JP7093400B1 - 選択装置、選択方法及び選択プログラム - Google Patents

選択装置、選択方法及び選択プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7093400B1
JP7093400B1 JP2020219146A JP2020219146A JP7093400B1 JP 7093400 B1 JP7093400 B1 JP 7093400B1 JP 2020219146 A JP2020219146 A JP 2020219146A JP 2020219146 A JP2020219146 A JP 2020219146A JP 7093400 B1 JP7093400 B1 JP 7093400B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
charge
selection
amount
payment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020219146A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022104129A (ja
Inventor
直人 小林
航太 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PayPay Corp
Original Assignee
PayPay Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PayPay Corp filed Critical PayPay Corp
Priority to JP2020219146A priority Critical patent/JP7093400B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7093400B1 publication Critical patent/JP7093400B1/ja
Publication of JP2022104129A publication Critical patent/JP2022104129A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

【課題】利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択する。【解決手段】本願に係る選択装置は、取得部と、選択部とを有する。取得部は、利用者が利用する所定の決済手段による決済に用いられる電子マネーのチャージに関するチャージ情報を取得する。選択部は、取得部により取得されたチャージ情報に基づいて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。【選択図】図1

Description

本発明は、選択装置、選択方法及び選択プログラムに関する。
従来、インターネット上における金融商品の取引に関する技術が知られている。このような技術の一例として、銘柄情報に対するユーザの行動履歴を含むユーザ情報に基づいて銘柄同士の関連性を示す指標値を算出し、算出した指標値に基づいてユーザ(「利用者」ともいう)に提供するための銘柄情報を提供する技術が知られている。
特開2018-005669号公報
しかしながら、上述した技術では、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択しているとは言えない場合がある。
例えば、上述した技術では、ファイナンスサイトにおいてユーザが銘柄を閲覧した行動や、検索サイトにおいて銘柄を検索した行動に基づいて銘柄情報を提供しているに過ぎず、銘柄について閲覧や検索を行っていないユーザに対しては、購入を提案する金融商品を適切に選択することが難しい場合がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択することを目的とする。
本願に係る選択装置は、利用者が利用する所定の決済手段による決済に用いられる電子マネーのチャージに関するチャージ情報を取得する取得部と、前記取得部により取得されたチャージ情報に基づいて、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する選択部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る選択処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る金融商品の提案の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る決済サーバの構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る口座データベースの一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る投資商品データベースの一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る事業者情報データベースの一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る利用者情報データベースの一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る選択処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図9は、決済サーバの機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る選択装置、選択方法及び選択プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する。)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る選択装置、選択方法及び選択プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
〔1.実施形態〕
図1を用いて、本実施形態の選択装置等により実現される選択処理を説明する。図1は、実施形態に係る選択処理の一例を示す図である。なお、図1では、本実施形態に係る選択装置の一例である決済サーバ10によって、実施形態に係る選択処理などが実現されるものとする。
実施形態に係る選択システム1(図3参照)は、決済サーバ10と、利用者端末100と、店舗端末200(図3参照)とを含む。決済サーバ10、利用者端末100及び店舗端末200は、ネットワークN(例えば、図3参照)を介して有線または無線により相互に通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。なお、選択システム1には、複数台の決済サーバ10、複数台の利用者端末100及び複数台の店舗端末200が含まれていてもよい。
決済サーバ10は、実施形態に係る選択処理を実行する情報処理装置であり、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。例えば、決済サーバ10は、利用者端末100を用いる電子決済に関する電子決済サービスを提供する。例えば、決済サーバ10は、取引対象の提供者(事業者)や取引対象が提供される利用者の口座を管理しており、利用者からの決済要求に従って、口座間において電子マネーの移行等を行うことで、各種決済を実現する。なお、電子マネーとは、例えば、各種企業が独自に用いるポイントや通貨等であってもよく、日本円やドル等の国家により提供される貨幣を電子的に取引可能としたものであってもよい。
また、決済サーバ10は、ファイナンスサービスを提供する。例えば、決済サーバ10は、利用者端末100を用いる電子決済用のアプリケーション(以下、単に「決済アプリ」と記載する場合がある)内で起動するアプリケーション(ミニアプリ)においてファイナンスサービスであって、決済アプリにおける利用者の電子マネーの残高や、決済アプリにおいて利用者に付与されたポイントなどにより金融商品を購入可能とするファイナンスサービスを提供する。以下、ファイナンスサービスを提供するアプリケーションを単に「ファイナンスアプリ」と記載する場合がある。
利用者端末100は、利用者によって利用される情報処理装置である。利用者端末100は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。また、利用者端末100は、決済サーバ10によって配信される情報を、ウェブブラウザやアプリケーションにより表示する。なお、図1に示す例では、利用者端末100がスマートフォンである場合を示す。
なお、利用者端末100は、所定の情報処理を実現する制御情報を決済サーバ10から受け取った場合には、制御情報に従って情報処理を実現する。ここで、制御情報は、例えば、JavaScript(登録商標)等のスクリプト言語やCSS(Cascading Style Sheets)等のスタイルシート言語、Java(登録商標)等のプログラミング言語、HTML(HyperText Markup Language)等のマークアップ言語等により記述される。なお、決済サーバ10から配信される所定のアプリケーションそのものを制御情報とみなしてもよい。
店舗端末200は、利用者に取引対象を提供する店舗において利用される情報処理装置である。店舗端末200は、例えば、POS(Point of Sales)端末や、スマートフォン、タブレット型端末、ノート型PC、デスクトップPC、携帯電話機、PDA等により実現される。また、店舗端末200は、決済サーバ10によって配信される情報を、ウェブブラウザやアプリケーションにより表示する。
以下の説明では、店舗端末200が店舗に設置されたPOS端末であり、店舗において提供する商品に関する商品情報を管理するものとする。例えば、店舗端末200は、商品の名称や、商品の価格などといった商品情報を、商品に添付されるバーコードが示す情報(商品を識別するための識別情報(商品ID))に紐づけて管理する。
〔1-1.利用者端末100を用いた決済について〕
ここで、決済サーバ10が実行する選択処理に先立ち、利用者端末100を用いた決済(電子決済)の一例について説明する。なお、以下の説明では、店舗Aに配置された2次元コード(QRコード(登録商標))であって、店舗Aを識別する店舗識別情報C1を示す2次元コードを用いて、利用者U1が利用者端末100を用いた決済を行う例について説明するが、実施形態は、これに限定されるものではない。以下に説明する決済の一例は、任意の利用者が任意の利用者端末100を用いて、任意の店舗にて決済を行う場合においても適用可能である。また、店舗識別情報C1は、QRコードのみならず、バーコードや所定のマーク、番号等であってもよい。
例えば、利用者U1が店舗Aにて各種の商品やサービスといった決済対象(取引対象)の利用や購入に伴う決済を行う場合、利用者U1は、利用者端末100に予めインストールされた決済アプリを起動する。そして、利用者U1は、決済アプリを介して、店舗Aに設置された店舗識別情報C1を撮影する。このような場合、利用者端末100は、決済対象の価格を入力するための画面を表示し、利用者U1或いは店舗Aの店員から決済金額の入力を受け付ける。そして、利用者端末100は、利用者U1を識別する利用者識別情報と、店舗識別情報C1(若しくは、店舗識別情報C1が示す情報、すなわち、店舗Aを示す情報(例えば、店舗ID))と、決済金額とを示す決済情報を決済サーバ10へと送信する。
このような場合、決済サーバ10は、利用者識別情報が示す利用者U1の口座から、店舗識別情報C1が示す店舗Aの口座へと、決済金額が示す額の電子マネーを移行させる。そして、決済サーバ10は、決済が完了した旨の通知を利用者端末100へと送信する。このような場合、利用者端末100は、決済が完了した旨の画面や所定の音声を出力することで、電子マネーによる決済が行われた旨を通知する。
なお、上述した利用者端末100を用いた決済(電子決済)に用いる口座(「電子決済用残高」ともいう)には、利用者U1により予め電子マネーがチャージされる。利用者U1は、銀行口座、電子商取引サービスなどの所定のサービスの売上金、クレジットカード、銀行ATM(Automatic Teller Machine)または所定の店舗などでの現金による入金など様々な態様により、電子決済に用いる口座(電子決済用残高)に電子マネーをチャージする。このように、利用者U1などの各利用者は、様々な態様のチャージ方法のうち、所望のチャージ方法により自身が電子決済に用いる口座(電子決済用残高)に電子マネーをチャージすることができる。なお、上記の各チャージ方法については、従前の電子マネーのチャージ方法と同様であるため詳細な説明は省略する。
また、利用者端末100を用いた決済は、上述した処理に限定されるものではない。例えば、利用者端末100を用いた決済は、店舗Aに設置された店舗端末200を用いたものであってもよい。例えば、利用者端末100は、利用者U1を識別するための利用者識別情報を画面上に表示させる。このような場合、店舗Aに設置された店舗端末200は、利用者端末100に表示された利用者識別情報を読み取り、利用者識別情報(若しくは、利用者識別情報が示す情報、すなわち、利用者U1を示す情報(例えば、利用者ID))と、決済金額と、店舗Aを識別する情報とを示す決済情報を決済サーバ10へと送信する。このような場合、決済サーバ10は、利用者識別情報が示す利用者U1の口座から、店舗Aの口座へと、決済金額が示す額の電子マネーを移行させ、店舗Aの店舗端末200或いは利用者端末100に対し、決済が完了した旨の画面や所定の音声を出力させることで、決済が行われた旨を通知してもよい。
また、利用者端末100を用いた決済は、利用者U1が予め電子マネーをチャージした口座から店舗Aの口座へと電子マネーを移行させる処理のみならず、例えば、利用者U1が予め登録したクレジットカードを用いた決済であってもよい。このような場合、例えば、利用者端末100は、店舗Aの口座に対して決済金額の電子マネーを移行させるとともに、利用者U1のクレジットカードの運用会社(カード会社)に対し、決済金額を請求してもよい。なお、店舗Aは、利用者が例えば決済アプリにより電子決済が可能な店舗であれば、どのような業種、取引対象を提供する店舗であってもよい。
〔1-2.実施形態の概要について〕
ここで、従来、インターネット上における投資商品等の金融商品の取引に関する技術として、銘柄情報に対するユーザの行動履歴を含むユーザ情報に基づいて銘柄同士の関連性を示す指標値を算出し、算出した指標値に基づいてユーザに提供するための銘柄情報を提供する技術が知られている。しかしながら、このような技術では、ファイナンスサイトにおいてユーザが銘柄を閲覧した行動や、検索サイトにおいて銘柄を検索した行動に基づいて銘柄情報を提供しているに過ぎず、利用者が利用する利用者端末100を用いた決済に関する情報を用いて、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択しているとは言えない場合がある。
そこで、決済サーバ10は、実施形態に係る選択処理を実行する。以下、図1を用いて、決済サーバ10が実行する選択処理について説明する。なお、以下の説明では、利用者端末100が利用者U1により利用される例を示す。また、以下の説明では、利用者端末100を利用者U1と同一視する場合がある。すなわち、以下では、利用者U1を利用者端末100と読み替えることもできる。
また、以下の説明において、決済サーバ10は、ファイナンスサービスにおいて利用者に提供する投資商品に関する情報を自装置の記憶部で管理するものとする。例えば、決済サーバ10は、投資商品に関する情報として、投資商品の種別(例えば、株式や、投資信託など)、投資商品の名称(銘柄)、投資対象である株式を発行する企業が属する業界、投資商品の価格(例えば、株式の株価や、投資信託の基準価額)、商品の内容(例えば、株式の各種分類や、投資信託の投信協会分類など)などといった情報を管理する。
まず、利用者U1は、上述の利用者端末100を用いたチャージ処理を実行する。利用者U1は、決済アプリが起動された利用者端末100を操作して、利用者U1が電子決済に用いる口座(電子決済用残高)への電子マネーのチャージを決済サーバ10に要求する(ステップS1)。利用者U1の操作を受け付けた利用者端末100は、利用者U1の口座(電子決済用残高)への利用者U1が指定した額の電子マネーのチャージを決済サーバ10に要求する。例えば、利用者端末100は、利用者U1を識別するための利用者識別情報または利用者U1の口座を識別するための口座識別情報と、チャージする額(「チャージ額」ともいう)を示す情報と、チャージ方法を示す情報を含むチャージ要求情報を決済サーバ10に送信する。
利用者端末100からチャージ要求情報を受信した決済サーバ10は、チャージ要求情報を基にチャージ処理を実行する(ステップS2)。決済サーバ10は、利用者U1が指定したチャージ方法により、利用者U1の口座へ指定された額の電子マネーをチャージ(入金)する。例えば、銀行口座を用いたチャージである場合、決済サーバ10は、利用者U1の銀行口座から、利用者U1が電子決済に用いる口座(電子決済用残高)へと、指定された額の電子マネーを移行させる。この場合、決済サーバ10は、利用者U1の銀行口座から指定された額の電子マネー及び所定の手数料を減額し、利用者U1が電子決済に用いる口座(電子決済用残高)に指定された額の電子マネーを入金する。なお、上記のチャージ処理は一例に過ぎず、選択システム1は、指定されたチャージ方法により適宜チャージ処理を実行する。
また、上記のチャージ処理の流れは一例に過ぎず、決済サーバ10以外の装置(例えばチャージ用装置)が口座(電子決済用残高)への電子マネーのチャージ処理を行う場合、利用者端末100はチャージ処理を行う装置(チャージ用装置)にチャージ要求情報を送信する。この場合、決済サーバ10は、チャージ処理を行う装置(チャージ用装置)から、決済に用いられる電子マネーのチャージに関するチャージ情報等チャージに関する各種情報を取得する。
続いて、決済サーバ10は、利用者U1が利用する利用者端末100による決済に用いられる電子マネーのチャージに関するチャージ情報に基づく投資商品を選択する選択処理を実行する(ステップS3)。例えば、決済サーバ10は、利用者U1が指定したチャージ額を含むチャージ情報に基づく投資商品を、利用者U1に購入を提案する投資商品として選択する。図1の例では、まず処理の流れを説明するために、決済サーバ10が電子マネーのチャージ額に対応する金額の投資商品を、利用者U1に購入を提案する投資商品として選択する場合を一例として説明する。なお、電子マネーのチャージに関するチャージ情報に基づく投資商品の選択には様々なバリエーションがあるがこの点についての詳細は後述する。例えば、決済サーバ10は、チャージ情報に含まれるチャージ額に基づいて、その決済の金額に対応する価格の投資商品を選択する。例えば、決済サーバ10は、利用者U1が指定したチャージ額から所定の範囲内の価格の投資商品を、利用者U1に購入を提案する投資商品として選択する。例えば、決済サーバ10は、利用者U1が指定したチャージ額との誤差が所定値以内の価格の株式を、利用者U1に購入を提案する投資商品として選択する。
例えば、決済サーバ10は、対象となる投資商品等の金融商品が複数ある場合は、その複数の金融商品の中から購入を提案する金融商品を選択する。また、例えば、対象となる金融商品が一つしかない場合は、決済サーバ10は、その金融商品を提案するか否かを判定してもよい。すなわち、金融商品を選択するとは、2つ以上の金融商品のうちいずれかを提案する金融商品として選択するという処理のみならず、金融商品を提案するか否かを判定する概念を含むものである。このように、決済サーバ10が行う選択処理の概念には、一つの金融商品を提案するか否かを判定する処理も含まれる。続いて、決済サーバ10は、選択した投資商品(「選択投資商品」ともいう)の購入を利用者U1に提案する(ステップS4)。例えば、決済サーバ10は、投資商品の購入を提案するコンテンツ(「提案コンテンツ」ともいう)を利用者端末100に提供(送信)する。
ここで、図2を用いて、利用者端末100に提供する提案コンテンツの一例を説明する。図2は、実施形態に係る投資商品の提案の一例を示す図である。決済サーバ10は、利用者U1により要求されたチャージの完了とともに、投資商品の購入を利用者U1に提案する。決済サーバ10は、図2に示すようなチャージの完了の通知とともに投資商品の購入を提案する提案コンテンツCT1を利用者端末100に提供する。提案コンテンツCT1には、指定したチャージ額の5万円のチャージが完了したことを示す情報とともに、領域AR1に投資商品の購入を提案する情報が含まれる。図2の例では、領域AR1には、「YYに投資する」といった文字情報が配置される。なお、図では「YY」と抽象的に示すが、「YY」は、決済サーバ10が選択した投資商品(選択投資商品)を示す具体的な情報(文字列)であるものとする。なお、投資商品の購入の提案は電子マネーをチャージするためのコンテンツ(チャージ画面)に続けて行われてもよい。この場合、提案コンテンツCT1は、チャージ画面に続けて表示されてもよい。このように、選択システム1は、チャージ画面に続けざまに投資商品の購入を提案することで、利用者が投資商品を購入する可能性を高めることができる。
決済サーバ10は、チャージ処理完了後に提案コンテンツCT1を利用者端末100に送信する。利用者端末100は、決済サーバ10から受信した提案コンテンツCT1を表示する。これにより、決済サーバ10は、選択した投資商品の購入を利用者U1に提案する。このように、選択システム1は、利用者U1のチャージ直後に利用者U1に投資商品の購入を提案することで、利用者U1が投資商品を購入する可能性を向上させることができる。また、提案コンテンツCT1を表示した利用者端末100は、利用者U1が「YYに投資する」と表示された領域AR1を指定(タッチ)した場合、選択投資商品の購入を行うためのコンテンツ(投資商品購入用コンテンツ)を表示する。例えば、利用者端末100は、利用者U1による領域AR1の指定に応じて、選択投資商品を購入するためのコンテンツを決済サーバ10に要求し、決済サーバ10は、選択投資商品の投資商品購入用コンテンツを利用者端末100に提供してもよい。
続いて、決済サーバ10は、利用者U1がファイナンスアプリを利用して購入した投資商品に対応する情報の通知を行う(ステップS5)。例えば、決済サーバ10は、利用者U1が企業を投資対象とする投資商品を購入した場合、当該企業や、当該企業が属する業界に関するニュース記事等の情報を収集し、収集した情報に基づいて所定の通知を行う。具体的な例を挙げると、利用者U1が購入した投資商品の投資対象となる企業に関する不祥事(リコール等)や、業績不振などに関する情報が収集された場合、決済サーバ10は、その投資商品の売却を利用者U1に提案する通知を行う。
以上のように、決済サーバ10は、利用者が利用する利用者端末100による決済に用いられる電子マネーのチャージに関するチャージ情報を基に、利用者に購入を提案する投資商品を選択する。これにより、決済サーバ10は、電子決済に用いられる電子マネーのチャージ情報を基に利用者に適した投資商品を選択し、購入を提案することができる。すなわち、決済サーバ10は、利用者に購入を提案する投資商品を適切に選択できる。
また、実施形態に係る決済サーバ10は、利用者がチャージした電子マネーのチャージ額の情報を取得できるため、利用者が使用可能な額を示す情報を取得することが可能となり、適切な金融商品を選択できる。また、実施形態に係る決済サーバ10は、決済アプリ内で起動するミニアプリであるファイナンスアプリを介して金融商品の購入を提案し、決済アプリにおいてチャージされている電子マネーの残高や、残高の端数、決済時に付与されたポイントなどを投資に回すことを可能とすることにより、利用者が金融商品を購入するきっかけを与えることができる。また、例えば、決済サーバ10は、決済アプリを利用してチャージした電子マネーのチャージ額に対応する金融商品を、決済アプリを介してレコメンドすることにより、利用者が購入できる可能性がある金融商品を提案することができるため、利用者に違和感のないレコメンドを行うことができる。また、例えば、決済サーバ10は、決済アプリを利用して利用者が実店舗で行ったチャージのチャージ額の情報を取得できるため、利用者のオフラインでの行動に基づいて金融商品の購入を提案できる。このように、決済アプリと投資とは親和性が高いため、実施形態に係る決済サーバ10は、ファイナンスサービスの質を向上させることができる。
〔1-3.選択処理例〕
図1の説明では、決済に用いられる電子マネーのチャージ情報を用いて投資商品を選択する処理の流れを説明するために、決済の金額に対応する投資商品を選択する場合を一例として説明したが、決済サーバ10は、様々な態様により投資商品を選択する選択処理を行ってもよい。この点ついて、図1の例として、以下例示を列挙する。
〔1-3-1.チャージ額に応じた選択処理〕
また、決済サーバ10は、利用者U1が利用する利用者端末100による決済に用いられる電子マネーのチャージに関するチャージ情報が所定の条件を満たす場合、利用者U1に購入を提案する投資商品等の金融商品を選択してもよい。すなわち、図1の例では、決済サーバ10は、利用者U1の電子マネーのチャージ情報が所定の条件を満たす場合に、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択する。そして、決済サーバ10は、利用者U1の電子マネーのチャージ情報が所定の条件を満たさない場合には、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択しなくてもよい。
例えば、決済サーバ10は、利用者U1のチャージ情報が示すチャージ額が所定の条件を満たす場合、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択する。この場合、決済サーバ10は、利用者U1のチャージ情報が示すチャージ額が所定の閾値以上である場合、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択してもよい。例えば、決済サーバ10は、利用者U1が5万円チャージした場合、利用者U1を対象として投資商品を選択し、選択した投資商品を利用者U1に提案(レコメンド)してもよい。このように、決済サーバ10は、一定の閾値を超えるチャージ額の利用者(ユーザ)に投資商品の購入を提案(レコメンド)してもよい。例えば、決済サーバ10は、毎回少額のチャージ(例えば1000円ずつチャージ)を行うユーザを慎重派であると推定し、投資商品を提案(レコメンド)しなくてもよい。また、例えば、決済サーバ10は、高額チャージする利用者(ユーザ)方が投資のハードルが低いと推定し、高額のチャージを行う利用者を対象として投資商品を選択し、選択した投資商品をその利用者に提案(レコメンド)してもよい。
決済サーバ10は、利用者U1のチャージ額に応じて、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択する。例えば、決済サーバ10は、利用者U1のチャージ額が多い程、価格が高い投資商品を選択する。例えば、決済サーバ10は、利用者U1が高額のチャージを行った場合、通常時に提案する価格(通常提案価格)よりも価格が高い投資商品を選択してもよい。
なお、対象とするチャージ情報は、1回のチャージであってもよいし、複数回のチャージであってもよい。例えば、決済サーバ10は、1回のチャージのチャージ情報を用いてもよいし、所定の期間(例えば1週間、1カ月等)におけるチャージのチャージ情報を用いてもよい。
例えば、決済サーバ10は、利用者U1の1回のチャージに関するチャージ情報を取得し、1回のチャージのチャージ額に基づいて、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択する。この場合、決済サーバ10は、利用者U1の1回のチャージのチャージ額が所定の額(例えば1万円、5万円等)以上である場合、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択する。
また、例えば、決済サーバ10は、利用者U1の所定の期間(例えば2020年12月等)における複数回のチャージに関するチャージ情報を取得し、複数回のチャージの合計額に基づいて、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択する。この場合、決済サーバ10は、所定の期間(例えば2020年12月)における利用者U1の複数回のチャージの合計額が所定の額(例えば5万円、10万円等)以上である場合、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択する。この場合、決済サーバ10は、利用者情報データベース34(図7参照)に記憶されたチャージ履歴のうち、チャージの日時が対象期間(例えば2020年12月)に該当するチャージ履歴を取得し、取得したチャージ履歴のチャージ額などのチャージ情報を用いる。
〔1-3-2.チャージからの期間経過時の選択〕
なお、利用者U1のチャージしたタイミングで利用者U1に投資商品の購入を提案する場合に限らず、決済サーバ10は、様々なタイミングで利用者U1に購入を提案する投資商品を選択してもよい。例えば、決済サーバ10は、チャージしたまま一定期間使用しておらず資産を寝かしている利用者を対象として投資商品を選択し、選択した投資商品を利用者U1に提案(レコメンド)してもよい。例えば、決済サーバ10は、利用者U1のチャージから所定の期間が経過したタイミングで、所定の条件を満たした場合、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択してもよい。
例えば、決済サーバ10は、利用者U1のチャージ後に利用者U1が所定の行動を行わずに所定の期間が経過した場合、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択してもよい。以下では、1ヵ月を期間の長さの一例として説明するが、期間の長さは1カ月に限らず、1週間、半月、3ヵ月、1年等の様々な長さであってもよい。
決済サーバ10は、利用者U1のチャージ後にそのチャージに対応する金額の決済を利用者U1が行わずに1カ月が経過した場合、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択する。例えば、決済サーバ10は、利用者U1の2万円をチャージ後に2万円の決済を利用者U1が行わずに1カ月が経過した場合、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択する。
この場合、決済サーバ10は、利用者U1の2万円をチャージ後に全く決済を行なわずに1カ月が経過した場合、利用者U1に2万円の投資商品を、利用者U1に購入を提案する投資商品として選択してもよい。決済サーバ10は、利用者U1の2万円をチャージ後の1カ月間で1万円の決済を行った場合、利用者U1にチャージ額から1カ月で決済した金額を差し引いた額の投資商品を、利用者U1に購入を提案する投資商品として選択してもよい。すなわち、決済サーバ10は、利用者U1に1万円(2万円-1万円)の投資商品を、利用者U1に購入を提案する投資商品として選択してもよい。なお、上記の例では、所定の行動をチャージした額の決済を行うことを一例として示すが、所定の行動は、追加のチャージ、投資商品を示す情報の要求や閲覧などの様々な利用者の行動であってもよい。
〔1-3-3.チャージ頻度に応じた選択処理〕
なお、決済サーバ10は、チャージ額のみに限らず、チャージに関する様々な情報を用いて、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択してもよい。例えば、決済サーバ10は、利用者U1のチャージの頻度を基に、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択してもよい。
例えば、決済サーバ10は、利用者U1のチャージの頻度を示すチャージ情報を取得し、チャージの頻度に基づいて、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択する。決済サーバ10は、チャージの頻度が所定の回数以上である場合、利用者に購入を提案する投資商品を選択する。
例えば、決済サーバ10は、利用者U1の所定の期間(例えば2020年12月等)におけるチャージの頻度を示すチャージ情報を取得し、チャージの頻度が所定の回数以上である場合、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択する。この場合、決済サーバ10は、利用者情報データベース34(図7参照)に記憶されたチャージ履歴のうち、チャージの日時が対象期間(例えば2020年12月)に該当するチャージ履歴を取得し、取得したチャージ履歴のチャージ額などのチャージ情報を用いる。このように、決済サーバ10は、チャージの頻度が多い利用者(ユーザ)についてお金をよく使うことへの抵抗が低く、投資商品を購入する可能性があると推定して、その利用者を対象として投資商品を選択し、選択した投資商品をその利用者に提案(レコメンド)してもよい。
〔1-3-4.投資対象候補の抽出〕
例えば、決済サーバ10は、店舗Aや利用者U1が購入した取引対象に関する情報を用いて、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択してもよい。この場合、決済サーバ10は、店舗Aや利用者U1が購入した取引対象に関する情報を用いて、投資商品データベース32に記憶された投資商品から、利用者に購入を提案する投資商品の候補となる投資商品(「投資商品候補」ともいう)を抽出する。例えば、決済サーバ10は、店舗Aを投資対象とする投資商品候補を抽出してもよい。例えば、決済サーバ10は、店舗Aが属する業界を投資対象とする投資商品候補を抽出してもよい。また、例えば、決済サーバ10は、利用者U1が購入した取引対象に関連する企業(例えば製造元等)を投資対象とする投資商品候補を抽出してもよい。
例えば、決済サーバ10は、決済情報が示す商品IDに基づいて、店舗Aにおいて利用者U1が購入した各商品を特定し、各商品が属する業界や、各商品の製造元である事業者などに関する投資商品を、投資商品候補として抽出してもよい。例えば、利用者U1が業界「アパレル」に属する商品を購入した場合、決済サーバ10は、業界「アパレル」に対応する投資商品を、投資商品候補として抽出してもよい。例えば、業界「アパレル」に属する企業の株式(言い換えると、テーマ株)や、業界「アパレル」を投資対象とする投資信託(インデックスファンド等)を、投資商品候補として抽出してもよい。
また、利用者U1が購入した商品の製造元である事業者が上場している場合、決済サーバ10は、当該事業者が発行する株式に対応する投資商品、投資商品候補として抽出してもよい。例えば、決済サーバ10は、事業者が発行する株式や、当該株式を投資対象とする投資信託などを、投資商品候補として抽出してもよい。
また、決済サーバ10は、利用者U1が購入した商品に関連する投資商品を、投資商品候補として抽出してもよい。例えば、利用者U1がゴルフ用品を購入した場合、決済サーバ10は、ゴルフに関連する企業(例えば、ゴルフ用品店や、ゴルフ用品のメーカー、ゴルフ場運営会社)を投資対象とする投資商品を、投資商品候補として抽出してもよい。
また、決済サーバ10は、利用者U1が購入した商品に基づいて利用者U1の属性を推定し、推定した属性に対応する投資商品を、投資商品候補として抽出してもよい。例えば、利用者U1がゴルフ用品を購入した場合、決済サーバ10は、利用者U1の属性を「ゴルフ好き」と推定し、ゴルフに関連する企業を投資対象とする投資商品を、投資商品候補として抽出してもよい。なお、上記は一例に過ぎず、決済サーバ10は、様々な情報を用いて、投資商品候補を抽出してもよい。
そして、決済サーバ10は、抽出した投資商品候補の中から、利用者U1の電子マネーのチャージ情報に基づいて、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択する。例えば、決済サーバ10は、抽出した投資商品候補のうち、利用者U1の電子マネーのチャージ額に近い価格の投資商品を、利用者U1に購入を提案する投資商品として選択する。
また、決済サーバ10は、利用者U1が購入した商品の価格に対応する価格帯の投資商品を選択してもよい。例えば、決済サーバ10は、商品の価格に応じた利用者のランク(例えば、利用者U1の推定年収)と、当該ランクに対応する投資商品を紐付けて管理する。そして、決済サーバ10は、利用者U1が購入した商品の価格に対応するランクに紐付く投資商品を選択する。
〔2.決済サーバの構成〕
次に、図3を用いて、決済サーバ10の構成について説明する。図3は、実施形態に係る決済サーバの構成例を示す図である。図5に示すように、決済サーバ10は、通信部20と、記憶部30と、制御部40とを有する。
(通信部20について)
通信部20は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部20は、ネットワークNと有線または無線で接続され、利用者端末100、店舗端末200等との間で情報の送受信を行う。
(記憶部30について)
記憶部30は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図5に示すように、記憶部30は、口座データベース31と、投資商品データベース32と、事業者情報データベース33と、利用者情報データベース34とを有する。
(口座データベース31について)
口座データベース31は、利用者や、事業者、店舗などが電子決済サービスにおいて所有する口座(決済口座)に関する各種の情報を記憶する。ここで、図4を用いて、口座データベース31が記憶する情報の一例を説明する。図4は、実施形態に係る口座データベースの一例を示す図である。図4の例において、口座データベース31は、「口座ID」、「所有者情報」、「口座残高」といった項目を有する。
「口座ID」は、口座を識別するための識別情報を示す。「所有者情報」は、口座を所有する所有者に関する情報を示し、例えば、所有者を識別するための識別情報が格納される。「口座残高」は、口座の残高を示す。
すなわち、図4では、口座ID「AID#1」によって識別される口座の保有者の情報が「利用者#1」であり、口座残高が「7,800円」、出金元情報が「出金元情報#1」である例を示す。
(投資商品データベース32について)
投資商品データベース32は、ファイナンスサービスにおいて提供する投資商品に関する各種の情報を記憶する。ここで、図5を用いて、投資商品データベース32が記憶する情報の一例を説明する。図5は、実施形態に係る投資商品データベースの一例を示す図である。図5の例において、投資商品データベース32は、「投資商品ID」、「種別」、「事業者情報」、「銘柄」、「業界」、「価格」、「商品内容」といった項目を有する。
「投資商品ID」は、投資商品を識別するための識別情報を示す。「種別」は、投資商品の種別(例えば、株式や、投資信託など)を示す。「銘柄」は、投資商品の名称を示す。「事業者情報」は、投資対象である事業者(企業)に関する情報を示し、例えば、事業者を識別するための識別情報が格納される。「業界」は、投資対象である株式を発行する企業が属する業界を示す。「価格」は、投資商品の価格を示す。「商品内容」は、投資商品の内容(例えば、株式の各種分類や、投資信託の投信協会分類など)を示す。
すなわち、図5では、投資商品ID「CID#1」により識別される投資商品の種別が「株式」であり、銘柄が「銘柄#1」、事業者が「事業者情報#1」により示される事業者、業界が「業界#1」、価格が「価格#1」、商品内容が「商品内容#1」である例を示す。
(事業者情報データベース33について)
事業者情報データベース33は、利用者に取引対象を提供する事業者(企業)に関する各種の情報を記憶する。ここで、図6を用いて、事業者情報データベース33が記憶する情報の一例を説明する。図6は、実施形態に係る店舗情報データベースの一例を示す図である。図6の例において、事業者情報データベース33は、「事業者ID」、「業界」、「取引対象」、「上場の有無」といった項目を有する。
「事業者ID」は、店舗を管理する事業者を識別するための識別情報を示す。「業界」は、事業者が提供する取引対象が属する業界を示す。「取引対象」は、事業者が提供(製造)する取引対象を示す。「上場の有無」は、事業者が上場しているか否かを示し、例えば、上場をしていることを示す「有」、上場していないことを示す「無」といった情報が格納される。
すなわち、図6では、事業者ID「MID#1」により識別される事業者が、取引対象「取引対象#1」を提供し、取引対象が属する業界が「業界#1」、当該事業者が上場していることを示す。
(利用者情報データベース34について)
利用者情報データベース34は、決済サーバ10が提供するサービスの利用者に関する各種の情報を記憶する。ここで、図7を用いて、利用者情報データベース34が記憶する情報の一例を説明する。図7は、実施形態に係る利用者情報データベースの一例を示す図である。図7の例において、利用者情報データベース34は、「利用者ID」、「決済履歴」、「チャージ履歴」、「属性情報」、「購入済み投資商品」といった項目を有する。
「利用者ID」は、利用者を識別するための識別情報を示す。「決済履歴」は、電子決済サービスを利用して行った決済の履歴を示し、決済が行われた日時に対応付けて、例えば、決済先、決済金額、決済の態様である取引対象などといった情報が格納される。「チャージ履歴」は、利用者端末100による決済に用いられる電子マネーのチャージ履歴を示す。「チャージ履歴」は、電子決済サービスにおいて決済に用いられる電子マネーのチャージの履歴を示し、チャージが行われた日時に対応付けて、例えば、チャージ先(例えば電子マネーの口座)、チャージ金額などといった情報が格納される。「属性情報」は、決済履歴やチャージ履歴などに基づいて推定される利用者の属性(デモグラフィック属性、サイコグラフィック属性)を示す。「購入済み投資商品」は、利用者がファイナンスサービスで購入した投資商品を示し、例えば、「投資商品ID」といった項目を有する。「投資商品ID」は、投資商品を識別するための識別情報を示す。
すなわち、図7では、利用者ID「UID#1」によって識別される利用者の決済履歴が「決済履歴#1」、チャージ履歴が「チャージ履歴#1」、属性情報が「属性情報#1」であり、購入済み投資商品が投資商品ID「CID#1」により識別される例を示す。
(制御部40について)
制御部40は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、決済サーバ10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部40は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。実施形態に係る制御部40は、図3に示すように、取得部41と、決済処理部42と、推定部43と、選択部44と、提案部45と、通知部46とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
(取得部41について)
取得部41は、処理に必要な各種情報を取得する。取得部41は、記憶部30から各種情報を取得する。取得部41は、利用者情報データベース34から利用者に関する各種情報を取得する。
取得部41は、利用者情報データベース34から利用者の利用者端末100による決済に用いられる電子マネーのチャージに関する各種情報を取得する。例えば、取得部41は、利用者情報データベース34に記憶されたチャージ履歴のうち、チャージの日時が所定の期間に対応するチャージ履歴を取得する。
取得部41は、利用者が利用する所定の決済手段による決済に用いられる電子マネーのチャージに関するチャージ情報を取得する。取得部41は、利用者が利用する利用者端末100による決済に用いられる電子マネーのチャージに関するチャージ情報を取得する。取得部41は、チャージの頻度を示すチャージ情報を取得する。取得部41は、1回のチャージに関するチャージ情報を取得する。
取得部41は、利用者情報データベース34から利用者の利用者端末100を用いた決済に関する各種情報を取得する。例えば、取得部41は、利用者情報データベース34に記憶された決済履歴のうち、決済の日時が期間に対応する決済履歴を取得する。
取得部41は、利用者が利用する利用者端末100を用いた決済の金額に関する金額情報を取得する。取得部41は、所定の長さの期間である対象期間における利用者端末100を用いた決済の金額に関する金額情報を取得する。例えば、取得部41は、利用者情報データベース34に記憶された決済履歴のうち、決済の日時が期間に対応する決済の金額に関する金額情報を取得する。
取得部41は、対象期間よりも過去の所定の長さの期間における利用者端末100を用いた決済の金額に関する他の金額情報を取得する。取得部41は、対象期間よりも過去の所定の長さの期間における利用者端末100を用いた決済の金額の平均値を示す他の金額情報を取得する。
取得部41は、対象期間の直前の所定の長さの他の期間における利用者端末100を用いた決済の金額に関する他の金額情報を取得する。取得部41は、対象期間よりも過去の所定の長さの複数の期間における利用者端末100を用いた決済の金額に関する他の金額情報を取得する。
例えば、取得部41は、店舗端末200に読み取られたバーコードが示す商品IDを示す決済情報を取得する。取得部41は、利用者が利用する利用者端末100から決済情報を取得してもよい。例えば、取得部41は、店舗に設置された店舗識別情報を利用者端末100が読み取ることで決済が行われた場合、当該決済を示す決済情報を利用者端末100から取得する。
(決済処理部42について)
決済処理部42は、取得部41が取得した決済情報に従い、決済処理を実行する。例えば、決済処理部42は、利用者IDが示す利用者の口座から、店舗IDが示す店舗の口座へと、決済金額が示す額の電子マネーを移行させる。
(推定部43について)
推定部43は、各種情報を推定する推定処理を実行する。例えば、推定部43は、取得部41により取得された各種情報に基づいて、推定処理を実行する。例えば、推定部43は、記憶部30に記憶された情報に基づいて、推定処理を実行する。例えば、推定部43は、利用者情報データベース34に記憶された利用者に関する各種情報に基づいて、推定処理を実行する。推定部43は、利用者情報データベース34に記憶された利用者の利用者端末100を用いた決済に関する各種情報に基づいて、推定処理を実行する。推定部43は、利用者情報データベース34に記憶された利用者に関する各種情報に基づいて、利用者の属性を推定する。
推定部43は、利用者が利用する利用者端末100による決済に用いられる電子マネーのチャージに関するチャージ情報に基づいて、利用者に関する情報を推定する。推定部43は、利用者の性格を推定する。推定部43は、利用者情報データベース34に記憶された利用者のチャージ履歴に基づいて、利用者の性格を推定する。
例えば、推定部43は、所定の期間(例えば1週間等)における利用者の利用者端末100を用いた決済の頻度が所定の回数(例えば5回等)以上である場合、利用者の性格を、頻繁な処理を好む第一性格(例えばまめな性格等)であると推定する。また、例えば、推定部43は、所定の期間(例えば1カ月等)における利用者の利用者端末100を用いた決済の頻度が所定の回数(例えば2回等)未満である場合、利用者の性格を、頻繁な処理を好まない第二性格(例えばずぼらな性格等)であると推定する。
また、推定部43は、利用者情報データベース34に記憶された利用者の利用者端末100を用いた決済に関する各種情報に基づいて、利用者の性格を推定する。推定部43は、利用者の利用者端末100を用いた決済の頻度に基づいて、利用者の性格を推定する。例えば、推定部43は、所定の期間(例えば1週間、1カ月等)における利用者の利用者端末100を用いた決済の頻度が所定の回数(例えば30回、100回等)以上である場合、利用者の性格を、頻繁な処理を好む第一性格(例えばまめな性格等)であると推定する。また、例えば、推定部43は、所定の期間(例えば2週間、2カ月等)における利用者の利用者端末100を用いた決済の頻度が所定の回数(例えば20回、200回等)未満である場合、利用者の性格を、頻繁な処理を好まない第二性格(例えばずぼらな性格等)であると推定する。なお、上記は一例に過ぎず、推定部43は、様々な情報を用いて利用者の性格を推定してもよい。
例えば、推定部43は、事業者情報データベース33及び利用者情報データベース34を参照し、利用者が決済を行った取引対象に基づいて利用者の属性を推定する。例えば、利用者U1がゴルフ用品を購入した場合、推定部43は、利用者U1の属性を「ゴルフ好き」と推定する。推定部43は、利用者がゴルフ用品を購入した回数が所定の閾値以上である場合や、購入したゴルフ用品の総額が所定の閾値以上である場合に、当該利用者の属性を「ゴルフ好き」と推定してもよい。
推定部43は、取引対象を購入した他の利用者の属性に基づいて、利用者の属性を推定してもよい。例えば、推定部43は、事業者情報データベース33及び利用者情報データベース34を参照し、利用者が購入した商品を購入した他の利用者の属性情報に基づいて、利用者の属性を推定する。例えば、推定部43は、特定の趣味嗜好を有する利用者が購入した商品群の中から所定の閾値以上の商品を利用者が、同一の趣味嗜好を有すると推定する。
(選択部44について)
選択部44は、種々の情報を選択する。選択部44は、種々の情報を抽出する。選択部44は、取得部131により取得された各種情報に基づいて、選択処理を実行する。例えば、選択部44は、記憶部30に記憶された情報に基づいて、選択処理を実行する。選択部44は、投資商品データベース32に記憶された投資商品から、利用者に購入を提案する投資商品を選択する。選択部44は、投資商品データベース32に記憶された投資商品から、利用者に購入を提案する投資商品の候補となる投資商品(投資商品候補)を抽出する。
例えば、選択部44は、利用者情報データベース34に記憶された利用者に関する各種情報に基づいて、選択処理を実行する。選択部44は、利用者情報データベース34に記憶された利用者の利用者端末100を用いた決済に関する各種情報に基づいて、選択処理を実行する。選択部44は、利用者情報データベース34に記憶された利用者の利用者端末100による決済に用いられる電子マネーのチャージに関する各種情報に基づいて、選択処理を実行する。選択部44は、利用者情報データベース34に記憶された利用者に関する各種情報に基づいて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
選択部44は、取得部41により取得されたチャージ情報に基づいて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。選択部44は、チャージ情報が所定の条件を満たす場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。選択部44は、チャージ情報が示す金額が所定の条件を満たす場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。選択部44は、チャージ情報が示す金額が所定の閾値以上である場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
選択部44は、チャージ情報が示すチャージ後に利用者が所定の行動を行わずに所定の期間が経過した場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。選択部44は、チャージ情報が示すチャージ後に当該チャージに対応する金額の決済が行われず所定の期間が経過した場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。選択部44は、チャージ情報が示す金額に応じて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。選択部44は、チャージ情報が示す金額が多い程、価格が高い金融商品を選択する。
選択部44は、チャージの頻度に基づいて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。選択部44は、チャージの頻度が所定の回数以上である場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。選択部44は、1回のチャージのチャージ額に基づいて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。選択部44は、1回のチャージのチャージ額が所定の額以上である場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
選択部44は、利用者が利用する利用者端末100を用いた決済の金額情報に基づいて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。選択部44は、金額情報が所定の条件を満たす場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。選択部44は、金額情報が示す金額が所定の条件を満たす場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。選択部44は、金額情報が示す金額が所定の閾値以上である場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
選択部44は、金額情報が示す金額に応じて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。選択部44は、金額情報が示す金額が多い程、価格が高い金融商品を選択する。
選択部44は、対象期間における金額情報に基づいて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。選択部44は、対象期間における金額情報と、他の金額情報とに基づいて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。選択部44は、対象期間における決済の金額と平均値との比較に基づいて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
選択部44は、対象期間における決済の金額が平均値よりも小さい場合、平均値から対象期間における決済の金額を引いた差額に応じて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。選択部44は、差額に対応する価格の金融商品を選択する。
選択部44は、対象期間における決済の金額と、他の期間における決済の金額の比較に基づいて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。選択部44は、対象期間における決済の金額が他の期間における決済の金額よりも小さい場合、他の期間における決済の金額から対象期間における決済の金額を引いた差額に応じて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。選択部44は、差額に対応する価格の金融商品を選択する。
選択部44は、所定の長さの期間での決済の金額の遷移態様に応じて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。選択部44は、所定の長さの期間での決済の金額の変動幅が所定の範囲内である場合、定期的に購入される金融商品を選択する。選択部44は、定期積立を、利用者に購入を提案する金融商品に選択する。
選択部44は、推定部43により推定された利用者の性格に基づいて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。選択部44は、推定部43により利用者の性格が頻繁な処理を好む第一性格(例えばまめな性格等)であると推定された場合、価格の変動が大きい金融商品(「ハイリスクハイリターン商品」ともいう)を、利用者に購入を提案する金融商品として選択する。例えば、選択部44は、推定部43により利用者の性格が第一性格であると推定された場合、先物取引、FX(Foreign Exchange)、仮想通貨等のハイリスクハイリターン商品を、利用者に購入を提案する金融商品として選択してもよい。
また、選択部44は、推定部43により利用者の性格が頻繁な処理を好まない第二性格(例えばずぼらな性格等)であると推定された場合、価格の変動が小さい金融商品(「ローリスクローリターン商品」ともいう)を、利用者に購入を提案する金融商品として選択する。例えば、選択部44は、推定部43により利用者の性格が第二性格であると推定された場合、外貨預金、金投資等のローリスクローリターン商品を、利用者に購入を提案する金融商品として選択してもよい。
また、選択部44は、推定部43により利用者の性格が第一性格または第二性格のいずれにも推定されなかった場合、価格の変動が中程度の金融商品(「ミドルリスクミドルリターン商品」ともいう)を、利用者に購入を提案する金融商品として選択する。例えば、選択部44は、推定部43により利用者の性格が第一性格または第二性格のいずれでもないと推定された場合、投資信託、株式投資等のミドルリスクミドルリターン商品を、利用者に購入を提案する金融商品として選択してもよい。なお、上記は一例に過ぎず、選択部44は、推定される利用者の性格に応じて、様々な金融商品を選択してもよい。
なお、上述したように、例えば、購入の対象となる金融商品が一つしかない場合、選択部44は、その金融商品の購入を提案するか否かを判定してもよい。すなわち、金融商品を選択するとは、2つ以上の金融商品のうちいずれかを購入を提案する金融商品として選択するという処理のみならず、金融商品の購入を提案するか否かを判定する概念を含むものである。
(提案部45について)
提案部45は、利用者に各種提案を行う。提案部45は、利用者に提案を行う情報を提供する。提案部45は、通信部110を介して利用者端末100に各種情報を送信する。提案部45は、取得部41により取得された情報を送信する。提案部45は、選択部44により選択された金融商品の情報を利用者端末100に送信する。
提案部45は、選択部44により選択された金融商品の購入を利用者に提案する。提案部45は、利用者端末100を用いる所定の決済手段を提供する所定のプラットフォームであって、金融商品に関する情報を配信する所定のプラットフォームを介して、選択部44により選択された金融商品の購入を提案する。例えば、提案部45は、決済アプリ内で起動するミニアプリであるファイナンスアプリを介して、選択された投資商品の購入を提案する旨の情報を利用者端末100に配信する。
提案部45は、選択部44により選択された金融商品の購入を提案する提案コンテンツを利用者端末100に提供する。提案部45は、チャージの完了の通知とともに、選択部44により選択された金融商品の購入を提案する提案コンテンツを利用者端末100に提供する。提案部45は、図2に示すような金融商品の購入をチャージの完了の通知とともに提案する提案コンテンツCT1を利用者端末100に提供する。例えば、提案部45は、チャージに関するコンテンツ(例えば決済実行コンテンツ)を利用者端末100に提供し、そのコンテンツ(例えば決済実行コンテンツ)に続けて表示される提案コンテンツCT1を利用者端末100に送信する。
提案部45は、決済に関連する各種コンテンツを生成する。提案部45は、取得部41により取得された情報を用いてコンテンツを生成する。提案部45は、推定部43により推定された情報を基にコンテンツを生成する。提案部45は、選択部44により選択された情報を基にコンテンツを生成する。提案部45は、記憶部30に記憶された情報を用いてコンテンツを生成する。提案部45は、金融商品の購入を利用者に提案するコンテンツ(提案コンテンツ)を生成する。
例えば、提案部45は、コンテンツCT1等の各種コンテンツを生成する。この場合、提案部45は、Java(登録商標)等の種々の技術を適宜用いて、画面(コンテンツ)を生成する。なお、提案部45は、CSSやJavaScript(登録商標)やHTMLの形式に基づいて、画面(コンテンツ)を生成してもよい。また、例えば、提案部45は、JPEG(Joint Photographic Experts Group)やGIF(Graphics Interchange Format)やPNG(Portable Network Graphics)など様々な形式で画面(コンテンツ)を生成してもよい。なお、決済サーバ10は、提案部45以外に上記コンテンツを生成する生成部を有してもよい。この場合、提案部45は、生成部が生成したコンテンツを利用者に提供する。例えば、提案部45は、生成部が生成した提案コンテンツCT1を利用者端末100に送信することにより、利用者に金融商品の購入を提案する。
(通知部46について)
通知部46は、外部装置へ各種情報を通知する。通知部46は、利用者端末100へ各種情報を通知する。通知部46は、通信部11を介して利用者端末100へ各種情報を送信する。
通知部46は、選択部44により選択された金融商品を利用者が購入した場合は、当該金融商品に対応する企業に関する情報に応じて所定の通知を行う。図1の例では、利用者U1が企業を投資対象とする投資商品を購入した場合、通知部46は、当該企業や、当該企業が属する業界に関するニュース記事等の情報を収集し、収集した情報に基づいて所定の通知を行う。
〔3.選択処理のフロー〕
図8を用いて、実施形態に係る決済サーバ10の選択処理の手順について説明する。図8は、実施形態に係る選択処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図8に示すように、決済サーバ10は、利用者が利用する利用者端末100による決済に用いられる電子マネーのチャージに関するチャージ情報を取得する(ステップS101)。続いて、決済サーバ10は、チャージ情報に基づいて、利用者に購入を提案する投資商品を選択する(ステップS102)。続いて、決済サーバ10は、所定のプラットフォームを介して投資商品の購入を提案し(ステップS103)、処理を終了する。
〔4.変形例〕
上述の実施形態は一例を示したものであり、種々の変更及び応用が可能である。
〔4-1.投資商品について〕
上述の実施形態において、選択部44が、利用者に購入を提案する金融商品として、株式や投資信託等の投資商品を選択する例を示したが、金融商品はこのような例に限定されず、任意の金融商品を選択してもよい。例えば、選択部44が選択する金融商品は、国債や、社債、不動産、外貨預金、FX(Foreign Exchange)等の外国為替、仮想通貨、先物取引、保険、預貯金などであってもよい。
〔4-2.処理態様について〕
上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、逆に、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文章中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上記してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔5.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る選択装置(実施形態では「決済サーバ10」以下同じ)は、取得部(実施形態では「取得部41」以下同じ)と、選択部(実施形態では「選択部44」以下同じ)を有する。取得部は、利用者が利用する所定の決済手段による決済に用いられる電子マネーのチャージに関するチャージ情報を取得する。選択部は、取得部により取得されたチャージ情報に基づいて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、利用者が利用する所定の決済手段による決済に用いられる電子マネーのチャージに関するチャージ情報を基に金融商品を選択することで、利用者のチャージに状況に応じて金融商品を選択することができるため、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できることができる。
また、実施形態に係る選択装置において、選択部は、チャージ情報が所定の条件を満たす場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、チャージ情報が所定の条件を満たす場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択することで、条件を満たす利用者と対象として、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できることができる。
また、実施形態に係る選択装置において、選択部は、チャージ情報が示す金額が所定の条件を満たす場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、チャージ情報が示す金額が所定の条件を満たす場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択することで、決済の金額が条件を満たす利用者と対象として、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できることができる。
また、実施形態に係る選択装置において、選択部は、チャージ情報が示す金額が所定の閾値以上である場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、チャージ情報が示す金額が所定の閾値以上である場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択することで、決済の金額が閾値以上である利用者と対象として、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できることができる。
また、実施形態に係る選択装置において、選択部は、チャージ情報が示すチャージ後に利用者が所定の行動を行わずに所定の期間が経過した場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、チャージ後に利用者が所定の行動を行わずに所定の期間が経過した場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択することで、チャージ後に所定の行動を所定の期間行っていない利用者と対象として、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できることができる。
また、実施形態に係る選択装置において、選択部は、チャージ情報が示すチャージ後に当該チャージに対応する金額の決済が行われず所定の期間が経過した場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、チャージ後に利用者がそのチャージを用いた決済を使わずに所定の期間が経過した場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択することで、チャージを用いた決済を所定の期間行っていない利用者と対象として、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できることができる。
また、実施形態に係る選択装置において、選択部は、チャージ情報が示す金額に応じて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、チャージ情報が示す金額に応じて、利用者に購入を提案する金融商品を選択することで、決済の金額を基に金融商品を選択することができ、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できることができる。
また、実施形態に係る選択装置において、選択部は、チャージ情報が示す金額が多い程、価格が高い金融商品を選択する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、チャージ情報が示す金額が多い程、価格が高い金融商品を選択することで、決済の金額を基に金融商品を選択することができ、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できることができる。
また、実施形態に係る選択装置において、取得部は、チャージの頻度を示すチャージ情報を取得する。選択部は、チャージの頻度に基づいて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、チャージの頻度を基に利用者に購入を提案する金融商品を選択することで、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できることができる。
また、実施形態に係る選択装置において、選択部は、チャージの頻度が所定の回数以上である場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、チャージの頻度が所定の回数以上である場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択することで、チャージの頻度が所定の回数以上である利用者を対象として、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できることができる。
また、実施形態に係る選択装置において、取得部は、1回のチャージに関するチャージ情報を取得する。選択部は、1回のチャージのチャージ額に基づいて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、1回のチャージのチャージ額を基に利用者に購入を提案する金融商品を選択することで、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できることができる。
また、実施形態に係る選択装置において、選択部は、1回のチャージのチャージ額が所定の額以上である場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、1回のチャージのチャージ額が所定の額以上である場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択することで、1回のチャージのチャージ額が所定の額以上である利用者を対象として、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できることができる。
また、実施形態に係る選択装置は、提案部(実施形態では「提案部45」以下同じ)を有する。提案部は、選択部により選択された金融商品の購入を利用者に提案する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、選択した金融商品の購入を利用者に提案することができるため、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択し、購入を提案することができる。
また、実施形態に係る選択装置において、提案部は、利用者が利用する利用者端末(実施形態では「利用者端末100」以下同じ)を用いる所定の決済手段を提供する所定のプラットフォームであって、金融商品に関する情報を配信する所定のプラットフォームを介して、選択部により選択された金融商品の購入を提案する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、選択した金融商品の購入を利用者に提案することができるため、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択し、購入を提案することができる。
また、実施形態に係る選択装置において、提案部は、選択部により選択された金融商品の購入を提案する提案コンテンツを利用者が利用する利用者端末に提供する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、選択した金融商品の購入を提案する提案コンテンツを利用者端末に提供することができるため、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択し、購入を提案することができる。
また、実施形態に係る選択装置において、提案部は、チャージの完了の通知とともに、選択部により選択された金融商品の購入を提案する提案コンテンツを利用者が利用する利用者端末に提供する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、選択した金融商品購入をチャージの完了の通知とともに提案する提案コンテンツを利用者端末に提供することができるため、適切なタイミングで利用者に金融商品の購入を提案することができる。
〔6.ハードウェア構成〕
また、上述してきた各実施形態に係る決済サーバ10は、例えば、図9に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、決済サーバ10を例に挙げて説明する。図9は、決済サーバの機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を記憶する。通信インターフェイス1500は、通信網500(実施形態のネットワークNに対応する)を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、また、通信網500を介してCPU1100が生成したデータを他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が決済サーバ10として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部40の機能を実現する。また、HDD1400には、決済サーバ10の記憶装置内の各データが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔7.その他〕
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述した決済サーバ10は、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、特許請求の範囲に記載した「部」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 選択システム
10 決済サーバ
20 通信部
30 記憶部
31 口座データベース
32 投資商品データベース
33 事業者情報データベース
34 利用者情報データベース
40 制御部
41 取得部
42 決済処理部
43 推定部
44 選択部
45 提案部
46 通知部
100 利用者端末
200 店舗端末

Claims (22)

  1. 利用者が利用する所定の決済手段による決済に用いられる電子マネーのチャージのチャージ額を示す情報を含むチャージ情報と、前記利用者の前記所定の決済手段による決済額を示す情報を含む決済情報とを取得する取得部と、
    前記取得部により取得されたチャージ情報が示す一のチャージの額である第1金額決済情報が示す前記一のチャージの後の所定の期間に行われた決済の合計額である第2金額の差額である第3金額に基づいて、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する選択部と
    を有することを特徴とする選択装置。
  2. 利用者が利用する所定の決済手段による決済に用いられる電子マネーのチャージのチャージ額を示す情報、前記チャージからの経過時間を示す情報及び前記チャージの頻度を示す情報を含むチャージ情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得されたチャージ情報に含まれる前記チャージ額、前記経過時間、及び前記チャージの頻度のうち少なくとも1つが示す前記利用者の行動傾向に対応する金融商品を、前記利用者に購入を提案する金融商品として選択する選択部と
    を有することを特徴とする選択装置。
  3. 利用者が利用する所定の決済手段による決済に用いられる電子マネーのチャージのチャージ額を示す情報を含むチャージ情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得されたチャージ情報に基づいて、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する選択部と、
    前記選択部により選択された金融商品の購入を前記利用者に提案する提案部と
    を有し、
    前記提案部は、
    前記チャージの完了の通知とともに、前記選択部により選択された金融商品の購入を提案する提案コンテンツを前記利用者が利用する利用者端末に提供する
    ことを特徴とする選択装置。
  4. 前記選択部により選択された金融商品の購入を前記利用者に提案する提案部
    をさらに有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の選択装置。
  5. 前記提案部は、
    前記利用者が利用する利用者端末を用いる所定の決済手段を提供する所定のプラットフォームであって、金融商品に関する情報を配信する所定のプラットフォームを介して、前記選択部により選択された金融商品の購入を提案する
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の選択装置。
  6. 前記選択部は、
    前記チャージ情報が所定の条件を満たす場合、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する
    ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1つに記載の選択装置。
  7. 前記選択部は、
    前記チャージ情報が示すチャージ額が前記所定の条件を満たす場合、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する
    ことを特徴とする請求項6に記載の選択装置。
  8. 前記選択部は、
    前記チャージ情報が示すチャージ額が所定の閾値以上である場合、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する
    ことを特徴とする請求項7に記載の選択装置。
  9. 前記選択部は、
    前記チャージ情報が示すチャージ後に前記利用者が所定の行動を行わずに所定の期間が経過した場合、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する
    ことを特徴とする請求項6~8のいずれか1つに記載の選択装置。
  10. 前記選択部は、
    前記チャージ情報が示すチャージ後に当該チャージに対応する金額の決済が行われず所定の期間が経過した場合、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する
    ことを特徴とする請求項6~9のいずれか1つに記載の選択装置。
  11. 前記選択部は、
    前記チャージ情報が示すチャージ額に応じて、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する
    ことを特徴とする請求項1~10のいずれか1つに記載の選択装置。
  12. 前記選択部は、
    前記チャージ情報が示すチャージ額が多い程、価格が高い金融商品を選択する
    ことを特徴とする請求項11に記載の選択装置。
  13. 前記取得部は、
    前記チャージの頻度を示す前記チャージ情報を取得し、
    前記選択部は、
    前記チャージの頻度に基づいて、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する
    ことを特徴とする請求項1~12のいずれか1つに記載の選択装置。
  14. 前記選択部は、
    前記チャージの頻度が所定の回数以上である場合、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する
    ことを特徴とする請求項13に記載の選択装置。
  15. 前記取得部は、
    1回のチャージに関する前記チャージ情報を取得し、
    前記選択部は、
    前記1回のチャージのチャージ額に基づいて、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する
    ことを特徴とする請求項1~12のいずれか1つに記載の選択装置。
  16. 前記選択部は、
    前記1回のチャージのチャージ額が所定の額以上である場合、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する
    ことを特徴とする請求項15に記載の選択装置。
  17. コンピュータが実行する選択方法であって、
    利用者が利用する所定の決済手段による決済に用いられる電子マネーのチャージのチャージ額を示す情報を含むチャージ情報と、前記利用者の前記所定の決済手段による決済額を示す情報を含む決済情報とを取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得されたチャージ情報が示す一のチャージの額である第1金額決済情報が示す前記一のチャージの後の所定の期間に行われた決済の合計額である第2金額の差額である第3金額に基づいて、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する選択工程と
    を含むことを特徴とする選択方法。
  18. 利用者が利用する所定の決済手段による決済に用いられる電子マネーのチャージのチャージ額を示す情報を含むチャージ情報と、前記利用者の前記所定の決済手段による決済額を示す情報を含む決済情報とを取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得されたチャージ情報が示す一のチャージの額である第1金額決済情報が示す前記一のチャージの後の所定の期間に行われた決済の合計額である第2金額の差額である第3金額に基づいて、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する選択手順と
    をコンピュータに実行させるための選択プログラム。
  19. コンピュータが実行する選択方法であって、
    利用者が利用する所定の決済手段による決済に用いられる電子マネーのチャージのチャージ額を示す情報、前記チャージからの経過時間を示す情報及び前記チャージの頻度を示す情報を含むチャージ情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得されたチャージ情報に含まれる前記チャージ額、前記経過時間、及び前記チャージの頻度のうち少なくとも1つが示す前記利用者の行動傾向に対応する金融商品を、前記利用者に購入を提案する金融商品として選択する選択工程と
    を含むことを特徴とする選択方法。
  20. 利用者が利用する所定の決済手段による決済に用いられる電子マネーのチャージのチャージ額を示す情報、前記チャージからの経過時間を示す情報及び前記チャージの頻度を示す情報を含むチャージ情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得されたチャージ情報に含まれる前記チャージ額、前記経過時間、及び前記チャージの頻度のうち少なくとも1つが示す前記利用者の行動傾向に対応する金融商品を、前記利用者に購入を提案する金融商品として選択する選択手順と
    をコンピュータに実行させるための選択プログラム。
  21. コンピュータが実行する選択方法であって、
    利用者が利用する所定の決済手段による決済に用いられる電子マネーのチャージのチャージ額を示す情報を含むチャージ情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得されたチャージ情報に基づいて、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する選択工程と、
    前記選択工程により選択された金融商品の購入を前記利用者に提案する提案工程と
    を含み、
    前記提案工程は、
    前記チャージの完了の通知とともに、前記選択工程により選択された金融商品の購入を提案する提案コンテンツを前記利用者が利用する利用者端末に提供する
    ことを特徴とする選択方法。
  22. 利用者が利用する所定の決済手段による決済に用いられる電子マネーのチャージのチャージ額を示す情報を含むチャージ情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得されたチャージ情報に基づいて、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する選択手順と、
    前記選択手順により選択された金融商品の購入を前記利用者に提案する提案手順と
    をコンピュータに実行させ、
    前記提案手順は、
    前記チャージの完了の通知とともに、前記選択手順により選択された金融商品の購入を提案する提案コンテンツを前記利用者が利用する利用者端末に提供する
    選択プログラム。
JP2020219146A 2020-12-28 2020-12-28 選択装置、選択方法及び選択プログラム Active JP7093400B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020219146A JP7093400B1 (ja) 2020-12-28 2020-12-28 選択装置、選択方法及び選択プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020219146A JP7093400B1 (ja) 2020-12-28 2020-12-28 選択装置、選択方法及び選択プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP7093400B1 true JP7093400B1 (ja) 2022-06-29
JP2022104129A JP2022104129A (ja) 2022-07-08

Family

ID=82214053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020219146A Active JP7093400B1 (ja) 2020-12-28 2020-12-28 選択装置、選択方法及び選択プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7093400B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7336613B1 (ja) 2023-02-28 2023-08-31 Tis株式会社 情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008146518A (ja) 2006-12-13 2008-06-26 Oki Electric Ind Co Ltd 金融商品提案方法及びシステム
JP2018101284A (ja) 2016-12-20 2018-06-28 ヤフー株式会社 口座管理システム、口座管理方法および口座管理プログラム
JP2020030462A (ja) 2018-08-20 2020-02-27 Zホールディングス株式会社 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP6740441B1 (ja) 2019-12-04 2020-08-12 PayPay株式会社 提案装置、提案方法及び提案プログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008146518A (ja) 2006-12-13 2008-06-26 Oki Electric Ind Co Ltd 金融商品提案方法及びシステム
JP2018101284A (ja) 2016-12-20 2018-06-28 ヤフー株式会社 口座管理システム、口座管理方法および口座管理プログラム
JP2020030462A (ja) 2018-08-20 2020-02-27 Zホールディングス株式会社 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP6740441B1 (ja) 2019-12-04 2020-08-12 PayPay株式会社 提案装置、提案方法及び提案プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022104129A (ja) 2022-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8788324B1 (en) Preferred payment type
CA2866675C (en) Systems and methods for identifying product recommendations based on investment portfolio data
US8209229B1 (en) Method and system for determining the actual cost of a product or service using financial data
JP6740441B1 (ja) 提案装置、提案方法及び提案プログラム
US11386488B2 (en) System and method for combining product specific data with customer and merchant specific data
KR100733161B1 (ko) 통합 회원제 마케팅 관리 방법 및 그 시스템
JP7078784B1 (ja) 提供装置、提供方法及び提供プログラム
US20240070196A1 (en) Methods and systems for dynamically selecting and providing web resources
JP7093400B1 (ja) 選択装置、選択方法及び選択プログラム
JP7287938B2 (ja) 選択装置、選択方法及び選択プログラム
JP6951540B1 (ja) 選択装置、選択方法及び選択プログラム
JP6963088B1 (ja) 選択装置、選択方法及び選択プログラム
JP7309803B2 (ja) 選択装置、選択方法及び選択プログラム
JP7477679B2 (ja) 提供装置、提供方法及び提供プログラム
US12002082B2 (en) Method, medium, and system for providing trait-focused recommendations of computer applications
JP7254996B2 (ja) 提供装置、提供方法及び提供プログラム
JP7335411B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
US20230080396A1 (en) Systems and methods for providing trait-focused recommendations of computer applications
JP7402369B2 (ja) 付与装置、付与方法及び付与プログラム
US20210256486A1 (en) Computer Based System and Method for Controlling Third Party Transacting Through a single Interface
US20210256516A1 (en) Computer-based system and method for targeting financial goals via electronic code or coupon auctions
US20230113506A1 (en) Systems and methods for generating content for a user interface
Simon et al. Decision: Long-Term Price Optimization
JP2024051899A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
KR20220125068A (ko) 상품/서비스 추천 후기 컨텐츠 관리시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201228

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20201228

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20210203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210604

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220317

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220607

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220617

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7093400

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150