するリスト表示手
段を設け、最終的に記憶媒体に保存する際にリスト表示
手段に操作者によって選択されたファイルを一覧表示
し、グラフ及びテーブルの重複選択や選択漏れをなくす
ようにしたことを特徴とする医療用モニタシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一人の患者に対し
この患者のIntake(摂取)およびOutput(排出または排泄)
情報を無線及び/または有線による通信で得た後、操作
者により、一旦記憶媒体に記憶し、この記憶媒体から選
択して表示するようにすることができる医療用モニタシ
ステム、その制御方法、その制御方法に関するコンピュ
ータ可読メモリに関する。ここで、Intake情報とは、例
えば患者に注入された(患者が摂取した)薬剤等の量に関
する情報であり、Output情報とは、この患者から排出
(排泄)される尿、排便、血液透析における血液ろ過量等
の量に関する情報である。また、患者の出納量(Intake/
Output量)とは、患者の摂取量と排泄量の両方を対比し
て示す情報である。
【0002】
【従来の技術】近年の医療の進歩に伴い治療方法やそれ
に用いる薬剤の種類も増加し、投与方法も複雑化してき
ている。これにより、複数のシリンジポンプ、輸液ポン
プ等の医療用ポンプを一人の患者に対して同時に使用す
る治療方法が増加してり、またこのような複数の医療用
ポンプからの薬液の投与流量やポンプの電池残量の低下
・輸液ラインの閉塞などのアラーム情報を集中して管理
するシステムも提案されている。
【0003】医療用ポンプからの投与情報が患者にとっ
てIntake情報であるのに対して、尿・便・出血量、血液
ろ過量等のOutput情報も加味し、患者にとっての出納を
常に考慮することも非常に重要なことである。
【0004】例えば「輸液ロボット(試作2号機)」
(麻酔・集中治療とテクノロジー/1993年;146〜152ペ
ージ)で開示されているような医療用ポンプモニタシス
テムでは、複数のポンプの流量情報やアラーム情報を管
理し、パーソナルコンピュータ画面に表示している。
【0005】このようなシステムは病院のICUなどに
設置され、多くの薬剤を投与しなければならない患者の
管理や緊急時の対応などに、効果が期待できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような管理を行う
患者には、特に複数の医師が収集された情報をもとに治
療方法などの変更についての話し合いが行われることが
多い。話し合いは患者のベッドサイドではなく、会議室
などで行われるため、その場合にモニタシステムで管理
されているIntake/Outputの出納情報のグラフやテーブ
ルが即座に見ることができれば、患者の状況をカンファ
レンス出席者が把握し易くなる。
【0007】なお、前記「輸液ロボット(試作2号
機)」では、149ページにプリンタ起動プログラムと示
されており、グラフなどをプリントアウトするようであ
るが、ベッドサイド近くのモニタシステムにプリンタを
設置して出力するか、モニタシステムをネットワークな
どに接続して遠隔のプリンタに出力するかなどが考えら
れるが、いずれの場合にも話し合い等に即座に対応させ
ることは困難である。
【0008】従って本発明は、このような問題点を鑑
み、患者の出納情報等を一旦記憶媒体に記憶させ、その
情報を別の場所で任意の期間について出力・表示できる
ようにできる医療用モニタシステムを提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、医療用ポンプ、人工透析器、尿量計等の
機器からの患者の出納情報を通信や手入力を用いて収集
し、患者についての摂取/排出のバランスをグラフ及び
/又はテーブルにて表示・管理する医療用モニタシステ
ムであって、患者の摂取/排出のバランスグラフ及び/
又はテーブルをグラフィックファイルとして出力するフ
ァイル出力手段と、医療用モニタシステム上で表示され
うる複数のグラフ及び/又はテーブルの内、操作者が選
択したグラフ及び/又はテーブルを選択した情報を一時
的に保存するバッファと、最終的に記憶媒体に保存する
際に選択されたグラフリストを表示するリスト表示手段
を設け、最終的に記憶媒体に保存する際にリスト表示手
段に操作者によって選択されたファイルを一覧表示し、
グラフ及び/又はテーブルの重複選択や選択漏れをなく
す操作を追加したことを特徴とするものである。
【0010】さらに、医療用ポンプ、人工透析器、尿量
計等の機器からの患者の出納情報を通信や手入力を用い
て収集し、患者の摂取/排出のバランスをグラフ及び/
又はテーブルにて表示・管理する医療用モニタシステム
であって、患者の摂り込み/排出のバランスグラフ及び
/又ははテーブルをグラフィックファイルとして出力す
るファイル出力手段と、グラフ及び/又はテーブル出力
手段とを設け、グラフ及び/又はテーブル出力手段は予
め記憶されているグラフ及び/又はテーブル種類、表示
期間データを順にグラフィックファイルフォーマットに
て、ファイル出力手段に出力することを特徴とするもの
である。
【0011】さらに、グラフ及び/又はテーブル種類・
表示期間データは操作者が任意に変更可能とすることを
特徴とする。
【0012】また、本発明は、医療用ポンプ、人工透析
器、尿量計等の機器からの患者の出納情報を通信等を用
いて収集し、患者についての摂取/排出のバランスをグ
ラフ及び/又はテーブルにて表示・管理する医療用モニ
タシステムの制御方法であって、患者の摂取/排出のバ
ランスグラフ及び/又はテーブルをグラフィックファイ
ルとして出力するステップと、医療用モニタシステム上
で表示されうる複数のグラフ及び/又はテーブルの内、
操作者が選択したグラフ及び/又はテーブルを選択した
情報をバッファに一時的に保存するステップと、最終的
に記憶媒体に保存する際に選択されたグラフリストを表
示するステップとからなり、最終的に記憶媒体に保存す
る際にリスト表示手段に操作者によって選択されたファ
イルを一覧表示し、グラフ及び/又はテーブルの重複選
択や選択漏れをなくす操作するステップを追加したこと
を特徴とするものである。
【0013】また、本発明は、医療用ポンプ、人工透析
器、尿量計等の機器からの患者の出納情報を通信等を用
いて収集し、患者についての摂取/排出のバランスをグ
ラフ及び/又はテーブルにて表示・管理する医療用モニ
タシステムの制御のプログラムコードが格納されたコン
ピュータ可読メモリであって、患者の摂取/排出のバラ
ンスグラフ及び/又はテーブルをグラフィックファイル
として出力するステップのプログラムコードと、医療用
モニタシステム上で表示されうる複数のグラフ及び/又
はテーブルの内、操作者が選択したグラフ及び/又はテ
ーブルを選択した情報をバッファに一時的に保存するス
テップのプログラムコードと、最終的に記憶媒体に保存
する際に選択されたグラフリストを表示するステップの
プログラムコードとを設け、最終的に該記憶媒体に保存
する際に該リスト表示手段に操作者によって選択された
ファイルを一覧表示し、グラフ及び/又はテーブルの重
複選択や選択漏れをなくす操作するステップのプログラ
ムコードを備えたことを特徴とするものである。
【0014】
【実施の形態】以下に本発明の具体的な実施形態の例を
示す。図1に本発明におけるシステムの構成図を示す。
本実施例では、4つの医療用ポンプ情報を収集・管理す
る例について説明する。
【0015】100は制御装置(制御手段)であり本システ
ムの中枢部であり、通常はマウスなどのポインティング
デバイスを持つパーソナルコンピュータ(以下PCと記
す)を用いる。101は表示器(表示手段)であり実際の医
療用ポンプの配置に則した位置関係に個々のポンプ情報
を表示す領域(以下ポンプアイコンと記す)の表示と、
制御装置(制御手段)100が収集した各医療用ポンプ流量
値やアラーム情報表示を行う。制御装置100がPC場合
には、表示器101にはCRTや液晶が用いられる。PC100
と医療用ポンプ103,104,105,106は通信ケーブル(有線)
を用いて接続されたり、無線により接続されている。
【0016】102はPCに複数の医療用ポンプと接続す
るための接続ポートを増設するための通信ポートを多重
化するためのマルチプレクサなどの通信ポート増設装置
(通信ポート増設手段)である。
【0017】103,104,105,106は通信ポート増設装置に
有線ケーブル接続されている医療用ポンプである。107
はファイル書き込み装置(ファイル書き込み手段)であ
り、通常のPCの場合はフロッピー(登録商標)ディス
クドライブやMOディスクドライブなどのリムーバブル
ディスクドライブに相当する。108は尿量モニタ、109は
血液透析装置、110は血圧、体温、心拍、血中の酸素飽
和度、血中のK+,Ca2+,Na+等のイオン濃度等のモニ
タを実質的なリアルタイムで行う生体情報モニタ装置
(生体情報モニタ手段)である。
【0018】PC100と医療用ポンプ103,104,105,106の
通信プロトコルは様々想定可能であるが、本実施例では
PC側から接続されている医療用ポンプに対して、現在
の医療用ポンプ情報を送り返す命令(リクエスト信号)
を送り、そのコマンド信号に対して該当する情報をポン
プからPC100に対して送り返す(レスポンス信号)も
のとする。
【0019】医療用ポンプ情報を収集・表示するには、
まずPC100が、定期的に無線及び/又は有線で接続さ
れている各医療用ポンプ103,104,105,106に対して通信
ポート増設装置102を経由してリクエスト信号を送信す
る。ポンプは正常なリクエスト信号を受信すると、リク
エスト内容に基づき現在の医療用ポンプの運転状況や流
量情報あるいはアラーム情報などをレスポンス信号して
逆に通信ポート増設装置102を経由してPC100に送り返
す。
【0020】PC100では、受信したレスポンス信号か
ら医療用ポンプ103,104,105,106の状況を読み取り、そ
の内容を順に表示器上の該当する医療用ポンプアイコン
内に表示する。この操作を接続されている全医療用ポン
プに対して順にかつ定期的に行うことによって医療用ポ
ンプのリアルタイム情報がPC100の表示器(表示手段)1
01上に表示されることになる。
【0021】図2にPC100の画面構成を示す。画面は
大きく4つに分類される。
【0022】200は各医療用ポンプの運転状況や流量・
投与薬剤等、尿量モニタ108、血液透析装置109、血圧、
体温、心拍、血中の酸素飽和度、血中のK+,Ca2+,N
+等のイオン濃度等のモニタをリアルタイムで行う生
体情報モニタ装置(生体情報モニタ手段)110等を表示す
るポンプ接続情報表示領域(ポンプ接続情報表示手段)で
ある(なお投与薬剤などは、ポンプとの通信には直接関
係せずにシステム内で選択可能なものとする。)。201
は水分や電解質などの出納情報をグラフ表示する出納グ
ラフ表示領域(出納グラフ表示手段)、202は同じく水
分、電解質、尿量、限外ろ過量等の出納情報をテーブル
表示する出納テーブル表示領域(出納テーブル表示手
段)、203はシステムの終了やファイル出力ボタンなどを
配置するシステムボタン領域(システムボタン手段)とす
る。201の出納情報では、所定時分毎の出納情報ととも
に、折れ線グラフ等一瞥できるトレンドグラフとして重
ねて表示してもよい。
【0023】出納グラフ表示領域201には、表示してい
るグラフデータの種類を表示するグラフデータ種表示エ
リア(グラフデータ種表示手段)210と、表示されている
データ種を変更する場合にクリック(押下)するグラフデ
ータ種変更ボタン211、表示しているグラフの表示期間
を表示するグラフ表示期間表示エリア(グラフ表示期間
表示手段)212と、表示されている期間を変更する場合に
クリック(押下)するグラフ期間変更ボタン(グラフ期間
変更手段)213と、グラフ表示エリア内に表示されている
情報をグラフィックファイルとして保存する際にマウス
などを用いてクリック(押下)するグラフ選択ボタン(グ
ラフ選択手段)214が配置されている。また、血圧、体
温、心拍、血中の酸素飽和度、血中のK+,Ca2+,Na+
等のイオン濃度等の生体情報を折れ線グラフ等を重ねて
出納グラフに表示するようにしてもよい。
【0024】今管理しているグラフのデータ種類とし
て、水分、電解質Na(ナトリウム)、電解質K(カリウ
ム)の3種類とする。
【0025】出納グラフに表示されているデータ種類の
変更方法は、グラフデータ種変更ボタンを押下するたび
に、水分→電解質Na→電解質K→水分→・・と表示され
るデータとグラフデータ種表示エリア内の情報が連動し
て変わるような処理方法とする。選択するデータ種が多
くなった場合には、グラフデータ種変更ボタンがクリッ
ク(押下)されると、データ種選択用のリストが設けられ
ているサブウィンドが開かれ、そのリストの中から所望
のデータ種を選択するような方法でもよい。グラフ表示
期間表示エリア212には、グラフの表示開始時間と終了
時間が対になって表示されてもよく、開始時間あるいは
終了時間と表示間隔が表示されていてもよい。
【0026】グラフ表示期間を変更する場合には、グラ
フ期間変更ボタン213がマウスなどを用いてクリック(押
下)されると同時にサブウィンドが開き、サブウィンド
内の情報を変更することで可能である。サブウィンドの
構成例を図3に示す。図3中301はグラフ表示開始時間
を入力するためのエリア、302はグラフ表示終了時間を
入力するためのエリア、303は301と302に入力された情
報を確定し、グラフ情報に反映させ、このサブウィンド
を閉じるための確定ボタン、304は301と302に入力され
た情報を無視してサブウィンドを閉じるための中止ボタ
ンからなる。
【0027】図3に示すサブウィンドが表示されると、
マウスなどで所望する開始、あるいは終了の時間入力エ
リアをクリックし、入力可能状態にしてから、キーボー
ドなどを用いて時間を入力し、確定ボタンをクリック
(押下)する。
【0028】また同様に出納テーブル表示領域では、水
分、電解質Na、電解質Kを同時に表示可能となるような
テーブルを構成したため、テーブル集計の期間を表示す
るテーブル集計期間表示エリア222と、テーブル集計期
間を変更する場合にクリック(押下)するテーブル期間
変更ボタン223とテーブル表示エリア内に表示されてい
る情報をグラフィックファイルとして保存する際にクリ
ック(押下)するテーブル選択ボタン224が配置されてい
る。
【0029】システムボタン領域には、システムを終了
する際にクリック(押下)する終了ボタン231と、選択れ
たグラフィックファイルをフロッピーディスクやMOデ
ィスクに保存する際に押下する選択出力ボタン232、予
め出力するべきグラフやテーブルを決めておき、その情
報に基づきグラフィックファイルをフロッピーディスク
やMOディスクに保存する際にクリック(押下)する定出
力ボタン233、233で出力ファイルやテーブルを変更する
際にクリック(押下)する定出力リスト変更ボタンが配置
されている。
【0030】本システム内で表示されている任意のグラ
フやテーブルをグラフィックとして保存する場合に、操
作者は所望のグラフやテーブルに上述の方法で変更し、
変更されたグラフまたはテーブルが表示されている時点
で各領域内の選択ボタン(グラフの場合は214、テーブ
ルの場合は224)をクリック(押下)する。システム内にh
lZh押下の信号が入ると、システムはこのデータの種類
や期間などの情報を踏まえてグラフィックファイルをシ
ステム内のテンポラリファイル保存領域に記憶する。具
体的には、PC等のファイルシステムの場合、テンポラ
リファイルを保存するフォルダを予め指定しておき、選
択アクションが起きる度にグラフィックファイルを保存
するようにすればよい。
【0031】その時ファイル名の右2文字でグラフやデ
ータの種類を例えば以下のように表す。
【0032】水分グラフの場合 ………… G1 電解質Naグラフの場合 … G2 電解質Kグラフの場合 …… G3 テーブルの場合 …………… TB 続く10文字でグラフ及びテーブルの表示(集計)開始
時間を次のように表すようにする。
【0033】YYMMDDhhmm YY:表示(集計)開始年(西暦下二桁) MM:表示(集計)開始月(01〜12) DD:表示(集計)開始日(01〜31、表示月によって28,2
9,30への変更あり) hh:表示(集計)開始時間(00〜23、午後2時は14) mm:表示(集計)開始分(00〜59) とし、続く10文字で表示(集計)開始時間と同様のフ
ォーマットで表示(集計)終了時間を表すようにするこ
とにより、22文字のファイル名で、グラフ及びデーブル
の種類・開始・終了時間を認識することができる。
【0034】予め指定されたフォルダ内に、 G100032516150003251715 G300032500000003352359 TB00032500000003260000 の3つのファイルが存在していた場合、選択されたグラ
フ及び/又はテーブルは、一つ目が水分グラフで00年3
月25日16時15分〜00年3月25日17時15の区間で、二つ目
が電解質Kグラフで00年3月25日0時0分〜00年3月25日23
時59分の区間、三つ目がテーブルで00年3月25日0時0分
〜00年3月26日0時0分の区間をそれぞれ表示したファイ
ルとなる。
【0035】グラフ及び/又はテーブルの選択ボタンが
クリック(押下)されるとファイル名が前述のフォーマッ
トに従い、フォルダ内にグラフィックファイルを保存す
る。なお、全く同じデータ種、表示区間の場合にはファ
イル名も全く同じになるため、PC等のファイルシステ
ム上重複して保存することはできない。システム運用上
も全く同じグラフィックファイルを保存する必要がない
ため、同じグラフィックファイルをフォルダ内に保存使
用していて発生するエラーを操作者(医者、看護婦など
の医療従事者)に告知すればよい。
【0036】このようにして選択したファイルをフロッ
ピーディスクやMOディスクに保存する際には、232の
出力ボタンをクリック(押下)する。出力ボタン232をク
リック(押下)するとサブウィンドが開かれる。サブウィ
ンドの概要を図4に示す。図4内のリストに選択された
グラフ及びデータの一覧が表示される。この一覧リスト
は、グラフ/テーブル選択ボタンをクリック(押下)する
際にテンポラリフォルダに書き込んだファイル名を順に
呼び出し、前述のフォーマットに基づいてデータ種・表
示区間の情報に変換して表示する。この時に、リストの
左端にチェックボックスを配置させ、サブウィンドが選
択された際には、全ての行にチェックを入れおく。操作
者はこのリスト中からカンファレンスなどに必要なグラ
フを選択し、不必要と思われるグラフ及び/又はテーブ
ルのチェックを外す操作を行う。確認が終われば、フロ
ッピーディスクへの出力ボタン401やMOへ出力ボタン4
02をクリック(押下)し、所望の記憶メディア(記憶手段)
に所望のグラフやテーブルのグラフィックファイルを保
存することが可能となる。また、選択したファイルを記
憶メディア(記憶手段)に保全せずにそのままシステム上
から削除するためには、削除ボタン403をクリック(押
下)する。削除ボタンのクリックによりチェックがなさ
れているグラフィックファイルがフォルダ内から削除さ
れる。
【0037】本処理を終了する場合には、閉じるボタン
404をクリック(押下)する。閉じるボタンが押下される
とこのサブウィンドが閉じる。
【0038】カンファレンスの場合には、ある決まった
グラフやテーブルが毎回必要になる場合がある。その場
合には、決まったグラフ種・表示(集計)区間を複数記
憶しておき、その情報に基づいてグラフやテーブルを出
力することも可能である。
【0039】例えばPCの特定フォルダにこの情報をフ
ァイルとして記憶する。その例として、 ZG100032500000003260000 SG100000120000000000800 STB10000100000000000000 とういファイルがあった場合、最初の1文字はSかZで
あり、Sは時間設定を相対時間として、Zは時間設定を
絶対時間として換算するものとする。1文字目がZであ
れば、2文字から21文字目までの20文字は前述のテンポ
ラリフォルダへの選択されたグラフィックファイルのフ
ァイル名と同様のフォーマットとする。1文字目がSで
あれば、システムが稼働している当日からの起算で表記
する。上の例では、1行目は絶対時間表記で、水分出納
グラフを00年3月25日0時0分〜00年3月26日0時0分の区間
を示す。
【0040】2行目は相対時間表記となるが、2〜3文字
目はグラフ・テーブルの種類を表し、この部分は1行目
と同様になり、水分出納グラフを表す。次の6文字はグ
ラフ表示開始日が本日から起算して何日遡るかを示す。
この6文字の内最初の2文字が年、次の2文字が月、最
後の2文字が日を示す。この場合は000001なので、1日
遡ることを示す。次の4文字は時分を示す。2000となる
のでこの場合は20時00分を示す。次の6文字はグラフ表
示終了日が本日から起算して何日遡るかを示す。この場
合は全て0なので本日を示す。最後の4文字は表示終了
の時分を示す。この場合は0800となるので08時00分とな
る。本日が00年3月27日だとすると2行目で表示すべき
グラフは00年3月26日20時0分〜00年3月27日8時0分まで
の水分グラフとなる。
【0041】同様に3行目は00年3月26日0時0分〜00年3
月27日0時0分のテーブルとなる。
【0042】図2に示す定出力ボタン233をクリック(押
下)することで、このデータファイルが読み出されこれ
に基づいてデータ種・区間を決めて記憶メディアに出力
される。
【0043】なお、定出力編集ボタン234がクリック(押
下)すると、上述のファイルを編集可能なサブプログラ
ムが起動するようにしておけばよい。
【0044】これによって、ルーチン化した出納グラフ
の取込をほぼ自動的に行うことが可能となる。
【0045】
【発明の効果】本発明の医療用モニタシステムによれ
ば、患者の出納情報(Intake/Outpu情報)等を一旦記憶媒
体に記憶させ、その情報を別の場所で任意の期間につい
て出力・表示できるため、患者の状態に即座に応じた最
適の治療方法等を会議室などで容易に検討することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明におけるシステムの構成図である。
【図2】 パーソナル・コンピュータの画面構成を示す
図である。
【図3】 サブウィンドウの構成例を示す図である。
【図4】 サブウィンドウの構成例を示す図である。
【符号の説明】
100 … 制御手段、101 … 表示手段、102 … 通信ポー
ト増設手段、 103,104,105,106 … 医療用ポンプ、107
… ファイル書き込み装置、200 … ポンプ接続情報表示
領域、201 … 出納グラフ表示領域、202 … 出納テーブ
ル表示領域、 203… システムボタン領域

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医療用ポンプ、人工透析器、尿量計等の
    機器からの患者の出納情報を通信等を用いて収集し、患
    者についての摂取/排出のバランスをグラフ及び/又は
    テーブルにて表示・管理する医療用モニタシステムであ
    って、 該患者の摂取/排出のバランスグラフ及び/又はテーブ
    ルをグラフィックファイルとして出力するファイル出力
    手段と、 該医療用モニタシステム上で表示されうる複数のグラフ
    及び/又はテーブルの内、操作者が選択したグラフ及び
    /又はテーブルを選択した情報を一時的に保存するバッ
    ファと、 最終的に記憶媒体に保存する際に選択されたグラフリス
    トを表示するリスト表示手段を設け、 最終的に該記憶媒体に保存する際に該リスト表示手段に
    操作者によって選択されたファイルを一覧表示し、グラ
    フ及び/又はテーブルの重複選択や選択漏れをなくす操
    作を追加したことを特徴とする医療用モニタシステム。
  2. 【請求項2】 医療用ポンプ、人工透析器、尿量計等の
    機器からの患者の出納情報を通信や手入力を用いて収集
    し、患者の摂取/排出のバランスをグラフ及び/又はテ
    ーブルにて表示・管理する医療用モニタシステムであっ
    て、 患者の摂取/排出のバランスグラフ及び/又はテーブル
    をグラフィックファイルとして出力するファイル出力手
    段と、 グラフ/テーブル出力手段とを設け、 該グラフ及び/又はテーブル出力手段は予め記憶されて
    いるグラフ及び/又はテーブル種類、表示期間データを
    順にグラフィックファイルフォーマットにて、該ファイ
    ル出力手段に出力することを特徴とする医療用モニタシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 該グラフ及び/又はテーブル種類・表示
    期間データは操作者が任意に変更可能とすることを特徴
    とする請求項2に記載の医療用モニタシステム。
  4. 【請求項4】 医療用ポンプ、人工透析器、尿量計等の
    機器からの患者の出納情報を通信等を用いて収集し、患
    者についての摂取/排出のバランスをグラフ及び/又は
    テーブルにて表示・管理する医療用モニタシステムの制
    御方法であって、 該患者の摂取/排出のバランスグラフ及び/又はテーブ
    ルをグラフィックファイルとして出力するステップと、 該医療用モニタシステム上で表示されうる複数のグラフ
    及び/又はテーブルの内、操作者が選択したグラフ及び
    /又はテーブルを選択した情報をバッファに一時的に保
    存するステップと、 最終的に記憶媒体に保存する際に選択されたグラフリス
    トを表示するステップとからなり、 最終的に該記憶媒体に保存する際に該リスト表示手段に
    操作者によって選択されたファイルを一覧表示し、グラ
    フ及び/又はテーブルの重複選択や選択漏れをなくす操
    作するステップを追加したことを特徴とする医療用モニ
    タシステムの制御方法。
  5. 【請求項5】 医療用ポンプ、人工透析器、尿量計等の
    機器からの患者の出納情報を通信等を用いて収集し、患
    者についての摂取/排出のバランスをグラフ及び/又は
    テーブルにて表示・管理する医療用モニタシステムの制
    御のプログラムコードが格納されたコンピュータ可読メ
    モリであって、 該患者の摂取/排出のバランスグラフ及び/又はテーブ
    ルをグラフィックファイルとして出力するステップのプ
    ログラムコードと、 該医療用モニタシステム上で表示されうる複数のグラフ
    及び/又はテーブルの内、操作者が選択したグラフ及び
    /又はテーブルを選択した情報をバッファに一時的に保
    存するステップのプログラムコードと、 最終的に記憶媒体に保存する際に選択されたグラフリス
    トを表示するステップのプログラムコードとを設け、 最終的に該記憶媒体に保存する際に該リスト表示手段に
    操作者によって選択されたファイルを一覧表示し、グラ
    フ及び/又はテーブルの重複選択や選択漏れをなくす操
    作するステップのプログラムコードを備えたことを特徴
    とするコンピュータ可読メモリ。
JP2000161154A 2000-05-26 2000-05-26 グラフィックファイル出力可能な医療用モニタシステム、その制御方法、コンピュータ可読メモリ Pending JP2001338057A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000161154A JP2001338057A (ja) 2000-05-26 2000-05-26 グラフィックファイル出力可能な医療用モニタシステム、その制御方法、コンピュータ可読メモリ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000161154A JP2001338057A (ja) 2000-05-26 2000-05-26 グラフィックファイル出力可能な医療用モニタシステム、その制御方法、コンピュータ可読メモリ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001338057A true JP2001338057A (ja) 2001-12-07

Family

ID=18665223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000161154A Pending JP2001338057A (ja) 2000-05-26 2000-05-26 グラフィックファイル出力可能な医療用モニタシステム、その制御方法、コンピュータ可読メモリ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001338057A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007536005A (ja) * 2004-05-04 2007-12-13 イー−ゼット−イーエム・インコーポレーテッド 複数流体注入装置用グラフィカルユーザインターフェースの使用方法及びシステム
JP2009074901A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Sysmex Corp 検体分析装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007536005A (ja) * 2004-05-04 2007-12-13 イー−ゼット−イーエム・インコーポレーテッド 複数流体注入装置用グラフィカルユーザインターフェースの使用方法及びシステム
JP4665201B2 (ja) * 2004-05-04 2011-04-06 アシスト・メディカル・システムズ・インコーポレーテッド 複数流体注入装置用グラフィカルユーザインターフェースの使用方法及びシステム
JP2009074901A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Sysmex Corp 検体分析装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8585590B2 (en) Method and system for representation of current and historical medical data
JP3083465B2 (ja) 患者情報解析管理システム及び方法
JP4276834B2 (ja) 生体情報及び血液処理装置情報管理システム
Ely et al. Large scale implementation of a respiratory therapist–driven protocol for ventilator weaning
JP6603576B2 (ja) 診療支援装置とその作動方法および作動プログラム、並びに診療支援システム
DE60220860T2 (de) Aufzeichnungsmedium und Blutglukoseüberwachungssystem
US20110119612A1 (en) Integrating action boxes for infusion management
JP2003308389A (ja) 医療支援システム、医療支援方法、コンピュータプログラム、コンピュータプログラム用記録媒体
US20150182712A1 (en) Ventilator management
JPH08272861A (ja) 診療情報システム
JP2001337998A (ja) 医療用モニタシステム、その制御方法、コンピュータ可読メモリ
JP2001338057A (ja) グラフィックファイル出力可能な医療用モニタシステム、その制御方法、コンピュータ可読メモリ
US20110072381A1 (en) Integrating quick sign for infusion management
JPS62226278A (ja) 医療指導情報提供装置
JP3285814B2 (ja) 病棟情報システム
Kennelly Improving acute care through use of medical device data
JP2007148767A (ja) 看護支援端末装置
JP2007233949A (ja) 排尿管理システム
JP4012590B2 (ja) 遠隔問診支援システム
JP2006285488A (ja) 透析管理システム
JP2005157560A (ja) 病院情報システム
US20070143146A1 (en) Method and information system for performing a clinical study on a patient
JP4672179B2 (ja) 医療用モニタシステム及びその制御方法、プログラム記憶媒体
JP7213452B2 (ja) 問診情報共有システム及び問診情報共有方法
WO2023282090A1 (ja) 表示システムおよび表示制御方法