JP6527262B1 - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】試供品を効果的に配布すること。【解決手段】本願にかかる情報処理装置は、取得部と、登録部とを有する。取得部は、試供品に関する広告であるサンプル広告を選択したユーザであって、サンプル広告を選択することで配信される試供品に関するコンテンツを受信したユーザによるコンテンツに対する操作を示す操作情報を取得する。登録部は、取得部によって取得された操作情報に基づいて、ユーザが試供品を要求する操作をコンテンツに対して行っていないと判定される場合には、任意のコンテンツにおいて表示されるユーザへの推奨情報として、試供品に関する情報を登録する。【選択図】図5

Description

本発明の実施形態は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
近年、インターネットの飛躍的な普及に伴い、かかるインターネットを介した広告配信が盛んに行われている。かかる広告配信には、例えば、ウェブページなどの広告媒体に設定された広告枠に企業や商品等の広告コンテンツを表示し、かかる広告コンテンツがユーザによりクリックされた場合に、ブラウザの表示を広告主のウェブページへ遷移させるものなどがある。
例えば、ウェブページ上でのバナー形態の広告により選別された顧客に対してオフライン売場で商品サンプルを支給するように広告する技術が提供されている(特許文献1)。
特開2009−238220号公報
しかしながら、上記の従来技術では、必ずしも試供品を効果的に配布することができるとは限らない。例えば、上記の従来技術では、広告を選択した顧客がターゲット顧客である場合に、この顧客の顧客端末にサンプル申込様式を提供し、顧客端末からサンプル申込様式の作成完了通知を受領すると、顧客端末に対してオフライン売場で広告の商品に対するサンプルを支給するための認証キーを生成する。
このようなことから、上記の従来技術では、顧客は商品サンプルを受け取りたい場合には、オフライン売場すなわちリアル店舗に出向き、認証キーを提示して認証を受ける必要があり煩雑である。また、そもそも商品サンプルを受け取り可能であることを忘れてしまっていたりする場合もある。このようなことから、上記の従来技術では、必ずしも試供品を効果的に配布することができるとは限らない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、試供品を効果的に配布することができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願にかかる情報処理装置は、取得部と、登録部とを備える。取得部は、試供品に関する広告であるサンプル広告を選択したユーザであって、前記サンプル広告を選択することで配信される前記試供品に関するコンテンツを受信したユーザによる前記コンテンツに対する操作を示す操作情報を取得する。登録部は、取得部によって取得された操作情報に基づいて、前記ユーザが前記試供品を要求する操作を前記コンテンツに対して行っていないと判定される場合には、任意のコンテンツにおいて表示される前記ユーザへの推奨情報として、前記試供品に関する情報を登録する。
実施形態の一態様によれば、試供品を効果的に配布することができるといった効果を奏する。
図1は、実施形態にかかる情報処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態にかかる情報処理システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態にかかる広告サーバの構成例を示す図である。 図4は、実施形態にかかるサンプル情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態にかかるショッピングサーバの構成例を示す図である。 図6は、実施形態にかかるコンテンツ記憶部の一例を示す図である。 図7は、実施形態にかかるカート情報記憶部の一例を示す図である。 図8は、実施形態にかかるレコメンド情報記憶部の一例を示す図である。 図9は、試供品が購入対象商品として加えられたショッピングカートの一例を示す図である。 図10は、ショッピングカートとともに表示される推奨情報の一例を示す図である。 図11は、実施形態にかかるショッピングサーバによる情報処理手順を示すフローチャートである。 図12は、ショッピングサーバの機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願にかかる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ説明する。なお、この実施形態により本願にかかる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において、同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.情報処理〕
まず、図1を用いて、実施形態にかかる情報処理の一例について説明する。図1は、実施形態にかかる情報処理の一例を示す図である。実施形態にかかる情報処理は、情報処理装置の一例であるショッピングサーバ200によって行われる。
また、実施形態にかかる情報処理システム1は、図1に示すように、ユーザ端末10と、広告サーバ100と、ショッピング200とを含む。ユーザ端末10、広告サーバ100、ショッピングサーバ200は、ネットワークを介して有線または無線により通信可能に接続される。なお、図1に示す情報処理システム1には、複数台のユーザ端末10や、複数台の広告サーバ100や、複数台のショッピングサーバ200が含まれてもよい。なお、不図示であるが、実施形態にかかる情報処理システム1には、広告主端末30も含まれる。
ユーザ端末10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。ユーザ端末10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等である。例えば、ユーザ端末10は、ユーザ操作に従い、広告サーバ100から各種の広告コンテンツを取得し、取得した広告コンテンツを含むウェブページを表示画面に表示する。
広告サーバ100は、広告主により入稿された広告コンテンツを要求元のユーザ端末10に配信するサーバ装置である。例えば、広告サーバ100は、入稿時等に広告主により設定された設定情報(入札単価等)、配信実績、ターゲティング条件等に基づいて、配信対象の広告コンテンツを抽出する。そして、広告サーバ100は、抽出した広告コンテンツをユーザ端末10に配信する。
ショッピングサーバ200は、ショッピングサービス(電子商取引サービスの一例)を提供するサーバ装置である。例えば、ショッピングサーバ200は、個人または法人等の店舗(実店舗、仮想店舗のいずれでもよい)から入稿された商品を一元管理する。そして、ショッピングサーバ200は、所定のショッピングサービス内においてこの商品の販売を行う。
ここで、広告サーバ100およびショッピングサーバ200を管理する事業主を「事業主Z」とする。また、ショッピングサーバ200により提供される所定のショッピングサービスのサービス名を「Zショッピング」とする。なお、かかるショッピングサービスは、ショッピングサーバ200により提供されるECサイト内で提供される。したがって、このECサイトのサイト名も「Zショッピング」とする。例えば、ユーザは、「Zショッピング」で購入したい商品がある場合には、その商品をショッピングカート(仮想的な買い物かご)に移動させ、購入手続へと進む。
次に、実施形態にかかる情報処理の前提について説明する。例えば、広告主は、商品を広告する広告コンテンツをユーザに配信する場合があるが、その商品の実物を用いて広告できれば、より売上を高めることができる。このようなことから、商品の試供品(以下、「サンプル」と表記する)を効果的に提供することを望む広告主がいる。
このような前提を踏まえて、実施形態にかかるショッピングサーバ200は、試供品に関する広告であるサンプル広告を選択したユーザであって、サンプル広告を選択することで配信される試供品に関するコンテンツを受信したユーザによるコンテンツに対する操作を示す操作情報を取得する。そして、ショッピングサーバ200は、取得した操作情報に基づいて、ユーザが試供品を要求する操作をコンテンツに対して行っていないと判定した場合には、任意のコンテンツにおいて表示されるユーザへの推奨情報として、試供品に関する情報を登録する。
以下では、図1を用いて、実施形態にかかる情報処理の一例を示す。また、かかる例では、試供品は、正規商品である「シャンプーA」のサンプルであるものとする。また、このサンプルのサンプル名「サンプルSA1」とする。例えば、「シャンプーA」が内容量500mlであるとすると、「サンプルSA1」は内容量5mlの商品である。また、本実施形態では、「サンプルSA1」をはじめ試供品の価格は無料(0円)であるものとする。また、広告サーバ100は、商品のサンプルを配布したい広告主から、その商品を広告する広告コンテンツ(「試供品に関する広告であるサンプル広告」の一例)の入稿を受け付けているものとする。
このような状態において、広告サーバ100は、ユーザU1のユーザ端末10から広告コンテンツの配信要求を受信したとする。また、広告サーバ100は、配信対象の広告コンテンツとしてサンプル広告AD10を抽出したものとする。広告コンテンツの抽出処理については、既存の技術を用いることができるため、ここでの説明は省略する。サンプル広告AD10は、商品「シャンプーA」を広告する広告コンテンツである。また、サンプル広告AD10には、商品「シャンプーA」の詳細ページ(ランディングページと呼ばれる)を示すURLであって、ショッピングサーバ200に対して詳細ページを配信要求することを示すURL(Uniform Resource Locator)が貼り付けられている。したがって、かかるURLはリンク情報と言い換えることができる。
そして、広告サーバ100は、ユーザ端末10にサンプル広告AD10を配信する(ステップS1)。例えば、サンプル広告AD10は、ウェブページC1に含まれる広告枠FLに表示されるものとすると、ユーザ端末10は、図1に示すように、サンプル広告AD10が広告枠FL内に表示されたウェブページC1を表示画面に表示する。
このような状態において、ユーザU1がサンプル広告AD10を選択する操作(例えば、タップ操作)を行ったとする。かかる場合、ユーザ端末10は、サンプル広告AD10に貼り付けられているURLに基づいて、ショッピングサーバ200にアクセスする(ステップS2)。具体的には、ユーザ端末10は、ショッピングサーバ200に対して、URLに示されるコンテンツの配信要求を送信する。URLに示されるコンテンツとは、サンプル広告AD10から遷移される遷移先ページであって、商品「シャンプーA」の詳細ページ(ランディングページ)である。
したがって、ショッピングサーバ200は、ユーザ端末10が上記のようにアクセスしてくると、詳細ページC11を生成し、生成した詳細ページC11をユーザ端末10に配信する(ステップS3)。上述した通り、サンプル広告AD10は、「試供品に関する広告であるサンプル広告」の一例であるため、詳細ページC11は、「サンプル広告を選択することで配信される前記試供品に関するコンテンツ」の一例に相当する。ここでの試供品とは「サンプルSA1」である。
図1に示すように、詳細ページC11には、サンプルSA1を要求するボタンであるサンプル要求ボタンBT1(以下、略して「ボタンBT1」とする)が含まれる。サンプルSA1を要求する、とは、例えば、サンプルSA1の購入希望(配送希望)の意志表示をショッピングサーバ200に対して示すことであり、図1の例では、ボタンBT1を押下することに相当する。
詳細ページC11を配信した後、ショッピングサーバ200は、サンプルSA1を要求する操作が、ユーザU1によって詳細ページC11に対して行われたか否かを判定する(ステップS4)。例えば、ショッピングサーバ200は、コンテンツに対する操作を示す操作情報を取得する。図1の例では、ショッピングサーバ200は、詳細ページC11に対する操作を示す操作情報を取得する。
例えば、ショッピングサーバ200は、操作情報として、詳細ページC11に含まれるボタンであって、押下することによりサンプルSA1を要求するボタンであるボタンBT1に対する操作を示す操作情報を取得する。また、ショッピングサーバ200は、操作情報として、詳細ページC11から離脱する操作を示す操作情報を取得する。例えば、ショッピングサーバ200は、詳細ページC11から離脱する操作として、詳細ページC11から前のページ(図1の例では、ウェブページC1)へ戻る操作(ブラウザバック)を示す操作情報、あるいは、詳細ページC11を閉じる操作を示す操作情報を取得する。
したがって、ショッピングサーバ200は、以上のようなコンテンツに対する操作を示す操作情報に基づいて、かかる操作情報がボタンBT1が押下されたことを示す場合には、サンプルSA1を要求する操作がユーザU1によって詳細ページC11に対して行われた(操作OK)と判定する。一方、ショッピングサーバ200は、コンテンツに対する操作を示す操作情報に基づいて、かかる操作情報が詳細ページC11から離脱する操作を示す場合には、サンプルSA1を要求する操作がユーザU1によって詳細ページC11に対して行われていない(操作No)と判定する。
まず、操作OKの場合におけるショッピングサーバ200の処理について説明する。ショッピングサーバ200は、サンプルSA1を要求する操作がユーザU1によって詳細ページC11に対して行われた(操作OK)と判定した場合には、ユーザU1に対応するショッピングカートであってZショッピングにおけるショッピングカートにサンプルSA1に関する情報を登録する(ステップS5−1)。例えば、ショッピングサーバ200は、サンプルSA1がユーザU1による購入対象商品としてショッピングカート内に表示されるようサンプルSA1に関する情報を、カート情報記憶部222に登録する。
カート情報記憶部222については後述するが、カート情報記憶部222は、例えば、Zショッピングにおいて「カートに入れる」操作が行われた商品に関する情報を記憶する。したがって、カート情報記憶部222に記憶されている情報のうち、ユーザU1に対応付けられる情報が、いわばユーザU1に対応するショッピングカートの内容情報といえる。このユーザU1に対応するショッピングカートを「カートSC11」とすると、ショッピングサーバ200は、ステップS5−1のように登録したうえで、カートSC11(任意のコンテンツの一例)をユーザ端末10に配信することにより、カートSC11を表示させる。具体的には、ショッピングサーバ200は、カートSC11に対応する内容情報、すなわちカートSC11に入れられている商品の一覧情報を表示させる。
例えば、ユーザU1は、これまでに既にZショッピングを利用して、商品「シークワーサージュース」をカートに入れているものとする。かかる場合、ユーザ端末10は、図1に示すように、サンプルSA1が購入対象商品として、商品「シークワーサージュース」に関する情報とともにカートSC11内に一覧表示されるカートSC11を表示する。
次に、操作Noの場合におけるショッピングサーバ200の処理について説明する。ショッピングサーバ200は、サンプルSA1を要求する操作がユーザU1によって詳細ページC11に対して行われていない(操作No)と判定した場合には、ユーザU1に対応するショッピングカートであってZショッピングにおけるショッピングカートであるカートSC11に表示されるユーザU1への推奨情報として、サンプルSA1に関する情報をレコメンド情報記憶部223に登録する(ステップS5−2)。例えば、ショッピングサーバ200は、カートSC11とともに表示される推奨情報であって、カートSC11とは異なる領域に表示される推奨情報として、サンプルSA1に関する情報をレコメンド情報記憶部223に登録する。かかる場合の推奨情報を「推奨情報RESA1」とする。
レコメンド情報記憶部223については後述するが、レコメンド情報記憶部223は、ショッピングカートとともに表示される推奨情報であって、ショッピングカートとは異なる領域に表示される推奨情報として、試供品に関する情報を記憶する。
ここで、詳細ページC11から離脱したユーザU1が、Zショッピングに訪問し、例えば、自身のカートSC11を確認しようとしたとする。言い換えれば、ユーザ端末10は、ユーザU1の操作に従って、ショッピングサーバ200に対してカートSC11の開示を要求したとする。かかる場合、ショッピングサーバ200は、カートSC11(カートSC1に入れられている商品の一覧情報)を表示させるとともに、カートSC11とは異なる領域に推奨情報RESA1も表示させる。
ユーザ端末10は、図1に示すように、推奨情報RESA1が含まれたカートSC11を表示する。具体的には、ユーザ端末10は、カートSC11(カートSC1に入れられている商品の一覧情報)を表示するとともに、カートSC11とは異なる領域に推奨情報RESA1も表示する。ユーザU1は、既に商品「シークワーサージュース」をカートに入れているため、カートSC11には、商品「シークワーサージュース」に関する情報が表示される。
また、図1の例では、推奨情報RESA1には、押下することによりサンプルSA1を要求するサンプル要求ボタンBT2(以下、略して「ボタンBT2」とする)が含まれる。また、ショッピングサーバ200は、ボタンBT2に対する操作を示す操作情報も取得する。したがって、ショッピングサーバ200は、操作情報に基づいて、かかる操作情報がボタンBT2が押下されたことを示す場合には、ステップS5−1の場合で説明した態様のカートSC11を表示させる。具体的には、ショッピングサーバ200は、サンプルSA1が購入対象商品として、商品「シークワーサージュース」に関する情報とともにカートSC11内に一覧表示されるカートSC11を表示する。
このように、実施形態にかかるショッピングサーバ200は、広告コンテンツから遷移された遷移先ページにおいてユーザが試供品を要求した場合には、その試供品が購入対象商品として格納されたショッピングカートをユーザに提供する。一方、ショッピングサーバ200は、遷移先ページにおいてユーザが試供品を要求せず、遷移先ページから離脱した場合であっても、例えば、ユーザが確認のために自身のショッピングカートを訪問したタイミングでそのショッピングカートにおいて、試供品に関する情報を推奨情報として表示させる。
これにより、実施形態にかかるショッピングサーバ200は、ユーザが試供品を入手できる機会を増やすことができるため、試供品を効果的に配布することができる。また、試供品を効果的に配布することができれば、ユーザは、商品の使い勝手や良さを実体験できることができる。したがって、ショッピングサーバ200は、商品の販促効果を高めることができる。また、ショッピングサーバ200は、試供品により商品を実体験させることができるため、購入後使用感等に後悔してしまうといった事例を抑制することができる。
〔2.システムの構成〕
次に、図2を用いて、実施形態にかかる情報処理システムの構成について説明する。図2は、実施形態にかかる情報処理システム1の構成例を示す図である。実施形態にかかる情報処理システム1は、図2に示すように、ユーザ端末10と、広告主端末30と、広告サーバ100と、ショッピング200とを含む。ユーザ端末10、広告主端末30、広告サーバ100、ショッピングサーバ200は、ネットワークを介して有線または無線により通信可能に接続される。なお、図1に示す情報処理システム1には、複数台のユーザ端末10や、複数台の広告主端末30や、複数台の広告サーバ100や、複数台のショッピングサーバ200が含まれてもよい。
ユーザ端末10、広告サーバ100、ショッピング200については図1で示した通りであるため、ここでの説明は省略する。広告主端末30は、広告主によって利用される情報処理装置である。広告主端末30は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PCや、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA等である。例えば、広告主端末30は、広告主も操作に従い、広告サーバ100に対して、広告コンテンツの入稿や、広告コンテンツの配信設定を行う。
〔3.管理サーバの構成〕
次に、図3を用いて、実施形態にかかる広告サーバ100について説明する。図3は、実施形態にかかる広告サーバ100の構成例を示す図である。図3に示すように、広告サーバ100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、例えば、ユーザ端末10、広告主端末30、ショッピングサーバ200との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子またはハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部220は、サンプル情報記憶部121を有する。
(サンプル情報記憶部121について)
サンプル情報記憶部121は、試供品に関する広告であるサンプル広告における各種情報を記憶する。ここで、図4に実施形態にかかるサンプル情報記憶部121の一例を示す。図4の例では、サンプル情報記憶部121は、「広告主ID」、「サンプル広告ID」、「サンプルID」、「サンプル名」、「カテゴリ」、「提供期間」、「残り数量」、「広告データ」、「URL」といった項目を有する。
「広告主ID」は、広告主または広告主端末30を識別する識別情報を示す。「サンプル広告ID」は、サンプル広告を識別する識別情報である。なお、既に図1で示しているが、本実施形態では、サンプル広告を区別して表記する場合、例えば、サンプル広告AD10といったように「サンプル広告ID」を用いるものとする。「サンプルID」は、試供品を識別する識別情報を示す。「サンプル名」は、対応する「サンプルID」によって識別される試供品の名称を示す。
「カテゴリ」は、対応する「サンプルID」によって識別される試供品が属するカテゴリを示す。例えば、シャンプーの試供品には、カテゴリ「シャンプー」が対応付けられる。「提供期間」は、対応する「サンプルID」によって識別される試供品が提供される期間を示す。「残り数量」は、広告主による試供品の在庫数を示す。「対応商品」は、対応する「サンプルID」によって識別される試供品が、そのような商品の試供品であるかを示すものであり、例えば、その商品の名称を示す。なお、「対応商品」は、商品の名称ではなく、例えば、個体識別番号でもよい。
「広告データ」は、対応する「サンプル広告ID」によって識別されるサンプル広告のデータを示す。図4の例では、「広告データ」に概念的な記号を用いているが、実際には、「広告データ」は、テキストデータ、画像データ、動画データ等である。「URL」は、対応する「サンプル広告ID」によって識別されるサンプル広告において広告されている商品の詳細ページを示すリンク情報であって、ショッピングサーバ200に対して詳細ページを配信要求することを示すリンク情報を示す。
すなわち、図4の例では、広告主ID「M1」によって識別される広告主(広告主M1)が、サンプル広告ID「AD10」によって識別されるサンプル広告(サンプル広告AD10)のデータである、広告データDA10を入稿した例を示す。また、サンプル広告AD10にて広告されている対象商品「シャンプーA」は、カテゴリ「シャンプー」に属する商品である例を示す。また、広告主M1は、図1に示す情報処理システム1において、対象商品「シャンプーA」の試供品としてサンプル名「サンプルSA1」の試供品の配布を行っている例を示す。また、サンプル広告AD10には、詳細ページを示すURL「aaa.shipping.co.jp」が貼り付けられる例を示す。
また、サンプルSA1の提供期間は「2018年3月1日〜2018年3月14日」であり、広告主M1におけるサンプルSA1の現在の在庫数は「50」である例を示す。
(制御部130について)
図3に戻り、制御部130は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、広告サーバ100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部130は、入稿受付部131と、要求受付部132と、抽出部133と、配信部134とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(入稿受付部131について)
入稿受付部131は、広告主(広告主端末30)からサンプル広告の入稿を受け付ける。また、入稿受付部131は、広告主からサンプル広告に関する各種の情報設定を受け付ける。例えば、入稿受付部131は、図4で説明した「サンプルID」、「サンプル名」、「提供期間」、「残り数量」、「対応商品」、「URL」の設定を受け付ける。また、入稿受付部131は、受け付けた情報をサンプル情報記憶部121に格納する。例えば、入稿受付部131は、「広告主ID」および「サンプル広告ID」を払い出し、払い出した「広告主ID」および「サンプル広告ID」に対して、受け付けた情報を対応付けて格納する。
なお、入稿受付部131は、サンプル広告が選択されることで配信されるコンテンツ、すなわち図1で説明した詳細ページ(ランディングページ)、および、詳細ページのURLの入稿も広告主から受け付けてよい。また、入稿受付部131は、広告主から受け付けた詳細ページ(実際には、詳細ページのデータ)をショッピングサーバ200へ送信する。ショッピングサーバ200は、この詳細ページをコンテンツ記憶部221に格納する。
(要求受付部132について)
要求受付部132は、ユーザ(ユーザ端末10)からサンプル広告の配信要求を受け付ける。
(抽出部133について)
抽出部133は、配信対象のサンプル広告を抽出する。例えば、抽出部133は、要求受付部132によりサンプル広告の配信要求が受け付けられた場合に、サンプル情報記憶部121に格納されているサンプル広告、すなわち配信候補のサンプル広告の中から、配信対象のサンプル広告を抽出する。例えば、抽出部133は、配信候補のサンプル広告それぞれの配信実績が示す評価値(例えば、CTR、eCPM)に基づいて、配信対象のサンプル広告を抽出する。もちろん、抽出部133は、CTR、eCPM以外にも任意の要素(例えば、入札単価、ターゲティング条件等)を単一、あるいは、組合せて用いることにより、配信対象のサンプル広告を抽出してよい。
なお、抽出部133は、サンプル情報記憶部121を参照し、「提供期間」が過ぎている試供品に対応するサンプル広告、「残り数量」が「0」となっている試供品に対応するサンプル広告については抽出処理の対象から除外する。
(配信部134について)
配信部134は、サンプル広告を配信する。具体的には、配信部134は、抽出部133により抽出された配信対象のサンプル広告を配信要求送信元のユーザ端末10に配信する。
〔4.ショッピングサーバの構成〕
次に、図5を用いて、実施形態にかかるショッピングサーバ200について説明する。図5は、実施形態にかかるショッピングサーバ200の構成例を示す図である。図5に示すように、ショッピングサーバ200は、通信部210と、記憶部220と、制御部230とを有する。
(通信部210について)
通信部210は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、例えば、ユーザ端末10、広告サーバ100との間で情報の送受信を行う。
(記憶部220について)
記憶部220は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子またはハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部220は、コンテンツ記憶部221と、カート情報記憶部222と、レコメンド情報記憶部223とを有する。
(コンテンツ記憶部221について)
コンテンツ記憶部221は、サンプル広告が選択されることで配信されるコンテンツである詳細ページに関する情報を記憶する。ここで、図6に実施形態にかかるコンテンツ記憶部221の一例を示す。図6の例では、コンテンツ記憶部221は、「広告主ID」、「URL」、「コンテンツID」、「コンテンツデータ」といった項目を有する。
「広告主ID」は、サンプル情報記憶部121の「広告主ID」に対応する。「URL」は、詳細ページを示すURLであって、リンク元のサンプル広告に貼り付けられるURLを示す。例えば、URL「aaa.shopping.co.jp」は、図4の例では、サンプル広告AD10に対応付けられている。したがって、URL「aaa.shopping.co.jp」が示す詳細ページのリンク元は、サンプル広告AD10である。「コンテンツID」は、詳細ページを識別する識別情報を示す。「コンテンツデータ」は、詳細ページのデータを示す。図6の例では、「コンテンツデータ」に概念的な記号を用いているが、実際には、「コンテンツデータ」は、テキストデータ、画像データ、動画データ等である。
(カート情報記憶部222について)
カート情報記憶部222は、購入対象商品に関する情報を記憶する。例えば、カート情報記憶部22は、購入対象商品として、Zショッピングにおいて「カートに入れる」操作が行われた商品に関する情報を記憶する。ここで、図7に実施形態にかかるカート情報記憶部222の一例を示す。図7の例では、カート情報記憶部222は、「ユーザID」、「商品ID」、「サンプルID」、「商品名」、「サンプル名」、「価格」、「数量」といった項目を有する。
「ユーザID」は、ユーザまたはユーザ端末10を識別する識別情報を示す。「商品ID」は、Zショッピングにおいて取り扱われている商品であって、「カートに入れる」操作が行われた商品を識別する識別情報を示す。「サンプルID」は、試供品を識別する識別情報を示す。「商品名」は、「商品ID」によって識別される商品の名称を示す。なお、「商品名」として、商品の個体識別番号等が記憶されてもよい。「サンプル名」は、「サンプルID」によって識別される試供品の名称を示す。「価格」は、「商品ID」によって識別される商品や、「サンプルID」によって識別される試供品の価格を示す。「数量」は、「商品ID」によって識別される商品が注文された注文数を示す。また、「数量」は、「サンプルID」によって識別される試供品が注文された注文数を示す。
なお、例えば、ユーザID「U1」に対応付けられる情報は、ユーザU1のショッピングカートに相当する。より具体的には、ユーザID「U1」に対応付けられる情報は、ユーザU1のショッピングカートに入れられている商品、すなわち購入対象商品に関する一覧情報に相当する。
ここで、「サンプルID」、および、「サンプルID」に対応付けられる情報である「サンプル名」、「価格」、「数量」に格納される情報は、試供品を要求する操作がコンテンツに対して行われたと判定された場合に格納される情報であって、試供品に関する情報である。図1の例を用いると、ショッピングサーバ200は、サンプルSA1を要求する操作がユーザU1によって詳細ページC11に対して行われた(操作OK)と判定した場合には、ユーザID「U1」に対応するサンプルIDに「SAID1」、サンプル名に「サンプルSA1」、価格に「0」、数量に「1」を入力する。カート情報記憶部222に、試供品に関する情報が格納されている場合、その試供品は、要求する操作(図1の例では、ボタンB1を押下する操作)が行われたことにより、購入対象商品となっていることを示す。
(レコメンド情報記憶部223について)
レコメンド情報記憶部223は、ユーザにレコメンドする情報である推奨情報を記憶する。例えば、レコメンド情報記憶部223は、ショッピングカートとともに表示される推奨情報であって、ショッピングカートとは異なる領域に表示される推奨情報として、試供品に関する情報を記憶する。ここで、図8に実施形態にかかるレコメンド情報記憶部223の一例を示す。図8の例では、レコメンド情報記憶部223は、「ユーザID」、「サンプルID」、「サンプル名」、「価格」、「数量」、「残り数量」といった項目を有する。
「ユーザID」は、ユーザまたはユーザ端末10を識別する識別情報を示す。「サンプルID」は、試供品を識別する識別情報を示す。「サンプル名」は、「サンプルID」によって識別される試供品の名称を示す。「価格」は、「サンプルID」によって識別される試供品の価格を示す。「数量」は、「サンプルID」によって識別される試供品が注文された注文数を示す。「残り数量」は、広告主による試供品の在庫数を示す。また、「残り数量」は、図4に示す「残り数量」と同一であり、数の増減は常に連動している。
レコメンド情報記憶部223に記憶される情報は、試供品を要求する操作がコンテンツに対して行われていないと判定される場合に格納される情報である。図1の例を用いると、ショッピングサーバ200は、サンプルSA1を要求する操作がユーザU1によって詳細ページC11に対して行われていない(操作No)と判定した場合には、ユーザID「U1」に対応するサンプルIDに「SAID1」、サンプル名に「サンプルSA1」、価格に「0」、数量に「1」を入力する。
(制御部230について)
図5に戻り、制御部230は、CPUやMPU等によって、ショッピングサーバ200内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部230は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図5に示すように、制御部230は、サービス提供部231と、取得部232と、判定部233と、登録部234と、配信部235と、算定部236と、分析部237とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部230の内部構成は、図5に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部230が有する各処理部の接続関係は、図5に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(サービス提供部231について(1))
サービス提供部231は、ユーザに対して各種サービスを提供する。例えば、サービス提供部231は、ショッピングサービスとして、Zショッピングを提供する。図1で説明したように、サービス提供部231は、Zショッピングといったショッピングサイトを介して、各種店舗から受け付けた商品の販売する販売サービスを提供する。このようなことから、Zショッピングは「電子モール」等とも呼ばれる。
また、サービス提供部231は、販売サービスの一環として、ユーザにより指定された商品を仮想的な買い物かごであるショッピングカートに格納する。また、サービス提供部231は、ユーザがアクセスしてきたタイミングで、現在、ショッピングカート内に入れられている商品の一覧を、かかるユーザのショッピングカートとして表示させるサービスを行う。このようなことから、サービス提供部231は、ショッピングカート内の情報をユーザに開示する開示要求を、かかるユーザのユーザ端末10から受け付ける処理も行って良い。なお、サービス提供部231は、登録部234に応じて、試供品に関する情報を所定の態様で提供するサービスも行うが、この点については後述する。
(取得部232について)
取得部232は、試供品に関する広告であるサンプル広告を選択したユーザであって、サンプル広告を選択することで配信される試供品に関するコンテンツを受信したユーザによるコンテンツに対する操作を示す操作情報を取得する。具体的には、取得部232は、試供品に関するコンテンツとして、サンプル広告が選択された場合に遷移される遷移先ページに対する操作を示す操作情報を取得する。また、取得部232は、操作情報として、試供品に関するコンテンツに含まれるボタンであって、押下することにより試供品を要求するボタンに対する操作を示す操作情報を取得する。図1の例では、取得部232は、操作情報として、詳細ページC11(遷移先ページの一例)に含まれるボタンであって、押下することによりサンプルSA1を要求するボタンであるボタンBT1に対する操作を示す操作情報を取得する。
また、取得部232は、操作情報として、遷移先ページから離脱する操作を示す操作情報を取得する。例えば、取得部232は、遷移先ページから離脱する操作として、遷移先ページから前のページへ戻る操作(ブラウザバック)を示す操作情報、あるいは、遷移先ページを閉じる操作を示す操作情報を取得する。図1の例では、取得部232は、詳細ページC11から離脱する操作として、詳細ページC11から前のページ(ウェブページC1)へ戻る操作を示す操作情報、あるいは、詳細ページC11を閉じる操作を示す操作情報を取得する。
(判定部233について)
判定部233は、取得部232によって取得された操作情報に基づいて、ユーザが試供品を要求する操作をコンテンツに対して行ったか否かを判定する。例えば、判定部233は、取得部232によって取得された操作情報に基づいて、ユーザが試供品を要求する操作を、サンプル広告から遷移させた遷移先ページに対して行ったか否かを判定する。試供品を要求する操作とは、図1の例では、詳細ページC11に含まれるボタンであって、押下することにより、詳細ページC11において紹介されている商品の試供品を要求するボタンであるボタンBT1を押下する操作である。
したがって、判定部233は、遷移先ページに対する操作を示す操作情報に基づいて、例えば、かかる操作情報が上記のようなボタンが押下されたことを示す場合には、試供品を要求する操作がユーザによって遷移先ページに対して行われたと判定する。一方、判定部233は、遷移先ページに対する操作を示す操作情報に基づいて、例えば、かかる操作情報が遷移先ページから離脱する操作を示す場合には、試供品を要求する操作がユーザによって遷移先ページに対して行われていないと判定する。
(登録部234について)
登録部234は、取得部232によって取得された操作情報に基づいて、ユーザが試供品を要求する操作をコンテンツに対して行っていないと判定される場合には、任意のコンテンツにおいて表示されるユーザへの推奨情報として、試供品に関する情報を登録する。例えば、登録部234は、ユーザに対応する電子商取引サービスにおけるショッピングカートに表示される推奨情報として、試供品に関する情報を登録する。より具体的には、登録部234は、ショッピングカートとともに表示される推奨情報であって、ショッピングカートとは異なる領域に表示される推奨情報として、試供品に関する情報を登録する。
この点について、図1および図8の例を用いて説明する。登録部234は、判定部233によりサンプルSA1を要求する操作がユーザU1によって詳細ページC11に対して行われていない(操作No)と判定された場合には、ユーザU1に対応するZショッピングのショッピングカートであるカートSC11に表示されるユーザU1への推奨情報として、サンプルSA1に関する情報をレコメンド情報記憶部223に登録する。例えば、登録部234は、サンプルSA1を要求する操作がユーザU1によって詳細ページC11に対して行われていないと判定された場合には、ユーザID「U1」に対応するサンプルIDに「SAID1」、サンプル名に「サンプルSA1」、価格に「0」、数量に「1」を入力する。
一方、登録部234は、取得部232によって取得された操作情報に基づいて、ユーザが試供品を要求する操作をコンテンツに対して行ったと判定される場合には、ユーザに対応する電子商取引サービスにおけるショッピングカートに試供品に関する情報を登録する。例えば、登録部234は、取得部232によって取得された操作情報に基づいて、ユーザが試供品を要求する操作をコンテンツに対して行ったと判定される場合には、試供品がユーザによる購入対象商品としてショッピングカート内に表示されるよう試供品に関する情報を登録する。
この点について、図1および図7の例を用いて説明する。例えば、登録部234は、判定部233によりサンプルSA1を要求する操作がユーザU1によって詳細ページC11に対して行われた(操作OK)と判定された場合には、カートSC11にサンプルSA1に関する情報を登録する。例えば、登録部234は、サンプルSA1がユーザU1による購入対象商品としてカートSC11内に表示されるようサンプルSA1に関する情報を、カート情報記憶部222に登録する。
例えば、登録部233は、サンプルSA1を要求する操作がユーザU1によって詳細ページC11に対して行われた(操作OK)と判定された場合には、ユーザID「U1」に対応するサンプルIDに「SAID1」、サンプル名に「サンプルSA1」、価格に「0」、数量に「1」を入力する。この時点で、サンプルSA1は、ユーザU1による購入対象商品となったことを示す。また、図7の例では、ユーザU1によって、商品「シークワーサージュース」が既にカートSC11に入れられていることを示す。
(サービス提供部231について(2))
さて、ここからは、サービス提供部231の説明に戻る。サービス提供部231は、登録部234に応じて、試供品に関する情報を所定の態様で提供する。例えば、サービス提供部231は、カート情報記憶部222を参照し、試供品がユーザによる購入対象商品として表示されるショッピングカートを提供する。また、サービス提供部231は、レコメンド情報記憶部223を参照し、ショッピングカートを提供するとともに、ショッピングカートとは異なる領域において、試供品に関する情報を推奨情報として提供する。なお、「提供する」とは、「ユーザ端末10に表示させる」概念を含むものとする。
図1の例を用いて説明する。まず、判定部233によりサンプルSA1を要求する操作がユーザU1によって詳細ページC11に対して行われたと判定され、また、登録部234によりサンプルSA1がユーザU1による購入対象商品としてカートSC11内に表示されるようサンプルSA1に関する情報が、カート情報記憶部222に登録された場合について説明する。かかる場合、サービス提供部231は、ユーザ端末10に対して、サンプルSA1が購入対象商品として加えられたカートSC11を表示させる。
このときのカートSC11の態様を図9を用いて説明する。図9は、試供品が購入対象商品として加えられたショッピングカートの一例を示す図である。図9の例では、カートSC11内において、既にユーザにU1によりカートに入れられた商品「シークワーサージュース」に関する情報とともに、サンプルSA1に関する情報が一覧表示されている。このときのカートSC11は、図7においてユーザID「U1」が対応付けられている部分に相当する。つまり、図9の例では、サンプルSA1がユーザU1による購入対象商品として、カートSC11内に表示されている。このようなことから、サービス提供部231は、具体的には、サンプルSA1が購入対象商品として、商品「シークワーサージュース」に関する情報とともにカートSC11内に一覧表示されるカートSC11をユーザ端末10に表示させる。
次に、判定部233によりサンプルSA1を要求する操作がユーザU1によって詳細ページC11に対して行われていないと判定され、また、登録部234によりカートSC11に表示されるユーザU1への推奨情報として、サンプルSA1に関する情報がレコメンド情報記憶部223に登録された場合について説明する。例えば、このような状態において、サービス提供部231は、カートSC11内の情報をユーザに開示する開示要求を、ユーザU1のユーザ端末10から受け付けたとする。かかる場合、サービス提供部231は、ユーザ端末10に対して、カートSC11と、サンプルSA1に関する情報をユーザU1に推奨する推奨情報RESA1とを表示させる。
このときの推奨情報RESA1の態様を図10を用いて説明する。図10は、ショッピングカートとともに表示される推奨情報RESA1の一例を示す図である。図10の例では、カートSC11(カートSC11に入れられている商品の一覧情報)とともに、カートSC11とは異なる領域に推奨情報RESA1も表示されている。このときのカートSC11は、図7においてユーザID「U1」が対応付けられている部分のうち、サンプルSA1の関する情報を除いた部分に相当する。また、このときの推奨情報RESA1は、図8においてユーザID「U1」が対応付けられている部分に相当する。また、図10の例では、推奨情報RESA1には、押下することによりサンプルSA1を要求するサンプル要求ボタンBT2が含まれる。
このようなことから、サービス提供部231は、具体的には、まず開示要求を受け付けた場合には、レコメンド情報記憶部223を参照する。そして、サービス提供部231は、レコメンド情報記憶部223において、ユーザID「U1」に試供品に関する情報が対応付けられているか否かを判定する。図9の例のように、サンプルSA1に関する情報が対応付けられているとすると、サービス提供部231は、カートSC11(カートSC1に入れられている商品の一覧情報)を表示させるとともに、カートSC11とは異なる領域に推奨情報RESA1も表示させる。
また、このような状態において、取得部232は、コンテンツに対する操作を示す操作情報を取得する。例えば、取得部232は、操作情報として、推奨情報RESA1に含まれるボタンであって、押下することによりサンプルSA1を要求するボタンであるボタンBT2に対する操作を示す操作情報を取得する。また、登録部233は、図10のように推奨情報RESA1が表示されている状態において、判定部233によりサンプルSA1を要求する操作がユーザU1によって行われたと判定された場合には、これまで説明してきた操作OKの場合と同様に図7のように登録を行う。そして、サービス提供部231は、図9のようにサンプルSA1が購入対象商品として加えられたカートSC11を表示させる。
(配信部235について)
配信部235は、ユーザによりサンプル広告が選択された場合に、サンプル広告に対応するコンテンツをユーザに配信する。具体的には、配信部235は、ユーザによりサンプル広告が選択された場合に、サンプル広告に対応する詳細ページをユーザに配信する。例えば、ユーザU1がサンプル広告AD10を選択したとする。かかる場合、ユーザ端末10は、サンプル広告AD10に貼り付けられているURL「aaa.shopping.co.jp」に基づいて、URL「aaa.shopping.co.jp」を含む配信要求をショッピングサーバ200に送信する。
配信部235は、配信要求を受け付けると、コンテンツ記憶部221を参照し、URL「aaa.shopping.co.jp」が対応付けられる詳細ページC11を抽出する。詳細ページC11には、図1に示すように、ボタンBT1が付与されている。そして、配信部235は、抽出した詳細ページC11をユーザ端末10に配信する。
(算定部236について)
算定部236は、サンプル広告をユーザが選択したか否かを示す情報、試供品に関するコンテンツにおいて試供品を要求する操作をユーザが行ったか否かを示す情報、または、試供品に関する商品をユーザが購入したか否かを示す情報に基づいて、サンプル広告の広告費用を算定する。例えば、算定部236は、表示中のサンプル広告が選択されていない段階(第1段階)、サンプル広告が選択された段階(第2段階)、試供品に関するコンテンツにおいて試供品が要求された段階(第3段階)、試供品が要求された後、試供品に関連する商品が購入された段階(第4段階)のうち、少なくとも2以上の段階までユーザが進んだ場合に、サンプル広告の広告費用を算定する。例えば、算定部236は、サンプル広告の広告費用として、広告主に課金される課金額を算定する。
例えば、算定部236は、ユーザが第4段階まで進んだ場合に、初めて広告費用を算定し、ユーザが第3段階までのいずれかの段階までしか進まなかった場合には、広告費用を算定しない(課金額無料とする)。この点について、図9を用いて一例を示す。ユーザU1に図9のようなカートSC11が提示されていることは、ユーザU1が試供品に関するコンテンツ(詳細ページC11)において試供品が要求(ボタンBT1を押下)された段階(第3段階)まで進んだことを意味する。
ここで、ユーザU1は、ボタン「ご注文手続へ」を押下し、以降のページで注文手続を進め、最終的に注文を完了させたとする。かかる場合、算定部236は、サンプルSA1に対応する広告主M1に対して、所定の課金額を算定する。一方、例えば、ユーザU1が注文手続を行わず、図9のカートSC11から離脱したとする。かかる場合には、算定部236は、広告主M1に対して課金額を算定しない。
また、算定部236は、各段階に応じて広告費用を算定してもよい。例えば、算定部236は、ユーザが第2段階まで進んだ場合には対応する広告主に課金額「50円」を算定し、第3段階まで進んだ場合には対応する広告主にさらに課金額「50円」を算定し(計100円)、第4段階まで進んだ場合には対応する広告主にさらに課金額「50円」を算定し(計150円)てもよい。そして、例えば、広告サーバ100は、所定期間での合計課金額を広告主に請求する。
これにより、算定部236は、サンプル広告を配信させたにもかかわらず売上に繋がらず、広告費用だけは支払わなければなないといった広告主がでてくることを抑制することができる。つまり、算定部236は、広告費用をより公平に算定することができる。
(分析部237について)
分析部237は、商品に対するユーザ層を分析する。例えば、分析部237は、試供品が配布されたユーザのユーザ層を分析する。図5では、不図示であるが、ショッピングサーバ200は、ユーザの行動を示す行動情報を記憶する記憶部をさらに有していてもよい。したがって、分析部237は、この行動情報を用いて、例えば、試供品が配布されたユーザのうち、どれだけのユーザがその試供品に関する商品を購入したかを分析する。分析部237は、例えば、試供品が配布されたユーザを所定のカテゴリ(例えば、性別、年代、職業、居住地等)に分類し、各カテゴリの属するユーザ毎に、購入した商品の傾向を分析する。また、分析部237は、さらにサンプル広告が配信される最適なユーザ層を分析する。つまり、分析部237は、このユーザには、この商品のサンプル広告を配信することでより広告効果が得られやすいといった傾向を分析する。
また、分析部236は、上記のように分析して得られた分析結果を各広告主にフィードバックしてもよい。また、分析部236は、広告主毎に当該広告主のサンプル広告はどのようなユーザ層に配信することが適しているか、といった分析結果から得られた考察情報もフィードバックすることができる。これにより、分析部236は、広告主が広告サーバ100に対して配信設定を行う際の手助けを行うことができる。例えば、広告主は、サンプル広告を入稿する際に、ターゲティング条件を設定する場合があるが、どのようなユーザをターゲットとすべきか確かな情報が無く困る場合がある。このような場合、分析部236による分析結果があれば、広告主は、例えば、最適なターゲティング条件を設定することができ、効果的な広告配信を行うことができる。
〔5.処理手順〕
次に、図11を用いて、実施形態にかかるショッピングサーバ200が実行する情報処理の手順について説明する。図11は、実施形態にかかるショッピングサーバ200による情報処理手順を示すフローチャートである。かかるフローチャートでは、適宜図1の例を用いるものとする。また、ユーザU1のユーザ端末10には、サンプル広告AD10が含まれたウェブページC1が表示されているものとする。
このような状態において、配信部235は、サンプル広告AD10が選択されたか否かを判定する(ステップS101)。配信部235は、ユーザ端末10からURLを含む配信要求を受信しない間は、サンプル広告AD10が選択されていないと判定し(ステップS101;No)、選択されるまで待機する。一方、配信部235は、ユーザ端末10からURLを含む配信要求を受信した場合、サンプル広告AD10が選択されたと判定し(ステップS101;Yes)、URLに対応する詳細ページC11を配信する(ステップS102)。
このような状態において、取得部232は、詳細ページC11に対する操作を示す操作情報を取得する。例えば、取得部232は、操作情報として、詳細ページC11に含まれるボタンであって、押下することによりサンプルSA1を要求するボタンであるボタンBT1に対する操作を示す操作情報を取得する。また、取得部232は、操作情報として、詳細ページC11から前のページ(ウェブページC1)へ戻る操作を示す操作情報、あるいは、詳細ページC11を閉じる操作を示す操作情報を取得する。
したがって、判定部233は、取得部232によって取得された操作情報に基づいて、ユーザU1がサンプルSA1を要求する操作を詳細ページC11に対して行ったか否かを判定する(ステップS103)。例えば、判定部233は、取得部232によって取得された操作情報に基づいて、かかる操作情報がボタンBT1が押下されたことを示す場合には、サンプルSA1を要求する操作がユーザU1によって詳細ページC11に対して行われたと判定し(ステップS103;Yes)、ステップS201へ移行する。
一方、判定部233は、取得部232によって取得された操作情報に基づいて、かかる操作情報が詳細ページC11から離脱する操作を示す場合には、サンプルSA1を要求する操作がユーザによって詳細ページC11に対して行われていないと判定し(ステップS103;No)、ステップS301へ移行する。
まず、ステップS201以降の処理について説明する。登録部234は、判定部233によりサンプルSA1を要求する操作がユーザU1によって詳細ページC11に対して行われたと判定されたことにより、ユーザU1に対応するカートSC11にサンプルSA1に関する情報を登録する(ステップS201)。具体的には、登録部234は、サンプルSA1がユーザU1による購入対象商品としてカートSC11内に表示されるようサンプルSA1に関する情報を、カート情報記憶部222に登録する。
次に、サービス提供部231は、ステップ202のように登録されたことに応じて、ユーザ端末10に対して、サンプルSA1が購入対象商品として加えられたカートSC11を表示させる(ステップS202)。具体的には、サービス提供部231は、図9に示すように、サンプルSA1が購入対象商品として、商品「シークワーサージュース」に関する情報とともにカートSC11内に一覧表示されるカートSC11をユーザ端末10に表示させる。例えば、サービス提供部231は、図7に示すカート情報記憶部222から、ユーザID「U1」に対応付けられる情報を抽出し、図9のように表示させる。
ここで、不図示であるが、ユーザU1がボタン「注文手続へ」を押下し、以降のページで注文手続を行い、最終的に注文を完了したとする。図9の例では、サンプルSA1の数量「1」であるため、サービス提供部231は、レコメンド情報記憶部223の残り数量「50」を残り数量「49」に更新する。また、これに連動し、広告サーバ100もサンプル情報記憶部121の残り数量「50」を残り数量「49」に更新する。また、ユーザU1が合計金額「1,500円」の支払を完了すると、ユーザU1に商品「シークワーサージュース」と試供品「サンプルSA1」が配送される。
次に、ステップS301以降の処理について説明する。登録部234は、判定部233によりサンプルSA1を要求する操作がユーザU1によって詳細ページC11に対して行われていないと判定されたことにより、ユーザU1に対応するカートSC11に表示されるユーザU1への推奨情報として、サンプルSA1に関する情報をレコメンド情報記憶部223に登録する(ステップS301)。具体的には、登録部234は、カートSC11とともに表示される推奨情報であって、カートSC11とは異なる領域に表示される推奨情報として、サンプルSA1に関する情報を登録する。
このような状態において、サービス提供部231は、ユーザU1からカートSC11の開示要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS302)。サービス提供部231は、開示要求を受け付けていない場合は(ステップS302;No)、受け付けるまで待機する。一方、サービス提供部231は、開示要求を受け付けた場合は(ステップS302;Yes)、図10に示すように、カートSC11(カートSC11に入れられている商品の一覧情報)を表示させるとともに、カートSC11とは異なる領域に推奨情報RESA1も表示させる(ステップS303)。例えば、サービス提供部231は、図8に示すレコメンド情報記憶部222から、ユーザID「U1」に対応付けられる情報を抽出し、図10のように表示させる。
また、判定部233は、図10のように推奨情報RESA1が表示されている状態において、サンプルSA1を要求する操作がユーザU1によって行われたか否か判定する(ステップS304)。例えば、判定部233は、取得部232によって取得された操作情報がボタンBT2が押下されていないことを示す場合には、サンプルSA1を要求する操作がユーザU1によって行われていないと判定し(ステップS304;No)、処理を終了する。一方、判定部233は、取得部232によって取得された操作情報がボタンBT2が押下されたことを示す場合には、サンプルSA1を要求する操作がユーザU1によって行われたと判定し(ステップS304;No)、ステップS201に移行する。
〔6.変形例〕
上記実施形態にかかるショッピングサーバ200は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、ショッピングサーバ200の他の実施形態について説明する。
〔6−1.操作情報取得の他の例〕
上記実施形態では、取得部232が、試供品に関する広告であるサンプル広告を選択したユーザであって、サンプル広告を選択することで配信される試供品に関するコンテンツを受信したユーザによる当該コンテンツに対する操作を示す操作情報を取得する例を示した。図1の例では、取得部232が、サンプル広告AD10を選択し詳細ページC11に遷移されたユーザU1による詳細ページC11での操作情報を取得する例を示した。しかし、取得部232は、ユーザによるサンプル広告に対する操作を示す操作情報を取得してもよい。
かかる場合、サンプル広告にサンプル要求ボタンが付与されることが前提となる。図1の例を用いて具体的に説明する。図1の例では、サンプル広告AD10に対する遷移先の詳細ページC11にボタンBT1が付与されている。しかし、かかる変形例では、サンプル広告AD10にこのボタンBT1が付与され、詳細ページC11にはボタンBT1が存在しない。
したがって、取得部232は、サンプル広告AD10に対する操作を示す操作情報を取得する。例えば、取得部232は、操作情報として、サンプル広告AD10に含まれるボタンであって、押下することによりサンプルSA1を要求するボタンであるボタンBT1に対する操作を示す操作情報を取得する。また、取得部232は、操作情報として、サンプル広告AD10を含むウェブページC1から前のページへ戻る操作を示す操作情報、あるいは、サンプル広告AD10を含むウェブページC1を閉じる操作を示す操作情報を取得する。ボタンBT1が押下された場合、サンプル広告AD10から離脱された場合、それぞれについて以降の処理は、これまで説明したきたものと同様であるため省略する。
さて、かかる変形例では、ショッピングサーバ200は、サンプル広告から別のコンテンツへと遷移するステップを省略しているため、ユーザに対して試供品を入手できる機会をより増やすことができる。
〔6−2.推奨情報について〕
上記実施形態では、登録部234は、ショッピングカートとともに表示される推奨情報であって、ショッピングカートとは異なる領域に表示される推奨情報として、試供品に関する情報を登録する。これにより、サービス提供部231が、図10に示すように、ショッピングカートとは異なる領域において、試供品に関する情報を推奨情報として提供する例を示した。
しかし、登録部234は、ショッピングカートとともに表示される推奨情報であって、ショッピングカートと同一領域に表示される推奨情報として、試供品に関する情報を登録してもよい。
これまでの例を用いて、判定部233によりサンプルSA1を要求する操作がユーザU1によって詳細ページC11に対して行われていないと判定され(離脱したと判定され)、また、登録部234によりカートSC11に表示されるユーザU1への推奨情報として、サンプルSA1に関する情報がレコメンド情報記憶部223に登録されたとする。
このような状態において、サービス提供部231は、カートSC11内の情報をユーザに開示する開示要求を、ユーザU1のユーザ端末10から受け付けたとする。かかる場合、サービス提供部231は、ユーザ端末10に対して、カートSC11と、サンプルSA1に関する情報をユーザU1に推奨する推奨情報RESA1とを表示させる。これまでの例であれば、サービス提供部231は、図10に示すように、カートSC11を表示させるとともに、カートSC11とは異なる領域に推奨情報RESA1も表示させた。
しかし、サービス提供部231は、カートSC11を表示させるとともに、カートSC11と同一領域に推奨情報RESA1を表示させてもよい。図10の例を用いると、サービス提供部231は、例えば、カートSC11、すなわちカート内商品が一覧表示される領域内に推奨情報RESA1を表示させる。例えば、サービス提供部231は、合計金額の左側の空いたスペース内に推奨情報RESA1を表示させることができる。
〔6−3.装置構成〕
上記の実施形態では、実施形態にかかる情報処理システム1には、広告サーバ100と、ショッピングサーバ200とが含まれ、実施形態にかかる主な情報処理は、ショッピングサーバ200側で行われる例を示した。しかしながら、広告サーバ100と、ショッピングサーバ200とが一体化された1台の情報処理装置によって、実施形態にかかる情報処理が行われてもよい。
〔7.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態にかかるショッピングサーバ200は、例えば図12に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図12は、ショッピングサーバ200の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、および、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、通信網50を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを、通信網50を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを、入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態にかかるショッピングサーバ200として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部230の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部220内のデータが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを、記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、通信網50を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔8.その他〕
上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔9.効果〕
実施形態にかかるショッピングサーバ200は、取得部232と、登録部234とを有する。取得部232は、試供品に関する広告であるサンプル広告を選択したユーザであって、サンプル広告を選択することで配信される試供品に関するコンテンツを受信したユーザによるコンテンツに対する操作を示す操作情報を取得する。登録部234は、取得部232によって取得された操作情報に基づいて、ユーザが試供品を要求する操作をコンテンツに対して行っていないと判定される場合には、任意のコンテンツにおいて表示されるユーザへの推奨情報として、試供品に関する情報を登録する。
これにより、実施形態にかかるショッピングサーバ200は、ユーザが試供品を入手できる機会を増やすことができるため、試供品を効果的に配布することができる。
また、登録部234は、ユーザに対応する電子商取引サービスにおけるショッピングカートに表示される推奨情報として、試供品に関する情報を登録する。
これにより、実施形態にかかるショッピングサーバ200は、ユーザが商品を購入するためにショッピングカートを確認した際に、試供品に関する情報をレコメンドすることができるため、ついでに試供品を購入しようといったように試供品の購入意欲を高めることができる。
また、登録部234は、ショッピングカートとともに表示される推奨情報であって、ショッピングカートとは異なる領域に表示される推奨情報として、試供品に関する情報を登録する。
これにより、実施形態にかかるショッピングサーバ200は、ついでに試供品を購入しようといったように試供品の購入意欲を高めることができるとともに、試供品を購入したくない場合に誤って購入してしまうことを防止することができる。
また、登録部234は、取得部232によって取得された操作情報に基づいて、ユーザが試供品を要求する操作をコンテンツに対して行ったと判定される場合には、ユーザに対応する電子商取引サービスにおけるショッピングカートに試供品に関する情報を登録する。
これにより、実施形態にかかるショッピングサーバ200は、試供品を要求したユーザに対して、すぐに試供品を購入させることができるため、試供品の入手における利便性を高めることができる。
また、登録部234は、取得部232によって取得された操作情報に基づいて、ユーザが試供品を要求する操作をコンテンツに対して行ったと判定される場合には、試供品がユーザによる購入対象商品としてショッピングカートに表示されるよう試供品に関する情報を登録する。
これにより、実施形態にかかるショッピングサーバ200は、試供品を要求したユーザに対して、すぐに試供品を購入させることができるため、試供品の入手における利便性を高めることができる。
また、取得部232は、試供品に関するコンテンツとして、サンプル広告が選択された場合に遷移される遷移先ページに対する操作を示す操作情報を取得する。
これにより、実施形態にかかるショッピングサーバ200は、ユーザが商品に興味を示した場合に、この商品に関する試供品の情報を提示することができるため、試供品を効果的に配布することができる。
また、取得部232は、操作情報として、試供品に関するコンテンツに含まれるボタンであって、押下することにより試供品を要求するボタンに対する操作を示す操作情報を取得する。
これにより、実施形態にかかるショッピングサーバ200は、試供品を希望するユーザに対して、確実に試供品を配布することができる。
また、実施形態にかかるショッピングサーバ200は、算定部236を有する。算定部236は、サンプル広告をユーザが選択したか否かを示す情報、試供品に関するコンテンツにおいて試供品を要求する操作をユーザが行ったか否かを示す情報、又は試供品に関する商品をユーザが購入したか否かを示す情報に基づいて、サンプル広告の広告費用を算定する。
これにより、実施形態にかかるショッピングサーバ200は、サンプル広告を配信させたにもかかわらず売上に繋がらず、広告費用だけは支払わなければなないといった広告主がでてくることを抑制することができる。つまり、ショッピングサーバ200は、広告費用をより公平に算定することができる。
また、算定部236は、表示中のサンプル広告が選択されていない段階、サンプル広告が選択された段階、試供品に関するコンテンツにおいて試供品が要求された段階、試供品が要求された後、試供品に関連する商品が購入された段階のうち、少なくとも2以上の段階までユーザが進んだ場合に、サンプル広告の広告費用を算定する。
これにより、実施形態にかかるショッピングサーバ200は、サンプル広告を配信させたにもかかわらず売上に繋がらず、広告費用だけは支払わなければなないといった広告主がでてくることを抑制することができる。つまり、ショッピングサーバ200は、広告費用をより公平に算定することができる。
以上、本願の実施形態をいくつかの図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 情報処理システム
10 ユーザ端末
30 広告主端末
100 広告サーバ
121 サンプル情報記憶部
131 入稿受付部
132 要求受付部
133 抽出部
134 配信部
200 ショッピングサーバ
221 コンテンツ記憶部
222 カート情報記憶部
223 レコメンド情報記憶部
231 サービス提供部
232 取得部
233 判定部
234 登録部
235 配信部
236 算定部
237 分析部

Claims (10)

  1. 試供品に関する広告であるサンプル広告を選択したユーザであって、前記サンプル広告を選択することで配信される前記試供品に関するコンテンツを受信したユーザによる前記コンテンツに対する操作を示す操作情報を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された操作情報に基づいて、前記ユーザが前記試供品を要求する操作を前記コンテンツに対して行っていないと判定される場合には、前記ユーザに対応するショッピングカート内において表示される前記ユーザへの推奨情報であって前記試供品を注文を奨める推奨情報として、前記試供品に関する情報を登録する登録部と、
    を備え
    前記登録部は、前記ショッピングカートに前記ユーザがアクセスした場合に、前記試供品を注文可能な状態で、前記ショッピングカートとともに前記推奨情報が前記ユーザに提供されるよう、前記試供品に関する情報を登録する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記登録部は、
    前記ショッピングカートとともに表示される推奨情報であって、前記ショッピングカートとは異なる領域に表示される推奨情報として、前記試供品に関する情報を登録する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記登録部は、
    前記取得部によって取得された操作情報に基づいて、前記ユーザが前記試供品を要求する操作を前記コンテンツに対して行ったと判定される場合には、前記ショッピングカートに前記試供品に関する情報を登録する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記登録部は、
    前記取得部によって取得された操作情報に基づいて、前記ユーザが前記試供品を要求する操作を前記コンテンツに対して行ったと判定される場合には、前記試供品が前記ユーザによる購入対象商品として前記ショッピングカートに表示されるよう前記試供品に関する情報を登録する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記取得部は、
    前記試供品に関するコンテンツとして、前記サンプル広告が選択された場合に遷移される遷移先ページに対する操作を示す操作情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 前記取得部は、
    前記操作情報として、前記試供品に関するコンテンツに含まれるボタンであって、押下することにより前記試供品を要求するボタンに対する操作を示す操作情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  7. 前記サンプル広告をユーザが選択したか否かを示す情報、前記試供品に関するコンテンツにおいて前記試供品を要求する操作をユーザが行ったか否かを示す情報、又は前記試供品に関する商品をユーザが購入したか否かを示す情報に基づいて、前記サンプル広告の広告費用を算定する算定部、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  8. 前記算定部は、表示中の前記サンプル広告が選択されていない段階、前記サンプル広告が選択された段階、前記試供品に関するコンテンツにおいて前記試供品が要求された段階、前記試供品が要求された後、前記試供品に関連する商品が購入された段階のうち、少なくとも2以上の段階まで前記ユーザが進んだ場合に、前記サンプル広告の広告費用を算定する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    試供品に関する広告であるサンプル広告を選択したユーザであって、前記サンプル広告を選択することで配信される前記試供品に関するコンテンツを受信したユーザによる前記コンテンツに対する操作を示す操作情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得された操作情報に基づいて、前記ユーザが前記試供品を要求する操作を前記コンテンツに対して行っていないと判定される場合には、前記ユーザに対応するショッピングカート内において表示される前記ユーザへの推奨情報であって前記試供品の注文を奨める推奨情報として、前記試供品に関する情報を登録する登録工程と、
    を含み、
    前記登録工程は、ショッピングカートに前記ユーザがアクセスした場合に、前記試供品を注文可能な状態で、前記ショッピングカートとともに前記推奨情報が前記ユーザに提供されるよう、前記試供品に関する情報を登録する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  10. 試供品に関する広告であるサンプル広告を選択したユーザであって、前記サンプル広告を選択することで配信される前記試供品に関するコンテンツを受信したユーザによる前記コンテンツに対する操作を示す操作情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順によって取得された操作情報に基づいて、前記ユーザが前記試供品を要求する操作を前記コンテンツに対して行っていないと判定される場合には、前記ユーザに対応するショッピングカート内において表示される前記ユーザへの推奨情報であって前記試供品の注文を奨める推奨情報として、前記試供品に関する情報を登録する登録手順と、
    をコンピュータに実行させ、
    前記登録手順は、ショッピングカートに前記ユーザがアクセスした場合に、前記試供品を注文可能な状態で、前記ショッピングカートとともに前記推奨情報が前記ユーザに提供されるよう、前記試供品に関する情報を登録する
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
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