JP4624470B1 - 画面処理システム、画面表示およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 情報量の多い入院レセプトに対して効率的な画面処理が行われるようにする。
【解決手段】 効率的な画面処理は、レセプト情報を記憶部に記憶する記憶工程(S31)と、記憶部に記憶した各レセプト情報に含まれる診療情報を使用して、第1端末機器が有する第1表示画面にレセプト情報を表示させるか又は第2端末機器が有する第2表示画面および第3表示画面にレセプト情報を表示させるかを決定する決定工程(S32,S34)と、第1端末機器にレセプト情報が表示される場合には第1表示画面に付せんを付すことができる操作情報を表示する第1表示工程(S33)と、第2端末機器にレセプト情報が表示される場合には第2表示画面にレセプト情報を集約した情報と第3表示画面に付せんを付すことができる操作情報とを表示する第2表示工程(S35,S36)と、を備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、レセプト(診療報酬明細書)の効率的な画面処理およびその画面表示の方法、コンピュータプログラムに関する。
患者(被保険者)が医療機関で医療行為を受けた場合、患者が自己負担分の金額を医療機関の会計窓口で支払う。この際、医療機関は月ごとに保険者に対しレセプト(診療報酬明細書)を発行して、自己負担分以外の医療費を請求する。医療機関は直接保険者に医療費を請求するのでなく、所在する都道府県の国民健康保険団体連合会など(以下、審査支払機関という)に請求する。すなわち、医療機関と保険者との間には、レセプトの妥当性を確認するためのレセプトの審査を行う審査支払機関が介在している。そして、審査支払機関はレセプトを受付けた時に審査事務共助担当者によって請求上のルールなどに誤りがないか(審査事務共助)を確認した後、十分な専門的知識を有する医師である審査委員が医学的な見地からレセプト内容の審査を行う。審査の終了したレセプトは保険者に請求されるとともに、保険者から医療機関に診療報酬が支払われる。
審査支払機関が電子レセプトをコンピュータで処理する場合、クライアント(パソコン)のモニターにレセプトを表示して、審査事務共助と審査とを行う必要がある。審査支払機関で取り扱うレセプトの件数は膨大であり、また、保険料の遅滞なき正確な支払いのため、モニターを利用した審査・審査事務共助システム(以下、画面処理システムという)では、迅速にレセプトをモニターに表示し、正確に操作ができなければならない。
例えば特許文献1では、この電子レセプトの正当性をコンピュータ処理で自動審査し、この自動審査において電子レセプトに請求上の不備があるときに、マン・マシン・インタフェースを使用して審査委員による目視審査を行って電子レセプトの審査を行う技術を開示している。
特開2005−050245号公報
しかしながら、電子レセプトのなかには患者の病状や行われた医療行為によって情報量の多いレセプトから情報量の少ないレセプトまでいろいろなレセプトがあり、これらのレセプトを画面(モニター、以下同じ)に表示して処理する場合、特に情報量が多い入院レセプトに対しては効率的な処理が困難であった。
そこで、本発明の目的は、効率的な処理が行われるようにするため、特に情報量の多い入院レセプトを効率的に集計・整理・加工し、見やすく表示することができるように表示する画面処理システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、第1の観点の画面処理システムは、第1表示画面のみを有する第1端末機器と、第2表示画面および第3表示画面を有する第2端末機器と、レセプト情報に含まれる診療情報に基づいて第1端末機器でレセプト情報を表示するか第2端末機器で表示するかを決定する端末機器決定部と、レセプト情報を集約し、集約した情報を表示させる集約情報表示部と、レセプト情報の審査事務共助又は審査を行うため、レセプト情報の一部に付せんを付すことができる操作情報を表示させる操作情報表示部と、を備える。そして画面処理システムは、端末機器決定部が第2端末機器で表示することを決定した際には、集約情報表示部が第2表示画面に集約した情報を表示し、操作情報表示部が操作情報を第3表示画面に表示する。
この構成により、情報量の多い入院レセプトに対しては第2端末機器を使って第2表示画面では集約した情報が表示されるとともに、第3表示部で集計・整理・加工された診療内容が確認できるため、レセプト内容の全体の把握が容易になる。
なお、付せんを付すことができる操作情報とは、審査事務共助担当者がレセプトの診療項目や医薬品などに疑義付せんを付けたり、審査委員が診療項目や医薬品などを取消線で削除や訂正などの査定をしたりすることである。
第2の観点の画面処理システムの診療情報は外来情報および入院情報を含み、端末機器決定部は外来情報が含まれると第1端末機器を決定し、入院情報が含まれると第2端末機器を決定する。
一般に入院患者の電子レセプトは外来患者の電子レセプトよりも情報量が多いため第2の観点では、電子レセプトの患者が外来か入院かを判断し、これによって第1端末機器で表示するか第2端末機器表示で表示するかを決定する。
第3の観点の画面処理システムは、設定点数が任意に設定できる。
これにより第1表示画面のみで表示させたい電子レセプトか第2表示画面および第3表示画面で表示させたい電子レセプトかを設定できる。
第4の観点の画面処理システムは、操作情報表示部が操作情報を第1表示画面に表示する。
第1表示画面には操作情報を表示することで審査事務共助担当者が診療項目や医薬品などに疑義付せんを付けたり、審査委員が査定したりすることができる。
第5の観点の画面処理システムは、レセプト情報に手術情報が含まれるか否かを判断する手術情報判断部を備え、操作情報表示部は手術情報が含まれるときはこの手術情報を最初に表示させるように並び替え、手術情報が含まれていないときは医薬品に関する情報を最初に表示させるように並べ替える。
手術情報が含まれる際には、レセプトの内容を手術情報が最初に表示させるように並び替えることで、手術情報を最初に把握することができる。また、同様に手術情報が含まれていないときは医薬品に関する情報を最初に表示させるように並び替えることで、医薬品の情報を最初に把握することができる。
第6の観点のプログラムは、画面処理システムとしてのコンピュータに、外来情報と、入院情報およびその請求点数に関するそれぞれのレセプト情報を記憶部への受付と、外来情報は第1端末機器にレセプト情報を表示させ、入院情報はその請求点数に基づいて第1端末機器又は第2端末機器のいずれかにレセプト情報を表示させるかの決定と、第1端末機器でレセプト情報を表示させる際に、第1表示画面にレセプト情報の一部に付せんを付すことができる操作情報の第1表示と、第2端末機器でレセプト情報を表示させる際に、第2表示画面にレセプト情報を集約した情報と第3表示画面にレセプト情報の一部に付せんを付すことができる操作情報との第2表示と、を実行させる。
このようなプログラムを用いて画面処理システムを稼動させることができる。
本発明によれば、情報量の多い入院レセプトを二つの画面に分けて表示することにより、レセプト内容の全体の把握が容易になることから、情報量の多い入院レセプトに対し効率的な処理ができるようになる。このことにより、情報量の少ないレセプトに加えて情報量の多い入院レセプトも含めた全レセプトを画面に表示して効率的に処理できるようになる。
審査支払機関EXである国民健康保険団体連合会におけるレセプトの画面処理システムの全体構成を示すブロック図である。 第2システムサーバ14の構成を示した概念図である。 審査事務共助および審査で第1端末機器20又は第2端末機器22が使われるかを決定する一例のフローチャートを示す図である。 電子レセプトの概念図である。 第1端末機器20の第1モニター31に表示された診療情報の画面(操作画面50(31))の具体例である。 図3のフローチャートのステップS36において、第2端末機器22の第2モニター33および第3モニター35に表示される項目を示した図である。 (a)は、第2モニター33に表示された情報集約画面60の具体例である。 (b)は、第3モニター35に表示される操作画面50(35)の具体例である。 操作画面50(31、35)の表示に関して、摘要欄44の表示順序を外科系診療科用に並び替えた図である。 操作画面50(31、35)の表示に関して、内科系診療科用に並び替えた図である。
<画面処理システム100の構成>
図1は本発明の一実施形態に係るものであり、国民健康保険団体連合会などの審査支払機関EXにおけるレセプトの画面処理システムの全体構成を示すブロック図である。医療機関HPから未審査の電子レセプトERが審査支払機関EXの画面処理システム100にオンライン等で送られてくる。そして、審査支払機関EXにより審査を終えた電子レセプトERが保険者ISに送られる。
画面処理システム100は医療機関HP又は保険者ISとの電子レセプトERの交換を主に行う第1システムサーバ12と審査と審査事務共助とを総括する第2システムサーバ14とを備えている。第2システムサーバ14はクライアントとしての複数の第1端末機器20と第2端末機器22とが相互にアクセス可能になるようにネットワークを介して接続されている。第1端末機器20および第2端末機器22は例えばパソコンであり、第1端末機器20は第1モニター31を有しており、第2端末機器22は第2モニター33および第3モニター35を有している。なお、個人情報が漏れないように、第1システムサーバ12、第2システムサーバ14、第1端末機器20および第2端末機器22はアクセス権限が階層的に設定されている。
図2は第2システムサーバ14の構成を示した概念図である。第2システムサーバ14は、端末機器決定部15、集約情報表示部16、操作情報表示部17および手術情報判断部18を備えている。
端末機器決定部15は電子レセプトERに含まれる情報に基づいて、第1端末機器20で各電子レセプトERの情報を表示するか第2端末機器22で表示するかを決定する。集約情報表示部16は、レセプト内容を容易に把握できるように、各電子レセプトERの情報を集約し、その集約した情報を第2端末機器22の第2モニター33に表示させる。本実施例では集約される前の状態の電子レセプトERを医療機関情報として表示させることもできる。
操作情報表示部17は、審査事務共助担当者が審査事務共助を、また審査委員が審査をし易いように、各電子レセプトERの情報を集約・整理・加工させて、第1端末機器20の第1モニター31に表示させたり第2端末機器22の第3モニター35に表示させたりする。審査事務共助担当者はその集約・整理・加工されたレセプト情報に対して疑義付せんを付したり、審査委員は集約・整理・加工されたレセプト情報に対して査定付せんを付したりすることができる。つまり、操作情報表示部17は操作情報を第1モニター31又は第3モニター35に表示させる。また手術情報判断部18は各電子レセプトERの中に手術情報が含まれているか否かを判断する。
第2システムサーバ14は、医療機関HPから送られてきた電子レセプトを記憶するレセプト情報ファイル26と、医薬品等の請求点数を記憶する請求点数マスタファイル27と、診療項目等の算定ルールを記憶する算定ルールファイル28とに接続されている。なお、図示しないが、第1システムサーバ12もレセプト情報ファイル26と請求点数マスタファイル27とにも接続されている。
<第1端末機器20又は第2端末機器22の決定>
図3は、第1端末機器20又は第2端末機器22を使うかどうかを決定する一例のフローチャートを示す図である。
図3において、ステップS31では、端末機器決定部15が電子レセプトERを読み込む。電子レセプトERには「患者情報」、「合計情報」、「傷病名情報」、「診療情報」および「症状詳記情報」が含まれている。
ステップS32では、端末機器決定部15が外来患者であるか入院患者であるかを判断する。図4(a)に示すように、電子レセプトERの患者情報には「レセプト種別」、「患者氏名」および「性別」などが含まれている。この「レセプト種別」には行政庁である厚生労働省が定めたレセプト種別コードに従った番号で示されている。例えばレセプト種別コード「1115」だと、「医科・医療保険単独、家族、入院」であることが特定できるため、入院患者であることが特定できる。入院患者であるとステップS34に進み、外来患者であるとステップS33に進む。
ステップS33では、操作情報表示部17が電子レセプトERに含まれる診療情報を医療機関から請求された順に第1端末機器20の第1モニター31に操作画面50(31)を表示する。一般に外来患者は、電子レセプトERに含まれる診療項目の数および医薬品の数が少ないため、操作情報表示部17が第1モニター31に診療情報を表示する。この診療情報は医療機関の記載した順に表示される。第1モニター31に表示された診療情報の個々の情報に対して操作することができる。
ステップS34では、端末機器決定部15が請求点数と設定点数とを比較し、請求点数が設定点数より大きいかを判断する。図4(b)に示すように、診療項目ごとに計算する出来高払い方式の電子レセプトERの合計点数には「請求点数」、「食事療法」および「負担額」などが含まれている。端末機器決定部15はこの請求点数と設定点数とを比較する。
この設定点数は、設定点数を8万点と設定すると、8万点より少ない請求点数の電子レセプトERはステップS35に進み、8万点以上の請求点数の電子レセプトERはステップS36に進む。
ステップS35では、第1端末機器20の第1モニター31に、操作情報表示部17が一般画面、抜書画面又は日計表画面などの操作画面50(31)(図5参照)を表示する。審査事務共助担当者又は審査委員は、第1モニター31に表示された一般画面、抜書画面又は日計表画面の個々の情報に対して操作することができる。一般画面表示は医療機関が請求してきた順序に表示させる画面であり、抜書画面表示は外科系又は内科系診療科によって診療行為の順序が変わる画面である。日計表画面とは、日付ごとに投与された医薬品を薬効分類順に表示する画面である。
ステップS36では、情報量が多くなると1つの画面では限られた情報しか画面に表示できないため画面遷移の数が多くなり、処理の効率が悪くなるので2つの画面を用いて電子レセプトERの内容を表示する。集約情報表示部16が第2端末機器22の第2モニター33に情報集約画面60(図6参照)を表示し、操作情報表示部17が第3モニター35に、日計表画面又は抜書画面などの操作画面50(35)を表示する。
ステップS37では、手術情報判断部18は手術が行われたか否かを判断する。図4(d)に示す電子レセプトERの摘要情報の一部である診療行為コードに基づいて、手術情報判断部18が手術の有無を判断する。手術が行われていればステップS39に進み、手術が行われていなければステップS38に進む。
ステップS38では、操作情報表示部17が抜書画面を内科系診療科の表示順に従って診療行為を並べ替えて表示させる。内科系診療科の表示画面は医薬品に関する情報が最初の画面又は最初の画面の上段に表示される。
ステップS39では、操作情報表示部17が抜書画面を外科系診療科の表示順に従って診療行為を並べ替えて表示させる。外科系診療科の表示画面は手術に関する情報が最初の画面又は最初の画面の上段に表示される。
<第1モニター31の表示例>
図5は、第1端末機器20の第1モニター31に表示された診療情報の画面(操作画面50(31))の具体例である。この画面は、図3においてステップS33又はS35で示される画面表示である。
診療情報の画面の上段の表示項目欄41に、医療機関情報が記載される。
診療情報の画面の左上に、患者欄42が設定されている。患者欄42は、患者の生年月日、性別などに加え、一ヶ月に入院又は通院した日数が表示される。
診療情報の画面の上段に、傷病名欄43が設定されている。電子レセプトERに含まれるすべての傷病名が列記される。傷病名は21項目まで一覧表示される。22項目以上の傷病名があった場合は、21番目の傷病名の下に延長して表示される。傷病名の表示順は主傷病名を先頭に、それ以降は発症日の新しい順に並べられる。
診療情報の画面の中段に、診療欄44が設定されている。
診療情報の画面の左側に、初診、再診、外用などの診療行為ごとの請求点数集計欄45が設定されており、その下に合計請求点数を示す合計欄46が設定されている。
また、診療情報の画面の下段にレセプト印刷などの操作ボタン47が設定され、下段の右側にページ数を示す欄とページ送りボタン48が設定されている。
診療欄44は、抽出表示欄51、アスタリスク欄52、算定ルール・疑義欄53、診療項目・医薬品等の名称表示欄54、数量欄55、点数・回数欄56、一行査定欄57、一連行為査定欄58および査定表示欄59が設けられている。診療欄44は、一般画面表示と抜書画面表示とが選択できる。診療行為に応じて診療識別コードが決められており、一般画面表示は医療機関が入力した診療識別コードの番号順に診療行為を表示させる画面であり、抜書画面は外科系又は内科系診療科に応じて表示順序が変わる。この抜書画面の表示順序に関しては図9において説明する。
抽出表示欄51は、複数の電子レセプトERから抽出条件に合致して抽出された電子レセプトERの診療項目、医薬品などに関して色をつけて表示する欄である。また、この欄には診療識別コードが記載されており、初診であれば「11」、投薬でれば「21」手術であれば「50」などと診療行為・医薬品などに応じた番号も記載されている。
算定ルール・疑義欄53は、事務点検エラー、算定ルールエラー、疑義表示がある場合、この欄にそれぞれに関連するマークを表示する欄である。
診療項目・医薬品等の名称表示欄54は、診療項目、医薬品、特定保険医療材料、コメント等の診療情報が表示される。
数量欄55は、診療項目、医薬品、特定保険医療材料の数量が表示される欄である。
点数・回数欄56は、診療項目、医薬品、特定保険医療材料の集計回数が表示される欄である。
一行査定欄57は、審査委員が、個別の診療項目、医薬品、特定保険医療材料について点数をすべて削減する査定をしたり数量を減らす査定をしたりする際に使用する。
一連行為査定欄58は、まとめて行われた診療項目、医薬品、特定保険医療材料をすべて削減する査定をしたり数量を減らす査定をしたりする際に使用する。
査定表示欄59は、査定された事由が表示される欄である。
<第2モニター33、第2モニター35の表示例>
図6は、図3のフローチャートのステップS36において、第2端末機器22の第2モニター33および第3モニター35に表示される項目を示した図である。
第2モニター33には情報集約画面60が表示され、第3モニター35には操作画面50(35)が表示される。情報集約画面60は、患者情報、請求合計情報、傷病名情報、症状詳記情報、診療行為別に分けた請求点数の円グラフ、診療行為別疑義付せんおよび電子レセプトに含まれている主要な診療行為を表示する。電子レセプトに含まれている主要な診療行為としては、手術、処置などである。
操作画面50(35)は、日付ごとに投与された医薬品を薬効分類順に表示する日計表とそれ以外の診療行為や特定器材などを表示する画面である。
図7(a)は、第2モニター33に表示された情報集約画面60の具体例であり、(b)は第3モニター35に表示される操作画面50(35)の具体例である。この画面は、図4においてステップS36で示される画面表示である。
図7(a)に示すように、情報集約画面60の上段には医療機関情報が記載される。
情報集約画面60の画面の左上に、患者欄62が設定されている。患者欄62は、患者の生年月日、性別などに加え、一ヶ月に入院又は通院した日数が表示される。
情報集約画面60の画面の上段に、傷病名欄63が設定されている。傷病名の数が45表示される点を除けば図6に示した摘要情報の画面の傷病名欄43と同じである。
情報集約画面60の画面の中段左に、症状詳記欄64が設定されている。症状詳記欄64には電子レセプトERに含まれる症状詳記が表示される。なお、傷病名欄で表示できない場合はスクロール表示される。
情報集約画面60の画面の中段右に、主要な診療行為欄65が設定されている。主要な診療行為欄65は、電子レセプトERに9以上の診療項目が含まれるときには、手術、処置、特定入院料の順に9つの診療項目を表示し、電子レセプトERに9以下の診療項目が含まれるときにはすべての診療項目を上記順に表示する。
また付せん欄66が設定されており、付せん欄66には、事務点検によるエラー件数、算定ルールマスタファイル点検による算定ルールエラー件数、疑義付せんの件数がそれぞれ診療行為ごとに表示される。
さらに、情報集約画面60の画面の中段に電子レセプトERの請求点数欄67が設定されており、請求点数欄67は合計の請求点数を診療行為ごとの点数に応じた円グラフで表示する。
図7(b)に示す第3モニター35に表示される操作画面50(35)は、図5に示した診療情報の画面(操作画面50(31))の診療欄44と似ている。しかし、操作画面50(35)には表示項目欄71が設定されている。表示項目欄71は、現在表示している画面が、「手術」、「日計表」、「処置」、「検査」、「画像診断」、「設置基準」のいずれかであるかを示す。
また、疑義事項欄72が設定されている。疑義事項欄72は審査事務共助担当者が付した疑義付せんの理由が表示される。これにより、審査委員は算定ルール・疑義欄53で表示されるマークが付された理由が容易に理解できる。
このように情報集約画面60は電子レセプトERの情報を集約して表示しているため、審査事務共助担当者又は審査委員は電子レセプトERの内容を容易に把握することができ、また操作画面50(35)にその内容を集約・整理・加工して表示されているため、効率的な処理を行うことができる。
<操作画面50(31)の表示例>
図8および図9は、操作画面50(31)の表示に関して、診療欄44の表示順序を外科系と内科系診療科とに応じて並び替えた図である。図8は外科系診療科用の抜書画面の一例であり、図9は内科系診療科用の抜書画面の一例である。これらの画面は、図3で示したステップS37において、電子レセプトER内に手術が含まれているか否かによって、第1モニター31又は第3モニター35で表示される。
外科系診療科用の画面は、電子レセプトERに含まれる診療行為を、「手術」、「処置」の順に診療欄44に表示する。診療行為に手術が含まれると診療情報の多くが手術に関する情報となるため、最初の画面の上段の領域91に表示されるので、電子レセプトERの手術情報を最初に把握することができる。なお、最初の領域91は、「手術」、「処置」の診療項目の多少に応じて変化する。
内科系診療科用の画面は、図9(a)に示すように、医薬品に関する情報である「注射薬」および「投薬」等が日計表として最初の画面92に表示される。続いてページを進めると図9(b)に示すように、「検査」および「画像診断」が、その順で診療欄44の上段の領域93に表示される。手術を含まない内科系診療科の電子レセプトERは診療情報の多くが医薬品に関する情報となるため、医薬品に関する情報が図9(a)に示される最初の画面92に表示される。それから(b)に示されるように診療欄44の上段の領域93に「検査」などが集約・整理され表示されるため、電子レセプトERの医薬品等の情報内容を容易に把握することができる。
以上の処理(例えば上記実施形態では図3に示したフローチャート)および画面の表示をプログラムとして記憶媒体に記憶させ、この記憶媒体に記憶されているプログラムをコンピュータにより読み出させる(インストールさせる)ことで、このコンピュータに表示および処理を行わせることができる。
ER … 電子レセプト
EX … 審査支払機関
HP … 医療機関
IS … 保険者
12 … 第1システムサーバ
14 … 第2システムサーバ
15 … 端末機器決定部
16 … 集約情報表示部
17 … 操作情報表示部
18 … 手術情報判断部
20 … 第1端末機器
22 … 第2端末機器
26 … レセプト情報ファイル
27 … 請求点数マスタファイル
28 … 算定ルールマスタファイル
31 … 第1モニター
33 … 第2モニター
35 … 第3モニター
41 … 表示項目欄
42 … 患者欄
43 … 傷病名欄
44 … 診療欄
45 … 請求点数集計欄
46 … 合計欄
47 … 操作ボタン
48 … ページ送りボタン
50 … 操作画面
51 … 抽出表示欄
53 … 算定ルール・疑義欄
54 … 診療項目・医薬品等の名称表示欄
55 … 数量欄
56 … 点数・回数欄
57 … 一行査定欄
58 … 一連行為査定欄
59 … 査定表示欄
60 … 情報集約画面
62 … 患者欄
63 … 傷病名欄
64 … 症状詳記欄
65 … 診療行為欄
66 … 疑義付せん欄
67 … 請求点数欄
68 … 標榜科情報欄
72 … 疑義事項欄
91 … 領域
100 … 画面処理システム

Claims (5)

  1. 患者情報、医療情報および合計情報を含むレセプト情報の審査を行う画面処理システムであって、
    第1表示画面のみを有する第1端末機器と、
    第2表示画面および第3表示画面を有する第2端末機器と、
    前記第1端末機器及び前記第2端末機器に接続されたコンピュータ内に備えられ、前記レセプト情報を前記第1端末機器で表示するか前記第2端末機器で表示するかを決定する端末機器決定部と、
    前記コンピュータに接続され前記レセプト情報が記憶された記憶部と、を有し、
    前記患者情報はレセプト種別コードを含み、前記医療情報は前記レセプト種別コードにより区別される外来情報および入院情報を含み、
    前記記憶部から読み出した前記レセプト情報に前記外来情報が含まれると、前記端末機器決定部は前記第1端末機器の前記第1表示画面を決定し、
    前記記憶部から読み出した前記レセプト情報に前記入院情報が含まれると前記合計情報に含まれた請求点数と予め設定された設定点数とを比較し、前記端末機器決定部は前記請求点数が前記設定点数より小さい場合に前記第1端末機器の前記第1表示画面を決定し、前記請求点数が前記設定点数より大きい場合に第2端末機器の前記第2表示画面および前記第3表示画面を決定することを特徴とする画面処理システム。
  2. 前記レセプト情報を集約し、集約した情報を表示させる集約情報表示部と、
    前記レセプト情報の審査事務共助又は審査を行うため、前記レセプト情報の一部に付せんを付すことができる操作情報を表示させる操作情報表示部と、を備え、
    前記端末機器決定部が前記第2端末機器で表示することを決定した際には、前記集約情報表示部が前記第2表示画面に集約した情報を表示し、前記操作情報表示部が前記操作情報を前記第3表示画面に表示することを特徴とする請求項1に記載の画面処理システム。
  3. 前記操作情報表示部が前記操作情報を前記第1表示画面に表示することを特徴とする請求項2に記載の画面処理システム。
  4. 前記レセプト情報は摘要情報を含み、
    前記コンピュータ内に備えられ、前記摘要情報に含まれた診療行為コードに基づいて前記レセプト情報に手術情報が含まれるか否かを判断する手術情報判断部を備え、
    前記操作情報表示部は前記手術情報が含まれるときはこの手術情報を最初に表示させるように並び替え、前記手術情報が含まれていないときは医薬品に関する情報を最初に表示させるように並べ替えることを特徴とする請求項2に記載の画面処理システム。
  5. 患者情報、医療情報および合計情報を含むレセプト情報を記憶する記憶部と、第1表示画面のみを有する第1端末機器と、第2表示画面および第3表示画面を有する第2端末機器と、前記記憶部と前記第1端末機器と前記第2端末機器とに接続されたコンピュータとを備える画面処理システムを用いて前記レセプト情報の審査事務共助又は審査を行うプログラムであって、
    前記コンピュータに
    前記患者情報に含まれたレセプト種別コードに基づいて前記医療情報が外来情報を含むか入院情報を含むかの判断と、
    前記医療情報に前記外来情報を含むと判断する際、前記外来情報を前記記憶部への第1受付と、
    前記外来情報を前記第1端末機器の前記第1表示画面への第1表示と、
    前記医療情報に前記入院情報を含むと判断する際、前記入院情報を前記記憶部への第2受付と、
    前記合計情報に含まれた請求点数と予め設定された設定点数との比較と、
    前記請求点数が前記設定点数より小さいと判断する際、前記第1端末機器の前記第1表示画面への第2表示と、
    前記請求点数が前記設定点数より大きいと判断する際、前記第2端末機器の前記第2表示画面および前記第3表示画面への第3表示と、
    を実行させるためのプログラム。
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