JP2008146535A - データ入力、検証システム - Google Patents

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Abstract

【課題】原イメージデータの分割、合成、入力領域の定義付を効率よく実施でき、機密情報保持が確実なデータ分割システムを備えたデータ入力、検証システムを提供すること。
【解決手段】画像分割サーバは、読み込んだイメージデータを任意に仮分割してピースを形成し、複数のピースを割り付ける分割パレット数を決定する手段と、仮合成されたイメージデータに入力領域を設定する手段と、一連の処理ステップをプロジェクト管理ファイルとして書き出す手段と、書き出されたプロジェクト管理ファイルと仮分割されたピースとをデータ管理サーバに転送する手段などを備える。データ管理サーバは、ネットワークによる送信又はプロジェクト管理ファイルを記憶した記録媒体の送達により複数の在宅者パソコンに送信する。在宅者パソコンは一次入力作業を実施し、一次入力済みデータをネットワークを介して入力項目毎にデータ管理サーバに送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、企業が保有する様々の情報、例えば、売上伝票、納品書、請求書、仕訳伝票、入庫伝票、出庫伝票、棚卸伝票、給与明細、各種アンケート調査、クイズ・イベント参加申込、交通量調査、レセプト入力、各種学校の試験成績、国勢調査等の手書きデータを含むデータを、コンピュータ処理して電子データ化するため、多数の在宅者がインターネット等のネットワークを介して入力および検証するデータ入力、検証システムに関し、特に、個人情報保護等の観点から、在宅者パソコンによる入力、検証するデータから機密情報が漏洩しないようするデータ入力、検証システムに関し、さらに、インターネット等のネットワークを使用した画像転送にも応用可能なデータ細分化システムを含む技術に関する。
上記コンピュータ処理が可能なデータの入力種類は、5万種以上と言われており、一つの種類のデータ数も多いものは数100万件以上にもなる場合がある。従来、この種のデータを入力する場合、同一箇所に多数の入力端末と人員を配置する方式は多大のコストが必要となるため、契約した複数の在宅者のパソコンを利用して入力作業を行う方式が本出願人により提案されている。この提案では、データセンター側と在宅者パソコン間の認証システム、在宅者パソコンに送信するデータの細分化システムについて開示している。
特開2006−243892号公報
しかしながら、先の特許出願では、データの細分化を、原イメージデータの関連付を保持しつつその内容が判別不可能な状態に細分化処理するものである。つまり、原イメージデータの関連付を保持しつつと細分化するためには、原イメージデータを座標により分割する必要がある。そのため細分化されたデータは多くの座標データを記憶する必要があり、多くの記憶手段と処理時間を必要とするものであった。
本発明は、上記従来の問題を解決するものであって、原イメージデータの仮分割、仮合成、入力領域の定義付を効率よく短時間に実施でき、機密情報保持が確実なデータ分割システムを備えたデータ入力、検証システムを提供することを目的とする。
本第1発明は、前記課題を解決するために、電子化されていないデータをデータセンターから契約した複数の在宅者パソコンにインターネット等のネットワークで送信し、在宅者パソコンで電子化するデータ入力、検証システムにおいて、データセンターにデータ管理サーバーと画像分割サーバーを配置し、画像分割サーバーは、電子化されていないデータをイメージ化して読み込む、読み込んだイメージデータを任意に仮分割してピースを形成し、前記ピースに任意の符号を付す仮分割手段と、複数のピースを割り付ける分割パレット数を決定する分割パレット数決定手段と、仮分割されたピースと分割パレットを画面に表示し端末操作により複数のピースを分割パレットに割付け仮合成する仮合成手段と、仮合成されたイメージデータに入力領域を設定する入力領域設定手段と、一連の処理ステップをデータ管理サーバー用と在宅者パソコン用のプロジェクト管理ファイルとして書き出す手段と、前記書き出されたそれぞれのプロジェクト管理ファイルと仮分割されたピースとをデータ管理サーバーに転送する手段を備え、データ管理サーバーは、転送されたそれぞれのプロジェクト管理ファイルと仮分割されたピースを記憶する手段を備え、前記在宅者パソコン用のプロジェクト管理ファイルを認証確認ステップを経てインターネット等のネットワークによる送信又はプロジェクト管理ファイルを記憶した記録媒体の送達により複数の在宅者パソコンに送信し、在宅者パソコンは、受信したプロジェクト管理ファイルに従い一次入力データをピース単位で取得し、ピース単位で取得した一次入力データをプロジェクト管理ファイルに従い配置し、入力領域を示し、一次入力作業を実施し、一次入力済みデータをインターネット等のネットワークを介して入力項目毎にデータ管理サーバーに送信し、データ管理サーバーは、プロジェクト管理ファイルに従い、入力項目毎に送信されたデータを格納する。さらに、データ管理サーバーは、一次入力作業と同様のステップを経て一次入力済みデータを一次データ入力在宅者パソコン以外の在宅者パソコンに送信して検証作業を実施し、検証済みデータをデータ管理サーバーに送信し、データ管理サーバーは、検証済みデータを記憶されたデータセンター用のプロジェクト管理ファイルに従い再構築して書き出すことを特徴とする。
本第2発明は、本第1発明のデータ入力、検証システムにおいて、前記データ管理サーバーは、認証機能として認証コード作成プログラム及びIDテーブルを備え、在宅者側パソコンはデータセンター側のIDテーブルと同一のIDテーブルと備え、前記データ管理サーバーでは、認証コード作成プログラムとIDテーブルに基づいて認証コードを作成する認証コード作成手段と、このとき用いた認証コード作成プログラムのみを在宅者側パソコンに送信する送信手段を有し、在宅者側パソコンでは、送信されてきた認証コード作成プログラムとIDテーブルに基づいて認証コードを作成する認証コード作成手段を有し、作成した認証コードをデータ管理サーバーに送信し、データ管理サーバーでは、送信されてきた認証コードと、予め作成しておいた認証コードとを照合する照合手段を有し、認証コードが合致した場合にのみプロジェクト管理ファイルをインターネット等のネットワークによる送信又はプロジェクト管理ファイルを記憶した記録媒体の送達により在宅者パソコンで送信することを特徴とする。
本第3発明は、本第1又は第2発明のデータ入力、検証システムにおいて、前記データ管理サーバーと在宅者側パソコン間の通信データを暗号化して伝送するシステムを備えることを特徴とする。
本発明の電子化されていないデータをデータセンターから契約した複数の在宅者パソコンにインターネット等のネットワークで送信し、在宅者パソコンで電子化するデータ入力、検証システムにおいて、データセンターにデータ管理サーバーと画像分割サーバーを配置し、画像分割サーバーは、電子化されていないデータをイメージ化して読み込む、読み込んだイメージデータを任意に仮分割してピースを形成し、前記ピースに任意の符号を付す仮分割手段と、複数のピースを割り付ける分割パレット数を決定する分割パレット数決定手段と、仮分割されたピースと分割パレットを画面に表示し端末操作により複数のピースを分割パレットに割付け仮合成する仮合成手段と、仮合成されたイメージデータに入力領域を設定する入力領域設定手段と、一連の処理ステップをデータ管理サーバー用と在宅者パソコン用のプロジェクト管理ファイルとして書き出す手段と、前記書き出されたそれぞれのプロジェクト管理ファイルと仮分割されたピースとをデータ管理サーバーに転送する手段を備え、データ管理サーバーは、転送されたそれぞれのプロジェクト管理ファイルと仮分割されたピースを記憶する手段を備え、前記データ管理サーバーは、前記在宅者パソコン用のプロジェクト管理ファイルを認証確認ステップを経てインターネット等のネットワークによる送信又はプロジェクト管理ファイルを記憶した記録媒体の送達により複数の在宅者パソコンに送信し、在宅者パソコンは、受信したプロジェクト管理ファイルに従い一次入力データをピース単位で取得し、ピース単位で取得した一次入力データをプロジェクト管理ファイルに従い配置し、入力領域を示し、一次入力作業を実施し、一次入力済みデータをインターネット等のネットワークを介して入力項目毎にデータ管理サーバーに送信し、データ管理サーバーは、プロジェクト管理ファイルに従い、入力項目毎に送信されたデータを格納し、データ管理サーバーは、一次入力作業と同様のステップを経て一次入力済みデータを一次データ入力在宅者パソコン以外の在宅者パソコンに送信して検証作業を実施し、検証済みデータをデータ管理サーバーに送信し、データ管理サーバーは、検証済みデータを記憶されたデータセンター用のプロジェクト管理ファイルに従い再構築して書き出す構成により、画像分割サーバーがデータ入力を意識せず任意にデータを仮分割するので処理容量が小さくて済み、在宅者パソコンに送信する入力データがプロジェクト管理ファイルの形式なので、一定の処理手順を踏まないと入力用のデータを取得することができないので、通信、入力の際の機密保持性が向上し、さらに検証済みデータから元データへの再構築が容易となる。また、画像分割サーバーによる一連の処理は、インターネット等のネットワークでの画像転送に適用すると個人情報等の漏洩が防止できる。
データ管理サーバーは、認証機能として認証コード作成プログラム及びIDテーブルを備え、在宅者側パソコンはデータセンター側のIDテーブルと同一のIDテーブルと備え、前記データ管理サーバーでは、認証コード作成プログラムとIDテーブルに基づいて認証コードを作成する認証コード作成手段と、このとき用いた認証コード作成プログラムのみを在宅者側パソコンに送信する送信手段を有し、在宅者側パソコンでは、送信されてきた認証コード作成プログラムとIDテーブルに基づいて認証コードを作成する認証コード作成手段を有し、作成した認証コードをデータ管理サーバーに送信し、データ管理サーバーでは、送信されてきた認証コードと、予め作成しておいた認証コードとを照合する照合手段を有し、認証コードが合致した場合にのみプロジェクト管理ファイルをインターネット等のネットワークによる送信又はプロジェクト管理ファイルを記憶した記録媒体の送達により在宅者パソコンで送信する構成により、認証コードがデータセンター側と在宅者パソコンの1回の交信毎に異なるため、第3者のデータセンター側への侵入を防止でき、データに入力、検証がバッチでなく、1件毎に可能であるので効率的作業が可能となる。
データ管理サーバーと在宅者側パソコン間の通信データを暗号化して伝送するシステムを備える構成により、データの機密保持性が向上する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明のデータ入力・検証システムの1実施形態を示すシステム構成図である。
図1において、データセンター側には、データ管理サーバーと画像分割サーバーが設置する。図1において、データ管理サーバーと認証サーバーの2つが存在するように表示されているが、データ管理サーバーが、認証機能(認証サーバー)を備えている。認証機能を備えたデータ管理サーバーは、送受信手段によりインターネット等のネットワークを介して在宅者側のパソコンに接続されている。本発明の入力、検証システムは、データセンター側のデータ管理サーバーの基本ソフト(OS)に依存しないシステムである。そのため、使用機種の選択の自由度が増加する。
画像分割サーバーは、図2に示すような電子化されていない手書きの帳票等をイメージ化した読み込む手段と、読み込まれたイメージデータを、イメージデータの大きさや入力データの数等の条件により予め複数の分割パターンを設定記憶しており、読み込まれたイメージデータに応じた分割パターンに従い仮分割する手段と、仮分割されたピースに任意の符合を付す手段と、仮分割されたピースを割付け仮合成するための分割パレット数を決定する分割パレット数手段を備えている。図2に示される実施形態では、縦3、横4の任意に分割して12個のピースを生成している。分割パレット数決定手段は、イメージデータの大きさや入力データの数等の条件により予め複数の分割パレット数のパターンを設定記憶しておく。図3に示す実施形態では、P1、P2、P3の3つの分割パレット数としている。仮分割によるピースの生成は、入力領域に限定されず任意に縦横分割されるので、データ入力域を座標に応じて仮分割するに比べて処理容量、処理時間を少なくすることができる。仮分割されたピース毎に任意の符合が付され記憶される。
図1に示す仮分割され符合が付されたイメージデータと図3に示す分割パレットP1、P2、P3を一緒に画面に表示し、表示された画像から端末操作により、分割パレットP1、P2、P3に仮分割され符合を付されたピースを複数割付け仮合成する。分割パレットP1、P2、P3へのピースの割付は、データ入力に必要なピースのみ割り付けられ、図1に示される符合D、B、Fのようにデータ入力に不必要なピースは除かれる。続いて、端末操作により分割パレットで複数のピースを仮合成したイメージデータに入力領域を設定する。画像分割サーバーは、仮合成のステップ、入力領域の設定ステップとその結果を記憶し、データ管理サーバー用と在宅者パソコン用のプロジェクト管理ファイルとして書き出す手段を備えている。画像分割サーバーは、書き出したそれぞれのプロジェクト管理ファイルと仮分割されたイメージデータをデータ管理サーバーに転送する転送手段を備えている。データ管理サーバーは、画像分割サーバーから転送されるそれぞれのプロジェクト管理ファイルと仮分割されたイメージデータを記憶する手段を備える。
図4は、画像分割サーバーによる一連の処理ステップの流れを示すフロー図である。S1でイメージデータを読み込み、S2で、イメージデータ仮分割数の決定、S3で、仮分割イメージ(ピース)の生成、S4で、分割パレット数の決定、S5で、分割パレットに対する仮分割イメージ(ピース)の割付、S6で、分割パレットで割り付けられ仮合成されたイメージデータの入力領域の設定、S7で、プロジェクト管理ファイルの書き出しの順に処理される。
図5は、データ入力、検証システムの処理ステップの流れを説明するためのフロー図である。先ず、S8で在宅者側のパソコンをデータ管理サーバーに接続し、認証確認の処理が行われ、ステップS9でその在宅者パソコンが資格有りか否かを判定し、資格がなければエラー処理を行い、資格があればステップS10でデータ管理サーバーに接続してイメージデータの残件を確認し、ステップS11でデータが有るか否かが判定される。データが無ければ作業完了とする。ステップS12でデータが有ればデータ管理サーバーからイメージデータを取得し、ステップS13で在宅者はそのイメージデータを見て入力作業を行い、ステップS14で1次入力済データを暗号化し、S15で、データ管理サーバーに転送した後、S10〜S15の処理を繰り返す。
図6は、図5のS8の認証確認ステップを説明する図である。データ管理サーバーは、インターネット等のネットワークを介して多数の在宅者側コンピュータが接続されている。データ管理サーバーは、認証機能として認証コード作成手段および認証コード照合手段を備え、また、在宅者テーブル、IDテーブルおよび認証コード作成プログラムを格納したデータベースが接続されている。在宅者テーブルは、各在宅者のIDを登録したテーブルであり、IDテーブルは、後述する認証コードを作成する基になるテーブルである。在宅者側パソコンは、認証コード作成手段を備え、また、認証サーバー側と同一のIDテーブルを格納したICカードが接続されている。なお、ICカードに限らず、磁気カード、光ディスク等の記録媒体を使用してもよい。
上記構成からなる認証方法について説明する。図6において、在宅者側パソコンからデータ管理サーバーに接続要求がなされると、データ管理サーバーは在宅者側パソコンにIDの要求を行い、これに基づき在宅者側パソコンは、IDの送信を行う。データ管理サーバーでは、在宅者テーブルを参照して、IDテーブルを読み出し、認証コード作成手段において認証コード作成プログラムに基づいて認証コードを作成しておき、このとき用いた認証コード作成プログラムのみを在宅者側パソコンに送信する。在宅者側パソコンでは、認証コード作成手段において、送信されてきた認証コード作成プログラムとICカードに記録されたIDテーブルに基づいて認証コードを作成し、この認証コードをデータ管理サーバーに送信する。
データ管理サーバーでは、在宅者側パソコンから送信されてきた認証コードと、予め作成しておいた認証コードとを照合し、一致していれば接続許可の情報を送信する。認証コードが一致していなければ、再度、認証コード作成プログラムを用いて新しい認証コードを作成し、このとき用いた認証コード作成プログラムのみを在宅者側パソコンに送信する。接続終了後は、認証サーバーでは今回した認証コードを削除する。従って、認証が必要なときのみ認証コードを作成し、接続解除後は認証コードが存在しないため、不正侵入等により認証コードを不正取得される恐れがない。次回接続時には、上記処理により新しい認証コードが設定されるため、認証コードを作成がパケットモニター等によりハッキングされた場合でも、次回の接続には使用できないため安全性が飛躍的に向上されることになる。なお、上記実施形態においては、画像処理によりIDテーブルを作成しているが、数字と英字を組み合わせた乱数表など無作為のデータを配列したテーブルを用いるようにしてもよい。
図7は、図5のS12の在宅者パソコンの入力用のデータ取得の処理の流れを示すフロー図である。S16で、在宅者パソコン用のプロジェクト管理ファイルの取得、S17で、プロジェクト管理ファイルの復号化、S18で、プロジェクト管理ファイルの読み込み、S19で、画像展開領域の設定(プロジェクト管理ファイルにより取得)、S20で、画像展開領域へデータ入力領域を設定、S21で、取得すべき仮分割イメージ(ピース)画像の一覧を設定(プロジェクト管理ファイルにより取得)、S22で、取得すべき取得すべき仮分割イメージ(ピース)画像の展開領域への展開方法を設定(プロジェクト管理ファイルにより取得)、S23で、仮分割イメージ(ピース)の取得、S24で、仮分割イメージ(ピース)の復号化、S25で仮分割イメージ(ピース)の展開領域への展開、S26で、未取得ピースの確認をして入力データを取得する。データ管理サーバーから在宅者パソコンに送信される入力用データは、在宅者パソコン用のプロジェクト管理ファイルの形で送信され、処理手順を踏むことにより入力用データを取得できるので、直接入力用のイメージデータを送信するのに比べて、通信中および入力の際の機密保持性が向上する。
在宅者パソコンによる1次入力済データが所定数蓄積された段階で、データ管理サーバー側においては、1次入力済データを、一次入力の際と同様に在宅者パソコン用のプロジェクト管理ファイルの形で在宅者パソコン側に転送し、転送されたプロジェクト管理ファイルにしたがって検証用データを収録し、1次入力済データが正しく入力されたか否かを検証させる処理を行う。この検証処理は、図5のS8〜S15の処理と同じである。ただ、1次入力処理と異なる点は、1次入力済データの在宅者ID(識別番号)を参照し、同一IDの在宅者が入力したデータの検証を禁止するようにしている。検証時、1次入力とデータの内容が相違する場合は、電子警告音を鳴らし、それ以上検証入力ができなくなるようにする。この場合のエラー処理は、1次入力が誤りの場合には正しいデータを入力して確定キーを押し、検証入力が誤りの場合には、キャンセルキーを押した後、正しいデータを入力し直すようにしている。このときの誤りの度数は、コンピュータに記憶され、在宅者へのフィードバックや能力評価に用いられる。
検証が完了した検証済データは、逐次、データ管理サーバーに蓄積され、ID毎にイメージデータを分割し、作業件数、データ入力料金を算出する。このような流れでデータ入力を行うと、多数の在宅者で入力、検証を行う場合でも常に在宅者のパソコンには、入力、検証すべきデータは1件しかなく、すなわちタイムラグが1件しか発生せず、ほぼ同時にデータの入力作業を完結することができる。これは、あたかも山のように積んだ積み木を一つずつ取っていくかのようなイメージで、最後の一つを取った在宅者のデータ入力が完成するまでの時間が、データの全体入力時間となる。
図8は、画像分割サーバーとデータ管理サーバー間の処理手順の流れを示すフロー図である。S27〜S30の処理は画像分割サーバーが担当し、S32とS33の処理ステップはデータ管理サーバーが担当する。S32の設定された出力形式に従って、データの書き出しという処理の前に、一次入力、検証が済み納品されたデータの原イメージデータへの再構築の処理ステップがある。データの再構築には、データ管理サーバーに記憶されたプロジェクト管理ファイルと仮分割されたイメージデータに従い実施される。
また、データ管理サーバーと在宅者側パソコン間の通信データを暗号化して伝送するシステムを備え、データの機密保持性を向上させている。
本発明のデータ入力、検証システムは、画像分割サーバーによるデータの仮分割、仮合成、プロジェクト管理ファイルの書き出し機能により、通信、入力の際の機密保持性が向上し、さらに検証済みデータから元データへの再構築が容易とすることができる。画像分割サーバーによるデータの仮分割、仮合成、プロジェクト管理ファイルの書き出し機能は、インターネット等のネットワークによる画像転送に適用可能で、個人情報の漏洩を防止できる。
本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。

Claims (3)

  1. 電子化されていないデータをデータセンターから契約した複数の在宅者パソコンにインターネット等のネットワークで送信し、在宅者パソコンで電子化するデータ入力、検証システムにおいて、データセンターにデータ管理サーバーと画像分割サーバーを配置し、画像分割サーバーは、電子化されていないデータをイメージ化して読み込む、読み込んだイメージデータを任意に仮分割してピースを形成し、前記ピースに任意の符号を付す仮分割手段と、複数のピースを割り付ける分割パレット数を決定する分割パレット数決定手段と、仮分割されたピースと分割パレットを画面に表示し端末操作により複数のピースを分割パレットに割付け仮合成する仮合成手段と、仮合成されたイメージデータに入力領域を設定する入力領域設定手段と、一連の処理ステップをデータ管理サーバー用と在宅者パソコン用のプロジェクト管理ファイルとして書き出す手段と、前記書き出されたそれぞれのプロジェクト管理ファイルと仮分割されたピースとをデータ管理サーバーに転送する手段を備え、データ管理サーバーは、転送されたそれぞれのプロジェクト管理ファイルと仮分割されたピースを記憶する手段を備え、前記データ管理サーバーは、前記在宅者パソコン用のプロジェクト管理ファイルを認証確認ステップを経てインターネット等のネットワークによる送信又はプロジェクト管理ファイルを記憶した記録媒体の送達により複数の在宅者パソコンに送信し、在宅者パソコンは、受信したプロジェクト管理ファイルに従い一次入力データをピース単位で取得し、ピース単位で取得した一次入力データをプロジェクト管理ファイルに従い配置し、入力領域を示し、一次入力作業を実施し、一次入力済みデータをインターネット等のネットワークを介して入力項目毎にデータ管理サーバーに送信し、データ管理サーバーは、プロジェクト管理ファイルに従い、入力項目毎に送信されたデータを格納し、データ管理サーバーは、一次入力作業と同様のステップを経て一次入力済みデータを一次データ入力在宅者パソコン以外の在宅者パソコンに送信して検証作業を実施し、検証済みデータをデータ管理サーバーに送信し、データ管理サーバーは、検証済みデータを記憶されたデータセンター用のプロジェクト管理ファイルに従い再構築して書き出すことを特徴とするデータ入力、検証システム。
  2. 前記データ管理サーバーは、認証機能として認証コード作成プログラム及びIDテーブルを備え、在宅者側パソコンはデータセンター側のIDテーブルと同一のIDテーブルと備え、前記データ管理サーバーでは、認証コード作成プログラムとIDテーブルに基づいて認証コードを作成する認証コード作成手段と、このとき用いた認証コード作成プログラムのみを在宅者側パソコンに送信する送信手段を有し、在宅者側パソコンでは、送信されてきた認証コード作成プログラムとIDテーブルに基づいて認証コードを作成する認証コード作成手段を有し、作成した認証コードをデータ管理サーバーに送信し、データ管理サーバーでは、送信されてきた認証コードと、予め作成しておいた認証コードとを照合する照合手段を有し、認証コードが合致した場合にのみプロジェクト管理ファイルをインターネット等のネットワークによる送信又はプロジェクト管理ファイルを記憶した記録媒体の送達により在宅者パソコンで送信することを特徴とする請求項1に記載のデータ入力、検証システム。
  3. 前記データ管理サーバーと在宅者側パソコン間の通信データを暗号化して伝送するシステムを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ入力・検証システム。
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