JP2003242258A - コントロール食提供システム - Google Patents

コントロール食提供システム

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JP2003242258A
JP2003242258A JP2002039531A JP2002039531A JP2003242258A JP 2003242258 A JP2003242258 A JP 2003242258A JP 2002039531 A JP2002039531 A JP 2002039531A JP 2002039531 A JP2002039531 A JP 2002039531A JP 2003242258 A JP2003242258 A JP 2003242258A
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Masakatsu Takahashi
昌克 高橋
Atsushi Sasaki
厚 佐々木
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NISSIN HEALTHCARE FOOD SERVICE
NISSIN HEALTHCARE FOOD SERVICE CO Ltd
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NISSIN HEALTHCARE FOOD SERVICE
NISSIN HEALTHCARE FOOD SERVICE CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 医療機関・介護施設の入所患者及び通院患者
である非健常者または食生活による健康管理を希望する
健常者または半健常者に対して供されるコントロール食
の提供を管理するシステムを提供すること。 【解決手段】 医療・介護管理の基で食事計画を策定す
るための利用者情報管理機能Aと、利用者情報に合致し
た食事療法基準に基づく食事計画策定機能Bと、食事計
画に合致した複数のコントロール食を利用者が選択注文
することができる喫食選択機能Cと、利用者の喫食・食
事療法実績の分析・検証機能Dと、分析・検証結果を前
記食事療法基準にフィードバックして食事基準・予定献
立を策定する食事献立策定機能Eとを備え、利用者に対
して医療・介護管理下で栄養学的効果或いは治療的効果
のあるコントロール食を継続的に提供することを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療機関または介
護施設の医療・介護管理のもとで疾病の食事療法・健康
回復・健康維持のために、医療機関・介護施設の入所患
者及び通院患者である非健常者または食生活による健康
管理を希望する健常者または半健常者に対して供される
コントロール食の提供を管理するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、医療施設・介護施設においては入
院患者や入所患者を対象にして治療または健康回復を目
的にした食事管理が医師や栄養士の管理の下で行なわれ
ていたが、殆どが手作業による記録のため、その記録、
転記、集計や、資料・データの検索に手間がかかる問題
があった。このため、多忙な医師や、管理担当の栄養士
は患者個々人に関する個別の食事管理の目標策定、評
価、計画をきめ細かく行なうのが困難であった。
【0003】また、一旦退院または退所して在宅で療養
する場合などは、通院時の診断や相談を通じて医師や栄
養士が食事管理の指導を行なっていたが、日常の食事記
録や経過記録が不足で、適切な指導が難しい問題があっ
た。
【0004】また、医療機関においては、入院患者に対
して、疾病の改善のための食事制限を含む管理された献
立の提供がなされているが、医療機関で提供している栄
養価と成分を管理したいわゆるコントロール食を通院患
者の居宅にまで提供するシステムは用意されていないの
が現状であった。このため、通院患者や健常者が医療現
場と同等に管理されたコントロール食を摂取することは
困難であった。
【0005】日常の食生活の管理を十分に行なえば、健
康状態の維持、疾病予防をはかることができるが、健常
者・半健常者などの一般生活者の食生活の記録・評価は
なされていなかった。また、病態、疾病、健康目標に合
わせた体系的な献立内容を、通院患者や半健常者・健常
者の居宅に日常継続的に配送される仕組みがなかった。
【0006】また、疾病集団に対する食生活の記録・評
価に関するデータの収集も限られた範囲に留まってい
た。このため、食事と治療の相関関係に関する臨床研究
データが少なく、効果的な食事療法の改善が進んでいな
い問題があった。さらに、専門研究機関の分析結果を食
事献立に反映させるフィードバックのシステムが確立さ
れていなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の問題
に鑑みてなされたものであり、医療機関または介護施設
の医療・介護管理のもとで疾病の食事療法・健康回復・
健康維持のために、医療機関・介護施設の入所患者及び
通院患者である非健常者または食生活による健康管理を
希望する健常者または半健常者に対して供されるコント
ロール食の提供を管理するシステムを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のコントロール食提供システムは、医療機関
または介護施設等の医療・介護管理のもとで疾病の食事
療法・健康回復・健康維持のために、医療機関・介護施
設の入所患者及び通院患者である非健常者または食生活
による健康管理を希望する健常者または半健常者に対し
て供されるコントロール食の提供を管理するシステムで
あって、医療・介護管理のもとで食事計画を策定するた
めの利用者情報管理機能と、利用者情報に合致した食事
療法基準に基づく食事計画策定機能と、食事計画に合致
した複数のコントロール食を利用者が選択注文すること
ができる喫食選択機能と、利用者の喫食・食事療法実績
の分析・検証機能と、分析・検証結果を前記食事療法基
準にフィードバックして食事基準・予定献立を策定する
食事献立策定機能とを備え、利用者に対して医療・介護
管理下で栄養学的効果或いは治療的効果のあるコントロ
ール食を継続的に提供するコンピュータシステムである
ことを特徴とする。
【0009】本発明によれば、食事成分・栄養が管理さ
れたコントロール食を、医療機関・介護施設に入所して
いる非健常者、居宅に在住している半健常者・健常者の
双方に対し、栄養学的或いは治療的な専門知識を持つ医
療スタッフによる管理下で提供することができる。
【0010】また、前記コンピュータシステムは、医療
機関・介護施設の食事提供部門及びその部門の事業を受
託する事業者に設けられた食事管理支援コンピュータ
と、コントロール食の提供を受ける医療機関、介護施設
内の喫食利用者の利用者端末機と、医療機関・介護施設
の医療部門・検査部門のコンピュータと、健康・臨床の
専門研究機関のコンピュータと、前記コントロール食を
調理し提供するコントロール食提供者のコンピュータと
から構成し、利用者端末機とそれぞれのコンピュータは
インターネットを含む通信回線で互いに接続されている
ことを特徴とする。
【0011】この発明によれば、食事管理支援コンピュ
ータを、入院・入所している非健常者、居宅の健常者・
半健常者もインターネットや、イントラネット、LAN
回線を介して利用することができる。また、医師・栄養
士、健康・臨床研究者がそれぞれのコンピュータを介し
て情報を共有利用することができる。
【0012】また、前記食事管理支援コンピュータは、
インターネットを含む通信回線に接続するファイアーウ
ォールを含むWebサーバと、食事管理支援業務を行な
うアプリケーションサーバと、業務処理に必要なデータ
ベースを管理するデータベースサーバとを備え、前記デ
ータベースは、コントロール食の献立と提供処方を記録
した食事療法基準データベースと、利用者の健康・疾病
管理基礎情報と、喫食履歴情報とを記録した利用者情報
データベースとを少なくとも備えることを特徴とする。
【0013】また、前記食事療法基準データベースは、
献立メニュー毎の食品群、栄養素成分、カロリー、構成
する料理パーツとその素材、使用重量、調理法を少なく
とも含む献立情報テーブルと、病態別に治療方法として
必要な栄養価・制限すべき栄養価情報と、年令・性別・
体重・運動量に応じた栄養所要量と、咀嚼能力レベルに
応じた調理形態情報、嚥下能力レベルに応じた軟度情報
とを少なくとも含む提供処方情報テーブルとを備えるこ
とを特徴とする。
【0014】また、前記利用者情報データベースは、利
用者ID情報/パスワードと利用者の身体計測情報、臨
床検査情報、病態情報、栄養評価情報と医師または栄養
士が策定した栄養計画、食事処方箋を含む食事管理基礎
情報テーブルと、利用者の喫食状況または食べ残し、嗜
好評価、当日の食欲・体調を記録する定時喫食履歴テー
ブルと、コントロール食以外の食事の有無内容を記録す
る管理外喫食履歴テーブルと、利用者のリハビリ運動記
録、散歩記録などの消費カロリー推計情報を含む生活記
録テーブルとを少なくとも備えることを特徴とする。
【0015】また、前記アプリケーションサーバは、利
用者情報管理手段と、利用者情報に合致した食事療法基
準に基づく食事計画策定手段と、食事計画に合致した複
数のコントロール食を利用者が選択注文することができ
る喫食選択手段と、利用者の喫食・食事療法実績の分析
・検証手段と、分析・検証結果を前記食事療法基準にフ
ィードバックして食事基準・予定献立を策定する食事献
立策定手段とを備えることを特徴とする。
【0016】また、前記利用者情報管理手段は、医療・
介護施設における診察・検診結果から、身体計測情報、
臨床検査情報、疾病・病態情報及び栄養評価情報を利用
者の食事管理基礎情報テーブルに登録することを特徴と
する。
【0017】また、前記食事計画策定手段は、医療・介
護施設の医師または栄養士により前記食事管理基礎情報
テーブルの個人別情報に基づき治療方針及び栄養計画を
策定し、食事療法基準データベースを参照して利用者情
報に合致した食事療法基準に基づく食事処方箋を含む食
事計画を食事管理基礎情報テーブルに登録することを特
徴とする。
【0018】また、前記喫食選択手段は、食事計画に合
致した複数の献立メニューの中からコントロール食を選
択して注文する手段であって、選択されたコントロール
食の栄養計算を行ない食事計画と対比及び食事分析情報
を表示または印刷して食事計画に適合するメニューを決
定発注することを特徴とする。
【0019】また、前記喫食選択手段は、利用者が医療
機関・介護施設外の居宅在住の通院者などの場合、利用
者端末機からの食事計画支援要求に応答して利用者情報
データベースの食事管理情報に適合する献立候補を提供
処方情報テーブルから検索し、利用者端末機に送信する
利用者の献立計画を支援する献立計画支援手段と、利用
者が選択した希望献立メニューを受付け前記コントロー
ル食提供者のコンピュータに発注するコントロール食提
供手段とを備えることを特徴とする。
【0020】また、前記喫食・食事療法実績の分析・検
証手段は、利用者端末機から報告される利用者が喫食し
たコントロール食及びコントロール食以外に喫食した喫
食情報と生活記録を受信し、利用者情報データベースの
喫食生活履歴情報に記録する喫食生活履歴記録手段と、
健康・臨床の専門研究機関のコンピュータからの臨床情
報要求に応答して利用者の臨床検査情報と喫食記録の履
歴経過を提供し、臨床研究結果を受信して利用者または
医師・栄養士の食事療法計画の参考に供する臨床研究情
報提供手段とを備えることを特徴とする。
【0021】また、食事献立策定手段は、分析・検証結
果を前記食事療法基準データベースにフィードバックし
て食事基準・予定献立を策定することを特徴とする。
【0022】また、前記アプリケーションサーバは、さ
らに、医療・検査機関のコンピュータからの監視情報要
求に応答して利用者の医療指導を行なう医師または栄養
士から利用者の健康、疾病、臨床検査情報と食事療法処
方箋を含む食事管理情報を受けて利用者情報データベー
スの食事管理基礎情報テーブルに記録すると共に、医師
または栄養士に喫食履歴記録を提供する医療情報管理手
段を備えることを特徴とする。
【0023】また、前記献立計画支援手段は、利用者個
人の栄養管理基準と喫食メニューの成分対比画面を送信
表示する栄養管理基準表示手段と、利用者個人の喫食メ
ニュー履歴を表示する喫食記録表示手段と、過去の喫食
メニューの素材・調理法から嗜好度の高いメニューを選
択表示する嗜好メニュー選択手段と、利用者個人の栄養
・疾病・食事療法に合致した新規メニューを献立データ
ベースから検索表示する新規メニュー検索手段とを備
え、嗜好メニューまたは新規メニューから変化に富んだ
献立計画を立案して注文手配することができることを特
徴とする。
【0024】また、前記コントロール食提供手段は、利
用者からの注文を受付け日付・食事時間毎に組立てられ
た利用者毎の献立配送情報を献立配送センターに指令す
る配送指示手段と、利用者献立配送情報を構成する料理
パーツを製造手配するパーツ製造指示手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0025】また、前記喫食生活履歴記録手段は、利用
者の食事予定時間が終了する毎に提供したコントロール
食の献立メニューを利用者端末機に表示し、その喫食状
況または食べ残しを確認送信させると共に嗜好評価情報
と当日の食欲・体調に関する情報を収集する定時喫食履
歴記録手段と、コントロール食以外の食事の有無を確認
する管理外喫食履歴記録手段と、利用者のリハビリ運動
記録、散歩記録などの消費カロリー推計情報を含む生活
記録手段とを備えることを特徴とする。
【0026】また、前記医療情報管理手段は、利用者ご
とに医師・栄養士の栄養計画、食事処方箋を含む個人情
報を利用者データベースに記録する食事管理基礎情報登
録手段と、医師・栄養士の栄養計画、食事処方箋を含む
個人情報を利用者データベースに記録する食事管理基礎
情報登録手段と、医療機関・介護施設の医療部門・検査
部門のコンピュータからの監視情報要求に応答して利用
者の医療指導を行なう医師に喫食履歴記録を提供する医
療支援情報提供手段とを備えることを特徴とする。
【0027】また、臨床研究情報提供手段は、健康・臨
床の専門研究機関のコンピュータからの臨床情報要求に
応答して利用者の臨床検査情報と喫食記録の履歴経過を
提供する喫食履歴経過情報提供手段と、健康・臨床の専
門研究機関のコンピュータから臨床研究結果を受信して
利用者または医師・栄養士の食事療法計画の参考に供す
る臨床研究情報提供手段とを備えることを特徴とする。
【0028】また、前記食事管理支援コンピュータは、
さらに、利用者、医療機関、臨床研究機関に対する課金
請求と、コントロール食提供事業者への支払管理を行な
う課金請求業務処理手段を備えることを特徴とする。
【0029】また、前記食事管理支援コンピュータは、
前記医療機関・介護施設の医療部門・検査部門のコンピ
ュータ及び/または前記コントロール食提供者のコンピ
ュータと同一のコンピュータであることを特徴とする。
【0030】また、前記利用者端末機は、Webブラウ
ザを備えたパーソナルコンピュータ、携帯端末機、携帯
電話機またはデジタルテレビ受像機、家庭電気製品の何
れかであって、前記献立メニュー等の画面表示は、動画
を含む映像・内容案内の音声・素材、調理法のテキスト
表示の何れかまたは組み合わせで表示されることを特徴
とする。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して具体的に説明する。
【0032】図1は、本発明のコントロール食提供シス
テムの機能を示す模式図である。コントロール食提供シ
ステム100は、医療・介護管理のもとで食事計画を策
定するための利用者情報管理機能Aと、利用者情報に合
致した食事療法基準に基づく食事計画策定機能Bと、食
事計画に合致した複数のコントロール食を利用者が選択
注文することができる喫食選択機能Cと、利用者の喫食
・食事療法実績の分析・検証機能Dと、分析・検証結果
を前記食事療法基準にフィードバックして食事基準・予
定献立を策定する食事献立策定機能Eとを備える。
【0033】図2は、本発明のコントロール食提供シス
テム100の構成を示す模式図である。コントロール食
提供システム100は、前記機能を実現するためインタ
ーネット5を介した、医療機関・介護施設の食事提供部
門及びその部門の事業を受託する事業者に設けられた食
事管理支援コンピュータ50と、コントロール食の提供
を受ける利用者の利用者端末機1と、医療機関・介護施
設の医療部門・検査部門のコンピュータ2と、健康・臨
床の専門研究機関のコンピュータ3と、前記コントロー
ル食を調理し提供するコントロール食提供者のコンピュ
ータ4とから構成される。
【0034】図2では、インターネット5を介して構成
した実施例を示したが、通信回線は、公衆電話回線、イ
ントラネット、デジタル放送などの通信網を利用するこ
とも含む。
【0035】また、利用者端末機1は、Webブラウザ
を備えたパーソナルコンピュータ、携帯端末機、携帯電
話機またはデジタルテレビ受像機、家庭電気製品の何れ
であっても適用することができる。さらに、前記献立メ
ニュー等の画面表示は、動画を含む映像・内容案内の音
声・素材、調理法のテキスト表示の何れかまたは組み合
わせで表示することができる。
【0036】次に前記食事管理支援コンピュータ50に
ついて詳細に説明する。図3は、本発明の食事管理支援
コンピュータ50の構成を示す模式図である。
【0037】食事管理支援コンピュータ50は、インタ
ーネット5を含む通信回線に接続するファイアーウォー
ルを含むWebサーバ6と、食事管理支援業務を行なう
アプリケーションサーバ20と、業務処理に必要なデー
タベース10を管理するデータベースサーバ9とを備え
る。
【0038】前記データベース10は、コントロール食
の献立と提供処方を記録した食事療法基準データベース
11と、利用者の健康・疾病管理基礎情報と、喫食履歴
情報とを記録した利用者情報データベース12とを少な
くとも備える。
【0039】前記食事療法基準データベース11は、献
立メニュー毎の食品群、栄養素成分、カロリー、構成す
る料理パーツとその素材、使用重量、調理法を少なくと
も含む献立情報テーブル11aと、病態別に治療方法と
して必要な栄養価・制限すべき栄養価情報と、年令・性
別・体重・運動量に応じた栄養所要量と、咀嚼能力レベ
ルに応じた調理形態情報、嚥下能力レベルに応じた軟度
情報とを少なくとも含む提供処方情報テーブル11bと
を備える。
【0040】前記利用者情報データベース12は、利用
者ID情報/パスワードと利用者の身体計測情報、臨床
検査情報、病態情報、栄養評価情報と医師または栄養士
が策定した栄養計画、食事処方箋を含む食事管理基礎情
報テーブル12aと、利用者の喫食状況または食べ残
し、嗜好評価、当日の食欲・体調を記録する定時喫食履
歴テーブル12bと、コントロール食以外の食事の有無
内容を記録する管理外喫食履歴テーブル12cと、利用
者のリハビリ運動記録、散歩記録などの消費カロリー推
計情報を含む生活記録テーブル12dとを少なくとも備
える。
【0041】なお、前記利用者ID情報は、利用者の氏
名、性別、住所、年令、電話番号、メールアドレスなど
の個人情報または入院・入所患者の場合は氏名、性別、
病棟、病室名等と、システムにアクセスするためのID
番号とパスワードで構成される。個人情報には、利用者
本人、予め登録された医療機関の医師または担当栄養士
以外は閲覧・更新できない仕組みを備えることは云うま
でもない。
【0042】次に前記アプリケーションサーバ20の構
成について詳細に説明する。前記アプリケーションサー
バ20は、利用者情報管理手段21と、利用者情報に合
致した食事療法基準に基づく食事計画策定手段22と、
食事計画に合致した複数のコントロール食を利用者が選
択注文することができる喫食選択手段23と、利用者の
喫食・食事療法実績分析・検証手段24と、分析・検証
結果を前記食事療法基準にフィードバックして食事基準
・予定献立を策定する食事献立策定手段25とを備え
る。
【0043】前記利用者情報管理手段21は、医療・介
護施設における診察・検診結果から、身体計測情報、臨
床検査情報、疾病・病態情報及び栄養評価情報を利用者
の食事管理基礎情報テーブル12aに登録する手段であ
る。
【0044】前記食事計画策定手段22は、医療・介護
施設の医師または栄養士により前記食事管理基礎情報テ
ーブル12aの個人別情報に基づき治療方針及び栄養計
画を策定し、食事療法基準データベース11を参照して
利用者情報に合致した食事療法基準に基づく食事処方箋
を含む利用者個々人毎の食事計画を食事管理基礎情報テ
ーブル12aに登録する手段である。
【0045】前記喫食選択手段23は、食事計画に合致
した複数の献立メニューの中からコントロール食を選択
して注文する手段であって、選択されたコントロール食
の栄養計算を行ない食事計画と対比及び食事分析情報を
表示または印刷して食事計画に適合するメニューを決定
発注する手段である。医療機関・介護施設内においては
医師または栄養士により行われることが通常であるが、
患者に選択の一部を行なわせることもできる。
【0046】この喫食選択手段23は、利用者が医療機
関・介護施設外の居宅在住の場合、利用者端末機1から
の食事計画支援要求に応答して利用者情報データベース
12の食事管理情報に適合する献立候補を提供処方情報
テーブル11bから検索し、利用者端末機1に送信する
利用者の献立計画を支援する献立計画支援手段23a
と、利用者が選択した希望献立メニューを受付け前記コ
ントロール食提供者のコンピュータ4に発注するコント
ロール食提供手段23bとを備える。
【0047】前記献立計画支援手段23aは、利用者個
人の栄養管理基準と喫食メニューの成分対比画面を送信
表示する栄養管理基準表示手段23a−1と、利用者個
人の喫食メニュー履歴を表示する喫食記録表示手段23
a−2と、過去の喫食メニューの素材・調理法から嗜好
度の高いメニューを選択表示する嗜好メニュー選択手段
23a−3と、利用者個人の栄養・疾病・食事療法に合
致した新規メニューを献立データベースから検索表示す
る新規メニュー検索手段23a−4とを備え、嗜好メニ
ューまたは新規メニューから変化に富んだ献立計画を立
案して注文手配するための手段である。
【0048】前記コントロール食提供手段23bは、利
用者からの注文を受付け日付・食事時間毎に組立てられ
た利用者毎の献立配送情報を献立配送センターに指令す
る配送指示手段23b−1と、利用者献立配送情報を構
成する料理パーツを製造手配するパーツ製造指示手段2
3b−2とを備える。
【0049】前記喫食・食事療法実績分析・検証手段2
4は、利用者端末機1から報告される利用者が喫食した
コントロール食及びコントロール食以外に喫食した喫食
情報と生活記録を受信し、利用者情報データベース12
の喫食生活履歴情報に記録する喫食生活履歴記録手段2
4aと、健康・臨床の専門研究機関のコンピュータ3か
らの臨床情報要求に応答して利用者の臨床検査情報と喫
食記録の履歴経過を提供し、臨床研究結果を受信して利
用者または医師・栄養士の食事療法計画の参考に供する
臨床研究情報提供手段24bとを備える。
【0050】前記喫食生活履歴記録手段24aは、利用
者の食事予定時間が終了する毎に提供したコントロール
食の献立メニューを利用者端末機1に表示し、その喫食
状況または食べ残しを確認送信させると共に嗜好評価情
報と当日の食欲・体調に関する情報を収集する定時喫食
履歴記録手段24a−1と、コントロール食以外の食事
の有無を確認する管理外喫食履歴記録手段24a−2
と、利用者のリハビリ運動記録、散歩記録などの消費カ
ロリー推計情報を含む生活記録手段24a−3とを備え
る。
【0051】前記臨床研究情報提供手段24bは、健康
・臨床の専門研究機関のコンピュータ3からの臨床情報
要求に応答して利用者の臨床検査情報と喫食記録の履歴
経過を提供する喫食履歴経過情報提供手段24b−1
と、健康・臨床の専門研究機関のコンピュータ3から臨
床研究結果を受信して利用者または医師・栄養士の食事
療法計画の参考に供する臨床研究情報提供手段24b−
2とを備える。
【0052】食事献立策定手段25は、分析・検証結果
を前記食事療法基準データベース11にフィードバック
して食事基準・予定献立を策定する手段である。この手
段は、コントロール食提供者が分析・検証結果の食事基
準に合致する献立情報テーブル11aの料理パーツ情報
を組み合わせて策定するものである。
【0053】前記医療情報管理手段26は、利用者ごと
に医師・栄養士の栄養計画、食事処方箋を含む個人情報
を利用者データベース12に記録する食事管理基礎情報
登録手段26aと、医療機関・介護施設の医療部門・検
査部門のコンピュータ2からの監視情報要求に応答して
利用者の医療指導を行なう医師に喫食履歴記録を提供す
る医療支援情報提供手段26bとを備える。
【0054】前記食事管理支援コンピュータ50は、さ
らに、利用者、医療機関、臨床研究機関に対する課金請
求と、コントロール食提供者への支払管理を行なう課金
請求業務処理手段27を備える。この課金請求業務処理
手段27により、医療・介護施設から委託を受けたコン
トロール食提供者が食事提供料金、管理手数料などを徴
収することができる。
【0055】次に本発明のコントロール食提供システム
100を用いた管理業務の流れを説明する。図4は、コ
ントロール食提供システム100を用いた管理業務の流
れ図である。
【0056】まず、S41で診察・健診結果から身体計
測情報、臨床検査情報、病態情報の個人ファイルを作成
する。次に、S42で栄養評価に基づいた食事調査情報
を入力し、栄養評価報告書が作成される。栄養評価報告
書には、食事の喫食実績などのモニタリング情報が反映
される。S43で医師の治療方針が決定され、次いでS
44で医師・栄養士による栄養計画が策定され食事処方
箋が発行される。
【0057】ここまでの業務の流れでは、本発明の医療
情報管理手段26が利用され、食事管理基礎情報登録手
段26aにより栄養計画、食事処方箋が個人情報として
食事管理基礎情報テーブル12aに登録される。
【0058】次に、S45で食事計画がなされ、患者、
利用者毎の食事計画情報が記録される。この作業では、
食事管理基礎情報テーブル12aに登録されている利用
者の食事管理情報に適合した献立を提供処方情報テーブ
ル11bから選択することにより行われる。
【0059】次に、S46でコントロール食の選択がな
される。選択されたコントロール食が予め策定した食事
計画の栄養基準や食事制限に適合しているか対比処理を
行ない、S47でコントロール食の注文を行なう。
【0060】S48は、コントロール食提供者の受注で
ある。受注されたコントロール食は注文が集計され製造
/納品される。S49ではコントロール食が喫食された
結果がモニタリングされ、喫食履歴テーブル12b、1
2cに記録されることを示す。
【0061】S50では、食事実績情報(匿名)が集信
され病態別食事療法の分析・検証がなされる。その結果
が食事基準として示される。S51では食事基準に基づ
き病態・症状に応じた食事基準が記録される。S52で
は、新たな食事基準に沿った予定献立が作成され予定献
立情報が提供処方情報テーブル11bに記録される。
【0062】図5は、利用者情報管理手段21の栄養評
価情報の入力画面の一実施の形態を示す図である。利用
者情報管理手段21により身体計測情報、臨床検査情
報、病態情報、投薬情報が入力され、その情報に基づく
栄養評価情報を入力する画面である。
【0063】図6は、定時喫食履歴記録手段24a−1
の入力画面の一実施の形態を示す図である。この実施の
形態では、食事日61と患者コード62を指定すると、
その日の食事内容が献立画像64として表示され、朝、
昼、夕の料理コード、料理名65が表示される。残食量
66の項目に、食べ残しがあればその量を入力して記録
する。参照ボタン63を押下すれば、患者の食事基準情
報、本日の献立の栄養計算、食事分析情報を参照するこ
とができる。
【0064】図7は、食事計画策定手段22の予定献立
情報作成の入力画面の実施の形態を示す図である。この
画面で作成された予定献立は、提供処方情報テーブル1
1bに記録される。提供予定食事日71を指定し、食種
コード72毎に1日の献立76を策定する。この時、食
事基準情報参照ボタン73または予め登録された予定献
立複写ボタン74を用いて献立を策定する。また、献立
の栄養計算は、栄養計算ボタン75を押下することによ
り行なうことができる。
【0065】図8は、本発明のシステム構成を説明する
説明図である。本発明のコントロール食提供システムの
実施の形態は、食事管理支援コンピュータ50を中心に
医療・介護施設81と、コントロール食提供者の院外セ
ンター82と、料理パーツ生産工場83と、配送デポ8
4と、支店・受注センター85と、居宅利用者86と、
専門研究施設87がインターネット又はその他の通信手
段で接続された例である。
【0066】医療・介護施設81内には、間接利用者で
ある医師端末2a、管理栄養士端末2b、直接利用者で
ある施設入所者端末1aと、サテライトキッチン型の場
合施設内のコントロール食提供者の端末4aとが備えら
れ、アセンブルセンター型の院外センター82には端末
4bが、料理パーツ生産工場には、製造、流通、開発拠
点端末4cが、配送デポ84には配送中継拠点端末4d
が、支店・受注センター85には受発注、利用案内、環
境提供端末4eがそれぞれ配置されている。
【0067】また、居宅利用者86には居宅生活者端末
1b、専門研究施設87には専門研究機関端末3aが配
置されている。このような実施の形態とすることによ
り、医療機関・介護施設の入所患者、退院した居宅生活
者に対してコントロール食の提供を行なうことができ
る。また、医療介護施設内のサテライトキッチン型と、
院外のアセンブルセンター型のコントロール食提供の何
れであっても管理を行なうことができる。
【0068】なお、以上の実施の形態では、食事管理支
援コンピュータが独立して設けられている形態で説明し
たが、食事管理支援コンピュータは前記医療機関・介護
施設の医療部門・検査部門のコンピュータと同一のコン
ピュータで運用することもできる。また、大きな医療機
関においては、コントロール食を調理し提供するコント
ロール食提供者のコンピュータも同一のコンピュータで
運用・管理し、本発明を実施することができる。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、食事成分・栄養が管理
されたコントロール食を、医療機関・介護施設等に入所
している非健常者、居宅に在住している半健常者・健常
者の双方に対し、栄養学的或いは治療的な専門知識を持
つ医療スタッフによる管理下で提供することができる。
【0070】また、食事管理支援コンピュータを、入院
・入所している非健常者、居宅の健常者・半健常者もイ
ンターネットや、イントラネット、LAN回線を介して
利用することができる。このため、医師・栄養士、健康
・臨床研究者がそれぞれのコンピュータを介して情報を
共有利用することができる。
【0071】また、従来記録が困難であった利用者個人
毎の摂取した食事内容や健康管理情報を利用者端末機か
ら毎日記録することができる。このため、食事内容や健
康管理情報を管理して利用者個別の食事管理を支援する
と共に、医療機関、臨床研究機関と連携して、食事療法
の適用、改善を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコントロール食提供システムの機能を
示す模式図である。
【図2】本発明のコントロール食提供システム100の
構成を示す模式図である。
【図3】本発明の食事管理支援コンピュータ50の構成
を示す模式図である。
【図4】本発明のコントロール食提供システムを用いた
管理業務の流れ図である。
【図5】利用者情報管理手段の栄養評価情報の入力画面
の実施の形態を示す図である。
【図6】定時喫食履歴記録手段の入力画面の実施の形態
を示す図である。
【図7】食事計画策定手段の予定献立情報作成の入力画
面の実施の形態を示す図である。
【図8】本発明のシステム構成を説明する説明図であ
る。
【符号の説明】
A 利用者情報管理機能 B 食事計画策定機能 C 喫食選択機能 D 喫食・食事療法実績分析・検証機能 E 食事献立策定機能 1 利用者端末機 2 医療機関・介護施設の医療部門・検査部門のコ
ンピュータ 3 健康・臨床の専門研究機関のコンピュータ 4 コントロール食提供者のコンピュータ 5 インターネット 6 ファイアーウオールを含むWebサーバ 7 LAN 9 データベースサーバ 10 データベース 11 食事療法基準データベース 12 利用者情報データベース 20 アプリケーションサーバ 21 利用者情報管理手段 22 食事計画策定手段 23 喫食選択手段 24 喫食・食事療法実績分析・検証手段 25 食事献立策定手段 26 医療情報管理手段 27 課金請求業務処理手段 50 食事管理支援コンピュータ 100 コントロール食提供システム

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】医療機関または介護施設等の医療・介護管
    理のもとで疾病の食事療法・健康回復・健康維持のため
    に、医療機関・介護施設の入所患者及び通院患者である
    非健常者または食生活による健康管理を希望する健常者
    または半健常者に対して供されるコントロール食の提供
    を管理するシステムであって、 医療・介護管理のもとで食事計画を策定するための利用
    者情報管理機能と、利用者情報に合致した食事療法基準
    に基づく食事計画策定機能と、食事計画に合致した複数
    のコントロール食を利用者が選択注文することができる
    喫食選択機能と、利用者の喫食・食事療法実績の分析・
    検証機能と、分析・検証結果を前記食事療法基準にフィ
    ードバックして食事基準・予定献立を策定する食事献立
    策定機能とを備え、利用者に対して医療・介護管理下で
    栄養学的効果或いは治療的効果のあるコントロール食を
    継続的に提供するコンピュータシステムであることを特
    徴とするコントロール食提供システム。
  2. 【請求項2】前記コンピュータシステムは、医療機関・
    介護施設の食事提供部門及びその部門の事業を受託する
    事業者に設けられた食事管理支援コンピュータと、コン
    トロール食の提供を受ける医療機関、介護施設内の喫食
    利用者の利用者端末機と、医療機関・介護施設の医療部
    門・検査部門のコンピュータと、健康・臨床の専門研究
    機関のコンピュータと、前記コントロール食を調理し提
    供するコントロール食提供者のコンピュータとから構成
    し、利用者端末機とそれぞれのコンピュータはインター
    ネットを含む通信回線で互いに接続されていることを特
    徴とする請求項1記載のコントロール食提供システム。
  3. 【請求項3】前記食事管理支援コンピュータは、インタ
    ーネットを含む通信回線に接続するファイアーウォール
    を含むWebサーバと、食事管理支援業務を行なうアプ
    リケーションサーバと、業務処理に必要なデータベース
    を管理するデータベースサーバとを備え、 前記データベースは、コントロール食の献立と提供処方
    を記録した食事療法基準データベースと、利用者の健康
    ・疾病管理基礎情報と、喫食履歴情報とを記録した利用
    者情報データベースとを少なくとも備えることを特徴と
    する請求項2記載のコントロール食提供システム。
  4. 【請求項4】前記食事療法基準データベースは、献立メ
    ニュー毎の食品群、栄養素成分、カロリー、構成する料
    理パーツとその素材、使用重量、調理法を少なくとも含
    む献立情報テーブルと、病態別に治療方法として必要な
    栄養価・制限すべき栄養価情報と、年令・性別・体重・
    運動量に応じた栄養所要量と、咀嚼能力レベルに応じた
    調理形態情報、嚥下能力レベルに応じた軟度情報とを少
    なくとも含む提供処方情報テーブルとを備えることを特
    徴とする請求項3記載のコントロール食提供システム。
  5. 【請求項5】前記利用者情報データベースは、利用者I
    D情報/パスワードと利用者の身体計測情報、臨床検査
    情報、病態情報、栄養評価情報と医師または栄養士が策
    定した栄養計画、食事処方箋を含む食事管理基礎情報テ
    ーブルと、利用者の喫食状況または食べ残し、嗜好評
    価、当日の食欲・体調を記録する定時喫食履歴テーブル
    と、コントロール食以外の食事の有無内容を記録する管
    理外喫食履歴テーブルと、利用者のリハビリ運動記録、
    散歩記録などの消費カロリー推計情報を含む生活記録テ
    ーブルとを少なくとも備えることを特徴とする請求項3
    記載のコントロール食提供システム
  6. 【請求項6】前記アプリケーションサーバは、利用者情
    報管理手段と、利用者情報に合致した食事療法基準に基
    づく食事計画策定手段と、食事計画に合致した複数のコ
    ントロール食を利用者が選択注文することができる喫食
    選択手段と、利用者の喫食・食事療法実績分析・検証手
    段と、分析・検証結果を前記食事療法基準にフィードバ
    ックして食事基準・予定献立を策定する食事献立策定手
    段とを備えることを特徴とする請求項3記載のコントロ
    ール食提供システム。
  7. 【請求項7】前記利用者情報管理手段は、医療・介護施
    設における診察・検診結果から、身体計測情報、臨床検
    査情報、疾病・病態情報及び栄養評価情報を利用者の食
    事管理基礎情報テーブルに登録することを特徴とする請
    求項6記載のコントロール食提供システム。
  8. 【請求項8】前記食事計画策定手段は、医療・介護施設
    の医師または栄養士により前記食事管理基礎情報テーブ
    ルの個人別情報に基づき治療方針及び栄養計画を策定
    し、食事療法基準データベースを参照して利用者情報に
    合致した食事療法基準に基づく食事処方箋を含む食事計
    画を食事管理基礎情報テーブルに登録することを特徴と
    する請求項6記載のコントロール食提供システム。
  9. 【請求項9】前記喫食選択手段は、食事計画に合致した
    複数の献立メニューの中からコントロール食を選択して
    注文する手段であって、選択されたコントロール食の栄
    養計算を行ない食事計画と対比及び食事分析情報を表示
    または印刷して食事計画に適合するメニューを決定発注
    することを特徴とする請求項6記載のコントロール食提
    供システム。
  10. 【請求項10】前記喫食選択手段は、利用者が医療機関
    ・介護施設外の居宅在住の通院者などの場合、利用者端
    末機からの食事計画支援要求に応答して利用者情報デー
    タベースの食事管理情報に適合する献立候補を提供処方
    情報テーブルから検索し、利用者端末機に送信する利用
    者の献立計画を支援する献立計画支援手段と、 利用者が選択した希望献立メニューを受付け前記コント
    ロール食提供者のコンピュータに発注するコントロール
    食提供手段とを備えることを特徴とする請求項6記載の
    コントロール食提供システム。
  11. 【請求項11】前記喫食・食事療法実績の分析・検証手
    段は、利用者端末機から報告される利用者が喫食したコ
    ントロール食及びコントロール食以外に喫食した喫食情
    報と生活記録を受信し、利用者情報データベースの喫食
    生活履歴情報に記録する喫食生活履歴記録手段と、健康
    ・臨床の専門研究機関のコンピュータからの臨床情報要
    求に応答して利用者の臨床検査情報と喫食記録の履歴経
    過を提供し、臨床研究結果を受信して利用者または医師
    ・栄養士の食事療法計画の参考に供する臨床研究情報提
    供手段とを備えることを特徴とする請求項6記載のコン
    トロール食提供システム。
  12. 【請求項12】食事献立策定手段は、分析・検証結果を
    前記食事療法基準データベースにフィードバックして食
    事基準・予定献立を策定することを特徴とする請求項6
    記載のコントロール食提供システム。
  13. 【請求項13】前記アプリケーションサーバは、さら
    に、医療・検査機関のコンピュータからの監視情報要求
    に応答して利用者の医療指導を行なう医師または栄養士
    から利用者の健康、疾病、臨床検査情報と食事療法処方
    箋を含む食事管理情報を受けて利用者情報データベース
    の食事管理基礎情報テーブルに記録すると共に、医師ま
    たは栄養士に喫食履歴記録を提供する医療情報管理手段
    を備えることを特徴とする請求項3記載のコントロール
    食提供システム。
  14. 【請求項14】前記献立計画支援手段は、利用者個人の
    栄養管理基準と喫食メニューの成分対比画面を送信表示
    する栄養管理基準表示手段と、利用者個人の喫食メニュ
    ー履歴を表示する喫食記録表示手段と、過去の喫食メニ
    ューの素材・調理法から嗜好度の高いメニューを選択表
    示する嗜好メニュー選択手段と、利用者個人の栄養・疾
    病・食事療法に合致した新規メニューを献立データベー
    スから検索表示する新規メニュー検索手段とを備え、嗜
    好メニューまたは新規メニューから変化に富んだ献立計
    画を立案して注文手配することができることを特徴とす
    る請求項10に記載のコントロール食提供システム。
  15. 【請求項15】前記コントロール食提供手段は、利用者
    からの注文を受付け日付・食事時間毎に組立てられた利
    用者毎の献立配送情報を献立配送センターに指令する配
    送指示手段と、利用者献立配送情報を構成する料理パー
    ツを製造手配するパーツ製造指示手段とを備えることを
    特徴とする請求項10記載のコントロール食提供システ
    ム。
  16. 【請求項16】前記喫食生活履歴記録手段は、利用者の
    食事予定時間が終了する毎に提供したコントロール食の
    献立メニューを利用者端末機に表示し、その喫食状況ま
    たは食べ残しを確認送信させると共に嗜好評価情報と当
    日の食欲・体調に関する情報を収集する定時喫食履歴記
    録手段と、コントロール食以外の食事の有無を確認する
    管理外喫食履歴記録手段と、利用者のリハビリ運動記
    録、散歩記録などの消費カロリー推計情報を含む生活記
    録手段とを備えることを特徴とする請求項11記載のコ
    ントロール食提供システム。
  17. 【請求項17】前記医療情報管理手段は、利用者ごとに
    医師・栄養士の栄養計画、食事処方箋を含む個人情報を
    利用者データベースに記録する食事管理基礎情報登録手
    段と、 医療機関・介護施設の医療部門・検査部門のコンピュー
    タからの監視情報要求に応答して利用者の医療指導を行
    なう医師に喫食履歴記録を提供する医療支援情報提供手
    段とを備えることを特徴とする請求項13記載のコント
    ロール食提供システム。
  18. 【請求項18】臨床研究情報提供手段は、健康・臨床の
    専門研究機関のコンピュータからの臨床情報要求に応答
    して利用者の臨床検査情報と喫食記録の履歴経過を提供
    する喫食履歴経過情報提供手段と、健康・臨床の専門研
    究機関のコンピュータから臨床研究結果を受信して利用
    者または医師・栄養士の食事療法計画の参考に供する臨
    床研究情報提供手段とを備えることを特徴とする請求項
    11記載のコントロール食提供システム。
  19. 【請求項19】前記食事管理支援コンピュータは、さら
    に、利用者、医療機関、臨床研究機関に対する課金請求
    と、コントロール食提供事業者への支払管理を行なう課
    金請求業務処理手段を備えることを特徴とする請求項2
    記載のコントロール食提供システム。
  20. 【請求項20】前記食事管理支援コンピュータは、前記
    医療機関・介護施設の医療部門・検査部門のコンピュー
    タ及び/または前記コントロール食提供者のコンピュー
    タと同一のコンピュータであることを特徴とする請求項
    2記載のコントロール食提供システム。
  21. 【請求項21】前記利用者端末機は、Webブラウザを
    備えたパーソナルコンピュータ、携帯端末機、携帯電話
    機またはデジタルテレビ受像機、家庭電気製品の何れか
    であって、前記献立メニュー等の画面表示は、動画を含
    む映像・内容案内の音声・素材、調理法のテキスト表示
    の何れかまたは組み合わせで表示されることを特徴とす
    る請求項2記載のコントロール食提供システム。
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