JP2001258857A - 医療情報システム - Google Patents

医療情報システム

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JP2001258857A
JP2001258857A JP2000073071A JP2000073071A JP2001258857A JP 2001258857 A JP2001258857 A JP 2001258857A JP 2000073071 A JP2000073071 A JP 2000073071A JP 2000073071 A JP2000073071 A JP 2000073071A JP 2001258857 A JP2001258857 A JP 2001258857A
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Makoto Tanaka
田中  良
Naoto Hashimoto
直人 橋本
Katsuya Yamashita
克也 山下
Tomio Kiuchi
富雄 木内
Shigeru Ikeda
茂 池田
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NTT ME Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に生体データの入力が行え、ケアー希望
者の健康状態に対応した生体データの取得及び健康状態
の監視が行える医療情報システムを提供する。 【解決手段】 本発明の医療情報システムは、情報通信
システム、例えば、インターネットINを介して、利用者
宅S,利用者宅Q及び利用者宅Rの利用者端末T,医療機関
MCのサーバSVを相互に接続可能に構成されている。利用
者端末Tは医療機関MCのサーバSVのURLを指定すること
で、医療機関MCのサーバSVに接続し、医療機関MCの提供
するウェブページを参照することができる。サーバSVに
は、医療機関MCの内部のLANを介して、複数の専用端末S
Tが接続されている。専用端末STは、医者,看護婦
(士),理学療法士,作業療法士,助産婦,保健婦
(士)の医療従事者,及び栄養士,介護福祉士の居室に
設けられ、利用者の医療に関する個人データが、各利用
者コードに対応して記憶されたデータベースDBが接続さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、健康ケアー希望者
と医療機関との双方向通信が可能な情報通信ネットワー
クを構成し、相互の情報及び医療機関の判断によりケア
ー希望者の健康を維持するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、現代人は健康を維持する生活を送
っており、病気などにより健康状態に不安が生じた場
合、綜合病院,専門病院,個人医院等の医療機関に行
き、健康状態に対応した適切な診療を受けている。しか
しながら、医療機関へ診察に行くために、動くのがつら
い健康状態にあるケアー希望者が車を運転しなければな
らないなど、遠隔地に居住しているケアー希望者が上記
医療機関から診察を受けることが非常に困難な場合が存
在する。
【0003】また、近年、情報通信ネットワークとして
インターネットを利用した各種のサービスが、色々な業
種において盛んに行われるようになってきている。この
ため、医療分野においても、近年、情報システムや情報
通信ネットワークの技術の発達にともない、ケアー希望
者へのサービスとして、遠隔地にある医療機関が、ケア
ー希望者が在宅のまま、バイタルセンサ等により取得さ
れた生体データにより、ケアー希望者の診察を行う医療
情報システムが開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た医療情報システムには、情報の流れが一方的であり、
診察においてもケアー希望者への対応が画一的であると
いう欠点がある。すなわち、上述した医療情報システム
には、ケアー希望者は、診察結果に対する健康管理に必
要な情報を得ることができず、また、医療機関は、画一
的な生体データの情報しか得られず、ケアー希望者の実
際の健康状態を把握することが困難であるという欠点が
ある。
【0005】また、上述の従来の医療情報システムに
は、バイタルセンサ等により取得する生体データがケア
ー希望者全てに同一で、診察行為のケアー処理も画一的
であり、ケアー希望者の健康状態に色々なランク、すな
わち、大きな手術の術前/術後や重度の障害による自宅
介護において医療機関の詳細な監視が必要なケアー希望
者,中または軽度の手術の術前/術後における生体デー
タの変化の監視が必要なケアー希望者,過去に病歴があ
り常に健康状態の管理が必要なケアー希望者,および健
康状態に不安があり専門的な定期的な監視が必要なケア
ー希望者など違いがあるにも係わらず、ケアー希望者毎
に必要なケアー内容に対応する機能がないという欠点が
ある。
【0006】このため、従来の医療情報システムでは、
ケアー希望者が自身に対応した医療情報システムを探す
必要があり、自分にあった医療情報システムがない場
合、ケアー希望者が、不十分な診察サービスしか受けら
れないか、必要のない生体データを取得するために無駄
な労力を必要とする問題がある。したがって、上述した
医療情報システムでは、健康状態が変化して異なる診察
(健康状態の監視)サービスを必要とするとき、再度、
新たに自身に対応した医療情報システムを探さなければ
ならないという問題がある。
【0007】さらに、従来の医療情報システムには、診
察結果において、健康状態の記述等に不明の点が生じた
ときに、医療機関に出かけて診察結果の内容を聞く必要
があり、ケアー希望者及び医師,看護婦双方の2度手間
となる欠点がある。また、従来の医療情報システムに
は、日常の健康管理を行う程度のケアー希望者に対応す
るサービスの形態がなく、簡単な病気を疑う場合にも病
院等の医療機関を利用することになり、医師,看護婦等
の本来緊急を要する患者への対応の妨げとなるという問
題がある。
【0008】さらに、また、従来の医療情報システムに
は、医療センターとケアー希望者の端末装置とで、生体
データや診察結果等の医療データのやり取りを行うこと
になるが、高齢者や重度の障害を受けたケアー希望者が
医療センターからの指示に従い、上記端末装置におい
て、手動で生体データを入力する際の説明が判りにく
く、かつ、生体データの入力の説明の画面表示も見にく
く、生体データの入力処理がケアー希望者の負担となる
欠点がある。
【0009】本発明はこのような背景の下になされたも
ので、誰にでも簡単に生体データの入力が行え、かつ、
ケアー希望者の健康状態に対応した生体データの取得及
び健康状態の監視が行える医療情報システムを提供する
事にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の問題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、利用者宅に設置された利
用者端末と、医療機関に設置されたサーバとが情報通信
ネットワークで接続された医療情報システムにおいて、
前記利用者宅に設置され、前記利用者端末に接続され
た、利用者の生体データを取得する複数のバイタルセン
サからなるバイタルセンサシステムと、前記利用者宅に
設置され、前記利用者端末に接続された、この利用者端
末を介して前記生体データを前記サーバへ送信する送信
手段と、前記利用者宅に設置され、前記利用者端末に接
続された、利用者の画像データを取得し、前記利用者端
末を介し前記サーバへこの画像データを送信する画像デ
ータ取得手段と、前記医療機関に設置され、前記サーバ
に接続された、利用者を示す利用者コード毎に対応させ
て前記生体データ及び病歴のデータが記憶されるデータ
ベースとを具備し、前記データベースに記憶されている
利用者コード毎の生体データが、前記サーバを介して、
少なくとも医者,看護婦(士),理学療法士,作業療法
士,助産婦,保健婦(士)の医療従事者,及び栄養士,
介護福祉士の居室の専用端末により、アクセスされるこ
とを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
医療情報システムにおいて、前記サーバが、前記利用
者,前記医療従事者,及び前記栄養士,前記介護福祉士
の入力したケア要求データに基づき、利用者に対応する
利用者コード毎に監視の必要度を演算し、利用者を各々
この必要度に応じて複数のランクに分け、このランク毎
に利用者宅へ設置される前記バイタルセンサの種類の選
択、及び前記画像データ取得手段の設置の有無の判定を
行うことを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2に記載の医療情報システムにおいて、前記サーバ
が、前記利用者へ対する生活情報,健康維持及び健康度
の質問から成る設問データを前記利用者からの要求に基
づき前記利用者端末へ定期的に送信し、前記利用者によ
りこの設問に対応する回答データとして入力された、少
なくとも起床時間/就寝時間/朝食・昼食・夕食の時間
/朝食・昼食・夕食に食べた食物の種類及び量/喫煙本
数/飲酒の摂取量のデータを含む生活情報データ,少な
くとも飲酒及び喫煙の制限の有無/食事制限の有無/運
動時間及び運動の種類のデータを含む健康維持データ,
及び利用者宅に設置されているバイタルセンサにより測
定された少なくとも体重/血圧/体温/脈拍/心電図/
尿糖値/血糖値のデータと前記利用者が術前・術後の場
合に医療従事者から新たに提供されたバイタルセンサの
データとからなる生体データやトイレの回数を含む健康
度データを、このサーバに入力された年,月,日,時間
のデータと共に、前記データベースに利用者コードに対
応させて時系列に記憶することを特徴とする。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1ないし請
求項3のいずれかに記載の医療情報システムにおいて、
前記サーバが、入力される朝食・昼食・夕食に食べた食
物の種類及び量からカロリー摂取量を演算し、かつ運動
時間及び運動の種類からカロリー消費量を演算し、得ら
れたカロリー摂取量とカロリー消費量との差から、カロ
リー摂取状態が過剰/不足/適当の何れであるかの判定
を行い、利用者コードに対応させてこのカロリー摂取状
態及び前記カロリーの差の数値データを時系列に前記デ
ータベースへ記録するカロリー演算手段と、食事制限中
の前記患者に対し、この患者が食べた食物の種類におい
て、注意すべき特定の食物の取得中止または制限を指示
する手段とを具備することを特徴とする。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1ないし請
求項4のいずれかに記載の医療情報システムにおいて、
前記サーバが、前記医療従事者の入力する第1の種類デ
ータ,利用者コード及び期間のデータに基づき、入力さ
れた前記利用者コードに対応した利用者の、少なくとも
前記喫煙本数,前記飲酒の摂取量及び前記カロリーの差
を含む前記第1の種類データのいずれかまたは複数の種
類の時系列の数値データを、前記期間の示す範囲の期間
において、前記専用端末の表示画面へグラフ表示する第
1のグラフ表示手段を具備することを特徴とする。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項1ないし請
求項5のいずれかに記載の医療情報システムにおいて、
前記サーバが、前記医療従事者の入力する第2種類デー
タ,利用者コード及び期間のデータに基づき、入力され
た前記利用者コードに対応した利用者の、少なくとも起
床時間,就寝時間,朝食・昼食・夕食の時間を含む前記
第2の種類データのいずれかまたは複数の種類の時系列
の数値データを、前記期間の示す範囲の期間において、
前記専用端末の表示画面へグラフ表示する第2のグラフ
表示手段を具備することを特徴とする。
【0016】請求項7記載の発明は、請求項1ないし請
求項6のいずれかに記載の医療情報システムにおいて、
前記サーバが、前記医療従事者の入力する第3種類デー
タ,利用者コード及び期間のデータに基づき、入力され
た前記利用者コードに対応した利用者の、少なくともト
イレの回数,体重,血圧,体温,脈拍,心電図,尿糖値
および血糖値を含む前記第3の種類データのいずれかま
たは複数の種類の時系列の数値データを、前記期間の示
す範囲の期間において、前記専用端末の表示画面へグラ
フ表示する第3のグラフ表示手段を具備することを特徴
とする。
【0017】請求項8記載の発明は、請求項1ないし請
求項7のいずれかに記載の医療情報システムにおいて、
前記バイタルセンサシステムが、前記専用端末において
前記医療用従事者により情報通信ネットワークを介して
設定された、利用者の健康状態に基づき検査頻度により
決まる間隔及び各生体データ取得に有効な時間に生体デ
ータを取得し、この取得された生体データを内部の記憶
部または利用者端末の記憶部に蓄積し、前記サーバが前
記医療用従事者により設定された時間に、このバイタル
センサシステムまたは利用者端末に蓄積されている生体
データ及び取得時間のデータの送信要求を、各利用者端
末に対して行うことを特徴とする。
【0018】請求項9記載の発明は、請求項1ないし請
求項8のいずれかに記載の医療情報システムにおいて、
前記サーバが、少なくともトイレの回数及び生体データ
の体重,血圧,体温,脈拍,心電図,尿糖値,血糖値を
含む第3の種類データの各々の正常値としての数値範囲
が設定されており、前記利用者端末から入力され、前記
データベースに記憶される少なくともトイレの回数,体
重,血圧,体温,脈拍,心電図,尿糖値および血糖値を
含む第3の種類データのいずれかまたは複数の種類が前
記数値範囲からはずれている場合、前記専用端末に数値
からはずれた利用者コード,この利用者コードに対応す
る利用者の氏名及びはずれた測定の種類を、前記専用端
末の表示画面へ表示する正常値判定手段を具備すること
を特徴とする。
【0019】請求項10記載の発明は、請求項1ないし
請求項9のいずれかに記載の医療情報システムにおい
て、前記サーバが、前記利用者または前記医療従事者及
び理学療法士,作業療法士の入力する利用者の診療要求
データに含まれる、診療科目データ,検査項目データ及
び年,月,日,時間を示す希望日データに基づき、デー
タベースに記憶されている、この診療科目及び検査項目
毎に対応した、医療従事者の診療及び検査を何れかの日
時に行うかを示す予定表データの、前記希望日データの
示す日時の領域を検索し、予約を行っている利用者の利
用者コードをこの領域に書き込むと共に、この利用者コ
ードに対応する利用者端末へ、少なくとも診療科目,検
査項目及び診療を行う日時を有する診療予約データを送
信する予約手段を具備することを特徴とする。
【0020】請求項11記載の発明は、請求項10に記
載の医療情報システムにおいて、前記予約手段が、前記
予定表データを検索した結果、希望日データの示す日時
が予め設定されている予定数となっている場合、最も近
い時間または日をこの予定表データから単数または複数
検索し、この検索結果を変更日データとして、予約を行
っている利用者の利用者端末へ送信することを特徴とす
る。
【0021】請求項12記載の発明は、請求項1ないし
請求項11のいずれかに記載の医療情報システムにおい
て、前記利用者端末と前記専用端末とが、前記情報ネッ
トワークシステム及び前記サーバを介して、前記利用者
及び前記医療従事者とにより記述された電子メールの送
受信が行えることを特徴とする。
【0022】請求項13記載の発明は、請求項1ないし
請求項12のいずれかに記載の医療情報システムにおい
て、前記サーバが、前記データベースに記憶されている
利用者の生活情報データ,健康維持データ,健康度デー
タ及び病歴のデータに基づき、少なくとも、リハビリテ
ーション(rehabilitation)において訓練・療法や周囲
の援助がどの様に行われればよいかの概要を説明するリ
ハビリケアー,手術前・手術後の食事及び運動/手術前
・手術後の喫煙及び飲酒への注意事項、及び少なくとも
日常の過ごし方/余暇の過ごし方/健康に対応した趣味
等の情報を含む生活態度を説明する術前・術後ケアー,
退院後の健康維持の質問項目に対する注意を説明する退
院後ケアーの内容が、医療従事者により記述された電子
メールを、前記データベースの対応する利用者の利用者
端末へ送信するケアーメール送信手段を具備することを
特徴とする。
【0023】請求項14記載の発明は、請求項1ないし
請求項13のいずれかに記載の医療情報システムにおい
て、前記正常値判定手段が、前記第3のデータが時系列
に表示されたグラフにおいて、設定された数値範囲から
はずれた異常値を検出した場合、専用端末の表示画面に
この異常値となった利用者の文字データを点滅表示させ
ることを特徴とする。
【0024】請求項15記載の発明は、請求項1ないし
請求項14のいずれかに記載の医療情報システムにおい
て、前記データベースが、少なくとも、各利用者コード
に対応して所定の時期〜現在までの前記第1の種類のデ
ータ〜前記第3種類のデータ,投薬データが時系列に蓄
積されている健康ケアー用データベースと、電子カルテ
として、各利用者コードに対応して病歴データ,現在の
病気の進行度を示すデータ,利用者がこの医療情報シス
テムを利用し始めてから現在に至るまでの前記第1の種
類のデータ〜前記第3種類のデータ,投薬データが時系
列に蓄積されている医療機関データベースとから構成さ
れていることを特徴とする。
【0025】請求項16記載の発明は、請求項15に記
載の医療情報システムにおいて、前記専用端末から前記
健康ケアー用データベース及び前記医療機関データベー
スがアクセスでき、前記利用者端末から前記健康ケアー
用データベースのこの利用者端末を所有する利用者の利
用者コードに対応する領域のみがアクセスできることを
特徴とする。
【0026】請求項17記載の発明は、請求項1ないし
請求項16のいずれかに記載の医療情報システムにおい
て、前記サーバが、主データベースである前記データベ
ースと同一内容が記憶されるバックアップ用の予備のデ
ータベースである他のデータベースに接続され、前記デ
ータベースが異常となった場合、この他のデータベース
を予備から利用者の各データの記憶及びアクセスに用い
る主データベースへ切り換えることを特徴とする。
【0027】請求項18記載の発明は、請求項1ないし
請求項16のいずれかに記載の医療情報システムにおい
て、前記データベースが複数の他の医療機関の専用端末
と、前記サーバと前記情報通信ネットワークとを介して
接続されることを特徴とする。
【0028】請求項19記載の発明は、請求項1ないし
請求項18のいずれかに記載の医療情報システムにおい
て、前記予約手段が、前記サーバを介して入力される、
前記利用者または前記医療従事者及び理学療法士,作業
療法士の入力する利用者の診療要求データに含まれる、
診療科目データ,検査項目データ及び年,月,日,時間
を示す希望日データに基づき、データベースに記憶され
ている、この診療科目及び検査項目毎に対応した、前記
他の医療機関の医療従事者の診療及び検査を何れかの日
時に行うかを示す予定表データの、前記希望日データの
示す日時の領域を検索し、予約を行っている利用者の利
用者コードをこの領域に書き込むと共に、この利用者コ
ードに対応する利用者端末へ、少なくとも診療科目,検
査項目及び診療を行う日時を有する診療予約データを送
信することを特徴とする。
【0029】請求項20記載の発明は、請求項1ないし
請求項19に記載の医療情報システムにおいて、前記予
約手段が、前記予定表データを検索した結果、希望日デ
ータの示す日時が予め設定されている予定数となってい
るとき、予約を行っている利用者宅から通院可能な最も
近い他の病院の予定表データを検索し、前記希望日デー
タに対応する日時が空いていた場合、この予約を行って
いる利用者の利用者端末へ検索された他の病院名を通知
することを特徴とする。
【0030】請求項21記載の発明は、請求項1ないし
請求項20に記載の医療情報システムにおいて、前記サ
ーバが、予約した利用者の電子カルテを、この利用者の
利用者コードに基づき前記データベースから検索し、利
用者の予約した医療機関の専用端末へ、検索された利用
者に対応する電子カルテを送信することを特徴とする。
【0031】請求項22記載の発明は、請求項1ないし
請求項21に記載の医療情報システムにおいて、前記サ
ーバと前記情報通信ネットワークとの間に、秘密保持の
ためのセキュリティシステムが介挿されていることを特
徴とする。
【0032】請求項23記載の発明は、請求項1ないし
請求項22のいずれかに記載の医療情報システムにおい
て、前記サーバが、医療従事者により記述された前記リ
ハビリケアー,術前・術後ケアー,退院後ケアーの説明
を、それぞれ、対応する各利用者のリハビリ計画の設定
された日時、手術前の決められた日時・手術後の決めら
れた日時、退院後の決められた日時に送信することを特
徴とする。
【0033】請求項24記載の発明は、請求項1ないし
請求項23に記載の医療情報システムにおいて、前記サ
ーバが、少なくとも、利用者が利用している各バイタル
センサのレンタル料金,前記バイタルセンサから取得さ
れる生体データの統計処理の処理料金,利用者から送信
される質問のメールの数,質問の電話の数,及び前記リ
ハビリケアー,術前・術後ケアー,退院後ケアーの説明
の料金を積算し、この積算値に各々の規定料金を乗算
し、課金処理を行い、所定の日時に課金処理された請求
金額を、各利用者端末へ通知することを特徴とする。
【0034】請求項25記載の発明は、請求項1ないし
請求項24のいずれかに記載の記載の医療情報システム
において、前記サーバが、検査要求データ,前記第1の
種類〜前記第3の種類のデータの取得を行う処理が示さ
れた、健康ケアサービスの駆動データを前記利用者端末
へ送信し、利用者端末がこの駆動データに従い、表示画
面を複数の表示領域に分割し、所定の表示領域に前記検
査要求データ,前記第1の種類〜前記第3の種類のデー
タの取得の何れを行うかの選択画像を表示し、選択され
た取得の処理を行う画像を他の1の表示領域に表示し、
さらに選択項目がありこの選択された処理を行う画面が
他の2の表示領域に表示され、前記複数の表示領域に順
に選択された処理画面が表示されることを特徴とする。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に
よる医療情報システムの構成例を示すブロック図であ
る。この図において、本実施形態による医療情報システ
ムは、情報通信システム、例えば、インターネットINを
介して、利用者S,利用者Q及び利用者Rの利用者端末
T,医療機関(大病院や周辺の医療の中心的な病院)MC
のサーバ(ウェブサーバ)SVを相互に接続可能に構成
されている。
【0036】また、インターネットINは、利用者端末
T及びサーバSVを、TA(ターミナルアダプタ)を介
し接続された公衆回線(例えば公衆電話回線等)により
間接に接続可能に、又は直接に相互に接続可能に構成さ
れている。ここで、用いられる通信プロトコルは、TC
P/IP(Transmission ContorolProtocol/Internet Pr
otocol)技術による。公衆回線は加入者回線または専用
回線のどちらでもかまわない。
【0037】さらに、利用者端末T及びサーバSVから
は、WWW(World Wide Web)システムを利用して、WW
W上の任意のウェブサイトを特定するURL(Uniform R
esource Locator)を指定することにより、どの利用者端
末TまたはサーバSVからでもそのウェブサイトで提供
されるウェブページを参照することが可能に構成されて
いる。
【0038】したがって、利用者端末Tは医療機関MC
のサーバSVのURLを指定することにより、医療機関
MCのサーバSVに接続し、医療機関MCの提供するウ
ェブページを参照することができる。なお、各利用者端
末Tと医療機関MCのサーバSVとを相互に接続するネ
ットワークは、インターネットと類似機能を有するもの
であれば、他の規格の専用回線網,WAN(Wide Area N
etwork)等のネットワークでも良い。また、公衆回線を
利用しないLAN(Local Area Network)で構成されるイ
ントラネットのようなネットワークでもかまわない。
【0039】ここで、サーバSVとインターネットIN
との間には、秘密保持のためのセキュリティシステムが
介挿され、サーバSVのデータ,データベースDBに記
憶されているデータ及び各専用端末STの記憶部に記憶
されているデータ、すなわち医療機関MC内のLANシ
ステム(特にデータベースDBに記憶されている全ての
データ)が防護されている。このセキュリティシステム
は、ファイアウォール(Firewall)及びSSL(Secure
Socket Layer)などを用いることが可能である。
【0040】また、利用者端末Tは、パーソナルコンピ
ュータシステムであり、コンピュータ装置TPとディス
プレイ装置TDとで構成されている。サーバSVも、パ
ーソナルコンピュータシステムであり、コンピュータ装
置SPとディスプレイ装置SDとで構成されている。こ
こで、コンピュータ装置TP,コンピュータ装置SP及
び専用端末STとは、ハイパーテキスト形式、例えばH
TML(Hypertext Markup Language)形式のファイルを
閲覧するためのプログラムである、WWWブラウザを起
動可能である。また、コンピュータ装置TPとコンピュ
ータ装置SPとは、HTML形式のファイルを作成する
ことも可能な構成となっている。
【0041】ここで、コンピュータ装置TP,コンピュ
ータ装置SP及び専用端末STは、図示しないCPU
(中央処理装置),通信インターフェース回路,モデム
回路,メモリ,固定ディスク等を備えており、モデム回
路またはDSU(Digital Service Unit)及びTA(Termi
nal Adapter)を用いることにより加入者回線または専用
回線を介してインターネットINに接続する。また、コ
ンピュータ装置TP及びコンピュータ装置SPは、固定
ディスクに記憶されているプログラムに従い、上記CP
Uが駆動されることで動作する。
【0042】また、サーバSVには、医療機関MCの内
部のLANを介して、複数の専用端末STが接続されて
いる。この専用端末STは、医者,看護婦(士),理学
療法士,作業療法士,助産婦,保健婦(士)の医療従事
者,及び栄養士,介護福祉士の居室に設けられている。
さらに、サーバSVには、利用者の医療に関する個人デ
ータが、各々の利用者コードに対応して記憶されている
データベースDBが接続されている。
【0043】ここで、医者,看護婦(士),理学療法
士,作業療法士,助産婦,保健婦(士)の医療従事者,
及び栄養士,介護福祉士は、サーバSVに登録された各
々の氏名及びID番号をキーボードから打ち込むことに
より、サーバSVを介してデータベースDBに記憶され
ている、利用者(患者または健康だが医療ケアの契約を
結んでいる人、例えば老人)の利用者コードに対応して
記憶されている医療データをアクセスすることが出来
る。
【0044】ここで、医療従事者,及び栄養士,介護福
祉士は、キーボードから氏名を入力した後、ID番号が
光学的,電気的又は磁気的に記憶されたカードキーをカ
ードリーダに通すことにより、データベースDBの利用
者の医療データをアクセスすることが出来る。また、医
者,看護婦(士),理学療法士,作業療法士,助産婦,
保健婦(士),栄養士,介護福祉士は、各々データベー
ス内のアクセス可能な領域が、各々の有しているパスワ
ードにより制限されている。例えば、医者以外は、利用
者の個人データ、例えば、病歴のデータを、データベー
スDBにおいて検索する権限を有するパスワードは与え
られていない。
【0045】上述の個人データとは、少なくとも、氏
名,性別,年齢,住所,URL,家族構成の基本データ
と、過去の病歴,家族の健康状態,現在の病気の状態,
現在の健康状態,嗜好品(酒,たばこなど),及び医療
データとしての食事制限(食物の種類及び量)の健康デ
ータと、バイタルセンサで取得した生体データ(少なく
とも、体重,血圧,体温,脈拍(脈拍数),心電図及び
尿糖値)等である。また、生体データは、上述した体
重,血圧,体温,脈拍(脈拍数),心電図及び尿糖値だ
けでなく、健康チェックや病状チェックに用いられる検
査項目の全てを含むものとする。さらに、生体データ
は、利用者が術前・術後の場合に医療従事者から新たに
提供されたバイタルセンサにより取得される検査項目も
含む。ここで、生体データに関しては、各利用者宅にあ
るバイタルセンサにより、複数の検査において、医師が
データベースDBに各生体データの検査項目毎に設定し
た、各検査に有効な時間及び周期において取得(測定)
され、取得開始から各々の生体データの時系列な変化
が、生体データの項目毎に、各利用者の利用者コードに
対応して、データベースDBに記憶されている。
【0046】また、医療従事者,及び栄養士,介護福祉
士は、各居室の専用端末STにより、パスワードにより
許可された範囲において、サーバSVを介してデータベ
ースDBの個人データの書き換え,及び担当の利用者の
利用者コードに対応して、所定の領域に日報や月報のコ
メントの記述が可能である。すなわち、医療従事者は、
利用者の個人データの変更に基づき、少なくとも、デー
タベースDBに記憶されている、個人データにおける氏
名,性別,年齢,家族構成の基本データと、過去の病
歴,家族の健康状態,現在の病気の状態,現在の健康状
態,嗜好品(酒,たばこなど),食事制限(食物の種類
及び量の制限)の健康データとの書き換え処理,生体デ
ータの測定結果に基づいた日報や月報のコメントの記述
が可能である。このとき、医療従事者は、後に説明する
利用者から送られてくる生活情報データの中において、
利用者が飲食した食物の種類をチェックし、病状,健康
状態及びアレルギーにより取得してならないものを制限
及び中止させる内容をコメントに含めても良い。
【0047】さらに、医療従事者,及び栄養士,介護福
祉士は、各々の専用端末STから、各利用者の利用者コ
ードに対応させて、利用者の病状に対する健康状態の監
視の必要性を数値化した監視必要度と、利用者からのケ
アの要求を数値化したケア要求度とを、データベースD
Bの監視ランク判定領域に格納する。ここで、監視必要
度は、医療従事者,及び栄養士,介護福祉士が、利用者
の病状に対応させて、バイタルセンサにおける生体デー
タの検査項目,必要な健康に対するケアの種類及びテレ
ビカメラによる監視の必要性等の複数の項目に対して各
々数値化した集合である。
【0048】そして、サーバSVは、監視ランク判定領
域に格納された監視必要度及びケア要求度に基づき、各
利用者毎の監視ランクを求める。すなわち、サーバSV
は、監視必要度及びケア要求度を積算し、積算された数
監視度判定の数値が何れの数値範囲にあるかを判定し、
利用者毎に、利用者の数値が含まれる数値範囲のランク
に振り分ける。例えば、サーバSVは、このランクを上
記数値範囲が低い順にグレード1,グレード2及びグレ
ード3の監視ランクに予め分けておき、監視必要度及び
ケア要求度数から演算される監視度判定の数値に基づ
き、各利用者を対応する数値範囲のランクに振り分け
る。
【0049】また、最終的なランク(グレード)の決定
は、サーバSVの判定した監視のランク及び利用者の要
望に基づき、各利用者の担当の医師が各利用者の診断を
行った結果と合わせて、ランク決定の処理を行うことと
しても良い。ここで、グレード1のランクの処理は、各
利用者が利用者宅Sに有するバイタルセンサにより、医
師が予め設定した日時に、血圧,脈拍,体重及び体温の
生体データを測定し、利用者端末Tのキーボード及びマ
ウスMにより、測定した生体データを入力し、この生体
データをサーバSVへ送信する。
【0050】また、グレード2のランクの処理は、利用
者宅QにバイタルセンサシステムBSが設置され、医師
が予め設定した日時に、各バイタルセンサBTによる各
生体データの測定が、設置されたバイタルセンサシステ
ムBSにより制御される。すなわち、バイタルセンサシ
ステムBSは、サーバSVから送信され、内部の記憶部
に設定される、血圧・脈拍・体温・心電図測定の各生体
データの測定時間及び周期に測定を行い、結果を内部の
記憶部に格納する。
【0051】この各生体データの周期及び測定時間は、
医療従事者,及び栄養士,介護福祉士により、データベ
ースDBに各利用者毎に対応させて、利用者毎の健康状
態による検査頻度により決まる周期(間隔),及び各生
体データの測定(取得)の有効な時間として設定されて
いる。さらに、グレード2のランクの処理は、各利用者
が利用者宅Qに設置され、バイタルセンサシステムBS
に制御されたバイタルセンサBTにより、血糖値,尿糖
値及び体重の生体データが測定され、この取得された生
体データを利用者端末Tの内部記憶部、または、バイタ
ルセンサシステムBS内の記憶部に格納する。
【0052】そして、サーバSVは、サーバSVにより
設定された生体データの転送時間に、利用者宅Qの利用
者端末Tと接続を確立し、利用者端末Tの内部記憶部、
または、バイタルセンサシステムBS内の記憶部に記憶
されている生体データを、生体データの測定時間ととも
に取得する。加えて、グレード2のランクの処理は、手
術を受ける利用者に対して、手術における術前・術後等
のケア(世話)として、医療従事者が記述したケア内容
を、利用者コードに対応させてデータベースDBへ格納
する処理が行われる。
【0053】このケアの内容としては、手術前及び手術
後における、食事(食物の種類及び量),運動(種類及
び量),喫煙(喫煙の許可/不許可),飲酒(飲酒の許
可/不許可,許可の場合の量)への注意事項などに対す
る記述である。また、ケアの内容には、少なくとも、日
常の過ごし方/余暇の過ごし方/趣味/テレビの視聴時
間/人との会話の必要性/体の機能回復に対する前向き
な姿勢の持ち方等の情報を含む、病状及び健康状態に対
応した生活態度の情報も含まれる。そして、サーバSV
は、医療従事者の設定した送信時間(または日時)に、
データベースDBをアクセスし、検索されたケアの内容
を、ケア内容独自または日報にこのケア内容を含めて、
記憶されている利用者コードに対応するURLにより、
利用者コードに対応する利用者へ電子メールなどで送信
する。
【0054】このとき、サーバSVは、医療従事者によ
り記述されたリハビリケア,術前・術後ケア,退院後ケ
アの説明の記述された電子メールを、それぞれ、医療従
事者の設定した送信時間に、すなわち、対応する各利用
者のリハビリ計画の設定された日時、手術前の決められ
た日時・手術後の決められた日時、退院後の決められた
日時に、独自に、または上記日時に対応する日報に添付
して送信する。
【0055】また、グレード3のランクの処理は、グレ
ード2のケア等の対応及び監視内容に加えて、身体の機
能回復などのリハビリ(リハビリテーション:rehabili
tation)のため、利用者宅Rへテレビ電話が設けられ、
医療従事者,及び栄養士,介護福祉士の各々が必要に応
じて、利用者宅Rへ電話をかけ、テレビカメラCMの画
像により利用者の様子を観察したり、リハビリの行い方
をテレビ電話TVの表示画面に画像データとして送り、
各利用者毎の状態に対応したリハビリの補助(訓練方
法,療法,周囲の援助がどの様に行う必要があるか等)
を行う。
【0056】さらに、サーバSVは、グレード1〜グレ
ード3の利用者に対して、生活情報,健康維持及び健康
度の質問から成る設問データを、各々の利用者端末Tへ
定期的に送信する。この定期的に送信されるタイミング
は、あらかじめ医療従事者がサーバSVまたはデータベ
ースDBへ、各利用者毎に設定した時間(医療従事者が
決定するだけでなく、医療従事者と各利用者との話し合
いで決定される場合もある)でもよいし、各利用者が希
望してサーバSVへアクセス(要求)した時間でもよ
い。そして、サーバSVは、各利用者が利用者端末Tか
らこの設問に対応する回答データとして入力された、少
なくとも起床時間/就寝時間/朝食・昼食・夕食の時間
/朝食・昼食・夕食に食べた食物の種類及び量/喫煙本
数/飲酒の摂取量を含む生活情報データ(第1の種類デ
ータ),少なくとも飲酒及び喫煙の制限の有無/食事制
限の有無/運動時間及び運動の種類を含む健康維持デー
タ(第2の種類データ)をサーバSVに入力された年,
月,日,時間のデータと共に、データベースDBに利用
者コードに対応させて時系列に記憶する。
【0057】また、サーバSVは、利用者がグレード1
の場合、利用者宅Sにあるバイタルセンサにより測定さ
れた少なくとも体重/血圧/体温/脈拍等の生体データ
及びトイレの回数を含む健康度データを、利用者がグレ
ード2及びグレード3の場合、利用者Qまたは利用者R
に設置されているバイタルセンサBTにより測定された
少なくとも体重/血圧/体温/脈拍/心電図/尿糖値/
血糖値の生体データやトイレの回数を含む健康度データ
(第3の種類データ)を、このサーバSVに入力された
年,月,日,時間のデータと共に、データベースDBに
利用者コードに対応させて時系列に記憶する。医療従事
者,及び栄養士,介護福祉士は、データベースDBに利
用者コード毎に格納されている生活情報データ,健康維
持データ,健康度データ及び病歴データにより、各利用
者に対応したリハビリのケアの内容を決定する。
【0058】さらに、サーバSVは、利用者端末Tから
入力される朝食・昼食・夕食に食べた食物の種類及び量
からカロリー摂取量を、予め設定された時間毎に演算
し、かつ運動時間及び運動の種類からカロリー消費量を
演算する。そして、サーバSVは、演算により得られた
カロリー摂取量とカロリー消費量との差を求め、この求
められたカロリー摂取量とカロリー消費量との差から、
カロリー摂取状態が過剰/不足/適当の何れであるかの
判定を行う。また、サーバSVは、利用者コードに対応
させてこのカロリー摂取状態及び前記カロリーの差の数
値データを、演算した時間に対応させて時系列にデータ
ベースDBへ記録する。
【0059】また、サーバSVは、医療従事者が専用端
末STに、第1の種類データのグラフ表示の命令を入力
すると、専用端末STの表示画面に第1の種類データの
名称,利用者コード及び期間のデータの入力画面を表示
する。そして、サーバSVは、上記入力画面に基づき、
専用端末STから入力された利用者コードと第1の種類
データの名称とに対応させ、入力された利用者コードに
対応した利用者の、少なくとも喫煙本数,飲酒の摂取量
を含む第1の種類データ及び上記カロリーの差の示す数
値データの中から選択された、いずれかまたは複数の種
類の数値データを、前記期間の示す範囲において、入力
された利用者コードに基づきデータベースDBから検索
して、専用端末STの表示画面へ時系列にグラフ表示す
る。
【0060】例えば、医療従事者が第1の種類データの
名称(項目)として、「喫煙本数」を入力し、期間とし
て「1999年3月〜1999年4月」を入力すると、
喫煙本数が1日毎に時系列に入力されているとすると、
サーバSVは、表示画面及び専用端末STの表示画面
に、1999年3月〜1999年4月の2ヶ月間の喫煙
本数の1日毎の値を時系列に画像表示する。さらに、医
療従事者が第1の種類データの名称として、「喫煙本
数」及び「飲酒」を入力し、期間として「1999年3
月〜1999年3月」を入力すると、飲酒も1日毎に時
系列に入力されているとすると、サーバSVは、専用端
末STの表示画面に、1999年3月の1ヶ月間の喫煙
本数及び飲酒の量の1日毎の値を時系列に画像表示す
る。
【0061】また、サーバSVは、医療従事者が専用端
末STに、第2の種類データのグラフ表示の命令を入力
すると、専用端末STの表示画面に第2の種類データの
名称,利用者コード及び期間のデータの入力画面を表示
する。そして、サーバSVは、上記入力画面に基づき、
専用端末STから入力された利用者コードと第2の種類
データの名称とに対応させ、入力された利用者コードに
対応した利用者の、少なくとも起床時間,就寝時間,朝
食・昼食・夕食の時間を含む第2の種類データの中から
選択された、いずれかまたは複数の種類の数値データ
を、期間の示す範囲において、入力された利用者コード
に基づきデータベースDBから検索して、表示画面及び
専用端末STの表示画面へ時系列にグラフ表示する。
【0062】また、サーバSVは、医療従事者が専用端
末STに、第3の種類データのグラフ表示の命令を入力
すると、表示画面及び専用端末STの表示画面に第3の
種類データの名称,利用者コード及び期間のデータの入
力画面を表示する。そして、サーバSVは、上記入力画
面に基づき、専用端末ST(またはサーバSV)から入
力された利用者コードと第3の種類データの名称とに対
応させ、入力された利用者コードに対応した利用者の、
少なくともトイレの回数,体重,血圧,体温,脈拍,心
電図,尿糖値および血糖値を含む第3の種類データの中
から選択された、いずれかまたは複数の種類の数値デー
タを、期間の示す範囲において、入力された利用者コー
ドに基づきデータベースDBから検索して、表示画面及
び専用端末STの表示画面へ時系列にグラフ表示する。
ここで、第2の種類データ及び第3の種類データの選択
された名称または複数のグラフ表示については、上述し
た第1の種類データと同様である。
【0063】また、データベースDBまたはサーバSV
には、少なくともトイレの回数及び生体データの体重,
血圧,体温,脈拍,心電図,尿糖値,血糖値を含む第3
の種類データの各々の正常値としての数値範囲が設定さ
れている。ここで、サーバSVは、利用者端末Tから入
力され、データベースDBに時系列に記憶される少なく
ともトイレの回数,体重,血圧,体温,脈拍,心電図,
尿糖値および血糖値を含む第3の種類データの中から、
予め設定されたいずれかの単種類または複数の種類の組
み合わせのデータが、上記正常値の数値範囲からはずれ
ている場合、異常検出として、数値範囲からはずれた上
記生体データを有する利用者コード,この利用者コード
に対応する利用者の氏名及びはずれた測定の生体データ
の種類(あるいはバイタルセンサBTの種類)を、表示
画面または専用端末STの表示画面へ表示する。このと
き、単種類または複数種類の組み合わせのいずれにより
異常検出とすいるかは、医療従事者が利用者の健康状態
及び病状に対応して決定する。
【0064】このとき、異常な生体データの数値が検出
されたとき、数値範囲からはずれた上記生体データを有
する利用者に対応している医療従事者の専用端末STが
スタンバイ状態となっている場合や、医療従事者がこの
専用端末STにおいて他の仕事を行っている場合、サー
バSVは、この専用端末STを起動させ、または強制的
に表示画面を切換させ、この利用者コードに対応する利
用者の氏名及びはずれた生体データの種類(あるいはバ
イタルセンサBTの種類)を、表示画面及び専用端末S
Tの表示画面へ表示(または点滅表示)するとともに、
この専用端末STのスピーカから音声やブザー音を出力
させ、医療従事者の注意を喚起する。
【0065】さらに、サーバSVは、第3の種類データ
のグラフ表示のとき、少なくともトイレの回数や生体デ
ータの体重,血圧,体温,脈拍,心電図,尿糖値および
血糖値を含む第3の種類データのいずれかの単種類また
は複数の種類の組み合わせのデータが、上記正常値の数
値範囲からはずれている場合、はずれたデータの表示ド
ットを他の正常の表示ドットと区別出来る色で専用端末
STの表示画面へ表示する表示する。例えば、サーバS
Vは、専用端末STの表示画面への、トイレの回数や体
重,血圧,体温,脈拍,心電図,尿糖値および血糖値の
生体データの時系列のグラフ表示において、正常値の数
値範囲に入っている表示ドットを「青色」で表示し、正
常値の数値範囲に入っていない表示ドットを「赤色」で
表示する。
【0066】また、サーバSVは、利用者が利用者端末
Tから入力する、または医療従事者及び理学療法士,作
業療法士が専用端末STから入力する、利用者の診療要
求データに含まれる、利用者コード,診療科目データ,
検査項目データ及び年,月,日,時間を示す希望日デー
タを入力する。そして、サーバSVは、入力される上記
診療要求データに基づき、データベースDBに記憶され
ている、この診療科目及び検査項目毎に対応した、医療
従事者の診療及び検査を何れかの日時に行うかを示す予
定表データから、上記希望日データの示す日時の領域を
検索する。
【0067】このとき、サーバSVは、希望日データに
対応する予約日として検索された日時の領域が、設定さ
れた人数に達しておらず空いていた場合、予約を行って
いる利用者の利用者コードを、データベースDBの検索
された日時の領域に予約処理として書き込む。また、サ
ーバSVは、予約の取れた診療科目,検査項目,診療を
行う日時、及び診療要求データに含まれる診察・検査に
対する事前の注意などが記述された診療予約データを、
データベースDBに記憶されている、利用者コードに対
応するURLに基づきこの利用者端末Tへ、電子メール
により送信する。
【0068】さらに、このとき、サーバSVは、データ
ベースDBにおいて、診療要求データに基づき上記予定
表データを検索した結果、希望日データの示す日時が予
め設定されている予定数となっている場合、最も近い時
間または日をこの予定表データから単数または複数検索
する。そして、サーバSVは、データベースDBにおけ
る予約表データからの検索結果において、希望日データ
の示す日時に最も近い時間または日を変更日データとし
て、予約処理を行っている利用者の利用者コードに対応
して、データベースDBに記憶されているURLに基づ
き、この利用者端末Tへ電子メールにより送信する。
【0069】データベースDBは、個人データの1部分
として各利用者コードに対応して所定の時期〜現在ま
で、例えば1ヶ月間における上記第1の種類のデータ〜
上記第3種類のデータ,投薬データが時系列に蓄積され
ている健康ケアー用データベースと、電子カルテとして
個人データの全て、すなわち、各利用者コードに対応し
て病歴データ,現在の病気の進行度を示すデータ,利用
者がこの医療情報システムを利用し始めてから現在に至
るまでの前記第1の種類のデータ〜前記第3種類のデー
タ,投薬データが時系列に蓄積されている医療機関デー
タベースと、上記第3のデータに対する正常値範囲の数
値データ,予約に用いる予定表データ及び各利用者に対
してレンタルしているバイタルセンサBT/バイタルセ
ンサシステムBS/テレビ電話TV等の種類が格納され
ている管理データベースとから構成されている。
【0070】このデータベースDBにおいて、医療従事
者,及び栄養士,介護福祉士は、専用端末STから、パ
スワードの権限の範囲内において、上記健康ケアー用デ
ータベース,上記医療機関データベース及び上記管理デ
ータベースに記憶されているデータに対してアクセス
(検索及び書き換えを含む)を行うことができる。一
方、各利用者は、各利用者宅の利用者端末Tから、健康
ケアー用データベースにおけるこの利用者端末を所有す
る利用者の利用者コードに対応するデータ領域のみがア
クセス(検索のみ)できる。
【0071】サーバSVには、主データベースであるデ
ータベースDBと同一内容が記憶されるバックアップ用
の予備のデータベースDBSを設けることもできる。こ
こで、サーバSVは、主データベースであるデータベー
スDBが異常となったことを検知したとき、上記データ
ベースDBSを予備から利用者の各データの記憶及びア
クセスに用いる主データベースへ切り換え、主データベ
ースDBを予備のデータベースへと切り換える。そし
て、医療機関MCの担当者は、予備のデータベースとな
ったデータベースDBの修理を行う。
【0072】サーバSVは、少なくとも、利用者が利用
している利用者端末T,バイタルシステムBS,各バイ
タルセンサBTのレンタル料金,前記バイタルセンサか
ら取得される生体データの統計処理(異常値検出及び時
系列保持)の処理料金,利用者端末Tから送信される質
問のメールの数,質問の電話の数,及びリハビリケア
ー,術前・術後ケアー,退院後ケアーの説明の料金、テ
レビ電話TVを利用したリハビリの説明を各々の項目毎
に積算し、この項目毎の積算値に各々の項目の規定料金
を乗算し、全ての項目の乗算結果を積算して請求金額の
課金処理を行う。そして、サーバSVは、所定の日時に
課金処理された上記請求金額を、各利用者コードに対応
したURLの利用者端末Tへ、電子メールにより通知す
る。
【0073】次に、図1を参照し、一実施形態の動作例
を説明する。医療情報システムの利用者を希望する人
は、医療機関MCに直接行くか、またはインターネット
により医療機関MCのホームページを開くかの何れかに
より、利用者となる加入申込書に必要データ(氏名,住
所,性別,年齢,過去の病歴,家族構成,嗜好品,現在
の健康状態等)を記入する。当然、入院中や手術前の患
者は、医療機関MCにおいて直接に医療情報システムの
利用者として申込を行う。
【0074】上述の構成において示したように、上記利
用者の希望と医療従事者との診察結果に基づき、サーバ
SV及び医師との綜合判定により、健康の監視のランク
が決定され、各利用者が、グレード1〜グレード3の監
視ランクに各々振り分けられる。これにより、本願発明
は、バイタルセンサ等により取得する生体データがケア
ー希望者毎に変更することが可能となり、かつ、医師に
よる診察行為のケアー処理も利用者毎に行うことが可能
となる。
【0075】すなわち、本願発明による医療情報システ
ムは、利用者の希望,健康状態や病状に対応して、色々
なランク、すなわち、大きな手術の術前/術後や重度の
障害による自宅介護において医療機関の詳細な監視が必
要なケアー希望者,中または軽度の手術の術前/術後に
おける生体データの変化の監視が必要なケアー希望者,
過去に病歴があり常に健康状態の管理が必要なケアー希
望者,および健康状態に不安があり専門的な定期的な監
視が必要なケアー希望者など違いに対応でき、利用者毎
に必要なケアー内容に対応することができ、各利用者が
満足できるケアを行うことができる。
【0076】このため、本願発明による医療情報システ
ムは、利用者が自身に対応した医療情報システムを得る
ことが可能となり、利用者が十分な診察サービスを受け
られ、また、必要な(または希望する)生体データのみ
を取得するのみであるため、各種の医療サービスの選択
が行え、健康状態が変化して異なる診察(健康状態の監
視)サービスを必要とするとき、再度、新たに自身に対
応した医療情報システムに構成を自由に変更できる効果
がある。
【0077】<利用者がグレード1の場合>利用者宅S
の利用者は、医療従事者により指定された周期及び時
間、例えば2日毎の午後2時に血圧,脈拍,体温,身長
及び体重の測定を、家庭内にある又はレンタルしたバイ
タルセンサ(身長計及び体重計を含む)により測定し、
測定日,測定時間,及び測定した生体データである血
圧,脈拍,体温,身長及び体重の数値やトイレの回数を
用紙に記録しておく。この血圧測定の時間は、医師が、
利用者の健康状態により血圧の変動を監視するため、血
圧を測定するのに最も適したと判断した時間である。
【0078】そして、利用者は、医療機関MCよりレン
タルされた利用者端末Tの電源を投入し、利用者端末T
を起動し、キーボードKの接続ボタンを押し、公衆回線
を介してインターネットにより、医療機関MCのウェブ
ページを開く。このとき、この接続ボタンを押すことに
より、利用者端末Tに設定されたプログラムにより、U
RLが入力され、医療機関MCのサーバSVに利用者端
末Tが接続される。このとき、利用者が自前のパーソナ
ルコンピュータを有しており、インターネットによる接
続になれている場合には、利用者端末Tをレンタルせず
に、自前のパーソナルコンピュータを利用することが出
来る。
【0079】利用者端末TがサーバSVへ接続される
と、サーバSVは利用者端末Tへ健康ケアサービスの動
作に必要なプログラム及びデータを送信する。これによ
り、利用者端末Tは、入力される上記プログラム及びデ
ータを内部の記憶部に記憶し、この記憶されたプログラ
ムに従い動作を開始する。そして、利用者端末Tは、デ
ィスプレイ装置TDの表示画面に、図2の領域1に示す
健康ケアサービスの内容の選択画像を表示する。(図2
〜図6までは、各々ウェブページ)
【0080】利用者端末Tは、領域1Aに、この表示が
健康ケアーサービスの選択画面を示す「健康ケアーサー
ビス」の文字データが表示される。また、1B〜1F
は、各々選択ボタンであり、例えば、人の指を模したポ
インタSELにより選択される。このポインタSEL
は、キーボードKの「↑」,「↓」の矢印キーまたはマ
ウスMにより各ボタンの位置へ移動させることが可能で
ある。そして、キーボードKのリターンキーを押すか,
マウスMによりクリックするかの何れかにより、各ボタ
ンを選択することができ、対応するプログラムが起動さ
れ、各々の処理が開始される。
【0081】例えば、利用者が測定した生体データを医
療機関MCのサーバSVへ送信するとき、利用者は、マ
ウスMを移動させポインタSELを、「健康度チェッ
ク」の文字が示されたボタン1Eへ移動させる。そし
て、利用者は、マウスMによりこのボタン1Eをクリッ
クし、利用者端末Tにおいて健康度チェックの処理を起
動する。これにより、利用者端末Tは、図2の領域2に
健康度チェックの画面を表示する。
【0082】利用者端末Tは、領域2Aに、この表示が
健康度チェックの選択画面を示す「健康度チェック」の
文字データを表示する。また、利用者端末Tは、領域2
Bに、利用者がすでに血圧・脈拍のデータを取得してい
るか否かの質問として、「血圧・脈拍を測定します。
準備はよろしいですか?」の文字を表示する。さらに、
ボタン2C及びボタン2Dは、各々領域2Bに示される
質問への回答を選択するボタンである。各ボタンの選択
方法は、領域1のボタン1B〜ボタン1Eと同様であ
る。
【0083】すなわち、血圧・脈拍データを測定してい
ない場合、利用者は、「いいえ」が表示されたボタン2
Dを選択する。これにより、1度、利用者端末Tは、サ
ーバSVとの接続を切断する。そして、利用者は、血圧
・脈拍のデータを取得した後、再度、利用者端末Tをサ
ーバSVと接続させる。
【0084】一方、血圧・脈拍データを測定してある場
合、利用者は、「はい」が表示されたボタン2Cを選択
する。これにより、利用者端末Tは、領域3に血圧・脈
拍測定の生体データの数値の入力画面を表示する。利用
者端末Tは、領域3Aに、この表示が血圧・脈拍測定の
生体データの入力画面を示す「血圧・脈拍測定」の文字
データが表示する。また、利用者端末Tは、領域3B
に、測定された数値が入力された時間、すなわち現在時
間を示す「2000年XX月XX日XX時XX分XX
秒」の文字を表示する。
【0085】そして、利用者は、ポインタSELを領域
3Fに移動させる。この領域には、予め「最高血圧
mmHg」の文字データが表示されている。利用者
は、この「最高血圧」と「mmHg」との間の空いた部
分に、測定して用紙に記録した最高血圧の数値データ、
例えば、「114」の数値を、キーボードKにより記入
する。同様に、利用者は、ポインタSELを領域3Gに
移動させる。この領域には、予め「最低血圧 mm
Hg」の文字データが表示されている。利用者は、この
「最低血圧」と「mmHg」との間の空いた部分に、測
定して用紙に記録した最低血圧の数値データを、例えば
「074」の数値をキーボードKにより記入する。ま
た、利用者は、ポインタSELを領域3Hに移動させ
る。この領域には、予め「脈拍 回/分」の文字デ
ータが表示されている。利用者は、この「脈拍」と「回
/分」との間の空いた部分に、測定して用紙に記録した
脈拍の数値データ。例えば、「074」の数値を、キー
ボードKにより記入する。
【0086】さらに、利用者端末Tは、血圧グラフを表
示するか否かの質問を文字として、領域3Cに、「血圧
グラフ切換え」の文字データを表示する。次に、利用者
は、ポインタSELを、血圧グラフ切換えを行う場合、
「はい」の文字データが示されたボタン3Dへ移動さ
せ、このボタン3Dを選択する。これにより、利用者端
末Tは、健康ケアー用データベースにアクセスし、この
利用者端末Tの利用者コードに対応する領域に記憶され
ている、最近1ヶ月間の血圧データを検索し、領域4の
領域4Cに、この検索された血圧データの数値を時系列
にグラフとして表示する。
【0087】ここで、この領域4における領域4Cの血
圧グラフは、縦軸が血圧の数値データであり、横軸が時
間(日)を示している。また、上の曲線が最高血圧値を
示し、下の曲線が最低血圧値を示している。また、利用
者端末Tは、領域4Aに、この表示が血圧の数値データ
の時系列なグラフであることを示す「血圧グラフ」の文
字データが表示される。この「血圧グラフ」の文字デー
タの下には、利用者端末Tにより、グラフに表示されて
いる血圧データの測定期間として、何月かの文字データ
が表示される。
【0088】さらに、利用者が「切替え」の文字が示さ
れているボタン4Bを選択すると、利用者端末Tは、健
康ケアー用データベースにアクセスし、この利用者端末
Tの利用者コードに対応する領域に記憶されている、最
近1ヶ月間の脈拍データを検索し、領域4の領域4C
に、この検索された血圧データの数値を時系列にグラフ
として表示する。このとき、領域4Cの血圧グラフは、
1分間における脈拍の回数の数値データであり、横軸が
時間(日)を示している。
【0089】一方、利用者が領域3のボタン3Eを選択
すると、利用者端末Tは、血圧・脈拍の測定を終了
し、以降、体温,身長及び体重のデータ入力画面を、順
次表示し、上述した血圧・脈拍のデータ入力と同様な処
理を行う。最終的に、体重のデータ入力画面の「体重グ
ラフ切り替え」の質問に対して、利用者が「いいえ」と
表示されたボタン(上記ボタン3Eに対応)を選択する
と、利用者端末Tは、健康度チェックの全ての処理を終
了し、領域1の健康ケアーサービスの選択画面のみ表示
する。
【0090】上述したように、利用者端末Tは、サーバ
SVから送信されたプログラムとデータとにより、ディ
スプレイ装置TDの表示画面を4分割し、初めに領域1
に健康ケアーサービスの選択画面を表示し、選択された
処理の画面として、順次、領域2〜領域4に選択画面,
データ入力画面,グラフ画面などの各分割表示画面を表
示していく。これにより、利用者は、現在、自分の行っ
ている処理が何の処理であるかの判定が行いやすく、操
作性が向上する。また、利用者が老人であり、字が小さ
くて、各分割表示画面が見難い場合、各分割表示画面に
おいて、この分割表示画面の説明をしている、例えば、
領域1A,領域2A,領域3A及び領域4Aなどをクリ
ックする事により、選択された分割表示画面がディスプ
レイ装置TDの表示画面全体に表示されるようにしても
良い。
【0091】次に、利用者が図2の領域1のボタン1C
を選択すると、利用者端末Tは、図3の領域2に示す生
活状況チェックの画面を表示する。このとき、利用者端
末Tは、領域3及び領域4に対して、分割画面の表示を
行わない。また、利用者端末Tは、領域2Sに、この表
示が生活状況チェックの選択画面を示す「生活状況チェ
ック」の文字データを表示する。
【0092】また、利用者端末Tは、領域2Qに、生活
状況チェックの質問を示す文字データ、例えば「1.昨
日はタバコを吸いましたか」の文字データを表示する。
さらに、ボタン2Rとボタン2Pとは、各々領域2Qの
質問に答えるために表示されており、選択することで上
記質問に回答したこととなる。
【0093】そして、利用者端末Tは、以降、質問に対
する回答がなされた後に、順次質問を領域2Qに表示す
る。例えば、利用者端末Tは、領域2Qに、順次、 「2.昨日吸ったタバコの本数は?[ 本]」 「3.昨日はお酒を飲みましたか?[はい/いいえ]」 「4.昨日の飲酒量は?(日本酒1合=ビール1本=ウ
イスキーW1杯=焼酎0.5合)[ 合]」 「5.昨日の夕食は何時頃とりましたか?[ 時 分
頃]」 「6.夜食をとりましたか?[はい/いいえ]」 「7.今朝は朝食をとりましたか?[はい/いいえ]」 「8.昨日は油っこいもの(揚げ物・炒め物等)を食べ
ましたか?[2回以上/1回/食べない]」 「9.昨日は野菜(中皿1杯程度)のおかずを食べまし
たか?[はい/いいえ]」 「10.昨日は甘いもの(清涼飲料水・菓子類など)を
食べましたか?[2回以上/1回/食べない]」 「11.昨日は塩辛いもの(漬物・タラコ・干物・佃煮
・梅干等)を食べましたか?[はい/いいえ]」 の質問の文字データを表示する。
【0094】ここで、利用者端末Tは、上述の2.〜1
1.の質問において、[ ]内の文字データ等は、図3
におけるボタン2R及びボタン2Pの領域に表示する。
そして、利用者端末Tは、上述の1.〜11.の質問の
全ての回答が入力された後、生活状況チェックの質問の
処理を終了し、領域2の生活状況チェックの分割表示画
面を消去し、ディスプレイ装置TDの表示画面に健康ケ
アーサービスの選択画面(分割画面)のみを表示する。
【0095】次に、利用者が図3の領域1のボタン1D
を選択すると、利用者端末Tは、図4の領域2に示す健
康維持チェックの画面を表示する。このとき、利用者端
末Tは、領域3及び領域4に対して、分割画面の表示を
行わない。また、利用者端末Tは、領域2Mに、この表
示が健康維持チェックの選択画面を示す「健康維持チェ
ック」の文字データを表示する。
【0096】また、利用者端末Tは、領域2Nに、健康
維持チェックの質問を示す文字データ、例えば「1.昨
日就寝時間は?」の文字データを表示する。さらに、ボ
タン2X〜ボタン2Uは、各々領域2Nの質問に答える
ために表示されており、選択することで上記質問に回答
したこととなる。ボタン2Xは、「午後8時以前」の文
字データが示され、就寝時間が午後8時以前である場合
に選択されるボタンであり、例えば、昨日、午後7時3
0分に就寝した場合に利用者に選択される。
【0097】ボタン2Yは、「午後8時〜10時」の文
字データが示され、就寝時間が午後8時〜午後10時で
ある場合に選択されるボタンであり、例えば、昨日、午
後9時に就寝した場合に利用者に選択される。ボタン2
Zは、「午後10時〜12時」の文字データが示され、
就寝時間が午後10時〜午後12時である場合に選択さ
れるボタンであり、例えば、昨日、午後11時30分に
就寝した場合に利用者に選択される。ボタン2Uは、
「午後12時以降」の文字データが示され、就寝時間が
午後12時以降である場合に選択されるボタンであり、
例えば、今日、午前1時30分に就寝した場合に利用者
に選択される。
【0098】そして、利用者端末Tは、以降、質問に対
する回答がなされた後に、順次質問を領域2Mに表示す
る。例えば、利用者端末Tは、領域2Mに、順次、 「2.昨日の睡眠時間は?[ 時間]」 「3.昨日はどの程度歩きましたか?[30分以下/3
1〜60分/61〜90分/91〜120分/120分
以上]」 「4.昨日は運動をしましたか?[はい/いいえ]」 「5.どんな運動を行いましたか?[散歩/体操/ジョ
ギング・サイクリングなど/球技・格技など]」 「6.昨日の運動した時間は?[ 分]」 の質問の文字データを表示する。
【0099】ここで、利用者端末Tは、上述の2.〜1
1.の質問において、[ ]内の文字データ等は、図4
におけるボタン2X,ボタン2Y,ボタン2Z及びボタ
ン2Uの領域に表示する。そして、利用者端末Tは、上
述の1.〜11.の質問の全ての回答が入力された後、
健康維持チェックの質問の処理を終了し、領域2の健康
維持チェックの分割表示画面を消去し、ディスプレイ装
置TDの表示画面に健康ケアーサービスの選択画面(分
割画面)のみを表示する。
【0100】上述の入力された生活状況チェック,健康
維持チェック及び健康度チェックのデータは、CGI
(Common Gateway Interface)処理により、各利用者端
末TからサーバSVへ送信される。また、生活状況チェ
ック,健康維持チェック及び健康度チェックのデータを
全て記入したとき、利用者端末Tが一括してこれらのデ
ータをサーバSVへ送信しても良い。これにより、サー
バSVは、各利用者から送信される生活状況チェック,
健康維持チェック及び健康度チェックのデータを、デー
タベースDBの医療機関用データベースと健康ケアー用
データベースとの、生活状況チェック,健康維持チェッ
ク及び健康度チェックのの各項目における各データ領域
において、各利用者の利用者コードに対応する領域に記
憶させる。
【0101】そして、医療従事者は、専用端末STにお
いて、データベースDBの医療機関用データベースに記
憶されている、担当の利用者の上記生活状況チェック,
健康維持チェック及び健康度チェックの各データを読み
出し、所定の期間の時系列データを作成させ、これらの
データ及びグラフに基づき、利用者毎に毎日コメントを
書き、データベースのDBの利用者コードに対応する日
報のコメント領域にこのコメントを書き込む。日報には
他に一定期間の各チェックの項目の時系列データが示さ
れ、利用者は病状及び健康状態の変化をリアルタイムで
確認することができる。これにより、サーバSVは、各
利用者毎に設定されている、医師が予め利用者に通知し
てある時間に、データベースのDBの利用者コードに対
応するコメント領域からコメントを読み出し、利用者コ
ードに対応するURLの利用者端末Tへ送信する。
【0102】利用者が予め医師から通知されている時間
に届く医療機関MCからの電子メールを開くと、利用者
端末Tは、図5に示す画面をディスプレイ装置TDの表
示画面に表示する。ここで、領域1,領域2及び領域4
には、生活状況チェック,健康維持チェック及び健康度
チェックの各データに基づいた医師のコメントが記載さ
れる。例えば、領域1には、生活状況チェックのデータ
において、質問「4.」に対して回答した飲酒量が多か
ったため、医師から「病院からのお知らせ」として「お
酒の量が多いようです。週に2回は禁酒しましょう」の
コメントが記述されている。
【0103】同様に、領域2には、健康維持チェックの
データにおいて、質問「3.」から質問「6.」に対し
て回答した結果、医師から指示されている運動量に比べ
て少ない運動量の回答であったため、医師から「病院か
らのお知らせ」として「運動不足です。毎日運動するよ
う心がけましょう」のコメントが記述されている。さら
に、領域4には、健康度チェックのデータにおいて、
「血圧・脈拍」を測定した生体データの値に基づき、医
師から「病院からのお知らせ」として「血圧は安定して
います。引き続き健康管理に注意して下さい。」のコメ
ントが記述されている。
【0104】次に、利用者が図3の領域1のボタン1F
を選択すると、利用者端末Tは、領域2に、医師からの
コメントに対する質問を書く、質問状を表示する。利用
者は、この表示された質問状にコメントの内容に対する
質問を記述し、今一度、ボタン1Fを選択する。これに
より、利用者端末Tは、この質問状を担当の医師へ電子
メールとして送信する。
【0105】このとき、利用者端末Tは、領域3及び領
域4に対して、分割画面の表示を行わない。この電子メ
ールを受け取った医師は、この質問に対する回答を記述
し、質問した利用者の利用者端末Tに電子メールとして
送信する。そして、利用者は、受け取った電子メールに
より、医師からの回答を読み、コメントの内容を再確認
する。このように、各利用者は、自宅に居ながらにし
て、医師と一対一の診察行為を行っていることとなる。
【0106】また、サーバSVは、利用者毎に月間の健
康状態に対する月報データを利用者コードに対応したU
RL(利用者端末T)へ送信する。すなわち、サーバS
Vは、第1のデータ〜第3のデータの時系列のグラフ
と、グラフ医師が、第1のデータ〜第3のデータの時系
列グラフの推移,病歴,投薬状況などに基づいて健康状
態及び嗜好品,食事や運動について記述したコメントと
を、利用者毎に電子メール(月報)として送信する。
【0107】また、医師は、利用者の第3のデータにお
ける生体データに異常値(設定されている正常値範囲か
らはずれた)があると、サーバSVから通知を受けた場
合、第1のデータ〜第3のデータの時系列のグラフを確
認し、診察の必要がある場合、利用者に対する診察要求
データを専用端末STからサーバSVへ送信する。そし
て、サーバSVは、診察の日時が確定すると、この診察
日の予約証を利用者に電子メールとして送信するととも
に、担当の医師へこの診察日の日時を通知する。上述し
てきた説明における各ボタンの選択方法は、領域1のボ
タン1B〜ボタン1Eと同様である。
【0108】上述したように本願発明の医療情報システ
ムは、生活状況チェック,健康維持チェック及び健康度
チェックの各データだけを医療機関MCへ送信するだけ
でなく、これらのデータに基づいて医師が利用者毎に健
康管理に対するコメントを送信してくるため、情報の流
れが一方的でなく、このコメントにおける診察において
もケアー希望者への対応が画一的でなく、各利用者の健
康状態に対応した対応が可能となっている。
【0109】また、本願発明の医療情報システムによれ
ば、利用者が診察結果に対する健康管理に必要な情報を
十分に、医師からのコメントとして得ることができ、ま
た、医療機関MCが実際に利用者に問診したと同様な診
察が行え、利用者毎に生体データを含めて各種の生活習
慣的な情報を得ることが可能となり、利用者の実際の健
康状態を把握することが用意に出来る効果がある。
【0110】さらに、本願発明の医療情報システムによ
れば、健康状態の記述等に不明の点が生じたときに、医
療機関に出かけて診察結果の内容を聞く必要がなく、利
用者及び医師,看護婦双方の2度手間となることを防ぐ
ことができる。加えて、本願発明の医療情報システムに
よれば、日常の健康管理を行う程度の利用者に対応する
サービスの形態が十分に行え、簡単な病気を疑う場合に
一々病院等の医療機関を利用することが無くなり、医
師,看護婦等の本来緊急を要する患者への対応の妨げと
なる状態を緩和させる効果がある。
【0111】次に、利用者が図4の領域1のボタン1B
を選択すると、利用者端末Tは、図6の領域2に示す病
院ガイドの画面を表示する。このとき、利用者端末T
は、領域2及び領域3に対して、分割画面の表示を行わ
ない。また、利用者端末Tは、領域2Jに、この表示が
病院ガイドの選択画面を示す「病院ガイド」の文字デー
タを表示する。さらに、利用者端末Tは、「病院案内」
の文字データが示されたボタン2Kと、「健康医療情
報」の文字データが示されたボタン2V,「健康医療相
談」の文字データが示されたボタン2W,及び「検査予
約」の文字データが示されたボタン2Hを表示する。
【0112】また、利用者端末Tは、領域4に、各々の
ボタンの機能の説明、すなわち、ボタン2K,ボタン2
V,ボタン2W,及びボタン2Hを選択することにより
受けられるサービスの項目が表示される。例えば、「病
院案内」の文字が示されたボタン2Kは、選択すると
「病院案内」として、「病院までの道順」として、最寄
りの駅から病院までの地図が示され、地図の駅から病院
までの最も近い道に色が塗られて判り易い道順の説明
と、「外来診療項目」として病院で担当する診療項目、
すなわち内科,外科,耳鼻咽喉科,整形外科,小児科,
産婦人科,歯科等の項目及び対応する医師の氏名など
と、医療機関MCの外来診療時間と、診療項目及びこの
診療項目を担当する医師の氏名,担当日を表す領域3に
示す外来診療担当表と等が、利用者端末Tによりディス
プレイ装置TDの表示画面の領域3に、順次表示され
る。
【0113】また、「健康医療情報」の文字が示された
ボタン2Vは、選択すると「健康医療情報」として、ち
ょっとした日常の健康対策等の情報そしての「健康医療
の豆知識」と、成人病診断,ガン診断及びインフルエン
ザ等の実施予定の情報としての「健康診断・予防接種案
内」と、花粉症に対する杉花粉情報,アトピーの食物療
法など情報としての「アレルギーに関する情報」と、
「子供の病気に関する情報」と、健康に対する質問及び
この質問に対する回答を集めて記述してある「質問箱
(Q&A)」と等が、利用者端末Tによりディスプレイ
装置TDの表示画面の領域3に、順次表示される。
【0114】さらに、「健康医療相談」の文字が示され
たボタン2Wは、選択すると「健康医療相談」として、
病気気味の利用者が嗜好品、食物の摂取に対する質問や
体調不良,現在使用している薬の特性等に対する質問を
行う「健康医療の相談室」と、寝たきりや痴呆症の老人
の介護の方法が記載された「高齢者介護」と、65歳〜
69歳の医療費のシステムについて説明された「65歳
〜69歳の医療費」と、70歳の医療費のシステムにつ
いて説明された「70歳の医療費」と等が、利用者端末
Tによりディスプレイ装置TDの表示画面の領域3に、
順次表示される。
【0115】また、「検査予約」の文字が示されたボタ
ン2Hは、選択すると「検査予約」として、人間ドック
の検査項目の選択及び人間ドッグを行う日時の予約を行
う予約画面の「人間ドック予約」と、健康診断(診察含
む)の診療科目の選択及び健康診断を行う日時の予約を
行う予約画面の「健康診断」と、インフルエンザ等の予
防摂接種の予約を行う予約画面の「予防接種」と等が、
利用者端末Tによりディスプレイ装置TDの表示画面の
領域3に、順次表示される。
【0116】この検査予約の各予約画面には、利用者端
末Tにより、利用者が利用者コード,診療科目(予防接
種の場合には予防接種の種類)データ,検査項目デー
タ,希望日データを書き込む入力領域(又は複数の項目
から希望する項目を選択する選択領域)が表示される。
そして、利用者の必要事項の記入または選択が終了した
時点で、利用者が各予約画面に設けられている確認ボタ
ンを選択することにより、利用者端末Tはこの検査の予
約を行う診療要求データを電子メールとしてサーバSV
へ送信する(人間ドック及び予防接種の予約の上述の記
述の処理と同様に行う)。
【0117】これにより、サーバSVは、この電子メー
ルの受信を送信してきた利用者の担当の医師の専用端末
STへ通知するとともに、データベースDBの管理デー
タベースにある予約表データを検索して、利用者の希望
日データを含む診療要求データに基づき、利用者の予約
処理を行う。そして、サーバSVは、医師の検査に対す
るコメント(検査前の諸注意等)を添付し、決定した日
時を予約証として利用者に電子メールで送信する。
【0118】<利用者がグレード2の場合>グレード2
は構成及びサービスがグレード1と同様な点が多いの
で、グレード1と異なる構成と加えられるサービスのみ
を説明し、他のグレード1と同様の構成とサービスの説
明については省略する。
【0119】グレード1の場合、バイタルセンサは自宅
に有るか、またはレンタしたとしても利用者自身が測定
する種類であったが、グレード2の場合、医療機関MC
からバイタルセンサシステムBS及びバイタルセンサB
Tをレンタルする。このとき、利用者は、自身の希望す
るバイタルセンサBT,及び医師が診察結果必要と認め
るバイタルセンサBTを選択し、病状及び心配な部分に
合った健康状態の監視をするために、必要なバイタルセ
ンサBTのみ、例えば血圧・脈拍測定,体温測定,心電
図測定及び尿糖値の測定を行うバイタルセンサBTを、
医療機関MCからレンタルすることができる。
【0120】次に、バイタルセンサシステムBSは、利
用者宅Qへ設置した後、サーバSVが送信してくる各バ
イタルセンサBT毎の測定時間に、各々生体データの取
得の処理を行う。このとき、バイタルセンサシステムB
Sは、この取得した各バイタルセンサの生体データを、
内部の記憶部にバイタルセンサBTこの項目毎に格納す
る。そして、利用者端末Tは、医師の設定した時間に生
体データを取得するため、サーバSVへの接続を確立
し、バイタルセンサシステムBSの記憶部に記憶されて
いるバイタルセンサBTの種類,生体データの数値及び
取得時間を、バイタルセンサシステムBSから読み取
り、読み取ったこれらのデータ,及び生活状況チェック
の回答である第1の種類のデータ,健康維持チェックの
回答である第2の種類のデータをサーバSVへ送信す
る。
【0121】次に、サーバSVは、入力される生体デー
タを、データベースDBの医療機関データベース及び健
康ケアー用データベースにおいて、バイタルセンサBT
の各々の検査項目毎の領域における利用者コードに対応
した領域に、生体データの数値を取得(検査)日時とと
もに各々記憶させる。同様に、サーバSVは、入力され
る第1の種類のデータ及び第2の種類のデータを、デー
タベースDBの医療機関データベース及び健康ケアー用
データベースにおいて、生活状況チェック及び健康維持
チェックの各々の質問項目毎の領域における利用者コー
ドに対応した領域に、取得(検査)日時とともに各々記
憶させる。
【0122】すなわち、グレード2においては、グレー
ド1において利用者自身が行っていた生体データ(健康
度チェックの第3の種類のデータ)の取得を、バイタル
センサシステムBSの制御で、バイタルセンサBTが生
体データの取得を行うという構成が異なっている。これ
により、グレード2においては、利用者が図2の健康度
チェックのボタン1Eを選択した場合、バイタルセンサ
システムBSに制御されているバイタルセンサBTの取
得した生体データの数値入力を行わず、各生体データの
グラフの確認のみを行うこととなる。
【0123】また、医師は、上記生体データを専用端末
STにおいて時系列のグラフ化し、他の第1の種類のデ
ータ及び第2の種類のデータとを含めて、利用者に対す
る病状の検討を行い、術前・術後の場合にはこの対処も
含めて、詳細なケア内容のコメントを記述し、データベ
ースDBの所定の領域に利用者コードに対応させて記憶
させる。このケア内容のコメントには、術前・術後のケ
アとしての注意事項が含まれており、すなわち術前・術
後の嗜好品,食事,運動の摂取に対する注意等が詳細に
記述されている。そして、サーバSVは、医師の設定し
た時間に対応して、利用者へこのケア内容のコメント
を、電子メールの日報として送信する。
【0124】そして、図2の領域1における選択画面の
ボタン1Fを選択することにより、緊急連絡として担当
の医師に対して電子メールを送信する。サーバSVは、
この緊急の電子メールが入力されると、担当の医師のポ
ケットベル(登録商標)または携帯電話に接続を確立
し、この医師宛に緊急の電子メールが入力されたことを
通知する。これにより、医師は、近傍にある専用端末S
Tから、緊急の電子メールを検索し、受け持ちのいずれ
の利用者からの電子メールからかを確認し、緊急処理
(救急車を医療機関MCへ呼ぶか,急いで利用者宅Qへ
向かうか等)を行う。
【0125】上述したように、本発明の医療情報システ
ムは、医療機関MCのサーバSVと利用者の利用者端末
Tとで、生活状況チェック及び健康維持チェックの回答
データ,生体データ及び診察結果等の医療データのやり
取りを行うことになるが、高齢者や重度の障害を受けた
利用者が医療機関MCからの指示に従い、指示された時
間に手動で生体データを測定するのではなく、バイタル
センサシステムBSの制御により、バイタルセンサBT
が自動的に生体データを測定し、この生体データをサー
バSVへ送信するため、生体データの測定の説明が判ら
ずとも、必要な生体データを医療機関MCへ送信するこ
とが出来る。
【0126】<利用者がグレード3の場合>グレード3
は構成及びサービスがグレード1及びグレード2と同様
な点が多いので、グレード1及びグレード2と異なる構
成と加えられるサービスのみを説明し、他のグレード1
及びグレード2と同様の構成とサービスの説明について
は省略する。
【0127】医師は、専用端末STから利用者である老
人,重度の障害者及び術後の利用者に対して、リハビリ
を開始するに当たっての注意(訓練・療法・周囲のどの
様な援助が必要か等)及び、運動の方法等はテレビ電話
により詳細に説明する等の内容を記述し、データベース
DBの所定の領域にリハビリ内容として利用者コードに
対応させて記憶させる。そして、サーバSVは、医師の
設定した日時に各利用者毎に、各利用者コードに対応し
て検索されたリハビリ内容を、各々の利用者宅Rの利用
者端末Tへ電子メールとして送信する。
【0128】また、利用者宅Rには、グレード2の利用
者宅Rに対して設置されたバイタルセンサシステムBS
とバイタルセンサBTとに加えて、テレビ電話TVがレ
ンタルされて設置される。このテレビ電話TVを利用し
て、医療機関MCの医療従事者は、医療機関MCと利用
者との双方向の画像通信において、利用者である老人,
重度の障害者及び術後の利用者の肉体的なリハビリの補
助を行う。
【0129】例えば、医療従事者及び理学療法士は、受
け側のテレビ電話により、テレビカメラCMにより得ら
れる利用者の動きの画像を確認しながら、運動の指示を
出すことで、利用者の機能回復に合わせて、有効なリハ
ビリの補助を行うことが出来る。また、医療従事者及び
理学療法士は、利用者宅Rのテレビ電話TVの表示画面
に、リハビリにおける機能回復運動のビデオ画像を写
し、利用者に運動の動作をリアルタイムに見せながら、
リハビリの補助を行うことも出来る。
【0130】さらに、医療従事者は、テレビカメラCM
により映し出される、利用者の実際の話し声,利用者の
表情,顔色及び運動機能の具合をみることで、第1の種
類のデータ〜第3の種類のデータのグラフ表示を含め
て、利用者の健康状態を診察することができる。これに
より、利用者は、病院へ行き、長い時間待つことなく、
遠隔地に居ながらにテレビ電話により、自宅で寝た状態
において、担当の医師の診察を受け、また理学療法士,
作業療法士,栄養士による生活上のコメントを得ること
が可能となる。さらに、利用者は、テレビ電話TVによ
り、医師(また理学療法士,作業療法士,栄養士)と直
接(顔を合わせながら:face to faceにより)会話をし
ながら診察を受けることができ、精神的な安心感を有す
ることができ、ゆとりをもって病気の養生が出来る効果
がある。
【0131】以上、本発明の一実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。例えば、図7に
示すように、本願発明の医療情報システムは、第2の実
施形態として、医療機関MCのデータベースDBが、業
務提携している複数の他の医療機関,例えば医療機関H
P1及び医療機関HP2の専用端末SSと、サーバSV
とインターネットINとを介して接続される構成でも良
い。
【0132】近隣の個人医院(医療機関HP1及び医療
機関HP2)などの医療機関が、地域の大きな医療セン
ターとしての医療機関MCとインターネットで接続さ
れ、医療データが相互に送受信できる。この場合、医療
センターMCが近隣の医療の中心的な役割を受け持つこ
ととなる。例えば、この医療期間MCが、対応する地域
の個人医院(医療機関HP1及び医療機関HP2)など
の医療機関において行えない医療処置や検査などを受け
持つ、医療センターとしての性格を有する。
【0133】また、個人医院(医療機関HP1及び医療
機関HP2)などの医療機関では、医療用のデータベー
スを構築することができないため、医療機関MCのデー
タベースDBを共用することで設備投資を抑え、かつ医
療機関MCで行った医療処置や検査などのデータが共用
できる。この構成とすることで、医療機関HP1及び医
療機関HP2が担当する利用者に関する医療データ(電
子カルテ)を共用することができ、第3の種類のデータ
に異常値が発生した場合にも、医療機関MCから、異常
値の情報を受けることにより、利用者に対する処置の対
処が行える。
【0134】さらに、個人医院(医療機関HP1及び医
療機関HP2)などの医療機関の医師は、一実施形態の
医師と同様に、専用端末SSにより、ID番号により担
当する利用者の利用者コードに制限されるが、サーバS
Vを介して、データベースDBにおける担当する利用者
コードに対応する電子カルテの検索、や日報及び月報の
記述と電子メールとしての送信が行える。上記IDはキ
ーボードKにより入力することも、またカードリーダP
に所定のカード(カードキー)を差込み、カードに記憶
されたID番号を入力することも可能である。このカー
ドは、光学式のカード,ICカード,磁気カードのいず
れを用いても良い。
【0135】以下、一実施形態と同様な構成について
は、同一の符号を付し、この構成の説明を省略する。一
実施形態と異なる構成及び動作についてのみ説明を行
う。サーバは、利用者または医療従事者及び理学療法
士,作業療法士の入力する利用者の診療要求データに含
まれる、診療科目データ,検査項目データ及び年,月,
日,時間を示す希望日データに基づき、データベースD
Bの管理データベースに記憶されている、この診療科目
及び検査項目毎に対応し、最も利用者宅Rに近い住所の
医療機関を医療機関MC,医療機関HP1及び医療機関
HP2から選択し選択された医療機関の医療従事者の診
療及び検査を何れかの日時に行うかを示す予定表データ
の、上記希望日データの示す日時の領域を検索する。
【0136】そして、サーバSVは、予約を行っている
利用者の利用者コードを、管理データベースの予定表デ
ータにおいて検索された領域に書き込むと共に、この利
用者コードに対応する利用者端末へ、少なくとも診療科
目,検査項目及び診療を行う日時を有する診療予約デー
タ(予約証)を送信し、担当の医師に通知する。また、
サーバSVは、上記予定表データを検索した結果、希望
日データの示す日時が予め設定されている予定数となっ
ているとき、予約を行っている利用者宅Rから通院可能
な最も近い他の病院(医療機関)の予定表データを検索
し、上記希望日データに対応する日時が空いていた場
合、この予約を行っている利用者の利用者端末へ検索さ
れた他の病院名を通知する。
【0137】これにより、利用者は、サーバSVから通
知された病院で良いか否かを判定して、良ければ、通知
された医院で良いとの回答を、電子メールで予約の要求
として、医療機関MCへ送信する。そして、この予約の
メールを入力した医院、例えば医療機関HP1は、この
利用者の利用者コードに対応する電子カルテを、利用者
の診察日以前に医療機関MCから得る。
【0138】すなわち、サーバSVは、予約した利用者
の電子カルテを、この利用者の利用者コードに基づきデ
ータベースDBの医療機関データベースから検索し、利
用者の予約した医療機関HP1の専用端末SSへ、この
検索された、利用者コードに対応した電子カルテを送信
する。このとき、医療機関HP1及び医療機関HP2の
専用端末SSからは、これらの医療機関の有するパスワ
ードの権限の範囲しか、データベースDBにおけるデー
タの検索が行えないよう、アクセスが制限されている。
【0139】例えば、医療機関HP1及び医療機関HP
2は、各々担当している利用者の電子カルテのみが検索
できるようになっている。そして、医療機関HP1及び
医療機関HP2において、医師は、プリンタPからこの
電子カルテを印字し、病状及び病歴などを確認するとと
もに、記憶装置Gのカルテファイルに、この利用者の電
子カルテを記憶させる。
【0140】また、医療機関HP1及び医療機関HP2
の医師は、ケア内容,リハビリの補助に関してこの医療
機関が対応できる術後/術前のケア及びリハビリ補助の
部分と、医療機関MCに分担してもらうケアの内容及び
リハビリの補助との記述の独自(または日報に添付し
て)の通知、及び生体データの検査結果、及び第1の種
類データ,再2の種類データに対応した日報/月報とを
この電子カルテを行いながら記述し、医療機関MCのサ
ーバSV及び利用者宅の利用者端末Tへ、電子メールと
して送信する。
【0141】このとき、医療機関HP1及び医療機関H
P2の医師は、直接利用者宅へ送らずに、サーバSVに
送り、一実施形態のようにサーバSVがデータベースD
Bに一度記憶させてから、所定の日時にサーバSVが利
用者宅へ電子メールで送信する形態としても良い。他の
利用者の医療に関する処理において、個人医院(医療機
関HP1及び医療機関HP2)などの医療機関の医師
は、一実施形態の医療機関MCの医師と同様な処理を、
専用端末SSを介し、サーバSV及びデータベースDB
を用いて行うことができる。また、利用者も一実施形態
における医療機関MCの医師から受けるサービスと、同
様なサービスを、医療機関HP1及び医療機関HP2等
の個人医院の医師から受けることができる。
【0142】上述したように、一実施形態の医療情報シ
ステムの効果に加え、第2の実施形態の医療情報システ
ムは、利用者が自宅に最も近い医療機関において、診察
及び検査が受けられるため、動くことが大変な利用者に
とって、医療機関への通い(通院)が楽となる効果があ
る。また、一実施形態の説明の効果に加え、第2の実施
形態の医療情報システムは、利用者の診察や検査が自宅
近傍の個人医院などに分散され、医療機関MCに集中す
ることがなくなるため、医師や看護婦などの医療従事者
がより重度の患者の対応に時間が割ける効果がある。
【0143】
【発明の効果】本発明によれば、医療情報の流れが一方
的でなく、診察においても利用者毎に、病状及び健康状
態に合った対応が行え、診察結果及び診察結果に対する
健康管理に必要な情報を得ることができ、また、医療機
関が、利用者の病状に対応した生体データの情報を得る
ことができるため、利用者毎の実際の健康状態を把握す
ることが容易に行える効果がある。
【0144】また、本発明によれば、バイタルセンサ等
により取得する生体データが利用者毎に選択可能であ
り、診察行為のケア処理も利用者毎に対応しており、す
なわち、利用者の健康状態に応じて色々なランク、大き
な手術の術前/術後や重度の障害による自宅介護におい
て医療機関の詳細な監視が必要なケア希望者,中または
軽度の手術の術前/術後における生体データの変化の監
視が必要なケアー希望者,過去に病歴があり常に健康状
態の管理が必要な利用者,および健康状態に不安があり
専門的な定期的な監視が必要な利用者などに対応したラ
ンク分け、及び生体データの取得の種類の選択が可能で
あり、利用者毎の病状に合わせたケア内容に対応するこ
とができる。
【0145】さらに、本発明によれば、診察結果におい
て、健康状態の記述等に不明の点が生じたときに、医療
機関に出かけなくとも電子メールにより、診察結果の内
容を明確に知ることが可能であり、検査の後、再度、医
療機関へ行き検査内容の確認を聴く必要が無くなるた
め、利用者及び医師,看護婦双方の2度手間を防ぎ、診
療時間を節約する効果がある。また、本発明によれば、
日常の健康管理を行う程度の利用者に対応するサービス
の形態があるため、簡単な病気を疑う場合には電子メー
ルによる医師への質問で済ますことができ、医師,看護
婦等の本来緊急を要する患者への対応の時間に余裕が生
じる効果がある。
【0146】さらに、また、本発明によれば、医療機関
のサーバと利用者の利用者端末とで、生体データや診察
結果等の医療データのやり取りを行うことになるが、高
齢者や重度の障害を受けた利用者については、監視のグ
レードによってバイタルセンサシステムがバイタルセン
サを制御して自動的にデータを取得することが行えるた
め、手動で生体データを入力することが無くなり、利用
者の負担を低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による医療情報システム
の構成例を示すブロック図である。
【図2】 図1の医療情報システムにおけるウェブペー
ジの表示例である。
【図3】 図1の医療情報システムにおけるウェブペー
ジの表示例である。
【図4】 図1の医療情報システムにおけるウェブペー
ジの表示例である。
【図5】 図1の医療情報システムにおけるウェブペー
ジの表示例である。
【図6】 図1の医療情報システムにおけるウェブペー
ジの表示例である。
【図7】 本発明の第2の実施形態による医療情報シス
テムの構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
DB データベース CM テレビカメラ TV テレビ電話 T 利用者端末 ST 専用端末 S,Q,R 利用者宅 M マウス K キーボード BS バイタルセンサシステム BT バイタルセンサ IN インターネット MC 医療機関 TD ディスプレイ装置 TP コンピュータ装置 G 記憶装置 P カードリーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/42 J (72)発明者 山下 克也 東京都千代田区大手町2−2−2 アーバ ンネット大手町ビル 株式会社エヌ・テ ィ・ティエムイー内 (72)発明者 木内 富雄 東京都千代田区大手町2−2−2 アーバ ンネット大手町ビル 株式会社エヌ・テ ィ・ティエムイー内 (72)発明者 池田 茂 東京都千代田区大手町2−2−2 アーバ ンネット大手町ビル 株式会社エヌ・テ ィ・ティエムイー内 Fターム(参考) 5B075 ND20

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者宅に設置された利用者端末と、医
    療機関に設置されたサーバとが情報通信ネットワークで
    接続された医療情報システムにおいて、 前記利用者宅に設置され、前記利用者端末に接続され
    た、利用者の生体データを取得する複数のバイタルセン
    サからなるバイタルセンサシステムと、 前記利用者宅に設置され、前記利用者端末に接続され
    た、この利用者端末を介して前記生体データを前記サー
    バへ送信する送信手段と、 前記利用者宅に設置され、前記利用者端末に接続され
    た、利用者の画像データを取得し、前記利用者端末を介
    し前記サーバへこの画像データを送信する画像データ取
    得手段と、 前記医療機関に設置され、前記サーバに接続された、利
    用者を示す利用者コード毎に対応させて前記生体データ
    及び病歴のデータが記憶されるデータベースとを具備
    し、 前記データベースに記憶されている利用者コード毎の生
    体データが、前記サーバを介して、少なくとも医者,看
    護婦(士),理学療法士,作業療法士,助産婦,保健婦
    (士)の医療従事者,及び栄養士,介護福祉士の居室の
    専用端末により、アクセスされることを特徴とする医療
    情報システム。
  2. 【請求項2】 前記サーバが、前記利用者,前記医療従
    事者,及び前記栄養士,前記介護福祉士の入力したケア
    要求データに基づき、利用者に対応する利用者コード毎
    に監視の必要度を演算し、利用者を各々この必要度に応
    じて複数のランクに分け、このランク毎に利用者宅へ設
    置される前記バイタルセンサの種類の選択、及び前記画
    像データ取得手段の設置の有無の判定を行うことを特徴
    とする請求項1に記載の医療情報システム。
  3. 【請求項3】 前記サーバが、前記利用者へ対する生活
    情報,健康維持及び健康度の質問から成る設問データを
    前記利用者からの要求に基づき前記利用者端末へ定期的
    に送信し、前記利用者によりこの設問に対応する回答デ
    ータとして入力された、少なくとも起床時間/就寝時間
    /朝食・昼食・夕食の時間/朝食・昼食・夕食に食べた
    食物の種類及び量/喫煙本数/飲酒の摂取量のデータを
    含む生活情報データ,少なくとも飲酒及び喫煙の制限の
    有無/食事制限の有無/運動時間及び運動の種類のデー
    タを含む健康維持データ,及び利用者宅に設置されてい
    るバイタルセンサにより測定された少なくとも体重/血
    圧/体温/脈拍/心電図/尿糖値/血糖値のデータと前
    記利用者が術前・術後の場合に医療従事者から新たに提
    供されたバイタルセンサのデータとからなる生体データ
    やトイレの回数を含む健康度データを、このサーバに入
    力された年,月,日,時間のデータと共に、前記データ
    ベースに利用者コードに対応させて時系列に記憶するこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の医療情
    報システム。
  4. 【請求項4】 前記サーバが、入力される朝食・昼食・
    夕食に食べた食物の種類及び量からカロリー摂取量を演
    算し、かつ運動時間及び運動の種類からカロリー消費量
    を演算し、得られたカロリー摂取量とカロリー消費量と
    の差から、カロリー摂取状態が過剰/不足/適当の何れ
    であるかの判定を行い、利用者コードに対応させてこの
    カロリー摂取状態及び前記カロリーの差の数値データを
    時系列に前記データベースへ記録するカロリー演算手段
    と、 食事制限中の前記患者に対し、この患者が食べた食物の
    種類において、注意すべき特定の食物の取得中止または
    制限を指示する手段とを具備することを特徴とする請求
    項1ないし請求項3のいずれかに記載の医療情報システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記サーバが、前記医療従事者の入力す
    る第1の種類データ,利用者コード及び期間のデータに
    基づき、入力された前記利用者コードに対応した利用者
    の、少なくとも前記喫煙本数,前記飲酒の摂取量及び前
    記カロリーの差を含む前記第1の種類データのいずれか
    または複数の種類の時系列の数値データを、前記期間の
    示す範囲の期間において、前記専用端末の表示画面へグ
    ラフ表示する第1のグラフ表示手段を具備することを特
    徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の医
    療情報システム。
  6. 【請求項6】 前記サーバが、前記医療従事者の入力す
    る第2の種類データ,利用者コード及び期間のデータに
    基づき、入力された前記利用者コードに対応した利用者
    の、少なくとも起床時間,就寝時間,朝食・昼食・夕食
    の時間を含む前記第2の種類データのいずれかまたは複
    数の種類の時系列の数値データを、前記期間の示す範囲
    の期間において、前記専用端末の表示画面へグラフ表示
    する第2のグラフ表示手段を具備することを特徴とする
    請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の医療情報シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記サーバが、前記医療従事者の入力す
    る第3の種類データ,利用者コード及び期間のデータに
    基づき、入力された前記利用者コードに対応した利用者
    の、少なくともトイレの回数,体重,血圧,体温,脈
    拍,心電図,尿糖値および血糖値を含む前記第3の種類
    データのいずれかまたは複数の種類の時系列の数値デー
    タを、前記期間の示す範囲の期間において、前記専用端
    末の表示画面へグラフ表示する第3のグラフ表示手段を
    具備することを特徴とする請求項1ないし請求項6のい
    ずれかに記載の医療情報システム。
  8. 【請求項8】 前記バイタルセンサシステムが、前記専
    用端末において前記医療用従事者により情報通信ネット
    ワークを介して設定された、利用者の健康状態に基づき
    検査頻度により決まる間隔及び各生体データ取得に有効
    な時間に生体データを取得し、この取得された生体デー
    タを内部の記憶部または利用者端末の記憶部に蓄積し、
    前記サーバが前記医療用従事者により設定された時間
    に、このバイタルセンサシステムまたは利用者端末に蓄
    積されている生体データ及び取得時間のデータの送信要
    求を、各利用者端末に対して行うことを特徴とする請求
    項1ないし請求項7のいずれかに記載の医療情報システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記サーバが、少なくともトイレの回数
    及び生体データの体重,血圧,体温,脈拍,心電図,尿
    糖値,血糖値を含む第3の種類データの各々の正常値と
    しての数値範囲が設定されており、前記利用者端末から
    入力され、前記データベースに記憶される少なくともト
    イレの回数,体重,血圧,体温,脈拍,心電図,尿糖値
    および血糖値を含む第3の種類データのいずれかまたは
    複数の種類が前記数値範囲からはずれている場合、前記
    専用端末に数値からはずれた利用者コード,この利用者
    コードに対応する利用者の氏名及びはずれた測定の種類
    を、前記専用端末の表示画面へ表示する正常値判定手段
    を具備することを特徴とする請求項1ないし請求項8の
    いずれかに記載の医療情報システム。
  10. 【請求項10】 前記サーバが、前記利用者または前記
    医療従事者及び理学療法士,作業療法士の入力する利用
    者の診療要求データに含まれる、診療科目データ,検査
    項目データ及び年,月,日,時間を示す希望日データに
    基づき、データベースに記憶されている、この診療科目
    及び検査項目毎に対応した、医療従事者の診療及び検査
    を何れかの日時に行うかを示す予定表データの、前記希
    望日データの示す日時の領域を検索し、予約を行ってい
    る利用者の利用者コードをこの領域に書き込むと共に、
    この利用者コードに対応する利用者端末へ、少なくとも
    診療科目,検査項目及び診療を行う日時を有する診療予
    約データを送信する予約手段を具備することを特徴とす
    る請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の医療情報
    システム。
  11. 【請求項11】 前記予約手段が、前記予定表データを
    検索した結果、希望日データの示す日時が予め設定され
    ている予定数となっている場合、最も近い時間または日
    をこの予定表データから単数または複数検索し、この検
    索結果を変更日データとして、予約を行っている利用者
    の利用者端末へ送信することを特徴とする請求項10に
    記載の医療情報システム。
  12. 【請求項12】 前記利用者端末と前記専用端末とが、
    前記情報ネットワークシステム及び前記サーバを介し
    て、前記利用者及び前記医療従事者とにより記述された
    電子メールの送受信が行えることを特徴とする請求項1
    ないし請求項11のいずれかに記載の医療情報システ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記サーバが、前記データベースに記
    憶されている利用者の生活情報データ,健康維持デー
    タ,健康度データ及び病歴のデータに基づき、少なくと
    も、リハビリテーション(rehabilitation)において訓
    練・療法や周囲の援助がどの様に行われればよいかの概
    要を説明するリハビリケアー,手術前・手術後の食事及
    び運動/手術前・手術後の喫煙及び飲酒への注意事項、
    及び少なくとも日常の過ごし方/余暇の過ごし方/健康
    に対応した趣味等の情報を含む生活態度を説明する術前
    ・術後ケアー,退院後の健康維持の質問項目に対する注
    意を説明する退院後ケアーの内容が、医療従事者により
    記述された電子メールを、前記データベースの対応する
    利用者の利用者端末へ送信するケアーメール送信手段を
    具備することを特徴とする請求項1ないし請求項12の
    いずれかに記載の医療情報システム。
  14. 【請求項14】 前記正常値判定手段が、前記第3のデ
    ータが時系列に表示されたグラフにおいて、設定された
    数値範囲からはずれた異常値を検出した場合、専用端末
    の表示画面にこの異常値となった利用者の文字データを
    点滅表示させることを特徴とする請求項1ないし請求項
    13のいずれかに記載の医療情報システム。
  15. 【請求項15】 前記データベースが、少なくとも、各
    利用者コードに対応して所定の時期〜現在までの前記第
    1の種類のデータ〜前記第3種類のデータ,投薬データ
    が時系列に蓄積されている健康ケアー用データベース
    と、電子カルテとして、各利用者コードに対応して病歴
    データ,現在の病気の進行度を示すデータ,利用者がこ
    の医療情報システムを利用し始めてから現在に至るまで
    の前記第1の種類のデータ〜前記第3種類のデータ,投
    薬データが時系列に蓄積されている医療機関データベー
    スとから構成されていることを特徴とする請求項1ない
    し請求項14のいずれかに記載の医療情報システム。
  16. 【請求項16】 前記専用端末から前記健康ケアー用デ
    ータベース及び前記医療機関データベースがアクセスで
    き、前記利用者端末から前記健康ケアー用データベース
    のこの利用者端末を所有する利用者の利用者コードに対
    応する領域のみがアクセスできることを特徴とする請求
    項15に記載の医療情報システム。
  17. 【請求項17】 前記サーバが、主データベースである
    前記データベースと同一内容が記憶されるバックアップ
    用の予備のデータベースである他のデータベースに接続
    され、前記データベースが異常となった場合、この他の
    データベースを予備から利用者の各データの記憶及びア
    クセスに用いる主データベースへ切り換えることを特徴
    とする請求項1ないし請求項16のいずれかに記載の医
    療情報システム。
  18. 【請求項18】 前記データベースが複数の他の医療機
    関の専用端末と、前記サーバと前記情報通信ネットワー
    クとを介して接続されることを特徴とする請求項1ない
    し請求項16のいずれかに記載の医療情報システム。
  19. 【請求項19】 前記予約手段が、前記サーバを介して
    入力される、前記利用者または前記医療従事者及び理学
    療法士,作業療法士の入力する利用者の診療要求データ
    に含まれる、診療科目データ,検査項目データ及び年,
    月,日,時間を示す希望日データに基づき、データベー
    スに記憶されている、この診療科目及び検査項目毎に対
    応した、前記他の医療機関の医療従事者の診療及び検査
    を何れかの日時に行うかを示す予定表データの、前記希
    望日データの示す日時の領域を検索し、予約を行ってい
    る利用者の利用者コードをこの領域に書き込むと共に、
    この利用者コードに対応する利用者端末へ、少なくとも
    診療科目,検査項目及び診療を行う日時を有する診療予
    約データを送信することを特徴とする請求項1ないし請
    求項18のいずれかに記載の医療情報システム。
  20. 【請求項20】 前記予約手段が、前記予定表データを
    検索した結果、希望日データの示す日時が予め設定され
    ている予定数となっているとき、予約を行っている利用
    者宅から通院可能な最も近い他の病院の予定表データを
    検索し、前記希望日データに対応する日時が空いていた
    場合、この予約を行っている利用者の利用者端末へ検索
    された他の病院名を通知することを特徴とする請求項1
    ないし請求項19に記載の医療情報システム。
  21. 【請求項21】 前記サーバが、予約した利用者の電子
    カルテを、この利用者の利用者コードに基づき前記デー
    タベースから検索し、利用者の予約した医療機関の専用
    端末へ、検索された利用者に対応する電子カルテを送信
    することを特徴とする請求項1ないし請求項20に記載
    の医療情報システム。
  22. 【請求項22】 前記サーバと前記情報通信ネットワー
    クとの間に、秘密保持のためのセキュリティシステムが
    介挿されていることを特徴とする請求項1ないし請求項
    21に記載の医療情報システム。
  23. 【請求項23】 前記サーバが、医療従事者により記述
    された前記リハビリケアー,術前・術後ケアー,退院後
    ケアーの説明を、それぞれ、対応する各利用者のリハビ
    リ計画の設定された日時、手術前の決められた日時・手
    術後の決められた日時、退院後の決められた日時に送信
    することを特徴とする請求項1ないし請求項22のいず
    れかに記載の医療情報システム。
  24. 【請求項24】 前記サーバが、少なくとも、利用者が
    利用している各バイタルセンサのレンタル料金,前記バ
    イタルセンサから取得される生体データの統計処理の処
    理料金,利用者から送信される質問のメールの数,質問
    の電話の数,及び前記リハビリケアー,術前・術後ケア
    ー,退院後ケアーの説明の料金を積算し、この積算値に
    各々の規定料金を乗算し、課金処理を行い、所定の日時
    に課金処理された請求金額を、各利用者端末へ通知する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項23に記載の医
    療情報システム。
  25. 【請求項25】 前記サーバが、検査要求データ,前記
    第1の種類〜前記第3の種類のデータの取得を行う処理
    が示された、健康ケアサービスの駆動データを前記利用
    者端末へ送信し、利用者端末がこの駆動データに従い、
    表示画面を複数の表示領域に分割し、所定の表示領域に
    前記検査要求データ,前記第1の種類〜前記第3の種類
    のデータの取得の何れを行うかの選択画像を表示し、選
    択された取得の処理を行う画像を他の1の表示領域に表
    示し、さらに選択項目がありこの選択された処理を行う
    画面が他の2の表示領域に表示され、前記複数の表示領
    域に順に選択された処理画面が表示されることを特徴と
    する請求項1ないし請求項24のいずれかに記載の記載
    の医療情報システム。
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