JP4295288B2 - 帳票作成装置、帳票作成方法及び帳票作成プログラム - Google Patents

帳票作成装置、帳票作成方法及び帳票作成プログラム Download PDF

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Description

本発明は、データ保存機構に保存されるデータを使って帳票を作成する帳票作成装置及びその方法と、その帳票作成装置の実現に用いられる帳票作成プログラムとに関し、特に、作成した帳票を利用することにより新たな帳票を簡単に作成できるようにする帳票作成装置及びその方法と、その帳票作成装置の実現に用いられる帳票作成プログラムとに関する。
帳票を作成する一つの方法として、マイクロソフト社の提供するExcel(登録商標)のような表作成ソフト(表計算ソフト)を利用することで帳票を作成することが広く行われている。
Excelはリスト形式で記述されるデータの入力を可能にして、その入力したデータをシートに貼り付けることで帳票を作成するものであり、ソート機能や集計機能や抽出機能や計算機能など様々な有用な機能を持っている。
これから、Excelを利用して帳票を作成するようにすると、ユーザは、これらの機能を利用することで、自分の希望する形式の帳票を極めて簡単に作成できるという利点が得られる。
もちろん、Excelのような汎用のソフトを使わずに帳票を作成するということも広く行われており、その作成を簡単にできるようにするための様々な仕組みが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
帳票を作成する場合、既に作成した帳票に基づいて新たな帳票を作成する必要がでてくることがある。
例えば、ある病院に来院した科別男女別外来患者数についての帳票として、10月分の帳票と11月分の帳票と12月分の帳票とが作成されているときに、それらの3カ月分の帳票を集計するといったような必要がでてくる。
Excelを利用して帳票を作成するときに、このような集計を行う場合には、シートに合計式を書き込むことで自動的にその集計を行うことができるようにするという構成を採っている。
具体的に説明するならば、先ず最初に、図26(a)に示すように、10月分のExcelを開いて表をコピーして、図26(b)に示すように、集計する側のExcelのシート1を選んでそこに貼り付けを行うことで、図27(a)に示すように、10月分の表を貼り付ける。続いて、図27(b)に示すように、11月分のExcelを開いて表をコピーして、図28(a)に示すように、集計する側のExcelのシート2を選んでそこに貼り付けを行うことで、図28(b)に示すように、11月分の表を貼り付ける。続いて、図29(a)に示すように、12月分のExcelを開いて表をコピーして、図29(b)に示すように、集計する側のExcelのシート3を選んでそこに貼り付けを行うことで、図30(a)に示すように、12月分の表を貼り付ける。
続いて、図30(b)に示すように、集計する側のExcelのシート4を合計用のシートとして選んで、セルB2に合計式を入れ、続いて、図31(a)に示すように、その合計式を下の行に複写することで、図31(b)に示すように、男の外来患者数についての集計を行う。続いて、図32(a)に示すように、B列に入れた合計式をC列に複写することで、図32(b)に示すように、女の外来患者数についての集計を行う。
このようにして、Excelを利用して帳票を作成するときに、既に作成した複数の帳票を集計することで新たな帳票を作成する場合には、新たな帳票のシートに集計対象となる帳票を貼り付けるとともに、その新たな帳票で合計用のシートを選んで、そこに合計式を書き込むことで、新たな帳票を作成するようにしている。
特開2004−199662号公報
確かに、Excelを利用して帳票を作成するようにすると、ユーザは、Excelの持つ様々な機能を利用することで、自分の希望する形式の帳票を極めて簡単に作成できるようになる。
これから、Excelを利用して帳票を作成するときに、既に作成した複数の帳票を集計することにより新たな帳票を作成する場合にも、上述したように、Excelの持つ計算機能を利用することで、その新たな帳票を作成できるようになる。
しかしながら、このような形で新たな集計帳票を作成する場合、集計元となる複数の帳票をいちいち開いて集計先となる帳票に貼り付けていかなくてはならないことから、簡単に帳票を作成できるという訳にはいかない。
上述したように、10月分の帳票と11月分の帳票と12月分の帳票とが作成されているときに、それらの3カ月分の帳票を集計する場合にも、先ず最初に、10月分の帳票を開いて集計先となる帳票に貼り付け、続いて、11月分の帳票を開いて集計先となる帳票に貼り付け、続いて、12月分の帳票を開いて集計先となる帳票に貼り付けるようにしなければならないことから、簡単に帳票を作成できるという訳にはいかないのである。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、データ保存機構に保存されるデータを使って帳票を作成するという構成を採るときにあって、作成した帳票を利用することにより新たな帳票を簡単に作成できるようにする新たな帳票作成技術の提供を目的とする。
この目的を達成するために、本発明の帳票作成装置は、データ保存機構に保存されるデータを使って帳票を作成するという構成を採るときにあって、
(1)ディスプレイを介してユーザと対話することで、帳票の項目値を設定することにより帳票のレイアウトをデザインしてレイアウト定義情報を作成するとともに、検索期間を含む帳票情報を作成し、データ保存機構に対して、その検索期間に入るそれらの項目値を持つデータ数の検索を依頼することでそれらのデータ数を取得して、そのレイアウトに従う帳票データを作成することにより、その作成したレイアウト定義情報、帳票情報および帳票データを持つ新たな帳票を作成して、それを定型帳票の作成候補の帳票として記憶装置に保存する新規帳票作成手段と、
(2)ディスプレイを介してユーザから記憶装置に記憶される作成候補の帳票を指定して定型帳票の作成要求があるときに、記憶装置からその帳票をメモリに読み出し、ディスプレイを介してユーザと対話することで、その読み出した帳票の持つ帳票情報に記述される検索期間とは異なる検索期間を設定して、データ保存機構に対して、その設定した検索期間に入るその読み出した帳票の持つレイアウト定義情報に記述される項目値を持つデータ数の検索を依頼することでそれらのデータ数を取得して、そのレイアウト定義情報の指定するレイアウトに従う帳票データを作成することにより、その読み出した帳票とは検索期間が異なる帳票情報を持つとともに、その読み出した帳票とは異なる帳票データを持ち、さらに、その読み出した帳票と同じレイアウト定義情報を持つ新たな帳票を作成して、それを定型帳票の作成候補の帳票として記憶装置に保存する定型帳票作成手段と、
(3)ディスプレイを介してユーザから記憶装置に記憶される作成候補の帳票に含まれる複数の帳票を指定して集約帳票の作成要求があるときに、記憶装置からそれらの帳票をメモリに読み出し、それらの帳票の持つ同一項目値の帳票データを演算対象として、それらの帳票データに対して規定の演算を施すことで新たな帳票データを作成することにより、その読み出した帳票とは検索期間が異なる帳票情報を持つとともに、その読み出した帳票とは異なる帳票データを持ち、さらに、その読み出した帳票と同じレイアウト定義情報を持つ1つにまとめた新たな帳票を作成する集約帳票作成手段と
を備えるように構成する。
以上の各処理手段はコンピュータプログラムでも実現できるものであり、このコンピュータプログラムは、適当なコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供されたり、ネットワークを介して提供され、本発明を実施する際にインストールされてCPUなどの制御手段上で動作することにより本発明を実現することになる。
このように構成される本発明の帳票作成装置では、まず最初に、新規帳票作成手段が動作して、ディスプレイを介してユーザと対話することで、帳票の項目値を設定することにより帳票のレイアウトをデザインしてレイアウト定義情報を作成するとともに、検索期間を含む帳票情報を作成し、データ保存機構に対して、その検索期間に入るそれらの項目値を持つデータ数の検索を依頼することでそれらのデータ数を取得して、そのレイアウトに従う帳票データを作成することにより、その作成したレイアウト定義情報、帳票情報および帳票データを持つ新たな帳票を作成して、それを定型帳票の作成候補の帳票として記憶装置に保存する。
例えば、ある病院の「内科/小児科/外科/整形/眼科/耳鼻科/放射線/泌尿器/呼吸外科」の各科について、平成17年の10月に来院した男女別の患者数について記載する、そのレイアウト定義情報と帳票情報(平成17年の10月という検索期間について記述)と帳票データとを持つ新たな帳票を作成して、それを定型帳票の作成候補の帳票として記憶装置に保存する。
続いて、ユーザからの要求に応答して定型帳票作成手段が動作して、ディスプレイを介してユーザから記憶装置に記憶される作成候補の帳票を指定して定型帳票の作成要求があるときに、記憶装置からその帳票をメモリに読み出し、ディスプレイを介してユーザと対話することで、その読み出した帳票の持つ帳票情報に記述される検索期間とは異なる検索期間を設定して、データ保存機構に対して、その設定した検索期間に入るその読み出した帳票の持つレイアウト定義情報に記述される項目値を持つデータ数の検索を依頼することでそれらのデータ数を取得して、そのレイアウト定義情報の指定するレイアウトに従う帳票データを作成することにより、その読み出した帳票とは検索期間が異なる帳票情報を持つとともに、その読み出した帳票とは異なる帳票データを持ち、さらに、その読み出した帳票と同じレイアウト定義情報を持つ新たな帳票を作成して、それを定型帳票の作成候補の帳票として記憶装置に保存する。
例えば、記憶装置から、ある病院の「内科/小児科/外科/整形/眼科/耳鼻科/放射線/泌尿器/呼吸外科」の各科について、平成17年の10月に来院した男女別の患者数について記載する帳票を読み出して、平成17年の11月という検索期間を設定することで、その病院の「内科/小児科/外科/整形/眼科/耳鼻科/放射線/泌尿器/呼吸外科」の各科について、平成17年の11月に来院した男女別の患者数について記載する、そのレイアウト定義情報(読み出した帳票のレイアウト定義情報と同じ)と帳票情報(平成17年の11月という検索期間について記述)と帳票データとを持つ新たな帳票を作成して、それを定型帳票の作成候補の帳票として記憶装置に保存する。
そして、ユーザからの要求に応答して集約帳票作成手段が動作して、ディスプレイを介してユーザから記憶装置に記憶される作成候補の帳票に含まれる複数の帳票を指定して集約帳票の作成要求があるときに、記憶装置からそれらの帳票をメモリに読み出し、それらの帳票の持つ同一項目値の帳票データを演算対象として、それらの帳票データに対して規定の演算を施すことで新たな帳票データを作成することにより、その読み出した帳票とは検索期間が異なる帳票情報を持つとともに、その読み出した帳票とは異なる帳票データを持ち、さらに、その読み出した帳票と同じレイアウト定義情報を持つ1つにまとめた新たな帳票を作成する。
例えば、記憶装置から、ある病院の「内科/小児科/外科/整形/眼科/耳鼻科/放射線/泌尿器/呼吸外科」の各科について、平成17年の10月に来院した男女別の患者数について記載する帳票と、平成17年の11月に来院した男女別の患者数について記載する帳票とを読み出して、同一項目値の患者数を集計することで、データ保存機構に検索依頼を発行することなく、その病院の「内科/小児科/外科/整形/眼科/耳鼻科/放射線/泌尿器/呼吸外科」の各科について、平成17年の10月〜11月に来院した男女別の患者数について記載する、そのレイアウト定義情報(読み出した帳票のレイアウト定義情報と同じ)と帳票情報(平成17年の10月〜11月という検索期間について記述)と帳票データとを持つ新たな帳票を作成する。
このようにして、本発明の帳票作成装置によれば、データ保存機構に保存されるデータを使って帳票を作成するという構成を採るときにあって、作成した帳票を利用することにより新たな帳票を簡単に作成することができるようになる。
次に、集約帳票作成手段の実行する処理について具体的に説明する。
集約帳票作成手段は、ユーザからの選択指示に従って、同一のレイアウトに従う帳票の中から処理対象となる複数の帳票を選択すると、それらの選択した帳票を、それを保存する記憶手段から取得する。
続いて、取得した帳票を構成する同一項目値を持つ帳票データを演算対象として、それらの帳票データに対して規定の演算を施すことで新たな帳票データを生成する。
例えば、取得した帳票を構成する同一項目値を持つ帳票データを演算対象として、それらの帳票データを集計することで新たな帳票データを生成したり、それらの帳票データの最大値や最小値を検出することで新たな帳票データを生成するのである。
このとき、取得した帳票の中から、ユーザからの設定指示に従って演算対象となる帳票データの範囲を設定して、その設定した範囲にある帳票データに対して規定の演算を施すことで新たな帳票データを生成することもあるが、帳票の作成に用いられたレイアウト情報に従って、どの部分に帳票データがあるのかを特定できるので、そのレイアウト情報に従って、取得した帳票を構成する帳票データを特定して、その特定した帳票データを演算対象として、それらの帳票データに対して規定の演算を施すことで新たな帳票データを生成することもある。
このようにして新たな帳票データを生成すると、その生成した新たな帳票データを表作成ソフトの作成するシートに貼り付けることで新たな帳票を作成する。
このとき、新たに生成した帳票データの中から貼り付け元となる帳票データの範囲を設定して、その範囲にある帳票データを表作成ソフトの作成するシートに貼り付けることで新たな帳票を作成することがあり、この処理を行うようにすると、帳票データの中に不要なものがある場合に、それを削除する形で新たな帳票を作成することができるようになる。
このように構成されるときに、集約帳票作成手段は、上記の規定の演算とは別の演算を施すことで、新たな帳票データに追加する帳票データを生成することがある。
例えば、取得した帳票を構成する同一項目値を持つ帳票データを演算対象として、それらの帳票データを集計することで新たな帳票データを生成するときに、それとは別に、それらの帳票データの最大値や最小値を検出したり、それらの帳票データの平均値や分散値を算出するというような演算を行うことで、その新たな帳票データに追加する帳票データを生成することがある。
この場合には、集約帳票作成手段は、生成した追加の帳票データについても表作成ソフトの作成するシートに貼り付けることになる。
このようにして作成される帳票は、作成元となった帳票とは異なるレイアウトを持つことになるが、様々な統計情報について記載することになるので、極めて有用な情報を提供することになる。
本発明によれば、データ保存機構に保存されるデータを使って帳票を作成するという構成を採るときにあって、作成した帳票を利用することにより様々な帳票を極めて簡単に作成することができるようになる。
以下、病院の医事管理システムに適用した実施の形態に従って本発明を詳細に説明する。
図1に、本発明を具備する医事管理システムのシステム構成を図示する。
この図に示すように、本発明を具備する医事管理システムは、医事管理業務を行うオペレータの操作するクライアント1と、クライアント1に対して患者の情報を提供するサーバ2とがネットワークを介して接続されることで構成されるものである。
このクライアント1は、Excelを利用して患者情報についての帳票を作成してディスプレイに表示するという処理を行うものであって、この処理を行うために、Excelに言うブック(以下、帳票100と称する)を展開するメモリ10と、Excelに対するアドイン機能を持つものとして用意されるアドイン帳票デザイン部11と、Excelに対するアドイン機能を持つものとして用意されるアドイン掘り下げメニュー表示部12と、Excelに対するアドイン機能を持つものとして用意される内訳表示部13と、Excelに対するアドイン機能を持つものとして用意される詳細分類部14と、Excelに対するアドイン機能を持つものとして用意されるアドイン帳票デザイン機能呼出部15と、定型帳票作成部16と、集計帳票作成部17とを備える。
一方、サーバ2は、患者についての情報を管理するデータベース20と、データベース20を検索することでクライアント1の要求する患者情報を取得して提供するデータ検索部21と、アドイン帳票デザイン部11などが作成・設定した各種の情報をメタデータとして管理してクライアント1に提供するメタデータ管理部22と、帳票100(図中に示すクライアント1や図示しない他のクライアントが作成したもの)や帳票デザインに必要となる画像情報や自サーバ名などの情報を管理してクライアント1に提供する共有フォルダ23とを備える。
次に、クライアント1の備える各処理部について説明する。
帳票100は、本発明を実現する場合、帳票100の貼り付け先となるExcelに言うシート110と、そのシート110に挿入される帳票情報120と、そのシート110に挿入されるレイアウト定義130と、そのシート110に挿入されるレイアウト定義データ140とで構成されることになる。
アドイン帳票デザイン部11は、患者数や診療点数の情報についての帳票をデザインし、そのデザインに従ってデータ検索部21に検索を依頼して帳票に記載するデータを入手することで、シート110に貼り付ける帳票データを作成する。そして、その作成した帳票データをシート110に貼り付けることで帳票100を作成するとともに、その作成した帳票100についての情報を帳票情報120として挿入し、そのデザインしたデザイン情報をレイアウト定義130として挿入し、その作成した帳票データをレイアウト定義データ140として挿入する。
アドイン掘り下げメニュー表示部12は、シート110に貼り付けた帳票100に対するオペレータ操作に従ってアドイン掘り下げメニューの表示指示が発行されると、そのシート110上にアドイン掘り下げメニューを表示する。
内訳表示部13は、アドイン掘り下げメニュー表示部12の表示するアドイン掘り下げメニューに対するオペレータ操作に従って内訳表示要求が発行されると、帳票情報120及びレイアウト定義130を参照することで検索条件を決定して、その検索条件を指定してデータ検索部21に検索を依頼することで内訳表示の対象となるデータを取得して、その取得したデータを新しい帳票として表示する。
詳細分類部14は、アドイン掘り下げメニュー表示部12の表示するアドイン掘り下げメニューに対するオペレータ操作に従って詳細分類要求が発行されると、詳細分類の方法を決定し、さらに、帳票情報120及びレイアウト定義130を参照することで検索条件を決定して、その検索条件を指定してデータ検索部21に検索を依頼することで詳細分類の対象となるデータを取得して、その取得したデータをその決定した詳細分類の方法に従って分類して、その分類結果を新しい帳票として表示する。
アドイン帳票デザイン機能呼出部15は、アドイン掘り下げメニュー表示部12の表示するアドイン掘り下げメニューに対するオペレータ操作に従って帳票デザインの編集要求が発行されると、アドイン帳票デザイン部11を呼び出すことで帳票デザインを編集する。
定型帳票作成部16は、メタデータ管理部22の提供するメタデータに従って、アドイン帳票デザイン部11がこれまでに作成した帳票100の一覧を取得し、その帳票一覧の中からオペレータが利用対象となる帳票100を選択すると、共有フォルダ23からその帳票100を読み出してメモリ10に書き込むことでExcel上で動作させて、それが持つ帳票情報120及びレイアウト定義130を取得して、それに従って、その読み出した帳票100の作成の際に指定された検索期間とは異なる検索期間を指定しつつ、その読み出した帳票100の作成の際に指定された検索条件を指定してデータ検索部21に検索を依頼することで、オペレータの要求する新たな帳票(その読み出した帳票と同じレイアウトを持つ)を作成して、それを新たな帳票100としてメモリ10に書き込むことで表示する。
集計帳票作成部17は、メタデータ管理部22の提供するメタデータに従って、アドイン帳票デザイン部11や定型帳票作成部16がこれまでに作成した帳票100の一覧を取得して、その帳票一覧の中からオペレータが集計対象となる複数の帳票100を選択すると、共有フォルダ23からそれらの帳票100を読み出して図示しない作業メモリに書き込んで、その書き込んだ帳票100を集計することで新たな帳票(その読み出した帳票と同じレイアウトを持つ)を作成して、それを新たな帳票100としてメモリ10に書き込むことで表示する。
図2に、アドイン帳票デザイン部11の実行する処理フローの一例を図示し、図3及び図4に、アドイン掘り下げメニュー表示部12/内訳表示部13/詳細分類部14/アドイン帳票デザイン機能呼出部15の実行する処理フローの一例を図示し、図5に、定型帳票作成部16の実行する処理フローの一例を図示する。
次に、これらの処理フローに従って、このように構成されるクライアント1の実行する処理について詳細に説明する。なお、集計帳票作成部17の実行する処理については、図21の処理フローに従って後述することにする。
先ず最初に、アドイン帳票デザイン部11の実行する処理について説明する。
アドイン帳票デザイン部11は、新たな帳票の作成要求が発行されると、図2の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップS10で、オペレータと対話することで作成要求の帳票のタイプを選択し、続くステップS11で、オペレータと対話することで集計する日付を入力する。
例えば、図6の左側に示すような帳票タイプの選択画面を表示してオペレータと対話することで、例えば月次帳票を作成することを選択してから、図6の右側に示すような日付入力画面を表示してオペレータと対話することで、例えば12月というような集計日付を入力したり、例えば年次帳票(年度)を作成することを選択してから、例えば平成17年度というような集計日付を入力するのである。
続いて、ステップS12で、オペレータと対話することで表の種類を選択し、続くステップS13で、この表の種類の選択でオペレータによりExcelシートから集計を行うことが選択されたのか否かを判断して、オペレータにより集計を行うことが選択されないことを判断するときには、ステップS16に進んで、オペレータと対話することで集計目的を選択する。
例えば、図7の左側に示すような表の種類の選択画面を表示してオペレータと対話することで、例えば“集計表を作成する”ことを選択して、オペレータにより“Excelシートから集計を行う”ということが選択されなかったことで、図7の右側に示すような集計目的の選択画面を表示してオペレータと対話することで、例えば外来患者数を調べるという集計目的を選択するのである。
一方、ステップS13でオペレータによりExcelシートから集計を行うということが選択されたことを判断するときには、ステップS14に進んで、オペレータと対話することで集計を行う帳票及びその集計期間を選択し、続くステップS15で、それらの選択した情報を指定して集計帳票作成部17を起動して、処理を終了する。
例えば、図8の左側に示すような表の種類の選択画面を表示してオペレータと対話することで、オペレータにより“Excelシートから集計を行う”ということが選択されると,図8の右側に示すような集計期間の選択画面を表示してオペレータと対話することで、集計を行う帳票として例えば「科別男女別外来患者数」という帳票名の帳票を選択するとともに、その集計期間として例えば平成17年度を選択して、それらの選択した情報を指定して集計帳票作成部17を起動するのである。
一方、ステップS16で集計目的を選択すると、続いて、ステップS17で、オペレータと対話することで作成する帳票の縦軸分類項目を選択し、続くステップS18で、オペレータと対話することで作成する帳票の横軸分類項目を選択する。
例えば、図9の左側に示すような縦軸分類項目の選択画面を表示してオペレータと対話することで、例えば科名称という帳票の縦軸分類項目を選択してから、図9の右側に示すような横軸分類項目の選択画面を表示してオペレータと対話することで、例えば性別名称という帳票の横軸分類項目を選択するのである。
ここで、この縦軸分類項目の選択画面や横軸分類項目の選択画面では、合計や最大値や最小値などを求めることを設定できるようになっている。また、プレビュー画面を使って帳票の作成イメージを表示するようにしている。
また、選択した縦軸分類項目や横軸分類項目が具体的にどのような項目で構成されるのかについては病院側で予め設定することができるようになっている。以下に説明する例では、科名称として、「内科/小児科/外科/整形/眼科/耳鼻科/放射線/泌尿器/呼吸外科」というものが、この順番で設定されていることを想定している。また、性別名称として、「男/女」というものが、この順番で設定されていることを想定している。なお、プレビュー画面では、このような多数の科名称を表示すると煩雑になってしまうので、システム側で用意するものを表示するようにしている。
続いて、ステップS19で、オペレータと対話することで集計項目を選択し、続くステップS20で、オペレータと対話することで条件を選択する。
例えば、図10の左側に示すような集計項目の選択画面を表示してオペレータと対話することで、例えば延数という集計項目を選択してから、図10の右側に示すような条件の選択画面を表示してオペレータと対話することで、患者の年齢や生年月日についての条件を選択するのである。なお、この図の例では、条件の選択画面では何の条件も選択しないことを想定している。
続いて、ステップS21で、オペレータと対話することで出力方法を選択する。例えば、図11の左側に示すような出力方法の選択画面を表示してオペレータと対話することで、例えば、結果を分けずにワークシート(シート110)に出力するという出力方法を選択するのである。
ここで、オペレータがこの選択画面の持つ「次へボタン」を操作するとステップS22の処理に進むことになるが、アドイン帳票デザイン部11は、その処理に進む前に、この「次へボタン」の操作に応答して、これまでの処理により設定されたレイアウト定義により決められる検索条件を指定してデータ検索部21に対して検索を依頼することで、帳票データとなる患者数の情報を取得する処理を行う。
この例で説明するならば、データ検索部21に対して、「内科/小児科/外科/整形/眼科/耳鼻科/放射線/泌尿器/呼吸外科」の各科に12月に来院した男女別の患者数の検索を依頼して、その検索結果の帳票データを受け取るという処理を行うことになる。
続いて、ステップS22で、オペレータと対話することで、検索により得た帳票データのどの部分を貼り付け元とするのかを選択する。例えば、図11の右側に示すような貼り付け元の選択画面を表示してオペレータと対話することで、例えば、全帳票データを貼り付け元とするということを選択するのである。
続いて、ステップS23で、オペレータと対話することでシート110上の貼り付け先を選択し、続くステップS24で、その選択した貼り付け先に、ステップS22で選択した帳票データを貼り付ける。
例えば、図12の左側に示すように、オペレータの選択指示に従ってシート110上の「A1」というシート位置を貼り付け先として選択してから、図12の右側に示すように、その選択した貼り付け先に、ステップS22で選択した帳票データ(この例の場合は全帳票データ)を貼り付けるのである。
続いて、ステップS25で、これまでの処理により設定されたレイアウト定義に名前を付けて、帳票データを貼り付けたシート110に挿入することで保存する。
例えば「レイアウト定義1」というような名前を付けてから、帳票データを貼り付けたシート110に挿入することで、これまでの処理により設定されたレイアウト定義を保存するのである。
続いて、ステップS26で、これまでの処理により作成された帳票100に名前を付けて、その帳票についての情報を、帳票データを貼り付けたシート110に挿入することで保存する。
例えば「科別男女別外来患者数」というような名前を付けてから、これまでの処理により作成された帳票100についての情報を、帳票データを貼り付けたシート110に挿入することで保存するのである。
そして、最後に、ステップS27で、シート110に貼り付けた帳票データをそのシート110に挿入することでレイアウト定義データとして保存して、処理を終了する。
このようにして、アドイン帳票デザイン部11は、図2の処理フローを実行することで、患者数の情報についての帳票をデザインし、そのデザインに従ってデータ検索部21に検索を依頼して帳票に記載するデータを入手することで、シート110に貼り付ける帳票データを作成して、その作成した帳票データをシート110に貼り付けることで帳票100を作成するとともに、その作成した帳票100についての情報を帳票情報120としてシート110に挿入し、そのデザイン情報をレイアウト定義130としてシート110に挿入し、その作成した帳票データをレイアウト定義データ140としてシート110に挿入するように処理するのである。
この処理に従って、図13の左側に示すように、Excelのシート110に、ある病院の「内科/小児科/外科/整形/眼科/耳鼻科/放射線/泌尿器/呼吸外科」の各科について、12月に来院した男女別の患者数について記載する帳票100が表示されることになる。
そして、そのシート110に挿入した「レイアウト定義1」の表示要求があると、図13の右側に示すように、その「レイアウト定義1」の内容が表示されることになる。
このようにして作成された帳票100については、サーバ2の共有フォルダ23に保存されて、定型帳票作成部16により実行される帳票作成の際に利用されることになる。
ここで、図13の左側に示す帳票100では率に関するデータが追加されたものになっているが、これはオペレータがExcelの持つ計算機能を使って作成したものである。すなわち、データベース20から検索した帳票データは図14に示すようなものであり、この帳票データがシート110に貼り付けられるのに対して、図13の左側に示す帳票100では率に関するデータが追加されたものになっているが、これはオペレータがExcelの持つ計算機能を使って作成したものである。
図15に、図2の処理フローを実行することによりシート110に挿入された帳票情報120の一例を図示し、図16及び図17に、図2の処理フローを実行することによりシート110に挿入されたレイアウト定義130の一例を図示する。
シート110に挿入された帳票情報120では、図15に示すように、帳票名、帳票ID、帳票タイプ、日付種類、日付(検索期間となるもの)、医療機関コード、作成日時などを記録している。
一方、シート110に挿入されたレイアウト定義130では、図16及び図17に示すように、XML文書の形式に従い、図中のA部分で縦軸分類項目の項目名を記録し、図中のB部分でその縦軸分類項目の合計欄を最後に表示することを記録し、図中のC部分で縦軸分類項目の項目名をその項目コードの昇順に表示することを記録し、図中のD部分で横軸分類項目の項目名を記録し、図中のE部分でその横軸分類項目の合計欄を最後に表示することを記録し、図中のF部分で横軸分類項目の項目名をその項目コードの昇順に表示することを記録し、図中のG部分で各項目について延数を集計することを記録し、図中のH部分で合計欄に合計を表示することを記録し、図中のI部分で貼り付け先がどこになるのかを記録することで、帳票100のレイアウト情報を保存している。
次に、アドイン掘り下げメニュー表示部12/内訳表示部13/詳細分類部14/アドイン帳票デザイン機能呼出部15の実行する処理について説明する。
アドイン掘り下げメニュー表示部12/内訳表示部13/詳細分類部14/アドイン帳票デザイン機能呼出部15は、オペレータがシート110上に表示される帳票100のセルをダブルクリックすることで、そのセルに記載されるデータ数に対しての掘り下げ処理要求が発行されると、図3及び図4の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップS30で、そのシート110上に図18の左側に示すようなアドイン掘り下げメニューを表示する。
このアドイン掘り下げメニューでは、内訳表示処理を実行する内訳表示部13を起動するための「内訳明細を表示」というメニュー項目と、詳細分類処理を実行する詳細分類部14を起動するための「さらに分類して集計」というメニュー項目と、アドイン帳票デザイン機能呼出部15を起動するための「定義を編集する」というメニュー項目とを表示している。
これから、続いて、ステップS31で、アドイン掘り下げメニューに対するオペレータ操作を待って、オペレータ操作を検出すると、ステップS32に進んで、オペレータが「内訳明細を表示」というメニュー項目を選択することで内訳表示処理を要求したのか否かを判断する。
この判断処理に従って、オペレータがダブルクリックしたセルに記載されるデータ数についての内訳表示処理を要求したことを判断するときには、ステップS33に進んで、シート110に挿入したレイアウト定義130に従って、内訳表示処理要求のあるセルの項目値を特定する。
すなわち、レイアウト定義130は、図16及び図17で説明したように、縦軸分類項目がどのようなものになっているのかということと、横軸分類項目がどのようなものになっているのかということについて記載しており、さらに、例えば、縦軸分類項目として科名称が設定されている場合には、その項目値の並びが「内科/小児科/外科/整形/眼科/耳鼻科/放射線/泌尿器/呼吸外科」であるというようなことが分かっているとともに、横軸分類項目として性別名称が設定されている場合には、その項目値の並びが「男/女」であるというようなことが分かっているので、これらの情報に従って、内訳表示処理要求のあるセルの項目値を特定するのである。
続いて、ステップS34で、特定した項目値と、シート110に挿入した帳票情報120から特定される検索期間とに従って検索条件を決定して、今度はデータ検索部21に対してデータ数の検索を依頼するのではなくて、その検索条件を持つ患者のデータの検索を依頼することで、内訳表示処理要求のあるデータを取得する。
すなわち、シート110に挿入した帳票情報120には帳票100の作成に用いた検索期間が記載されているので、その検索期間とステップS33で特定した項目値とに従って検索条件を決定して、データ検索部21に対してその検索条件を持つ患者のデータの検索を依頼することで、内訳表示処理要求のあるデータを取得するのである。
続いて、ステップS35で、取得したデータをシート110上に表示してから、次のオペレータ操作を待つべくステップS31の処理に戻る。
このようにして、例えば、「眼科」/「女性」という項目値を持つセルがダブルクリックされることで内訳表示処理要求があると、図18の右側に示すように、シート110上に、その項目値を持つ二人の患者の詳細な情報を表示するのである。
一方、ステップS32の判断処理に従って、オペレータが「内訳明細を表示」というメニュー項目を選択したのではないことを判断するときには、ステップS36に進んで、オペレータが「さらに分類して集計」というメニュー項目を選択することで詳細分類処理を要求したのか否かを判断する。
この判断処理に従って、オペレータがダブルクリックしたセルに記載されるデータ数についての詳細分類処理を要求したことを判断するときには、ステップS37に進んで、その詳細分類の分類方法を選択する。
すなわち、図19の左側に示すようなアドイン掘り下げメニューを表示しているときに、オペレータが「さらに分類して集計」というメニュー項目を選択することで、ダブルクリックしたセルに記載されるデータ数についての詳細分類処理を要求したことを判断するときには、図19の右側に示すようなグルーピングの選択画面を表示して、その選択画面で表示する分類方法に対する選択指示をオペレータから受け取ることで、詳細分類処理の分類方法を選択するのである。
続いて、ステップS38で、シート110に挿入したレイアウト定義130に従って、詳細分類処理要求のあるセルの項目値を特定する。上述したように、シート110に挿入したレイアウト定義130に従って、オペレータのダブルクリックしたセルの項目値を特定することができるので、それを特定することで、詳細分類処理要求のあるセルの項目値を特定するのである。
続いて、ステップS39で、特定した項目値と、シート110に挿入した帳票情報120から特定される検索期間とに従って検索条件を決定して、今度はデータ検索部21に対してデータ数の検索を依頼するのではなくて、その検索条件を持つ患者のデータの検索を依頼することで、詳細分類処理要求のあるデータを取得する。
すなわち、シート110に挿入した帳票情報120には帳票100の作成に用いた検索期間が記載されているので、その検索期間とステップS38で特定した項目値とに従って検索条件を決定して、データ検索部21に対してその検索条件を持つ患者のデータの検索を依頼することで、詳細分類処理要求のあるデータを取得するのである。
続いて、ステップS40で、取得したデータを選択した分類方法に従って分類して、その分類結果をシート110上に表示してから、次のオペレータ操作を待つべくステップS31の処理に戻る。
このようにして、例えば、「耳鼻科」/「女性」という項目値を持つセルがダブルクリックされることで詳細分類処理要求があって、そのときに、年齢層により分類するという分類方法が選択されると、シート110上に、3歳未満は0人、3歳〜6歳未満は1人、6歳〜10歳未満は2人、10歳〜20歳未満は3人、20歳〜30歳未満は4人、30歳〜40歳未満は5人、40歳〜50歳未満は5人、50歳〜60歳未満は5人、60歳〜70歳未満は8人、70歳〜80歳未満は5人、80歳〜90歳未満は2人、90歳以上は0人というように、その項目値を持つ40人の患者の年齢層の情報を表示するのである。
一方、ステップS36の判断処理に従って、オペレータが「さらに分類して集計」というメニュー項目を選択したのではないことを判断するときには、ステップS41に進んで、オペレータが「定義を編集する」というメニュー項目を選択することでレイアウト定義130の編集を要求したのか否かを判断する。
この判断処理に従って、オペレータがレイアウト定義130の編集を要求したことを判断するときには、ステップS42に進んで、メタデータ管理部22の提供するメタデータに従って、アドイン帳票デザイン部11がこれまでに作成したレイアウト定義130の一覧を取得してそれを表示し、その一覧表示に対する選択指示をオペレータから受け取ることで、編集対象となるレイアウト定義130を選択する。
すなわち、図20の左側に示すようなアドイン掘り下げメニューを表示しているときに、オペレータが「定義を編集する」というメニュー項目を選択することでレイアウト定義130の編集を要求したことを判断するときには、図20の右側に示すようなこれまでに作成したレイアウト定義130の一覧画面を表示して、その一覧画面で表示するレイアウト定義130に対する選択指示を受け取ることで、編集対象となるレイアウト定義130を選択するのである。
続いて、ステップS43で、選択したレイアウト定義130を指定してアドイン帳票デザイン部11を起動してから、処理を終了する。
このようにして起動されると、アドイン帳票デザイン部11は、図2の処理フローのステップS12の処理を起点として、図2の処理フローの処理を実行していくことでレイアウト定義130を編集して帳票100を作成していくことになる。
このとき、アドイン帳票デザイン部11は、編集対象となるレイアウト定義130がどのようなものであるのかを知っているので、画面を使ってオペレータに対して選択指示を行うような場合には、どのようなものが編集対象となるレイアウト定義130で選択されているのかを明示しながら、その選択処理を行うようにしている。
また、このような形でレイアウト定義130を編集することから、編集元となったレイアウト定義130により作成された帳票100とは異なる帳票100を作成することになるので、オペレータからの選択に応答して、新たに作成した帳票100を上書きする形で保存したり、編集元となったレイアウト定義130により作成された帳票100についても残す形で、新たに作成した帳票100を保存するという処理を行うことになる。
一方、ステップS41の判断処理に従って、オペレータが「定義を編集する」というメニュー項目を選択したのではないことを判断するときには、ステップS44に進んで、オペレータが処理の終了を要求したのか否かを判断して、オペレータが処理の終了を要求したことを判断するときには、処理を終了する。
そして、ステップS44の判断処理に従って、オペレータが処理の終了以外の処理を要求したことを判断するときには、ステップS45に進んで、オペレータの要求する処理を実行してから、次のオペレータ操作を待つべくステップS31の処理に戻る。
このようにして、アドイン掘り下げメニュー表示部12/内訳表示部13/詳細分類部14/アドイン帳票デザイン機能呼出部15は、図3及び図4の処理フローを実行することで、本発明に特徴的な処理である図18に示すような内訳表示処理を実行したり、本発明に特徴的な処理である図19に示すような詳細分類処理を実行したり、Excelにより表示される帳票のレイアウトをExcelに依らずに編集するという本発明に特徴的な処理であるレイアウト定義130の編集処理を実行するのである。
次に、定型帳票作成部16の実行する処理について説明する。
定型帳票作成部16は、定型帳票の作成要求が発行されると、図5の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップS50で、メタデータ管理部22の提供するメタデータに従って、アドイン帳票デザイン部11がこれまでに作成した帳票100の一覧を取得してそれを表示し、オペレータからその一覧表示に対する選択指示を受け取ることで、定型帳票の作成で利用する帳票100を選択する。
続いて、ステップS51で、サーバ2の共有フォルダ23から、選択した帳票100を読み込んでメモリ10に書き込むことで、Excel上で動作させる。
続いて、ステップS52で、選択した帳票100の持つ帳票情報120に従って帳票タイプを特定し、それに応じた集計日付の入力画面を表示して、オペレータからそれに対する入力を受け取ることで、選択した帳票100の作成の際に指定した検索期間とは異なる検索期間となる集計日付を決定する。
例えば、選択した帳票100の持つ帳票情報120に従って月次帳票という帳票タイプであることを特定する場合には、図6の右側に示すような日付入力画面を表示してオペレータと対話することで、例えば12月というような集計日付を入力するのである。
続いて、ステップS53で、選択した帳票100の持つレイアウト定義130に従って、選択した帳票100の持つ項目値を特定する。
すなわち、レイアウト定義130は、図16及び図17で説明したように、縦軸分類項目がどのようなものになっているのかということと、横軸分類項目がどのようなものになっているのかということについて記載しており、さらに、例えば、縦軸分類項目として科名称が設定されている場合には、その項目値の並びが「内科/小児科/外科/整形/眼科/耳鼻科/放射線/泌尿器/呼吸外科」であるというようなことが分かっているとともに、横軸分類項目として性別名称が設定されている場合には、その項目値の並びが「男/女」であるというようなことが分かっているので、これらの情報に従って、選択した帳票100の持つ項目値を特定するのである。
続いて、ステップS54で、特定した項目値と決定した集計日付により規定される検索期間とに従って検索条件を決定して、データ検索部21に対してその検索条件を持つ患者数の検索を依頼することで、サーバ2の共有フォルダ23から読み込んだ帳票100の帳票データとは検索期間の異なる帳票データを取得する。
続いて、ステップS55で、取得した帳票データに基づいて、Excel上で動作させている共有フォルダ23から読み込んだ帳票100を更新することで新たな帳票100を作成して、処理を終了する。
このようにして、定型帳票作成部16は、アドイン帳票デザイン部11が作成した帳票100を利用することで、レイアウトなどの作成処理を行うことなく、極めて簡単に新たな帳票100を作成することを実現するのである。
図1に示したクライアント1では、帳票100を作成すると、それをサーバ2に保存するようにしている。
これから、図1では図示することを省略した別のクライアントが、サーバ2からこの帳票100を入手して表示することがある。
この場合、その図示しないクライアントは、サーバ2から入手した帳票100を表示しているときに、オペレータがシート110上に表示される帳票100のセルをダブルクリックすることで、そのセルに記載されるデータ数に対しての掘り下げ処理要求が発行されると、図3及び図4の処理フローのステップS33〜ステップS35で説明した処理を実行したり、図3及び図4の処理フローのステップS37〜ステップS40で説明した処理を実行するように処理することになる。
次に、図21に示す処理フローに従って、集計帳票作成部17の実行する処理について説明する。
集計帳票作成部17は、メタデータ管理部22の提供するメタデータに従って、アドイン帳票デザイン部11や定型帳票作成部16がこれまでに作成した帳票100の一覧を取得し、その帳票一覧の中からオペレータが集計対象となる複数の帳票100を選択すると、共有フォルダ23からそれらの帳票100を読み出して図示しない作業メモリに書き込んで、その書き込んだ帳票100を集計することで新たな帳票(その読み出した帳票と同じレイアウトを持つ)を作成して、それを新たな帳票100としてメモリ10に書き込むことで表示するという処理を行うものである。
すなわち、集計帳票作成部17は、図2の処理フローのステップS15の処理に従って、集計を行う帳票100及びその集計期間を指定して、アドイン帳票デザイン部11から集計帳票の作成指示があると、図21の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップS60で、その指定された集計対象の帳票100の情報と、その指定された集計期間の情報とを受け取る。
例えば、集計対象の帳票100の情報として、「科別男女別外来患者数」という帳票100を集計するということについて受け取るとともに、集計期間の情報として、平成17年度という期間について集計するということについて受け取るのである。
続いて、ステップS61で、共有フォルダ23から、集計対象の帳票100を読み出して作業用メモリに書き込む。
例えば、平成17年度についての「科別男女別外来患者数」という帳票として、上述の処理に従って、アドイン帳票デザイン部11により平成17年10月分の帳票100が作成され、その帳票100に基づいて、上述の処理に従って、定型帳票作成部16により平成17年11月分、12月分の帳票100が作成されている場合には、共有フォルダ23から、それらの3つの帳票100を読み出して作業用メモリに書き込むのである。
続いて、ステップS62で、作業用メモリに書き込んだ集計対象の帳票100の中から、最も小さな集計月日を持つ帳票100を選び出して、Excel上で動作させる。
例えば、作業用メモリに書き込んだ「科別男女別外来患者数」についての10月分、11月分、12月分の帳票100の中から、10月分の帳票100を選び出して、Excel上で動作させるのである。
続いて、ステップS63で、Excel上で動作させた帳票100を使って、集計範囲の選択画面を表示して、オペレータから、その選択画面で表示する帳票100の持つセル範囲に対する選択指示を受け取ることで、集計を行うセル範囲を選択する。
例えば、図22の左側に示すような集計範囲の選択画面を表示してオペレータと対話することで、集計を行うセル範囲として、図中に示す太線で示すようなセル範囲を選択するのである。
続いて、ステップS64で、作業用メモリに書き込んだ帳票100を合計対象として、選択したセルの範囲でそれぞれのセルの値の合計値を算出する。
例えば、作業用メモリに書き込んだ「科別男女別外来患者数」についての10月分、11月分、12月分の帳票100を合計対象として、選択したセルの範囲でそれぞれのセルの値の合計値を算出するのである。
続いて、ステップS65で、算出した合計値について表示する貼り付け元の選択画面を表示して、オペレータからの選択指示を受け取ることで、その中からシート110に貼り付ける貼り付け元のセル範囲を選択する。
例えば、図22の右側に示すような貼り付け元の選択画面を表示してオペレータと対話することで、シート110に貼り付ける貼り付け元として、図中に示す太線で示すようなセル範囲を選択するのである。
続いて、ステップS66で、予め用意した合計用のシート110の貼り付け先に、選択した貼り付け元を貼り付けることで帳票を作成する。
例えば、図23の左側に示すような合計用のシート110を予め用意しておくときには、オペレータと対話することで、その合計用のシート110の貼り付け先にカーソルを合わせて貼り付けボタンをクリックさせることにより、図23の右側に示すように、選択した貼り付け元を貼り付けることで帳票100を作成するのである。
ここで、図23の右側に示す新たに作成した帳票100では男女の合計と率に関するデータが追加されたものになっているが、これはオペレータがExcelの持つ計算機能を使って作成したものである。
続いて、ステップS67で、集計を行うことで新たに作成した帳票100の持つレイアウト定義(集計元となった帳票100の持つレイアウト定義と同じもの)に名前を付けて、帳票データを貼り付けたシート110に挿入することで保存する。
例えば、図24の左側に示すようなレイアウト定義の保存画面を表示してオペレータと対話することで、例えば「レイアウト定義1」というような名前を付けてから、帳票データを貼り付けたシート110に挿入することでレイアウト定義を保存するのである。
続いて、ステップS68で、集計を行うことで新たに作成した帳票100に名前を付けて、その帳票100についての情報を、帳票データを貼り付けたシート110に挿入することで保存する。
例えば、図24の右側に示すような帳票名の入力画面を表示してオペレータと対話することで、例えば「年次科別男女別外来患者数」というような名前を付けてから、集計を行うことで新たに作成した帳票100についての情報を、帳票データを貼り付けたシート110に挿入することで保存するのである。
そして、最後に、ステップS69で、シート110に貼り付けた帳票データをそのシート110に挿入することでレイアウト定義データとして保存して、処理を終了する。
このようにして、集計帳票作成部17の処理に従って、図25に示すように、アドイン帳票デザイン部11により作成される帳票100と同じデータ構造を持つ新たな帳票100が作成されることになる。
このようにして作成された帳票100については、サーバ2の共有フォルダ23に保存されることになる。
集計帳票作成部17は、図21の処理フローに従う場合には、ステップS63において、図22に示すような集計範囲の選択画面を表示して、オペレータから、その選択画面で表示する帳票100の持つセル範囲に対する選択指示を受け取ることで、集計を行うセル範囲を選択するようにしている。
帳票100には、図22の左側に示すように、「内科/小児科/外科/整形/眼科/耳鼻科/放射線/泌尿器/呼吸外科」というような縦軸項目と、「男/女」というような横軸項目とが記載されており、これらのセルを合計対象から除外する必要があることから、このような方法を用いているのである。
一方、アドイン帳票デザイン部11や定型帳票作成部16の処理に従って、集計帳票作成部17が集計を行う帳票100には、図16及び図17に示すようなレイアウト定義130が挿入されている。このレイアウト定義130では、シート110のどこに何を記載しているのかということを定義している。
これから、集計帳票作成部17は、このレイアウト定義130を参照することで、オペレータからの選択指示に依らずに、合計対象となるセルを特定することが可能である。
集計帳票作成部17が集計対象の帳票100の持つレイアウト定義130(集計対象の帳票100は全て同じレイアウト定義130を持つ)に従って合計対象となるセルを特定するという構成を採る場合には、図21の処理フローのステップS63の処理については省略することができることになるので、オペレータの操作の負荷をさらに軽減できるようになる。
図示実施形態例に従って本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、実施形態例では、共有フォルダ23に保存される複数の帳票100の持つ同一項目値のセルについてセル値の合計値を算出して、それについて記載する新たな帳票100を作成するということを具体例にして本発明を説明したが、例えば、共有フォルダ23に保存される複数の帳票100の持つ同一項目値のセルについてセル値の最大値や最小値を検出して、それについて記載する新たな帳票100を作成したり、共有フォルダ23に保存される複数の帳票100の持つ同一項目値のセルについてセル値の平均値や分散値を算出して、それについて記載する新たな帳票100を作成するというように、合計値以外の統計情報を検出したり算出する場合にも、そのまま適用できるものである。
また、実施形態例では、共有フォルダ23に保存される複数の帳票100に基づいて、その帳票100と同じレイアウトを持つ新たな帳票100を作成するようにしたが、新たな帳票100として、その帳票100とは異なるレイアウトを持つものを作成するようにしてもよい。
すなわち、実施形態例では、共有フォルダ23に保存される複数の帳票100の持つ同一項目値のセルについてセル値の合計値を算出して、それについて記載する新たな帳票100を作成するということを具体例にして本発明を説明したが、これに加えて、例えば、共有フォルダ23に保存される複数の帳票100の持つ同一項目値のセルについてセル値の最大値や最小値を検出することで、その新たな帳票100に追加する帳票データを作成したり、共有フォルダ23に保存される複数の帳票100の持つ同一項目値のセルについてセル値の平均値や分散値を算出することで、その新たな帳票100に追加する帳票データを作成して、それについてもシート110に貼り付けることで新たな帳票100を作成するようにしてもよい。
このようにして作成される帳票100は、共有フォルダ23に保存される帳票100とは異なるレイアウトを持つことになるが、様々な統計情報について記載することになるので、極めて有用な情報を提供することになる。
以上に説明したように、本発明によれば、データ保存機構に保存されるデータを使って帳票を作成するという構成を採るときにあって、作成した帳票を利用することにより様々な帳票を極めて簡単に作成することができるようになる。
本発明を具備する医事管理システムのシステム構成図である。 クライアントの実行する処理フローの一例である。 クライアントの実行する処理フローの一例である。 クライアントの実行する処理フローの一例である。 クライアントの実行する処理フローの一例である。 クライアントの表示する画面の説明図である。 クライアントの表示する画面の説明図である。 クライアントの表示する画面の説明図である。 クライアントの表示する画面の説明図である。 クライアントの表示する画面の説明図である。 クライアントの表示する画面の説明図である。 クライアントの表示する画面の説明図である。 クライアントの表示する画面の説明図である。 データベースから検索した帳票データの一例を示す図である。 帳票情報の一例を示す図である。 レイアウト定義の一例を示す図である。 レイアウト定義の一例を示す図である。 クライアントの表示する画面の説明図である。 クライアントの表示する画面の説明図である。 クライアントの表示する画面の説明図である。 クライアントの実行する処理フローの一例である。 クライアントの表示する画面の説明図である。 クライアントの表示する画面の説明図である。 クライアントの表示する画面の説明図である。 クライアントの表示する画面の説明図である。 従来技術の説明図である。 従来技術の説明図である。 従来技術の説明図である。 従来技術の説明図である。 従来技術の説明図である。 従来技術の説明図である。 従来技術の説明図である。
符号の説明
1 クライアント
2 サーバ
10 メモリ
11 アドイン帳票デザイン部
12 アドイン掘り下げメニュー表示部
13 内訳表示部
14 詳細分類部
15 アドイン帳票デザイン機能呼出部
16 定型帳票作成部
17 集計帳票作成部
20 データベース
21 データ検索部
22 メタデータ管理部
23 共有フォルダ
100 帳票
110 シート
120 帳票情報
130 レイアウト定義
140 レイアウト定義データ

Claims (7)

  1. データ保存機構に保存されるデータを使って帳票を作成する帳票作成装置であって、
    ディスプレイを介してユーザと対話することで、帳票の項目値を設定することにより帳票のレイアウトをデザインしてレイアウト定義情報を作成するとともに、検索期間を含む帳票情報を作成し、上記データ保存機構に対して、その検索期間に入るそれらの項目値を持つデータ数の検索を依頼することでそれらのデータ数を取得して、そのレイアウトに従う帳票データを作成することにより、その作成したレイアウト定義情報、帳票情報および帳票データを持つ新たな帳票を作成して、それを定型帳票の作成候補の帳票として記憶装置に保存する新規帳票作成手段と、
    ディスプレイを介してユーザから上記記憶装置に記憶される作成候補の帳票を指定して定型帳票の作成要求があるときに、上記記憶装置からその帳票をメモリに読み出し、ディスプレイを介してユーザと対話することで、その読み出した帳票の持つ帳票情報に記述される検索期間とは異なる検索期間を設定して、上記データ保存機構に対して、その設定した検索期間に入るその読み出した帳票の持つレイアウト定義情報に記述される項目値を持つデータ数の検索を依頼することでそれらのデータ数を取得して、そのレイアウト定義情報の指定するレイアウトに従う帳票データを作成することにより、その読み出した帳票とは検索期間が異なる帳票情報を持つとともに、その読み出した帳票とは異なる帳票データを持ち、さらに、その読み出した帳票と同じレイアウト定義情報を持つ新たな帳票を作成して、それを定型帳票の作成候補の帳票として上記記憶装置に保存する定型帳票作成手段と、
    ディスプレイを介してユーザから上記記憶装置に記憶される作成候補の帳票に含まれる複数の帳票を指定して集約帳票の作成要求があるときに、上記記憶装置からそれらの帳票をメモリに読み出し、それらの帳票の持つ同一項目値の帳票データを演算対象として、それらの帳票データに対して規定の演算を施すことで新たな帳票データを作成することにより、その読み出した帳票とは検索期間が異なる帳票情報を持つとともに、その読み出した帳票とは異なる帳票データを持ち、さらに、その読み出した帳票と同じレイアウト定義情報を持つ1つにまとめた新たな帳票を作成する集約帳票作成手段とを備えることを、
    特徴とする帳票作成装置。
  2. 請求項1に記載の帳票作成装置において、
    上記記憶装置として、ネットワークを介して接続される他の帳票作成装置がアクセス可能な記憶装置を用いるように構成されることを、
    特徴とする帳票作成装置。
  3. 請求項1または2に記載の帳票作成装置において、
    上記新規帳票作成手段、上記定型帳票作成手段および上記集約帳票作成手段は、帳票の持つ帳票データを表作成ソフトの作成するシートに貼り付け、さらに、そのシートとは別に設けられるその表作成ソフトの作成するシートに対して、その帳票データとその帳票の持つレイアウト定義情報とその帳票の持つ帳票情報とを挿入することを、
    特徴とする帳票作成装置。
  4. データ保存機構に保存されるデータを使って帳票を作成する、新規帳票作成手段と定型帳票作成手段と集約帳票作成手段とを備える帳票作成装置が実行する帳票作成方法であって、
    上記新規帳票作成手段が、ディスプレイを介してユーザと対話することで、帳票の項目値を設定することにより帳票のレイアウトをデザインしてレイアウト定義情報を作成するとともに、検索期間を含む帳票情報を作成し、上記データ保存機構に対して、その検索期間に入るそれらの項目値を持つデータ数の検索を依頼することでそれらのデータ数を取得して、そのレイアウトに従う帳票データを作成することにより、その作成したレイアウト定義情報、帳票情報および帳票データを持つ新たな帳票を作成して、それを定型帳票の作成候補の帳票として記憶装置に保存し、
    上記定型帳票作成手段が、ディスプレイを介してユーザから上記記憶装置に記憶される作成候補の帳票を指定して定型帳票の作成要求があるときに、上記記憶装置からその帳票をメモリに読み出し、ディスプレイを介してユーザと対話することで、その読み出した帳票の持つ帳票情報に記述される検索期間とは異なる検索期間を設定して、上記データ保存機構に対して、その設定した検索期間に入るその読み出した帳票の持つレイアウト定義情報に記述される項目値を持つデータ数の検索を依頼することでそれらのデータ数を取得して、そのレイアウト定義情報の指定するレイアウトに従う帳票データを作成することにより、その読み出した帳票とは検索期間が異なる帳票情報を持つとともに、その読み出した帳票とは異なる帳票データを持ち、さらに、その読み出した帳票と同じレイアウト定義情報を持つ新たな帳票を作成して、それを定型帳票の作成候補の帳票として上記記憶装置に保存し、
    上記集約帳票作成手段が、ディスプレイを介してユーザから上記記憶装置に記憶される作成候補の帳票に含まれる複数の帳票を指定して集約帳票の作成要求があるときに、上記記憶装置からそれらの帳票をメモリに読み出し、それらの帳票の持つ同一項目値の帳票データを演算対象として、それらの帳票データに対して規定の演算を施すことで新たな帳票データを作成することにより、その読み出した帳票とは検索期間が異なる帳票情報を持つとともに、その読み出した帳票とは異なる帳票データを持ち、さらに、その読み出した帳票と同じレイアウト定義情報を持つ1つにまとめた新たな帳票を作成することを、
    特徴とする帳票作成方法。
  5. 請求項4に記載の帳票作成方法において、
    上記新規帳票作成手段、上記定型帳票作成手段および上記集約帳票作成手段は、帳票の持つ帳票データを表作成ソフトの作成するシートに貼り付け、さらに、そのシートとは別に設けられるその表作成ソフトの作成するシートに対して、その帳票データとその帳票の持つレイアウト定義情報とその帳票の持つ帳票情報とを挿入することを、
    特徴とする帳票作成方法。
  6. データ保存機構に保存されるデータを使って帳票を作成する帳票作成装置の実現に用いられる帳票作成プログラムであって、
    コンピュータを、
    ディスプレイを介してユーザと対話することで、帳票の項目値を設定することにより帳票のレイアウトをデザインしてレイアウト定義情報を作成するとともに、検索期間を含む帳票情報を作成し、上記データ保存機構に対して、その検索期間に入るそれらの項目値を持つデータ数の検索を依頼することでそれらのデータ数を取得して、そのレイアウトに従う帳票データを作成することにより、その作成したレイアウト定義情報、帳票情報および帳票データを持つ新たな帳票を作成して、それを定型帳票の作成候補の帳票として記憶装置に保存する新規帳票作成手段と、
    ディスプレイを介してユーザから上記記憶装置に記憶される作成候補の帳票を指定して定型帳票の作成要求があるときに、上記記憶装置からその帳票をメモリに読み出し、ディスプレイを介してユーザと対話することで、その読み出した帳票の持つ帳票情報に記述される検索期間とは異なる検索期間を設定して、上記データ保存機構に対して、その設定した検索期間に入るその読み出した帳票の持つレイアウト定義情報に記述される項目値を持つデータ数の検索を依頼することでそれらのデータ数を取得して、そのレイアウト定義情報の指定するレイアウトに従う帳票データを作成することにより、その読み出した帳票とは検索期間が異なる帳票情報を持つとともに、その読み出した帳票とは異なる帳票データを持ち、さらに、その読み出した帳票と同じレイアウト定義情報を持つ新たな帳票を作成して、それを定型帳票の作成候補の帳票として上記記憶装置に保存する定型帳票作成手段と、
    ディスプレイを介してユーザから上記記憶装置に記憶される作成候補の帳票に含まれる複数の帳票を指定して集約帳票の作成要求があるときに、上記記憶装置からそれらの帳票をメモリに読み出し、それらの帳票の持つ同一項目値の帳票データを演算対象として、それらの帳票データに対して規定の演算を施すことで新たな帳票データを作成することにより、その読み出した帳票とは検索期間が異なる帳票情報を持つとともに、その読み出した帳票とは異なる帳票データを持ち、さらに、その読み出した帳票と同じレイアウト定義情報を持つ1つにまとめた新たな帳票を作成する集約帳票作成手段として機能させるための帳票作成プログラム。
  7. 請求項6に記載の帳票作成プログラムにおいて、
    上記新規帳票作成手段、上記定型帳票作成手段および上記集約帳票作成手段は、帳票の持つ帳票データを表作成ソフトの作成するシートに貼り付け、さらに、そのシートとは別に設けられるその表作成ソフトの作成するシートに対して、その帳票データとその帳票の持つレイアウト定義情報とその帳票の持つ帳票情報とを挿入することを、
    特徴とする帳票作成プログラム。
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