JP2008020976A - 情報抽出装置,帳票表示装置およびこれらの制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【目的】時間の長さの概念を持つデータを取出す。
【構成】それぞれが開始日時データおよび終了日時データを含む個別記録データがデータベースに記憶されている。日時範囲が指定されると,指定された日時範囲に属する個別記録データがデータベースから検出されて抽出される。抽出された個別記録データ中の情報が表示される。指定された日時範囲に属する開始日時データおよび終了日時データを含む個別記録データの情報が表示されるので,昼間用画面,夜間用画面等を切替え表示することができる。
【選択図】図1
【構成】それぞれが開始日時データおよび終了日時データを含む個別記録データがデータベースに記憶されている。日時範囲が指定されると,指定された日時範囲に属する個別記録データがデータベースから検出されて抽出される。抽出された個別記録データ中の情報が表示される。指定された日時範囲に属する開始日時データおよび終了日時データを含む個別記録データの情報が表示されるので,昼間用画面,夜間用画面等を切替え表示することができる。
【選択図】図1
Description
この発明は,情報抽出装置,帳票表示装置,およびこれらの制御プログラムに関する。
あらかじめ用意された多数のデータの中から必要なデータのみを取出して出力(表示出力など)させる場合,データの作成日時が利用されることがある。この場合,用意しておくデータは作成日時を表すデータを持つことが必要とされる。
従来の作成日時に基づくデータの取出し処理において取出される対象となるデータには,一時点(作成日時または更新日時)を表すデータしか付与されていない。したがって,取出し対象となるデータが,時間の長さの概念を持つデータである場合の取出し処理は考えられていない。
特許文献1には,コンテンツデータベース50からコンテンツ表示ボックスに嵌め込むべきコンテンツを検索する処理が記載されている。しかしながら,この検索処理では,コンテンツ表示ボックスのサイズに基づく検索が行われている。時間の長さの概念を持つデータの検索については述べられていない。
特開2003−58358号公報
この発明は,時間の長さ(期間)の概念を持つデータを検索(抽出)することができる情報抽出装置を提供することを目的とする。
またこの発明は,時間の長さ(期間)を利用して複数のデータの中から検索(抽出)されるデータを用いて帳票を作成する装置を提供することを目的とする。
この発明による情報抽出装置は,それぞれが開始日時データおよび終了日時データを含む複数の期間付きデータを記憶する期間付きデータ記憶手段,日時範囲データの入力を受付ける日時範囲入力手段,上記日時範囲入力手段から受付けられた日時範囲に属する上記期間付きデータを,上記記憶手段の中から検出する検出手段,ならびに上記検出手段によって検出された期間付きデータに含まれる情報の少なくとも一部を出力する出力手段を備えている。
この発明は情報抽出装置を制御するためのプログラムも提供している。このプログラムは,それぞれが開始日時データおよび終了日時データを含む複数の期間付きデータを記憶した記憶装置を備えた情報抽出装置を制御するものであって,日時範囲データの入力を受付け,受付けられた日時範囲に属する上記期間付きデータを,記憶装置に記憶されている複数の期間付きデータの中から検出し,検出された期間付きデータに含まれる情報の少なくとも一部を出力するように情報抽出装置を制御する。
検出される期間付きデータは,開始日時データおよび終了日時データを含む。すなわち,検出される期間付きデータは時間の長さの概念を持つ。
日時範囲データが入力され,入力された日時範囲に属する期間付きデータが検出される。日時範囲に属するとは,期間付きデータの開始日時から終了日時までの間の日時に,入力される日時範囲に含まれる日時があることを言う。
この発明によると,入力される日時範囲に属する期間付きデータに含まれる情報の少なくとも一部が出力される(たとえば,表示出力される)。昼間用画面(昼間の時間帯の日時データを持つ期間付きデータの情報のみを表示),夜間用画面(夜間の時間帯の日時データを持つ期間付きデータの情報のみを表示)等,入力される日時範囲に応じた情報を表示(切替え表示)させることができる。入力される日時範囲を特定の日の一日(00:00〜23:59)とすれば,日報の作成にも用いることができる。入力される日時範囲を,特定の週とすれば週報の作成にも用いることができる。
期間付きデータに含まれる開始日時データおよび終了日時データは,同一の日時データであってもよい。
一実施態様では,上記記憶手段に記憶されている期間付きデータはカテゴリ情報を含み,上記検出手段は,特定のカテゴリ情報をもつ期間付きデータを検出する。複数の情報のうち,必要とされるカテゴリに属する情報のみを選別して出力することができる。検出されるべきカテゴリ情報の特定は,あらかじめ定められたものであっても,外部から指定されるものであってもよい。
好ましくは,上記出力手段は,上記検出手段によって検出された上記期間付きデータを,カテゴリごとに区分して表示画面上に表示する。
より好ましくは,上記記憶手段に記憶されている期間付きデータは利用者特定データを含む。この場合,特定の利用者の指定を受付ける利用者指定手段がさらに備えられる。上記検出手段は,上記利用者指定手段によって指定された利用者についての期間付きデータを検出する。利用者のそれぞれについて,検出された期間付きデータに含まれる情報の少なくとも一部を出力することができる。
この発明による帳票表示装置は,記録データ,上記記録データの内容に応じた分類データ,開始日時データおよび終了日時データが記録された複数の記録レコードを記憶したレコード記憶手段,帳票を表示する表示手段,表示される帳票に含まれるべき分類を定めたテンプレート・データを記憶したテンプレート・データ記憶手段,日時範囲の入力を受け付ける入力装置,上記レコード記憶手段に記憶されている複数の記録レコードのうち,上記テンプレート・データにしたがう分類の分類データを持ち,かつ入力装置から受け付けられた日時範囲に属する記録レコードを読出す記録レコード読出し手段,ならびに上記記録レコード読出し手段によって読出された記録レコード中の記録データに基づく記録を帳票中に表示するように,上記表示手段を制御する表示制御手段を備えている。
この発明による帳票表示装置の制御プログラムは,記録データ,上記記録データに内容に応じた分類データ,開始日時データおよび終了日時データが記録された複数の記録レコードを記憶したレコード記憶手段,および表示装置の表示画面上に表示される帳票に含まれるべき分類を定めたテンプレート・データを記憶したテンプレート・データ記憶手段を備えた帳票表示装置を制御するものであって,上記レコード記憶手段に記憶されている複数の記録レコードのうち,上記テンプレート・データにしたがう分類の分類データを持ち,かつ入力装置から与えられる日時範囲に属する記録レコードを読出し,読出された記録レコード中の記録データに基づく記録を,上記表示画面上の帳票中に表示するように制御するものである。
この発明によると,上記テンプレート・データにしたがう分類の分類データを持ち,かつ入力装置から与えられる日時範囲に属する記録レコード中の記録データに基づく記録を含む帳票が,表示装置の表示画面に表示される。昼間用帳票(昼間の時間帯の日時データを持つ記録情報のみを含む帳票),夜間用帳票(夜間の時間帯の日時データを持つ記録情報のみを含む帳票)等,入力される日時範囲に応じた帳票を表示させることができる。日時範囲を特定の日の一日(00:00〜23:59)とすれば,日報を表す帳票の作成にも用いることができる。日時範囲を特定の週とすれば,週報を表す帳票の作成にも用いることができる。
好ましくは,上記表示手段に表示される帳票を表すデータの保存指示の入力を受付ける保存指示受付手段,および上記保存指示受付手段による保存指示受付に応じて,表示された帳票を表すデータを有する記録レコードを上記レコード記憶手段に追加するレコード追加手段を備え,上記レコード追加手段は,追加される記録レコードに,分類データとして帳票であることを表すデータを,開始日時データおよび終了日時データとして上記記録レコードの読出し手段による処理において用いられた日時範囲の始点日時および終点日時を,それぞれ記録する。
作成される帳票は,あらかじめ記憶されている記録レコード中の記録データに基づく記録を含むが,記録レコードとして保存される帳票を表すデータには記録データ自体は含まれていず,その記録レコードが帳票に関するものである旨,および帳票の表示に用いられる他の記録レコードの抽出条件(日時範囲)が記述される。帳票それ自体を表すデータが帳票に関する記録レコードに記録されていなくても,作成された帳票を再現することができる。また,作成される帳票のための記録レコードのデータ使用量を少なくすることもできる。
上記表示手段によって表示される帳票に,入力装置から入力される入力データを取込む入力データ取込み欄を含ませておいてもよい。この場合,上記レコード追加手段は,上記入力取込み欄に入力データが入力された場合には,追加される記録レコードに,記録データとして上記入力データを記録する。
図1は,日常業務支援システムの特徴的動作を概略的に示すもので,図1(A)はデータベースに記憶されているデータ(個別記録データ)の特徴(特性)を可視的に示すものであり,図1(B)は個別記録データに基づいて作成される一覧表示形式(帳票)の外観を概略的に示すものである。
データベースには複数の個別記録データが記憶されている。図1(A)において,データベースに記憶されている個別記録データのそれぞれが,横方向に長いハッチングされた矩形枠によって示されている(データA(i),データB(i),データB(ii)など)。
個別記録データのそれぞれは,記録分類(カテゴリ)データ,開始日時データ,終了日時データ,データ内容(記録データ,実データ)を含む。図1(A)において,個別記録データのそれぞれが持つ開始日時データおよび終了日時データに基づく期間が,ハッチングされた矩形枠の横方向の長さおよび位置によって表されている。
個別記録データは,その個別記録データに含まれるデータ内容(記録データ,実データ)に応じて分類することができる。この分類を表す(特定する)のが記録分類(カテゴリ)データである。
日時範囲が指定される。指定される日時範囲は,始期日時データおよび終期日時データを含む。
あらかじめ定められた記録分類(カテゴリ)に属する個別記録データであって,かつ指定された日時範囲に属する個別記録データ(開始日時から終了日時までの間の日時に,入力される日時範囲に含まれる日時がある個別記録データ)が,データベースから抽出される。
図1(A)を参照して,記録分類A(カテゴリA)に属する個別記録データA(i) は,指定日時範囲に属している。したがって,抽出すべき記録分類(カテゴリ)として記録分類Aが設定されている場合には,個別記録データA(i) はデータベースから抽出されるデータである。記録分類D(カテゴリD)には,個別記録データD(i) ,個別記録データD(ii),個別記録データD(iii) および個別記録データD(iv)が属している。これらの4つの個別記録データのうち,個別記録データD(ii)および個別記録データD(iii) は指定日時範囲に属しているが,個別記録データD(i) および個別記録データ(D)(iv)は指定日時範囲外にある。したがって,抽出すべき記憶分類(カテゴリ)として記録分類Dが設定されている場合には,個別記録データD(ii)および個別記録データD(iii) がデータベースから抽出される。個別記録データD(i) および個別記録データD(iv)は抽出されない。
抽出された個別記録データに基づく情報表示(帳票)が,表示装置の表示画面上に表示される(またはプリンタからプリントアウトされる)(図1(B))。表示装置の表示画面上に,記録分類(カテゴリ)ごとに区分けされ,その記録分類に属する抽出された個別記録データに基づく情報(個別記録データのデータ内容(記録データ,実データ)に基づく文字,画像等)が表示される。
図1(A),(B)を参照して,記録分類Cに含まれている個別記録データC(i) および個別記録データC(ii)は,指定日時範囲に属しているにもかかわらず,情報表示(帳票)(図1(B))に現れていない。これは,抽出すべき記録分類(カテゴリ)に,記録分類Cが含まれていないこと(逆に言えば,抽出すべき記録分類は,記録分類A,B,DおよびEであること)を意味している。
表示装置の表示画面上に表示される帳票には,上述したようにデータベースから読み出された個別記録データに基づく表示の他に,入力装置から入力される情報(文字,画像等)を含ませることができる(図1(B)における<データF>)。
図1(B)に示す帳票を表すデータをデータベースに保存する場合,指定日時範囲を表すデータ,抽出すべき記録分類,および入力装置から入力される情報(上記<データF>)が保存される。すなわち,帳票に含まれる個別記録データA(i) ,個別記録データB(i)〜(iii),個別記録データD(ii),(iii) および個別記録データE(ii)は,帳票を表すデータとしてデータベースに保存されない。データベースに保存しておかなくても,指定日時範囲を表すデータおよび抽出すべき記録分類が特定されれば,帳票を再現することができるからである。
このように,データベースに記録される個別記録データに,データ内容(実データ)とともに,記録分類(カテゴリ)データ,開始日時データおよび終了日時データを含ませておくことによって,所定の記録分類(カテゴリ)に属し,かつ指定日時範囲に属する個別記録データに基づく情報を,記録分類(カテゴリ)ごとにまとめた形で表示画面上に表示することができる。たとえば,昼間用画面,夜間用画面,週別画面,月別画面等を,日時範囲の指定に応じて表示(切替え表示)させることができる。複数の人物(施設利用者など)のそれぞれについて上述した個別記録データが作成されている場合には,たとえば,特定の人物の1日の実績(日報)を作成することもできる。所定の記録分類(カテゴリ)に属する個別記録データに基づく情報のみが表示されるので,不必要な情報が画面表示されず,したがって,見やすく,かつ注目すべき情報のみを視認させることができる。さらに,日報,週報,月報など,所定の期間中の実績(記録)を分かりやすく表示することができる。また,帳票を表すデータをデータベースに保存する場合に,指定日時範囲を表すデータ,抽出すべき記録分類,および入力装置から入力される情報を保存することによって(データベースから抽出された個別記録データを二重にデータベースに保存することを避けることによって),データベースの使用量(領域使用量)を少なくすることができる。
日常業務支援システムの具体的な運用について説明する。図2は,日常業務支援システムの電気的構成を示すブロック図である。
日常業務支援システムは,施設利用者に対するケア記録等を行う施設職員の業務を支援することを基本とするシステムである。たとえば,日常業務支援システムは,介護療養施設,デイケア施設,医療施設,障害者支援施設,保育施設などに導入される。たとえば,介護療養施設では,施設利用者に対して,様々な介助(検温,リハビリなど)が行われ,かつ施設利用者の日常的行動(食事,排泄,睡眠など)の記録作業が行われる。日常業務支援システムは,簡潔に言えば,施設利用者に対するケア記録等を効率よく支援するためのシステムである。
日常業務支援システムは,コンピュータ・システムによって実現される。日常業務支援システムは,システムを統括的に制御するCPU10,文字,数値等の入力,ウインドウの操作(ドラッグ等)を行うための入力装置11(キーボード,マウスなど),各種画面等を表示する表示装置12,データを一時的に記憶し,ワークエリア,バッファエリアを提供するメモリ13,ならびにプログラムおよびデータを記憶する記憶装置14を備えている。
記憶装置14には,オペレーティング・システム(OS)および日常業務支援システム運用プログラムが記憶されている。日常業務支援システム運用プログラムがCPU10によって実行されることによって,コンピュータ・システムが日常業務支援システムとして機能する。
記憶装置14にはさらに,実績記録テーブル14A,連絡ノート・テンプレートデータ・テーブル14B,および対象者/テンプレート関連付けテーブル14Cが記憶されている。日常業務支援システムの処理の説明に先立って,記憶装置14に記憶されているこれらのテーブル14A〜14Cの内容を説明する。
(1)実績記録テーブル
図3は実績記録テーブル14Aの内容を示している。
図3は実績記録テーブル14Aの内容を示している。
実績記録テーブル14Aは,施設利用者に対するケア記録等が格納されたテーブルである。実績記録テーブル14Aには複数の記録レコードが格納されており,記録レコードのそれぞれが,施設利用者に対する記録(ケア実績記録,施設利用者の行動記録)を示す。
実績記録テーブル14A中の記録レコードは,記録対象者名,開始日時,終了日時,大分類,小分類,および記録内容に関するデータを含む。
「記録対象者名」は,日常業務支援システムが導入されている介護療養施設等の利用者名である。
「開始日時」および「終了日時」は,記録対象者名によって特定される施設利用者に対するケア(または施設利用者の日常的行動)の開始日時および終了日時である。ケア内容(日常的行動内容)は,大分類,小分類および記録内容によって特定される。「記録内容」の欄に,具体的なケア内容(日常的行動内容)(たとえば,測定された体温,食事量など)が記録される。
「開始日時」および「終了日時」は一致することもある。たとえば,特定の施設利用者(たとえば,「特許太郎」)が朝食を食べた事実およびそれが何時ごろかを実績として記録すれば十分である場合には,開始日時および終了日時の両方に同一の日時が格納される(入力される)。どの程度の時間にわたって行われたかが重要なケア内容(日常的行動内容)である場合(たとえば,リハビリなど)の場合には,開始日時と終了日時とに異なる日時が格納(入力)される。
図4は,記録レコード中の「記録内容」の具体的な記述例であり,図3の実績記録テーブル14Aの第7行目の記録レコード中の記録内容を示している。記録内容はXML(eXtensible Markup Language)データによって記述される。
実施記録テーブル14Aに格納される記録レコード中の「記録内容」には,基本的には,施設利用者に対するケア内容(リハビリ内容など),施設利用者の日常的行動(食事量等)が記録(記述)される。すなわち,施設利用者に対するケア,施設利用者の日常的行動が行われる度に,実施記録テーブル14Aに記録レコードが追加され,追加された記録レコードの「記録内容」に,ケア内容,日常的行動が記録される(もちろん,入力作業を伴う)。
実施記録テーブル14Aには,上述した施設利用者に対するケア内容,施設利用者の日常的行動を含まない記録レコードが存在する。それが,連絡ノートに関する記録レコードである(図3に示す実施記録テーブル14Aの下から2行目を参照)。後述するように,連絡ノートには施設利用者に対して行われたケア内容,施設利用者の日常的行動が一覧に表示される。しかしながら,その連絡ノートの表示に用いられる記録レコード中の「記録内容」には,そのケア内容,日常的行動を表すデータを持たない。連絡ノートおよび連絡ノートの表示に用いられる記録レコード中の「記録内容」(XMLデータ)の詳細については後述する。
(2)連絡ノート・テンプレートデータ・テーブル
図5(A)は,記憶装置14に記憶されている連絡ノート・テンプレートデータ・テーブル14Bを示している。図5(B)は連絡ノート・テンプレートデータ・テーブル14Bに記憶されている連絡ノート・テンプレート・データによって表される連絡ノートの外観(レイアウト)の一例を示している。図6は,連絡ノート・テンプレート・データ(XMLデータ)の具体的な記述例を示している。
図5(A)は,記憶装置14に記憶されている連絡ノート・テンプレートデータ・テーブル14Bを示している。図5(B)は連絡ノート・テンプレートデータ・テーブル14Bに記憶されている連絡ノート・テンプレート・データによって表される連絡ノートの外観(レイアウト)の一例を示している。図6は,連絡ノート・テンプレート・データ(XMLデータ)の具体的な記述例を示している。
日常業務支援システムの機能の一つに,連絡ノート作成機能が含まれている。連絡ノート作成機能では,上述した実績記録テーブル14Aの記録レコードを用いて(参照して),指定される時間範囲におけるケア内容(日常的行動)をまとめた形の連絡ノートを作成することができる。この連絡ノートを作成するときに,連絡ノート・テンプレートデータ・テーブル14Bに記憶されているテンプレート・データが用いられる。
図5(A)を参照して,連絡ノート・テンプレートデータ・テーブル14Bには,複数のテンプレート・データが記憶されている。複数のテンプレート・データにはそれぞれ固有のテンプレートIDが付随しており,このテンプレートIDによってテンプレート・データを特定することができる。
図5(B)を参照して,連絡ノート1は,日付表示欄および患者名表示欄を有し,さらに食事に関する記録内容の表示欄2a,排泄に関する記録内容の表示欄2b,バイタルに関する記録内容の表示欄2c,生活面の表示欄3a,および特記事項の表示欄3bを含む。図5(B)の連絡ノート1を規定するテンプレート・データ(図6)には,連絡ノートの大きさ(縦,横),罫線位置,連絡ノート1中に表示されるべき分類(表示分類)(食事,排泄,バイタル,生活面および特記事項),分類の配置位置などが規定されている。
連絡ノート中に表示される分類(表示分類)は,次の2種類に区別することができる。
その一は,実績記録テーブル14Aに既に格納されている記録レコードを利用(参照)する表示分類である(以下,外部参照分類という)。その二は,連絡ノートそれ自体に直接に文字等の入力が受付けられる分類である(以下,内部分類という)。図5(B)に示す連絡ノート1において,食事(食事に関する記録内容の表示欄2a),排泄(排泄に関する記録内容の表示欄)2b,バイタル(バイタルに関する記録内容の表示欄2c)が外部参照分類であり,生活面(生活面の表示欄3a)および特記事項(特記事項の表示欄3b)が内部分類である。
外部参照分類については,実績記録テーブル14Aに記録されている記録レコードのうち,どの記録データを参照するかを特定するデータ(参照分類特定データ)が記述されている。たとえば,図6に示すテンプレート・データ(XMLデータ)において,第9行〜第12行の記述が,外部参照分類の一つである「食事」(食事に関する記録内容の表示欄2a)を規定する記述である。この記述中の「tkbn="011" ttl="001"」部分(第11行参照)が,既に格納されている記録レコードを利用して(参照して),連絡ノート1の食事に関する記録内容の表示欄2aに反映させること(抽出すること)を示す。具体的には,大分類「食事」(tkbn="011"で特定される)に含まれる小分類「食事量」(ttl="001" で特定される)のデータを参照(抽出)することを意味している。
他方,内部分類は,上述したように,連絡ノート1それ自体に直接に文字等の入力が受付けられる分類であるから,参照すべき分類を特定するデータ(記述)はない。たとえば,第22行の記述が,内部分類の一つである生活面(生活面の表示欄3a)を規定する記述である。
(3)対象者/テンプレート関連付けテーブル
図7は,対象者/テンプレート関連付けテーブル14Cの内容を示している。
図7は,対象者/テンプレート関連付けテーブル14Cの内容を示している。
対象者/テンプレート関連付けテーブル14Cには,対象者名(施設利用者名)と,上述したテンプレートIDの組が記憶されている。対象者名に対応するテンプレートIDによって特定されるテンプレート・データが用いられて,特定の対象者についての連絡ノートが作成される。
複数の対象者(施設利用者)のそれぞれについて,個別にテンプレート・データを用意してもよい。この場合には,連絡ノート・テンプレートデータ・テーブル14Bと対象者/テンプレート関連付けテーブル14Cとは一つのテーブルとされる。
図8は,ケア内容(行動記録)を入力(記録)するための画面例(以下,記録入力画面W1という)を示している。図9は,ケア内容(行動記録)入力(記録)の処理の流れを示すフローチャートである。
記録入力画面W1の左側に,記録分類表示領域W1aが含まれている。記録分類表示領域W1aには,記録分類が縦方向にツリー構造で示されている。記録分類は大分類と小分類とに分類されており,大分類には「食事」,「排泄」,「入浴・清潔」,「バイタル」,「睡眠」,「ケアプラン」,「帳票」等がある。たとえば,大分類「食事」には,「メモ(食)」,「食事量」,「間食」および「内容」の小分類が含まれている。大分類「排泄」には,「メモ(排)」,「排泄量」,「状態(排)」および「留意(排)」の小分類が含まれている。
記録入力画面W1の中央には,横方向に時間軸(時間目盛)が設定されて区分されているスケジュール表示領域W1bが含まれている。また,記録入力画面W1の右下には,対象者名,開始日時,終了日時および記録者名を入力(選択)する領域(対象者名および日時入力欄W1cという)が含まれている。
たとえば,施設利用者「特許太郎」が,2006年5月1日の午前9時に行った食事の食事量を記録する(入力する)場合の処理を,図9に示すフローチャートを参照しつつ説明する。はじめに,対象者名および日時入力欄W1cが用いられて,記録対象の対象者名(施設利用者)の名前が入力(または一覧に表示される氏名の中から選択)され,食事が行われた日時が入力される(ステップ21,22)。開始日時および終了日時は,異なる日時でも同一日時でもよい。
記録すべき内容の小分類が選択される(ステップ23)。ここでは食事量に関する記録を行うのであるから,記録分類表示領域W1aの大分類「食事」が選択(クリック)され,さらに小分類「食事量」が選択(クリック)されることになる。
小分類「食事量」が選択されると,食事量の記録(入力)のためのデータ入力ボックスW1dが,スケジュール表示領域W1b上に出現する(ステップ24)。
データ入力ボックス(データ入力ボックスを表すデータ)は,小分類ごとに作成されて記憶されている(データ入力ボックスのためのテンプレート・データが記憶装置14に記憶されている)。たとえば,小分類「食事量」が選択されると出現するデータ入力ボックスW1d(図8)には,食事量を入力するための入力項目欄(主食,副食,水分,流動食,介助,場所)が設けられている。食事量以外の他の小分類については,その小分類の内容に応じた入力項目が設けられたデータ入力ボックスが現れるのは言うまでもない。データ入力ボックスW1dが用いられて,食事量に関する実績(主食を食べた量,副食を食べた量,摂取した水分量など)が入力される(ステップ25)。データ入力ボックスW1dに入力された数値等はメモリ13に一時的に記憶される。
データ保存指示に応じて(たとえば,データ入力ボックスW1d中にアイコン表示されるピンのクリックに応じて),データ入力ボックスW1dに入力されたデータ(メモリ13に一時的に記憶されているデータ)が,実績記録テーブル14Aに格納される。すなわち,実績記録テーブル14A(図3)に新たな記録レコードが作成され,作成されたレコードに,記録対象者名,開始日時,終了日時,大分類,小分類および記録内容が登録される(ステップ26)。データ入力ボックスW1dに入力されたデータが,作成された記録レコード中の記録内容に記述される(具体的な記述例は,図4参照)。
図10は連絡ノートを作成するための画面例(以下,連絡ノート作成画面W2という)を示している。図11および図12は連絡ノート作成処理の流れを示すフローチャートである。
連絡ノート作成画面W2の左側に記録対象者名表示欄W2aが設けられている。また,連絡ノート作成画面W2の上側には,日付および時間範囲入力欄W2bが設けられている。連絡ノート作成画面W2の中央の大部分に,連絡ノート表示欄W2cが位置している。
連絡ノートは,図13に示すように,連絡ノート・テンプレート・データ(図5(A),(B),図6参照)と,実績記録テーブル14A中の記録レコード中のデータと,入力装置11から入力されるデータとから構成される。連絡ノートに用いられる記録レコード中のデータを「外部保存データ」と呼ぶ。また,入力装置11から入力されて連絡ノートに反映されるデータを「内部保存データ」と呼ぶ。次に説明するように,連絡ノートに用いられる記録レコード(外部保存データ)は,(1)連絡ノート・テンプレート・データに記述されている参照分類特定データ,(2)選択される対象者名および(3)入力される指定時間範囲に基づいて,実績記録テーブル14Aから抽出される記録レコードである。
図11に戻って,連絡ノートを作成する場合,記録対象者名表示欄W2aの中から連絡ノートを作成すべき対象者(施設利用者)が選択され,かつ日付および時間範囲入力欄W2bに日付と時間範囲(期間)が入力される(ステップ31,32)。
選択された対象者についてのテンプレート・データがメモリ13に読込まれる(ステップ33)。上述したように,連絡ノート・テンプレートデータ・テーブル14B(図5(A))に記憶されているテンプレート・データにはテンプレートIDが付随し,対象者/テンプレート関連付けテーブル14C(図7)には対象者名とテンプレートIDの組が記憶されている。選択された対象者と組となっているテンプレートIDが対象者/テンプレート関連付けテーブル14Cが用いられて特定される。特定されたテンプレートIDに対応するテンプレート・データが,連絡ノート・テンプレートデータ・テーブル14Bから読み出されることになる。
外部保存データ・セット処理が行われる(ステップ34,図12)。
図12を参照して,メモリ13に読み込まれたテンプレート・データ(図6参照)中に,外部参照分類特定データが記述されているかどうか(作成すべき連絡ノートに外部参照分類があるかどうか)が判断される(ステップ38)。外部参照分類特定データが記述されていない場合,メモリ13に読み込まれたテンプレート・データにしたがって作成されるべき連絡ノートには外部参照分類が含まれていないことを意味する。この場合,外部保存データ・セット処理では特段処理は行われない(ステップ38でNO)。
メモリ13に読込まれたテンプレート・データ中に,外部参照分類特定データが記述されている場合,その外部参照分類特定データによって特定される分類(大分類および小分類)に関する記録レコードであって,かつ選択された対象者(施設利用者)に関する記録レコードであって,かつ入力された指定時間範囲に属する記録レコード(開始日時から終了日時までの間の日時に,指定時間範囲に含まれる日時がある記録レコード)が,実績記録テーブル14Aの中から検索される(ステップ39)。
指定時間範囲に属する記録レコードが実績記録テーブル14Aに存在しない場合には,外部保存データ・セット処理は終了する(ステップ40でNO)。もちろん,選択された対象者に関する記録レコード,外部参照分類特定データによって特定される分類(大分類および小分類)についての記録レコードが実績記録テーブル14Aに存在しない場合にも,外部保存データ・セット処理は終了する(ステップ40でNO)。
検索によって一または複数の記録レコードが見つかると(ステップ40でYES ),見つかった記録レコード(外部保存データ)がメモリ13にセットされる(ステップ41)。
図11に戻って,メモリ13にセットされた記録レコード(外部保存データ)中の記録内容に基づいて,連絡ノートの外部参照分類中に数値等が表示される(ステップ35)。図14を参照して,連絡ノート1中の外部参照分類(食事(食事に関する記録内容の表示欄2a),排泄(排泄に関する記録内容の表示欄)2b,バイタル(バイタルに関する記録内容の表示欄2c))に,実績記録テーブル14Aから読み出された記録レコード(外部保存データ)中の記録内容に基づく表示が行われる。
連絡ノート1には,連絡ノート1自体に直接に文字等の入力を受け付けることができる分類(内部分類)が含まれている(図14の生活面の表示欄3aおよび特記事項の表示欄3b)。必要に応じて,連絡ノート1の内部分類には文字(文章)が入力装置11から入力される(内部保存データの入力)(ステップ36)。内部分類に入力された文字を表すデータはメモリ13に一時記憶されて,文字表示もされる(図15参照)。
図16は,図15に示す連絡ノート1の表示に用いられるメモリ13内のデータ(XMLデータ)の具体的な記述例を示す。
データ保存指示に応じて(たとえば,連絡ノート表示欄W2c中にアイコン表示されるピンのクリックに応じて),連絡ノート1を表すデータの保存処理が行われる。連絡ノートの保存処理では,実績記録テーブル14A(図3)に新たな記録レコードが作成され,作成された記録レコードに,記録対象者名,開始日時,終了日時,大分類,小分類および記録内容が登録される(ステップ37,図3の実施記録テーブル14Aの下から2行目を参照)。連絡ノートについての記録レコード中の開始日時および終了日時には,記録レコードの抽出条件の一つである指定時間範囲が格納される。
図17は,連絡ノートの保存処理が行われたときに作成される記録レコード中の「記録内容」の具体的な記述例を示している。連絡ノートの保存処理によって作成される記録レコード中の「記録内容」には,作成された連絡ノートに含まれるすべての記録データ(記録レコード中の記録内容)は保存されない。すなわち,連絡ノートの保存処理によって作成される連絡ノートについての記録レコード中の「記録内容」には,内部保存データ(連絡ノートそれ自体が用いられて入力されたデータ)は保存されるが,外部保存データ(既に作成されている他の記録レコード中に存在するデータ)は保存されない。
連絡ノートに含まれる外部参照分類の表示に必要な抽出条件(抽出されるべき記録レコード(外部保存データ)の抽出条件)は,上述したように,(1)連絡ノート・テンプレート・データに記述されている参照分類特定データ,(2)選択される対象者名および(3)入力される指定時間範囲である。連絡ノートに関する記録レコードには,記録対象者名が記録され,入力された指定時間範囲(開始日時および終了日時)が記録されている。また,記録対象者名によって連絡ノート・テンプレート・データを特定することができ,連絡ノート・テンプレート・データには,参照分類特定データが記述されている。したがって,外部保存データついては,連絡ノートに関する記録レコードの「記録内容」に記録しておかなくても,他の記録レコード中の記録内容を読み出して再現することができる。
なお,連絡ノート1の内部分類(生活面の表示欄3aおよび特記事項の表示欄3b)に文字等が入力されなかった場合は,記録レコードを作成しなくてもよいし,連絡ノートが作成された事実を残すために記録レコードを作成してもよい。この場合,作成される記録レコード中の「記録内容」には何らのデータも格納されない。
上述した実施例では,連絡ノート1中の外部参照分類(食事に関する記録内容の表示欄2a,排泄に関する記録内容の表示欄2b,バイタルに関する記録内容の表示欄2c)には,実績記録テーブル14Aから読み出された記録レコード(外部保存データ)中の記録内容に基づく表示が行われているが,外部参照分類についても,連絡ノート1を用いたデータ入力またはデータ修正を受付けるようにしてもよい。たとえば,連絡ノート1の食事に関する記録内容の表示欄2aに,主食量,副食量および水分量が追加的に記述される(もちろん,開始日時および終了日時も入力される)。データ保存指示が行われると,実績記録テーブル14Aに新たな記録レコードが作成されて,作成された記録レコードに,記録対象者名,開始日時,終了日時,大分類,小分類および記録内容が登録される。データ修正された場合(たとえば,連絡ノート1の食事に関する記録内容の表示欄2aに表示された主食に関する数値が変更された場合)には,実績記録テーブル14Aに格納されている記録レコード中の記録内容が変更される。
1 連絡ノート
10 CPU
11 入力装置
12 表示装置
13 メモリ
14 記憶装置
14A 実施記録テーブル
14B 連絡ノート・テンプレート・データ・テーブル
14C 対象者/テンプレート関連付けテーブル
10 CPU
11 入力装置
12 表示装置
13 メモリ
14 記憶装置
14A 実施記録テーブル
14B 連絡ノート・テンプレート・データ・テーブル
14C 対象者/テンプレート関連付けテーブル
Claims (9)
- それぞれが開始日時データおよび終了日時データを含む複数の期間付きデータを記憶する期間付きデータ記憶手段,
日時範囲データの入力を受付ける日時範囲入力手段,
上記日時範囲入力手段から受付けられた日時範囲に属する上記期間付きデータを,上記記憶手段の中から検出する検出手段,ならびに
上記検出手段によって検出された期間付きデータに含まれる情報の少なくとも一部を出力する出力手段,
を備えた情報抽出装置。 - 上記記憶手段に記憶されている期間付きデータはカテゴリ情報を含み,
上記検出手段は,
特定のカテゴリ情報をもつ期間付きデータを検出するものである,
請求項1に記載の情報抽出装置。 - 上記出力手段は,
上記検出手段によって検出された上記期間付きデータを,カテゴリごとに区分して表示画面上に表示するものである,
請求項2に記載の情報抽出装置。 - 上記記憶手段に記憶されている期間付きデータは利用者特定情報を含み,
特定の利用者の指定を受付ける利用者指定手段をさらに備え,
上記検出手段は,
上記利用者指定手段によって指定された利用者についての期間付きデータを検出するものである,
請求項1に記載の情報抽出装置。 - それぞれが開始日時データおよび終了日時データを含む複数の期間付きデータを記憶した記憶装置を備えた情報抽出装置を制御するプログラムであって,
日時範囲データの入力を受付け,
受付けられた日時範囲に属する上記期間付きデータを,上記記憶装置に記憶されている複数の期間付きデータの中から検出し,
検出された期間付きデータに含まれる情報の少なくとも一部を出力するように,情報抽出装置を制御する,プログラム。 - 記録データ,上記記録データの内容に応じた分類データ,開始日時データおよび終了日時データが記録された複数の記録レコードを記憶したレコード記憶手段,
帳票を表示する表示手段,
表示される帳票に含まれるべき分類を定めたテンプレート・データを記憶したテンプレート・データ記憶手段,
日時範囲の入力を受け付ける入力装置,
上記レコード記憶手段に記憶されている複数の記録レコードのうち,上記テンプレート・データにしたがう分類の分類データを持ち,かつ入力装置から受け付けられた日時範囲に属する記録レコードを読出す記録レコード読出し手段,ならびに
上記記録レコード読出し手段によって読出された記録レコード中の記録データに基づく記録を帳票中に表示するように,上記表示手段を制御する表示制御手段,
を備えた帳票表示装置。 - 上記表示手段に表示される帳票を表すデータの保存指示の入力を受付ける保存指示受付手段,および
上記保存指示受付手段による保存指示受付に応じて,表示された帳票を表すデータを有する記録レコードを,上記レコード記憶手段に追加するレコード追加手段を備え,
上記レコード追加手段は,
追加される記録レコードに,分類データとして帳票であることを表すデータを,開始日時データおよび終了日時データとして上記記録レコードの読出し手段による処理において用いられた日時範囲の始点日時および終点日時を,それぞれ記録する,
請求項6に記載の帳票表示装置。 - 上記表示手段によって表示される帳票は,入力装置から入力されるデータを取込む入力データ取込み欄を含み,
上記レコード追加手段は,
上記入力取込み欄に入力データが入力された場合には,追加される記録レコードに,記録データとして上記入力データを記録する,
請求項7に記載の帳票表示装置。 - 記録データ,上記記録データに内容に応じた分類データ,開始日時データおよび終了日時データが記録された複数の記録レコードを記憶したレコード記憶手段,および表示装置の表示画面上に表示される帳票に含まれるべき分類を定めたテンプレート・データを記憶したテンプレート・データ記憶手段を備えた帳票表示装置を制御するプログラムであって,
上記レコード記憶手段に記憶されている複数の記録レコードのうち,上記テンプレート・データにしたがう分類の分類データを持ち,かつ入力装置から与えられる日時範囲に属する記録レコードを読出し,
読出された記録レコード中の記録データに基づく記録を,上記表示画面上の帳票中に表示するように制御する,プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006190029A JP2008020976A (ja) | 2006-07-11 | 2006-07-11 | 情報抽出装置,帳票表示装置およびこれらの制御プログラム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021189839A (ja) * | 2020-06-01 | 2021-12-13 | 株式会社ネットアーツ | 福祉サービス支援システム、福祉サービス支援方法および福祉サービス支援プログラム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH1031694A (ja) * | 1996-07-12 | 1998-02-03 | Toshiba Corp | 情報管理システム及び情報管理方法並びにデータベース管理システム及びデータベース管理方法 |
JP2005108256A (ja) * | 2004-11-15 | 2005-04-21 | Fuji Data System:Kk | 記録またはスケジュールの管理システムおよび方法 |
JP2006085684A (ja) * | 2004-08-18 | 2006-03-30 | Nissay Information Technology Co Ltd | 電子診断書作成支援システム |
-
2006
- 2006-07-11 JP JP2006190029A patent/JP2008020976A/ja active Pending
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