JP7218046B2 - 特典提示装置、特典提示プログラム、及び特典提示方法 - Google Patents

特典提示装置、特典提示プログラム、及び特典提示方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7218046B2
JP7218046B2 JP2018018035A JP2018018035A JP7218046B2 JP 7218046 B2 JP7218046 B2 JP 7218046B2 JP 2018018035 A JP2018018035 A JP 2018018035A JP 2018018035 A JP2018018035 A JP 2018018035A JP 7218046 B2 JP7218046 B2 JP 7218046B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paying
presentation
privilege
information
processing unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018018035A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019135582A (ja
Inventor
久雄 滝
篤史 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gourmet Navigator Inc
Original Assignee
Gourmet Navigator Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gourmet Navigator Inc filed Critical Gourmet Navigator Inc
Priority to JP2018018035A priority Critical patent/JP7218046B2/ja
Publication of JP2019135582A publication Critical patent/JP2019135582A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7218046B2 publication Critical patent/JP7218046B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、特典提示装置、特典提示プログラム、及び特典提示方法に関する。
ユーザの会員種別が有料会員であるか無料会員であるかに応じて、前記ユーザに対して異なるサービス、機能、又は情報が提供されることがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2017-078812号公報
ところで、有料会員への登録を促すために、有料会員に初めて登録してから最初の1年間をお試し期間とし、お試し期間の終了後に、当該お試し期間中の会費(例えば、月会費が300円である場合は3,600円)をキャッシュバックするキャッシュバックキャンペーンを行うことが考えられる。
前記キャッシュバックキャンペーンでは、お試し期間の終了後に当該お試し期間中の会費がキャッシュバックされる。よって、仮にお試し期間中に有料会員用のサービスを全く利用しなかったとしても、お試し期間が終了するまでは月会費を支払い続ける必要があり、その点がユーザにとって懸念事項となる。そのため、前記キャッシュバックキャンペーンを行うだけでは、有料会員への登録を促す効果は不十分である。
本発明の目的は、有料会員への登録を効果的に促すことが可能な特典提示装置、特典提示プログラム、及び特典提示方法を提供することにある。
本発明に係る特典提示装置は、取得処理部と、選出処理部と、提示処理部とを備える。前記取得処理部は、有料会員に関する費用を示す会費情報を取得する。前記選出処理部は、有料会員に提供される複数の有料会員用特典の中から、前記会費情報に応じて一又は複数の提示用特典を選出する。前記提示処理部は、前記提示用特典に関する情報を有料会員以外のユーザに提示する。
本発明に係る特典提示プログラムは、一又は複数のプロセッサに、有料会員に関する費用を示す会費情報を取得することと、有料会員に提供される複数の有料会員用特典の中から、前記会費情報に応じて一又は複数の提示用特典を選出することと、前記提示用特典に関する情報を有料会員以外のユーザに提示することとを実行させる特典提示プログラムである。
本発明に係る特典提示方法は、有料会員に関する費用を示す会費情報を取得することと、有料会員に提供される複数の有料会員用特典の中から、前記会費情報に応じて一又は複数の提示用特典を選出することと、前記提示用特典に関する情報を有料会員以外のユーザに提示することとを含む。
本発明によれば、有料会員への登録を効果的に促すことが可能な特典提示装置、特典提示プログラム、及び特典提示方法が提供される。
図1は、本発明の実施の形態に係る特典提示システムの構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る特典提示システムで使用されるユーザ情報の一例を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る特典提示システムで使用される店舗情報の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る特典提示システムで使用されるクーポン情報の一例を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る特典提示システムで使用される会費情報の一例を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る特典提示装置で実行される特典提示処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図7は、本発明の実施の形態に係る特典提示システムにおいてユーザ端末に表示される登録受付ページの一例を示す図である。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[特典提示システム1]
図1に示すように、本発明の実施形態に係る特典提示システム1は、特典提示装置2と一又は複数のユーザ端末3とを含む。特典提示装置2及びユーザ端末3は、インターネット、LAN、WAN、又は公衆電話回線などの通信網N1を介して通信可能である。
特典提示装置2は、例えば、飲食店に関する情報を提供する飲食店情報提供業者によって管理されるサーバであって、ユーザ端末3を操作するユーザに対して、予め登録されている飲食店に関する情報を提供する機能を備える。前記飲食店は、本発明における「店舗」の一例である。
特典提示装置2は、前記飲食店で利用可能なクーポンの情報を提示する機能も備える。前記クーポンの情報は、本発明における「特典情報」の一例である。前記クーポンは、有料会員又は無料会員として登録されたユーザに対して、前記飲食店情報提供業者から提供される。前記クーポンには、有料会員にのみ提供される有料会員用クーポンと、全ての会員(すなわち、有料会員及び無料会員)に提供されるクーポンとが含まれる。有料会員用クーポンは、他のクーポンよりも得なクーポン(例えば、他のクーポンよりも割引率が高いクーポンなど)である。ユーザは、前記飲食店情報提供業者に対して所定の会費(例えば、300円の月会費)を支払うことによって有料会員になることができる。有料会員用クーポンは、本発明における「有料会員用特典」の一例である。
ところで、有料会員への登録を促すために、有料会員に初めて登録してから最初の1年間をお試し期間とし、お試し期間の終了後に、当該お試し期間中の会費(例えば、月会費が300円である場合は3,600円)をキャッシュバックするキャッシュバックキャンペーンを行うことが考えられる。前記キャッシュバックキャンペーンでは、お試し期間の終了後に当該お試し期間中の会費がキャッシュバックされる。よって、仮にお試し期間中に有料会員用のサービスを全く利用しなかったとしても、お試し期間が終了するまでは月会費を支払い続ける必要があり、その点がユーザにとって懸念事項となる。そのため、前記キャッシュバックキャンペーンを行うだけでは、有料会員への登録を促す効果は不十分である。これに対して、本実施形態に係る特典提示システム1によれば、有料会員への登録を効果的に促すことが可能である。
[特典提示装置2]
図1に示されるように、特典提示装置2は、制御部21、記憶部22、操作表示部23、及び通信I/F24を備える。なお、特典提示装置2は、1台のコンピュータに限らず、複数台のコンピュータが協働して動作するコンピュータシステムであってもよい。また、特典提示装置2で実行される各種の処理は、一又は複数のプロセッサによって分散して実行されてもよい。
通信I/F24は、特典提示装置2を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介してユーザ端末3などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インタフェースである。
操作表示部23は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザインタフェースである。
記憶部22は、各種の情報を記憶するHDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)などの不揮発性の記憶部である。具体的に、記憶部22には、ユーザ情報D1、店舗情報D2、クーポン情報D3、会費情報D4などのデータが記憶される。ここに、図2はユーザ情報D1の一例を示す図、図3は店舗情報D2の一例を示す図である。また、図4はクーポン情報D3の一例を示す図、図5は会費情報D4の一例を示す図である。
図2に示されるように、ユーザ情報D1には、ユーザ端末3のユーザごとに、対応する「ユーザID」、「パスワード」、及び「会員種別」の情報が含まれる。「ユーザID」は、前記ユーザを識別するための識別情報である。「ユーザID」及び「パスワード」は、前記ユーザのログイン処理で使用される。「会員種別」は、前記ユーザが有料会員及び無料会員のいずれの会員であるかを示す。
図3に示されるように、店舗情報D2には、飲食店ごとに、対応する「店舗ID」、「エリア」、「業態」、及び「平均予算」の情報が含まれる。「店舗ID」は、前記飲食店を識別するための識別情報である。「エリア」は、前記飲食店の所在地を示し、「業態」は、前記飲食店で提供される料理ジャンルなどに基づく前記飲食店の分類である。「平均予算」は、前記飲食店を利用するときに必要となる平均的な飲食代である。
図4に示されるように、クーポン情報D3には、前記飲食店情報提供業者が提供可能なクーポンごとに、対応する「クーポンID」、「対象店舗」、「割引率」、及び「対象ユーザ」の情報が含まれる。「クーポンID」は、前記クーポンを識別するための識別情報である。「対象店舗」は、前記クーポンを利用可能な飲食店を示す。「割引率」は、前記クーポンを利用した場合に飲食代から割り引かれる金額の比率である。「対象ユーザ」は、前記クーポンの提供対象となるユーザの会員種別を示す。例えば、クーポンIDが「0002」であるクーポンは、有料会員のみに提供される有料会員用クーポンである。一方、クーポンIDが「0001」であるクーポンは、全ての会員に提供される、すなわち有料会員だけでなく無料会員にも提供されるクーポンである。
図5に示されるように、会費情報D4には、「入会費」、「月会費」、及び「年会費」の情報が含まれる。「入会費」は、有料会員になるために最初に必要となる会費である。「月会費」は、有料会員を続けるために必要な1ヶ月当たりの会費である。「年会費」は、有料会員を続けるために必要な1年当たりの会費である。なお、他の実施形態では、会費情報D4に「入会費」、「月会費」、及び「年会費」のいずれか1つ又はいずれか2つの情報のみが含まれてもよい。
なお、他の実施形態として、ユーザ情報D1、店舗情報D2、クーポン情報D3、会費情報D4などの情報の一部又は全部が、特典提示装置2から通信網N1を介してアクセス可能な他のサーバに記憶されていることも考えられる。そして、特典提示装置2の制御部21は、前記サーバから各種の情報を取得して、後述の特典提示処理(図6参照)などの各処理を実行してもよい。
なお、記憶部22には、後述の登録受付ページP1(図7参照)のデータも記憶される。また、記憶部22には、前記飲食店の情報を提供するための飲食店情報ページ(不図示)のデータ、前記飲食店で提供される料理のメニューを検索するための検索ページ(不図示)のデータなども記憶される。
さらに、記憶部22には、制御部21に後述の特典提示処理(図6参照)を実行させるための特典提示プログラムなどの制御プログラムが記憶されている。例えば、前記特典提示プログラムは、CD又はDVDなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に非一時的に記録されており、特典提示装置2が備えるCDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて記憶部22に記憶される。
制御部21は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサである。前記ROMは、前記CPUに各種の演算処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部21は、前記ROM又は記憶部22に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより特典提示装置2を制御する。
具体的に、制御部21は、図1に示されるように、取得処理部211、選出処理部212、提示処理部213、算出処理部214、課金処理部215、受付処理部216などの各種の処理部を含む。なお、制御部21は、前記CPUで前記特典提示プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。また、制御部21に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。なお、前記特典提示プログラムは、複数のプロセッサを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
取得処理部211は、有料会員に関する費用(以下、会費と称する)を示す会費情報D4を取得する。具体的に、取得処理部211は、記憶部22から会費情報D4を取得する。
選出処理部212は、有料会員に提供される複数の有料会員用クーポンの中から、会費情報D4に応じて一又は複数の提示用クーポンを選出する。提示用クーポンは、本発明における「提示用特典」の一例である。
例えば、選出処理部212は、有料会員用クーポンを利用した場合に得られる利益が特定期間に対応する前記費用以上である有料会員用クーポンを、提示用クーポンとして選出する。例えば、前記特定期間が1年間であり、入会費が0円であり、年会費が3,600円である場合、選出処理部212は、クーポンを利用した場合に得られる利益が3,600円以上となるような有料会員用クーポンを、提示用クーポンとして選出する。また、例えば、前記特定期間が6ヶ月間であり、入会費が500円、月会費が300円である場合、選出処理部212は、クーポンを利用した場合に得られる利益が2,300円以上となるような有料会員用クーポンを、提示用クーポンとして選出する。なお、前記特定期間(例えば、1年間、6ヶ月間など)の長さは、例えば操作表示部23を通じて、任意の長さに設定又は変更されてもよい。
なお、前記特定期間は、例えば、前記特定期間に対応する前記費用が前記特定期間の終了後にキャッシュバックされるお試し期間であってもよい。このようなお試し期間を設けることによって、ユーザーは前記お試し期間において実質的に無料で有料会員用クーポンの提供を受けられるので、有料会員への登録を促すことができる。また、前記特定期間は、有料会員の会費が本来の会費よりも少なくなる(例えば、半額又は無料になる)お試し期間であってもよい。このようなお試し期間を設けることによって、ユーザーの費用負担が減るため、有料会員への登録を促すことができる。
提示処理部213は、選出処理部212により選出された提示用クーポンの情報を、有料会員以外のユーザ(例えば、無料会員、非会員など)に提示する。例えば、提示処理部213は、前記提示用クーポンの情報を含む登録受付ページP1(図7参照)を、有料会員以外のユーザに提示してもよい。前述したように、前記提示用クーポンは、当該クーポンを利用した場合に得られる利益が前記特定期間に対応する有料会員に関する費用以上であるようなクーポンである。すなわち、前記提示用クーポンを最初に利用するだけで、ユーザは、前記特定期間(例えば、1年間のお試し期間)中の会費以上の利益を享受することができる。よって、有料会員に登録した場合に会費以上の利益を享受できるだろうかと不安に感じているユーザに対して有料会員への登録を効果的に促すことができる。
算出処理部214は、有料会員用クーポン各々について、当該有料会員用クーポンを利用した場合に得られる利益を算出する。例えば、算出処理部214は、有料会員用クーポンに対応する割引率と、前記有料会員用クーポンに対応する店舗の平均予算とを乗算することにより、前記有料会員用クーポンについての前記利益を算出する。例えば、前記有料会員用クーポンに対応する割引率が50%であり、前記有料会員用クーポンに対応する店舗の平均予算が8,000円である場合、算出処理部214により算出される前記利益は4,000円となる。
課金処理部215は、有料会員として登録されているユーザから有料会員に関する費用を徴収する。例えば、課金処理部215は、有料会員ごとに予め登録された課金方法(例えば、銀行口座からの自動引き落とし、クレジットカード決済、電子マネー決済など)で、予め定められたタイミングで、有料会員として登録されているユーザから有料会員に関する費用を徴収する。なお、課金処理部215は、前記お試し期間中についての前記費用を徴収すると共に、前記お試し期間の終了後に当該徴収した費用分をキャッシュバックしてもよい。例えば、課金処理部215は、1年間のお試し期間中には有料会員から月会費を毎月徴収し、前記お試し期間の終了後に12ヶ月分の月会費を前記有料会員にキャッシュバックしてもよい。
受付処理部216は、提示処理部213による前記提示用クーポンに関する情報の提示を受けたユーザによる有料会員への登録操作を受け付ける。例えば、受付処理部216は、登録受付ページP1(図7参照)に対する特定操作(例えば、操作キーK1の操作)を前記登録操作として受け付ける。
[ユーザ端末3]
図1に示されるように、ユーザ端末3は、制御部31、記憶部32、操作表示部33、及び通信I/F34などを備える。ユーザ端末3は、例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、又はパーソナルコンピュータのような情報処理装置である。
ユーザ端末3のユーザは、ユーザ端末3に表示された所定のログインページにおいてユーザID及びパスワードを入力することにより特典提示装置2にログインする。これにより、特典提示装置2の制御部21は、ログイン中のユーザを識別することが可能である。
通信I/F34は、ユーザ端末3を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して特典提示装置2などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インタフェースである。
操作表示部33は、各種のウェブページなどの情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザインタフェースである。
記憶部32は、各種の情報を記憶するHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)又はフラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶部である。例えば、記憶部32には、ブラウザプログラム等の制御プログラムが記憶される。具体的に、前記ブラウザプログラムは、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)等の通信プロトコルに従って特典提示装置2等の外部装置との間で通信処理を制御部31に実行させるための制御プログラムである。
制御部31は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部31は、前記ROM又は記憶部32に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することによりユーザ端末3を制御する。
具体的に、制御部31は、記憶部32に記憶されている前記ブラウザプログラムに従って各種の処理を実行することによりブラウザ処理部311として機能する。ブラウザ処理部311は、特典提示装置2から通信網N1を介して提供されるウェブページを操作表示部33に表示させ、操作表示部33に対する操作を特典提示装置2に入力するブラウザ処理を実行することが可能である。なお、制御部31に含まれる一部又は全部の処理部は電子回路で構成されていてもよい。
[特典提示処理]
以下、図6を参照しつつ、特典提示装置2の制御部21によって実行される特典提示処理について説明する。なお、制御部21は、有料会員以外のユーザにより操作されるユーザ端末3から登録受付ページP1へのアクセス要求を受信した場合に、ユーザ端末3ごとに対応する当該特典提示処理を個別に実行する。即ち、制御部21は、複数のユーザ端末3に対応する前記特典提示処理を時分割によって略並行して実行することがある。また、当該特典提示処理は、ユーザ端末3の所定の操作によって途中で終了されることがある。
また、本発明は、当該特典提示処理に含まれる一又は複数のステップを実行する特典提示方法の発明として捉えることができ、ここで説明する当該特典提示処理に含まれる一又は複数のステップが適宜省略されてもよい。なお、前記特典提示処理における各ステップは同様の作用効果を生じる範囲で実行順序が異なってもよい。さらに、ここでは制御部21によって当該特典提示処理における各ステップが実行される場合を例に挙げて説明するが、複数のプロセッサによって当該特典提示処理における各ステップが分散して実行される特典提示方法も他の実施形態として考えられる。
<ステップS1>
ステップS1において、制御部21は、記憶部22から会費情報D4を取得する。当該ステップS1の処理は、制御部21の取得処理部211により実行される。
<ステップS2>
ステップS2において、制御部21は、有料会員に対して提供可能な有料会員用クーポン(すなわち、クーポン情報D3において「対象ユーザ」が有料会員となっているクーポン)の中から判定対象クーポンとして1つのクーポンを選択する。
<ステップS3>
ステップS3において、制御部21は、前記判定対象クーポンを利用した場合に得られる利益を算出する。例えば、前記判定対象クーポンが「50%割引クーポン」である場合、制御部21は、前記判定対象クーポンの割引率(ここでは、50%)と、前記判定対象クーポンに対応する店舗の平均予算(例えば、8,000円)とを乗算することにより、前記判定対象クーポンについての前記利益を算出する。なお、前記判定対象クーポンの割引率の情報は、クーポン情報D3から取得される。また、前記判定対象クーポンに対応する店舗の平均予算の情報は、店舗情報D2から取得される。当該ステップS3の処理は、制御部21の算出処理部214により実行される。
なお、前記判定対象クーポンが「1,000円引きクーポン」である場合は、当該ステップS3で算出される利益は1,000円となる。また、前記判定対象クーポンが、特定商品を無料でもらえる「無料クーポン」である場合は、当該ステップS3で算出される利益は、前記特定商品の価格と同額となる。
<ステップS4>
ステップS4において、制御部21は、前記ステップS3で算出された利益が、特定期間(例えば、1年間のお試し期間)中の会費以上であるか否かを判断する。そして、前記利益が前記会費以上であると判断されると(S4:Yes)、処理がステップS5に移行する。一方、前記利益が前記会費未満であると判断されると(S4:No)、処理が前記ステップS2に戻る。そして、前記ステップS2において別の有料会員用クーポンが新たな判定対象クーポンとして選択される。当該ステップS4の処理は、制御部21の選出処理部212により実行される。
<ステップS5>
ステップS5において、制御部21は、前記判定対象クーポンを提示用クーポンとして設定する。当該ステップS5の処理は、制御部21の選出処理部212により実行される。
なお、他の実施形態では、ユーザの属性情報(例えば、住所、嗜好など)に応じて提示用クーポンを絞り込んでもよい。例えば、前記提示用クーポンを、ユーザの住所から一定範囲内の店舗で利用可能なクーポンに限定してもよい。もしくは、前記提示用クーポンを、ユーザの好みの料理ジャンルの店舗で利用可能なクーポンに限定してもよい。
<ステップS6>
ステップS6において、制御部21は、クーポン情報D3に登録されている全ての有料会員用クーポンが前記ステップS2において前記判定対象クーポンとして選択済みであるか否かを判断する。そして、全ての有料会員用クーポンが前記判定対象クーポンとして選択済みであると判断されると(S6:Yes)、処理がステップS7に移行する。一方、まだ前記判定対象クーポンとして選択されていない有料会員用クーポンが残っていると判断されると(S6:No)、処理が前記ステップS2に戻る。そして、前記ステップS2において別の有料会員用クーポンが新たな判定対象クーポンとして選択される。
<ステップS7>
ステップS7において、制御部21は、登録受付ページP1を表示する。登録受付ページP1には、前記ステップS5において前記提示用クーポンとして設定された一又は複数の有料会員用クーポンの情報が含まれる。例えば、図7に示される登録受付ページP1には、店舗Dで利用可能な「50%割引クーポン」の情報と、当該クーポンを利用するだけでお試し期間中の会費以上の利益が得られることを示すメッセージが含まれる。これにより、有料会員に登録した場合に会費以上の利益を享受できるだろうかと不安に感じているユーザに対して有料会員への登録を効果的に促すことができる。また、登録受付ページP1には、有料会員に登録するための操作キーK1が含まれている。当該操作キーK1が操作されると、有料会員への登録手続きが開始される。当該ステップS7の処理は、制御部21の提示処理部213により実行される。
以上説明したように、本実施形態に係る特典提示システム1では、クーポン情報D3に登録されている全ての有料会員用クーポンの中から、クーポンを利用した場合に得られる利益が特定期間中の会費以上であるような有料会員用クーポンが提示用クーポンとして選出される。そして、登録受付ページP1において、前記提示用クーポンの情報がユーザに提示される。よって、本実施形態に係る特典提示システム1によれば、有料会員への登録を効果的に促すことが可能である。
[変形例]
なお、図7に示される登録受付ページP1では1つの有料会員用クーポンの情報が表示されているが、クーポンを利用した場合に得られる利益が特定期間中の会費以上であるような有料会員用クーポンが複数存在する場合には、これらの複数の有料会員用クーポンの情報が登録受付ページP1に表示されてもよい。
また、本実施形態では、登録受付ページP1を通じて前記提示用クーポンの情報がユーザに提示されるが、本発明はこれに限定されない。他の実施形態では、例えば、特典提示装置2からユーザ端末3宛てに送信される電子メールを通じて、前記提示用クーポンの情報がユーザに提示されてもよい。
また、本実施形態では、ユーザ端末3から登録受付ページP1へのアクセス要求を受信した場合に、前記ステップS1~S5の処理が実行されて、前記提示用クーポンが選出されるが、本発明はこれに限定されない。他の実施形態では、予め定められた選出タイミング(例えば、操作表示部23に対する特定操作が行われた時点、クーポン情報D3が更新された時点など)で前記提示用クーポンが選出されてもよい。そして、ユーザ端末3から登録受付ページP1へのアクセス要求を受信した場合に、直前の前記選出タイミングで選出された前記提示用クーポンがユーザに提示されてもよい。
また、本実施形態では、有料会員用クーポンの情報がユーザに提示されるが、他の実施形態では、有料会員に対して提供される任意の特典(例えば、物品、ポイント、サービスなど)の情報がユーザに提示されてもよい。
また、本実施形態では、特典提示装置2が、飲食店に関する情報を提供する機能を備えているが、本発明はこれに限定されない。他の実施形態では、飲食店に関する情報を提供する機能を備えるサーバが、特典提示装置2とは独立して設けられてもよい。この場合、例えば、ユーザ情報D1及び店舗情報D2が、前記サーバに記憶されてもよい。そして、特典提示装置2が、必要に応じて前記サーバにアクセスして、ユーザ情報D1及び店舗情報D2を参照してもよい。
1 特典提示システム
2 特典提示装置
21 制御部
211 取得処理部
212 選出処理部
213 提示処理部
214 算出処理部
215 課金処理部
216 受付処理部
3 ユーザ端末

Claims (7)

  1. 有料会員に関する費用を示す会費情報を取得する取得処理部と、
    有料会員に提供される複数の有料会員用特典の中から、前記有料会員用特典を利用した場合に得られる利益としての金額と前記費用との関係に応じて一又は複数の提示用特典を選出する選出処理部と、
    前記提示用特典に関する情報を有料会員以外のユーザに提示する提示処理部と、
    を備える特典提示装置。
  2. 前記選出処理部は、前記有料会員用特典を利用した場合に得られる利益としての金額が特定期間に対応する前記費用以上である前記有料会員用特典を、前記提示用特典として選出する、
    請求項1に記載の特典提示装置。
  3. 前記有料会員用特典各々について、当該有料会員用特典を利用した場合に得られる利益を算出する算出処理部を更に備える、
    請求項2に記載の特典提示装置。
  4. 前記算出処理部は、前記有料会員用特典に対応する割引率と、前記有料会員用特典に対応する店舗の平均予算とを乗算することにより、前記有料会員用特典についての前記利益を算出する、
    請求項3に記載の特典提示装置。
  5. 前記特定期間中についての前記費用を徴収すると共に、前記特定期間の終了後に当該徴収した費用分をキャッシュバックする課金処理部を更に備える、
    請求項2~4のいずれかに記載の特典提示装置。
  6. 一又は複数のプロセッサに、
    有料会員に関する費用を示す会費情報を取得することと、
    有料会員に提供される複数の有料会員用特典の中から、前記有料会員用特典を利用した場合に得られる利益としての金額と前記費用との関係に応じて一又は複数の提示用特典を選出することと、
    前記提示用特典に関する情報を有料会員以外のユーザに提示することと、
    を実行させる特典提示プログラム。
  7. 一又は複数のプロセッサが、
    有料会員に関する費用を示す会費情報のデータを取得することと、
    有料会員に提供される複数の有料会員用特典のデータの中から、前記有料会員用特典を利用した場合に得られる利益としての金額と前記費用との関係に応じて一又は複数の提示用特典のデータを選出することと、
    前記提示用特典に関する情報を有料会員以外のユーザに提示することと、
    実行する特典提示方法。
JP2018018035A 2018-02-05 2018-02-05 特典提示装置、特典提示プログラム、及び特典提示方法 Active JP7218046B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018018035A JP7218046B2 (ja) 2018-02-05 2018-02-05 特典提示装置、特典提示プログラム、及び特典提示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018018035A JP7218046B2 (ja) 2018-02-05 2018-02-05 特典提示装置、特典提示プログラム、及び特典提示方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019135582A JP2019135582A (ja) 2019-08-15
JP7218046B2 true JP7218046B2 (ja) 2023-02-06

Family

ID=67624164

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018018035A Active JP7218046B2 (ja) 2018-02-05 2018-02-05 特典提示装置、特典提示プログラム、及び特典提示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7218046B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023234452A1 (ko) * 2022-06-02 2023-12-07 쿠팡 주식회사 할인 정보를 제공하는 방법 및 장치
KR20240005347A (ko) * 2022-07-05 2024-01-12 쿠팡 주식회사 정보를 제공하는 전자 장치의 동작 방법 및 이를 지원하는 전자 장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014178729A (ja) 2013-03-13 2014-09-25 Yahoo Japan Corp 商品販売装置及び商品販売方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014178729A (ja) 2013-03-13 2014-09-25 Yahoo Japan Corp 商品販売装置及び商品販売方法

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
YAHOO!完全攻略ガイド,ラジオライフ,日本,KK三才ブックス,2015年04月25日,第36巻 第5号,p.84~87
名須川 優,Flightradar24とUSBチューナーで航空機を捕捉する! PCエアーバンド受信ガイド,ラジオライフ,日本,KK三才ブックス,2017年11月25日,第38巻 第13号,p.140~147

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019135582A (ja) 2019-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6872761B2 (ja) 時間を単位とする販促ポイントの流通方法
JP5424673B2 (ja) マーケティング支援システム
JP6562895B2 (ja) 口座管理システム、口座管理方法および口座管理プログラム
WO2013006186A1 (en) Dynamic pricing of online content
US20170148002A1 (en) Kiosk-based systems and methods for selling consumer products and/or services
US20150294339A1 (en) System for Secure Transactions
JP6429979B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP7466724B2 (ja) 提供装置、提供方法及び提供プログラム
JP2021089584A (ja) 提案装置、提案方法及び提案プログラム
JP5038514B1 (ja) 価格決定システム、価格決定システムの制御方法、及びプログラム
US20130246151A1 (en) Method And System To Enable Brands To Build Affinity Based Loyalty Networks
JP6567006B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP7218046B2 (ja) 特典提示装置、特典提示プログラム、及び特典提示方法
US10607169B1 (en) Method, apparatus, and computer program product for programmatically updating data for communication to a social network system
JP7524402B2 (ja) サービス提供装置、サービス提供方法、およびプログラム
US20150051964A1 (en) Providing offers for local discounted goods and services
WO2020121521A1 (ja) 決済管理システムおよび決済管理方法
JP6205045B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP7379448B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム
KR101069205B1 (ko) 문자 입력기를 이용한 소셜 광고 서비스 시스템 및 방법
JP2002099723A (ja) 割引利得の自動積立システム、自動積立方法、および記憶媒体
JP7082277B2 (ja) 会員サービス支援装置、会員サービス支援プログラム、及び会員サービス支援方法
JP5599844B2 (ja) 価格決定システム、価格決定システムの制御方法、及びプログラム
JP6353177B1 (ja) 情報処理装置
KR102002584B1 (ko) 가맹점을 선택한 사용자에게 추가 적립금을 제공하는 적립금 관리 시스템 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220111

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20220221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220809

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220922

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230124

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7218046

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371