JP6679532B2 - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理装置プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理装置プログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理装置プログラムに関する。
従来、遺伝子検査によって得られた遺伝子情報が様々な分野に活用されるようになってきている。例えば、特許文献1には、生命保険会社、製薬会社、食品会社などが好適に使用することができる遺伝子検査データ活用方法について開示されている。
特開2001−256305号公報
しかしながら、上記の従来技術では、利用者の行動と関連する遺伝子を効果的に特定することができるとは限らない。例えば、上記の従来技術では、遺伝子検査によって得られた遺伝子情報と被検査者の病歴情報とが対応付られた遺伝子情報ファイルを作成し、これを医療・薬品・食品の開発若しくは製造団体に提供する。また、遺伝子情報ファイルの提供を受けた機関は、遺伝子情報ファイルに基づく情報(例えば、薬品や食品等)を個人に提供する。
このように、上記の従来技術は、遺伝子情報と被検査者の病歴情報とに基づく情報処理を行っているに過ぎないため、必ずしも利用者の行動と関連する遺伝子を効果的に特定することができるとは限らない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、利用者の行動と関連する遺伝子を効果的に特定することができる情報処理装置を提供することを目的とする。
本願にかかる情報処理装置は、利用者のネットワーク上における行動を示す行動情報と、当該利用者の遺伝子情報とを取得する取得部と、前記利用者の行動情報と遺伝子情報との関係性を分析する分析部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、利用者の行動と関連する遺伝子を効果的に特定することができるといった効果を奏する。
図1は、実施形態にかかる情報処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態にかかる情報処理システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態にかかる情報処理装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態にかかる遺伝子情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態にかかる購買履歴記憶部の一例を示す図である。 図6は、行動情報と遺伝子情報との関係性を分析する分析手法の一例を模式的に示す図である。 図7は、行動情報と遺伝子情報との関係性を分析する分析手法の一例を模式的に示す図である。 図8は、行動情報と遺伝子情報との関係性を分析する分析手法の一例を模式的に示す図である。 図9は、実施形態にかかる情報処理装置による提供処理の全体的な流れを示すフローチャートである。 図10は、実施形態にかかる検索履歴記憶部の一例を示す図である。 図11は、実施形態にかかる閲覧履歴記憶部の一例を示す図である。 図12は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願にかかる情報処理装置、情報処理方法および情報処理装置プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ説明する。なお、この実施形態により本願にかかる情報処理装置、情報処理方法および情報処理装置プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において、同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.情報処理〕
まず、図1を用いて、実施形態にかかる情報処理の一例について説明する。図1は、実施形態にかかる情報処理の一例を示す図である。実施形態にかかる情報処理は、図1に示す情報処理装置100によって行われる。
また、実施形態にかかる情報処理システム1は、図1に示すように、情報処理装置100を含む。情報処理装置100は、ネットワークを介して有線または無線により通信可能に接続される。なお、図1に示す情報処理システム1には、複数台の情報処理装置100が含まれてもよい。なお、後述するが、情報処理システム1には、検査機関サーバ30や外部サーバ60も含まれる。
利用者端末10は、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等である。例えば、利用者端末10は、情報処理装置100から受信した情報を画面表示したり音声出力する。
ここで、本実施形態の前提について説明する。例えば、ある特定の病気に罹患した人について、遺伝子検査を行い、その病気に関係する(例えば、その病気の発症原因)遺伝子の型を特定する臨床検査が行われる場合がある。しかしながら、例えば、この病気が非常に稀な病気であるとすると、被験者が少ないことから、臨床検査の検査結果は必しも精度が高いとは言えない。また、病気の発症が複数の遺伝子の組合せに起因している場合、臨床検査では、複数の遺伝子の組合せの特定が困難である。
また、ある特定の行動を行う人は、特定の遺伝子を有する、といった行動と遺伝子との間での傾向に関する不確かな情報がある場合に、この行動と遺伝子との間に確かに関係性が得られれば、かかる傾向を確かなものに出来る。さらに、この行動から予測される予測情報(例えば、体質や病気)の原因因子となる遺伝子への特定へと結びつけることができる。しかしながら、上記のように、どの行動とどの遺伝子とが関係するのかを特定するためには、まず、行動に関する情報を多量に収集しなければならないといった問題がある。
実施形態にかかる情報処理装置100は、上記のような問題点に着目し、利用者の行動を示す行動情報と、利用者の遺伝子に関する遺伝子情報との関係性を分析し、行動情報から予測される予測情報に対する遺伝子の関与を特定することへと繋げるものである。具体的には、実施形態にかかる情報処理装置100は、利用者のネットワーク上における行動を示す行動情報と、当該利用者の遺伝子情報とを取得し、取得した行動情報と遺伝子情報との関係性を分析する。例えば、情報処理装置100は、行動情報と遺伝子情報との間に所定の関係性が成立するか否かを分析する。さらに一例を示すと、情報処理装置100は、行動情報と遺伝子情報との間に当該行動情報と当該遺伝子情報との傾向に基づく関係性(相関関係)が成立するか否かを分析する。以下では、実施形態にかかる情報処理について、一例を用いて説明する。
まず、情報処理装置100は、利用者のネットワーク上における行動を示す行動情報と、当該利用者の遺伝子情報とを取得する(ステップS1)。遺伝子情報とは、遺伝子検査によって得られた検査結果であり、例えば、利用者が有する遺伝子の一覧である。また、遺伝子情報とは、特定の病気が発症することと関わりのある遺伝子が、どのようなタイプ(遺伝子型)であるか、といったことを示す情報である。例えば、「がん」の発症と関わりのある遺伝子を説明の便宜上「GINE1」とする。そして、「GINE1」のタイプが「a」型である人は、特に「がん」の発症率が高いことが知られているとすると、利用者は、遺伝子検査により、自身の「GINE1」は「a」型であるのかそうでないのかといったことを知ることができる。
情報処理装置100は、このような遺伝子情報を、遺伝子検査を行った検査機関から取得する。例えば、情報処理装置100は、かかる検査機関に属するサーバ装置(検査機関サーバ)にアクセスすることで、遺伝子情報を取得する。なお、情報処理装置100を管理する管理会社(以下、「管理会社T」とする)と、かかる検査機関との間で所定の契約が交わされ、さらに遺伝子検査を受診した利用者に承諾が得られている場合に、このような遺伝子情報の取得は可能となる。なお、情報処理装置100は、遺伝子検査を受診した利用者から直接、遺伝子情報の提供を受けてもよい。つまり、情報処理装置100がどの様な形で遺伝子情報を取得するかは限定されない。
また、情報処理装置100は、取得した遺伝子情報を自装置内の記憶部である遺伝子情報記憶部121に格納する。遺伝子情報記憶部121は、遺伝子検査によって得られた遺伝子情報を記憶する記憶部であり、図1に示すように、遺伝子検査を受けた各利用者を識別する識別情報(利用者ID)と、その利用者の遺伝子情報とを対応付けて記憶する。
つまり、遺伝子情報記憶部121は、遺伝子情報として、各利用者がどのようなタイプの遺伝子を有するかを記憶する。例えば、遺伝子情報記憶部121は、遺伝子情報として、SNP(Single Nucleotide Polymorphism)を有することにより複数のタイプを有する遺伝子のうち、各利用者がどのようなタイプの遺伝子を有するかを記憶する。また、遺伝子情報記憶部121は、遺伝子情報として、病気の発症に関与する遺伝子において、各利用者がどのようなタイプの遺伝子を有するかを記憶する。
例えば、図1に示す遺伝子情報記憶部121では、利用者U1の遺伝子情報は、利用者U1が、遺伝子「G1a」、「G2a」、「G3a」、「G4a」・・・を有することを示す。ここで、本実施形態において遺伝子標記に付与する小文字のアルファベットは、遺伝子のタイプを示すものとする。例えば、遺伝子「G1a」であれば、「a」型の遺伝子「G1」を示す。つまり、利用者U1が、SNPにより複数のタイプが存在する遺伝子「G1」において、「a」型の遺伝子「G1」を有することを示す。同様に、図1の例では、利用者U2は、複数のタイプが存在する遺伝子「G1」において、「b」型の遺伝子「G1」を有することを示す。
また、情報処理装置100は、利用者の行動情報として、利用者が行った購買に関する情報である購買情報を取得する。購買情報とは、どの利用者が、いつ、何を購入したか、といった購買行動を示す情報である。すなわち、購買情報は、購買履歴と言い換えることができる。例えば、情報処理装置100は、購買情報を所定のサーバ装置(例えば、ショッピングサーバ)から取得する。そして、情報処理装置100は、取得した購買情報を自装置内の記憶部である購買履歴記憶部122に格納する。
購買履歴記憶部122は、図1に示すように、各利用者を識別する識別情報(利用者ID)と、その利用者の購買情報とを対応付けて記憶する。すなわち、図1の例では、購買履歴記憶部122は、各利用者が何を購入したかといった購買情報を記憶する。図1の例では、利用者U1が「ノートパソコンP1を買う」といった購買行動を行った例を示す。なお、情報処理装置100は、任意のタイミングで購買情報を取得してよい。例えば、情報処理装置100は、定期的に購買情報を取得する。
また、遺伝子情報記憶部121に記憶される各遺伝子情報と、購買履歴記憶部122に記憶される行動情報とは、利用者毎に共通の利用者IDで紐付られる。図1の例では、利用者ID「U1」に対応付けられる遺伝子情報と、利用者ID「U1」に対応付けられる購買情報とは、利用者ID「U1」によって紐付けられる。また、このような利用者IDは、利用者が管理会社Tに対して会員登録することにより独自に発行されるアカウント情報である。
次に、情報処理装置100は、ステップS1で取得した購買情報と遺伝子情報との関係性を分析する(ステップS2)。具体的には、情報処理装置100は、行動情報と遺伝子情報との間に所定の関係性が成立するか否かを分析する。例えば、情報処理装置100は、所定の関係性として、行動情報と遺伝子情報との傾向に基づく関係性が成立するか否かを分析する。傾向に基づく関係性とは、つまり相関関係を示す。
より具体的には、情報処理装置100は、各行動情報と各遺伝子情報との相関分析を行うことで、各行動情報と各遺伝子情報との間に相関関係が成立するか否かを分析する。一例を示すと、情報処理装置100は、「ノートパソコンP1を買う」といった購買行動を行う利用者は遺伝子「G1a」を有する傾向にあるか、すなわち購買行動「ノートパソコンP1を買う」と遺伝子情報「G1a」との間に相関関係が成立するか、を分析する。具体的な分析手法については、後述する。
次に、情報処理装置100は、相関分析を行った結果から、相関関係にある行動情報と遺伝子情報とを特定する(ステップS3)。一例を示すと、情報処理装置100は、「スナック菓子P3を買う」といった購買行動と相関関係にある遺伝子が存在する場合、遺伝子情報記憶部121に記憶されている遺伝子のうち、それはどの遺伝子であるかを特定する。かかる例では、情報処理装置100は、購買行動「スナック菓子P3を買う」と、遺伝子「G2b」とは相関関係にあることを特定したものとする。
また、情報処理装置100は、ステップS3で相関関係にあると特定した行動情報と遺伝子情報について、当該行動情報から予測される予測情報と当該遺伝子情報も相関関係にあることを特定する。行動情報から予測される予測情報とは、例えば、行動情報から予測される体質や病気である。一例を示すと、「スナック菓子P3を買う」といった行動情報から予測情報として「糖尿病」が予測されているとする。言い換えれば、「スナック菓子P3を買う」人は「糖尿病」になる傾向にあると予測されているとする。
かかる場合、情報処理装置100は、「糖尿病」に罹患している人は遺伝子「G2b」を有する傾向にある、すなわち遺伝子「G2b」は「糖尿病」の発症に関与する原因因子であると特定する。
また、情報処理装置100は、行動情報から予測される予測情報が正しいか否かを判定する。上記例の場合、情報処理装置100は、行動情報「スナック菓子P3を買う」から予測される予測情報「糖尿病」(「スナック菓子P3を買う」人は「糖尿病」になる傾向にあるとの予測)が正しいものとして特定する。
さて、これまで説明してきたように、実施形態にかかる情報処理装置100は、利用者のネットワーク上における行動を示す行動情報と、当該利用者の遺伝子情報とを取得する。そして、情報処理装置100は、利用者の行動情報と遺伝子情報との関係性を分析する。
これにより、実施形態にかかる情報処理装置100は、利用者の行動と関連する遺伝子を効果的に特定することができる。また、情報処理装置100は、行動情報から予測される予測情報が正しいか否かを検証することができる。また、情報処理装置100は、行動情報および遺伝子情報を取得することにより、行動情報および遺伝子情報の蓄積数が増えていく度に、上記情報処理を繰り返すことで、検証結果の精度を高めることができる。
〔2.システムの構成〕
次に、図2を用いて、実施形態にかかる情報処理システムの構成について説明する。図2は、実施形態にかかる情報処理システム1の構成例を示す図である。図2に示すように、情報処理システム1は、検査機関サーバ30と、外部サーバ60と、情報処理装置100とを含む。検査機関サーバ30と、外部サーバ60と、情報処理装置100とは、ネットワークNを介して有線または無線により通信可能に接続される。
図1では省略したが、実施形態にかかる情報処理システム1は、図2に示すように、さらに検査機関サーバ30および外部サーバ60を含む。検査機関サーバ30は、遺伝子検査を行う所定の検査機関に属するサーバ装置であり、検査結果でる遺伝子情報を蓄積している。例えば、検査機関サーバ30は、情報処理装置100からの要求に応じて、情報処理装置100に遺伝子情報を送信する。
外部サーバ60は、各種行動情報の大元となるサーバ装置である。例えば、外部サーバ60は、ショッピングサイトや電子モール等のEC(Electronic Commerce)サイトを提供するショッピングサーバである。ショッピングサーバは、利用者が行った購買に関する情報である購買情報(行動情報の一例)を蓄積している。
また、例えば、外部サーバ60は、検索サービスを提供する検索サーバである。検索サーバは、利用者が検索キーワードを用いて行った検索に関する情報である検索行動情報(行動情報の一例)を蓄積している。
また、例えば、外部サーバ60は、広告コンテンツや記事コンテンツを含むウェブページの配信を行うコンテンツサーバである。コンテンツサーバは、利用者が広告コンテンツを閲覧した閲覧行動に関する情報である広告閲覧情報(行動情報の一例)を蓄積している。また、コンテンツサーバは、利用者が記事コンテンツを閲覧した閲覧行動に関する情報である記事閲覧情報(行動情報の一例)を蓄積している。
また、例えば、外部サーバ60は、株取引に関するコンテンツを提供する株取引管理サーバである。株取引管理サーバは、利用者が行った株取引に関する情報である株取引情報(行動情報の一例)を蓄積している。
〔3.情報処理装置の構成〕
次に、図3を用いて、実施形態にかかる情報処理装置100について説明する。図3は、実施形態にかかる情報処理装置100の構成例を示す図である。図3に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、例えば、利用者端末10、検査機関サーバ30、外部サーバ60との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子またはハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、遺伝子情報記憶部121と、購買履歴記憶部122を有する。なお、不図示であるが、記憶部120は、提供部134によって提供される情報が格納された記憶部をさらに有する。この一例として、記憶部120は、広告コンテンツが格納される広告コンテンツ記憶部を有する。
(遺伝子情報記憶部121について)
遺伝子情報記憶部121は、遺伝子検査によって得られた遺伝子情報を記憶する記憶部である。また、遺伝子情報記憶部121に記憶される遺伝子情報は、取得部131により取得されたものである。ここで、図4に実施形態にかかる遺伝子情報記憶部121の一例を示す。図4の例では、遺伝子情報記憶部121は、「利用者ID」、「遺伝子情報」、「氏名」、「住所」、「生年月日」といった項目を有する。
「利用者ID」は、利用者を識別するための識別情報を示す。図1でも説明したが、「遺伝子情報」は、遺伝子検査により利用者の遺伝子を解析して得られた解析結果に基づく遺伝子情報を示す。遺伝子情報とは、具体的には、SNPを有することにより複数のタイプを有する遺伝子のうち、各利用者がどのようなタイプの遺伝子を有するか、といった情報である。また、遺伝子情報とは、病気の発症に関与する遺伝子において、各利用者がどのようなタイプの遺伝子を有するか、といった情報である。
「氏名」は、利用者の氏名を示す。「住所」は、利用者の住所を示す。「生年月日」は、利用者の生年月日を示す。「氏名」、「住所」、「生年月日」は、例えば、遺伝子検査の申込みの際に利用者によって入力されたものである。
すなわち、図4の例では、利用者U1が、SNPにより複数のタイプが存在する遺伝子「G1」のうち、「a」型の遺伝子「G1」である遺伝子「G1a」を有することを示す。同様に、図1の例では、利用者U2は、複数のタイプが存在する遺伝子「G1」のうち、「b」型の遺伝子「G1」である遺伝子「G1b」を有することを示す。なお、図4に示すように、遺伝子情報記憶部121に記憶される各遺伝子情報には、各遺伝子情報を識別するための符号を付している。例えば、利用者U1に対応する遺伝子情報には、符号「rd11」を付している。以下では、このような遺伝子情報を「遺伝子情報rd11」と表記する。その他の遺伝子情報についても同様である。
(購買履歴記憶部122について)
購買履歴記憶部122は、利用者が行った購買に関する情報である購買情報(行動情報の一例)の履歴、すなわち購買履歴を記憶する記憶部である。購買履歴記憶部122は、購買情報として、各利用者が、いつ、何を購入したかといった情報を記憶する。また、購買履歴記憶部122に記憶される購買情報は、取得部131により取得されたものである。ここで、図5に実施形態にかかる購買履歴記憶部122の一例を示す。図5の例では、購買履歴記憶部122は、「利用者ID」、「購入商品」、「購入日時」といった項目を有する。
「利用者ID」は、利用者を識別するための識別情報を示す。なお、遺伝子情報記憶部121に記憶される遺伝子情報と、購買履歴記憶部122に記憶される購買情報とは、同一の利用者IDで紐付けられる。つまり、同一の「利用者ID」が対応付けられる遺伝子情報および購買情報は、同一利用者から得られたものである。「購入商品」は、対応する利用者によって購入された商品を示す。「購入日時」は、対応する利用者によって「購入商品」が購入された日時を示す。
すなわち、図5の例では、利用者U1が、「2017年1月10日」において「ノートパソコンP1を買う」といった購買行動を行った例を示す。なお、図5に示すように、購買履歴記憶部122に記憶される購買情報には、各購買情報を識別するための符号を付している。例えば、利用者U1に対応する購買情報には、符号「pd11」を付している。以下では、このような購買情報を「購買情報pd11」と表記する。その他の購買情報についても同様である。
(制御部130について)
図3に戻り、制御部130は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部130は、取得部131と、分析部132と、特定部133とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図2に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(取得部131について)
取得部131は、利用者のネットワーク上における行動を示す行動情報と、当該利用者の遺伝子情報とを取得する。例えば、取得部131は、遺伝子検査を行った検査機関から遺伝子情報を取得する。例えば、取得部131は、かかる検査機関に属するサーバ装置である検査機関サーバ30にアクセスすることで、遺伝子情報を取得する。例えば、取得部131は、検査機関サーバ30に定期的にアクセスし、遺伝子情報を取得する。また、取得部131は、取得した遺伝子情報を、図4に示すように、遺伝子情報記憶部121に格納する。
また、例えば、取得部131は、利用者の行動情報として、利用者が行った購買に関する情報である購買情報を取得する。例えば、取得部131は、外部サーバ60(例えば、ショッピングサーバ)にアクセスすることで、購買情報を取得する。例えば、取得部131は、外部サーバ60に定期的にアクセスし、購買情報を取得する。また、取得部131は、取得した購買情報を、図5に示すように、購買履歴記憶部122に格納する。
(分析部132について)
分析部132は、取得部131によって取得された行動情報と遺伝子情報との関係性を分析する。具体的には、分析部132は、行動情報と遺伝子情報との間に所定の関係性が成立するか否かを分析する。例えば、分析部132は、所定の関係性として、行動情報と遺伝子情報との傾向に基づく関係性が成立するか否かを分析する。本実施形態では、分析部132は、行動情報と遺伝子情報との間に相関関係が成立するか否かを分析する。
例えば、取得部131により購買情報が取得された場合、分析部132は、取得部131によって取得された購買情報と遺伝子情報との関係性を分析する。例えば、分析部132は、購買情報と遺伝子情報との間に相関関係が成立するか否かを分析する。分析手法としては、以下の3パターンが考えられる。以下では、行動情報の一例として購買情報を用いて各パターンについて説明する。
(パターン1)
まず、図6を用いて、パターン1について説明する。図6は、行動情報と遺伝子情報との関係性を分析する分析手法の一例を模式的に示す図である。パターン1では、分析部132は、各行動情報と各遺伝子情報との相関分析を行うことで、各行動情報と各遺伝子情報との間に相関関係が成立するか否かを分析する。まず、分析部132は、遺伝子情報記憶部121を参照し、遺伝子毎に当該遺伝子を有する利用者をリストアップする。具体的には、分析部132は、図6(a)に示すように、遺伝子情報に含まれる遺伝子毎に当該遺伝子を有する利用者には「1」を付与し、遺伝子毎に当該遺伝子を有しない利用者には「0」を付与する。例えば、図4に示す遺伝子情報記憶部121の例では、遺伝子情報rd11から、利用者U1は、遺伝子「G1a」を有することがわかる。したがって、分析部132は、図6(a)に示すように、遺伝子「G1a」と利用者ID「U1」とに対応する入力欄に「1」を付与する。そうして、分析部132は、図6(a)に示すような、遺伝子−利用者リストを生成する。
また、分析部132は、購買履歴記憶部122を参照し、期間Tn(時系列に応じた期間)の間に各商品を購入した利用者をリストアップする。ここで、期間T1を「1ヶ月」とし、この1ヶ月をさらに「2017年1月1日〜2017年1月31日」とする。このような状態において、分析部132は、図6(b)に示すように、取得された購買情報のうち、「2017年1月1日〜2017年1月31日」の間に行われた購買に関する購買情報に含まれる商品毎に当該商品を購入した利用者には「1」を付与し、商品毎に当該商品を購入していない利用者には「0」を付与する。例えば、図5に示す購買履歴記憶部122の例では、購買情報pd11から、利用者U1は、「2017年1月10日」に「ノートパソコンP1」を購入したことがわかる。したがって、分析部132は、図6(b)に示すように、「ノートパソコンP1」と利用者ID「U1」とに対応する入力欄に「1」を付与する。そうして、分析部132は、図6(b)に示すような、商品(ノートパソコンP1)−利用者リストを生成する。
また、同様に、分析部132は、取得された購買情報のうち、「2017年2月1日〜2017年2月29日」の間(期間T2)に行われた購買に関する購買情報に含まれる商品毎に当該商品を購入した利用者には「1」を付与し、商品毎に当該商品を購入していない利用者には「0」を付与することにより、商品−利用者リストを生成する。つまり、分析部132は、期間Tn毎に、商品(ノートパソコンP1)−利用者リストを生成する。また、ノートパソコンP1を例に説明したが、分析部132は、図6(b)に示すように、スーツP2、日本酒P3といったように、各商品毎に、期間Tn毎の商品−利用者リストを生成する。
以下、購買行動「ノートパソコンP1を買う」と遺伝子情報「G1a」との相関分析の一例について説明する。まず、期間Tnに「ノートパソコンP1」を購入した利用者数を変数Xとする。また、期間Tnに「ノートパソコンP1」を購入した利用者数のうち、遺伝子「G1a」を有する利用者数を変数Yとする。このような状態において、分析部132は、図6(c)に示すように、時系列に応じた期間Tn毎に、変数Xおよび変数Yをカウントする。例えば、分析部132は、「2017年1月1日〜2017年1月31日」(期間T1)において「ノートパソコンP1」を購入した利用者数、および、この利用者数のうち遺伝子「G1a」を有する利用者数をカウントする。同様に、分析部132は、各期間Tnについてカウントを行う。ここでは、分析部132は、図6(c)に示すようなカウント結果を得たとする。
分析部132は、このカウント結果を用いて、「ノートパソコンP1を買う」といった購買行動を行う利用者は遺伝子「G1a」を有する傾向にあるか、すなわち購買行動「ノートパソコンP1を買う」と遺伝子情報「G1a」との間に相関関係が成立するか、を分析する。具体的には、分析部132は、このカウント結果を用いて、相関係数を算出する。そして、分析部132は、算出した相関係数が、例えば、所定値以上であれば、購買行動「ノートパソコンP1を買う」と遺伝子情報「G1a」との間に相関関係が成立する、といった相関分析結果を得る。一方、分析部132は、算出した相関係数が、所定値以下であれば、購買行動「ノートパソコンP1を買う」と遺伝子情報「G1a」とは相関関係にない、といった相関分析結果を得る。
なお、図6では、購買行動「ノートパソコンP1を買う」と遺伝子情報「G1a」を例に挙げて説明したが、分析部132は、各商品(例えば、スーツP2、スナック菓子P3等)に対応する購買情報と、各遺伝子に対応する遺伝子情報(例えば、G1b、G2a等)との相関関係を分析し、相関係数を算出する。
(パターン2)
次に、図7を用いて、パターン2について説明する。図7は、行動情報と遺伝子情報との関係性を分析する分析手法の一例を模式的に示す図である。パターン2では、分析部132は、利用者の行動情報と、利用者の遺伝子情報のうち複数の遺伝子情報の組合せとの関係性を分析する。例えば、分析部132は、各行動情報と、遺伝子情報のうち複数の遺伝子情報の組合せとの相関分析を行うことで、各行動情報と複数の遺伝子情報の組合せとの間に相関関係が成立するか否かを分析する。
まず、分析部132は、遺伝子情報記憶部121を参照し、複数の遺伝子の組合せ毎に当該遺伝子を有する利用者をリストアップする。例えば、候補となる遺伝子が「30万」存在する場合には、複数の遺伝子の組合せは「30万×30万」通り存在する。具体的には、分析部132は、図7(a)に示すように、複数の遺伝子の組合せ毎に当該遺伝子の組合せを有する利用者には「1」を付与し、複数の遺伝子の組合せ毎に当該遺伝子の組合せを有しない利用者には「0」を付与する。例えば、図4に示す遺伝子情報記憶部121の例では、遺伝子情報rd11から、利用者U1は、遺伝子「G1a」および「G2a」といった組合せを有することがわかる。したがって、分析部132は、図7(a)に示すように、かかる組合せに対応する入力欄に「1」を付与する。そうして、分析部132は、図7(a)に示すような、遺伝子組合せ−利用者リストを生成する。なお、ここでは、説明を簡単にするために、複数の遺伝子の組合せを2つの遺伝子の組合せとしているが、組合される遺伝子の数は限定されるものではない。
また、分析部132は、購買履歴記憶部122を参照し、期間Tn(時系列に応じた期間)の間に各商品を購入した利用者をリストアップする。ここで、期間T1を「1ヶ月」とし、この1ヶ月をさらに「2017年1月1日〜2017年1月31日」とする。このような状態において、分析部132は、図7(b)に示すように、取得された購買情報のうち、「2017年1月1日〜2017年1月31日」の間に行われた購買に関する購買情報に含まれる商品毎に当該商品を購入した利用者には「1」を付与し、商品毎に当該商品を購入していない利用者には「0」を付与する。例えば、図5に示す購買履歴記憶部122の例では、購買情報pd11から、利用者U1は、「2017年1月10日」に「ノートパソコンP1」を購入したことがわかる。したがって、分析部132は、図7(b)に示すように、「ノートパソコンP1」と利用者ID「U1」とに対応する入力欄に「1」を付与する。そうして、分析部132は、図7(b)に示すような、商品(ノートパソコンP1)−利用者リストを生成する。
また、同様に、分析部132は、取得された購買情報のうち、「2017年2月1日〜2017年2月29日」の間(期間T2)に行われた購買に関する購買情報に含まれる商品毎に当該商品を購入した利用者には「1」を付与し、商品毎に当該商品を購入していない利用者には「0」を付与することにより、商品−利用者リストを生成する。つまり、分析部132は、期間Tn毎に、商品(ノートパソコンP1)−利用者リストを生成する。また、ノートパソコンP1を例に説明したが、分析部132は、図7(b)に示すように、スーツP2、日本酒P3といったように、各商品毎に、期間Tn毎の商品−利用者リストを生成する。
以下、購買行動「ノートパソコンP1を買う」と遺伝子の組合せ「G1a−G2a」との相関分析の一例について説明する。まず、期間Tnに「ノートパソコンP1」を購入した利用者数を変数Xとする。また、期間Tnに「ノートパソコンP1」を購入した利用者数のうち、遺伝子の組合せ「G1a−G2a」を有する利用者数を変数Yとする。このような状態において、分析部132は、図7(c)に示すように、時系列に応じた期間Tn毎に、変数Xおよび変数Yをカウントする。例えば、分析部132は、「2017年1月1日〜2017年1月31日」(期間T1)において「ノートパソコンP1」を購入した利用者数、および、この利用者数のうち遺伝子の組合せ「G1a−G2a」を有する利用者数をカウントする。同様に、分析部132は、各期間Tnについてカウントを行う。ここでは、分析部132は、図7(c)に示すようなカウント結果を得たとする。
分析部132は、このカウント結果を用いて、「ノートパソコンP1を買う」といった購買行動を行う利用者は遺伝子の組合せ「G1a−G2a」を有する傾向にあるか、すなわち購買行動「ノートパソコンP1を買う」と遺伝子の組合せ「G1a−G2a」との間に相関関係が成立するか、を分析する。具体的には、分析部132は、このカウント結果を用いて、相関係数を算出する。そして、分析部132は、算出した相関係数が、例えば、所定値以上であれば、購買行動「ノートパソコンP1を買う」と遺伝子の組合せ「G1a−G2a」との間に相関関係が成立する、といった相関分析結果を得る。一方、分析部132は、算出した相関係数が、所定値以下であれば、購買行動「ノートパソコンP1を買う」と遺伝子の組合せ「G1a−G2a」とは相関関係にない、といった相関分析結果を得る。
なお、図7では、購買行動「ノートパソコンP1を買う」と遺伝子の組合せ「G1a−G2a」を例に挙げて説明したが、分析部132は、各商品(例えば、スーツP2、スナック菓子P3等)に対応する購買情報と、各遺伝子の組合せに対応する遺伝子情報(例えば、「G1a−G2b」、「G1b−G2a」等)との相関関係を分析し、相関係数を算出する。
(パターン3)
次に、図8を用いて、パターン3について説明する。図8は、行動情報と遺伝子情報との関係性を分析する分析手法の一例を模式的に示す図である。パターン3では、分析部132は、取得された行動情報のうち複数の行動情報の組合せと、各遺伝子情報との相関分析を行うことで、複数の行動情報の組合せと各遺伝子情報との間に相関関係が成立するか否かを分析する。なお、パターン3では、複数の行動情報の組合せを商品のカテゴリそれぞれに属する商品群であるものとする。しかし、この例に限らず、複数の行動情報の組合せは、例えば、各商品を組み合わせることにより想定される全通りの組合せであってもよい。
まず、分析部132は、遺伝子情報記憶部121を参照し、遺伝子毎に当該遺伝子を有する利用者をリストアップする。具体的には、分析部132は、図8(a)に示すように、遺伝子情報に含まれる遺伝子毎に当該遺伝子を有する利用者には「1」を付与し、遺伝子毎に当該遺伝子を有しない利用者には「0」を付与する。例えば、図4に示す遺伝子情報記憶部121の例では、遺伝子情報rd11から、利用者U1は、遺伝子「G1a」を有することがわかる。したがって、分析部132は、図8(a)に示すように、遺伝子「G1a」と利用者ID「U1」とに対応する入力欄に「1」を付与する。そうして、分析部132は、図8(a)に示すような、遺伝子−利用者リストを生成する。
また、分析部132は、購買履歴記憶部122を参照し、期間Tn(時系列に応じた期間)の間に各カテゴリに商品を購入した利用者をリストアップする。ここで、期間T1を「1ヶ月」とし、この1ヶ月をさらに「2017年1月1日〜2017年1月31日」とする。このような状態において、分析部132は、図8(b)に示すように、「2017年1月1日〜2017年1月31日」の間に行われた購買に関する購買情報に含まれる商品のうち、各カテゴリに属する商品毎に当該商品を購入した利用者には「1」を付与し、商品毎に当該商品を購入していない利用者には「0」を付与する。例えば、、分析部132は、図8(b)に示すように、カテゴリ「パソコン本体」と利用者ID「U1」とに対応する入力欄に「1」を付与する。そうして、分析部132は、図8(b)に示すような、商品カテゴリ−利用者リストを生成する。
また、同様に、分析部132は、「2017年2月1日〜2017年2月29日」の間(期間T2)に行われた購買に関する購買情報に含まれる商品のうち、各カテゴリに属する商品毎に当該商品を購入した利用者には「1」を付与し、商品毎に当該商品を購入していない利用者には「0」を付与することにより、商品カテゴリ−利用者リストを生成する。つまり、分析部132は、期間Tn毎に、商品カテゴリ−利用者リストを生成する。また、カテゴリ「パソコン本体」を例に説明したが、分析部132は、図8(b)に示すように、カテゴリ「男性スーツ」、カテゴリ「スナック類」といったように、カテゴリ毎に、期間Tn毎の商品カテゴリ−利用者リストを生成する。
以下、購買行動「カテゴリ「パソコン本体」に属する商品を買う」と遺伝子情報「G1a」との相関分析の一例について説明する。まず、期間Tnにカテゴリ「パソコン本体」に属する商品を購入した利用者数を変数Xとする。また、期間Tnにカテゴリ「パソコン本体」に属する商品を購入した利用者数のうち、遺伝子「G1a」を有する利用者数を変数Yとする。このような状態において、分析部132は、図8(c)に示すように、時系列に応じた期間Tn毎に、変数Xおよび変数Yをカウントする。例えば、分析部132は、「2017年1月1日〜2017年1月31日」(期間T1)においてカテゴリ「パソコン本体」に属する商品を購入した利用者数、および、この利用者数のうち遺伝子「G1a」を有する利用者数をカウントする。同様に、分析部132は、各期間Tnについてカウントを行う。ここでは、分析部132は、図8(c)に示すようなカウント結果を得たとする。
そして、分析部132は、このカウント結果を用いて、「カテゴリ「パソコン本体」に属する商品を買う」といった購買行動を行う利用者は遺伝子「G1a」を有する傾向にあるか、すなわち購買行動「カテゴリ「パソコン本体」に属する商品を買う」と遺伝子情報「G1a」との間に相関関係が成立するか、を分析する。具体的には、分析部132は、このカウント結果を用いて、相関係数を算出する。そして、分析部132は、算出した相関係数が、例えば、所定値以上であれば、購買行動「カテゴリ「パソコン本体」に属する商品を買う」と遺伝子情報「G1a」との間に相関関係が成立する、といった相関分析結果を得る。一方、分析部132は、算出した相関係数が、所定値以下であれば、購買行動「カテゴリ「パソコン本体」に属する商品を買う」と遺伝子情報「G1a」とは相関関係にない、といった相関分析結果を得る。
なお、図8では、購買行動「カテゴリ「パソコン本体」に属する商品を買う」と遺伝子情報「G1a」を例に挙げて説明したが、分析部132は、各カテゴリ(例えば、男性スーツ、スナック等)に対応する購買情報と、各遺伝子に対応する遺伝子情報(例えば、G1b、G2a等)との相関関係を分析し、相関係数を算出する。
(特定部133について)
図3に戻り、特定部133は、分析部132による相関分析から得られた分析結果に基づいて、取得部131によって取得された利用者の遺伝子情報のうち、利用者の行動情報と所定の関係性(例えば、相関関係)を有する遺伝子情報を特定する。
例えば、上記パターン1の場合、特定部133は、分析部132による分析結果に基づいて、どの行動情報とどの遺伝子情報とが相関関係にあるかを特定する。また、上記パターン2の場合、分析部133は、分析部132による分析結果に基づいて、どの行動情報とどの遺伝子情報の組合せとが相関関係にあるかを特定する。また、例えば、上記パターン3の場合、分析部133は、分析部132による分析結果に基づいて、どの行動情報の組合せとどの遺伝子情報とが相関関係にあるかを特定する。
また、特定部133は、相関関係にあると特定した行動情報と遺伝子情報について、当該行動情報から予測される予測情報と当該遺伝子情報も相関関係にあることを特定する。また、特定部133は、行動情報から予測される予測情報が正しいものと判断する。
例えば、行動情報から予測される予測情報が「病気」であるとすると、特定部133は、この「病気」と相関関係にある遺伝子をこの「病気」の原因因子であるものと特定する。また、例えば、特定部133は、購買行動「スナック菓子P3を買う」と、遺伝子の組合せ「G2b−G3b」とは相関関係にあることを特定したものとする。また、ここで、「スナック菓子P3を買う」といった行動情報から予測情報として「糖尿病」が予測されているとする。言い換えれば、「スナック菓子P3を買う」人は「糖尿病」になる傾向にあると予測されているとする。かかる場合、特定部133は、「糖尿病」に罹患している人は遺伝子の組合せ「G2b−G3b」を有する傾向にある、すなわち遺伝子「G2b」は「糖尿病」の発症に関与する原因因子であると特定する。
また、かかる例では、特定部133は、「スナック菓子P3を買う」人は「糖尿病」になる傾向にあるとの予測が正しいものと判断し、この判断結果を通知する。
〔4.処理手順〕
次に、図9を用いて、実施形態にかかる情報処理装置100が実行する情報処理の手順について説明する。図9は、実施形態にかかる情報処理装置100による情報処理の全体的な流れを示すフローチャートである。
まず、情報処理装置100は、利用者のネットワーク上における行動を示す行動情報と、当該利用者の遺伝子情報とを取得する(ステップS101)。例えば、情報処理装置100は、所定の検査機関のサーバ装置である検査機関サーバ30から遺伝子情報を取得する。また、情報処理装置100は、各種行動情報を蓄積する外部サーバ60から行動情報を取得する。
次に、情報処理装置100は、行動情報と遺伝子情報との関係性を分析する(ステップS102)。具体的には、情報処理装置100は、行動情報と遺伝子情報との間に所定の関係性が成立するか否かを分析する。例えば、情報処理装置100は、所定の関係性として、行動情報と遺伝子情報との傾向に基づく関係性、すなわち相関関係が成立するか否かを分析する。
次に、情報処理装置100は、ステップS102での分析結果から、利用者の遺伝子情報のうち、利用者の行動情報と関係性を有する(相関関係を有する)遺伝子情報を特定する(ステップS103)。すなわち、情報処理装置100は、利用者の遺伝子情報のうちどの遺伝子情報が、利用者のどの行動情報と関係性を有するのかを特定する。
〔5.変形例〕
実施形態にかかる情報処理装置100は、上記実施例以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、他の実施形態について説明する。
〔5−1.検索行動を用いた処理〕
上記実施形態では、情報処理装置100が、行動情報として購買情報を取得し、購買情報と遺伝子情報との関係性を分析する例を示した。しかし、情報処理装置100は、行動情報として検索に関する情報を取得し、検索に関する情報に基づく分析を行ってもよい。
具体的には、取得部131は、利用者の行動情報として、利用者が検索キーワードを用いて行った検索に関する情報である検索行動情報を取得する。そして、分析部132は、取得部131により取得された検索行動情報と遺伝子情報との関係性を分析する。そして、特定部133は、分析部132によって得られた分析結果に基づいて、利用者の遺伝子情報のうち、利用者の検索行動情報と所定の関係性(例えば、相関関係)を有する遺伝子情報を特定する。また、特定部133は、所定の関係性にあると特定した検索行動情報と遺伝子情報について、当該検索行動情報から予測される予測情報と当該遺伝子情報も相関関係にあることを特定する。以下では、行動情報として検索行動情報を用いる場合における情報処理の一例について説明する。なお、上記実施形態では、行動情報として購買情報を用いる例を示したが、本変形例は、購買情報の代わりに検索行動情報を用いるものである。したがって、共通する処理については適宜説明を簡略化する。
例えば、取得部131は、外部サーバ60(例えば、検索サーバ)にアクセスすることで、利用者が検索キーワードを用いて行った検索に関する情報である検索行動情報を取得する。検索行動情報とは、どの利用者が、どのような検索キーワードを用いて、いつ情報検索を行ったか、といった検索行動を示す情報である。したがって、検索行動情報は、検索履歴ともいえる。取得部131は、取得した検索行動情報を、図10に示すように、検索履歴記憶部123に格納する。検索履歴記憶部123は、記憶部120が有する記憶部である。
図10は、実施形態にかかる検索履歴記憶部123の一例を示す図である。図10の例では、検索履歴記憶部123は、「利用者ID」、「検索キーワード」、「検索日時」といった項目を有する。「利用者ID」は、検索を行った利用者を識別するための識別情報を示す。なお、遺伝子情報記憶部121に記憶される遺伝子情報と、検索履歴記憶部123に記憶される検索行動情報とは、同一の利用者IDで紐付けられる。「検索キーワード」は、対応する利用者によって用いられた(入力された)検索キーワードを示す。「検索日時」は、対応する利用者によって検索が行われた日時を示す。すなわち、図10の例では、利用者U1が、「2017年1月10日」において検索キーワード「旅行」を用いた検索行動を行った例を示す。
また、分析部132は、上記実施形態で説明したように、3パターンの分析手法を用いて、検索行動情報と遺伝子情報との間に相関関係が成立するか否かを分析することができる。
パターン1では、分析部132は、各検索行動情報と各遺伝子情報との相関分析を行うことで、各行動情報と各遺伝子情報との間に相関関係が成立するか否かを分析する。例えば、分析部132は、図6(a)で説明したように、遺伝子−利用者リストを生成する。また、分析部132は、各検索行動(各検索キーワード)毎に、期間Tn毎の商品−利用者リストを生成する。かかるリストは、図6(b)に示す期間Tn毎の商品−利用者リストにおいて商品を各検索キーワード(例えば、旅行、転職等)に置き換えたものに相当する。
そして、分析部132は、各検索キーワードに対応する検索行動情報情報と、各遺伝子に対応する遺伝子情報との相関関係を分析し、相関係数を算出する。一例を示すと、分析部132は、期間T1に検索キーワード「旅行」を用いて検索を行った利用者数を変数Xとし、また、期間T1に検索キーワード「旅行」を用いて検索を行った利用者数のうち、遺伝子「G1a」を有する利用者数を変数Yとして、これらの変数をカウントする。そして、分析部132は、検索キーワード「旅行」を用いて検索を行う利用者は遺伝子「G1a」を有する傾向にあるか、すなわち検索行動「検索キーワード「旅行」で検索を行う」と遺伝子情報「G1a」との間に相関関係が成立するか、を相関分析することにより相関係数を算出する。同様に、分析部132は、各期間Tnについてカウントを行う。
パターン2では、分析部132は、各検索行動情報と、取得された遺伝子情報のうち複数の遺伝子情報の組合せとの相関分析を行うことで、各検索行動情報と複数の遺伝子情報の組合せとの間に相関関係が成立するか否かを分析する。例えば、分析部132は、図7(a)で説明したように、遺伝子組合せ−利用者リストを生成する。また、分析部132は、各検索行動(各検索キーワード)毎に、期間Tn毎の商品−利用者リストを生成する。かかるリストは、図7(b)に示す期間Tn毎の商品−利用者リストにおいて商品を各検索キーワード(例えば、旅行、転職等)に置き換えたものに相当する。
そして、分析部132は、各検索キーワードに対応する検索行動情報情報と、各遺伝子の組合せに対応する遺伝子情報との相関関係を分析し、相関係数を算出する。一例を示すと、分析部132は、期間T1に検索キーワード「旅行」を用いて検索を行った利用者数を変数Xとし、また、期間T1に検索キーワード「旅行」を用いて検索を行った利用者数のうち、遺伝子の組合せ「G1a−G2a」を有する利用者数を変数Yとして、これらの変数をカウントする。そして、分析部132は、検索キーワード「旅行」を用いて検索を行う利用者は遺伝子の組合せ「G1a−G2a」を有する傾向にあるか、すなわち検索行動「検索キーワード「旅行」で検索を行う」と遺伝子の組合せ「G1a−G2a」との間に相関関係が成立するか、を相関分析することにより相関係数を算出する。同様に、分析部132は、各期間Tnについてカウントを行う。
パターン3では、分析部132は、取得された検索行動情報のうち複数の検索行動情報の組合せと、各遺伝子情報との相関分析を行うことで、当該複数の検索行動情報の組合せと各遺伝子情報との間に相関関係が成立するか否かを分析する。なお、パターン3では、複数の検索行動情報の組合せを検索キーワードのカテゴリそれぞれに属する検索キーワード群であるものとする。一例を示すと、検索カテゴリ「酒類」に属する検索キーワードといったものである。しかし、この例に限らず、複数の検索行動情報の組合せは、例えば、各検索キーワードを組み合わせることにより想定される全通りの組合せであってもよい。
例えば、分析部132は、図8(a)で説明したように、遺伝子−利用者リストを生成する。また、分析部132は、各検索カテゴリ毎に、期間Tn毎の商品カテゴリ−利用者リストを生成する。かかるリストは、図8(b)に示す期間Tn毎の商品カテゴリ−利用者リストにおいて商品を各検索カテゴリに置き換えたものに相当する。
そして、分析部132は、各検索カテゴリに対応する検索行動情報と、各遺伝子に対応する遺伝子情報との相関関係を分析することで、相関係数を算出する。一例を示すと、分析部132は、期間T1に検索カテゴリ「パソコン」に属する検索キーワードで検索を行った利用者数を変数Xとし、また、期間T1に検索カテゴリ「パソコン」に属する検索キーワードで検索を行った利用者数のうち、遺伝子「G1a」を有する利用者数を変数Yとして、これらの変数をカウントする。そして、分析部132は、検索カテゴリ「パソコン」に属する検索キーワードで検索を行う利用者は遺伝子「G1a」を有する傾向にあるか、すなわち検索行動「検索カテゴリ「パソコン」に属する検索キーワードで検索を行う」と遺伝子「G1a」との間に相関関係が成立するか、を相関分析することにより相関係数を算出する。
ここで、特定部133は、相関分析結果から検索行動「検索キーワード「スナック菓子」を用いて検索する」と、遺伝子「G2b」とは相関関係にあることを特定したとする。かかる場合、特定部133は、「検索キーワード「スナック菓子」を用いて検索する」といった行動情報から予測される予測情報(例えば、糖尿病)と遺伝子「G2b」とも相関関係にあることを特定する。また、相関関係にあることを特定したことにより、特定部133は、予測情報が正しいものと判断する。
これにより、実施形態にかかる情報処理装置100は、利用者の検索行動と関連する遺伝子を効果的に特定することができる。また、情報処理装置100は、検索行動から予測される予測情報が正しいか否かを検証することができる。
〔5−2.広告閲覧行動を用いた処理〕
また、情報処理装置100は、行動情報として広告コンテンツの閲覧に関する情報を取得し、広告コンテンツの閲覧に関する情報に基づく分析を行ってもよい。
具体的には、取得部131は、利用者の行動情報として、利用者が広告コンテンツを閲覧した閲覧行動に関する情報である広告閲覧情報を取得する。そして、分析部132は、取得部131により取得された広告閲覧情報と遺伝子情報との関係性を分析する。そして、特定部133は、分析部132によって得られた分析結果に基づいて、利用者の遺伝子情報のうち、利用者の広告閲覧情報と所定の関係性(例えば、相関関係)を有する遺伝子情報を特定する。また、特定部133は、所定の関係性にあると特定した広告閲覧情報と遺伝子情報について、当該広告閲覧情報から予測される予測情報と当該遺伝子情報も相関関係にあることを特定する。一例を用いて説明する。
例えば、取得部131は、外部サーバ60(例えば、コンテンツサーバ)にアクセスすることで、利用者が広告コンテンツを閲覧した閲覧行動に関する情報である広告閲覧情報を取得する。広告閲覧情報とは、どの利用者が、いつ、どの広告コンテンツを閲覧したか、といった検索行動を示す情報である。したがって、広告閲覧情報は、広告閲覧履歴ともいえる。なお、どのような場合を、利用者が広告を閲覧したと定義してもよい。例えば、利用者が広告コンテンツを選択した場合、その選択された広告コンテンツは閲覧されたものと定義してもよい。また、利用者に配信された広告コンテンツは閲覧されたものと定義してもよい。本変形例では、利用者に選択された広告コンテンツを、その利用者に閲覧されたものと定める。
取得部131は、取得した広告閲覧情報を、図11に示すように、閲覧履歴記憶部124に格納する。閲覧履歴記憶部124は、記憶部120が有する記憶部である。図11は、実施形態にかかる閲覧履歴記憶部124の一例を示す図である。図11の例では、閲覧履歴記憶部124は、「利用者ID」、「広告コンテンツ」、「閲覧日時」といった項目を有する。
「利用者ID」は、広告コンテンツを閲覧した利用者を識別するための識別情報を示す。なお、遺伝子情報記憶部121に記憶される遺伝子情報と、閲覧履歴記憶部124に記憶される広告閲覧情報とは、同一の利用者IDで紐付けられる。「広告コンテンツ」は、対応する利用者によって閲覧された広告コンテンツを示す。「閲覧日時」は、対応する利用者によって広告コンテンツが閲覧された日時を示す。
また、分析部132は、上記実施形態で説明したように、3パターンの分析手法を用いて、広告閲覧情報と遺伝子情報との間に相関関係が成立するか否かを分析することができる。パターン1では、分析部132は、各広告閲覧情報と各遺伝子情報との相関分析を行うことで、各広告閲覧情報と各遺伝子情報との間に相関関係が成立するか否かを分析する。パターン2では、分析部132は、各広告閲覧情報と、取得された遺伝子情報のうち複数の遺伝子情報の組合せとの相関分析を行うことで、各広告閲覧情報と複数の遺伝子情報の組合せとの間に相関関係が成立するか否かを分析する。パターン3では、分析部132は、取得された広告閲覧情報のうち複数の広告閲覧情報の組合せと、各遺伝子情報との相関分析を行うことで、当該複数の広告閲覧情報の組合せと各遺伝子情報との間に相関関係が成立するか否かを分析する。
ここで、特定部133は、相関分析結果から閲覧行動「スナック菓子に関する広告を閲覧する」と、遺伝子「G2b」とは相関関係にあることを特定したとする。かかる場合、特定部133は、「スナック菓子に関する広告を閲覧する」といった広告閲覧情報から予測される予測情報(例えば、糖尿病)と遺伝子「G2b」とも相関関係にあることを特定する。また、相関関係にあることを特定したことにより、特定部133は、予測情報が正しいものと判断する。
これにより、実施形態にかかる情報処理装置100は、利用者の閲覧行動と関連する遺伝子を効果的に特定することができる。また、情報処理装置100は、閲覧行動から予測される予測情報が正しいか否かを検証することができる。
〔5−3.記事閲覧行動を用いた処理〕
また、広告コンテンツは記事コンテンツであってもよい。つまり、情報処理装置100は、行動情報として記事コンテンツの閲覧に関する情報を取得し、記事コンテンツの閲覧に関する情報報に基づく分析を行ってもよい。
具体的には、取得部131は、利用者の行動情報として、利用者が記事コンテンツを閲覧した閲覧行動に関する情報である記事閲覧情報を取得する。記事コンテンツとは、例えば、ニュース記事、経済記事、エンターテイメント関連記事、スポーツ記事、ブログ等である。そして、分析部132は、取得部131により取得された記事閲覧情報と遺伝子情報との関係性を分析する。例えば、分析部132は、記事閲覧情報と遺伝子情報との間に相関関係が成立するか否かを分析する。分析手法の詳細な説明は省略するが、これまで説明してきたように、パターン1〜3を用いることができる。
そして、特定部133は、分析部132によって得られた分析結果に基づいて、利用者の遺伝子情報のうち、利用者の広告閲覧情報と所定の関係性(例えば、相関関係)を有する遺伝子情報を特定する。また、特定部133は、所定の関係性にあると特定した記事閲覧情報と遺伝子情報について、当該記事閲覧情報から予測される予測情報と当該遺伝子情報も相関関係にあることを特定する。
これにより、実施形態にかかる情報処理装置100は、利用者の閲覧行動と関連する遺伝子を効果的に特定することができる。また、情報処理装置100は、閲覧行動から予測される予測情報が正しいか否かを検証することができる。
〔5−4.株取引を用いた処理〕
また、取得部131は、利用者の行動情報として、利用者が行った株取引に関する情報である株取引情報を取得してもよい。そして、分析部132は、取得された株取引情報と利用者の遺伝子情報との関係性を分析する。そして、特定部133は、分析部132によって得られた分析結果に基づいて、利用者の遺伝子情報のうち、利用者の株取引情報と所定の関係性(例えば、相関関係)を有する遺伝子情報を特定する。また、特定部133は、所定の関係性にあると特定した株取引情報と遺伝子情報について、当該株取引情報から予測される予測情報と当該遺伝子情報も相関関係にあることを特定する。一例を用いて説明する。
例えば、取得部131は、外部サーバ60(例えば、株取引管理サーバ)にアクセスすることで、利用者が行った株取引に関する情報である株取引情報を取得する。株取引情報とは、どの利用者が、いつ、どの株(銘柄)の株を何株購入したかといった株取引行動を示す情報である。また、取得部131は、取得した株取引情報を株取引の履歴として、所定の記憶部(不図示)に格納する。
また、分析部132は、上記実施形態で説明したように、3パターンの分析手法を用いて、株取引情報と遺伝子情報との間に相関関係が成立するか否かを分析することができる。パターン1では、分析部132は、各株取引情報と各遺伝子情報との相関分析を行うことで、各広告閲覧情報と各遺伝子情報との間に相関関係が成立するか否かを分析する。パターン2では、分析部132は、各株取引情報と、取得された遺伝子情報のうち複数の遺伝子情報の組合せとの相関分析を行うことで、各株取引情報と複数の遺伝子情報の組合せとの間に相関関係が成立するか否かを分析する。パターン3では、分析部132は、取得された株取引情報のうち複数の株取引情報の組合せと、各遺伝子情報との相関分析を行うことで、当該複数の株取引情報の組合せと各遺伝子情報との間に相関関係が成立するか否かを分析する。
ここで、例えば、特定部133によって、相関分析結果から株取引「1株所定額以上の株を所定数以上買う」と、遺伝子「G4a」とは相関関係にあることが特定されたものとする。言い換えれば、特定部133は、「1株所定額以上の株を所定数以上買う」利用者は、遺伝子「G4a」を有する傾向にある、といった相関関係を示す傾向を特定したものとする。例えば、このような株取引はリスクの高いものであり、「短気」な性質の人がこのような株取引を行うと予測されている場合、特定部133は、「短気」な性格と遺伝子「G4a」とも相関関係にあることを特定する。また、相関関係にあることを特定したことにより、特定部133は、予測が正しいものと判断する。
これにより、実施形態にかかる情報処理装置100は、利用者の株取引、あるいは株取引に関与する利用者の性質(性格)と関連する遺伝子を効果的に特定することができる。
〔5−5.予測情報について〕
上記実施形態では、分析部132が、利用者の行動情報と遺伝子情報との関係性を分析する例を示した。しかし、分析部132は、利用者の行動情報から予測される予測情報と利用者の遺伝子情報との関係性を分析してもよい。例えば、分析部132は、利用者の行動情報を用いて予測を行い、この予測によって得られた予測情報と遺伝子情報との関係性を分析する。一例としては、分析部132は、利用者の行動情報から利用者の病気を予測し、予測した病気(予測情報の一例)と遺伝子情報との関係性を分析する。
例えば、上記実施形態では、分析部132は、「スナック菓子P3を買う」といった購買行動と遺伝子情報との間に相関関係が成立するか否かを分析する例を示した。かかる例を用いると、分析部132は、まず、「スナック菓子P3を買う」といった購買行動を行う人は「糖尿病の傾向がある、あるいは、将来、糖尿病になる傾向にある」といった予測を行う。次に、分析部132は、「糖尿病」と遺伝子情報との関係性を分析する。例えば、分析部132は、「糖尿病」と遺伝子情報との間に相関関係が成立するか否かを分析する。
ここで、例えば、特定部133は、「糖尿病」と遺伝子「G2b」とは相関関係にあることを特定したとする。かかる場合、特定部133は、遺伝子「G2b」は「糖尿病」の原因因子であると特定する。
これにより、実施形態にかかる情報処理装置100は、利用者の行動から予測される予測情報(例えば、病気や体質)と関連する遺伝子を効果的に特定することができる。
〔6.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態にかかる情報処理処理100は、例えば図12に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図12は、情報処理処理100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、通信網50を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを通信網50を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が情報処理処理100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部120内のデータが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から通信網50を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔7.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔8.効果〕
実施形態にかかる情報処理装置100は、取得部131と、分析部132とを有する。取得部131は、利用者のネットワーク上における行動を示す行動情報と、当該利用者の遺伝子情報とを取得する。分析部132は、利用者の行動情報と遺伝子情報との関係性を分析する。
これにより、実施形態にかかる情報処理装置100は、利用者の行動と関連する遺伝子を効果的に特定することができる。
また、取得部131は、利用者の行動情報として、利用者が検索キーワードを用いて行った検索に関する情報である検索行動情報を取得し、分析部132は、検索行動情報と利用者の遺伝子情報との関係性を分析する。
これにより、実施形態にかかる情報処理装置100は、利用者の検索行動と関連する遺伝子を効果的に特定することができる。
また、取得部131は、利用者の行動情報として、利用者が行った購買に関する情報である購買情報を取得し、分析部132は、購買情報と利用者の遺伝子情報との関係性を分析する。
これにより、実施形態にかかる情報処理装置100は、利用者の購買行動と関連する遺伝子を効果的に特定することができる。
また、取得部131は、利用者の行動情報として、利用者が広告コンテンツを閲覧した閲覧行動に関する情報である広告閲覧情報を取得し、分析部132は、広告閲覧情報と利用者の遺伝子情報との関係性を分析する。
これにより、実施形態にかかる情報処理装置100は、利用者の閲覧行動と関連する遺伝子を効果的に特定することができる。
また、取得部131は、利用者の行動情報として、利用者が記事コンテンツを閲覧した閲覧行動に関する情報である記事閲覧情報を取得し、分析部132は、記事閲覧情報と利用者の遺伝子情報との関係性を分析する。
これにより、実施形態にかかる情報処理装置100は、利用者の閲覧行動と関連する遺伝子を効果的に特定することができる。
また、取得部131は、利用者の行動情報として、利用者が行った株取引に関する情報である株取引情報を取得し、分析部132は、株取引情報と利用者の遺伝子情報との関係性を分析する。
また、分析部132は、利用者の行動情報と、利用者の遺伝子情報のうち複数の遺伝子情報の組合せとの関係性を分析する。
例えば、病気の中には、複数の遺伝子が発症原因となっているものが存在するが、実施形態にかかる情報処理装置100は、このような複数の遺伝子を効果的に特定することができる。
また、分析部132は、利用者の行動情報と遺伝子情報との間に所定の関係性が成立するか否かを分析する。
これにより、実施形態にかかる情報処理装置100は、利用者の行動と所定の関連性を有する遺伝子を効果的に特定することができる。
また、分析部は、所定の関係性として、利用者の行動情報と遺伝子情報との間に当該行動情報と当該遺伝子情報との傾向に基づく関係性が成立するか否を分析する。
これにより、実施形態にかかる情報処理装置100は、利用者の行動と相関関係にある遺伝子を効果的に特定することができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 情報処理システム
30 検査機関サーバ
60 外部サーバ
100 情報処理装置
121 遺伝子情報記憶部
122 購買履歴記憶部
131 取得部
132 分析部
133 特定部

Claims (11)

  1. 利用者のネットワーク上における行動を示す行動情報と、当該利用者の遺伝子情報とを取得する取得部と、
    前記利用者の行動情報と遺伝子情報との関係性を分析する分析部と、
    前記利用者の行動情報から前記利用者の状態が予測されている場合において、前記分析部による分析結果に基づいて、前記遺伝子情報が示す遺伝子の中に、前記行動情報と相関関係にある遺伝子であって、前記状態に関連する遺伝子の存在が特定された場合には、前記利用者は前記状態にあるとする予測が正しいものと判定する判定部と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記取得部は、前記利用者の行動情報として、前記利用者が検索キーワードを用いて行った検索に関する情報である検索行動情報を取得し、
    前記分析部は、前記検索行動情報と前記利用者の遺伝子情報との関係性を分析する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記取得部は、前記利用者の行動情報として、前記利用者が行った購買に関する情報である購買情報を取得し、
    前記分析部は、前記購買情報と前記利用者の遺伝子情報との関係性を分析する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記取得部は、前記利用者の行動情報として、前記利用者が広告コンテンツを閲覧した閲覧行動に関する情報である広告閲覧情報を取得し、
    前記分析部は、前記広告閲覧情報と前記利用者の遺伝子情報との関係性を分析する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  5. 前記取得部は、前記利用者の行動情報として、前記利用者が記事コンテンツを閲覧した閲覧行動に関する情報である記事閲覧情報を取得し、
    前記分析部は、前記記事閲覧情報と前記利用者の遺伝子情報との関係性を分析する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 前記取得部は、前記利用者の行動情報として、前記利用者が行った株取引に関する情報である株取引情報を取得し、
    前記分析部は、前記株取引情報と前記利用者の遺伝子情報との関係性を分析する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  7. 前記分析部は、前記利用者の行動情報と、前記利用者の遺伝子情報のうち複数の遺伝子情報の組合せとの関係性を分析する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  8. 前記分析部は、前記利用者の行動情報と遺伝子情報との間に所定の関係性が成立するか否かを分析する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  9. 前記分析部は、前記所定の関係性として、前記利用者の行動情報と遺伝子情報との間に当該行動情報と当該遺伝子情報との傾向に基づく関係性が成立するか否を分析する
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    利用者のネットワーク上における行動を示す行動情報と、当該利用者の遺伝子情報とを取得する取得工程と、
    前記利用者の行動情報と遺伝子情報との関係性を分析する分析工程と、
    前記利用者の行動情報から前記利用者の状態が予測されている場合において、前記分析工程による分析結果に基づいて、前記遺伝子情報が示す遺伝子の中に、前記行動情報と相関関係にある遺伝子であって、前記状態に関連する遺伝子の存在が特定された場合には、前記利用者は前記状態にあるとする予測が正しいものと判定する判定工程と
    を含んだことを特徴とする情報処理方法。
  11. 利用者のネットワーク上における行動を示す行動情報と、当該利用者の遺伝子情報とを取得する取得手順と、
    前記利用者の行動情報と遺伝子情報との関係性を分析する分析手順と、
    前記利用者の行動情報から前記利用者の状態が予測されている場合において、前記分析手順による分析結果に基づいて、前記遺伝子情報が示す遺伝子の中に、前記行動情報と相関関係にある遺伝子であって、前記状態に関連する遺伝子の存在が特定された場合には、前記利用者は前記状態にあるとする予測が正しいものと判定する判定手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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