JP2000172769A - 医薬品選択補助ツールおよびその使用方法 - Google Patents

医薬品選択補助ツールおよびその使用方法

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JP2000172769A
JP2000172769A JP34453798A JP34453798A JP2000172769A JP 2000172769 A JP2000172769 A JP 2000172769A JP 34453798 A JP34453798 A JP 34453798A JP 34453798 A JP34453798 A JP 34453798A JP 2000172769 A JP2000172769 A JP 2000172769A
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Koichi Akimoto
恒一 秋本
Hiroichi Maeba
博一 前場
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Kanebo Ltd
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Kanebo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】専門知識が必要な医薬品選択を、顧客自身が店
頭で簡単に行うことのできる、医薬品選択補助ツールお
よびその使用方法を提供する。 【構成】効能の異なる多数の医薬品から、少なくとも一
つの医薬品を選択するために用いられる医薬品選択補助
ツールであって、自覚症状についての設問16に対し、
選択者が肯定・否定の選択行為を繰り返すことによって
最終的に、その選択傾向から判断される、選択者の症状
に最も有効な医薬品の種類を表示するよう設定された問
診プログラムが予め記憶されるプログラム記憶手段と、
画面表示手段と、制御手段とを備え、上記制御手段によ
って、上記プログラム記憶手段に記憶された問診プログ
ラムの設問16が、設問16ごとに肯定・否定の選択肢
表示17とともに画面表示され、最後に、上記特定の医
薬品の種類が画面表示されるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬品選択補助ツ
ールおよびその使用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、薬局等の店舗において販売さ
れる一般用医薬品(以下「医薬品」と略す)は、図20
に示すように、店舗に備えられた適宜の棚1の棚板1a
上に、ランダムに詰め込んだ状態で置かれており、特に
顧客が見やすいよう配慮して陳列することは少ない。そ
して、来店した顧客が訴える症状を店員(薬剤師等)が
聞き、その症状に応じた医薬品を上記棚1から選んで顧
客に呈示して販売するのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
商品に関する情報が氾濫し、消費者が商品に関する知識
をある程度備えるようになってきたことを背景に、自ら
商品を主体的に選択したい、という消費者側からの要望
が高まっており、上記医薬品についても、このようなセ
ルフ志向に応えるべく、従来の、店員主導型の販売形態
が見直されている。このような観点から、本出願人は、
顧客自身が選択しやすい、全く新しい医薬品等の陳列構
造を開発し、すでに出願している(特開平9−2341
44号公報)。この陳列構造によれば、多種多様の医薬
品が、「かぜ」,「肩こり」等のカテゴリー別に、一目
瞭然に陳列されるため、顧客が、目的とする医薬品を、
自分で容易に選択することができる。
【0004】ところが、実際に上記陳列構造を実施して
みると、この陳列構造は、医薬品に関する充分な知識を
備えた顧客、あるいは常用している医薬品と同一品を求
める顧客等にとっては好都合であるが、同一カテゴリー
内でも、複数種類の医薬品が陳列されているため、最も
自分の症状に合った医薬品を的確に選択することは、専
門知識をもたない一般客にとって困難であり、やはり専
門知識を備えた店員に聞かざるを得ないことが判明し
た。特に、医薬品のなかでも漢方薬は、経験に基づいた
複雑な理論を元に、症状を多方面から詳細に分析した上
で、その症状に最も適した薬を選択する必要があるた
め、その分析を正しく行わないと、正しい薬の選択がで
きない、という問題がある。
【0005】そのため、漢方薬を中心に販売する薬局の
なかには、正しい薬の選択を、より客観的かつ合理的に
行うために、来店した顧客に、症状分析用のチェックシ
ートを手渡し、自覚症状について該当する項目をチェッ
クさせた上で、それに基づいて適正な漢方薬を処方する
ようにしているところもある。
【0006】例えば図21は、「虚実」,「気虚」,
「気鬱」等の指標別に構成されたチェックシートのう
ち、「虚実」に関するチェックシートの一例を示してい
る。このチェックシート2には、「実証のチェック項
目」として、「目に輝きがあり、声に力がある」,「脈
に充実した強さがある」といったチェック項目3が並ん
でおり、該当する項目の左側の空欄4に印をつけてチェ
ックするようになっている。また、その下に、「虚証の
チェック項目」として、「目に輝きがなく、声に力がな
い」,「気力がなく、倦怠感がある」といったチェック
項目5が並んでおり、同様にチェックするようになって
いる。これらのチェックを行うことにより、「虚実」に
関する症状の表われ方を客観的に把握できるようになっ
ている。そして、店員は、上記チェックシート類とセッ
トで用意される、漢方薬情報シート(冊子)を見なが
ら、チェックされた項目に基づいて適正な漢方薬を選択
し、顧客に推奨するのである。
【0007】このように、せっかくセルフ志向の顧客が
増え、それに合わせた医薬品陳列構造も開発されている
にもかかわらず、医薬品選択の段階で、専門知識が要求
されるため、医薬品については、顧客自身で手軽にこれ
を購入するシステムが確立されていないのが実情であ
る。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、専門知識が必要な医薬品選択を、顧客自身が主
体的に店頭で簡単に行うことのできる、医薬品選択補助
ツールおよびその使用方法の提供をその目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、効能の異なる多数の医薬品から、少なく
とも一つの医薬品を選択するために用いられる医薬品選
択補助ツールであって、自覚症状についての設問に対
し、選択者が肯定・否定の選択行為を繰り返すことによ
って最終的に、その選択傾向から判断される、選択者の
症状に最も有効な医薬品の種類を表示するよう設定され
た問診プログラムが予め記憶されるプログラム記憶手段
と、画面表示手段と、制御手段とを備え、上記制御手段
によって、上記プログラム記憶手段に記憶された問診プ
ログラムの設問が、肯定・否定の選択肢とともに設問ご
とに画面表示され、最後に、上記特定の医薬品の種類が
画面表示されるようになっている医薬品選択補助ツール
を第1の要旨とする。
【0010】また、上記医薬品選択補助ツールのなかで
も、特に、上記プログラム記憶手段に、各医薬品に関す
る情報が予め記憶されており、上記制御手段によって、
問診プログラム最後の、特定の医薬品の種類を表示する
画面から、その医薬品に関する情報が表示された画面を
呼び出すことができるようになっているものを第2の要
旨とし、そのなかでも特に、上記医薬品に関する情報
が、効能の説明,使用上の注意,副作用および配合成分
に関する情報であるものを第3の要旨とする。
【0011】そして、上記医薬品選択補助ツールのなか
でも、特に、上記問診プログラムが、自覚症状の上位概
念となるカテゴリー別に、複数種類用意されており、表
示手段に、まず全カテゴリーが列挙表示され、該当する
カテゴリーを選択することにより、そのカテゴリーの症
状の改善に有効な医薬品類を選定するための問診プログ
ラムが開始されるようになっているものを第4の要旨と
する。
【0012】さらに、本発明は、医薬品販売用空間に、
上記第4の要旨である医薬品選択補助ツールと、下記の
陳列構造(A)を備えた医薬品陳列棚とを設置し、上記
医薬品選択補助ツールの表示画面を利用して問診を行
い、その結果特定される医薬品の種類を確認したのち、
その医薬品の属するカテゴリーを目印として、上記医薬
品陳列棚からその医薬品を探索して取り出すようにした
医薬品選択補助ツールの使用方法を第5の要旨とする。 (A) 水平に延びる棚板上に直接載置され、もしくは
棚板との係合によって取り付けられる複数の仕切り具に
よって、棚板を、左右方向に複数の区画に仕切り、上記
各仕切り具の少なくとも正面部には、自覚症状の上位概
念となるカテゴリーを各別に表示し、上記仕切り具によ
って仕切られた各区画内に、その区画を仕切る仕切り具
に表示されたカテゴリーに属する医薬品群を少なくとも
左右方向に並べて陳列するとともに、陳列された各医薬
品それぞれの手前に、その医薬品の説明を表示した個別
説明具を、着脱自在に取り付けてなる医薬品陳列構造。
【0013】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を説
明する。
【0014】本発明の医薬品選択補助ツールは、医薬品
選択のための特殊な問診プログラムが予め記憶されたプ
ログラム記憶手段と、画面表示手段と、制御手段とを備
えており、上記プログラム記憶手段に記憶された問診プ
ログラムの設問が、選択肢とともに設問ごとに画面表示
され、最後に、特定の医薬品の種類が画面表示されるよ
うになっている。
【0015】上記機能の設定には、通常、パーソナルコ
ンピュータ(以下「PC」と略す)を用いることが好ま
しく、また、得られたツールを店舗に設置して、顧客自
身が操作できるようにするには、タッチパネル式のもの
や、ペンタッチ式のものを用いることが好適である。
【0016】タッチパネル式のPCを用いて上記機能を
設定し、このPCを、漢方薬を選択するための補助ツー
ルとして用いる場合を例にとって、以下、説明する。
【0017】このPCのタッチパネルは、初期状態の表
示が、図1に示すようになっている。すなわち、この画
面の左上には、「漢方薬のご紹介」の見出し10が表示
されており、その下に、「該当する項目を選んで下さい
!」の指示11が表示されている。また、その下に、
「かぜ」,「肩こり」,「痔」等の、自覚症状の上位概
念となる24種類のカテゴリー12が列挙されている。
なお、画面の右下には、案内しているポーズの女性店員
を示すイラスト13が表示されている。
【0018】そして、上記カテゴリー12のうち、該当
するものの表示(例えば、真ん中の列の一番上の「不
眠」の表示)に指先で触れると、その表示文字の背景が
濃色に変わり、「不眠」に関する問診プログラムに従っ
て、画面上で、問診が進行するようになっている。
【0019】「不眠」に関する問診プログラムの最初の
画面は、図2に示すようになっている。すなわち、最上
部に、「質問にお答え下さい!」の指示14と、「(は
い・いいえ どちらかを選んで下さい。)」の添え書き
15が表示されており、その下に、「眠りが浅く、よく
目が覚めますか?」の設問16が表示されている。そし
て、その下に、「はい」と「いいえ」の選択肢表示17
があり、左側に、問診しているポーズの医師を示すイラ
スト18がある。なお、問診を終了して初期画面(図1
の状態)に戻す場合は左下の「終わる」の表示19に触
れ、一つ前の画面に戻す場合は、右下の「もどる」の表
示20に触れればよいようになっている。
【0020】上記画面において、例えば「はい」の選択
肢を選ぶと、「はい」の背景が濃色に変わり、図3に示
すように、「胃腸が弱い、もしくは貧血気味ですか?」
の設問21が表われる。他の構成は図2の画面と同一で
あり、左下の「終わる」の表示19に触れると初期画面
に戻り、右下の「戻る」の表示20に触れると一つ前の
画面に戻るようになっている。
【0021】そして、中央の選択肢表示17のうち、
「はい」の選択肢を選ぶと、図4に示すように、上記一
連の問診によって到達した結論を示す画面が表われる。
この画面の最上部には、「お客様に適した漢方薬は」の
見出し23が表示され、その下に、大きな文字で、「加
味帰脾湯(かみきひとう)」という漢方薬名24が表示
され、「です。」という文字24aが添えてある。した
がって、上記一連の問診で設問として示された2つの自
覚症状(眠りが浅く、よく目が覚める,胃腸が弱いか貧
血気味である)を有する「不眠」の症状には、上記「加
味帰脾湯」が最適であることがわかる。なお、上記漢方
薬名24の左側には、薬袋等を模したイラスト25が表
示され、その下には、この結論に至る問診の過程(質問
事項と回答)が表示されている。
【0022】また、上記問診の過程の表示の下には、左
から順に、「認可効能および合方」の選択表示27、
「使用上の注意および副作用」の選択表示28、「配合
成分」の選択表示29が並んでおり、これらのいずれか
に触れることにより、加味帰脾湯に関する上記3種類の
情報が表示された画面を呼び出すことができるようにな
っている。なお、この画面においても、左下の「終わ
る」の表示19に触れると初期画面に戻り、右下の「戻
る」の表示20に触れると一つ前の画面に戻るようにな
っている。
【0023】ちなみに、上記「認可効能および合方」の
選択表示27に触れて呼び出した画面を図5に示す。こ
の画面の最上部には、「加味帰脾湯(かみきひとう)」
の見出し30が表示され、その下に、「下の項目からお
選び下さい!」の指示31が表示されている。そして、
その下に、「認可効能」と「合方」の選択表示32と四
角枠の空欄33が設けられている。この選択表示32の
うち、左側の「認可効能」を選択すると、図示のよう
に、空欄33内に、「虚弱体質で血色の悪い人の次の諸
症・・・貧血,不眠症,精神不安,神経症」という、加
味帰脾湯の認可効能34が表示されるようになってい
る。また、右側の「合方」を選択すると、図6に示すよ
うに、空欄33内に、「1)泥状〜水様便が強いとき
は、五苓散を合方する。」,「2)冷えが強いときは、
人参湯などを合方する。」という、加味帰脾湯と他の漢
方薬との合方態様35が表示されるようになっている。
【0024】なお、図5,図6の画面の下部には、「使
用上の注意および副作用」と「配合成分」の選択表示3
6が設けられており、図5の画面に戻らなくても、この
画面から直接、上記2種類の情報が表示された画面をそ
れぞれ呼び出すことができるようになっている。また、
これらの画面においても、左下の「終わる」の表示19
に触れると初期画面に戻り、右下の「戻る」の表示20
に触れると一つ前の画面に戻るようになっている。
【0025】そして、図5もしくは図6の画面におい
て、上記選択表示36のうち、左側の「使用上の注意お
よび副作用」を選択すると、画面が、図7に示すように
変わる。もちろん、図4の画面において、選択表示28
を選択することによっても、図7の画面を呼び出すこと
ができる。この画面の最上部には、図5,図6に示す画
面と同様、「加味帰脾湯(かみきひとう)」の見出し3
0が表示され、その下に、「下の項目からお選び下さい
!」の指示31が表示されている。そして、その下に、
「使用不適または禁忌」と「副作用」の選択表示37と
四角枠の空欄38が設けられている。この選択表示37
のうち、左側の「使用不適または禁忌」を選択すると、
図示のように、空欄38内に、「体格のがっちりしした
タイプには向いていない。」という、加味帰脾湯の、使
用してはいけない態様39が表示されるようになってい
る。また、選択表示37のうち、右側の「副作用」を選
択すると、図8に示すように、空欄38内に、「多汗、
発疹、口内炎……」という、加味帰脾湯の副作用40が
表示されるようになっている。
【0026】なお、図7,図8の画面の下部には、「認
可効能および合方」と「配合成分」の選択表示41が設
けられており、図4の画面に戻らなくても、この画面か
ら直接、上記2種類の情報が表示された画面をそれぞれ
呼び出すことができるようになっている。また、これら
の画面においても、左下の「終わる」の表示19に触れ
ると初期画面に戻り、右下の「戻る」の表示20に触れ
ると一つ前の画面に戻るようになっている。
【0027】そして、図7もしくは図8の画面におい
て、上記選択表示41のうち、右側の「配合成分」を選
択すると、画面が、図9に示すように変わる。この画面
の最上部には、図5〜図8に示す画面と同様、「加味帰
脾湯(かみきひとう)」の見出し30が表示され、その
下に、「配合成分」の小見出し42が表示されている。
そして、その下の四角枠43内に、「人参3 茯苓3
竜眼肉3…」という加味帰脾湯の配合成分の種類と配合
割合44が表示されている。また、その下には、「効
果」の小見出し45が表示され、その下の四角枠46内
に、上記配合成分の種類としてあげられた「人参」,
「茯苓」,「竜眼肉」等の成分そのものの効果47が、
箇条書きで表示されている。
【0028】なお、この画面の下部には、「認可効能お
よび合方」と「使用上の注意および副作用」の選択表示
48が設けられており、図4の画面に戻らなくても、こ
の画面から直接、上記2種類の情報が表示された画面を
それぞれ呼び出すことができるようになっている。ま
た、この画面においても、左下の「終わる」の表示19
に触れると初期画面に戻り、右下の「戻る」の表示20
に触れると一つ前の画面に戻るようになっている。
【0029】このように、この漢方薬選択補助ツールに
おいて、例えば「不眠」というカテゴリーを選択すれ
ば、図10に示されるような「不眠」に基づく種々の自
覚症状に関するYES・NOチャートを辿って、これら
の症状に最も有効な漢方薬(上記の例では「加味帰脾
湯」)に到達するようになっている。このYES・NO
チャートを設問ごとに表示するための問診プログラム
が、図1に示す、24種類のカテゴリー全てについて用
意されている。
【0030】そして、上記YES・NOチャートを辿る
ことにより漢方薬の特定ができた時点で、その画面か
ら、図11に示すようなフローチャートに従って、その
漢方薬に関する詳細な情報を呼び出すことができるよう
になっている。なお、上記詳細情報の項目のうち、左上
に星印を付けた項目については、漢方薬によっては不必
要な項目であるため、任意項目になっている。それ以外
の項目は、YES・NOチャートで到達する全漢方薬に
ついて用意されている。
【0031】したがって、上記漢方薬選択補助ツール
を、漢方薬を取扱う店舗の店内に設置して顧客が自由に
触れるようにしておけば、セルフ志向の顧客は、この漢
方薬選択補助ツールを操作することにより、上記漢方薬
選択補助ツールによる選択の適切さを店員に確認するこ
とを経て、簡単に、正確な漢方薬選択を主体的に行うこ
とができ、目的とする漢方薬を、短時間で効率よく購入
することができる。そして、上記漢方薬選択の際、漢方
薬を使用する上で重要な、副作用や使用不適,禁忌等の
情報を得ることができるため、単に症状に合った漢方薬
を選択できるだけでなく、正しい使用方法を知ることが
できる。また、配合成分等、その漢方薬に関する付随的
な情報を得ることもできるため、顧客の知的好奇心を満
足させることができるだけでなく、顧客の漢方薬に対す
る意識を高め、より購買意欲の増進を図ることができ
る。
【0032】なお、上記漢方薬選択補助ツールは、店頭
に設置して顧客に使用させる外、店員に対し漢方薬推奨
知識を教育する場合の教育ツールとして利用することが
できる。また、店員が、対面方式で顧客に漢方薬を推奨
する場合に、単に口頭でやりとりするのではなく、上記
漢方薬選択補助ツールの画面を利用しながらやりとりす
ることにより、より一層説得力のある漢方薬推奨を行う
ことができる。
【0033】また、上記の例では、漢方薬選択補助ツー
ルの機能として、YES・NOチャートによる漢方薬
の選択と、選択された漢方薬に関する詳細な情報の呼
び出し、の2つの機能が設けられているが、の機能に
ついては、必ずしも設けなくてもよい。すなわち、本発
明では、目的とする漢方薬を、簡単に選択できるように
することが、第1の課題であるからである。
【0034】なお、上記の機能を併せて設ける場合に
は、漢方薬について、上記の例で示した以上の、より詳
細な、蘊蓄的な知識を呼び出せるようにしてもよい。す
なわち、漢方薬の理論は複雑で奥が深いことから、より
知的好奇心の強い顧客を満足させたい場合、あるいは、
より深い店員教育を行う必要がある場合等には、上記の
例で示された情報では不充分だからである。
【0035】また、上記の例では、漢方薬を必要とする
各種自覚症状を、24のカテゴリーに分け、カテゴリー
ごとにYES・NOチャートが進行するよう設定してい
るが、カテゴリーの数は、上記に限らず、任意に設定す
ることができる。そして、必ずしもこのようなカテゴリ
ー(上記概念)に分ける必要はなく、最初の画面から最
後まで、全てYES・NOで選択していくようにしても
よい。そして、全ての設問に対し、YES・NO(はい
・いいえ)の二者択一で答える形式になっている必要は
なく、設問によっては、「どちらともいえない」といっ
た回答を加えて、3以上の選択肢とし、その中から一つ
を選択するように設定してもよい。したがって、本発明
において、「肯定・否定の選択肢」とは、このような態
様も含む趣旨である。
【0036】さらに、上記漢方薬選択補助ツールにおい
て、上記の例では、タッチパネル式のPCを用い、指先
で触れることによって順次選択肢の選択を行うようにし
ているが、選択動作は、これに限らず、マウス操作やキ
ーボード操作等によって行うこともできる。
【0037】また、上記漢方薬選択補助ツールにおい
て、上記の例のように、漢方薬選択のための自覚症状
を、「かぜの症状」,「肩こり」等の、上位概念である
カテゴリー別にまとめ、カテゴリーを選択してからYE
S・NOチャートに進むよう設定されたものは、特開平
9−234144号公報に開示されている商品陳列構造
を利用した漢方薬陳列棚と組み合わせて、店舗に設置す
ることが好適である。
【0038】上記特開平9−234144号公報に開示
されている商品陳列構造とは、水平に延びる棚板上を、
商品を区別するカテゴリー別に仕切り、各カテゴリーに
属する商品を、その仕切られた各区画内に並べ、しかも
各商品の前に、その商品を説明する個別説明具を着脱自
在に取り付けるようにしたものである。したがって、上
記カテゴリーを、前記漢方薬選択補助ツールにおけるカ
テゴリーと一致させ、このカテゴリーごとに、漢方薬を
分類してその個別説明具とともに陳列した陳列棚を用意
し、この漢方薬陳列棚と、上記漢方薬選択補助ツールと
を、店舗内に組み合わせて設置すれば、上記漢方薬選択
ツールを利用して目的とする漢方薬を選択した顧客は、
その漢方薬が属するカテゴリーを目印に、漢方薬陳列棚
の、そのカテゴリーが表示された区画内を探すだけで、
簡単に目的の漢方薬を見つけることができ、短時間で漢
方薬を入手することができる。
【0039】上記漢方薬陳列棚とは、例えば図12に示
すような構成のものである。すなわち、この陳列棚60
は、棚板60aの取り付け高さを適宜に調節することの
できる公知の組み立て式の棚であり、各棚板60aの上
に、左端から所定間隔で、複数の仕切り具61が設けら
れ、棚板60a上が左右方向に3〜4つの区画Pに仕切
られている。そして、上記仕切り具61の正面部61a
(本でいう背表紙部)に、「かぜの症状」,「咳・ぜん
そく」といった典型的な症状が、その区画に陳列される
漢方薬を特徴づけるカテゴリーとして、それぞれ表示さ
れている。また、この表示の下には、右を指す矢印が表
示され、この症状に効能を有する漢方薬68が、その右
側に陳列されていることを示している。
【0040】上記仕切り具61の本体は、図13(a)
に示すように、略板状の中空プラスチック体(ポリ塩化
ビニル製)で、正面部61aの下端部62が、底面部6
1bの位置よりもさらに下方に延設されている。そし
て、鎖線で示すように、カテゴリーシール63が貼着さ
れて、正面部61aと、左右の側面部の3面にわたっ
て、それぞれの面に症状表示部が形成されるようになっ
ている。なお、底面部61bの手前側は、所定長さだけ
切り欠かれている。この切欠部64は、後述するトレイ
Aの手前の立ち上がり部70a(図15参照)と嵌合す
るようになっている。また、上記仕切り具61の背面は
開口61cになっている。
【0041】上記カテゴリーシール63は、図13
(b)に示すように、シール台紙65から剥がして使用
するようになっており、文字部分以外の地色部分63a
が、そのカテゴリーごとに異なる色で色分けされてい
る。そして、このシール台紙65には、上記カテゴリー
シール63と併せて、その症状を簡略して記載した保存
シール66と、左を指す矢印シール67が用意されてい
る。上記矢印シール67は、図14(a)に示すよう
に、店舗内での配置上、どうしても左から右に漢方薬6
8を陳列することができず、逆方向に並べて陳列する場
合や、図14(b)に示すように、意図的に左右方向に
漢方薬68を陳列したい場合等に、上記カテゴリーシー
ル63の下部の矢印部分に重ねて貼ることにより矢印の
指示を逆にするためのものである。
【0042】そして、上記仕切り具61によって仕切ら
れた各区画P(図12に戻る)には、その区画Pを仕切
る仕切り具61(この例の場合には左端に配置される)
に表示された症状に対し効能を有する漢方薬68が、左
から右に並べて陳列されている。したがって、左端の仕
切り具61に「かぜの症状」とある区画Pには、かぜの
症状に効能を有する「葛根湯」,「麦門冬湯」等の漢方
薬68が並んでいる。そして、これらの漢方薬68は、
棚60の奥に向かっても複数個ずつ並べられている。
【0043】なお、これらの漢方薬68は、直接棚板6
0a上に載置されるのではなく、図15に示すトレイA
を介して載置されている。上記トレイAは、透明なポリ
塩化ビニル製シートを曲成して形成されたもので、棚板
60aに重ねられる水平面部69と、上記水平面部69
の前端部に形成される立ち上がり部70aとを備えてい
る。上記立ち上がり部70aは、上記水平面部69の前
端縁から直角方向に所定幅だけ立設する立設部70と、
この立設部70の上端から所定幅だけ手前に水平に延び
る厚み形成部71と、上記厚み形成部71の前端縁から
手前側に傾斜下降する傾斜部72とを備えている。そし
て、上記傾斜部72の下端縁が手前側に折り返されて、
溝部73が形成されている。なお、上記立設部70と、
厚み形成部71と、傾斜部72とで構成される手前の立
ち上がり部70aには、前記仕切り具11(図13参
照)の切欠部64が嵌合するようになっており、この嵌
合により、上記仕切り具61が、トレイAに対し直立姿
勢で保持され、棚板60a上を仕切るようになってい
る。
【0044】上記トレイAの幅(左右方向の長さ)は、
棚板60aに対し、トレイAが左右方向に隙間なく複数
個並ぶよう設定されており、図12の例では、幅120
0mmの棚板60aに対し、300mm幅のトレイAが
用意され、一枚の棚板60a上に、左右方向に4個のト
レイAが載置されるようになっている。
【0045】上記トレイAの上に並べられた各漢方薬6
8の前には、トレイAの手前に形成された溝部73を利
用して、漢方薬68を個別に説明するアイテムカード7
4が差し込まれて保持されている(図12参照)。
【0046】上記アイテムカード74は、その漢方薬6
8の名称、錠剤,顆粒等の形態の区別、何包等の内容
量、効能等を一括して簡潔明瞭に表示するもので、具体
的には、図16(a)に示す構成になっている。すなわ
ち、上記アイテムカード74において、四角形状の基部
75には、上から順に、その漢方薬68の代表的な効能
(この場合「感冒、頭痛」)の表示部76、その漢方薬
68の名称(この場合「葛根湯」)の表示部77、その
漢方薬68の内容量(この場合「45包 15日分」)
の表示部78が設けられており、また、右上に、その漢
方薬68が顆粒等である旨を太字で示す形態表示部79
が設けられている。そして、これらの表示部76〜79
の左下の空白部80は、値段をつけるスペースとなって
いる。なお、その右側には、その漢方薬68のバーコー
ド81が予め印刷されている。そして、上記基部75の
左上には、上方に突出する突出片82が延設されてお
り、この部分に、その漢方薬68が効く、顧客の自覚症
状(この場合「かぜのひき始めに背中がゾクゾクっとき
たら…」)の表示部83が設けられている。このよう
に、上記アイテムカード74には、その漢方薬68の必
要最小限の情報がぱっと見やすく表示されているため、
仕切り具61によって仕切られた各区画P内で目的とす
る漢方薬68を探す際に、いちいち漢方薬68を手にと
らなくても、上記アイテムカード74の表示を目で追う
だけで、簡単に目的とする漢方薬68を見つけ出すこと
ができるようになっている。
【0047】なお、上記アイテムカード74の幅は、漢
方薬68のうち最も小さい箱の寸法に合わせており、左
右方向に並ぶ漢方薬68に対し、上記アイテムカード7
4も、互いに重なることなく並べて保持することができ
るようになっている。ただし、箱の大きいものの前に配
置する場合、あるいはその区画の右端まで漢方薬68が
ぴったり埋まらない場合等には、トレイAの前面に隙間
が生じる。そこで、この隙間を利用して、トレイAの溝
部73からスウィングPOP84(図12参照)を垂ら
すようにしている。このスウィングPOP84は、PO
P広告(購買時点広告)の機能を果たすもので、具体的
には、つぎのような構成になっている。
【0048】すなわち、上記スウィングPOP84は、
図16(b)に示すように、楕円形状の基部85と、上
記基部85の上端部から上方に延びる帯状部86からな
り、上記帯状部86を円弧状あるいは軽い折り目をつけ
て折り返し、その先端を上記トレイAの溝部73に差し
込むことにより保持される。上記スウィングPOP84
の基部85には、「電脳ツールであなたに合った漢方薬
をお探しください」等の文言が表示され、顧客に、漢方
薬選択補助ツール(メーカー側が「電脳ツール」という
呼称を付している)の使用を喚起するようになってお
り、この部分が、トレイAの前面からさらに前方に、飛
び出した状態でゆらゆらと揺れながら保持される。この
ため、上記スウィングPOP84が、平面的な陳列の前
で立体的に動いて目立つ結果、POP広告の機能を果た
す。
【0049】つぎに、上記漢方薬陳列棚の組み立て手順
を説明する。まず、棚板60aの上に、左右方向に隙間
なくトレイAを並べて載せる。つぎに、各棚板60aの
左端と、そこから適宜の間隔だけ離れた適宜の位置ごと
に、仕切り具61を、その切欠部64をトレイAの手前
立ち上がり部70a(図15参照)に嵌合させて直立姿
勢で配置する。この状態を図17に示す。なお、上記切
欠部64の、奥行き方向の幅は、トレイAとの嵌合時に
仕切り具61の下端部62がトレイAの正面溝部73を
軽く押圧する程度に設定されており、これにより、仕切
り具61がふらつかないようになっている。
【0050】そして、上記仕切り具61によって仕切ら
れた各区画Pの空間内に、その左端の仕切り具61が表
示するカテゴリーに効能を有する漢方薬68を、左から
順に並べて陳列するとともに、その後ろにも、奥に向か
って同一種類の漢方薬68を複数個ずつ並べるようにす
る。このようにして並んだ漢方薬68の前に、その漢方
薬68に関する個別の説明を行うアイテムカード74
を、各漢方薬68の左端とカード74の左端を揃えるよ
うにして、トレイAの溝部73に差し込んで保持させ
る。この状態を図18に示す。なお、漢方薬68を並べ
る場合、同一漢方薬68において、顆粒タイプ,錠剤タ
イプ等の薬の形態や、内容量が異なるものがある場合
は、これらを隣り合わせで陳列し、その場で比較購入し
やすいよう配慮する。また、同一漢方薬68であって
も、複数の症状に効能を有し2以上のカテゴリーに属す
る場合には、それぞれの区画Pに、同一漢方薬68を陳
列する。なお、上記のように2以上のカテゴリーに属
し、それぞれの区画Pに陳列される漢方薬68について
は、同一のものであっても、そのカテゴリーごとに、そ
のカテゴリーに応じた効能表示のなされたアイテムカー
ド74が準備される。
【0051】つぎに、アイテムカード74とアイテムカ
ード74に生じる隙間に、適宜の配置で、スウィングP
OP84を保持させる。この状態を図19に示す。この
ようにして、図12に示す漢方薬陳列棚を形成すること
ができる。
【0052】この漢方薬陳列棚によれば、棚板60a上
が、症状のカテゴリーごとに色分けされた仕切り具61
によって仕切られ、そのカテゴリーに属する漢方薬68
が、その仕切られた区画P内に並び、しかも各漢方薬6
8の前には、その漢方薬68を説明するアイテムカード
74が付されている。したがって、すでに述べたよう
に、漢方薬68を求める顧客が、前記漢方薬選択補助ツ
ールを用いて、自分に適した漢方薬68を選択したの
ち、これを陳列棚から探す際、上記陳列棚の色分けされ
たカテゴリーを目印にして、この漢方薬68を容易に見
つけて取り出すことができる。
【0053】なお、上記一連の説明は、漢方薬を選択す
る場合等について述べたが、本発明は、漢方薬に限ら
ず、各種医薬品の選択等に適用することができる。
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明の医薬品選択補助
ツールによれば、来店した顧客が、自分自身でこれを操
作することにより、正確な医薬品選択を行うことができ
るため、専門知識のない顧客であっても、選択の適切さ
を店員に確認することを経て、主体的に、自己の症状に
合った医薬品を短時間で効率よく購入することができ
る。また、店員にとっても、対面販売をする場合、上記
医薬品選択補助ツールを用いながら説明することによ
り、知識の蓄積がなくても、顧客に説得力のある医薬品
推奨を行うことができるという利点を有する。そして、
医薬品に関する情報を呼び出すようにした医薬品選択補
助ツールによれば、店頭で、より一層、きめ細かなサー
ビスを与えることができるだけでなく、店員教育にも利
用することができ、実用的な効果が大である。
【0055】また、本発明の医薬品選択補助ツールの使
用方法によれば、上記医薬品選択補助ツールを、特殊な
陳列構造の医薬品陳列棚と組み合わせて用いることによ
り、上記医薬品選択補助ツールの画面上で選択した医薬
品を、実際の陳列棚から容易に探索して取り出すことが
できるため、来店した顧客が、一層効率よく目的とする
医薬品を購入することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるPC画面の説明図で
ある。
【図2】上記実施例におけるPC画面の説明図である。
【図3】上記実施例におけるPC画面の説明図である。
【図4】上記実施例におけるPC画面の説明図である。
【図5】上記実施例におけるPC画面の説明図である。
【図6】上記実施例におけるPC画面の説明図である。
【図7】上記実施例におけるPC画面の説明図である。
【図8】上記実施例におけるPC画面の説明図である。
【図9】上記実施例におけるPC画面の説明図である。
【図10】上記実施例に用いる漢方薬選択のためのYE
S・NOチャートである。
【図11】上記実施例に用いる漢方薬情報のフローチャ
ートである。
【図12】上記実施例と組み合わせて用いる漢方薬陳列
棚の一例を示す説明図である。
【図13】(a)は上記漢方薬陳列棚に用いる仕切り具
の本体の説明図、(b)は同じく仕切り具の表示部の説
明図である。
【図14】(a)は上記漢方薬陳列棚における陳列態様
の変形例の説明図、(b)は同じく陳列態様の他の変形
例の説明図である。
【図15】上記漢方薬陳列棚に用いるトレイを示す斜視
図である。
【図16】(a)は上記漢方薬陳列棚に用いるアイテム
カードの説明図、(b)は上記漢方薬陳列棚に用いるス
ウィングPOPの説明図である。
【図17】上記漢方薬陳列棚を組み立てる手順の説明図
である。
【図18】上記漢方薬陳列棚を組み立てる手順の説明図
である。
【図19】上記漢方薬陳列棚を組み立てる手順の説明図
である。
【図20】従来の医薬品陳列棚の説明図である。
【図21】従来の漢方薬選択用チェックシートの説明図
である。
【符号の説明】
16 設問 17 選択肢表示

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 効能の異なる多数の医薬品から、少なく
    とも一つの医薬品を選択するために用いられる医薬品選
    択補助ツールであって、自覚症状についての設問に対
    し、選択者が肯定・否定の選択行為を繰り返すことによ
    って最終的に、その選択傾向から判断される、選択者の
    症状に最も有効な医薬品の種類を表示するよう設定され
    た問診プログラムが予め記憶されるプログラム記憶手段
    と、画面表示手段と、制御手段とを備え、上記制御手段
    によって、上記プログラム記憶手段に記憶された問診プ
    ログラムの設問が、肯定・否定の選択肢とともに設問ご
    とに画面表示され、最後に、上記特定の医薬品の種類が
    画面表示されるようになっていることを特徴とする医薬
    品選択補助ツール。
  2. 【請求項2】 上記プログラム記憶手段に、各医薬品に
    関する情報が予め記憶されており、上記制御手段によっ
    て、問診プログラム最後の、特定の医薬品の種類を表示
    する画面から、その医薬品に関する情報が表示された画
    面を呼び出すことができるようになっている請求項1記
    載の医薬品選択補助ツール。
  3. 【請求項3】 上記医薬品に関する情報が、効能の説
    明,使用上の注意,副作用および配合成分に関する情報
    である請求項2記載の医薬品選択補助ツール。
  4. 【請求項4】 上記問診プログラムが、自覚症状の上位
    概念となるカテゴリー別に、複数種類用意されており、
    表示手段に、まず全カテゴリーが列挙表示され、該当す
    るカテゴリーを選択することにより、そのカテゴリーの
    症状の改善に有効な医薬品類を選定するための問診プロ
    グラムが開始されるようになっている請求項1〜3のい
    ずれか一項に記載の医薬品選択補助ツール。
  5. 【請求項5】 医薬品販売用空間に、請求項4記載の医
    薬品選択補助ツールと、下記の陳列構造(A)を備えた
    医薬品陳列棚とを設置し、上記医薬品選択補助ツールの
    表示画面を利用して問診を行い、その結果特定される医
    薬品の種類を確認したのち、その医薬品の属するカテゴ
    リーを目印として、上記医薬品陳列棚からその医薬品を
    探索して取り出すようにしたことを特徴とする医薬品選
    択補助ツールの使用方法。 (A) 水平に延びる棚板上に直接載置され、もしくは
    棚板との係合によって取り付けられる複数の仕切り具に
    よって、棚板を、左右方向に複数の区画に仕切り、上記
    各仕切り具の少なくとも正面部には、請求項4記載のカ
    テゴリーを各別に表示し、上記仕切り具によって仕切ら
    れた各区画内に、その区画を仕切る仕切り具に表示され
    たカテゴリーに属する医薬品群を少なくとも左右方向に
    並べて陳列するとともに、陳列された各医薬品それぞれ
    の手前に、その医薬品の説明を表示した個別説明具を、
    着脱自在に取り付けてなる医薬品陳列構造。
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