JP2019153222A - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】遺伝子に関する情報が未知のユーザに対して疾患に関する情報を適切に提供すること。【解決手段】本願にかかる情報処理装置は、取得部と、通知部とを有する。取得部は、遺伝子解析による解析結果に基づき所定の疾患が発症する発症リスクを有すると推定されたユーザであるリスクユーザのネットワーク上における行動を示す行動情報を取得する。通知部は、取得部により取得された行動情報と関連する行動情報を有するユーザである対象ユーザに対して、所定の疾患に基づく所定の情報を通知する。【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
近年、インターネットに代表されるネットワークの発展によって、ユーザに様々なサービスが提供されるようになってきている。
例えば、特許文献1には、ユーザの遺伝子検査情報に応じて、ユーザの健康に有用な情報を提供する技術が開示されている。
特開2016−33795号公報
しかしながら、上記の従来技術では、必ずしも遺伝子に関する情報が未知のユーザに対して疾患に関する情報を適切に提供することができるとは限らない。例えば、上記の従来技術では、対象ユーザの遺伝子解析結果から特定された、当該対象ユーザに関連する疾患および当該疾患の因子の少なくとも一方を検索キーとした検索で検出されたコンテンツを当該対象ユーザに送信する。
このような、上記の従来技術では、例えば、の健康に有用な情報を効率よく配信することができたとしても、例えば、遺伝子に関する情報が未知のユーザに対して疾患に関する情報を適切に提供することができるとは限らない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、遺伝子に関する情報が未知のユーザに対して疾患に関する情報を適切に提供することができる情報処理装置を提供することを目的とする。
遺伝子解析による解析結果に基づき所定の疾患が発症する発症リスクを有すると推定されたユーザであるリスクユーザのネットワーク上における行動を示す行動情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された行動情報と関連する行動情報を有するユーザである対象ユーザに対して、前記所定の疾患に基づく所定の情報を通知する通知部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、遺伝子に関する情報が未知のユーザに対して疾患に関する情報を適切に提供することができるといった効果を奏する。
図1は、実施形態にかかる情報処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態にかかる情報処理の中で行われる情報通知の一例を示す図である。 図3は、実施形態にかかる情報処理システムの構成例を示す図である。 図4は、実施形態にかかる情報処理装置の構成例を示す図である。 図5は、実施形態にかかる行動情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、実施形態にかかる疾患情報記憶部の一例を示す図である。 図7は、実施形態にかかる傾向情報記憶部の一例を示す図である。 図8は、実施形態にかかるコンテンツ情報記憶部の一例を示す図である。 図9は、実施形態にかかる情報処理装置による分析処理にかかる処理手順を示すフローチャートである。 図10は、実施形態にかかる情報処理装置による通知処理にかかる処理手順を示すフローチャートである。 図11は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願にかかる情報処理装置、情報処理方法および情報処理装置プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ説明する。なお、この実施形態により本願にかかる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において、同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.情報処理〕
まず、図1を用いて、実施形態にかかる情報処理の一例について説明する。図1は、実施形態にかかる情報処理の一例を示す図である。実施形態にかかる情報処理は、図1に示す情報処理装置100によって行われる。
また、実施形態にかかる情報処理システム1は、図1に示すように、端末装置10と、情報処理装置100とを含む。端末装置10、情報処理装置100は、ネットワークを介して有線または無線により通信可能に接続される。なお、図1に示す情報処理システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の情報処理装置100が含まれてもよい。なお、後述するが、情報処理システム1には、外部サーバ60も含まれる。
端末装置10は、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等である。例えば、端末装置10は、情報処理装置100から受信した情報を画面表示したり音声出力する。
ここで、本実施形態の前提について説明する。例えば、ネットワーク上におけるユーザの購買行動(例えば、サイトである商品を買う、といった行動)と検索行動(例えば、ある検索キーワードを用いて情報検索する、といった行動)との関係性から、特定の購買行動を行っていないユーザがどのような購買行動を行うかを探るといったデータ分析手法(「質拡張検索」とも呼ばれる)がある。
「質拡張検索」について、一例を用いてより具体的に説明する。例えば、「酒を買う」といった購買行動を行うユーザは、検索キーワード「ビール」を用いて情報検索する傾向にある、といったように購買行動と検索行動との間に関係性が見出されたとする。このような場合において、購買行動が未知の対象者のうち、ある未知の対象者が検索キーワード「ビール」を用いて情報検索したとすると、この未知の対象者も「酒を買う」可能性があると予測する。このように、「質拡張検索」は、複数種類の情報を用いてユーザ群の中から、例えば、ある行動をすると予測されるのユーザ(かかる例では、「酒を買う」可能性がある利用者)を効果的に探り出すものである。
実施形態にかかる情報処理装置100によって行われる情報処理は、このような「質拡張検索」に着目するとともに、ユーザに対して疾患への「気付き」を効果的に与えるものである。例えば、疾患の中には、数十万人に一人といった罹患率の非常に低い希少疾患と呼ばれる疾患がある。希少疾患の多くは、遺伝性であり、稀な種類の感染症、稀な種類の免疫疾患、稀な種類のがん等が挙げられる。
仮に希少疾患に罹患していたとしても、明らかな症状が直ぐに出ない場合もあるため、罹患者は、希少疾患に罹患している自覚も無ければ、希少疾患であることを認識すらできないことも多い。実施形態にかかる情報処理は、上記のような質拡張検索の概念を用いて、このような希少疾患をはじめ様々な疾患への罹患の可能性についてユーザに効果的に認識させ、治療へと向けさせるための処理である。
具体的には、実施形態にかかる情報処理装置100は、遺伝子解析による解析結果に基づき所定の疾患が発症する発症リスクを有すると推定されたユーザであるリスクユーザのネットワーク上における行動を示す行動情報を取得し、取得した行動情報と関連する行動情報を有するユーザである対象ユーザに対して、所定の疾患に基づく所定の情報を通知する。例えば、遺伝子的に所定の疾患が発症する発症リスクを有するユーザは、発症を促進させてしまうような行動を取ってしまう傾向にある。
簡単な例を示すと、アルコール依存症を発症するユーザは、遺伝子タイプがアルコール依存症の発症因子となる遺伝子タイプである可能性が高く、かかるユーザはその遺伝子タイプあるいはその遺伝子タイプに関連する遺伝子タイプを有する等の影響からアルコール飲料を好む体質である可能性も高い。このため、こういったユーザはアルコール飲料を購入する傾向にある。
情報処理装置100は、遺伝子検査を未受検のため遺伝子情報が未知のユーザが、遺伝子解析による解析結果に基づき所定の疾患が発症する発症因子となる遺伝子タイプを有するユーザ、すなわち所定の疾患が発症する発症リスクを有すると推定されたユーザであるリスクユーザと似たような行動をしていれば(上記例では、アルコール飲料を購入する)、同様の疾患が発症する発症リスクあると予測し、本人にアルコール依存症の可能性があることを認識させるような情報提供を行う。以下では、実施形態にかかる情報処理について、一例を用いて説明する。
まず、情報処理装置100は、各ユーザのインターネット上での行動を示す行動情報を取得する(ステップS1)。行動情報が取得される対象のユーザは、例えば、情報処理装置100に対して直接、または、間接的にログイン可能なユーザ(ログインIDが発行されている)である。また、行動情報が取得される対象のユーザは、例えば、情報処理装置100を管理する事業主(「事業主Z」とする)に対して会員登録を行っているユーザである。
また、ユーザのインターネット上での行動を示す行動情報とは、例えば、検索行動(例えば、検索キーワード○○を用いて情報検索する)に関する情報である検索情報、購買行動(例えば、所定のショッピングサイトで〇〇を購入する)に関する情報である購買情報、閲覧行動(例えば、スポーツ情報サイト○○を閲覧する)に関する情報である閲覧情報、所定のアンケートに対して回答した内容が示す回答情報等である。したがって、検索情報は検索履歴、購買情報は購買履歴、閲覧情報は閲覧履歴、回答情報は回答履歴と言い換えることができる。
例えば、情報処理装置100は、外部サーバ60に対応するサーバ装置であって検索サービスを提供するサーバ装置から検索情報を取得することができる。また、情報処理装置100は、外部サーバ60に対応するサーバ装置であってショッピングサービスを提供するサーバ装置から購買情報を取得することができる。また、情報処理装置100は、外部サーバ60に対応するサーバ装置であって各種の記事コンテンツ等を含むポータルサイト提供するサーバ装置から閲覧情報を取得することができる。また、情報処理装置100は、取得した行動情報を行動情報記憶部121に格納する。
次に、情報処理装置100は、行動情報を取得した各ユーザのうち、遺伝子解析を行っており(遺伝子検査を受検しており)遺伝子情報が判明しているユーザについて、当該ユーザの遺伝子解析結果、すなわち遺伝子情報に基づいて、疾患が発症する発症リスクを有するか否か推定し、発症リスクを有するユーザを抽出する(ステップS2)。例えば、情報処理装置100は、遺伝子情報が示す遺伝子タイプに基づいて、ユーザ毎に疾患が発症する発症リスクを有するか否か推定する。
遺伝子情報とは、遺伝子検査によって得られた解析結果であり、例えば、ユーザが有する遺伝子の一覧である。また、遺伝子情報とは、特定の病気が発症することと関わりのある遺伝子が、どのようなタイプ(遺伝子型)であるか、といったことを示す情報である。例えば、「がん」の発症と関わりのある遺伝子を説明の便宜上「GINE1」とする。そして、「GINE1」のタイプが「a」型である人は、特に「がん」の発症率が高いことが知られているとすると、「がん」を発症する発症リスクを有するといえる。
なお、情報提供装置100は、このような遺伝子情報を、遺伝子検査を行った検査機関から予め取得しておくことができる。例えば、情報提供装置100は、かかる検査機関に属するサーバ装置(検査機関サーバ)にアクセスすることで、遺伝子情報を取得する。なお、情報提供装置100を管理する事業主(以下、「事業主Z」とする)と、かかる検査機関との間で所定の契約が交わされ、さらに遺伝子検査を受検したユーザに承諾が得られている場合に、このような遺伝子情報の取得は可能となる。なお、情報提供装置100は、遺伝子検査を受検したユーザから直接、遺伝子情報の提供を受けてもよい。つまり、情報提供装置100がどの様な形で遺伝子情報を取得するかは限定されない。
また、情報提供装置100は、取得した遺伝子情報を自装置内の所定の記憶部(不図示)に格納してよい。例えば、情報提供装置100は、遺伝子情報として、各ユーザがどのようなタイプの遺伝子を有するかを記憶することができる。例えば、情報提供装置100は、遺伝子情報として、SNP(Single Nucleotide Polymorphism)を有することにより複数のタイプを有する遺伝子のうち、各ユーザがどのようなタイプの遺伝子を有するかを記憶することができる。また、情報提供装置100は、遺伝子情報として、病気の発症に関与する遺伝子において、各ユーザがどのようなタイプの遺伝子を有するかを記憶することができる。したがって、ステップS2では、情報処理装置100は、このように予め記憶されている遺伝子情報に基づいて、発症リスクを有するか否か推定することができる。
ここで、図1の例では、情報処理装置100は、行動情報を取得したユーザであって遺伝子検査を受検済みのユーザのうち、ユーザU11、U12、およびU13(ユーザU11〜U13)について、特定の遺伝子がアルコール依存症(以下、「疾患A」とする)の発症因子となる遺伝子タイプ(「遺伝子タイプTY1」とする)であるため、疾患Aを発症する発症リスクを有すると推定したとする。以下では、ユーザU11〜U13をリスクユーザU11〜U13と表記する。
次に、情報処理装置100は、リスクユーザU11〜U13に対応する行動情報として購買情報を取得し、取得した購買情報と、リスクユーザU11〜U13に対応する疾患Aとの間での相関関係を分析(相関分析)する(ステップS3)。例えば、情報処理装置100は、行動情報記憶部121から、リスクユーザU11〜U13に対応する購買情報を取得する。なお、他の例として、情報処理装置100は、ユーザU14、U15については疾患B(遺伝子タイプTY2)の発症リスクを有すると推定した場合には、このリスクユーザU14およびU15の購買情報を取得し、取得した行動情報と、リスクユーザU14およびU15に対応する疾患Bとの間での相関関係を分析する。つまり、情報処理装置100は、疾患と、その疾患の発症リスクをを有すると推定されたリスクユーザの行動情報との組合せ毎に、行動情報と疾患との間での相関関係を分析する。なお、相関関係とは、傾向に基づく関係性のことである。
ここで、行動情報記憶部121について簡単に説明する。図1の例では、行動情報記憶部121は、行動情報としてユーザ毎に当該ユーザがこれまでに購入した商品の商品名を示す購買情報(購入履歴)を記憶する。したがって、情報処理装置100は、図1の例では、リスクユーザU11が「ビールPD2−1」を購入したことを示す購買情報、「日本酒PD2−2」を購入したことを示す購買情報、「サプリPD2−3」を購入したことを示す購買情報を取得する。リスクユーザU12およびU13については説明を省略する。
図1に示すように、情報処理装置100は、相関分析により、疾患Aが発症する発症リスクがあるリスクユーザU11〜U13は、ビールPD2−1および日本酒PD2−2を購入する傾向にあるとの分析結果を得たものとする。言い換えれば、情報処理装置100は、リスクユーザU11〜U13に対応する疾患Aと相関関係(傾向に基づく関係)にある行動は「ビールPD2−1を購入すること」および「日本酒PD2−2を購入すること」であるとの分析結果を得たものとする。また、かかる分析結果は、「ビールPD2−1を購入すること」および「日本酒PD2−2を購入すること」と、疾患Aとは相関関係にあることを示す。ここでは、この相関関係を「相関T」とする。
次に、情報処理装置100は、行動情報を取得した各ユーザのうち、遺伝子解析を行っておらず遺伝子情報が未知の未知ユーザの中から対象ユーザを特定する(ステップS4)。例えば、情報処理装置100は、未知ユーザに対応する行動情報を取得し、取得した行動情報に基づいて、未知ユーザの中から相関Tに対応する行動情報と関連する(例えば、同一のまたは類似する)行動情報を有するユーザである対象ユーザを特定する。図1の例では、相関Tに対応する行動情報とは、「ビールPD2−1を購入すること」を示す行動情報、および、「日本酒PD2−2を購入すること」を示す行動情報である。
図1に示す行動情報記憶部121に例では、未知ユーザのうちユーザU52が、「ビールPD2−1を購入すること」を示す行動情報、および、「日本酒PD2−2を購入すること」を示す行動情報を有している。このため、かかる例では、情報処理装置100は、ユーザU52を対象ユーザとして特定する。以下、ユーザU52を対象ユーザU52と表記する。
そして、情報処理装置100は、対象ユーザU52に対して、疾患に基づく所定の情報を通知する(ステップS5)。図1の例では、対象ユーザU52がリスクユーザU11〜U13と同一の行動情報を有している。このことから、対象ユーザU52は、リスクユーザU11〜U13同一の遺伝子タイプTY1であるため疾患Aを発症する可能性が高いといえる。このようなことから、情報処理装置100は、対象ユーザU52にはいずれ疾患Aに関する症状が現れる、あるいは、対象ユーザU52はいずれ疾患Aを発症するとの観点から、対象ユーザU52に対してこの症状や疾患について認識させ、対策させることを目的に疾患Aに基づく所定の情報を通知する。
情報処理装置100によって行われる情報通知の一例について、図2を用いて説明する。図2は、実施形態にかかる情報処理の中で行われる情報通知の一例を示す図である。図1に示すように、情報処理装置100は、第1コンテンツ、第2コンテンツ、第3コンテンツを段階的に通知する。第1コンテンツは、疾患に関する情報が表示されるコンテンツであって所定のページ内に広告コンテンツ(例えば、バナー広告)のような態様で表示されるコンテンツである。第2コンテンツは、心当たりのある症状についてユーザに入力させるためのコンテンツ(チェックサイト)である。第3コンテンツは、第2コンテンツへの入力情報に基づき予測された疾患に関する情報が表示されるコンテンツである。
より具体的に説明する。例えば、対象ユーザU52が、端末装置10を用いて、情報処理装置100と連携する外部サーバ60のうち、ポータルサイト提供するサーバ装置(コンテンツサーバとする)にアクセスしたとする。かかる場合、コンテンツサーバは、ポータルサイトP1を端末装置10に配信する。また、ポータルサイトP1には、広告コンテンツ等が表示される表示枠F1が含まれているとすると、ポータルサイトP1を受信した端末装置10は、情報処理装置100に対して、表示枠F1に表示すべきコンテンツを要求する。情報処理装置100は、要求を受信すると、第1のコンテンツを生成する。
例えば、情報処理装置100は、対象ユーザU52に現れる可能性がある症状/または対象ユーザU52が発症する可能性のある疾患Aに関する症状の内容を示す内容情報が表示されるようなコンテンツC1(第1コンテンツの一例)を生成する。なお、情報処理装置100は、疾患Aの代表的な症状の内容を示す内容情報が表示されるようにコンテンツC1を生成してもよい。そして、情報処理装置100は、生成したコンテンツC1を端末装置10に配信する。これにより、端末装置10は、図2(a)に示すように、内容情報を含むコンテンツC1が表示枠F1内に表示されるようにポータルサイトP1を表示する。
なお、情報処理装置100は、コンテンツC1には疾患Aの疾患名(かかる例では、「アルコール依存症」)は表示させない。例えば、対象ユーザU52は、「アルコール依存症」と記載されたコンテンツC1がいきなり表示されても、「アルコール依存症」には全く心当たりが無かったり、「アルコール依存症」が初めて目にする疾患名であった場合、そのようなコンテンツC1を選択しようとは思わない。一方で、疾患Aに関する症状の内容を示す内容情報が表示されていれば、興味を高められ選択する可能性が高くなると考えられる。このため、情報処理装置100は、症状の内容のみが表示されているだけで、それだけでは疾患名を特定不可能な状態のコンテンツC1を通知することにより、コンテンツC1の訴求力を高めることができる。
このような状態において、対象ユーザU52がコンテンツC1を選択したとする。かかる場合、情報処理装置100は、心当たりのある症状について対象ユーザU52に入力させるためのコンテンツC2(第2コンテンツの一例)を生成する。例えば、情報処理装置100は、疾患Aの代表的な症状の内容を示す内容情報の中から、心当たりのある症状に対応する内容情報を選択させるためのコンテンツC2を生成する。そして、情報処理装置100は、生成したコンテンツC2を端末装置10に配信する。これにより、端末装置10は、図2(b)に示すように、コンテンツC2を表示する。
このような状態において、対象ユーザU52が図2(b)に示すように内容情報を選択し、また「次へ」ボタンを押下したとする。かかる場合、情報処理装置100は、コンテンツC2において対象ユーザU52により入力(選択)された入力情報に基づいて、対象ユーザU52が発症する可能性のある疾患を最終予測する(ステップS6)。例えば、情報処理装置100は、対象ユーザU52は疾患Aを発症するリスクが高いことを最終予測したとする。また、情報処理装置100は、疾患Aに関する症状が今後現れると予測したとする。
このように予測したことにより、情報処理装置100は、疾患Aに関する情報が表示されるようなコンテンツC3(第3コンテンツの一例)を生成する。例えば、情報処理装置100は、疾患Aの疾患名「アルコール依存症」とともに、疾患Aの専門医療機関を受診するよう提案する提案情報が表示されるようなコンテンツC3を生成する。そして、情報処理装置100は、生成したコンテンツC3を端末装置10に配信する。これにより、端末装置10は、図2(c)に示すように、コンテンツC3を表示する。
さて、図1を用いて説明してきたように、実施形態にかかる情報処理装置100は、遺伝子解析による解析結果に基づき所定の疾患が発症する発症リスクを有すると推定されたユーザであるリスクユーザのネットワーク上における行動を示す行動情報を取得する取得し、取得した行動情報と関連する行動情報を有するユーザである対象ユーザに対して、所定の疾患に基づく所定の情報を通知する。
これにより、実施形態にかかる情報処理装置100は、遺伝子に関する情報が未知のユーザに対して疾患に関する情報を適切に提供することができる。具体的には、情報処理装置100は、遺伝子情報が未知であっても遺伝子タイプに起因する疾患が発症する可能性が高いユーザを高精度に特定することができるとともに、かかるユーザに対して疾患の可能性を効果的に認識させることができる。またこの結果、情報処理装置100は、例えば、疾患の早期発見に貢献することができるためユーザの快適な日常生活に貢献することができる。
〔2.システムの構成〕
次に、図3を用いて、実施形態にかかる情報処理システムの構成について説明する。図3は、実施形態にかかる情報処理システム1の構成例を示す図である。図3に示すように、情報処理システム1は、端末装置10と、外部サーバ60と、情報処理装置100とを含む。端末装置10と、検査機関サーバ30と、外部サーバ60と、情報処理装置100とは、ネットワークNを介して有線または無線により通信可能に接続される。
検査機関サーバ30は、遺伝子検査を行う所定の検査機関に属するサーバ装置であり、検査結果でる遺伝子情報を蓄積している。例えば、検査機関サーバ30は、情報処理装置100からの要求に応じて、情報処理装置100に遺伝子情報を送信する。
外部サーバ60は、各種行動情報の大元となるサーバ装置である。例えば、外部サーバ60は、ショッピングサイトや電子モール等のEC(Electronic Commerce)サイトを提供するショッピングサーバである。ショッピングサーバは、ユーザが行った購買に関する情報である購買情報(行動情報の一例)を蓄積している。
また、例えば、外部サーバ60は、検索サービスを提供する検索サーバである。検索サーバは、ユーザが検索キーワードを用いて行った検索に関する情報である検索行動(行動情報の一例)を蓄積している。
また、例えば、外部サーバ60は、広告コンテンツや記事コンテンツを含むウェブページの配信を行うコンテンツサーバである。コンテンツサーバは、ユーザが広告コンテンツを閲覧した閲覧行動に関する情報である広告閲覧情報(行動情報の一例)を蓄積している。また、コンテンツサーバは、ユーザが記事コンテンツを閲覧した閲覧行動に関する情報である記事閲覧情報(行動情報の一例)を蓄積している。
また、例えば、外部サーバ60は、所定のアンケートに対して回答された内容が示す行動情報も蓄積することができる。
〔3.情報処理装置の構成〕
次に、図4を用いて、実施形態にかかる情報処理装置100について説明する。図4は、実施形態にかかる情報処理装置100の構成例を示す図である。図4に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、例えば、端末装置10、検査機関サーバ30、外部サーバ60との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子またはハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、行動情報記憶部121と、疾患情報記憶部122と、傾向情報記憶部123と、コンテンツ情報記憶部124とを有する。
(行動情報記憶部121)
行動情報記憶部121は、ネットワーク上におけるユーザの行動を示す行動情報を記憶する。例えば、行動情報記憶部121は、行動情報として、ユーザの購買行動に関する情報である購買情報、ユーザの検索行動に関する情報である検索情報、ユーザの閲覧行動に関する情報である閲覧情報を記憶する。また、行動情報記憶部121は、アンケートに対する回答結果が示す行動情報も記憶してよい。
行動情報記憶部121の内部は、購買情報を記憶する購買情報記憶部121−1、検索情報を記憶する検索情報記憶部121−2、閲覧情報を記憶する閲覧情報記憶部121−3等に分けられる。ここで、図5に実施形態にかかる行動情報記憶部121の一例を示す。かかる例では、購買情報記憶部121−1を一例として示すことにする。購買情報記憶部121−1は、ユーザが何をいつ購入したかといった購買行動の履歴(購買履歴)を購買情報として記憶する。ここで、実施形態にかかる行動情報記憶部121の一例を示す。図5の例では、購買情報記憶部121−1は、「ユーザ種別」、「遺伝子予測疾患の分類」、「ユーザID」、「購入商品」、「購入日時」といった項目を有する。
「ユーザ種別」は、ユーザがどのような種類のユーザに分類されるかといったカテゴリを示す。本実施形態では、ユーザは、遺伝子情報に基づき発症リスクがあると推定されたユーザである「リスクユーザ」、および、発症リスクがないと推定された「無リスクユーザ」に大別される。「リスクユーザ」」および「無リスクユーザ」は、ともに遺伝子検査により遺伝子情報が判明しているが、一方で、遺伝子検査を未受検のため遺伝子情報が未知の未知ユーザもいる。したがって、「ユーザ種別」として、「未知ユーザ」も存在する。
各ユーザについて分類を推定する処理は、後述する推定部132によって行われる。例えば、推定部132は、行動情報が取得されたユーザのうち、遺伝子情報が判明しているユーザ毎に当該ユーザの遺伝子情報に基づいて、「リスクユーザ」または「無リスクユーザ」のいずれであるか推定する。
「遺伝子予測疾患の分類」は、ユーザに対応する症状または疾患を示す。例えば、「リスクユーザ」には、発症リスクのある疾患を示す疾患情報が対応付けられる。図5の例では、図1での説明に沿って、リスクユーザU11、U12、U13には「疾患に関する分類」として「疾患Aを示す情報」が対応付けられる。なお、「遺伝子予測疾患の分類」には、疾患の発症因子となる遺伝子タイプの情報も入力されてもよい。例えば、疾患Aを示す情報とともに、疾患Aの発症因子となる遺伝子タイプとして「TY1」が入力されてもよい。
なお、「無リスクユーザ」は、疾患の発症リスクが無いため、「無リスクユーザ」に対応する「遺伝子予測疾患の分類」は、図5のように空白となる。「未知ユーザ」は、遺伝子情報が不明であるため、遺伝子情報から発症リスクの有無を推定されることができない。したがって、「未知ユーザ」に対応する「遺伝子予測疾患の分類」は、図5のように空白となる。
「ユーザID」は、「リスクユーザ」、「無リスクユーザ」および「未知ユーザ」を識別する識別情報を示す。先に示しているが、本実施形態では、例えば、ユーザU11といった表現は、ユーザID「U11」が対応付けられたユーザであることを意味する。「購入商品」は、対応するユーザIDが示すユーザによって購入された商品を示す。「購入日時」は、対応するユーザIDが示すユーザによって「購入商品」が購入された日時を示す。
すなわち、図5の例では、疾患を発症する発症リスクがあると推定されるリスクユーザU11が、「2018年1月10日」において「ビールPD2−1を買う」といった購買行動を行った例を示す。
なお、検索情報記憶部121−2、閲覧情報記憶部121−3についても記憶情報の構成は同様であるため詳細な説明は省略する。例えば、検索情報記憶部121−2は、ユーザ毎にに検索キーワードとその検索キーワードが入力された日時とを対応付けて記憶する。また、閲覧情報記憶部121−3は、ユーザ毎に閲覧されたコンテンツを識別する識別情報と閲覧された日時とを対応付けて記憶する。
(疾患情報記憶部122)
疾患情報記憶部122は、症状と当該症状に起因する疾患(疾患名)を対応付けて記憶する。ここで、図6に実施形態にかかる疾患情報記憶部122の一例を示す。図6の例では、疾患情報記憶部122は、「症状」、「疾患名」といった項目を有する。
「症状」は、病気に関する各種症状の内容を示す内容情報である。図6の例では、症状Sy1といった概念的表現を用いているが、実際には、「血圧が高い、動悸が激しい」等といった具体的症状である。「疾患名」は、対応する「症状」に起因する疾患の疾患名を示す。すなわち、図6の例では、症状Sy1に起因する疾患が疾患Aである例を示す。
(傾向情報記憶部123)
傾向情報記憶部123は、互いに相関関係にあるとの分析結果が得られた行動情報と疾患情報との組合せを記憶する。ここで、図7に実施形態にかかる傾向情報記憶部123の一例を示す。図7の例では、傾向情報記憶部122は、「遺伝子予測疾患」、「行動傾向」といった項目を有する。
「遺伝子予測疾患」は、相関関係にあるとの分析結果が得られた疾患を示す疾患情報(例えば、疾患名)である。「行動傾向」は、対応する「遺伝子予測疾患」と相関関係にある行動情報を示す。すなわち、図7の例では、症状Aの発症リスクがあると推定されるユーザは、「ビールPD2−1を購入する」、「日本酒PD2−2を購入する」、「酒類に関する情報を検索する」傾向にあることを示す。言い換えれば、「ビールPD2−1を購入する」、「日本酒PD2−2を購入する」、「酒類に関する情報を検索する」といった行動を示す行動情報と、疾患Aとは相関関係にあることを示す。
(コンテンツ情報記憶部124)
コンテンツ情報記憶部124は、ユーザに対応する疾患あるいは症状に応じて当該ユーザに通知すべきコンテンツ(具体的には、コンテンツのデータ)を記憶する記憶部である。ここで、図8に実施形態にかかるコンテンツ情報記憶部124の一例を示す。図8の例では、コンテンツ情報記憶部124は、「遺伝子予測疾患」、「コンテンツ情報」といった項目を有する。なお、「コンテンツ情報」に含まれる「C1」は第1コンテンツの一例であるコンテンツデータを示し、「C2」は第2コンテンツの一例であるコンテンツデータを示し、「C3」は第3コンテンツの一例であるコンテンツデータを示す。
「遺伝子予測疾患」は、疾患の発症リスクがあると推定されたユーザのその疾患を示す疾患情報である。「コンテンツ情報」は、対応する「遺伝子予測疾患」に応じたコンテンツであって、例えば、対応する「遺伝子予測疾患」に代表される症状の内容情報が予め付与されているコンテンツである。すなわち、図8の例では、疾患Aに対応するユーザには、第1コンテンツのデータである「DA1−1」、第2コンテンツのデータである「DA1−2」および第3コンテンツのデータである「DA1−3」が対応付けられる例を示す。疾患Aに対応するユーザとは、疾患Aを発症する発症リスクがあると推定されたリスクユーザである。
(制御部130について)
図4に戻り、制御部130は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報提供装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図4に示すように、制御部130は、取得部131と、推定部132と、予測部133と、分析部134と、生成部135と、通知部136と、更新部137とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図4に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図4に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(取得部131について)
取得部131は、ネットワーク上におけるユーザの行動を示す行動情報を取得する。例えば、取得部131は、ユーザの行動情報として、ユーザが行った購買に関する情報である購買情報を取得する。例えば、取得部131は、外部サーバ60(例えば、ショッピングサーバ)にアクセスすることで、購買情報を取得する。例えば、取得部131は、外部サーバ60に定期的にアクセスし、購買情報を取得する。また、取得部131は、取得した購買情報を、図5に示すように、行動情報記憶部121に格納する。また、取得部131は、同様にして、検索情報や閲覧情報も取得する。
また、取得部131は、遺伝子情報に基づき疾患の発症リスクがあると推定されたリスクユーザの行動情報を取得する。例えば、取得部131は、推定部132によってユーザ毎に疾患を発症する発症リスクがあるか否か推定された場合に、リスクユーザの行動情報を行動情報記憶部121から取得する。また、取得部131は、推定部132によってユーザ毎に疾患を発症する発症リスクがあるか否か推定された場合に、無リスクユーザの行動情報を行動情報記憶部121から取得する。
(推定部132について)
推定部132は、取得部131により行動情報が取得されたユーザのうち、遺伝子解析を行っており(遺伝子検査を受検しており)遺伝子情報が判明しているユーザについて、当該ユーザの遺伝子解析結果、すなわち遺伝子情報に基づいて、疾患が発症する発症リスクを有するか否か推定する。特定の遺伝子が特定の遺伝子タイプである場合、ある疾患を発症しやすいといった疾患リスク情報が事前に判明している。
例えば、疾患リスク情報の中に、遺伝子タイプTY1は疾患A(アルコール依存症)の発症因子となることを示している情報が含まれていたとする。かかる場合、推定部132は、遺伝子情報とこの疾患リスク情報とを比較し、例えば、図1で説明したように遺伝子情報が遺伝子タイプTY1を示すユーザがいれば、かかるユーザは疾患A(アルコール依存症)を発症する発症リスクがあると推定する。
(分析部134について)
分析部134は、取得部131により取得された行動情報と、リスクユーザに対応する疾患に関する情報との間での傾向に基づく関係性(相関関係)を分析する。例えば、分析部134は、リスクユーザの行動情報と、当該リスクユーザについて発症リスクのある疾患との間での相関関係を分析する相関分析を行う。例えば、分析部134は、疾患と、その疾患の発症リスクがあると推定されたリスクユーザの行動情報との組合せ毎に、行動情報と疾患との間での相関関係を分析する。また、分析部134は、相関分析により相関関係にあるとの分析結果を得た疾患(疾患情報)と行動情報とを対応付けて傾向情報記憶部123に格納する。
ここで、分析部134は、傾向情報記憶部123に格納されている行動情報すなわち相関関係にある行動情報と、行動情報記憶部121における未知ユーザに対応する行動情報とに基づいて、未知ユーザの中から、相関関係にある行動情報と関連する行動情報を有するユーザである対象ユーザを特定する処理も行ってよい。
図1の例を用いて説明すると、分析部134は、無リスクユーザの中から、相関Tに対応する行動情報と関連する(例えば、同一のまたは類似する)行動情報を有するユーザである対象ユーザを特定する。具体的には、分析部134は、相関Tに対応する行動情報、すなわち「ビールPD2−1を購入すること」を示す行動情報、および、「日本酒PD2−2を購入すること」を示す行動情報と、関連する行動情報を有するユーザを対象ユーザとして特定する。図1の例では、分析部134は、ユーザU52を対象ユーザとして特定する。
(生成部135について)
生成部135は、コンテンツを生成する。具体的には、生成部135は、リスクユーザについて発症リスクがあると推定された疾患に基づく所定の情報が表示されるコンテンツを生成する。また、生成部135は、リスクユーザまたは対象ユーザに通知され情報であって疾患に基づく所定の情報として、疾患に基づく所定の情報が表示されるコンテンツを生成する。
例えば、生成部135は、ユーザ操作に応じて段階的に通知されるコンテンツをユーザ操作に応じて生成する。例えば、生成部135は、図2で説明した第1コンテンツ、第2コンテンツ、第3コンテンツを生成する。例えば、生成部135は、疾患に対応する症状の内容を示す内容情報が表示される第1コンテンツを生成する。また、生成部135は、第1コンテンツが選択された場合に、自覚症状についてユーザに入力させるためのコンテンツである第2コンテンツを生成する。また、生成部135は、第2コンテンツに入力された入力情報に基づき予測された予測情報が表示されるコンテンツである第3コンテンツを生成する。例えば、生成部135は、第3コンテンツとして、入力情報に基づき予測された疾患の疾患名が表示されるコンテンツであって当該疾患に対応する医療機関での受診を提案する第3コンテンツを生成する。
(通知部136について)
通知部136は、取得部131により取得された行動情報と関連する行動情報を有するユーザである対象ユーザに対して、所定の疾患に基づく所定の情報を通知する。具体的には、通知部136は、対象ユーザに対して、当該対象ユーザが有する行動情報に対応する(関連する)行動情報が取得された取得元のリスクユーザについて発症リスクのある疾患に基づく所定の情報を通知する。なお、本実施形態では、「通知する」といった表現は、「提供する」あるいは「配信する」といった表現を含み得るものとする。
また、通知部136は、取得部131により取得された行動情報のうち、リスクユーザに対応する疾患と傾向に基づく関係にある行動情報と関連する行動情報を有する対象ユーザに対して、傾向に基づく関係にある行動情報が取得された取得元のリスクユーザに対応する疾患に基づく所定の情報を通知する。また、通知部136は、リスクユーザに対して、当該リスクユーザに対応する疾患に基づく所定の情報を通知する。
また、通知部136は、疾患に基づく所定の情報として、疾患に関する情報が示されるコンテンツである第1コンテンツを、前記疾患の疾患名をユーザが特定不可能な状態で通知する。また、通知部136は、第1コンテンツが選択された場合に、疾患に基づく所定の情報として、自覚症状についてユーザに入力させるためのコンテンツである第2コンテンツを通知する。また、通知部136は、疾患に基づく所定の情報として、第2コンテンツに入力された入力情報に基づき予測された予測情報が表示される第3コンテンツを通知する。例えば、通知部は、第3コンテンツとして、入力情報に基づき予測された疾患の疾患名が表示されるコンテンツであって当該疾患に対応する医療機関での受診を提案するコンテンツを通知する。
(更新部137)
更新部137は、遺伝子解析による解析結果に基づき所定の疾患が発症する発症リスクがないと推定されたユーザのうち、ネットワーク上における当該ユーザの行動を示す行動情報に基づき傷病に関する症状があることを自覚していると推定されたユーザである自覚ユーザの前記解析結果に関する情報を、症状に基づいて更新する。
図5の例では、推定部132が、ユーザU31の遺伝子情報に基づいて、ユーザU31は無リスクユーザ(無リスクユーザU31)と推定している。このような状態において、更新部137は、無リスクユーザU31のネットワーク上における行動を示す行動情報に基づいて、傷病に関する症状があることを自覚しているか否かを推定する。例えば、推定部132は、「症状について検索する」といった行動を行ったユーザに対して症状があることを自覚していると推定する。
例えば、無リスクユーザが「幻覚が見えることある」といった症状の内容を検索キーワードとして情報検索しているとする。かかる場合、更新部137は、無リスクユーザU31について、「幻覚が見えることある」といった症状を自覚していると推定する。ここで、更新部137は、「幻覚が見えることある」といった症状に起因する疾患が何であるかを予測する。更新部137は、例えば、「幻覚が見えることある」といった症状は「アルコール依存症」によるものと予測したとすると、無リスクユーザU31の解析結果を更新する。図5の例では、無リスクユーザU32には、発症リスクがないとの解析結果が得られている。しかし、更新部137は、無リスクユーザU31の行動情報に基づき、無リスクユーザU31は「幻覚が見えることある」といった症状を自覚していると推定したことにより、無リスクユーザU31は「アルコール依存症」を発症しているものと予測する。
「アルコール依存症」を発症しているといったことから、更新部137は、無リスクユーザU31は、実際には「アルコール依存症」の発症因子となる遺伝子タイプを有している可能性があると予測する。このため、更新部137は、図5の例において、現在、無リスクユーザU31の「遺伝子予測疾患の分類」が空白であるところを、「アルコール依存症」を示す「A」と更新するとともに、「ユーザ種別」を「リスクユーザ」に更新する。
なお、更新部137は、例えば、無リスクユーザが自覚していると推定した症状から予測される疾患に関連する行動情報を当該無リスクユーザが有している場合に、解析結果を更新してもよい。例えば、更新部137は、無リスクユーザU31が「幻覚が見えることある」といった症状を自覚していることから「アルコール依存症」を発症しているものと予測したうえで、さらに無リスクユーザU31が「酒類を購入する」といったように「アルコール依存症」に関連する行動情報を有する場合には、無リスクユーザU31は「アルコール依存症」を発症しているものと予測する。そして、更新部137は、上記のように解析結果を更新する。
このように、実施形態にかかる情報処理装置100は、無リスクユーザの行動情報に基づき、無リスクユーザが傷病に関する症状があることを自覚していると推定された場合には、この症状に基づいて、無リスクユーザの解析結果を更新する。
これにより、実施形態にかかる情報処理装置100は、遺伝子検査が示す遺伝子情報(遺伝子タイプ)と、ユーザの行動情報から予測した疾患に対応する遺伝子タイプとを比較することができるため、例えば、遺伝子検査による解析結果の正誤を高精度に判断することができる。
〔4.処理手順〕
次に、図9を用いて、実施形態にかかる情報処理装置100が実行する情報処理の手順について説明する。図9では、実施形態にかかる情報処理装置100が実行する情報処理のうち、相関関係を分析する分析処理までの処理手順を説明する。図9は、実施形態にかかる情報処理装置100による分析処理にかかる処理手順を示すフローチャートである。なお、図9では、適宜、図1の例を用いて説明する。
まず、取得部131は、インターネット上での各ユーザの行動を示す行動情報を取得する(ステップS101)。例えば、取得部131は、情報処理装置100と連携する外部のサーバ装置から行動情報を取得する。例えば、取得部131は、行動情報として、購買情報、検索情報、閲覧情報を取得する。なお、取得部131は、インターネット上での各ユーザの行動を示す行動情報であれば、どのような行動情報を取得してもよく、購買情報、検索情報、閲覧情報に限定されない。
次に、推定部132は、取得部131により行動情報が取得されたユーザのうち、遺伝子解析を行っており(遺伝子検査を受検しており)、遺伝子情報が判明しているユーザについて、当該ユーザの遺伝子解析結果、すなわち遺伝子情報に基づいて、疾患が発症する発症リスクを有するか否か推定する(ステップS102)。例えば、図1で説明したように、推定部132は、ユーザU11〜U13の遺伝子情報が遺伝子タイプTY1を示していたとすると、ユーザU11〜U13は遺伝子タイプTY1の発症因子となる疾患A(アルコール依存症)を発症する発症リスクがあると推定する。
このような状態において、推定部132は、遺伝巣情報に基づく疾患毎に、リスクユーザ、無リスクユーザ、未知ユーザを分類し、分類に応じて記憶部に格納する(ステップ103)。例えば、推定部132は、図5に示すように、ユーザをリスクユーザ、無リスクユーザ、未知ユーザに分類し、各分類に含まれるユーザ毎に疾患、および、行動情報を対応付けて、行動情報記憶部121に格納する。
次に、分析部134は、リスクユーザ行動情報に基づいて、当該リスクユーザに対応する疾患に関する情報との間での傾向に基づく関係性(相関関係)を分析する(ステップS104)。例えば、分析部134は、疾患と、その疾患の発症リスクがあると推定されたリスクユーザの行動情報との組合せ毎に、行動情報と疾患との間での相関関係を分析する。例えば、分析部134は、相関分析により、疾患Aの発症リスクのあるユーザU11〜U13は、ビールPD2−1および日本酒PD2−2を購入する傾向にあるとの分析結果を得たものとする。かかる分析結果は、「ビールPD2−1を購入すること」および「日本酒PD2−2を購入すること」と、疾患A(あるいは、疾患Aの発症リスクのあるユーザ)とは相関関係(「相関T」とする)にあることを示す。
なお、分析部134は、ビールPD2−1、日本酒PD2−2ともにアルコール飲料であることから、疾患Aの発症リスクのあるユーザU11〜U13は、ビールPD2−1および日本酒PD2−2を購入する傾向にあるとの分析結果から、さらに疾患Aの発症リスクのあるユーザU11〜U13は、アルコール飲料あるいは酒類を購入する傾向にあるとの分析結果を得ることもできる。
また、分析部134は、相関関係にある行動情報と疾患との組合せを検出し、検出した組合せに含まれる行動情報と疾患を示す内容情報とを対応付けて格納する(ステップS105)。上記例の場合、分析部134は、「ビールPD2−1を購入すること」および「日本酒PD2−2を購入すること」と、疾患Aとは相関関係にあることを検出するため、この行動情報と内容情報とを対応付けて傾向情報記憶部123に格納する。
〔5.処理手順〕
次に、図10を用いて、実施形態にかかる情報処理装置100が実行する情報処理の手順について説明する。図10では、実施形態にかかる情報処理装置100が実行する情報処理のうち、分析処理以降の通知処理の処理手順を説明する。図10は、実施形態にかかる情報処理装置100による通知処理にかかる処理手順を示すフローチャートである。なお、図10では、適宜、図1の例を用いて説明する。なお、図10に示す情報処理は、図9に示す情報処理とは別のタイミングで行われてよい。
例えば、分析部134は、傾向情報記憶部123に格納されている行動情報すなわち相関関係にある行動情報と、行動情報記憶部121における未知ユーザに対応する行動情報とに基づいて、未知ユーザの中から、相関関係にある行動情報と関連する行動情報を有するユーザである対象ユーザを特定する(ステップS201)。
図1の例を用いて説明すると、分析部134は、無リスクユーザの中から、相関Tに対応する行動情報と関連する(例えば、同一のまたは類似する)行動情報を有するユーザである対象ユーザを特定する。具体的には、分析部134は、相関Tに対応する行動情報、すなわち「ビールPD2−1を購入すること」を示す行動情報、および、「日本酒PD2−2を購入すること」を示す行動情報と、関連する行動情報を有するユーザを対象ユーザとして特定する。図1の例では、分析部134は、ユーザU52を対象ユーザとして特定する。
通知部136は、対象ユーザが特定された場合には、その対象ユーザの行動情報と関連する行動情報が取得された取得元のリスクユーザに対応する疾患に基づく情報として、第1コンテンツを通知する(ステップS202)。例えば、通知部136は、端末装置10から第1コンテンツの配信要求を受信した場合に、第1コンテンツを通知する。対象ユーザU52および図2を例に説明する。通知部136は、対象ユーザU52の端末装置10から、ポータルサイトP1に含まれる表示枠F1に表示すべきコンテンツの配信要求を受信すると、生成部135に第1コンテンツの生成を指示する。
生成部135は、通知部136からの指示に応じて、第1コンテンツを生成する。例えば、生成部135は、対象ユーザU52が発症する可能性のある疾患Aに関する症状の内容を示す内容情報が表示されるようなコンテンツC1(第1コンテンツの一例)を生成する。このとき、生成部135は、疾患Aの疾患名は含まれないコンテンツC1を生成する。つまり、生成部135は、疾患名を対象ユーザU52が特定不可能なコンテンツC1を生成する。
通知部136は、生成部135により生成されたコンテンツC1を端末装置10に配信する。これにより、端末装置10は、図2(a)に示すように、内容情報を含むコンテンツC1が表示枠F1内に表示されるようにポータルサイトP1を表示する。
また、通知部136は、第1コンテンツが選択されたか否かを判定する(ステップS203)。通知部136は、第1コンテンツが選択されていない場合には(ステップS203;No)、選択されるまで待機する。一方、通知部136は、第1コンテンツが選択された場合には(ステップS203;Yes)、自覚症状についてユーザに入力させるためのコンテンツである第2コンテンツを通知する(ステップS204)。
例えば、通知部136は、コンテンツC1が対象ユーザU52により選択(例えば、タップやクリック)されたことを検知すると、生成部135に第2コンテンツの生成を指示する。例えば、生成部135は、心当たりのある症状について対象ユーザU52に入力させるためのコンテンツC2(第2コンテンツの一例)を生成する。例えば、生成部135は、症状Aから予測される疾患の代表的な症状の内容を示す内容情報の中から、心当たりのある症状に対応する内容情報を選択させるためのコンテンツC2を生成する。
通知部136は、生成部135により生成されたコンテンツC2を端末装置10に配信する。これにより、端末装置10は、図2(b)に示すように、端末装置10は、図2(b)に示すように、コンテンツC2を表示する。
このような状態において、通知部136は、第2コンテンツで回答されたか否かを判定する(ステップS205)。通知部136は、第2コンテンツで回答されていない場合には(ステップS205;No)、回答されるまで待機する。一方、通知部136は、第2コンテンツで回答された場合には(ステップS205;Yes)、第2コンテンツに入力された入力情報に基づき予測された予測情報が表示されるコンテンツである第3コンテンツを通知する(ステップS206)。
例えば、対象ユーザU52が図2(b)に示すように内容情報を選択し、また「次へ」ボタンを押下したとする。かかる場合、通知部136は、コンテンツC2において対象ユーザU52により入力(選択)された入力情報を受信する。そして、通知部136は、受信した入力情報を予測部133に送信する。そうすると、予測部133は、入力情報に基づいて、対象ユーザU52が罹患している/または罹患する可能性のある疾患を最終予測する。ここでは、予測部133は、対象ユーザU52は疾患Aに罹患する可能性があると予測したとする。また、予測部133は、対象ユーザU52には疾患Aに関する症状が今後現れると予測したとする。かかる場合、予測部133は、予測した予測情報を生成部135に送信する。
そして、生成部135は、疾患Aに関する情報が表示されるようなコンテンツC3(第3コンテンツの一例)を生成する。例えば、生成部135は、疾患Aの疾患名「アルコール依存症」とともに、「アルコール依存症」の専門医療機関を受診するよう提案する提案情報が表示されるようなコンテンツC3を生成する。
通信部136は、生成部135により生成されたコンテンツC3を端末装置10に配信する。これにより、端末装置10は、図2(c)に示すように、コンテンツC3を表示する。
なお、不図示であるが、情報処理装置100は、例えば、図2(c)において「医療機関の案内はコチラから」を示されたボタンが押下された場合には、対象ユーザU52の所在地情報(例えば、現住所あるいは現在位置)に基づいて、疾患Aに対応する診療科を有する医療機関を検索する。例えば、情報処理装置100は、対象ユーザU52の所在地からより近くにある医療機関を検索する。そして、情報処理装置100は、検索した検索結果を含むコンテンツを端末装置10に配信する。
〔6.変形例〕
実施形態にかかる情報処理装置100は、上記実施例以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、他の実施形態について説明する。
〔6−1.リスクユーザへの情報通知〕
上記の実施形態では、情報処理装置100が対象ユーザに対して情報通知する例を示した。しかし、情報処理装置100は、リスクユーザに対しても情報通知を行ってよい。例えば、通知部136は、リスクユーザに対して、当該リスクユーザに発症リスクのある疾患に基づく所定の情報を通知する。
通知部136は、図2を用いて説明した対象ユーザU52への情報通知と、同様の情報通知をリスクユーザU11〜U13に対しても行うことができる。リスクユーザU11〜U13は、疾患Aの発症リスクがあると推定されている。したがって、通知部136は、図2で説明したように、疾患Aに基づく情報として、コンテンツC1(第1コンテンツ)、コンテンツC(第2コンテンツ)、コンテンツC3(第3コンテンツ)を、リスクユーザU11〜U13それそれの操作に応じて、段階的に通知する。
これにより、実施形態にかかる情報処理装置100は、疾患を発症している可能性があることを認知させることができるため、疾患の早期発見や早期治療に貢献することができる。
〔6−2.情報通知の他の例(1)〕
上記の実施形態では、通知部136が、図2に示すように、第1コンテンツから第3コンテンツを段階的に通知する例を示した。しかし、通知部136は、第4コンテンツおよび第5コンテンツを順に通知してもよい。
第4コンテンツは、疾患名が表示されるコンテンツであって所定のページ内に広告コンテンツ(例えば、バナー広告)のような態様で表示されるコンテンツである。第5コンテンツは、第4コンテンツが選択された場合に、疾患に対応する医療機関での受診を提案するコンテンツである。対象ユーザU52を例に説明する。
通知部136は、リスクユーザU52の端末装置10から、ポータルサイトP1に含まれる表示枠F1に表示すべきコンテンツの配信要求を受信すると、生成部135に第4コンテンツの生成を指示する。
生成部135は、通知部136からの指示に応じて、第4コンテンツを生成する。例えば、生成部135は、リスクユーザU52に対応する疾患A、および、疾患Aに代表される症状の内容情報が表示されるようなコンテンツC4(第4コンテンツの一例)を生成する。
通知部136は、生成部135により生成されたコンテンツC4を端末装置10に配信する。これにより、端末装置10は、コンテンツC4が表示枠F1内に表示されるようにポータルサイトP1を表示する。
このような状態において、第4コンテンツが選択された場合には、通知部136は、疾患に対応する医療機関での受診を提案するコンテンツである第5コンテンツを通知する。例えば、リスクユーザU52がコンテンツC4を選択したとする。かかる場合、通知部136は、コンテンツ5(第5コンテンツの一例)を生成するよう生成部135に指示する。生成部135は、リスクユーザU52に対応する疾患Aに対応する医療機関での受診を提案するコンテンツC5を生成する。
通知部136は、生成部135により生成されたコンテンツC5を端末装置10に配信する。これにより、端末装置10は、コンテンツC5を表示する。なお、コンテンツC4は、図2に示すコンテンツC1に対応するコンテンツであるが、疾患名が表示される点でコンテンツC1とは異なる。また、コンテンツC5は、コンテンツC3に対応するコンテンツである。
〔6−3.情報値位置の他の例(2)〕
上記の実施形態では、通知部136が、第1コンテンツを症状に起因する疾患の疾患名をユーザが特定不可能な状態で通知する例を示した。しかし、通知部136は、症状に起因する疾患の疾患名をユーザが特定可能な状態で通知してもよい。具体的には、通知部136は、第1コンテンツとして、症状に起因する疾患の疾患名が表示されるコンテンツを通知してもよい。
この場合、通知部136は、ユーザがその疾患に罹患していることを決めつけるような形で疾患名を通知するのではなく、ユーザに対してその疾患の有無について問いかける質問形式で疾患名を通知することが好ましい。これまでの例を用いると、通知部136は、対象ユーザU52に対して、「あなたはアルコール依存症をご存知ですか?」といった形で、質問形式で疾患名「アルコール依存症」が表示される第1コンテンツを通知してもよい。なお、通知部136は、第4コンテンツについても同様の形式で通知してもよい。
例えば、疾患名の表示され方によっては、病名を宣告されているようでこれを快く思わないユーザもいる。こうした場合、上記のような質問形式であれば、ユーザは自分自身に病名を宣告されているような印象を受けない。このようなことから、実施形態にかかる情報処理装置100は、ユーザへの心象を悪化させず、また、不安をあおることのないコンテンツを通知することができる。
〔7.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態にかかる情報処理装置100は、例えば図11に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図11は、情報処理装置100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、通信網50を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを通信網50を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部120内のデータが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から通信網50を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔8.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔9.効果〕
実施形態にかかる情報処理装置100は、取得部131と、通知部136とを有する。取得部131は、遺伝子解析による解析結果に基づき所定の疾患が発症する発症リスクを有すると推定されたユーザであるリスクユーザのネットワーク上における行動を示す行動情報を取得する。通知部136は、取得部131により取得された行動情報と関連する行動情報を有するユーザである対象ユーザに対して、所定の疾患に基づく所定の情報を通知する。
これにより、実施形態にかかる情報処理装置100は、遺伝子に関する情報が未知のユーザに対して疾患に関する情報を適切に提供することができる。
また、取得部131は、行動情報として、リスクユーザの検索行動に関する情報である検索情報、リスクユーザの購買行動に関する情報である購買情報、リスクユーザの閲覧行動に関する情報である閲覧情報、または、リスクユーザがアンケートに対して回答した内容が示す行動情報を取得する。
これにより、実施形態にかかる情報処理装置100は、各種の行動情報を取得することができるため、リスクユーザがどのような行動を取る傾向にあるかを高精度に分析することができる。
また、実施形態にかかる情報処理装置100は、分析部134を有する。分析部134は、取得部131により取得された行動情報と、リスクユーザに対応する疾患に関する情報との間での傾向に基づく関係性を分析する。また、通知部136は、取得部131により取得された行動情報のうち、リスクユーザに対応する疾患と傾向に基づく関係にある行動情報と関連する行動情報を有する対象ユーザに対して、傾向に基づく関係にある行動情報が取得された取得元のリスクユーザに対応する疾患に基づく所定の情報を通知する。
これにより、実施形態にかかる情報処理装置100は、遺伝子情報が未知であっても遺伝子タイプに起因する疾患を発症する可能性が高いユーザを高精度に特定することができるとともに、かかるユーザに対して疾患を発症する可能性があることを効果的に認識させることができる。またこの結果、情報処理装置100は、例えば、疾患の早期発見に貢献することができるためユーザの快適な日常生活に貢献することができる。
また、通知部131は、リスクユーザに対して、当該リスクユーザに対応する疾患に基づく所定の情報を通知する。
これにより、実施形態にかかる情報処理装置100は、リスクユーザに対して、疾患を発症する可能性があることを効果的に認識させることができる。
また、通知部136は、所定の情報として、疾患に関する情報が示されるコンテンツである第1コンテンツを、疾患の疾患名をユーザが特定不可能な状態で通知する。
これにより、実施形態にかかる情報処理装置100は、第1コンテンツの訴求力を高めることができる。
また、通知部136は、第1コンテンツが選択された場合に、所定の情報として、自覚症状についてユーザに入力させるためのコンテンツである第2コンテンツを通知する。
これにより、実施形態にかかる情報処理装置100は、ユーザ側から直接症状に関する情報を取得することができるため、ユーザに可能性のある疾患を高精度に予測することができる。
また、通知部136は、所定の情報として、第2コンテンツに入力された入力情報に基づき予測された予測情報が表示される第3コンテンツを通知する。
これにより、実施形態にかかる情報処理装置100は、ユーザに対して疾患の可能性があることを効果的に認識させることができる。
また、通知部136は、第3コンテンツとして、入力情報に基づき予測された疾患の疾患名が表示されるコンテンツであって当該疾患に対応する医療機関での受診を提案するコンテンツを通知する。
これにより、実施形態にかかる情報処理装置100は、疾患の早期発見に貢献することができるためユーザの快適な日常生活に貢献することができる。
また、実施形態にかかる情報処理装置100は、更新部137を有する。更新部137は、遺伝子解析による解析結果に基づき所定の疾患が発症する発症リスクがないと推定されたユーザのうち、ネットワーク上における当該ユーザの行動を示す行動情報に基づき傷病に関する症状があることを自覚していると推定されたユーザである自覚ユーザの解析結果に関する情報を、当該症状に基づいて更新する。
これにより、実施形態にかかる情報処理装置100は、遺伝子検査が示す遺伝子情報(遺伝子タイプ)と、ユーザの行動情報から予測した疾患に対応する遺伝子タイプとを比較することができるため、例えば、遺伝子検査による解析結果の正誤を高精度に判断することができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる
1 情報処理システム
10 端末装置
30 検査機関サーバ
60 外部サーバ
100 情報処理装置
121 行動情報記憶部
121 疾患情報記憶部
121 傾向情報記憶部
121 コンテンツ情報記憶部
131 取得部
132 推定部
133 予測部
134 分析部
135 生成部
136 通知部
136 更新部

Claims (11)

  1. 遺伝子解析による解析結果に基づき所定の疾患が発症する発症リスクを有すると推定されたユーザであるリスクユーザのネットワーク上における行動を示す行動情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された行動情報と関連する行動情報を有するユーザである対象ユーザに対して、前記所定の疾患に基づく所定の情報を通知する通知部と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記取得部は、前記行動情報として、前記リスクユーザの検索行動に関する情報である検索情報、前記リスクユーザの購買行動に関する情報である購買情報、前記リスクユーザの閲覧行動に関する情報である閲覧情報、または、前記リスクユーザがアンケートに対して回答した内容が示す行動情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記取得部により取得された行動情報と、前記リスクユーザに対応する疾患に関する情報との間での傾向に基づく関係性を分析する分析部をさらに有し、
    前記通知部は、前記取得部により取得された行動情報のうち、前記リスクユーザに対応する疾患と前記傾向に基づく関係にある行動情報と関連する行動情報を有する対象ユーザに対して、前記傾向に基づく関係にある行動情報が取得された取得元のリスクユーザに対応する疾患に基づく所定の情報を通知する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記通知部は、前記リスクユーザに対して、当該リスクユーザに対応する疾患に基づく所定の情報を通知する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  5. 前記通知部は、前記所定の情報として、前記疾患に関する情報が示されるコンテンツである第1コンテンツを通知する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 前記通知部は、前記第1コンテンツが選択された場合に、前記所定の情報として、自覚症状についてユーザに入力させるためのコンテンツである第2コンテンツを通知する
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記通知部は、前記所定の情報として、前記第2コンテンツに入力された入力情報に基づき予測された予測情報が表示される第3コンテンツを通知する
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記通知部は、前記第3コンテンツとして、前記入力情報に基づき予測された疾患の疾患名が表示されるコンテンツであって当該疾患に対応する医療機関での受診を提案するコンテンツを通知する
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 遺伝子解析による解析結果に基づき所定の疾患が発症する発症リスクがないと推定されたユーザのうち、ネットワーク上における当該ユーザの行動を示す行動情報に基づき傷病に関する症状があることを自覚していると推定されたユーザである自覚ユーザの前記解析結果に関する情報を、当該症状に基づいて更新する更新部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  10. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    遺伝子解析による解析結果に基づき所定の疾患が発症する発症リスクを有すると推定されたユーザであるリスクユーザのネットワーク上における行動を示す行動情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された行動情報と関連する行動情報を有するユーザである対象ユーザに対して、前記所定の疾患に基づく所定の情報を通知する通知工程と
    を含んだことを特徴とする情報処理方法。
  11. 遺伝子解析による解析結果に基づき所定の疾患が発症する発症リスクを有すると推定されたユーザであるリスクユーザのネットワーク上における行動を示す行動情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得された行動情報と関連する行動情報を有するユーザである対象ユーザに対して、前記所定の疾患に基づく所定の情報を通知する通知手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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