JP2006114027A - 心身健康度評価システム - Google Patents

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【課題】 健康度意欲の啓発を基調とし、保健適用の医療費の有効な節減と医師の診療に要する知的負担とその時間節減に寄与することのできる、諸個人、家庭等の健康管理から統合医療までの基盤として有用な、新しい心身健康度評価システムを提供する。
【解決手段】 問診による心身健康度の評価システムであって、
<A> 設定された問診項目について該当の有無を確認して入力する問診入力部と、
<B> 問診項目別にその該当の有無について設定されたスコアを人体の器官または部位の領域別に集約するスコアリング演算部と、
<C> スコアリング演算部からの集約スコアについて、健康度と医療への依存度を評価して色別する健康度・医療依存度評価演算部と、
<D> 評価して色別された度合いを人体の器官または部位の領域別に表示する出力表示部と
を有し、医療処方並びに代替医療もしくは統合医療の必要性を判別可能にする。
【選択図】図1

Description

この出願の発明は、諸個人、家庭等の健床管理から統合医療までの基盤として有用な、新しい心身健康度評価システムに関するものである。
今日の日本では、高齢化社会の急速な進展にともなう慢性疾患や生活習慣病の増加、医療費の高騰や国民皆保険制度の破綻など現代西洋医学を取り巻く環境は厳しい。
一方、近年では、代替医療あるいは補完代替医療と総称される医療が、広く利用されるようになってきた。代替医療(オルタナティブ・メディシン)とは、「大学医学部で教えられ一般病院でおこなわれている現代西洋医学以外の医学・医療のすべて」とされている。たとえば、鍼灸や漢方、サプリメント(栄養補助食品)による栄養療法やハーブ療法、インドの伝統医学体系であるアーユルヴェーダやヨーガ、カイロプラクティック(脊椎調整療法)、指圧やマッサージ、ホメオパシー(同種療法)などである。さらに、いわゆる伝統医学や民間療法も代替医療に含まれる。
このような代替医療は、健康の維持増進による予防医学として意義があり、慢性疾患に対する医療としても効果が認められる。今後、日本でも代替医療の重要性が増してくることは間違いないだろう。ただ、代替医療が広く認知されるためには、科学的な検証が不可欠である。代替医療のうち、科学的根拠(エビデンス)が十分得られたものについては、現代西洋医学と融合し「統合医療」として発展することが望ましい。
「統合医療(integrative medicine)」は、近年新たに提唱されるようになった概念である。代替医療あるいは補完代替医療というとき、その目的は通常医学である現代西洋医学では十分に対応できない病態や疾患に対して、代替医療による方法を補完的に用いることで改善をはかることにある。一方、統合医療とは、通常医学や非通常医学、現代西洋医学や代替医療などといった分類に基づく特定の医療を主流とするのではなく、病いを癒すことのできる方法すべてを融合発展させることで実現できる医療である。
以上のような統合医療を現実的なものとした発展させていくためには、上記のとおりの科学的根拠(エビデンス)の検証が欠かせないのであるが、この検証のための基盤としての人身健康度の評価データについては依然としてその集積や利用のためのシステムが確立されていないのが実情である。
患者の訴え(症状・主訴)をある病気(原因)の結果と理解し、その病名を確定するための検診(科学的実証性)を実施することは、因果概念を正当化した科学の常道である。しかし、一人当たりの医師が診療する患者数は、欧米と日本ではおよそ8倍の差があり、いわゆる3分診療の範囲では、健康度の問診を確実にすることは不可能に近い。患者数の有意な増加は、個人の保健費が欧米に比し安いことから医療依存度が高く、とくに医療産業の擬似医学的知識の氾濫が、その依存度を触発して自己管理意識の能力を低下させていると言われる。こうした背景から、被験者(患者)の訴えの内容が特定病因に誘発されたものか、社会生活の維持において修復可能な一時的変化であるかどうかの判定法(健康度評価)とそのデータの利活用のシステムが望まれているところであるが、現状ではこのようなシステムは確立されていない。このシステムが導入されれば、被験者(患者)の訴えが、病因の結果であるかないかをその健康度の詳細から推定し、保健医療を治療的に用いる発想を是正し、専門医の検診対象は有意に判別され、被験者の負担は削減されることになる。
この出願の発明は、以上のような背景から、健康度意欲の啓発を基調とし、保健適用の医療費の有効な節減と医師の診療に要する知的負担とその時間節減に寄与することのできる、諸個人、家庭等の健康管理から統合医療までの基盤として有用な、新しい心身健康度評価システムを提供することを課題としている。
この出願の発明の心身健康度評価システムは、上記の課題を解決するものとして以下の特徴を有している。
1:問診による心身健康度の評価システムであって、
<A>設定された問診項目について該当の有無を確認して入力する問診入力部と、
<B>問診項目別にその該当の有無について設定されたスコアを人体の器官または部位の領域別に集約するスコアリング演算部と、
<C>スコアリング演算部からの集約スコアについて、健康度と医療への依存度を評価して色別する健康度・医療依存度評価演算部と、
<D>評価して色別された度合いを人体の器官または部位の領域別に表示する出力表示部と
を有し、医療処方並びに代替医療もしくは統合医療の必要性を判別可能にする。
2:出力表示部<D>の表示に対応し、医師による医療処方の判定が入力される医療処方判定入力部が具有されている。
3:出力表示部<D>では、画面上の人体図に色別表示が行われる。
4:上記のスコアリング演算部<B>では、全領域についてスコアを集約し、この全体集約スコアについて健康度・医療依存度評価演算部<C>において健康度と医療への依存度を評価して色別し、出力表示部<D>において表示する。
5:上記の出力表示部<D>では、集約スコアおよび全体集約スコアの少くともいずれかをも表示する。
6:上記1から5のいずれかのシステムであって、問診項目、スコア配分基準、並びに健康度・医療依存度基準に係わる設定情報ベース部<E>とともに、これらの検証・再設定部<F>が具備されているものとする。
7:上記1から6のいずれかのシステムにおいて、履歴情報ベース部<G>が具備されており、出力表示部<D>には被問診者の履歴情報が表示される。
上記のとおりのこの出願の発明によって、健康度意欲の啓発を基調とし、保健適用の医療費の有効な節減と医師の診療に要する知的負担とその時間節減に寄与することのできる、諸個人、家庭等の健康管理から統合医療までの基盤として有用な、新しい心身健康度評価システムが実現される。
この出願の発明は上記のとおりの特徴をもつものであるが、以下にその実施の形態について説明する。
まず特徴的なことは、この出願の発明の心身健康度評価システムはコンピュータ(電子計算機)システムとして構成されていることである。このシステムは、その基本として図1に例示した構成を有している。すなわち、
問診による心身健康度の評価システムであって、
<A>設定された問診項目について該当の有無を確認して入力する問診入力部と、
<B>問診項目別にその該当の有無について設定されたスコアを人体の器官または部位の領域別に集約するスコアリング演算部と、
<C>スコアリング演算部からの集約スコアについて、健康度と医療への依存度を評価して色別する健康度・医療依存度評価演算部と、
<D>評価して色別された度合いを人体の器官または部位の領域別に、人体図上に表示する出力表示部と
を有し、医療処方並びに代替医療もしくは統合医療の必要性を判別可能としている。
問診入力部<A>においては、あらかじめ定められた問診項目リストに沿ってその有無がチェックされ、該当項目「有」の場合に入力がなされる。この場合の問診項目リストは、医師、公衆衛生、福祉・介護等に関与する専門家により作成されたものとすることができる。このリストは、あらかじめコンピューターデータとして格納しておき、ディスプレイ上に表示し、キーボード、マウス、あるいはタッチ方式等により入力可能とすることができる。
リストは、たとえば医学専門領域別に区分し、男女共通領域と女性特有領域の各々についてそれぞれ細目区分している。表1および表2は、男女共通領域としての問診リストの一部を例示したものである。
Figure 2006114027
Figure 2006114027
たとえば上記のような問診項目リストについては、必要に応じて、あるいは定期的に検証が行われて改変され、その経緯とともに図1に示した設定情報ベース部<E>より供与されるようにすることができる。
入力は、問診専門員、医師等により行われてもよいし、あるいは被験者(患者)自身が行うようにしてもよい。そして、この入力は、個人情報セキュリティーを具備した情報通信回線を介して行われるようにしてもよい。
この出願の発明の心身健康度評価システムにおいては、問診入力部<A>においては該当項目「有」として入力された場合には、図1に例示したように、スコアリング演算部<B>において人体の器官または部位の領域別に設定されたスコアの集約が行われる。このスコアについては、たとえば図2のような入力と演算プロセスとして設定されることになる。
全般についての配点基準の設定は、たとえば次の表3のようにすることができる。
Figure 2006114027
従来より、医療においては、疾病の疑いのあるものを、設定された検診項目によって選び出すことをふるい分け(screening )と呼び、このふるい分けを行うために、たとえば高血圧症であれば高血圧の境界血圧の数値を選んで設定し、ふるい分けられる者の多少を決めている。この設定水準をふるい分け水準(screening level、または cut off point)と呼んでいる。すなわち、この cut off point(COP)をどう設定するか(数値設定)により、みかけの陽性者(false positive)とみかけの陰性者(false negative)の数が決まる。
一方、この出願の発明のシステムでは、従来の医学の各領域から発生する個々の疾病を抽出、判定するものではなく、患者もしくは検診者が訴える状態、もしくは日常の心身状態の健康度を評価し、治療に先立つ個体の概観的生体状況を抽出提示するものであることから、この目的に合致したふるい分けのための cut off point(COP)の設定がなされる。
上記の表3に示した配点基準の設定は、このCOPの例を示したものである。この表3の5点法によるふるい分けの例では、健康度の評価順位としては、1〜2点:良好、3点:注意、4〜5点:重篤な注意を要するの3区分に想到するものとして考えられている。
この5点法によるふるい分けの例についてさらに詳しく説明すると、前記の表1および表2のような医療域としてたとえば15領域を設定し、各々の領域について個々の問診項目毎の1〜5点の評価点を複数人の評価者により行い、その平均点をスコア点数として設定する。
この場合の複数人による評価者としては、医師等の専門家としてもよいし、あるいは統合医療の観点も考慮して医学部研修生や一般人も加えてもよい。複数人による平均点としての問診項目別のスコアと領域別の合計点を例示したものが次の表4、表5、表6、表7、表8および表9である。
ここでは、たとえば、領域VIIの呼吸器についてみると(表6)、咳の平均点としてスコアは3点であり、喫煙のスコアは4点で、領域全体としてのスコア41点である。
Figure 2006114027
Figure 2006114027
Figure 2006114027
Figure 2006114027
Figure 2006114027
Figure 2006114027
以上の例によれば、医領域の総数は15であり、者問診項目数は全体として131である。これを男女別に区分すると、表8の領域XI、XIIおよびXIIIを除いた男性問診項目数は、女性器官の問診数19を差引いた112である。全項目が該当した場合のスコアの総数は男性290点、女性336点である。
該当項目についてのスコアが図1のスコアリング演算部<B>において集約された後に、この出願の発明の心身健康度評価システムにおいては、集約されたスコアについて、たとえば図1に例示したように、健康度・医療依存度評価演算部<C>において、健康度と医療への依存度を評価して色別する。この場合の評価と色別は、上記演算部<C>に格納されている、もしくは図1の設定情報ベース部<E>から供与される基準データに従って自動的に評価・色別されるようにする。
たとえば、この場合の基準データは、これまでの医学的知見や医療統計をも考慮して、各々の領域について、全スコア数を次のように区分したものとすることができる。
領域全スコア数の下位50%(青色)
中位30%(黄色)
上位20%(赤色)
なお、ここでは、青色は、健康上問題はない、もしくはほぼ問題はない、黄色は、経過に注意が必要である、もしくは検査が必要である、赤色は医師による診断・処方が必要であることを示している。このような色別基準については、次のことからも妥当なものと判断される。
1)配点化項目の分布と色別表示との相関性
すなわち、まず、表3のふるい分け基準の点数:
1〜2点:良好「青色」、3点:注意「黄色」、4〜5点:重篤な注意を要する「赤色」であるとすると、全体の配点化項目の分布と色別表示との相関性は次の表10のようになる。
Figure 2006114027
この表10によれば、男女全平均として、青:45.7%、黄:34.7%、赤:19.7%となる。ここから、上記のとおりの50%、30%、20%という設定がほぼ妥当なものとして導かれる。
2)医療費の統計
高度医療の必要性に関する患者数の内容を医療費の消費額との関連からみると、患者が使った医療費は、レセプト(医療費の明細書)と呼ばれ、どのような患者が、どれだけの医療費を使ったが点数表示されている。この調査によれば、日本では、医療費上位1%の患者が医療費全体の26%を、上位10%の患者が64%の医療費を使用している。従って、医療費の低いおよそ75%の患者は、医療費全体の2割程度にすぎないことが報告されている。すなわち、高額医療を要する高度医療は、当然、専門医による重篤な疾患を含み、「赤:重篤な注意点を要する」20%の範囲の設定の設定に符号している。残りの75%の患者が低医療費消費群(2割)であることから、通常の来院者の健康度を「青:良好」を50%範囲に、その中間レベルを「黄:注意」30%にそれぞれ設定したことをこの調査結果は支持している。
もちろん、この出願の発明においては、色別の表示は、この青、黄、赤の3色に限定されることはない。また区分もさらに細分化されていてもよい。
上記表4〜表9のスコアリストによれば、各領域別での色別は次の表11のようになる。
Figure 2006114027
そして、たとえば上記のようにして評価して色別された度合いを人体の器官または部位の領域別に、図1に示した出力表示部<D>においてディスプレイ上に、あるいはプリンター出力として表示する。もちろんその他も含めて各種の1種以上の出力方式であってもよい。
この色別表示により、心身健康度の評価はビジュアルに、わかりやすく、しかも直ちに知見することができる。医師等の専門家だけでなく、被験者(患者)にとっても容易に理解することができる。
そして表示は、リスト形式でもよいが、さらに好適には、人体図上に表示することも考慮される。たとえば、図3に例示した画面のように人体図として各々の領域毎に色別表示部(図3中に矢印で示した部分)を構成することができる。
そして、この出願の発明の心身健康度評価システムにおいては、スコアリング演算部<B>では、全領域についてスコアを集約し、この全体集約スコアについて健康度・医療依存度評価演算部<C>において健康度と医療への依存度を評価して色別し、出力表示部<D>において表示することも有効である。
これによって心身の全体性の評価が得られるからである。たとえば、青、黄、赤の色別を上記の基準に従うものとすれば、この全体評価は、たとえば次の表12のように区分することができる。
Figure 2006114027
図4は、この全体スコアによる評価・色別の処理プロセスを例示したブロック図である。
ただし、この心身全体性についての評価とその色別表示については、区分された領域のうちの1領域でも、個別的に「赤」(重篤な注意が必要である)との判定、表示がなされた場合には、たとえ全体スコアが「青」であっても、「赤」として表示されるように配慮することが肝要である。
全体が「青」の表示は、個別領域での「赤」の危機対応の必要性をマスクして隠蔽してしまう可能性があるからである。
そしてこの出願のシステムにおいては、色別表示とともに、出力表示部<D>では、集約スコアおよび全体集約スコアの少くともいずれかを表示することも考慮される。これは、特に、この出願の発明のシステムが、図1に例示したように、医師による医療処方の必要性についての判定に利用されることを考慮すると、出力表示部<D>においてはスコア数をも表示することが好ましい。図1に例示した医療処方判定入力部<J>での入力を考慮すると、たとえばリスト表示画面として図5のように表示することができる。この図4の例では、スコア数表示と色表示ができるようにしている。また、この例では、医療処方判定入力部<J>での被験者(患者)への問合わせの結果としての医師診断についての同意、不同意等の回答が入力できるようにしてもいる。
被験者(患者)の訴えの内容が特定要因に誘発されたものか、社会生活の維持において修復可能な一時的変化であるかどうかの判定法(健康度評価)とそのデータの利活用のシステムが望まれているところであるが、現状ではこのようなシステムは確立されていない。そこで、上記のようなこの出願の発明のシステムによれば、被験者(患者)の訴えが、病因の結果であるかないかをその健康度の詳細から推定し、保健医療を治療的に用いる発想を是正し、専門医の検診対象は有意に判別され、被験者の負担も削減されることになる。
この出願の発明のシステムによれば、健康度意欲の啓発を基調とし、保健適用の医療費の有効な節減と医師の診療に要する知的負担とその時間節減に寄与することのできる、諸個人、家庭等の健康管理から統合医療までに有用な、心身健康度評価の社会的、科学的な基盤が確立する。
さらにこの出願の発明の心身健康度評価システムでは、図1のように、問診項目、スコア配分基準、並びに健康度・医療依存度基準に係わる設定情報ベース部<E>とともに、これらの検証・再設定部<F>が具備されているものとすることや、履歴情報ベース部<G>が具備されており、出力表示部<D>には被問診者の履歴情報が表示されるようにすることが好適に考慮される。
検証・再設定部<F>においては、図6に例示したように、相互に密接に関係している問診項目、スコア配分基準、健康度・医療依存度基準の見直しと修正が医療処方判定入力部<J>での医師の所見データを介して実行されることになり、システムとしての客観的(科学的)な信頼性をより一層高めることになる。また履歴情報ベース部<G>からの履歴情報は、被験者(患者)の経過観察の把握を容易とし、システムとしての性能、信頼性の検証と向上に寄与するものとなる。
発明のシステム構成を例示した概要図である。 配点基準の設定から問診項目別の評価のプロセスを例示した概要図である。 人体図上への色別表示の態様を例示した図である。 領域別と全体のスコアによる評価・色別の処理プロセスを例示した概要図である。 リスト表示の例を示した図である。 検証・再設定部<F>における検証・再設定事項について例示した図である。

Claims (7)

  1. 問診による心身健康度の評価システムであって、
    <A>設定された問診項目について該当の有無を確認して入力する問診入力部と、
    <B>問診項目別にその該当の有無について設定されたスコアを人体の器官または部位の領域別に集約するスコアリング演算部と、
    <C>スコアリング演算部からの集約スコアについて、健康度と医療への依存度を評価して色別する健康度・医療依存度評価演算部と、
    <D>評価して色別された度合いを人体の器官または部位の領域別に表示する出力表示部と
    を有し、医療処方並びに代替医療もしくは統合医療の必要性を判別可能にすることを特徴とする問診による心身健康度評価システム。
  2. 出力表示部<D>の表示に対応し、医師による医療処方の判定が入力される医療処方判定入力部が具有されていることを特徴とする請求項1の心身健康度評価システム。
  3. 出力表示部<D>では、画面上の人体図に色別表示が行われることを特徴とする請求項1または2の心身健康度評価システム。
  4. スコアリング演算部<B>では、全領域についてスコアを集約し、この全体集約スコアについて健康度・医療依存度評価演算部<C>において健康度と医療への依存度を評価して色別し、出力表示部<D>において表示することを特徴とする請求項1から3のいずれかの心身健康度評価システム。
  5. 出力表示部<D>では、集約スコアおよび全体集約スコアの少くともいずれかをも表示することを特徴とする請求項1から4のいずれかの心身健康度評価システム。
  6. 請求項1から5のいずれかのシステムであって、問診項目、スコア配分基準、並びに健康度・医療依存度基準に係わる設定情報ベース部<E>とともに、これらの検証・再設定部<F>が具備されていることを特徴とする問診による心身健康度評価システム。
  7. 請求項1から6のいずれかのシステムにおいて、履歴情報ベース部<G>が具備されており、出力表示部<D>には被問診者の履歴情報が表示されることを特徴とする問診による心身健康度評価システム。
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