JP2002334247A

JP2002334247A - プライスダウンショッピング方法およびショッピング仲介者端末

Info

Publication number: JP2002334247A
Application number: JP2001140171A
Authority: JP
Inventors: Masahiro Hashiguchi; 正弘橋口; Masahiro Arima; 正裕在間; Hiroyuki Tanase; 博之棚瀬; Masayuki Tawada; 雅之多和田; Koji Machino; 弘二町野
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 2001-05-10
Filing date: 2001-05-10
Publication date: 2002-11-22

Abstract

(57)【要約】【課題】販売者は在庫をいつまでも抱えることなく商
品を販売でき、購入希望者は希望する価格で商品を購入
できるようにする。【解決手段】仲介者端末２は、商品情報（商品名、販
売希望価格、残数、販売期限等）を販売者端末１から受
信し、商品の売行状況を定期的に確認し、残期限と商品
の残数により販売希望価格に変更を加え、変更後の販売
希望価格を販売者端末１に通信する商品状況提供・売行
確認部２２を有している。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はインターネット等の
ネットワークを介したショッピング方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】購入を希望する複数の顧客が、販売希望
者よりネットワーク上で提示される商品情報に対し、自
分の購入可能範囲で価格を提示し決められた期限の中で
最も高額な価格を提示した顧客に対して落札されるシス
テム（オークションシステム）、および、購入希望者が
自ら購入商品に対して希望価格をネットワーク上に提示
し、仲介者が提携販売者に対して価格交渉を行い、希望
価格に近い価格において落札させるシステム（逆オーク
ションシステム）がある。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これらのシステムは、
在庫を抱えた販売希望者が自分の希望する販売価格に対
して、購入希望者が発生しなかったり在庫がはけなかっ
たりし、必ずしも販売者の希望を満たすものではない。

【０００４】本発明の目的は、販売者は在庫をいつまで
も抱えることなく商品を販売でき、購入希望者は希望す
る価格で商品を購入できるショッピング方法を提供する
ことにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のショッピング方法は、販売数量と販売期限
が限定された商品について販売希望価格と販売期限をネ
ットワーク上に提示して購入希望者を募集し、販売期限
の残期限と商品の残数により販売希望価格に変更を加え
ていくものである。

【０００６】

【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。

【０００７】図１を参照すると、本発明の一実施形態の
ショッピングシステムは販売者端末１と仲介者端末２と
購入希望者端末３で構成され、これらはインターネット
４を介して接続される。なお、販売者端末１、購入希望
者端末３はパソコンを想定している。

【０００８】販売者端末１は、販売者によって入力され
た商品情報（商品名、販売希望価格、残数、販売期限
等、販売希望価格を下げていくかどうか）を仲介者端末
２に送信する送信部１１と、仲介者端末２から商品の売
行状況と、変更後の販売希望価格と、商品の購入金額の
振込・引落の確認通知を受信する受信部１２とを有して
いる。

【０００９】仲介者端末２は、商品情報記憶部２１と、
販売者端末１から商品情報を受信し、商品情報記憶部２
１に記憶するとともに、これをインターネット４を介し
て購入希望者端末３に提示し、また商品の売上状況を販
売者端末１に送信し、さらに販売希望価格を商品の在庫
と残期限に応じて下げていく商品情報提示・売行確認部
２２と、商品の購入金額の支払い方法を商品購入を決定
した購入希望者端末３に通知する支払方法案内部２３
と、購入希望者端末３から購入代金の支払を受けて販売
者端末１にその旨を通知する支払い通知部２４を有して
いる。

【００１０】購入希望者端末３は、仲介者端末２から送
信された商品情報、支払方法等を表示する表示部３１
と、商品の購入決定等を仲介者端末２に通知するため入
力部３２を有している。

【００１１】図２は仲介者端末２の商品情報提供・売行
確認部２２の処理を示すフローチャートである。まず、
商品情報（商品名、希望販売価格、残数、販売期限等）
を販売者端末１から受信し、ネット上に表示する（ステ
ップ４１）。次に、商品の売行状況を、確認する（ステ
ップ４２）。次に、商品の残数を希望条件の在庫と比較
し（ステップ４３）、両者が等しければ「完売」とな
り、処理を終了する。商品の残数が希望条件の在庫より
も多ければ条件変更期間内かどうか判定する（ステップ
４４）。条件変更期間を過ぎていれば、交渉不成立とし
て処理を終了する。条件変更期間内であれば、商品の売
行決定と残期間に応じて必要あれば商品の販売希望価格
を変更し、販売者端末１に通知する（ステップ４５）。
以後、ステップ４２以下の処理を繰り返す。なお、売行
状況の確認は１週間とか半月とか定期的に行う。

【００１２】表１は在庫率（％）と残期限に応じた値引
き率の例を示している。ここでは、１週間おきに３回売
行きを調べて在庫率に応じて商品の販売希望価格をどの
程度（％）下げるかを示している。例えば２週間前で在
庫率が５０％であれば、販売希望価格が２０％下げられ
る。なお、表１の内容はＲＯＭ等に記憶しておくことが
できる。なお、在庫率の代りに在庫数または売れた個
数、値引率の代りに値引額または販売希望価格でもよい
ことは言うまでもない。

【００１３】

【表１】図３は仲介者端末２が購入希望者端末３に提示する商品
情報提示画面の構成を示している。商品情報提示画面
は、複数の販売希望者よりの販売情報を一画面上へ表示
できるように構成されており、一画面以上の販売希望情
報が存在する場合は、さらに画面スクロール、画面切替
により情報の提示を行う。また、商品デジタル写真は商
品品質をよりリアルに提示するために提示するもので、
販売希望者よりの情報内容により添付する。

【００１４】図４は購入希望者の動作を示すフローチャ
ートである。仲介者端末２にアクセスすると（ステップ
５１）、表示部３１に図３に示した商品情報提示画面が
表示され、購入希望者はそれを閲覧する（ステップ５
２）。表示された商品情報が購入希望条件に合致してい
れば商品購入を決定し、仲介者端末２に通知する（ステ
ップ５３、５４）。購入希望者条件に合わない場合、条
件変更期間内であれば、ステップ５２に戻る（ステップ
５５）。

【００１５】図５は購入者希望者が購入を決定した後、
仲介者端末２の支払方法案内部２３が表示する支払方法
案内画面を示している。購入希望者は引き落し、銀行振
込等の選択肢の中から希望する支払方法を入力部３２か
ら選択し、支払いを仲介者端末２宛に期限内に行う。

【００１６】図６は商品購入決定後、代金振込までの購
入希望者の動作を示すフローチャートである。端末画面
に、図５に示した支払方法案内画面が表示され（ステッ
プ６１）、購入希望者はその中から振り込み方法を選択
し（ステップ６２）、金額を振り込む（ステップ６
３）。振り込みが完了すると、販売金額から手数料を差
し引いた金額が仲介者端末２から販売者端末１に振り込
まれ、販売者端末１はそれを確認し、商品を発送する。

【００１７】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
販売者の在庫状況による販売価格設定で、購入希望者の
購入意欲に訴求する機会が増え、取引が成立すれば、販
売者は在庫をいつまでも抱えることなく商品を販売でき
る可能性が広がり、料金清算も容易に行え、また、購入
希望者は希望価格で満足する商品を購入できる機会が増
え、商品流通の活性化が期待できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施形態のショッピングシステムの
構成図である。

【図２】仲介者端末２の処理を示すフローチャートであ
る。

【図３】ネットワーク上に提示される商品情報画面を示
す図である。

【図４】購入希望者の動作を示すフローチャートであ
る。

【図５】ネットワーク上に提示される支払方法案内画面
を示す図である。

【図６】商品購入を決定してから振込までの購入希望者
の動作を示すフローチャートである。

【符号の説明】

１販売者端末２仲介者端末３購入希望者端末４インターネット１１送信部１２受信部２１商品情報記憶部２２商品情報提示・売行確認部２３支払方法案内部２４支払い通知部３１表示部３２入力部４１〜４５、５１〜５５、６１〜６３ステップ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者棚瀬博之東京都千代田区大手町二丁目３番１号日本電信電話株式会社内 (72)発明者多和田雅之東京都千代田区大手町二丁目３番１号日本電信電話株式会社内 (72)発明者町野弘二東京都千代田区大手町二丁目３番１号日本電信電話株式会社内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】販売数量と販売期限が限定された商品に
ついて販売希望価格と販売期限をネットワーク上に提示
して購入希望者を募集し、残期限と商品の残数により販
売希望価格に変更を加えていくプライスダウンショッピ
ング方法。
【請求項２】販売希望価格を見直す間隔が予め決めら
れ、販売希望価格が購入希望価格を満たさなかった購入
希望者に販売希望価格を次回提示する時期を提示する、
請求項１記載の方法。
【請求項３】販売希望価格と併せて商品の残数を購入
希望者に提示する、請求項１または２記載の方法。
【請求項４】商品情報記憶部と、販売者端末から商品の、商品名、販売希望価格、残数、
販売期限、販売希望価格を下げていくかどうかの情報を
含む商品情報をネットワークを介して受信し、前記商品
情報記憶部に記憶するとともに前記ネットワークを介し
て商品購入希望者の端末に提示し、販売希望価格を下げ
ていく場合、販売期限までの残期限と商品の残数により
販売希望価格に変更を加え、変更後の販売希望価格を前
記ネットワークを介して前記販売者端末に通知する商品
情報提供・売行確認部と、商品購入を決定した商品購入希望者の端末に支払方法を
前記ネットワークを介して表示する支払方法案内部と、商品購入希望者が販売希望価格の金額を支払ったことを
前記ネットワークを介して前記販売者端末に通知する支
払い通知部を有するショッピング仲介者端末。