JP2009074901A - 検体分析装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】検体分析装置における分析回数を目的等に応じた期間で集計して出力させることができる検体分析装置を提供する。
【解決手段】本発明の検体分析装置は、分析項目情報を有する検体の分析オーダを受け付けるオーダ受付手段と、前記オーダ受付手段によって受け付けられた分析オーダにしたがって、検体を試薬と混合し、検体を分析する分析部と、第1の計数期間における前記分析部による分析回数と、前記第1の計数期間とは異なる第2の計数期間における前記分析部による分析回数とを、それぞれ分析項目別に計数する計数手段と、前記第1の計数期間および前記第2の計数期間のうちいずれかの選択を受け付ける選択受付手段と、出力部と、前記選択受付手段によって受け付けられた計数期間における前記分析部による分析項目別の分析回数を前記出力部に出力させる出力制御手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、免疫分析装置、血液凝固分析装置等の検体を分析する検体分析装置に関する。
病院や検査機関では、血液等の検体(試料)の性状についての項目を測定する検体分析装置が使用されている。例えば、免疫分析装置では、HBsAg,HBeAg等の様々な測定項目について、一般検体検査、再検査、リフレックス検査等の様々な測定が行われている。
このような検体分析装置は非常に高価であるため、導入するにあたって多大な費用が必要となる。そのため、ユーザーに検体分析装置を購入してもらうのではなく、消耗品や保守サービスを含めて検体分析装置をユーザーにリースし、測定回数などの使用頻度に応じて使用料金を設定することが考えられている。
例えば、下記特許文献1には、ネットワークを介して分析装置を情報端末に接続し、分析装置で測定した精度管理試料、患者検体、再検検体等の検体種類毎に分析項目別のテスト数データをネットワークを介して情報端末に送り、情報端末側で例えば1ヶ月間テスト数データを蓄積し、その期間のテスト数データの集計結果とテスト単価とに基づいてユーザーの使用料金を計算し、ネットワークを介してこの使用料金の情報を分析装置側に提供することにより料金回収に役立てる技術が開示されている。
また、下記特許文献1には、上記のような費用管理だけでなく、分析装置の精度管理、運用管理、消耗品の在庫管理をネットワークを介して行うことが開示されている。
特開2003−279583号公報
検体分析装置を使用するユーザー側では、分析装置の1日、1週間等の短期的な稼動状況、あるいは1ヶ月、3ヶ月、1年等の中長期的な稼動状況をいろいろなパターンで独自に把握し、病院の収支管理や消耗品の使用管理等、分析装置の各種管理に役立てたいという要請がある。しかしながら、上記特許文献1の技術では、テスト数を集計しているものの、その使用目的は分析装置の使用料金の計算であるため、使用料金の計算に必要な計数期間(たとえば1ヶ月間)でしかテスト数の集計を行う必要がない。このため、かかる集計結果は上述のような種々の管理に用いるには不十分である。
本発明は、このような課題を解決することを目的とするものである。
本発明の第1の観点に係る検体分析装置は、
分析項目情報を有する検体の分析オーダを受け付けるオーダ受付手段と、
前記オーダ受付手段によって受け付けられた分析オーダにしたがって、検体を試薬と混合し、検体を分析する分析部と、
第1の計数期間における前記分析部による分析回数と、前記第1の計数期間とは異なる第2の計数期間における前記分析部による分析回数とを、それぞれ分析項目別に計数する計数手段と、
前記第1の計数期間および前記第2の計数期間のうちいずれかの選択を受け付ける選択受付手段と、
出力部と、
前記選択受付手段によって受け付けられた計数期間における前記分析部による分析項目別の分析回数を前記出力部に出力させる出力制御手段と、を備えていることを特徴とする。
本発明の第1の観点に係る検体分析装置によれば、分析部による分析回数を複数種類の第1の計数期間および第2の計数期間のそれぞれで集計しているので、ユーザーは、目的に応じていずれかの計数期間を選択し、その計数期間における分析回数を確認することができる。病院の収支管理や消耗品管理においては、1日や1週間といった短期間での収支や消耗品の使用状況を把握したり、1ヶ月、3ヶ月、1年といった中長期間での収支状況や消耗品の使用状況を把握したりすることができれば便利である。したがって、上述のような構成とすることにより、ユーザーは、例えば1日、1週間といった短期的な分析回数や1ヶ月、3ヶ月、1年といった中長期的な分析回数を様々なパターンで出力させて把握することが可能となり、それら分析回数の計数結果を検体分析装置の稼動状況の調査や検体分析装置の各種管理のために役立てることができる。
分析項目情報を有する一般検体分析および再分析の分析オーダを受け付け可能に前記オーダ受付手段を構成し、
前記第1の計数期間における前記一般検体分析の分析回数および前記再分析の分析回数と、前記第2の計数期間における前記一般検体分析の分析回数および前記再分析の分析回数とを、それぞれ分析項目別に計数するように前記計数手段を構成し、
前記選択受付手段によって受け付けられた計数期間における一般検体分析の分析項目別の分析回数と、当該計数期間における前記再分析の分析項目別の分析回数とを区別可能に前記出力部に出力させるように前記出力制御手段を構成することができる。
病院は保険点数に応じて保険料の支払いを受けるため、保険点数を把握することは病院経営において非常に重要である。各種臨床検査はそれぞれの検査項目毎に保険点数が定められているが、保険点数の適用対象となるのは一般検体の検査であり、再検査は適用対象とならない。したがって、一般検体分析の分析回数と、再分析の分析回数とを区別して把握することは病院の収支管理において重要である。また、一般検体分析および再分析のいずれにおいても試薬のような消耗品は消費されるため、消耗品の使用管理においては、一般検体分析の分析回数だけでなく、再分析の分析回数もまた把握することが重要である。したがって、上記のような構成とすることにより、ユーザーは一般検体分析と再分析とを区別して分析回数を確認することができ、このような分析回数の計数結果を病院の収支管理や消耗品管理に利用することができる。
前記第2の計数期間は可変期間であり、前記検体分析装置は、前記第2の計数期間の変更を受け付ける変更受付手段を更に備えており、
前記計数手段を、前記変更受付手段によって受け付けられた第2の計数期間における前記分析部による分析回数を分析項目別に計数するように構成することができる。
このような構成により、様々な目的、用途に応じて第2の計数期間を変更し、分析回数の計数結果を検体分析装置の各種管理に利用することが可能となる。
前記検体分析装置は、前記第1の計数期間を固定期間とすることができる。たとえば、1日の分析回数は毎日チェックする等、ある計数期間の使用頻度が高い場合がある。したがって、使用頻度の高い計数期間が固定されていれば、日々の分析装置の管理を行うに当たり便利である。
前記出力部は表示装置を含み、
前記出力制御手段を、前記選択受付手段によって受け付けられた計数期間における前記分析部による分析項目別の分析回数を表示するよう前記表示装置を制御する構成とすることができる。
本発明の第2の観点に係る検体分析装置は、
分析項目情報を有する検体の分析オーダを受け付けるオーダ受付手段と、
前記オーダ受付手段によって受け付けられた分析オーダにしたがって、検体を試薬と混合し、検体を分析する分析部と、
前記分析部による分析回数を計数する任意の集計期間の指定を受け付ける指定受付手段と、
前記指定受付手段によって受け付けられた集計期間における前記分析部による分析回数を分析項目別に計数する計数手段と、
出力部と、
前記集計期間における前記分析部による分析項目別の分析回数を前記出力部に出力させる出力制御手段と、
を備えていることを特徴とする。
本発明の第2の観点に係る検体分析装置によれば、ユーザーは、様々な目的、用途に応じて任意の集計期間を指定し、その集計期間における分析回数を確認することができる。したがって、ユーザーは、例えば1日、1週間といった短期的な分析回数や1ヶ月、3ヶ月、1年といった中長期的な分析回数を様々なパターンで出力させて把握することが可能となるので、それら分析回数の集計結果を検体分析装置の稼動状況の調査や検体分析装置の各種管理のために役立てることができる。
本発明によれば、検体分析装置における分析回数を目的等に応じた期間で集計して出力させ、分析装置の各種管理に利用することができる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の検体分析装置の実施の形態を詳細に説明する。
[装置の全体構成]
図1は、本発明の一実施の形態に係る免疫分析装置(検体分析装置)の全体構成を示す平面説明図である。
本発明の一実施の形態に係る免疫分析装置1は、血液等の検体(試料)を用いてB型肝炎、C型肝炎、腫瘍マーカ及び甲状腺ホルモン等種々の測定項目(分析項目)の検査を行うための装置である。この免疫分析装置1は、図1に模式的に示されるように、複数の機構(コンポーネント)からなる測定ユニット(分析部)2と、この測定ユニット2に電気的に接続された、データ処理ユニットである制御装置400(図3参照)とから主に構成されている。
測定ユニット2は、検体搬送部(サンプラ)10と、緊急検体・チップ搬送部20と、ピペットチップ供給装置30と、チップ脱離部40と、検体分注アーム50と、試薬設置部60a及び60bと、1次反応部80a及び2次反応部80bと、試薬分注アーム90a、90b及び90cと、1次BF分離部100a及び2次BF分離部100bと、検出部120と、前記検体搬送部(サンプラ)10や検体分注アーム50等の機構の動作制御を行う本体制御部140(図2参照)とを備えている。なお、本実施の形態に係る免疫分析装置1では、検体分注アーム50により吸引及び吐出された血液等の検体が他の検体と混ざり合うのを抑制するために、検体の吸引及び吐出を行う度に、使い捨てのピペットチップの交換を行っている。
この免疫分析装置1では、測定対象である血液等の検体に含まれる抗原に結合した捕捉抗体(R1試薬)に磁性粒子(R2試薬)を結合させた後に、結合(Bound)した抗原、捕捉抗体及び磁性粒子を1次BF(Bound Free)分離部100aの磁石に引き寄せることにより、未反応(Free)の捕捉抗体を含むR1試薬を除去する。そして、磁性粒子が結合した抗原と標識抗体(R3試薬)とを結合させた後に、結合(Bound)した磁性粒子、抗原及び標識抗体を2次BF分離部100bの磁石に引き寄せることにより、未反応(Free)の標識抗体を含むR3試薬を除去する。さらに、標識抗体との反応過程で発光する発光基質(R5試薬)を添加した後、標識抗体と発光基質との反応によって生じる発光量を測定する。このような過程を経て、標識抗体に結合する検体に含まれる抗原を定量的に測定している。
[制御装置の構成]
制御装置400は、パーソナルコンピュータ401(PC)等からなり、図1に示されるように、制御部400aと、表示部400bと、キーボードやマウス等の入力部(入力手段)400cとを含んでいる。制御部400aは、測定ユニット2における各機構の動作制御を行うとともに、測定ユニット2で得られた検体の光学的な情報を分析するための機能を有している。この制御部400aは、CPU、ROM、RAM等からなる。また、表示部400bは、制御部400aで得られた分析結果等の情報を表示したり、また、後述する測定カウンタ履歴画面201等を表示したりするために用いられる。
次に、制御装置400の構成について説明する。制御部400aは、図3に示されるように、CPU401aと、ROM401b,RAM401c及びハードディスク401d等からなる記憶部と、読出装置401eと、入出力インタフェース401fと、通信インタフェース401gと、画像出力インタフェース401hとから主として構成されている。
CPU401a、ROM401b、RAM401c、ハードディスク401d、読出装置401e、入出力インタフェース401f、通信インタフェース401g、及び画像出力インタフェース401hは、バス401iによって接続されている。
CPU401aは、ROM401bに記憶されているコンピュータプログラム及びRAM401cにロードされたコンピュータプログラムを実行することが可能である。そして、後述するようなアプリケーションプログラム404aをCPU401aが実行することにより、コンピュータ401が制御装置400として機能する。
ROM401bは、マスクROM、PROM、EPROM、EEPROM等によって構成されており、CPU401aに実行されるコンピュータプログラム及びこれに用いるデータ等が記録されている。
RAM401cは、SRAM又はDRAM等によって構成されている。RAM401cは、ROM401b及びハードディスク401dに記録されているコンピュータプログラムの読み出しに用いられる。また、これらのコンピュータプログラムを実行するときに、CPU401aの作業領域として利用される。
ハードディスク401dは、オペレーティングシステム及びアプリケーションプログラム等、CPU401aに実行させるための種々のコンピュータプログラム404a及びそのコンピュータプログラムの実行に用いるデータがインストールされている。例えば、測定オーダを登録するためのアプリケーションプログラムや、後述するように測定回数の集計を行ったり、集計結果を表示したりするためのアプリケーションプログラムもこのハードディスク401dにインストールされている。
読出装置401eは、フレキシブルディスクドライブ、CD−ROMドライブ、又はDVD−ROMドライブ等によって構成されており、可搬型記録媒体404に記録されたコンピュータプログラム又はデータを読み出すことができる。また、可搬型記録媒体404には、本実施の形態におけるアプリケーションプログラム404aが格納されており、コンピュータ401が、その可搬型記録媒体404からアプリケーションプログラム404aを読み出し、そのアプリケーションプログラム404aをハードディスク401dにインストールすることが可能である。
なお、前記アプリケーションプログラム404aは、可搬型記録媒体404によって提供されるのみならず、電気通信回線(有線、無線を問わない)によってコンピュータ401と通信可能に接続された外部の機器から前記電気通信回線を通じて提供することも可能である。例えば、前記アプリケーションプログラム404aがインターネット上のサーバコンピュータのハードディスク内に格納されており、このサーバコンピュータにコンピュータ401がアクセスして、そのアプリケーションプログラム404aをダウンロードし、これをハードディスク401dにインストールすることも可能である。
ハードディスク401dには、例えば、米マイクロソフト社が製造販売するWindows(登録商標)等のグラフィカルユーザインタフェース環境を提供するオペレーティングシステムがインストールされている。以下の説明においては、本実施の形態におけるアプリケーションプログラム404aは前記オペレーティングシステム上で動作するものとしている。
入出力インタフェース401fは、例えば、USB、IEEE1394、RS−232C等のシリアルインタフェース、SCSI、IDE、IEEE1284等のパラレルインタフェース、及びD/A変換器、A/D変換器等からなるアナログインタフェース等から構成されている。入出力インタフェース401fには、キーボード400cが接続されており、ユーザーがそのキーボード400cを使用することにより、コンピュータ401にデータを入力することが可能である。
通信インタフェース401gは、例えば、Ethernet(登録商標)インタフェースである。コンピュータ401は、その通信インタフェース401gにより、所定の通信プロトコルを使用して測定ユニット2との間でデータの送受信が可能である。
画像出力インタフェース401hは、LCD又はCRT等で構成された表示部400bに接続されており、CPU401aから与えられた画像データに応じた映像信号を表示部400bに出力するようになっている。表示部400bは、入力された映像信号にしたがって、画像(画面)を表示する。
[免疫分析装置の各機構の構成]
免疫分析装置1の各機構の構成としては、公知の構成を適宜採用することができるが、以下、それらについて簡単に説明をする。
検体搬送部10は、検体を収容した複数の試験管3が載置されたラック4を検体分注アーム50の吸引位置に対応する位置まで搬送するように構成されている。この検体搬送部10は、未処理の検体を収容した試験管3が載置されたラック4をセットするためのラックセット部10aと、分注処理済みの検体を収容した試験管3が載置されたラック4を貯留するためのラック貯留部10bとを有している。そして、未処理の検体を収容した試験管3を検体分注アーム50の吸引位置に対応する位置まで搬送することにより、検体分注アーム50により試験管3内の血液等の検体の吸引が行われて、その試験管3を載置したラック4がラック貯留部10bに貯留される。
緊急検体・チップ搬送部20は、検体搬送部10により搬送される検体に割り込んで検査する必要がある緊急検体を収容した試験管3を検体分注アーム50の装着位置まで搬送するように構成されている。
ピペットチップ供給装置30は、投入したピペットチップを1つずつ緊急検体・チップ搬送部20の搬送ラック23のチップ設置部23aに載置する機能を有している。
チップ脱離部40は、後述する検体分注アーム50に装着されたピペットチップを脱離するために設けられている。
検体分注アーム50は、検体搬送部10により吸引位置に搬送された試験管3内の検体を、後述する1次反応部80aの回転テーブル部81の保持部81aに保持されるキュベット(図示せず)内に分注する機能を有している。この検体分注アーム50は、アーム部51を、軸52を中心に回動させるとともに、上下方向(Z方向)に移動させることが可能なように構成されている。また、アーム部51の先端部には、検体の吸引及び吐出を行うノズル部が設けられており、このノズル部の先端には、緊急検体・チップ搬送部20の搬送ラック(図示せず)により搬送されるピペットチップが装着される。
試薬設置部60aには、捕捉抗体を含むR1試薬が収容される試薬容器及び標識抗体を含むR3試薬が収容される試薬容器が設置されている。
一方、試薬設置部60bには、磁性粒子を含むR2試薬が収容される試薬容器が設置されている。
1次反応部80aは、回転テーブル部81の保持部81aに保持されるキュベットを所定の期間(本実施の形態では、20秒)毎に所定の角度だけ回転移送するとともに、キュベット内の検体、R1試薬及びR2試薬を攪拌するために設けられている。つまり、1次反応部80aは、キュベット内で磁性粒子を有するR2試薬と検体中の抗原とを反応させるために設けられている。この1次反応部80aは、検体とR1試薬及びR2試薬とが収容されるキュベットを回転方向に搬送するための回転テーブル部81と、キュベット8内の検体、R1試薬及びR2試薬を攪拌するとともに、攪拌された検体、R1試薬及びR2試薬が収容されたキュベットを後述する1次BF分離部100aに搬送する容器搬送部82とから構成されている。
前記容器搬送部82は、回転テーブル部81の中心部分に回転可能に設置されている。この容器搬送部82は、回転テーブル部81の保持部81aに保持されるキュベットを把持するとともにキュベット内の試料を攪拌する機能を有している。さらに、容器搬送部82は、検体、R1試薬及びR2試薬を攪拌してインキュベーションした試料を収容したキュベットを1次BF分離部100aに搬送する機能も有している。
試薬分注アーム90aは、試薬設置部60aに設置される試薬容器内のR1試薬を吸引するとともに、その吸引したR1試薬を1次反応部80aのキュベット内に分注するための機能を有している。この試薬分注アーム90aは、アーム部91bを、軸91cを中心に回動させるとともに、上下方向に移動させることが可能なように構成されている。また、アーム部91bの先端部には、試薬容器内のR1試薬の吸引及び吐出を行うためのノズルが取り付けられている。
試薬分注アーム90bは、試薬設置部60bに設置される試薬容器内のR2試薬を1次反応部80aの検体及びR1試薬が分注されたキュベット内に分注するための機能を有している。この試薬分注アーム90bは、アーム部92bを、軸92cを中心に回動させるとともに、上下方向(Z方向)に移動させることが可能なように構成されている。また、アーム部92bの先端部には、試薬容器内のR2試薬の吸引及び吐出を行うためのノズルが取り付けられている。
本実施の形態では、1次BF分離部100aは、1次反応部80aの容器搬送部82によって搬送されたキュベット内の試料から未反応のR1試薬(不要成分)と磁性粒子とを分離するために設けられている。
未反応のR1試薬等が分離された1次BF分離部100aのキュベットは、搬送機構96により2次反応部80bの回転テーブル部83の保持部83aに搬送される。搬送機構96は、先端にキュベット把持部(図示せず)を有するアーム部96aを、軸96bを中心に回動させるとともに、上下方向(Z方向)に移動させることが可能なように構成されている。
2次反応部80bは、1次反応部80aと同様の構成を有しており、回転テーブル部83の保持部83aに保持されるキュベットを所定の期間(本実施の形態では、20秒)毎に所定の角度だけ回転移送するとともに、キュベット内の検体、R1試薬、R2試薬、R3試薬及びR5試薬を攪拌するために設けられている。つまり、2次反応部80bは、キュベット内で標識抗体を有するR3試薬と検体中の抗原とを反応させるとともに、発光基質を有するR5試薬とR3試薬の標識抗体とを反応させるために設けられている。この2次反応部80bは、検体、R1試薬、R2試薬、R3試薬及びR5試薬が収容されるキュベット8を回転方向に搬送するための回転テーブル部83と、キュベット内の検体、R1試薬、R2試薬、R3試薬及びR5試薬を攪拌するとともに、攪拌された検体等が収容されたキュベットを後述する2次BF分離部100bに搬送する容器搬送部84とから構成されている。さらに、容器搬送部84は、2次BF分離部100bにより処理されたキュベットを再び回転テーブル部83の保持部83aに搬送する機能を有している。
試薬分注アーム90cは、試薬設置部60aに設置される試薬容器内のR3試薬を吸引するとともに、その吸引されたR3試薬を2次反応部80bの検体、R1試薬及びR2試薬が分注されたキュベット内に分注するための機能を有している。この試薬分注アーム90cは、アーム部93bを、軸93cを中心に回動させるとともに、上下方向に移動させることが可能なように構成されている。また、アーム部93bの先端部には、試薬容器内のR3試薬の吸引及び吐出を行うためのノズルが取り付けられている。
2次BF分離部100bは、1次BF分離部100aと同様の構成を有しており、2次反応部80bの容器搬送部84によって搬送されたキュベット内の試料から未反応のR3試薬(不要成分)と磁性粒子とを分離するために設けられている。
R4試薬供給部94及びR5試薬供給部95は、それぞれR4試薬及びR5試薬を2次反応部80bの回転テーブル部83の保持部83aに保持されたキュベット内に供給するために設けられている。
検出部120は、所定の処理が行なわれた検体の抗原に結合する標識抗体と発光基質との反応過程で生じる光を光電子増倍管(Photo Multiplier Tube)で取得することにより、その検体に含まれる抗原の量を測定するために設けられている。この検出部120は、2次反応部80bの回転テーブル部83の保持部83aに保持されるキュベットを当該検出部120に搬送するための搬送機構部121を備えている。
測定済の試料が吸引された、使用済みキュベットは廃棄用孔130を介して免疫分析装置1の下部に配置される図示しないダストボックスに廃棄される。
[全体プロセス]
免疫分析装置1による分析処理の全体のフローを図に示す。なお、以下のフローチャート中の判断において、「Yes」及び「No」を図示しない場合は、下がYes、右(左)がNoである。また、以下に説明する処理は、制御部400a及び本体制御部140によって制御される処理である。
まず、免疫分析装置1の電源が投入されると、本体制御部140の初期化が行われる(ステップS1)。この初期化動作では、プログラムの初期化や免疫分析装置1の駆動部分の原位置復帰等が行われる。
一方、免疫分析装置1に通信可能に接続されたパーソナルコンピュータ401の電源が投入されると、当該パーソナルコンピュータ401の制御部400aの初期化が行われる(ステップS101)。この初期化動作では、プログラムの初期化等が行われる。初期化が終了すると、制御部400aは、免疫分析装置1を用いて分析を行う検体のオーダ登録を受け付ける(オーダ受付手段としての機能;ステップS102)。このオーダ登録は、例えば、ユーザーが検体番号や測定項目などの情報をキーボード(入力手段)400cから入力し、内容確認後、ユーザーがオーダ登録の指示ボタンを操作(クリック)することで行われる。制御部400aにより実行されたオーダ登録は、ハードディスク401dの記憶領域に記憶される。なお、このオーダ登録には、初めて分析を行う検体についての登録と、再検を行う検体についてユーザーが後述する再検オーダリスト(ステップS112参照)に基づいて行う登録とが含まれる。
ついでステップS103において、制御部400aによって、測定開始の指示が行われたか否かが判断される。制御部400aは、測定開始の指示が行われたと判断した場合(Yes)にはステップS104へ処理を進め、測定開始の指示が行われなかったと判断した場合(No)にはステップS115へ処理を進める。そして、ステップS104において、測定開始信号が制御部400aから本体制御部140へ送信される。
ついでステップS2において、本体制御部140によって、測定開始信号の受信が行われたか否かが判断される。本体制御部140が、測定開始信号の受信が行われたと判断した場合(Yes)にはステップS3へ処理を進め、測定開始信号の受信が行われなかったと判断した場合(No)にはステップS14へ処理を進める。
ついでステップS3において、検体搬送部10により、検体を収容した複数の試験管3が載置されたラック4が検体分注アーム50の吸引位置1aに対応する位置まで搬送される。前記ラック4には、当該ラック4を特定するための情報(ラック番号)が記録された、記録部であるバーコードが付されており、このラック4を所定の位置まで搬送する搬送路に設けられた検出部(図示せず)によって、前記バーコードが読み取られる(ステップS4)。読み取られたラック番号は、ステップS5において、本体制御部140によってパーソナルコンピュータ401側に送信される。
ついでステップS105において、制御部400aによって、ラック番号の受信が行われたか否かが判断される。制御部400aが、ラック番号の受信が行われたと判断した場合(Yes)にはステップS106へ処理を進める。
ついでステップS106において、制御部400aによって、オーダページの検索が行われる。すなわち、制御部400aによって、ハードディスク401dの記憶領域に記憶されているオーダ情報から、ステップS104において受信したラック番号に係るオーダ情報が検索される。
前記試験管3には、前記ラック4と同様に当該試験管3内の検体を特定するための情報(検体番号)が記録された、記録部であるバーコードが付されており、試験管3を載置したラック4を所定の位置まで搬送する搬送路に設けられた検出部(図示せず)によって、前記バーコードが読み取られる(ステップS6)。読み取られた検体番号は、ステップS7において、パーソナルコンピュータ401側に送信される。なお、試験管3とラック4のバーコードは、別々の検出部で読み取るようにしてもよいし、共通の検出部で読み取るようにしてもよい。
ついでステップS107において、制御部400aによって、検体番号の受信が行われたか否かの判断をする。制御部400aが、検体番号の受信が行われたと判断した場合(Yes)にはステップS108へ処理を進める。
ついでステップS108において、制御部400aによって、オーダの検索が行われる。すなわち、制御部400aによって、ステップS106において検索された、特定のラック番号に係るオーダ情報から、ステップS107において受信した検体番号に係るオーダ情報が検索される。そして、ステップS109において、制御部400aによって、オーダの指示が本体制御部140へ送信される。
ついでステップS8において、本体制御部140によって、オーダ指示の受信が行われたか否かが判断される。本体制御部140が、オーダ指示の受信が行われたと判断した場合(Yes)にはステップS9へ処理を進める。
ついでステップS9において、オーダされた項目についての測定が行われる。そして、測定結果が、本体制御部140によりパーソナルコンピュータ401側に送信される(ステップS10)。
ついでステップS110において、制御部400aによって、測定結果の受信が行われたか否かが判断される。制御部400aが、測定結果の受信が行われたと判断した場合(Yes)にはステップS111へ処理を進める。
ステップS111では、本体制御部140側から送信された測定結果の解析処理が行われる。すなわち、制御部400aは、送信された測定結果と、予め標準試料を用いて作成され、前記ハードディスク401dに記憶されている検量線とから、測定対象の抗原の濃度を換算し、その結果(分析結果)を記憶する。また、制御部400aは、分析結果の出力を行う。
ついでステップS112において、ステップS111で得られた分析結果に基づいて、再分析ないしは再測定が必要な検体のオーダリストが登録される。再分析は、検体の測定結果が所定の範囲外の値となった場合や、測定エラー(試薬無しによる特定項目の測定スキップ、即時停止エラーによる測定部停止)により有用な測定結果が得られなかった場合などに行われる。
ついでステップS113において、制御部400aによって、ラック4に保持されているすべての試験管3中の検体について測定が行われたか否かが判断される。制御部400aは、ラック4に保持されているすべての試験管3中の検体について測定が行われたと判断した場合(Yes)にはステップS114へ処理を進め、ラック4に保持されているすべての試験管3中の検体については測定が行われていないと判断した場合(No)にはステップS107へ処理を戻す。
ついでステップS114において、制御部400aによって、すべてのラック4について測定が行われたか否かが判断される。制御部400aは、すべてのラック4について測定が行われたと判断した場合(Yes)にはステップS115へ処理を進め、すべてのラック4については測定が行われていないと判断した場合(No)にはステップS105へ処理を戻す。
ついでステップS115において、制御部400aによって、パーソナルコンピュータ401をシャットダウンする指示を受け付けているか否かが判断される。制御部400aは、シャットダウンする指示を受け付けていると判断した場合(Yes)にはステップS116へ処理を進め、シャットダウンする指示を受け付けていないと判断した場合(No)にはステップS102へ処理を戻す。
ついでステップS116において、シャットダウン信号が制御部400aから本体制御部140へ送信される。
そして、ステップS117において、制御部400aにより、パーソナルコンピュータ401のシャットダウンが行われ、処理が終了する。
また、ステップS11において、本体制御部140によって、ラック4に保持されているすべての試験管3中の検体について測定が行われたか否かが判断される。本体制御部140は、ラック4に保持されているすべての試験管3中の検体について測定が行われたと判断した場合(Yes)にはステップS13へ処理を進め、ラック4に保持されているすべての試験管3中の検体については測定が行われていないと判断した場合(No)には、ラック4を所定距離(次に測定される検体を収容する試験管が被吸引位置に到達する距離)だけ搬送し(ステップS12)、ステップS6へ処理を戻す。
ついでステップS13において、本体制御部140によって、すべてのラック4について測定が行われたか否かが判断される。本体制御部140は、すべてのラック4について測定が行われたと判断した場合(Yes)にはステップS14へ処理を進め、すべてのラック4については測定が行われていないと判断した場合(No)にはステップS3へ処理を戻す。
ついでステップS14において、本体制御部140によって、シャットダウン信号の受信が行われたか否かが判断される。本体制御部140が、シャットダウン信号の受信が行われたと判断した場合(Yes)にはステップS15へ処理を進め、シャットダウン信号の受信が行われていないと判断した場合(Yes)にはステップS2へ処理を戻す。
そして、ステップS15において、本体制御部140により、免疫分析装置1のシャットダウンが行われ、処理が終了する。
[測定カウント履歴画面]
本実施の形態の免疫分析装置1は、所定の期間、具体的には1ヶ月間及び1日間を単位として、その間に行われた測定について、測定種類(分析種類)別及び測定項目(分析項目)別の測定回数(分析回数)をカウント(計数)する機能を有している。さらに、その計数された測定回数を表示部400bに表示する機能をも有している。以下、これらの機能について詳細に説明する。
図7及び図8は、表示部400bに表示される測定カウント履歴画面201を示す図である。この測定カウント履歴画面201はメインウィンドウ200上に表示される。メインウィンドウ200は、タイトルバー200a、メニューバー200b、ツールバー200c、主表示区画200d、補助表示区画200eを備えており、主表示区画200dに測定カウント履歴画面201が表示される。この測定カウント履歴画面201は、メニューバー200bあるいはツールバー200cを操作することによって起動することができる。
測定カウント履歴画面201には、月毎又は日毎の測定回数の集計を測定種類別(分類)及び測定項目別にまとめたテーブル210(図7)、211(図8)が表示されている。図7は、月毎の集計である「月度集計」のテーブル210を表示した例を示し、図8は、日毎の集計である「日付別」のテーブル211を表示した例を示している。「月度集計」および「日付別」の表示の切り換えは、タブ212a,212bを選択することによって行うことができる。
図7において、テーブル210の左端にある「分類」の列には、「一般検体測定」「精度管理測定」「検量線測定」「希釈測定」「再測定」「再希釈測定」「リフレックス測定」「測定エラー」の8つの測定種類が挙げられている。
測定種類のうち「一般検体測定」は、患者から採取した検体に対して最初に行われる一般的な測定である。この一般検体測定の行には、その下に表示された「精度管理測定」「検量線測定」「希釈測定」「再測定」「再希釈測定」「リフレックス測定」以外で結果が得られた測定の回数が表示される。
「精度管理測定」は、生体成分と同じ若しくはそれに類似した精度管理用試料を測定し、その測定結果を監視することによって一定の分析精度が得られるかを判断するために行われる測定であり、例えば、1日に1回行われる。「検量線測定」は、検量線を作成するために行われるキャリブレータの測定である。これらの測定は、検査精度の維持に関わる測定であり、患者の検体を測定するものではない。
「再測定」は、一般検体測定の測定結果が所定の範囲外の値となった場合や測定エラーにより有用な測定結果が得られなかった場合に、同じ測定項目について同条件で行われる測定である。「希釈測定」「再希釈測定」「リフレックス測定」は、いずれも一般検体測定を行った後に行われる再測定(再分析)であり、「希釈測定」は、所定範囲外の測定結果が得られた場合に試料を希釈した状態で行う再測定であり、「再希釈測定」は、更に希釈倍率を変化させて行う再測定であり、「リフレックス測定」は、一般検体測定においてある測定項目が異常値となった場合に、所定のルールに従ってその測定項目とは異なる測定項目について行う再測定である。
「測定エラー」は、測定動作は行われたが、装置の動作不良等によって測定結果が得られなかったエラーを意味する。
本実施の形態の免疫分析装置1は、感染症についての測定項目として、「HBsAg」「HBeAg」「HBsAb」「HBeAb」「HBcAb」「HCV」「HIV」「HTLV」「TP」の9項目、ホルモンについての測定項目として「TSH」「FT3」「FT4」の3項目の測定が可能となっており、これらの測定項目名は、テーブル210の1行目に並べて表示されている。図示した例では、6つの測定項目しかテーブル210に表示されていないが、スクロールバー213を操作することによって残りの項目についても表示可能である。
また、テーブル210の一番下には「総カウント数」の行があり、この総カウント数の行には、全ての測定種類についての1ヶ月間の測定回数を足し合わせた数値が測定項目別に表示される。
図8に示す「日付別」のテーブル211には、左端に日付を表示する列があり、各日付について、「一般検体測定」「精度管理測定」「検量線測定」「希釈測定」「再測定」「再希釈測定」「リフレックス測定」「測定エラー」の8つの測定種類が挙げられ、各測定種類について測定項目別に測定回数が表示されるようになっている。
図7及び図8において、測定カウント履歴画面201のテーブル210、211の右上には、現在表示している測定回数の集計期間214が示されている。図示した例では、「2015/02/01−2015/02/28」と表示され、これは、「月度集計」のテーブル210では、2015年2月度の集計を表示していることを意味し、「日付別」のテーブル211では、2015年2月1日から28日までの間の日付別の集計を表示していることを意味している。つまり、月度集計では、測定回数を計数する単位期間である計数期間が集計期間と一致しており、測定項目別および測定種類別に集計期間中の測定回数が計数される。その一方、日付別集計では、計数期間は1日であり集計期間(デフォルトで1ヶ月)とは異なっており、集計期間を計数期間で分割し、各計数期間における測定回数が測定項目別および測定種類別に計数される。なお、図8には、2月1日から3日までの表示しかされていないが、スクロールバー215を操作することによって28日まで表示させることができる。
また、集計期間214の両側には、表示送りボタン216が表示されており、この表示送りボタン216を選択(クリック)することによって、前月または次月の「月度集計」又は「日付別」のテーブル210,211を表示させることができる。
図7および図8に示すように、テーブル210,211の右側には、「Filter ON」ボタン217が表示されている。この「Filter ON」ボタン217を選択すると、図9に示すようなフィルタダイアログ220が表示される。フィルタダイアログ220は、月度集計における集計期間を任意に指定するためのものであり、集計期間を指定するか否かを選択するチェックボックス221と、集計期間の開始日をプルダウンメニューで選択して入力する開始日入力エリア222と、集計期間の終了日をプルダウンメニューで選択して入力する終了日入力エリア223とを備えている。チェックボックス221が選択されない場合には、集計期間はその月度の初日から末日までの期間が設定される。そして、ユーザーはチェックボックス221を選択し、集計期間の開始日と終了日とを入力し、「OK」ボタン224を押すことによって集計期間を指定することができる。なお、本実施の形態の免疫分析装置1では、測定回数の全蓄積期間が15ヶ月に設定されており、開始日入力エリア222及び終了日入力エリア223のプルダウンメニューは、その15ヶ月分の月日を選択することができるように設定されている。
フィルタダイアログ220によって集計期間が指定されると、「月度集計」の画面においてはその集計期間中に行われた測定回数の計数結果が測定種類別、測定項目別に表示され、「日付別」の画面においてはその期間中の各日付における測定回数の計数結果が測定種類別、測定項目別に表示されるようになっている(図7,図8のテーブル210,211と同様の形態であって、集計期間214が異なるもの)。つまり、月度集計の計数期間は可変であり、ユーザーが所望の期間に変更することができる。また、日付別集計の計数期間(1日)は固定であり、集計期間全体を通じて1日毎に計数が行われる。
[測定カウント履歴画面の表示処理]
次に、測定カウント履歴画面の表示処理について説明する。
図5は、表示部400bに測定カウント履歴画面を表示するための処理手順を示すフローチャートである。制御部400aは、まず、ステップS121において、1ヶ月及び1日の間の測定回数を測定種類別及び測定項目別に集計する測定回数演算処理を行う。この測定回数演算処理については後で詳述する。
ついでステップS122において、制御部400aは、図7又は図8に示したような測定カウント履歴画面201を表示部400bに表示する。初期状態では、例えば図7の「月度集計」の画面を表示する。
ついでステップS123において、制御部400aは、「月度集計」又は「日付別」の表示切換の指示、つまり、図7および図8におけるタブ212a,212bの選択を受け付けたかを判断する。「月度集計」又は「日付別」の表示切換の指示を受け付けた場合(Yes)、制御部400aは、ステップS124において表示の切換を行い、ステップS125へ処理を進める。当該表示切換の指示を受け付けなかった場合(No)、制御部400aはステップS125へ処理を進める。
ステップS125において、制御部400aは、フィルタダイアログ220の表示指示、すなわち、図7および図8の「Filter ON」ボタン214の選択を受け付けたか否かを判断する。制御部400aは、フィルタダイアログ220の表示指示を受け付けた場合(Yes)には、表示部400bにフィルタダイアログ220を表示し(ステップS126)、当該表示指示を受け付けなかった場合(No)には、ステップS133へ処理を進める。
ついでステップS127において、制御部400aは、フィルタダイアログ220にて集計期間の指定を受け付けたか否か(図9におけるフィルタダイアログ220のチェックボックス221の選択、開始日と終了日との入力、および、「OK」ボタン224の選択がなされたか否か)を判断し、受け付けた場合(Yes)にはステップS128へ処理を進め、受け付けなかった場合(No)には、ステップS129へ処理を進める。
ステップS128において、制御部400aは集計期間を設定し、その集計期間について測定回数演算処理を再度行う(ステップS130)。この測定回数演算処理は、ステップS121で行われた処理と略同様の処理であり、詳細については後述する。
ステップS129において、制御部400aは、フィルタダイアログ220において「キャンセル」ボタン225(図9参照)が選択されたか否かを判断し、当該ボタン225が選択された場合にはステップS132へ処理を進め、選択されなかった場合にはステップS127へ処理を戻す。
ステップS131において、制御部400aは、設定された集計期間に応じて測定カウント履歴画面201を更新する。
ついでステップS132において、制御部400aは、フィルタダイアログ220を非表示にする。
ステップS133において、制御部400aは、新たな測定結果が生成されているかを判断し、新たな測定結果が生成されている場合(Yes)には、ステップS134へ処理を進め、生成されていない場合(No)にはステップS123へ処理を戻す。
新たな測定結果が生成されている場合、制御部400aは、ステップS134において測定回数演算処理を行う。この測定回数演算処理は、ステップS121において行われる処理と同じであり、詳細については後述する。
ついでステップS135において、制御部400aは、測定カウント履歴画面201を更新し、処理をステップS123へ戻す。
[測定回数演算処理]
次に、図5のステップS121,S130,S134において行われる測定回数演算処理について説明する。図6は、測定回数演算処理の処理手順を示すフローチャートである。
図6のステップS141において、制御部400aは、「月度カウント値」と全ての「日付カウント値」を初期値(0)にセットする。この「月度カウント値」とは、1ヶ月分の測定カウント数の変数であり、測定種類及び測定項目の組合せ毎に設定される。「日付カウント値」とは、1日分の測定カウント数の変数であり、測定種類及び測定項目の組合せ毎に設定される。また、この日付カウント値は、集計期間中の各日について設定される。
ステップS142において、制御部400aは、集計期間の開始日を、カウントの対象となる「対象日」にセットする。この開始日は、月度集計および日付別集計を行う場合には、例えば月の最初の日(図7および図8に示す例では2月1日)とする。また、フィルタダイアログ220によって集計期間が指定された場合には、その集計期間の開始日とする。
ついでステップS143において、制御部400aは、「対象日」に行われた測定のうち、最初の測定結果をハードディスク401dから読み出す。
ついでステップS144において、制御部400aは、測定種類のなかから初期値となる測定種類を選択する。例えば、図7の「分類」の列に並べられた順番で測定回数演算処理を行う場合には、初期値として「一般検体測定」を選択する。
ついでステップS145において、制御部400aは、測定項目のなかから初期値となる測定項目を選択する。例えば、図7の測定項目名の行に並べられた順番で測定回数演算処理を行う場合には、初期値として「HBsAg」を選択する。
ついでステップS146において、制御部400aは、「対象日」に行われた最初の測定結果における測定種類と測定項目とが、選択された測定種類及び測定項目と一致するか否かを判断する。つまり、ここでは対象日の最初の測定結果が「一般検体測定」の結果であり、且つ「HBsAg」の測定結果を含むかどうかを判断する。そして、対象日の最初の測定結果の測定種類及び測定項目が、選択された測定種類及び測定項目と一致する場合(Yes)、ステップS147において、制御部400aは、選択された測定種類(ここでは「一般検体測定」)と測定項目(ここでは「HBsAg」)に対応する「月度カウント値」と「日付カウント値」とをインクリメントし、ステップS148へ処理を進める。
ステップS146において、対象日の最初の測定結果が「一般検体測定」「HBsAg」でなかった場合(No)、制御部400aは、ステップS148へ処理を進める。
ステップS148において、制御部400aは、選択した測定種類(ここでは「一般検体測定」)において、全ての測定項目についてのカウントが終了したかどうかを判断し、終了した場合(Yes)には、ステップS150へ処理を進め、終了していない場合(No)にはステップS149へ処理を進める。
ステップS149では、選択した測定種類(ここでは「一般検体測定」)における次の測定項目(2番目の「HBeAg」)を選択し、ステップS146へ処理を戻す。そして、選択した測定種類(「一般検体測定」)における全ての測定項目についてのカウントが終了するまで、上記と同様の処理(ステップS146〜S149)を繰り返し行う。
ステップS150において、制御部400aは、全ての測定種類についてのカウントが終了したか否かを判断する。全ての測定種類についてのカウントが終了した場合(Yes)、制御部400aはステップS152へ処理を進め、終了していない場合(No)は、ステップS151へ処理を進める。
ステップS151において、制御部400aは、次の測定種類(ここでは2番目の「精度管理測定」)を選択したのちステップS145へ処理を戻し、初期値となる測定項目(1番目の「HBsAg」)を選択する。そして、全ての測定種類及び全ての測定項目についてのカウントが終了するまで、上記と同様の処理(ステップS145〜S151)を繰り返し行う。
ステップS152において、制御部400aは、「対象日」(ここでは開始日)の全ての測定結果についてのカウントが終了したかどうかを判断する。全ての測定結果についてのカウントが終了した場合(Yes)、制御部400aはステップS154へ処理を進め、終了していない場合(No)は、ステップS153へ処理を進める。
ステップS153では、制御部400aは、同じ対象日における次の測定結果を新たにハードディスク401dから読み出した後、処理をステップS144へ戻し、その測定結果について、全ての測定種類及び測定項目についてのカウントが終了するまで上記と同様の処理(ステップS144〜S153)を繰り返し行う。
ステップS154において、制御部400aは、「対象日」が集計期間の終了日であるかどうかを判断し、終了日である場合(Yes)には処理をリターンし、終了日でない場合(No)には、ステップS155へ処理を進める。ステップS155では、制御部400aは「対象日」を次の日にセットしてステップS143へ処理を戻し、「対象日」が集計期間の最終日に至るまで、全ての測定種類及び全ての測定項目についての上記と同様の処理(ステップS143〜155)を繰り返し行う。
以上のような処理によって、集計期間中の測定回数の計数と集計期間中の日付毎の測定回数の計数とを行うことができ、さらにかかる集計結果を表示部400bに表示することができる。さらに、集計結果は、制御装置400に接続されたプリンタ(図示略)を介して表形式で紙出力することも可能である。また、集計結果を、一般的な表計算ソフト、テキストエディタ等を用いて読み出し、加工、印刷等を行うことができる形式のファイル(CSVファイル形式等)でハードディスク401dへ出力することも可能である。また、通信ネットワークを通じて制御装置400に接続されたコンピュータへ集計データを自動送信するようにしてもよい。また、このような集計データを、保守サービス側のコンピュータへネットワークを介して自動又は手動で送信し、保守サービス側がユーザーの施設に出向くことなく免疫分析装置1の使用状況を把握できるようにしてもよい。
[測定カウント履歴の利用]
本実施形態では、1ヶ月(又は指定された集計期間)および1日の相異なる2つの計数期間で測定回数を計数し、測定回数の集計を行っているので、使用目的に応じて様々なパターンで集計結果を表示させることが可能となり、それらの集計結果を免疫分析装置1の稼動状況の調査や分析装置の各種管理に役立てることが可能となる。
複数種類の計数期間毎の測定回数の集計は、免疫分析装置1の消耗品の管理にも用いることができる。本実施の形態では、1ヶ月間および1日間に行われた測定の回数を測定項目別に集計しているので、各期間に消費された試薬等の量を把握することができ、以後の消耗品の消費量を適正に予測して在庫管理に役立てることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、本実施の形態では、免疫分析装置の分析回数を分析項目別、分析種類別に計数し、計数結果を表示する構成について述べたが、これに限定されるものではなく、免疫分析装置以外の装置、たとえば、遺伝子増幅測定装置、血液凝固測定装置や多項目血球分析装置の分析回数を計数し、計数結果を表示する構成としてもよい。
本発明の免疫分析装置の一実施の形態の全体構成を示す平面説明図である。 図1に示される免疫分析装置における測定ユニットの構成を示すブロック図である。 図1に示される免疫分析装置における制御装置のブロック図である。 図1に示される免疫分析装置を用いた免疫分析の全体フローを示す図である。 測定カウント履歴画面表示処理の処理手順を示すフローチャートである。 測定回数演算処理の処理手順を示すフローチャートである。 測定カウント履歴画面を示す図である。 測定カウント履歴画面を示す図である。 フィルタダイアログを示す図である。
符号の説明
1 免疫分析装置
210 測定カウント履歴画面
400 制御装置
400a 制御部
400b 表示部

Claims (6)

  1. 分析項目情報を有する検体の分析オーダを受け付けるオーダ受付手段と、
    前記オーダ受付手段によって受け付けられた分析オーダにしたがって、検体を試薬と混合し、検体を分析する分析部と、
    第1の計数期間における前記分析部による分析回数と、前記第1の計数期間とは異なる第2の計数期間における前記分析部による分析回数とを、それぞれ分析項目別に計数する計数手段と、
    前記第1の計数期間および前記第2の計数期間のうちいずれかの選択を受け付ける選択受付手段と、
    出力部と、
    前記選択受付手段によって受け付けられた計数期間における前記分析部による分析項目別の分析回数を前記出力部に出力させる出力制御手段と、を備えていることを特徴とする検体分析装置。
  2. 前記オーダ受付手段は、分析項目情報を有する一般検体分析および再分析の分析オーダを受け付けるように構成されており、
    前記計数手段は、前記第1の計数期間における前記一般検体分析の分析回数および前記再分析の分析回数と、前記第2の計数期間における前記一般検体分析の分析回数および前記再分析の分析回数とを、それぞれ分析項目別に計数するように構成されており、
    前記出力制御手段は、前記選択受付手段によって受け付けられた計数期間における一般検体分析の分析項目別の分析回数と、当該計数期間における前記再分析の分析項目別の分析回数とを区別可能に前記出力部に出力させるように構成されている、請求項1に記載の検体分析装置。
  3. 前記第2の計数期間は可変期間であり、前記第2の計数期間の変更を受け付ける変更受付手段を更に備えており、
    前記計数手段が、前記変更受付手段によって受け付けられた第2の計数期間における前記分析部による分析回数を分析項目別に計数するように構成されている請求項1又は2に記載の検体分析装置。
  4. 前記第1の計数期間は固定期間である請求項3に記載の検体分析装置。
  5. 前記出力部は表示装置を含み、
    前記出力制御手段は、前記選択受付手段によって受け付けられた計数期間における前記分析部による分析回数を表示するよう前記表示装置を制御するように構成されている請求項1乃至4のいずれか一つに記載の検体分析装置。
  6. 分析項目情報を有する検体の分析オーダを受け付けるオーダ受付手段と、
    前記オーダ受付手段によって受け付けられた分析オーダにしたがって、検体を試薬と混合し、検体を分析する分析部と、
    前記分析部による分析回数を計数する任意の集計期間の指定を受け付ける指定受付手段と、
    前記指定受付手段によって受け付けられた集計期間における前記分析部による分析回数を分析項目別に計数する計数手段と、
    出力部と、
    前記集計期間における前記分析部による分析項目別の分析回数を前記出力部に出力させる出力制御手段と、
    を備えていることを特徴とする検体分析装置。
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