JP4598718B2 - 情報管理装置及び情報管理方法並びにプログラム - Google Patents

情報管理装置及び情報管理方法並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、電子カルテ情報や車両等の整備記録や検査記録、システムの運転日誌やメンテナンス記録、家計簿等の管理情報をその診察日や検査日等の日付に関連付けて記憶し、適宜利用できるように管理するための情報管理装置及び情報管理方法並びにその方法をコンピュータ上で実行させるためのプログラムに関する。
従来、医師により作成され電子データとしてハードディスク装置等の記憶装置に記憶された診察情報(電子カルテ情報)を管理するための情報管理装置として電子カルテシステムが用いられている。このような電子カルテシステムは、汎用コンピュータ等を用いて構築したシステムであり、患者毎にデータファイルを作成し、診察毎に作成した診察情報を電子化データとして保存しておき、ユーザ(医師)の指示により表示画面にページ単位で表示するものやスクロールさせて表示させるものが一般的である。特に、ページ単位で表示するものは従来の紙のカルテに近似した感覚で利用できるため使い勝手がよい。
しかしながら、ある患者の治療期間が長期間になり来院日が増加したり入院によりほぼ毎日診察を行ったりした場合は、診察情報は通常、診察日単位で保存されるため、診察に必要な過去の診断結果や検査結果等を把握するには、過去のカルテを表示画面上に最初のページから1ページずつ表示させ、或いは全体を少しずつスクロールさせながら表示させ、必要な情報を目で見ながら探す必要があり、過去の診察情報を把握する作業が極めて煩雑で多大な時間がかかっていた。また、この時、過去のカルテ全てに目を通す必要はなく重要事項や関連事項を確認すればよいが、重要事項や関連事項を探すにはやはり1ページずつ表示するか少しずつスクロールさせる必要があり煩雑で手間がかかっていた。
このような従来の問題点を解決するために、本出願人が出願した電子カルテシステムがあり、特許文献1に開示されている。
特許文献1に記載の電子カルテシステムは、診療記録シート(画面上にシートとして表示される情報。すなわち電子カルテ情報)を表示する表示画面の少なくとも左右いずれか一方の側部に、ユーザが指定する日付に対応した診療記録シートを呼び出して表示させるための日付ボタンを日付順に表示する表示手段を備えている。この電子カルテシステムによれば、各診療記録シートを日付ボタンと対応させているので、ユーザ(例えば医師等)は日付ボタンを選択するだけで多数の診療記録シートの中から所望の診療記録シートを容易に且つ迅速に呼び出して表示させることができ、重要事項や関連事項の探索の労力を軽減し時間を短縮できるものである。また、日付ボタンの色や形をそれに対応する診療記録シートの内容に応じて変える(例えば診療科毎に異なる色とする)ことで内容の探索を容易にしている。
また、従来の電子カルテシステムとしては、特許文献2に「診療情報表示端末」として開示されたもの、及び特許文献3に「診療支援装置」として開示されたものがある。
特許文献2には、日付と診療内容を対応させて一覧表示する診療情報端末装置において、日付表示部の左端に「PAST」の文字を、右端に「FUTURE」の文字を表示して同一画面に表示しきれなかった診療内容を圧縮表示することが記載されている。
特許文献3には、電子カルテ機能を備えた診療支援装置において、ユーザの操作入力により診療録の要約を作成する期間を指定すること、及び、指定された期間の診療データから設定条件に基づいて所定のレコードを抽出して当該期間の要約を表示することが記載されている。
特開2000−48107号公報 特開2003−132144号公報 特開2004−272825号公報
しかしながら、上記従来の技術では以下のような課題を有していた。
(1)特許文献1の電子カルテシステムでは、患者の診察期間が長期間になったり入院したりすると診察日の数も多くなり、結果として表示画面に表示される日付ボタンの数が多くなる。必要な情報を表示させるには日付ボタンを一つ一つ選択して診療記録シートを表示させながら所望の情報を探さなければならず、日付ボタンが増加するにつれ探索に手間と時間を要し、限られた診察時間内に探索するのが困難であるという課題を有していた。
(2)限られた大きさの表示領域に多数の日付ボタンを表示するためには、日付ボタンを小さくしたり一部を隠して表示したりしなければならず、表示画面が見づらくなるという課題を有していた。
(3)診療記録シートには診察情報を漏れなく記載しなければならないため保存される情報量が多くなり、過去のカルテを1ページずつ表示させたのでは情報量の増加と共に探索にかかる手間及び時間が増加するが、判断ミスや事故を起こさないためには、診察情報を取捨選択することはできず、手間や時間を軽減する方法がなかった。
(4)特許文献2の診療情報表示端末は、単に診療内容の実施日に相当する日付をカレンダ形式で表示し、実施した診療項目に該当する枠内にマークを表示しているだけなので、症状、所見、治療内容等の重要な情報が表示されず、結局、診察に必要且つ十分な情報を得るにはカルテ情報を参照しなければならず煩雑な作業を必要とするという課題を有していた。
(5)また、圧縮した期間においても単に実施した診療項目の枠内にマークを集合表示しているだけ、すなわち表示形態を変えているだけなので、ユーザの指示に基づいて要約情報の編集、表示を行うことができないという課題を有していた。
(6)モニタ画面の大きさに応じて圧縮表示期間を自動で設定しているので、ユーザの判断で任意の期間を圧縮表示することはできず、個々のユーザにとって情報を管理し易い表示形態を適切にとることができず利便性に欠けるという課題を有していた。
(7)特許文献3の診療支援装置は、所定の期間内の受信日毎の診療情報の差異を比較し、差異の有無に基づいて自動で要約化しているため、患者の訴えや症状、所見といった数値化、記号化できない情報の要約化はできず、数値や記号等の要約情報だけでは診察時において患者の過去のカルテ情報を把握するのに十分でないという課題を有していた。
(8)また、要約化といっても単に診療情報を所定の条件(差異の有無)に基づいて抽出するだけなので、単なる情報の抽出であり記憶された情報の表示形態を変えたに過ぎず、情報の有用性を高めるものではない。すなわち医師の主観的な情報(所見等)は全く含まれておらず、過去の診断等を把握するのに十分でないと共に、個々の医師にとって情報を管理し易い要約情報の表示形態を適切にとることができず情報として有用性が低く使用性に欠けるという課題を有していた。
(9)また、上述のように抽出し表示形態を変えた情報は保存性のあるものではなく、表示形態を変えた情報を表示するとき毎にユーザは一々操作入力しなければならず手間がかかり利便性に欠けるという課題を有していた。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、画面上に表示された複数の日付ボタン(画面上に表示される矩形状等の領域であり、選択することで所定の信号がCPUに入力されるもの)の内、ユーザが指定した任意の日付ボタンを圧縮して期間ボタンとして表示することができ、表示されるボタン数を少なくして情報探索のためのボタン選択の操作性を向上できると共に管理情報の表示領域を広くとることができ、また、日付ボタンのどの期間を圧縮したかを時系列配置のボタン群中の期間ボタンの位置に基づいて視覚的に容易に確認でき、ユーザが所望の管理情報を探索し易く、また、ユーザの指示に基づいて所定期間の管理情報の要約情報を容易に編集でき、情報の有用性を高めると共にそれを期間ボタンと対応させることで特別な操作を行うことなく所望の要約情報を容易に表示させることができ、情報の把握の正確性を低下させることなく情報探索にかかる手間を軽減し時間を短縮できる利便性に優れた情報管理装置及び情報管理方法並びにその方法をコンピュータ上で実行させるためのプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の情報管理装置は、以下の構成を有している。
本発明の請求項1に記載の発明は、所定の管理情報と日付とが関連付けられて記憶された記憶装置と、表示装置と、入力装置と、全体を制御する中央処理装置とを備え、中央処理装置は、管理情報の各々の日付に対応する複数の日付ボタンを時系列順に表示装置の画面上のボタン表示領域に表示するボタン群表示処理手段と、入力装置からの入力に基づいて選択された日付ボタンの日付に対応する管理情報を表示装置の画面上の管理情報表示領域に表示する管理情報表示手段とを備えた情報管理装置であって、中央処理装置は、入力装置からの入力に基づいて圧縮対象期間の開始日と終了日に対応する2つの日付ボタンが選択されたか否かを判定する開始日終了日選択判定手段と、入力装置からの入力に基づいて圧縮指示が入力されたか否かを判定する圧縮指示入力判定手段と、圧縮指示が入力されたと判定した場合に選択された2つの日付ボタンの日付を開始日データ及び終了日データとして有する圧縮期間レコードを追加登録する圧縮期間レコード追加登録手段とを備え、ボタン群表示処理手段は、選択された2つの日付ボタン間の複数の日付ボタンを1つの期間ボタンに圧縮してボタン表示領域に表示する構成を有している。
この構成により、以下のような作用を有する。
(1)画面上に表示された複数の日付ボタンの内、ユーザが入力装置で圧縮しようとする2つの日付ボタンを選択するだけで、指定した2つの日付ボタンの間の複数の日付ボタンを圧縮して1つの期間ボタンとして表示することができ、表示されるボタン数を少なくしてボタン選択の操作性を向上できると共に管理情報表示領域を広くとることができ、ユーザが所望の管理情報を探索し易い。
(2)ユーザの判断で任意の期間の日付ボタンを圧縮できるので、個々のユーザにとって見やすく情報の探索がし易いように適宜表示させることができ、ユーザの要望に細かく対応でき使い勝手がよい。
(3)時系列順に表示された日付ボタン群の行列の途中に時系列順を維持したまま期間ボタンが表示されるので、ユーザは全ての日付ボタンのどの期間を圧縮したかを期間ボタンの位置に基づいて容易に確認できる。
(4)入力装置からの入力に基づいて期間ボタンを対応する複数の日付ボタンに戻す手段を備えれば、所望の期間ボタンを選択するだけで元に戻すことができ、日付ボタンの圧縮及びその解除を簡単な操作で行える。
本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報管理装置であって、中央処理装置は、入力装置からの入力に基づいて選択された期間ボタンに対応する要約情報を表示装置の画面上の要約情報表示領域に表示する要約情報表示手段を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)所定期間(圧縮対象期間)に含まれる管理情報の要約情報を表示することで、ユーザはその期間の管理情報の全体や概要を要約情報から容易に把握でき、その要約情報からその期間には必要な情報がないと判断できれば、その期間の管理情報を1ページずつ見る必要がなく、無駄な手間及び時間を省略できる。
(2)期間ボタンを選択するだけで対応する所定期間の要約情報を表示させることができ、期間とその要約情報とが対応しているため、ユーザはどの期間の要約情報かを期間ボタンの位置で容易に確認でき、情報を正確に且つ容易に理解できる。
本発明の請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の情報管理装置であって、中央処理装置は、要約情報を編集する要約編集処理手段を備え、要約編集処理手段は、表示装置の画面上に編集領域を有する要約編集ウインドウを表示する要約編集ウインドウ表示手段と、入力装置からの入力に基づいて編集領域に情報を入力し表示する編集領域入力表示処理手段と、編集領域に入力された情報を要約情報として登録する要約情報登録手段とを備えた構成を有している。
この構成により、請求項2の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)ユーザの指示に基づいて所定期間の管理情報の要約情報を容易に編集でき、編集した要約情報をその期間と関連付けて記憶する(登録する)ことができ、ユーザが入力装置で期間ボタンを選択するだけで対応する要約情報を容易に且つ迅速に表示させることができる。
(2)ユーザの判断で任意の期間の要約情報を編集できるので、その期間における重要な情報や必要と判断される情報等を抽出すると共にユーザの主観的な情報等を付加することで情報の有用性を高めることができ、個々のユーザにとって見やすく情報の探索がし易いように適宜要約情報を作成し表示させることができる。
本発明の請求項4に記載の発明は、請求項3の記載の情報管理装置であって、要約編集処理手段は、期間ボタンに対応する圧縮対象期間に含まれる全て又は所定の項目情報を表示装置の画面上に項目表示ウインドウとして表示する項目表示ウインドウ表示手段を備えた構成を有している。
この構成により、請求項3の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)要約情報の編集時にユーザは圧縮対象期間に含まれる項目情報を参照しながら要約情報を容易に且つ正確に編集することができる。
本発明の請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の内いずれか1項に記載の情報管理装置であって、ボタン群表示処理手段は、ボタン表示領域に表示された複数の日付ボタン又は期間ボタンの内、隣り合う日付ボタン又は期間ボタンの間又は境界線上に、隣り合う日付ボタン又は期間ボタンの間の空き期間を表示する構成を有している。
この構成により、請求項1乃至4の内いずれか1項の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)ユーザは必要な情報の探索のために日付ボタン又は期間ボタンを選択する際に空き期間を参照しながら選択でき、情報探索の手間を軽減し及び時間を短縮できる。
(2)ユーザは圧縮対象期間の開始日と終了日の日付ボタンを選択する際に空き期間を参照しながら選択できるので、例えば空き期間が長い箇所を区切りとして日付ボタンを圧縮する場合に区切りの前後の日付ボタンを容易に探索して選択でき、日付ボタンを圧縮する操作を容易に行うことができる。
本発明の請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の内いずれか1項に記載の情報管理装置であって、管理情報が電子カルテ情報であり日付が診察日である構成を有している。
この構成により、請求項1乃至5の内いずれか1項の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)ユーザである医師の判断で任意の期間(所定の疾病の治療期間、入院期間、妊娠期間等)の日付ボタンを圧縮できると共にその期間の要約情報を編集できるので、患者の過去の病歴や入院歴等に基づいて区切りをつけて日付ボタンを圧縮し、その期間の総合的な判断や要約情報を編集し作成することで迅速な情報探索が可能になり、短い診察時間でも時間内に情報探索ができ短時間で正確に診断することができる。
(2)所定期間の電子カルテ情報の要約情報を表示することで、医師はその期間の患者の訴えや患者の症状、所見、検査結果、治療内容等を要約情報から容易に把握できると共に、その要約情報からその期間には今回の診察に必要な情報がないと判断できれば、その期間の電子カルテ情報を1ページずつ見る必要がなく、無駄な手間及び時間を省略できる。
本発明の請求項7に記載の発明は、日付と関連付けられて記憶装置に記憶された管理情報の各々の日付に対応する複数の日付ボタンを時系列順に表示装置の画面上のボタン表示領域に表示するボタン群表示処理ステップと、入力装置からの入力に基づいて選択された日付ボタンの日付に対応する管理情報を表示装置の管理情報表示領域に表示する管理情報表示ステップと、を備えた情報管理方法であって、入力装置からの入力に基づいて圧縮対象期間の開始日と終了日に対応する2つの日付ボタンが選択されたか否かを判定する開始日終了日選択判定ステップと、入力装置からの入力に基づいて圧縮指示が入力されたか否かを判定する圧縮指示入力判定ステップと、圧縮指示が入力されたと判定した場合に選択された2つの日付ボタンの日付を開始日データ及び終了日データとして有する圧縮期間レコードを追加登録する圧縮期間レコード追加登録ステップとを備え、続いてボタン群表示処理ステップにおいて、選択された2つの日付ボタン間の複数の日付ボタンを1つの期間ボタンに圧縮してボタン表示領域に表示する構成を有している。
この構成により、以下のような作用を有する。
(1)画面上に表示された複数の日付ボタンの内、ユーザが入力装置で圧縮しようとする2つの日付ボタンを選択するだけで、指定した2つの日付ボタンの間の複数の日付ボタンを圧縮して1つの期間ボタンとして表示することができ、表示されるボタン数を少なくしてボタン選択の操作性を向上できると共に管理情報表示領域を広くとることができ、ユーザが所望の管理情報を探索し易い。
(2)ユーザの判断で任意の期間の日付ボタンを圧縮できるので、個々のユーザにとって見やすく情報の探索がし易いように適宜表示させることができ、ユーザの要望に細かく対応でき使い勝手がよい。
(3)時系列順に表示された日付ボタン群の行列の途中に時系列順を維持したまま期間ボタンが表示されるので、ユーザは全ての日付ボタンのどの期間を圧縮したかを期間ボタンの位置に基づいて容易に確認できる。
(4)入力装置からの入力に基づいて期間ボタンを対応する複数の日付ボタンに戻す手段を備えれば、所望の期間ボタンを選択するだけで元に戻すことができ、日付ボタンの圧縮及びその解除を簡単な操作で行える。
本発明の請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の情報管理方法であって、入力装置からの入力に基づいて選択された期間ボタンに対応する要約情報を表示装置の画面上の要約情報表示領域に表示する要約情報表示ステップを備えた構成を有している。
この構成により、請求項7の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)所定期間(圧縮対象期間)に含まれる管理情報の要約情報を表示することで、ユーザはその期間の管理情報の全体や概要を要約情報から容易に把握でき、その要約情報からその期間には必要な情報がないと判断できれば、その期間の管理情報を1ページずつ見る必要がなく、無駄な手間及び時間を省略できる。
(2)期間ボタンを選択するだけで対応する所定期間の要約情報を表示させることができ、期間とその要約情報とが対応しているため、ユーザはどの期間の要約情報かを期間ボタンの位置で容易に確認でき、情報を正確に且つ容易に理解できる。
本発明の請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の情報管理方法であって、要約情報を編集する要約編集処理ステップを備え、要約編集処理ステップは、表示装置の画面上に編集領域を有する要約編集ウインドウを表示する要約編集ウインドウ表示ステップと、入力装置からの入力に基づいて編集領域に情報を入力し表示する編集領域入力表示処理ステップと、編集領域に入力された情報を要約情報として登録する要約情報登録ステップとを備えた構成を有している。
この構成により、請求項8の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)ユーザの指示に基づいて所定期間の管理情報の要約情報を容易に編集でき、編集した要約情報をその期間と関連付けて記憶する(登録する)ことができ、ユーザが入力装置で期間ボタンを選択するだけで対応する要約情報を容易に且つ迅速に表示させることができる。
(2)ユーザの判断で任意の期間の要約情報を編集できるので、その期間における重要な情報や必要と判断される情報等を抽出すると共にユーザの主観的な情報等を付加することで情報の有用性を高めることができ、個々のユーザにとって見やすく情報の探索がし易いように適宜要約情報を作成し表示させることができる。
本発明の請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の情報管理方法であって、要約編集処理ステップは、期間ボタンに対応する圧縮対象期間に含まれる全て又は所定の項目情報を表示装置の画面上に項目表示ウインドウとして表示する項目表示ウインドウ表示ステップを備えた構成を有している。
この構成により、請求項9の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)要約情報の編集時にユーザは圧縮対象期間に含まれる項目情報を参照しながら要約情報を容易に且つ正確に編集することができる。
本発明の請求項11に記載の発明は、請求項7乃至10の内いずれか1項に記載の情報管理方法であって、ボタン群表示処理ステップにおいて、ボタン表示領域に表示された複数の日付ボタン又は期間ボタンの内、隣り合う日付ボタン又は期間ボタンの間又は境界線上に、隣り合う日付ボタン又は期間ボタンの間の空き期間を表示する構成を有している。
この構成により、請求項7乃至10の内いずれか1項の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)ユーザは必要な情報の探索のために日付ボタン又は期間ボタンを選択する際に空き期間を参照しながら選択でき、情報探索の手間を軽減し及び時間を短縮できる。
(2)ユーザは圧縮対象期間の開始日と終了日の日付ボタンを選択する際に空き期間を参照しながら選択できるので、例えば空き期間が長い箇所を区切りとして日付ボタンを圧縮する場合に区切りの前後の日付ボタンを容易に探索して選択でき、日付ボタンを圧縮する操作を容易に行うことができる。
本発明の請求項12に記載の発明は、請求項7乃至11の内いずれか1項に記載の情報管理方法であって、管理情報が電子カルテ情報であり日付が診察日である構成を有している。
この構成により、請求項7乃至11の内いずれか1項の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)ユーザである医師の判断で任意の期間(所定の疾病の治療期間、入院期間、妊娠期間等)の日付ボタンを圧縮できると共にその期間の要約情報を編集できるので、患者の過去の病歴や入院歴等に基づいて区切りをつけて日付ボタンを圧縮し、その期間の総合的な判断や要約情報を編集し作成することで迅速な情報探索が可能になり、短い診察時間でも時間内に情報探索ができ短時間で正確に診断することができる。
(2)所定期間の電子カルテ情報の要約情報を表示することで、医師はその期間の患者の訴えや患者の症状、所見、検査結果、治療内容等を要約情報から容易に把握できると共に、その要約情報からその期間には今回の診察に必要な情報がないと判断できれば、その期間の電子カルテ情報を1ページずつ見る必要がなく、無駄な手間及び時間を省略できる。
本発明の請求項13に記載のプログラムは、コンピュータに請求項7乃至12の内いずれか1項に記載の情報管理方法の各ステップを実行させる構成を有している。
この構成により、以下のような作用を有する。
(1)汎用コンピュータにプログラムを読み込ませるだけで、請求項7乃至請求項12に記載の情報管理方法を任意の場所で任意の時間に汎用コンピュータに実行させることができる。
以上説明したように本発明によれば、以下のような有利な効果が得られる。
請求項1に記載の発明によれば、
(1)圧縮対象期間の開始日と終了日に対応する2つの日付ボタンが選択されたか否かを判定する開始日終了日選択判定手段と、圧縮指示が入力されたか否かを判定する圧縮指示入力判定手段と、圧縮指示が入力されたと判定した場合に選択された2つの日付ボタンの日付を開始日データ及び終了日データとして有する圧縮期間レコードを追加登録する圧縮期間レコード追加登録手段とを備え、ボタン群表示処理手段は、選択された2つの日付ボタン間の複数の日付ボタンを1つの期間ボタンに圧縮してボタン表示領域に表示することにより、画面上に表示された複数の日付ボタンの内、ユーザが入力装置で圧縮しようとする2つの日付ボタンを選択するだけで、指定した2つの日付ボタンの間の複数の日付ボタンを圧縮して1つの期間ボタンとして表示することができ、表示されるボタン数を少なくしてボタン選択の操作性を向上できると共に管理情報表示領域を広くとることができ、ユーザが所望の管理情報を探索し易い操作性及び利便性に優れた情報管理装置を提供することができる。
(2)ユーザの判断で任意の期間の日付ボタンを圧縮できるので、個々のユーザにとって見やすく情報の探索がし易いように適宜表示させることができ、ユーザの要望に細かく対応でき使い勝手がよい情報管理装置を提供することができる。
(3)時系列順に表示された日付ボタン群の行列の途中に時系列順を維持したまま期間ボタンが表示されるので、ユーザは全ての日付ボタンのどの期間を圧縮したかを期間ボタンの位置に基づいて容易に確認できる情報管理装置を提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加え、
(1)入力装置からの入力に基づいて選択された期間ボタンに対応する要約情報を表示装置の画面上の要約情報表示領域に表示する要約情報表示手段を備えることにより、圧縮対象期間に含まれる管理情報の要約情報を表示することで、ユーザはその期間の管理情報の全体や概要を要約情報から容易に把握でき、その要約情報からその期間には必要な情報がないと判断できれば、その期間の管理情報を1ページずつ見る必要がなく、無駄な手間及び時間を省略できる情報探索の迅速性に優れた情報管理装置を提供することができる。
(2)期間ボタンを選択するだけで対応する所定期間の要約情報を表示させることができ、期間とその要約情報とが対応しているため、ユーザはどの期間の要約情報かを期間ボタンの位置で容易に確認でき、情報を正確に且つ容易に理解できる情報管理装置を提供することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2の効果に加え、
(1)表示装置の画面上に編集領域を有する要約編集ウインドウを表示する要約編集ウインドウ表示手段と、入力装置からの入力に基づいて編集領域に情報を入力し表示する編集領域入力表示処理手段と、編集領域に入力された情報を要約情報として登録する要約情報登録手段とを備えることにより、ユーザの指示に基づいて所定期間の管理情報の要約情報を容易に編集でき、編集した要約情報をその期間と関連付けて登録することができ、ユーザが入力装置で期間ボタンを選択するだけで対応する要約情報を容易に且つ迅速に表示させることができる情報管理装置を提供することができる。
(2)ユーザの判断で任意の期間の要約情報を編集できるので、その期間における重要な情報や必要と判断される情報等を抽出すると共にユーザの主観的な情報等を付加することで情報の有用性を高めることができ、個々のユーザにとって見やすく情報の探索がし易いように適宜要約情報を作成し表示させることができる情報管理装置を提供することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3の効果に加え、
(1)期間ボタンに対応する圧縮対象期間に含まれる全て又は所定の項目情報を表示装置の画面上に項目表示ウインドウとして表示する項目表示ウインドウ表示手段を備えることにより、要約情報の編集時にユーザは圧縮対象期間に含まれる項目情報を参照しながら要約情報を容易に且つ正確に編集することができる情報管理装置を提供することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1乃至4の内いずれか1項の効果に加え、
(1)ボタン群表示処理手段は、ボタン表示領域に表示された複数の日付ボタン又は期間ボタンの内、隣り合う日付ボタン又は期間ボタンの間又は境界線上に、隣り合う日付ボタン又は期間ボタンの間の空き期間を表示することにより、ユーザは必要な情報の探索のために日付ボタン又は期間ボタンを選択する際に空き期間を参照しながら選択でき、情報探索の手間を軽減し及び時間を短縮できる情報管理装置を提供することができる。
(2)ユーザは圧縮対象期間の開始日と終了日の日付ボタンを選択する際に空き期間を参照しながら選択できるので、例えば空き期間が長い箇所を区切りとして日付ボタンを圧縮する場合に区切りの前後の日付ボタンを容易に探索して選択でき、日付ボタンを圧縮する操作を容易に行うことができる操作性に優れた情報管理装置を提供することができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1乃至5の内いずれか1項の効果に加え、
(1)患者の過去の病歴や入院歴等に基づいて区切りをつけて日付ボタンを圧縮し、その期間の総合的な判断や要約情報を編集し作成することで迅速な情報探索が可能になり、短い診察時間でも時間内に情報探索ができ短時間で正確に診断することができる利便性に優れた情報管理装置を提供することができる。
(2)医師はその期間の患者の訴えや患者の症状、所見、検査結果、治療内容等を要約情報から容易に把握できると共に、その要約情報からその期間には今回の診察に必要な情報がないと判断できれば、その期間の電子カルテ情報を1ページずつ見る必要がなく、無駄な手間及び時間を省略できる情報探索の迅速性に優れた情報管理装置を提供することができる。
請求項7に記載の発明によれば、
(1)圧縮対象期間の開始日と終了日に対応する2つの日付ボタンが選択されたか否かを判定する開始日終了日選択判定ステップと、圧縮指示が入力されたか否かを判定する圧縮指示入力判定ステップと、圧縮指示が入力されたと判定した場合に選択された2つの日付ボタンの日付を開始日データ及び終了日データとして有する圧縮期間レコードを追加登録する圧縮期間レコード追加登録ステップとを備え、続いてボタン群表示処理ステップにおいて、選択された2つの日付ボタン間の複数の日付ボタンを1つの期間ボタンに圧縮してボタン表示領域に表示することにより、画面上に表示された複数の日付ボタンの内、ユーザが入力装置で圧縮しようとする2つの日付ボタンを選択するだけで、指定した2つの日付ボタンの間の複数の日付ボタンを圧縮して1つの期間ボタンとして表示することができ、表示されるボタン数を少なくしてボタン選択の操作性を向上できると共に管理情報表示領域を広くとることができ、ユーザが所望の管理情報を探索し易い情報管理方法を提供することができる。
(2)ユーザの判断で任意の期間の日付ボタンを圧縮できるので、個々のユーザにとって見やすく情報の探索がし易いように適宜表示させることができ、ユーザの要望に細かく対応でき使い勝手がよい情報管理方法を提供することができる。
(3)時系列順に表示された日付ボタン群の行列の途中に時系列順を維持したまま期間ボタンが表示されるので、ユーザは全ての日付ボタンのどの期間を圧縮したかを期間ボタンの位置に基づいて容易に確認できる情報管理方法を提供することができる。
請求項8に記載の発明によれば、請求項7の効果に加え、
(1)入力装置からの入力に基づいて選択された期間ボタンに対応する要約情報を表示装置の画面上の要約情報表示領域に表示する要約情報表示ステップを備えることにより、圧縮対象期間に含まれる管理情報の要約情報を表示することで、ユーザはその期間の管理情報の全体や概要を要約情報から容易に把握でき、その要約情報からその期間には必要な情報がないと判断できれば、その期間の管理情報を1ページずつ見る必要がなく、無駄な手間及び時間を省略できる情報探索の迅速性に優れた情報管理方法を提供することができる。
(2)期間ボタンを選択するだけで対応する所定期間の要約情報を表示させることができ、期間とその要約情報とが対応しているため、ユーザはどの期間の要約情報かを期間ボタンの位置で容易に確認でき、情報を正確に且つ容易に理解できる情報管理方法を提供することができる。
請求項9に記載の発明によれば、請求項8の効果に加え、
(1)表示装置の画面上に編集領域を有する要約編集ウインドウを表示する要約編集ウインドウ表示ステップと、入力装置からの入力に基づいて編集領域に情報を入力し表示する編集領域入力表示処理ステップと、編集領域に入力された情報を要約情報として登録する要約情報登録ステップとを備えることにより、ユーザの指示に基づいて所定期間の管理情報の要約情報を容易に編集でき、編集した要約情報をその期間と関連付けて登録することができ、ユーザが入力装置で期間ボタンを選択するだけで対応する要約情報を容易に且つ迅速に表示させることができる情報管理方法を提供することができる。
(2)ユーザの判断で任意の期間の要約情報を編集できるので、その期間における重要な情報や必要と判断される情報等を抽出すると共にユーザの主観的な情報等を付加することで情報の有用性を高めることができ、個々のユーザにとって見やすく情報の探索がし易いように適宜要約情報を作成し表示させることができる情報管理方法を提供することができる。
請求項10に記載の発明によれば、請求項9の効果に加え、
(1)期間ボタンに対応する圧縮対象期間に含まれる全て又は所定の項目情報を表示装置の画面上に項目表示ウインドウとして表示する項目表示ウインドウ表示ステップを備えることにより、要約情報の編集時にユーザは圧縮対象期間に含まれる項目情報を参照しながら要約情報を容易に且つ正確に編集することができる情報管理方法を提供することができる。
請求項11に記載の発明によれば、請求項7乃至10の内いずれか1項の効果に加え、
(1)ボタン群表示処理ステップにおいて、ボタン表示領域に表示された複数の日付ボタン又は期間ボタンの内、隣り合う日付ボタン又は期間ボタンの間又は境界線上に、隣り合う日付ボタン又は期間ボタンの間の空き期間を表示することにより、ユーザは必要な情報の探索のために日付ボタン又は期間ボタンを選択する際に空き期間を参照しながら選択でき、情報探索の手間を軽減し及び時間を短縮できる情報管理方法を提供することができる。
(2)ユーザは圧縮対象期間の開始日と終了日の日付ボタンを選択する際に空き期間を参照しながら選択できるので、例えば空き期間が長い箇所を区切りとして日付ボタンを圧縮する場合に区切りの前後の日付ボタンを容易に探索して選択でき、日付ボタンを圧縮する操作を容易に行うことができる情報管理方法を提供することができる。
請求項12に記載の発明によれば、請求項7乃至11の内いずれか1項の効果に加え、
(1)患者の過去の病歴や入院歴等に基づいて区切りをつけて日付ボタンを圧縮し、その期間の総合的な判断や要約情報を編集し作成することで迅速な情報探索が可能になり、短い診察時間でも時間内に情報探索ができ短時間で正確に診断することができる利便性に優れた情報管理方法を提供することができる。
(2)医師はその期間の患者の訴えや患者の症状、所見、検査結果、治療内容等を要約情報から容易に把握できると共に、その要約情報からその期間には今回の診察に必要な情報がないと判断できれば、その期間の電子カルテ情報を1ページずつ見る必要がなく、無駄な手間及び時間を省略できる情報探索の迅速性に優れた情報管理方法を提供することができる。
請求項13に記載の発明によれば、
(1)汎用コンピュータに読み込ませるだけで、請求項7乃至請求項12に記載の情報管理方法を任意の場所で任意の時間に汎用コンピュータに実行させることができるプログラムを提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図1乃至図18を用いて説明する。
(実施の形態1)
まず、本実施の形態における情報管理装置のハードウェア構成について、図1及び図2を用いて説明する。
図1は本実施の形態における情報管理装置の装置ブロック図であり、図2は記憶装置に記憶された患者データファイル内のレコードとそのデータ構造を示すデータ構造図である。
図1において、1は本実施の形態における情報管理装置、2はハードディスク装置等の記憶装置、2a,2bは記憶装置2に記憶された患者データファイルであり、患者データファイルは患者毎(患者ID毎)に作成され記憶されている。3はキーボード3a及びマウス3b等のポインティングデバイスを有する入力装置、4はCRT等の表示装置、5は全体を制御するCPU(中央処理装置)であり、所定のプログラムを読み込んで後述する情報管理方法の各ステップを実行する。6は記憶装置2から読み出されたデータやプログラムが一時的に記憶されるRAM、7は起動時に実行されるプログラム等が記憶されたROMである。
図2において、8は患者レコードであり、患者毎に異なる患者IDデータを有している。9は基本情報ページレコードであり、基本情報ページIDデータ10と基本情報のレイアウトデータ11とを有している。12a〜12cは項目レコードであり、項目IDデータ13と、その項目が登録された日付の日付データ14(日付14と時刻であってもよい)と、項目名データ15(例えば性別、最大血圧等)と、その内容データ16(例えば女性、120mmHg等)と、その項目レコード12a〜12cが表示される表示位置データ17(表示されるページのページIDと座標等)と、その項目レコード12a〜12cの属性データ18とを有している。なお、属性データ18はその項目レコード12a〜12cが基本情報として設定されているか否かを示す基本情報フラグや内容データ16が異常値であるか否かを示す異常値フラグ、後述の済フラグや重要フラグ等の種々のフラグデータを含む。
19a,19bはページレコードであり、そのページのページIDデータ20と、ページの登録が行われた日付の日付データ21とを有している。21a,21bは圧縮期間レコードであり、開始日データ23と終了日データ24と要約データ25とを有している。
本実施の形態1の情報管理装置1は、多数の患者の電子カルテ情報を記憶装置2に記憶し、ユーザ(ここでは医師等)が入力装置3を用いて指示を入力することで、その指示に基づいて所定の情報を表示装置4に表示させ、或いは新しい情報を編集し登録する。すなわち、本実施の形態1では、管理する対象となる情報(管理情報)は電子カルテ情報である。
ここで、上記電子カルテ情報(管理情報)と患者データファイル2a,2bのレコードやデータとの関係について図2を用いて説明する。電子カルテ情報は、主に基本情報、ページ情報、項目情報、要約情報からなる。基本情報やページ情報は1乃至複数の項目情報を有し、項目情報は項目レコード12a〜12cの日付データ14と項目名データ15と内容データ16とを有する。要約情報は要約データ25を有する。
また、表示装置4の画面上には基本情報やページ情報と共に日付ボタンや期間ボタンが表示される。ここで、日付ボタン及び期間ボタンとは、画面上に表示される矩形状等の領域であり、日付や期間等が表記され、場合によっては所定の色や模様、マーク等が付され、選択(例えばマウス3bでクリック)することで所定の信号がCPU5に入力されるものである。日付ボタンに表記される日付はページレコード19a,19bの日付データ14に対応し、期間ボタンに表記される期間は圧縮期間レコード21a,21bの開始日データ23と終了日データ24に対応している。
患者レコード8と基本情報ページレコード9は新規な患者を診察する時等にその患者の患者データファイル2aの作成と共に作成される。ページレコード19a,19bはその患者の診察等が行われた日付毎に作成される。項目レコード12a〜12cはそれが属するページレコード19a,19bの作成と共に作成され、或いは既に作成されているページレコード19a,19aに対応するページ情報に項目情報が追加登録されたときに作成される。圧縮期間レコード21a,21bは後述の日付ボタンの圧縮処理において圧縮期間の追加登録毎に作成される。
なお、記憶装置2の各患者データファイル2a,2bを他のコンピュータ装置の記憶装置に記憶しておき、LAN等のネットワークを介して接続して適宜読み込むようにすることもできる。これにより、複数の情報管理装置をネットワークで接続して患者データファイル2a,2bを共有することができ、効率良く情報の利用及び管理を行うことができる。
次に、CPU5の機能実現手段について図3を用いて説明する。
図3はCPU5の機能実現手段を示す機能ブロック図である。
図3において、31は患者ID入力判定手段、32は患者データファイル読み込み手段、33はページレコード抽出手段、34は圧縮期間レコード抽出手段、35はボタン群表示処理手段、36は基本情報表示手段(管理情報表示手段)、37は開始日終了日選択判定手段、38は圧縮指示入力判定手段、39は圧縮期間レコード追加登録手段、40は取消判定手段、41はボタン選択判定手段、42はボタンマーキング手段、43はボタン群分割表示処理手段、44はページ情報表示手段(管理情報表示手段)、45は要約情報表示手段、46は期間ボタン展開表示処理手段、47は要約編集処理手段である。上記手段31〜47により実現される機能は後述するCPU5の動作と併せて説明する。
以上のように構成された本実施の形態1における情報管理装置1について、以下CPU5の動作をフローチャートと画面図等を用いて説明する。なお、本実施の形態1では、メイン処理(後述する日付ボタンの圧縮処理)の前に、ユーザにより入力された患者IDに対応する患者データファイル2aをRAM6に読み込んで基本情報と複数の日付ボタンや期間ボタン(以下、ボタン群という)を表示する処理(事前処理)を行う。まず、事前処理について図3乃至図6を用いて説明する。
図4は事前処理を示すフローチャートであり、図5は事前処理により表示装置4に表示された基本情報画面の画面図である。
図5において、Aは基本情報画面の中央部に設定された基本情報表示領域(管理情報表示領域)、Bは基本情報画面の右端部に設定されたボタン表示領域、Cは基本情報画面の左端部に設定された回数表示領域、Dは基本情報画面の左端上部に設定されたコマンドボタン表示領域、51はボタン表示領域B内に表示された複数の日付ボタン、52はボタン表示領域B内に表示された期間ボタン、53は上下の日付ボタン51又は期間ボタン52の境界線上に太線の線分として表示された空き期間、54a〜54cはコマンドボタン表示領域D内に表示されたコマンドボタンである。コマンドボタン54a〜54cについては後述するボタン選択に基づく処理と併せて説明する。
なお、期間ボタン52は後述する日付ボタン51の圧縮処理により生成されるものであるが、ここでは既に所定の日付ボタン51が圧縮処理され期間ボタン52が生成され登録されているものとして説明する。また、図5に示すように、ボタン表示領域Bには9列31行で約280個のボタン群が左から右に表示されているが、最も左列のボタン51,52以外のボタン51は左隣りのボタン51,52が上に重なったように表示されているため一部しか表示されていない。行列はデータ数の増加に応じて増加する。
図4に示すように、ユーザ(ここでは医師等)がキーボード3aから患者IDを入力すると、図3に示す患者ID入力判定手段31は患者IDが入力されたか否かを判定し(ステップS1)、入力されたと判定すると、患者データファイル読み込み手段32は入力された患者IDに対応する患者データファイル2aがあれば2aの全てのレコードを記憶装置2から読み込んでRAM6上に展開する(ステップS2)。なければ新しい患者データファイル(例えば2c)と患者レコード8を作成する。次に、ページレコード抽出手段33はRAM6に展開された患者データファイル2aから全てのページレコード19a,19b…を抽出し、RAM6上に日付順に並べた一時ファイル(ページレコードファイル)を作成する(ステップS3)。ページレコードファイルの配列表の一例を(表1)に示す。
次に、圧縮期間レコード抽出手段34はRAM6上に展開された患者データファイル2aから全ての圧縮期間レコード21a,21b…を抽出し、RAM上に一時ファイル(圧縮期間レコードファイル)を作成する(ステップS4)。圧縮期間レコードファイルの配列表の一例を(表2)に示す。
次に、ボタン群表示処理手段35は後述のボタン群表示処理を行ってボタン群51,52をボタン表示領域Bに表示する(ステップS5、ボタン群表示処理ステップ)。ボタン群51,52を表示することで、ユーザは表示画面を見ながら入力装置3でいずれかのボタン51,52を選択(マウス3bをクリック)し所定の指示(例えばページ情報の表示)を情報管理装置1に入力することができる。ボタン選択に基づく処理については後述する。ステップS5のボタン群表示処理(ボタン群表示処理手段35の動作)を図5及び図6を用いて詳細に説明する。
図6はボタン群表示処理を示すフローチャートである。
まず、基本情報画面上にボタン表示領域B(図5参照)を設定する(ステップS7)。ボタン表示領域Bは基本情報画面の右端等に設定されるが、その大きさは表示される日付ボタン51や期間ボタン52の個数、大きさ、重なり部分の長さ設定等に基づいて自動設定される。
次に、iを1に設定し(ステップS8)、(表1)のページレコードファイルにおける配列の上からi番目(ここでは1番目)のページレコード19aの日付データ14を抽出すると共に、(表2)の圧縮期間レコードファイルを参照して、抽出した日付データ14が示す日付がいずれかの圧縮期間レコード21a,21b…の開始日データ23が示す開始日から終了日データ24が示す終了日までの期間(以下、圧縮対象期間という)に含まれるか否かを判定する(ステップS9)。抽出した日付データ14の日付がいずれかの圧縮対象期間に含まれると判定した場合は、その日付が圧縮対象期間の開始日と一致するか否かを判定する(ステップS10)。一致すると判定した場合は、対応する圧縮期間レコード21aから開始日データ23と終了日データ24を抽出し、その開始日と終了日が表記された期間ボタン52の表示データを生成しボタン表示領域Bに表示する(ステップS11)。次に、iとn(ページレコードファイル内のページレコードの個数)とを比較し(ステップS12)、iがnより小さければiをi+1に設定してステップS9に戻る(ステップS13)。
ステップS9において、抽出した日付データ14の日付がいずれの圧縮対象期間にも含まれないと判定した場合は、抽出した日付データ14の日付が表記された日付ボタン51の表示データを生成しボタン表示領域Bに表示し(ステップS14)、ステップS12へ進む。
ステップS10において一致しないと判定した場合は、ボタン表示は行わずステップS12へ進む。
以上のようにしてステップS12でiがn以上になるまで、日付ボタン51の表示処理(ステップS14)又は期間ボタン52の表示処理(ステップS11)が繰り返し行われる。なお、日付ボタン51又は期間ボタン52は最初のループでボタン表示領域Bの左上部に表示され、その後のループでは直前のループで表示された日付ボタン51又は期間ボタン52の下方に隣接して順次表示される。そして、ボタン表示領域Bの最下部まで達して同じ列に表示できなくなると、その列の右側に同様に列を成して順次表示される。
ステップS12でiがn以上であれば、次に、ボタン表示領域Bに表示されている日付ボタン51又は期間ボタン52の内、上下方向に隣接する日付ボタン51又は期間ボタン52の境界線上に太線の線分として空き期間53を表示する(ステップS15)。例えば、「08/26(8月26日を示す)」が表記された日付ボタン51と「09/27(9月27日を示す)」が表記された日付ボタン51との境界線上には、各日付ボタン51の日付から算出される空き期間(32日間)に基づいて設定した長さの線分を表示する。また、日付ボタン51と期間ボタン52との境界線上の線分の長さは、日付ボタン51の日付と期間ボタン52の開始日又は終了日の日付から算出される空き期間に基づいて設定される。なお、空き期間と線分の長さとの割合や空き期間が3日未満なら表示しない等の条件は適宜設定することができる。
ステップS15の処理を行い、ボタン群表示処理を終了する。
ボタン群表示処理が終了すると、図4に示すようにステップS6に進み、基本情報表示手段36はボタン表示領域Bに接するように基本情報画面の中央部に基本情報表示領域Aを設定すると共に、項目レコード12a〜12cの属性データ18に基づいて基本情報に属する項目レコード12a〜12cを抽出し、レイアウトデータ11に基づいて項目名データ15や内容データ16等を配置した基本情報の表示データを生成し基本情報表示領域Aに表示する(ステップS6、基本情報表示ステップ(管理情報表示ステップの一つ))。図5に示すように、基本情報表示領域Aに表示される基本情報としては、例えば、患者の氏名、生年月日、住所等の個人情報、及び、分娩回数、血液型等の身体情報や検査情報、次回の来院予定等の予定情報、過去の病名やイベント(ここでは妊娠等をイベントという)名とその期間、既往歴等の履歴情報がある。
なお、本実施の形態1においては、図5に示す基本情報画面には基本情報や日付ボタン51、期間ボタン52と共に、その左端部の回数表示領域Cに月別の過去の処置回数(ここでは診察回数すなわち診察日の個数)を棒グラフとして適宜表示することができる。例えば「02/07」の表記は西暦2002年7月を示し、その下部の棒グラフの長さにより2002年7月における処置回数を表す。
次に、ボタン表示領域Bに表示された複数の日付ボタン51の圧縮処理(メイン処理)について図3、図5、図7乃至図10を用いて説明する。日付ボタン51を圧縮することで表示されるボタン数を減少させ、ボタン選択の操作性を高めると共に上述した基本情報表示領域A等を広くとって基本情報等の視認性を高める。
図7は日付ボタンの圧縮処理を示すフローチャートであり、図8は日付ボタンを選択する時の基本情報画面を示す画面図であり、図9は圧縮指示を行う時の基本情報画面を示す画面図であり、図10は圧縮処理を行って複数の期間ボタンが表示された基本情報画面を示す画面図である。
図8において、51aは開始日として選択された日付ボタン、51bは終了日として選択された日付ボタンである。図9において、55は右クリックメニュー、55a,55bは右クリックメニュー55内において各々「マーク」、「サマリー作成」と表記されたメニューボタンである。図10において、52a〜52eは期間ボタンである。
図7に示すように、まず、ユーザによる入力装置3からの入力に基づいて、図3に示す開始日終了日選択判定手段37はボタン表示領域Bに表示された日付ボタン51の中から圧縮対象期間の開始日と終了日に対応する2つの日付ボタン51a,51b(図8参照)が選択されたか否かを判定する(ステップS21、開始日終了日選択判定ステップ)。なお、ユーザによる日付ボタン51a,51bの選択操作は、例えばマウス3bを用いて一方の日付ボタン51a(又は51b)にカーソルを合わせた状態で右クリックし、表示された右クリックメニュー55内の「マーク」のメニューボタン55aをクリックし、次に他方の日付ボタン51b(又は51a)について同様にしてメニューボタン55aをクリックすることで行われる(図9参照)。メニューボタン55aのクリックによりCPU5に所定の信号(選択信号)が入力され、開始日終了日選択判定手段37は2つの選択信号がCPU5に入力された時に開始日と終了日に対応する日付ボタン51a,51bが選択されたと判定する。なお、メニューボタン55aをクリックしたときに、カーソルを合わせた日付ボタン51a,51bの外周部に太線の枠を表示し、或いはその表示色や模様を変化させることができる。これにより、ユーザに選択済みであることを確認し易く操作を円滑に行うことができる。
次に、ユーザによる入力装置3から入力に基づいて、圧縮指示入力判定手段38は圧縮指示が入力されたか否かを判定する(ステップS22、圧縮指示入力判定ステップ)。なお、ユーザによる圧縮指示の入力操作は、例えばマウス3bを用いて右クリックメニュー55の「サマリー化」のメニューボタン55bをクリックすることで行われる(図9参照)。メニューボタン55bのクリックによりCPU5に所定の信号(圧縮指示信号)が入力され、これにより、圧縮指示入力判定手段38は圧縮指示が入力されたと判定する。
圧縮指示が入力されたと判定した場合は、圧縮期間レコード追加登録手段39は新規に圧縮期間レコード21aを作成しRAM6上に展開された患者データファイル2aに追加登録する(ステップS23、圧縮期間レコード追加登録ステップ)。すなわち、圧縮期間レコード追加登録手段39は新たに圧縮期間ID22を生成すると共に、ステップS21で選択された開始日の日付ボタン51aの日付を開始日データ23とし、終了日の日付ボタン51bの日付を終了日データ24とし、要約データ25を生成し(この時はまだ要約情報の登録は行われていないため空の要約データ25となる)、これらを圧縮期間レコード21aとして追加登録する。
次に、圧縮期間レコード抽出手段34は圧縮期間レコード21aが追加登録された患者データファイル2aに基づいて新たに圧縮期間レコードファイルを作成し(ステップS24)、ボタン群表示処理手段35はボタン群表示処理を行い(ステップS25、ボタン群表示処理ステップ)、日付ボタン51の圧縮処理を終了する。ステップS24及びステップS25の処理は上述したステップS4及びステップS5(図4参照)の処理と同様であるので説明を省略する。
ステップS22で圧縮指示の入力がなければ、次に、ユーザによる入力装置3から入力に基づいて、取消判定手段40は取消指示が入力されたか否かを判定する(ステップS26)。なお、ユーザによる取消指示の入力操作は、例えば日付ボタン51a,51bの「マーク」のメニューボタン55aを再びクリックすることで行われる。メニューボタン55aの再クリックによりCPU5に所定の信号(取消指示信号)が入力され、取消判定手段40は取消指示信号が入力されたときに取消指示が入力されたと判定する。ステップS26において取消指示が入力されたと判定した場合は日付ボタン51の圧縮処理を終了し、取消指示の入力がなければステップS22に戻る。
以上のようにして、日付ボタン51aと51bの間の複数の日付ボタン51が圧縮され1つの期間ボタン52が生成され表示される(図5参照)。なお、上述した日付ボタン51の圧縮処理を繰り返すことで、複数の圧縮対象期間についてそれに含まれる日付ボタン51を順次圧縮し、複数の期間ボタン52a〜52eを表示することができる(図10参照)。これにより、ボタン表示領域B内のボタン数をボタン表示領域Bを小さく設定することができるので、基本情報表示領域Aを広く設定することができ、図5に示す場合(ボタン数が多い場合)のように基本情報の一部が隠れて表示されることがなく、基本情報の確認を容易に行うことができる。
なお、表示された期間ボタン52を複数の日付ボタン51に戻して表示する場合、すなわち圧縮処理の解除は、例えばマウス3bを用いて期間ボタン52にカーソルを合わせ右クリックメニューの「サマリー化」のメニューボタンを再びクリックする。なお、期間ボタン52を複数の日付ボタン51に戻した場合であっても、生成された要約情報は圧縮期間レコード21a,21bに要約データ25として残るため、元に戻した後、再び圧縮する場合に要約情報を再編集する必要がなく、圧縮処理に伴う入力操作を簡略化できる。
また、CPU5の機能実現手段として開始日終了日入力判定手段(図示せず)を備えてもよい。開始日終了日入力判定手段は、入力装置3の入力(例えばキーボード3aによる入力)に基づいて開始日と終了日の日付が入力されたか否かを判定する手段であり、開始日と終了日の日付が入力されたと判定した場合は、図7のステップS22に進み、ステップS22〜S25の処理を行うことで、上述したように日付ボタン51の圧縮処理が行われる。なお、この場合ステップS23においては、圧縮期間レコード追加登録手段39はキーボード3a等で入力された開始日と終了日の日付を開始日データ23と終了日データ24として圧縮期間レコード21aを追加登録する。これにより、例えばユーザが図5の基本情報表示領域Aの右上部に表示された「開始」、「終了」の下部の枠内に開始日と終了日をキーボード3aから入力した場合に、その開始日と終了日に対応する期間ボタン52をボタン表示領域Bに表示する。これにより、ユーザは状況に応じた入力操作を適宜選択して行うことができる。
次に、基本情報画面に表示された日付ボタン51又は期間ボタン52若しくはコマンドボタン54a〜54cの選択に基づく処理を図3、図11乃至図14を用いて説明する。
図11はボタン選択に基づく処理を示すフローチャートである。
図11に示すように、まず、ユーザによる入力装置3からの入力(例えばマウス3bによるボタンのクリック)に基づいて、ボタン選択判定手段41は日付ボタン51又は期間ボタン52若しくはコマンドボタン54a〜54cのいずれのボタンが選択されたかを判定する(ステップS31)。
ステップS31で日付ボタン51が選択されたと判定した場合は、ボタンマーキング手段42は選択された日付ボタン51の日付に対応するページレコード19aにマーキングデータを付加する(マーキングする)(ステップS32)。次に、ボタン群分割表示処理手段43は後述のボタン群分割表示処理を行ってボタン群51,52を左側ボタン表示領域B1と右側ボタン表示領域B2に分割して表示する(ステップS33、ボタン群分割表示処理ステップ)。ステップS33のボタン群分割表示処理(ボタン群分割表示処理手段43の動作)を図12及び図13を用いて詳細に説明する。
図12はボタン群分割表示処理を示すフローチャートであり、図13はボタン群分割表示処理の後にページ情報が表示されたページ情報画面の画面図であり、図14はボタン群分割表示処理の後に要約情報が表示された要約情報画面の画面図である。
図13において、B1はページ情報画面の回数表示領域Cの右側部に設定された左側ボタン表示領域、B2はページ情報画面の右端部に設定された右側ボタン表示領域、Eは左側ボタン表示領域B1と右側ボタン表示領域B2の間に設定されたページ情報表示領域(管理情報表示領域)である。図14において、Fは左側ボタン表示領域B1と右側ボタン表示領域B2の間に設定された要約情報表示領域である。
図12において、まず、ページ情報画面上に左側ボタン表示領域B1及び右側ボタン表示領域B2を設定する(ステップS41)。次に、日付ボタン51や期間ボタン52の表示対象領域を左側ボタン表示領域B1に設定する(ステップS42)。次に、iを1に設定し(ステップS43)、上述した(表1)のページレコードファイルにおける配列の上からi番目(ここでは1番目)のページレコード19aの日付データ14を抽出すると共に、(表2)の圧縮期間レコードファイルを参照して、抽出した日付データ14が示す日付がいずれかの圧縮期間レコード21a,21b…の圧縮対象期間に含まれるか否かを判定する(ステップS44)。抽出した日付データ14の日付がいずれかの圧縮対象期間に含まれると判定した場合は、その日付が圧縮対象期間の開始日と一致するか否かを判定する(ステップS45)。一致すると判定した場合は、対応する圧縮期間レコード21aから開始日データ23と終了日データ24を抽出し、その開始日と終了日が表記された期間ボタン52の表示データを生成し表示対象領域として設定されている領域(ここでは左側ボタン表示領域B1)に表示する(ステップS46)。
次に、対応する圧縮期間レコード21aがマーキングされたものであるか否かを判定する(ステップ47)。なお、ここでは日付ボタン51が選択された場合について説明しており、いずれかのページレコード19a,19b…にマーキングされているので、対応する圧縮期間レコード21aがマーキングされたものであると判定することはないが、後述するように期間ボタン52が選択された場合も同様のボタン群分割表示処理を行うため、マーキングされたものであると判定した場合についても説明を行う。
対応する圧縮期間レコード21aがマーキングしたものであると判定した場合は、日付ボタン51や期間ボタン52の表示対象領域を右側ボタン表示領域B2に設定する(ステップS48)。次に、iとn(ページレコードファイル内のページレコードの個数)とを比較し(ステップS49)、iがnより小さければiをi+1に設定してステップS44に戻る(ステップS50)。なお、ステップS47においてマーキングされたものでないと判定した場合はそのままステップS49に進む。
ステップS44において、抽出した日付データ14の日付がいずれの圧縮対象期間にも含まれないと判定した場合は、抽出した日付データ14の日付が表記された日付ボタン51の表示データを生成しボタン表示領域Bに表示する(ステップS51)。次に、対応するページレコード19aがマーキングされたものであるか否かを判定し(ステップ52)、マーキングされたものであると判定した場合は、日付ボタン51や期間ボタン52の表示対象領域を右側ボタン表示領域B2に設定し(ステップS53)、ステップS49に進む。なお、ステップS52においてマーキングされたものでないと判定した場合はそのままステップS49に進む。
また、ステップS45において一致しないと判定した場合はボタン表示は行わずステップS49に進む。
以上のようにしてステップS49でiがn以上になるまで、日付ボタン51の表示(ステップS51)又は期間ボタン52の表示(ステップS46)が繰り返し行われる。なお、日付ボタン51又は期間ボタン52は最初のループで左側ボタン表示領域B1の左上部に表示され、その後のループでは直前のループで表示された日付ボタン51又は期間ボタン52の下方に隣接して順次表示される。そして、マーキングされた日付ボタン51又は期間ボタン52が表示されると、表示対象領域が右側ボタン表示領域B2に設定され、次のループでは日付ボタン51又は期間ボタン52は右側ボタン表示領域B2の左上部に表示され、その後のループでは同様に直前のループで表示された日付ボタン51又は期間ボタン52の下方に隣接して順次表示される。
ステップS49でiがn以上であれば、次に、表示されている日付ボタン51又は期間ボタン52の境界線上に空き期間53を表示する(ステップS54)。ステップS54の処理は上述したステップS15(図6参照)の処理と同様であるので説明を省略する。
ステップS54の処理を行い、ボタン群分割表示処理を終了する。
ボタン群分割表示処理が終了すると、図11に示すように、ページ情報表示手段44は左側ボタン表示領域B1と右側ボタン表示領域B2との間であってページ情報画面の中央部にページ情報表示領域E(図13参照)を設定すると共に、マーキングされたページレコード19aに属する項目レコード12a〜12cを表示位置データ17に基づいて抽出しページ情報の表示データを生成してページ情報表示領域Eに表示する(ステップS34、ページ情報表示ステップ(管理情報表示ステップの一つ))。図13に示すように、ページ情報表示領域Eに表示されるページ情報としては、例えば、超音波画像や肝機能検査情報、腎機能検査情報、処方箋がある。なお、表示されたページ情報の日付に対応する日付ボタン51は、上述したボタン群分割表示処理により左側ボタン表示領域B1に表示されたボタン群51,52の最後尾に表示されているので、ページ情報とその日付とをユーザが確認し易い。
ステップS31で期間ボタン52が選択されたと判定した場合は、ボタンマーキング手段42は選択された期間ボタン52の圧縮対象期間に対応する圧縮期間レコード21aにマーキングデータを付加する(マーキングする)(ステップS35)。次に、ボタン群分割表示処理手段43は上述したボタン群分割表示処理(ステップS33と同様の処理)を行ってボタン群51,52を左側ボタン表示領域B1と右側ボタン表示領域B2に分割して表示する(ステップS36)。次に、要約情報表示手段45は左側ボタン表示領域B1と右側ボタン表示領域B2との間であってページ情報画面の中央部に要約情報表示領域F(図14参照)を設定すると共に、圧縮期間レコード21aの要約データ25を抽出して表示データを生成し要約情報表示領域Fに表示する(ステップS37、要約情報表示ステップ)。図14に示すように、要約情報表示領域Fに表示される要約情報としては、例えばテキストデータがある。
ステップS31でコマンドボタン54a〜54cが選択されたと判定した場合は、各コマンドボタン54a〜54cに対応したコマンドに基づく処理が行われる(ステップS38)。「診断」と表記されたコマンドボタン54aが選択された場合は、図4のステップS5,S6の処理が行われ、基本情報画面が表示される(図5参照)。「前回」と表記されたコマンドボタン54bが選択された場合は、図11のステップS33,S34の処理が行われ、上述したページ情報の内、最新の日付に対応するページ情報が表示される。「本日」と表記されたコマンドボタン54cが選択された場合は、ページ情報の編集画面等が表示され新規なページ情報(未編集のページ情報)が表示される。
上述のステップS37で要約情報表示領域Fに要約情報が表示された要約情報画面において、期間ボタン展開表示処理を行うことができる。期間ボタン展開表示処理とは、左側ボタン表示領域B1にステップS31で選択された期間ボタン52のみを表示し、右側ボタン表示領域B2に選択された期間ボタン52の圧縮対象期間に含まれる日付に対応する複数の日付ボタン51のみを表示する処理である。以下、期間ボタン展開表示処理(期間ボタン展開表示処理手段46の動作)について図15及び図16を用いて説明する。
図15は期間ボタン展開表示処理を示すフローチャートであり、図16は期間ボタン展開表示処理がなされた要約情報画面を示す画面図である。
図15に示すように、まず、ページ情報画面上に左側ボタン表示領域B1及び右側ボタン表示領域B2を設定する(ステップS61)。次に、ステップS31で選択された期間ボタン52を左側ボタン表示領域B1に表示する(ステップS62)。次に、iを1に設定し(ステップS63)、上述した(表1)のページレコードファイルにおける配列の上からi番目(ここでは1番目)のページレコード19aの日付データ14を抽出すると共に、(表2)の圧縮期間レコードファイルを参照して、抽出した日付データ14が示す日付が選択された期間ボタン52に対応する圧縮期間レコード21aの圧縮対象期間に含まれるか否かを判定する(ステップS64)。抽出した日付データ14の日付が圧縮対象期間に含まれると判定した場合は、対応する日付ボタン51を右側ボタン表示領域B2に表示する(ステップS65)。次に、iとn(ページレコードファイル内のページレコードの個数)とを比較し(ステップS66)、iがnより小さければiをi+1に設定してステップS64に戻る(ステップS67)。
以上のようにしてステップS66でiがn以上になるまで、日付ボタン51の表示(ステップS65)が繰り返し行われ、期間ボタン52が左側ボタン表示領域B1に表示されると共にその圧縮対象期間に含まれる全ての日付ボタン51が右側ボタン表示領域B2に表示される(図16参照)。ステップS66でiがn以上となると、期間ボタン展開表示処理を終了する。
また、上述のステップS37で要約情報表示領域Fに要約情報が表示された要約情報画面において、要約情報の編集を行うことができる。以下、要約編集処理(要約編集処理手段47の動作)について、図17乃至図26を用いて説明する。
まず、要約編集ウインドウと項目表示ウインドウの表示処理について図17乃至図20を用いて説明する。
図17(a)は要約編集処理手段47の機能実現手段を示す機能ブロック図であり、図17(b)は項目レコードのデータ構造を示すデータ構造図であり、図18は要約編集処理を示すフローチャートであり、図19は要約編集ウインドウと項目表示ウインドウが表示された要約編集画面の画面図であり、図20は項目表示ウインドウに重要項目情報のみが表示された状態を示す要約編集画面の画面図である。
図17(a)において、471は要約編集ウインドウ表示手段、472は項目表示指示判定手段、473は項目表示ウインドウ表示手段、474は編集領域入力表示処理手段、475は要約情報登録指示判定手段、476は要約情報登録手段、477は取消指示判定手段である。
図17(b)において、57は項目レコードである。項目レコード57の属性データ18は対応する項目情報が入力済か未入力か(詳細は後述する)を示す済フラグデータ58と重要項目であるか否かを示す重要フラグデータ59とを含んでいる。
図19及び図20において、61は要約編集ウインドウ、62a〜62c,63は要約編集ウインドウ61内の上部に表示されたコマンドボタン、64は要約編集ウインドウ61の編集領域、65は項目表示ウインドウ、66は項目表示ウインドウ65内の単位表示領域、67は日付表示部、68は項目名表示部、69は内容表示部、70,70′はスクロールバーである。
図18に示すように、まず、要約編集ウインドウ表示手段471は予め設定され記憶された要約編集ウインドウ61の表示データを表示装置4に出力し要約編集画面に表示する(ステップS71、要約編集ウインドウ表示ステップ)。要約編集ウインドウ61は要約情報画面の一部に重なるように表示してもよく、画面全体に表示してもよい。次に、ユーザによる入力装置3から入力に基づいて、項目表示指示判定手段472は項目表示指示が入力されたか否かを判定する(ステップS72)。ユーザによる項目表示指示の入力は、例えば要約編集ウインドウ61に表示されたコマンドボタン62a〜62cをマウス3bでクリックすることでCPU5に所定の信号(全項目表示指示信号、重要項目表示指示信号、未入力重要項目表示指示信号)が入力されることにより行われる。CPU5に前記信号が入力された場合に項目表示指示判定手段472は項目表示指示が入力されたと判定する。
項目表示指示が入力されたと判定した場合は、項目表示ウインドウ表示手段473は患者データファイル2aから、圧縮対象期間(要約編集処理の対象となる要約情報に対応する期間ボタンの圧縮対象期間)に含まれる全て又は所定の項目レコード57の日付データ14や項目名データ15、内容データ16を抽出してリスト化し項目表示ウインドウ65の表示データを生成し、表示装置4に出力して要約編集ウインドウ61の側部に表示させる(ステップS73、項目表示ウインドウ表示ステップ)。図19に示すように、項目表示ウインドウ65には上下方向に並んだ複数の項目表示領域66が設定され、各項目表示領域66にはその左欄上段の日付表示部67に日付データ14に対応した日付が表示され、左欄下段の項目名表示部68に項目名データ15に対応した項目名(検査項目名等)が表示され、右欄の内容表示部69に内容データ16に対応したその項目の内容が表示される。
ステップS72においていずれのコマンドボタン62a〜62cによる項目表示指示が入力されるかによりCPU5に入力される信号が異なり、ステップ73において表示される項目表示ウインドウ65も異なる。以下、各々について説明する。
「全表示」と表記されたコマンドボタン62aがクリックされた場合は、CPU5に全項目表示指示信号が入力され、ステップS73において圧縮対象期間に含まれる全ての項目レコード57が抽出される。ここで、通常全て項目情報は項目表示ウインドウ65に表示しきれないほど多数あるため、項目表示ウインドウ65をスクロール表示に設定し、ユーザによるスクロールバー70の操作により全ての項目情報を順次表示する(図19参照)。
「重要表示」と表記されたコマンドボタン62bがクリックされた場合は、CPU5に重要項目表示指示信号が入力され、ステップS73において圧縮対象期間に含まれる項目レコード57の内、重要項目として設定された項目レコード57が抽出される。なお、重要項目であるか否かは項目レコード57の重要フラグデータ59に基づいて各項目レコード57毎に設定されている。重要項目が項目表示ウインドウ65に表示しきれないほど多数ある場合は、上述したように項目表示ウインドウ65をスクロール表示に設定し、
重要項目情報を順次表示する(図20参照)。
「サマリー表示」と表記されたコマンドボタン62cがクリックされた場合は、CPUに未入力重要項目表示指示信号が入力され、ステップS73において圧縮対象期間に含まれる項目レコード57の内、重要項目として設定され且つ未入力である項目レコード57が抽出される。なお、未入力であるか否かは項目レコード57の済フラグデータ58に基づいて各項目レコード57毎に設定されている。この場合の項目表示ウインドウ65の表示については済フラグデータ58の説明と併せて後述する。
次に、ステップS73で重要項目の項目表示ウインドウ65が表示された場合におけるステップS74(編集領域入力表示処理ステップ)の編集領域入力表示処理(編集領域入力表示処理手段474の動作)について図21乃至図23を用いて詳細に説明する。
図21は編集領域入力表示処理を示すフローチャートであり、図22は要約編集ウインドウの編集領域に項目情報を入力した状態を示す要約編集画面の画面図であり、図23は要約編集ウインドウの編集領域に複数の項目情報を入力した状態を示す要約編集画面の画面図である。
図22乃至図23において、66a〜66eは項目表示領域、71は済マーク表示部である。
図21に示すように、まず、ユーザによる入力装置3からの入力に基づいて項目表示ウインドウ65内のいずれかの項目表示領域66aが選択されたか否かを判定する(ステップS78)。いずれかの項目表示領域66aが選択されたと判定した場合は、選択された項目表示領域66aに対応する圧縮期間レコード57の日付データ14、項目名データ15、内容データ16を抽出してテキストデータを生成し、要約編集ウインドウ61の編集領域64に入力(表示)する(ステップS79)。これにより、図22に示すように編集領域64内に符号Xで示す日付と項目名と内容が表示される。次に、選択された項目表示領域66aに対応する圧縮期間レコード57の済フラグデータ58を入力済に設定し(ステップS80)、選択された項目表示領域66aの済マーク表示部71に済マーク(ここでは「済」の文字)を表示し(ステップS81)、編集領域入力表示処理を終了する。なお、図23に示すように複数の項目表示領域66b〜66eに対して上述した編集領域入力表示処理を順次行うことで、符号Yで示す各々の日付と項目名と内容が表示されると共に、選択した項目表示領域66b〜66eの済マーク表示部71に済マークが表示される。
ここで、済フラグデータ58と済マークについて説明し、併せてコマンドボタン62cがクリックされた場合の項目表示ウインドウ65の表示について図24及び図25を用いて説明する説明する。
図24は項目表示ウインドウの複数の項目表示領域に済マークを表示した状態を示す要約編集画面の画面図であり、図25は項目表示ウインドウに未入力重要項目情報のみが表示された状態を示す要約編集画面の画面図である。
上述したように編集領域入力表示処理により済フラグデータ58が入力済に設定され済マークが表示される場合の他に、図24に示すように済マーク表示部71′を選択(マウス3aでクリック)することによっても済フラグデータ58が入力済に設定され済マークが表示される。また、済マークが表示されている済マーク表示部71′を選択(クリック)すれば済フラグデータ58を未入力に設定し済マークを消去することができる。そして、図25に示すように「サマリー表示」と表記されたコマンドボタン62cがクリックされると、重要項目として設定され且つ未入力と設定されている(すなわち済マークが表示されていない)項目レコード57が抽出され、未入力重要項目情報として項目表示ウインドウ65に表示される。これにより、ユーザは項目表示ウインドウ65に表示された全ての項目情報又は多数の重要項目情報の中から要約化すべき項目情報を選択して要約編集ウインドウ61に表示させ、さらに符号Zで示すような所見をキーボード3a等で入力して有用性の高い要約情報を作成することができる。そして、要約化したため項目表示ウインドウ65に表示させることが不要となった項目情報、或いは要約化していないものでも不要と判断される項目情報は入力済として項目表示ウインドウ65に表示させないようにすることで、要約編集画面を簡素化して情報探索の迅速性及び容易性を高めることができる。
以上のようにして要約情報の編集が行われた後の要約情報登録処理について図18、図26を用いて説明する。
図26は要約情報が登録された要約情報画面を示す画面図である。
図18に示すように、ステップS74の編集領域入力表示処理が終了すると、入力装置3からの入力に基づいて、要約情報登録指示判定手段475は要約情報の登録指示が入力されたか否かを判定する(ステップS75)。ユーザによる登録指示の入力は、例えばマウス3bにより要約編集ウインドウ61の「OK」と表記されたコマンドボタン63をマウス3bでクリックすることでCPU5に所定の信号(要約情報登録指示信号)が入力されることにより行われる。CPU5に前記信号が入力された場合に要約情報登録指示判定手段475は登録指示が入力されたと判定する。
登録指示が入力されたと判定した場合は、要約情報登録手段476は要約編集ウインドウ61の編集領域64に表示されたテキストデータを対応する圧縮期間レコード21a(図2参照)に要約データ25として登録し(ステップS76、要約情報登録ステップ)、要約編集処理を終了する。ステップS75において、登録指示が入力されないと判定した場合は、ユーザによる入力装置3から入力(例えば取消ボタン(図示せず)のクリック)に基づいて、取消指示判定手段477は取消指示が入力されたか否かを判定し(ステップS77)、入力されたと判定した場合は要約編集処理を終了し、取消指示の入力がなければステップS72に戻る。
なお、本実施の形態においては、基本情報やページ情報等の管理の対象となる管理情報として医師により作成され記録された電子カルテ情報を用い、対応する日付として診察日を用いた情報管理装置1及び情報管理方法について説明したが、管理情報や日付はこれに限られるものではなく、例えば、修理工場における車両等の整備記録や検査記録、化学製品の製造工場におけるシステムの運転日誌やメンテナンス記録、家庭における家計簿や日記等の定期的に記録、更新される種々の情報の管理に用いることができる。
以上のように本実施の形態における情報管理装置1及び情報管理方法の各ステップは構成されているので、以下のような作用を有する。
(1)患者IDが入力されたか否かを判定する患者ID入力判定手段31と、入力されたと判定した場合に入力された患者IDに対応する患者データファイル2aの全てのレコードを記憶装置2から読み込んでRAM6上に展開する患者データファイル読み込み手段32と、展開された患者データファイル2aから全てのページレコード19a,19b…を抽出しページレコードファイルを作成するページレコード抽出手段33と、展開された患者データファイル2aから全ての圧縮期間レコード21a,21b…を抽出し圧縮期間レコードファイルを作成する圧縮期間レコード抽出手段34と、ページレコードファイルと圧縮期間レコードファイルとを参照してページ情報の各々の日付に対応する複数の日付ボタン51及び期間ボタン52を時系列順に表示装置の画面上のボタン表示領域Bに表示するボタン群表示処理手段35と、基本情報表示領域Aを設定すると共に、基本情報に属する項目レコード12a〜12cを抽出し、レイアウトデータ11に基づいて項目名データ15や内容データ16等を配置した基本情報を基本情報表示領域Aに表示する基本情報表示手段35とを備えることにより、ユーザが入力装置3から患者IDを入力するだけで複数の日付ボタン51及び期間ボタン52をボタン表示領域Bに表示すると共に、基本情報を基本情報表示領域Aに表示することができる。
(2)圧縮対象期間の開始日と終了日に対応する2つの日付ボタン51a,51bが選択されたか否かを判定する開始日終了日選択判定手段37と、圧縮指示が入力されたか否かを判定する圧縮指示入力判定手段38と、圧縮指示が入力されたと判定した場合に選択された2つの日付ボタンの日付を開始日データ及び終了日データとして有する圧縮期間レコードを追加登録する圧縮期間レコード追加登録手段39とを備え、ボタン群表示処理手段35は、選択された2つの日付ボタン51a,51b間の複数の日付ボタン51を1つの期間ボタン52に圧縮してボタン表示領域Bに表示することにより、画面上に表示された複数の日付ボタン51の内、ユーザが入力装置3で圧縮しようとする2つの日付ボタン51a,51bを選択するだけで、指定した2つの日付ボタン51a,51bの間の複数の日付ボタン51を圧縮して1つの期間ボタン52として表示することができ、表示されるボタン数を少なくしてボタン選択の操作性を向上できると共に管理情報表示領域を広くとることができ、ユーザが所望の管理情報を探索し易い。特に、患者の過去の病歴や入院歴等に基づいて区切りをつけて日付ボタン51を圧縮し、その期間の総合的な判断や要約情報を編集し作成することで迅速な情報探索が可能になり、短い診察時間でも時間内に情報探索ができ短時間で正確に診断することができる。
(3)入力装置3からの入力に基づいて期間ボタン52を対応する複数の日付ボタン51に戻す手段を備えることにより、所望の期間ボタン52を選択するだけで元に戻すことができ、日付ボタン51の圧縮とその解除を簡単な操作で行える。
(4)ボタン群表示処理手段35は、ボタン表示領域Bに表示された複数の日付ボタン51又は期間ボタン52の内、隣り合う日付ボタン51又は期間ボタン52の間又は境界線上に、隣り合う日付ボタン51又は期間ボタン52の間の空き期間53を表示することにより、ユーザは必要な情報の探索のために日付ボタン51又は期間ボタン52を選択する際に空き期間53を参照しながら選択でき、情報探索の手間を軽減し及び時間を短縮できる。また、ユーザは圧縮対象期間の開始日と終了日の日付ボタン51を選択する際に空き期間53を参照しながら選択できるので、日付ボタン51を圧縮する操作を容易に行うことができる。
(5)ユーザによる入力装置3から入力に基づいて日付ボタン51又は期間ボタン52若しくはコマンドボタン54a〜54cのいずれのボタンが選択されたかを判定するボタン選択判定手段41と、日付ボタン51が選択された場合は選択された日付ボタン51の日付に対応するページレコード19aにマーキングし、期間ボタン52が選択された場合は選択された期間ボタン52の期間に対応する圧縮期間レコード21aにマーキングするボタンマーキング手段42と、ボタン群51,52の内、マーキングされた日付ボタン51又は期間ボタン52より前のボタン群51,52を時系列順に表示装置4の画面上の左側ボタン表示領域B1に表示し、マーキングされた日付ボタン51又は期間ボタン52より後のボタン群51,52を時系列順に右側ボタン表示領域B2に表示するボタン群分割表示処理手段43と、ページ情報表示領域Eを設定すると共に所定の項目レコード12a〜12cのデータを抽出してページ情報表示領域Eに表示するページ情報表示手段44と、要約情報表示領域Fを設定すると共に所定の要約データ25を抽出して要約情報表示領域Fに表示する要約情報表示手段45とを備えることにより、ユーザは所望の日付ボタン51又は期間ボタン52を選択するだけで、そのボタン51,52に対応する日付のページ情報又は対応する期間の要約情報を表示装置4の画面上に表示でき、日付や圧縮対象期間とそのページ情報や要約情報とが対応しているため、ユーザはその日付のページ情報から詳細な情報を容易に把握できると共に、どの期間の要約情報かを期間ボタンの位置で容易に確認でき、その期間のページ情報の全体や概要を要約情報から容易に把握でき、その要約情報からその期間には必要な情報がないと判断できれば、その期間のページ情報を1ページずつ見る必要がなく、無駄な手間及び時間を省略できる。
(6)表示装置4の要約情報表示画面上に編集領域64を有する要約編集ウインドウ61を表示する要約編集ウインドウ表示手段471と、入力装置3からの入力に基づいて編集領域64に情報を入力し表示する編集領域入力表示処理手段474と、編集領域64に入力(表示)された情報を要約情報として登録する要約情報登録手段476とを備えることにより、ユーザの指示に基づいて所定期間のページ情報を元に要約情報を容易に編集でき、編集した要約情報をその期間と関連付けて登録することができ、ユーザの判断で任意の期間の要約情報を編集できるので、その期間における重要な情報や必要と判断される情報等を抽出すると共にユーザの主観的な情報等を付加することで情報の有用性を高めることができ、個々のユーザにとって見やすく情報の探索がし易いように適宜要約情報を作成し表示させることができる。
(7)期間ボタン52に対応する圧縮対象期間に含まれる全て又は所定の項目情報を表示装置4の画面上に項目表示ウインドウ65として表示する項目表示ウインドウ表示手段473を備えることにより、要約情報の編集時にユーザは圧縮対象期間に含まれる項目情報を参照しながら要約情報を容易に且つ正確に編集することができる。
以上説明したように、本発明は電子カルテ情報や車両等の整備記録や検査記録、システムの運転日誌やメンテナンス記録、家計簿等の管理情報をその診察日や検査日等の日付に関連付けて記憶し、適宜利用できるように情報の管理を行うための情報管理装置及び情報管理方法並びにその方法をコンピュータ上で実行させるためのプログラムに関し、特に本発明によれば、画面上に表示された複数の日付ボタン(画面上に表示される矩形状等の領域であり、選択することで所定の信号がCPUに入力されるもの)の内、ユーザが指定した任意の日付ボタンを圧縮して期間ボタンとして表示することができ、表示されるボタン数を少なくして情報探索のためのボタン選択の操作性を向上できると共に管理情報の表示領域を広くとることができ、また、日付ボタンのどの期間を圧縮したかを時系列配置のボタン群中の期間ボタンの位置に基づいて視覚的に容易に確認でき、ユーザが所望の管理情報を探索し易く、また、ユーザの指示に基づいて所定期間の管理情報の要約情報を容易に編集でき、情報の有用性を高め、それを期間ボタンと対応させることで特別な操作を行うことなく適宜表示させることができ、情報の把握の正確性を低下させることなく情報探索にかかる手間を軽減し時間を短縮できる利便性に優れた情報管理装置及び情報管理方法並びにその方法をコンピュータ上で実行させるためのプログラムを提供することができる。
実施の形態1における情報管理装置の装置ブロック図 記憶装置に記憶された患者データファイル内のレコードとそのデータ構造を示すデータ構造図 CPUの機能実現手段を示す機能ブロック図 事前処理を示すフローチャート 事前処理により表示装置に表示された基本情報画面の画面図 ボタン群表示処理を示すフローチャート 日付ボタンの圧縮処理を示すフローチャート 日付ボタンを選択する時の基本情報画面を示す画面図 圧縮指示を行う時の基本情報画面を示す画面図 圧縮処理を行って複数の期間ボタンが表示された基本情報画面を示す画面図 ボタン選択に基づく処理を示すフローチャート ボタン群分割表示処理を示すフローチャート ボタン群分割表示処理の後にページ情報が表示されたページ情報画面の画面図 ボタン群分割表示処理の後に要約情報が表示された要約情報画面の画面図 期間ボタン展開表示処理を示すフローチャート 期間ボタン展開表示処理がなされた要約情報画面を示す画面図 (a)要約編集処理手段の機能実現手段を示す機能ブロック図(b)項目レコードのデータ構造を示すデータ構造図 要約編集処理を示すフローチャート 要約編集ウインドウと項目表示ウインドウが表示された要約編集画面の画面図 項目表示ウインドウに重要項目情報のみが表示された状態を示す要約編集画面の画面図 編集領域入力表示処理を示すフローチャート 要約編集ウインドウの編集領域に項目情報を入力した状態を示す要約編集画面の画面図 要約編集ウインドウの編集領域に複数の項目情報を入力した状態を示す要約編集画面の画面図 項目表示ウインドウの複数の項目表示領域に済マークを表示した状態を示す要約編集画面の画面図 項目表示ウインドウに未入力重要項目情報のみが表示された状態を示す要約編集画面の画面図 要約情報が登録された要約情報画面を示す画面図
符号の説明
1 情報管理装置
2 記憶装置
2a,2b 患者データファイル
3 入力装置
3a キーボード
3b マウス
4 表示装置
5 CPU(中央処理装置)
6 RAM
7 ROM
8 患者レコード
9 基本情報ページレコード
10 基本情報ページIDデータ
11 レイアウトデータ
12a〜12c 項目レコード
13 項目IDデータ
14 日付データ
15 項目名データ
16 内容データ
17 表示位置データ
18 属性データ
19a,19b ページレコード
20 ページIDデータ
21a,21b 圧縮期間レコード
22 圧縮期間IDデータ
23 開始日データ
24 終了日データ
25 要約データ
31 患者ID入力判定手段
32 患者データファイル読み込み手段
33 ページデータ抽出手段
34 圧縮期間データ抽出手段
35 ボタン群表示処理手段
36 基本情報表示手段
37 開始日終了日選択判定手段
38 圧縮指示入力判定手段
39 圧縮期間データ追加登録手段
40 取消判定手段
41 ボタン選択判定手段
42 ボタンマーキング手段
43 ボタン群分割表示処理手段
44 ページ情報表示手段
45 要約情報表示手段
46 期間ボタン展開表示処理手段
47 要約編集処理手段
51,51a,51b 日付ボタン
52,52a〜52e 期間ボタン
53 空き期間
54a〜54c コマンドボタン
55 右クリックメニュー
55a,55b メニューボタン
57 項目レコード
58 済フラグデータ
59 重要フラグデータ
61 要約編集ウインドウ
62a〜62c,63 コマンドボタン
64 編集領域
65 項目表示ウインドウ
66 項目表示領域
67 日付表示部
68 項目名表示部
69 内容表示部
70,70′ スクロールバー
71 済マーク表示部
A 基本情報表示領域
B ボタン表示領域
B1 左側ボタン表示表域
B2 右側ボタン表示領域
C 回数表示領域
D コマンドボタン表示領域
E ページ情報表示領域
F 要約情報表示領域

Claims (13)

  1. 所定の管理情報と日付とが関連付けられて記憶された記憶装置と、表示装置と、入力装置と、全体を制御する中央処理装置とを備え、前記中央処理装置は、前記管理情報の各々の日付に対応する複数の日付ボタンを時系列順に前記表示装置の画面上のボタン表示領域に表示するボタン群表示処理手段と、前記入力装置からの入力に基づいて選択された前記日付ボタンの日付に対応する前記管理情報を前記表示装置の画面上の管理情報表示領域に表示する管理情報表示手段とを備えた情報管理装置であって、
    前記中央処理装置は、前記入力装置からの入力に基づいて圧縮対象期間の開始日と終了日に対応する2つの前記日付ボタンが選択されたか否かを判定する開始日終了日選択判定手段と、前記入力装置からの入力に基づいて圧縮指示が入力されたか否かを判定する圧縮指示入力判定手段と、前記圧縮指示が入力されたと判定した場合に前記選択された2つの日付ボタンの日付を開始日データ及び終了日データとして有する圧縮期間レコードを追加登録する圧縮期間レコード追加登録手段とを備え、
    前記ボタン群表示処理手段は、前記選択された2つの日付ボタン間の複数の前記日付ボタンを1つの期間ボタンに圧縮して前記ボタン表示領域に表示することを特徴とする情報管理装置。
  2. 前記中央処理装置は、前記入力装置からの入力に基づいて選択された前記期間ボタンに対応する要約情報を前記表示装置の画面上の要約情報表示領域に表示する要約情報表示手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の情報管理装置。
  3. 前記中央処理装置は、前記要約情報を編集する要約編集処理手段を備え、
    前記要約編集処理手段は、前記表示装置の画面上に編集領域を有する要約編集ウインドウを表示する要約編集ウインドウ表示手段と、前記入力装置からの入力に基づいて前記編集領域に情報を入力し表示する編集領域入力表示処理手段と、前記編集領域に入力された前記情報を前記要約情報として登録する要約情報登録手段とを備えていることを特徴とする請求項2に記載の情報管理装置。
  4. 前記要約編集処理手段は、前記期間ボタンに対応する圧縮対象期間に含まれる全て又は所定の前記項目情報を前記表示装置の画面上に項目表示ウインドウとして表示する項目表示ウインドウ表示手段を備えていることを特徴とする請求項3に記載の情報管理装置。
  5. 前記ボタン群表示処理手段は、前記ボタン表示領域に表示された複数の前記日付ボタン又は前記期間ボタンの内、隣り合う前記日付ボタン又は前記期間ボタンの間又は境界線上に、前記隣り合う日付ボタン又は期間ボタンの間の空き期間を表示することを特徴とする請求項1乃至4の内いずれか1項に記載の情報管理装置。
  6. 前記管理情報が電子カルテ情報であり前記日付が診察日であることを特徴とする請求項1乃至5の内いずれか1項に記載の情報管理装置。
  7. 日付と関連付けられて記憶装置に記憶された管理情報の各々の前記日付に対応する複数の日付ボタンを時系列順に表示装置の画面上のボタン表示領域に表示するボタン群表示処理ステップと、入力装置からの入力に基づいて選択された前記日付ボタンの日付に対応する前記管理情報を前記表示装置の管理情報表示領域に表示する管理情報表示ステップと、を備えた情報管理方法であって、
    前記入力装置からの入力に基づいて圧縮対象期間の開始日と終了日に対応する2つの前記日付ボタンが選択されたか否かを判定する開始日終了日選択判定ステップと、前記入力装置からの入力に基づいて圧縮指示が入力されたか否かを判定する圧縮指示入力判定ステップと、前記圧縮指示が入力されたと判定した場合に前記選択された2つの日付ボタンの日付を開始日データ及び終了日データとして有する圧縮期間レコードを追加登録する圧縮期間レコード追加登録ステップとを備え、
    続いて前記ボタン群表示処理ステップにおいて、前記選択された2つの日付ボタン間の複数の前記日付ボタンを1つの期間ボタンに圧縮して前記ボタン表示領域に表示することを特徴とする情報管理方法。
  8. 前記入力装置からの入力に基づいて選択された前記期間ボタンに対応する要約情報を前記表示装置の画面上の要約情報表示領域に表示する要約情報表示ステップを備えていることを特徴とする請求項7に記載の情報管理方法。
  9. 前記要約情報を編集する要約編集処理ステップを備え、
    前記要約編集処理ステップは、前記表示装置の画面上に編集領域を有する要約編集ウインドウを表示する要約編集ウインドウ表示ステップと、前記入力装置からの入力に基づいて前記編集領域に情報を入力し表示する編集領域入力表示処理ステップと、前記編集領域に入力された前記情報を前記要約情報として登録する要約情報登録ステップとを備えていることを特徴とする請求項8に記載の情報管理方法。
  10. 前記要約編集処理ステップは、前記期間ボタンに対応する圧縮対象期間に含まれる全て又は所定の前記項目情報を前記表示装置の画面上に項目表示ウインドウとして表示する項目表示ウインドウ表示ステップを備えていることを特徴とする請求項9に記載の情報管理方法。
  11. 前記ボタン群表示処理ステップにおいて、前記ボタン表示領域に表示された複数の前記日付ボタン又は前記期間ボタンの内、隣り合う前記日付ボタン又は前記期間ボタンの間又は境界線上に、前記隣り合う日付ボタン又は期間ボタンの間の空き期間を表示することを特徴とする請求項7乃至10の内いずれか1項に記載の情報管理方法。
  12. 前記管理情報が電子カルテ情報であり前記日付が診察日であることを特徴とする請求項7乃至11の内いずれか1項に記載の情報管理方法。
  13. コンピュータに請求項7乃至12の内いずれか1項に記載の情報管理方法の各ステップを実行させるためのプログラム。
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