JPH09198446A - 対話型自動問診方法及び装置 - Google Patents

対話型自動問診方法及び装置

Info

Publication number
JPH09198446A
JPH09198446A JP713496A JP713496A JPH09198446A JP H09198446 A JPH09198446 A JP H09198446A JP 713496 A JP713496 A JP 713496A JP 713496 A JP713496 A JP 713496A JP H09198446 A JPH09198446 A JP H09198446A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
patient
symptom
input
inquiry
subjective
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP713496A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3591106B2 (ja
Inventor
Kazuyuki Shimada
和之 島田
Hitoshi Matsuo
仁司 松尾
Hideyuki Ban
伴  秀行
Akifumi Okabe
昭文 岡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP713496A priority Critical patent/JP3591106B2/ja
Publication of JPH09198446A publication Critical patent/JPH09198446A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3591106B2 publication Critical patent/JP3591106B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】患者の症状データ入力が容易な対話型自動問診
方法及び装置を提供する。 【解決手段】入力及び出力手段122、123、患者の
生理状態を計測する手段121、患者データ、問診内容
データ等を格納する記憶手段110〜115、診察者に
替わって問診を自動的に行なう問診処理手段100とを
有し、問診処理手段が121からバイタルサイン入力部
102と、問診結果を入力する問診入力部103と、1
02と103での入力情報から患者にアドバイス表示す
る表示部109とからなり、問診入力部は患者による自
覚症状入力部と、患者に症状有無を問い回答を入力する
聴取入力部108からなり、自覚症状入力部は身体部位
自覚症状を入力する入力部106と、全身自覚症状を入
力する入力部107とからなり、患者は106による全
身図で自覚症状部位と症状を指示し入力する。 【効果】患者入力が正確になり利用頻度が増え、担当医
は詳細に状態を把握できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療分野で患者の
生理状態を示す非数値情報である症状を、グラフィック
を利用して対話型問診形式で入力する対話型自動問診方
法、及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、慢性疾患等の高齢患者に対し、病
院で治療を行なう病院医療から、患者の自宅で治療を行
なう在宅医療が増えつつある。それに伴い、患者宅での
日々のバイタルサイン等の数値データの収集や、日々の
患者の様子等の非数値データの収集が重要になってき
た。従来、この非数値データは、情報機器による問診機
能を利用して収集されていた。例えば、第14回医療情
報学連合大会(1994年11月)の493頁−496
頁に記載されている「在宅医療支援情報システムの開
発」と題された報告での問診機能は、患者が文章で提示
された症状の選択を行なう文章愁訴入力形式である。ま
た、例えば、「うらら」の問診機能は、文章や音声によ
り提示された、「食欲はありますか」、「頭痛がします
か」等の15個の質問の内で患者毎に限定した5個の質
問に、「はい」、「いいえ」等の選択ボタンを押して答
えるという文章質問回答形式である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
文章形式による症状聴取を行なうので、「痛み」等に関
する症状は、「頭部」、「腹部」等の身体の部位毎に
「頭が痛い」、「お腹が痛い」等のように文章を全て提
示する必要があるという問題、部位に関する症状に対
し、その位置を聴取できないという問題があった。さら
に、上記従来技術の文章聴取入力形式の場合、百以上の
症状から患者の自覚症状を選択する必要があるという問
題があった。また、患者が入力を忘れてしまった場合、
情報を聴取できないという問題があった。上記従来技術
の質問回答形式の場合、患者が質問に回答するので、質
問する症状を限定しなければならず、限定された症状以
外の症状は聴取できないという問題があった。本発明の
目的は、従来技術の問題を解決し、非数値データである
患者の症状データの入力を容易に行なう対話型自動問診
方法及び装置を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の対話型自動問診
方法の特徴は、患者の生理状態を表わすバイタルサイン
を数値情報で入力するバイタルサイン入力ステップと、
患者の症状を非数値情報で入力する問診入力ステップ
と、バイタルサイン入力ステップと問診入力ステップで
入力された情報により、患者に生活指標のアドバイスを
出力手段に表示する健康アドバイス表示ステップとを有
し、問診入力ステップは、患者が自分の自覚症状を入力
する自覚症状入力ステップと、患者が、出力手段に表示
された患者に症状の有無を問う質問に対する回答を入力
する聴取入力ステップから構成され、自覚症状入力ステ
ップは、患者の身体部位に関する自覚症状を入力する部
位別症状入力ステップと、患者の全身に関する自覚症状
を入力する全身症状入力ステップとから構成され、部位
別症状入力ステップで全身図が表示されて、患者が、自
覚症状のある前記身体部位の位置とその症状を全身図上
を指示して入力し、医師にに替わって患者の問診を自動
的に行なう点にある。
【0005】本発明の対話型自動問診方法の他の特徴
は、上記対話型自動問診方法において、聴取入力ステッ
プで聴取する身体部位の位置を全身図を用いて表示する
こと、問診入力ステップで、自覚症状の有無を問う質問
を前記出力手段に表示し、患者は自覚症状がない場合に
自覚症状がないことを入力すること、聴取入力ステップ
で、病名、標準血圧値を含む患者に固有の情報、患者が
自覚症状入力ステップで入力した症状、過去の症状をも
とに質問を出力手段に表示すること、自覚症状入力ステ
ップで、過去の症状の程度をグラフで出力手段に表示
し、患者はグラフを参照して現在の症状の程度を入力す
ること等にある。
【0006】本発明の対話型自動問診装置の特徴は、患
者が自分の症状を入力する入力手段と、患者の症状を問
診する問診処理手段と、問診の内容及び問診の結果を出
力する出力手段と、患者に関するデータ、及び問診の内
容を表わすデータが格納される記憶手段と、患者の生理
状態を表わすバイタルサインを計測するバイタルサイン
測定手段とを有し、問診処理手段が、バイタルサイン測
定手段から数値情報でバイタルサインを入力するバイタ
ルサイン入力部と、問診結果を非数値情報で入力する問
診入力部と、バイタルサイン入力部と問診入力部で入力
された情報により、患者に生活指標のアドバイスを表示
する健康アドバイス表示部とからなり、問診入力部は、
患者が自分の自覚症状を入力する自覚症状入力部と、患
者が、出力手段に表示された患者に症状の有無を問う質
問に対する回答を入力する聴取入力部から構成され、自
覚症状入力部は、患者の身体部位に関する自覚症状を入
力する部位別症状入力部と、患者の全身に関する自覚症
状を入力する全身症状入力部とから構成され、部位別症
状入力部は全身図を出力手段に表示して、患者が、自覚
症状のある身体部位の位置とその症状を全身図上を指示
して入力し、医師にに替わって患者の問診を自動的に行
なう点にある。
【0007】本発明の対話型自動問診装置の他の特徴
は、上記対話型自動問診装置において、聴取入力部で聴
取する身体部位の位置を全身図を用いて表示すること、
問診入力部で、自覚症状の有無を問う質問を出力手段に
表示し、患者は自覚症状がない場合に自覚症状がないこ
とを入力すること、聴取入力部で、病名、標準血圧値を
含む患者に固有の情報、患者が自覚症状入力部で入力し
た症状、過去の症状をもとに質問を出力手段に表示する
こと、自覚症状入力部で、過去の症状の程度をグラフで
出力手段に表示し、患者はグラフを参照して現在の症状
の程度を入力すること等にある。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の対話型自動問診
装置の構成例を示す。本装置は、入力装置122、出力
装置123、測定装置121、各種データベース110
〜115、及び、問診処理部100から構成されてい
る。測定装置121は患者のバイタルサインを測定す
る。入力装置122から患者は自分の意志を入力する。
出力装置123には患者の意志入力を促すための各種表
示、各種の処理結果を表示を行なう。データベースは、
利用者である患者に関する患者データベース110、患
者の治療担当者に関する担当者データベース111、患
者の症状に関する症状データベース112、患者に対し
症状の聴取を行なうときに使用する聴取データベース1
13、自覚症状入力部105と聴取入力部108で入力
された結果を蓄積する患者入力データ114、健康上の
アドバイスを行なう時に使用する健康アドバイスデータ
ベース115からなる。
【0009】問診処理部100は、本装置の初期設定を
する問診初期設定部101、測定装置121から測定デ
ータが入力されるバイタルサイン入力部102、問診を
行なう問診入力部103、及び、健康アドバイスを出力
装置123に表示する問診結果判定部109からなる。
問診入力部103は、患者の自覚症状を入力する自覚症
状入力部105、聴取データベース113から抽出され
た聴取項目に関する入力が行われる聴取入力部108、
及び、自覚症状入力部105、聴取入力部108、及び
入力装置122、出力装置123を制御する制御部10
4から構成される。さらに、自覚症状入力部105は、
自覚症状の種類によって、身体部位の症状に関する入力
が行われる部位別症状入力部106と身体の全身にわた
る症状に関する入力が行われる全身症状入力部107か
ら構成される。問診処理部100の各部は専用ハードウ
エアにより構成して実行してもよいし、問診処理部10
0を計算機により構成して、処理手順をソフトウエアに
より実行してもよい。
【0010】本装置を構成する各部は全て患者の自宅に
設置され、各種データベース110〜115をもとにし
て、本装置は担当医に替わって患者の問診を行ない、問
診結果から自動的に患者に健康アドバイスを行なう。患
者を担当する担当医は、一般的な問診事項に加え患者固
有の症状に関する問診事項を聴取データベース113に
加えておき、患者の診断に利用する。患者自身が本装置
を利用して行なった問診結果を、図1には図示していな
い可搬可能なメモリ(ICカード、フロッピーデイス
ク、光デイスク等)に記憶しておき、患者が通院する時
に病院に持参してこのメモリを担当医に渡し、担当医は
このメモリ内の問診結果を参照して診察を行ない適切な
指導を患者に行なう。
【0011】あるいは、本装置と、担当医の診断室に置
かれた診療端末(入力装置122’(図示せず)、出力
装置123’(図示せず)を含む)とを有線又は無線に
よる通信回線により接続しておき、患者自身が本装置を
利用して行なった問診結果を、担当医が参照してさらに
必要な問診事項を追加する必要があると判断した場合に
は、この問診事項を聴取データベース113に加えて、
より詳細な診断に必要な情報を得るようにする。さら
に、担当医の診断室に置かれた入力装置122’(図示
せず)、出力装置123’(図示せず)と、患者宅に置
かれた本装置の入力装置122、出力装置123を利用
して、担当医が患者に直接に対話して問診して、適切な
指導を行なってもよい。即ち、担当医は入力装置12
2’から患者に質問事項を入力すると、この質問事項は
出力装置123に表示され患者は回答を入力装置122
に入力するとこの回答は出力装置123’に表示され、
このような質問回答の繰返しにより、担当医は診断と患
者指導を行なう。
【0012】次に、本装置の動作を図18に示すフロー
チャートを用いて詳細に説明する。まず、本装置の本体
スイッチをオンにすると装置の開始ステップ1800に
なり本装置が機能し始め、次に、問診初期設定部101
を実行するステップ1801に移る。ステップ1801
では、患者データベース110から氏名や現疾患等の患
者固有の情報を、担当者データベース111から担当医
と担当看護婦の画像や音声等の治療担当者に固有の情報
をロードし、図2のように出力装置123の表示画面2
00に、治療担当者ウインドウ210と日時ウインドウ
220、メッセージウインドウ230を表示する。これ
らのウインドウの大きさを変化できるようにしてもよ
い。治療担当者ウインドウ210には、患者の治療担当
者の画像を表示する。この表示により、メッセージウイ
ンドウ230に表示されるメッセージが治療担当者から
のメッセージであることがわかる。図2では担当看護婦
の画像211を表示しているが、担当医の画像でもよ
い。
【0013】日時ウインドウ220には日付と時間を表
示するので、患者入力データ114に関連づけて蓄積す
る日付と時間を、患者が確認でき、患者入力データ11
4に蓄積するデータ入力時の日付や時間の間違いによる
誤診を防ぐことができる。メッセージウインドウ230
には、利用者である患者名、利用する時間、状況に応じ
たメッセージを表示する。表示するメッセージの大きさ
は変化できるようにしてもよい。例えば、“山田太郎”
という患者が利用者であり、時刻が“08時20分”の
場合、図2のように、開始メッセージ231“おはよう
ございます、山田太郎さん。”を表示する。この例のよ
うに、患者の名前を表示するので、患者が、自分に対す
る問いかけ、即ち本人であるか否かを確認できる。この
時、メッセージウインドウ230に表示するメッセージ
を、治療担当者ウインドウ210に表示している画像が
示す人物の音声、図2の例では、担当看護婦の音声で出
力してもよい。開始メッセージ231を表示した後、予
め設定された所定の時間が経過すると、問診初期設定部
101の処理が終了する。この所定の時間は変更可能で
ある。
【0014】次に、バイタルサイン入力部102の処理
を実行するステップ1802に移る。バイタルサイン入
力部102では、まず、図3のように、表示画面200
に、治療担当者ウインドウ210、日時ウインドウ22
0、メッセージウインドウ230、患者入力ウインドウ
310を表示する。患者入力ウインドウ310上には、
入力選択ボタン311と例外処理ウインドウ320を表
示する。入力選択ボタン311は、メッセージウインド
ウ230に表示されるメッセージに対する患者の意志選
択を入力するために用いる。患者は入力装置122でポ
インタ330を操作し、入力選択ボタンを選択できる。
例えば、メッセージウインドウ230に測定準備確認メ
ッセージ331“測定しましょう。準備できましたか
?”を表示し、患者入力ウインドウ310に入力選択ボ
タン311“できた”、例外処理ウインドウ320にヘ
ルプボタン321“わからない”、次処理ボタン322
“次へ進む”を表示する。
【0015】入力選択ボタン311が選択された場合、
図4に示す画面のように、入力選択ボタン311を反転
表示する。そして、測定装置121により、血圧、脈
拍、体温、心電計、肺音等の患者の状態を表わすバイタ
ルサインの測定が行われ、それらの測定データが問診装
置に入力される。入力終了後、バイタルサイン入力部1
02の処理が終了する。また、次処理ボタン322が選
択された場合、測定装置121によるバイタルサイン測
定は行われず、バイタルサイン入力部102の処理が終
了する。
【0016】このように、次処理ボタン322を常に表
示することにより、患者の気が進まない時や、どうして
もメッセージウインドウ230に示された処理が実行で
きない場合に、次の処理に移行できる。もし、ヘルプボ
タン321が選択された場合、今何をすべきかに対する
補助情報を提供する。例えば、図3に示す例の場合に
は、測定準備確認メッセージ331に対して、患者が、
“測定装置121の使用法”や、“測定装置121の問
診装置への接続方法”がわからない可能性がある。ここ
で、ヘルプボタン321が選択されると、図5に示す画
面のように、ヘルプ項目選択ウインドウ510を表示す
る。このヘルプ項目選択ウインドウ510に表示してい
る“測定器の使い方”、“測定器の付け方”等が選択さ
れると、それらの選択項目に関する補助情報を表示す
る。このように、その状況に合わせた補助情報を提供す
るためのヘルプボタンを常に表示するので、情報機器に
不慣れな患者でも操作を続けることができる。このよう
に患者の意志入力をボタンにより行なうので、例えば高
齢者等の情報機器に不慣れな人でも、容易に本発明の問
診装置を操作できる。この入力選択ボタンの形状はその
選択意志を意味する画像を用いてもよい。この場合に、
直感的理解が可能となり、文章だけの表示より操作性が
向上する。また、表示画面200上に表示するウインド
ウや、それらのウインドウに表示するボタンは大きさを
変化できるようにしてもよい。それにより、細かい作業
が苦手な高齢者でも、容易に本発明の装置を利用でき
る。
【0017】次に、問診入力部103の処理を実行する
ステップ1803に移る。ステップ1803を図19の
フローチャートを用いて説明する。開始ステップ190
0に次いで、自覚症状入力部105の処理を実行するか
否かの分岐判定を行なうステップ1901を実行する。
具体的には、図6に示すように、メッセージウインドウ
230に自覚症状の有無を確認するメッセージ631
“お変わりはありますか?”を表示し、患者入力ウイン
ドウ310上にメッセージ631に対して、患者が選択
する入力選択ボタン312“ある”、入力選択ボタン3
13“ない”を表示する。入力選択ボタン312が選択
された場合、自覚症状入力部105の処理を実行するス
テップ1902に移る。自覚症状入力部105の処理
を、“頭が痛く、食欲がない”患者の例で図20に示す
フローチャートを使用して説明する。
【0018】自覚症状入力部105の開始ステップ20
00に次いで、患者の自覚症状の訴えにより、全身症状
入力部106、又は部位別症状入力部107の処理を実
行する分岐判定を行なうステップ2001を実行する。
具体的には、図7に示すように、表示画面200上に治
療担当者ウインドウ210、患者症状表示ウインドウ7
10、患者入力ウインドウ310、メッセージウインド
ウ230を表示する。図7の例では、治療担当者ウイン
ドウ210上に担当医の画像212を表示しているが、
担当看護婦の画像211でもよい。患者入力ウインドウ
310には、身体部位を入力するための全身図314、
全身の症状を入力するための全身症状ボタン315、例
外処理ウインドウ320を表示する。例外処理ウインド
ウ320には、ヘルプボタン321、次処理ボタン32
2を表示する。メッセージウインドウ230には、自覚
症状を問う入力メッセージ731“どうしました?”を
表示する。
【0019】このメッセージに対して、患者は症状“頭
が痛い”を入力するため、ポインタ330を操作し、全
身図314の頭部を選択すると、自動的に処理は、部位
別症状入力部の処理を実行するステップ2002に処理
が移る。ステップ2002では、ポインタ330で選択
された座標を検知し、頭部が選択されたと認識する。そ
こで、図8に示すように、全身図314の頭部を反転表
示し、頭部が選択されたことを明示し、メッセージウイ
ンドウ230にメッセージ831“頭が?”を表示す
る。さらに、症状選択ウインドウ810を表示し、症状
データベース112から抽出した頭部症状の選択項目
“頭が痛い”“頭が重い”等を表示する。なお、症状デ
ータベース(DB)112は、身体部位毎のデータベー
ス(DB)で構成されてもよい。例えば、図16に示す
ように、症状データベース112は、一般症状データベ
ース1610、頭部症状データベース1620、腹部症
状データベース1630、脚部症状データベース164
0等で構成されている。
【0020】また、症状選択ウインドウ810に表示す
る選択項目は、図8に示すように文字を順番に並べるの
ではなく、“頭が痛い”、“頭が重い”等の症状が表示
されたボタンで表示してもよい。“頭が痛い”、“頭が
重い”等の症状の意味を示す絵が表示されたボタンで表
示してもよい。さらに、これらを併用してもよい。
【0021】ステップ2002で、頭部が選択された場
合、全身図314の頭部を反転表示する代わりに、選択
された座標を中心とした範囲を反転表示してもよい。ま
た、患者に症状のある範囲を枠で囲んだりして選択して
もらい、その部分を反転表示してもよい。また、反転表
示する部分は、皮膚が発赤している部分を赤色で表示す
る等のようにして、その症状をカラー表示してもよい。
また、図7の例に示すように全身図314を1つだけ表
示するのではなく、前向きと後ろ向きの全身図を2つ表
示してもよい。全身図314を1つ表示する場合でも、
前向きの全身図だけでなく、後向きの全身図の表示を選
択するボタンを表示しておき、このボタンが選択された
とき後向きの全身図を表示し、背部や腰部の部位を選択
できるようにしてもよい。後向きの全身図が表示されて
いる時には、前向きの全身図の表示を選択するボタンが
表示されており、このボタンが選択されたとき前向きの
全身図が表示される。さらに、全身図314をポリゴン
で表現し、ポインタ330により表示する向きを自由に
変化できるようにしてもよい。
【0022】次に、患者が症状を選択するステップ20
04に移る。患者は症状選択ウインドウ230に表示さ
れている選択項目の“頭が痛い”を選択すると、画面は
図9に示す画面となる。図9では、選択項目“頭が痛
い”が選択されたことを示すため選択項目“頭が痛い”
を反転表示し、患者症状表示ウインドウ710に“頭が
痛い”を表示し、さらに、メッセージウインドウ230
には、メッセージ931“頭が痛いのですね。”を表示
する。
【0023】もし、“頭が痛い”という症状が過去に頻
繁にあった場合、図10に示す画面例のように、その症
状の程度(症状度)を数値で示して入力してもよい。図
10では、患者入力ウインドウ310上に症状度入力ウ
インドウ316、例外処理ウインドウ320を表示して
いる。症状度入力ウインドウ316には、過去の“頭が
痛い”という症状の症状度グラフ317、症状の程度の
入力を行なう入力スクロールバー318を表示する。例
外処理ウインドウ320には、ヘルプボタン321、入
力終了ボタン323を表示する。患者は、症状度グラフ
317を参照しながら、ポインタ330により入力スク
ロールバー318を用いて症状度の入力を行なう。図1
0の例では、症状度は10段階で表現しているが、この
段階は任意に設定できる。この入力スクロールバー31
8の代わりに、数字を表示した数値ボタンを用いてもよ
いし、テンキーを表示し数値を入力してもよい。キーボ
ードにより数値入力をしてもよいことはいうまでもな
い。また、症状度グラフは棒グラフだけでなく、折れ線
グラフを用いてもよいし、棒グラフと折れ線グラフを併
用してもよい。また、入力された症状について、期間や
頻度等のより詳細な情報を得るために症状度を上記のよ
うにグラフ表示して質問してもよい。
【0024】この症状度の入力後、入力終了ボタン32
3が選択され、図9に示す画面に戻る。なお、もし、図
9に示す画面で、患者が入力したい症状が、症状選択ウ
インドウ810の選択項目にない場合、選択項目“その
他”を選択できる。選択項目“その他”が選択された場
合、患者は症状を文章を用いて入力できる。図11に、
症状を文章を用いて入力する場合の画面例を示す。患者
入力ウインドウ310上のメッセージ入力エリア319
に、入力装置122を使用してメッセージが入力され、
その後、入力終了ボタン313が選択され、図9に示す
画面に戻る。
【0025】症状“頭が痛い”という部位別症状入力部
の処理を実行するステップ2002が終了した後、図9
に示す画面に戻り、処理はステップ2001に戻る。こ
こで患者は“食欲がない”を入力するため、ポインタ3
30を操作し、全身症状ボタン315を選択すると、処
理は自動的に、全身症状入力部の処理を実行するステッ
プ2003に移る。ステップ2003では、症状選択ウ
インドウ810を表示し、症状データベース112から
抽出した全身症状の選択項目“眠れない”“食欲がな
い”等を症状選択ウインドウ810に表示する。次に、
ステップ2004を行なう。その画面が図12である。
図12に示すように、全身症状ボタン315を反転表示
し、症状選択ウインドウ810の症状“食欲がない”を
反転表示し、患者症状表示ウインドウ710に症状“食
欲がない”を表示し、メッセージウインドウ230に
は、メッセージ1231“食欲がないのですね。”を表
示する。
【0026】症状“食欲がない”を選択した後、処理は
ステップ2001に戻り、図9に示す画面に戻る。ここ
で患者は、次処理ボタン322を選択すると症状入力を
終了する。ここで、処理は、患者入力データに蓄積する
ステップ2005に移り、患者症状表示ウインドウ71
0に表示されている“頭が痛い”と“食欲がない”とい
う症状を患者入力データ114に蓄積する。この患者入
力データ114のデータ構造を図17に示す。IDフィ
ールド1700には蓄積されている症状のID番号が、
日時フィールド1710には症状が蓄積された日時が、
症状フィールド1720には蓄積された症状が、それぞ
れ記憶される。身体座標フィールド1730には、症状
が身体部位症状の場合にその部位を選択したポインタ3
30の座標が記憶される。症状度フィールド1740に
は入力された症状の程度が記憶され、治癒完了フィール
ド1750には、入力された症状が治癒したかどうかの
情報がYes、No形式で記憶される。ID17100
2と、ID171003は、今回の入力された症状に関
するデータである。以上で、自覚症状入力部の終了ステ
ップ2006となり、自覚症状入力部105の処理を実
行するステップ1902が終了する。
【0027】上記のステップ1901は無くてもよい。
その場合、問診入力部の処理を実行するステップ180
3は、ステップ1900、ステップ1902、ステップ
1903、ステップ1904の処理をこの順序で行な
う。このように、ステップ1901を行なうことで、患
者の体調の変化がない場合に、“変化がない”という重
要な情報を聴取できる。また、“変化がある”場合に
も、自覚症状入力部105の処理を実行することによ
り、患者が自覚している症状だけを入力できるので、質
問形式による冗長な症状の聴取を省略できる。
【0028】さらに、自覚症状入力部105では、症状
を身体部位症状と一般全身症状に分類しているので、身
体部位症状の入力では全身図を使用して部位選択ができ
る。また、症状を表示する場合、選択された部位に関す
る症状だけを表示するので、表示する症状の数が減少
し、その結果、選択されるべき症状を画面に全て表示で
き、複雑な画面展開が無くなり、情報機器に不慣れな高
齢者でも容易に装置を操作できるので、症状の聴取が簡
単にできる。また、各身体部位の症状入力を、全身図を
使用して各身体部位を選択して行なうので、従来、聴取
できなかった部位の症状の位置情報を聴取できる。この
位置情報は担当医が症状を確認する場合に重要な情報で
ある。
【0029】次に、聴取入力部108の処理を実行する
ステップ1903を行なう。ここでは、具体例として、
過去に“右腕が痛い”という訴えがあったが、既に治癒
した場合の例をとって説明する。このような例では、図
17に示す患者入力データ114の中に、過去の症状で
ID171001のように治癒フィールド1750が
“No”の症状データがあることを意味する。このよう
に、患者入力データ114を検索し症状を抽出した場
合、患者にその症状の有無を尋ねる。この時、図13に
示すようにメッセージウインドウ230にメッセージ1
331“右腕の痛みはありますか?”を表示する。さら
に、患者入力ウインドウ310上に全身図314を表示
し、右腕の部分を反転表示してもよい。また、メッセー
ジ1331に対して、患者入力ウインドウ310上に選
択ボタン312“ある”、選択ボタン313“ない”、
例外処理ウインドウ320を表示する。患者は、現時点
では右腕の痛みが無いので、ポインタ330を操作し、
選択ボタン313を選択する。この選択により、患者入
力データ114に、ID171004のように治癒フィ
ールド1750がYesとして、蓄積記憶される。
【0030】以上の説明は、過去の症状が現在もあるか
否かを聴取した例であるが、その他、患者の血圧等の標
準データと測定データとを比較し、危険範囲を超えてい
る場合に現れる症状を聴取してもよい。また、自覚症状
入力部105の処理を実行した場合に入力された症状に
おいて、危険な状態を示すと思われる症状をより詳細に
聴取してもよい。さらに、入力された症状のうち患者の
疾患や危険な疾患に特有な症状があった場合、その疾患
か否か鑑別できるようにその疾患に関連した症状を聴取
してもよい。もちろん、これら手法を併用してもよい。
【0031】聴取入力部108の処理を実行するステッ
プ1903が終了すると、問診入力部103の処理実行
終了ステップ1904となり、問診入力部103の処理
を実行するステップ1803が終了する。ステップ19
03の実行において、全身図314を用いて聴取内容を
表示して、身体部位に関する聴取を、文字表示だけでは
できなかった部位位置の確認を視覚的に行なうことがで
き、また、聴取入力部108の処理実行することによ
り、自覚症状入力部105の処理で入力し忘れた情報
や、その入力に関連した情報等の聴取が可能になるの
で、担当医が後の診断に必要な情報を患者から聴取でき
る。 さらに、先ず自覚症状入力部108の処理を実行
し、次に、聴取入力部105の処理を実行することによ
り、医者の問診の流れに即した症状の聴取ができる。
【0032】次に、問診結果判定部109の処理を実行
するステップ1804を行なう。問診結果判定部10
9、問診入力部103で得られた患者入力データ114
をもとに、問診結果の判定を行なう。この時、健康アド
バイスデータベース115のデータを検索し、食事や運
動等の健康アドバイスを、図14に示す画面例のように
表示する。図16に示す画面では、メッセージウインド
ウ230に健康アドバイスをメッセージ1431として
表示している。入力装置122からの所定の入力(任意
の入力でよい、例えば、END、終了、終、*等)があ
ると、図15に示すように、表示画面200に、治療担
当者ウインドウ210、日時ウインドウ220、メッセ
ージウインドウ230を表示し、メッセージウインドウ
230上に終了メッセージ1531“山田太郎さん、お
疲れさまでした。では、お大事に”を表示する。以上
で、ステップ1804が終了し、本発明の装置の終了ス
テップ1805となり、全処理が終了する。以上説明し
たように、患者は、自宅であたかも直接に担当医から問
診を受けている感覚で問診を受けることができる。
【0033】
【発明の効果】本発明の対話型自動問診装置より、患者
の入力操作が正確かつ容易になるので、利用頻度が向上
し、バイタルサイン等の数値データだけでなく、非数値
データである患者の症状のデータ収集がより頻度多く実
行でき、担当医は、より詳細に患者の状態把握を行なう
ことができる。また、問診を全身図を用いて行なうの
で、担当医が聴取したい身体部位の症状の位置を患者に
視覚的に確認させながら、その症状の有無を問う質問を
提示でき、患者が質問の意味を容易に理解でき、入力が
容易になる。さらに、問診の最初に自覚症状の有無を問
う質問をするので、自覚症状がない場合には、自覚症状
がないことを入力させるので、患者に不要な質問をする
必要が無く、患者の様態について“変化がない”という
情報が入手できる。患者固有情報や自覚症状をもとに不
必要な質問を排除することにより、現在の患者の状態に
対応した症状を聴取でき、患者に必要な質問だけを行な
い、担当医が診断に必要な情報を聴取できる。
【0034】本発明の対話型自動問診装置は長期間にわ
たる在宅治療を要する慢性疾患の患者のモニタ、診断に
有用であるばかりではなく、健常者の健康モニタとして
も有効であり、健常者の自覚症状に基づいて健常者自身
の意志で問診を、自宅であたかも直接に担当医から問診
を受けている感覚で受けることができ、自覚症状に対し
て最適な対応を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の対話型自動問診装置の構成例を示す
図。
【図2】本発明の問診の初期設定を行なう表示画面の例
を示す図。
【図3】本発明の装置においてバイタルサイン入力を実
行する初期の表示画面の例を示す図。
【図4】本発明のバイタルサイン入力において患者が選
択ボタンを選択した時の表示画面の例を示す図。
【図5】本発明のバイタルサイン入力において患者がヘ
ルプボタンを選択した時の表示画面の例を示す図。
【図6】本発明の装置において問診入力を実行する時の
初期の表示画面の例を示す図。
【図7】本発明の装置において自覚症状入力を実行する
時の初期の表示画面の例を示す図。
【図8】本発明の装置において部位別症状入力の実行で
頭部症状を選択した時の表示画面の例を示す図。
【図9】本発明の装置において部位別症状入力の実行で
頭部症状を選択し、症状“頭が痛い”を選択した時の表
示画面の例を示す図。
【図10】本発明の装置において自覚症状入力の実行で
症状の程度の入力時の表示画面の例を示す図。
【図11】本発明の自覚症状入力の実行で症状“その
他”を選択した時の症状を入力する表示画面の例を示す
図。
【図12】本発明の装置において全身症状入力の実行で
症状“食欲がない”を選択した時の表示画面の例を示す
図。
【図13】本発明の装置において聴取入力の実行で症状
“右腕の痛み”の有無を聴取する表示画面の例を示す
図。
【図14】本発明の装置において問診結果判定の実行で
健康アドバイスを行なう表示画面の例を示す図。
【図15】本発明の装置の終了を示す表示画面の例を示
す。
【図16】本発明の装置で使用する症状データベースの
構成例を示す図。
【図17】本発明の装置で使用する患者入力データのデ
ータ構造例を示す図。
【図18】本発明の装置の実行動作を説明するフローチ
ャート。
【図19】本発明の装置により問診入力を実行する手順
を説明するフローチャート。
【図20】本発明の装置の部位別症状入力の実行の手順
を説明するフローチャート。
【符号の説明】
100…問診処理部、101…問診初期設定部、102
…バイタルサイン入力部、103…問診入力部、104
…制御部、105…自覚症状入力部、106…部位別症
状入力部、107…全身症状入力部、108…聴取入力
部、109…問診結果判定部、110…患者データベー
ス、111…担当者データベース、112…症状データ
ベース、113…聴取データベース、114…患者入力
データ、115…健康アドバイスデータベース、121
…測定装置、122…入力装置、123…出力装置、2
00…出力装置の表示画面、210…治療担当者ウイン
ドウ、211…担当看護婦の画像、212…担当医の画
像、220…日時ウインドウ、230…メッセージウイ
ンドウ、231、331、631、831、931、1
331、1431、1531…メッセージウインドウに
表示されるメッセージ、310…患者入力ウインドウ、
311、312、313…入力選択ボタン、314…全
身図、315…全身症状ボタン、316…症状度入力ウ
インドウ、317…症状度グラフ、318…症状の程度
を入力を行なう入力スクロールバー、319…メッセー
ジ入力エリア、320…例外処理ウインドウ、321…
ヘルプボタン、322…次処理ボタン、323…入力終
了ボタン、330…患者が入力装置で操作するポイン
タ、510…ヘルプ項目選択ウインドウ、710…患者
症状表示ウインドウ、810…症状選択ウインドウ、1
610…一般症状データベース、1620…頭部症状デ
ータベース、1630…腹部症状データベース、164
0…脚部症状データベース、1700…IDフィール
ド、1710…日時フィールド、1720…症状フィー
ルド、1730…身体座標フィールド、1740…症状
度フィールド、1750…治癒完了フィールド、180
0…本装置の開始ステップ、1801…問診初期設定部
の処理を実行するステップ、1802…バイタルサイン
入力部の処理を実行するステップ、1803…問診入力
部の処理を実行するステップ、1804…問診結果判定
部の処理を実行するステップ、1805…本装置の終了
ステップ、1900…問診入力部の処理開始ステップ、
1901…自覚症状入力部の処理を実行するか否かの分
岐判定ステップ、1902…自覚症状入力部の処理を実
行するステップ、1903…聴取入力部の処理を実行す
るステップ、1904…問診入力部の処理実行終了ステ
ップ、2000…自覚症状入力部の処理開始ステップ、
2001…全身症状入力部または部位別症状入力部の処
理の実行の分岐判定ステップ、2002…部位別症状入
力部の処理を実行するステップ、2003…全身症状入
力部の処理を実行するステップ、2004…患者が症状
を選択するステップ、2005…症状を患者入力データ
に蓄積記憶するステップ、2006…自覚症状入力部の
処理実行終了ステップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡部 昭文 茨城県日立市国分町二丁目1番2号 株式 会社日立製作所多賀総合病院内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】患者の生理状態を表わすバイタルサインを
    数値情報で入力するバイタルサイン入力ステップと、患
    者の症状を非数値情報で入力する問診入力ステップと、
    前記バイタルサイン入力ステップと前記問診入力ステッ
    プで入力された情報により、前記患者に生活指標のアド
    バイスを出力手段に表示する健康アドバイス表示ステッ
    プとを有し、前記問診入力ステップは、前記患者が自分
    の自覚症状を入力する自覚症状入力ステップと、前記患
    者が、前記出力手段に表示された前記患者に症状の有無
    を問う質問に対する回答を入力する聴取入力ステップか
    ら構成され、前記自覚症状入力ステップは、前記患者の
    身体部位に関する前記自覚症状を入力する部位別症状入
    力ステップと、前記患者の全身に関する自覚症状を入力
    する全身症状入力ステップとから構成され、前記部位別
    症状入力ステップで、全身図が表示されて、前記患者
    が、前記自覚症状のある前記身体部位の位置とその症状
    を、前記全身図上を指示して入力することを特徴とする
    対話型自動問診方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の対話型自動問診方法にお
    いて、前記聴取入力ステップで聴取する前記身体部位の
    位置を前記全身図を用いて表示することを特徴とする対
    話型自動問診方法。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2に記載の対話型自動
    問診方法において、前記問診入力ステップで、前記自覚
    症状の有無を問う質問を前記出力手段に表示し、前記患
    者は前記自覚症状がない場合に自覚症状がないことを入
    力することを特徴とする対話型自動問診方法。
  4. 【請求項4】請求項1から請求項3の何れかに記載の対
    話型自動問診方法において、前記聴取入力ステップで、
    病名を含む前記患者に固有の情報、前記患者が前記自覚
    症状入力ステップで入力した症状、過去の症状をもとに
    前記質問を前記出力手段に表示することを特徴とする対
    話型自動問診方法。
  5. 【請求項5】請求項1から請求項4の何れかに記載の対
    話型自動問診方法において、前記自覚症状入力ステップ
    で、過去の前記症状の程度をグラフで出力手段に表示
    し、前記患者は前記グラフを参照して現在の前記症状の
    程度を入力することを特徴とする対話型自動問診方法。
  6. 【請求項6】患者が自分の症状を入力する入力手段と、
    前記患者の前記症状を問診する問診処理手段と、前記問
    診の内容及び前記問診の結果を出力する出力手段と、前
    記患者に関するデータ、及び前記問診の内容を表わすデ
    ータが格納される記憶手段と、前記患者の生理状態を表
    わすバイタルサインを計測するバイタルサイン測定手段
    とを有し、前記問診処理手段が、前記バイタルサイン測
    定手段から数値情報で前記バイタルサインを入力するバ
    イタルサイン入力部と、前記問診結果を非数値情報で入
    力する問診入力部と、前記バイタルサイン入力部と前記
    問診入力部で入力された情報により、前記患者に生活指
    標のアドバイスを表示する健康アドバイス表示部とから
    なり、前記問診入力部は、前記患者が自分の自覚症状を
    入力する自覚症状入力部と、前記患者が、前記出力手段
    に表示された前記患者に症状の有無を問う質問に対する
    回答を入力する聴取入力部から構成され、前記自覚症状
    入力部は、前記患者の身体部位に関する前記自覚症状を
    入力する部位別症状入力部と、前記患者の全身に関する
    自覚症状を入力する全身症状入力部とから構成され、前
    記部位別症状入力部は、全身図を前記出力手段に表示し
    て、前記患者が、前記自覚症状のある前記身体部位の位
    置とその症状を前記全身図上を指示して入力することを
    特徴とする対話型自動問診装置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の対話型自動問診装置にお
    いて、前記聴取入力部で聴取する前記身体部位の位置を
    前記全身図を用いて表示することを特徴とする対話型自
    動問診装置。
  8. 【請求項8】請求項6又は請求項7に記載の対話型自動
    問診装置において、前記問診入力部で、前記自覚症状の
    有無を問う質問を前記出力手段に表示し、前記患者は前
    記自覚症状がない場合に自覚症状がないことを入力する
    ことを特徴とする対話型自動問診装置。
  9. 【請求項9】請求項6から請求項8の何れかに記載の対
    話型自動問診装置において、前記聴取入力部で、病名を
    含む前記患者に固有の情報、前記患者が前記自覚症状入
    力部で入力した症状、過去の症状をもとに前記質問を前
    記出力手段に表示することを特徴とする対話型自動問診
    装置。
  10. 【請求項10】請求項6から請求項9の何れかに記載の
    対話型自動問診装置において、前記自覚症状入力部で、
    過去の前記症状の程度をグラフで出力手段に表示し、前
    記患者は前記グラフを参照して現在の前記症状の程度を
    入力することを特徴とする対話型自動問診装置。
JP713496A 1996-01-19 1996-01-19 対話型自動問診方法及び装置 Expired - Lifetime JP3591106B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP713496A JP3591106B2 (ja) 1996-01-19 1996-01-19 対話型自動問診方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP713496A JP3591106B2 (ja) 1996-01-19 1996-01-19 対話型自動問診方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09198446A true JPH09198446A (ja) 1997-07-31
JP3591106B2 JP3591106B2 (ja) 2004-11-17

Family

ID=11657616

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP713496A Expired - Lifetime JP3591106B2 (ja) 1996-01-19 1996-01-19 対話型自動問診方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3591106B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000148889A (ja) * 1998-11-13 2000-05-30 Fujitsu Ltd 自動問答システム、自動質問装置及び自動質問プログラムを記録した記録媒体
JP2001005903A (ja) * 2000-01-01 2001-01-12 Gotenba Soft Kaihatsu:Kk 電子式医療管理システム
JP2001344340A (ja) * 2000-03-28 2001-12-14 Daynet:Kk 自動診察システム及び方法、その記憶媒体並びに緊急通信救助システム
JP2002279074A (ja) * 2001-03-16 2002-09-27 Tsubasa System Co Ltd 健康状態判定方法、健康状態判定システム、および、プログラム
JP2003044596A (ja) * 2001-07-31 2003-02-14 Tanita Corp 健康管理装置およびシステム
JP2003509777A (ja) * 1999-09-13 2003-03-11 ウオルシュ,クリストフアー,エス 放射線治療法に関する記録及び照合方法及びシステム
JP2006114027A (ja) * 2004-09-14 2006-04-27 Yuji Maruyama 心身健康度評価システム
JP2008276507A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Sdb:Kk 在宅診療支援システムおよび中継装置
CN103324818A (zh) * 2012-03-23 2013-09-25 重庆市真源医药信息有限公司 慢性病防治自测系统
WO2014155769A1 (ja) * 2013-03-27 2014-10-02 株式会社日立製作所 対話型健康管理装置、対話型健康管理方法及び対話型健康管理プログラム
WO2021210362A1 (ja) * 2020-04-14 2021-10-21 テルモ株式会社 症状記録装置、症状記録方法、及びプログラム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6347879A (ja) * 1986-08-15 1988-02-29 Omron Tateisi Electronics Co 医療診断装置
JPH0415035A (ja) * 1990-05-07 1992-01-20 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 在宅療養支援システム
JPH04199271A (ja) * 1990-11-26 1992-07-20 Takehide Shimauchi 電子カルテ作成装置
JPH0764963A (ja) * 1993-08-31 1995-03-10 Olympus Optical Co Ltd 栄養相談システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6347879A (ja) * 1986-08-15 1988-02-29 Omron Tateisi Electronics Co 医療診断装置
JPH0415035A (ja) * 1990-05-07 1992-01-20 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 在宅療養支援システム
JPH04199271A (ja) * 1990-11-26 1992-07-20 Takehide Shimauchi 電子カルテ作成装置
JPH0764963A (ja) * 1993-08-31 1995-03-10 Olympus Optical Co Ltd 栄養相談システム

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000148889A (ja) * 1998-11-13 2000-05-30 Fujitsu Ltd 自動問答システム、自動質問装置及び自動質問プログラムを記録した記録媒体
JP2003509777A (ja) * 1999-09-13 2003-03-11 ウオルシュ,クリストフアー,エス 放射線治療法に関する記録及び照合方法及びシステム
JP2001005903A (ja) * 2000-01-01 2001-01-12 Gotenba Soft Kaihatsu:Kk 電子式医療管理システム
JP2001344340A (ja) * 2000-03-28 2001-12-14 Daynet:Kk 自動診察システム及び方法、その記憶媒体並びに緊急通信救助システム
JP2002279074A (ja) * 2001-03-16 2002-09-27 Tsubasa System Co Ltd 健康状態判定方法、健康状態判定システム、および、プログラム
JP2003044596A (ja) * 2001-07-31 2003-02-14 Tanita Corp 健康管理装置およびシステム
JP2006114027A (ja) * 2004-09-14 2006-04-27 Yuji Maruyama 心身健康度評価システム
JP2008276507A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Sdb:Kk 在宅診療支援システムおよび中継装置
CN103324818A (zh) * 2012-03-23 2013-09-25 重庆市真源医药信息有限公司 慢性病防治自测系统
WO2014155769A1 (ja) * 2013-03-27 2014-10-02 株式会社日立製作所 対話型健康管理装置、対話型健康管理方法及び対話型健康管理プログラム
GB2543258A (en) * 2013-03-27 2017-04-19 Hitachi Ltd Interactive health management device, interactive health management method, and interactive health management program
WO2021210362A1 (ja) * 2020-04-14 2021-10-21 テルモ株式会社 症状記録装置、症状記録方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3591106B2 (ja) 2004-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU693299B2 (en) Educational and interactive health monitor and method
US5812984A (en) Method for entering information into an electronic patient chart, and protocol auto-negative capabilities
US6171237B1 (en) Remote health monitoring system
Bergstrom et al. “You'll feel me touching you, sweetie”: Vaginal examinations during the second stage of labor
US20170007126A1 (en) System for conducting a remote physical examination
US20050015115A1 (en) First aid system
US20040260192A1 (en) Electrocardiograph and method of displaying electrocardiographic wave
US20040152998A1 (en) User interface for automated diagnostic hearing test
EP1229822B1 (en) Control System for Medical Data
JP2001309893A (ja) 遠隔診断システム
JP2009017994A (ja) 遠隔看護システムおよび遠隔看護の方法
JP3591106B2 (ja) 対話型自動問診方法及び装置
JP7471771B2 (ja) リハビリ支援システム
WO2008067047A1 (en) Customizing healthcare information
JP2004157941A (ja) ホームケア・システムおよびそのサーバ,ならびにホームケア・システムに用いられるおもちゃ装置
JP3101586B2 (ja) 在宅医療システム及びこのシステムに用いる医療装置
Van Bemmel et al. Training in medical informatics
JP4388773B2 (ja) 自動問診装置
KR20090027027A (ko) 인지적 자극 하에서 측정된 생체신호를 이용한 정신적질환분석방법
JP2011115390A (ja) 自動問診装置
Rehrl et al. The robot ALIAS as a database for health monitoring for elderly people
JP2016194681A (ja) フィジカルアセスメント教育サービス提供システム及びフィジカルアセスメント教育サービス提供方法
JP4012590B2 (ja) 遠隔問診支援システム
JPH11353185A (ja) 問診システム
JP2006277559A (ja) 遠隔診断システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040323

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040521

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040803

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040816

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080903

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080903

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090903

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090903

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100903

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100903

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110903

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120903

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term