JP5756138B2 - 商品販売装置及び商品販売方法 - Google Patents

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Description

本発明は、商品販売装置及び商品販売方法の技術に関する。
近年、インターネットオークション(ネットオークションという)が広く普及している。オークションサイト上で、出品者が商品を出品すると、購入希望者同士が入札金額を入力するにつれ、金額が上昇してゆき、最終的に最も高い入札金額で入札した購入希望者が出品商品を落札する仕組みである。
また一方、プライスダウン型のネットオークションも知られている。オークションサイト上で、出品者は所定数量の商品を出品し、例えば、購入希望者が所定人数以上集まると、販売価格を値引きする仕組みである。このようなプライスダウン型のネットオークションは、商品のボリュームディスカウントを利用した販売システムといえる。一般に、一定数の販売量が見込める場合、仕入れ価格や販売コストが低下し、その分、出品者は商品を安価な価格で販売できるからである。
これに関する技術として、例えば、特許文献1には、販売見込み数量によって値引率を変動する販売システムが記載されている。具体的に、この販売システムでは、商品の販売数量が変動すると、それに応じて販売価格も変動する。購入希望個数が一定数増加毎に一定の割引率や定額の値引きなどとし、最終的に販売価格を決定する。
特開2001−195460号公報
ここで、プライスダウン型のネットオークションは、商品のボリュームディスカウントを利用しているとはいえ、通常の場合、販売者(出品者)は、仕入れ価格を割るような価格で販売することは困難である。つまり、販売者は、仕入れ価格を割ることはない価格で、全商品を完売したいという要望がある。
その一方、近年、インターネット上の情報などにより、消費者は商品の最安値の情報を把握し易くなっており、商品価格に対する消費者の目は厳しさを増しているという現状がある。このため、消費者のより安く商品を手入れたいという要望がある以上、より魅力的な販売システムが望まれる。
また一方、ネットオークションの販売システムを運営する運営者にとっては、出品者と消費者の両方にとって、より魅力ある販売システムを提供したい、また、より多くの会員(ユーザ)を獲得したいという要望がある。
本発明は上記の点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、消費者、販売者、運営者にとって、よりメリットのある販売システムを実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係る商品販売装置は、以下のような構成を備える。即ち、
販売する商品の第一価格と、前記第一価格よりも低い第二価格と、商品数量とを含む商品情報を記憶した記憶手段と、
割引が適用される割引適用条件が満たされる段階毎に、前記第一価格を割引して、現在価格を算出する価格算出手段と、
ユーザから商品の購入申込みを受け付けて、商品の販売処理を行う販売管理手段と、
前記商品数量と前記販売処理とに基づいて、商品の残数量を算出する数量算出手段と、
前記商品情報に基づいて、商品を紹介するための商品ページを生成し、前記現在価格が前記第二価格になるまでは、該生成した商品ページに含まれる前記現在価格及び前記残数量を逐一更新しながら、商品の購入申込みの受付けが可能な該商品ページを前記ユーザに提供するページ生成手段とを有し、
前記ページ生成手段は、前記現在価格が前記第二価格以下になって以降
前記ユーザのうち特定ユーザに対しては前記商品ページの更新に際して、商品の購入申込み受付け可能な商品ページ生成して提供し、
前記ユーザのうち前記特定ユーザ以外の非特定ユーザに対しては前記商品ページの更新に際して、少なくとも前記現在価格を非表示とし、かつ商品の購入申込み受付けが制限された商品ページを生成して提供すること、を特徴とする
本発明の実施の形態によれば、消費者、販売者、運営者にとって、よりメリットのある販売システムを実現することができる。
商品販売システムのネットワーク構成図である。 商品販売サーバ1のハードウェア構成例を示す図である。 商品販売サーバ1のソフトウェア構成例を示す図である。 ユーザ管理DB101aのデータ構成例を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる商品管理DB101bのデータ構成例を示す図である。 ページ管理DB101cのデータ構成例を示す図である。 販売管理DB101dのデータ構成例を示す図である。 商品販売サイトの商品販概要1を示す図である。 商品販売サイトの商品販概要2を示す図である。 商品販売サイトの商品ページの画面例1である。 商品販売サイトの商品ページの画面例2である。 商品販売サイトの商品ページの画面例3である。 商品販売サイトの商品ページの画面例4である。 価格と会員ステータスとの関係を説明する図である。 販売サーバ1のページ生成処理例を示すシーケンス図である。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。
<構成>
(ネットワーク構成)
図1は、本発明の一実施形態にかかる商品販売システムのネットワーク構成図である。商品販売システムは、商品販売サーバ1、販売者端末2、ユーザ端末3が、ネットワーク4を介して接続される。
商品販売サーバ1は、商品販売サイト(例えば、ネットオークションサイト)の運営者が管理するサーバであり、ネット上での商品販売を実現・運営するサーバである。商品販売サーバ1は、Webサーバを兼ねており、例えば、商品販売サイト上で、商品の販売者が販売したい商品を紹介すると共に、商品を購入しようとするユーザのユーザ端末3から商品購入の申し込みを受け付ける。
販売者端末2は、商品販売サイトで商品販売を行う事業者の端末である。販売者は、商品販売サイトで商品を販売したい場合、商品販売サイトの運営者に対し、商品販売の申し込みを行う。運営者は、商品販売の申し込みを受け、販売サイト上、商品の販売者が販売したい商品を紹介する(アップする)。また、ユーザより、商品販売サイトを通じて、商品購入の申し込みがあった場合、決済、商品購入の発送等を行う。
なお、販売者は、商品販売の申し込み時、運営者に対し、「商品名」や「商品詳細」などの商品情報に加え、商品の「販売数量」、「開始価格」、「最安価格」等を示しておく(詳細後述)。
ユーザ端末3は、商品販売サイトで商品購入を行う購入者(以下、ユーザという)の端末である。ユーザは、商品販売サイトにアクセスし、紹介されている商品を購入したい場合、商品販売サイトを通じて、商品購入の申し込みを行う。
なお、ユーザ端末3は、ネットワーク4を介し商品販売サーバ1にアクセス可能な端末である。このため、ユーザ端末3は、PC(Personal Computer)、スマートフォン、携帯電話等の情報処理機器から構成される。また、例えば、商品販売サイトを閲覧するためのWebブラウザなどのアプリケーションを備える。
ネットワーク4は、有線、無線を含むネットワークで、例えば、商品販売サーバ1、販売者端末2、ユーザ端末3を相互に接続するインターネット網である。
(ハードウェア構成)
図2は、本発明の一実施形態にかかる商品販売サーバ1のハードウェア構成例を示す図である。具体的に、これらハードウェア構成は、一般的なパソコンやワークステーションなどと同様の構成であり、図に示されるように、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、入力装置14と、出力装置15と、通信装置16と、HDD(Hard Disk Drive)17とを有する。
CPU11は、各種プログラムの実行や演算処理を行う。ROM12は、起動時に必要なプログラムなどが記憶されている。RAM13は、CPU11での処理を一時的に記憶したり、データを記憶したりする。入力装置14は、キーボードやマウスである。出力装置15は、ディスプレイである。通信装置16は、ネットワーク4を介し他装置との通信を行う。HDD17は、各種データ及びプログラムを格納する。
(ソフトウェア構成)
図3は、本発明の一実施形態にかかる商品販売サーバ1のソフトウェア構成例を示す図である。
まず、商品販売サーバ1は、機能部として、記憶部101、ユーザ管理部102、ページ生成部103、販売管理部104を有する。
記憶部101は、ユーザ管理DB101a、商品管理DB101b、ページ管理DB101c、販売管理DB101dなどを記憶する機能を有している。各DBの詳細は後述する。
ユーザ管理部102は、ユーザ管理DB101aを用いて、商品販売サイトを利用して商品を購入しようとするユーザ(会員)を管理する。具体的には、ユーザ管理DB101aを用い、ユーザの属性情報を管理する。また、本実施形態にかかる商品販売サイトで、商品を購入しようとする場合、ユーザ・ログインが必要である。このため、ユーザ管理部102は、ユーザが商品販売サイトにログイン中であるかのログイン状態を管理する。
ページ生成部103は、ページ管理DB101cを用いて、商品販売サイトにおいて、商品を購入するための商品ページ(商品紹介ページ)を生成する。ユーザは、生成された商品ページ上で紹介される商品や価格等を参照の上、商品を購入する。商品ページの詳細は、具体例を挙げて後述する。
また、ページ生成部103は、商品管理DB101bや販売管理DB101dを用いて、ページ管理DB101cを更新(アップデート)することにより、商品ページを管理するページ管理部としての機能も有する。
販売管理部104は、販売管理DB101dを用いて、商品販売サイトの商品ページから商品購入画面で購入申し込みを受けた場合、商品の販売処理(販売管理)を行う。例えば、ユーザにより商品が購入された場合には、購入ユーザ、価格など、商品の購入記録を行う。
なお、これらの機能部は、商品販売サーバ1を構成するコンピュータのCPU、ROM、RAM等のハードウェア資源上で実行されるコンピュータプログラムによって実現されるものである。但し、これらの機能部は、「手段」、「モジュール」、「ユニット」、又は「回路」に読替えてもよい。
商品販売サーバ1の各機能部は、単一のコンピュータ上に配置される必要はなく、必要に応じて分散される形態であってもよい。例えば、ユーザ管理部102は、別のユーザ管理を行うサーバに、販売管理部104は、別の販売管理(売上管理)を行うサーバで実現されてもよい。
また、記憶部101は、必ずしも商品販売サーバ1内に配置される必要はなく、他の記憶装置やDB上に配置してもよい。
(ユーザ管理DB)
図4は、本発明の一実施形態にかかるユーザ管理DB101aのデータ構成例を示す図である。ユーザ管理DB101aの情報は、ユーザ登録時、ユーザにより商品販売サイトの運営者に対し、提供される登録情報である。ユーザ管理DB101aの情報は、ユーザ管理部102により、登録・管理される。
ユーザ管理DB101aは、図に示されるように、「会員ID」、「パスワード」、「ログイン状態」、「会員ステータス」、「氏名」、「住所」のデータ項目を有する。
「会員ID」、「パスワード」は、商品販売サイトを利用するユーザ会員のID(識別子)、パスワードである。本実施形態にかかる商品販売サイトで、商品を購入しようとする場合、ユーザは、一般会員(無料会員)又はプレミアム会員(有料会員)として、ユーザ登録を行う必要がある。ユーザ登録されると、「会員ID」が発行され、ユーザ管理DB101aにユーザ情報が登録される。
「ログイン状態」は、ユーザが商品販売サイトにログイン中であるかのログイン状態を示す。ユーザは、商品販売サイトから、自身の「会員ID」、「パスワード」を入力することで、ログインできる。
「会員ステータス」は、会員のステータス、種別を示す。本実施形態では、一般会員(無料会員)、プレミアム会員(有料会員)がある。なお、プレミアム会員には、後述するように、より安く商品を購入できるという特典がある。
「氏名」、「住所」は、ユーザ登録時など、ユーザにより登録されるユーザ情報である。なお、ユーザ情報として、この他にも、例えば、性別、年齢、職業、嗜好等々の情報を登録してもよい。
(商品管理DB)
図5は、本発明の一実施形態にかかる商品管理DB101bのデータ構成例を示す図である。商品管理DB101bの情報は、販売者の商品を出品時、販売者により商品販売サイトの運営者に対し、提供される商品情報である。
商品管理DB101baは、図に示されるように、「販売者ID」、「商品ID」、「商品詳細」、「販売数量」、「開始価格」、「最安価格」、「割引率設定」、「割引条件設定」のデータ項目を有する。
「販売者ID」は、商品販売サイトで商品販売を行う事業者のIDである。1の販売者毎に固有の「販売者ID」が付与される。
「商品ID」は、商品販売サイトで販売者が商品を販売する商品のIDである。販売者が商品を出品する毎に固有の「商品ID」が付与される。
「商品詳細」は、販売者が販売する商品の詳細である。販売者が商品を出品時、商品販売サイトの運営者に対し、商品詳細の情報を提供する。
「販売数量」は、販売者が販売する商品の数量、在庫数、ロット数である。販売者が商品を出品時、商品販売サイトの運営者に対し、数量の情報を提供する。「販売数量」の全てが販売された場合、その商品は完売となる。
「開始価格」は、販売する商品の開始価格である。販売者が商品を出品時、商品販売サイトの運営者に対し、開始価格の情報を提供する。例えば、開始価格は、定価であったり、販売者が通常時に販売する通常価格などでよい。商品販売サイトで商品が販売される際、この価格が、開始直後の価格として使用される。
「最安価格」とは、販売者が販売してもよいとする下限価格・最低価格であり、これを下回る価格では商品を売らないとする価格である。このため、商品が売れた場合には、販売者は、少なくとも「最安価格」の代金を受け取ることができる。販売者が商品を出品時、商品販売サイトの運営者に対し、開始価格の情報を提供する。本実施形態では、販売者は世間の最安価格を既知の上、その最安価格に等しいか、その近似価格を提供する。
「割引率設定」は、販売する商品の割引率である。本実施形態にかかる商品販売サイトでは、「割引条件設定」が満たされる毎に、「割引率設定」で設定された割引率に従って、商品の価格が割引される。販売者が商品を出品時、商品販売サイトの運営者に対し、割引率設定の情報を提供する。なお、割引率設定を大きくすると、商品の価格がより大きく割引されるので、よりユーザの購買意欲を高めるものとなる。また、「割引率設定」は、販売する商品の割引率の他、例えば、¥1000など、一定の「割引額」としてもよい。
「割引条件設定」は、販売する商品の価格が割引される際、割引のタイミングを決定する割引条件の設定値である。販売者が商品を出品時、商品販売サイトの運営者に対し、割引条件設定の情報を提供する。例えば、「割引条件設定」は、「閲覧数」、「割引時間」、「販売数」などの割引条件を有する。
「閲覧数」は、商品ページの割引閲覧数を規定する割引条件である。このため、商品ページページの「閲覧数」がここで規定のユーザ閲覧数を満たした場合、商品の価格が割引される。「割引時間」は、割引時間を規定する割引条件である。このため、ここで規定の割引時間が経過した場合、商品の価格が割引される。「販売数」は、商品ページで販売する商品の販売数を規定する割引条件である。このため、商品ページで販売する商品の販売数がここで規定の販売数を超えた場合、商品の価格が割引される。
(ページ管理DB)
図6は、本発明の一実施形態にかかるページ管理DB101cのデータ構成例を示す図である。ページ管理DB101cは、ページ生成部103により、商品ページの生成に用いられる情報である。また、ページ管理DB101cは、ページ生成部103により、各情報が逐一更新される。
ページ管理DB101cは、図に示されるように、「ページID」、「商品ID」、「ステータス」、「現在価格」、「割引率」、「残数量」、「ログイン人数(PV)」、「次の割引までの人数」、「次の割引までの時間」、「次の割引までの販売数」のデータ項目を有する。
「ページID」は、商品ページのIDである。1の商品ページ毎に固有の「ページID」が付与される。
「商品ID」は、商品ページで紹介される商品のIDを示す。商品管理DB101bで登録されている商品の内、商品ページで紹介対象の「商品ID」がそのままここに格納される。
「ステータス」は、商品ページの状態を示す。例えば、開催中、準備中、終了などのステータスがある。
「現在価格」は、商品ページで紹介される商品の現在の価格を示す。本実施形態にかかる商品販売サイトでは、「割引条件設定」が満たされる毎に、「割引率設定」で設定された割引率に従って、商品の価格が割引される。「現在価格」は、商品管理DB101bの「開始価格」を始値とし、割引条件が適用される毎に、「開始価格」に割引率を乗算することにより、逐一更新される(価格算出手段)。
「割引率」は、商品ページで紹介される商品の現在の割引率を示す。商品管理DB101bの「割引率設定」を始値とし、割引条件が適用される毎に、更新される。
「残数量」は、商品ページで紹介される商品の残こり数量を示す。残数0となると、完売となる。「残数量」は、商品管理DB101bの「販売数量」を始値とし、販売管理DB101dの情報を参照し、商品が販売される毎に、「販売数量」から販売数を減算することにより、逐一更新される(数量算出手段)。
「ログイン人数(PV)」は、商品ページのユーザ・ログイン数を示す。ユーザ管理DB101aの「会員ステータス」に基づいて、ユーザがログインする毎に、逐一更新(カウントアップ)される。
「次の値下げまでの人数」は、販売する商品の価格が割引される際、次の値下げ(割引)までの人数を示す現時点での割引条件である。商品管理DB101bの「閲覧数」を始値とし、ユーザ管理DB101aの「会員ステータス」に基づいて、ユーザがログインする毎に、逐一更新(カウントダウン)される。
「次の値下げまでの時間」は、販売する商品の価格が割引される際、次の値下げ(割引)までの時間を示す現時点での割引条件である。商品管理DB101bの「割引時間」を始値とし、時間経過と共に、逐一更新(カウントダウン)される。
「次の値下げまでの販売数」は、販売する商品の価格が割引される際、次の値下げ(割引)までの販売数を示す現時点での割引条件である。商品管理DB101bの「販売数」を始値とし、販売管理DB101dの情報を参照し、商品が販売される毎に、逐一更新(カウントダウン)される。
(販売管理DB)
図7は、本発明の一実施形態にかかる販売管理DB101dのデータ構成例を示す図である。販売管理DB101dは、商品販売サイトの商品ページから商品が購入された場合、販売管理部104により、逐一更新され、商品の販売管理に用いられる情報である。
販売管理DB101dは、図に示されるように、「ページID」、「商品ID」、「会員ID」、「販売価格」、「割引率」、「補充額」のデータ項目を有する。
「ページID」は、商品販売サイトの商品ページから商品が購入された場合、その商品ページのIDを示す。
「商品ID」は、商品販売サイトの商品ページから商品が購入された場合、その商品のIDを示す。
「会員ID」は、商品購入を行ったユーザの「会員ID」を示す。
「販売価格」は、購入された商品の販売価格を示す。ユーザの支払額である。上述のように、商品の価格は、変動するため、その商品購入時の「現在価格」がここに格納される。
「最安価格」は、購入された商品の「最安価格」を示す。商品管理DB104bの「最安価格」がここに格納される。
「補充額」は、「販売価格」<「最安価格」の場合、「販売価格」−「最安価格」を示す。上述したように、「最安価格」は、販売者が販売してもよいとする下限価格・最低価格である。よって、実際にユーザに販売した「販売価格」が「最安価格」よりも低い場合、販売者から見ると、赤字が生じる。本実施形態において後述するように、「販売価格」と「最安価格」との差額は、商品販売サイトの運営者側が補填するため、その差額分を「補充額」として計上する。なお、「販売価格」≧「最安価格」の場合、「補充額」は、¥0となる。
<概要>
図8は、商品販売サイトの商品販概要1を示す図である。
本実施形態にかかる商品販売サイトは、「閲覧数」、「割引時間」、又は「販売数」などの割引条件が満たされる毎に、「割引率」が、商品の価格に適用され、商品の価格は、段階的に下がっていくプライスダウン方式を有する。また、商品の価格が、市場の最安価格などのある一定の価格ラインまで到達すると、それ以降、商品販売サイトを利用可能とするユーザを制限し、具体的には、プレミアム会員のみが、それ以降、商品販売サイトを利用することが可能とする。
商品販売サイトでは、一定の価格ラインまで到達した後も、「閲覧数」、「割引時間」、又は「販売数」などの割引条件が満たされる毎に、「割引率」が、商品の価格に適用され、商品の価格は、段階的に下がっていく。このため、プレミアム会員のみが、市場の最安価格などのある一定の価格ラインよりも、安価な価格で商品を購入することが可能となる。
図9は、商品販売サイトの商品販概要2を示す図である。
ここで、市場の最安価格ラインよりも、安価な価格で商品を販売した場合、販売者は、最安価格との差額分(赤字額)が発生するが、商品販売サイトの運営者は、販売者に対し、市場の最安価格での販売を約束する。つまり、商品販売サイトの運営者は、市場最安価格以下で商品が販売された場合、販売者に対し、最安価格との差額分(赤字額)の補填を約束する。
以上により、ユーザサイド、販売者サイド、運営者サイドは、以下のようなメリットを享受することができる。
(1)ユーザサイドのメリット
・商品をより安く購入できる可能性がある。
・また、市場の最安価格よりも、安く購入できる可能性がある。
・また、本実施形態にかかる商品販売サイトは、「閲覧数」、「割引時間」、又は「販売数」などの割引条件が満たされる毎に、商品の価格は、段階的に下がっていくので、ユーザは楽しみながら一定のゲーム性をもってショッピングができる。
(2)販売者サイドのメリット
・市場の最安価格よりも安い価格で商品を販売できるので、商品を完売できる可能性が高まる。
・販売価格は、市場の最安価格ラインを確保できる。
・また、本実施形態にかかる商品販売サイトの商品は、高い注目度が期待できるので、新商品など、プロモーションにも有効である。
(3)運営者サイドのメリット
・市場の最安価格ライン以降の閲覧及び購入は、プレミアム会員限定とする仕組みのため、新規プレミアム会員の獲得の増加を図ることができる。
(4)補足事項
・本実施形態にかかる商品販売サイトでは、商品の数量を限定しつつ、多くのユーザが見ていることを訴求する割引条件(「閲覧数」、「割引時間」、又は「販売数」)を適用するので、「今買わなくては買えないかもしれない。」という、モノと時間の希少性に訴える。つまり、商品の価格はどこまで下がるかは分からない一方、売り切れになる場合もあるため、ゲーム性をもってユーザの購買意欲を高めることができる。
・現在価格は最安価格よりも安価にある場合、「残り個数」1005に示されるように、商品の「残数量」も残り少なくなってくることもあって、待機しすぎると、他ユーザに先を越され、購入機会を逃しかねない。ユーザ側では「今買わなければ買えないかもしれない」というユーザ心理が働く。
・よって、現実的には、商品の現在価格は最安価格よりも大きく乖離した価格まで到達する可能性は低く、商品の現在価格が最安価格に等しいか、おおよそ最安価格よりも1段階又は2段階程度値下りした価格(例えば、最安価格より5〜10%値下がりした価格)で、商品は完売する可能性は高い。このため、運営者は、市場最安価格以下で商品が販売された場合であっても、最安価格との差額分(赤字額)の補填を出きる限り小さく抑制できる仕組みである。
<商品販売サイトの画面例>
(画面例1)
図10は、本発明の一実施形態にかかる商品販売サイトの商品ページの画面例1である。商品販売サイトの画面は、ページ管理DB101cの情報に基づいて生成される。以下、画面1000を詳しく説明する。
ログイン状態欄1001は、ユーザのログイン状態を示す。「非ログイン」と表示される場合、ユーザ・ログインはなされていないことを示す。
「商品名」1002は、商品の「商品名」を示す。ページ管理DB101cの「商品ID」をキーとし、商品管理DB101bの「商品名」から取得される。
「商品詳細」1003は、商品の「商品詳細」を示す。ページ管理DB101cの「商品ID」をキーとし、商品管理DB101bの「商品詳細」から取得される。
「定価」1004は、商品の「開始価格」(例えば、定価)を示す。ページ管理DB101cの「商品ID」をキーとし、商品管理DB101bの「開始価格」から取得される。
「残り個数」1005は、商品の「残数量」を示す。ページ管理DB101cの「残数量」から取得される。
「現在の価格(割引率)」1006は、商品の「開始価格」からスタートし、現在時点における商品の「現在価格」と「割引率」を示す。但し、ユーザ・ログインはなされていない場合、具体的な商品の「現在価格」と「割引率」は、非表示となっている。ページ管理DB101cの「現在の価格」、「割引率」から取得される。
「ログイン」1007は、ログイン・ボタンを示す。ログイン・ボタンは、ユーザ・ログインがなされていない場合、ユーザ・ログインを促すべく、表示される。ユーザは、ログイン・ボタンを押下して、ログイン画面(非図示)へ進み、自身の「会員ID」、「パスワード」を入力することで、ログインできる。ユーザ管理DB101aの「会員ステータスから取得される。なお、ログイン画面(非図示)は、非会員のユーザに対して提供される会員登録画面を兼ねてもよい。
「次の値下げまでのログイン人数」1008は、商品の割引条件の一つであり、「次の値下の条件となるログイン人数」を示す。表示されるログイン数を満たすと、「現在の価格(割引率)」1006の価格に対し値引きがなされる。なお、本実施形態において、ログイン人数は、PV(ページビュー)、即ち、閲覧数をカウントする指標とする。つまり、ログイン人数が多いほど、多くのユーザがページを閲覧していることを意味する。勿論、ログイン人数に代え、アクセスカウンタを用いたアクセス数、お気に入り登録数などを、閲覧数をカウントする指標とすることも可能である。ページ管理DB101cの「次の値下げまでのログイン人数」から取得される。
「次の値下げまでの時間」1009は、商品の割引条件の一つであり、「次の値下げまでの残り時間」を示す。表示される時間が経過すると、「現在の価格(割引率)」1006の価格に対し値引きがなされる。ページ管理DB101cの「次の値下げまでの時間」から取得される。
「次の値下げまでの販売数」1010は、商品の割引条件の一つであり、「次の値下げの条件となる販売商品数」を示す。表示される販売数の販売が達成されると、「現在の価格(割引率)」1006の価格に対し値引きがなされる。ページ管理DB101cの「次の値下げまでの販売数」から取得される。
画面1000において、ユーザ・ログインはなされていないので、「現在の価格(割引率)」1006は、表示されていない。ユーザは、「現在の価格(割引率)」1006を閲覧(表示)する場合、「ログイン」1007を押下して、ログイン画面(非図示)へ進み、自身の「会員ID」、「パスワード」を入力する必要がある。
(画面例2)
図11は、本発明の一実施形態にかかる商品販売サイトの商品ページの画面例2である。画面1100は、画面1000からのユーザ・ログイン後の遷移画面である。
画面1000と比較すると、画面1100において、ログイン状態欄1001は、「ようこそ○○さん(一般会員)」と表示されている。これは、ユーザ・ログインがなされた状態であることを示す(但し、一般会員とする)。また、ユーザ・ログインがなされたことにより、「現在の価格(割引率)」1006が表示されている。このため、ユーザは、商品の「現在の価格(割引率)」を認識し、商品を購入しようとする場合、「商品を購入する」1011を押下して、商品を購入可能な商品購入画面(非図示)へ進み、商品購入の申し込みや手続きを行い、商品を購入できる。なお、「商品を購入する」1011には、商品購入画面へ遷移するためのリンク情報(例えば、URL等)が埋め込まれている。
一方、商品を購入したいものの、より安い価格で購入しようとするユーザは、商品の割引条件が適用されて、商品の価格が値下がりする迄、暫く待機することができる。
なお、次に商品の価格が値下がりには、あと30000人のユーザがログインするか、あと15分22秒経過するか、あと4個商品が販売されるかの、いずれかが満たされるまで、待機が必要である。
(画面例3)
図12は、本発明の一実施形態にかかる商品販売サイトの商品ページの画面例3である。画面1200は、画面1100からの商品の割引条件適用直後の遷移画面である。
画面1200において、「現在の価格(割引率)」1006は、ログインユーザが一般会員の場合、具体的な商品の「現在価格」と「割引率」は、非表示となっている。代わりに、「プレミアム会員に登録」1012が表示されている。
「プレミアム会員に登録」1012は、プレミアム会員への会員登録ボタンを示す。ログインユーザが一般会員の場合、プレミアム会員登録を促すべく、表示される。一般会員のユーザは、プレミアム会員登録・ボタンを押下して、プレミアム会員登録画面(非図示)へ進み、プレミアム会員登録の手続きを行い、プレミアム会員登録に登録(入会)できる。
ここで、通常、商品の「現在価格」が、例えば、最安価格まで値下がりすると、商品購入の殺到が予想される。ユーザは、他店舗等での商品価格相場を熟知しているとすれば、本商品販売サイトでは、どこよりも最も安く商品を購入できるためである。そこで、本実施形態では、商品の価格の値下がりが進み、商品の「現在価格」が一定の価格(例えば、最安価格)まで値下がりすると、ログインユーザが一般会員の場合、「現在の価格(割引率)」1006の表示をクローズさせる。以降は、プレミア会員のみ、商品販売サイトを利用することが可能となるので、新規のプレミアム会員の獲得の増加を図ることができる。
なお、図12の画面1200において、「プレミアム会員に登録」1012の他、例えば、「プレミアム会員に登録して商品を購入」とのボタンを表示してもよい。これにより、ユーザは、プレミアム会員への会員登録後、続けて、商品購入の手続きを行い、商品を購入できる。但し、会員登録の間、商品が完売してしまい、その結果、商品を購入できなくなることを防止するため、プレミアム会員に登録して商品を購入」とのボタン押下時点で、商品を1つ確保しておくとよい(残数量を1つ減算)。
(画面例4)
図13は、本発明の一実施形態にかかる商品販売サイトの商品ページの画面例4である。画面1300は、画面1300からのプレミアム会員でのユーザ・ログイン後の遷移画面である。
画面1200と比較すると、画面1300において、ログイン状態欄1001は、「ようこそ○○さん(プレミアム会員)」と表示されている。これは、プレミアム会員のユーザ・ログインがなされた状態であることを示す。また、プレミアム会員のユーザ・ログインがなされたことにより、「現在の価格(割引率)」1006が表示されている。このため、ユーザは、商品の「現在の価格(割引率)」を認識し、商品を購入しようとする場合、「商品を購入する」1011を押下して、商品購入画面(非図示)へ進み、商品購入の手続きを行い、商品を購入できる。
また、商品を購入したいものの、より安い価格で購入しようとするユーザ(プレミアム会員)は、商品の割引条件が適用されて、商品の価格が最安価格よりも、さらに値下がりする迄、暫く待機することができる。
但し、商品の価格は最安価格よりも安価であると共に、「残り個数」1005に示されるように、商品の「残数量」は残り少なくなってくるので、待機しすぎると、他ユーザに先を越され、購入機会を逃しかねない。ユーザ側では「今買わなければ買えないかもしれない。」というユーザ心理が働くため、ユーザ購入促進(商品販売促進)を誘引することができる。
図14は、本発明の一実施形態にかかる価格と会員ステータスとの関係を説明する図である。
商品販売サイトにおいて、商品販売開始時点t0、商品の価格は、開始価格P0(=現在価格)からスタートする。商品の現在価格は、割引条件が満たされる毎に、値下がりしていく。なお、上述しているように、割引条件は、「閲覧数」、「割引時間」、又は「販売数」などがある。商品の現在価格は、「閲覧数」又は「販売数」の割引条件が満たされた場合にも、値下がりするので、必ずしも一定時間間隔とは限られない。むしろ、現在価格が低くなるにつれ、「閲覧数」及び「販売数」は、加速的に増加するので、値下がりの時間間隔は短くなっていく可能性が高い。
商品の現在価格が値下がりしてゆき、商品の現在価格が最安価格P1に到達した時点t1以降は、上述したように、商品販売サイトを閲覧し商品を購入できるのは、プレミアム会員のみに限定される。
また、時点t1以降も、同様に商品の割引条件が適用されて、商品の現在価格が最安価格P1よりも、さらに値下がりしうる。しかしながら、現在価格は最安価格P0よりも安価にある場合、「残り個数」1005に示されるように、商品の「残数量」も残り少なくなってくることもあって、待機しすぎると、他ユーザに先を越され、購入機会を逃しかねない。ユーザ側では「今買わなければ買えないかもしれない。」というユーザ心理が働くためである。
よって、現実的には、商品の現在価格は最安価格P1よりも大きく乖離した価格まで到達する可能性は低く、商品の現在価格が最安価格P1に等しいか、おおよそ最安価格P1よりも1段階又は2段階程度値下りした価格で、商品は完売する可能性は高い。このため、運営者は、市場最安価格以下で商品が販売された場合であっても、最安価格との差額分(赤字額)の補填を出きる限り小さく抑制できる。
<動作>
次に、本実施形態にかかる商品販売サーバ1の処理動作について説明する。
図15は、本実施形態にかかる商品販売サーバ1のページ生成処理例を示すシーケンス図である。以下、図面を参照しながら、詳しく説明する。なお、ページ生成の前提として、上述したように、ユーザ管理DB101a、商品管理DB101b、ページ管理DB101c、販売管理DB101dの各DB101は、逐一最新の情報状態に更新されているものとする。
S1:ページ生成部103は、ユーザ端末3から商品購入サイトの商品ページの生成要求を受信すると、まず、ユーザ管理DB101aを参照し、ユーザの「ログイン状態」を取得し、「ログイン状態」は、ONか否かを判定する。なお、商品ページの生成要求は、例えば、クッキー情報等の「会員ID」や、URLを含む。
ONの場合、S2へ進む。一方、ONでない場合、S6へ進む。また、商品ページの生成要求元のユーザ(「会員ID」)を確認できない場合も、ONでないとして、S6へ進む。
S2:次に、ページ生成部103は、URLからページIDを特定の上、ページ管理DB101cを参照し、「現在価格」を取得する。また、ページ管理DB101cの「商品ID」をキーとして、商品管理DB101bの「最安価格」を取得する。そして、ページ生成部103は、「現在価格」が「最安価格」以下であるか否かを判定する。
「現在価格」が「最安価格」以下の場合、S3へ進む。一方、「現在価格」が「最安価格」以下でない場合、S4へ進む。
S3:次に、ページ生成部103は、ユーザ管理DB101aを参照し、S1でログイン・ユーザと判定されたユーザの「会員ステータス」を取得し、「会員ステータス」は、プレミアム会員か否かを判定する。
「会員ステータス」がプレミアム会員の場合、S4へ進む。一方、「会員ステータス」がプレミアム会員でない場合、S5へ進む。
S4:ページ生成部103は、ページ管理DB101cを参照し、「現在の価格(割引率)」1006を表示する商品ページを生成する。例えば、「現在価格」が「最安価格」よりも高く、ユーザが一般会員又はプレミアム会員の場合、図11の商品ページが表示される。また、例えば、「現在価格」が「最安価格」以下で、ユーザがプレミアム会員の場合、図13の商品ページが表示される。
S5:ページ生成部103は、ページ管理DB101cを参照し、「現在の価格(割引率)」1006を非表示し、プレミアム会員登録・ボタン(「プレミアム会員に登録」1012)を含む商品ページを生成する。例えば、「現在価格」が「最安価格」以下で、ユーザが一般会員の場合、図12の商品ページが表示される。
ここで、「現在の価格(割引率)」1006を非表示にしているが、「現在価格」が「最安価格」以下の場合に一般会員への販売を制限する構成であれば、必ずしも非表示にしなくでもよく、現在の価格を表示してもよい。相場の最安価格以下であることを一般会員へ提示することで新規プレミアム会員の入会をさらに促進することができる。
S6:ページ生成部103は、ページ管理DB101cを参照し、「現在の価格(割引率)」1006を非表示し、ログイン・ボタン(「ログイン」1007)を含む商品ページを生成する。例えば、「現在価格」が「最安価格」よりも高く、ユーザが非ログイン状態の場合、図10の商品ページが表示される。
(補足)
本実施形態では、割引条件として、「閲覧数」、「割引時間」、又は「販売数」を用いて説明した。この他の割引条件として、「閲覧数」又は「販売数」の加速度(単位時間当りの増分数)を用いてもよい。急激に「閲覧数」又は「販売数」の加速度が伸びている場合、現在価格が「最安価格」に近いと想定されうる。このため、「閲覧数」又は「販売数」の加速度が例えば「加速度設定」を満たす場合、「現在価格」が「最安価格」以下と見なす(図16のS3)。この場合、以降は、プレミア会員のみ、商品販売サイトを利用することが可能となるので、新規のプレミアム会員の獲得の増加を図ることができる。
<総括>
以上、本実施形態にかかる商品販売サーバ1によれば、消費者、販売者、運営者にとって、よりメリットのある販売システムを実現することが可能である。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
例えば、本実施形態では、非会員(非ログイン)、一般会員及びプレミアム会員の「会員ステータス」を用いて説明した。しかし、「会員ステータス」は、例えば、非会員及び会員の2種類とし、非会員を一般会員相当と、会員をプレミアム会員相当と見立ててもよい。
1 商品販売サーバ
2 販売者端末
3 ユーザ端末
4 ネットワーク
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 入力装置
15 出力装置
16 通信装置
17 HDD
101 記憶部
101a ユーザ管理DB
101b 商品管理DB
101c ページ管理DB
101d 販売管理DB
102 ユーザ管理部
103 ページ生成部
104 販売管理部

Claims (7)

  1. 販売する商品の第一価格と、前記第一価格よりも低い第二価格と、商品数量とを含む商品情報を記憶した記憶手段と、
    割引が適用される割引適用条件が満たされる段階毎に、前記第一価格を割引して、現在価格を算出する価格算出手段と、
    ユーザから商品の購入申込みを受け付けて、商品の販売処理を行う販売管理手段と、
    前記商品数量と前記販売処理とに基づいて、商品の残数量を算出する数量算出手段と、
    前記商品情報に基づいて、商品を紹介するための商品ページを生成し、前記現在価格が前記第二価格になるまでは、該生成した商品ページに含まれる前記現在価格及び前記残数量を逐一更新しながら、商品の購入申込みの受付けが可能な該商品ページを前記ユーザに提供するページ生成手段とを有し、
    前記ページ生成手段は、前記現在価格が前記第二価格以下になって以降、
    前記ユーザのうち特定ユーザに対しては、前記商品ページの更新に際して、商品の購入申込みの受付けが可能な商品ページを生成して提供し、
    前記ユーザのうち前記特定ユーザ以外の非特定ユーザに対しては、前記商品ページの更新に際して、少なくとも前記現在価格を非表示とし、かつ商品の購入申込みの受付けが制限された商品ページを生成して提供すること、
    を特徴とする商品販売装置。
  2. 前記ページ生成手段は、前記現在価格が前記第二価格以下になって以降、
    前記特定ユーザに対しては、さらに、前記商品ページの更新に際して、前記現在価格と、次回の割引適用条件とを含む商品ページを生成して提供し、
    前記特定ユーザ以外の非特定ユーザに対しては、さらに、前記商品ページの更新に際して、次回の割引適用条件を含む商品ページを生成して提供すること、
    を特徴とする請求項1記載の商品販売装置。
  3. 前記割引適用条件は、
    少なくとも、商品ページの閲覧数が所定数を越える毎、閲覧数が所定増加率を越える度、所定時間を経過する毎、商品販売数量が所定数を越える毎、又は商品販売数量が所定増加率を超える毎の、何れかであること、
    を特徴とする請求項1又は2記載の商品販売装置。
  4. 前記非特定ユーザが、前記特定ユーザとしての登録を行う登録手段を有し、
    前記ページ生成手段は、前記現在価格が前記第二価格以下になって以降、
    前記非特定ユーザに対しては、さらに、前記商品ページの更新に際して、前記特定ユーザへの登録申込みを受付可能な商品ページを生成して提供すること、
    を特徴とする請求項1ないし3何れか一項記載の商品販売装置。
  5. 前記数量算出手段は、前記非特定ユーザから特定ユーザへの登録申込みを受け付けた場合、登録事項入力前に対象商品の残数量を1つ減算すること、
    を特徴とする請求項4記載の商品販売装置。
  6. 前記販売管理手段は、前記現在価格が前記第二価格以下になって以降、商品が販売される毎、前記現在価格と前記第二価格との差額を算出し、差額を記録すること、
    を特徴とする請求項1ないし5何れか一項記載の商品販売装置。
  7. 商品販売装置が、
    販売する商品の第一価格と、前記第一価格よりも低い第二価格と、商品数量とを含む商品情報を記憶する手順と、
    割引が適用される割引適用条件が満たされる段階毎に、前記第一価格を割引して、現在価格を算出する手順と、
    ユーザから商品の購入申込みを受け付けて、商品の販売処理を行う手順と、
    前記商品数量と前記販売処理とに基づいて、商品の残数量を算出する手順と、
    前記商品情報に基づいて、商品を紹介するための商品ページを生成し、前記現在価格が前記第二価格になるまでは、該生成した商品ページに含まれる前記現在価格及び前記残数量を逐一更新しながら、商品の購入申込みの受付けが可能な該商品ページを前記ユーザに提供する手順とを実行し、
    前記ユーザに提供する手順は、前記現在価格が前記第二価格以下になって以降、
    前記ユーザのうち特定ユーザに対しては、前記商品ページの更新に際して、商品の購入申込みの受付けが可能な商品ページを生成して提供し、
    前記ユーザのうち前記特定ユーザ以外の非特定ユーザに対しては、前記商品ページの更新に際して、少なくとも前記現在価格を非表示とし、かつ商品の購入申込みの受付けが制限された商品ページを生成して提供すること、
    を特徴とする商品販売方法。
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