JP2019113894A - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】商品またはサービスに対するユーザの購買意欲を高めることができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供する。【解決手段】本願に係る情報処理装置は、取得部と、決定部とを備える。取得部は、販売対象の商品またはサービスに関する販売情報を取得する。決定部は、取得部によって取得された販売情報に基づいて、商品またはサービスを購入するための購入画面に一覧で表示される店舗の情報であって、商品またはサービスを所定の価格で販売する店舗の情報を決定する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
近年、インターネットの飛躍的な普及に伴い、ネットワークを介した商品またはサービス(以下「商品等」と記載する場合がある)の販売が盛んに行われている。そこで、例えば、商品等に対するユーザの購買意欲を高めるため、商品等を購入するための購入画面において、商品等の価格を段階的に割引していく技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−178729号公報
しかしながら、従来技術には、商品等に対するユーザの購買意欲を高めるという点でさらなる改善の余地があった。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、商品またはサービスに対するユーザの購買意欲を高めることができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、取得部と、決定部とを備える。前記取得部は、販売対象の商品またはサービスに関する販売情報を取得する。前記決定部は、前記取得部によって取得された前記販売情報に基づいて、前記商品またはサービスを購入するための購入画面に一覧で表示される店舗の情報であって、前記商品またはサービスを所定の価格で販売する店舗の情報を決定する。
実施形態の一態様によれば、商品またはサービスに対するユーザの購買意欲を高めることができる。
図1は、第1実施形態に係る情報処理の一例を示す説明図である。 図2は、情報処理システムの構成例を示す図である。 図3は、ユーザ端末の構成例を示す図である。 図4は、情報処理装置の構成例を示す図である。 図5は、販売情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、変更情報記憶部の一例を示す図である。 図7は、店舗関連情報記憶部の一例を示す図である。 図8は、ページ情報記憶部の一例を示す図である。 図9は、ユーザ端末に表示された購入画面例を示す図である。 図10は、ユーザ端末に表示された購入画面例を示す図である。 図11は、ユーザ端末に表示された購入決定画面例を示す図である。 図12は、情報処理装置における情報処理の流れを示すフローチャートである。 図13は、第2実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図14は、ユーザ行動情報記憶部の一例を示す図である。 図15は、ユーザ端末に表示された購入画面例を示す図である。 図16は、プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願にかかる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムが限定されるものではない。
(第1実施形態)
〔1.情報処理〕
まず、第1実施形態に係る情報処理の一例について図1を参照して説明する。図1は、第1実施形態に係る情報処理の一例を示す説明図である。
図1に示すように、情報処理装置50は、ユーザUに対し、商品またはサービスの情報の提供処理をしたり、商品またはサービスの販売処理をしたりすることができるサーバ等である。なお、情報処理装置50は、単体の処理装置である必要はなく、クラウドシステム等の複数の処理装置が協調して動作することで実現されてもよい。また、以下では、商品およびサービスのうち、商品の販売処理等が行われる場合を例にとって説明するが、以下の説明は、サービスの販売処理等が行われる場合にも適用することができる。
端末装置10,40a,40bは、情報処理装置50とネットワークN(図2参照)を介して通信を行うことができる機能を有する装置である。端末装置10は、ユーザUによって使用される。また、端末装置40aは、商品を販売する店舗(ストアA)を管理する店舗管理者Paによって使用される一方、端末装置40bは、商品を販売する店舗(ストアB)を管理する店舗管理者Pbによって使用される。
したがって、以下では、端末装置10を「ユーザ端末10」、端末装置40a,40bを「店舗端末40a,40b」と記載する場合がある。また、店舗端末40a,40bを特に区別せずに説明する場合には「店舗端末40」と記載し、店舗管理者Pa,Pbを特に区別せずに説明する場合には「店舗管理者P」と記載する。
なお、図1や後述する図2などに示すユーザ端末10や店舗端末40の台数は、あくまでも例示であって限定されるものではない。また、本明細書における「店舗」は、実在する店舗や仮想的な店舗などを含むものとし、要は商品を販売可能であれば、どのような形態の店舗であってもよい。
図1に示す例では、まず、情報処理装置50は、販売対象の商品に関する販売情報を店舗端末40a,40bから受け付ける(ステップS1)。ここでの「商品」は、同じ商品であり、言い換えると、ストアAでもストアBでも取り扱っている商品であるものとする。なお、図1では、かかる商品が「バッグA」である場合を例にとって説明する。
このように、情報処理装置50は、同じ商品の販売情報を複数のストア(店舗)A,Bから受け付ける。なお、本実施形態に係る情報処理装置50は、所定の時間に限り、商品の価格を段階的に下げる、所謂プライスダウン方式のタイムセールを行って商品を販売するが、これについては後述する。したがって、上記した商品の販売情報には、例えば、商品の画像や詳細説明、在庫数に加え、タイムセールにおける開始価格、最低価格などの各種情報が含まれてもよい。かかる商品の販売情報については、図5を参照して後に説明する。
なお、上記では、情報処理装置50は、商品の販売情報をストアA,Bから同じタイミングで受け付けるようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば、商品の販売情報をストアAから受け付けて販売を開始した後に、商品の販売情報をストアBから受け付けてもよい。
上記した販売情報は、情報処理装置50の記憶部70(図4参照)に記憶される。そして、情報処理装置50は、例えば、上記したタイムセールなどで商品の販売を開始する際、記憶部70に記憶された商品の販売情報を取得する(ステップS2)。
次いで、情報処理装置50は、取得された販売情報に基づいて、商品を購入するための購入画面に一覧で表示される店舗の情報を決定する(ステップS3)。その際、情報処理装置50は、一覧で表示される店舗の情報が、商品たるバッグAを所定の価格(ここでは、例えば開始価格である¥30000)で販売することのできる店舗の情報となるように決定する。なお、図1の例では、一覧で表示される店舗の情報としてストアA,Bの情報が決定されたものとする。
そして、例えば、ユーザUが商品たるバッグAの購入を検討または所望する場合、ユーザ端末10は、ユーザUの操作により、商品の販売情報の要求を情報処理装置50に対して行う(ステップS4)。
情報処理装置50は、かかる要求に応じて、商品の販売情報と、決定された店舗の情報の一覧とをユーザ端末10へ提供する(ステップS5)。これにより、ユーザ端末10の表示部12には、購入画面において、商品の販売情報および店舗の情報の一覧が表示される。
図1では、かかる表示部12の購入画面の一例を示している。図1に示すように、表示部12には、商品たるバッグAの画像や現在の価格、商品詳細などの販売情報とともに、ストアAの情報とストアBの情報とが一覧で表示される。具体的には、表示部12において、表示欄110aにストアAの情報が、表示欄110bにストアBの情報が一覧で表示される。
このように、本実施形態にあっては、商品たるバッグAに対し、所定の価格、換言すると同じ価格で販売している店舗の情報を決定し、決定された店舗の情報の一覧をユーザ端末10へ提供して、表示部12に表示されるようにした。
これにより、本実施形態において、ユーザUは、店舗の選択肢が広がって店舗を選び易くなり、結果として商品に対するユーザUの購買意欲を高めることができる。
次いで、例えば、ユーザUがバッグAをストアAで購入することを所望した場合、ユーザ端末10は、ユーザUの操作により、商品の購入要求を情報処理装置50に対して行う(ステップS6)。かかる購入要求は、例えば、ユーザUが表示部12に表示される「カートに入れる」ボタン120aを押下する決済前操作を行った後、続いて表示される購入決定画面(図11参照)でボタン204を押下する購入決定操作によって行われる。
そして、情報処理装置50は、かかる購入要求に応じ、ストアAでの決済などの販売処理を行う(ステップS7)。
〔2.情報処理システム1〕
図2は、情報処理システム1の構成例を示す図である。図2に示すように、本実施形態に係る情報処理システム1は、ユーザ端末10と、店舗端末40と、情報処理装置50とを備える。
ユーザ端末10と、店舗端末40と、情報処理装置50とは、ネットワークNを介して無線または有線で互いに通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、LAN(Local Area Network)や、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。
ユーザ端末10および店舗端末40は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)、ノート型PC(Personal Computer)、デスクトップ型PC等により実現される。
店舗端末40は、店舗管理者Pa,Pb(図1参照)の操作に従って、商品に関する販売情報(例えば、商品の価格に関する情報や在庫情報等)を情報処理装置50へ送信することができる。また、店舗端末40は、例えば、商品がユーザUによって購入された場合、かかる購入の通知を情報処理装置50から受信する。そして、店舗端末40は、商品をユーザUへ発送する処理などを行うことができる。
次いで、上記したユーザ端末10および情報処理装置50の構成について具体的に説明する。
〔3.ユーザ端末10〕
図3は、ユーザ端末10の構成例を示す図である。図3に示すように、ユーザ端末10は、通信部11と、表示部12と、入力部13と、制御部20と、記憶部30とを備える。
〔3.1.通信部11〕
通信部11は、ネットワークNと有線または無線で接続され、情報処理装置50との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部11は、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。
〔3.2.表示部12〕
表示部12は、上記した商品の販売情報や店舗の情報の一覧など各種の情報等を表示する表示デバイスである。例えば、表示部12は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイである。また、表示部12は、タッチパネル式のディスプレイであるが、これに限定されるものではない。
〔3.3.入力部13〕
入力部13は、ユーザUから各種操作を受け付ける入力デバイスである。入力部13は、例えば、文字や数字などを入力するためのボタン等を有する。また、表示部12がタッチパネル式のディスプレイである場合、表示部12の一部が入力部13として機能する。
〔3.4.記憶部30〕
記憶部30は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。かかる記憶部30には、各種プログラムや設定データなどが記憶される。
〔3.5.制御部20〕
制御部20は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM、入出力ポートなどを有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。また、制御部20は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路等のハードウェアで構成されてもよい。制御部20は、送信部21と、受信部22と、処理部23とを備える。
〔3.5.1.送信部21〕
送信部21は、入力部13で受け付けたユーザ操作に従って、各種の情報や要求を通信部11を介して情報処理装置50へ送信することができる。例えば、送信部21は、ユーザ操作に従って、上記した商品の販売情報の要求や商品の購入要求を情報処理装置50へ送信することができる。
〔3.5.2.受信部22〕
受信部22は、情報処理装置50から提供される、商品の販売情報や店舗の情報の一覧などの各種情報を通信部11を介して受信することができる。
〔3.5.3.処理部23〕
処理部23は、表示部12等を含め、ユーザ端末10全体を制御する。例えば、処理部23は、受信部22によって受信された商品の販売情報や店舗の情報の一覧を表示部12へ出力して表示させることができる。
〔4.情報処理装置50〕
図4は、情報処理装置50の構成例を示す図である。図4に示すように、情報処理装置50は、通信部51と、制御部60と、記憶部70とを備える。
〔4.1.通信部51〕
通信部51は、ネットワークNと有線または無線で接続され、ユーザ端末10や店舗端末40などとの間で情報の送受信を行う。例えば、通信部51は、NIC等によって実現される。
〔4.2.記憶部70〕
記憶部70は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。本実施形態に係る記憶部70は、販売情報記憶部71と、変更情報記憶部72と、店舗関連情報記憶部73と、ページ情報記憶部74とを備える。
〔4.2.1.販売情報記憶部71〕
販売情報記憶部71は、商品に関する販売情報を記憶する。販売情報記憶部71は、例えば、店舗管理者Pによって情報が登録されるが、これに限定されるものではない。なお、販売情報記憶部71は第1記憶部の一例である。
図5は、販売情報記憶部71の一例を示す図である。図5に示すように、販売情報記憶部71には、「商品ID」、「商品名」、「商品詳細」、「店舗ID」、「店舗名」、「開始価格」、「最低価格」および「在庫数」のそれぞれの情報が含まれ、これらの情報は互いに関連付けられている。
「商品ID」は、販売対象となる商品毎に割り当てられる識別情報である。「商品名」は、商品の名称を示す情報である。「商品詳細」は、例えば、商品の製造元、大きさや色など商品に関する詳細な情報である。なお、「商品詳細」には、例えば、商品の静止画像や動画などが含まれていてもよい。また、上記では、「商品詳細」が店舗端末40によって登録または設定されるようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば、商品に対して予め設定されていてもよい。
「店舗ID」は、店舗毎に割り当てられる識別情報である。「店舗名」は、店舗の名称を示す情報である。
「開始価格」は、例えば、タイムセールが行われる際の開始時の価格に関する情報であり、所定の価格の一例である。なお、「開始価格」が店舗ごとに異なる場合は、例えば、任意の店舗の店舗端末40によって設定された開始価格を所定の価格としてタイムセールを開始することができるが、これに限られない。
すなわち、例えば、各店舗端末40によって設定された開始価格のうち最も高い開始価格で開始しても、最も低い開始価格で開始してもよく、さらには、設定された開始価格を平均した平均開始価格で開始してもよい。また、上記では、「開始価格」が店舗端末40によって設定されるようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば、商品の通常価格など商品に対して予め設定された値であってもよい。
「最低価格」は、商品の下限の価格の情報であり、店舗ごとに設定される。言い換えると、「最低価格」は、各店舗において最低限確保したい価格の情報である。「在庫数」は、各店舗における商品の在庫数の情報であり、商品の残数を示す残数情報の一例である。したがって、販売情報記憶部71の「在庫数」は、商品が1つ購入されるごとに1つ減算されることとなる。
図5では、販売情報記憶部71の商品ID「A1」は、商品名が「バッグA」であり、かかるバッグAが販売対象とされたときに、ストアA,B,Cの3店舗から商品の販売情報を受け付けた例を示している。
例えば、店舗ID「S1」は、店舗名が「ストアA」、開始価格が「¥30000」、最低価格が「¥24000」、在庫数が「50」であることを示している。なお、ストアCは、タイムセールが既に開始された後に、タイムセールに参加してきた店舗であるものとする。したがって、ストアCに対応する「開始価格」には、開始価格の情報が登録されていなくてもよい。
〔4.2.2.変更情報記憶部72〕
図4の説明に戻ると、変更情報記憶部72は、タイムセールにおいて、商品の価格の変更に関する変更情報を記憶する。詳しくは、変更情報記憶部72は、所定の価格たる開始価格を下げるための情報を記憶する。なお、ここでは、上記した変更情報は、商品の価格を値引くためのクーポン情報であるが、これに限定されるものではない。また、変更情報記憶部72は第2記憶部の一例である。
図6は、変更情報記憶部72の一例を示す図である。図6に示すように、変更情報記憶部72には、「価格変更ID」、「値引設定」、「更新間隔」、「開始時間」、「終了時間」および「現在の値引」のそれぞれの情報が含まれ、これらの情報は互いに関連付けられている。
「価格変更ID」は、商品の価格を変更する手法毎に割り当てられる識別情報である。「値引設定」は、商品の価格の割引の設定に関する情報であり、例えば、割引額や割引率などを示す情報である。「更新間隔」は、商品の価格を段階的に下げる際の価格の更新間隔を示す情報である。
「開始時間」は、商品の価格の値引きを開始する時間、すなわち、タイムセールを開始する時間を示す情報である。「終了時間」は、商品の価格の値引きを終了する時間、すなわち、タイムセールを終了する時間を示す情報である。「現在の値引」は、タイムセール開始後の現在の値引きに関する情報であり、時間の経過とともに更新される情報である。
図6に示す例では、変更情報記憶部72の価格変更ID「B1」は、値引設定が「¥1000ずつ」、更新間隔が「10分」であることを示している。すなわち、価格変更ID「B1」の価格変更手法がタイムセールにおいて適用された場合、商品の価格が10分毎に1000円ずつ段階的に下がっていくことを示している。
また、図6に示す例では、価格変更ID「B1」は、開始時刻が「21:00」、終了時刻が「22:00」、現在の値引きが「¥1000引き」であることを示している。なお、後に説明するタイムセールでは、価格変更ID「B1」の価格変更手法が適用されるものとする。そのため、価格変更ID「B2」に対応する「現在の値引」には、値引きに関する情報が登録されていなくてもよい。
なお、上記した変更情報記憶部72における各種の情報は、予め設定または登録されるものとするが、これに限定されるものではなく、店舗端末40によって登録されてもよい。また、タイムセールにおいて適用される価格変更手法は、適宜に選択可能とされる。
〔4.2.3.店舗関連情報記憶部73〕
店舗関連情報記憶部73は、商品を販売する店舗に関連する各種の店舗関連情報を記憶する。図7は、店舗関連情報記憶部73の一例を示す図である。図7に示すように、店舗関連情報記憶部73には、「店舗ID」、「評価値」、「販売実績」、「発送までの時間」および「広告」のそれぞれの情報が含まれ、これらの情報は互いに関連付けられている。
「店舗ID」は、上記したように、店舗の識別情報である。「評価値」は、店舗に対するユーザの評価に関する情報であり、数値が高いほどユーザの評価が良いことを示す情報である。
「販売実績」は、店舗における過去の販売実績に関する情報である。例えば、「販売実績」は、店舗において商品を販売した回数を示す情報であるが、これに限定されるものではない。すなわち、例えば、「販売実績」は、ユーザUによる購入要求がなされた回数のうち、途中でキャンセルまたは返品された回数の割合を示すキャンセル率の情報など、その他の情報であってもよい。
「発送までの時間」は、商品の発送に関する情報であって、例えば、ユーザUによる購入要求がなされてから商品を発送するまでに要する時間を示す情報である。「広告」は、店舗の広告に関する情報であり、例えば、店舗が商品を販売するにあたって行った宣伝広告費に関する情報である。なお、図7では、Aランクは宣伝広告費が最も多く、Cランクは宣伝広告費が最も低いことを示している。
例えば、店舗関連情報記憶部73の店舗ID「S1」(すなわちストアA)は、評価値が「4.8」、販売実績が「8000回」、発送までの時間が「24時間以内」、広告が「Aランク」であることを示している。
〔4.2.4.ページ情報記憶部74〕
ページ情報記憶部74は、商品を販売するサイトにおいて、商品を購入するための購入画面などを含む商品ページに関するページ情報が記憶される。図8は、ページ情報記憶部74の一例を示す図である。図8に示すように、ページ情報記憶部74には、「ページID」、「商品ID」、「ステータス」、「閲覧数」、「カートに入れた数」および「購入数」のそれぞれの情報が含まれ、これらの情報は互いに関連付けられている。
「ページID」は、商品ページ毎に割り当てられる識別情報である。「商品ID」は、上記したように、商品の識別情報である。「ステータス」は、商品ページの状態を示す情報である。かかる商品ページの状態を示す情報としては、例えば、タイムセール中、準備中、タイムセール終了などの情報である。
「閲覧数」は、商品サイトを現在閲覧しているユーザの数を示す情報である。「カートに入れた数」は、商品を購入するべく、購入画面に含まれる「カートに入れる」ボタンを押下したユーザの数、言い換えれば、決済前操作を行ったユーザの数を示す情報である。「購入数」は、実際に商品を購入したユーザの数を示す情報である。なお、上記した「閲覧数」、「カートに入れた数」および「購入数」は、商品の購入に関連するユーザの情報の一例である。
例えば、ページ情報記憶部74のページID「C1」は、商品IDが「A1」(すなわちバッグA)、閲覧数が「10000」、カートに入れた数が「30」、購入数が「20」であることを示している。
〔4.3.制御部60〕
図4の説明に戻ると、制御部60は、コントローラであり、例えば、CPU、ROM、RAM、入出力ポートなどを有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。かかる制御部60は、例えば、ASICやFPGA等のハードウェアで構成されてもよい。
制御部60は、受付部61と、取得部62と、価格変更部63と、決定部64と、提供部65と、処理部66とを備える。
〔4.3.1.受付部61〕
受付部61は、商品の販売情報を店舗端末40から受け付ける。受付部61は、受け付けた商品の販売情報を販売情報記憶部71に記憶させる。
受付部61は、ユーザ端末10から送信される各種の情報や要求を受け付ける。例えば、受付部61は、ユーザ端末10から商品の販売情報の要求を受け付けた場合、販売情報の要求を受け付けた旨を提供部65へ通知する。
また、例えば、受付部61は、ユーザ端末10から決済前操作がユーザUによって行われたことを示す情報、具体的には「カートに入れる」ボタンが押下されたことを示す情報を受け付けた場合、かかる情報を受け付けた旨を提供部65へ通知する。なお、このとき、受付部61は、ページ情報記憶部74の「カートに入れた数」を1つ加算する処理を行ってもよい。
また、例えば、受付部61は、ユーザ端末10から購入要求を受け付けた場合、購入要求を受け付けた旨を処理部66へ通知する。
〔4.3.2.取得部62〕
取得部62は、変更情報記憶部72を読み込んで、商品の価格の変更に関する変更情報を取得する。なお、取得部62は、取得した変更情報を価格変更部63へ通知する。
そして、取得部62は、変更情報に含まれる開始時間の情報に基づき、現在時刻がタイムセールの開始時間になると、各種情報をさらに取得する。例えば、取得部62は、販売情報記憶部71を読み出して商品の販売情報を取得する。取得部62は、取得した商品の販売情報を価格変更部63や決定部64、提供部65へ通知する。
また、取得部62は、店舗関連情報記憶部73を読み出して店舗関連情報を取得するとともに、ページ情報記憶部74を読み出してページ情報を取得する。そして、取得部62は、取得した店舗関連情報を決定部64へ、ページ情報を決定部64や提供部65へ通知する。
〔4.3.3.価格変更部63〕
価格変更部63は、変更情報に基づいて、商品における所定の価格を所定の条件を満たす場合に下げる。これにより、例えば、所定の時間に限り、商品の価格を段階的に下げる、所謂プライスダウン方式のタイムセールを行うことが可能となり、商品に対するユーザUの購買意欲を高めることができる。
例えば、価格変更部63は、変更情報記憶部72(図6参照)に記憶される変更情報に基づき、所定の価格を時間の経過に応じて下げるようにしてもよい。具体的には、価格変更部63は、商品の価格を10分毎に1000円ずつ段階的に下げるようにするが、これに限定されるものではない。このように、商品の価格が時間の経過とともに下がっていくことで、ユーザUは、商品の価格がさらに下がることを期待し易くなり、よって商品に対するユーザUの購買意欲をより高めることができる。
なお、上記では、価格変更部63は、所定の価格を時間の経過に応じて下げるようにしたが、これに限られず、例えば、閲覧数やカートに入れた数、購入数などが所定数以下で、ユーザUの商品に対する関心が比較的低い場合など、その他の条件を満たした場合に下げてもよい。これにより、ユーザUの商品に対する関心や購買意欲を高めることが可能となる。
また、上記したように、所定の価格の情報が販売情報記憶部71に記憶される一方、変更情報は変更情報記憶部72に記憶される。言い換えると、所定の価格の情報と変更情報とは、別々の記憶部に記憶される。なお、かかる変更情報は、上記したように、クーポン情報である。
そして、価格変更部63は、所定の価格の情報と変更情報とに基づいて、所定の価格を下げるようにしてもよい。詳しくは、価格変更部63は、販売情報記憶部71から読み出された所定の価格の情報に、変更情報たるクーポン情報を適用して演算することで、所定の価格を下げるようにしてもよい。
これにより、本実施形態にあっては、例えば、販売情報記憶部71に記憶されている所定の価格(開始価格)の情報自体を変更することなく、値引きの処理が可能となる。そのため、例えば、値下げのたびに、販売情報記憶部71の情報を値下げした所定の価格に書きかえる処理を行う場合に比べて、情報処理装置50の制御部60における処理負荷を軽減することができる。
そして、価格変更部63は、下げられた所定の価格や現在の値引きの情報などを含む変更情報を決定部64や提供部65へ通知する。
なお、価格変更部63による所定の価格を下げる処理は、上記に限られるものではなく、例えば、販売情報記憶部71に記憶される所定の価格(開始価格)の情報自体を書きかえることで、商品の価格を下げてもよい。
〔4.3.4.決定部64〕
決定部64は、取得部62によって取得された販売情報に基づいて、購入画面に一覧で表示されるとともに、商品を所定の価格で販売する店舗の情報を決定する。なお、商品の販売情報、および、決定部64によって決定された店舗の情報などは、提供部65を介してユーザ端末10へ提供されて購入画面に表示される。
ここで、販売情報や店舗の情報の一覧などが提供されたユーザ端末10の表示部12の購入画面例について図9を参照して説明する。図9は、販売情報や店舗の情報の一覧などが表示された購入画面例を示す図である。なお、図9に示す購入画面を含む商品ページでは、タイムセールが既に開始され、商品の価格が下げられた状態(ここでは¥1000引きされた状態)を示している。
図9に示すように、ユーザ端末10の表示部12には、販売対象の商品たるバッグAの画像101aや現在の価格、商品詳細など情報欄101bを含む販売情報101が表示されるとともに、店舗の情報の一覧も表示される。例えば、表示部12には、表示欄110aにストアAの情報が、表示欄110bにストアBの情報が一覧で表示される。
このように、本実施形態においては、販売情報に基づいて、商品たるバッグAを所定の価格(ここでは、現在の価格である¥29000)で販売している店舗の情報を決定して一覧で購入画面に表示されるようにした。これにより、本実施形態において、ユーザUは、店舗の選択肢が広がって店舗を選び易くなり、結果として商品に対するユーザUの購買意欲を高めることができる。
なお、例えば、タイムセールが開始された後、上記したようにストアCがタイムセールに参加する場合がある。このとき、決定部64は、ストアCの店舗端末40によって登録された販売情報に基づいて、ストアCがバッグAを所定の価格で販売しているか否かを判定する。そして、決定部64は、ストアCがバッグAを所定の価格で販売していると判定された場合、図9に想像線で示すように、表示欄110cにストアCの情報が表示されるように、店舗の情報の一覧を決定する。これにより、ユーザUは、店舗の選択肢がさらに広がって店舗を選び易くなり、商品に対するユーザUの購買意欲をより高めることができる。
また、決定部64は、一覧で表示される店舗の情報における店舗の表示順を、各種の情報に基づいて決定することができる。
例えば、決定部64は、店舗関連情報に含まれる、店舗に対するユーザの評価に関する情報(具体的には評価値の情報)に基づいて店舗の表示順を決定してもよい。詳しくは、決定部64は、評価値が高い順となるように、店舗の表示順を決定してもよい。これにより、店舗の情報の一覧において、評価値が高い店舗が上位に表示されるため、ユーザUは安心して店舗を選ぶことができ、よって商品に対するユーザUの購買意欲をより一層高めることができる。
また、例えば、決定部64は、店舗関連情報に含まれる、店舗の販売実績に関する情報に基づいて店舗の表示順を決定してもよい。詳しくは、決定部64は、販売実績が良好な順となるように、店舗の表示順を決定してもよい。これにより、店舗の情報の一覧において、販売実績が良好な店舗が上位に表示されるため、ユーザUは安心して店舗を選ぶことができ、よって商品に対するユーザUの購買意欲をより一層高めることができる。
また、例えば、決定部64は、店舗関連情報に含まれる、店舗における商品の発送に関する情報(具体的には、発送までの時間の情報)に基づいて店舗の表示順を決定してもよい。詳しくは、決定部64は、発送までの時間が短い順となるように、店舗の表示順を決定してもよい。これにより、店舗の情報の一覧において、発送までの時間が短い店舗が上位に表示されるため、ユーザUに対して、商品を購入した場合に商品を早期に入手できることを認識させることが可能となり、よって商品に対するユーザUの購買意欲をより一層高めることができる。
また、例えば、決定部64は、店舗関連情報に含まれる、店舗の広告に関する情報(具体的には、広告宣伝費の情報)に基づいて店舗の表示順を決定してもよい。詳しくは、決定部64は、広告宣伝費が多い順(例えばA,B,Cランクの順)となるように、店舗の表示順を決定してもよい。これにより、店舗の情報の一覧において、広告宣伝費の比較的多い店舗が上位に表示されることから、かかる店舗でユーザUは商品を購入し易くなり、結果として広告宣伝費の比較的多い店舗の売り上げにつなげることができる。
また、例えば、決定部64は、店舗毎に設定される最低価格情報に基づいて店舗の表示順を決定してもよい。詳しくは、決定部64は、最低価格が低い順となるように、店舗の表示順を決定してもよい。これにより、店舗の情報の一覧において、商品を可能な限り安価で販売しようとしている店舗が上位に表示されることから、かかる店舗でユーザUは商品を購入し易くなり、結果として最低価格が低い店舗の売り上げにつなげることができる。
なお、上記では、決定部64は、店舗関連情報や最低価格情報などに基づいて店舗の表示順を決定するようにしたが、これはあくまでも例示であって限定されるものではなく、例えば、商品の販売情報を受け付けた順など、その他の基準で決定してもよい。また、決定部64は、店舗関連情報等に基づいて、一覧における店舗の情報の表示態様(例えば色や文字の大きさなど)を決定するようにしてもよい。
また、決定部64は、価格変更部63によってタイムセール中に所定の価格が下げられた場合、下げられた所定の価格に応じて、一覧で表示される店舗の情報を適宜に更新することができる。かかる更新について図10を参照して説明する。図10は、所定の価格が下げられた場合の店舗の情報の一覧などが表示された購入画面例を示す図である。
図10は、商品の価格がタイムセール中に下げられ、現在の価格、すなわち、下げられた所定の価格が「¥25000」である場合を示している(情報欄101b参照)。
ここで、ストアBにおいては、商品の販売情報に含まれる最低価格が「¥26000」に設定される(図5参照)。すなわち、現在の価格がストアBの最低価格を下回っているため、決定部64は、ストアBの情報を削除するように、一覧の店舗の情報を更新する。
このように、決定部64は、所定の価格が下げられた場合、一覧で表示される店舗の情報を、下げられた所定の価格(ここでは¥25000)で販売可能な店舗の情報に更新してもよい。これにより、一覧で表示される店舗の情報を、下げられた所定の価格に即した適切な情報にすることが可能となる。
〔4.3.5.提供部65〕
図4の説明を続ける。提供部65は、上記したように、受付部61によって受け付けられた販売情報の要求に応じて、現在の価格などを含めた商品の販売情報と、決定された店舗の情報の一覧とをユーザ端末10へ提供する。
このとき、例えば、提供部65は、商品の在庫数の情報を、決定部64によって決定された店舗の情報とともに提供してもよい。これにより、図9に示すように、購入画面の表示欄104に商品の在庫数の情報が表示される。したがって、例えば、商品の在庫数が少なくなったような場合は、ユーザUに対して早く購入しないと売り切れてしまうという緊張感を与えることが可能となり、よって商品に対するユーザUの購買意欲をより高めることができる。なお、図9に示す例では、各店舗の在庫を合計した総在庫数の情報を表示するようにしたが、これに限定されるものではない。
また、提供部65は、商品の購入に関連するユーザの情報を、決定部64によって決定された店舗の情報とともに提供してもよい。例えば、提供部65は、商品の購入に関連するユーザの情報に含まれる「カートに入れた数」の情報を提供してもよい。これにより、図9に示すように、購入画面の表示欄105にカートに入れた数の情報が表示される。したがって、例えば、カートに入れた数が比較的多くなったような場合は、ユーザUに対し、多くの他のユーザが購入しようとしていて、早く購入しないと売り切れてしまうという緊張感を与えることが可能となり、よって商品に対するユーザUの購買意欲をより高めることができる。
なお、上記では、商品の購入に関連するユーザの情報として「カートに入れた数」の情報を例として挙げたが、これに限定されるものではない。すなわち、提供部65は、「カートに入れた数」に代えて、あるいは加えて、「閲覧数」や「購入数」の情報を提供してもよい。なお、商品の購入に関連するユーザの情報は、文字での表示に限られるものではなく、例えばアニメーションや音などを用いて提供されてもよい。
また、提供部65は、例えば、図9の表示欄110a〜110cにあるように、店舗ごとに設定される商品の最低価格情報を、決定部64によって決定された店舗の情報とともに提供してもよい。これにより、ユーザUは、例えば、在庫数の減り方やカートに入れた数の増え方などを確認しながら、商品の価格が最低価格に下がるまで待って購入したり、最低価格に下がる前に購入したりするなど、楽しみながら商品を購入することが可能となり、よってユーザUの購買意欲をより高めることができる。
また、提供部65は、例えば、図9の表示欄102にあるように、商品の価格の変更情報、すなわち、クーポン情報を、決定部64によって決定された店舗の情報とともに提供してもよい。これにより、ユーザUは、例えば、クーポンによる現在の値引きの情報を容易に確認することが可能となる。
また、提供部65は、図9に示すように、購入画面において、「カートに入れる」ボタン120a〜120cが店舗の情報ごとに表示される、具体的には、ストアA,B,Cの情報を表示する表示欄110a〜110cごとに表示されるようにしてもよい。これにより、ユーザUは、自身で選んだ店舗で容易に商品を購入することができる。
すなわち、例えば「カートに入れる」ボタン120a〜120cのいずれかがユーザUによって押下されて決済前操作がなされた場合、かかる操作が行われたことを示す情報が受付部61を介して提供部65へ通知される。かかる通知に応じて、提供部65は、商品の購入を決定するための購入決定画面の情報をユーザ端末10へ提供することができる。
ここで、ユーザ端末10の表示部12の購入決定画面例について図11を参照して説明する。図11は、購入決定画面例を示す図である。
図11に示すように、ユーザ端末10の表示部12の購入決定画面には、販売対象の商品たるバッグAの画像201が表示されるとともに、商品名、価格、店舗名などの各種情報が情報欄202に表示されてもよい。
購入決定画面における表示欄203には、適用される価格の変更情報、すなわちクーポン情報が表示されてもよい。なお、表示欄203には、クーポンの有効期限を表示してもよく、これによってユーザUに対して早期の購入を促すことができる。
また、購入決定画面には、確定ボタン204が表示される。そして、ユーザ端末10は、ユーザUによって確定ボタン204が押下されて購入決定操作がなされると、購入要求を情報処理装置50へ送信する。なお、上記したように、受付部61は、購入要求を受け付けた場合、購入要求を受け付けた旨を処理部66へ通知する。
〔4.3.6.処理部66〕
図4の説明に戻ると、処理部66は、ユーザ端末10から商品の購入要求を受け付けると、ユーザUによって選択された店舗で商品の決済などの販売処理を行う。なお、処理部66は、販売処理が完了したときに、例えば、ページ情報記憶部74の「購入数」を1つ加算する一方、ページ情報記憶部74の「カートに入れた数」および販売情報記憶部71の対応する店舗の「在庫数」を1つ減算する処理を行ってもよい。
〔5.情報処理装置50の処理フロー〕
次に、情報処理装置50における情報処理の手順について説明する。図12は、情報処理装置50における情報処理の流れを示すフローチャートであり、かかる処理は繰り返し実行される。また、図12に示す情報処理は、タイムセール時に実行される。
図12に示すように、情報処理装置50の制御部60は、商品の販売情報を取得する(ステップS10)。次いで、制御部60は、購入画面において一覧で表示される店舗の情報を決定する(ステップS11)。
制御部60は、時間が経過して商品の価格(所定の価格)を変更するタイミングになったか否かを判定する(ステップS12)。制御部60は、変更するタイミングであると判定された場合(ステップS12,Yes)、商品の価格を変更して下げる処理を行う(ステップS13)。
次いで、制御部60は、店舗の情報の一覧を、下げられた商品の価格(所定の価格)で販売可能な店舗の情報の一覧に更新する(ステップS14)。他方、制御部60は、変更するタイミングではないと判定された場合(ステップS12,No)、ステップS13,S14の処理をスキップする。
次いで、制御部60は、ユーザ端末10から販売情報の要求があるか否かを判定する(ステップS15)。制御部60は、販売情報の要求がないと判定された場合(ステップS15,No)、以降の処理をスキップする。一方、制御部60は、販売情報の要求があると判定された場合(ステップS15,Yes)、販売情報および店舗の情報の一覧をユーザ端末10へ提供する(ステップS16)。
次いで、制御部60は、ユーザ端末10から商品の購入要求があるか否かを判定する(ステップS17)。制御部60は、購入要求があると判定された場合(ステップS17,Yes)、商品の販売処理を行う(ステップS18)。他方、制御部60は、購入要求がないと判定された場合(ステップS17,No)、S18の処理をスキップする。
(第2実施形態)
〔6.第2実施形態に係る情報処理装置〕
次に、第2実施形態に係る情報処理装置50によって行われる情報処理ついて説明する。図13は、第2実施形態に係る情報処理装置50の構成例を示す図である。なお、以下においては、第1実施形態と共通の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
上記したように、販売情報記憶部71には、商品の静止画像に限らず、商品に関する動画などが含まれることがある。第2実施形態において、かかる動画は、例えば、商品を取り扱う店舗の店舗管理者Pを含む従業員や、タレントなどが説明者となって、当該商品の説明や、商品についてのユーザUからの質問に対する回答などをリアルタイムで行う「ライブ動画」であってもよい。
そして、例えば、提供部65は、受付部61によって受け付けられた販売情報の要求に応じて、上記したライブ動画を商品の販売情報としてユーザ端末10へ提供することができる。すなわち、第2実施形態に係る情報処理装置50にあっては、所謂ライブコマースサービスを提供することができる。これにより、ユーザUは、ユーザ端末10に表示されるライブ動画を視聴しながら、商品の購入を検討したり、所望したりすることが可能になることから、商品に対してユーザUに興味や関心を持たせることができ、ユーザUの購買意欲を高めることができる。
また、第2実施形態に係る情報処理装置50は、ライブ動画を提供しつつ販売を行う際、ライブ動画の視聴などを行っているユーザUの購入に関連する行動を示す行動情報をユーザ端末10へ提供してもよい。詳しくは、情報処理装置50は、ライブ動画を提供しつつ販売を行っているときの、ユーザUの購入に関連する現時点での行動、言い換えると、リアルタイムの行動を示す行動情報をユーザ端末10へ提供してもよい。これにより、ユーザUの購買意欲をより高めることができる。
具体的に説明すると、図13に示すように、例えば記憶部70は、ユーザ行動情報記憶部75をさらに備える。
〔6.1.ユーザ行動情報記憶部75〕
ユーザ行動情報記憶部75は、ユーザUの購入に関連する現時点での行動を示す行動情報を記憶する。図14は、ユーザ行動情報記憶部75の一例を示す図である。図7に示すように、ユーザ行動情報記憶部75には、「ユーザID」、「ユーザ名」および「購入に関連する行動」のそれぞれの情報が含まれ、これらの情報は互いに関連付けられている。
「ユーザID」は、ユーザUを識別するための識別情報である。「ユーザ名」は、例えばユーザUがインターネット上で設定したニックネームなどを示す情報である。「購入に関連する行動」は、例えば、ユーザUの購入に関連する現時点での行動の内容を示す情報である。かかる行動の内容を示す情報としては、商品のライブ動画を視聴していることを示す「視聴中」、商品に対する決済前操作を行ったことを示す「カートに入れている」、商品の決済処理などが完了したことを示す「購入済み」などがあるが、これらに限定されるものではない。なお、上記した「視聴中」は、決済前操作や決済処理などが行われない状態でユーザUがライブ動画を視聴していることを示すが、これに限られない。
図14に示す例では、ユーザ行動情報記憶部75のユーザID「D1」は、ユーザ名が「E1」、購入に関連する行動が「視聴中」であることを示している。なお、ユーザ行動情報記憶部75の情報は、ユーザUの現時点での行動を示す情報であることから、時間が経過してユーザUの行動が変化するたびに適宜に更新されるものとする。
〔6.2.制御部60〕
図13に戻って、第2実施形態に係る情報処理の説明を続ける。上記したように、制御部60の提供部65によってライブ動画が商品の販売情報としてユーザ端末10へ提供される際、取得部62は、ユーザ行動情報記憶部75を読み込んで、ユーザUの購入に関連する行動を示す行動情報を取得する。なお、取得部62は、取得した行動情報を提供部65へ通知する。
そして、提供部65は、取得部62によって取得された行動情報を、上記したライブ動画を含む商品の販売情報や、決定部64によって決定された店舗の情報とともにユーザ端末10へ提供してもよい。
ここで、ライブ動画や行動情報などが提供されたユーザ端末10の表示部12の購入画面例について図15を参照して説明する。図15は、ライブ動画や行動情報などが表示された購入画面例を示す図である。なお、図15に示す購入画面では、店舗の情報の一部を省略している。
図15に示すように、ユーザ端末10の表示部12には、ライブ動画101c等を含む販売情報101が表示されるとともに、ユーザUの購入に関連する現時点での行動を示す行動情報107も表示される。
例えば、提供部65は、商品の決済処理が完了したユーザUがいる場合、詳しくは、ユーザ行動情報記憶部75の「購入に関連する行動」が「カートに入れている」から「購入済み」に更新されたユーザUがいる場合、かかるユーザUの行動情報を提供して表示欄107aに表示させてもよい。
図15の例では、表示欄107aに「E3さんが今 購入しました」などの行動情報が表示される。このように、例えば、商品が今現在どんどん売れていることを示す行動情報をユーザUに対して提供することで、ユーザUに対して早く購入しないと売り切れてしまうという緊張感を与えることが可能となり、よって商品に対するユーザUの購買意欲をより高めることができる。なお、行動情報は、文字での表示に限られるものではなく、例えばアニメーションや音などを用いて提供されてもよい。
また、例えば、提供部65は、現時点で商品を購入したユーザUの人数を示す情報をユーザUの行動情報としてユーザ端末10へ提供して表示欄107bに表示させてもよい。具体的には、例えば、提供部65は、ユーザ行動情報記憶部75の「購入に関連する行動」における「購入済み」の数を算出したり、またはページ情報記憶部74の「購入数」を参照したりすることで、購入したユーザUの人数を示す情報を得て、かかる情報をユーザ端末10へ提供することができる。
例えば、図15では、表示欄107bに「20人が既に購入しました」などの行動情報が表示される。このように、例えば、現時点で商品を購入したユーザ数を行動情報としてユーザUに対して提供することで、ユーザUに対して早く購入しないと売り切れてしまうという緊張感を与えることが可能となり、よって商品に対するユーザUの購買意欲をより高めることができる。
また、例えば、提供部65は、現時点でライブ動画を視聴しているユーザUの人数を示す情報をユーザUの行動情報としてユーザ端末10へ提供して表示欄107cに表示させてもよい。具体的には、例えば、提供部65は、ユーザ行動情報記憶部75の「購入に関連する行動」における「視聴中」の数を算出することで、視聴しているユーザUの人数を示す情報を得て、かかる情報をユーザ端末10へ提供することができる。
例えば、図15では、表示欄107cに「視聴ユーザが10000人を突破」などの行動情報が表示される。このように、例えば、商品のライブ動画の視聴ユーザが増えていることを示す行動情報を他のユーザUに対して提供することで、商品を購入についてのライバルが増えていることをユーザUに対して認識させることが可能となり、よって商品に対するユーザUの購買意欲をより高めることができる。
また、提供部65は、ライブ動画を用いた販売を開始してから変化する行動情報の現時点での情報をユーザ端末10へ提供してもよい。
例えば、提供部65は、ライブ動画を用いた販売を開始してから決算前操作を行ったユーザUの現時点での人数の情報をユーザ端末10へ提供して表示欄107dに表示させてもよい。具体的には、例えば、提供部65は、ライブ動画を用いた販売の開始後に、ユーザ行動情報記憶部75の「購入に関連する行動」が「視聴中」から「カートに入れている」に更新されたユーザUの数を算出することで、決算前操作を行ったユーザUの現時点での人数を示す情報を得ることができる。すなわち、提供部65は、ライブ動画を用いた販売の前にカートに入れていた人数を除くようにしている。そして、提供部65は、かかる情報をユーザ端末10へ提供する。
図15に示す例では、表示欄107dに「カートに入れた人が30人増えました」などの行動情報が表示される。このように、例えば、カートに入れた人数など、ライブ動画を用いた販売を開始してから変化する情報をユーザUに対して提供することで、ライブ動画を通じて商品に興味を持って購入しようとしている人が増えていることを、ユーザUに対して認識させることができる。これにより、ユーザUに対して早く購入しないと売り切れてしまうという緊張感を与えることが可能となり、よって商品に対するユーザUの購買意欲をより高めることができる。
なお、図15では、ユーザUの購入に関連する現時点での行動を示す行動情報107として表示欄107a〜107dを示したが、これらはあくまでも例示であって限定されるものではなく、例えば、表示欄107a〜107dのうちの1つまたは2つ以上が表示されるようにしてもよい。また、行動情報107の内容も上記に限られない。
図13の説明を続けると、提供部65は、例えば、ライブ動画を用いた販売中に決済前動作が行われた場合、決済前動作が行われた時点での、所定の価格の変更に関する変更情報に基づいて、購入決定画面の情報をユーザ端末10へ提供する。
例えば、提供部65は、ライブ動画を用いた販売中に「カートに入れる」ボタン120a(図15参照)がユーザUによって押下されて決済前操作がなされた場合、決済前操作がなされた時点での変更情報たるクーポン情報(図15の例では「1000円OFF」)が適用され、下げられた所定の価格が表示される購入決定画面の情報をユーザ端末10へ提供する。
言い換えると、提供部65は、ライブ動画を用いた販売前に「カートに入れる」ボタン120aがユーザUによって押下されて決済前操作がなされた場合、ライブ動画を用いた販売におけるクーポン情報は適用されず、ライブ動画を用いた販売前の所定の価格(図15の例では「30000円」)が表示される購入決定画面の情報をユーザ端末10へ提供する。
このように、ライブ動画を視聴した方が商品を安価に購入できる可能性があることから、ユーザUに対してライブ動画の視聴を促すことができる。なお、購入決定画面の情報がユーザ端末10へ提供された後に、ユーザ端末10から商品の購入要求を受け付けると、処理部66によって商品の決済などの販売処理が行われることは既に述べた通りである。
〔7.効果〕
情報処理装置50は、取得部62と、決定部64とを備える。取得部62は、販売対象の商品またはサービスに関する販売情報を取得する。決定部64は、取得部62によって取得された販売情報に基づいて、商品またはサービスを購入するための購入画面に一覧で表示される店舗の情報であって、商品またはサービスを所定の価格で販売する店舗の情報を決定する。
これにより、ユーザUは、店舗の選択肢が広がって店舗を選び易くなり、結果として商品に対するユーザUの購買意欲を高めることができる。
また、情報処理装置50は、所定の価格を所定の条件を満たす場合に下げる価格変更部63を備える。これにより、例えば、所定の時間に限り、商品の価格を段階的に下げるなどのタイムセールを行うことが可能となり、商品に対するユーザUの購買意欲を高めることができる。
また、価格変更部63は、所定の価格を時間の経過に応じて下げる。これにより、ユーザUは、商品の価格がさらに下がることを期待し易くなり、よって商品に対するユーザUの購買意欲をより高めることができる。
また、決定部64は、価格変更部63によって所定の価格が下げられた場合、一覧で表示される店舗の情報を、下げられた所定の価格で販売可能な店舗の情報に更新する。これにより、一覧で表示される店舗の情報を、下げられた所定の価格に即した適切な情報にすることが可能となる。
また、取得部62は、販売情報を記憶する販売情報記憶部71(第1記憶部の一例)に記憶されている販売情報に含まれる所定の価格の情報と、所定の価格の変更に関する変更情報を記憶する変更情報記憶部72(第2記憶部の一例)に記憶されている変更情報とを取得する。そして、価格変更部63は、取得部62によって取得された所定の価格の情報と変更情報とに基づいて、所定の価格を下げる。
このように、価格変更部63は、販売情報記憶部71と変更情報記憶部72とに別々に記憶される所定の価格の情報と変更情報とに基づいて、所定の価格を下げるようにした。これにより、例えば、販売情報記憶部71に記憶される所定の価格の情報自体を変更することなく、値引きの処理が可能となる。そのため、例えば、値下げのたびに、販売情報記憶部71の情報を値下げした所定の価格に書きかえる処理を行う場合に比べて、情報処理装置50の処理負荷を軽減することができる。
また、情報処理装置50は、商品またはサービスの残数を示す残数情報(例えば在庫情報)を、決定部64によって決定された店舗の情報とともに提供する提供部65を備える。これにより、例えば、商品の在庫数が少なくなったような場合は、ユーザUに対して早く購入しないと売り切れてしまうという緊張感を与えることが可能となり、よって商品に対するユーザUの購買意欲をより高めることができる。
また、情報処理装置50は、商品またはサービスの購入に関連するユーザの情報を、決定部64によって決定された店舗の情報とともに提供する提供部65を備える。これにより、商品に対するユーザUの購買意欲をより高めることができる。
また、情報処理装置50は、店舗ごとに設定される、商品またはサービスの下限の価格である最低価格を示す最低価格情報を、決定部64によって決定された店舗の情報とともに提供する提供部65を備える。これにより、ユーザUは、例えば、在庫数の減り方やカートに入れた数の増え方などを確認しながら、商品の価格が最低価格に下がるまで待って購入したり、最低価格に下がる前に購入したりするなど、楽しみながら商品を購入することが可能となり、よってユーザUの購買意欲をより高めることができる。
また、決定部64は、最低価格情報に基づいて、一覧で表示される店舗の情報における店舗の表示順を決定する。これにより、例えば、店舗の情報の一覧において、商品を可能な限り安価で販売しようとしている店舗が上位に表示されることから、かかる店舗でユーザUは商品を購入し易くなり、結果として最低価格が低い店舗の売り上げにつなげることができる。
また、取得部62は、店舗に対するユーザの評価に関する情報、店舗の販売実績に関する情報、店舗における商品の発送に関する情報、および、店舗の広告に関する情報のうちの少なくともいずれか一つを含む店舗関連情報を取得する。そして、決定部64は、取得部62によって取得された店舗関連情報に基づいて、一覧で表示される店舗の情報における店舗の表示順を決定する。これにより、商品に対するユーザUの購買意欲をより一層高めることができる。
〔8.ハードウェア構成〕
上述した実施形態における情報処理装置50は、例えば図16に示すような構成のコンピュータ1000がプログラムを実行することによって実現される。
図16は、プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、CPU(Central Processing Unit)1100、RAM(Random Access Memory)1200、ROM(Read Only Memory)1300、HDD(Hard Disk Drive)1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、およびメディアインターフェイス(I/F)1700を備える。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、通信部51に対応し、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを、ネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを、入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、当該プログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
コンピュータ1000が情報処理装置50として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、図4,13に示す受付部61、取得部62、価格変更部63、決定部64、提供部65および処理部66の各機能を実現する。
コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを、記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、ネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔9.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた第1、第2実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上記してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部62は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 情報処理システム
10 ユーザ端末
40 店舗端末
50 情報処理装置
60 制御部
61 受付部
62 取得部
63 価格変更部
64 決定部
65 提供部
66 処理部

Claims (12)

  1. 販売対象の商品またはサービスに関する販売情報を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された前記販売情報に基づいて、前記商品またはサービスを購入するための購入画面に一覧で表示される店舗の情報であって、前記商品またはサービスを所定の価格で販売する店舗の情報を決定する決定部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記所定の価格を所定の条件を満たす場合に下げる価格変更部
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記価格変更部は、
    前記所定の価格を時間の経過に応じて下げる
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記決定部は、
    前記価格変更部によって前記所定の価格が下げられた場合、一覧で表示される前記店舗の情報を、下げられた前記所定の価格で販売可能な前記店舗の情報に更新する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置。
  5. 前記取得部は、
    前記販売情報を記憶する第1記憶部に記憶されている前記販売情報に含まれる前記所定の価格の情報と、前記所定の価格の変更に関する変更情報を記憶する第2記憶部に記憶されている前記変更情報とを取得し、
    前記価格変更部は、
    前記取得部によって取得された前記所定の価格の情報と前記変更情報とに基づいて、前記所定の価格を下げる
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  6. 前記商品またはサービスの残数を示す残数情報を、前記決定部によって決定された前記店舗の情報とともに提供する提供部
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  7. 前記商品またはサービスの購入に関連するユーザの情報を、前記決定部によって決定された前記店舗の情報とともに提供する提供部
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  8. 前記店舗ごとに設定される、前記商品またはサービスの下限の価格である最低価格を示す最低価格情報を、前記決定部によって決定された前記店舗の情報とともに提供する提供部
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  9. 前記決定部は、
    前記最低価格情報に基づいて、一覧で表示される店舗の情報における前記店舗の表示順を決定する
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記取得部は、
    前記店舗に対するユーザの評価に関する情報、前記店舗の販売実績に関する情報、前記店舗における前記商品の発送に関する情報、および、前記店舗の広告に関する情報のうちの少なくともいずれか一つを含む店舗関連情報を取得し、
    前記決定部は、
    前記取得部によって取得された前記店舗関連情報に基づいて、一覧で表示される店舗の情報における前記店舗の表示順を決定する
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  11. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    販売対象の商品またはサービスに関する販売情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得された前記販売情報に基づいて、前記商品またはサービスを購入するための購入画面に一覧で表示される店舗の情報であって、前記商品またはサービスを所定の価格で販売する店舗の情報を決定する決定工程と
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  12. 販売対象の商品またはサービスに関する販売情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順によって取得された前記販売情報に基づいて、前記商品またはサービスを購入するための購入画面に一覧で表示される店舗の情報であって、前記商品またはサービスを所定の価格で販売する店舗の情報を決定する決定手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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