JP6727997B2 - 推定装置、推定方法、及び推定プログラム - Google Patents

推定装置、推定方法、及び推定プログラム Download PDF

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Description

本発明は、推定装置、推定方法、及び推定プログラムに関する。
従来、文字情報の解析に関する種々の技術が提供されている。例えば、所定の文字情報からそのトピックを推定する技術が提供されている。
特開2015−219583号公報
しかしながら、上記の従来技術では、文字情報のうちどの箇所がユーザに影響を与えたかを適切に推定することは難しい。例えば、文字情報からそのトピックを推定するのみでは、その文字情報の主要な対象に関する推定を行うことができるが、文字情報のうちどの箇所がユーザに影響を与えたかを適切に推定することは難しい。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、文字情報のうちどの箇所がユーザに影響を与えたかを適切に推定する推定装置、推定方法、及び推定プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る推定装置は、商取引の対象を購入したユーザに前記対象の購入前に提供された前記対象に関する文字情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記文字情報に基づいて、前記文字情報中において前記対象の購入に影響を与える箇所である影響箇所を推定する推定部と、を備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、文字情報のうちどの箇所がユーザに影響を与えたかを適切に推定することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る推定処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る推定処理の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る推定装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係るレビュー情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係るレビューの評価の推定の一例を示すフローチャートである。 図7は、変形例に係る推定装置の構成例を示す図である。 図8は、変形例に係る対象関連情報記憶部の一例を示す図である。 図9は、変形例に係る影響箇所の推定の一例を示す図である。 図10は、変形例に係る推定処理の一例を示すフローチャートである。 図11は、推定装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る推定装置、推定方法、及び推定プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る推定装置、推定方法、及び推定プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
〔1.推定処理〕
図1を用いて、実施形態に係る推定処理の一例について説明する。図1及び図2は、実施形態に係る推定処理の一例を示す図である。以下では、ユーザに提供する対象に関する文字情報が、対象に対して投稿されたレビューである場合を一例として示す。図1及び図2の例では、推定装置100があるレビューに関する情報(以下、「レビュー情報」ともいう)が提供されたユーザの反応に基づいて、そのレビューに含まれる影響箇所を推定する場合を示す。また、ここでいう対象には、商品やサービスに限らず、種々の対象が含まれてもよい。
図1に示すように、推定システム1には、端末装置10と、商取引装置50(図2参照)と、推定装置100とが含まれる。端末装置10と、商取引装置50と、推定装置100とは図示しない所定の通信網を介して、有線または無線により通信可能に接続される。また、図1に示した推定システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の商取引装置50や、複数台の推定装置100が含まれてもよい。
端末装置10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。図1に示す例においては、端末装置10がスマートフォンである場合を示す。なお、以下では、端末装置10をユーザと表記する場合がある。すなわち、以下では、ユーザを端末装置10と読み替えることもできる。
商取引装置50は、電子商取引サービスを提供するために用いられる情報処理装置である。例えば、商取引装置50は、ユーザからの購入要求に応じて、電子商取引サービスを提供する。また、商取引装置50は、ユーザの購入に関する情報(以下、「購入情報」ともいう)を推定装置100へ提供する。なお、商取引装置50を用いる提供元が提供するサービスは、ユーザが購入した商品やサービスをユーザに提供可能であれば、電子商取引サービスに限らず、どのような態様のサービスであってもよい。また、商取引装置50は、推定装置100と一体であってもよい。例えば、商取引装置50が推定装置100と一体である場合、推定装置100は、電子商取引サービスを提供してもよい。
推定装置100は、商取引の対象を購入したユーザに対象の購入前に提供された対象に関する文字情報中において対象の購入に影響を与える箇所である影響箇所を推定する。図1及び図2では、推定装置100は、レビューの閲覧後において、そのレビューの対象を購入したかどうかに基づいて、レビューの影響箇所を推定する場合を示す。なお、図1及び図2の例では、推定装置100は、ユーザからの要求に応じて、所定の対象に関するレビュー一覧をユーザが利用する端末装置10に提供するものとする。また、図1及び図2の例では、推定装置100は、所定の対象に対するユーザからのレビューの投稿を取得するものとする。
まず、図1の例では、ユーザID「U1」により識別されるユーザ(以下、「ユーザU1」ともいう)が利用する端末装置10は、ユーザU1による操作に応じて、推定装置100にレビューを要求する(ステップS11)。例えば、端末装置10は、推定装置100にお菓子Aのレビューを要求する。例えば、端末装置10は、画面に一覧表示された複数の対象のうちお菓子AをユーザU1が選択することにより、推定装置100にお菓子Aのレビューを要求してもよい。例えば、端末装置10は、レビューを要求するユーザがユーザU1であることを示す情報や、レビューを要求する対象がお菓子Aであることを示す情報を送信することにより、推定装置100にレビューを要求する。
端末装置10からお菓子Aのレビュー要求を取得した推定装置100は、端末装置10にお菓子Aのレビュー一覧を提供する(ステップS12)。例えば、推定装置100は、レビュー情報記憶部122に記憶されたレビュー情報のうち、お菓子Aに関するレビュー情報の一覧を端末装置10に提供する。
図1に示す例において、対象ID「TG1」により識別される対象「お菓子A」には、レビューID「RV11」〜「RV13」等により識別されるレビューが投稿されていることを示す。以下、レビューID「RV11」により識別されるレビューを「レビューRV11」とし、レビューID「RV12」により識別されるレビューを「レビューRV12」とし、レビューID「RV13」により識別されるレビューを「レビューRV13」とする場合がある。
なお、図1の例において、レビュー情報記憶部122中の「日時」は、対応するレビューが投稿された日時を示す。日時「dt*」中の「dt」に続く「*(*は任意の数値)」は、対応するレビューIDにより識別されるレビューが投稿された日時を示し、日時「dt*」は、「*」の値が大きい程、日付が新しいものとする。例えば、日時「dt2」は、日時「dt1」に比べて、「dt」に続く数値が大きいため、日付がより新しいことを示す。すなわち、図1に示す例では、レビューRV11、RV12、RV13の順に投稿されたことを示す。
図1の例では、説明を簡単にするために、推定装置100は、端末装置10にお菓子AのレビューRV11〜レビューRV13等を投稿日時が新しい方から順に表示するレビュー一覧を端末装置10に提供するものとする。具体的には、推定装置100は、日付が最新であるレビューRV13、レビューRV13の次に日付が新しいレビューRV12、レビューRV12の次に日付が新しいレビューRV11の順に並んだレビュー一覧を端末装置10に提供する。
図1に示すように、レビューRV13、RV12、RV11の順に並ぶお菓子Aのレビュー一覧が提供された端末装置10にはページW10が表示される。具体的には、端末装置10には、レビューRV13、RV12、RV11の対象が「お菓子A」であることや、各レビューRV13、RV12、RV11の投稿者や満足度やコメントを含むページW10が表示される。例えば、端末装置10には、投稿者「ユーザU13」や、満足度「4」や、コメント「とても気に入りました…」を含むレビューRV13をレビューの最上位に含むページW10が表示される。また、ページW10において、レビューRV13の直下には、投稿者「ユーザU4」や、満足度「5」や、コメント「すごくおしかった…」を含むレビューRV12が表示される。また、ページW10において、レビューRV12の直下には、投稿者「ユーザU11」や、満足度「3」や、コメント「特に可もなく…」を含むレビューRV11が表示される。
図1の例では、お菓子Aのレビュー一覧が提供されたユーザU1が、所定の期間内(例えば、ステップS12から1週間以内)に反応しない(ステップS13)。すなわち、図1の例では、お菓子Aのレビュー一覧が提供されたユーザU1が、お菓子Aを購入しなかった。
その後、推定装置100は、ユーザID「U2」により識別されるユーザ(以下、「ユーザU2」ともいう)が利用する端末装置10からレビューの投稿を取得する(ステップS14)。推定装置100は、ユーザU2が利用する端末装置10からお菓子Aに対するレビューRV14の投稿を取得する(ステップS14)。なお、上記のように、レビューID「RV14」により識別されるレビューを「レビューRV14」とする場合がある。
図1の例では、ユーザU2は、お菓子Aのレビューを投稿するページであるページW11に、お菓子Aに対する満足度やコメントを入力することにより、お菓子Aに対するレビューRV14を投稿する。図1の例では、ユーザU2は、ページW11に、お菓子Aに対する満足度「4」やコメント「ふわふわな食感が…」を入力することにより、お菓子Aに対するレビューRV14を日時「dt4」に投稿する。
ユーザU2からレビューRV14の投稿を取得した推定装置100は、レビューRV14をレビュー情報記憶部122に追加する(ステップS15)。これにより、図1の例では、推定装置100は、レビュー情報記憶部122に記憶された内容が更新される。図1中のレビュー情報記憶部122−2は、レビューRV14を追加した後のレビュー情報記憶部122の状態を示す。また、レビュー情報記憶部122とレビュー情報記憶部122−2は、記憶された情報の差異以外の点では同一のレビュー情報記憶部122である。例えば、推定装置100は、ユーザID「U4」、満足度「4」、コメント「ふわふわな食感が…」等の情報を含むレビューID「RV14」に識別されるレビュー情報を対象「お菓子A」に対応付けてレビュー情報記憶部122に記憶する。
次に、図2を用いてレビューRV14が日時dt4に投稿され、ユーザにレビュー情報として提供され始めた場合を説明する。図2の例では、ユーザU1が利用する端末装置10は、ユーザU1による操作に応じて、推定装置100にレビューを要求する(ステップS21)。例えば、端末装置10は、推定装置100にお菓子Aのレビューを要求する。図2の例では、ユーザU1は、レビューRV14が投稿された日時dt4よりも後の日時dt41において推定装置100にお菓子Aのレビューを要求する。
端末装置10からお菓子Aのレビュー要求を取得した推定装置100は、端末装置10にお菓子Aのレビュー一覧を提供する(ステップS22)。例えば、推定装置100は、レビュー情報記憶部122−2に記憶されたレビュー情報のうち、お菓子Aに関するレビュー情報の一覧を端末装置10に提供する。
図2の例では、説明を簡単にするために、推定装置100は、端末装置10にお菓子AのレビューRV11〜レビューRV14等を投稿日時が新しい方から順に表示するレビュー一覧を端末装置10に提供するものとする。具体的には、推定装置100は、日付が最新であるレビューRV14、レビューRV14の次に日付が新しいレビューRV13、レビューRV13の次に日付が新しいレビューRV12、レビューRV12の次に日付が新しいレビューRV11の順に並んだレビュー一覧を端末装置10に提供する。
図2に示すように、レビューRV14、RV13、RV12、RV11の順に並ぶお菓子Aのレビュー一覧が提供された端末装置10にはページW20が表示される。具体的には、端末装置10には、レビューRV14、RV13、RV12、RV11の対象が「お菓子A」であることや、各レビューRV14、RV13、RV12、RV11の投稿者や満足度やコメントを含むページW20が表示される。例えば、端末装置10には、投稿者「ユーザU2」や、満足度「4」や、コメント「ふわふわな食感が…」を含むレビューRV14をレビューの最上位に含むページW20が表示される。また、ページW20において、レビューRV14の直下には、投稿者「ユーザU13」や、満足度「4」や、コメント「とても気に入りました…」を含むレビューRV13が表示される。また、ページW20において、レビューRV13の直下には、投稿者「ユーザU4」や、満足度「5」や、コメント「すごくおしかった…」を含むレビューRV12が表示される。また、ユーザU1が端末装置10の画面にタッチしてスクロール操作等を行うことにより、端末装置10には、レビューRV12の直下に位置するレビューRV11が表示される。
図2の例では、お菓子Aのレビュー一覧が提供されたユーザU1が、所定の期間内(例えば、ステップS22から1週間以内)にお菓子Aを購入した場合を例に説明する。例えば、端末装置10は、ユーザU1による操作に応じて、商取引装置50に購入を要求する(ステップS23)。例えば、端末装置10は、商取引装置50にお菓子Aの購入を要求する。例えば、端末装置10は、画面に表示された商取引装置50が提供する電子商取引のサイトでお菓子AをユーザU1が選択することにより、商取引装置50にお菓子Aの購入を要求してもよい。
ステップS23においてユーザU1からお菓子Aの購入要求を受信した商取引装置50は、お菓子Aの購入処理を行う。例えば、商取引装置50は、お菓子Aの購入の決済処理を行い、登録(入力)されたユーザU1の住所へお菓子Aを配送する。
また、商取引装置50は、推定装置100へ購入情報を提供する(ステップS24)。例えば、商取引装置50は、推定装置100へユーザU1がお菓子Aを購入したことを示す情報を購入情報として提供する。また、商取引装置50は、お菓子Aのレビュー一覧が提供された他のユーザがお菓子Aを購入したことを示す購入情報を推定装置100へ提供する。例えば、商取引装置50は、日時dt4以降にお菓子Aのレビュー一覧が提供された他のユーザがお菓子Aを購入したことを示す購入情報を推定装置100へ提供する。
商取引装置50から購入情報を取得した推定装置100は、取得した購入情報やユーザに提供したレビュー情報等に基づいて影響箇所を推定する(ステップS25)。図1の例では、推定装置100は、商取引装置50から取得した購入情報に基づいて、お菓子Aに関する売上に関する変化を算出する。例えば、推定装置100は、売上推移情報SG11に示すように、お菓子Aに関する売上に関する変化を算出する。図1に示す売上推移情報SG11においては、日時dt4以降にお菓子Aの売り上げが上昇しているため、推定装置100は、日時dt4からユーザに提供され始めたレビューに特有の文字列が影響を与えたと推定する。そのため、推定装置100は、影響箇所一覧IL11に示すように、文字列「ふわふわ」と文字列「食感」等をお菓子Aの売り上げの上昇に影響を与えた箇所として推定する。なお、文字列「ふわふわ」と文字列「食感」は、日時dt4以降にユーザに提供され始めたレビューRV14に特有の文字列であり、レビューRV11〜RV13等には含まれない文字列であるものとする。
上述したように、推定装置100は、文字情報のうちどの箇所がユーザに影響を与えたかを適切に推定することができる。具体的には、推定装置100は、レビューRV14がユーザに提供された第1時点(例えば、日時dt4)よりも前である第2時点(例えば、日時dt3)において提供されたレビューRV11〜RV13等との比較に基づいて、レビューRV14中における影響箇所を推定する。また、図2においては、日時dt4以降にお菓子Aの売り上げが上昇しているため、推定装置100は、レビューRV14に特有のキーワード(文字列)である文字列「ふわふわ」と文字列「食感」をユーザに影響を与えた影響箇所であると推定する。これにより、推定装置100は、レビューRV14のうちどの箇所がユーザに影響を与えたかを適切に推定することができる。
なお、上述した例では、推定装置100が対象に関するレビューに含まれる文字情報に基づいて、文字情報のうちどの箇所がユーザに影響を与えたかを推定する場合を示したが、推定装置100は、どのような文字情報を対象に影響箇所を推定してもよい。レビュー以外の情報を用いた推定処理についての詳細は後述する。
また、推定装置100は、推定した影響箇所に関する情報を提供してもよい。例えば、推定装置100は、対象を提供する提供元に、推定した文字情報中における影響箇所に関する情報を提供する。例えば、推定装置100は、文字列「ふわふわ」と文字列「食感」等がお菓子Aの売り上げの上昇に影響を与えた箇所であることを示す影響箇所一覧IL11を、所定の電子商取引サイトでお菓子Aを販売するストアの管理者等に提供してもよい。また、例えば、推定装置100は、影響箇所一覧IL11を、お菓子Aを製造する製造元等の所定の提供元に提供してもよい。また、例えば、推定装置100は、影響箇所一覧IL11を、お菓子Aの広告活動やマーケティング等を行う代理店等に提供してもよい。これにより、推定装置100から情報提供を受けた製造元や代理店等は、お菓子Aの売り上げに影響を与える情報を推定することができる。すなわち、推定装置100から情報提供を受けた製造元や代理店等は、お菓子Aの特徴となる点を推定することができる。
なお、上記例は、日時dt4以降にお菓子Aの売り上げが上昇しているため、推定装置100は、影響箇所一覧IL11に含まれる文字列「ふわふわ」と文字列「食感」等は、お菓子Aにプラスの影響を与える箇所と推定したが、推定装置100は、プラスの影響に限らず種々の影響を推定してもよい。例えば、推定装置100は、日時dt4以降にお菓子Aの売り上げが低下している場合、影響箇所一覧IL11に含まれる文字列「ふわふわ」と文字列「食感」等は、お菓子Aにマイナスの影響を与える箇所と推定してもよい。また、例えば、推定装置100は、日時dt4以降にお菓子Aの売り上げがほぼ変化していない場合(例えば、±5%以内等である場合)、影響箇所一覧IL11に含まれる文字列「ふわふわ」と文字列「食感」等は、お菓子Aに影響を与えない箇所と推定してもよい。
〔2.推定装置の構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る推定装置100の構成について説明する。図3は、実施形態に係る推定装置100の構成例を示す図である。図3に示すように、推定装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、推定装置100は、推定装置100の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークと有線または無線で接続され、例えば推定システム1に含まれる端末装置10との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。実施形態に係る記憶部120は、図3に示すように、ユーザ情報記憶部121と、レビュー情報記憶部122とを有する。
(ユーザ情報記憶部121)
実施形態に係るユーザ情報記憶部121は、ユーザに関する各種情報を記憶する。例えば、ユーザ情報記憶部121は、ユーザ属性に関する各種情報を記憶する。図4は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。図4に示すユーザ情報記憶部121は、「ユーザID」、「端末ID」、「年齢」、「性別」、「レビュー件数」、「レビュー済一覧」といった項目が含まれる。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。「端末ID」は、対応するユーザが利用する端末装置10を識別する情報を示す。なお、対応するユーザが複数の端末装置10を利用する場合、ユーザ情報記憶部121には、「端末ID」が複数記憶されてもよい。また、「年齢」は、対応するユーザIDにより識別されるユーザの年齢を示す。なお、「年齢」は、例えば35歳など、対応するユーザIDにより識別されるユーザの具体的な年齢であってもよい。また、「性別」は、対応するユーザIDにより識別されるユーザの性別を示す。
また、「レビュー件数」は、対応するユーザIDにより識別されるユーザが投稿したレビューの件数を示す。「レビュー済一覧」は、対応するユーザIDにより識別されるユーザが投稿したレビュー一覧を示す。「レビュー済一覧」には、「対象1」、「対象2」といった項目が含まれる。
例えば、図4に示す例において、ユーザID「U1」により識別されるユーザ(図1中のユーザU1に対応)は、端末ID「TM1」により識別される端末装置10を利用していることを示す。また、ユーザID「U1」により識別されるユーザの年齢は、「30代」であり、性別は、「男性」であることを示す。また、ユーザID「U1」により識別されるユーザが投稿したレビューの件数は、「50」であることを示す。また、ユーザID「U1」により識別されるユーザがレビューを投稿した対象は、対象ID「TG4」により識別される対象や、対象ID「TG7」により識別される対象であることを示す。
例えば、図4に示す例において、ユーザID「U2」により識別されるユーザは、端末ID「TM2」により識別される端末装置10を利用していることを示す。また、ユーザID「U2」により識別されるユーザの年齢は、「20代」であり、性別は、「女性」であることを示す。また、ユーザID「U2」により識別されるユーザが投稿したレビューの件数は、「0」であることを示す。また、ユーザID「U2」により識別されるユーザがレビューを投稿した対象はないことを示す。
なお、ユーザ情報記憶部121は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報記憶部121は、氏名、居住地、興味、家族構成、収入、ライフスタイル等の情報を記憶してもよい。また、ユーザ情報記憶部121は、各ユーザの購入情報を記憶してもよい。例えば、推定装置100は、商取引装置50から取得した各ユーザの購入情報をユーザ情報記憶部121に記憶してもよい。
(レビュー情報記憶部122)
実施形態に係るレビュー情報記憶部122は、レビューに関する情報を記憶する。図5には、レビュー情報記憶部122に記憶されるユーザに関する情報の一例を示す。図5に示すように、レビュー情報記憶部122は、評価に関する情報として、「対象ID」、「カテゴリ」、「対象」、「レビューID」、「ユーザID」、「詳細情報」、「日時」といった項目が含まれる。
「対象ID」は、レビューの対象を識別するための識別情報を示す。また、「カテゴリ」は、対象が分類されるカテゴリを示す。図5に示す例におけるカテゴリは、「商品」または「サービス」である場合を示す。「対象」は、対象IDにより識別される対象であり、レビューの投稿の対象を示す。また、「レビューID」は、レビューを識別するための識別情報を示す。「ユーザID」は、対応するレビューを投稿したユーザを識別するための識別情報を示す。
また、「詳細情報」には、「満足度」、「コメント」といった項目が含まれる。「満足度」は、対応する対象に関するユーザの満足度を示す。例えば、「満足度」には、対応する対象に関するユーザの満足度が5点満点中の何点かを示す。「コメント」は、対応する対象に関してユーザが投稿したコメントを示す。
例えば、図5に示す例において、対象ID「TG1」により識別される対象は、カテゴリが「商品」である対象「お菓子A」であることを示す。また、対象ID「TG1」により識別される対象「お菓子A」には、レビューID「RV11」〜「RV13」等により識別されるレビューが投稿されていることを示す。例えば、対象ID「TG1」により識別される対象「お菓子A」には、レビューID「RV11」により識別されるレビューが投稿されていることを示す。また、レビューID「RV11」により識別されるレビューは、ユーザID「U11」により識別されるユーザにより投稿されたことを示す。また、レビューID「RV11」により識別されるレビューは、満足度が「3」であり、「特に可もなく…」といったコメントを含むことを示す。また、レビューID「RV11」により識別されるレビューが投稿された日時は「dt1」であることを示す。
また、レビュー情報記憶部122は、対象に関する画像や画像へのファイルパス等の情報を記憶してもよい。なお、レビュー情報記憶部122は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。
(制御部130)
図3の説明に戻って、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、推定装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(推定プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部130は、取得部131と、推定部132と、提供部133とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
(取得部131)
例えば、取得部131は、各種情報を取得する。例えば、取得部131は、商取引の対象を購入したユーザに対象の購入前に提供された対象に関する文字情報を取得する。図2の例では、取得部131は、商取引装置50から購入情報を取得する。例えば、取得部131は、端末装置10からレビューの投稿を取得する。図1の例では、取得部131は、ユーザU2が利用する端末装置10からお菓子Aに対するレビューRV14の投稿を取得する。
また、取得部131は、レビューの要求を取得する。図1では、取得部131は、ユーザU1が利用する端末装置10からレビューの要求を取得する。図1では、取得部131は端末装置10からお菓子Aのレビューの要求を取得する。
(推定部132)
推定部132は、種々の情報を推定する。例えば、推定部132は、取得部131により取得された文字情報に基づいて、文字情報中において対象の購入に影響を与える箇所である影響箇所を推定する。例えば、推定部132は、文字情報と、他の文字情報との比較に基づいて、文字情報中における影響箇所を推定する。例えば、推定部132は、文字情報と、文字情報がユーザに提供された第1時点よりも前である第2時点において提供された対象に関する他の文字情報との比較に基づいて、文字情報中における影響箇所を推定する。
例えば、推定部132は、第1時点における対象の購入状況が第2時点における対象の購入状況よりも良い場合、文字情報と、他の文字情報との比較に基づいて、文字情報中における対象の購入に正(以下、「プラス」ともいう)の影響を与える影響箇所を推定する。また、例えば、推定部132は、第2時点における対象の購入状況が第1時点における対象の購入状況よりも良い場合、文字情報と、他の文字情報との比較に基づいて、文字情報中における対象の購入に負(以下、「マイナス」ともいう)の影響を与える影響箇所を推定する。
図2の例では、推定部132は、取得した購入情報やユーザに提供したレビュー情報等に基づいて影響箇所を推定する。また、例えば、推定部132は、商取引装置50から取得した購入情報に基づいて、お菓子Aに関する売上に関する変化を算出する。例えば、推定部132は、売上推移情報SG11に示すように、お菓子Aに関する売上に関する変化を算出する。図2に示す売上推移情報SG11においては、日時dt4以降にお菓子Aの売り上げが上昇しているため、推定部132は、日時dt4からユーザに提供され始めたレビューに特有の文字列が影響を与えたと推定する。そのため、推定部132は、影響箇所一覧IL11に示すように、文字列「ふわふわ」と文字列「食感」等をお菓子Aの売り上げの上昇に影響を与えた箇所として推定する。
図2の例では、推定部132は、レビューRV14がユーザに提供された第1時点(例えば、日時dt4)よりも前である第2時点(例えば、日時dt3)において提供されたレビューRV11〜RV13等との比較に基づいて、レビューRV14中における影響箇所を推定する。また、図2においては、日時dt4以降にお菓子Aの売り上げが上昇しているため、推定部132は、レビューRV14に特有のキーワード(文字列)である文字列「ふわふわ」と文字列「食感」をユーザに影響を与えた影響箇所であると推定する。
(提供部133)
提供部133は、外部の情報処理装置へ各種情報を提供する。例えば、提供部133は、対象を提供する提供元に、推定部132により推定された文字情報中における影響箇所に関する情報を提供する。図2の例では、推定部132は、文字列「ふわふわ」と文字列「食感」等がお菓子Aの売り上げの上昇に影響を与えた箇所であることを示す影響箇所一覧IL11を、所定の電子商取引サイトでお菓子Aを販売するストアの管理者等に提供してもよい。例えば、推定部132は、文字列「ふわふわ」と文字列「食感」等をお菓子Aの売り上げの上昇に影響を与えた箇所であることを示す影響箇所一覧IL11を、お菓子Aを製造する製造元等の所定の提供元に提供してもよい。例えば、推定部132は、影響箇所一覧IL11を、お菓子Aの広告活動やマーケティング等を行う代理店等に提供してもよい。
例えば、提供部133は、レビュー情報を提供する。例えば、提供部133は、レビュー要求に対してレビュー情報を提供する。例えば、提供部133は、推定装置100へレビュー要求を送信した端末装置10に対してレビュー情報を提供する。例えば、提供部133は、レビュー一覧を提供する。例えば、提供部133は、レビュー要求に対してレビュー一覧を提供する。例えば、提供部133は、推定装置100へレビュー要求を送信した端末装置10に対してレビュー一覧を提供する。
〔3.レビューの評価の推定処理のフロー〕
ここで、図6を用いて、実施形態に係る推定装置100による推定処理の手順について説明する。図6は、実施形態に係る推定処理の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、推定装置100は、ユーザの反応情報を取得する(ステップS101)。図2では、推定装置100は、ユーザの反応情報として、商取引装置50からユーザU1がお菓子Aを購入したことを示す購入情報を取得する。また、例えば、推定装置100は、日時dt4以降にユーザU1以外の他のユーザがお菓子Aを購入したことを示す購入情報を取得する。また、推定装置100は、対象を購入したユーザへ提供された文字情報を取得する(ステップS102)。図2では、推定装置100は、レビュー情報記憶部122−2からお菓子Aに関するレビューRV11〜RV14等を取得する。
その後、推定装置100は、反応情報により特定した第1時点に提供された文字情報と、第1時点よりも前に提供された文字情報とに基づいて、第1時点に提供された文字情報に特有の情報を推定する(ステップS103)。図2では、推定装置100は、売上推移情報SG11に示すように日時dt4以降にお菓子Aの売り上げが上昇しているため、日時dt4からユーザに提供され始めたレビューRV14に特有の文字列が影響を与えたと推定する。
その後、推定装置100は、第1時点に提供された文字情報に特有の情報であると推定した箇所をユーザに影響を与えた影響箇所と推定する(ステップS104)。図2では、推定装置100は、影響箇所一覧IL11に示すように、文字列「ふわふわ」と文字列「食感」等をお菓子Aの売り上げの上昇に影響を与えた箇所として推定する。
(変形例)
上述した例では、対象に対するレビュー中の影響箇所を時間の前後関係に基づいて推定する場合を示したが、ある対象に関する文字情報中の影響箇所を、異なる対象に関する文字情報との比較により推定してもよい。また、比較する文字情報はレビューに限らず、各対象に関する文字情報であれば、どのような文字情報であってもよい。例えば、抽出装置100Aは、商品やサービスに関するコンテンツ等に含まれる説明等の文字情報中の影響箇所を推定してもよい。この点について、図7〜10を用いて説明する。
〔4.抽出装置の構成〕
次に、図7を用いて、変形例に係る抽出装置100Aの構成について説明する。図7は、変形例に係る抽出装置100Aの構成例を示す図である。図7に示すように、抽出装置100Aは、通信部110と、記憶部120Aと、制御部130Aとを有する。なお、抽出装置100Aにおいて、実施形態に係る抽出装置100と同様の点については、同一の符号を付して、適宜説明を省略する。
(記憶部120A)
記憶部120Aは、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。変形例に係る記憶部120Aは、図7に示すように、ユーザ情報記憶部121と、レビュー情報記憶部122と、対象関連情報記憶部123とを有する。図7の例では、記憶部120Aは、対象関連情報記憶部123を有する点において実施形態に係る記憶部120と相違する。
(対象関連情報記憶部123)
実施形態に係る対象関連情報記憶部123は、対象に関連する各種情報を記憶する。例えば、対象関連情報記憶部123は、レビュー以外の対象に関するコンテンツに関する情報を対象関連情報として記憶する。図8には、対象関連情報記憶部123に記憶される対象関連情報の一例を示す。図8に示すように、対象関連情報記憶部123は、対象関連情報として、「対象ID」、「カテゴリ」、「対象」、「コンテンツID」、「コンテンツ」、「内容」といった項目が含まれる。
「対象ID」は、コンテンツの内容に対応する対象を識別するための識別情報を示す。また、「カテゴリ」は、対象が分類されるカテゴリを示す。図8に示す例におけるカテゴリは、「商品」または「サービス」である場合を示す。「対象」は、対象IDにより識別される対象であり、コンテンツの内容に対応する対象を示す。また、「コンテンツID」は、コンテンツを識別するための識別情報を示す。「コンテンツ」は、対応するコンテンツIDにより識別されるコンテンツを示す。なお、図8の例では、コンテンツを概念的に記号「C11」等で示すが、「コンテンツ」としては、これらの格納場所を示すファイルパス名などが格納されてもよい。「内容」は、対応するコンテンツに含まれる対象に関する文字情報の概要を示す。
例えば、図8に示す例において、対象ID「TG1」により識別される対象は、カテゴリが「商品」である対象「お菓子A」であることを示す。また、対象ID「TG1」により識別される対象「お菓子A」には、コンテンツID「CT11」〜「CT13」等により識別されるコンテンツが公開されていることを示す。例えば、対象ID「TG1」により識別される対象「お菓子A」には、お菓子Aの商品説明ページであるコンテンツC11が公開されていることを示す。
また、対象関連情報記憶部123は、コンテンツに含まれる画像や画像へのファイルパス等の情報を記憶してもよい。なお、対象関連情報記憶部123は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、対象関連情報記憶部123は、対象に関するコンテンツが作成(公開)された日時に関する情報を記憶してもよい。また、例えば、対象関連情報記憶部123は、対象に関するコンテンツの作成者等、コンテンツの提供元に関する情報を記憶してもよい。
(制御部130A)
図7の説明に戻って、制御部130Aは、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、抽出装置100A内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(抽出プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130Aは、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図7に示すように、制御部130Aは、取得部131と、推定部132Aと、提供部133とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
(推定部132A)
推定部132Aは、種々の情報を推定する。例えば、推定部132Aは、実施形態に係る推定部132と同様の処理を行う。
例えば、推定部132Aは、文字情報と、対象に類似する類似対象に関する他の文字情報との比較に基づいて、文字情報中における影響箇所を推定する。例えば、推定部132Aは、対象が類似対象よりも購入状況が良い場合、文字情報と、他の文字情報との比較に基づいて、文字情報中における対象の購入に正の影響を与える影響箇所を推定する。例えば、推定部132Aは、類似対象が対象よりも購入状況が良い場合、文字情報と、他の文字情報との比較に基づいて、文字情報中における対象の購入に負の影響を与える影響箇所を推定する。
図9の例では、推定部132Aは、影響箇所一覧IL31に示すように、文字列「ふわふわ」と文字列「食感」等をお菓子Aの売り上げに影響を与えた箇所として推定する。例えば、推定部132Aは、各対象(お菓子A、お菓子B)に関するコンテンツ間を比較することにより、影響箇所一覧IL31に示すように、お菓子Aの売り上げに影響を与えた箇所を推定する。
また、推定部132Aは、お菓子Aの売り上げがお菓子Bの売り上げよりも多い場合、影響箇所一覧IL31に含まれる文字列「ふわふわ」と文字列「食感」等は、お菓子Aにプラスの影響を与える箇所と推定する。また、例えば、推定部132Aは、お菓子Aの売り上げがお菓子Bの売り上げよりも少ない場合、影響箇所一覧IL31に含まれる文字列「ふわふわ」と文字列「食感」等は、お菓子Aにマイナスの影響を与える箇所と推定する。
〔5.影響箇所の推定〕
ここで、推定装置100Aによる影響箇所の推定の一例を、図9を用いて説明する。図9は、変形例に係る影響箇所の推定の一例を示す図である。図9の例では、お菓子Aに関するコンテンツ(以下、「第1コンテンツ」とする)と、お菓子Aに類似するお菓子Bに関するコンテンツ(以下、「第2コンテンツ」とする)との比較に基づく影響箇所の推定を一例として示す。なお、第2コンテンツは、お菓子Bに関するコンテンツに限らず、どのような対象に関するコンテンツであってもよい。例えば、第2コンテンツは、お菓子Cやお菓子Dに関するコンテンツであってもよいし、お菓子B〜お菓子D等の各対象に関するコンテンツであってもよい。
図9の例では、推定装置100Aは、お菓子Aに関連する第1コンテンツ群GC1と、お菓子Bに関連する第2コンテンツ群GC2との差分により、影響箇所を抽出する(ステップS31)。例えば、推定装置100Aは、お菓子Aに関連する第1コンテンツ群GC1に含まれ、かつ、お菓子Bに関連する第2コンテンツ群GC2に含まれない要素(文字情報)を抽出することにより、お菓子Aに関する影響箇所を抽出する。
例えば、推定装置100Aは、影響箇所一覧IL31に示すように、文字列「ふわふわ」と文字列「食感」等をお菓子Aの売り上げに影響を与えた箇所として推定する。なお、文字列「ふわふわ」と文字列「食感」は、第1コンテンツ群GC1に特有の文字列であり、第2コンテンツ群GC2には含まれない文字列であるものとする。このように、推定装置100Aは、各対象(お菓子A、お菓子B)に関するコンテンツ間を比較することにより、影響箇所一覧IL31に示すように、お菓子Aの売り上げに影響を与えた箇所を推定する。
例えば、推定装置100Aは、お菓子Aの売り上げがお菓子Bの売り上げよりも多い場合、影響箇所一覧IL31に含まれる文字列「ふわふわ」と文字列「食感」等は、お菓子Aにプラスの影響を与える箇所と推定する。また、例えば、推定装置100Aは、お菓子Aの売り上げがお菓子Bの売り上げよりも少ない場合、影響箇所一覧IL31に含まれる文字列「ふわふわ」と文字列「食感」等は、お菓子Aにマイナスの影響を与える箇所と推定する。
なお、上記では、お菓子Aに関する影響箇所を推定する場合を示したが、推定装置100Aは、お菓子Bに関する影響箇所を推定してもよい。例えば、推定装置100Aは、お菓子Bに関連する第2コンテンツ群GC2に含まれ、かつ、お菓子Aに関連する第1コンテンツ群GC1に含まれない要素(文字情報)を抽出することにより、お菓子Bに関する影響箇所を抽出してもよい。
〔6.レビューの評価の推定処理のフロー〕
ここで、図10を用いて、変形例に係る推定装置100Aによる推定処理の手順について説明する。図10は、変形例に係る推定処理の一例を示すフローチャートである。
図10に示すように、推定装置100Aは、対象に関連する第1コンテンツを取得する(ステップS201)。図9では、推定装置100Aは、第1コンテンツ群GC1を取得する。また、推定装置100Aは、対象に類似する他の対象に関連する第2コンテンツを取得する(ステップS202)。図9では、推定装置100Aは、第2コンテンツ群GC2を取得する。
その後、推定装置100Aは、第1コンテンツと第2コンテンツとに基づいて、第1コンテンツに含まれる文字情報に特有の情報を推定する(ステップS203)。図9では、推定装置100Aは、お菓子Aに関連する第1コンテンツ群GC1に含まれ、かつ、お菓子Bに関連する第2コンテンツ群GC2に含まれない要素(文字情報)を抽出する。
その後、推定装置100Aは、第1コンテンツに含まれる文字情報に特有の情報であると推定した箇所をユーザに影響を与えた影響箇所と推定する(ステップS204)。図9では、推定装置100Aは、影響箇所一覧IL31に示すように、文字列「ふわふわ」と文字列「食感」等をお菓子Aの売り上げに影響を与えた箇所として推定する。
〔7.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る推定装置100及び変形例に係る推定装置100Aは、取得部131と、推定部132、132Aとを有する。取得部131は、商取引の対象を購入したユーザに対象の購入前に提供された対象に関する文字情報を取得する。推定部132、132Aは、取得部131により取得された文字情報に基づいて、文字情報中において対象の購入に影響を与える箇所である影響箇所を推定する。
これにより、実施形態に係る推定装置100及び変形例に係る推定装置100Aは、文字情報のうちどの箇所がユーザに影響を与えたかを適切に推定することができる。
また、実施形態に係る推定装置100及び変形例に係る推定装置100Aにおいて、推定部132、132Aは、文字情報と、他の文字情報との比較に基づいて、文字情報中における影響箇所を推定する。
これにより、実施形態に係る推定装置100及び変形例に係る推定装置100Aは、文字情報のうちどの箇所がユーザに影響を与えたかを適切に推定することができる。
また、実施形態に係る推定装置100及び変形例に係る推定装置100Aにおいて、推定部132、132Aは、文字情報と、文字情報がユーザに提供された第1時点よりも前である第2時点において提供された対象に関する他の文字情報との比較に基づいて、文字情報中における影響箇所を推定する。
これにより、実施形態に係る推定装置100及び変形例に係る推定装置100Aは、文字情報のうちどの箇所がユーザに影響を与えたかを適切に推定することができる。
また、実施形態に係る推定装置100及び変形例に係る推定装置100Aにおいて、推定部132、132Aは、第1時点における対象の購入状況が第2時点における対象の購入状況よりも良い場合、文字情報と、他の文字情報との比較に基づいて、文字情報中における対象の購入に正の影響を与える影響箇所を推定する。
これにより、実施形態に係る推定装置100及び変形例に係る推定装置100Aは、文字情報のうちどの箇所がユーザに影響を与えたかを適切に推定することができる。
また、実施形態に係る推定装置100及び変形例に係る推定装置100Aにおいて、推定部132、132Aは、第2時点における対象の購入状況が第1時点における対象の購入状況よりも良い場合、文字情報と、他の文字情報との比較に基づいて、文字情報中における対象の購入に負の影響を与える影響箇所を推定する。
これにより、実施形態に係る推定装置100及び変形例に係る推定装置100Aは、文字情報のうちどの箇所がユーザに影響を与えたかを適切に推定することができる。
また、実施形態に係る推定装置100及び変形例に係る推定装置100Aにおいて、推定部132、132Aは、文字情報と、対象に類似する類似対象に関する他の文字情報との比較に基づいて、文字情報中における影響箇所を推定する。
これにより、実施形態に係る推定装置100及び変形例に係る推定装置100Aは、文字情報のうちどの箇所がユーザに影響を与えたかを適切に推定することができる。
また、実施形態に係る推定装置100及び変形例に係る推定装置100Aにおいて、推定部132、132Aは、対象が類似対象よりも購入状況が良い場合、文字情報と、他の文字情報との比較に基づいて、文字情報中における対象の購入に正の影響を与える影響箇所を推定する。
これにより、実施形態に係る推定装置100及び変形例に係る推定装置100Aは、文字情報のうちどの箇所がユーザに影響を与えたかを適切に推定することができる。
また、実施形態に係る推定装置100及び変形例に係る推定装置100Aにおいて、推定部132、132Aは、類似対象が対象よりも購入状況が良い場合、文字情報と、他の文字情報との比較に基づいて、文字情報中における対象の購入に負の影響を与える影響箇所を推定する。
これにより、実施形態に係る推定装置100及び変形例に係る推定装置100Aは、文字情報のうちどの箇所がユーザに影響を与えたかを適切に推定することができる。
また、実施形態に係る推定装置100及び変形例に係る推定装置100Aは、提供部133を有する。提供部133は、対象を提供する提供元に、推定部132、132Aにより推定された文字情報中における影響箇所に関する情報を提供する。
これにより、実施形態に係る推定装置100及び変形例に係る推定装置100Aは、文字情報中における影響箇所に関する情報を提供することにより、影響箇所の提供を受けた被提供元は影響箇所に基づく分析を行うことができる。
また、実施形態に係る推定装置100及び変形例に係る推定装置100Aにおいて、提供部133は、推定部132により推定されたレビューに関する評価に基づく順位で表示されるレビュー一覧情報を提供する。
これにより、実施形態に係る推定装置100及び変形例に係る推定装置100Aは、レビューに関する評価に基づく順位で表示されるレビュー一覧情報を提供することにより、レビューに関するサービスを適切に提供することができる。
〔8.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態に係る推定装置100は、例えば図11に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図11は、推定装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM(Read Only Memory)1300、HDD(Hard Disk Drive)1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータをネットワークNを介して他の機器へ提供する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る推定装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔9.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 推定システム
100 推定装置
121 ユーザ情報記憶部
122 レビュー情報記憶部
130 制御部
131 取得部
132 推定部
133 提供部
10 端末装置
N ネットワーク

Claims (20)

  1. 商取引の対象を購入したユーザに前記対象の購入前に提供された前記対象に関する文字情報であって、前記対象の売上の変化開始に対応することが特定された日時に提供され始めた文字情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記文字情報に基づいて、前記文字情報中において前記対象の購入に影響を与える箇所である影響箇所を推定する推定部と、
    を備えたことを特徴とする推定装置。
  2. 前記推定部は、
    前記文字情報と、他の文字情報との比較に基づいて、前記文字情報中における前記影響箇所を推定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の推定装置。
  3. 前記推定部は、
    前記文字情報と、前記文字情報がユーザに提供された第1時点よりも前である第2時点において提供された前記対象に関する他の文字情報との比較に基づいて、前記文字情報中における前記影響箇所を推定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の推定装置。
  4. 前記推定部は、
    前記第1時点における前記対象の購入状況が前記第2時点における前記対象の購入状況よりも良い場合、前記文字情報と、前記他の文字情報との比較に基づいて、前記文字情報中における前記対象の購入に正の影響を与える前記影響箇所を推定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の推定装置。
  5. 前記推定部は、
    前記第2時点における前記対象の購入状況が前記第1時点における前記対象の購入状況よりも良い場合、前記文字情報と、前記他の文字情報との比較に基づいて、前記文字情報中における前記対象の購入に負の影響を与える前記影響箇所を推定する
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の推定装置。
  6. 前記推定部は、
    前記文字情報と、前記対象に類似する類似対象に関する他の文字情報との比較に基づいて、前記文字情報中における前記影響箇所を推定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の推定装置。
  7. 前記推定部は、
    前記対象が前記類似対象よりも購入状況が良い場合、前記文字情報と、前記他の文字情報との比較に基づいて、前記文字情報中における前記対象の購入に正の影響を与える前記影響箇所を推定する
    ことを特徴とする請求項6に記載の推定装置。
  8. 前記推定部は、
    前記類似対象が前記対象よりも購入状況が良い場合、前記文字情報と、前記他の文字情報との比較に基づいて、前記文字情報中における前記対象の購入に負の影響を与える前記影響箇所を推定する
    ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の推定装置。
  9. 前記対象を提供する提供元に、前記推定部により推定された前記文字情報中における前記影響箇所に関する情報を提供する提供部、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の推定装置。
  10. コンピュータが実行する推定方法であって、
    商取引の対象を購入したユーザに前記対象の購入前に提供された前記対象に関する文字情報であって、前記対象の売上の変化開始に対応することが特定された日時に提供され始めた文字情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された前記文字情報に基づいて、前記文字情報中において前記対象の購入に影響を与える箇所である影響箇所を推定する推定工程と、
    を含むことを特徴とする推定方法。
  11. 商取引の対象を購入したユーザに前記対象の購入前に提供された前記対象に関する文字情報であって、前記対象の売上の変化開始に対応することが特定された日時に提供され始めた文字情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得された前記文字情報に基づいて、前記文字情報中において前記対象の購入に影響を与える箇所である影響箇所を推定する推定手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする推定プログラム。
  12. 商取引の対象を購入したユーザに前記対象の購入前に提供された前記対象に関する文字情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記文字情報に基づいて、前記文字情報中において前記対象の購入に影響を与える箇所である影響箇所を推定する推定部と、
    を備え、
    前記推定部は、
    前記文字情報がユーザに提供された第1時点における前記対象の購入状況が前記文字情報がユーザに提供された第1時点よりも前である第2時点における前記対象の購入状況よりも良い場合、前記文字情報と、前記第2時点において提供された前記対象に関する他の文字情報との比較に基づいて、前記文字情報中における前記対象の購入に正の影響を与える前記影響箇所を推定する
    ことを特徴とする推定装置。
  13. コンピュータが実行する推定方法であって、
    商取引の対象を購入したユーザに前記対象の購入前に提供された前記対象に関する文字情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された前記文字情報に基づいて、前記文字情報中において前記対象の購入に影響を与える箇所である影響箇所を推定する推定工程と、
    を含み、
    前記推定工程は、
    前記文字情報がユーザに提供された第1時点における前記対象の購入状況が前記文字情報がユーザに提供された第1時点よりも前である第2時点における前記対象の購入状況よりも良い場合、前記文字情報と、前記第2時点において提供された前記対象に関する他の文字情報との比較に基づいて、前記文字情報中における前記対象の購入に正の影響を与える前記影響箇所を推定する
    ことを特徴とする推定方法。
  14. 商取引の対象を購入したユーザに前記対象の購入前に提供された前記対象に関する文字情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得された前記文字情報に基づいて、前記文字情報中において前記対象の購入に影響を与える箇所である影響箇所を推定する推定手順と、
    をコンピュータに実行させ、
    前記推定手順は、
    前記文字情報がユーザに提供された第1時点における前記対象の購入状況が前記文字情報がユーザに提供された第1時点よりも前である第2時点における前記対象の購入状況よりも良い場合、前記文字情報と、前記第2時点において提供された前記対象に関する他の文字情報との比較に基づいて、前記文字情報中における前記対象の購入に正の影響を与える前記影響箇所を推定する
    ことを特徴とする推定プログラム。
  15. 商取引の対象を購入したユーザに前記対象の購入前に提供された前記対象に関する文字情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記文字情報に基づいて、前記文字情報中において前記対象の購入に影響を与える箇所である影響箇所を推定する推定部と、
    を備え、
    前記推定部は、
    前記文字情報がユーザに提供された第1時点よりも前である第2時点における前記対象の購入状況が前記第1時点における前記対象の購入状況よりも良い場合、前記文字情報と、前記第2時点において提供された前記対象に関する他の文字情報との比較に基づいて、前記文字情報中における前記対象の購入に負の影響を与える前記影響箇所を推定する
    ことを特徴とする推定装置。
  16. コンピュータが実行する推定方法であって、
    商取引の対象を購入したユーザに前記対象の購入前に提供された前記対象に関する文字情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された前記文字情報に基づいて、前記文字情報中において前記対象の購入に影響を与える箇所である影響箇所を推定する推定工程と、
    を含み、
    前記推定工程は、
    前記文字情報がユーザに提供された第1時点よりも前である第2時点における前記対象の購入状況が前記第1時点における前記対象の購入状況よりも良い場合、前記文字情報と、前記第2時点において提供された前記対象に関する他の文字情報との比較に基づいて、前記文字情報中における前記対象の購入に負の影響を与える前記影響箇所を推定する
    ことを特徴とする推定方法。
  17. 商取引の対象を購入したユーザに前記対象の購入前に提供された前記対象に関する文字情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得された前記文字情報に基づいて、前記文字情報中において前記対象の購入に影響を与える箇所である影響箇所を推定する推定手順と、
    をコンピュータに実行させ、
    前記推定手順は、
    前記文字情報がユーザに提供された第1時点よりも前である第2時点における前記対象の購入状況が前記第1時点における前記対象の購入状況よりも良い場合、前記文字情報と、前記第2時点において提供された前記対象に関する他の文字情報との比較に基づいて、前記文字情報中における前記対象の購入に負の影響を与える前記影響箇所を推定する
    ことを特徴とする推定プログラム。
  18. 商取引の対象を購入したユーザに前記対象の購入前に提供された前記対象に関する文字情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記文字情報に基づいて、前記文字情報中において前記対象の購入に影響を与える箇所である影響箇所を推定する推定部と、
    を備え、
    前記推定部は、
    前記文字情報と、前記対象に類似する類似対象に関する他の文字情報との比較に基づいて、前記文字情報中における前記影響箇所を推定する
    ことを特徴とする推定装置。
  19. コンピュータが実行する推定方法であって、
    商取引の対象を購入したユーザに前記対象の購入前に提供された前記対象に関する文字情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された前記文字情報に基づいて、前記文字情報中において前記対象の購入に影響を与える箇所である影響箇所を推定する推定工程と、
    を含み、
    前記推定工程は、
    前記文字情報と、前記対象に類似する類似対象に関する他の文字情報との比較に基づいて、前記文字情報中における前記影響箇所を推定する
    ことを特徴とする推定方法。
  20. 商取引の対象を購入したユーザに前記対象の購入前に提供された前記対象に関する文字情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得された前記文字情報に基づいて、前記文字情報中において前記対象の購入に影響を与える箇所である影響箇所を推定する推定手順と、
    をコンピュータに実行させ、
    前記推定手順は、
    前記文字情報と、前記対象に類似する類似対象に関する他の文字情報との比較に基づいて、前記文字情報中における前記影響箇所を推定する
    ことを特徴とする推定プログラム。
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