JP2001109741A - Htmlデータ作成方法及びhtmlデータ作成システム - Google Patents

Htmlデータ作成方法及びhtmlデータ作成システム

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JP2001109741A
JP2001109741A JP29137399A JP29137399A JP2001109741A JP 2001109741 A JP2001109741 A JP 2001109741A JP 29137399 A JP29137399 A JP 29137399A JP 29137399 A JP29137399 A JP 29137399A JP 2001109741 A JP2001109741 A JP 2001109741A
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data
html
xml
table data
style sheet
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JP29137399A
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Shinichiro Hamada
伸一郎 浜田
Toshibumi Seki
俊文 關
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表計算ソフトウェア用の表データから簡単に
HTMLデータを作成可能なHTMLデータ作成方法を
提供すること。 【解決手段】 対象となる表データ101を入力し、適
用すべき個別的用型XSL104を入力し、表データ
を、該表データの1レコードのみを含むレコード数分の
XML103に変換し、この複数のXML103に個別
にXSL104を適用して、個別適用型HTML110
を作成する。また、適用すべき全体的用型XSL104
を入力し、表データを、該表データの全レコードを含む
1つのXML103に変換し、この1つのXML103
にXSL104を適用して、全体適用型HTML109
を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表計算ソフトウェ
ア用の表データを入力としてHTMLデータを作成する
ためのHTMLデータ作成方法及びHTMLデータ作成
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】表計算ソフトウェアはデータベースと比
較してデータの記述や管理が手軽であることから、昨
今、オフィス等では、データ管理に表計算ソフトウェア
が使用されることが多い。一方で、インターネットが急
速に普及しており、ウェブページの形式で情報を提供す
ることも多くなってきている。そこで、表計算ソフトウ
ェア用の表データからHTML(HyperText
Markup Language)ページを簡単に作成
することができれば便利である。
【0003】しかしながら、従来、データベースに格納
されているデータとテンプレートを組み合わせクエリー
を通じてHTMLデータを作成するソフトウェアは存在
するが、表計算ソフトウェア用の表データからHTML
データを出力するソフトウェアは存在しない。また、X
ML(Extensible Markup Lang
uage)とXSL(Extensible Styl
esheet Language)を取り扱うオーサリ
ングツールは存在するが、いずれもXSLをXML全体
に適用するものであり、XMLの部分文書に順次適用す
る機能は備えていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、オフィ
スで管理されるデータは手軽な表計算ソフトウェアなど
によって記述されていることが多い。しかしながら、こ
れらのデータからウェブページを作成する手段はなく、
そのデータを参照しながらユーザが手動でPC等に打ち
込んでHTMLを作成するしかなかった。この方法は、
その場しのぎ的であり、毎回一定のコストを強いられる
だけでなく、人為的なミスが起こる可能性が高い。
【0005】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、表計算ソフトウェア用の表データから簡単にHT
MLデータを作成可能なHTMLデータ作成方法及びH
TMLデータ作成システムを提供することを目的とす
る。
【0006】また、本発明は、表計算ソフトウェア用の
表データから簡単に、該表データの内容を部分的に含ん
だHTMLデータを作成可能なHTMLデータ作成方法
及びHTMLデータ作成システムを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)は、
表計算ソフトウェア用の表データを入力としてHTML
(HyperText Markup Languag
e)データを作成するHTMLデータ作成方法であっ
て、対象となる表データを特定する情報を入力し、この
情報の入力に基づいて特定された前記表データを、該表
データから部分的に取り出された部分データを含むXM
L(Extensible MarkupLangua
ge)データに変換し、この変換により得られたXML
データにスタイルシート(例えば、XSL(Exten
sible Stylesheet Languag
e))を適用して、前記表データから部分的に取り出さ
れた部分データを含むHTMLデータを作成することを
特徴とする。
【0008】また、本発明(請求項2)は、表計算ソフ
トウェア用の表データを入力としてHTML(Hype
rText Markup Language)データ
を作成するHTMLデータ作成方法であって、対象とな
る表データを特定する情報を入力し、この情報の入力に
基づいて特定された前記表データを、該表データの全体
を含むXML(Extensible Markup
Language)データに変換し、このXMLデータ
にスタイルシート(例えば、XSL(Extensib
le Stylesheet Language))を
適用して、該表データの全体を含むHTMLデータを作
成する第1の処理と、該表データを、該表データから部
分的に取り出された部分データを含むXMLデータに変
換し、この変換により得られたXMLデータにスタイル
シートを適用して、該表データから部分的に取り出され
た部分データを含むHTMLデータを作成する第2の処
理とのうちの、外部からの指示に基づいて特定されるい
ずれか一方または双方を行うことを特徴とする。
【0009】好ましくは、前記外部からの指示は、指示
の内容を示す情報を前記スタイルシート内に記述するこ
とによって行われ、前記スタイルシート内に記述された
前記情報を参照することによって、実行すべき前記処理
を特定するようにしてもよい。また、前記外部からの指
示は、上記の特定が可能な情報をユーザが入力すること
によって行われるようにしてもよい。また、それらの指
示方法をユーザが選択可能としてもよい。
【0010】好ましくは、前記第1の処理にて適用すべ
き部分と前記第2の処理にて適用すべき部分とを含むス
タイルシートが与えられた場合には、該スタイルシート
の前記第1の処理にて適用すべき部分を用いて前記第1
の処理を行うとともに、該スタイルシートの前記第2の
処理にて適用すべき部分を用いて前記第2の処理を行う
ようにしてもよい。
【0011】好ましくは、前記表データの全体を含むH
TMLデータと、前記表データから部分的に取り出され
た部分データを含むHTMLデータが作成される場合
に、前記表データの全体を含むHTMLデータ内に、前
記表データから部分的に取り出された部分データを含む
HTMLデータへのリンクを形成するための情報を記述
するようにしてもよい。
【0012】好ましくは、前記表データの、該表データ
から部分的に取り出された部分データを含むXMLデー
タへの変換では、前記表データの全体を含むXMLデー
タを一旦生成した後に、この生成されたXMLデータか
ら、前記表データから部分的に取り出された部分データ
を含むXMLデータを抽出することによって、該変換を
行うようにしてもよい。また、前記表データから、前記
表データから部分的に取り出された部分データを含むX
MLデータを直接生成するようにしてもよい。
【0013】好ましくは、前記HTMLデータが作成さ
れた後にそのもととなった前記表データの内容が変更さ
れたことが検出された場合に、当該変更後の表データを
もとにして再度前記HTMLデータを生成し直すように
してもよい。
【0014】好ましくは、前記表データから部分的に取
り出された部分データを含むXMLデータの作成では、
前記表データを複数の部分データに分割したときの当該
部分データを排他的に含む複数のXMLデータを作成す
るようにしてもよい。
【0015】好ましくは、前記部分データは、前記表デ
ータ中の一つの行に相当するデータを含むものであるよ
うにしてもよい。
【0016】好ましくは、前記表データの第1行目の各
列には、各属性の種別を示す情報が記述され、前記表デ
ータの第2行目の以降の各行には、その行の各列におい
て、その列に対応する第1行目の列の属性についての値
を示す情報がそれぞれ記述され、前記表データから部分
的に取り出された部分データを含むXMLデータは、前
記表データの第2行目以降のいずれかの行に記述された
属性の値を示す情報を含むものであるようにしてもよ
い。
【0017】好ましくは、前記表データの第1行目の第
1列目の属性の種別を示す情報は、当該行の2列目以降
に記述される属性値を持つ主体の名称を示す情報である
ようにしてもよい。
【0018】好ましくは、前記表データの第1行目の第
2列目以降の各列の属性の種別を示す情報の少なくとも
一つは、前記主体に関連する関連情報のファイル名また
はURL(Universal Resource L
ocater)を示す情報であり、前記HTMLデータ
には、前記関連情報のファイル名またはURLを用い
て、前記関連情報をインラインデータまたはリンクとし
て記述するようにしてもよい。
【0019】また、本発明(請求項11)は、表計算ソ
フトウェア用の表データを入力としてHTMLデータを
作成するHTMLデータ作成システムであって、XML
データに適用してHTMLデータを生成するためのスタ
イルシートの指定を受けるスタイルシート指定手段と、
前記スタイルシート指定手段にて指定されたスタイルシ
ートを、前記表データの全体に対し適用して1つの全体
HTMLデータを生成すべきかおよびまたは前記表デー
タを構成する部分データの各々に対し適用して部分デー
タ毎の個別HTMLデータを生成すべきかを特定する適
用方法特定手段と、前記全体HTMLデータの生成が特
定された場合に、前記表データの全体を含む1つの全体
XMLデータを生成し、前記個別HTMLデータの生成
が特定された場合に、前記表データを構成する部分デー
タの一つを含む部分データ毎の個別XMLデータを生成
する手段と、前記全体HTMLデータの生成が特定され
た場合に、生成された前記全体XMLデータに、指定を
受けた前記スタイルシートを適用して、全体HTMLデ
ータを生成し、前記個別HTMLデータの生成が特定さ
れた場合に、生成された前記個別XMLデータに、指定
を受けた前記スタイルシートを適用して、個別HTML
データを生成する手段とを備えたことを特徴とする。
【0020】好ましくは、前記部分データは、前記表デ
ータの行を単位として含むものであるようにしてもよ
い。
【0021】好ましくは、前記適用方法特定手段は、前
記スタイルシートの指定を受ける際に、該スタイルシー
トが前記全体HTMLデータを生成するために適用され
るべきか、前記個別HTMLデータを生成するために適
用されるべきか、または前記全体HTMLデータおよび
前記個別HTMLデータを生成するために適用されるべ
きかについての明示的な指定を受けることによって前記
特定を行うようにしてもよい。
【0022】好ましくは、前記適用方法特定手段は、指
定された前記スタイルシート中に記述されている、該ス
タイルシートが前記全体HTMLデータを生成するため
に適用されるべきか、前記個別HTMLデータを生成す
るために適用されるべきか、または前記全体HTMLデ
ータおよび前記個別HTMLデータを生成するために適
用されるべきかを示す情報を参照することによって前記
特定を行うようにしてもよい。
【0023】好ましくは、前記スタイルシート指定手段
は、前記全体HTMLデータを生成するために適用され
るべきことを明示して前記スタイルシートを指定するモ
ード、前記個別HTMLデータを生成するために適用さ
れるべきことを明示して前記スタイルシートを指定する
モード、前記全体HTMLデータおよび前記個別HTM
Lデータを生成するために適用されるべきことを明示し
て前記スタイルシートを指定するモード、適用の仕方を
当該スタイルシート中に記述して指定するモードの選択
設定を受けるために、画面上に各モードに対応する特定
の画像を表示し、いずれかの画像がユーザにより選択さ
れた場合に、選択された画像に対応するモードが選択さ
れたものと判断して該モードを設定するグラフィカル・
ユーザ・インタフェースを有し、前記適用方法特定手段
は、設定されている前記モードに応じて前記特定を行う
ようにしてもよい。
【0024】また、本発明(請求項16)は、表計算ソ
フトウェア用の表データを入力としてHTMLデータを
作成するHTMLデータ作成プログラムであって、対象
となる表データを、該表データから部分的に取り出され
た部分データを含むXMLデータに変換させ、この変換
により得られたXMLデータにスタイルシートを適用さ
せて、前記表データから部分的に取り出された部分デー
タを含むHTMLデータを作成させるためのプログラム
を記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体である。
【0025】また、本発明は、表データを作成するため
の表計算プログラムと、表計算ソフトウェア用の表デー
タを入力としてHTMLデータを作成するHTMLデー
タ作成プログラムであって、対象となる表データを、該
表データから部分的に取り出された部分データを含むX
MLデータに変換させ、この変換により得られたXML
データにスタイルシートを適用させて、前記表データか
ら部分的に取り出された部分データを含むHTMLデー
タを作成させるためのプログラムとを記録したコンピュ
ータ読取り可能な記録媒体である。
【0026】本発明では、表データからHTMLデータ
を生成するにあたり、XMLを媒介とする。これによっ
て、HTMLデータすなわちウェブページのデザインを
標準的なスタイルシートによって定義することができる
ため、一般的なスタイルシート用のオーサリングツール
を利用することができる利点がある。
【0027】また、本発明では、表データをXMLに変
換するために、表データの記述の仕方にルールを設ける
のが好ましい。例えば、表データの各行はデータの各レ
コードであるように記述し、表の一行目はレコードの属
性名を記述する。この場合に、XMLに変換する際に
は、一行目に記述されているレコードの属性名を読み込
み、XMLのタグ名として利用する。
【0028】また、本発明では、ユーザインターフェー
スの向上を目的として、データの変更は、HTMLもし
くはXMLを直接変更するのではなく、表データを変更
することによって実現することができる。ユーザにとっ
て、HTMLもしくはXMLの値を変更するための独自
のインターフェースより、使い慣れた表計算ソフトウェ
アのインターフェースを使うほうが、楽であろうと考え
るためである。
【0029】また、本発明では、表データの各行ごとに
対して、順次XSLを適用する機能を施しており、列挙
された各データに対応する各ウェブページを1アクショ
ンでまとめて出力することができる。
【0030】本発明は、例えば、ウェブ上で商品を扱う
ショッピングサイトにおいて、商品一覧情報および商品
それぞれの詳細情報のウェブページを生成するのに有効
である。
【0031】なお、装置に係る本発明は方法に係る発明
としても成立し、方法に係る本発明は装置に係る発明と
しても成立する。
【0032】また、装置または方法に係る本発明は、コ
ンピュータに当該発明に相当する手順を実行させるため
の(あるいはコンピュータを当該発明に相当する手段と
して機能させるための、あるいはコンピュータに当該発
明に相当する機能を実現させるための)プログラムを記
録したコンピュータ読取り可能な記録媒体としても成立
する。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら発明の
実施の形態を説明する。
【0034】本実施形態で説明するウェブページ作成シ
ステムは、表計算ソフトウェア用の表データを、XML
(データ)を媒介として、HTML(データ)に変換す
るものである(すなわち、表データからXMLを生成
し、これにスタイルシートを適用して、HTMLを生成
するものである)。また、本実施形態では、表データを
その全体に対応する1つのHTMLに変換する機能と、
表データをその構成部分にそれぞれ対応する複数のHT
MLに変換する機能とを提供するウェブページ作成シス
テムについて説明する。なお、本実施形態では、スタイ
ルシートの一例としてXSLを使用するものとする。
【0035】最初に本発明の一実施形態に係るウェブペ
ージ作成システム(以下、単にシステムと呼もぶ)の基
本的な構成・処理について具体例を参照しながら説明
し、後により詳細な構成例および処理手順例について説
明する。
【0036】図1は、本ウェブページ作成システムの基
本的な処理をデータの流れに沿って示したものである
(ただし、後で説明されるようにXML種別判定モジュ
ール107を省いた構成も可能である)。
【0037】なお、本システムは、PC等の汎用計算機
上で本ウェブページ作成システムに相当するプログラム
(ウェブページ生成プログラム)を実行することにより
実現可能である。
【0038】まず、本システムが表データをHTMLに
変換する過程に沿って、表データとXMLとXSLとH
TMLの具体例を参照しながら詳しく説明する。
【0039】本システムでは、入力として表データ10
1を受け取る。
【0040】図2に、本システムがHTMLへの変換の
対象とする表データの一例を示す。本実施形態では、表
データは、図2に示されるように、1行目がレコードの
属性名、2行目以降が各レコードという構成であるもの
とする(本システムは、入力された表データが図2のよ
うな構造であることを前提として動作するものとす
る)。また、図2の例では、各レコードの第1列目の属
性として、そのレコードの情報を持つ主体を特定する情
報(例えば、カタログにおける製品名等)を記述してい
る。
【0041】図2の表データにおいて、例えば第2行す
なわち第1のレコードは、(属性名、属性値)として、
(CPU、CPU1)、(周波数、333)、(通常メ
モリ、64)、(最大メモリ、192)、(ハードディ
スク、6.4)の4つの属性情報を持つことになるが、
このような表データ中の第2行目以降の1行分(1レコ
ード分)に対応する情報が処理の基本的な単位となる。
【0042】本システムでは、変換対象となった表デー
タ101は、表−XML変換モジュール102におい
て、XML103に変換される(表−XML変換モジュ
ール102は、表データ101に基づいたXML103
を生成する)。
【0043】図3に、XML(ただし、後述する全体X
ML)の一例を示す。なお、図3に例示した内容は図2
に例示した内容に基づくものである。図3に例示する形
式において、<カタログ>からこれと一対になる</カ
タログ>までの一纏まりの部分が、図2に例示する構造
の表データの第2行目以降の一つのレコードに対応する
部分である。図2の例では、第2行目以降に2レコード
あるので、図3の例では、<カタログ>〜</カタログ
>の部分が2つある。また、図3に例示する形式では、
<カタログ>〜</カタログ>の全体が、<カタログ集
>と</カタログ集>に内包される形になっている。
【0044】図3の例においていくつかあるタグ名のう
ち最も外側に設定されるタグのタグ名「カタログ集」
や、表データの各レコードに対応の部分毎に設定される
タグのタグ名「カタログ」は、システム設定によって半
ば静的に与えられる(それらタグ名は動的に決定される
ものではないが、システム設定を変更することによりそ
れらタグ名を変更することは可能である)ものとする。
その他のタグ名(図3の例の場合、「周波数」、「通常
メモリ」、「最大メモリ」、「ハードディスク」)は、
表データに記述されているレコードの各属性名(図2例
の場合、第1行目から取り出した属性名)をそれぞれタ
グ名としたものである。また、それらのタグに内包され
るデータ(例えば、<周波数>333</周波数>にお
ける333)は、表データの該当行の該当列に記述され
ている属性値である。
【0045】ここで、図3のように変換対象とする表デ
ータの全体に対応するXMLを全体XMLと呼ぶものと
する。これに対して、後で図5や図6に示すように変換
対象とする表データのうちの1つのレコードに対応する
データを含む(表データの第2行目以降の行数分に相当
する数の)XMLの各々を個別XMLと呼ぶものとす
る。また、全体XMLから生成されたHTMLを全体
(もしくは全体適用型)HTMLと呼ぶものとする。こ
れに対して、個別XMLから生成されたHTMLを個別
(もしくは個別適用型)HTMLと呼ぶものとする。
【0046】本システムでは、もう一つの入力として、
変換対象の表データから得られたXMLをHTMLに変
換するために適用すべきスタイルシート(104,10
8)を受け取る。
【0047】スタイルシートには、それがXMLに対し
てどのように適用されるかという適用方法の観点から、
複数種類のものが定義できる。どのように適用されるか
とは、例えば、表データの全体に適用すべきか、表デー
タのレコードに個別に適用すべきか、その両方かという
ことであり、その適用方法を示すものがXSLの種別で
ある。本実施形態では、全体適用型XSL、個別適用型
XSL、全体個別両適用型XSLの3種類の種別のXS
Lについて後に示す。
【0048】なお、本実施形態では、スタイルシートを
表データの全体に適用すべきことは、全体HTMLを生
成すべきことを意味し、表データのレコードに個別に適
用すべきことは、個別HTMLを生成すべきことを意味
す。従って、XSLの種別は、適用方法を示すととも
に、同時に、表データをどのようなHTMLに変換する
かを示している。
【0049】上記適用方法を示すXMLの種別の指定の
仕方(システム側でのXMLの種別の特定方法)につい
ても種々のものが考えられる(そのうちの1つを採用し
てもよいし、2以上のものを採用してもよい)。例え
ば、XMLの種別がスタイルシート内に記述されたもの
を本システムに与え、システム側でスタイルシート内の
記述からXMLの種別を特定する方法や、何らかのユー
ザによる入力操作によってXMLの種別を本システムに
指定する方法がある。図1に示されるフラグなしXSL
104は、XSLの種別を示すフラグが含まれていない
スタイルシートであり、本実施形態では、後者のユーザ
操作の方法によりXMLの種別が全体適用型XSLであ
るか、個別適用型XSLであるか、あるいは全体個別両
適用型XSLであるかを指示する。一方、図1に示され
るフラグありXSL108は、XSLの種別を示すフラ
グが含まれているスタイルシートであり、前者のフラグ
を参照する方法によってシステム側でXMLの種別を特
定することができる(もちろん、フラグありXSLの種
別をユーザが直接指示できるようにしてもよいし、フラ
グありXSLについてはユーザがその種別を直接指示で
きないようにしてもよい)。
【0050】なお、本システムに、上記のフラグあり/
なしと複数のXMLの種別の全てに対応する機構を設け
てもよいが、もちろんその一部に対応する機構だけを設
けてもよい。後に示す例では、全体適用型XSLである
か、個別適用型XSLであるか、全体個別両適用型XS
Lであるか、フラグありXSLであるかをユーザが指定
するものを示している。
【0051】もっとも、全体HTMLと個別HTMLを
生成するために、必ずしも上記の全てに対応する機構を
備えなくてもよく、例えば、フラグなし全体適用型XS
Lと、フラグなし個別適用型XSLの2つのみでも実現
可能である。また、XSLの種別を常にユーザが本シス
テムに指示するものとした場合には、XML種別判定モ
ジュール107は不要となる。
【0052】さて、本システムでは、XML−HTML
変換モジュール105において、表データ101から得
られたXMLに対して、指定されたXSLを適用して、
HTMLを生成する。以下では、フラグなし全体適用型
XML、フラグなし個別適用型XML、フラグなし全体
個別両適用型XSL、フラグあり全体適用型XML、フ
ラグあり個別適用型XML、フラグあり全体個別両適用
型XMLの6種類のスタイルシートの例を示して、表デ
ータから、全体XML/個別XML、そして全体HTM
L/個別HTMLへの変換について説明する。
【0053】まず、フラグなしXSL104を使用する
場合について、3種類のXSLのそれぞれごとに説明す
る。
【0054】「全体適用型XSL」と呼ぶXSLは、X
MLを1枚のHTMLとして整形するためのスタイルシ
ートであり、表データの全体に対応するXMLに対して
適用されるXSLである。このXSLは標準的な記述で
よく、例えば図2の表データの全体に対応する図3のX
MLに適用する全体適用型XSLとして図4が一例とな
る。表データの全体に対応するXMLに対して全体適用
型XSLを適用した結果として、全体適用型HTML1
09が得られる。
【0055】「個別適用型XSL」と呼ぶXSLは、X
MLを各レコード単位に分解したそれぞれに対する同じ
デザインの個別のHTMLとして整形するためのスタイ
ルシートであり、各レコードに対応する各XMLに対し
て個別に適用されるXSLである。
【0056】図2の例の第2行目のレコードに対応する
(個別)XMLの一例を図5に示し、第3行目のレコー
ドに対応する(個別)XMLの一例を図6に示す。
【0057】表データの各レコードに対応する各XML
が生成されたならば、それぞれのXML全体に対して個
別適用型XSLが適用される。
【0058】この個別適用型XSLも標準的な記述でよ
く、例えば図5や図6のXMLに適用する個別適用型X
SLとして図7がその一例となる。表のデータの一つの
レコードに対応する個別XMLに対して個別適用型XS
Lを適用した結果として、個別適用型HTML110が
得られる。
【0059】なお、図5や図6の個別XMLは、(1)
図2の表データから一旦、図3の全体XMLを生成し、
その後、全体XMLから該当する一部分を抜き出すこと
によって生成するようにしてもよいし、(2)図2の表
データから直接生成するようにしてもよい。なお、
(1)の場合の全体XMLは、適用方法(XSLの種
別)がいずれであっても生成が必要であるので、適用方
法が特定される前に生成してしまっても構わないが、
(1)と(2)の場合の個別XMLの生成は、それが必
要であることが決まってから(例えば、個別適用型もし
くは全体個別両適用型のXSLが指定されたことが特定
されてから)行うようにすればよい。
【0060】また、表データの複数のレコードの各々に
対応する複数の個別XMLを生成する処理と、複数の個
別XMLの各々に対して個別にXSLを適用して複数の
個別HTMLを生成する処理とは、パイプライン的に並
列実行することも可能である。
【0061】「個別全体両適用型XSL」と呼ぶXSL
は、全体適用型XSLの機能と個別適用型XSLの機能
を併せ持つスタイルシートであり、表データの全体に対
応するXML(図3参照)と、表の各レコードに対応す
る各XML(図5、図6参照)に対して適用されるため
の2種類の整形方法を内蔵するものである。例えば、図
8に示すように、このXSLは、対象とするXMLの文
書ルート要素の「data−type」という名前の属
性の値が“all”であれば、全体適用型の整形方式を
適用し(この部分が図4と同様の機能を持つ)、“ea
ch”であれば、個別適用型の整形方式を適用する(こ
の部分が図7と同様の機能を持つ)、というように作成
されるものとすることができる。
【0062】本システムでは、この個別全体両適用型X
SLが入力された場合には、XML−HTML変換モジ
ュール105は、次の処理をする。 (a)図3のような表データの全体を含むXMLを作成
する。得られた全体XMLの文書ルート要素に、「da
ta−type」という名前の属性を付加し、その値を
“all”にセットする。そして、個別全体両適用型X
SLを適用して、全体適用型の整形処理を施された表示
可能なHTML109を得る。 (b)表の各レコードのデータを含む各XMLを作成す
る。得られた各XMLの文書ルート要素に、「data
−type」という名前の属性を付加し、その値を“e
ach”にセットする。そして、個別全体両適用型XS
Lを適用して、個別適用型の整形処理を施された表示可
能な各HTML110を得る。
【0063】なお、処理(a)と処理(b)は、この順
で行ってもよいし、逆の順で行ってもよい。
【0064】以上、フラグなしの3種類のXSLについ
て説明した。
【0065】次に、フラグありXSL108を使用する
場合について、3種類のXSLのそれぞれごとに説明す
る。
【0066】前述のように、フラグなしXSL104と
フラグありXSL108の相違点は、フラグありXSL
108はXSL内にXSLの種別を示すフラグが含まれ
ているのに対して、フラグなしXSL104はそのよう
なフラグが含まれていないという点であり、従って、フ
ラグなしXSL104の場合には、例えばファイルの種
類を選択するセレクタボックスなどによって、ユーザが
その種別をシステムに明示的に指定する(その種別を特
定可能な情報を入力する場合を含む)必要があるのに対
して、フラグありXSL108の場合には、そのXSL
の種別を本システムに明示的に指定しなくても、XSL
種別判定モジュール107によってXSLの種別が自動
判定されて各モジュールによって適切な処理が行われ
る。
【0067】このフラグは、XSLの文書ルート要素に
「style−type」という名前の属性によって与
えられる。本実施形態では、この「style−typ
e」が“all”ならば全体適用型XSL、“eac
h”ならば個別適用型XSL、“both”ならば個別
全体両適用型XSLと解釈されるものとする。
【0068】これらフラグありXSL108の例を図9
(全体適用型XSL)、図10(個別適用型XSL)、
図11(全体個別両適用型XSL)に示す。
【0069】システム内でXSLの種別が特定された後
は、既に説明したフラグなしXSLの場合と同様であ
る。
【0070】以上、フラグなしの3種類のXSLについ
て説明した。
【0071】さて、これらの処理を経て、全体適用型X
SLの場合に表データ全体に対応したHTML109が
生成され、個別適用型XSLの場合に表データの各レコ
ードに対応した各HTML110が生成され、全体個別
両適用型XSLの場合に1つのHTML109と、レコ
ード数(ただし、本実施形態の場合、表データの第2行
目以降のレコード数)のHTML110とが生成され
る。
【0072】図12に、図2の表データ全体に対応した
全体HTML109の一例を示す。また、図13に、図
2の表データの第2行目のレコードに対応した個別HT
ML110の一例を示し、図14に、図2の表データの
第3行目のレコードに対応した個別HTML110の一
例を示す。
【0073】このようにして表データから変換された全
体HTMLや個別HTMLはいずれもウェブページとし
て使用可能である。また、適用するスタイルシートを適
宜設定することによって、所望のウェブページをデザイ
ンすることができる。
【0074】図12、図13、図14のHTMLをウェ
ブブラウザで表示した例を図15に示す。図15におい
て、2301は、全体HTML(ソースは図12)であ
り、2302は一方のレコードに対応する個別HTML
(ソースは図13)、2303は他方のレコードに対応
する個別HTML(ソースは図14)である。
【0075】ところで、図15のように全体HTMLと
個別HTMLの両方を生成させる場合に、全体HTML
と個別HTML(より詳しくは、全体HTMLにおいて
元の表データの或るレコードに対応する部分と、当該或
るレコードに対応する個別HTML)を、ハイパーリン
クで関連付けることも可能である。
【0076】そのためには、例えば、(1)先に個別H
TMLを生成しておき、全体HTMLを生成するにあた
って、ユーザが全体適用型XSLや全体個別両適用型X
SLの全体適用部分(図4、図8、図9、図11参照)
の中に、生成された個別HTMLのファイル名を記述す
るようにしてもよいし、(2)先に個別HTMLを生成
し、全体HTMLを生成するにあたって、システムが全
体HTMLの中に生成された個別HTMLの実際のファ
イル名を記述するようにしてもよいし、(3)ユーザが
全体適用型XSLや全体個別両適用型XSLの全体適用
部分の中に、指定する個別HTMLのファイル名を記述
しておき、システム側では生成した個別HTMLに指定
されたファイル名を使うようにしてもよいし、(4)シ
ステム側において、個別HTMLの生成前にそのファイ
ル名を決定しておき、該生成した個別HTMLに該決定
されたファイル名を使うとともに、全体HTMLの中に
該決定された個別HTMLのファイル名を記述するよう
にしてもよい。
【0077】一例として、個別HTMLを連番のファイ
ル名で出力する(ただし、システム設定によって名付け
方を変更することはできる)仕組みになっているものと
し、図15において、一方の個別HTML2302のフ
ァイル名は“1.html”、もう一方の個別HTML
2303のファイル名は“2.html”となったもの
とする。このことを考慮して、全体適用型XSLや全体
個別両適用型XSLの全体適用部分(図4、図8、図
9、図11参照)が、それぞれ連番のHTMLに対して
ハイパーリンクを付けるように記述されているようにし
てもよい。
【0078】このような操作によって、全体HTMLの
リストから、それぞれの個別HTMLへハイパーリンク
をたどって、ページを切り替えることができる。例え
ば、図12のソースの の部分によって、図15のように「詳細1 #1」が
(それが他のHTMLへのリンクであることがわかるよ
うに;この例の場合、アンダーラインが付される)表示
され、ユーザがこの「詳細1 #1」の部分をマウスでク
リックなどすることによって、ウェブブラウザが1.h
tmlの文書を取得し、2302の個別HTMLにジャ
ンプすることができる。
【0079】例えばショピングサイトなどカタログを列
挙するようなウェブサイトでは、このようなサイト構成
が非常にオーソドックスであり、本システムはそのよう
なサイトを構築するのに有効である。
【0080】また、図2の表データには、そのレコード
の属性の一つとして、種々の関連情報、例えば、静止画
像、動画・映像情報、音声情報、3次元CG情報、プロ
グラムなどのファイル名もしくはURL(Univer
sal ResourceLocater)などを記述
し、生成したHTMLにおいて、それらファイル名もし
くはURLなどを単なるデータとして扱うのではなく、
実際にそのファイル名の静止画像をインラインイメージ
として表示させたり、そのURLへのパイパーリンクを
形成したりすることも可能である。
【0081】例えば、表データに記述されていたファイ
ル名もしくはURLを、HTMLのソースにおいて例え
ば<a href=“http://www.○○○
○.com/”> ○○○○ </A>といったタグに
反映させ、他のHTMLへのリンクを形成することがで
きる。
【0082】また、例えば、表データに記述されていた
画像のファイル名もしくはURLを、HTMLのソース
において例えば<IMG SRC=“○○○○.jp
g”/>といったタグに反映させ、そのHTML内に埋
め込まれる画像すなわちインラインイメージを形成する
ことができる。ウェブブラウザは、HTML解析中にこ
のタグを見つけると、タグ中のSRC属性に示された画
像データを取得して、それを表示する。リンクとの相違
は、ユーザがマウスによるクリック等の選択操作をしな
くても、ウェブブラウザがデータの取得要求を出すとこ
ろにある。例えば、カタログを内容とするHTMLを表
示した場合に、その商品の外形写真をインラインイメー
ジとして表示させることができる。
【0083】次に、グラフィカル・ユーザ・インタフェ
ースの観点で本システムの構成例について説明する。
【0084】図16に、本システムの実行画面例を示
す。
【0085】図16に例示する実行画面を持つシステム
では、中央に表示・入力・編集用のウィンドウ1001
が配置されており、ウィンドウが扱う内容は下部のタブ
1002から1007によって選択する。
【0086】「表」と表示されたタブ1002を押す
と、表ウィンドウがアクティブになり、ウィンドウ上に
表計算ソフトウェアのデータファイルをドロップするこ
とによりロードすることができる。また、編集も可能で
ある。したがって、ドロップするのではなく、表データ
の全てを最初からウィンドウ内で作成することもでき
る。
【0087】「XML」と表示されたタブ1003を押
すと、表データは、ただちに、XMLに変換されて、ソ
ースが表示される。
【0088】次に、「全体適用型XSL」と表示された
タブ1004を押すと、フラグなし全体適用型XSLが
すでに入力されていた場合、XMLと全体適用型XSL
が掛け合わされて、全体HTMLが作成され、表示され
る。図16のウィンドウ1001内の具体例(ただし、
図2とは異なる例である)は、インラインイメージを持
つ全体HTMLが生成され、表示された様子を表現した
ものである。まだXSLが入力されていない場合は、ウ
ィンドウ内には何も表示されない。このウィンドウに対
して、フラグなし全体適用型XSLをドロップすること
によりロードすることができ、ただちにHTMLが作成
され表示される。
【0089】同様に、「個別適用型XSL」と表示され
たタブ1005を押すと、フラグなし個別適用型XSL
がすでに入力されていた場合、XMLと個別適用型XS
Lが掛け合わされて、各HTMLが作成され、例えば最
初の一つが表示される。この場合、スライダ1008に
よって、作成されたHTMLのうち何番目のHTMLを
表示するか選択できる。まだXSLが入力されていない
場合は、ウィンドウ内には何も表示されない。このウィ
ンドウに対して、フラグなし個別適用型XSLをドロッ
プすることによりロードすることができ、ただちにHT
MLが作成され、表示される。
【0090】同様に、「全体個別両適用型XSL」と表
示されたタブ1006を押すと、フラグなし全体個別両
適用型XSLがすでに入力されていた場合、XMLと全
体個別両適用型XSLが掛け合わされて、各HTMLが
作成されて表示される。この場合、全体HTMLと個別
HTMLのいずれを表示するかは、ラジオボタン100
9で選択できる。また、個別HTMLを表示する場合
は、個別HTMLのうち、何番目の個別HTMLを表示
するかをスライダ1008で選択できる。まだXSLが
入力されていない場合は、ウィンドウ内には何も表示さ
れない。このウィンドウに対して、フラグなし全体個別
両適用型XSLをドロップすることによりロードするこ
とができ、ただちに各HTMLが作成され、表示され
る。
【0091】同様に、「フラグつきXSL」と表示され
たタブ1007を押すと、フラグありXSLがすでに入
力されていた場合、XMLとフラグありのXSLが掛け
合わされて、各HTMLが作成されて、表示される。フ
ラグありXSLが全体適用型であったならば、全体HT
MLが作成され、表示される。フラグありXSLが個別
適用型であったならば、個別HTMLが作成さて、例え
ば最初の一つが表示され、個別HTMLのうち何番目の
個別HTMLを表示するかをスライダ1008で選択で
きる。フラグありXSLが全体個別両適用型XSLであ
ったならば、全体HTMLまたは個別HTMLが表示さ
れる。そのとき全体HTMLと個別HTMLのいずれを
表示するかはラジオボタン1009で選択でき、個別H
TMLを選択した場合、個別HTMLのうち何番目の個
別HTMLを表示するかをスライダ1008で選択でき
る。まだXSLが入力されていない場合は、ウィンドウ
内には何も表示されない。このウィンドウに対して、フ
ラグありXSLをドロップすることによりロードするこ
とができ、ただちに各HTMLが作成され、表示され
る。
【0092】以下では、本システムの各処理の処理手順
を中心としてより詳しく説明する。
【0093】図17に、本発明の一実施形態に係るウェ
ブページ作成システムの構成例を示す。
【0094】図17に示されるように、このウェブペー
ジ作成システムは、表データ入力部1101、表−XM
L変更モジュール1102、XMLモジュール保存部1
103、スタイルファイル入力部1104、XSL種別
判定モジュール1105、全体適用型XML−HTML
変換モジュール1106、個別適用型XML−HTML
変換モジュール1107、全体個別適用型XML−HT
ML変換モジュール1108、全体HTMLファイル出
力モジュール1109、個別HTMLファイル群出力モ
ジュール1110、全体個別HTMLファイル群出力モ
ジュール1111を備えている。
【0095】本システムのユーザは、まず、表データ入
力部1101に対し、例えばMicrosoftのEx
celに代表されるような表計算ソフトウェアの表デー
タを入力する。表データ入力部1101で用意されてい
る表データの入力手段としては、例えば本システム上に
表示されている表計算ソフトウェアのウィンドウ上に表
計算ソフトウェアのファイルをドラッグアンドドロップ
する方法などがある。前述したように、このファイルの
表の記述にはルールがあり、表の各行は各レコードであ
り、第1行目はそれらレコードの属性名であるものとす
る(図2参照)。
【0096】表データが表データ入力部1101に入力
されると、次に、表−XML変更モジュール1102に
おいて表データをXMLに変換する(図3参照)。この
アルゴリズムの詳細は後述する。
【0097】表−XML変更モジュール1102におい
てXMLがメモリ上に生成されると、XMLモジュール
保存部1103において例えば当該PC等のローカルフ
ァイルシステム上に保存する。
【0098】作成されたXMLをウェブページとして表
示するためには、XMLを整形するためのスタイルシー
ト(本実施形態では、XSL)が必要である。
【0099】本システムのユーザは、次に、作成された
XMLをHTMLに変換するために、スタイルファイル
入力部1104に対し、自分の整形したい方法が記述さ
れたXSLを入力する。
【0100】図17の構成例では、スタイルファイル入
力部1104で用意されているXSLの入力手段は4種
類ある。
【0101】一つ目の方法は、全体適用型XSLを本シ
ステムに入力し、かつユーザはそのXSLが全体適用型
であることを明示的な操作でシステムに知らせる方法で
ある。具体的には、本システムの全体適用型のXSLを
専用で受け取るウィンドウに対し、全体適用型XSLを
ドラッグアンドドロップする方法(図16ならば100
4のウィンドウ)などがある。この結果、入力されたX
SLは全体適用型XML−HTML変換モジュール11
06に渡され、引き続き、全体適用型XML−HTML
変換モジュール1106で処理が行われる。
【0102】二つ目の方法は、個別適用型XSLを本シ
ステムに入力し、かつユーザはそのXSLが個別適用型
であることを明示的な操作でシステムに知らせる方法で
ある。具体的には、本システムの個別適用型のXSLを
専用で受け取るウィンドウに対し、個別適用型XSLを
ドラッグアンドドロップする方法(図16ならば100
5のウィンドウ)などがある。この結果、入力されたX
SLは個別適用型XML−HTML変換モジュール11
07に渡され、引き続き、個別適用型XML−HTML
変換モジュール1107で処理が行われる。
【0103】三つ目の方法は、全体個別両適用型XSL
を入力する方法である。具体的には、本システムの全体
個別両適用型のXSLを専用で受け取るウィンドウに対
し、全体個別両適用型XSLをドラッグアンドドロップ
する方法(図16ならば1006のウィンドウ)などが
ある。このXSLは2種類の整形方法を内部に有し、そ
の切り替えは適用対象のXMLの文書ルート要素の属性
data−typeの値が“all”か“each”か
という判定によって行われるように記述されていなけれ
ばならない。このXSLは全体個別適用型XML−HT
ML変換モジュール1108に渡され、引き続き、全体
個別適用型XML−HTML変換モジュール1108で
処理が行われる。
【0104】四つ目の方法は、種別を示すためのフラグ
を持つ上記3種類のXSLを本システムに入力する方法
である。具体的には、本システムのフラグありXSLを
専用で受け取るウィンドウに対し、フラグありXSLを
ドラッグアンドドロップする方法(図16ならば100
7のウィンドウ)などがある。この場合、ユーザが本シ
ステムに対して明示的な操作でXSLの種類を知らせる
必要がない。これにより、ユーザの読み込み時の労力が
軽減される。読み込まれたフラグありのXSLはXSL
種別判定モジュール1105に送られ、XSL種別判定
モジュール1105において判定処理が行われる。
【0105】XSL種別判定モジュール1105では、
送られてきたXSLの文書ルート要素に付加されている
style−type属性の値を調べる(図9〜図11
参照)。調査結果が“all”ならば全体適用型XSL
と判断し、全体適用型XML−HTML変換モジュール
1106に送る。調査結果が“each”ならば個別適
用型XSLと判断し、個別適用型XML−HTML変換
モジュール1107に送る。調査結果が“both”な
らば個別全体適用型XSLと判断し、全体個別適用型X
ML−HTML変換モジュール1108に送る。
【0106】全体適用型XML−HTML変換モジュー
ル1106では、表−XML変更モジュール1102と
連携して表データ全体のデータを含むXMLを作成し、
送られてきたXSLをXMLに適用することにより全体
HTMLを作成し、全体HTMLファイル出力モジュー
ル1109において例えば当該PC等のローカルファイ
ルシステム上に保存する。
【0107】個別適用型XML−HTML変換モジュー
ル1107では、表−XML変更モジュール1102と
連携して各行のみのデータを含む各XMLを作成し、送
られてきたXSLを各XMLに適用することにより各
(個別)HTMLを作成し、個別HTMLファイル群出
力モジュール1110において例えば当該PC等のロー
カルファイルシステム上に保存する。
【0108】全体個別適用型XML−HTML変換モジ
ュール1108では、全体適用型XML−HTML変換
モジュール1106と同様、表−XML変更モジュール
1102と連携して表データ全体のデータを含むXML
を作成した上で、XMLの文書ルート要素にdata−
type属性をセットして値を“all”とし、送られ
てきたXSLをXMLに適用することにより全体HTM
Lを作成し、例えば当該PC等のローカルファイルシス
テム上に保存する。また、表−XML変更モジュール1
102と連携して各行のみのデータを含む各XMLを作
成し、各XMLの文書ルート要素にdata−type
属性をセットして値を“each”とし、送られてきた
XSLを各XMLに適用することにより各(個別)HT
MLを作成し、全体個別HTMLファイル群出力モジュ
ール1111において例えば当該PC等のローカルファ
イルシステム上に保存する。
【0109】以下では、これらの処理のアルゴリズムを
フローチャートで説明する。
【0110】図18は、本システムに対し、表データが
入力され、またXSL種別判定モジュール1105(図
16では1003のウィンドウ)に対して直接XSLが
入力された場合の処理の流れをフローチャートで示した
ものである。この場合、入力されたXSLは全体適用型
であると解釈される。
【0111】表データが入力されると、表データの全体
をXMLに変換する(手順1202)。この処理の流れ
の詳細については、図24のフローチャートで示す。
【0112】次に、手順1202で作成されたXMLに
対して、入力されたXSLを適用する(手順120
3)。これにより全体XMLが変換され、表示可能な全
体HTMLが出力される。
【0113】最後に、手順1203で作成されたファイ
ルとして出力する(手順1204)。例えば、当該PC
のローカルファイルシステムに保存される。
【0114】図19は、本システムに対し、表データが
入力され、また全体適用型XML−HTML変換モジュ
ール1106(図16では1004のウィンドウ)に対
して直接XSLが入力された場合の処理の流れをフロー
チャートに示したものである。この場合、入力されたX
SLは個別適用型だと解釈される。
【0115】表データは、1行目がレコードの属性名、
2行目以降は各レコードの値が格納されている。XML
化の際には、1行目に記述されている属性名をタグ名と
して、2行目以降の各行のレコードの値をそのタグ名の
文書要素の値として、採用する方針をとる。
【0116】表データが入力されると、表内のセルをた
どりながら表の解析処理を行うが、まず、現在の解析位
置である現在セルを、2行目1列目とする(手順130
2)。
【0117】次に、現在セルの位置する現在行に該当す
るXMLを作成する(手順1303)。この処理の流れ
の詳細については、図25のフローチャートで示す。
【0118】次に、手順1303で作成されたXMLに
対して、入力されたXSLを適用する(手順130
4)。これにより個別XMLが変換され、表示可能な個
別HTMLが出力される。
【0119】得られた個別HTMLは、例えば当該PC
のローカルファイルシステムに保存される(手順130
5)。
【0120】次に、現在行が表データの最終行であるか
を調べる(手順1306)。もし最終行であれば、処理
は終了する。もし最終行でなければ、手順1307を実
行する。
【0121】手順1307では、現在セルを一つ下の行
一列目のセルに変更する。そして手順1303を実行す
る。
【0122】図20は、本システムに対し、表データが
入力され、また全体個別適用型XML−HTML変換モ
ジュール1108(図16では1006のウィンドウ)
に対してXSLが入力された場合の処理の流れをフロー
チャートに示したものである。この場合、入力されたX
SLは全体個別両適用型と解釈される(図8参照)。
【0123】まず、このXSLと表データから表全体の
情報を含むHTMLの作成処理が行われる(手順140
2)。この処理の流れの詳細については図22に示す。
【0124】次に、このXSLと表データから表の各行
の情報のみを含む各HTMLの作成処理が行われる(手
順1403)。この処理の流れの詳細については図23
に示す。
【0125】図21は、本システムに対し、表データが
入力され、またXSL種別判定モジュール1105(図
16では1007のウィンドウ)に対してXSLが入力
された場合の処理の流れをフローチャートに示したもの
である。この場合、入力されたXSLは全体適用型なの
か個別適用型なのか全体個別両適用型なのかを示すフラ
グを持っており、自動的にXSL種別判定モジュール1
105が判定する。
【0126】まず、入力されたXSLの文書ルート要素
にstyle−typeという名前の属性があり、その
値が“all”かどうかどうか調べられる(手順150
2)。その結果、“all”という値であるなら手順1
503を実行し、そうでなければ手順1504を実行す
る。
【0127】手順1503では、全体適用型のXSLと
表データからHTMLを作成する処理が行われ、処理を
終了する。この処理の流れの詳細については、図19の
フローチャートで示す。
【0128】入力されたXSLの文書ルート要素にst
yle−typeという名前の属性があり、その値が
“each”かどうかどうか調べられる(手順150
4)。その結果、“each”という値であるなら手順
1505を実行し、そうでなければ手順1506を実行
する。
【0129】手順1505では個別適用型のXSLと表
データから各HTMLを作成する処理が行われる。この
処理の流れの詳細については、図19フローチャートで
示す。
【0130】手順1506では全体個別両適用型のXS
Lと表データからHTML(全体HTMLおよび各個別
HTML)を作成する処理が行われ、処理を終了する。
この処理の流れの詳細については、図20のフローチャ
ートで示す。
【0131】図22は、図20の手順1402の詳細説
明であり、フローチャートで入力された表データと全体
個別適用型XSLから、全体HTMLを作成する処理の
流れをフローチャートに示したものである。これらの手
順は図18に示されるフローチャートとほぼ同じで、違
いは手順1603が加わっているだけである。
【0132】表データが入力されると、表全体のデータ
をXMLに変換する(手順1602)。この処理の流れ
の詳細については、図24のフローチャートで示す。
【0133】次に、手順1602で作成されたXMLの
文書ルート要素に対して、data−type属性を付
加し(またはすでに存在している場合は上書きし)、そ
の値を“all”とする(手順1603)。
【0134】次に、入力されたXSLを適用する(手順
1604)。なお、この処理には既存のXSLプロセッ
サ(XMLにXSLを適用してHTMLを生成するモジ
ュール)を利用することができる。これによりXMLが
変換され、表示可能なHTMLが出力される。XSL
は、図8のように、文書ルート要素の属性data−t
ypeの値がallでなければ表全体の情報を含む整形
方法を取るように作成されているため、表全体の情報を
含むHTMLが出力される。
【0135】最後に、手順1604で作成されたHTM
Lをファイルとして出力する(手順1605)。
【0136】図23は、図20の手順1403の詳細説
明であり、フローチャートで入力された表データと全体
個別適用型XSLから、個別HTMLを作成する処理の
流れをフローチャートに示したものである。これらの手
順は図3に示されるフローチャートとほぼ同じで、違い
は手順1704が加わっているだけである。
【0137】表データは、1行目がレコードの属性名、
2行目以降は各レコードの値が格納されている。XML
化の際には、1行目に記述されている属性名をタグ名と
して、2行目以降の各行のレコードの値をそのタグ名の
文書要素の値として、採用する方針をとる。
【0138】表データが入力されると、表内のセルをた
どりながら表の解析処理を行うが、まず、現在の解析位
置である現在セルを、2行目1列目とする(手順170
2)。
【0139】次に、現在セルの位置する現在行に該当す
るXMLを作成する(手順1703)。この処理の流れ
の詳細については、図25のフローチャートで示す。
【0140】次に、手順1703で作成されたXMLの
文書ルート要素に対して、data−type属性を付
加し(またはすでに存在している場合は上書きし)、そ
の値を“each”とする(手順1704)。
【0141】次に、入力されたXSLを適用する(手順
1705)。これによりXMLが変換され、表示可能な
HTMLが出力される。XSLは、図8のように、文書
ルート要素の属性data−typeの値が“eac
h”であれば各行の情報を含む整形方法を取るように作
成されているため、表の各行に対応する各HTMLが出
力される。
【0142】最後に、手順1705で作成されたHTM
Lをファイルとして出力したりする(手順1706)。
【0143】次に、現在行が表データの最終行であるか
を調べる(手順1707)。もし最終行であれば、処理
は終了する。もし最終行でなければ、手順1708を実
行する。
【0144】手順1708では、現在セルを一つ下の行
一列目のセルに変更する。そして手順1703を実行す
る。
【0145】図24は、表データ全体をXMLに変換す
る処理の流れをフローチャートに示したものである。
【0146】まず、XML宣言および文書ルート要素を
もつXMLを作成する。文書ルート要素名は「カタログ
集」など何でもかまわない(手順1802)。
【0147】表データは、1行目がレコードの属性名、
2行目以降は各レコードの値が格納されている。XML
化の際には、1行目に記述されている属性名をタグ名と
して、2行目以降の各行のレコードの値をそのタグ名の
文書要素の値として、採用する方針をとる。
【0148】次に、表内のセルをたどりながら表の解析
処理を行うが、まず現在の解析位置である現在セルを2
行目1列目とする(手順1803)。
【0149】次に、現在セルの位置する現在行に該当す
るXMLを作成する(手順1804)。この処理の流れ
の詳細については、図25のフローチャートで示す。
【0150】次に、現在行が表データの最終行であるか
を調べる(手順1805)。もし最終行であれば、処理
は終了する。もし最終行でなければ、手順1806を実
行する。
【0151】手順1806では、現在セルを一つ下の行
一列目のセルに変更する。そして手順1804を実行す
る。
【0152】図25は、表データの特定行をXMLに変
換し、すでにあるXML文書に追加する処理の流れをフ
ローチャートに示したものである。この手順は他のフロ
ーチャートにおいて、表の解析の一部として呼ばれる。
他のフローチャートにおいて現在解析しているセルを以
下の説明において現在セルと呼ぶ。
【0153】表データは、1行目がレコードの属性名、
2行目以降は各レコードの値が格納されている。XML
化の際には、1行目に記述されている属性名をタグ名と
して、2行目以降の各行のレコードの値をそのタグ名の
文書要素の値として、採用する方針をとる。
【0154】まず、XMLの文書ルート要素の子供とし
て、要素を挿入して、この要素を現在要素とする。この
要素名は「商品」など何でもかまわない(手順190
2)。
【0155】次に、現在セルのデータを取り出し、XM
Lの要素値とする(手順1903)。
【0156】次に、一行目現在列のセルデータを取り出
し、XMLの要素名とする(手順1904)。
【0157】次に、手順1903・1904で決定した
要素名・要素値を持つ文書要素を、手順1902で作成
した現在要素の子供として挿入する。
【0158】次に、現在列が表データの最終列であるか
を調べる(手順1906)。もし最終列であれば、処理
は終了する。もし最終列でなければ、手順1907を実
行する。
【0159】手順1907では、現在セルを右隣のセル
に変更する。そして手順1903を実行する。
【0160】以下では、本システムのハードウェア・ソ
フトウェア構成に関するバリエーションついて簡単に説
明する。
【0161】本システムは、通常、PC等の汎用計算機
上で本ウェブページ作成システムに相当するプログラム
(ウェブページ生成プログラム)を実行することにより
実現される。ウェブページ生成プログラムは、典型的に
は、記録媒体または通信媒体を媒介にして受け渡しされ
当該PC等にインストールされる。
【0162】本システムの入力となる表データは、ハー
ドディスク等に保存中のものでもよいし、ハードディス
ク等にはまだ保存していない作成中のものでもよいし、
ハードディスク等から読み出して更新中のものでもよ
い。また、別の観点で言えば、当該PCにおいて初めて
作成されたものでもよいし、記録媒体や通信媒体を媒介
として取得したものでもよいし、それらを編集したもの
でもよい。また、他の形態のデータを表データに変換し
たものであってもよい。これらの点は、本システムのも
う一つの入力となるXSLについても同様である。ま
た、XSLおよびまたは表データについて、他のソフト
ウェアでXSL等を作成しセーブしておいて、そのXS
L等を本システムにロードするような機能のみを持つよ
うにすることも可能である。
【0163】処理途中に生成されるXMLは、適宜ハー
ドディスク等に保存してもよいし、不要であれば保存し
なくてもよい。
【0164】生成されたHTMLは、ハードディスク等
に保存してもよいし、記録媒体や通信媒体を媒介として
他のサーバやPC等に渡してもよい。
【0165】本システムでは、ユーザによる選択や指示
などの入力操作や、ユーザへのデータの表示等には、グ
ラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)を利用
もしくは他の入力手段と併用すると、より効果的である
(例えば、選択・指示の操作として、ファイル名を画面
上の所定の領域に直接記述して指定する、一覧表示され
た選択肢のうちから1つをマウスでクリックなどして選
択する、ドラッグアンドドロップにより選択・指定する
など種々の操作方法がある)。
【0166】変換すべき表データの指定と、適用すべき
XSLの指定(もしくは、変換すべき表データの指定
と、適用すべきXSLの指定と、そのXSLの種別のユ
ーザ操作による指定)の入力順序は、予め定めてもよい
し、ユーザが任意の順序でそれらを入力できるようにし
てもよい。また、ユーザが明示的な処理開始の指示を入
力する(例えば、ユーザがの開始ボタンをマウスでクリ
ックなどする)ようにしてもよいし、必要な情報が揃っ
た時点で自動的に処理を開始するようにしてもよい。
【0167】本システムの実現の仕方としては、種々の
形態がある。例えば、本システムを表計算ソフトウェア
とは独立したアプリケーションとして実現することも可
能であり、表計算ソフトウェアもしくはブラウザソフト
ウェアなどのベースとなるソフトウェアに本システムを
変換機能として組み込むことによって実現することも可
能である。
【0168】また、本発明を適用したソフトウェアは、
オペレーティングシステム上で実行されるものであって
もよいし、オペレーティングシステムなしに実行される
ものであってもよい。もちろん、前者の場合に、本発明
を適用したソフトウェアが、オペレーティングシステム
により提供される機能を利用するものであってもよい。
【0169】なお、これまで説明してきた本実施形態
は、種々変形して実施することが可能である。
【0170】例えば、上記では、スタイルシートを表デ
ータの全体に適用すべき指定が全体HTMLを生成すべ
き指定を意味し、表データのレコードに個別に適用すべ
き指定が個別HTMLを生成すべき指定を意味したが、
スタイルシートが全体適用型であるか個別適用型である
か全体個別両適用型であるかの指定と、全体HTMLを
生成するか個別HTMLを生成するか両方を生成するか
の指定とを、別々に行うようにしてもよい。例えば、全
体HTMLと個別HTMLを生成することを指定すると
ともに、全体適用型XSLと個別適用型XSLを指定す
るようにすることも可能である。
【0171】また、例えば、上記システム例では、図2
の表データの第2行目以降の1行分の個別HTMLを第
2行目以降の全レコードについて生成したが、一部のレ
コードについてのみ生成することも可能である。また、
1つの個別HTMLに複数レコードに対応する情報を含
めることも可能である、この場合にも、全レコードがい
ずれかの個別HTMLに含まれるように生成すること
も、一部のレコードについてのみ生成することも可能で
ある。
【0172】また、上記システム例では、表データの第
1行目にはレコードの属性名が記述されるものとして説
明したが、表データの第1行目に相当する情報は別途与
えるものとして、表データの第1行目の記述を省略する
ことも可能である(表データの第1行目から属性値を記
述することも可能であるまた、図2とは異なる構造の表
データを対象とすることも可能である。
【0173】また、本実施形態では、HTMLに変換し
た表データの内容を変更する場合、変換されたHTML
を直接変更するのではなく、内容変更後の表データを再
度HTMLに変換させることによって、簡単にHTML
の内容を変更することができるが、この表データ変更後
のHTMLへの再変換を自動化するようにしてもよい。
例えば、表データの内容が変更された場合に、システム
側でこれを検出して、内容が変更される都度もしくは内
容変更されたデータ量が基準量を越える都度自動的にH
TMLへの再変換を行うようにしてもよい。また、例え
ば、表データの編集モードにおいて一定周期毎にHTM
Lへの再変換を行うようにしてもよい。また、この表デ
ータ変更後のHTMLへの自動再変換の機能を使用する
かしないかを、ユーザが設定可能としてもよい。
【0174】さて、従来技術として、OODB(Obj
ect Oriented Data Base)やR
DB(Relational Data Base)な
どのデータベースに格納されているデータを、クエリー
を通じてHTMLとして取り出すソフトウェアは存在し
ていたが、DBの構築はコストおよび手順のかかる処理
であり、ウェブページを半自動で手軽に作成するツール
としては不適である。また、オフィスで管理されるデー
タは、手軽な表計算ソフトウェアなどによって記述され
ていることが多い。これらのデータからウェブページを
作成するには、手動でHTMLを作成するしかなかっ
た。この方法は、その場しのぎ的であり、毎回一定のコ
ストを強いられるだけでなく、人為的なミスが起こる可
能性が高い。本システムによれば、XMLを介して表デ
ータから簡単にウェブページを作成するオーサリングツ
ールを提供することができ、また上記の問題を解決する
ことができる。また、従来技術として、XMLとXSL
を取り扱うオーサリングツールは存在するが、いずれの
オーサリングツールもXSLはXML全体に適用され
る。本システムは、表の各行のデータごとに順次XSL
を適用する機能を有しており、列挙された各データに対
応する各ウェブページを1アクションでまとめて出力す
ることができる。ウェブ上で商品を扱うショッピングサ
イトでは、商品一覧情報および商品それぞれの詳細情報
を掲載する構成となっている場合が多いが、このような
ショッピングサイトのウェブページ群を1アクションで
出力することができ、有効である。
【0175】なお、以上の各機能は、ソフトウェアとし
ても実現可能である。
【0176】また、本実施形態は、コンピュータに所定
の手段を実行させるための(あるいはコンピュータを所
定の手段として機能させるための、あるいはコンピュー
タに所定の機能を実現させるための)プログラムを記録
したコンピュータ読取り可能な記録媒体としても実施す
ることもできる。
【0177】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、その技術的範囲において種々変形して
実施することができる。
【0178】
【発明の効果】本発明によれば、表計算ソフトウェア用
の表データから簡単にHTMLデータを作成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るウェブページ作成シ
ステムの基本的な構成例について説明するための図
【図2】同実施形態に係るウェブページ作成システムへ
の入力となる表データの一例を示す図
【図3】同実施形態に係るウェブページ作成システムに
おいて入力された表データの全体を変換(生成)したX
MLの一例を示す図
【図4】全体適用型XSL(フラグなし)の一例を示す
【図5】同実施形態に係るウェブページ作成システムに
おいて入力された表データを個別に変換(生成)したX
MLの一例を示す図
【図6】同実施形態に係るウェブページ作成システムに
おいて入力された表データを個別に変換(生成)したX
MLの一例を示す図
【図7】個別適用型XSL(フラグなし)の一例を示す
【図8】全体個別適用型XSL(フラグなし)の一例を
示す図
【図9】全体適用型XSL(フラグあり)の一例を示す
【図10】個別適用型XSL(フラグあり)の一例を示
す図
【図11】全体個別適用型XSL(フラグあり)の一例
を示す図
【図12】同実施形態に係るウェブページ作成システム
により変換(生成)された全体適用型HTMLの一例を
示す図
【図13】同実施形態に係るウェブページ作成システム
により変換(生成)された個別適用型HTMLの一例を
示す図
【図14】同実施形態に係るウェブページ作成システム
により変換(生成)された個別適用型HTMLの一例を
示す図
【図15】図12、図13、図14のHTMLをウェブ
ブラウザにより表示した例を示す図
【図16】同実施形態に係るウェブページ作成システム
の実行画面例を示す図
【図17】同実施形態に係るウェブページ作成システム
の構成例を示す図
【図18】表データおよび全体適用型XSL(フラグな
し)が入力されたときの処理手順の一例を示すフローチ
ャート
【図19】表データおよび個別適用型XSL(フラグな
し)が入力されたときの処理手順の一例を示すフローチ
ャート
【図20】表データおよび全体個別両適用型XSL(フ
ラグなし)が入力されたときの処理手順の一例を示すフ
ローチャート
【図21】表データおよびフラグつきXSLが入力され
たときの処理手順の一例を示すフローチャート
【図22】表データおよび全体個別両適用型XSL(フ
ラグなし)が入力されたときの処理のうち、全体HTM
Lを作成する処理手順の一例を示すフローチャート
【図23】表データおよび全体個別両適用型XSL(フ
ラグなし)が入力されたときの処理のうち、個別HTM
Lを作成する処理手順の一例を示すフローチャート
【図24】表データ全体をXMLに変換するときの処理
手順の一例を示すフローチャート
【図25】表データの特定行をXMLに変換して、現在
保持しているXMLに追加するときの処理手順の一例を
示すフローチャート
【符号の説明】
101…表データ 102,1102…表−XML変更モジュール 103…XML 104…フラグなしXSL 105…XML−HTML変換モジュール 107,1105…XSL種別判定モジュール 108…フラグありXSL 109…全体適用型HTML 110…個別適用型HTML 1101…表データ入力部 1103…XMLモジュール保存部 1104…スタイルファイル入力部 1106…全体適用型XML−HTML変換モジュール 1107…個別適用型XML−HTML変換モジュール 1108…全体個別適用型XML−HTML変換モジュ
ール 1109…全体HTMLファイル出力モジュール 1110…個別HTMLファイル群出力モジュール 1111…全体個別HTMLファイル群出力モジュール

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表計算ソフトウェア用の表データを入力と
    してHTMLデータを作成するHTMLデータ作成方法
    であって、 対象となる表データを特定する情報を入力し、 この情報の入力に基づいて特定された前記表データを、
    該表データから部分的に取り出された部分データを含む
    XMLデータに変換し、 この変換により得られたXMLデータにスタイルシート
    を適用して、前記表データから部分的に取り出された部
    分データを含むHTMLデータを作成することを特徴と
    するHTMLデータ作成方法。
  2. 【請求項2】表計算ソフトウェア用の表データを入力と
    してHTMLデータを作成するHTMLデータ作成方法
    であって、 対象となる表データを特定する情報を入力し、 この情報の入力に基づいて特定された前記表データを、
    該表データの全体を含むXMLデータに変換し、このX
    MLデータにスタイルシートを適用して、該表データの
    全体を含むHTMLデータを作成する第1の処理と、該
    表データを、該表データから部分的に取り出された部分
    データを含むXMLデータに変換し、この変換により得
    られたXMLデータにスタイルシートを適用して、該表
    データから部分的に取り出された部分データを含むHT
    MLデータを作成する第2の処理とのうちの、外部から
    の指示に基づいて特定されるいずれか一方または双方を
    行うことを特徴とするHTMLデータ作成方法。
  3. 【請求項3】前記外部からの指示は、指示の内容を示す
    情報を前記スタイルシート内に記述することによって行
    われ、 前記スタイルシート内に記述された前記情報を参照する
    ことによって、実行すべき前記処理を特定することを特
    徴とする請求項2に記載のHTMLデータ作成方法。
  4. 【請求項4】前記第1の処理にて適用すべき部分と前記
    第2の処理にて適用すべき部分とを含むスタイルシート
    が与えられた場合には、該スタイルシートの前記第1の
    処理にて適用すべき部分を用いて前記第1の処理を行う
    とともに、該スタイルシートの前記第2の処理にて適用
    すべき部分を用いて前記第2の処理を行うことを特徴と
    する請求項2に記載のHTMLデータ作成方法。
  5. 【請求項5】前記表データの全体を含むHTMLデータ
    と、前記表データから部分的に取り出された部分データ
    を含むHTMLデータが作成される場合に、前記表デー
    タの全体を含むHTMLデータ内に、前記表データから
    部分的に取り出された部分データを含むHTMLデータ
    へのリンクを形成するための情報を記述することを特徴
    とする請求項2に記載のHTMLデータ作成方法。
  6. 【請求項6】前記表データの、該表データから部分的に
    取り出された部分データを含むXMLデータへの変換で
    は、前記表データの全体を含むXMLデータを一旦生成
    した後に、この生成されたXMLデータから、前記表デ
    ータから部分的に取り出された部分データを含むXML
    データを抽出することによって、該変換を行うことを特
    徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のHT
    MLデータ作成方法。
  7. 【請求項7】前記HTMLデータが作成された後にその
    もととなった前記表データの内容が変更されたことが検
    出された場合に、当該変更後の表データをもとにして再
    度前記HTMLデータを生成し直すことを特徴とする請
    求項1ないし6のいずれか1項に記載のHTMLデータ
    作成方法。
  8. 【請求項8】前記表データから部分的に取り出された部
    分データを含むXMLデータの作成では、前記表データ
    を複数の部分データに分割したときの当該部分データを
    排他的に含む複数のXMLデータを作成することを特徴
    とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のHTM
    Lデータ作成方法。
  9. 【請求項9】前記部分データは、前記表データ中の一つ
    の行に相当するデータを含むものであることを特徴とす
    る請求項1ないし8のいずれか1項に記載のHTMLデ
    ータ作成方法。
  10. 【請求項10】前記表データの第1行目の各列には、各
    属性の種別を示す情報が記述され、 前記表データの第2行目の以降の各行には、その行の各
    列において、その列に対応する第1行目の列の属性につ
    いての値を示す情報がそれぞれ記述され、 前記表データから部分的に取り出された部分データを含
    むXMLデータは、前記表データの第2行目以降のいず
    れかの行に記述された属性の値を示す情報を含むもので
    あることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項
    に記載のHTMLデータ作成方法。
  11. 【請求項11】表計算ソフトウェア用の表データを入力
    としてHTMLデータを作成するHTMLデータ作成シ
    ステムであって、 XMLデータに適用してHTMLデータを生成するため
    のスタイルシートの指定を受けるスタイルシート指定手
    段と、 前記スタイルシート指定手段にて指定されたスタイルシ
    ートを、前記表データの全体に対し適用して1つの全体
    HTMLデータを生成すべきかおよびまたは前記表デー
    タを構成する部分データの各々に対し適用して部分デー
    タ毎の個別HTMLデータを生成すべきかを特定する適
    用方法特定手段と、 前記全体HTMLデータの生成が特定された場合に、前
    記表データの全体を含む1つの全体XMLデータを生成
    し、前記個別HTMLデータの生成が特定された場合
    に、前記表データを構成する部分データの一つを含む部
    分データ毎の個別XMLデータを生成する手段と、 前記全体HTMLデータの生成が特定された場合に、生
    成された前記全体XMLデータに、指定を受けた前記ス
    タイルシートを適用して、全体HTMLデータを生成
    し、前記個別HTMLデータの生成が特定された場合
    に、生成された前記個別XMLデータに、指定を受けた
    前記スタイルシートを適用して、個別HTMLデータを
    生成する手段とを備えたことを特徴とするHTMLデー
    タ作成システム。
  12. 【請求項12】前記部分データは、前記表データの行を
    単位として含むものであることを特徴とする請求項11
    に記載のHTMLデータ作成システム。
  13. 【請求項13】前記適用方法特定手段は、前記スタイル
    シートの指定を受ける際に、該スタイルシートが前記全
    体HTMLデータを生成するために適用されるべきか、
    前記個別HTMLデータを生成するために適用されるべ
    きか、または前記全体HTMLデータおよび前記個別H
    TMLデータを生成するために適用されるべきかについ
    ての明示的な指定を受けることによって前記特定を行う
    ことを特徴とする請求項11に記載のHTMLデータ作
    成システム。
  14. 【請求項14】前記適用方法特定手段は、指定された前
    記スタイルシート中に記述されている、該スタイルシー
    トが前記全体HTMLデータを生成するために適用され
    るべきか、前記個別HTMLデータを生成するために適
    用されるべきか、または前記全体HTMLデータおよび
    前記個別HTMLデータを生成するために適用されるべ
    きかを示す情報を参照することによって前記特定を行う
    ことを特徴とする請求項11に記載のHTMLデータ作
    成システム。
  15. 【請求項15】前記スタイルシート指定手段は、前記全
    体HTMLデータを生成するために適用されるべきこと
    を明示して前記スタイルシートを指定するモード、前記
    個別HTMLデータを生成するために適用されるべきこ
    とを明示して前記スタイルシートを指定するモード、前
    記全体HTMLデータおよび前記個別HTMLデータを
    生成するために適用されるべきことを明示して前記スタ
    イルシートを指定するモード、適用の仕方を当該スタイ
    ルシート中に記述して指定するモードの選択設定を受け
    るために、画面上に各モードに対応する特定の画像を表
    示し、いずれかの画像がユーザにより選択された場合
    に、選択された画像に対応するモードが選択されたもの
    と判断して該モードを設定するグラフィカル・ユーザ・
    インタフェースを有し、 前記適用方法特定手段は、設定されている前記モードに
    応じて前記特定を行うことを特徴とする請求項11に記
    載のHTMLデータ作成システム。
  16. 【請求項16】表計算ソフトウェア用の表データを入力
    としてHTMLデータを作成するHTMLデータ作成プ
    ログラムであって、 対象となる表データを、該表データから部分的に取り出
    された部分データを含むXMLデータに変換させ、 この変換により得られたXMLデータにスタイルシート
    を適用させて、前記表データから部分的に取り出された
    部分データを含むHTMLデータを作成させるためのプ
    ログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒
    体。
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