JP4388773B2 - 自動問診装置 - Google Patents

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本発明は、所定の問診事項について患者から自動的に取得して、取得した患者情報を医療従事者の端末に送信する自動問診装置に関する。
近年、診療上必要とされる患者の基本情報について、患者が画面に表示される質問に所定の手段で応えることにより自動的に問診を進める、自動問診装置が繁用されるようになった。斯かる自動問診装置は、問診して得た患者情報を自動的に電子カルテに反映させたり、診察室等に設置された医療従事者端末に表示させたりすることができるものである。
これにより、従来看護婦や医師等の医療従事者が直接聴取していた問診事項を患者の待ち時等を利用して自動装置で取得し、その結果を診察時に確認することができるため医療従事者の手間を省くとともに診療時間の短縮に繋がり、ひいては患者の待ち時間を短縮することにも貢献している。
しかし、このような自動問診装置における質問形式は、一般に紙シートの問診票にあるような予め定められた問診事項がディスプレイに表示されるものであり、画面上の「はい」、「いいえ」等の選択ボタンを押して応える文章質問回答形式となっているため、問診する内容は自ずと限定されたものである。従って、例えば限定的に用意された症状以外の症状は聴取できない半面、当該患者に関係のない問診事項について回答を要する等の問題があった。
この問題に対し特開平9―198446号公報に、バイタルサイン入力手段と問診入力ステップとを備え、画面の問診者画像を通して対話式で自動問診を行い、入力された患者の基本情報を基に質問内容を決定しながら問診を進める自動問診装置が開示され、特開2003―150707号公報には問診内容と過去の治療内容(投薬情報・処置情報等)とを照らし合わせて、自動的に問診内容を深堀りする自動問診装置が記載されている。これらの自動問診装置により、患者が問診事項を入力しやすくなるとともに、その患者にとって必要な問診事項にのみ回答すればよくなるため、問診において無駄な時間と労力を費やすことなく患者ごとに必要とされる情報を詳細且つ容易に取得できるものである。
ところで、例えば処方された薬剤を医師の指示通り患者が服用しているか否か確認する問診事項や症状の程度についての問診事項などの場合に、患者が総て正直に回答しにくかったり正確に表現しなかったりすることがある。これに対し、経験豊富な医療従事者は、同一患者を複数回に亘って問診した場合に患者の顔色や表情、さらに声の大きさや口調の変化等、問診に回答するときの態度に所定の傾向を見出して、問診における患者の表情や微少な変化を察知することで、異なる角度からさらに問診を進めて正確な患者情報を引き出したり、病態の状況を正確に把握したりすることもよく行われている。
しかし、医療従事者が患者の微妙な表情や変化等を認識するためには、患者ひとりひとりを毎回じっくりと観察して記憶しておくことが必要となって、限られた時間内に多くの患者を診察することが困難となりやすいものであり、また経験の少ない医療従事者がこれを実行することが容易ではないことも多い。
これに対し、医療従事者の負担を軽減するために上述したような自動問診装置で問診する場合は、過去の問診毎の様子を画像で比較することができないため、医療従事者が患者の一定の傾向や変化を把握しにくく、正確な患者情報を取得したり病状の変化を察知したりすることが困難となりやすい。
斯かる問題に対し、特開2003−79602号公報において、問診を受けた患者の発話による回答に基づいて、その患者の心身の状態を自動的且つ客観的に診断する心身診断システムが記載されている。このシステムは、医療従事者側に特別な知識や経験を必要としないばかりか、手間を要することなく自動的に心身の状態を診断できる優れたシステムである。しかしながら、斯かるシステムは患者の発話のみを基に判断するものであり、患者ごとの個性を考慮したり、問診毎の患者の表情や顔色等の変化を判断材料として利用したりすることができないため、診療に必要とされる患者情報を充分に取得することができず、さらに過去の問診時の状況と比較して患者に生じている微少な変化を察知することもできない。
特開平9―198446号公報 特開2003―150707号公報 特開2003−79602号公報
本発明は、上記のような問題点を解決しようとするものであり、自動問診装置について、医療従事者が同一患者について異なる時期の詳細な患者情報を取得できるようにするとともに、同一問診事項についてこれらを比較・検討できるようにして、診療に必要とされる正確な患者情報を取得可能として限られた時間内で有効な診療を行えるようにすることを課題とする。
そこで、本発明は、問診事項を記憶する主記憶手段と、ディスプレイ画面を有し問診内容を出力する問診出力手段と、ビデオカメラおよびマイクロホンを有し患者から所定の患者情報を取得する問診入力手段と、患者情報を記憶する患者情報記憶手段と、当該患者情報を医療従事者端末に送信する通信手段と、これら各手段を制御する制御手段とを備えた自動問診装置として、問診事項に対して回答する際の患者画像を含む患者情報を自動問診毎に取得するようにして、これを患者ごとに患者情報記憶手段に記録して蓄積し、医療機関の医療従事者が同一患者について蓄積した患者情報を所定の回線で接続された医療従事者端末に表示させることにより、同一の問診事項に対する異なる時期の複数の患者情報を比較・検討できるようにした。
これにより、予め主記憶手段に記憶させた問診事項に対し患者が回答することで所定の患者情報を自動的に取得できるばかりか、問診毎の患者の表情や顔色、さらには口調および声の大きさなど患者の心理状態等を推察できる情報を取得することができる。従って、医療従事者が同一患者の自動問診毎に僅かに表れる病態変化を認識しやすいとともに、同一項目について最新のものと過去のものを直接対比して、患者情報の変化を認知しやすいものとなる。殊に、同一の問診事項に対する複数回に亘る患者の回答時の状況を比較することにより、従来の自動問診装置では察知できなかった虚偽または不正確な回答についても察知しやすくなり、実際の診察時に医療従事者が異なる角度から再度問診することで、正確な患者情報を取得しやすくなる。
また、前述した自動問診装置において、蓄積した異なる時期の複数の患者情報を通信手段および所定の通信回線を介して医療従事者端末の画面上に同時に表示させることができるものとして、医療従事者が同一患者について問診時の患者画像を含めた複数の患者情報を並べて表示させ、同一問診事項について比較・検討できるようにすれば、患者情報の対比が容易となって検討しやすくなり、殊に、自動問診毎の同一項目における患者の画像を直接対比することで、表情の微少な変化を認識してその心理状態を容易に把握することができ、容貌の微少な変化を認識して病態や体調の変化を把握することもできる。
さらに、前述した自動問診装置において、診察券自動読み取り手段を設けて医療機関の受付または待合室に設置するようにして、患者が診察券自動読み取り手段に診察券を挿入することにより当該患者を特定して自動問診を開始するようにすれば、患者の待ち時間を利用して必要な問診を実施して医療従事者が診察前にこれを検討すれば、診察時に貴重な判断材料として利用することができるとともに、医療従事者の労力を軽減することに加え診療時間および患者待ち時間の短縮に繋がることになる。
さらにまた、前述した自動問診装置を患者の自宅に設置して、その通信手段でインターネット回線などの所定の回線を経由して医療機関の医療従事者端末に接続するようにして、患者がこの医療機関を訪問しなくても医療従事者が当該患者における異なる時期の複数の患者情報を取得できるようにすれば、医療機関における実際の診察頻度が少なくても、医療従事者が正確な患者情報を取得できるともに患者の病態変化を詳細に認識することができる。
加えて、前述した自動問診装置において、少なくとも一種類以上のバイタルサイン測定手段を付帯させ、自動問診毎にこれを用いて測定するようにして、その測定結果も前述した患者情報に含むものとする。このことにより、医療従事者がこれら自動問診毎の測定結果も加味しながら、同一患者における同一問診事項に対する異なる時期の複数の患者情報を比較・検討できるようになる。従って、例えば血圧や心拍数、或いは体温などのバイタルサインの状態を前述した患者情報と総合的に考慮することができるため、医療従事者がより正確な判断を行えるようになる。
本発明によると、医療従事者が同一患者について異なる時期の詳細な患者情報を取得して、これを表示させることにより同一問診事項についてより深く比較・検討できるようになる。従って、医療従事者が患者の微少な心理や病態変化も認知しやすくなり、診療に必要とされる正確な患者情報について容易に取得できるようになって、限られた時間内でより有効な診療を行えるようになる。
図面を参照して本発明の実施の形態を説明すると、図1は本発明の好ましい実施の形態である自動問診装置1を示す正面図であり、図2はそのブロック図を示している。図1を参照して、本実施の形態の自動問診装置1は、医療機関の受付や待合室に設置されるタイプのものであり、診察カード(診察券)読み取り用のカードリーダ5を備えた据え置き式の装置である。
自動問診装置1は、ディスプレイ2を正面に備えその周辺にはビデオカメラ3aおよびマイクロホン3d、スピーカ4、サーモグラフィカメラ3bが配置されている。また、ディスプレイ2の下方に設けられた基台11にはカードリーダ5の挿入口および自動血圧計3cが配置されている。
ディスプレイ2は、問診事項等の患者に対する指示事項を順に表示するとともに、タッチパネル式の入力装置も兼ねており患者が指で触れることで患者情報を入力できるようになっている。スピーカ4はディスプレイ2に表示された指示・問診内容等について必要に応じて自動音声を発して患者の聴覚を通じて認識させるものであり、ディスプレイ2とともに問診出力手段を構成する。
ディスプレイ2は、例えば図3に示すようにその上半分を問診表示部とし、下半分をタッチパネル20とした入力装置部として、患者が指で触れるだけで所定事項を入力できるものとしている。タッチパネル20は、数字・記号入力部21と選択肢入力部22とに分けて配置することで操作しやすいものとなる。
マイクロホン3dは、自動問診装置1の指示により患者に口頭で回答させた場合に、これを聴取してデジタル信号に変換して記憶手段に記録させたり、後述する制御手段に伝達したりするようになっており、ディスプレイ2とともに問診入力手段を構成する。尚、ディスプレイ2におけるタッチパネル20の入力装置部の代わりに、所定のキーボードを基台11等に配置する構成としてもよい。
また、ディスプレイ2の周縁付近に配置されたサーモグラフィカメラ3bは、患者の顔面から放射される赤外線を感知・計量して患者の体温および熱の分布を測定するようになっている。そして、基台11上面に配置された自動血圧計3cは、患者が腕を挿入するだけで自動的に血圧と心拍数を計測できるようになっており、サーモグラフィカメラ3bとともにバイタルサイン測定手段を構成する。
図2の自動問診装置1のブロック図を参照して、前述したディスプレイ2、マイクロホン3d、ビデオカメラ3a、サーモグラフィカメラ3b、自動血圧計3c、スピーカ4、カードリーダ5は、総て制御装置7に接続されており、制御装置7はこれら各手段を制御する制御手段を構成する。また、制御装置7には主記憶手段としての問診プログラム等が格納されたHDD6aおよび患者情報記憶手段としての患者情報が記憶されるHDD6bが接続されている。
また、制御装置7には通信手段としての通信装置8が接続され、この通信装置8には通信回線50を介して医療従事者端末30等が接続されるようになっている。尚、上述した主記憶手段および患者情報記憶手段は単一のHDDを分割して記憶させるようにしてもよいし、外付けの記憶手段としてもよい。また、主記憶手段を、問診プログラム等が記録された記録媒体を所定の読み取り装置に装填したもので代用することもできる。
上述した自動問診装置1が病院の待合室に設置された場合の動作例について、以下に図5のフローチャートを用いて詳細に説明する。患者は、予め受け付けにて自己の識別情報を記録した磁気読み取り式の診察カードを作成してもらっているものとし、これをカードリーダ5に挿入することで当該患者の識別情報が読み取られるものとする。そして、患者情報記憶手段6bにその識別情報が記憶され、この識別情報と患者情報とを関連づけながら記憶できるようにして自動問診を開始する。尚、問診はディスプレイ2の画面上の文字に加え、スピーカ4による自動音声の二つを併用するものとする。
先ず、自動問診装置1は、初診・再診のどちらであるか質問し(A1)、患者がタッチパネル20を用いて入力することで、初診であればA2〜A8に進み、再診であればB1〜B8に進む。初診の場合、患者の基本情報を入手するための質問を出力する(A2)。基本情報には、例えば身長、体重、年齢、飲酒・喫煙の習慣等の情報があるが、これは診療科によって適宜設定することができる。
患者がタッチパネル20を用いて基本情報を入力(A3)した後、症状についての問診を行う(A4)。症状の問診には、例えば図4に示すように「どうしましたか?」という問診について、「熱がある」とか「頭が痛い」等の画面に用意された選択肢から適宜選択してこれに触れて入力する(A5)。そして、例えば「熱がある」と回答した場合に、自動問診装置1に付帯したサーモグラフィカメラ3bで自動的に体温を測定してこれを記憶し、「頭が痛い」と回答した場合は体温を測定することに加え、「血圧・脈拍数を測定してください」と指示を出力して自動血圧計3cで血圧と脈拍数を測定させ、その結果を患者情報記憶装置6bに記憶する。
そして、この段階までに取得した患者情報について制御装置7が主記憶装置6aに記憶したデータベースと対比して、症状に対応した問診事項を選択して(A6)、さらに詳細な問診を行う(A7)。例えば「どのように痛いか言葉で説明してください」と言葉で回答を求め、「階段を登ると胸が痛くなることがありますか?」等、やや詳細な問診事項を選択して出力し(A7)、患者がこれに言葉で回答する様子の画像と音声とをビデオカメラ3aとマイクロホン3dで入手して(A8)、患者情報記録手段6bに記録して終了する。
一方、再診の場合は、すでに基本的な患者情報は記憶されているので制御装置7がこれを呼び出して、当該患者に対応した問診事項の選択を行う(B1)。この場合、病態の変化が重要であるので、例えば「咳は収まりましたか?」とか「胸の痛みは軽くなりましたか?」等、患者特有の内容について問診する(B2)。そして患者はタッチパネル20を用いて入力するが(B3)、前記同様に必要に応じてバイタルサイン測定手段としてのサーモグラフィカメラ3bや血圧計3cを用いて必要なバイタルサインを測定して患者情報記憶手段6bに記録する。
また、取得した患者情報から前記同様に症状に対応した問診事項を選択し(B4)、さらに詳細な問診を行う(B5)。そして、この問診事項については患者に口頭でも回答するようにさせて、その画像と音声を同様に記録する(B6)。また、前回の診療で薬剤を処方していた場合、これを当該患者が医師の指示通り服用していたか確認する必要があるため、その服用状況について質問をする(B7)。これについても、画面入力に加え口頭でも回答させ(B8)、これを記録して自動問診を終了する。
上述のような手順で詳細に記録された患者情報は、送信装置8で回線50を介して診察室の医療従事者端末30に送信できるようになっており、医師等の医療従事者がその内容を確認して診療に役立てることができる。例えば、医師が診察直前に当該患者情報を呼び出して、医療従事者端末30のディスプレイにこれを表示させることで、診察時において必要とされる問診事項の殆どを事前に確認することができる。尚、この患者情報は医療従事者端末30に送信されるほかに医療機関の電子カルテ記憶装置等に送信されて当該患者の電子カルテに反映されるようにすることが好ましい。
そして、図6の医療従事者端末30のディスプレイ画面に示すように、再診の場合において同一問診事項について回答する異なる時期の複数の当該患者の画像と音声とを含む患者情報を、同一画面上に並べて表示できるようにすれば患者の顔色・表情や声の強弱などから、患者の微小な病態の変化を把握することが容易になる。さらに、患者が正直に回答したくない、或いは正確に回答しにくい問診事項については、回答時の患者の表情・声の調子等を継続的に観察することで一定の傾向がつかめることが多いが、記録された異なる時期の画像・音声を比較することで正直または正確に回答していないか等を判断することが容易となる。殊に、処方された薬剤を指示通り服用していない患者が、これを正直に回答しない場合を把握できることは治療上極めて有用である。このようにすることで、医師等の医療従事者は正確な患者情報・病態の変化を把握した後で、実際の診察時に詳細な情報を直接問診して入手することにより、的確な治療を進めることが容易となる。
尚、本発明の自動問診装置を患者の家庭や企業に設置して、インターネット回線等で医療機関に設置したサーバに設けたホームページや医療従事者端末30に接続すれば、医療機関を訪問する頻度が少ない場合でも医療従事者が患者情報を定期的に取得して患者の状態を定期的に把握しやすいものとなる。この場合、自動問診装置にはカードリーダを設ける必要はないが、例えばインターネット回線等に接続できる端末機能を備えたものとしたり、或いは端末機能を備えたパソコンや携帯電話に有線または無線で接続したりするものとする。殊に、図7に示すように卓上用の自動問診装置1Bに携帯電話40を接続して、医療機関に設置したサーバや医療従事者端末30に無線回線を介して接続するものとすれば、通信回線を配置する必要がなくなってあらゆる場所に容易に設置できるものとなり、また、利用者(患者)は移動先等の様々な場所から最新の患者情報を送信できるものとなる。
また、医療機関の外部に自動問診装置を設置する場合は、患者を特定するための手段としてインターネット上のアドレスを利用したり、ホームページ上でIDを入力したりするようにすればよい。そして、入手した患者情報を医療従事者が前記同様にいつでも利用できるようにすることで、実際の診療に役立てることができるものとなる。従って、このような自動問診装置を利用すれば、僻地医療や在宅医療など医療従事者が患者と直接接する機会が少ないような場合に、特に有用なものとなる。
尚、本発明を実施するための最良の形態は、以上の記載で充分に説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、バイタルサイン取得手段は、上述した計器に限定されず、心電計を備えたり肺機能を測定する機器を備えたりしてもよい。さらに、自動問診装置から医療従事者端末に患者情報を送信することには、その間に所定の記憶装置を備えたサーバ等を配置して、これに記憶された患者情報を医療従事者端末から呼び出して表示させることも含むことは言うまでもない。
本発明の実施の形態を示す正面図。 図1の自動問診装置のブロック図。 図1の自動問診装置のディスプレイの表示例。 図1の自動問診装置のディスプレイの異なる表示例。 図1の自動問診装置の動作を示すチャート。 医療従事者端末のディスプレイの表示例。 本発明の異なる実施の形態を示す正面図。
符号の説明
1,1B 自動問診装置、2 ディスプレイ、3a ビデオカメラ、3b サーモグラフィカメラ、3c 自動血圧計、3d マイクロホン、4 スピーカ、5 カードリーダ、6a,6b HDD、7 制御装置、8 通信装置、11 基台、20 タッチパネル、21 数字・記号入力部、22 選択肢入力部、30 医療従事者端末、40 携帯電話、50 通信回線

Claims (5)

  1. 問診事項を記憶する主記憶手段と、ディスプレイ画面を有し前記問診内容を出力する問診出力手段と、ビデオカメラおよびマイクロホンを有し患者から所定の患者情報を取得する問診入力手段と、前記患者情報を記憶する患者情報記憶手段と、前記患者情報を医療従事者端末に送信する通信手段と、前記各手段を制御する制御手段とを備えた自動問診装置であって
    前記ディスプレイ画面が出力した問診事項に対して回答する際の患者画像を含む患者情報を自動問診毎に取得して、これを患者ごとに前記患者情報記憶手段に記録して蓄積し、前記蓄積した異なる時期の患者情報を所定の回線で接続された医療機関の医療従事者端末に表示させることにより、医療従事者が同一問診事項に対する異なる時期の複数の前記患者情報を比較・検討できるようにした、
    ことを特徴とする自動問診装置。
  2. 前記通信手段および前記所定の通信回線を介して、前記蓄積した異なる時期の複数の患者情報を前記医療従事者端末の画面上に同時に表示させることができるものとされ、前記医療従事者が同一患者の同一問診事項について自動問診時の患者画像を含めた複数の患者情報を並べて表示させて、比較・検討することができる、請求項1に記載の自動問診装置。
  3. 診察券自動読み取り手段を備えて前記医療機関の受付または待合室に設置され、当該診察券自動読み取り手段に前記患者が診察券を挿入することにより患者を特定して自動問診を開始するものとされている、請求項1または2に記載の自動問診装置。
  4. 前記患者の自宅に設置されるとともに、前記通信手段で所定の回線を経由して前記医療機関の医療従事者端末に接続され、前記患者が前記医療機関を訪問しなくても前記医療従事者が前記異なる時期の複数の患者情報を取得することができる、請求項1または2に記載の自動問診装置。
  5. 少なくとも一種類以上のバイタルサイン測定手段が付帯され、自動問診毎に当該バイタルサイン測定手段を用いて前記患者について測定するものとされ、当該測定結果も前記患者情報に含むものとした、請求項1,2,3または4に記載の自動問診装置。
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