JP6958994B2 - 決定装置、決定方法、及び決定プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、決定装置、決定方法、及び決定プログラムに関する。
従来、商品等の所定の対象に対するレビューの投稿に関する種々の技術が提供されている。例えば、レビューに付加されたクーポンの利用に応じてレビューの投稿者に特典を与え、レビューの投稿者にレビューを書くインセンティブを与える技術が提供されている。
特開2012−208573号公報
しかしながら、上記の従来技術では、レビューの評価を適切に決定することは難しい。例えば、レビューに付加されたクーポンの利用の多寡に基づいてレビューを評価した場合、クーポンの利用が多い程レビューの評価が高くなるが、その評価はレビューを適切に評価しているとは限らない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、レビューの評価を適切に決定する決定装置、決定方法、及び決定プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る決定装置は、ユーザが対象に対して投稿したレビューへの他のユーザの反応に関する情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記レビューへの他のユーザの反応に関する情報に基づいて、前記レビューに関する評価を決定する決定部と、を備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、レビューの評価を適切に決定することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る決定処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係るレビューの評価を用いたサービスの提供の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る決定装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係るレビュー情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係るレビューの評価の決定の一例を示すフローチャートである。 図7は、実施形態に係る決定処理の一例を示す図である。 図8は、決定装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る決定装置、決定方法、及び決定プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る決定装置、決定方法、及び決定プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
〔1.決定処理〕
〔1−1.評価決定〕
図1を用いて、実施形態に係る決定処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る決定処理の一例を示す図である。図1の例では、決定装置100があるレビューに関する情報(以下、「レビュー情報」ともいう)が提供されたユーザの反応に基づいて、そのレビューの評価を決定する場合を示す。以下では、決定装置100がレビューの評価として、レビューの評価スコアを決定する場合を示す。なお、ここでは、ユーザが商品やサービス等の所定の対象に対して投稿する満足度やコメントを含む情報を「レビュー」とし、その「レビュー」に対する他のユーザの価値判断を「評価」とする。また、ここでいう対象には、商品やサービスに限らず、ユーザがレビューを投稿可能であれば、種々の対象が含まれてもよい。
図1に示すように、決定システム1には、端末装置10と、商取引装置50と、決定装置100とが含まれる。端末装置10と、商取引装置50と、決定装置100とは図示しない所定の通信網を介して、有線または無線により通信可能に接続される。また、図1に示した決定システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の商取引装置50と、複数台の決定装置100が含まれてもよい。
端末装置10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。図1に示す例においては、端末装置10がスマートフォンである場合を示す。なお、以下では、端末装置10をユーザと表記する場合がある。すなわち、以下では、ユーザを端末装置10と読み替えることもできる。
商取引装置50は、電子商取引サービスを提供するために用いられる情報処理装置である。例えば、商取引装置50は、ユーザからの購入要求に応じて、電子商取引サービスを提供する。また、商取引装置50は、ユーザの購入に関する情報(以下、「購入情報」ともいう)を決定装置100へ提供する。なお、商取引装置50を用いる提供元が提供するサービスは、ユーザU1が購入した商品やサービスをユーザに提供可能であれば、電子商取引サービスに限らず、どのような態様のサービスであってもよい。また、商取引装置50は、決定装置100と一体であってもよい。例えば、商取引装置50が決定装置100と一体である場合、決定装置100は、電子商取引サービスを提供してもよい。
決定装置100は、レビューへの他のユーザの反応に関する情報に基づいて、レビューに関する評価を決定する決定装置である。例えば、決定装置100は、レビューの閲覧後における他のユーザの行動に関する情報に基づいて、レビューに関する評価を決定する。図1では、決定装置100は、他のユーザがレビューの閲覧後において、そのレビューの対象を購入したかどうかに基づいて、レビューの評価を決定する場合を示す。また、図1では、ユーザID「U1」により識別されるユーザ(以下、「ユーザU1」ともいう)のレビューの閲覧後におけるユーザU1の行動に関する情報に基づいて、レビューに関する評価を決定する場合を示す。
まず、図1の例では、端末装置10は、ユーザU1による操作に応じて、決定装置100にレビュー情報を要求する(ステップS11)。例えば、端末装置10は、決定装置100に洗濯機Aのレビュー情報を要求する。例えば、端末装置10は、画面に一覧表示された複数の対象のうち洗濯機AをユーザU1が選択することにより、決定装置100に洗濯機Aのレビュー情報を要求してもよい。例えば、端末装置10は、レビュー情報を要求するユーザがユーザU1であることを示す情報や、レビュー情報を要求する対象が洗濯機Aであることを示す情報を送信することにより、決定装置100にレビュー情報を要求する。
端末装置10から洗濯機Aのレビュー要求を取得した決定装置100は、端末装置10に洗濯機Aのレビュー情報を提供する(ステップS12)。例えば、決定装置100は、レビュー情報記憶部122に記憶されたレビュー情報のうち、洗濯機Aに関するレビュー情報を端末装置10に提供する。
図1に示す例において、対象ID「TG1」により識別される対象「洗濯機A」には、レビューID「RV11」〜「RV14」等により識別されるレビューが投稿されていることを示す。以下、レビューID「RV11」により識別されるレビューを「レビューRV11」とし、レビューID「RV12」により識別されるレビューを「レビューRV12」とし、レビューID「RV13」により識別されるレビューを「レビューRV13」とし、レビューID「RV14」により識別されるレビューを「レビューRV14」とする場合がある。
図1の例では、説明を簡単にするために、決定装置100は、端末装置10に洗濯機AのレビューRV11〜レビューRV14のうち、一のレビューに関する情報を端末装置10に提供するものとする。具体的には、決定装置100は、端末装置10に洗濯機AのレビューRV11〜レビューRV14のうち、レビューRV12に関する情報を端末装置10に提供する。なお、決定装置100は、レビューRV12に限らず、レビューRV11、レビューRV13、レビューRV14等、どのようなレビュー情報を提供してもよい。
例えば、レビューRV12は、ユーザID「U4」により識別されるユーザ(以下、「ユーザU4」ともいう)により投稿されたことを示す。また、レビューRV12は、満足度が「5」であり、「音が静かで夜遅くに洗濯するときに気にならずに…」といったコメントを含むことを示す。また、レビューRV12は、評価スコアが「3.1」であることを示す。また、レビューRV12は、順位が「3」位であることを示す。例えば、同じ対象に対する各レビューは、評価スコアが高い方から順に高い順位が付される。図1の例では、レビューRV12は、評価スコアが「3.1」であり、レビューRV13の評価スコア「4」と、レビューRV14の評価スコア「3.5」のほうが高いため、順位が「3」位となる。
図1中のレビュー情報記憶部122に示すレビューRV12の評価スコア「3.1」は、ユーザU1の反応に基づく、レビューRV12の評価の決定前のレビューRV12の評価スコアを示す。なお、図1中のレビュー情報記憶部122に示すレビューRV12の評価スコア「3.1」は、ステップS15以前のレビューRV12が提供されたユーザの反応に基づく評価スコアであるものとする。
図1に示すように、レビューRV12に関する情報が提供された端末装置10にはページW10が表示される。具体的には、端末装置10には、レビューRV12の対象が「洗濯機A」であることや、投稿者がユーザU4であることを示すページW10が表示される。端末装置10には、レビューRV12における満足度が「5」であることを示す5つの星マークや「音が静かで夜遅くに洗濯するときに気にならずに…」といったコメントを含むページW10が表示される。これにより、ユーザU1がレビューRV12の内容に基づいて、洗濯機Aを購入するかどうかを検討したりする。また、図1の例では、レビューRV12の内容は、満足度が最大の「5」であり、音が小さいという洗濯機Aの価値を示すコメントを含むため、洗濯機Aについて好意的な内容であるものとする。なお、各レビューの内容が対象に対して好意的な内容かどうかは、満足度やコメントの内容に基づいて決定されてもよい。例えば、決定装置100は、満足度が所定の閾値(例えば、4)以上である場合、レビューの内容が対象に対して好意的であると決定してもよい。例えば、決定装置100は、形態素解析等の種々の自然言語処理技術の従来技術を適宜用いてコメントの意味解析を行った結果に基づいて、レビューの内容が対象に対して好意的な内容かどうかを決定してもよい。
ここから、レビューRV12に関する情報が提供されたユーザU1が、所定の期間内(例えば、ステップS12から1週間以内)に洗濯機Aを購入した場合を例に説明する。例えば、端末装置10は、ユーザU1による操作に応じて、商取引装置50に購入を要求する(ステップS13)。例えば、端末装置10は、商取引装置50に洗濯機Aの購入を要求する。例えば、端末装置10は、画面に表示された商取引装置50が提供する電子商取引のサイトで洗濯機AをユーザU1が選択することにより、商取引装置50に洗濯機Aの購入を要求してもよい。
ステップS13においてユーザU1から洗濯機Aの購入要求を受信した商取引装置50は、洗濯機Aの購入処理を行う。例えば、商取引装置50は、洗濯機Aの購入の決済処理を行い、登録(入力)されたユーザU1の住所へ洗濯機Aを配送する。
また、商取引装置50は、決定装置100へ購入情報を提供する(ステップS14)。例えば、商取引装置50は、決定装置100へユーザU1が洗濯機Aを購入したことを示す情報を購入情報として提供する。これにより、決定装置100は、投稿されたレビューRV12へのユーザU1の直接の評価とは異なる情報であって、レビューRV12への他のユーザU1の反応に関する情報である購入情報を取得する。
商取引装置50から購入情報を取得した決定装置100は、取得した購入情報に基づいてレビューの評価を決定する(ステップS15)。例えば、決定装置100は、取得した購入情報に基づいてレビューRV12の評価を上昇させる(高くする)。図1の例では、ユーザU1が洗濯機Aについて好意的な内容であるレビューRV12を閲覧してから所定の期間内に洗濯機Aを購入しているため、決定装置100は、レビューRV12の内容が適切であるとして、レビューRV12の評価を上昇させる(高くする)。すなわち、決定装置100は、レビューRV12を閲覧したユーザU1が、レビューRV12に対して正の反応をしているとして、レビューRV12の評価を上昇させる(高くする)。なお、ここでいう「正の反応」とは、レビューの内容から想定されるユーザの反応を意味する。例えば、洗濯機Aについて好意的な内容であるレビューRV12を閲覧したユーザU1は、洗濯機Aを提供する提供元の利益につながる行動をとると期待され、洗濯機Aを購入したため、想定されるユーザの反応をしたこととなる。
具体的には、決定装置100は、レビューRV12の評価スコアを「3.1」から「4.1」に上昇させる。例えば、決定装置100は、レビューRV12の評価スコアに1加算することにより、レビューRV12の評価スコアを「3.1」から「4.1」に上昇させる。なお、上記の評価スコアの上昇は一例であり、決定装置100は、種々の情報を適宜用いて、レビューRV12の評価スコアをどの程度上昇させるかを決定してもよい。
上述したように、図1の例では、決定装置100は、レビュー情報記憶部122−2に示すように、レビューRV12の評価スコアを「3.1」から「4.1」に上昇させる。図1中のレビュー情報記憶部122−2は、レビューRV12の評価を上昇させた後のレビュー情報記憶部122の状態を示す。また、レビュー情報記憶部122とレビュー情報記憶部122−2は、記憶された情報の差異以外の点では同一のレビュー情報記憶部122である。
このように、レビューRV12の評価を上昇させた決定装置100は、レビュー情報記憶部122−2に示すように、更新された各レビューの評価スコアに基づいて順位を決定する。図1の例では、レビュー情報記憶部122−2に示すように、レビューRV12は、評価スコアの上昇により「4.1」となったため、レビューRV13の評価スコア「4」と、レビューRV14の評価スコア「3.5」よりも高くなったため、順位が「1」位となる。また、レビュー情報記憶部122−2に示すように、レビューRV12の順位の上昇に伴い、レビューRV13、RV14が繰り下がり、レビューRV13の順位が「2」位となり、レビューRV14の順位が「3」位となる。なお、各レビューの順位の用途については図2で説明する。
上述したように、決定装置100は、ユーザU1が洗濯機Aについて好意的な内容であるレビューRV12を閲覧してから所定の期間内に洗濯機Aを購入しているため、レビューRV12の内容が適切であると決定する。そして、決定装置100は、レビューRV12がレビューRV12を投稿したユーザU4以外の他のユーザ(ユーザU1)にとって有用な情報であるため、レビューRV12の評価を高くすると決定する。このように、決定装置100は、レビューの評価を適切に決定することができる。
なお、上述した例では、図1中のレビュー情報記憶部122に示すレビューRV12の評価スコア「3.1」は、ステップS15以前のレビューRV12が提供されたユーザの反応に基づく評価スコアである場合を示したが、評価スコアの初期値は適宜設定されてもよい。例えば、レビューの評価スコアは、そのレビューに対する他のユーザの反応が未取得である場合、所定の値(例えば、「3」など)を初期値としてもよい。また、例えば、レビューの評価スコアは、ユーザが投稿した他のレビューの評価スコアの平均を初期値として用いてもよい。また、レビューの評価スコアは、同じ対象に対する各レビューの満足度の平均との差に基づく初期値を用いてもよい。例えば、レビューの評価スコアは、同じ対象に対する各レビューの満足度の平均が「3」であり、そのレビューの満足度が「3」である場合、所定の初期値(例えば、「5」等)に設定してもよい。また、例えば、レビューの評価スコアは、同じ対象に対する各レビューの満足度の平均が「3」であり、そのレビューの満足度が「2」である場合、所定の初期値から1減算した値(例えば、「4」等)に設定してもよい。なお、上記は一例であり、決定装置100は、種々の情報を適宜用いて各レビューの評価スコアの初期値を決定してもよい。
また、決定装置100は、レビューへ反応したユーザの信頼度に基づいて、レビューに関する評価を決定してもよい。例えば、決定装置100は、レビューへ反応したユーザ自身のレビューの投稿件数やそのユーザが投稿したレビューの評価スコア等に基づいて、レビューに関する評価を決定してもよい。例えば、決定装置100は、レビューへ反応したユーザ自身が投稿したレビューの評価スコアが高い場合、そのユーザの信頼度を高くしてもよい。例えば、決定装置100は、ユーザU1が投稿したレビューの評価スコアの平均である評価平均が高い場合、ユーザU1の信頼度を高くしてもよい。この場合、決定装置100は、レビューへのユーザU1の反応に関する情報のレビューの評価スコアに与える影響度を他のユーザよりも大きくしてもよい。これにより、決定装置100は、信頼性の高いユーザがレビューの評価に与える影響を大きくすることにより、レビューの評価を適切に決定することができる。
また、例えば、決定装置100は、ユーザU3の評価平均は「1.1」であり(図4参照)、ユーザU1やユーザU4等に比べて低いため、ユーザU3の信頼度を低くしてもよい。この場合、決定装置100は、レビューへのユーザU3の反応に関する情報のレビューの評価スコアに与える影響度を他のユーザよりも小さくしてもよい。これにより、決定装置100は、信頼性の低いユーザがレビューの評価に与える影響を抑制することにより、レビューの評価を適切に決定することができる。なお、上記は一例であり、決定装置100は、種々の情報を適宜用いてレビューの評価を決定してもよい。
また、図1の例では、対象に対して好意的な内容のレビューに対するユーザの反応に応じて、レビューの評価を決定する場合を示したが、決定装置100は、対象に対して好意的でない内容のレビュー(以下、「非好意的レビュー」とする場合がある)に対するユーザの反応に応じて、レビューの評価を決定してもよい。この点について、詳述する。ここでは、対象である洗濯機Aについて満足度が「2」であり、コメントが「電気代が高い…」と記載されたレビューに対する反応を基に、決定装置100が非好意的レビューの評価を決定する場合を説明する。なお、決定装置100は、満足度が所定の閾値(例えば、2)以下である場合、レビューの内容が対象に対して好意的でないと決定してもよいし、形態素解析等の種々の自然言語処理技術の従来技術を適宜用いてコメントの意味解析を行った結果に基づいて、レビューの内容が対象に対して好意的な内容かどうかを決定してもよい。
例えば、決定装置100が所定のユーザが利用する端末装置10に洗濯機Aについての非好意的レビューを送信することにより、所定のユーザが利用する端末装置10に洗濯機Aについての非好意的レビューが表示される。具体的には、所定のユーザが利用する端末装置10には、非好意的レビューの対象が洗濯機Aであることや、満足度が「2」であることを示す5つの星マークや「電気代が高い…」といったコメントを含むページが表示される。
ここから、洗濯機Aについての非好意的レビューが提供された所定のユーザが、所定の期間内(例えば、2週間以内)に洗濯機Aに類似する洗濯機Bを購入した場合を例に説明する。ここでは、決定装置100が所定のユーザが洗濯機Bを購入したことを示す購入情報を例えば商取引装置50等から取得済みであるものとする。
洗濯機Aについての非好意的レビューに関する情報が提供された所定のユーザが洗濯機Aに類似する洗濯機Bを購入したことを示す購入情報を取得した決定装置100は、取得した購入情報に基づいて洗濯機Aについての非好意的レビューの評価を決定する。例えば、決定装置100は、取得した購入情報に基づいて洗濯機Aについての非好意的レビューの評価を上昇させる(高くする)。この場合、所定のユーザが洗濯機Aについて好意的でない内容である非好意的レビューを閲覧してから所定の期間内に洗濯機Aと異なる洗濯機Bを購入しているため、決定装置100は、洗濯機Aについての非好意的レビューの内容が適切であるとして、洗濯機Aについての非好意的レビューの評価を上昇させる(高くする)。具体的には、決定装置100は、洗濯機Aについての非好意的レビューの評価スコアが「3」である場合、「4」に上昇させる。なお、上記の評価スコアの上昇は一例であり、決定装置100は、種々の情報を適宜用いて、非好意的レビューの評価スコアをどの程度上昇させるかを決定してもよい。
なお、非好意的レビューに対する反応に応じて、非好意的レビューの評価を上昇させる場合は上記に限らず、決定装置100は、種々の情報に基づいて、非好意的レビューの評価を上昇させてもよい。例えば、決定装置100は、非好意的レビューの提供を受けた所定のユーザが、その非好意的レビュー対象を提供する提供元の利益を減少させる行動を行った場合、その非好意的レビューに関する評価を高くしてもよい。例えば、決定装置100は、洗濯機Aを予約していたユーザが洗濯機Aについての非好意的レビューを閲覧した後の所定の期間内(例えば、1週間以内)に、洗濯機Aの購入の予定を取り消した場合、洗濯機Aについての非好意的レビューに関する評価を高くしてもよい。
また、例えば、決定装置100は、非好意的レビューを閲覧したユーザが、その非好意的レビューに対応する対象を提供する提供元の利益につながる行動を行わなかった場合、その非好意的レビューに関する評価を高くしてもよい。例えば、決定装置100は、所定のユーザが洗濯機Aについての非好意的レビューを閲覧した後の所定の期間内(例えば、1ヶ月以内)に、洗濯機Aを購入しなかった場合、洗濯機Aについての非好意的レビューに関する評価を高くしてもよい。なお、上記の所定の期間は一例であり、対象の内容やユーザに応じて適宜設定されてもよい。例えば、所定の期間は一例であり、対象の価格が高い程長くしたりしてもよい。
〔1−2.サービスの提供〕
次に、図2を用いて、レビューの評価を用いたサービスの提供の一例を説明する。図2は、実施形態に係るレビューの評価を用いたサービスの提供の一例を示す図である。なお、図2中の決定装置100と決定装置100−2は、レビュー情報記憶部122に記憶された内容が異なる状態を示すためのものであり、決定装置100と決定装置100−2は、レビュー情報記憶部122に記憶された情報の差異以外の点では同一の決定装置100である。例えば、図2中の決定装置100は、図1中のステップS15における評価決定前の決定装置100に対応する。すなわち、図2中の決定装置100のレビュー情報記憶部122に記憶されたレビュー情報は、図1中のレビュー情報記憶部122に対応する。
また、図2中の決定装置100−2は、図1中のステップS15における評価決定後の決定装置100に対応する。すなわち、図2中の決定装置100−2のレビュー情報記憶部122−2に記憶されたレビュー情報は、図2中のレビュー情報記憶部122−2に対応する。また、図2では、ユーザID「U2」により識別されるユーザ(以下、「ユーザU2」ともいう)がレビューの一覧(以下、「レビュー一覧」ともいう)を要求する場合を示す。
まず、図1中のステップS15における評価決定前の決定装置100(図2中の決定装置100)におけるサービスの提供について説明する。図2の例では、端末装置10は、ユーザU2による操作に応じて、決定装置100にレビュー一覧を要求する(ステップS21)。例えば、端末装置10は、決定装置100に洗濯機Aのレビュー一覧を要求する。例えば、端末装置10は、画面に一覧表示された複数の対象のうち洗濯機AをユーザU2が選択することにより、決定装置100に洗濯機Aのレビュー一覧を要求してもよい。例えば、端末装置10は、レビュー一覧を要求するユーザがユーザU2であることを示す情報や、レビュー一覧を要求する対象が洗濯機Aであることを示す情報を送信することにより、決定装置100にレビュー一覧を要求する。
端末装置10から洗濯機Aのレビュー一覧の要求を取得した決定装置100は、端末装置10に洗濯機Aのレビュー一覧を提供する(ステップS22)。例えば、決定装置100は、レビュー情報記憶部122に記憶されたレビュー情報のうち、洗濯機Aに関するレビュー一覧を端末装置10に提供する。例えば、決定装置100は、順位に基づいて並べられた各レビューが並んだ洗濯機Aに関するレビュー一覧を端末装置10に提供する。図2の例では、決定装置100は、順位が1位であるレビューRV13、順位が2位であるレビューRV14、順位が3位であるレビューRV12、順位が4位であるレビューRV11の順に並んだレビュー一覧を端末装置10に提供する。
次に、図1中のステップS15における評価決定後の決定装置100(図2中の決定装置100−2)におけるサービスの提供について説明する。図2の例では、端末装置10は、ユーザU2による操作に応じて、決定装置100−2にレビュー一覧を要求する(ステップS31)。例えば、端末装置10は、決定装置100−2に洗濯機Aのレビュー一覧を要求する。例えば、端末装置10は、画面に一覧表示された複数の対象のうち洗濯機AをユーザU2が選択することにより、決定装置100−2に洗濯機Aのレビュー一覧を要求してもよい。例えば、端末装置10は、レビュー一覧を要求するユーザがユーザU2であることを示す情報や、レビュー一覧を要求する対象が洗濯機Aであることを示す情報を送信することにより、決定装置100−2にレビュー一覧を要求する。
端末装置10から洗濯機Aのレビュー一覧の要求を取得した決定装置100−2は、端末装置10に洗濯機Aのレビュー一覧を提供する(ステップS32)。例えば、決定装置100−2は、レビュー情報記憶部122−2に記憶されたレビュー情報のうち、洗濯機Aに関するレビュー一覧を端末装置10に提供する。例えば、決定装置100−2は、順位に基づいて並べられた各レビューが並んだ洗濯機Aに関するレビュー一覧を端末装置10に提供する。図2の例では、決定装置100−2は、順位が1位であるレビューRV12、順位が2位であるレビューRV13、順位が3位であるレビューRV14、順位が4位であるレビューRV11の順に並んだレビュー一覧を端末装置10に提供する。
上述したように、決定装置100は、レビューRV12がレビューRV12を投稿したユーザU4以外の他のユーザにとって有用な情報であるとして、レビューRV12の評価スコアを高くすると決定したため、レビューRV12の順位が上昇する。これにより、決定装置100は、レビューRV12がよりユーザに閲覧されやすい順位で洗濯機Aのレビュー一覧をユーザに提供することができる。このように、決定装置100は、各レビューへの他のユーザの反応に応じた評価スコアに基づいて順位付けされたレビュー一覧を提供することにより、ユーザに適切にレビューに関する情報を提供することができる。
また、上述した例では、決定装置100が評価スコアに応じた順位に基づくレビュー一覧を提供する場合を示したが、決定装置100は、評価スコアに基づいて種々のサービスを提供してもよい。例えば、決定装置100は、評価スコアが所定の条件を満たすレビューを投稿したユーザに対して所定の報酬を提供してもよい。例えば、決定装置100は、評価スコアが「4」以上のレビューを投稿したユーザに対して所定の報酬を提供してもよい。この場合、決定装置100は、評価スコアが「4」以上のレビューRV13を投稿したユーザU13に対して所定額の電子マネー等の所定の報酬を提供してもよい。これにより、決定装置100は、対象に関する適切なレビューを投稿する動機づけをユーザに与えることができる。
〔2.決定装置の構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る決定装置100の構成について説明する。図3は、実施形態に係る決定装置100の構成例を示す図である。図3に示すように、決定装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、決定装置100は、決定装置100の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークと有線または無線で接続され、例えば決定システム1に含まれる端末装置10との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。実施形態に係る記憶部120は、図3に示すように、ユーザ情報記憶部121と、レビュー情報記憶部122とを有する。
(ユーザ情報記憶部121)
実施形態に係るユーザ情報記憶部121は、ユーザに関する各種情報を記憶する。例えば、ユーザ情報記憶部121は、ユーザ属性に関する各種情報を記憶する。図4は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。図4に示すユーザ情報記憶部121は、「ユーザID」、「端末ID」、「年齢」、「性別」、「レビュー件数」、「評価平均」、「レビュー済一覧」といった項目が含まれる。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。「端末ID」は、対応するユーザが利用する端末装置10を識別する情報を示す。なお、対応するユーザが複数の端末装置10を利用する場合、ユーザ情報記憶部121には、「端末ID」が複数記憶されてもよい。また、「年齢」は、対応するユーザIDにより識別されるユーザの年齢を示す。なお、「年齢」は、例えば35歳など、対応するユーザIDにより識別されるユーザの具体的な年齢であってもよい。また、「性別」は、対応するユーザIDにより識別されるユーザの性別を示す。
また、「レビュー件数」は、対応するユーザIDにより識別されるユーザが投稿したレビューの件数を示す。また、「評価平均」は、対応するユーザIDにより識別されるユーザが投稿したレビューに対する評価の平均を示す。「レビュー済一覧」は、対応するユーザIDにより識別されるユーザが投稿したレビュー一覧を示す。「レビュー済一覧」には、「対象1」、「対象2」といった項目が含まれる。
例えば、図4に示す例において、ユーザID「U1」により識別されるユーザ(図1中のユーザU1に対応)は、端末ID「TM1」により識別される端末装置10を利用していることを示す。また、ユーザID「U1」により識別されるユーザの年齢は、「30代」であり、性別は、「男性」であることを示す。また、ユーザID「U1」により識別されるユーザが投稿したレビューの件数は、「50」であることを示す。また、ユーザID「U1」により識別されるユーザが投稿したレビューの評価の平均は、「4.1」であることを示す。また、ユーザID「U1」により識別されるユーザがレビューを投稿した対象は、対象ID「TG4」により識別される対象や、対象ID「TG7」により識別される対象であることを示す。
例えば、図4に示す例において、ユーザID「U2」により識別されるユーザは、端末ID「TM2」により識別される端末装置10を利用していることを示す。また、ユーザID「U2」により識別されるユーザの年齢は、「20代」であり、性別は、「女性」であることを示す。また、ユーザID「U2」により識別されるユーザが投稿したレビューの件数は、「0」であることを示す。また、ユーザID「U2」により識別されるユーザが投稿したレビューの評価の平均は、「−」であることを示す。また、ユーザID「U2」により識別されるユーザがレビューを投稿した対象はないことを示す。
なお、ユーザ情報記憶部121は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報記憶部121は、氏名、居住地、興味、家族構成、収入、ライフスタイル等の情報を記憶してもよい。また、ユーザ情報記憶部121は、各ユーザの購入情報を記憶してもよい。例えば、決定装置100は、商取引装置50から取得した各ユーザの購入情報をユーザ情報記憶部121に記憶してもよい。
(レビュー情報記憶部122)
実施形態に係るレビュー情報記憶部122は、レビューに関する情報を記憶する。図5には、レビュー情報記憶部122に記憶されるユーザに関する情報の一例を示す。図5に示すように、レビュー情報記憶部122は、評価に関する情報として、「対象ID」、「カテゴリ」、「対象」、「レビューID」、「ユーザID」、「詳細情報」、「評価スコア」、「順位」といった項目が含まれる。
「対象ID」は、レビューの対象を識別するための識別情報を示す。また、「カテゴリ」は、対象が分類されるカテゴリを示す。図5に示す例におけるカテゴリは、「商品」または「サービス」である場合を示す。「対象」は、対象IDにより識別される対象であり、レビューの投稿の対象を示す。また、「レビューID」は、レビューを識別するための識別情報を示す。「ユーザID」は、対応するレビューを投稿したユーザを識別するための識別情報を示す。
また、「詳細情報」には、「満足度」、「コメント」といった項目が含まれる。「満足度」は、対応する対象に関するユーザの満足度を示す。例えば、「満足度」には、対応する対象に関するユーザの満足度が5点満点中の何点かを示す。「コメント」は、対応する対象に関してユーザが投稿したコメントを示す。
例えば、図5に示す例において、対象ID「TG1」により識別される対象は、カテゴリが「商品」である対象「洗濯機A」であることを示す。また、対象ID「TG1」により識別される対象「洗濯機A」には、レビューID「RV11」〜「RV14」等により識別されるレビューが投稿されていることを示す。例えば、対象ID「TG1」により識別される対象「洗濯機A」には、レビューID「RV11」により識別されるレビューが投稿されていることを示す。また、レビューID「RV11」により識別されるレビューは、ユーザID「U11」により識別されるユーザにより投稿されたことを示す。また、レビューID「RV11」により識別されるレビューは、満足度が「3」であり、「特に可もなく…」といったコメントを含むことを示す。また、レビューID「RV11」により識別されるレビューは、評価スコアが「2.5」であり、対象「洗濯機A」に対するレビューにおける順位が「4」位であることを示す。
また、レビュー情報記憶部122は、対象に関する画像や画像へのファイルパス等の情報を記憶してもよい。なお、レビュー情報記憶部122は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、レビュー情報記憶部122は、対象に関するレビューが投稿された日時に関する情報を記憶してもよい。
(制御部130)
図3の説明に戻って、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、決定装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(決定プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部130は、取得部131と、決定部132と、提供部133とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
(取得部131)
例えば、取得部131は、各種情報を取得する。例えば、取得部131は、ユーザが対象に対して投稿したレビューへの他のユーザの反応に関する情報を取得する。例えば、取得部131は、投稿されたレビューへの他のユーザの直接の評価とは異なる情報であって、投稿されたレビューへの他のユーザの反応に関する情報を取得する。例えば、レビューへの他のユーザの反応に関する情報として、レビューの閲覧後における他のユーザの行動に関する情報を取得する。図1では、取得部131は、商取引装置50から購入情報を取得する。
また、取得部131は、レビュー情報の要求を取得する。図1では、取得部131は、ユーザU1が利用する端末装置10からレビュー情報の要求を取得する。また、取得部131は、レビュー一覧の要求を取得する。図2では、取得部131は、ユーザU2が利用する端末装置10からレビュー一覧の要求を取得する。図1では、取得部131は端末装置10から洗濯機Aのレビュー要求を取得する。図2では、取得部131は、端末装置10から洗濯機Aのレビュー一覧の要求を取得する。
(決定部132)
決定部132は、種々の情報を決定する。例えば、決定部132は、取得部131により取得されたレビューへの他のユーザの反応に関する情報に基づいて、レビューに関する評価を決定する。決定部132は、レビューの閲覧後における他のユーザの行動に関する情報に基づいて、レビューに関する評価を決定する。
例えば、決定部132は、対象に対して好意的な内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象を提供する提供元の利益につながる行動を行った場合、レビューに関する評価を高くする。例えば、決定部132は、対象に対して好意的な内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象を購入した場合、レビューに関する評価を高くする。
例えば、決定部132は、対象に対して好意的でない内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象を提供する提供元の利益につながる行動を行わなかった場合、レビューに関する評価を高くする。例えば、決定部132は、対象に対して好意的でない内容であるレビューの閲覧後の所定の期間において、他のユーザが対象を購入しなかった場合、レビューに関する評価を高くする。
例えば、決定部132は、対象に対して好意的でない内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象を提供する提供元の利益を減少させる行動を行った場合、レビューに関する評価を高くする。例えば、決定部132は、対象に対して好意的でない内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象に類似する商品を購入した場合、レビューに関する評価を高くする。例えば、決定部132は、対象に対して好意的でない内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象の購入の予定を取り消した場合、レビューに関する評価を高くする。例えば、決定部132は、レビューへの他のユーザの反応に関する情報に基づいて算出されたスコアに応じて、レビューに関する評価を決定する。
例えば、決定部132は、対象に対して好意的な内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象を提供する提供元の利益を減少させる行動を行った場合、レビューに関する評価を低くする。例えば、決定部132は、対象に対して好意的な内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象に類似する商品を購入した場合、レビューに関する評価を低くする。例えば、決定部132は、対象に対して好意的な内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象の購入の予定を取り消した場合、レビューに関する評価を低くする。例えば、決定部132は、対象に対して好意的でない内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象を提供する提供元の利益につながる行動を行った場合、レビューに関する評価を低くする。例えば、決定部132は、対象に対して好意的でない内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象を購入した場合、レビューに関する評価を低くする。
図1の例では、決定部132は、商取引装置50から取得した購入情報に基づいてレビューの評価を決定する。例えば、決定部132は、取得した購入情報に基づいてレビューRV12の評価を上昇させる(高くする)。図1の例では、ユーザU1が洗濯機Aについて好意的な内容であるレビューRV12を閲覧してから所定の期間内に洗濯機Aを購入しているため、決定部132は、レビューRV12の内容が適切であるとして、レビューRV12の評価を上昇させる(高くする)。具体的には、決定部132は、レビューRV12の評価スコアを「3.1」から「4.1」に上昇させる。例えば、決定部132は、レビューRV12の評価スコアに1加算することにより、レビューRV12の評価スコアを「3.1」から「4.1」に上昇させる。また、決定部132は、レビューRV12の評価を上昇させた後、レビュー情報記憶部122−2に示すように、更新された各レビューの評価スコアに基づいて順位を決定する。
(提供部133)
提供部133は、外部の情報処理装置へ各種情報を提供する。例えば、提供部133は、決定部132により決定されたレビューに関する評価に基づいて、レビューに関するサービスを提供する。例えば、提供部133は、決定部132により決定されたレビューに関する評価に基づく順位で表示されるレビュー一覧情報を提供する。
例えば、提供部133は、レビュー情報を提供する。例えば、提供部133は、レビュー要求に対してレビュー情報を提供する。例えば、提供部133は、決定装置100へレビュー要求を送信した端末装置10に対してレビュー情報を提供する。
例えば、提供部133は、レビュー一覧を提供する。例えば、提供部133は、レビュー一覧要求に対してレビュー情報を提供する。例えば、提供部133は、決定装置100へレビュー一覧要求を送信した端末装置10に対してレビュー一覧を提供する。
〔3.レビューの評価の決定処理のフロー〕
ここで、図6を用いて、実施形態に係る決定装置100によるレビューの評価の決定処理の手順について説明する。図6は、実施形態に係るレビューの評価の決定の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、決定装置100は、レビュー情報をユーザへ提供する(ステップS101)。図1では、決定装置100は、端末装置10に洗濯機Aのレビュー情報を提供する。
その後、決定装置100は、所定期間にユーザが反応したかどうかを判定する(ステップS102)。決定装置100は、所定期間にユーザが反応した場合(ステップS102:Yes)、レビュー情報に対する正の反応かどうかを判定する(ステップS103)。決定装置100は、レビュー情報に対する正の反応である場合(ステップS103:Yes)、レビュー情報の評価を上昇させると決定する(ステップS104)。
一方、決定装置100は、レビュー情報に対する正の反応でない場合(ステップS103:No)、レビュー情報の評価を低下させると決定する(ステップS105)。
また、決定装置100は、所定期間にユーザが反応しなかった場合(ステップS102:No)、レビュー情報が負の内容かどうかを判定する(ステップS106)。決定装置100は、レビュー情報が負の内容である場合(ステップS106:Yes)、レビュー情報の評価を上昇させると決定する(ステップS104)。一方、決定装置100は、レビュー情報が負の内容でない場合(ステップS106:No)、レビュー情報の評価を更新せずに処理を終了する。
〔4.決定処理(評価スコアの低下)〕
上述した例では、決定装置100がレビューの評価スコアを上昇させる例を示したが、決定装置100は、レビューの評価スコアを低下させてもよい。この点について、図7を用いて説明する。図7は、実施形態に係る決定処理の一例を示す図である。
まず、図7の例では、端末装置10は、ユーザU2による操作に応じて、決定装置100にレビュー情報を要求する(ステップS41)。例えば、端末装置10は、決定装置100に洗濯機Aのレビュー情報を要求する。例えば、端末装置10は、画面に一覧表示された複数の対象のうち洗濯機AをユーザU2が選択することにより、決定装置100に洗濯機Aのレビュー情報を要求してもよい。例えば、端末装置10は、レビュー情報を要求するユーザがユーザU2であることを示す情報や、レビュー情報を要求する対象が洗濯機Aであることを示す情報を送信することにより、決定装置100にレビュー情報を要求する。
端末装置10から洗濯機Aのレビュー要求を取得した決定装置100は、端末装置10に洗濯機Aのレビュー情報を提供する(ステップS42)。例えば、決定装置100は、レビュー情報記憶部122に記憶されたレビュー情報のうち、洗濯機Aに関するレビュー情報を端末装置10に提供する。
図7中のレビュー情報記憶部122に示すレビューRV12の評価スコア「3.1」は、ユーザU2の反応に基づく、レビューRV12の評価の決定前のレビューRV12の評価スコアを示す。なお、図7中のレビュー情報記憶部122に示すレビューRV12の評価スコア「3.1」は、ステップS45以前のレビューRV12が提供されたユーザの反応に基づく評価スコアであってもよい。
図7に示すように、レビューRV12に関する情報が提供された端末装置10にはページW10が表示される。具体的には、端末装置10には、レビューRV12の対象が「洗濯機A」であることや、投稿者がユーザU4であることを示すページW10が表示される。端末装置10には、レビューRV12における満足度が「5」であることを示す5つの星マークや「音が静かで夜遅くに洗濯するときに気にならずに…」といったコメントを含むページW10が表示される。これにより、ユーザU2がレビューRV12の内容に基づいて、洗濯機Aを購入するかどうかを検討したりする。また、図7の例では、レビューRV12の内容は、満足度が最大の「5」であり、音が小さいという洗濯機Aの価値を示すコメントを含むため、洗濯機Aについて好意的な内容であるものとする。
ここから、レビューRV12に関する情報が提供されたユーザU2が、所定の期間内(例えば、ステップS42から1週間以内)に、洗濯機Aと異なる洗濯機Bを購入した場合を例に説明する。例えば、端末装置10は、ユーザU2による操作に応じて、商取引装置50に購入を要求する(ステップS43)。例えば、端末装置10は、商取引装置50に洗濯機Bの購入を要求する。例えば、端末装置10は、画面に表示された商取引装置50が提供する電子商取引のサイトで洗濯機BをユーザU2が選択することにより、商取引装置50に洗濯機Bの購入を要求してもよい。
ステップS43においてユーザU2から洗濯機Bの購入要求を受信した商取引装置50は、洗濯機Bの購入処理を行う。例えば、商取引装置50は、洗濯機Bの購入の決済処理を行い、登録(入力)されたユーザU2の住所へ洗濯機Bを配送する。
また、商取引装置50は、決定装置100へ購入情報を提供する(ステップS44)。例えば、商取引装置50は、決定装置100へユーザU2が洗濯機Bを購入したことを示す情報を購入情報として提供する。
商取引装置50から購入情報を取得した決定装置100は、取得した購入情報に基づいてレビューの評価を決定する(ステップS45)。例えば、決定装置100は、取得した購入情報に基づいてレビューRV12の評価を低下させる(低くする)。図7の例では、ユーザU2が洗濯機Aについて好意的な内容であるレビューRV12をユーザU2が閲覧してから所定の期間内にユーザU2が洗濯機Aと異なる洗濯機Bを購入しているため、決定装置100は、レビューRV12の内容が適切でないとして、レビューRV12の評価を低下させる(低くする)。すなわち、決定装置100は、レビューRV12を閲覧したユーザU2が、レビューRV12に対して負の反応をしているとして、レビューRV12の評価を低下させる(低くする)。なお、ここでいう「負の反応」とは、レビューの内容から想定されるユーザの反応(正の反応)とは逆の反応を意味する。例えば、洗濯機Aについて好意的な内容であるレビューRV12を閲覧したユーザU2は、洗濯機Aを提供する提供元の利益につながる行動をとると期待されるが、他の洗濯機Bを購入したため、想定されるユーザの反応と逆の反応をしたこととなる。
具体的には、決定装置100は、レビューRV12の評価スコアを「3.1」から「2.1」に低下させる。例えば、決定装置100は、レビューRV12の評価スコアを1減算することにより、レビューRV12の評価スコアを「3.1」から「2.1」に低下させる。なお、上記の評価スコアの低下は一例であり、決定装置100は、種々の情報を適宜用いて、レビューRV12の評価スコアをどの程度低下させるかを決定してもよい。
上述したように、図7の例では、決定装置100は、レビュー情報記憶部122−3に示すように、レビューRV12の評価スコアを「3.1」から「2.1」に低下させる。図7中のレビュー情報記憶部122−3は、レビューRV12の評価を低下させた後のレビュー情報記憶部122の状態を示す。また、レビュー情報記憶部122とレビュー情報記憶部122−3は、記憶された情報の差異以外の点では同一のレビュー情報記憶部122である。
このように、レビューRV12の評価を低下させた決定装置100は、レビュー情報記憶部122−3に示すように、更新された各レビューの評価スコアに基づいて順位を決定する。図7の例では、レビュー情報記憶部122−3に示すように、レビューRV12は、評価スコアの低下により「2.1」となったため、レビューRV11の評価スコア「2.5」よりも低くなったため、順位が「4」位となる。また、レビュー情報記憶部122−3に示すように、レビューRV12の順位の低下に伴い、レビューRV11が繰り上がり、レビューRV11の順位が「3」位となる。
図7の例では、決定装置100は、ユーザU2が洗濯機Aについて好意的な内容であるレビューRV12を閲覧してから所定の期間内に洗濯機Bを購入しているため、レビューRV12の内容が適切でないと決定する。そして、決定装置100は、レビューRV12がレビューRV12を投稿したユーザU4以外の他のユーザにとって有用な情報でないため、レビューRV12の評価を低くすると決定する。このように、決定装置100は、レビューの評価を適切に決定することができる。
なお、図1の例と図7の例とでは、レビューRV12の内容が他のユーザにとって適切である場合と適切でない場合との相反する場合を示した。このように、レビューは、あるユーザにとっては適切であり、他のユーザにとっては適切でない場合がある。例えば、図1の場合、ユーザU1が夜遅くに洗濯をするユーザであるため、レビューRV12の内容はユーザU1にとっては価値があり、また満足度と合致していることとなる。したがって、レビューRV12は、ユーザU1にとっては、適切なレビューとなる。
一方で、例えば、図7の場合、ユーザU2は日中に洗濯をするユーザであり、静音性よりも電気代や水の使用量等に価値を感じるユーザであるため、レビューRV12の内容はユーザU2にとっては価値がなく、また満足度と合致していないこととなる。したがって、レビューRV12は、ユーザU2にとっては、適切でないレビューとなる。
なお、上述した例では、ユーザU1とユーザU2の2人のみの反応であるが、多数(例えば10万等)のユーザのレビュー閲覧後の反応に基づくことにより、決定装置100は、レビューの評価を適切に決定することができる。すなわち、決定装置100は、そのレビューの提供サービスを受けるユーザ全体の傾向に沿って、レビューの評価を適切に決定することができる。
また、図7の例では、対象に対して好意的な内容のレビューに対するユーザの負の反応に応じて、レビューの評価を低下させる場合を示したが、決定装置100は、非好意的レビューに対するユーザの負の反応に応じて、レビューの評価を決定してもよい。この点について、詳述する。ここでは、対象である洗濯機Aについて満足度が「2」であり、コメントが「電気代が高い…」と記載されたレビュー(非好意的レビュー)に対する反応を基に、決定装置100が非好意的レビューの評価を決定する場合を説明する。
例えば、決定装置100が所定のユーザが利用する端末装置10に洗濯機Aについての非好意的レビューを送信することにより、所定のユーザが利用する端末装置10に非好意的レビューが表示される。具体的には、所定のユーザが利用する端末装置10には、非好意的レビューの対象が洗濯機Aであることや、満足度が「2」であることを示す5つの星マークや「電気代が高い…」といったコメントを含むページが表示される。
ここから、洗濯機Aについての非好意的レビューが提供された所定のユーザが、所定の期間内(例えば、1週間以内)に洗濯機Aを購入した場合を例に説明する。ここでは、決定装置100が所定のユーザが洗濯機Aを購入したことを示す購入情報を例えば商取引装置50等から取得済みであるものとする。
洗濯機Aについての非好意的レビューに関する情報が提供された所定のユーザが洗濯機Aを購入したことを示す購入情報を取得した決定装置100は、取得した購入情報に基づいて洗濯機Aについての非好意的レビューの評価を決定する。例えば、決定装置100は、取得した購入情報に基づいて洗濯機Aについての非好意的レビューの評価を低下させる(低くする)。この場合、所定のユーザが洗濯機Aについて好意的でない内容である非好意的レビューを閲覧してから所定の期間内に洗濯機Aを購入しているため、決定装置100は、洗濯機Aについての非好意的レビューの内容が適切でないとして、洗濯機Aについての非好意的レビューの評価を低下させる(低くする)。具体的には、決定装置100は、洗濯機Aについての非好意的レビューの評価スコアが「3」である場合、「2」に低下させる。なお、上記の評価スコアの低下は一例であり、決定装置100は、種々の情報を適宜用いて、非好意的レビューの評価スコアをどの程度低下させるかを決定してもよい。
なお、非好意的レビューに対する反応に応じて、非好意的レビューの評価を低下させる場合は上記に限らず、決定装置100は、種々の情報に基づいて、非好意的レビューの評価を低下させてもよい。
〔5.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る決定装置100は、取得部131と、決定部132とを有する。取得部131は、ユーザが対象に対して投稿したレビューへの他のユーザの反応に関する情報を取得する。決定部132は、取得部131により取得されたレビューへの他のユーザの反応に関する情報に基づいて、レビューに関する評価を決定する。
これにより、実施形態に係る決定装置100は、レビューへの他のユーザの反応に関する情報に基づくことにより、レビューの評価を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る決定装置100において、取得部131は、レビューへの他のユーザの反応に関する情報として、レビューの閲覧後における他のユーザの行動に関する情報を取得する。決定部132は、レビューの閲覧後における他のユーザの行動に関する情報に基づいて、レビューに関する評価を決定する。
これにより、実施形態に係る決定装置100は、レビューの閲覧後における他のユーザの行動に関する情報に基づくことにより、レビューの評価を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部132は、対象に対して好意的な内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象を提供する提供元の利益につながる行動を行った場合、レビューに関する評価を高くする。
これにより、実施形態に係る決定装置100は、対象に対して好意的な内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象を提供する提供元の利益につながる行動を行った場合、レビューに関する評価を高くすることにより、レビューの評価を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部132は、対象に対して好意的な内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象を購入した場合、レビューに関する評価を高くする。
これにより、実施形態に係る決定装置100は、対象に対して好意的な内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象を購入した場合、レビューに関する評価を高くすることにより、レビューの評価を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部132は、対象に対して好意的な内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象を提供する提供元の利益を減少させる行動を行った場合、レビューに関する評価を低くする。
これにより、実施形態に係る決定装置100は、対象に対して好意的な内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象を提供する提供元の利益を減少させる行動を行った場合、レビューに関する評価を低くすることにより、レビューの評価を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部132は、対象に対して好意的でない内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象に類似する商品を購入した場合、レビューに関する評価を低くする。
これにより、実施形態に係る決定装置100は、対象に対して好意的な内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象に類似する商品を購入した場合、レビューに関する評価を低くすることにより、レビューの評価を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部132は、対象に対して好意的な内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象の購入の予定を取り消した場合、レビューに関する評価を低くする。
これにより、実施形態に係る決定装置100は、対象に対して好意的な内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象の購入の予定を取り消した場合、レビューに関する評価を低くすることにより、レビューの評価を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部132は、対象に対して好意的でない内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象を提供する提供元の利益につながる行動を行わなかった場合、レビューに関する評価を高くする。
これにより、実施形態に係る決定装置100は、対象に対して好意的でない内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象を提供する提供元の利益につながる行動を行わなかった場合、レビューに関する評価を高くすることにより、レビューの評価を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部132は、対象に対して好意的でない内容であるレビューの閲覧後の所定の期間において、他のユーザが対象を購入しなかった場合、レビューに関する評価を高くする。
これにより、実施形態に係る決定装置100は、対象に対して好意的でない内容であるレビューの閲覧後の所定の期間において、他のユーザが対象を購入しなかった場合、レビューに関する評価を高くすることにより、レビューの評価を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部132は、対象に対して好意的でない内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象を提供する提供元の利益を減少させる行動を行った場合、レビューに関する評価を高くする。
これにより、実施形態に係る決定装置100は、対象に対して好意的でない内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象を提供する提供元の利益を減少させる行動を行った場合、レビューに関する評価を高くすることにより、レビューの評価を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部132は、対象に対して好意的でない内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象に類似する商品を購入した場合、レビューに関する評価を高くする。
これにより、実施形態に係る決定装置100は、対象に対して好意的でない内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象に類似する商品を購入した場合、レビューに関する評価を高くすることにより、レビューの評価を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部132は、対象に対して好意的でない内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象の購入の予定を取り消した場合、レビューに関する評価を高くする。
これにより、実施形態に係る決定装置100は、対象に対して好意的でない内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象の購入の予定を取り消した場合、レビューに関する評価を高くすることにより、レビューの評価を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部132は、対象に対して好意的でない内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象を提供する提供元の利益につながる行動を行った場合、レビューに関する評価を低くする。
これにより、実施形態に係る決定装置100は、対象に対して好意的でない内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象を提供する提供元の利益につながる行動を行った場合、レビューに関する評価を低くすることにより、レビューの評価を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部132は、対象に対して好意的でない内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象を購入した場合、レビューに関する評価を低くする。
これにより、実施形態に係る決定装置100は、対象に対して好意的でない内容であるレビューの閲覧後において、他のユーザが対象を購入した場合、レビューに関する評価を低くすることにより、レビューの評価を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る決定装置100は、提供部133を有する。提供部133は、決定部132により決定されたレビューに関する評価に基づいて、レビューに関するサービスを提供する。
これにより、実施形態に係る決定装置100は、レビューに関する評価に基づいて、レビューに関するサービスを提供することにより、レビューに関するサービスを適切に提供することができる。
また、実施形態に係る決定装置100において、提供部133は、決定部132により決定されたレビューに関する評価に基づく順位で表示されるレビュー一覧情報を提供する。
これにより、実施形態に係る決定装置100は、レビューに関する評価に基づく順位で表示されるレビュー一覧情報を提供することにより、レビューに関するサービスを適切に提供することができる。
また、実施形態に係る決定装置100において、提供部133は、決定部132により決定された評価が所定の条件を満たすレビューを投稿したユーザに対して所定の報酬を提供する。
これにより、実施形態に係る決定装置100は、対象に関する適切なレビューを投稿する動機づけをユーザに与えることができる。
〔6.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態に係る決定装置100は、例えば図8に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図8は、決定装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD(Hard Disk Drive)1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータをネットワークNを介して他の機器へ提供する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る決定装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔7.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 決定システム
100 決定装置
121 ユーザ情報記憶部
122 レビュー情報記憶部
130 制御部
131 取得部
132 決定部
133 提供部
10 端末装置
50 商取引装置
N ネットワーク

Claims (19)

  1. ユーザが対象に対して投稿したレビューへの前記ユーザとは異なる他のユーザの反応に関する情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記レビューへの前記他のユーザの反応に関する情報と、前記他のユーザが投稿した他のレビューに対する評価に基づき決定された前記他のユーザの信頼度とに基づいて、前記信頼度が高い程、前記他のユーザの反応が前記レビューの評価に与える影響を大きくすることにより、前記レビューに関する評価を決定し、前記レビューの閲覧後において前記他のユーザが前記対象に類似する商品を購入した場合、当該レビューが前記対象に対して好意的な内容であれば当該レビューに関する評価を低くし、当該レビューが前記対象に対して好意的でない内容であれば前記レビューに関する評価を高くする決定部と、
    を備えたことを特徴とする決定装置。
  2. 前記取得部は、
    前記レビューへの他のユーザの反応に関する情報として、前記レビューの閲覧後における前記他のユーザの行動に関する情報を取得し、
    前記決定部は、
    前記レビューの閲覧後における前記他のユーザの行動に関する情報に基づいて、前記レビューに関する評価を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の決定装置。
  3. 前記決定部は、
    前記対象に対して好意的な内容である前記レビューの閲覧後において、前記他のユーザが前記対象を提供する提供元の利益につながる行動を行った場合、前記レビューに関する評価を高くする
    ことを特徴とする請求項2に記載の決定装置。
  4. 前記決定部は、
    前記対象に対して好意的な内容である前記レビューの閲覧後において、前記他のユーザが前記対象を購入した場合、前記レビューに関する評価を高くする
    ことを特徴とする請求項3に記載の決定装置。
  5. 前記決定部は、
    前記対象に対して好意的な内容である前記レビューの閲覧後において、前記他のユーザが前記対象を提供する提供元の利益を減少させる行動を行った場合、前記レビューに関する評価を低くする
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の決定装置。
  6. 前記決定部は、
    前記対象に対して好意的な内容である前記レビューの閲覧後において、前記他のユーザが前記対象に類似する商品を購入した場合、前記レビューに関する評価を低くする
    ことを特徴とする請求項5に記載の決定装置。
  7. 前記決定部は、
    前記対象に対して好意的な内容である前記レビューの閲覧後において、前記他のユーザが前記対象の購入の予定を取り消した場合、前記レビューに関する評価を低くする
    ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の決定装置。
  8. 前記決定部は、
    前記対象に対して好意的でない内容である前記レビューの閲覧後において、前記他のユーザが前記対象を提供する提供元の利益につながる行動を行わなかった場合、前記レビューに関する評価を高くする
    ことを特徴とする請求項2〜7のいずれか1項に記載の決定装置。
  9. 前記決定部は、
    前記対象に対して好意的でない内容である前記レビューの閲覧後の所定の期間において、前記他のユーザが前記対象を購入しなかった場合、前記レビューに関する評価を高くする
    ことを特徴とする請求項7に記載の決定装置。
  10. 前記決定部は、
    前記対象に対して好意的でない内容である前記レビューの閲覧後において、前記他のユーザが前記対象を提供する提供元の利益を減少させる行動を行った場合、前記レビューに関する評価を高くする
    ことを特徴とする請求項2〜9のいずれか1項に記載の決定装置。
  11. 前記決定部は、
    前記対象に対して好意的でない内容である前記レビューの閲覧後において、前記他のユーザが前記対象に類似する商品を購入した場合、前記レビューに関する評価を高くする
    ことを特徴とする請求項10に記載の決定装置。
  12. 前記決定部は、
    前記対象に対して好意的でない内容である前記レビューの閲覧後において、前記他のユーザが前記対象の購入の予定を取り消した場合、前記レビューに関する評価を高くする
    ことを特徴とする請求項10に記載の決定装置。
  13. 前記決定部は、
    前記対象に対して好意的でない内容である前記レビューの閲覧後において、前記他のユーザが前記対象を提供する提供元の利益につながる行動を行った場合、前記レビューに関する評価を低くする
    ことを特徴とする請求項2〜12のいずれか1項に記載の決定装置。
  14. 前記決定部は、
    前記対象に対して好意的でない内容である前記レビューの閲覧後において、前記他のユーザが前記対象を購入した場合、前記レビューに関する評価を低くする
    ことを特徴とする請求項13に記載の決定装置。
  15. 前記決定部により決定された前記レビューに関する評価に基づいて、前記レビューに関するサービスを提供する提供部、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の決定装置。
  16. 前記提供部は、
    前記決定部により決定された前記レビューに関する評価に基づく順位で表示される前記レビューの一覧情報を提供する
    ことを特徴とする請求項15に記載の決定装置。
  17. 前記提供部は、
    前記決定部により決定された評価が所定の条件を満たす前記レビューを投稿したユーザに対して所定の報酬を提供する
    ことを特徴とする請求項15または請求項16に記載の決定装置。
  18. コンピュータが実行する決定方法であって、
    ユーザが対象に対して投稿したレビューへの前記ユーザとは異なる他のユーザの反応に関する情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された前記レビューへの前記他のユーザの反応に関する情報と、前記他のユーザが投稿した他のレビューに対する評価に基づき決定された前記他のユーザの信頼度とに基づいて、前記信頼度が高い程、前記他のユーザの反応が前記レビューの評価に与える影響を大きくすることにより、前記レビューに関する評価を決定し、前記レビューの閲覧後において前記他のユーザが前記対象に類似する商品を購入した場合、当該レビューが前記対象に対して好意的な内容であれば当該レビューに関する評価を低くし、当該レビューが前記対象に対して好意的でない内容であれば前記レビューに関する評価を高くする決定工程と、
    を含むことを特徴とする決定方法。
  19. ユーザが対象に対して投稿したレビューへの前記ユーザとは異なる他のユーザの反応に関する情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得された前記レビューへの前記他のユーザの反応に関する情報と、前記他のユーザが投稿した他のレビューに対する評価に基づき決定された前記他のユーザの信頼度とに基づいて、前記信頼度が高い程、前記他のユーザの反応が前記レビューの評価に与える影響を大きくすることにより、前記レビューに関する評価を決定し、前記レビューの閲覧後において前記他のユーザが前記対象に類似する商品を購入した場合、当該レビューが前記対象に対して好意的な内容であれば当該レビューに関する評価を低くし、当該レビューが前記対象に対して好意的でない内容であれば前記レビューに関する評価を高くする決定手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする決定プログラム。
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